JPH11112190A - 電磁シールド工法 - Google Patents

電磁シールド工法

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Publication number
JPH11112190A
JPH11112190A JP26995897A JP26995897A JPH11112190A JP H11112190 A JPH11112190 A JP H11112190A JP 26995897 A JP26995897 A JP 26995897A JP 26995897 A JP26995897 A JP 26995897A JP H11112190 A JPH11112190 A JP H11112190A
Authority
JP
Japan
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plate
conductive material
concrete
electromagnetic shielding
floor slab
Prior art date
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Pending
Application number
JP26995897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Okada
慎一郎 岡田
Arata Sakamoto
新 坂本
Katsuo Yoshida
克雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Obayashi Corp, Osaka Gas Co Ltd filed Critical Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 到来電波の建物内への侵入防止および建物内
の電波の外部への漏洩防止を簡単かつ確実に行うととも
に、電磁シールドの容易な施工を可能とする。 【解決手段】 PC版1は、表裏面およびその周囲面を
含む全面に電気的導通部を形成するように、このPC版
1の内部に炭素繊維で形成したメッシュ2をコンクリー
ト板の面方向に沿って埋設すると共に、更に、導電性材
料、例えば炭素繊維のチョップ3をPC版1全体として
導電性を帯びるような密度でほぼ均一にその内部に混入
する。PC版1を相互に電気的に接続しつつ床スラブ2
0の周縁部を取り囲み、このデッキプレート21に接触
して床スラブ20周縁に配置されるコンクリートの打止
め用金物22とPC版1の裏面との間に弾力性のある導
電性材料4を介在して、PC版1と上記デッキプレート
21とを電気的に接続する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁シールド効果
を発揮するPC(プレキャストコンクリート)版を用い
て電磁シールド空間を構築するようにした電磁シールド
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化が進んだ現在、無線利用が飛
躍的に増加し、オフィスビル内に電波が侵入してコンピ
ュータを始めとする電子機器に誤動作などの悪影響を及
ぼしたり、オフィスビル内でのOA機器から情報が電波
としてビル外へ漏洩し、これにより情報が盗まれるおそ
れがあるといった問題が発生しており、これらに対する
対策が重要となっている。
【0003】従来、この種の電波障害対策として、PC
版を利用してオフィスビル全体を電磁シールドする電磁
シールド工法や、躯体コンクリートを利用した形態の電
磁シールド工法が考えられている。このうち、PC版を
利用した電磁シールド工法は、例えば特開平6−330
573号公報や特開平5−21983号公報に見られる
ように、PC版中に金属メッシュ(または鉄筋)を挿入
し、PC版とPC版との接合を、これらの隣接するPC
版の導電性メッシュ同志を電気的に接続することによっ
ている。また、躯体コンクリートを利用した電磁シール
ド工法は、例えば特開平5−44358号公報に見られ
るように、室内側に全てシールド層を構築して各階毎に
シールドすることによっている。
【0004】また、近年の多層階ビルでは外壁にカーテ
ンウオールが多用されるが、このカーテンウオールと床
スラブとの間には風圧等の外力による位置変位を考慮し
て適宜隙間を設け、建て込み完了後にこの隙間部分がラ
スなどの柔軟材料で充填されるようになったものがあ
る。このように外壁と床スラブとの間に隙間が存在する
と、外壁および床スラブが電磁シールドされている場合
にも、これら外壁と床スラブとの取り合い部分から上下
階に電波が漏洩してしまう。
【0005】このため、実公平5−34159号公報に
見られるように、床版型枠と外壁の胴縁との間を覆うよ
うに電磁遮蔽プレートとなる床版端部型枠鋼板を設けた
り、特公平7−33693号公報に見られるように、床
スラブの電磁遮蔽層と外壁の電磁遮蔽層とをエキスパン
ドメタルにより接続するようにしたりして、電波の漏洩
を防止するようにしたものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PC版を利用した電磁シールド工法の場合、内部に挿入
される金属メッシュ又は鉄筋メッシュの密度を高めるこ
とには限界があり、例えば鉄筋メッシュでは補強筋とし
て望ましい設定にしておく必要があることから、到来す
る電波に対して十分なシールド性能を発揮させることが
できず、建物内への電波の侵入を防ぎきれない。また、
PC版を利用してオフィスビル全体を電磁シールドする
際には、PC版中に打ち込んだ金属メッシュ(または鉄
筋)を、例えば一本毎に隣接するPC版のメッシュ(ま
たは鉄筋)と電気的に接続する必要があるため、大変な
労力とコストがかかっている。
【0007】一方、躯体コンクリートを利用した電磁シ
ールド工法において、特定のフロアー全体を電磁シール
ドする場合には、室内仕上げとは別に電磁シールド用の
下地を作り、そこに導電性のシールド層を設けることと
なるため、これも労力とコストがかかるとともに、室内
のスペースが狭くなってしまう。
【0008】また、外壁と床スラブとの取り合い部分の
電波の漏洩を防止するために、床版型枠と外壁の胴縁と
の間を床版端部型枠鋼板で覆った場合(実公平5−34
159号公報)は、この床版端部型枠鋼板が鋼板である
ため柔軟性に乏しく、外力の入力により変形して隙間が
生じてしまうおそれがある。
【0009】一方、床スラブの電磁遮蔽層と外壁の電磁
遮蔽層とをエキスパンドメタルで接続する場合(特公平
7−33693号公報)は、このエキスパンドメタル一
側部を床スラブ周縁に配置されるコンクリートの打止め
用金物に引っ掛けて固定し、他側部を外壁の電磁遮断層
に接触させた後に、隙間を岩綿で封止するようになって
いるため、エキスパンドメタルを所定形状に折曲する加
工作業および岩綿の吹付け作業を必要とする一方で、電
磁遮断層との接触不良が生じやすいという課題があっ
た。
【0010】そこで、本発明は、上記課題を解決し、到
来電波の建物内への侵入防止および建物内の電波の外部
への漏洩防止を確実に達成することができるとともに、
電磁シールドの容易な施工を可能とする電磁シールド工
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1にかかる電磁シールド工法は、コンクリート
板の表裏面およびその周囲面を含む全面に電気的導通部
を形成するように、コンクリート中に導電性材料で形成
したメッシュを埋設するとともに、導電性材料で形成し
たチョップを混入して形成したPC版を用い、このPC
版を、デッキプレートを備えた床スラブに隣接配置し、
このデッキプレートの周縁に配置されるコンクリートの
打止め用金物と上記PC版との間に弾力性のある導電性
材料を介設して、該PC版と上記デッキプレートとを電
気的に接続したことを特徴とする。
【0012】また、請求項2にかかる電磁シールド工法
は、コンクリート板の表裏面およびその周囲面を含む全
面に電気的導通部を形成するように、コンクリート中に
導電性材料で形成したメッシュを埋設するとともに、導
電性材料で形成したチョップを混入して形成したPC版
を用い、このPC版を、床スラブが施工されるデッキプ
レートと電気的に接続されたS造梁に隣接配置し、この
S造梁と上記PC版との間に、これら両者間の隙間を埋
めるように弾力性のある導電性材料を介設して、S造梁
とPC版とを電気的に接続したことを特徴とする。
【0013】更に、請求項3にかかる電磁シールド工法
は、上記請求項1または2に記載のPC版は、金属製窓
枠の外回りに、上記コンクリートを打設して成形される
金属製窓枠一体型のPC版であることを特徴とする。
【0014】更にまた、請求項4にかかる電磁シールド
工法は、上記請求項1または2に記載のPC版は、窓枠
取付け用の開口部を有し、この開口部の周縁部に取付け
金具を介して金属製窓枠を後付けし、これら金属製窓枠
と開口部の周縁部との間に、導電性材料で形成したチョ
ップを混入したモルタル・コンクリートを充填して形成
されることを特徴とする。
【0015】かかる電磁シールド工法の作用を各請求項
毎に以下述べる。
【0016】請求項1の電磁シールド工法は、上記PC
版が、コンクリート中に導電性材料で形成したメッシュ
を埋設するとともに、導電性材料で形成したチョップを
混入して形成されているので、メッシュによってチョッ
プの混入分布の不均一性等を補い、かつ、チョップによ
ってメッシュのピッチなどに左右されずに広範な周波数
帯域で良好な電磁シールド性能を確保することができ
る。また、PC版は導電性材料で形成したチョップが混
入されているので、その表裏面および周囲面を含む全面
が導電性を有することとなり、電気的な接続のために導
電性材料で形成したメッシュをPC版の外に引き出す必
要がない。
【0017】そしてこのPC版を、デッキプレートを備
えた床スラブに隣接配置することにより、床スラブはこ
のデッキプレートによって電磁シールドされ、かつ、こ
の床スラブの近傍が上記PC版で囲まれることにより、
このPC版で囲んだ部分が電磁シールドエリアとして機
能する。そして、上記床スラブと上記PC版との取り合
い部分には弾力性のある導電性材料を適用し、この導電
性材料を、デッキプレート周縁に配置されるコンクリー
トの打止め用金物と上記PC版との間に介設したので、
この導電性材料によって床スラブとPC版との間の隙間
を封止しつつ、打止め用金物、ひいてはデッキプレート
とPC版とを電気的に接続することができ、この隙間か
ら電波が漏洩するのを防止することができる。そしてこ
れらPC版の設置と弾力性のある導電性材料の組付けの
みで、確実な電磁シールド空間を的確に構築することが
できる。
【0018】また、このようにつなぎ材として弾力性の
ある導電性材料を用いたので、PC版間の隙間形状に柔
軟に対応して変形させることができてPC版への接触面
積が増大し、PC版相互の接触抵抗が著しく小さくなっ
て導電状態が良くなり、優れた電磁シールド性能を得る
ことができる。すなわち、PC版の建て込み時には、導
電性材料を目地部に詰め込むだけでよいので、簡単かつ
ローコストの電磁シールド工法となる。また、この導電
性材料は弾力性を備えているため、強風や地震などの外
力による周囲の位置変位によってこの隙間が変化した場
合にも、これに容易に追従して変形および復元を繰り返
すため、この隙間の電磁シールド性が損なわれることも
ない。
【0019】また、請求項2の電磁シールド工法は、請
求項1と同様にPC版が、広範な周波数帯域で良好な電
磁シールド性能を発揮するとともに、その表裏面および
周囲面を含む全面が導電性を有するので、電気的なつな
ぎのために導電性材料で形成したメッシュをPC版の外
に引き出す必要はない。
【0020】そしてこのPC版を、床スラブが施工され
るデッキプレートと電気的に接続されたS造梁に隣接配
置することにより、上記請求項1と同様にPC版で囲ん
だ部分が電磁シールドエリアとして機能する。そして、
床スラブとPC版との電気的導通については、床スラブ
のデッキプレートと電気的に導通するS造梁と上記PC
版との間に、これら両者間の隙間を埋めるように上述の
弾力性のある導電性材料を介設したので、この隙間が該
導電性材料で封止されて電波の漏洩を防止することがで
きる。そしてこれらPC版の設置と弾力性のある導電性
材料の組付けのみで、確実な電磁シールド空間を的確に
構築することができる。
【0021】また請求項1と同様に、つなぎ材として弾
力性のある導電性材料を用いたので、PC版間の隙間形
状に柔軟に対応して変形させることができて優れた電磁
シールド性能を得ることができるとともに、PC版の建
て込み時には、導電性材料を目地部に詰め込むだけでよ
いので、簡単かつローコストの電磁シールド工法とな
る。また、強風や地震などの外力により周囲に位置変位
が生じてこの隙間が変化した場合にも、導電性材料がこ
れに容易に追従するので、この隙間の電磁シールド性が
損なわれることはない。
【0022】更に、請求項3の電磁シールド工法は、上
記PC版として、金属製窓枠の外回りに、上記コンクリ
ートを打設して成形される金属製窓枠一体型のものとし
ていて、金属製窓枠がPC版と一体化されるため、該金
属製窓枠はその全周でPC版と電気的に導通される。こ
のため、この金属製窓枠に電磁シールド性能を有するガ
ラスやパネルを嵌め込むのみで、このガラス等を簡単に
PC版と電気的に導通させることができる。また、上記
金属製窓枠はこれの全周がPC版と電気的に接続される
ため、接触抵抗が著しく小さくなって良好な導電状態を
確保でき、優れた電磁シールド性能を得ることができ
る。そしてこのような窓部を有するPC版を適用するこ
とにより、電磁シールド性能を発揮する窓を備えた躯体
部分を容易に構築することができる。
【0023】更にまた、請求項4の電磁シールド工法
は、上記PC版が窓枠取付け用の開口部を有していて、
この開口部に後付けにより金属製窓枠を取り付ける場合
で、開口部の周縁部に取付け金具を介して取り付けた金
属製窓枠と該開口部の周縁部との間に、導電性材料で形
成したチョップを混入したモルタル・コンクリートを充
填することにより、このチョップを混入したモルタル・
コンクリートを介して金属製窓枠とPC版とをその全周
で電気的に接続することができる。このため、上記請求
項3と同様に、この金属製窓枠に電磁シールド性能を有
するガラスやパネルを取り付けるのみで、このガラス等
を簡単にPC版と電気的に導通させることができるとと
もに、良好な導通状態を確保できて優れた電磁シールド
性能を得ることができる。そしてこのような窓部を有す
るPC版を適用することにより、電磁シールド性能を発
揮する窓を備えた躯体部分を容易に構築することができ
る。
【0024】本願において、モルタルの語とコンクリー
トの語とは適宜に読み替えでき、いずれを用いてもよい
ことはもちろんである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1から図3は本発明の電磁シー
ルド工法の実施形態を示し、図1はこの電磁シールド工
法に用いられるPC版の接続状態を示す断面平面図、図
2はこのPC版の他の接続状態を示す拡大断面側面図、
図3は建物躯体の要部断面側面図である。
【0026】図1,図2に示すPC版1は、オフィスビ
ル等の建物の外壁部における仕上げ材又は仕上げの下地
材として適用され、電磁シールド性能を有するコンクリ
ート構造体として構成され、該PC版1が本発明の電磁
シールド工法に用いられる。上記PC版1は、表裏面お
よびその周囲面を含む全面が導電性を有するように、あ
るいは少なくともPC版1の周囲に電気的導通部を形成
するように、このPC版1の内部に、長尺の導電性材
料、例えば炭素繊維で形成したメッシュ2をコンクリー
ト板の面方向に沿って埋設すると共に、更に、導電性材
料、例えば炭素繊維のチョップ3をPC版1全体として
導電性を帯びるような密度でほぼ均一にその内部に混入
していて、該PC版1はその内部および表面において全
体的に導電性を有する。
【0027】導電性材料としては上記炭素繊維の他に、
例えば鉄系材料やステンレス、亜鉛、銅、アルミなどの
周知の導電性を有する金属系材料や、このような導電性
を有する金属でメッキを施した繊維状部材を含む。特に
チョップ3については、太さが数ミクロンから数ミリ、
殊に直径0.01mm〜0.1mm程度が好ましく、長
さは数センチ以下、殊に1mm〜10mm程度が好まし
い。さらにチョップ2の形態としては、繊維状物や片状
物、さらには粉体状のものを含む。また導電性材料で形
成したメッシュ2はPC版1の端面で終端させてある。
そして、上記チョップ3は、上記PC版1の表裏面およ
び周囲面を含む全面が導電性を有し、あるいは少なくと
もこのPC版1の周囲に電気的導通部が形成されるよう
に、このPC版1の内部に、例えば炭素繊維の導電性材
料で形成されるチョップ3を、PC版1全体として導電
性を帯びるような密度(体積比で1%以上が望ましい)
で、ほぼ均一にその内部に混入してある。
【0028】そして、上記PC版1どうしを電気的に接
続するには、図1,図2に示したようにコンクリート面
どうしの防水目地の奥行き方向に5cm程度、或いはそ
れ以上、双方のコンクリート面が電気的導通にかかわる
ようにPC版1の相互間に弾力性のある導電性材料4を
充填する。この弾力性のある導電性材料4としては、炭
素繊維やステンレススチール等の多数の導電性繊維を粗
く集合して柔軟な綿様に形成した例えばフェルト状の綿
様導電材や、導電性シリコンゴム等を用いることができ
る。図2の上下方向に接続されるPC版1相互のつなぎ
では、この目地部分の内外方向一側に上記弾力性のある
導電性材料4を詰込むとともに、他側に紐状炭素繊維5
を詰込むようになっている。
【0029】このようにPC版1どうしの間に電気的つ
なぎとして弾力性のある導電性材料4を介在させると、
その弾力性により導電性材料4がPC版1に圧接し、P
C版1相互の接触抵抗が小さくなって導電状態が良くな
り、優れた電磁シールド性能を得ることができる。しか
も、PC版1を取り付けた状態で、導電性材料4を目地
部にシール材のバックアップ材として詰め込むだけでよ
いので、壁面(或いは、床や天井も可能)全体の電磁シ
ールドを、簡単にしかもローコストで行うことができ
る。ここでいう壁面は、外壁及び内壁のいずれであって
もよい。
【0030】図3は上記PC版1を用いて施工した電磁
シールド工法の一実施形態を示す。即ち、この実施形態
ではPC版1を相互に隣接配置して建物の所要エリアを
取り囲み、さらにPC版1相互間に弾力性のある導電性
材料4を挿入することによりPC版1相互を電気的に接
続する。このようにPC版1を相互に電気的に接続しつ
つ、これらPC版1でデッキプレート21を備えた床ス
ラブ20の周縁部を取り囲むとともに、このデッキプレ
ート21に接触して床スラブ20周縁に配置されるコン
クリートの打止め用金物22と上記PC版1の裏面との
間に、同様にして弾力性のある導電性材料4を詰め込む
ようにして介在させて、該PC版1と上記デッキプレー
ト21とを電気的に接続するようになっている。
【0031】上記床スラブ20はこれのコンクリートを
打設するにあたって、この床スラブ20の下面にデッキ
プレート21が敷設されるとともに、このデッキプレー
ト21の周縁部に打止め用金物22が結合されて型枠状
に形成され、この型枠内に上記コンクリートが打設され
て床スラブ20が構築される。上記デッキプレート21
および打止め用金物22は鋼板で形成されるため、床ス
ラブ20に電磁シールド機能が備わり、上下階間の電波
漏洩を防止することができる。
【0032】従って、本実施形態の電磁シールド工法に
あっては、上記床スラブ20と上記PC版1との取り合
い部分には、弾力性のある導電性材料4を床スラブ20
周縁に配置されるコンクリートの打止め用金物22と上
記PC版1の裏面との間に詰め込んだので、床スラブ2
0とPC版1との間の隙間を閉止しつつ、打止め用金物
22とPC版1とを電気的に接続して、この隙間から電
波が漏洩するのを防止することができる。このとき、上
記打止め用金物22は上記デッキプレート21に接触し
ているため、このデッキプレート21と上記PC版1と
は電気的に接続され、PC版1および床スラブ20で囲
まれるエリアが完全な電磁シールド空間となる。
【0033】また、上記床スラブ20と上記PC版1と
の間の隙間を閉止する導電性材料4は弾力性を備えてい
るため、強風や地震などの外力により建物躯体に位置変
位が発生してこの隙間が変化した場合にも、これに容易
に追従して変形および復元を繰り返すことができるた
め、この隙間の電磁シールド性が損なわれるのを防止す
ることができる。このとき、上記PC版1は、図1,図
2に示したようにコンクリート中に導電性材料で形成し
たメッシュ2を埋設するとともに、導電性材料で形成し
たチョップ3を混入して形成したので、メッシュ2によ
ってチョップ3の混入分布の不均一性等を補い、かつ、
チョップ3によってメッシュ2のピッチなどに左右され
ずに広範な周波数帯域で良好な電磁シールド性能を確保
することができる。更に、PC版1は導電性材料で形成
したチョップ3が混入されているので、その表裏面およ
び周囲面を含む全面が導電性を有することとなり、電気
的なつなぎのために導電性材料で形成したメッシュ2を
PC版1の外に引き出す必要はない。従って、PC版1
どうしを電気的に接続する施工作業を容易化できる。
【0034】また、この実施形態では上記床スラブ20
は、H型鋼で形成されるS造梁23によって支持される
ようになっており、このS造梁23の上フランジ23a
はデッキプレート21と接触した状態にある。そして、
床スラブ20の端部に位置するS造梁23は、下フラン
ジ23bと外壁となる上記PC版1との間が、上記実施
形態で示したと同様の弾力性のある導電性材料4によっ
て埋められるようになっている。この実施形態では上記
S造梁23の下フランジ23bにアングル材24が溶接
されて、このアングル材24の片面がPC版1と小さな
間隙をもって平行配置されるようになっている。そし
て、この間隙部分にはこれを埋めるように上記導電性材
料4が詰め込まれる。また、上記S造梁23からPC版
1に亘って、岩綿などの耐火被覆層25が吹き付けられ
る。
【0035】従って、この実施形態では床スラブ20の
端部に位置するS造梁23の下端部と上記PC版1の裏
面との間が導電性材料4で埋められるので、この導電性
材料4によって電波が漏洩するのを防止できる。このと
き、上記デッキプレート21は上記S造梁23および上
記導電性材料4を介してPC版1に電気的に接続され、
電磁シールド機能を備えることができる。また、上記S
造梁23の外側に耐火被覆層25を形成する場合にも、
このS造梁23とPC版1との間の隙間を埋めた上記導
電性材料4を下地として、耐火被覆層25を連続して形
成することができる。また、この実施形態にあっても上
記導電性材料4が弾力性を備えているため、これを挿入
した隙間の広さが外力により変化した場合にもこれに追
従して、隙間の電磁シールド性は損なわれない。
【0036】ところで、本実施形態では床スラブ20と
PC版1との取り合い部分の電波漏洩を防止する構造と
して、打止め用金物22とPC版1との間を導電性材料
4で埋めた場合と、S造梁23の下端部とPC版1との
間を導電性材料4で埋めた場合との二重構造としたが、
このように両方のシールド構造を用いることなく、いず
れか一方でもよい。
【0037】また、上記S造梁23とPC版1との間の
間隔が大きく、アングル材24等の固定式スペーサでは
十分でない場合には、図4に示すようにS造梁23の下
フランジ23bに多数の鉄筋棒26を櫛歯状に溶接し、
この鉄筋棒26の上側に導電性材料で形成される網状ラ
ス27を敷設して、この網状ラス27をPC版1の裏面
に接触させてもよい。この場合、網状ラス27が下地材
となって耐火被覆層25が吹き付けられる。
【0038】図5〜図7は他の実施形態を示し、上記実
施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明
を省略して述べる。この実施形態ではPC版に金属製窓
枠を一体に組み込むようにしたもので、図5は正面図、
図6は図5中A−A線断面図、図7はシールドガラスの
取付け状態を示す要部拡大断面図である。
【0039】即ち、この実施形態のPC版1aは、図
5,図6に示すようにアルミニウムなどの金属製窓枠6
を図外の型枠にセットして、これの外回りに導電性材料
で形成したメッシュ2を配置するとともに、チョップ3
をほぼ均一に混入(容積比で0.8%以上)したコンク
リートを打設して成型したものである。従って、このP
C版1aでは該金属製窓枠6を一体化し、その表裏面お
よびその周囲面を含む全面には、上記実施形態と同様に
電気的導通部が設けられることになる。
【0040】そして、上記金属製窓枠6には図7に示す
ように電磁シールド性能を有するガラス7が取り付けら
れる。該金属製窓枠6は建物内方に向けて開口幅が大き
くなるように段差部6aを設けて拡幅棚6bが形成さ
れ、この拡幅棚6bの内方側に止め板8を取付け、この
止め板8と段差部6aとの間に形成される凹部に上記ガ
ラス7を嵌め込むようになっている。そして、ガラス7
と凹部との隙間には、上記PC版1を相互に接続する目
地部分に用いたと同様の弾力性をもった導電性材料4が
充填される。また、シールドガラス7の凹部に嵌合され
る周縁部には、銅板9が巻かれ、この銅板9が導電性材
料4に接触するようになっている。
【0041】図8は他の実施形態を示す要部断面図で、
上記各実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複
する説明を省略して述べる。この実施形態では金属製窓
枠が後付けによりPC版に取り付けられるようになって
いる。
【0042】即ち、この実施形態ではPC版1bに窓枠
取付け用の開口部30を製作段階で予め形成しておき、
その後に開口部30に金属製窓枠6を取り付けるように
なっている。この開口部30の内周部には予め取付け金
具31を埋設しておき、この取付け金具31に金属製窓
枠6を溶接により取付け、その後これら金属製窓枠6と
開口部30の周縁部との間の隙間に、導電性材料で形成
したチョップ3を所定割合で均一に混入したモルタルま
たはコンクリート32を充填する。
【0043】従って、この実施形態ではチョップ3が混
入したモルタル等32を介して金属製窓枠6とPC版1
bとをその全周で電気的に接続することができる。この
ため、上記図7の実施形態と同様にこの金属製窓枠6に
電磁シールド性能を有するガラス7を取り付けるのみ
で、このガラス7を簡単にPC版1bと電気的に導通さ
せることができる。また、上記金属製窓枠6はこれの全
周がPC版1bと電気的に接続されるため、その接触面
積を増大して優れた電磁シールド性能を得ることができ
る。勿論、この実施形態のPC版1bは、上記各実施形
態のPC版1,1aと同様に、コンクリート内に上記メ
ッシュ2が埋設されるとともに、チョップ3が混入され
ている。また、金属製窓枠6と開口部30との間のモル
タル等32の充填部分に、併せてメッシュを取り付けて
おいてもよい。
【0044】図9,図10はシールド性能の測定結果を
それぞれ示す特性図で、図9はPC版1,1a,1b間
の目地部分に上記弾力性のある導電性材料4を詰め込ん
だ場合における測定結果であり、また図10は上記金属
製窓枠6に上記ガラス7を嵌め込んだ状態でシールド性
能測定を行った結果である。これら測定試験は、図11
に示す実験室10で行った。この実験室10は高さ3m
で奥行きがそれぞれ4mの送信室11と受信室12とを
備え、送信室11は電磁シールドルームとして構成され
る一方、受信室12は半無響室として構成される。送信
室11と受信室12との間は、試料としてのPC版取付
け用の開口部13が形成された隔壁14で画成される。
送信室11の送信アンテナ15および受信室12の受信
アンテナ16に、ログペリオディックアンテナやダブル
リジッドアンテナが用いられ、送受信機としてトラッキ
ングゼネレータ付きスペクトラルアナライザが用いられ
る。なお、17は吸収体である。そして、上記開口部1
3に亜鉛引き鉄板の治具を介してPC版を取り付けてシ
ールド性能測定が行われ、上記図11に示す実験室10
で試料取付け前後の電界強度レベルの差から挿入損失を
求める方法で行われた。図9の測定結果では、500M
Hz以下で30dBを下回っているが、これは試験片への
炭素繊維の混入率を0.8%とした影響であると考えら
れ、炭素繊維の混入率を上げることで十分なシールド効
果を得ることができる。
【0045】以上各実施形態で説明した本発明の電磁シ
ールド工法では、 PC版単版部分のシールド性能は、炭素繊維チョップ
の混入率を上げることによりそのシールド性能を上げる
ことができる。そして、試験した結果からチョップを体
積比で1%位混入することが、目地,窓部分とのバラン
スから妥当であると言える。
【0046】PC版のコンクリート打ち放し部分の導
電性をそのまま利用し、目地に柔軟性のある導電性の材
料を詰めることでPC版相互のシールド性能を確保で
き、きわめて簡単に外壁全面のシールド壁を構成でき
る。
【0047】窓部分についても金属製窓枠をコンクリ
ート打込み時にセットするだけで、コンクリート面との
導電性を確保できてシールド性能が得られる。従来の工
法のように、金属系の材料とのシールを必要としないぶ
ん簡略化できる電磁シールド工法となる。
【0048】PC版を利用しての外壁面のシールドが
可能であり、各階のデッキプレートなどを利用して建物
全館あるいは特定階の電磁シールドを簡単に構築するこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果が得られる。
【0050】(1)請求項1の電磁シールド工法にあっ
ては、メッシュによってチョップの混入分布の不均一性
等を補い、かつ、チョップによってメッシュのピッチな
どに左右されずに広範な周波数帯域で良好な電磁シール
ド性能を確保することができる。また、PC版はその表
裏面および周囲面を含む全面が導電性を有することとな
り、電気的な接続のために導電性材料で形成したメッシ
ュをPC版の外に引き出す必要がない。
【0051】そしてこのPC版を、デッキプレートを備
えた床スラブに隣接配置することにより、床スラブはこ
のデッキプレートによって電磁シールドされ、かつ、こ
の床スラブの近傍が上記PC版で囲まれることにより、
このPC版で囲んだ部分を電磁シールドエリアとして機
能させることができる。そして、上記床スラブと上記P
C版との取り合い部分については、導電性材料によって
床スラブとPC版との間の隙間を封止しつつ、打止め用
金物、ひいてはデッキプレートとPC版とを電気的に接
続することができ、この隙間から電波が漏洩するのを防
止することができる。そしてこれらPC版の設置と弾力
性のある導電性材料の組付けのみで、確実な電磁シール
ド空間を的確に構築することができる。
【0052】また、このようにつなぎ材として弾力性の
ある導電性材料を用いたので、優れた電磁シールド性能
を得ることができるとともに、PC版の建て込み時に
は、導電性材料を目地部に詰め込むだけでよいので、簡
単かつローコストの電磁シールド工法となる。また、こ
の導電性材料は、強風や地震などの外力による周囲の位
置変位によってこの隙間が変化した場合にも、これに容
易に追従して変形および復元を繰り返すため、この隙間
の電磁シールド機能を良好に維持することができる。
【0053】(2)請求項2の電磁シールド工法にあっ
ては、請求項1と同様にPC版が、広範な周波数帯域で
良好な電磁シールド性能を発揮するとともに、その表裏
面および周囲面を含む全面が導電性を有するので、電気
的なつなぎのために導電性材料で形成したメッシュをP
C版の外に引き出す必要はない。
【0054】そしてこのPC版を、床スラブが施工され
るデッキプレートと電気的に接続されたS造梁に隣接配
置することにより、上記請求項1と同様にPC版で囲ん
だ部分が電磁シールドエリアとして機能させることがで
きる。そして、床スラブとPC版との電気的導通につい
ては、床スラブのデッキプレートと電気的に導通するS
造梁と上記PC版との間に、これら両者間の隙間を埋め
るように上述の弾力性のある導電性材料を介設したの
で、この隙間が該導電性材料で封止されて電波の漏洩を
防止することができる。そしてこれらPC版の設置と弾
力性のある導電性材料の組付けのみで、確実な電磁シー
ルド空間を的確に構築することができる。
【0055】また請求項1と同様に、つなぎ材として弾
力性のある導電性材料を用いたので、優れた電磁シール
ド性能を得ることができるとともに、PC版の建て込み
時には、導電性材料を目地部に詰め込むだけでよいの
で、簡単かつローコストの電磁シールド工法となる。ま
た、強風や地震などの外力により周囲に位置変位が生じ
てこの隙間が変化した場合にも、導電性材料がこれに容
易に追従するので、この隙間の電磁シールド機能を良好
に維持することができる。
【0056】(3)請求項3の電磁シールド工法にあっ
ては、金属製窓枠をPC版と一体化して、該金属製窓枠
をその全周でPC版と電気的に導通させることができ
る。このため、この金属製窓枠に電磁シールド性能を有
するガラスやパネルを嵌め込むのみで、このガラス等を
簡単にPC版と電気的に導通させることができる。ま
た、上記金属製窓枠はこれの全周がPC版と電気的に接
続されるため、優れた電磁シールド性能を得ることがで
きる。そしてこのような窓部を有するPC版を適用する
ことにより、電磁シールド性能を発揮する窓を備えた躯
体部分を容易に構築することができる。
【0057】(4)請求項4の電磁シールド工法にあっ
ては、チョップを混入したモルタル・コンクリートを介
して金属製窓枠とPC版とをその全周で電気的に接続す
ることができる。このため、上記請求項3と同様に、こ
の金属製窓枠に電磁シールド性能を有するガラスやパネ
ルを取り付けるのみで、このガラス等を簡単にPC版と
電気的に導通させることができるとともに、良好な導通
状態を確保できて優れた電磁シールド性能を得ることが
できる。そしてこのような窓部を有するPC版を適用す
ることにより、電磁シールド性能を発揮する窓を備えた
躯体部分を容易に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すPC版の接続状態の
断面平面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すPC版の接続状態
の拡大断面側面図である。
【図3】本発明の電磁シールド工法の一実施形態を示す
要部断面側面図である。
【図4】本発明の電磁シールド工法の他の実施形態を示
す要部断面側面図である。
【図5】本発明に用いられるPC版の他の実施形態を示
す正面図である。
【図6】図5中A−A線断面図である。
【図7】図5の実施形態におけるガラスの取付け状態の
要部拡大断面図である。
【図8】本発明の電磁シールド工法のさらに他の実施形
態を示す要部断面図である。
【図9】本発明の電磁シールド工法における目地部分の
シールド性能を示す特性図である。
【図10】本発明の電磁シールド工法における窓部分の
シールド性能を示す特性図である。
【図11】本発明の電磁シールド工法における電磁シー
ルド性能評価実験室の概略構成図である。
【符号の説明】
1,1a,1b PC版 2 メッシュ 3 チョップ 4 導電性材料 6 金属製窓枠 7 ガラス 20 床スラブ 21 デッキプレート 22 打止め用金物 23 S造梁 25 耐火被覆層 30 開口部 31 取付け金具
フロントページの続き (72)発明者 吉田 克雄 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート板の表裏面およびその周囲
    面を含む全面に電気的導通部を形成するように、コンク
    リート中に導電性材料で形成したメッシュを埋設すると
    ともに、導電性材料で形成したチョップを混入して形成
    したPC版を用い、このPC版を、デッキプレートを備
    えた床スラブに隣接配置し、このデッキプレートの周縁
    に配置されるコンクリートの打止め用金物と上記PC版
    との間に弾力性のある導電性材料を介設して、該PC版
    と上記デッキプレートとを電気的に接続したことを特徴
    とする電磁シールド工法。
  2. 【請求項2】 コンクリート板の表裏面およびその周囲
    面を含む全面に電気的導通部を形成するように、コンク
    リート中に導電性材料で形成したメッシュを埋設すると
    ともに、導電性材料で形成したチョップを混入して形成
    したPC版を用い、このPC版を、床スラブが施工され
    るデッキプレートと電気的に接続されたS造梁に隣接配
    置し、このS造梁と上記PC版との間に、これら両者間
    の隙間を埋めるように弾力性のある導電性材料を介設し
    て、S造梁とPC版とを電気的に接続したことを特徴と
    する電磁シールド工法。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または2に記載のPC版
    は、金属製窓枠の外回りに、上記コンクリートを打設し
    て成形される金属製窓枠一体型のPC版であることを特
    徴とする電磁シールド工法。
  4. 【請求項4】 上記請求項1または2に記載のPC版
    は、窓枠取付け用の開口部を有し、この開口部の周縁部
    に取付け金具を介して金属製窓枠を後付けし、これら金
    属製窓枠と開口部の周縁部との間に、導電性材料で形成
    したチョップを混入したモルタル・コンクリートを充填
    して形成されることを特徴とする電磁シールド工法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138593A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Kajima Corp 電磁遮蔽壁体の構築方法
US11299886B2 (en) * 2019-04-24 2022-04-12 Protectiflex, LLC Composite stud wall panel assembly

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JP2002138593A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Kajima Corp 電磁遮蔽壁体の構築方法
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