JPH11112204A - 誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタを有する電子機器 - Google Patents
誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタを有する電子機器Info
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- JPH11112204A JPH11112204A JP27595697A JP27595697A JPH11112204A JP H11112204 A JPH11112204 A JP H11112204A JP 27595697 A JP27595697 A JP 27595697A JP 27595697 A JP27595697 A JP 27595697A JP H11112204 A JPH11112204 A JP H11112204A
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の誘電体フィルタにおいて、入力側の励
振し36からの信号は、誘電体ブロック33を介して出
力側の励振子37に伝送されるが、入出力側の励振子に
所望の信号を選択する機能がなく、出力側の励振子から
ノイズとなる高調波信号や所望しない信号などを含む広
い帯域の信号が出力されるという問題がある。 【解決手段】 箱体1と誘電体共振器6との間の空間領
域に入力側の励振子5を配設し、入力側の励振子5によ
り誘電体共振器6の中心軸と直交する面上に環状磁界を
発生させ、環状磁界により誘電体共振器6に共振磁界を
励起し、箱体1と誘電体共振器6との間の空間領域に出
力側の励振子15を配設し、入力側の励振子5の励振方
向と出力側の励振子15の励振方向とを交差する方向に
配置し、出力側の励振子を誘電体共振器6の共振磁界に
磁界結合させて出力を得るようにしたこと。
振し36からの信号は、誘電体ブロック33を介して出
力側の励振子37に伝送されるが、入出力側の励振子に
所望の信号を選択する機能がなく、出力側の励振子から
ノイズとなる高調波信号や所望しない信号などを含む広
い帯域の信号が出力されるという問題がある。 【解決手段】 箱体1と誘電体共振器6との間の空間領
域に入力側の励振子5を配設し、入力側の励振子5によ
り誘電体共振器6の中心軸と直交する面上に環状磁界を
発生させ、環状磁界により誘電体共振器6に共振磁界を
励起し、箱体1と誘電体共振器6との間の空間領域に出
力側の励振子15を配設し、入力側の励振子5の励振方
向と出力側の励振子15の励振方向とを交差する方向に
配置し、出力側の励振子を誘電体共振器6の共振磁界に
磁界結合させて出力を得るようにしたこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラ基地局用の
送信信号・受信信号共用器(Duplexer)などの電子機器
に使用して好適な誘電体フィルタ及びその誘電体フィル
タを有する電子機器に関する。
送信信号・受信信号共用器(Duplexer)などの電子機器
に使用して好適な誘電体フィルタ及びその誘電体フィル
タを有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誘電体フィルタ31は、図9及び
図10に示すように、金属ケース本体32の内底上にセ
ラミック製からなり円柱状である誘電体ブロック33を
固定するとともに、金属ケース本体32の上部開口に電
磁界エネルギーを閉じ込めるためのケース蓋38を配設
して構成されている。
図10に示すように、金属ケース本体32の内底上にセ
ラミック製からなり円柱状である誘電体ブロック33を
固定するとともに、金属ケース本体32の上部開口に電
磁界エネルギーを閉じ込めるためのケース蓋38を配設
して構成されている。
【0003】図中、金属ケース本体32の左側壁に、入
力コネクタ34がコネクタ34の鍔部34aを介して取
付けられ、本体32の右側壁に出力コネクタ35がコネ
クタ35の鍔部35aを介して取付けられている。入出
力コネクタ34、35の中心導体34b、35bの先端
部は、ケース本体32の左右側壁を貫通し、ケース本体
32内に突出している。入出力励振子36、37は、コ
イル状であってそれぞれ励振方向が平行となるよう配置
され、それぞれの一端が各中心導体34b、35bの先
端部に半田付け接続されており、それぞれの他端がケー
ス本体32の内周壁に半田付け接続されている。これに
より、励振子36、37と誘電体ブロック33とは磁界
結合している。
力コネクタ34がコネクタ34の鍔部34aを介して取
付けられ、本体32の右側壁に出力コネクタ35がコネ
クタ35の鍔部35aを介して取付けられている。入出
力コネクタ34、35の中心導体34b、35bの先端
部は、ケース本体32の左右側壁を貫通し、ケース本体
32内に突出している。入出力励振子36、37は、コ
イル状であってそれぞれ励振方向が平行となるよう配置
され、それぞれの一端が各中心導体34b、35bの先
端部に半田付け接続されており、それぞれの他端がケー
ス本体32の内周壁に半田付け接続されている。これに
より、励振子36、37と誘電体ブロック33とは磁界
結合している。
【0004】また、従来のその他の誘電体フィルタで
は、図示を省略した略直線状の一対の励振子の一端を中
心導体34b、35bの先端部に接続し、他端をケース
本体32の内周壁に沿って配設して、誘電体ブロック3
3と磁界結合させているものがある。
は、図示を省略した略直線状の一対の励振子の一端を中
心導体34b、35bの先端部に接続し、他端をケース
本体32の内周壁に沿って配設して、誘電体ブロック3
3と磁界結合させているものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘電体フィルタ31においては、入力側の入力コネクタ
34から入力された信号は、入力側の励振子36による
励振を介して誘電体ブロック33に磁界結合する。励振
子36励振により発生する誘電体ブロック33の磁界
は、基本モード及び副次モードを含む多数の共振モード
の磁界を含む。ここで基本モードは、誘電体ブロックを
通る電流に対し直交する面上にて発生する環状磁界であ
る。また副次モードは、誘電体を通る電流に対し直交す
る面上にて発生し、基本モードよりは弱い環状磁界であ
って、互いに逆向きの磁界方向を持つ。これら磁界は出
力側の励振子37において相殺されることなく出力信号
として検出され、出力端子に伝送される。
誘電体フィルタ31においては、入力側の入力コネクタ
34から入力された信号は、入力側の励振子36による
励振を介して誘電体ブロック33に磁界結合する。励振
子36励振により発生する誘電体ブロック33の磁界
は、基本モード及び副次モードを含む多数の共振モード
の磁界を含む。ここで基本モードは、誘電体ブロックを
通る電流に対し直交する面上にて発生する環状磁界であ
る。また副次モードは、誘電体を通る電流に対し直交す
る面上にて発生し、基本モードよりは弱い環状磁界であ
って、互いに逆向きの磁界方向を持つ。これら磁界は出
力側の励振子37において相殺されることなく出力信号
として検出され、出力端子に伝送される。
【0006】従って、ノイズとなる高調波信号や所望し
ない副次モードの信号などを含む広い帯域の信号が出力
側の励振子37に出力され、所望の信号のみを得ること
が出来ないという問題がある。また、このような誘電体
フィルタ31を電子機器に適用した場合、所定の安定し
た電気的な特性が得られず、不良品が発生するという問
題がある。
ない副次モードの信号などを含む広い帯域の信号が出力
側の励振子37に出力され、所望の信号のみを得ること
が出来ないという問題がある。また、このような誘電体
フィルタ31を電子機器に適用した場合、所定の安定し
た電気的な特性が得られず、不良品が発生するという問
題がある。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、誘電体フィルタの選択特性を向上させるこ
とのできる誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタを有
する電子機器を提供することを目的としている。
れたもので、誘電体フィルタの選択特性を向上させるこ
とのできる誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタを有
する電子機器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の誘電体フィルタ
は、少なくとも一個の誘電体共振器を持ち、入力端子に
入力励振子を接続して入力励振子と誘電体共振器とを磁
界結合させ、出力端子に出力励振子を接続して出力励振
子と誘電体共振器とを磁界結合させ、出力励振子の励振
方向と入力励振子の励振方向とを入力励振子の励振に伴
って出力励振子に近接する誘電体共振器にて発生する副
次モードの磁界同士を出力励振子において相殺させるよ
う交差させたものである。本発明の誘電体フィルタによ
れば、出力励振子に近接する誘電体共振器にて発生する
副次モードの互いに逆向きの磁界方向を持つ共振磁界
は、出力励振子においてそれぞれ同じ大きさを有し、こ
れら共振磁界が出力励振子において相殺される。従っ
て、副次モードの信号は、出力励振子においてカットさ
れ、優れた選択特性が実現できる。出力励振子の励振方
向と入力励振子の励振方向との交差方向は直交方向とす
るのが望ましい。
は、少なくとも一個の誘電体共振器を持ち、入力端子に
入力励振子を接続して入力励振子と誘電体共振器とを磁
界結合させ、出力端子に出力励振子を接続して出力励振
子と誘電体共振器とを磁界結合させ、出力励振子の励振
方向と入力励振子の励振方向とを入力励振子の励振に伴
って出力励振子に近接する誘電体共振器にて発生する副
次モードの磁界同士を出力励振子において相殺させるよ
う交差させたものである。本発明の誘電体フィルタによ
れば、出力励振子に近接する誘電体共振器にて発生する
副次モードの互いに逆向きの磁界方向を持つ共振磁界
は、出力励振子においてそれぞれ同じ大きさを有し、こ
れら共振磁界が出力励振子において相殺される。従っ
て、副次モードの信号は、出力励振子においてカットさ
れ、優れた選択特性が実現できる。出力励振子の励振方
向と入力励振子の励振方向との交差方向は直交方向とす
るのが望ましい。
【0009】また、本発明の誘電体フィルタは、入力励
振子及び出力励振子の少なくとも一方をヘリカル共振器
としたものである。本発明によれば、ヘリカル共振器の
共振周波数を誘電体共振器の共振周波数に合わせること
により、誘電体共振器とヘリカル共振器とを互いに共振
磁界を介して結合させることが出来る。従って、ヘリカ
ル共振器と誘電体共振器との間で所望の信号が充分に結
合する。
振子及び出力励振子の少なくとも一方をヘリカル共振器
としたものである。本発明によれば、ヘリカル共振器の
共振周波数を誘電体共振器の共振周波数に合わせること
により、誘電体共振器とヘリカル共振器とを互いに共振
磁界を介して結合させることが出来る。従って、ヘリカ
ル共振器と誘電体共振器との間で所望の信号が充分に結
合する。
【0010】また、本発明の電子機器は、このようにし
て得られた誘電体フィルタをセルラ基地局用の送信信号
・受信信号共用器等の電子機器に用いたものである。本
発明によれば、不要な副次モードの共振磁界を出力励振
子にてカットすることが出来る誘電体フィルタを用いて
いるので、ノイズの少ない優れた電子機器が実現でき
る。
て得られた誘電体フィルタをセルラ基地局用の送信信号
・受信信号共用器等の電子機器に用いたものである。本
発明によれば、不要な副次モードの共振磁界を出力励振
子にてカットすることが出来る誘電体フィルタを用いて
いるので、ノイズの少ない優れた電子機器が実現でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の誘電体フィルタの第一の
実施形態を説明する。図1、図2及び図3に示すように
誘電体フィルタの枠体1は、アルミニウムなどの導電材
料などから成り、四方を囲む側壁1a、1bを有し、枠
体1の内部に長手方向の側壁1aから内方に延びた2組
の対向する仕切壁1c、1cが設けられている。枠体1
の内部は、仕切壁1c、1cによって第一、第二及び第
三の区画室1j、1k、1mに区分けされ、対向する1
組の仕切壁1c、1cの間に窓部1iが設けられてい
る。
実施形態を説明する。図1、図2及び図3に示すように
誘電体フィルタの枠体1は、アルミニウムなどの導電材
料などから成り、四方を囲む側壁1a、1bを有し、枠
体1の内部に長手方向の側壁1aから内方に延びた2組
の対向する仕切壁1c、1cが設けられている。枠体1
の内部は、仕切壁1c、1cによって第一、第二及び第
三の区画室1j、1k、1mに区分けされ、対向する1
組の仕切壁1c、1cの間に窓部1iが設けられてい
る。
【0012】枠体1の側壁1aの一方に、1個のネジ孔
1d、貫通する孔1n及び孔1nの両側に設けられた図
示を省略した2個のネジ孔が形成されている。ネジ孔1
dは第一の区画室1jを形成する側壁1aに設けられ、
また孔1nは第三の区画室1mを形成する側壁1aに設
けられている。第一の区画室1jを形成する短手方向の
側壁1bに、貫通する孔1f及び孔1fの両側に設けら
れた図示を省略した2個のネジ孔が形成され、第三の区
画室1mを形成する短手方向の側壁1bに、ネジ孔1e
が形成されている。側壁1a、1bの上端面1hに、側
壁1a、1bを貫通する12個のネジ孔1gが設けられ
ている。
1d、貫通する孔1n及び孔1nの両側に設けられた図
示を省略した2個のネジ孔が形成されている。ネジ孔1
dは第一の区画室1jを形成する側壁1aに設けられ、
また孔1nは第三の区画室1mを形成する側壁1aに設
けられている。第一の区画室1jを形成する短手方向の
側壁1bに、貫通する孔1f及び孔1fの両側に設けら
れた図示を省略した2個のネジ孔が形成され、第三の区
画室1mを形成する短手方向の側壁1bに、ネジ孔1e
が形成されている。側壁1a、1bの上端面1hに、側
壁1a、1bを貫通する12個のネジ孔1gが設けられ
ている。
【0013】入力コネクタ及び出力コネクタ3は、軸芯
に中心導体2a、3aを設け、外周部に鍔状の取付板2
b、3bを設けている。入力コネクタ2は、中心導体2
aを側壁1bの孔1fに挿通させ、入力コネクタ2の一
部が側壁1bから外方に突出するように、側壁1bにネ
ジ14などで固定される。同様に出力コネクタ3は、中
心導体3aを側壁1aの孔1nに挿通させ、出力コネク
タ3の一部が側壁1aから外方に突出するように、側壁
1aにネジ14などで固定されている。この固定された
状態では、中心導体2a、3aは、枠体1の内方に突出
するように配置されている。
に中心導体2a、3aを設け、外周部に鍔状の取付板2
b、3bを設けている。入力コネクタ2は、中心導体2
aを側壁1bの孔1fに挿通させ、入力コネクタ2の一
部が側壁1bから外方に突出するように、側壁1bにネ
ジ14などで固定される。同様に出力コネクタ3は、中
心導体3aを側壁1aの孔1nに挿通させ、出力コネク
タ3の一部が側壁1aから外方に突出するように、側壁
1aにネジ14などで固定されている。この固定された
状態では、中心導体2a、3aは、枠体1の内方に突出
するように配置されている。
【0014】鋼板に銀メッキを被着した底板4は、厚さ
が約1mmの長方形の平板からなり、底板4の周縁部に
おいて側壁1a、1bに設けられたネジ孔1gに対応す
る位置に図示を省略した12個の孔が形成されている。
底板4は、枠体1の下面を塞ぐように図示を省略したネ
ジによって枠体1の下面に固定されて箱体を構成する。
図1においては底板4と枠体1とは別部材として構成し
たが、底板4と枠体1とをダイカスト成形加工などで一
体化して有底の箱体としても良いことは勿論である。
が約1mmの長方形の平板からなり、底板4の周縁部に
おいて側壁1a、1bに設けられたネジ孔1gに対応す
る位置に図示を省略した12個の孔が形成されている。
底板4は、枠体1の下面を塞ぐように図示を省略したネ
ジによって枠体1の下面に固定されて箱体を構成する。
図1においては底板4と枠体1とは別部材として構成し
たが、底板4と枠体1とをダイカスト成形加工などで一
体化して有底の箱体としても良いことは勿論である。
【0015】入力側のヘリカル共振器5及び出力側のヘ
リカル共振器15は、枠体1の第一、第三の区画室1
j、1mに配設した励振子であり、螺旋状に設けられた
コイル部5a、15aを有している。コイル部5a、1
5aの螺旋の全長は、所望の信号の波長(λ)に対して
λ/4共振器を形成するためにλ/4の長さよりも僅か
に短く形成されている。ヘリカル共振器5のコイル部5
aは枠体1の短手方向の側壁1bに略平行に配置され、
コイル部5aの中間部がコネクタ2の中心導体2aに半
田などによっていわゆるタップ接続がされている。ヘリ
カル共振器15のコイル部15aは、枠体1の長手方向
の側壁1aに略平行に配置され、コイル部15aの中間
部がコネクタ3の中心導体3aに半田などによっていわ
ゆるタップ接続がされている。これらタップ接続は、イ
ンピーダンスを合わせるために行っている。
リカル共振器15は、枠体1の第一、第三の区画室1
j、1mに配設した励振子であり、螺旋状に設けられた
コイル部5a、15aを有している。コイル部5a、1
5aの螺旋の全長は、所望の信号の波長(λ)に対して
λ/4共振器を形成するためにλ/4の長さよりも僅か
に短く形成されている。ヘリカル共振器5のコイル部5
aは枠体1の短手方向の側壁1bに略平行に配置され、
コイル部5aの中間部がコネクタ2の中心導体2aに半
田などによっていわゆるタップ接続がされている。ヘリ
カル共振器15のコイル部15aは、枠体1の長手方向
の側壁1aに略平行に配置され、コイル部15aの中間
部がコネクタ3の中心導体3aに半田などによっていわ
ゆるタップ接続がされている。これらタップ接続は、イ
ンピーダンスを合わせるために行っている。
【0016】上述の如く、ヘリカル共振器5のコイル部
5a及びヘリカル共振器15のコイル部15aは、コイ
ル部5aを短手方向の側壁1bに、コイル部15aを長
手方向の側壁1aに略平行に配置しており、コイル部5
aの中心軸とコイル部15aの中心軸とが直交するよう
に配置している。
5a及びヘリカル共振器15のコイル部15aは、コイ
ル部5aを短手方向の側壁1bに、コイル部15aを長
手方向の側壁1aに略平行に配置しており、コイル部5
aの中心軸とコイル部15aの中心軸とが直交するよう
に配置している。
【0017】ヘリカル共振器5のコイル部5aの一端5
bは、側壁1aの内壁に半田などによって接地接続され
ており、他端5cは、開放された開放端を形成してい
る。開放端を構成する他端5cの近傍において他端5c
と対向する位置の側壁1aにネジ孔1dが配置されてい
る。ネジ孔1dにナット13を介して容量値調整ネジ1
2がねじ込まれ、容量値調整ネジ12の先端とコイル部
5aの他端5cとがコンデンサを形成している。ヘリカ
ル共振器15のコイル部15aの一端15bは、仕切壁
1cに半田などによって接地接続されており、他端15
cは開放された開放端を形成している。開放端を構成す
る他端15cの近傍において他端15cと対向する位置
の側壁1bにネジ孔1eが配置されている。ネジ孔1e
にナット13を介して容量値調整ネジ12がねじ込ま
れ、容量値調整ネジ12の先端とコイル部15aの他端
15cとがコンデンサを形成している。
bは、側壁1aの内壁に半田などによって接地接続され
ており、他端5cは、開放された開放端を形成してい
る。開放端を構成する他端5cの近傍において他端5c
と対向する位置の側壁1aにネジ孔1dが配置されてい
る。ネジ孔1dにナット13を介して容量値調整ネジ1
2がねじ込まれ、容量値調整ネジ12の先端とコイル部
5aの他端5cとがコンデンサを形成している。ヘリカ
ル共振器15のコイル部15aの一端15bは、仕切壁
1cに半田などによって接地接続されており、他端15
cは開放された開放端を形成している。開放端を構成す
る他端15cの近傍において他端15cと対向する位置
の側壁1bにネジ孔1eが配置されている。ネジ孔1e
にナット13を介して容量値調整ネジ12がねじ込ま
れ、容量値調整ネジ12の先端とコイル部15aの他端
15cとがコンデンサを形成している。
【0018】これらコンデンサは、容量値調整ネジ12
のねじ込み量を調整することによって、容量値調整ネジ
12の先端とコイル部5a及びコイル部15aの他端5
c及び15cとの間の距離が可変され、容量値が変えら
れる。つまり、入出力側のヘリカル共振器5、15は、
コイル部5a、15a及びコイル部5a、15aの開放
端を構成する他端5c、15cの近傍に形成される容量
値が可変できるコンデンサ部から成る。
のねじ込み量を調整することによって、容量値調整ネジ
12の先端とコイル部5a及びコイル部15aの他端5
c及び15cとの間の距離が可変され、容量値が変えら
れる。つまり、入出力側のヘリカル共振器5、15は、
コイル部5a、15a及びコイル部5a、15aの開放
端を構成する他端5c、15cの近傍に形成される容量
値が可変できるコンデンサ部から成る。
【0019】セラミック製の誘電体共振器6は、BaO
−TiO2-Nd2O3系(比誘電率:εr=90)な
どの誘電体材料から成り、円柱状の柱状部6cの上面6
a及び下面6bに導電体ペーストを塗布して焼き付ける
か、無電解メッキなどの方法で形成された導電体7が形
成されている。誘電体共振器6の高さ寸法L1は、図3
に示すように枠体1の側壁1a、1bの高さ寸法L2よ
りも高い寸法(L1>L2 )に形成されている。
−TiO2-Nd2O3系(比誘電率:εr=90)な
どの誘電体材料から成り、円柱状の柱状部6cの上面6
a及び下面6bに導電体ペーストを塗布して焼き付ける
か、無電解メッキなどの方法で形成された導電体7が形
成されている。誘電体共振器6の高さ寸法L1は、図3
に示すように枠体1の側壁1a、1bの高さ寸法L2よ
りも高い寸法(L1>L2 )に形成されている。
【0020】誘電体共振器6は、誘電体共振器6の下面
6bに形成された導電体7の半田付けなどによって底板
4に固着されている。このとき誘電体共振器6の上面6
aは、枠体1の側壁1a、1bの上端面1hから外方に
突出するように配置されている。底板4に固着された誘
電体共振器6は、枠体1の第一、第二及び第三の区画室
1j、1k、1m内にそれぞれ配置される。第一、第二
及び第三の区画室1j、1k、1mに配置されたそれぞ
れの誘電体共振器6は、仕切壁1c、1cによって形成
された窓部1iによって電磁気的に結合されている。
6bに形成された導電体7の半田付けなどによって底板
4に固着されている。このとき誘電体共振器6の上面6
aは、枠体1の側壁1a、1bの上端面1hから外方に
突出するように配置されている。底板4に固着された誘
電体共振器6は、枠体1の第一、第二及び第三の区画室
1j、1k、1m内にそれぞれ配置される。第一、第二
及び第三の区画室1j、1k、1mに配置されたそれぞ
れの誘電体共振器6は、仕切壁1c、1cによって形成
された窓部1iによって電磁気的に結合されている。
【0021】これら誘電体共振器6の中心軸とヘリカル
共振器5、15のコイル部5a、15aの中心軸とは、
直交するように配置されている。直交するように配置さ
れていることによって、コイル部5a、15aにて生じ
る磁界は、誘電体共振器6の中心軸を横切ることにな
り、誘電体共振器6とヘリカル共振器5、15との磁界
結合の結合度が増加して、信号の伝搬ロスが減少する。
共振器5、15のコイル部5a、15aの中心軸とは、
直交するように配置されている。直交するように配置さ
れていることによって、コイル部5a、15aにて生じ
る磁界は、誘電体共振器6の中心軸を横切ることにな
り、誘電体共振器6とヘリカル共振器5、15との磁界
結合の結合度が増加して、信号の伝搬ロスが減少する。
【0022】板バネ8は、リン青銅などの金属材料から
成り、厚さが約0.1mmの平板状の表面に銀メッキが
被着されている。板バネ8の周縁において、12個の孔
8aは、側壁1a、1bに設けられたネジ孔1gに対応
する位置に形成されている。板バネ8は、枠体1の上面
を塞ぐように載置され、枠体1、底板4及び板バネ8は
導電性ケースを形成する。この載置された状態におい
て、板バネ8の周縁より誘電体の上面6aは、板バネ8
の弾性に抗して突出し、誘電体共振器6の上面6aに形
成された導電体7と板バネ8の下面とが確実に当接す
る。
成り、厚さが約0.1mmの平板状の表面に銀メッキが
被着されている。板バネ8の周縁において、12個の孔
8aは、側壁1a、1bに設けられたネジ孔1gに対応
する位置に形成されている。板バネ8は、枠体1の上面
を塞ぐように載置され、枠体1、底板4及び板バネ8は
導電性ケースを形成する。この載置された状態におい
て、板バネ8の周縁より誘電体の上面6aは、板バネ8
の弾性に抗して突出し、誘電体共振器6の上面6aに形
成された導電体7と板バネ8の下面とが確実に当接す
る。
【0023】枠状のスペーサ9は、リン青銅などの金属
材料から成り、厚さが約0.1〜0.5mmの平板状で
ある。スペーサ9の周縁において、12個の孔9aは、
側壁1a、1bに設けられたネジ孔1gに対応する位置
に形成されている。スペーサ9の中央部に、比較的大き
な矩形の孔9bが形成されている。スペーサ9は、板バ
ネ8の上に載置され、厚さが誘電体共振器6が枠体1の
側壁1a、1bから外方に突出する寸法よりも厚い寸法
に設けられている。
材料から成り、厚さが約0.1〜0.5mmの平板状で
ある。スペーサ9の周縁において、12個の孔9aは、
側壁1a、1bに設けられたネジ孔1gに対応する位置
に形成されている。スペーサ9の中央部に、比較的大き
な矩形の孔9bが形成されている。スペーサ9は、板バ
ネ8の上に載置され、厚さが誘電体共振器6が枠体1の
側壁1a、1bから外方に突出する寸法よりも厚い寸法
に設けられている。
【0024】蓋体10は、アルミニウムや銅などの金属
材料から成り、平板状である。三つの比較的大きな径の
ネジ孔10aが蓋体10の長手方向の中心線上に設けら
れ、蓋体10の周縁において、12個の孔10bが側壁
1a、1bの上端面1hに設けられたネジ孔1gに対応
する位置に設けられている。この蓋体10は、スペーサ
9の孔9bを塞ぐように載置される。
材料から成り、平板状である。三つの比較的大きな径の
ネジ孔10aが蓋体10の長手方向の中心線上に設けら
れ、蓋体10の周縁において、12個の孔10bが側壁
1a、1bの上端面1hに設けられたネジ孔1gに対応
する位置に設けられている。この蓋体10は、スペーサ
9の孔9bを塞ぐように載置される。
【0025】押さえネジ11は、アルミニウムや銅など
の金属材料から成る円板状であり、周縁部にネジ山11
aが設けられている。押さえネジ11は、蓋体10のネ
ジ孔10aにねじ込まれ、押さえネジ11の下面が板バ
ネ8の上面を下方に押し下げて、板バネ8の下面が誘電
体共振器6の上面6aの導電体7に当接する。板バネ8
と誘電体共振器6の上面6aの導電体7とを当接させる
ための押さえネジ11が蓋体10に螺合されていること
によって、板バネ8と導電体7とは、確実に当接し、安
定した電気的な接続が得られる。
の金属材料から成る円板状であり、周縁部にネジ山11
aが設けられている。押さえネジ11は、蓋体10のネ
ジ孔10aにねじ込まれ、押さえネジ11の下面が板バ
ネ8の上面を下方に押し下げて、板バネ8の下面が誘電
体共振器6の上面6aの導電体7に当接する。板バネ8
と誘電体共振器6の上面6aの導電体7とを当接させる
ための押さえネジ11が蓋体10に螺合されていること
によって、板バネ8と導電体7とは、確実に当接し、安
定した電気的な接続が得られる。
【0026】上述の如き構成の誘電体フィルタは、3個
の誘電体共振器6を有する3段の誘電体フィルタであ
り、枠体1、底板4、板バネ8、スペーサ9及び蓋体1
0が図示を省略したネジによって積層・固定される。ヘ
リカル共振器5の磁界方向とヘリカル共振器15の磁界
方向とは、誘電体共振器6の中心軸と直交する平面にお
いてそれぞれ直交する方向に位置している。
の誘電体共振器6を有する3段の誘電体フィルタであ
り、枠体1、底板4、板バネ8、スペーサ9及び蓋体1
0が図示を省略したネジによって積層・固定される。ヘ
リカル共振器5の磁界方向とヘリカル共振器15の磁界
方向とは、誘電体共振器6の中心軸と直交する平面にお
いてそれぞれ直交する方向に位置している。
【0027】次に、上述の誘電体フィルタの動作につい
て、図2によって説明する。まず、図示を省略したアン
テナなどからの受信信号は、入力コネクタ2から入力側
のヘリカル共振器5に入力される。この信号は、ヘリカ
ル共振器5において所望の共振周波数に共振され、この
共振周波数による磁界がヘリカル共振器5に生じる。こ
の磁界は、ヘリカル共振器5に隣接して配置された誘電
体共振器6の中心軸を通る電流に対し直交する面上に生
じ、この磁界によって破線Aで示すTM010モードの
共振磁界が誘電体共振器6の周囲に同心円状に生じる。
て、図2によって説明する。まず、図示を省略したアン
テナなどからの受信信号は、入力コネクタ2から入力側
のヘリカル共振器5に入力される。この信号は、ヘリカ
ル共振器5において所望の共振周波数に共振され、この
共振周波数による磁界がヘリカル共振器5に生じる。こ
の磁界は、ヘリカル共振器5に隣接して配置された誘電
体共振器6の中心軸を通る電流に対し直交する面上に生
じ、この磁界によって破線Aで示すTM010モードの
共振磁界が誘電体共振器6の周囲に同心円状に生じる。
【0028】第一の区画室1jの誘電体共振器6にて生
じる共振磁界は、窓部1iによって第二の区画室1k、
第三の区画室1mの誘電体共振器6へと平行移動するよ
うに磁気結合して伝わり、第三の区画室1m内において
ヘリカル共振器15をTM010モードの磁界で励振す
る。この励振によりヘリカル共振器15に伝えられた信
号は、出力コネクタ3から出力される。
じる共振磁界は、窓部1iによって第二の区画室1k、
第三の区画室1mの誘電体共振器6へと平行移動するよ
うに磁気結合して伝わり、第三の区画室1m内において
ヘリカル共振器15をTM010モードの磁界で励振す
る。この励振によりヘリカル共振器15に伝えられた信
号は、出力コネクタ3から出力される。
【0029】しかしながら、この誘電体フィルタにおい
て、TM010モードの磁界以外にノイズとなる不要な
高次の共振磁界が発生している。図7に示すように、こ
の誘電体フィルタで用いる基本共振モード(TM010
モード)の共振周波数f1は、実測値で約789MHz
であり、それ以外に多数の共振点がある。これらは、順
番に共振周波数f2(約1337MHz)のTM110
モード、共振周波数f3(約1976MHz)のTM2
10モード、共振周波数f4(約2136MHz)のT
M020モードなどからなっており、いずれも不要な信
号である。
て、TM010モードの磁界以外にノイズとなる不要な
高次の共振磁界が発生している。図7に示すように、こ
の誘電体フィルタで用いる基本共振モード(TM010
モード)の共振周波数f1は、実測値で約789MHz
であり、それ以外に多数の共振点がある。これらは、順
番に共振周波数f2(約1337MHz)のTM110
モード、共振周波数f3(約1976MHz)のTM2
10モード、共振周波数f4(約2136MHz)のT
M020モードなどからなっており、いずれも不要な信
号である。
【0030】上記不要な信号のうち、TM210モード
より高次の共振周波数は、別個に設けるローパスフィル
タなどでカットすることが出来るが、TM110モード
においては共振周波数f2がTM010モードの共振周
波数f1に近く、これをカットするローパスフィルタを
作成することが設計上面倒である。よって、誘電体フィ
ルタ内でTM110モードをカットすることが有効とな
る。
より高次の共振周波数は、別個に設けるローパスフィル
タなどでカットすることが出来るが、TM110モード
においては共振周波数f2がTM010モードの共振周
波数f1に近く、これをカットするローパスフィルタを
作成することが設計上面倒である。よって、誘電体フィ
ルタ内でTM110モードをカットすることが有効とな
る。
【0031】TM110モードは、図2に示すように、
誘電体共振器6のヘリカル共振器5との対向面側と反対
面側とに分かれて、それぞれ時計回り方向(破線B)及
び反時計回り方向(破線C)の磁界を生じる構造であ
る。この磁界は、第二、第三の区画室1k、1mへと平
行移動して、第三の区画室1mの誘電体共振器6に同じ
向きの磁界を発生させる。第三の区画室1m内に配設さ
れたヘリカル共振器15及び第一の区画室1j内に配設
されたヘリカル共振器5は、誘電体共振器6の中心軸と
直交する面上に位置し、コイル部5a及び15aの中心
軸が直交している。従って、ヘリカル共振器15は、T
M110モードの相反する方向の2つの磁界によって同
時に励振される位置となり、ヘリカル共振器15のコイ
ル部15aにおいて、TM110モードの時計回り方向
及び反時計回り方向の磁界が相殺され、TM110モー
ドがカットされる。
誘電体共振器6のヘリカル共振器5との対向面側と反対
面側とに分かれて、それぞれ時計回り方向(破線B)及
び反時計回り方向(破線C)の磁界を生じる構造であ
る。この磁界は、第二、第三の区画室1k、1mへと平
行移動して、第三の区画室1mの誘電体共振器6に同じ
向きの磁界を発生させる。第三の区画室1m内に配設さ
れたヘリカル共振器15及び第一の区画室1j内に配設
されたヘリカル共振器5は、誘電体共振器6の中心軸と
直交する面上に位置し、コイル部5a及び15aの中心
軸が直交している。従って、ヘリカル共振器15は、T
M110モードの相反する方向の2つの磁界によって同
時に励振される位置となり、ヘリカル共振器15のコイ
ル部15aにおいて、TM110モードの時計回り方向
及び反時計回り方向の磁界が相殺され、TM110モー
ドがカットされる。
【0032】次に、本発明の誘電体フィルタの第二の実
施形態を図4を用いて説明する。第二の実施形態のおい
て第一の実施の形態の誘電体フィルタと同一構成につい
ては、同一番号を付与して詳細な説明を省略する。図4
に示すように、第二の実施形態の誘電体フィルタが前述
の第一の実施形態の誘電体フィルタと基本的に異なる構
成は、枠体61がL字状に設けられていることであり、
このL字状の枠体61に対応して底板64、板バネ6
8、スペーサ69及び蓋体70がL字状に設けられてい
ることである。枠体61は、L字状の側壁61a、61
aと直線状の側壁61b、61bとによって四方を囲ま
れており、直線状の側壁61b、61bは、直交する位
置に配置されている。
施形態を図4を用いて説明する。第二の実施形態のおい
て第一の実施の形態の誘電体フィルタと同一構成につい
ては、同一番号を付与して詳細な説明を省略する。図4
に示すように、第二の実施形態の誘電体フィルタが前述
の第一の実施形態の誘電体フィルタと基本的に異なる構
成は、枠体61がL字状に設けられていることであり、
このL字状の枠体61に対応して底板64、板バネ6
8、スペーサ69及び蓋体70がL字状に設けられてい
ることである。枠体61は、L字状の側壁61a、61
aと直線状の側壁61b、61bとによって四方を囲ま
れており、直線状の側壁61b、61bは、直交する位
置に配置されている。
【0033】L字状の枠体61の内部は、第一の実施形
態と同様に仕切壁61c、61cによって、第一、第二
及び第三の区画室61j、61k及び61mに区分けさ
れている。ヘリカル共振器65及びヘリカル共振器75
は、枠体61の第一、及び第三の区画室61j、61m
内にそれぞれ配設された励振子であり、螺旋状に設けら
れたコイル部65a、75aを有している。入出力側の
ヘリカル共振器65、75のコイル部65a、75a
は、枠体61の直線状の側壁61b、61bに略平行に
それぞれ配置され、コイル部65a、75aの一端が一
方のL字状の側壁61aの内壁に半田などによって接地
接続されている。
態と同様に仕切壁61c、61cによって、第一、第二
及び第三の区画室61j、61k及び61mに区分けさ
れている。ヘリカル共振器65及びヘリカル共振器75
は、枠体61の第一、及び第三の区画室61j、61m
内にそれぞれ配設された励振子であり、螺旋状に設けら
れたコイル部65a、75aを有している。入出力側の
ヘリカル共振器65、75のコイル部65a、75a
は、枠体61の直線状の側壁61b、61bに略平行に
それぞれ配置され、コイル部65a、75aの一端が一
方のL字状の側壁61aの内壁に半田などによって接地
接続されている。
【0034】ヘリカル共振器65が配設された第一の区
画室61jの枠体61の側壁61b及びヘリカル共振器
75が配設された第三の区画室61mの枠体61の側壁
61bは、誘電体共振器6の中心軸と直交する面上でそ
れぞれ直交する方向に位置している。上述の如く、コイ
ル部65a及びコイル部75aは、直交するように配置
された側壁61b、61bに略平行にそれぞれ配置され
ており、コイル部65aの中心軸及びコイル部75aの
中心軸が直交するように配置されている。
画室61jの枠体61の側壁61b及びヘリカル共振器
75が配設された第三の区画室61mの枠体61の側壁
61bは、誘電体共振器6の中心軸と直交する面上でそ
れぞれ直交する方向に位置している。上述の如く、コイ
ル部65a及びコイル部75aは、直交するように配置
された側壁61b、61bに略平行にそれぞれ配置され
ており、コイル部65aの中心軸及びコイル部75aの
中心軸が直交するように配置されている。
【0035】次に、上述の第二の実施形態の誘電体フィ
ルタの動作について説明する。この第二の実施形態の誘
電体フィルタの動作は、第一の実施形態の誘電体フィル
タと同様であり、まずヘリカル共振器65によって第一
の区画室61jの誘電体共振器6にて生じる共振磁界が
窓部1iによって第二の区画室61k、第三の区画室6
1mへと磁界結合して伝わり、第三の区画室61m内に
おいてヘリカル共振器75を励振する。この励振により
ヘリカル共振器75に伝えられた信号は、出力コネクタ
3から出力される。
ルタの動作について説明する。この第二の実施形態の誘
電体フィルタの動作は、第一の実施形態の誘電体フィル
タと同様であり、まずヘリカル共振器65によって第一
の区画室61jの誘電体共振器6にて生じる共振磁界が
窓部1iによって第二の区画室61k、第三の区画室6
1mへと磁界結合して伝わり、第三の区画室61m内に
おいてヘリカル共振器75を励振する。この励振により
ヘリカル共振器75に伝えられた信号は、出力コネクタ
3から出力される。
【0036】誘電体フィルタにおいて生じる共振モード
は、第一の実施形態の誘電体フィルタで生じる共振モー
ドと同様に、誘電体共振器6の中心軸と直交する面上に
おいて同心円状に生じる破線Aで示す磁界を発生するT
M010モード、誘電体共振器6に時計回り方向の破線
B及び反時計回り方向の破線Cで示すTM110モード
などである。第一の区画室61jの誘電体共振器6に生
じるこれらの共振モードは、平行移動して同じ向きで、
第二、第三の区画室61k、61mに伝わる。第三の区
画室61m内に配設されたヘリカル共振器75と第一の
区画室61j内に配設されたヘリカル共振器65の配設
位置とは、誘電体共振器6の中心軸と直交する面上にお
いて直交する方向に位置している。従って、TM110
モードの時計回り方向及び反時計回り方向の磁界は、ヘ
リカル共振器75のコイル部75aにおいて相殺され、
TM110モードがカットされる。
は、第一の実施形態の誘電体フィルタで生じる共振モー
ドと同様に、誘電体共振器6の中心軸と直交する面上に
おいて同心円状に生じる破線Aで示す磁界を発生するT
M010モード、誘電体共振器6に時計回り方向の破線
B及び反時計回り方向の破線Cで示すTM110モード
などである。第一の区画室61jの誘電体共振器6に生
じるこれらの共振モードは、平行移動して同じ向きで、
第二、第三の区画室61k、61mに伝わる。第三の区
画室61m内に配設されたヘリカル共振器75と第一の
区画室61j内に配設されたヘリカル共振器65の配設
位置とは、誘電体共振器6の中心軸と直交する面上にお
いて直交する方向に位置している。従って、TM110
モードの時計回り方向及び反時計回り方向の磁界は、ヘ
リカル共振器75のコイル部75aにおいて相殺され、
TM110モードがカットされる。
【0037】次に、本発明の誘電体フィルタの第三の実
施形態を図5を用いて説明する。第三の実施形態におい
て、第一の実施の形態の誘電体フィルタと同一構成につ
いては、同一番号を付与して詳細な説明を省略する。図
5に示すように、この第三の実施形態の誘電体フィルタ
が前述の第一の実施の形態の誘電体フィルタと基本的に
異なる構成は、一段の誘電体フィルタからなり、励振子
をヘリカル共振器5、15に換えて単に一本の直線から
なる直線状励振子82、83とした点である。
施形態を図5を用いて説明する。第三の実施形態におい
て、第一の実施の形態の誘電体フィルタと同一構成につ
いては、同一番号を付与して詳細な説明を省略する。図
5に示すように、この第三の実施形態の誘電体フィルタ
が前述の第一の実施の形態の誘電体フィルタと基本的に
異なる構成は、一段の誘電体フィルタからなり、励振子
をヘリカル共振器5、15に換えて単に一本の直線から
なる直線状励振子82、83とした点である。
【0038】入力側の直線状励振子82は、誘電体共振
器6の中心軸に対して平行に配置され、その一端がコネ
クタ2の中心導体2aに接続され、他端が自由端とされ
ている。同様に出力側の直線状励振子83は、誘電体共
振器6の中心軸に対して平行に配置され、その一端がコ
ネクタ3の中心導体3aに接続され、他端が自由端とさ
れている。直線状励振子82が配設された枠体81の側
壁と直線状励振子83が配設された枠体81の側壁と
は、誘電体共振器6の中心軸と直交する平面においてそ
れぞれ直交する方向に位置している。
器6の中心軸に対して平行に配置され、その一端がコネ
クタ2の中心導体2aに接続され、他端が自由端とされ
ている。同様に出力側の直線状励振子83は、誘電体共
振器6の中心軸に対して平行に配置され、その一端がコ
ネクタ3の中心導体3aに接続され、他端が自由端とさ
れている。直線状励振子82が配設された枠体81の側
壁と直線状励振子83が配設された枠体81の側壁と
は、誘電体共振器6の中心軸と直交する平面においてそ
れぞれ直交する方向に位置している。
【0039】直線状励振子82により発生する磁界は、
誘電体共振器6の中心軸と直交する面上において環状で
ある。前述の第一の実施形態の誘電体フィルタと同様
に、誘電体フィルタに生じる共振モードは、図5に示す
ように破線Aで示す磁界を発生するTM010モード、
時計回り方向の破線B及び反時計回り方向の破線Cで示
すTM110モードなどである。枠体81内に配設され
た直線状励振子83は、直線状励振子82に対して枠体
81の直交する側壁に位置している。従って、直線状励
振子83は、TM110モードの相反する方向の2つの
磁界によって同時に励振され、直線状励振子83におい
てTM110モードの時計回り方向及び反時計回り方向
の磁界が相殺され、TM110モードがカットされる。
誘電体共振器6の中心軸と直交する面上において環状で
ある。前述の第一の実施形態の誘電体フィルタと同様
に、誘電体フィルタに生じる共振モードは、図5に示す
ように破線Aで示す磁界を発生するTM010モード、
時計回り方向の破線B及び反時計回り方向の破線Cで示
すTM110モードなどである。枠体81内に配設され
た直線状励振子83は、直線状励振子82に対して枠体
81の直交する側壁に位置している。従って、直線状励
振子83は、TM110モードの相反する方向の2つの
磁界によって同時に励振され、直線状励振子83におい
てTM110モードの時計回り方向及び反時計回り方向
の磁界が相殺され、TM110モードがカットされる。
【0040】次に、上述の本発明の第一及び第二の実施
形態の誘電体フィルタの等価回路を説明する。図6に示
すようにこの誘電体フィルタは、3段の構成の誘電体フ
ィルタであり、入力端子21、入力段22、中間段2
3、出力段24及び出力端子25から構成されている。
入力段22は、ヘリカルコイル22a及び可変コンデン
サ22bからなる入力側のヘリカル共振器22c、並列
接続されたコイル22d、22d及びコンデンサ22e
からなる第一の誘電体共振器22fで構成され、中間段
23は、並列接続されたコイル23a、23a及びコン
デンサ23bからなる第二の誘電体共振器23cで構成
され、出力段24は、並列接続されたコイル24a、2
4a及びコンデンサ24bからなる第三の誘電体共振器
24c、ヘリカルコイル24d及び可変コンデンサ24
eからなるヘリカル共振器24fで構成されている。
形態の誘電体フィルタの等価回路を説明する。図6に示
すようにこの誘電体フィルタは、3段の構成の誘電体フ
ィルタであり、入力端子21、入力段22、中間段2
3、出力段24及び出力端子25から構成されている。
入力段22は、ヘリカルコイル22a及び可変コンデン
サ22bからなる入力側のヘリカル共振器22c、並列
接続されたコイル22d、22d及びコンデンサ22e
からなる第一の誘電体共振器22fで構成され、中間段
23は、並列接続されたコイル23a、23a及びコン
デンサ23bからなる第二の誘電体共振器23cで構成
され、出力段24は、並列接続されたコイル24a、2
4a及びコンデンサ24bからなる第三の誘電体共振器
24c、ヘリカルコイル24d及び可変コンデンサ24
eからなるヘリカル共振器24fで構成されている。
【0041】上述の如き構成の誘電体フィルタにおい
て、まず、入力端子21から入力された信号は、ヘリカ
ル共振器22cに入力され、ヘリカル共振器22cに入
力された信号が予め選択された所望の周波数で共振され
る。このときヘリカル共振器22cを構成する可変コン
デンサ22bの容量値を調整することで、共振周波数f
1を容易に広い帯域で調整できる。この調整において必
要に応じて他の所望の共振周波数f2を得ることも出来
る。ノイズとなる高調波信号及び選択しない信号は、こ
のヘリカル共振器22cによる共振によって除かれる。
て、まず、入力端子21から入力された信号は、ヘリカ
ル共振器22cに入力され、ヘリカル共振器22cに入
力された信号が予め選択された所望の周波数で共振され
る。このときヘリカル共振器22cを構成する可変コン
デンサ22bの容量値を調整することで、共振周波数f
1を容易に広い帯域で調整できる。この調整において必
要に応じて他の所望の共振周波数f2を得ることも出来
る。ノイズとなる高調波信号及び選択しない信号は、こ
のヘリカル共振器22cによる共振によって除かれる。
【0042】この共振周波数f1で共振するヘリカル共
振器22cは、第一の誘電体共振器22fと磁界結合し
ている。同様に、第一の誘電体共振器22fと第二の誘
電体共振器23cとが磁界結合し、第二の誘電体共振器
23cと第三の誘電体共振器24cとが磁界結合し、さ
らに第三の誘電体共振器24cとヘリカル共振器24f
とが磁界結合しており、全体として所望の信号のみを通
過させる3段の誘電体フィルタを構成している。
振器22cは、第一の誘電体共振器22fと磁界結合し
ている。同様に、第一の誘電体共振器22fと第二の誘
電体共振器23cとが磁界結合し、第二の誘電体共振器
23cと第三の誘電体共振器24cとが磁界結合し、さ
らに第三の誘電体共振器24cとヘリカル共振器24f
とが磁界結合しており、全体として所望の信号のみを通
過させる3段の誘電体フィルタを構成している。
【0043】次に、上述の実施形態の誘電体フィルタを
セルラ基地局用の送信信号・受信信号共用器(Duplexe
r)に適用した電子機器を説明する。図8に示すよう
に、送信信号・受信信号共用器(Duplexer)は、少なく
ともアンテナ50、誘電体フィルタからなる送信信号用
のバンドパスフィルタ51、同様に誘電体フィルタから
なる受信信号用のバンドパスフィルタ52、送信信号用
のバンドパスフィルタ51と受信信号用のバンドパスフ
ィルタ52との接続部分に配置されるとともにアンテナ
50に接続された整合回路53、アンテナ50と整合回
路53との間に配置されたローパスフィルタ56、送信
信号用のバンドパスフィルタ51に送信信号を入力する
ための入力端子54及び受信信号用のバンドパスフィル
タ52からの受信信号を出力するための出力端子55を
有している。
セルラ基地局用の送信信号・受信信号共用器(Duplexe
r)に適用した電子機器を説明する。図8に示すよう
に、送信信号・受信信号共用器(Duplexer)は、少なく
ともアンテナ50、誘電体フィルタからなる送信信号用
のバンドパスフィルタ51、同様に誘電体フィルタから
なる受信信号用のバンドパスフィルタ52、送信信号用
のバンドパスフィルタ51と受信信号用のバンドパスフ
ィルタ52との接続部分に配置されるとともにアンテナ
50に接続された整合回路53、アンテナ50と整合回
路53との間に配置されたローパスフィルタ56、送信
信号用のバンドパスフィルタ51に送信信号を入力する
ための入力端子54及び受信信号用のバンドパスフィル
タ52からの受信信号を出力するための出力端子55を
有している。
【0044】送信信号用のバンドパスフィルタ51及び
受信信号用のバンドパスフィルタ52は、本発明の実施
形態においてそれぞれに3段のバンドパスフィルタを構
成している。上述の如き構成の送信信号・受信信号共用
器は、アンテナ50にて受信した信号をローパスフィル
タ56を介して整合回路53に入力し、整合回路53か
らの信号を受信信号用のバンドパスフィルタ52に入力
し、受信信号用のバンドパスフィルタ52にて、例えば
880〜915MHzの信号のみを通過させ、出力端子
55から図示していない受信回路に供給する。
受信信号用のバンドパスフィルタ52は、本発明の実施
形態においてそれぞれに3段のバンドパスフィルタを構
成している。上述の如き構成の送信信号・受信信号共用
器は、アンテナ50にて受信した信号をローパスフィル
タ56を介して整合回路53に入力し、整合回路53か
らの信号を受信信号用のバンドパスフィルタ52に入力
し、受信信号用のバンドパスフィルタ52にて、例えば
880〜915MHzの信号のみを通過させ、出力端子
55から図示していない受信回路に供給する。
【0045】図示を省略した送信回路から入力端子54
に入力された送信信号は、送信信号用のバンドパスフィ
ルタ51に入力され、送信信号用のバンドパスフィルタ
51において、例えば925〜960MHzの送信信号
のみが通過する。バンドパスフィルタ51を通過した送
信信号は、整合回路53及びローパスフィルタ56を介
してアンテナ50に供給され、アンテナ50から送信さ
れる。上述の実施形態の誘電体フィルタを送信信号・受
信信号共用器に適用することにより、不要な副次モード
の信号は、誘電体フィルタにおいてカットされ、ノイズ
の少ない送信信号と受信信号とを切り換える電子機器が
出来る。
に入力された送信信号は、送信信号用のバンドパスフィ
ルタ51に入力され、送信信号用のバンドパスフィルタ
51において、例えば925〜960MHzの送信信号
のみが通過する。バンドパスフィルタ51を通過した送
信信号は、整合回路53及びローパスフィルタ56を介
してアンテナ50に供給され、アンテナ50から送信さ
れる。上述の実施形態の誘電体フィルタを送信信号・受
信信号共用器に適用することにより、不要な副次モード
の信号は、誘電体フィルタにおいてカットされ、ノイズ
の少ない送信信号と受信信号とを切り換える電子機器が
出来る。
【0046】本発明の第一、第二の実施形態の誘電体フ
ィルタにおいて、励振子としてヘリカル共振器5、15
を使用ししたが、カップリングループなどのコイル状の
励振子を使用して入力側の励振子のコイルの中心軸と出
力側の励振子のコイルの中心軸とを直交させて配置させ
てもよい。入力側の励振子及び出力側の励振子は、同一
平面上にあってもよいし、異なる平面上にあってもよ
い。
ィルタにおいて、励振子としてヘリカル共振器5、15
を使用ししたが、カップリングループなどのコイル状の
励振子を使用して入力側の励振子のコイルの中心軸と出
力側の励振子のコイルの中心軸とを直交させて配置させ
てもよい。入力側の励振子及び出力側の励振子は、同一
平面上にあってもよいし、異なる平面上にあってもよ
い。
【0047】本発明の第一の実施形態の誘電体フィルタ
においては、3段の誘電体フィルタについて説明した
が、1段の誘電体フィルタや4個以上の誘電体共振器を
箱体内に収納してなる4段以上の誘電体フィルタに適用
できることは勿論である。本発明の実施形態の誘電体ブ
ロックは、円柱状に形成したが、四角形や多角形などで
あっても良く柱状であればよい。
においては、3段の誘電体フィルタについて説明した
が、1段の誘電体フィルタや4個以上の誘電体共振器を
箱体内に収納してなる4段以上の誘電体フィルタに適用
できることは勿論である。本発明の実施形態の誘電体ブ
ロックは、円柱状に形成したが、四角形や多角形などで
あっても良く柱状であればよい。
【0048】
【発明の効果】出力励振子に近接する誘電体共振器にて
発生する副次モードの互いに逆向きの磁界方向を持つ共
振磁界は、出力励振子においてそれぞれ同じ大きさを有
し、これら共振磁界が出力励振子において相殺される。
従って、副次モードの信号は、出力励振子においてカッ
トされ、優れた選択特性を有する誘電体フィルタが実現
できる。
発生する副次モードの互いに逆向きの磁界方向を持つ共
振磁界は、出力励振子においてそれぞれ同じ大きさを有
し、これら共振磁界が出力励振子において相殺される。
従って、副次モードの信号は、出力励振子においてカッ
トされ、優れた選択特性を有する誘電体フィルタが実現
できる。
【図1】本発明の第一の実施形態の誘電体フィルタを示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】図1に示した誘電体フィルタから蓋体とスペー
サと板バネとを外した状態を示す平面図である。
サと板バネとを外した状態を示す平面図である。
【図3】図1に示した誘電体フィルタを説明するための
要部断面斜視図である。
要部断面斜視図である。
【図4】本発明の第二の実施形態の誘電体フィルタを示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施形態の誘電体フィルタを示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】図1及び図2に示した誘電体フィルタの等価回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
【図7】図1に示した誘電体フィルタの動作を説明する
ためのグラフである。
ためのグラフである。
【図8】本発明の実施形態の誘電体フィルタをセルラ基
地局用の送信信号・受信信号共用器(Duplexer)に適用
した電子機器を説明するための概略構成図である。
地局用の送信信号・受信信号共用器(Duplexer)に適用
した電子機器を説明するための概略構成図である。
【図9】従来の誘電体フィルタを説明するための平面図
である。
である。
【図10】従来の誘電体フィルタを説明するための断面
側面図である。
側面図である。
1 枠体 1a、1b 側壁 1c 仕切板 1d 溝 1i 窓部 2 入力コネクタ 3 出力コネクタ 4 底板(底壁) 5、15 ヘリカル共振器(励振子) 6 誘電体共振器 8 板バネ 9 スペーサ 10 蓋体 11 押さえネジ 12 容量値調整ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一個の誘電体共振器を持ち、
入力端子に入力励振子を接続して該入力励振子と前記誘
電体共振器とを磁界結合させ、出力端子に出力励振子を
接続して該出力励振子と前記誘電体共振器とを磁界結合
させ、前記出力励振子の励振方向と前記入力励振子の励
振方向とを前記入力励振子の励振に伴って前記出力励振
子に近接する誘電体共振器にて発生する副次モードの磁
界同士を前記出力励振子において相殺させるよう交差さ
せたことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 前記入力励振子及び前記出力励振子の少
なくとも一方がヘリカル共振器であることを特徴とする
請求項1記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項3】 請求項1ないし3記載の誘電体フィルタ
を有する電子機器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27595697A JPH11112204A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタを有する電子機器 |
| DE1998142040 DE19842040B4 (de) | 1997-09-16 | 1998-09-14 | Dielektrisches Filter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27595697A JPH11112204A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタを有する電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112204A true JPH11112204A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17562775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27595697A Pending JPH11112204A (ja) | 1997-09-16 | 1997-10-08 | 誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタを有する電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11112204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002005377A1 (en) * | 2000-07-10 | 2002-01-17 | Murata Manufacturing Co.,Ltd. | Dielectric resonator device, filter, duplexer, and communication device |
| KR20040043232A (ko) * | 2002-11-16 | 2004-05-24 | 주식회사 케이엠더블유 | 무선 주파수 필터의 커버 고정 수단 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP27595697A patent/JPH11112204A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002005377A1 (en) * | 2000-07-10 | 2002-01-17 | Murata Manufacturing Co.,Ltd. | Dielectric resonator device, filter, duplexer, and communication device |
| US6960967B2 (en) | 2000-07-10 | 2005-11-01 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric resonator device, filter, duplexer, and communication apparatus |
| KR20040043232A (ko) * | 2002-11-16 | 2004-05-24 | 주식회사 케이엠더블유 | 무선 주파수 필터의 커버 고정 수단 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040121 |