JPH1111094A - 画像形成用シ―トと画像形成方法 - Google Patents
画像形成用シ―トと画像形成方法Info
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- JPH1111094A JPH1111094A JP16422797A JP16422797A JPH1111094A JP H1111094 A JPH1111094 A JP H1111094A JP 16422797 A JP16422797 A JP 16422797A JP 16422797 A JP16422797 A JP 16422797A JP H1111094 A JPH1111094 A JP H1111094A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 離型シ―トを必要としない画像形成用シ―ト
であつて、取り扱い性にすぐれ、かつ粘着強度の大きい
上記シ―トを提供する。 【解決手段】 基材フイルム10の表面に画像形成用の
受容層11を有する画像形成用シ―ト1において、上記
の受容層11とは反対側の面に水溶性または親水性の高
分子膜12を形成し、この膜表面にて水などの液体によ
り粘着機能が賦活される粘着面13を構成するか、ある
いは、上記の受容層11側の面を上記同様にして水など
の液体により粘着機能が賦活される粘着面13とする。
であつて、取り扱い性にすぐれ、かつ粘着強度の大きい
上記シ―トを提供する。 【解決手段】 基材フイルム10の表面に画像形成用の
受容層11を有する画像形成用シ―ト1において、上記
の受容層11とは反対側の面に水溶性または親水性の高
分子膜12を形成し、この膜表面にて水などの液体によ
り粘着機能が賦活される粘着面13を構成するか、ある
いは、上記の受容層11側の面を上記同様にして水など
の液体により粘着機能が賦活される粘着面13とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面装飾や各種パ
ネル類などに利用される画像形成用シ―トと、これを用
いた画像形成方法とに関するものである。
ネル類などに利用される画像形成用シ―トと、これを用
いた画像形成方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】壁、展示用パネルなどの表面に画像を形
成する方法として、従来より、画像形成用シ―トを用い
る方法が知られている。これは、基材フイルムの表面に
カラ―コピ―などで画像を形成し、反対面側に粘着剤層
をコ―テイングしてこの面に離型シ―トを貼り合わせて
画像形成用シ―トを構成させ、使用に際し離型シ―トを
引き剥がして壁などの表面に貼り付けるものである。
成する方法として、従来より、画像形成用シ―トを用い
る方法が知られている。これは、基材フイルムの表面に
カラ―コピ―などで画像を形成し、反対面側に粘着剤層
をコ―テイングしてこの面に離型シ―トを貼り合わせて
画像形成用シ―トを構成させ、使用に際し離型シ―トを
引き剥がして壁などの表面に貼り付けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像形成用シ―トを用いる方法は、離型シ―トを引き剥
がした状態において、粘着剤層の粘着力が強いために、
取り扱い作業性が悪く、また引き剥がした離型シ―トは
再利用されずに廃却されるため、経済性が悪く、環境資
源上の問題もあつた。そのうえ、粘着強度に限界があ
り、強固な付着力を必要とする用途に適さないという問
題もあつた。
画像形成用シ―トを用いる方法は、離型シ―トを引き剥
がした状態において、粘着剤層の粘着力が強いために、
取り扱い作業性が悪く、また引き剥がした離型シ―トは
再利用されずに廃却されるため、経済性が悪く、環境資
源上の問題もあつた。そのうえ、粘着強度に限界があ
り、強固な付着力を必要とする用途に適さないという問
題もあつた。
【0004】本発明は、上記事情に照らし、経済性や環
境資源の問題を本質的に生じない、離型シ―トを必要と
しない画像形成用シ―トであつて、取り扱い性にすぐ
れ、かつ粘着強度の大きい上記シ―トを提供することを
目的とする。
境資源の問題を本質的に生じない、離型シ―トを必要と
しない画像形成用シ―トであつて、取り扱い性にすぐ
れ、かつ粘着強度の大きい上記シ―トを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、画像形成
用シ―トにおいて、水などの液体により粘着機能が賦活
される特定の粘着面を形成することにより、常態では粘
着性を示さないため、従来のような離型シ―トが不要で
これによる経済性や環境資源の問題を生じず、かつ貼り
付け時の取り扱い作業性にすぐれ、しかも上記液体を付
与することにより強力な粘着力を発現できることを知
り、本発明を完成するに至つた。
用シ―トにおいて、水などの液体により粘着機能が賦活
される特定の粘着面を形成することにより、常態では粘
着性を示さないため、従来のような離型シ―トが不要で
これによる経済性や環境資源の問題を生じず、かつ貼り
付け時の取り扱い作業性にすぐれ、しかも上記液体を付
与することにより強力な粘着力を発現できることを知
り、本発明を完成するに至つた。
【0006】すなわち、本発明の第一は、基材フイルム
の表面に画像形成用の受容層を有する画像形成用シ―ト
において、上記の受容層とは反対側の面に水溶性または
親水性の高分子膜を形成し、この膜表面にて水などの液
体により粘着機能が賦活される粘着面を構成したことを
特徴とする画像形成用シ―ト(請求項1,2)、および
この画像形成用シ―トの受容層に所定モ―ドの画像を形
成してなる画像形成用シ―ト(請求項7)に係るもので
ある。
の表面に画像形成用の受容層を有する画像形成用シ―ト
において、上記の受容層とは反対側の面に水溶性または
親水性の高分子膜を形成し、この膜表面にて水などの液
体により粘着機能が賦活される粘着面を構成したことを
特徴とする画像形成用シ―ト(請求項1,2)、および
この画像形成用シ―トの受容層に所定モ―ドの画像を形
成してなる画像形成用シ―ト(請求項7)に係るもので
ある。
【0007】また、本発明の第二は、基材フイルムの表
面に画像形成用の受容層を有する画像形成用シ―トにお
いて、上記の受容層側の面を水などの液体により粘着機
能が賦活される粘着面としたことを特徴とする画像形成
用シ―ト(請求項3〜6)、およびこの画像形成用シ―
トの受容層に反転モ―ドの画像を形成してなる画像形成
用シ―ト(請求項8)に係るものである。
面に画像形成用の受容層を有する画像形成用シ―トにお
いて、上記の受容層側の面を水などの液体により粘着機
能が賦活される粘着面としたことを特徴とする画像形成
用シ―ト(請求項3〜6)、およびこの画像形成用シ―
トの受容層に反転モ―ドの画像を形成してなる画像形成
用シ―ト(請求項8)に係るものである。
【0008】さらに、本発明の第三は、受容層に所定モ
―ドまたは反転モ―ドの画像を形成した上記構成の画像
形成用シ―トを、物体の表面に、粘着面を内側にして当
接させ、かつこの粘着面に水などの液体を付与して、物
体の表面に上記の画像形成用シ―トを貼り合わせること
により、物体の表面に所定モ―ドの画像を形成すること
を特徴とする画像形成方法(請求項9)に係るものであ
る。
―ドまたは反転モ―ドの画像を形成した上記構成の画像
形成用シ―トを、物体の表面に、粘着面を内側にして当
接させ、かつこの粘着面に水などの液体を付与して、物
体の表面に上記の画像形成用シ―トを貼り合わせること
により、物体の表面に所定モ―ドの画像を形成すること
を特徴とする画像形成方法(請求項9)に係るものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参考にして説明する。図1は、本発明の画像
形成用シ―トの一例を示したものであり、基材フイルム
10の表面10aに、画像形成用の受容層11を有する
画像形成用シ―ト1において、上記の受容層11とは反
対側の面10bに、水溶性または親水性の高分子膜12
を形成して、この膜表面にて水などの液体により粘着機
能が賦活される粘着面13を構成させたことを特徴とし
ている。
て、図面を参考にして説明する。図1は、本発明の画像
形成用シ―トの一例を示したものであり、基材フイルム
10の表面10aに、画像形成用の受容層11を有する
画像形成用シ―ト1において、上記の受容層11とは反
対側の面10bに、水溶性または親水性の高分子膜12
を形成して、この膜表面にて水などの液体により粘着機
能が賦活される粘着面13を構成させたことを特徴とし
ている。
【0010】基材フイルム10は、受容層11や高分子
膜12を形成する際の作業性、壁面やパネルなどに貼り
付ける際の作業性に支障をきたさない良好な可撓性を有
しておればよく、厚さが通常10〜200μm程度のポ
リエチレンテレフタレ―トフイルムなどの各種プラスチ
ツクフイルムが用いられる。
膜12を形成する際の作業性、壁面やパネルなどに貼り
付ける際の作業性に支障をきたさない良好な可撓性を有
しておればよく、厚さが通常10〜200μm程度のポ
リエチレンテレフタレ―トフイルムなどの各種プラスチ
ツクフイルムが用いられる。
【0011】受容層11は、所定モ―ドの画像を形成す
るための層であり、一般には、ポリエステル、アクリ
ル、ポリビニルブチラ―ルなどの各種樹脂を使用し、必
要に応じてこれに帯電防止剤やマツト剤を添加したもの
が使用される。この層11は、上記の各成分を含む塗料
を基材フイルム10の表面10aに塗着することにより
形成されるが、その厚さは、通常1〜100μm程度で
ある。
るための層であり、一般には、ポリエステル、アクリ
ル、ポリビニルブチラ―ルなどの各種樹脂を使用し、必
要に応じてこれに帯電防止剤やマツト剤を添加したもの
が使用される。この層11は、上記の各成分を含む塗料
を基材フイルム10の表面10aに塗着することにより
形成されるが、その厚さは、通常1〜100μm程度で
ある。
【0012】水溶性または親水性の高分子膜12には、
たとえば、ポリビニルアルコ―ル、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシメチルセルロ―ス、アルギン酸ソ―ダな
どの水溶性高分子や、水溶性ポリビニルアセタ―ル、水
溶性ポリエステル、ポリビニルブチラ―ル、親水性ポリ
ビニルアセタ―ルなどの各種樹脂が用いられる。この高
分子膜12は、上記の樹脂成分を含む塗料を基材フイル
ム10の裏面側、つまり受容層11とは反対側の面10
bに塗着することにより形成されるが、その厚さは、通
常1〜100μm程度である。
たとえば、ポリビニルアルコ―ル、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシメチルセルロ―ス、アルギン酸ソ―ダな
どの水溶性高分子や、水溶性ポリビニルアセタ―ル、水
溶性ポリエステル、ポリビニルブチラ―ル、親水性ポリ
ビニルアセタ―ルなどの各種樹脂が用いられる。この高
分子膜12は、上記の樹脂成分を含む塗料を基材フイル
ム10の裏面側、つまり受容層11とは反対側の面10
bに塗着することにより形成されるが、その厚さは、通
常1〜100μm程度である。
【0013】このように構成される画像形成用シ―トで
は、使用に際し、まず、上記の受容層11に対して所定
モ―ドの画像を形成する。画像の形成は、受容層11の
材料などに応じて、カラ―コピ―、レ―ザプリンタ、静
電印刷、熱転写印字、オフセツト印刷などにより、容易
に行える。静電印刷では、トナ―の転写性を安定させる
ため、図2に示すように、基材フイルム10と受容層1
1との間に導電性高分子からなる下地層14を形成して
おくのがよい。
は、使用に際し、まず、上記の受容層11に対して所定
モ―ドの画像を形成する。画像の形成は、受容層11の
材料などに応じて、カラ―コピ―、レ―ザプリンタ、静
電印刷、熱転写印字、オフセツト印刷などにより、容易
に行える。静電印刷では、トナ―の転写性を安定させる
ため、図2に示すように、基材フイルム10と受容層1
1との間に導電性高分子からなる下地層14を形成して
おくのがよい。
【0014】下地層14は、ポリピロ―ルなどの導電性
高分子を用い、電解重合法などにより基材フイルム上に
形成でき、膜厚条件を制御することで表面電気抵抗の制
御を簡単に行え、また均質な膜形成を行える。しかも、
ポリピロ―ルなどの導電性高分子は、耐環境性などの安
定性にすぐれるという特徴がある。
高分子を用い、電解重合法などにより基材フイルム上に
形成でき、膜厚条件を制御することで表面電気抵抗の制
御を簡単に行え、また均質な膜形成を行える。しかも、
ポリピロ―ルなどの導電性高分子は、耐環境性などの安
定性にすぐれるという特徴がある。
【0015】従来の画像形成用シ―トは、静電印刷用と
して、基材フイルムと受容層との間に導電層として高分
子電解質を用いたり、電子伝導性酸化物の微粒子を添加
した樹脂層を用いていた。しかし、前者の高分子電解質
を用いたものでは、湿度などの環境安定性に問題があ
り、後者の電子伝導性酸化物の微粒子を添加した樹脂層
を用いたものでは、透光性や屈曲性が低下し、また導電
率を正確に制御するために高度の分散技術が必要という
問題があつた。これに対し、上記本発明の導電性高分子
からなる下地層によれば、このような問題がなく、安定
性、透光性、屈曲性などにすぐれた静電印刷用の画像形
成用シ―トが得られる。
して、基材フイルムと受容層との間に導電層として高分
子電解質を用いたり、電子伝導性酸化物の微粒子を添加
した樹脂層を用いていた。しかし、前者の高分子電解質
を用いたものでは、湿度などの環境安定性に問題があ
り、後者の電子伝導性酸化物の微粒子を添加した樹脂層
を用いたものでは、透光性や屈曲性が低下し、また導電
率を正確に制御するために高度の分散技術が必要という
問題があつた。これに対し、上記本発明の導電性高分子
からなる下地層によれば、このような問題がなく、安定
性、透光性、屈曲性などにすぐれた静電印刷用の画像形
成用シ―トが得られる。
【0016】本発明においては、このように受容層11
に所定モ―ドの画像を形成した画像形成用シ―ト1を、
図3に示すように、壁、パネルなどの物体2の表面に、
高分子膜12の表面からなる粘着面13を内側にして当
接させ、この粘着面に水などの液体を付与してその粘着
機能を賦活させる。これにより、物体2の表面に画像形
成用シ―ト1が従来に比べて大きな粘着強度で貼り合わ
され、その結果、物体2の表面に所定モ―ドの画像が形
成されることになる。
に所定モ―ドの画像を形成した画像形成用シ―ト1を、
図3に示すように、壁、パネルなどの物体2の表面に、
高分子膜12の表面からなる粘着面13を内側にして当
接させ、この粘着面に水などの液体を付与してその粘着
機能を賦活させる。これにより、物体2の表面に画像形
成用シ―ト1が従来に比べて大きな粘着強度で貼り合わ
され、その結果、物体2の表面に所定モ―ドの画像が形
成されることになる。
【0017】粘着面13に付与する液体としては、高分
子膜12の材料などに応じて適宜選択されるが、通常
は、水、エタノ―ルまたはこれらの混合物が適してい
る。水を用いる場合、物体2の種類によつては、洗剤な
どの界面活性剤を多少添加するのが望ましい。これら液
体は、粘着面13に対して直接付与してもよいし、物体
2の表面に付与してその上に粘着面13を貼り合わせて
もよく、さらには、粘着面13と物体2の表面の両方に
付与するようにしてもよい。
子膜12の材料などに応じて適宜選択されるが、通常
は、水、エタノ―ルまたはこれらの混合物が適してい
る。水を用いる場合、物体2の種類によつては、洗剤な
どの界面活性剤を多少添加するのが望ましい。これら液
体は、粘着面13に対して直接付与してもよいし、物体
2の表面に付与してその上に粘着面13を貼り合わせて
もよく、さらには、粘着面13と物体2の表面の両方に
付与するようにしてもよい。
【0018】図4は、本発明の画像形成用シ―トの他の
例を示したものである。この例は、水溶性または親水性
の高分子膜12を受容層11の上に設けて、この受容層
側の面を水などの液体により粘着機能が賦活される粘着
面13としたものであり、その他の構成は、前記の図1
に示すものと同じである。ただし、基材フイルム10
は、画像を明瞭に視認できる光透過性を有するものが選
択使用される。
例を示したものである。この例は、水溶性または親水性
の高分子膜12を受容層11の上に設けて、この受容層
側の面を水などの液体により粘着機能が賦活される粘着
面13としたものであり、その他の構成は、前記の図1
に示すものと同じである。ただし、基材フイルム10
は、画像を明瞭に視認できる光透過性を有するものが選
択使用される。
【0019】この画像形成用シ―トは、受容層11に高
分子膜12を介してコンピユ―タ処理などにより反転モ
―ドの画像を形成し、これを、図6に示すように、壁、
パネルなどの物体2の表面に、粘着面13側、つまり受
容層11上の高分子膜12の表面側を内側にして当接さ
せ、この粘着面に水などの液体を付与してその粘着機能
を賦活させ、物体2の表面に上記の画像形成用シ―ト1
を前記同様の大きな粘着強度で貼り合わせる。こうする
ことにより、物体2の表面に、上記画像が反転した状態
で転写され、所定モ―ドの画像が形成される。
分子膜12を介してコンピユ―タ処理などにより反転モ
―ドの画像を形成し、これを、図6に示すように、壁、
パネルなどの物体2の表面に、粘着面13側、つまり受
容層11上の高分子膜12の表面側を内側にして当接さ
せ、この粘着面に水などの液体を付与してその粘着機能
を賦活させ、物体2の表面に上記の画像形成用シ―ト1
を前記同様の大きな粘着強度で貼り合わせる。こうする
ことにより、物体2の表面に、上記画像が反転した状態
で転写され、所定モ―ドの画像が形成される。
【0020】この場合、基材フイルム10が画像形成面
を覆う形で外表面に位置するため、画像に対して保護フ
イルムとしての役割を果たす。ポスタなどのパネル類で
は、耐候性や耐環境性などの耐久性が必要とされる場
合、従来では、画像面上に透明フイルムからなる保護フ
イルムをラミネ―ト加工して保護しており、工程の複雑
化とコスト高の要因となつていた。これらの問題が、上
記の図4に示す構造の画像形成用シ―トを用いることに
より、うまく解消され、耐候性や耐環境性などの耐久性
にすぐれたポスタなどを経済的にかつ簡単に作製でき
る。
を覆う形で外表面に位置するため、画像に対して保護フ
イルムとしての役割を果たす。ポスタなどのパネル類で
は、耐候性や耐環境性などの耐久性が必要とされる場
合、従来では、画像面上に透明フイルムからなる保護フ
イルムをラミネ―ト加工して保護しており、工程の複雑
化とコスト高の要因となつていた。これらの問題が、上
記の図4に示す構造の画像形成用シ―トを用いることに
より、うまく解消され、耐候性や耐環境性などの耐久性
にすぐれたポスタなどを経済的にかつ簡単に作製でき
る。
【0021】図4に示す構造の画像形成用シ―トにおい
て、受容層11に反転モ―ドの画像を静電印刷とすると
きは、図5に示すように、基材フイルム10と受容層1
1との間に、導電性高分子からなる下地層14を形成し
ておくのがよい。この下地層14は、前記した図2に示
すものと同様に形成することができ、この下地層14の
形成により、前記の場合と同様に、安定性、透光性、屈
曲性などにすぐれた静電印刷用の画像形成用シ―トを得
ることができる。
て、受容層11に反転モ―ドの画像を静電印刷とすると
きは、図5に示すように、基材フイルム10と受容層1
1との間に、導電性高分子からなる下地層14を形成し
ておくのがよい。この下地層14は、前記した図2に示
すものと同様に形成することができ、この下地層14の
形成により、前記の場合と同様に、安定性、透光性、屈
曲性などにすぐれた静電印刷用の画像形成用シ―トを得
ることができる。
【0022】また、上記の図4および図5に示す画像形
成用シ―トにおいては、受容層11の上に水溶性または
親水性の高分子膜12を設けて、この高分子膜12の表
面を粘着面13としたものであるが、受容層側の面を粘
着面とする別の手段として、受容層11中に水溶性また
は親水性の高分子材料を含ませて、この層表面にて水な
どの液体により粘着機能が賦活される粘着面を構成させ
てもよい。
成用シ―トにおいては、受容層11の上に水溶性または
親水性の高分子膜12を設けて、この高分子膜12の表
面を粘着面13としたものであるが、受容層側の面を粘
着面とする別の手段として、受容層11中に水溶性また
は親水性の高分子材料を含ませて、この層表面にて水な
どの液体により粘着機能が賦活される粘着面を構成させ
てもよい。
【0023】このような画像形成用シ―トにおいても、
受容層に対して上記と同様にして反転モ―ドの画像を形
成し、この画像形成面側を内側にして物体の表面に貼り
付けることにより、物体の表面に所定モ―ドの画像を形
成することができる。また、この場合も、基材フイルム
による画像の保護効果が得られ、耐久性にすぐれたポス
タなどを経済的にかつ簡単に作製することができる。
受容層に対して上記と同様にして反転モ―ドの画像を形
成し、この画像形成面側を内側にして物体の表面に貼り
付けることにより、物体の表面に所定モ―ドの画像を形
成することができる。また、この場合も、基材フイルム
による画像の保護効果が得られ、耐久性にすぐれたポス
タなどを経済的にかつ簡単に作製することができる。
【0024】なお、上記の図4および図5に示す画像形
成用シ―トを含めて、受容層側の面を粘着面とする画像
形成用シ―トでは、画像形成のための印刷性を損なうこ
とのないように、受容層成分と粘着層成分(水溶性また
は親水性の高分子膜ないし高分子材料)との重量比率を
適正範囲に設定するのが望ましい。一般には、受容層成
分と粘着層成分との重量比率が1:1から10:1の範
囲、好ましくは2:1から5:1の範囲とするのがよ
い。粘着層成分が過多となると、画像形成に支障をきた
すとともに、物体表面への貼り付け時に粘着層成分の溶
出が生じて、画像の乱れを招き、また過少となると、粘
着力が著しく低下する。
成用シ―トを含めて、受容層側の面を粘着面とする画像
形成用シ―トでは、画像形成のための印刷性を損なうこ
とのないように、受容層成分と粘着層成分(水溶性また
は親水性の高分子膜ないし高分子材料)との重量比率を
適正範囲に設定するのが望ましい。一般には、受容層成
分と粘着層成分との重量比率が1:1から10:1の範
囲、好ましくは2:1から5:1の範囲とするのがよ
い。粘着層成分が過多となると、画像形成に支障をきた
すとともに、物体表面への貼り付け時に粘着層成分の溶
出が生じて、画像の乱れを招き、また過少となると、粘
着力が著しく低下する。
【0025】受容層成分と粘着層成分は、印刷性と粘着
強度を満足させるため、両材料の組み合わせを適宜選択
するのが望ましい。とくに、受容層中に水溶性または親
水性の高分子材料を含ませる、つまり受容層成分と粘着
層成分との混合方式では、両成分の材料をうまく組み合
わせることが肝要である。また、上記の混合方式におい
て、物体表面への粘着強度を確保させるために、受容層
と基材フイルムとの間に粘着層成分のみからなる層を別
に設けて、物体表面への貼り付け時に粘着剤成分の補給
層としての役割を果たさせるようにしてもよい。
強度を満足させるため、両材料の組み合わせを適宜選択
するのが望ましい。とくに、受容層中に水溶性または親
水性の高分子材料を含ませる、つまり受容層成分と粘着
層成分との混合方式では、両成分の材料をうまく組み合
わせることが肝要である。また、上記の混合方式におい
て、物体表面への粘着強度を確保させるために、受容層
と基材フイルムとの間に粘着層成分のみからなる層を別
に設けて、物体表面への貼り付け時に粘着剤成分の補給
層としての役割を果たさせるようにしてもよい。
【0026】受容層成分と粘着層成分との組み合わせに
関し、とくに、両者混合方式では、混合を均一にするた
め、受容層成分と粘着剤成分とは同一の溶媒に溶解する
必要がある。ここで、粘着剤材料には、水溶性のものと
して水溶性アセタ―ル、ポリビニルアルコ―ル(PV
A)、ポリビニルピロリドン(PVP)などが、エタノ
―ル溶解性のものとして、ポリビニルブチラ―ル、PV
Pなどがある。
関し、とくに、両者混合方式では、混合を均一にするた
め、受容層成分と粘着剤成分とは同一の溶媒に溶解する
必要がある。ここで、粘着剤材料には、水溶性のものと
して水溶性アセタ―ル、ポリビニルアルコ―ル(PV
A)、ポリビニルピロリドン(PVP)などが、エタノ
―ル溶解性のものとして、ポリビニルブチラ―ル、PV
Pなどがある。
【0027】そこで、貼り付け時の液体として水を用い
る場合、たとえば、受容層材料にポリビニルブチラ―ル
を、粘着層材料にPVPを使用し、各々のエタノ―ル溶
液を混合して用いるのが適当である。また、貼り付け時
の液体としてエタノ―ルを用いる場合、受容層材料にポ
リエステル樹脂やアクリル樹脂などを、粘着層材料にポ
リビニルブチラ―ルを使用し、これらを芳香族系やケト
ン系またはそれらの混合溶媒に溶解させたものを混合し
て用いるのが適当である。
る場合、たとえば、受容層材料にポリビニルブチラ―ル
を、粘着層材料にPVPを使用し、各々のエタノ―ル溶
液を混合して用いるのが適当である。また、貼り付け時
の液体としてエタノ―ルを用いる場合、受容層材料にポ
リエステル樹脂やアクリル樹脂などを、粘着層材料にポ
リビニルブチラ―ルを使用し、これらを芳香族系やケト
ン系またはそれらの混合溶媒に溶解させたものを混合し
て用いるのが適当である。
【0028】また、貼り付け時の液体に対し溶解はしな
いが親和力の強い材料を、受容層に用いることも好まし
い。この場合は、液体を付与することにより受容層表面
がわずかに溶解に近い状態になり、物体表面との密着性
が高まつて粘着が行われる。この現象は表面のごく限ら
れた部分で生じるため、インク粒子やトナ―などの溶出
は起こらない。このような性質をもつ材料の種類は限ら
れており、その結果、これを受容層に用いる場合の印刷
法は限られてくる。
いが親和力の強い材料を、受容層に用いることも好まし
い。この場合は、液体を付与することにより受容層表面
がわずかに溶解に近い状態になり、物体表面との密着性
が高まつて粘着が行われる。この現象は表面のごく限ら
れた部分で生じるため、インク粒子やトナ―などの溶出
は起こらない。このような性質をもつ材料の種類は限ら
れており、その結果、これを受容層に用いる場合の印刷
法は限られてくる。
【0029】検討の結果、このような性質をもつ典型的
な材料として、親水性アセタ―ル樹脂が望ましいことが
わかつた。この樹脂は水とアルコ―ルの混合溶媒に溶解
し、各々の単独溶媒では溶解しない。このため、貼り付
け時の液体として水またはアルコ―ルを単独で用いれ
ば、上記原理により粘着を行い得る。この材料に適した
印刷方法には、インクジエツト印字、モノクロコピ―、
熱転写印字、オフセツト印刷などがあり、とくにインク
ジエツト印字が適している。
な材料として、親水性アセタ―ル樹脂が望ましいことが
わかつた。この樹脂は水とアルコ―ルの混合溶媒に溶解
し、各々の単独溶媒では溶解しない。このため、貼り付
け時の液体として水またはアルコ―ルを単独で用いれ
ば、上記原理により粘着を行い得る。この材料に適した
印刷方法には、インクジエツト印字、モノクロコピ―、
熱転写印字、オフセツト印刷などがあり、とくにインク
ジエツト印字が適している。
【0030】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明する。なお、以下において、部とあるのは重
量部を意味するものとする。
体的に説明する。なお、以下において、部とあるのは重
量部を意味するものとする。
【0031】実施例1 ポリエステル樹脂〔東洋紡(株)製の「バイロン20
0」〕25部、帯電防止剤〔日本油脂(株)製の「エレ
ガンワツクス」〕1.25部、マツト剤(タルク)2.
5部、メチルエチルケトン37.5部およびトルエン3
7.5部を混合して、受容層塗料を調製した。また、こ
れとは別に、水溶性ポリビニルアセタ―ル〔積水化学
(株)製の「エスレツクKW−1」〕10部、ポリビニ
ルピロリドン5部および水85部を混合して、水溶性粘
着層塗料を調製した。
0」〕25部、帯電防止剤〔日本油脂(株)製の「エレ
ガンワツクス」〕1.25部、マツト剤(タルク)2.
5部、メチルエチルケトン37.5部およびトルエン3
7.5部を混合して、受容層塗料を調製した。また、こ
れとは別に、水溶性ポリビニルアセタ―ル〔積水化学
(株)製の「エスレツクKW−1」〕10部、ポリビニ
ルピロリドン5部および水85部を混合して、水溶性粘
着層塗料を調製した。
【0032】基材フイルムとして、厚さが100μmの
ポリエチレンテレフタレ―ト(PET)フイルムを使用
し、このフイルムの表面上に、上記の受容層塗料を、ワ
イヤバ―コ―トにより塗布、乾燥して、厚さが10μm
の受容層を形成した。また、この基材フイルムの反対面
側に、上記の水溶性粘着層塗料を、上記と同様に塗布、
乾燥して、厚さが3μmの高分子膜からなる粘着層を形
成して、図1に示す構造の画像形成用シ―トを作製し
た。
ポリエチレンテレフタレ―ト(PET)フイルムを使用
し、このフイルムの表面上に、上記の受容層塗料を、ワ
イヤバ―コ―トにより塗布、乾燥して、厚さが10μm
の受容層を形成した。また、この基材フイルムの反対面
側に、上記の水溶性粘着層塗料を、上記と同様に塗布、
乾燥して、厚さが3μmの高分子膜からなる粘着層を形
成して、図1に示す構造の画像形成用シ―トを作製し
た。
【0033】つぎに、この画像形成用シ―トを使用し、
受容層面にカラ―コピ―により所定モ―ドの画像を形成
した。このシ―トを、木板の表面に、粘着層面を内側に
して、木板表面を水で湿して貼り付けた。水で湿すこと
により、水溶性樹脂からなる粘着層成分が溶解して強力
な粘着剤となり、公知の離型シ―ト付きの画像形成用シ
―トに比べて、極めて強い接着を行えた。
受容層面にカラ―コピ―により所定モ―ドの画像を形成
した。このシ―トを、木板の表面に、粘着層面を内側に
して、木板表面を水で湿して貼り付けた。水で湿すこと
により、水溶性樹脂からなる粘着層成分が溶解して強力
な粘着剤となり、公知の離型シ―ト付きの画像形成用シ
―トに比べて、極めて強い接着を行えた。
【0034】実施例2 ポリビニルブチラ―ル〔積水化学(株)製の「エスレツ
クBLS」〕15部、ポリビニルピロリドン5部および
エタノ―ル80部を混合して、受容層塗料を調製した。
また、これとは別に、水溶性ポリビニルアセタ―ル〔積
水化学(株)製の「エスレツクKW−1」〕10部、ポ
リビニルピロリドン5部および水85部を混合して、水
溶性粘着層塗料を調製した。
クBLS」〕15部、ポリビニルピロリドン5部および
エタノ―ル80部を混合して、受容層塗料を調製した。
また、これとは別に、水溶性ポリビニルアセタ―ル〔積
水化学(株)製の「エスレツクKW−1」〕10部、ポ
リビニルピロリドン5部および水85部を混合して、水
溶性粘着層塗料を調製した。
【0035】基材フイルム(厚さが100μmのPET
フイルム)の表面上に、ワイヤバ―コ―トにより、上記
の受容層塗料と水溶性粘着層塗料をこの順に塗布、乾燥
し、厚さが10μmの受容層と厚さが3μmの高分子膜
からなる粘着層を連続的に形成して、図4に示す構造の
画像形成用シ―トを作製した。
フイルム)の表面上に、ワイヤバ―コ―トにより、上記
の受容層塗料と水溶性粘着層塗料をこの順に塗布、乾燥
し、厚さが10μmの受容層と厚さが3μmの高分子膜
からなる粘着層を連続的に形成して、図4に示す構造の
画像形成用シ―トを作製した。
【0036】つぎに、この画像形成用シ―トの受容層お
よび粘着層側の面に、溶融型熱転写印字により反転モ―
ドの画像を形成した。このシ―トを、アクリル板の表面
に、受容層および粘着層面側を内側にして、洗剤を添加
した水を付けて貼り付けた。その結果、気泡などの混入
のない均一な粘着貼り付けを行えた。また、基材フイル
ムであるPETフイルムが保護フイルムの役割を果た
し、ラミネ―ト処理などの後加工を施すことなく、耐環
境性の良い画像パネルを作製できた。
よび粘着層側の面に、溶融型熱転写印字により反転モ―
ドの画像を形成した。このシ―トを、アクリル板の表面
に、受容層および粘着層面側を内側にして、洗剤を添加
した水を付けて貼り付けた。その結果、気泡などの混入
のない均一な粘着貼り付けを行えた。また、基材フイル
ムであるPETフイルムが保護フイルムの役割を果た
し、ラミネ―ト処理などの後加工を施すことなく、耐環
境性の良い画像パネルを作製できた。
【0037】実施例3 ポリエステル樹脂〔東洋紡(株)製の「バイロン20
0」〕25部、メチルエチルケトン37.5部、トルエ
ン37.5部を混合して、受容層塗料を調製した。ま
た、これとは別に、水溶性ポリビニルアセタ―ル〔積水
化学(株)製の「エスレツクKX−1〕10部、エタノ
―ル40部および水45部を混合して、粘着層塗料を調
製した。これらの両塗料を用いた以外は、実施例2と同
様にして、画像形成用シ―トを作製した。
0」〕25部、メチルエチルケトン37.5部、トルエ
ン37.5部を混合して、受容層塗料を調製した。ま
た、これとは別に、水溶性ポリビニルアセタ―ル〔積水
化学(株)製の「エスレツクKX−1〕10部、エタノ
―ル40部および水45部を混合して、粘着層塗料を調
製した。これらの両塗料を用いた以外は、実施例2と同
様にして、画像形成用シ―トを作製した。
【0038】つぎに、この画像形成用シ―トを使用し、
その受容層および粘着層側の面に、カラ―複写機により
反転モ―ドの画像を形成した。このシ―トを、ガラス板
の表面に、受容層および粘着層面側を内側にして、ガラ
ス板表面に水を付けて貼り付けた。その結果、画像の粘
着強度が大きく、基材フイルムが保護フイルムの役割を
果たし、ラミネ―ト処理などの後加工を施すことなく、
耐環境性にすぐれたステンドグラス風の美麗な装飾をガ
ラスに施すことができた。
その受容層および粘着層側の面に、カラ―複写機により
反転モ―ドの画像を形成した。このシ―トを、ガラス板
の表面に、受容層および粘着層面側を内側にして、ガラ
ス板表面に水を付けて貼り付けた。その結果、画像の粘
着強度が大きく、基材フイルムが保護フイルムの役割を
果たし、ラミネ―ト処理などの後加工を施すことなく、
耐環境性にすぐれたステンドグラス風の美麗な装飾をガ
ラスに施すことができた。
【0039】実施例4 基材フイルムとして、厚さが100μmのPETフイル
ムを使用し、このフイルムの表面に、電解重合法によ
り、表面抵抗が108 Ω/□のポリピロ―ル膜からなる
下地層を形成した。しかるのち、この下地層上に、実施
例3と同様構成の受容層および粘着層を順次形成して、
図5に示す構造の静電印刷用の画像形成用シ―トを作製
した。
ムを使用し、このフイルムの表面に、電解重合法によ
り、表面抵抗が108 Ω/□のポリピロ―ル膜からなる
下地層を形成した。しかるのち、この下地層上に、実施
例3と同様構成の受容層および粘着層を順次形成して、
図5に示す構造の静電印刷用の画像形成用シ―トを作製
した。
【0040】つぎに、この画像形成用シ―トを使用し、
その受容層および粘着層側の面に、静電複写機により反
転モ―ドの画像を形成した。その結果、鮮明でムラのな
い画像が得られた。このシ―トを、実施例2と同様の方
法でアクリル板に貼り付けることにより、耐環境性にす
ぐれた画像パネルが容易に得られた。
その受容層および粘着層側の面に、静電複写機により反
転モ―ドの画像を形成した。その結果、鮮明でムラのな
い画像が得られた。このシ―トを、実施例2と同様の方
法でアクリル板に貼り付けることにより、耐環境性にす
ぐれた画像パネルが容易に得られた。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明は、受容層を有す
る画像形成用シ―トの表裏いずれかの面を水などの液体
により粘着機能が賦活される特定の粘着面としたことに
より、従来のような離型シ―トが不要でこれによる経済
性や環境資源の問題を生じず、かつ貼り付け時の取り扱
い作業性にすぐれ、しかも物体の表面に対する粘着強度
の大きな画像形成用シ―トを提供することができる。
る画像形成用シ―トの表裏いずれかの面を水などの液体
により粘着機能が賦活される特定の粘着面としたことに
より、従来のような離型シ―トが不要でこれによる経済
性や環境資源の問題を生じず、かつ貼り付け時の取り扱
い作業性にすぐれ、しかも物体の表面に対する粘着強度
の大きな画像形成用シ―トを提供することができる。
【0042】また、基材フイルムと受容層との間に導電
性高分子からなる下地層を設けることにより、安定性、
透光性および屈曲性にすぐれた静電印刷用の画像形成用
シ―トを提供することができる。さらに、本発明におい
て、とくに受容層側の面を上記構成の粘着面とした画像
形成用シ―トによれば、基材フイルムが物体表面に形成
される画像の保護フイルムとして作用する結果、耐候性
や耐環境性などの耐久性にすぐれたポスタなどをより経
済的かつ簡単に作製できる。
性高分子からなる下地層を設けることにより、安定性、
透光性および屈曲性にすぐれた静電印刷用の画像形成用
シ―トを提供することができる。さらに、本発明におい
て、とくに受容層側の面を上記構成の粘着面とした画像
形成用シ―トによれば、基材フイルムが物体表面に形成
される画像の保護フイルムとして作用する結果、耐候性
や耐環境性などの耐久性にすぐれたポスタなどをより経
済的かつ簡単に作製できる。
【図1】本発明の画像形成用シ―トの一例を示す断面図
である。
である。
【図2】上記の図1に示す画像形成用シ―トにおいて、
基材フイルムと受容層との間に導電性高分子からなる下
地層を設けた例を示す断面図である。
基材フイルムと受容層との間に導電性高分子からなる下
地層を設けた例を示す断面図である。
【図3】上記の図1に示す画像形成用シ―トを用いて、
物体の表面に画像を形成する様子を示す断面図である。
物体の表面に画像を形成する様子を示す断面図である。
【図4】本発明の画像形成用シ―トの他の例を示す断面
図である。
図である。
【図5】上記の図4に示す画像形成用シ―トにおいて、
基材フイルムと受容層との間に導電性高分子からなる下
地層を設けた例を示す断面図である。
基材フイルムと受容層との間に導電性高分子からなる下
地層を設けた例を示す断面図である。
【図6】上記の図4に示す画像形成用シ―トを用いて、
物体の表面に画像を形成する様子を示す断面図である。
物体の表面に画像を形成する様子を示す断面図である。
1 画像形成用シ―ト 10 基材フイルム 11 受容層 12 水溶性または親水性の高分子膜(粘着層) 13 粘着面 14 導電性高分子からなる下地層 2 物体
Claims (9)
- 【請求項1】 基材フイルムの表面に画像形成用の受容
層を有する画像形成用シ―トにおいて、上記の受容層と
は反対側の面に水溶性または親水性の高分子膜を形成
し、この膜表面にて水などの液体により粘着機能が賦活
される粘着面を構成したことを特徴とする画像形成用シ
―ト。 - 【請求項2】 基材フイルムと受容層との間に導電性高
分子からなる下地層を有する請求項1に記載の画像形成
用シ―ト。 - 【請求項3】 基材フイルムの表面に画像形成用の受容
層を有する画像形成用シ―トにおいて、上記の受容層側
の面を水などの液体により粘着機能が賦活される粘着面
としたことを特徴とする画像形成用シ―ト。 - 【請求項4】 受容層の上に水溶性または親水性の高分
子膜を形成し、この膜表面にて水などの液体により粘着
機能が賦活される粘着面を構成した請求項3に記載の画
像形成用シ―ト。 - 【請求項5】 受容層中に水溶性または親水性の高分子
材料を含ませて、この層表面にて水などの液体により粘
着機能が賦活される粘着面を構成した請求項3に記載の
画像形成用シ―ト。 - 【請求項6】 基材フイルムと受容層との間に導電性高
分子からなる下地層を有する請求項3〜5のいずれかに
記載の画像形成用シ―ト。 - 【請求項7】 請求項1または2に記載の画像形成用シ
―トの受容層に所定モ―ドの画像を形成してなる画像形
成用シ―ト。 - 【請求項8】 請求項3〜5のいずれかに記載の画像形
成用シ―トの受容層に反転モ―ドの画像を形成してなる
画像形成用シ―ト。 - 【請求項9】 物体の表面に、請求項7または8に記載
の画像形成用シ―トを、粘着面を内側にして当接させ、
かつこの粘着面に水などの液体を付与して、物体の表面
に上記の画像形成用シ―トを貼り合わせることにより、
物体の表面に所定モ―ドの画像を形成することを特徴と
する画像形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16422797A JPH1111094A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 画像形成用シ―トと画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16422797A JPH1111094A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 画像形成用シ―トと画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111094A true JPH1111094A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15789095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16422797A Withdrawn JPH1111094A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 画像形成用シ―トと画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111094A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208371A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Fujicopian Co Ltd | 水転写シート |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP16422797A patent/JPH1111094A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208371A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Fujicopian Co Ltd | 水転写シート |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |