JPH1111102A - ホイールキャップの取付構造 - Google Patents
ホイールキャップの取付構造Info
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Abstract
きるとともに、取付状態の安定化を図ることのできるホ
イールキャップの取付構造を提供する。 【解決手段】ホイール1は、ホイール本体2とホイール
キャップ3とを備え、ホイール本体2は、リム7、セン
タープレート9及びスポーク部11を備える。樹脂材料
よりなるホイールキャップ3はリム7に取付けられてい
る。リム7は、所定の開口形状をなすダイよりアルミニ
ウムを押出加工することにより、複数の係止部16,1
7が一体形成されてなるプレートが形成された上で、該
プレートがローリング加工され溶接されることにより構
成されている。そして、係止部16,17に対し、ホイ
ールキャップ3に一体形成されてなる係止爪19,21
が係止させられ、少なくとも断面2方向の動きを規制さ
せられることにより、ホイールキャップ3はリム7に固
定される。
Description
の取付構造に関するものである。
イール本体71は、鉄により構成されており、略円筒状
のリム72と、車軸の回転を前記リム72に伝達するべ
く前記リム72に溶接固定されてなるスポーク73とを
有する。なお、スポーク73は時としてプレート状をな
していたり、放射状をなしていたりする。
より詳しく説明する。まず鉄製のプレートに曲げ加工等
が施されることにより、所定の断面形状が付与される。
ここで、所定の断面形状というのは、例えばタイヤ74
の配設固定を容易かつ確実ならしめるための形状であ
り、また、後述する係止突起75の一部を収容するため
のわずかな凹形状R1のことである。次に、所定の断面
形状の付与された鉄製のプレートが、ローリング加工さ
れ、その端縁部が溶接される。これにより、略円筒状の
前記リム72が得られる。
の向上を図るべく、このようなリム72の外側部分(図
の左側部分)に樹脂製のホイールキャップ76が設けら
れるようになってきている。かかるホイールキャップ7
6は、少なくともその外側面(図の左側面)において、
塗装或いは材着が施されており、これにより、ホイール
全体の意匠性の向上が図られる。
術では、次に記すような問題がある。まず第1には、リ
ム72及びスポーク73の材質が鉄であるため、ホイー
ル本体71が全体として重いものとなってしまうという
ことである。
技術として、アルミホイールと称されるものが知られて
いる。この技術は、アルミニウムを所定形状に鋳造し、
その後切削加工等を施すことによりホイールを製造する
ものである。このような構成とすることで、ホイールの
軽量化が図られる。しかし、このような技術では、鋳
造、切削工程が必須であることから、コストが著しく高
いものとなってしまい、量産に適さないという新たな問
題が生じる。また、ホイールキャップを別途ボルト等で
取付けなければならない。
は、ホイールキャップ76を取付ける機構をリム72自
身に設けることが困難であるという問題がある。つま
り、リム72の材質が鉄であるため、曲率半径の小さい
曲げ加工が困難であり、ホイールキャップ76を固定す
るための係止部を設けることができないのである。その
ため、上記したようなわずかな凹形状R1しか形成する
ことができず、別途ワイヤホルダ77を設けざるを得な
かった。すなわち、従来では、リム72の内周部に環状
のワイヤホルダ77を設け、ホイールキャップ76に形
成した係止突起75の把持部75aでもってワイヤホル
ダ77に引っ掛け、該把持部75aを前記わずかな凹形
状R1とワイヤホルダ77との間に挟持固定せしめるこ
とにより、ホイールキャップ76を取付けざるを得なか
った。
るという工程が必要となり、作業面、コスト面での問題
があった。さらには、上記構成では把持部75aがワイ
ヤホルダ77に引っ掛けられ、かつ、わずかな凹形状R
1とワイヤホルダ77とで挟持固定されているだけであ
ったため、走行時においてホイールキャップ76が外れ
てしまいやすいという問題があった。
れたものであって、その目的は、軽量化、コストの低
減、量産化を図ることができるとともに、取付状態の安
定化を図ることのできるホイールキャップの取付構造を
提供することにある。
め、請求項1に記載の発明では、略円筒状のリム及び車
軸の回転を前記リムに伝達するべく前記リムに固定され
てなるスポークを有してなるホイール本体と、前記リム
に対し取付けられてなるホイールキャップとを備えてな
るホイールキャップの取付構造であって、所定の開口形
状をなすダイよりアルミニウムを押出加工することによ
り、少なくとも断面2方向の動きを規制するための複数
の係止部が一体形成されてなるプレートを形成し、該プ
レートをローリング加工し、溶接することにより前記リ
ムを構成するとともに、前記係止部に対し、前記ホイー
ルキャップに一体形成されてなる係止爪を係止させるこ
とにより前記ホイールキャップを前記リムに固定させる
ことをその要旨としている。ここで、アルミニウムとあ
るのは、アルミニウムのみならず、アルミニウム合金を
も含む趣旨である。
1に記載のホイールキャップの取付構造において、前記
リムは、前記ホイールキャップの周縁部よりも外周側に
おいて露出しており、かつ、前記ホイールキャップの周
縁部と、前記リムの露出部分との境界部分は、略面一と
なっていることをその要旨としている。
項1又は2に記載のホイールキャップの取付構造におい
て、前記ホイールキャップは、樹脂材料により成形され
ていることをその要旨としている。
ば、ホイールキャップは、ホイール本体の略円筒状のリ
ムに取付けられる。
すダイよりアルミニウムが押出加工されることにより、
少なくとも断面2方向の動きを規制するための複数の係
止部が一体形成されてなるプレートが形成され、該プレ
ートがローリング加工され、溶接されることにより構成
される。そして、係止部に対し、ホイールキャップに一
体形成されてなる係止爪が係止される。これにより、ホ
イールキャップがリムに固定される。
場合に比べて、ホイール本体は軽量なものとなる。ま
た、押出加工により、リムには上記複雑な断面形状を付
与すること、つまり、複数の係止部の一体形成が容易に
行われる。
ることで、従来の如くワイヤホイールを用いずとも、ホ
イールキャップは確実に取付けられる。また、請求項2
に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に
加えて、リムは、前記ホイールキャップの周縁部よりも
外周側において露出している。このため、ホイールキャ
ップのみならず、リムも外部から視認されることとな
る。また、ホイールキャップの周縁部と、リムの露出部
分との境界部分は、略面一となっている。このため、外
観品質の向上が図られるとともに、当該境界部分及びそ
の近傍に汚れが付着したとしても、当該汚れは、簡易な
清掃作業でもって、容易に除去されうる。
請求項1及び2に記載の発明の作用に加えて、前記ホイ
ールキャップは、樹脂材料により成形されている。この
ため、成形性に優れ、軽量化が図られる。また、特に請
求項2に記載の発明においては、アルミニウムと樹脂と
いう異種材料の外観が同時に視認されうることとなる。
の形態を図面に基づいて説明する。図2に示すように、
本実施の形態において、ホイール1は、ホイール本体2
と、第1から第3のホイールキャップ3,4,5とを備
えている。ホイール本体2は、略円筒状をなし、外周部
にタイヤ6(図1参照)が取付けられるリム7と、ディ
スク8(図6参照)に取付けられるセンタープレート9
と、リム7及びセンタープレート9を連結するべくセン
タープレート9から放射状に延びるスポーク部11とを
備えている(但し、本実施の形態では、センタープレー
ト9及びスポーク部11によりスポークが構成されてい
る)。
ート9には複数の(5つの)透孔12が形成されてい
る。ホイール本体2は、これら透孔12に対しディスク
8から延びているボルト13が挿通され、さらに有底状
のナット14が螺着されることにより、ディスク8に固
定されている。
はいずれも樹脂材料よりなり、その表面には塗装が施さ
れている。最外周に位置する第1のホイールキャップ3
は、円環状をなしており、前記リム7に取付けられてい
る。また、フィン形状をなす第2のホイールキャップ4
は、前記センタープレート9の透孔12に対応する位置
に透孔15が形成され、該透孔15に前記ボルト13が
挿通されている。さらに、最内周側に位置する略円板状
の第3のホイールキャップ5は、図示しない係合手段
(例えば係合孔と係合爪)により第2のホイールキャッ
プ4に係合固定されている。
ールキャップ3の取付構造において特徴を有している。
そこで、次には、この特徴的部分について説明する。図
1に示すように、前記リム7の比較的外側(図1の左
側)には、鉤状(断面コ字状)の第1の係止部16が一
体形成されている。また、第1の係止部16よりも内側
には、鉤状(断面逆U字状)の第2の係止部17が一体
形成されている。
ールキャップ3は、キャップ本体18と、該キャップ本
体18の外周側端縁に一体形成された第1の係止爪19
と、キャップ本体18の内周側端縁に一体形成された第
2の係止爪21とを備えている。但し、取付を容易なら
しめるべく、第1の係止爪19が形成されている部位に
対応する部位においては第2の係止爪21は形成されて
おらず、逆に第2の係止爪21が形成されている部位に
対応する部位においては第1の係止爪19は形成されて
いない(図3)。そして、第1の係止爪19は前記第1
の係止部16に係止されており、これにより、第1のホ
イールキャップ3の図中上下方向及び右方向への移動が
規制されている。また、第2の係止爪21は前記第2の
係止部17に係止されており、これにより、第1のホイ
ールキャップ3の図中左方向への移動が規制されてい
る。
第1のホイールキャップ3の周縁部よりも外周側におい
て露出している。このため、ホイールキャップ3〜5の
みならず、リム7の外周部分も外部から視認されるよう
になっている。さらに、本実施の形態では、第1のホイ
ールキャップ3の周縁部と、リム7の露出部分との境界
部分及びその近傍(図1の矢印部分)は、略面一となっ
ている。
センタープレート9及びスポーク部11は、いずれもア
ルミニウム(アルミニウム合金をも含む)により構成さ
れ、相互間は溶接されている。また、上記複雑な断面形
状たる第1及び第2の係止部16,17を有してなるリ
ム7は、次の方法によって製造されている。
り得られる。図4に示すように、例えば押出加工機21
は、コンテナ22、ダミーブロック23、ステム24及
びダイ25を備えており、コンテナ22内部には、40
0℃〜500℃に加熱されたアルミニウムビレット26
が収容されている。また、ダイ25は、上記リム7の断
面形状の開口部25aを有している。そして、図示しな
いアクチュエータによりステム24を図の右方へ移動さ
せる。すると、アルミニウムビレット26はダミーブロ
ック23によって、ダイ25の開口部25aから図の右
方へ押し出される。その後、押し出されたものを常温ま
で冷却させ、所定の長さに切断することにより、図5に
示すような、リム7と同等の断面形状を有するプレート
7Aが得られる。
ーリング装置を用いて曲げ加工するとともに、端縁同士
を溶接により接合する。これにより、上記略円筒状のリ
ム7が得られるのである。
て説明する。 (イ)本実施の形態によれば、リム7をはじめとして、
ホイール本体2は、全てアルミニウムにより構成されて
いる。このため、鉄で構成されていた従来技術に比べ
て、ホイール1全体の軽量化を図ることができる。
により、従来の曲げ加工では困難であった係止部16,
17を容易に設けることができる。ここで、本実施の形
態では、鋳造アルミホイールの如き、鋳造、切削加工が
不要であり、連続的にプレート7A、ひいてはリム7を
製造することができる。このため、コストの低減、及び
量産化を図ることができる。
には上記複雑な断面形状を付与すること、つまり、複数
の係止部16,17の一体形成を容易に行うことができ
る。そして、かかる係止部16,17に対し、係止爪1
9,21を係止させることで、従来の如くワイヤホイー
ルを用いずとも、第1のホイールキャップ3を確実に取
付けることができる。そのため、走行中においてホイー
ルキャップ3が外れにくく、取付状態の安定性を確保す
ることができる。また、ワイヤホイールを設けなくても
よい分、コストの低減を図ることができ、さらに量産性
の向上を図ることができる。
7は、第1のホイールキャップ3の周縁部よりも外周側
において露出している。このため、ホイールキャップ3
〜5のみならず、リム7の外周部分も外部から視認され
るようになっている。また、特に、リム7はアルミニウ
ムにより、第1のホイールキャップ3は樹脂材料により
ぞれぞれ構成されていることから、アルミニウムと樹脂
という異種材料の外観が同時に視認されうることとな
る。そのことも相まって、全体として著しい外観品質の
向上を図ることができる。
ルキャップ3の周縁部と、リム7の露出部分との境界部
分及びその近傍は、略面一となっている。このため、さ
らなる外観品質の向上を図ることができるとともに、当
該境界部分及びその近傍に汚れが付着したとしても、当
該汚れは、簡易な清掃作業でもって、容易に除去するこ
とができる。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、第1から第3のホイールキ
ャップ3〜5によりホイールキャップを構成することと
したが、ホイールキャップは1つのみによって構成して
もよいし、或いは2つ、又は4つ以上によって構成する
ようにしてもよい。
いても、上記実施の形態のものに何ら限定されるもので
はない。 (2)上記実施の形態では、押出加工の一例としていわ
ゆる直接押出法を挙げたが、その外にも間接押出法、静
水圧押出法等を用いることもできる。
17及び係止爪19,21により第1のホイールキャッ
プ3を取付ける場合に具体化したが、それ以外の係止構
造であってもよい。すなわち、少なくとも断面2方向の
動きを規制することが可能であれば、いかなる係止構造
であっても採用することができる。
キャップの取付構造によれば、軽量化、コストの低減、
量産化を図ることができるとともに、取付状態の安定化
を図ることができるという優れた効果を奏する。
ャップの取付構造を示す部分断面図である。
である。
ある。
る。
を示す部分断面図である。
キャップ、7…リム、7A…プレート、9…スポークを
構成するセンタープレート、11…スポークを構成する
スポーク部、16…第1の係止部、17…第2の係止
部、18…キャップ本体、19…第1の係止爪、21…
第2の係止爪、25…ダイ、25a…開口部。
Claims (3)
- 【請求項1】 略円筒状のリム及び車軸の回転を前記リ
ムに伝達するべく前記リムに固定されてなるスポークを
有してなるホイール本体と、前記リムに対し取付けられ
てなるホイールキャップとを備えてなるホイールキャッ
プの取付構造であって、 所定の開口形状をなすダイよりアルミニウムを押出加工
することにより、少なくとも断面2方向の動きを規制す
るための複数の係止部が一体形成されてなるプレートを
形成し、該プレートをローリング加工し、溶接すること
により前記リムを構成するとともに、前記係止部に対
し、前記ホイールキャップに一体形成されてなる係止爪
を係止させることにより前記ホイールキャップを前記リ
ムに固定させることを特徴とするホイールキャップの取
付構造。 - 【請求項2】 前記リムは、前記ホイールキャップの周
縁部よりも外周側において露出しており、かつ、前記ホ
イールキャップの周縁部と、前記リムの露出部分との境
界部分は、略面一となっていることを特徴とする請求項
1に記載のホイールキャップの取付構造。 - 【請求項3】 前記ホイールキャップは、樹脂材料によ
り成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記
載のホイールキャップの取付構造。
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1997
- 1997-06-23 JP JP16604997A patent/JP3684763B2/ja not_active Expired - Fee Related
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