JPH11111832A - 精密基板収納容器 - Google Patents

精密基板収納容器

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JPH11111832A
JPH11111832A JP9270043A JP27004397A JPH11111832A JP H11111832 A JPH11111832 A JP H11111832A JP 9270043 A JP9270043 A JP 9270043A JP 27004397 A JP27004397 A JP 27004397A JP H11111832 A JPH11111832 A JP H11111832A
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伸一 大堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の開閉作業の作業性を向上させ、各種装
置に対する置き換えを容易化し、蓋体用の空きスペース
を省略等できる精密基板収納容器を提供する。 【解決手段】 半導体ウェーハ収納用の外箱1と蓋体7
とを回転可能に接合するヒンジ手段9を、外箱1の背面
壁5の上部に間隔をおいて複数成形され、U字形の切欠
部15の開口を下方向に向ける第一の嵌合リブ14、1
4Aと、背面壁5の上部に成形され、U字形の切欠部1
6の開口を上方向に向ける第二の嵌合リブ11と、蓋体
7の背面壁に間隔をおいて成形された複数の支持リブ1
7、17Aと、複数の支持リブ17、17A間に架設成
形されて第一、第二の嵌合リブ部材14、14A、11
に複数の切欠部15、16を介し嵌合支持されるシャフ
ト13とから構成する。片手又は自動機で蓋体7を容易
に開閉でき、開閉作業が簡素容易化し、作業性が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウェーハ
などを収納、搬送、又は保管する精密基板収納容器に関
し、より詳しくは、精密基板収納容器の開閉構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の精密基板収納容器は、図27に示
すように、上部が開口した外箱1A、上下部がそれぞれ
開口した整列内箱6A、シリコンウェーハなどの半導体
ウェーハ(以下、ウェーハと略称する)W用の押さえ板
21、及び開閉用の蓋体7Aを備え、精密洗浄された後
に使用される。
【0003】このような精密基板収納容器にウェーハW
を収納する場合には、先ず、整列内箱6Aに複数のウェ
ーハWを整列収納し、外箱1Aに整列内箱6Aを収納
し、外箱1Aの開口上部の周縁部にシール部材であるパ
ッキン2Aを嵌入する。そして、蓋体7Aの内面に押さ
え板21をセットし、外箱1Aの開口上部に蓋体7Aを
被せて被覆し、その後、外箱1Aの両側壁上部の係止部
22に蓋体7Aの両側壁の係止フック23をそれぞれ両
手でセットすれば、精密基板収納容器にウェーハWを機
密状態に収納することができる。
【0004】これに対し、精密基板収納容器からウェー
ハWを取り出す場合、先ず、蓋体7Aの係止フック23
をそれぞれ両手で外して外箱1Aの上部から蓋体7Aを
取り外し、周囲の適当な箇所に蓋体7Aを置いた後、外
箱1Aから整列内箱6Aを取り出せば、ウェーハWを取
り出して加工することができる。このような蓋体7Aの
開閉や整列内箱6Aの取り出しは、ウェーハWの製造工
程の一部において頻繁に行われる。
【0005】ところで、精密基板収納容器は、精密洗浄
の作業効率を高めるため、外箱1Aと蓋体7Aとが二部
品で構成され、これら外箱1Aと蓋体7Aとが使用時に
おいても二部品の状態のままで使用されるが、これでは
部品の分散を招くこととなる。そこで、精密洗浄の作業
時に外箱1Aと蓋体7Aとを二部品とし、使用時におい
ては組み立てて一部品とする精密基板収納容器が要望さ
れている。
【0006】この種の精密基板収納容器としては、図2
8に示すように、外箱1Aの背面壁の上部に一対のナッ
クル24を間隔をおき並べ備えた袖体25を、蓋体7A
の背面壁には単一のナックル26を先端部に備えた羽体
27をそれぞれ設け、一対のナックル24にナックル2
6を挟持させて直列状態とし、これら一対のナックル2
4及びナックル26にシャフト28を挿着して回転可能
に接合する蝶番タイプの構成が考えられる。
【0007】なお、この種の精密基板収納容器に関する
先行技術文献として特開平6−40461号、実開昭6
3−82788号、実開昭63−166948号、及び
特開平9−107025号公報などがあげられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の精密基板収納容
器は、以上のように両手で係止フック23を外して蓋体
7Aを開閉しなければならないので、開閉作業が煩雑、
かつ面倒で、作業性を向上させることができないという
問題があった。また、アンローダなどの自動機に対する
置き換えも困難であるという問題があった。また、取り
外した蓋体用の十分な空きスペースが必要になるととも
に、散在したり、紛失しないよう蓋体7Aの管理や保管
に留意しなければならなかった。
【0009】このような問題を解消するには、精密基板
収納容器を前記蝶番タイプに構成する方法が考えられる
が、この方法には以下の問題が考えられる。先ず、蝶番
を射出成形で成形する場合、一対のナックル24及びナ
ックル26にシャフト28を挿着する関係上、ナックル
24、26の貫通孔がアンダーカット部となり、このア
ンダーカット部用のスライド機構を射出成形用金型に設
けなければならない。したがって、構成の複雑化に伴
い、射出成形用金型が非常に高価になり、生産性の悪化
を招くこととなる。また、シャフト28が別部品なの
で、精密洗浄作業時の分解や組立が困難化し、しかも、
シャフト28が紛失するおそれがある。さらに、シャフ
ト28を挿着固定するので、固定後においてはナックル
24、26の貫通孔を直接洗浄することができず、この
結果、洗浄効果が小さく、十分な乾燥効果を期待するこ
とができないおそれがある。
【0010】本発明は、前記従来の問題に鑑みなされた
もので、蓋体の開閉作業の作業性を向上させ、各種装置
に対する置き換えを容易化し、しかも、蓋体用の空きス
ペースを省略することのできる精密基板収納容器を提供
することを目的としている。また、生産性を向上させ、
洗浄作業時の分解や組立を容易化し、十分な洗浄効果と
乾燥効果とを得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、前記課題を達成するため、精密基板用の収納容
器の開口上部を蓋体で覆うものにおいて、前記収納容器
と前記蓋体とを回転可能に接合するヒンジ手段を備え、
このヒンジ手段は、該収納容器の周壁上部に間隔をおい
て複数設けられ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下いず
れか一方向に向ける第一の嵌合リブと、該収納容器の周
壁上部に設けられ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下い
ずれか他方向に向ける第二の嵌合リブと、前記蓋体の周
壁に間隔をおいて設けられた複数の支持リブと、この複
数の支持リブ間に架設されて該第一、第二の嵌合リブに
複数の該切欠部を介し支持されるシャフトとを含んでな
ることを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明においては、前
記課題を達成するため、精密基板用の収納容器の開口上
部を蓋体で覆うものにおいて、前記収納容器と前記蓋体
とを回転可能に接合するヒンジ手段を備え、このヒンジ
手段は、前記収納容器の周壁上部に間隔をおいて設けら
れた複数の支持リブと、この複数の支持リブ間に架設さ
れたシャフトと、前記蓋体の周壁に間隔をおいて複数設
けられ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下いずれか一方
向に向ける第一の嵌合リブと、該蓋体の周壁に設けら
れ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下いずれか他方向に
向ける第二の嵌合リブとを含み、前記シャフトと該第
一、第二の嵌合リブとを複数の該切欠部を介し嵌合した
ことを特徴としている。なお、前記蓋体を所定の角度以
上で開放方向に回転させた時、前記第一、第二の嵌合リ
ブから前記シャフトを軸方向にスライドさせて分離可能
とすることが好ましい。
【0013】ここで、特許請求の範囲における「精密基
板」には、少なくとも電気電子や半導体の製造分野で使
用される単数複数のアルミディスク、液晶セル、石英ガ
ラス、半導体ウェーハ、又はマスク基板などが含まれ
る。また、「回転」には回動や揺動などの技術が含まれ
る。また、「ほぼU字形」は、技術的思想に着目した実
質的な意味に理解されなければならず、少なくともコ字
形、半円形、又は半楕円形などの類似の形状を含む。
【0014】請求項1又は2記載の発明によれば、蓋体
が回転して収納容器の開口上部を開閉する。この際、シ
ャフトを中心にして蓋体が接合状態のまま回転するの
で、開放位置や開放軌道などが一定化し、自動化に適す
るとともに、収納容器の周囲などに蓋体用の置き場所な
どを要しない。また、精密基板収納容器を射出成形で製
造する場合でも、アンダーカット部のないヒンジ手段を
用いるので、スライド機構を射出成形用金型に設ける必
要がない。また、蓋体にシャフトが一体構成されるの
で、洗浄時の分解や組立作業が容易化し、部品の紛失の
おそれもない。さらに、従来のナックルに相当するもの
がなく、全ての部分を直接洗浄することができる。ま
た、請求項3記載の発明によれば、収納容器と蓋体と
は、用途に応じて二部品に取り外されたり、一部品に組
み立てて一体化される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図26を参照し
て本発明の実施の形態を説明する。本実施形態における
精密基板収納容器は、図1に示すように、外箱1、整列
内箱6、及び蓋体7を含み、さらに外箱1と蓋体7とを
回転可能に接合するヒンジ手段9を備えている。
【0016】外箱1は、機械的特性、汚染性、及び成形
性に優れたポリカーボネイトなどを成形材料として上部
が開口したトップオープンタイプのボックス構造に射出
成形され、その開口上部の周縁が下方に折り返されて補
強されており、この折り返し部と周壁との間には補強用
のリブが間隔をおいて複数介在成形されている。この外
箱1は、その上部に密封効果を発揮する枠形のパッキン
2が着脱自在に嵌合され、底部が前後方向にやや傾斜し
た上げ底構造に成形されている。また、外箱1の正面壁
3は、低く成形され、その折り返し部の表面両側から係
止部4がそれぞれ突出している。これに対し、背面壁5
は、正面壁3よりも高く成形され、補強用の凹部50が
成形されている。また、外箱1の左右両側壁の上部は、
正面壁3から背面壁5に向かうにつれ徐々に高くなるよ
うそれぞれ傾斜成形されている。
【0017】整列内箱6は、ポリプロピレンなどを成形
材料として基本的には透明の角筒形に射出成形されてい
る。この整列内箱6の開口上部はウェーハ(図示せず)
の取り出しが容易となるよう広く形成され、開口下部は
狭く形成されている。整列内箱6の左右両側壁の内面に
は複数の整列リブが所定のピッチ(例えば、10mmピ
ッチ)でそれぞれ並べて一体成形され、この複数の整列
リブが複数(例えば、13枚又は25枚)のウェーハを
整列状態で収納する。
【0018】蓋体7は、ポリカーボネイトなどを成形材
料として透明に射出成形されている。この蓋体7は、外
箱1の形に対応して成形され、その表面の両側に補強用
の凸部がそれぞれ成形されており、開口部の周縁には外
方向に張り出す張り出し部が成形されている。また、蓋
体7の垂下した正面壁は、補強用の凹部70を備え、表
面下部の両側からL字形の支持部8がそれぞれ突出し、
この一対の支持部8には工程内で使用されるカードホル
ダ用の係止フック(図示せず)が回転可能に支持されて
おり、この係止フックと外箱1の複数の係止部4とが係
止することで蓋体7が固定される。
【0019】ヒンジ手段9は、外箱1に複数(本実施形
態では2群)の第一の嵌合リブ群10と、複数(本実施
形態では2枚)の第二の嵌合リブ11とがそれぞれ成形
され、蓋体7には複数(本実施形態では2群)の支持リ
ブ群12が成形されており、各支持リブ群12には円柱
形のシャフト13が成形されている。各第一の嵌合リブ
群10は、相互に対向する一対の第一の嵌合リブ14、
14Aを備え、この一対の第一の嵌合リブ14、14A
が外箱1の背面壁5の折り返し部の側方に間隔をおき一
体的に突出成形されている。各第一の嵌合リブ14、1
4Aは、板形に成形され、逆U字形の切欠部15が成形
されており、各切欠部15の開口が下方向に指向してい
る。
【0020】各第二の嵌合リブ11は、収納容器の背面
壁5の折り返し部の側方に一体的に突出成形され、一対
の第一の嵌合リブ14、14Aの中間に位置している。
この各第二の嵌合リブ11は、板形に成形され、開口を
上方向に指向させたU字形の切欠部16が成形されてお
り、この切欠部16と各第一の嵌合リブ14、14Aの
切欠部15とが相互に対向する。
【0021】さらに、各支持リブ群12は、相互に対向
する一対の支持リブ17、17Aを備え、この一対の支
持リブ17、17Aが蓋体7の背面壁71の張り出し部
の側方に間隔をおき一体的に突出成形されるとともに、
この一対の支持リブ17、17Aが斜め下方に向け傾斜
している。そして、この一対の支持リブ17、17Aの
間にはシャフト13が一体的に架設成形され、このシャ
フト13が第一の嵌合リブ14、14Aの切欠部15と
第二の嵌合リブ11の切欠部16とに回転可能に嵌合軸
支される。この嵌合軸支作用により、蓋体7は、開放時
にシャフト13を中心として外箱1の背面壁5の方向に
一定の弧を描きつつ揺動し、閉そく時には外箱1の開口
上部周縁に嵌合接触する。
【0022】ここで、図6ないし図11に示す第一、第
二の嵌合リブ14、14A、11、支持リブ17、17
A、及びシャフト13などに関する寸法は、それぞれ以
下のように設定されている。先ず、第一、第二の嵌合リ
ブ14、14A、11の配置間隔n1、n2は、支持リ
ブ17、17Aの幅tよりも0.5〜1.5mm大きく
設定されている。また、第一、第二の嵌合リブ14、1
4A、11の幅mは、強度面と成形性との観点から3〜
5mm程度に成形される。また、第一の嵌合リブ14、
14Aの開口基辺18と第二の嵌合リブ11の開口基辺
19との間隔rと開口幅sとは、シャフト13の太さよ
りも0.5〜1.5mm大きく設定されている。
【0023】一対の支持リブ17、17Aは、その厚み
i、jがシャフト13の太さと同等又は大きめの3.5
〜10mm、幅tが強度面と成形性との観点から2〜5
mm程度に成形される。また、支持リブ17の厚さiと
支持リブ17Aの厚さjとには、0.5〜3mmの厚み
差kが付けられている、また、シャフト13は、強度面
と成形性の観点からφ3〜8に成形されている。また、
図5におけるPは蓋体7の回転支点、Qは外箱1と蓋体
7との嵌合仮想点である。回転支点Pは、蓋体7の開閉
時に整列内箱6の外壁6aと蓋体7の内面7aとの隙間
を確保するため、嵌合仮想点Qの外側で水平線上、又は
水平線よりも下方に設定される。
【0024】前記構成において、精密洗浄・乾燥が完了
した外箱1と蓋体7とを接合するには、先ず、蓋体7を
裏返しにして蓋体7の表面を下方に位置させ、支持リブ
17、17Aを垂直に指向させる。次いで、図12、図
13、及び図24に示すように、第一、第二の嵌合リブ
14、14A、11の配置間隔n1にシャフト13を挿
入してこのシャフト13を開口基辺18に接触させ、回
転支点Pを中心に蓋体7を180°回転させ、この蓋体
7の表面を上方に、支持リブ17、17Aを垂直にそれ
ぞれ位置させる(図14、図15、図25、及び図26
参照)。
【0025】この際、図26に示すように、第一の嵌合
リブ14と支持リブ17とに接触面Cが生ずるので、蓋
体7は図の左側にはスライドせずに位置決めされる。次
いで、蓋体7を平行にスライドさせて第一、第二の嵌合
リブ14、14A、11の配置間隔n2に支持リブ17
を位置させる。この際、第一の嵌合リブ14と支持リブ
17にも接触面Cが生ずるので、蓋体7は右側にはスラ
イドせずに位置決めされる。
【0026】次いで、図13、図17、及び図24に示
すように、回転支点Pを中心に蓋体7を180°回転さ
せてこの蓋体7の表面を下方に、支持リブ17、17A
を垂直にそれぞれ位置させ、蓋体7を平行にスライドさ
せて(図18、図19、及び図24参照)第一の嵌合リ
ブ14に支持リブ17Aを接触させる。この際、一対の
支持リブ17、17Aには厚み差kが形成されているの
で、第一の嵌合リブ14と支持リブ17Aの接触面Cが
発生し、蓋体7は右側にはスライドせずに位置決めされ
る(図18、図19、及び図24参照)。
【0027】こうして蓋体7を位置決めしたら、回転支
点Pを中心に蓋体7を回転させて外箱1の開口上部周縁
に嵌合接触(図1、図20、及び図21参照)させ、外
箱1と蓋体7との接合作業が終了する。この際、第一の
嵌合リブ14と支持リブ17Aの接触面Cが発生するの
で、外箱1と蓋体7との嵌合時の位置決めがなされる。
【0028】なお、蓋体7の表面が下方で、支持リブ1
7、17Aが垂直の場合、換言すれば、ヒンジ手段9の
接合途中の場合(図12、図13、図17、図18、及
び図24参照)には、蓋体7は、外箱1の置かれた作業
テーブル20の表面の延長線上よりも下方に位置しなけ
ればならない(図24参照)。仮に、図22に示すよう
に、蓋体7の表面が外箱1の置かれた作業テーブル20
の表面上に位置すると、第一の嵌合リブ14と支持リブ
17Aとに接触面Cが発生し、蓋体7をスライドさせて
位置をずらすことができなくなる。また、外箱1の第
一、第二の嵌合リブ14、11の開口幅sの範囲に蓋体
7の支持リブ17が位置しなければ、蓋体7は左右方向
にスライドすることがない。したがって、蓋体7は、嵌
合状態の開閉中においては、分離不能に位置決めされ
る。
【0029】前記のように外箱1と蓋体7との接合作業
が終了して精密基板収納容器を組み立てたら、整列内箱
6に複数のウェーハを整列収納し、外箱1に整列内箱6
を収納し、外箱1の開口上部に開放状態の蓋体7を被せ
て被覆すれば、精密基板収納容器にウェーハを機密状態
に収納することができる。なお、外箱1と蓋体7とを精
密洗浄・乾燥させるため、分離する場合には前記作業を
逆に順次行えば、外箱1と蓋体7とを分離することがで
きる。
【0030】前記構成によれば、片手又は自動機で蓋体
7を容易に開閉することができるので、簡易な構成で開
閉作業が簡素容易化し、作業性を著しく向上させること
が可能になる。また、蓋体7の開放位置や開放軌道を一
定化することができるので、アンローダなどの自動機に
対する置き換えも実に容易になる。また、使用時には着
脱可能な外箱1と蓋体7とを一体化することができると
ともに、シャフト13を支点として蓋体7が前後方向に
回転するので、外箱1の前方や側方における蓋体用の空
きスペースや作業スペースを省略したり、あるいは大幅
に縮小することができる。そして、蓋体7の管理や保管
になんら留意する必要性もない。
【0031】また、射出成形で製造する場合でも、アン
ダーカット部のないヒンジ手段9を用いるので、スライ
ドコアなどのスライド機構を射出成形用金型に設ける必
要性が全くない。したがって、射出成形用金型が安価に
なり、生産性の大幅な向上が期待できる。また、蓋体7
にシャフト13が一対の支持リブ17、17Aを介し一
体構成されているので、精密洗浄作業時の分解や組立が
実に容易化し、部品の紛失のおそれをきわめて有効に排
除することができる。また、従来のナックル24、26
に相当するものがなく、直接洗浄の不可能な部分がない
ので、きわめて良好な洗浄効果と乾燥効果とを得ること
ができる。さらに、外箱1の底部が傾斜しているので、
整列内箱6の収納時にウェーハが傾斜状態で貯蔵され、
ウェーハのがたつくことがない。
【0032】なお、前記実施形態では図1などの外箱
1、整列内箱6、及び蓋体7を示したが、これらの形状
や構造などは適宜変更することが可能である。例えば、
外箱1を有底円筒形に、整列内箱6をほぼ円筒形に、そ
して蓋体7を円形にそれぞれ構成することもできる。ま
た、2群の第一の嵌合リブ群10と支持リブ群12とを
示したが、なんらこれに限定されるものではなく、第一
の嵌合リブ群10と支持リブ群12との数を適宜増減さ
せても良い。
【0033】また、第一、第二の嵌合リブ14、14
A、11の数を適宜増減したり、あるいは第一、第二の
嵌合リブ14、14A、11の位置を逆にしても良い。
また、図示しないが、蓋体7に複数の第一の嵌合リブ群
10と、複数の第二の嵌合リブ11とをそれぞれ成形
し、外箱1には複数の支持リブ群12を成形して各支持
リブ群12にはシャフト13を架設することもできる。
さらに、各第一の嵌合リブ14、14Aの切欠部15の
開口を上方向に指向させ、各第二の嵌合リブ11の切欠
部16を下方向に指向させても良いのはいうまでもな
い。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1又は2記載の発明
によれば、蓋体の開閉作業の作業性を向上させ、各種装
置に対する置き換えを容易化し、蓋体用の空きスペース
を省略することができる。また、例え射出成形で製造す
る場合でも、射出成形金型にスライド機構などを必要と
しないので、生産性を向上させることが可能になる。ま
た、シャフトが別部品ではないので、洗浄作業時の分解
や組立の容易化が期待でき、紛失のおそれもない。さら
に、請求項3記載の発明によれば、洗浄時には収納容器
と蓋体とを分離することができるので、十分な洗浄効果
と乾燥効果とを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態にお
ける嵌合状態を示す断面側面図である。
【図2】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態にお
ける蓋体を示す背面図である。
【図3】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態にお
ける外箱を示す背面図である。
【図4】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態にお
けるヒンジ手段を示す拡大説明図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態にお
ける蓋体のヒンジ部分を示す拡大説明図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態にお
ける外箱のヒンジ部分を示す拡大説明図である。
【図10】図9の第一の嵌合リブのみを示す側面図であ
る。
【図11】図9のXI−XI線断面図である。
【図12】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おけるヒンジ手段を示す説明図である。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図であ
る。
【図14】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おけるヒンジ手段の接合作業状態を示す説明図である。
【図15】図16のXVI−XVI線断面図である。
【図16】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おけるヒンジ手段の接合作業状態を示す説明図である。
【図17】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おけるヒンジ手段の接合作業状態を示す説明図である。
【図18】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おけるヒンジ手段の接合作業状態を示す説明図である。
【図19】図18のXIX−XIX線断面図である。
【図20】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おけるヒンジ手段の接合作業状態を示す説明図である。
【図21】図20のXXI−XXI線断面図である。
【図22】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おける蓋体の開放状態を示す断面説明図である。
【図23】図22のヒンジ手段を示す要部拡大断面図で
ある。
【図24】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態に
おける蓋体の完全な開放状態を示す断面説明図である。
【図25】本発明に係る精密基板収納容器の実施の形態
における蓋体の不完全な開放状態を示すを示す断面説明
図である。
【図26】図14のXXVI−XXVI線断面図であ
る。
【図27】従来の精密基板収納容器を示す分解斜視図で
ある。
【図28】蝶番の一例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 外箱(収納容器) 5 背面壁(周壁の一部) 6 整列内箱 7 蓋体 9 ヒンジ手段 11 第二の嵌合リブ 13 シャフト 14 第一の嵌合リブ 14A 第一の嵌合リブ 15 切欠部 16 切欠部 17 支持リブ 17A 支持リブ W ウェーハ(精密基板)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精密基板用の収納容器の開口上部を蓋体
    で覆う精密基板収納容器において、 前記収納容器と前記蓋体とを回転可能に接合するヒンジ
    手段を備え、 このヒンジ手段は、該収納容器の周壁上部に間隔をおい
    て複数設けられ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下いず
    れか一方向に向ける第一の嵌合リブと、該収納容器の周
    壁上部に設けられ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下い
    ずれか他方向に向ける第二の嵌合リブと、前記蓋体の周
    壁に間隔をおいて設けられた複数の支持リブと、この複
    数の支持リブ間に架設されて該第一、第二の嵌合リブに
    複数の該切欠部を介し支持されるシャフトとを含んでな
    ることを特徴とする精密基板収納容器。
  2. 【請求項2】 精密基板用の収納容器の開口上部を蓋体
    で覆う精密基板収納容器において、 前記収納容器と前記蓋体とを回転可能に接合するヒンジ
    手段を備え、 このヒンジ手段は、前記収納容器の周壁上部に間隔をお
    いて設けられた複数の支持リブと、この複数の支持リブ
    間に架設されたシャフトと、前記蓋体の周壁に間隔をお
    いて複数設けられ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下い
    ずれか一方向に向ける第一の嵌合リブと、該蓋体の周壁
    に設けられ、ほぼU字形の切欠部の開口を上下いずれか
    他方向に向ける第二の嵌合リブとを含み、前記シャフト
    と該第一、第二の嵌合リブとを複数の該切欠部を介し嵌
    合したことを特徴とする精密基板収納容器。
  3. 【請求項3】 前記蓋体を所定の角度以上で開放方向に
    回転させた時、前記第一、第二の嵌合リブから前記シャ
    フトを軸方向にスライドさせて分離可能とした請求項1
    又は2記載の精密基板収納容器。
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