JPH056718Y2 - - Google Patents

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JPH056718Y2
JPH056718Y2 JP1987035101U JP3510187U JPH056718Y2 JP H056718 Y2 JPH056718 Y2 JP H056718Y2 JP 1987035101 U JP1987035101 U JP 1987035101U JP 3510187 U JP3510187 U JP 3510187U JP H056718 Y2 JPH056718 Y2 JP H056718Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は外部からの電磁気的障害の侵入を減少
させ、また、室内で発生した上記障害が外に漏れ
るのを減少させることができ、かつ、室内の静電
気の発生を抑止できる電磁シールド室に関する。
なお、本明細書において、壁とは本来の部屋周囲
の壁だけでなく天井、床をも含む概念として使用
している。
(従来の技術) 電磁波を発生する研究室、コンピユータ関連機
器、医療用機器等を設置した部屋、さらにはIC
等を製造するクリーンルーム等に広く電磁シール
ド室が利用されている。一般的に電磁シールド室
とするためには壁の内面、外面又はその双方を導
電体で覆えば良い。従来は銅箔、その他の金属の
薄板を張り付けたり、導電性塗料を塗布すること
が行われていた。しかし、近年工業化が進むにつ
れ、コンピユータ関連並びに医療機器等に関連す
る測定では1年中標準温度帯(20℃±0.5℃)及
び標準湿度帯(50%±10%)で標準器を保管管理
しなければならない場合があり、そのための標準
試験室が作られるようになつたり、さらには温度
−30℃〜+60℃、湿度95%の条件を任意に設定し
ての測定が必要になり、広範囲に温度、湿度を変
えることができる可変恒温室が必要になつたが、
従来のシールド室の製造技術では室内外との温度
差により結露が生じ、これらには使用できなくな
つた。そのため断熱性を有する発泡ポリエチレン
等の心材を薄い金属板でサンドイツチさせたパネ
ルで電磁シールド室を形成させる方法が採用され
るようになつた。すなわち、部屋を構成する6面
にこの断熱パネルをそれぞれ必要枚数並べて部屋
とするものである。表面板としては上記金属板だ
けでなく、プラスチツク板の表面に金属箔あるい
は導電性塗料を施したものもある。表裏両面の表
面板に導電性を持たせてもよいが、いずれか一方
の面のみに導電性を持たせたものでもよい。この
パネルを並べて導電性を有する面を電気的に接続
すれば、そのまま電磁シールド室となる。ここで
問題となるのはここのパネル同士の接合箇所、す
なわち目地である。単に並べただけでは目地から
電磁波の漏れが発生する。
この目地からの漏れをなくすため、従来は目地
となる部分に双方にかかる適宜の幅の金属板から
なる目地板を当てて、これをネジで固定するよう
にするか、金属板からなる目板を半田等でろう付
けする方法が取られていた。また、パネルの側面
を特殊な形状として一方に導電ガスケツトを取り
付けておき、並べてた方のパネルの側面に押しつ
けることによつて双方のパネルの表面板が接触
し、電気的に接続されるようにしたもの(実開昭
59−191792)も知られている。
(考案が解決しようとする課題) 前者の場合、目板とパネル表面板との接触を十
分にして電磁波の漏れをなくするためには、ネジ
のピツチを短くし、数多くのネジで固定しなけれ
ばならない。従つて、その手間も大変であるが、
外見上も好ましいものではなかつた。また、多数
のネジを使用するため、ネジの部分から湿気が浸
入することが多くなり、内部の心材が劣化する問
題もあり、さらに、目板、表面板、ネジとがそれ
ぞれ材質が異なる場合、電触が発生し、経年変化
による導電性の劣化が起こるという問題もあつ
た。また、目板を半田でろう付けすることもでき
るが、温度変化を与える特殊実験室などは表面板
の温度変化による変形で表面板と半田との間に亀
裂が入り、電波が漏れ、シールド室としての機能
が失われるという問題があつた。
さらに、後者の導電ガスケツトを用いる場合に
は電磁シールド室の製造作業は容易となり、湿気
等に対する問題も改善されるが、パネルの側面の
形状、すなわち目地の形状や納まりが限定され、
汎用性がないという問題があつた。
本考案はこのような問題を解決したパネルを用
いた電磁シールド室を提供することを課題とする
ものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) そのため本考案は、パネルを双方の表面板の周
辺部をほぼ直角に互いに接近するように折り曲
げ、その折り曲げた周辺部を両側端部に溝を設け
た枠のその溝に挿入させた形状のものとし、しか
も、上記枠としてその溝を形成する部分のパネル
の外側になる外挟持片の先端をパネルの両表面板
の位置より低い位置に留まるものを使用し、パネ
ル同士を枠の部分で突き合わせたときに双方のパ
ネルの外挟持片の先端から上の部分に空間を形成
させ、この空間に導電性接着剤を充填して壁の全
体を電気的に接続し、かつ、上記導電性を有する
表面板の内少なくとも一枚のパネルのその表面板
を接地したことを特徴とするものである。
前記パネルの心材は特に限定されず、発泡ポリ
ウレタン等の断熱材のみならず、各種のハニカム
コアなども用いることができる。表面板も特に限
定はないが、ステンレス鋼板、亜鉛メツキ鋼板、
アルミニウム合金板あるいは合板や樹脂板に導電
性塗料を塗布したもの等を用いることができる。
(作用) 上記パネルをその側面を突き合わせて並べる
と、パネルとパネルとの間に枠の外挟持片の先端
部によつて形成される空間ができ、そこに導電性
接着剤が充填される。従つて、壁面前体が電気的
に接続されて、電磁シールド室となる。
(実施例) 第1図はパネル1の接合箇所の断面図で、導電
性接着剤2で目地が封止されている。本実施例は
図示のように発泡ポリウレタンからなる心材3よ
り大きい表面板の周辺をほぼ直角に心材3の側面
に折り曲げたものを使用している。パネル1の側
面には塩化ビニイルからなる枠5が取り付けら
れ、前記表面板4の周辺部4aを枠5に固定して
いる。この枠5の断面形状は図示の通り2種類あ
るが、いずれもその上下端部(図面上)付近にパ
ネルの周辺部4aを挿入する溝を形成させてい
る。
この枠の上下端は双方とも表面板4を載せるよ
うにほぼ直角に曲げられており、その直角に曲げ
られた部分の垂直な部分に沿つて、その垂直な部
分とともに前記溝を形成させる外挟持片5aを形
成させている。この外挟持片5aはその先端を表
面板4の表面の部分にまで達せず短くし、2枚の
パネルを突き合わせたときにこの挟持片の先端の
先に空間ができるようにしている。
本実施例では枠の前記上下端部付近を連結する
中央部分の形状を内側にへこんだものと外側に突
き出ているものと2種類のものを用意して、パネ
ルを突き合わせたときにそれらをはめ合わせるよ
うにしている。もちろんこの中間部分を平らなも
のとしてもよいのはいうまでもない。
本実施例はこのパネルを突き合わせて壁を構成
させるわけであるが、その際前記した外挟持片5
aの上側の空間部に導電性接着剤2を充填する。
必要に応じて接着剤を充填した箇所を適宜のもの
でカバーする。床には金属板からなる目板のよう
な硬いものを使用することが望ましいが、その他
の箇所はプラスチツク板さらにはテープなどでも
差し支えない。図示の実施例のパネル1は内外面
とも表面板4は導電性を有するが、いずれか一方
がプラスチツク等の絶縁材とした場合には、その
導電性のある表面板4の方に導電性接着剤を充填
することはいうまでもない。両面を導電性の板と
して導電性の接着剤を突き合わせ部分に充填する
と二重構造の電磁シールド室となる。
本実施例の表面板4は内外とも薄いステンレス
板を使用しているが、前記の通りこの表面板4は
少なくとも一面を導電性のあるものとさえすれ
ば、特に材質は問わない。また、心材3の材質も
特定のものに限定されるものでないのは前記の通
りである。
上記した導電性の接着剤2は例えば信越化学の
「信越シリコンシーラントKE4576」等がある。
室内側をシールド面にした場合はパネルの少な
くとも1枚に室内から室外に貫通する穴7をあ
け、ここに塩化ビニールの筒8を挿入してその中
にボルト9を通して固定する。室内側は表面板4
に前記した接着剤2を介して座板10が取り付け
られ、ボルト9はこの座板10にその頭が接触さ
れている(第2図)。このボルト9は室外側でナ
ツト11,11で固定され、リード線12によつ
て接地されている。室外側をシールド面とした場
合には1枚のパネルの表面板からリード線12で
直接接地すればよい。従つて、このシールド室の
シールド面は全体が電気的に接続され、かつ、接
地されている。
すなわち、電磁波がシールドされ、かつ、内部
の帯電電位が低下し、静電気による塵埃等の壁面
への付着を防止することができる。また、目地が
接着剤2で充填されているので、湿気がパネル側
面に入り込むことがなくなり、湿気による心材の
劣化を防止することができる。この実施例による
電磁波の遮蔽効果は下記の通りである。500KHz
の電磁波に対して外部電界90dBのものが内部電
界が10dBへと減衰が80dBとなり、高周波の場合
もほぼ同様の条件で200MHzに対して62dB、
750MHzに対して54dBといずれも50%以上の遮蔽
効果を発揮した。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は導電性を有する表面板を
少なくとも一面に使用したパネルで部屋を構成さ
せる際に、導電性接着剤で隣接するパネルの目地
を封止する構成としたため、たとえ目板を使用す
る場合であつても従来のもののように多数のネジ
等を用いる必要がなく、施工が容易となり、かつ
電磁波をシールするとともに、水密性をも確保す
ることができる。
また、パネルを接地しているので、室内の帯電
電位を低下させ、塵埃等の付着を防止することが
できる。
しかも、本考案はパネルの枠を突き合わせた箇
所に空間部を形成させ、そこに接着剤を充填させ
る構造としたので、接着剤の充填が容易となり、
良好な仕上がりとすることができる。
また、接着剤による表面板の連結であるので、
表面板が熱により伸縮しても追従することがで
き、破断等が生じるおそれがない。
さらに、接着剤を用いて目地詰めする構成とさ
れているので、パネルの形状にこだわらず、広く
多種類のパネルに使用することができる。
さらに、接着剤は金属ではないので表面板が電
触によつて劣化させられることがなく、耐久性に
優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のパネルの接合部の
断面図、第2図は接地箇所のパネルの断面図であ
る。 1……パネル、2……接着剤、3……心材、4
……表面板、5……枠、5a……外挟持片、8…
…筒、9……ボルト、11……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 心材を挟む内外二面の表面板の少なくとも一面
    が導電性を有するもので形成させたパネルを並べ
    て壁を構成させた電磁シールド室において、パネ
    ルを双方の表面板の周辺部をほぼ直角に互いに接
    近するように折り曲げ、その折り曲げた周辺部を
    両側端部に溝を形成させた枠のその溝に挿入する
    ことによつて形成させ、しかも、上記枠としてそ
    の溝を形成する部分のパネルの外側になる外挟持
    片の先端をパネルの両表面板の位置より低い位置
    に留まるものを使用し、パネル同士を枠の部分で
    突き合わせたときに双方のパネルの外挟持片の先
    端から上の部分に空間を形成させ、この空間に導
    電性接着剤を充填して壁の全体を電気的に接続
    し、かつ、上記導電性を有する表面板の内少なく
    とも一枚のパネルのその表面板を接地したことを
    特徴とする電磁シールド室。
JP1987035101U 1987-03-10 1987-03-10 Expired - Lifetime JPH056718Y2 (ja)

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JP1987035101U JPH056718Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

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JPS63142895U JPS63142895U (ja) 1988-09-20
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