JPH11112073A - 半導体レーザ形光増幅素子 - Google Patents
半導体レーザ形光増幅素子Info
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- JPH11112073A JPH11112073A JP9271152A JP27115297A JPH11112073A JP H11112073 A JPH11112073 A JP H11112073A JP 9271152 A JP9271152 A JP 9271152A JP 27115297 A JP27115297 A JP 27115297A JP H11112073 A JPH11112073 A JP H11112073A
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Abstract
特性が変動しにくい半導体レーザ形光増幅素子を容易に
形成できるようにする。 【解決手段】 クラッド層102上で、活性層103の
導波方向両端に、活性層103端部に接続してテーパ導
波路103aを備える。このテーパ導波路103aは、
例えば、バンドギャップ波長1.3μmのInGaAs
Pから構成する。そして、このテーパ導波路103a
は、活性層103との接合部より離れるにしたがって、
膜厚が薄くなるように形成する。
Description
構成の半導体レーザ形光増幅素子に関する。
を利用した光伝送処理システムの構築を考えると、光フ
ァイバや光スイッチでの光損失が大きな問題となる。そ
して、減衰した光信号を光増幅素子によって補償するこ
とが必要不可欠になる。特に、半導体レーザ形の光増幅
素子は小型で高効率であり、また、光スイッチなどの半
導体光デバイスとの集積化が可能といった利点を持つた
めに大変有望である。
幅素子は、入力信号光の偏波状態によってゲイン特性が
大きく変動するという問題があった。これは、一般に、
活性層の幅が数μmであるのに対して厚みがサブμmオ
ーダとなり活性層が等方的でないため、活性層のゲイン
特性が偏波状態によって異なることが原因としてある。
このため、活性層の断面形状を正方形状に近い形状にし
て等方化して、たとえば、TE偏波入力光とTM偏波入
力光に対するゲイン特性の差が1dB以下となるよう
な、半導体レーザ形の光増幅素子を実現した事例が報告
されている(文献:S.Kitamura,K.Komatsu and M.Kitam
ura,'Very low power consumption semiconductor opti
cal optical amplfier arry',IEEE Photonics Tecnolog
y Letters,1995,7,(2),pp.147-148)。
概略を説明すると、図4(a)の断面図に示すように、
n形のInPからなる基板401表面をリッジ形状に加
工することで形成された下部クラッド層402上に、断
面形状がほぼ正方形となった活性層403が配置してい
る。また、下部クラッド層402および活性層403の
側面に、それらを埋め込むように、p形のInPからな
るp形埋め込み層404とn形のInPからなるn形埋
め込み層405が形成され、pn埋め込み構造を構成し
ている。
る上部クラッド層406が形成されている。そして、基
板401裏面にはn側電極407が形成され、上部クラ
ッド層406上にはp側電極408が形成されている。
また、その導波方向に垂直な断面である図4(b)に示
すように、入力光の入力端面410と、出射光の出射端
面411には、それぞれ反射防止膜410a,411a
が形成されている。そして、活性層403を、幅0.4
μm厚さ0.4μmとすることで、偏波依存性の低減を
可能にしている。なお、この半導体レーザ形光増幅素子
は、全長を600μmとしている。
活性層403をその断面形状が正方形になるように形成
するのは困難である。活性層の厚さを0.4μmとした
ときの活性層の幅に対する、TE偏波入力光とTM偏波
入力光に対するゲイン特性の差の変化は、図5の黒点で
示すように変化する。したがって、そのゲイン特性の差
を梨地で示す0.5dBの範囲に納めようとすれば、活
性層の幅は、約0.35〜0.5μmの範囲に収めなく
てはならない。すなわち、活性層の上端と荷担がこの範
囲に収まるような、垂直もしくは垂直に近い異方性を有
するエッチング技術が必要となる。活性層におけるスト
ライプ状のリッジ構造は、公知のフォトリソグラフィ技
術およびエッチング技術を用いて形成するが、この微細
加工においては、加工寸法を0.15μmの誤差に納め
ることは、非常に困難である。そして、ストライプの幅
を0.4μmに形成すること自体が容易ではない。
るためになされたものであり、入力信号光の偏波状態が
変動しても、ゲイン特性が変動しにくい半導体レーザ形
光増幅素子を容易に形成できるようにすることを目的と
する。
形光増幅素子は、電流注入方向の厚さよりそれに垂直な
幅の方が大きい導波方向に垂直な断面形状を有して光信
号を増幅する活性層と、導波方向の活性層に接触して形
成されて活性層接触端から光信号の入力端となる他端に
かけて膜厚が薄くなるように形成された光導波路である
テーパ導波路と、活性層およびテーパ導波路の上下を挾
むように形成されたクラッド層と、活性層に電流を注入
するための正の電極および負の電極とを備え、テーパ導
波路は、他端の導波方向に垂直な断面形状が、電流注入
方向の厚さよりそれに垂直な幅の方が大きく形成される
ようにした。以上示したように構成したので、テーパ導
波路の光信号の入出力端では、TM偏波入力光がより多
く導波され、活性層においては、TE偏波入力光に対す
るゲインがより大きくなる。
参照して説明する。 実施の形態1 図1は、この発明の第1の実施の形態における半導体レ
ーザ形光増幅素子の構成を示す構成図である。ここで
は、例えば、1.5μm帯用の半導体レーザ形光増幅素
子を例に取り説明する。図1に示すように、この実施の
形態1における半導体レーザ形光増幅素子は、まず、n
形のInPからなる基板101表面に、その基板101
表面を加工することでリッジ状の下部クラッド層102
が形成されている。そして、その下部クラッド層102
上にバンドギャップ波長1.55μmのInGaAsP
からなる活性層103が形成されている。この活性層1
03は、厚さ0.4μm幅0.6μmに、そして、導波
方向に長さ600μmに形成されている。
ように、クラッド層102上で、活性層103の導波方
向両端に、活性層103端部に接続してテーパ導波路1
03aが形成されている。このテーパ導波路103a
は、例えば、バンドギャップ波長1.3μmのInGa
AsPから構成されている。すなわち、テーパ導波路1
03aは、増幅する対象の光信号に対して損失の少ない
組成となっている。そして、このテーパ導波路103a
は、活性層103との接合部より離れるにしたがって、
膜厚が薄くなるように形成されている。そして、テーパ
導波路103aの光入力端および光出力端は、膜厚が
0.2μmとなるように形成されている。
3を形成した後で形成するようにしてもよく、また、次
に示すように、活性層103と同時に形成するようにし
てもよい。まず、基板上に活性層および導波路となる領
域にストライプ状に幅0.6μmの開口部を有する酸化
シリコンからなる選択成長膜を形成する。このとき、選
択成長マスクの横幅を、まず、活性層形成部では片側5
0μmとし、これを600μmの長さに続ける。また、
選択成長マスクの横幅を、テーパ導波路形成部において
は、片側が50μmから徐々に狭くなるように形成し、
最終的にはその幅が10μmとなるようにする。
ドギャップ波長1.55μmのInGaAsPを、活性
層形成部において膜厚0.4μmとなるように結晶成長
させる。この結果、テーパ導波路形成部においては、選
択成長した結晶の層の膜厚が活性層形成部から離れるに
したがって薄く形成される。そして、その組成も、膜厚
が0.2μmと薄くなっている部分では、バンドギャッ
プ波長1.3μmのInGaAsPから構成されたもの
となる。
れば、活性層103およびテーパ導波路103aを同時
に形成することが可能である。ただし、上述したように
選択成長マスクを用いて活性層およびテーパ導波路を同
時に結晶成長させた場合、選択成長マスクの外側の基板
表面にも結晶が成長するので、それらの部分は取り除く
必要がある。また、当然であるが、選択成長マスクも、
素子としては必要のないものである。
3,および,テーパ導波路103aの導波路方向の側面
には、それらを埋め込むように、基板101上にp形I
nPからなる埋め込み層104が形成され、その上に、
n形InPからなる電流ブロックのための電流ブロック
層105が厚さ0.5μmに形成されている。そして、
活性層103,テーパ導波路103a,埋め込み層10
4,および,電流ブロック層105上部に、p形のIn
Pからなる上部クラッド層106が膜厚2μmに形成さ
れている。
/Zn/Au/Ti/Auからなる厚さ1μmのp側電
極107が形成され、基板101裏面には、AuGeN
i/Auからなる厚さ1μmのn側電極108が形成さ
れている。そして、テーパ導波路103aの膜厚が薄く
なっている端部に接続するように、反射防止膜109が
形成されている。この反射防止膜109は、TiO2 /
SiO2 から構成されている。
れば、まず、活性層103はその導波方向に垂直な断面
が横長の長方形に構成した。そして、活性層103の導
波方向端部に、テーパ導波路103aを配置するように
した。そして、このように構成したので、この実施の形
態1による半導体レーザ形光増幅素子は、次に示すよう
な特徴を備える。まず、活性層103は、厚さ0.4μ
mに対して幅0.6μmに幅広に形成したので、図2の
横軸0.6上に位置する黒丸で示すように、TE偏波入
力光に対するゲインがTM偏波入力光に対するゲインよ
り約0.7dB高くなる。
力光の入力端の膜厚が0.2μmとなっている。一般
に、導波路の断面寸法が0.3μmより小さくなると、
その方向の光閉じ込めが弱くなる。したがって、テーパ
導波路103aの膜厚が薄い部分では、縦方向の光閉じ
込めが弱くなり、光が縦方向に染み出して縦長となる。
このため、例えば、光入出力端に光ファイバを配置し、
その光ファイバから入力光そして光ファイバへ出力光を
結合する場合、図2の白丸で示すように、TM偏波入力
光の方が結合効率がよくなる。特に、この実施の形態1
では、テーパ導波路103aは幅を0.6μmとしてい
るので、TM偏波入力光の方が0.7dBほど入出力光
の結合効率がよくなる。
M偏波入力光の方がより多く入出力され、活性層103
においては、TE偏波入力光の方がよりゲインされるこ
とになる。したがって、この実施の形態1の半導体レー
ザ形光増幅素子によれば、図2の黒四角で示すように、
活性層の幅が0.6μmで、素子全体のゲイン差(偏波
依存性)がほぼ0となり、比較的広い幅とすることがで
きる。すなわち、活性層が比較的容易に作製できるよう
になる。また、素子全体における偏波依存性が0.5d
B以内となる活性層の幅も、0.3〜0.7μmと、許
容量が広がる。なお、この範囲において、テーパ導波路
103aの横幅が、活性層103の横幅よりも細くなっ
てもかまわない。
この実施の形態2においては、図3に示すように、光信
号の入力端と出力端とを同一に構成したものである。す
なわち、図3に示すように、まず、下部クラッド層10
2上において、活性層103の一端にテーパ導波路10
3aを配置し、テーパ導波路103aの膜厚が薄くなっ
た先端に、反射防止膜109を配置する。そして、活性
層103の他端には、TiO2 /SiO2 からなる高反
射膜109aを配置する。すなわち、この実施の形態2
では、テーパ導波路103aの反射防止膜109側で、
光信号の入力端面と出力端面とを兼ねるようにした。こ
のように構成しても、上記実施の形態1と同様である。
InPを基板として用いるようにしたが、これに限るも
のではなく、p形の基板を用いてもよく、また、他の半
導体結晶を用いるようにしてもよい。また、活性層にバ
ルクのInGaAsPを用いるようにしたが、これに限
るものではなく、量子井戸構造やひずみ量子井戸構造
(圧縮ひずみ,伸張ひずみ)を活性層に用いるようにし
てもよい。また、活性層の材料として、InGaAlA
s系,InAlAs系,AlGaAs系といった材料を
用いるようにしても同様である。
流注入方向の厚さよりそれに垂直な幅の方が大きい導波
方向に垂直な断面形状を有して光信号を増幅する活性層
と、導波方向の活性層に接触して形成されて活性層接触
端から光信号の入力端となる他端にかけて膜厚が薄くな
るように形成された光導波路であるテーパ導波路と、活
性層およびテーパ導波路の上下を挾むように形成された
クラッド層と、活性層に電流を注入するための正の電極
および負の電極とを備え、テーパ導波路は、他端の導波
方向に垂直な断面形状が、電流注入方向の厚さよりそれ
に垂直な幅の方が大きく形成されるようにした。以上示
したように構成したので、テーパ導波路の光信号の入出
力端では、TM偏波入力光がより多く導波され、活性層
においては、TE偏波入力光に対するゲインがより大き
くなる。この結果、この発明によれば、活性層の導波方
向断面形状が正方形となっていなくても、素子全体とし
てはゲイン差(偏波依存性)を解消することが可能とな
る。したがって、この発明によれば、活性層の断面を正
方形に形成する必要がないので、入力信号光の偏波状態
が変動しても、ゲイン特性が変動しにくい半導体レーザ
形光増幅素子を容易に形成できるようになる。
レーザ形光増幅素子の構成を示す構成図である。
波入力光に対するゲイン特性の差の変化を示す特性図で
ある。
ザ形光増幅素子の構成を示す構成図である。
構成を示す構成図である。
波入力光に対するゲイン特性の差の変化を示す特性図で
ある。
層、103a…テーパ導波路、104…埋め込み層、1
05…電流ブロック層、106…上部クラッド層、10
7…p側電極、108…n側電極、109…反射防止
膜。
Claims (5)
- 【請求項1】 電流注入方向の厚さよりそれに垂直な幅
の方が大きい導波方向に垂直な断面形状を有して光信号
を増幅する活性層と、 前記導波方向の前記活性層に接触して形成されて前記活
性層接触端から前記光信号の入力端となる他端にかけて
膜厚が薄くなるように形成された光導波路であるテーパ
導波路と、 前記活性層および前記テーパ導波路の上下を挾むように
形成されたクラッド層と、 前記活性層に電流を注入するための正の電極および負の
電極とを備え、 前記テーパ導波路は、前記他端の導波方向に垂直な断面
形状が、電流注入方向の厚さよりそれに垂直な幅の方が
大きく形成されたことを特徴とする半導体レーザ形光増
幅素子。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体レーザ形光増幅素
子において、 前記テーパ導波路は、前記活性層接触端から前記光信号
の出力端となる他端にかけて膜厚が薄くなるように形成
されたことを特徴とする半導体レーザ形光増幅素子。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体レーザ形
光増幅素子において、 前記活性層の導波方向両端に前記テーパ導波路が形成さ
れていることを特徴とする半導体レーザ形光増幅素子。 - 【請求項4】 請求項1記載の半導体レーザ形光増幅素
子において、 前記活性層の前記テーパ導波路の形成されていない端部
には、高反射膜が形成されていることを特徴とする半導
体レーザ形光増幅素子。 - 【請求項5】 請求項1〜4いずれか1項記載の半導体
レーザ形光増幅素子において、 前記テーパ導波路は、前記光信号に対して前記活性層よ
り損失の少ない組成から構成されたことを特徴とする半
導体レーザ形光増幅素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27115297A JP3484053B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 半導体レーザ形光増幅素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27115297A JP3484053B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 半導体レーザ形光増幅素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112073A true JPH11112073A (ja) | 1999-04-23 |
| JP3484053B2 JP3484053B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=17496067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27115297A Expired - Lifetime JP3484053B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 半導体レーザ形光増幅素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3484053B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6487007B1 (en) | 1999-06-03 | 2002-11-26 | Fujitsu Limited | Polarization independent-type semiconductor optical amplifier |
| JP2012015266A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Sony Corp | 半導体光増幅器 |
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| JPH08330673A (ja) * | 1995-06-02 | 1996-12-13 | Fujitsu Ltd | 光半導体装置 |
| JPH09246661A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レーザおよび半導体光増幅器 |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP27115297A patent/JP3484053B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| US8786941B2 (en) | 2010-06-30 | 2014-07-22 | Sony Corporation | Semiconductor optical amplifier |
| USRE45973E1 (en) | 2010-06-30 | 2016-04-12 | Sony Corporation | Semiconductor optical amplifier |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3484053B2 (ja) | 2004-01-06 |
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