JPH11111705A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPH11111705A JPH11111705A JP27238697A JP27238697A JPH11111705A JP H11111705 A JPH11111705 A JP H11111705A JP 27238697 A JP27238697 A JP 27238697A JP 27238697 A JP27238697 A JP 27238697A JP H11111705 A JPH11111705 A JP H11111705A
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Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排気配管の特定箇所で排気ガスを強制的に液
化させることによって、液化箇所の特定を可能とし、メ
ンテナンス時の液化除去を容易にし、装置のダウンタイ
ムを低減する。 【解決手段】 反応室1に接続される排気配管10を、
上流側から下流側に向かって、加熱排気配管部50、冷
却トラップ部51、非加熱排気配管部52、ポンプ3、
大気圧排気配管部4で構成する。加熱排気配管部50で
は排気ガスが液化しないように加熱する。冷却トラップ
部51ではガスが液化するように加熱して、冷却トラッ
プ部51のみで液化が生じるようにする。
化させることによって、液化箇所の特定を可能とし、メ
ンテナンス時の液化除去を容易にし、装置のダウンタイ
ムを低減する。 【解決手段】 反応室1に接続される排気配管10を、
上流側から下流側に向かって、加熱排気配管部50、冷
却トラップ部51、非加熱排気配管部52、ポンプ3、
大気圧排気配管部4で構成する。加熱排気配管部50で
は排気ガスが液化しないように加熱する。冷却トラップ
部51ではガスが液化するように加熱して、冷却トラッ
プ部51のみで液化が生じるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置に係
り、特に常温,常圧で液体となる原料をプロセスガスと
して用いた場合に、排気配管内で液化する原料を有効に
排除するための排気システムを備えた装置に関する。
り、特に常温,常圧で液体となる原料をプロセスガスと
して用いた場合に、排気配管内で液化する原料を有効に
排除するための排気システムを備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体製造装置は、例えば図5に
示すように、プロセスガスを反応させてウェーハに成膜
を施す反応室1と、反応室1にプロセスガスを供給する
ために液体原料を気化する気化器6と、気化器6と反応
室1を結んで反応室1にプロセスガスを供給する供給配
管5と、反応室1を減圧しプロセスガスの流れを作るた
めのポンプ3と、反応室1とポンプ3とを結ぶ排気配管
部2と、ポンプ3以降の大気圧排気配管部4と、反応室
1内にウェーハを搬送するウェーハ搬送部7とから構成
される。
示すように、プロセスガスを反応させてウェーハに成膜
を施す反応室1と、反応室1にプロセスガスを供給する
ために液体原料を気化する気化器6と、気化器6と反応
室1を結んで反応室1にプロセスガスを供給する供給配
管5と、反応室1を減圧しプロセスガスの流れを作るた
めのポンプ3と、反応室1とポンプ3とを結ぶ排気配管
部2と、ポンプ3以降の大気圧排気配管部4と、反応室
1内にウェーハを搬送するウェーハ搬送部7とから構成
される。
【0003】この半導体製造装置の反応室1内ではウェ
ーハに成膜させるが、それと同時に反応室1内にも膜が
付着し、成膜処理回数が増す毎にその膜が累積してい
く。膜厚が一定量を超えると、パーティクルの発生が起
きるので、クリーニング用のClF3 ガスを流し、反応
室内に付着した累積膜をエッチングする。
ーハに成膜させるが、それと同時に反応室1内にも膜が
付着し、成膜処理回数が増す毎にその膜が累積してい
く。膜厚が一定量を超えると、パーティクルの発生が起
きるので、クリーニング用のClF3 ガスを流し、反応
室内に付着した累積膜をエッチングする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の半導体製造装置には次のような問題があった。
従来の半導体製造装置には次のような問題があった。
【0005】(1) 常温,常圧で液化する原料をプロセス
ガスとして使用する場合、常圧となるポンプ3以降の排
気系のいずれかでガスが液化することになる。液化する
と液化原料によっては、例えばTa(OC2 H5 )は、
クリーニング用のClF3 と発熱反応を起こす場合があ
る。発熱反応が起きると、発熱する箇所によっては損傷
が起こる。例えば配管の継ぎ目をシールするOリングが
損傷したり、ポンプが損傷したりする。そのため、反応
室1内壁の累積膜をClF3 でクリーニングを行う場合
は、液化したガスの除却が事前に必要になるが、液化は
ポンプ3よりも上流側の排気配管部2でも起きる可能性
があり、排気配管の液化箇所の特定ができないため、全
配管を分解して個々に配管部をメンテナンスする必要が
あり、メンテナンス作業が大変で、メンテナンスを必要
としない部分もメンテナンスするため無駄な作業が生じ
る。
ガスとして使用する場合、常圧となるポンプ3以降の排
気系のいずれかでガスが液化することになる。液化する
と液化原料によっては、例えばTa(OC2 H5 )は、
クリーニング用のClF3 と発熱反応を起こす場合があ
る。発熱反応が起きると、発熱する箇所によっては損傷
が起こる。例えば配管の継ぎ目をシールするOリングが
損傷したり、ポンプが損傷したりする。そのため、反応
室1内壁の累積膜をClF3 でクリーニングを行う場合
は、液化したガスの除却が事前に必要になるが、液化は
ポンプ3よりも上流側の排気配管部2でも起きる可能性
があり、排気配管の液化箇所の特定ができないため、全
配管を分解して個々に配管部をメンテナンスする必要が
あり、メンテナンス作業が大変で、メンテナンスを必要
としない部分もメンテナンスするため無駄な作業が生じ
る。
【0006】(2) 通常、配管のメンテナンスを行う際、
排気配管を分解して排気配管を大気に開放するため、大
気中の水分が配管内壁に付着するのが避けられない。配
管内壁に水分が付着したままで配管を組み上げて、クリ
ーニング用のClF3 ガスを流すと、ClF3 ガスと水
分とが反応し、その反応で配管腐食が起こる。
排気配管を分解して排気配管を大気に開放するため、大
気中の水分が配管内壁に付着するのが避けられない。配
管内壁に水分が付着したままで配管を組み上げて、クリ
ーニング用のClF3 ガスを流すと、ClF3 ガスと水
分とが反応し、その反応で配管腐食が起こる。
【0007】(3) 上記(2) で述べた大気中の水分との反
応を防止するため、配管を組み上げてから無反応ガスな
いし不活性ガスによるパージを数時間行なえばよいが、
そうすると装置全体のダウンタイムが長くなる。
応を防止するため、配管を組み上げてから無反応ガスな
いし不活性ガスによるパージを数時間行なえばよいが、
そうすると装置全体のダウンタイムが長くなる。
【0008】本発明の課題は、排気配管の特定箇所で排
気ガスを強制的に液化させることによって、上述した従
来技術の問題点を解消して、液化箇所の特定化が可能
で、配管メンテナンス後の大気中水分とClF3 の反応
による配管腐食を防止でき、装置のダウンタイムを低減
することが可能な半導体製造装置を提供することであ
る。
気ガスを強制的に液化させることによって、上述した従
来技術の問題点を解消して、液化箇所の特定化が可能
で、配管メンテナンス後の大気中水分とClF3 の反応
による配管腐食を防止でき、装置のダウンタイムを低減
することが可能な半導体製造装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、常温,常圧で液体となる原料をガス化して反応室で
成膜処理を行い、排気配管から処理済みのガスを排気す
る半導体装置において、前記排気配管の上流側から下流
側にかけて、前記ガスが液体とならない温度または圧力
をかけるガス化領域と、ガスが液体となる温度または圧
力をかける液化領域とを形成して、前記液化領域で集中
的に液化を起こすようにしたものである。排気配管をガ
ス状態を保持するガス化領域と、ガスを液化する液化領
域とに分けたので、排気配管中の液化箇所の特定が可能
となる。
は、常温,常圧で液体となる原料をガス化して反応室で
成膜処理を行い、排気配管から処理済みのガスを排気す
る半導体装置において、前記排気配管の上流側から下流
側にかけて、前記ガスが液体とならない温度または圧力
をかけるガス化領域と、ガスが液体となる温度または圧
力をかける液化領域とを形成して、前記液化領域で集中
的に液化を起こすようにしたものである。排気配管をガ
ス状態を保持するガス化領域と、ガスを液化する液化領
域とに分けたので、排気配管中の液化箇所の特定が可能
となる。
【0010】請求項2に記載の発明は、常温,常圧で液
体となる原料を気化して発生するガスを反応室に供給す
る供給配管と、供給された前記ガスを反応させて成膜を
行う反応室と、前記反応室を減圧して前記ガスの流れを
作るための排気駆動源と、前記反応室と前記排気駆動源
との間に設けられ、前記反応室から排気される前記ガス
を液体とならない温度にまで加熱する加熱排気配管部
と、前記加熱排気配管部からの加熱ガスを液体となる温
度にまで冷却して、液体となった原料を捕捉する冷却ト
ラップ部とを備えたものである。
体となる原料を気化して発生するガスを反応室に供給す
る供給配管と、供給された前記ガスを反応させて成膜を
行う反応室と、前記反応室を減圧して前記ガスの流れを
作るための排気駆動源と、前記反応室と前記排気駆動源
との間に設けられ、前記反応室から排気される前記ガス
を液体とならない温度にまで加熱する加熱排気配管部
と、前記加熱排気配管部からの加熱ガスを液体となる温
度にまで冷却して、液体となった原料を捕捉する冷却ト
ラップ部とを備えたものである。
【0011】常温,常圧で液体となる原料は気化されて
ガスとなり、供給配管を介して反応室に供給されて成膜
に寄与する。成膜に寄与しなかった残りのガスは、反応
室から加熱排気配管部を介して排気される。加熱排気配
管部でガスは加熱されるのでガス状態が保たれる。ガス
は加熱排気配管部から冷却トラップ部に流れ、ここで冷
却されて液体となり捕捉される。液体にならなかったガ
スは排気駆動源により吸い上げられる。
ガスとなり、供給配管を介して反応室に供給されて成膜
に寄与する。成膜に寄与しなかった残りのガスは、反応
室から加熱排気配管部を介して排気される。加熱排気配
管部でガスは加熱されるのでガス状態が保たれる。ガス
は加熱排気配管部から冷却トラップ部に流れ、ここで冷
却されて液体となり捕捉される。液体にならなかったガ
スは排気駆動源により吸い上げられる。
【0012】このように冷却トラップ部でガスを液体と
なる温度にまで冷却して、液体となった原料を捕捉する
と、加熱排気配管部、冷却トラップ部、排気駆動源など
からなる排気配管におけるガスの液化箇所は、冷却トラ
ップ部に特定されるので、冷却トラップ部をメンテナン
スするだけで、液体原料の除却が容易に行なえる。した
がって、ClF3 ガスを用いて反応室内に付着した累積
膜のクリーニングを行う場合、排気配管のうち冷却トラ
ップ部のみのメンテナンスを事前に行うだけで、液体原
料がClF3 ガスと反応するのを回避でき、発熱反応に
よって排気配管部や排気駆動源に損傷が起こるのを有効
に防止できる。
なる温度にまで冷却して、液体となった原料を捕捉する
と、加熱排気配管部、冷却トラップ部、排気駆動源など
からなる排気配管におけるガスの液化箇所は、冷却トラ
ップ部に特定されるので、冷却トラップ部をメンテナン
スするだけで、液体原料の除却が容易に行なえる。した
がって、ClF3 ガスを用いて反応室内に付着した累積
膜のクリーニングを行う場合、排気配管のうち冷却トラ
ップ部のみのメンテナンスを事前に行うだけで、液体原
料がClF3 ガスと反応するのを回避でき、発熱反応に
よって排気配管部や排気駆動源に損傷が起こるのを有効
に防止できる。
【0013】また、排気配管のうち冷却トラップ部のみ
をメンテナンスすればよいので、排気配管の全てをメン
テナンスするときのように、メンテナンスに伴って排気
配管内に付着する大気中の水分とClF3 ガスとの反応
で排気配管腐食が起こる危険性がなくなり、それを回避
するための不活性ガスによる排気配管内の長時間パージ
も行う必要もなくなる。
をメンテナンスすればよいので、排気配管の全てをメン
テナンスするときのように、メンテナンスに伴って排気
配管内に付着する大気中の水分とClF3 ガスとの反応
で排気配管腐食が起こる危険性がなくなり、それを回避
するための不活性ガスによる排気配管内の長時間パージ
も行う必要もなくなる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記冷却トラップ部が、液体を捕捉す
る面に設けたドレイン配管と、ドレイン配管の途中に設
けた開閉弁とを備えたものである。排気配管にClF3
ガスを流さないときは、冷却トラップ部で捕捉した液体
をドレイン配管に設けた開閉弁を開いて冷却トラップ部
から排出する。排気配管にClF3 ガスを流すときは、
開閉弁を閉じてClF3 ガスが液体と接触しないように
する。液体はドレイン配管から冷却トラップ部の外に排
出されるので、冷却トラップ部をメンテナンスする必要
もなくなるため、装置のダウンタイムがなくなる。
の発明において、前記冷却トラップ部が、液体を捕捉す
る面に設けたドレイン配管と、ドレイン配管の途中に設
けた開閉弁とを備えたものである。排気配管にClF3
ガスを流さないときは、冷却トラップ部で捕捉した液体
をドレイン配管に設けた開閉弁を開いて冷却トラップ部
から排出する。排気配管にClF3 ガスを流すときは、
開閉弁を閉じてClF3 ガスが液体と接触しないように
する。液体はドレイン配管から冷却トラップ部の外に排
出されるので、冷却トラップ部をメンテナンスする必要
もなくなるため、装置のダウンタイムがなくなる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記冷却トラップ部の液体を捕捉する
面に傾斜を付けて前記ドレイン配管に液体が流れ込むよ
うにしたものである。冷却トラップ部の液体を捕捉する
面に傾斜がつけてあるため、面に捕捉された液体は面か
らドレイン配管に流れ込む。したがって液体の回収が確
実になり、ガスとの接触をより一層回避できる。
の発明において、前記冷却トラップ部の液体を捕捉する
面に傾斜を付けて前記ドレイン配管に液体が流れ込むよ
うにしたものである。冷却トラップ部の液体を捕捉する
面に傾斜がつけてあるため、面に捕捉された液体は面か
らドレイン配管に流れ込む。したがって液体の回収が確
実になり、ガスとの接触をより一層回避できる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
発明において、前記常温,常圧で液体となる原料にTa
(OC2 H5 )5 を使用したものである。原料がTa
(OC2 H5 )5 であるとき、これが液化するとClF
3 とより一層発熱反応を起こしやすいため、特に有用と
なる。
発明において、前記常温,常圧で液体となる原料にTa
(OC2 H5 )5 を使用したものである。原料がTa
(OC2 H5 )5 であるとき、これが液化するとClF
3 とより一層発熱反応を起こしやすいため、特に有用と
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0018】図1に示す実施形態の半導体製造装置は、
プロセスガスを反応させてウェーハに成膜を施す反応室
1と、反応室1にプロセスガスを供給するために液体原
料を気化する気化器6と、気化器6と反応室1とを結ん
で反応室1にプロセスガスを供給する供給配管5とを備
える。反応室1内にはウェーハ搬送部7からウェーハが
搬送される。
プロセスガスを反応させてウェーハに成膜を施す反応室
1と、反応室1にプロセスガスを供給するために液体原
料を気化する気化器6と、気化器6と反応室1とを結ん
で反応室1にプロセスガスを供給する供給配管5とを備
える。反応室1内にはウェーハ搬送部7からウェーハが
搬送される。
【0019】また、反応室1を減圧しプロセスガスの流
れを作るための排気駆動源としてのポンプ3と反応室1
との間の排気配管10には、上流側から下流側に向かっ
て、反応室1から排気される排気ガスを液化しない温度
まで加熱する気化領域としての加熱排気配管部50と、
加熱排気配管部50に連なり前記ガスを液体となる温度
にまで冷却して前記液体を捕捉する液化領域としての冷
却トラップ部51と、必ずしも加熱する必要のない非加
熱排気配管部52とを備える。
れを作るための排気駆動源としてのポンプ3と反応室1
との間の排気配管10には、上流側から下流側に向かっ
て、反応室1から排気される排気ガスを液化しない温度
まで加熱する気化領域としての加熱排気配管部50と、
加熱排気配管部50に連なり前記ガスを液体となる温度
にまで冷却して前記液体を捕捉する液化領域としての冷
却トラップ部51と、必ずしも加熱する必要のない非加
熱排気配管部52とを備える。
【0020】なお、ポンプ3以降には圧力が大気圧とな
る大気圧排気配管部4を備える。
る大気圧排気配管部4を備える。
【0021】前記した加熱排気配管部50を加熱する方
法としては、抵抗加熱法、高周波誘導加熱法、または赤
外線集中加熱法などのいずれを採用してもよい。プロセ
スガスとしてTa(OC2 H5 )5 を使用する場合は、
例えば150℃に加熱する。この温度だとTa(OC2
H5 )5 ガスは液化することはない。
法としては、抵抗加熱法、高周波誘導加熱法、または赤
外線集中加熱法などのいずれを採用してもよい。プロセ
スガスとしてTa(OC2 H5 )5 を使用する場合は、
例えば150℃に加熱する。この温度だとTa(OC2
H5 )5 ガスは液化することはない。
【0022】冷却トラップ部51は、例えば図2に示す
ように、トラップ排気配管部61と、その周囲に設けた
冷媒ジャケット63と、冷媒ジャケット63に冷媒を流
入する冷媒供給配管60と、ジャケット63から冷媒を
流出する冷媒排出配管62とで構成し、トラップ排気配
管部61の周囲に冷媒を流すことで、トラップ排気配管
部61を流れるガスを常時液化する温度に冷却して、ト
ラップ排気配管部61に液化した原料を付着ないし溜め
て捕捉する。プロセスガスとしてTa(OC2H5 )5
を使用する場合は、例えば冷却水を用いて25℃に冷却
するこの温度だとTa(OC2 H5 )5 ガスは必ず液化
する。
ように、トラップ排気配管部61と、その周囲に設けた
冷媒ジャケット63と、冷媒ジャケット63に冷媒を流
入する冷媒供給配管60と、ジャケット63から冷媒を
流出する冷媒排出配管62とで構成し、トラップ排気配
管部61の周囲に冷媒を流すことで、トラップ排気配管
部61を流れるガスを常時液化する温度に冷却して、ト
ラップ排気配管部61に液化した原料を付着ないし溜め
て捕捉する。プロセスガスとしてTa(OC2H5 )5
を使用する場合は、例えば冷却水を用いて25℃に冷却
するこの温度だとTa(OC2 H5 )5 ガスは必ず液化
する。
【0023】冷却トラップ部51は、より具体的には次
のように構成することが好ましい。トラップ排気配管部
61の液体原料が付着ないし溜まると予想される面例え
ば底面71は、底面中央部が最も低くなるように水平面
に対して傾けてすり鉢状とし、底面71に付着ないし溜
まった液体原料がすべて底面中央部に集まるようにす
る。底面中央部には、傾斜面71に沿って流れた液体を
トラップ排気配管部61から外部に排出するドレイン配
管72を接続する。ドレイン配管72には排出された液
体を回収するドレインボックス74が連結される。ドレ
イン配管72の途中に開閉弁73を設けて、トラップ排
気配管部61とドレインボックス74と遮断できるよう
にする。このように構成すると、液体を確実に回収する
ことができ、クリーニング用のガスと回収した液体との
接触を確実に断つことができる。
のように構成することが好ましい。トラップ排気配管部
61の液体原料が付着ないし溜まると予想される面例え
ば底面71は、底面中央部が最も低くなるように水平面
に対して傾けてすり鉢状とし、底面71に付着ないし溜
まった液体原料がすべて底面中央部に集まるようにす
る。底面中央部には、傾斜面71に沿って流れた液体を
トラップ排気配管部61から外部に排出するドレイン配
管72を接続する。ドレイン配管72には排出された液
体を回収するドレインボックス74が連結される。ドレ
イン配管72の途中に開閉弁73を設けて、トラップ排
気配管部61とドレインボックス74と遮断できるよう
にする。このように構成すると、液体を確実に回収する
ことができ、クリーニング用のガスと回収した液体との
接触を確実に断つことができる。
【0024】図3のトラップ排気配管部61は1つのド
レインボックス74を設けた場合を示しているが、図4
に示すように、排気方向に複数個のドレインボックス7
4を設けて冷却トラップ部を重合化させるようにしても
よい。すなわち、直状のトラップ排気配管部61を数箇
所(図示例では2箇所)上方向にのみ折り曲げて蛇行さ
せ、蛇行開始部61a、蛇行部で最も低くなる折り返し
部61b、蛇行終了部61cの傾斜面70が終わる3箇
所にそれぞれドレイン配管72を接続して、液体を段階
的に回収できるようにする。このように液体を段階的に
回収するので、回収に漏れがなくなり、液体回収がより
一層確実になる。
レインボックス74を設けた場合を示しているが、図4
に示すように、排気方向に複数個のドレインボックス7
4を設けて冷却トラップ部を重合化させるようにしても
よい。すなわち、直状のトラップ排気配管部61を数箇
所(図示例では2箇所)上方向にのみ折り曲げて蛇行さ
せ、蛇行開始部61a、蛇行部で最も低くなる折り返し
部61b、蛇行終了部61cの傾斜面70が終わる3箇
所にそれぞれドレイン配管72を接続して、液体を段階
的に回収できるようにする。このように液体を段階的に
回収するので、回収に漏れがなくなり、液体回収がより
一層確実になる。
【0025】なお、冷却トラップ部の重合化は、上記の
ものに限定されない。図3に示す構造の冷却トラップ部
を多段接続させるようにしても、あるいは図4において
トラップ排気配管部を上下方向に折り曲げて蛇行させる
ようにしてもよい。
ものに限定されない。図3に示す構造の冷却トラップ部
を多段接続させるようにしても、あるいは図4において
トラップ排気配管部を上下方向に折り曲げて蛇行させる
ようにしてもよい。
【0026】さて上述したような排気システムにおい
て、成膜時には、加熱排気配管部50をガスが液化しな
い温度まで加熱し、冷却トラップ部51をガスが液化す
る温度まで冷却する。このようにして反応室1内でウェ
ーハ上への成膜を繰り返していくと、それに伴って反応
室1内にも膜が付着し、成膜処理回数が増す毎にその膜
が累積していく。そこで、反応室1内にクリーニング用
のガスを流し、反応室1内に付着した累積膜をエッチン
グ除去する。事前に、排気配管10内に溜まった液体を
除去するために、排気配管10のメンテナンスを行う。
この際、図2に示すように冷却トラップ部51を冷やし
て冷却トラップ部51で集中的に液化を起こすようにし
たので、冷却トラップ部51を集中的にメンテナンスす
ればよく、排気配管の全てをメンテナンスする場合に比
較してメンテナンスが容易になる。
て、成膜時には、加熱排気配管部50をガスが液化しな
い温度まで加熱し、冷却トラップ部51をガスが液化す
る温度まで冷却する。このようにして反応室1内でウェ
ーハ上への成膜を繰り返していくと、それに伴って反応
室1内にも膜が付着し、成膜処理回数が増す毎にその膜
が累積していく。そこで、反応室1内にクリーニング用
のガスを流し、反応室1内に付着した累積膜をエッチン
グ除去する。事前に、排気配管10内に溜まった液体を
除去するために、排気配管10のメンテナンスを行う。
この際、図2に示すように冷却トラップ部51を冷やし
て冷却トラップ部51で集中的に液化を起こすようにし
たので、冷却トラップ部51を集中的にメンテナンスす
ればよく、排気配管の全てをメンテナンスする場合に比
較してメンテナンスが容易になる。
【0027】特に、成膜時のプロセスガスとして、クリ
ーニング用のClF3 ガスと発熱反応しやすい原料、例
えばTa(OC2 H5 )を使用する場合、排気配管10
の一部を構成する冷却トラップ部51として、図3また
は図4に示す構造のものを用いるとよい。ClF3 ガス
を排気配管10に流さないときはドレイン配管72に設
けた開閉弁73を開いて冷却トラップ部51で液化して
捕捉した原料を、傾斜底面に沿ってドレイン配管72に
導き、ドレインボックス74内に回収する。クリーニン
グするためにClF3 ガスを排気配管10に流すとき
は、開閉弁73を閉じて、ClF3 ガスがドレイン配管
72を通ってドレインボックス74内に回収された液体
と接触しないようにする。
ーニング用のClF3 ガスと発熱反応しやすい原料、例
えばTa(OC2 H5 )を使用する場合、排気配管10
の一部を構成する冷却トラップ部51として、図3また
は図4に示す構造のものを用いるとよい。ClF3 ガス
を排気配管10に流さないときはドレイン配管72に設
けた開閉弁73を開いて冷却トラップ部51で液化して
捕捉した原料を、傾斜底面に沿ってドレイン配管72に
導き、ドレインボックス74内に回収する。クリーニン
グするためにClF3 ガスを排気配管10に流すとき
は、開閉弁73を閉じて、ClF3 ガスがドレイン配管
72を通ってドレインボックス74内に回収された液体
と接触しないようにする。
【0028】このように実施の形態では、加熱排気配管
部50を液化しない温度まで加熱するため、加熱排気配
管部50内部では液化しない。また冷却トラップ部51
は液化する温度までトラップ排気配管部61を冷却して
いるので、ここで集中的に液化が起こり、以降の非加熱
排気配管部52、ポンプ3、および大気圧排気配管部4
では液化が起こらない。したがって排気配管10中の液
体を除去するには、排気配管10の冷却トラップ部51
のみを集中的にメンテナンスすればよい。
部50を液化しない温度まで加熱するため、加熱排気配
管部50内部では液化しない。また冷却トラップ部51
は液化する温度までトラップ排気配管部61を冷却して
いるので、ここで集中的に液化が起こり、以降の非加熱
排気配管部52、ポンプ3、および大気圧排気配管部4
では液化が起こらない。したがって排気配管10中の液
体を除去するには、排気配管10の冷却トラップ部51
のみを集中的にメンテナンスすればよい。
【0029】また、成膜時は開閉弁73を開いて液体を
ドレインボックス74内に回収し、クリーニング時はC
lF3 ガスを流す前に開閉弁73を閉じることでドレイ
ンボックス74中にClF3 が流入するのを防ぐことが
できる。また、液体はすべてドレインボックス74内に
回収するので、トラップ排気配管部61内には液体が残
っていないことから、トラップ排気配管部61のメンテ
ナンスも行う必要がなく、装置のダウンタイムがなくな
る。また、ドレインボックス74からの液体の除去は、
必ずしもクリーニングの前に行う必要はなく、いつでも
可能であり、クリーニング中に行なってもよい。
ドレインボックス74内に回収し、クリーニング時はC
lF3 ガスを流す前に開閉弁73を閉じることでドレイ
ンボックス74中にClF3 が流入するのを防ぐことが
できる。また、液体はすべてドレインボックス74内に
回収するので、トラップ排気配管部61内には液体が残
っていないことから、トラップ排気配管部61のメンテ
ナンスも行う必要がなく、装置のダウンタイムがなくな
る。また、ドレインボックス74からの液体の除去は、
必ずしもクリーニングの前に行う必要はなく、いつでも
可能であり、クリーニング中に行なってもよい。
【0030】なお、本発明は縦型炉、枚葉炉に関係なく
全ての半導体製造装置に適用できる。また実施の形態で
は温度をパラメータとして成膜原料の相変化を実現して
いるが、圧力によって実現するようにしてもよい。ま
た、成膜処理する対象基板は、ウェーハに限らず、液晶
ディスプレイ用のガラス基板などであってもよい。
全ての半導体製造装置に適用できる。また実施の形態で
は温度をパラメータとして成膜原料の相変化を実現して
いるが、圧力によって実現するようにしてもよい。ま
た、成膜処理する対象基板は、ウェーハに限らず、液晶
ディスプレイ用のガラス基板などであってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、排気配管をガス化領域
と液化領域とに分けて、液化箇所を特定できるようにし
たので、液体を除却するための排気配管のメンテナンス
が容易になる。
と液化領域とに分けて、液化箇所を特定できるようにし
たので、液体を除却するための排気配管のメンテナンス
が容易になる。
【0032】また、冷却トラップ部を冷やして冷却トラ
ップ部で集中的に液化を起こすようにしたので、冷却ト
ラップ部を集中的にメンテナンスすればよく、排気配管
の全てをメンテナンスする場合に比較してメンテナンス
が容易になる。
ップ部で集中的に液化を起こすようにしたので、冷却ト
ラップ部を集中的にメンテナンスすればよく、排気配管
の全てをメンテナンスする場合に比較してメンテナンス
が容易になる。
【0033】また、排気配管の全てをメンテナンスした
場合に、排気配管に大気中の水分が付着しやすくなる
が、この水分とClF3 との反応により、排気配管を腐
食させるようなこともなくなる。
場合に、排気配管に大気中の水分が付着しやすくなる
が、この水分とClF3 との反応により、排気配管を腐
食させるようなこともなくなる。
【0034】さらに、冷却トラップ部で液体を捕捉する
ようにしたので、排気配管のメンテナンスが容易とな
り、装置のダウンタイムを低減でき、半導体生産量の向
上が図れる。
ようにしたので、排気配管のメンテナンスが容易とな
り、装置のダウンタイムを低減でき、半導体生産量の向
上が図れる。
【図1】実施の形態による半導体製造装置の全体を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】実施の形態による冷却トラップ部の原理図であ
る。
る。
【図3】実施の形態によるClF3 と発熱反応を起こす
液化ガスに対応した冷却トラップ部の基本構成図であ
る。
液化ガスに対応した冷却トラップ部の基本構成図であ
る。
【図4】冷却トラップ部を重合化させた他の実施の形態
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図5】従来例の半導体製造装置の概略構成図である。
1 反応室 3 ポンプ(排気駆動源) 10 排気配管 50 加熱排気配管部(気化領域) 51 冷却トラップ部(液化領域) 52 非加熱排気配管部
Claims (5)
- 【請求項1】常温,常圧で液体となる原料をガス化して
反応室で成膜処理を行い、排気配管から処理済みのガス
を排気する半導体装置において、 前記排気配管の上流側から下流側にかけて、前記ガスが
液体とならない温度または圧力をかけるガス化領域と、
ガスが液体となる温度または圧力をかける液化領域とを
形成して、前記液化領域で集中的に液化を起こすように
した半導体製造装置。 - 【請求項2】常温,常圧で液体となる原料を気化して発
生するガスを反応室に供給する供給配管と、 供給された前記ガスを反応させて成膜を行う反応室と、 前記反応室を減圧して前記ガスの流れを作るための排気
駆動源と、 前記反応室と前記排気駆動源との間に設けられ、前記反
応室から排気される前記ガスを液体とならない温度にま
で加熱する加熱排気配管部と、 前記加熱排気配管部からの加熱ガスを液体となる温度に
まで冷却して、液体となった原料を捕捉する冷却トラッ
プ部とを備えた半導体製造装置。 - 【請求項3】前記冷却トラップ部が、液体を捕捉する面
に設けたドレイン配管と、ドレイン配管の途中に設けた
開閉弁とを備えた請求項2に記載の半導体製造装置。 - 【請求項4】前記冷却トラップ部の液体を捕捉する面に
傾斜を付けて前記ドレイン配管に液体が流れ込むように
した請求項3に記載の半導体製造装置。 - 【請求項5】前記常温,常圧で液体となる原料がTa
(OC2 H5 )5 である請求項1ないし4のいずれかに
記載の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27238697A JPH11111705A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27238697A JPH11111705A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11111705A true JPH11111705A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17513169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27238697A Pending JPH11111705A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11111705A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002363753A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-18 | Asahi Denka Kogyo Kk | Cvd排ガスからのソース物質の回収機構及び回収方法 |
| KR100693475B1 (ko) | 2005-01-24 | 2007-04-16 | 이앙구 | 반도체 설비의 부산물 포집장치 |
| JP2012160614A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Tokyo Electron Ltd | 成膜装置 |
| US20160348238A1 (en) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Film forming apparatus |
| JP2021044536A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-18 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | ミスト回収装置および基板処理装置 |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP27238697A patent/JPH11111705A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002363753A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-18 | Asahi Denka Kogyo Kk | Cvd排ガスからのソース物質の回収機構及び回収方法 |
| KR100693475B1 (ko) | 2005-01-24 | 2007-04-16 | 이앙구 | 반도체 설비의 부산물 포집장치 |
| JP2012160614A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Tokyo Electron Ltd | 成膜装置 |
| US20160348238A1 (en) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Film forming apparatus |
| JP2016225411A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 株式会社東芝 | 成膜装置 |
| JP2021044536A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-18 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | ミスト回収装置および基板処理装置 |
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