JPH11111566A - インピーダンス整合器 - Google Patents

インピーダンス整合器

Info

Publication number
JPH11111566A
JPH11111566A JP9274749A JP27474997A JPH11111566A JP H11111566 A JPH11111566 A JP H11111566A JP 9274749 A JP9274749 A JP 9274749A JP 27474997 A JP27474997 A JP 27474997A JP H11111566 A JPH11111566 A JP H11111566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
impedance matching
matching device
dielectric thin
control voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9274749A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Nakamichi
眞澄 中道
Yoshiyuki Masuda
義行 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9274749A priority Critical patent/JPH11111566A/ja
Priority to EP98117058A priority patent/EP0909024A3/en
Priority to US09/157,245 priority patent/US6100773A/en
Publication of JPH11111566A publication Critical patent/JPH11111566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/38Impedance-matching networks

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末の高周波回路基板などに搭載さ
れるインピーダンス整合器1において、小型化、薄型
化、および製造工程の簡略化を図る。 【解決手段】 基板14上に下部電極6を形成し、その
下部電極6上に、蒸着法、スクリーン印刷またはメッキ
法などによって、印加電圧に対応して比誘電率が変化す
る非線形誘電体薄膜5を形成し、上部電極7と前記下部
電極6とに挟まれた領域によって、可変容量コンデンサ
4を形成する。制御電圧印加端子8,9に印加する直流
制御電圧を変化することによって、前記可変容量コンデ
ンサ4の容量が変化し、所望とする特性インピーダンス
に整合することが可能となる。したがって、調整用コン
デンサやコイル等を用いる構成に比べて、小型、低コス
ト化を図ることができるとともに、調整作業が大幅に簡
略化され、工程を簡略化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波無線機器、
衛星放送受信機器および無線LAN等の、取扱う信号の
周波数が、概ね、400MHz〜20GHz(UHF〜
SHF帯)の高周波機器におけるインピーダンス整合ア
ンテナおよび指向性アンテナ等に関連して好適に実施さ
れるインピーダンス整合器に関する。
【0002】
【従来の技術】上記機器の最近の目覚ましい小型化、高
性能化および低価格化に伴い、高周波回路用電子部品に
は、小型化、薄型化および低価格化が強く要望されてい
る。また、携帯可能な機器には、意匠や持運びの関係
上、アンテナ等の出張りが嫌われている。
【0003】このため、これらの要望や問題に応えるた
めに、誘電体セラミック小型ブロックアンテナ等が登場
している。この誘電体セラミック小型ブロックアンテナ
は、誘電体上にアンテナパターンを直接形成しているの
で、感度帯域が狭く、かつ、その性格上、使用者が手に
持ち、耳などに近付けて使用する場合、人体の影響を直
接受けて電磁界が乱れ、インピーダンス整合が取れなく
なり、通信に支障を来すという問題が発生している。こ
のため、アンテナは、インピーダンス整合器を介して、
高周波回路に接続されている。
【0004】また一般に、高周波回路の分野では、分布
定数回路で対処するために、近接配置された信号線とG
ND線との間には予期しない電磁界的結合が生じ、また
配線パターンの寸法等のばらつきなどによって、各配線
間の結合容量が予定外に異なり、インピーダンスの不整
合が発生する。このため、高周波回路では、前記アンテ
ナ段だけでなく、各回路ブロック間でも、反射波を低減
して信号をうまく伝達するために、インピーダンス整合
器が多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高周波回路基板に搭載
される典型的な従来技術のインピーダンス整合器は、調
整用のコンデンサやコイルを用いており、大型である。
また、回路モジュールの所望とする特性を得るために、
使用温度域と各構成部品の温度特性とを考慮して回路設
計を行うことが必要であり、設計者の熟練と勘とが求め
られる。また、その様な設計によっても所望とする特性
が得られなかったときには、トリミング等の煩雑な調整
を行う必要があり、設計および工程が煩雑化して、コス
トが嵩むという問題もある。
【0006】また、前記回路パターンの寸法精度のばら
つきに対しては、プリントパターンの精度向上と、前記
トリミングとに頼ることとなっており、さらに各電子部
品の取付けに際してのリード線長さや半田量についても
厳しく管理する必要があり、インピーダンス整合のため
に、製造に高い精度が要求されるという問題もある。
【0007】本発明の目的は、小型、低コストな構成
で、かつ容易にインピーダンスを整合することができる
インピーダンス整合器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るイ
ンピーダンス整合器は、高周波回路基板に搭載されるイ
ンピーダンス整合器において、印加される電界の強度に
対応して比誘電率が変化する非線形誘電体薄膜と、前記
非線形誘電体薄膜の一方の表面に形成される第1の電極
と、前記非線形誘電体薄膜の他方の表面に形成される第
2の電極とを備え、前記2つの電極間に電界を発生する
ための制御電圧および高周波信号が印加される電圧制御
可変容量コンデンサと、前記2つの電極間に前記制御電
圧を印加する制御電圧印加手段とを含むことを特徴とす
る。
【0009】上記の構成によれば、2つの電極間に直流
の制御電圧を印加すると、非線形誘電体薄膜の比誘電率
が変化し、前記2つの電極間を流れる高周波信号に対し
て、前記非線形誘電体薄膜を備えて構成される電圧制御
可変容量コンデンサの容量、したがってインピーダンス
を、所望とする値に合わせ込むことができる。
【0010】したがって、セラミック基板上にチップ実
装して所望とする回路を構成する従来のMCM技術で
は、各回路ブロック間でインピーダンス整合のために、
L,C,R等の前記チップ部品の交換や、物理的な調整
を行う必要があるのに対して、本発明では、前記制御電
圧印加手段が、温度変化や使用者の影響などに対応して
前記制御電圧を変化するだけで、常に所望とするインピ
ーダンスを得ることができ、高周波回路の設計を容易に
行うことができるとともに、調整を簡略化することがで
きる。
【0011】また、前記非線形誘電体薄膜の材料が、請
求項2で示すようなBaTiO3 、SrTiO3 および
BaSrTiO3 などの酸化物材料である場合、信号遅
延が小さく、高周波回路基板に好適なセラミック基板に
対して、該非線形誘電体薄膜を、コンデンサ、コイル、
抵抗等の他の受動部品と一体焼成で作込むことができ、
小型、低コスト化を図ることができる。
【0012】また、請求項2の発明に係るインピーダン
ス整合器では、前記非線形誘電体薄膜は、BaTi
3 、SrTiO3 またはBax Sr1-x TiO3 (0
<x<1)から成ることを特徴とする。
【0013】上記の構成によれば、非線形誘電体材料の
中でも、上記材料は、所定印加電圧に対して、大きな比
誘電率の変化を得ることができ、特にBax Sr1-x
iO3 は、前記比誘電率の変化が大きいとともに、リー
ク電流が小さく、好適である。また、酸化膜を用いて該
非線形誘電体薄膜を作成するので、高周波回路基板のセ
ラミック積層プロセスで一体に作成することができ、現
状のプロセスにこのプロセスを追加するだけで対応する
ことができ、新規に開発すべきプロセスを少なくするこ
とができる。
【0014】さらにまた、請求項3の発明に係るインピ
ーダンス整合器では、前記非線形誘電体薄膜の膜厚は、
0.05〜10(μm)であることを特徴とする。
【0015】上記の構成によれば、膜厚があまり厚い
と、比誘電率の所望とする変化量を得ることができる印
加電圧が大きくなってしまい、またあまり薄いと、下地
の凹凸や表面の欠陥等によるピンホールの発生などによ
ってリーク電流が増加してしまうのに対して、小さい印
加電圧で、かつ少ないリーク電流で、所望とする比誘電
率の変化を得ることができる。
【0016】また、請求項4の発明に係るインピーダン
ス整合器は、誘電体セラミック基板またはガラス基板か
ら成る前記高周波回路基板上に、非線形誘電体薄膜を、
直接、蒸着法、有機金属塩を用いたゾルゲル法または印
刷法によって形成することを特徴とする。
【0017】上記の構成によれば、簡素なプロセスで、
所望とする極めて薄い非線形誘電体の薄膜を形成するこ
とができる。
【0018】さらにまた、請求項5の発明に係るインピ
ーダンス整合器は、前記非線形誘電体薄膜を、フォトエ
ッチング手法、好ましくはリフトオフ法を用いて成形す
ることを特徴とする。
【0019】上記の構成によれば、非線形誘電体薄膜に
おいて、厚膜形成される下地電極からはみ出して、可変
容量を形成しない外周縁部が除去される。
【0020】したがって、形成された非線形誘電体薄膜
のうち、下地電極上に均一に形成された部分のみが可変
容量に使用されるので、リーク電流を抑制することがで
きるとともに、充分な絶縁耐圧を得ることができる。ま
た、容量のばらつきも小さく抑えることができ、所望と
する特性を得ることができる。
【0021】また、請求項6の発明に係るインピーダン
ス整合器は、前記非線形誘電体薄膜の外周縁部に、比誘
電率の小さい材料によって絶縁膜を形成することを特徴
とする。
【0022】上記の構成によれば、非線形誘電体薄膜の
膜厚が不均一になり易い前記外周縁部が絶縁膜で覆われ
た後、上部電極が形成されるので、リーク電流を抑制す
ることができるとともに、充分な絶縁耐圧を得ることが
できる。また、容量のばらつきも小さく抑えることがで
き、所望とする特性を得ることができる。
【0023】さらにまた、請求項7の発明に係るインピ
ーダンス整合器は、前記非線形誘電体薄膜を、前記高周
波回路基板に、セラミックグリーンシートプロセスを用
いて形成することを特徴とする。
【0024】上記の構成によれば、既存のセラミックグ
リーンシートプロセスを用いて、非線形誘電体薄膜を前
記高周波回路基板に一体形成することができ、新規に開
発すべきプロセスを少なくすることができる。
【0025】また、請求項8の発明に係るインピーダン
ス整合器では、前記電極は、表皮厚みを考慮した厚膜導
体であることを特徴とする。
【0026】上記の構成によれば、取扱うべき高周波信
号の周波数が高くても、前記電圧制御可変容量コンデン
サに、所望とする容量などの電気的特性を確保すること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図10に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0028】図1は本発明の実施の一形態のインピーダ
ンス整合器1の構造を示す斜視図であり、図2は図1の
切断面線A−Aから見た断面図であり、図3はその等価
回路図である。このインピーダンス整合器1は、たとえ
ば前述のインピーダンス整合アンテナや、指向性アンテ
ナ等に関連して設けられ、また高周波回路間に介在され
て用いられる。なお、この図1〜図3では、それらの他
の回路の構成および制御電圧印加のための構成は省略し
て示している。
【0029】高周波信号は、入力端子2から印刷抵抗3
を介して、可変容量コンデンサ4に入力される。可変容
量コンデンサ4は、非線形誘電体薄膜5が、第1および
第2の電極である電極6,7に挟込まれて構成されてい
る。下部電極6は、制御電圧印加端子8に接続されると
ともに、前記印刷抵抗3に接続されている。上部電極7
は、制御電圧印加端子9に接続されるとともに、配線パ
ターン10を介して、チップ部品11の入力端に接続さ
れる。チップ部品11は、インダクタLと、抵抗成分R
とを備える負荷素子である。チップ部品11の出力端
は、配線パターン12を介して、接地端子13に接続さ
れる。
【0030】接地端子13はまた、基板14に形成され
たスルーホール15を介して、基板14の反対側の表面
に形成された接地パターン16と接続されている。基板
14は、たとえば酸化チタンや酸化バリウムを主体とす
るセラミック系材料や、ガラス系材料が焼成されて形成
される多層配線基板であり、その内部には、フィルタ回
路などの他の高周波回路が内蔵されている。
【0031】図2を参照して、前記非線形誘電体薄膜5
には、1(MV/cm)程度の電界を印加する必要があ
り、これに対して、電源電圧は、特に携帯機器では、低
電圧化が望まれ、たとえば5〜10(V)とすると、該
非線形誘電体薄膜5は、0.1〜0.2(μm)程度の
厚みとされる。一方、高周波を取扱う場合には、表皮厚
を考慮に入れて、前記電極6,7などには、6〜7(μ
m)の厚みが必要となる。したがって、厚膜と薄膜との
混在状態でデバイスを構成する必要がある。
【0032】したがって、前記非線形誘電体薄膜5は、
たとえば蒸着法、有機金属塩を用いたゾルゲル法または
印刷法によって、上記の薄膜に成膜される。図1および
図2の構成は、前記印刷法において、非線形誘電体薄膜
を均一に形成することができるMOD(Molecular Oixi
d Deposition)法が適用された例を示しており、このM
OD法では、ゲル状のMODをスクリーンマスクを用い
て印刷し、焼成するので、段差のない面に対しては極め
て均一に塗膜することができるけれども、下地となる厚
い下部電極6のエッジ部分で、充分にステップカバーす
ることができず、部分的に膜厚にむらを生じ、電極6,
7が短絡して、リーク電流が増加したり、絶縁耐圧に異
常をきたすおそれがある。さらに、容量にもばらつきが
生じるおそれがある。
【0033】このため、本発明では、図2で示すよう
に、前記エッジ部分に、SiO2 やAl2 3 等の、前
記非線形誘電体薄膜5に比べて比誘電率の充分低い材料
を2(μm)以上の厚みで塗布して絶縁膜17を形成
し、その絶縁膜17のスルーホール17aによる開口部
分に、前記上部電極7を形成する。なお、図1では、図
面の簡略化のために、この絶縁膜17は省略して示して
いる。
【0034】図4は、上述のようなインピーダンス整合
器1の製造工程を説明するためのフローチャートであ
る。スルーホール15および接地パターン16の形成さ
れた基板14に対して、ステップs1では、前記下部電
極6などの下部導体が、導体ペーストや電気メッキ等の
手法およびそれらの手法を併用した手法で厚膜形成され
る。ステップs2aでは、前記非線形誘電体薄膜5が、
たとえば前記MODがスクリーン印刷され、焼成されて
形成される。また、ステップs2bでは、薄膜印刷によ
って、前記印刷抵抗3が形成される。
【0035】ステップs2a,s2bがともに終了する
と、ステップs3に移り、フォトレジストまたはAl等
の化学的に容易にエッチング可能な材料で、リフトオフ
法を用いて、前記非線形誘電体薄膜5の下部電極6から
はみ出した部分が除去され、さらに可変容量コンデンサ
4となる領域の外周縁部に、スピンコート法や蒸着法を
用いて、前記絶縁膜17が形成される。
【0036】ステップs4では、前記上部電極7や配線
パターン10などの上部導体が、前記下部導体と同様
に、印刷法、メッキ法またはこれらの手法を併用するな
どして、厚膜形成される。その後、ステップs5で、前
記チップ部品11が実装されて、該インピーダンス整合
器1が完成となる。
【0037】上述のように構成されるインピーダンス整
合器1において、前記制御電圧印加端子8,9から、前
記電極6,7間に直流制御電圧を印加して、非線形誘電
体薄膜5に電界を与えると、図5で示すように、電界強
度Eの変化に対して、電束密度Dは、図5で示すように
変化する。すなわち、図6で示すように、電界強度Eの
弱いE=0(MV/cm)近傍では、比誘電率εrが、
たとえば300程度となり、電界強度Eが強い、たとえ
ばE=±1(MV/cm)領域では、比誘電率εrが1
00となっている。したがって、前記可変容量コンデン
サ4の容量が、印加電界を変化することによって、60
%以上変化可能であることが理解される。
【0038】一方、前記図3において、インダクタLの
インダクタンスをj25(Ω)とし、抵抗成分Rの抵抗
値を25(Ω)とするとき、負荷インピーダンスZ1
は、 Z1=25+j25(Ω) …(1) となる。
【0039】これに対して、該インピーダンス整合器1
の特性インピーダンスZcが、たとえば50(Ω)で設
計されているとして、たとえば25(Ω)の印刷抵抗3
と、リアクタンスXcの前記可変容量コンデンサ4との
直列回路から成るZ2なるインピーダンスを挿入し、整
合を図る場合に、必要となるコンデンサ容量を、図7で
示すスミスチャートを用いて計算する。まず、 Z2=25−jXc(Ω) …(2) であり、Zc=50(Ω)から、規格化インピーダンスは、 Z1’=0.5+j0.5(Ω) …(3) Z2’=0.5−jXc/50(Ω) …(4) で表現される。
【0040】前記式3は、図7で示すスミスチャートに
おける、点P1にある。これに、式4の整合用のインピ
ーダンスZ2’を直列に挿入して、50(Ω)に整合す
るためには、 Z1’+Z2’=1.0 …(5) となるように、リアクタンスXcを決定すればよい。したがって、 0.5−Xc/50=0 …(6) を満足すればよく、Xc=25(Ω)が得られる。
【0041】ここで、取扱うべき高周波信号の周波数
が、たとえば1(GHz)であるとすると、 XC=1/ωC=1/2πfC …(7) から、C≒6.37(pF)とすることによって、イン
ピーダンス整合を得ることができる。
【0042】したがって、挿入インピーダンスZ2の印
刷抵抗3によって、インピーダンスは点P2に変化し、
さらに可変容量コンデンサ4によって点P3に変化し
て、Zc=50(Ω)に合わせ込みが行われることが理
解される。したがって、可変容量コンデンサ4を10
(pF)程度に形成しておくことによって、制御電圧を
印加することで、3.3(pF)程度まで変化させるこ
とができ、負荷素子であるチップ部品11のインピーダ
ンスの違いに対して、図示しない制御電圧印加回路によ
る印加制御電圧を変化するだけで、所定の前記特性イン
ピーダンスZcにインピーダンス整合を行うことができ
る。
【0043】なお、前記制御電圧印加回路は、たとえば
電源ライン間に介在される分圧抵抗と、実測された負荷
インピーダンスZ1に対応してトリミングされるトリミ
ング抵抗となどによって構成され、所定の制御電圧を発
生する。
【0044】また、負荷素子が、図8で示すような前記
負荷インピーダンスZ1が変動する負荷21である場
合、前記制御電圧印加回路は、その負荷インピーダンス
Z1の変動を検知し、前記制御電圧を変化することによ
って、インピーダンスの整合状態を維持することができ
る。
【0045】図9は、前記非線形誘電体薄膜5の材料
と、成膜条件との違いによる印加電圧に対する誘電率変
化率の違いを説明するためのグラフである。この図9か
ら明らかなように、成膜手法、さらには焼成条件によっ
ても特性に大きな差が生じ、STO(SrTiO3 )、
BST(Bax Sr1-x TiO3 (0<x<1、たとえ
ばx=0.7))ともに有効な材料であり、特にゾルゲ
ル法によるBSTが有効であることが理解される。ま
た、図示していないが、広く用いられているBTO(B
aTiO3 )も同様に、有効な材料である。
【0046】また、図10は、印加電圧に対するリーク
電流の特性を示すグラフである。この図10は、ゾルゲ
ル法による700℃焼成のBSTのデータを示し、電極
6,7には、Pt/Taを用いた例を示している。この
図10から明らかなように、リーク電流が極めて小さ
く、有効であることが理解される。
【0047】また、前記式7で示すようにして求めたコ
ンデンサ容量Cに対して、 C=εr・S/t …(8) が成立する。ここで、Sは、コンデンサを形成する上部
電極の面積であり、非線形誘電体薄膜5において、前記
絶縁膜17から露出しているスルーホール17a部分の
面積である。また、tは、非線形誘電体薄膜5の膜厚で
ある。比誘電率εrを、前記BST、STOの300前
後として、SiO2 等と比較すると、非常に大きく、し
たがって、小型に形成することができる。また、この比
誘電率εrを変化させるためには、前述のように、±1
(MV/cm)程度の電界を印加する必要があり、薄型
化、すなわち前記膜厚tを小さくする必要があり、これ
によってもまた、小型化を図ることができる。
【0048】なお、前述の図6で示すように、比誘電率
εrの変化率を約60%とするとき、インピーダンス整
合に使用する、すなわち前記インピーダンスZ2の可変
幅で、たとえば30%を使用し、小型化に伴うコンデン
サの寸法精度のばらつき補償に対して、残余の30%程
度を使用するようにしてもよい。このようにすることに
よって、要求される設計および加工精度を緩やかにする
ことができる。
【0049】さらにまた、非線形誘電体薄膜5の膜厚t
は、上述のように、薄くなる程、低い印加電圧で、大き
な印加電界強度を発生することが可能であるけれども、
結晶性の問題や、下地基板の凹凸のピンホールの問題な
どによって、0.05(μm)程度が下限と考えられ、
また上限は、印加電圧の実用上の上限である100
(V)を限界とする場合、10(μm)となる。
【0050】以上のようにして、印加される直流制御電
圧に対応した容量となる可変容量コンデンサ4を用いる
インピーダンス整合器1を実現することができ、前記可
変容量コンデンサ4への直流制御電圧を変化することに
よって、整合すべきインピーダンスに適応したリアクタ
ンスを得ることができる容量を容易に得ることができ
る。これによって、小型、低コストな構成でインピーダ
ンスの整合を行うことができるようになるとともに、作
成された素子の特性に対応した制御電圧を印加するだけ
で、所望とする特性を高精度に得ることができ、設計お
よび加工の精度を緩やかに設定することができる。ま
た、半導体を用いる可変容量コンデンサ、いわゆるバリ
キャップに比べて、温度係数は極めて小さく、安定した
特性を維持することができる。
【0051】また、下地導体である下部電極6上に、非
線形誘電体薄膜5を印刷形成した後、フォトエッチング
手法、好ましくはリフトオフ法を用いて、可変容量コン
デンサ4となる領域のみを残し、前記電極6よりも外方
にはみ出す部分を除去するので、平坦な導体面上に前記
非線形誘電体薄膜5を形成することができ、前記リーク
電流を抑制することができるとともに、充分な絶縁耐圧
を得ることができる。また、容量のばらつきも抑えるこ
とができ、所望とする特性を得ることができる。
【0052】さらにまた、前記非線形誘電体薄膜5の外
周縁部を、比誘電率の小さい、前記絶縁膜17で覆った
後に、上部電極である電極7を形成するので、これによ
ってもまた、前記リーク電流を抑制することができると
ともに、絶縁耐圧を高くすることができる。さらにま
た、比誘電率εrが大きくても、スルーホール17aに
よる、たとえば0.1(mm)角の微小な開口部分の面
積に対応して、高周波に適応した所望とする小容量を、
再現性良く得ることができる。
【0053】本発明の実施の他の形態について、図11
に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0054】図11は、前記非線形誘電体薄膜5の本発
明の実施の他の形態による製造工程を説明するためのフ
ローチャートである。この工程は、印刷積層(MPC)
法による製造プロセスである。ステップs11では、仮
焼成炉による焼成および粉砕機による粉砕によって、素
原料が作成される。ステップs12では、前記素原料
が、ボールミルおよび撹拌真空脱泡機によってスラリー
に作成され、ステップs13では、グリーンシートに成
形される。ステップs14では、前記グリーンシート
に、導体、すなわち前記電極6,7などが高精度印刷機
によって印刷形成され、ステップs15では、シートプ
レス機によってグリーンシートが積層される。ステップ
s16では、焼成炉によって焼成されて、前記非線形誘
電体薄膜5が完成する。
【0055】このように、通常のグリーンシートプロセ
スで前記非線形誘電体薄膜5を形成することによって、
新規に開発すべきプロセスを少なくすることができると
ともに、基板14に一体形成することができ、小型化す
ることができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明に係るインピーダンス整
合器は、以上のように、高周波回路基板に、印加される
電界の強度に対応して比誘電率が変化する非線形誘電体
薄膜を2つの電極間に挟み込んで構成した電圧制御可変
容量コンデンサを搭載し、制御電圧印加手段が2つの電
極間に直流の制御電圧を印加することによって、非線形
誘電体薄膜の比誘電率を変化させ、前記2つの電極間を
流れる高周波信号に対して、該電圧制御可変容量コンデ
ンサの容量、したがってインピーダンスを、所望とする
値に合わせ込む。
【0057】それゆえ、インピーダンス整合のために、
従来のようなL,C,R等のチップ部品の交換や、物理
的な調整を行う必要はなく、制御電圧印加手段が、温度
変化や使用者の影響などに対応して前記制御電圧を変化
するだけで、常に所望とするインピーダンスを得ること
ができ、高周波回路の設計を容易に行うことができると
ともに、調整を簡略化することができる。
【0058】また、前記非線形誘電体薄膜の材料が、請
求項2で示すようなBaTiO3 、SrTiO3 および
BaSrTiO3 などの酸化物材料である場合、信号遅
延が小さく、高周波回路基板に好適なセラミック基板に
対して、該非線形誘電体薄膜を、コンデンサ、コイル、
抵抗等の他の受動部品と一体焼成で作込むことができ、
小型、低コスト化を図ることができる。
【0059】また、請求項2の発明に係るインピーダン
ス整合器は、以上のように、前記非線形誘電体薄膜を、
BaTiO3 、SrTiO3 またはBax Sr1-x Ti
(0<x<1)で形成する。
【0060】それゆえ、非線形誘電体材料の中でも、上
記材料は、所定印加電圧に対して、大きな比誘電率の変
化を得ることができ、特にBaSr1-x TiO
3 は、前記比誘電率の変化が大きいとともに、リーク電
流が小さく、好適である。また、酸化膜を用いて該非線
形誘電体薄膜を作成するので、高周波回路基板のセラミ
ック積層プロセスで一体に作成することができ、現状の
プロセスにプロセスを追加するだけで対応することがで
き、新規に開発すべきプロセスを少なくすることができ
る。
【0061】さらにまた、請求項3の発明に係るインピ
ーダンス整合器は、以上のように、前記非線形誘電体薄
膜の膜厚を、0.05〜10(μm)とする。
【0062】それゆえ、膜厚があまり厚いと、比誘電率
の所望とする変化量を得ることができる印加電圧が大き
くなってしまい、またあまり薄いと、下地の凹凸や表面
の欠陥等によるピンホールの発生などによってリーク電
流が増加してしまうのに対して、小さい印加電圧で、か
つ少ないリーク電流で、所望とする比誘電率の変化を得
ることができる。
【0063】また、請求項4の発明に係るインピーダン
ス整合器は、以上のように、誘電体セラミック基板また
はガラス基板から成る前記高周波回路基板上に、非線形
誘電体薄膜を、直接、蒸着法、有機金属塩を用いたゾル
ゲル法または印刷法によって形成する。
【0064】それゆえ、簡素なプロセスで、所望とする
極めて薄い非線形誘電体の薄膜を形成することができ
る。
【0065】さらにまた、請求項5の発明に係るインピ
ーダンス整合器は、以上のように、前記非線形誘電体薄
膜を、フォトエッチング手法、好ましくはリフトオフ法
を用いて成形し、厚膜形成される下地電極からはみ出し
て、可変容量を形成しない外周縁部を除去する。
【0066】それゆえ、形成された非線形誘電体薄膜の
うち、下地電極上に均一に形成された部分のみが可変容
量に使用されるので、リーク電流を抑制することができ
るとともに、充分な絶縁耐圧を得ることができる。ま
た、容量のばらつきも小さく抑えることができ、所望と
する特性を得ることができる。
【0067】また、請求項6の発明に係るインピーダン
ス整合器は、以上のように、前記非線形誘電体薄膜の膜
厚が不均一になり易い外周縁部が、比誘電率の小さい材
料から成る絶縁膜で覆われた後、上部電極を形成する。
【0068】それゆえ、リーク電流を抑制することがで
きるとともに、充分な絶縁耐圧を得ることができる。ま
た、容量のばらつきも小さく抑えることができ、所望と
する特性を得ることができる。
【0069】さらにまた、請求項7の発明に係るインピ
ーダンス整合器は、以上のように、前記非線形誘電体薄
膜を、前記高周波回路基板に、セラミックグリーンシー
トプロセスを用いて形成する。
【0070】それゆえ、既存のセラミックグリーンシー
トプロセスを用いて、非線形誘電体薄膜を前記高周波回
路基板に一体形成することができ、新規に開発すべきプ
ロセスを少なくすることができる。
【0071】また、請求項8の発明に係るインピーダン
ス整合器は、以上のように、前記電極を、表皮厚みを考
慮した厚膜導体とする。
【0072】それゆえ、取扱うべき高周波信号の周波数
が高くても、電圧制御可変容量コンデンサに、所望とす
る容量などの電気的特性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のインピーダンス整合器
の斜視図である。
【図2】図1の切断面線A−Aから見た断面図である。
【図3】図1および図2で示すインピーダンス整合器の
等価回路図である。
【図4】基板上への前記インピーダンス整合器の形成工
程を説明するためのフローチャートである。
【図5】非線形誘電体薄膜への印加電界強度の変化に対
する電束密度の変化を示すグラフである。
【図6】非線形誘電体薄膜への印加電界強度の変化に対
する比誘電率の変化を示すグラフである。
【図7】図1〜図3で示すインピーダンス整合器におけ
るインピーダンス整合手順を説明するためのスミスチャ
ートである。
【図8】インピーダンス整合の他の例の等価回路図であ
る。
【図9】前記非線形誘電体薄膜の材料および成膜条件の
違いによる印加電圧に対する比誘電率変化率の違いを示
すグラフである。
【図10】非線形誘電体薄膜の一例のBST膜による印
加電圧の変化に対するリーク電流の変化を示すグラフで
ある。
【図11】本発明の実施の他の形態の非線形誘電体薄膜
の形成工程を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 インピーダンス整合器 2 入力端子 3 印刷抵抗 4 可変容量コンデンサ 5 非線形誘電体薄膜 6,7 電極 8,9 制御電圧印加端子 10,12 配線パターン 11 チップ部品 13 接地端子 14 基板 15,17a スルーホール 16 接地パターン 17 絶縁膜 21 負荷

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波回路基板に搭載されるインピーダン
    ス整合器において、 印加される電界の強度に対応して比誘電率が変化する非
    線形誘電体薄膜と、前記非線形誘電体薄膜の一方の表面
    に形成される第1の電極と、前記非線形誘電体薄膜の他
    方の表面に形成される第2の電極とを備え、前記2つの
    電極間に電界を発生するための制御電圧および高周波信
    号が印加される電圧制御可変容量コンデンサと、 前記2つの電極間に前記制御電圧を印加する制御電圧印
    加手段とを含むことを特徴とするインピーダンス整合
    器。
  2. 【請求項2】前記非線形誘電体薄膜は、BaTiO3
    SrTiO3 またはBax Sr1-xTiO3 (0<x<
    1)から成ることを特徴とする請求項1記載のインピー
    ダンス整合器。
  3. 【請求項3】前記非線形誘電体薄膜の膜厚は、0.05
    〜10(μm)であることを特徴とする請求項2記載の
    インピーダンス整合器。
  4. 【請求項4】誘電体セラミック基板またはガラス基板か
    ら成る前記高周波回路基板上に、非線形誘電体薄膜を、
    直接、蒸着法、有機金属塩を用いたゾルゲル法または印
    刷法によって形成することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のインピーダンス整合器。
  5. 【請求項5】前記非線形誘電体薄膜を、フォトエッチン
    グ手法、好ましくはリフトオフ法を用いて成形すること
    を特徴とする請求項4記載のインピーダンス整合器。
  6. 【請求項6】前記非線形誘電体薄膜の外周縁部に、比誘
    電率の小さい材料によって絶縁膜を形成することを特徴
    とする請求項4または5記載のインピーダンス整合器。
  7. 【請求項7】前記非線形誘電体薄膜を、前記高周波回路
    基板に、セラミックグリーンシートプロセスを用いて形
    成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のインピーダンス整合器。
  8. 【請求項8】前記電極は、表皮厚みを考慮した厚膜導体
    であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    のインピーダンス整合器。
JP9274749A 1997-10-07 1997-10-07 インピーダンス整合器 Pending JPH11111566A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9274749A JPH11111566A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 インピーダンス整合器
EP98117058A EP0909024A3 (en) 1997-10-07 1998-09-09 Impedance matching device
US09/157,245 US6100773A (en) 1997-10-07 1998-09-18 Impedance matching device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9274749A JPH11111566A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 インピーダンス整合器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11111566A true JPH11111566A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17546059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9274749A Pending JPH11111566A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 インピーダンス整合器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6100773A (ja)
EP (1) EP0909024A3 (ja)
JP (1) JPH11111566A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329787A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Kyocera Corp 可変容量コンデンサおよび製造方法
US7109944B2 (en) 2004-01-26 2006-09-19 Kyocera Corporation Antenna using variable capacitance element and wireless communication apparatus using the same
US7142072B2 (en) 2003-09-22 2006-11-28 Kyocera Corporation Variable matching circuit, variable resonance circuit, variable phase-shifting circuit and variable attenuation circuit each having variable-capacitance capacitor
JP2007096098A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Sony Corp 光デバイスと光通信装置
JP2014116407A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Murata Mfg Co Ltd 可変容量素子モジュール
JP2017512387A (ja) * 2013-11-29 2017-05-18 フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング ホール効果に基づく容量結合式ジャイレータ

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2808919B1 (fr) 2000-05-15 2002-07-19 Memscap Microcomposant electronique du type capacite variable ou microswitch, ou procede de fabrication d'un tel composant
US7865154B2 (en) 2000-07-20 2011-01-04 Paratek Microwave, Inc. Tunable microwave devices with auto-adjusting matching circuit
US8744384B2 (en) 2000-07-20 2014-06-03 Blackberry Limited Tunable microwave devices with auto-adjusting matching circuit
EP1301960A1 (en) 2000-07-20 2003-04-16 Paratek Microwave, Inc. Tunable microwave devices with auto-adjusting matching circuit
US8064188B2 (en) 2000-07-20 2011-11-22 Paratek Microwave, Inc. Optimized thin film capacitors
US6448604B1 (en) * 2000-09-12 2002-09-10 Robert Bosch Gmbh Integrated adjustable capacitor
US6806553B2 (en) * 2001-03-30 2004-10-19 Kyocera Corporation Tunable thin film capacitor
US7221243B2 (en) 2001-04-11 2007-05-22 Kyocera Wireless Corp. Apparatus and method for combining electrical signals
US7746292B2 (en) 2001-04-11 2010-06-29 Kyocera Wireless Corp. Reconfigurable radiation desensitivity bracket systems and methods
US7174147B2 (en) 2001-04-11 2007-02-06 Kyocera Wireless Corp. Bandpass filter with tunable resonator
US6690251B2 (en) 2001-04-11 2004-02-10 Kyocera Wireless Corporation Tunable ferro-electric filter
US7394430B2 (en) 2001-04-11 2008-07-01 Kyocera Wireless Corp. Wireless device reconfigurable radiation desensitivity bracket systems and methods
US6937195B2 (en) 2001-04-11 2005-08-30 Kyocera Wireless Corp. Inverted-F ferroelectric antenna
US7164329B2 (en) 2001-04-11 2007-01-16 Kyocera Wireless Corp. Tunable phase shifer with a control signal generator responsive to DC offset in a mixed signal
WO2002084788A1 (en) * 2001-04-11 2002-10-24 Kyocera Wireless Corporation Tunable antenna matching circuit
US7154440B2 (en) 2001-04-11 2006-12-26 Kyocera Wireless Corp. Phase array antenna using a constant-gain phase shifter
US7071776B2 (en) 2001-10-22 2006-07-04 Kyocera Wireless Corp. Systems and methods for controlling output power in a communication device
US7176845B2 (en) 2002-02-12 2007-02-13 Kyocera Wireless Corp. System and method for impedance matching an antenna to sub-bands in a communication band
US7184727B2 (en) 2002-02-12 2007-02-27 Kyocera Wireless Corp. Full-duplex antenna system and method
US7180467B2 (en) 2002-02-12 2007-02-20 Kyocera Wireless Corp. System and method for dual-band antenna matching
US7002435B2 (en) * 2002-09-27 2006-02-21 Kyocera Corporation Variable capacitance circuit, variable capacitance thin film capacitor and radio frequency device
US7161793B2 (en) * 2002-11-14 2007-01-09 Fujitsu Limited Layer capacitor element and production process as well as electronic device
US7720443B2 (en) 2003-06-02 2010-05-18 Kyocera Wireless Corp. System and method for filtering time division multiple access telephone communications
US7092232B2 (en) * 2004-06-28 2006-08-15 Kyocera Corporation Variable capacitance capacitor, circuit module, and communications apparatus
US7248845B2 (en) 2004-07-09 2007-07-24 Kyocera Wireless Corp. Variable-loss transmitter and method of operation
JP2006032783A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Hitachi Cable Ltd 電子部品実装構造及びそれを用いた光トランシーバ
US20060099906A1 (en) * 2004-11-09 2006-05-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Satellite broadcast receiver for dividing power of satellite broadcast signal using wilkinson power divider
US9406444B2 (en) 2005-11-14 2016-08-02 Blackberry Limited Thin film capacitors
US7548762B2 (en) 2005-11-30 2009-06-16 Kyocera Corporation Method for tuning a GPS antenna matching network
US7711337B2 (en) 2006-01-14 2010-05-04 Paratek Microwave, Inc. Adaptive impedance matching module (AIMM) control architectures
US8125399B2 (en) 2006-01-14 2012-02-28 Paratek Microwave, Inc. Adaptively tunable antennas incorporating an external probe to monitor radiated power
US8325097B2 (en) 2006-01-14 2012-12-04 Research In Motion Rf, Inc. Adaptively tunable antennas and method of operation therefore
JP2007267229A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toshiba Corp マイクロストリップ伝送線路
JP2007300159A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Sharp Corp 回路ユニット、電源バイアス回路、lnb、およびトランスミッタ
US7714676B2 (en) 2006-11-08 2010-05-11 Paratek Microwave, Inc. Adaptive impedance matching apparatus, system and method
US8299867B2 (en) 2006-11-08 2012-10-30 Research In Motion Rf, Inc. Adaptive impedance matching module
US7535312B2 (en) 2006-11-08 2009-05-19 Paratek Microwave, Inc. Adaptive impedance matching apparatus, system and method with improved dynamic range
US7813777B2 (en) 2006-12-12 2010-10-12 Paratek Microwave, Inc. Antenna tuner with zero volts impedance fold back
JP4919819B2 (ja) 2007-01-24 2012-04-18 富士通株式会社 マイクロマシンデバイスの駆動制御方法および装置
JP4610576B2 (ja) 2007-03-30 2011-01-12 富士通株式会社 マイクロマシンデバイスの駆動制御方法および装置
US7917104B2 (en) 2007-04-23 2011-03-29 Paratek Microwave, Inc. Techniques for improved adaptive impedance matching
US8213886B2 (en) 2007-05-07 2012-07-03 Paratek Microwave, Inc. Hybrid techniques for antenna retuning utilizing transmit and receive power information
US7991363B2 (en) 2007-11-14 2011-08-02 Paratek Microwave, Inc. Tuning matching circuits for transmitter and receiver bands as a function of transmitter metrics
KR20090099235A (ko) * 2008-03-17 2009-09-22 삼성전자주식회사 안테나 구조체
US8675337B2 (en) * 2008-05-02 2014-03-18 Fujitsu Limited Variable capacitor and filter circuit with bias voltage
US8072285B2 (en) 2008-09-24 2011-12-06 Paratek Microwave, Inc. Methods for tuning an adaptive impedance matching network with a look-up table
US8472888B2 (en) 2009-08-25 2013-06-25 Research In Motion Rf, Inc. Method and apparatus for calibrating a communication device
US9026062B2 (en) 2009-10-10 2015-05-05 Blackberry Limited Method and apparatus for managing operations of a communication device
US8803631B2 (en) 2010-03-22 2014-08-12 Blackberry Limited Method and apparatus for adapting a variable impedance network
CA2797074C (en) 2010-04-20 2018-08-14 Research In Motion Rf, Inc. Method and apparatus for managing interference in a communication device
KR20120007794A (ko) * 2010-07-15 2012-01-25 엘지이노텍 주식회사 무선 통신 기기용 안테나 임피던스 매칭 조정 시스템
US9379454B2 (en) 2010-11-08 2016-06-28 Blackberry Limited Method and apparatus for tuning antennas in a communication device
US8712340B2 (en) 2011-02-18 2014-04-29 Blackberry Limited Method and apparatus for radio antenna frequency tuning
US8655286B2 (en) 2011-02-25 2014-02-18 Blackberry Limited Method and apparatus for tuning a communication device
US8594584B2 (en) 2011-05-16 2013-11-26 Blackberry Limited Method and apparatus for tuning a communication device
US8626083B2 (en) 2011-05-16 2014-01-07 Blackberry Limited Method and apparatus for tuning a communication device
WO2013022826A1 (en) 2011-08-05 2013-02-14 Research In Motion Rf, Inc. Method and apparatus for band tuning in a communication device
US8948889B2 (en) 2012-06-01 2015-02-03 Blackberry Limited Methods and apparatus for tuning circuit components of a communication device
US9853363B2 (en) 2012-07-06 2017-12-26 Blackberry Limited Methods and apparatus to control mutual coupling between antennas
US9246223B2 (en) 2012-07-17 2016-01-26 Blackberry Limited Antenna tuning for multiband operation
US9413066B2 (en) 2012-07-19 2016-08-09 Blackberry Limited Method and apparatus for beam forming and antenna tuning in a communication device
US9350405B2 (en) 2012-07-19 2016-05-24 Blackberry Limited Method and apparatus for antenna tuning and power consumption management in a communication device
US9362891B2 (en) 2012-07-26 2016-06-07 Blackberry Limited Methods and apparatus for tuning a communication device
US10404295B2 (en) 2012-12-21 2019-09-03 Blackberry Limited Method and apparatus for adjusting the timing of radio antenna tuning
US9374113B2 (en) 2012-12-21 2016-06-21 Blackberry Limited Method and apparatus for adjusting the timing of radio antenna tuning
JP6284859B2 (ja) * 2014-08-29 2018-02-28 太陽誘電株式会社 可変容量デバイス及びアンテナ装置
US9438319B2 (en) 2014-12-16 2016-09-06 Blackberry Limited Method and apparatus for antenna selection
US12394606B2 (en) 2022-10-21 2025-08-19 Applied Materials, Inc. Impedance control of local areas of a substrate during plasma deposition thereon in a large PECVD chamber

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2907957A (en) * 1952-12-31 1959-10-06 Cgs Lab Inc Electrically variable delay line
US2830274A (en) * 1954-01-04 1958-04-08 Gen Electric Electromechanical transducer
US4473806A (en) * 1982-02-01 1984-09-25 Johnston Edward J Reversible electrodeposition switching device
US5339211A (en) * 1991-05-02 1994-08-16 Dow Corning Corporation Variable capacitor
JPH08509103A (ja) * 1992-12-01 1996-09-24 スーパーコンダクティング・コア・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 高温度超電導膜および強誘電性膜を含む同調可能マイクロ波装置
JPH07303003A (ja) * 1994-05-09 1995-11-14 Mitsubishi Electric Corp 集積回路用容量素子,及びその製造方法
US5561407A (en) * 1995-01-31 1996-10-01 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Single substrate planar digital ferroelectric phase shifter
US5771148A (en) * 1995-11-17 1998-06-23 Motorola, Inc. Intercalation-based voltage variable capacitor
US5920454A (en) * 1997-02-11 1999-07-06 Hokuriko Electric Industry Co., Ltd. Capacitor-mounted circuit board

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329787A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Kyocera Corp 可変容量コンデンサおよび製造方法
US7142072B2 (en) 2003-09-22 2006-11-28 Kyocera Corporation Variable matching circuit, variable resonance circuit, variable phase-shifting circuit and variable attenuation circuit each having variable-capacitance capacitor
US7227431B2 (en) 2003-09-22 2007-06-05 Kyocera Corporation Variable matching circuit, variable resonance circuit, variable phase-shifting circuit and variable attenuation circuit each having variable-capacitance capacitor
US7283018B2 (en) 2003-09-22 2007-10-16 Kyocera Corporation Variable matching circuit, variable resonance circuit, variable phase-shifting circuit and variable attenuation circuit each having variable-capacitance capacitor
US7109944B2 (en) 2004-01-26 2006-09-19 Kyocera Corporation Antenna using variable capacitance element and wireless communication apparatus using the same
JP2007096098A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Sony Corp 光デバイスと光通信装置
JP2014116407A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Murata Mfg Co Ltd 可変容量素子モジュール
JP2017512387A (ja) * 2013-11-29 2017-05-18 フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング ホール効果に基づく容量結合式ジャイレータ

Also Published As

Publication number Publication date
US6100773A (en) 2000-08-08
EP0909024A2 (en) 1999-04-14
EP0909024A3 (en) 1999-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6100773A (en) Impedance matching device
US6111544A (en) Chip antenna, antenna device, and mobile communication apparatus
JP3296276B2 (ja) チップアンテナ
US7928819B2 (en) Multilayer LC composite component
JP2000278028A (ja) チップアンテナ、アンテナ装置及び無線機器
WO2008067231A2 (en) Tunable antenna including tunable capacitor inserted inside the antenna
US11336249B2 (en) Multilayer filter including a capacitor connected with at least two vias
CN100418269C (zh) 用了可变电容元件的天线和用了该天线的无线通信装置
US11563414B2 (en) Multilayer electronic device including a capacitor having a precisely controlled capacitive area
TW535352B (en) Surface-mounting type electronic circuit unit
JPH02250308A (ja) 容量性トリミング装置
JP3694040B2 (ja) 高周波モジュール
US20240234591A9 (en) Metal-Oxide-Semiconductor Capacitor
US20260018791A1 (en) Antenna device, electronic component and associated methods
WO2020258137A1 (zh) 一种低成本的滤波器
JPS6033723A (ja) チュ−ナ装置
JPH046259Y2 (ja)
JPH1092645A (ja) 積層型インピーダンス素子
JP2900736B2 (ja) インピーダンス変換素子
JPS6022658Y2 (ja) 高周波高出力トランジスタ増幅器
JP2003318626A (ja) アンテナ
JP2001127506A (ja) 高周波回路基板
JP2001118730A (ja) 積層型インピーダンス素子
JPH11204339A (ja) 積層型インピーダンス素子
JPH1127074A (ja) 高周波フィルタ回路及びこれを用いたrfモジュール