JPH11112313A - 半導体回路及びパワートランジスタ保護回路 - Google Patents
半導体回路及びパワートランジスタ保護回路Info
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- JPH11112313A JPH11112313A JP9269846A JP26984697A JPH11112313A JP H11112313 A JPH11112313 A JP H11112313A JP 9269846 A JP9269846 A JP 9269846A JP 26984697 A JP26984697 A JP 26984697A JP H11112313 A JPH11112313 A JP H11112313A
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- signal
- level
- power transistor
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/08—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
- H03K17/082—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
- H03K17/0828—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in composite switches
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- Electronic Switches (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワートランジスタの過電流状態の検出をよ
り早いタイミングで行うことにより、過電流時のターン
オフサージ電圧の発生を抑える。 【解決手段】 IGBT1に流れる主電流を監視し、I
GBT1の動作が過電流状態になり、且つ、IGBT1
の制御端子Gに印加される制御電圧がそのしきい値電圧
以上である時に、判定回路10は、IGBT1が過電流
状態にあるものと判定し、IGBT1をオフ状態にする
と共に、その判定結果を出力信号としてエラー出力端子
9より外部のマイクロコンピュータへ出力する。この出
力信号を受けて、当該マイクロコンピュータは、直ちに
IGBT1及び他のIGBTの駆動信号をオフ信号レベ
ルに固定してこれらのIGBTを遮断し、IGBT1の
主電流がより大きな値の過電流になってしまうことから
IGBT1を保護する。
り早いタイミングで行うことにより、過電流時のターン
オフサージ電圧の発生を抑える。 【解決手段】 IGBT1に流れる主電流を監視し、I
GBT1の動作が過電流状態になり、且つ、IGBT1
の制御端子Gに印加される制御電圧がそのしきい値電圧
以上である時に、判定回路10は、IGBT1が過電流
状態にあるものと判定し、IGBT1をオフ状態にする
と共に、その判定結果を出力信号としてエラー出力端子
9より外部のマイクロコンピュータへ出力する。この出
力信号を受けて、当該マイクロコンピュータは、直ちに
IGBT1及び他のIGBTの駆動信号をオフ信号レベ
ルに固定してこれらのIGBTを遮断し、IGBT1の
主電流がより大きな値の過電流になってしまうことから
IGBT1を保護する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワートランジ
スタに流れる主電流が過電流状態になるのを検出する回
路に関するものであり、更に過電流状態の検出に基づ
き、当該パワートランジスタ自身を過電流から保護する
とともに、他のパワートランジスタの駆動をも制御す
る、半導体回路に関している。本発明は、例えば電動機
のインバータ回路に適用可能な技術である。
スタに流れる主電流が過電流状態になるのを検出する回
路に関するものであり、更に過電流状態の検出に基づ
き、当該パワートランジスタ自身を過電流から保護する
とともに、他のパワートランジスタの駆動をも制御す
る、半導体回路に関している。本発明は、例えば電動機
のインバータ回路に適用可能な技術である。
【0002】
(従来の技術1)パワートランジスタの1つであるIG
BTの、従来の過電流保護回路を、図11〜図12に基
づき説明する。
BTの、従来の過電流保護回路を、図11〜図12に基
づき説明する。
【0003】図11は、従来のIGBTの過電流保護回
路を含む、IGBTの駆動回路装置のブロック図を示
す。但し、図11の回路自体は本願出願人のノウハウ技
術ないし内部技術に関しており、非公知のものである。
路を含む、IGBTの駆動回路装置のブロック図を示
す。但し、図11の回路自体は本願出願人のノウハウ技
術ないし内部技術に関しており、非公知のものである。
【0004】同図11において、符号1Pはパワートラ
ンジスタであるIGBT(そのコレクタは図示しないイ
ンダクタンスとフリーホイールダイオードに接続されて
いる)、2Pは電流検出回路、3Pは過電流検出回路
(比較回路)、4Pは過電流判定回路(AND回路)、
5Pはエラー出力端子、6Pは入力端子、7PはIGB
T駆動回路、8Pはゲート抵抗、である。
ンジスタであるIGBT(そのコレクタは図示しないイ
ンダクタンスとフリーホイールダイオードに接続されて
いる)、2Pは電流検出回路、3Pは過電流検出回路
(比較回路)、4Pは過電流判定回路(AND回路)、
5Pはエラー出力端子、6Pは入力端子、7PはIGB
T駆動回路、8Pはゲート抵抗、である。
【0005】ここで、本回路の特徴は、過電流判定回
路4Pの一方の入力端が、ノードN1Pで入力端子6P
に接続された入力信号線15Pに接続されている点、及
び同回路4Pの出力ノードN2Pより分岐した出力信
号線13PはIGBT駆動回路7PのNOR回路の一方
の入力端に接続されている点にある。
路4Pの一方の入力端が、ノードN1Pで入力端子6P
に接続された入力信号線15Pに接続されている点、及
び同回路4Pの出力ノードN2Pより分岐した出力信
号線13PはIGBT駆動回路7PのNOR回路の一方
の入力端に接続されている点にある。
【0006】今、入力端子6Pに”H”レベルの信号を
入力すると、IGBT駆動回路7Pは”H”レベルの信
号を出力し、IGBT1Pのゲートはゲート抵抗8を介
して”H”レベルになり、IGBT1Pはオン状態にな
る。また、この状態から入力端子6Pに”L”レベルの
信号を入力すると、IGBT駆動回路7Pは”L”レベ
ルの信号を出力し、IGBT1Pのゲートはゲート抵抗
8を介して”L”レベルになり、IGBT1Pはオフ状
態になる。この状態の変化を、図12(a)〜(g)の
タイミングチャートに示す。
入力すると、IGBT駆動回路7Pは”H”レベルの信
号を出力し、IGBT1Pのゲートはゲート抵抗8を介
して”H”レベルになり、IGBT1Pはオン状態にな
る。また、この状態から入力端子6Pに”L”レベルの
信号を入力すると、IGBT駆動回路7Pは”L”レベ
ルの信号を出力し、IGBT1Pのゲートはゲート抵抗
8を介して”L”レベルになり、IGBT1Pはオフ状
態になる。この状態の変化を、図12(a)〜(g)の
タイミングチャートに示す。
【0007】図12(a)〜(g)に示すように、入力
端子6Pにオン信号レベルである”H”レベルの入力信
号を入力してからIGBT1Pがオフ状態からオン状態
に変化するまでには、オン遅延時間ONDがある。ま
た、入力端子6Pにオフ信号レベルである”L”レベル
の入力信号を入力してからIGBT1Pがオン状態から
オフ状態に変化するまでには、オフ遅延時間OFDがあ
る。これらの遅延時間OND,OFDの発生は、IGB
T駆動回路7Pに起因している。
端子6Pにオン信号レベルである”H”レベルの入力信
号を入力してからIGBT1Pがオフ状態からオン状態
に変化するまでには、オン遅延時間ONDがある。ま
た、入力端子6Pにオフ信号レベルである”L”レベル
の入力信号を入力してからIGBT1Pがオン状態から
オフ状態に変化するまでには、オフ遅延時間OFDがあ
る。これらの遅延時間OND,OFDの発生は、IGB
T駆動回路7Pに起因している。
【0008】今、入力端子6Pに”H”レベルの入力信
号を入力すると、IGBT1はオン遅延時間ONDの経
過後にオン状態となり、そのときにIGBT1Pに流れ
ている電流は電流検出回路2Pにより監視される。そし
て、IGBT1Pに流れている電流が過電流状態になっ
たことを過電流検出回路3Pが検出すると、そのときに
入力信号がオン信号であるときにのみ、過電流判定回路
4Pは”H”レベルの信号を出力することにより、IG
BT駆動回路7Pの出力を”L”レベルに制御し、これ
によりIGBT1Pのゲートを遮断してIGBT1Pを
オフ状態にする。と同時に、同回路4Pは、エラー出力
端子5より外部へ、IGBT1Pが過電流状態であるこ
とを知らせる。図12では、このエラー出力状態は、3
回目のオン信号が入力している場合に過電流状態が発生
し検出される状態として示されている。
号を入力すると、IGBT1はオン遅延時間ONDの経
過後にオン状態となり、そのときにIGBT1Pに流れ
ている電流は電流検出回路2Pにより監視される。そし
て、IGBT1Pに流れている電流が過電流状態になっ
たことを過電流検出回路3Pが検出すると、そのときに
入力信号がオン信号であるときにのみ、過電流判定回路
4Pは”H”レベルの信号を出力することにより、IG
BT駆動回路7Pの出力を”L”レベルに制御し、これ
によりIGBT1Pのゲートを遮断してIGBT1Pを
オフ状態にする。と同時に、同回路4Pは、エラー出力
端子5より外部へ、IGBT1Pが過電流状態であるこ
とを知らせる。図12では、このエラー出力状態は、3
回目のオン信号が入力している場合に過電流状態が発生
し検出される状態として示されている。
【0009】ここでは、電流検出回路2Pの構成には抵
抗を用いているので、その抵抗の両端の電圧が過電流検
出回路3Pで設定されているしきい値電圧よりも大きく
なった場合に、過電流検出回路3Pは過電流状態を検出
する。この抵抗での発生電圧を大きく設定すると当該抵
抗でのパワーロスが大きくなるため、出来るだけ小さい
電圧を発生させるよう当該抵抗の値を設定している。と
ころが、もしIGBT1Pがオフ状態にあるときに電流
検出回路2Pの抵抗にノイズが乗り、そのノイズが過電
流検出回路3Pの設定電圧以上であった場合には、ノイ
ズを過電流として検出してしまう。これを防ぐために
は、入力端子にオン信号レベルの入力信号が入力されて
いるときにだけ過電流を検出するようにすれば、IGB
Tの動作がオフ時のときに、ノイズに起因して過電流状
態を検出してしまうという誤判定の発生を防ぐことがで
きる。そこで、図11の回路では、ノードN1Pと回路
4Pの一方の入力端とを信号線15Pでつなぐことで、
入力端子6Pにオン信号レベル(”H”レベル)の入力
信号が入力され、かつ、過電流検出器3Pが過電流を検
出したときに(”H”レベル出力)、過電流判定回路4
PはIGBT1Pが過電流状態にあると判定している。
抗を用いているので、その抵抗の両端の電圧が過電流検
出回路3Pで設定されているしきい値電圧よりも大きく
なった場合に、過電流検出回路3Pは過電流状態を検出
する。この抵抗での発生電圧を大きく設定すると当該抵
抗でのパワーロスが大きくなるため、出来るだけ小さい
電圧を発生させるよう当該抵抗の値を設定している。と
ころが、もしIGBT1Pがオフ状態にあるときに電流
検出回路2Pの抵抗にノイズが乗り、そのノイズが過電
流検出回路3Pの設定電圧以上であった場合には、ノイ
ズを過電流として検出してしまう。これを防ぐために
は、入力端子にオン信号レベルの入力信号が入力されて
いるときにだけ過電流を検出するようにすれば、IGB
Tの動作がオフ時のときに、ノイズに起因して過電流状
態を検出してしまうという誤判定の発生を防ぐことがで
きる。そこで、図11の回路では、ノードN1Pと回路
4Pの一方の入力端とを信号線15Pでつなぐことで、
入力端子6Pにオン信号レベル(”H”レベル)の入力
信号が入力され、かつ、過電流検出器3Pが過電流を検
出したときに(”H”レベル出力)、過電流判定回路4
PはIGBT1Pが過電流状態にあると判定している。
【0010】(従来の技術2−先行文献)又、先行文献
によって公知となったパワートランジスタの過電流保護
回路としては、例えば、特開平7−183781号公
報、特開平6−276073号公報、特開平6−2
76073号公報がある。
によって公知となったパワートランジスタの過電流保護
回路としては、例えば、特開平7−183781号公
報、特開平6−276073号公報、特開平6−2
76073号公報がある。
【0011】上記文献では、IGBTに流れる電流を
電流検出抵抗で電圧値として検出し、過電流状態を検出
したときにその電圧で以て制御サイリスタをオン状態と
することで、IGBTに対してターンオフの指令を発し
ている。
電流検出抵抗で電圧値として検出し、過電流状態を検出
したときにその電圧で以て制御サイリスタをオン状態と
することで、IGBTに対してターンオフの指令を発し
ている。
【0012】文献では、IGBTに流れる電流とIG
BTの駆動回路の入力信号の一部とに基づいて、IGB
Tに流れる電流が短絡事故により過電流状態となったか
否かを検出している。この機能は、上述した図11の回
路のそれと等価である。但し、文献では、IGBTが
オン状態にあるときに事故に起因して流れる過電流から
IGBTを保護することに、その主眼が置かれている。
BTの駆動回路の入力信号の一部とに基づいて、IGB
Tに流れる電流が短絡事故により過電流状態となったか
否かを検出している。この機能は、上述した図11の回
路のそれと等価である。但し、文献では、IGBTが
オン状態にあるときに事故に起因して流れる過電流から
IGBTを保護することに、その主眼が置かれている。
【0013】又、文献は、IGBTに流れる電流のみ
を検出することで過電流状態の発生を判定し、これによ
りIGBTの駆動電圧を制御している。本文献もま
た、オン時の短絡事故による過電流の検出に着眼点があ
る。
を検出することで過電流状態の発生を判定し、これによ
りIGBTの駆動電圧を制御している。本文献もま
た、オン時の短絡事故による過電流の検出に着眼点があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11に示し
た過電流保護回路では、信号線15Pを設けたことによ
り、新たな問題点を顕在化させるに至っている。この点
を、図11及び図13(a)〜(g)のタイミングチャ
ートを参照しつつ、以下に説明する。
た過電流保護回路では、信号線15Pを設けたことによ
り、新たな問題点を顕在化させるに至っている。この点
を、図11及び図13(a)〜(g)のタイミングチャ
ートを参照しつつ、以下に説明する。
【0015】今、入力信号がオン信号レベルである”
H”レベルからオフ信号レベルである”L”レベルに変
化し、IGBT1Pがオン状態からオフ状態に移行する
オフ遅延時間OFDが経過する前に(時刻T1)、IG
BT1Pに流れている電流が過電流状態になった場合を
考える。このとき、電流検出回路2PはIGBT1Pに
過電流が流れていることを示す電圧を過電流検出回路4
Pの入力端に出力し、その結果、回路4Pは“H”レベ
ルの出力信号を出力するが、この時点では入力信号がオ
フ信号レベルである”L”レベルにあるため、過電流判
定回路4PはIGBT1Pに流れている電流が過電流で
あるとは認識せず、IGBT1Pが過電流状態にあると
いう判定結果、つまりエラー出力を外部に知らせること
ができないという事態が生ずる。その結果、その時刻T
1以後も入力信号の供給は遮断されないこととなり、そ
の後再び入力信号がオン信号レベルに変化すると、過電
流判定回路4Pは、再びIGBT1Pがオン状態になり
過電流が流れたときのタイミング、即ち、時刻T2にお
いて、ようやく外部へ過電流状態の発生を知らせること
が可能となる。その結果、外部から供給される入力信号
は、それ以降になってオフ信号レベルに固定される。こ
のため、主電流がより一層大きな電流値となった、時刻
T2の状態でIGBT1Pをターンオフすることとなる
ので、大きなサージ電圧が必然的に発生してしまう。し
かも、そのタイミングで図示しないオン状態にある他の
IGBTをもターンオフすることとなってしまう。
H”レベルからオフ信号レベルである”L”レベルに変
化し、IGBT1Pがオン状態からオフ状態に移行する
オフ遅延時間OFDが経過する前に(時刻T1)、IG
BT1Pに流れている電流が過電流状態になった場合を
考える。このとき、電流検出回路2PはIGBT1Pに
過電流が流れていることを示す電圧を過電流検出回路4
Pの入力端に出力し、その結果、回路4Pは“H”レベ
ルの出力信号を出力するが、この時点では入力信号がオ
フ信号レベルである”L”レベルにあるため、過電流判
定回路4PはIGBT1Pに流れている電流が過電流で
あるとは認識せず、IGBT1Pが過電流状態にあると
いう判定結果、つまりエラー出力を外部に知らせること
ができないという事態が生ずる。その結果、その時刻T
1以後も入力信号の供給は遮断されないこととなり、そ
の後再び入力信号がオン信号レベルに変化すると、過電
流判定回路4Pは、再びIGBT1Pがオン状態になり
過電流が流れたときのタイミング、即ち、時刻T2にお
いて、ようやく外部へ過電流状態の発生を知らせること
が可能となる。その結果、外部から供給される入力信号
は、それ以降になってオフ信号レベルに固定される。こ
のため、主電流がより一層大きな電流値となった、時刻
T2の状態でIGBT1Pをターンオフすることとなる
ので、大きなサージ電圧が必然的に発生してしまう。し
かも、そのタイミングで図示しないオン状態にある他の
IGBTをもターンオフすることとなってしまう。
【0016】このような問題点は、既述した先行文献
〜においても同様に生ずるが、これらの文献〜で
は、そのような問題点は提示されていない。しかも、先
行文献では、IGBTがオフ時に、ノイズによって誤
った過電流状態の検出を外部へ出力してしまうという問
題点が未解決のまま残ってしまう。従って、これらの文
献〜は本問題点の解決手段にはならない。
〜においても同様に生ずるが、これらの文献〜で
は、そのような問題点は提示されていない。しかも、先
行文献では、IGBTがオフ時に、ノイズによって誤
った過電流状態の検出を外部へ出力してしまうという問
題点が未解決のまま残ってしまう。従って、これらの文
献〜は本問題点の解決手段にはならない。
【0017】図11〜図13の例で説明したように、従
来の過電流保護回路では、入力信号がオン信号であり、
かつ、過電流検出器(抵抗)が過電流状態を検出したと
きに、エラー出力端子よりパワートランジスタが過電流
状態であることを外部に知らせているため、パワートラ
ンジスタがオン動作からオフ動作へと移行するまでの間
に過電流状態が発生したときには、その発生タイミング
において、過電流状態の発生を検出することができず、
次のオン信号レベルの入力信号の入力後、オン遅延時間
だけ経過した時点、即ち、再びパワートランジスタが過
電流状態になった時点で、ようやく過電流状態が検出さ
れ、その結果が外部へ知らせるという事態が生じてい
る。この検出タイミングの遅延は、その間にパワートラ
ンジスタに流れる電流値が上昇するので、当該主電流の
値が過電流検出レベル(基準レベル)よりも更に一層大
きな電流値となった状態ないしタイミングにおいて、当
該パワートランジスタをターンオフ状態へと制御してし
まうという事態をもたらす。
来の過電流保護回路では、入力信号がオン信号であり、
かつ、過電流検出器(抵抗)が過電流状態を検出したと
きに、エラー出力端子よりパワートランジスタが過電流
状態であることを外部に知らせているため、パワートラ
ンジスタがオン動作からオフ動作へと移行するまでの間
に過電流状態が発生したときには、その発生タイミング
において、過電流状態の発生を検出することができず、
次のオン信号レベルの入力信号の入力後、オン遅延時間
だけ経過した時点、即ち、再びパワートランジスタが過
電流状態になった時点で、ようやく過電流状態が検出さ
れ、その結果が外部へ知らせるという事態が生じてい
る。この検出タイミングの遅延は、その間にパワートラ
ンジスタに流れる電流値が上昇するので、当該主電流の
値が過電流検出レベル(基準レベル)よりも更に一層大
きな電流値となった状態ないしタイミングにおいて、当
該パワートランジスタをターンオフ状態へと制御してし
まうという事態をもたらす。
【0018】かかる問題点は、負荷がモータ等の負荷装
置のインダクタンス成分の場合のみならず、負荷が抵抗
の場合にも生じうる問題点であり、パワートランジスタ
を用いたスイッチング回路において過電流が発生すると
きに一般的に生じうる問題点でもあると言える。
置のインダクタンス成分の場合のみならず、負荷が抵抗
の場合にも生じうる問題点であり、パワートランジスタ
を用いたスイッチング回路において過電流が発生すると
きに一般的に生じうる問題点でもあると言える。
【0019】本発明は、かかる懸案事項を解決すべくな
されたものである。
されたものである。
【0020】その第1の目的とするところは、パワート
ランジスタがオン動作時にある場合のみならず、パワー
トランジスタがオン動作からオフ動作へ移行するときに
おいても、過電流状態が発生したときには、その発生タ
イミングにおいて確実に過電流状態の検出を可能とし、
且つその発生タイミング近傍においてパワートランジス
タ自身をそれ以降遮断し続けて、大きなサージ電圧の発
生を防止すると共に、パワートランジスタを過電流から
より早い時期に保護することにある。
ランジスタがオン動作時にある場合のみならず、パワー
トランジスタがオン動作からオフ動作へ移行するときに
おいても、過電流状態が発生したときには、その発生タ
イミングにおいて確実に過電流状態の検出を可能とし、
且つその発生タイミング近傍においてパワートランジス
タ自身をそれ以降遮断し続けて、大きなサージ電圧の発
生を防止すると共に、パワートランジスタを過電流から
より早い時期に保護することにある。
【0021】更に第2の目的は、そのタイミングで、検
出した過電流状態の発生をエラーとして他のパワートラ
ンジスタの駆動制御系へ知らせることである。
出した過電流状態の発生をエラーとして他のパワートラ
ンジスタの駆動制御系へ知らせることである。
【0022】そして、上記制御系を介して他のパワート
ランジスタをも同様に遮断し、他のパワートランジスタ
におけるターンオフ時のサージ電圧をも抑制することに
ある。
ランジスタをも同様に遮断し、他のパワートランジスタ
におけるターンオフ時のサージ電圧をも抑制することに
ある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
半導体回路は、負荷に接続された第1主電極と、第2主
電極と、制御電極とを備え、前記制御電極に印加される
制御電圧がしきい値電圧以上のときに前記第1主電極と
前記第2主電極との間に主電流を流すパワートランジス
タと、交互に周期的に変動するオン信号レベルとオフ信
号レベルとを有する外部の入力信号を受信して伝達する
入力信号線と、前記入力信号線に接続された入力端と前
記パワートランジスタの前記制御電極に接続された出力
端とを備え、前記入力信号のレベルが前記オン信号レベ
ルのときには前記入力信号の入力時からオン遅延時間だ
け遅延した後に前記しきい値電圧以上の前記制御電圧を
前記出力端より出力し、前記入力信号の前記レベルが前
記オフ信号レベルのときには前記入力信号の入力時から
オフ遅延時間だけ遅延した後に前記しきい値電圧未満の
前記制御電圧を前記出力端より出力する、駆動回路と、
前記パワートランジスタの前記主電流と前記制御電圧と
をその入力信号として、前記制御電圧が前記しきい値電
圧以上であり、且つ前記主電流が所定のしきい値電流以
上にあることを検出したときに前記パワートランジスタ
が過電流状態にあると判定する判定回路とを備える。
半導体回路は、負荷に接続された第1主電極と、第2主
電極と、制御電極とを備え、前記制御電極に印加される
制御電圧がしきい値電圧以上のときに前記第1主電極と
前記第2主電極との間に主電流を流すパワートランジス
タと、交互に周期的に変動するオン信号レベルとオフ信
号レベルとを有する外部の入力信号を受信して伝達する
入力信号線と、前記入力信号線に接続された入力端と前
記パワートランジスタの前記制御電極に接続された出力
端とを備え、前記入力信号のレベルが前記オン信号レベ
ルのときには前記入力信号の入力時からオン遅延時間だ
け遅延した後に前記しきい値電圧以上の前記制御電圧を
前記出力端より出力し、前記入力信号の前記レベルが前
記オフ信号レベルのときには前記入力信号の入力時から
オフ遅延時間だけ遅延した後に前記しきい値電圧未満の
前記制御電圧を前記出力端より出力する、駆動回路と、
前記パワートランジスタの前記主電流と前記制御電圧と
をその入力信号として、前記制御電圧が前記しきい値電
圧以上であり、且つ前記主電流が所定のしきい値電流以
上にあることを検出したときに前記パワートランジスタ
が過電流状態にあると判定する判定回路とを備える。
【0024】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の半導体回路において、前記判定回路は、前記制御電圧
と前記しきい値電圧との第1比較、及び前記主電流と前
記しきい値電流との第2比較を実行し、前記第1比較の
結果と前記第2比較の結果とに基づいて前記過電流状態
の発生を判定することを特徴とする。
の半導体回路において、前記判定回路は、前記制御電圧
と前記しきい値電圧との第1比較、及び前記主電流と前
記しきい値電流との第2比較を実行し、前記第1比較の
結果と前記第2比較の結果とに基づいて前記過電流状態
の発生を判定することを特徴とする。
【0025】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2記載の半導体回路において、前記判定回路の出力端に
接続され、前記判定回路の判定結果を与える出力信号を
エラー検出信号として出力する出力信号線を更に備える
ことを特徴とする。
2記載の半導体回路において、前記判定回路の出力端に
接続され、前記判定回路の判定結果を与える出力信号を
エラー検出信号として出力する出力信号線を更に備える
ことを特徴とする。
【0026】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の半導体回路において、前記入力信号線と前記出力信
号線とに接続され、前記エラー検出信号が前記パワート
ランジスタが前記過電流状態にあることを示すときに
は、前記エラー検出信号の入力タイミングに応じて、前
記入力信号のレベルを前記オフ信号レベルに固定する制
御回路とを更に備えることを特徴とする。
載の半導体回路において、前記入力信号線と前記出力信
号線とに接続され、前記エラー検出信号が前記パワート
ランジスタが前記過電流状態にあることを示すときに
は、前記エラー検出信号の入力タイミングに応じて、前
記入力信号のレベルを前記オフ信号レベルに固定する制
御回路とを更に備えることを特徴とする。
【0027】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の半導体回路において、前記パワートランジスタと共
に外部の負荷装置を駆動するための他のパワートランジ
スタと、前記制御回路にその入力端が接続され、前記制
御回路が出力する、前記オン信号レベルと前記オフ信号
レベルとを交互に変動する、他の入力信号を受けて、前
記他のパワートランジスタを駆動する他の駆動回路とを
更に備え、前記制御回路は、前記エラー検出信号が前記
パワートランジスタが前記過電流状態にあることを示す
ときには、前記エラー検出信号の入力タイミングに応じ
て、前記他の入力信号のレベルを前記オフ信号レベルに
固定することを特徴とする。
載の半導体回路において、前記パワートランジスタと共
に外部の負荷装置を駆動するための他のパワートランジ
スタと、前記制御回路にその入力端が接続され、前記制
御回路が出力する、前記オン信号レベルと前記オフ信号
レベルとを交互に変動する、他の入力信号を受けて、前
記他のパワートランジスタを駆動する他の駆動回路とを
更に備え、前記制御回路は、前記エラー検出信号が前記
パワートランジスタが前記過電流状態にあることを示す
ときには、前記エラー検出信号の入力タイミングに応じ
て、前記他の入力信号のレベルを前記オフ信号レベルに
固定することを特徴とする。
【0028】請求項6に記載の発明では、請求項1乃至
5の何れかに記載の半導体回路において、前記駆動回路
は前記判定回路の前記出力端にも接続されており、前記
入力信号の前記レベルが前記オン信号レベルにあり且つ
前記判定回路の前記判定結果が前記過電流状態の検出を
与えるときには、前記しきい値電圧以上にある前記制御
電圧を前記しきい値電圧未満の電圧に変更することを特
徴とする。
5の何れかに記載の半導体回路において、前記駆動回路
は前記判定回路の前記出力端にも接続されており、前記
入力信号の前記レベルが前記オン信号レベルにあり且つ
前記判定回路の前記判定結果が前記過電流状態の検出を
与えるときには、前記しきい値電圧以上にある前記制御
電圧を前記しきい値電圧未満の電圧に変更することを特
徴とする。
【0029】請求項7に記載の発明は、負荷に接続され
たパワートランジスタを過電流状態から保護する回路で
あって、前記パワートランジスタの制御電圧を示す第1
入力信号と前記パワートランジスタに流れる主電流を示
す第2入力信号とに基づいて、前記主電流が前記過電流
状態にあることを検出し、その検出結果を外部へ出力す
ることを特徴とする。
たパワートランジスタを過電流状態から保護する回路で
あって、前記パワートランジスタの制御電圧を示す第1
入力信号と前記パワートランジスタに流れる主電流を示
す第2入力信号とに基づいて、前記主電流が前記過電流
状態にあることを検出し、その検出結果を外部へ出力す
ることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】既述した問題点を解決するため
に、本実施の形態に係る半導体回路では、パワートラ
ンジスタの制御電極に印加される制御電圧がそのパワー
トランジスタのしきい値電圧以上であり、かつ、過電
流検出器が過電流状態を検出したときに、パワートラン
ジスタが過電流状態にあるものと判定し、かつ、その検
出タイミングに応じて当該パワートランジスタ及び他の
パワートランジスタを遮断するように構成している。こ
れにより、当該パワートランジスタを過電流状態の発生
後より早い時期において過電流から保護することが可能
になる共に、大きなターンオフサージ電圧の発生が抑え
られる。以下、本半導体回路のかかる特徴を添付図面に
基づき具体的に説明する。
に、本実施の形態に係る半導体回路では、パワートラ
ンジスタの制御電極に印加される制御電圧がそのパワー
トランジスタのしきい値電圧以上であり、かつ、過電
流検出器が過電流状態を検出したときに、パワートラン
ジスタが過電流状態にあるものと判定し、かつ、その検
出タイミングに応じて当該パワートランジスタ及び他の
パワートランジスタを遮断するように構成している。こ
れにより、当該パワートランジスタを過電流状態の発生
後より早い時期において過電流から保護することが可能
になる共に、大きなターンオフサージ電圧の発生が抑え
られる。以下、本半導体回路のかかる特徴を添付図面に
基づき具体的に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、三相交流モータ
M(負荷装置に該当)を駆動するためのインバータ回路
として用いられる場合の、本発明に係る半導体回路を示
すブロック図である。
M(負荷装置に該当)を駆動するためのインバータ回路
として用いられる場合の、本発明に係る半導体回路を示
すブロック図である。
【0032】同図1に示す通り、本半導体回路は、第1
インバータ回路部INVU,第2インバータ回路部IN
VV,第3インバータ回路部INVW及びマイクロコン
ピュータ21とに大別される。各インバータ回路部IN
VU〜INVWは、三相交流モータMの各コイルないし
各インダクタンス成分LU,LV,LWに接続された出
力端子U,V,Wを有しており、各回路部INVU〜I
NVW内の回路構成は同一である。そのため、図1で
は、便宜上、第1インバータ回路部INVUについての
み、その内部構成を示している。
インバータ回路部INVU,第2インバータ回路部IN
VV,第3インバータ回路部INVW及びマイクロコン
ピュータ21とに大別される。各インバータ回路部IN
VU〜INVWは、三相交流モータMの各コイルないし
各インダクタンス成分LU,LV,LWに接続された出
力端子U,V,Wを有しており、各回路部INVU〜I
NVW内の回路構成は同一である。そのため、図1で
は、便宜上、第1インバータ回路部INVUについての
み、その内部構成を示している。
【0033】各インバータ回路部INVU〜INVWの
内部構成は、対応する出力端子U(V,W)において互
いに接続された、高電位側のスイッチング素子としての
パワートランジスタ1Aと、低電位側のスイッチング素
子としてのパワートランジスタ1とに対応して、2つの
過電流保護回路に大別される。尚、ここでは、パワート
ランジスタはいずれもIGBTであり、特に図1の例で
は、センス端子S付きのものである。上記の両保護回路
での相違点は、IGBT1のコレクタ端子Cが出力端子
Uを介してモータM側のインダクタンス成分(L)とフ
リーホイールダイオード23とに接続されているのに対
して、他のIGBT1Aの方では、そのエミッタ端子E
が出力端子Uを介してモータM側のインダクタンス成分
(L’)とフリーホイールダイオード23Aとに接続さ
れている点にあり、それ以外の点は両保護回路では同一
である。そこで、以下では、過電流からIGBT1を保
護するための保護回路20について、その構成とその動
作を後述する図2以下の図面において説明することと
し、IGBT1Aの保護回路内の各要素は、同回路20
内の対応する各要素の符号の右側に記号Aを付すること
で表わしている。
内部構成は、対応する出力端子U(V,W)において互
いに接続された、高電位側のスイッチング素子としての
パワートランジスタ1Aと、低電位側のスイッチング素
子としてのパワートランジスタ1とに対応して、2つの
過電流保護回路に大別される。尚、ここでは、パワート
ランジスタはいずれもIGBTであり、特に図1の例で
は、センス端子S付きのものである。上記の両保護回路
での相違点は、IGBT1のコレクタ端子Cが出力端子
Uを介してモータM側のインダクタンス成分(L)とフ
リーホイールダイオード23とに接続されているのに対
して、他のIGBT1Aの方では、そのエミッタ端子E
が出力端子Uを介してモータM側のインダクタンス成分
(L’)とフリーホイールダイオード23Aとに接続さ
れている点にあり、それ以外の点は両保護回路では同一
である。そこで、以下では、過電流からIGBT1を保
護するための保護回路20について、その構成とその動
作を後述する図2以下の図面において説明することと
し、IGBT1Aの保護回路内の各要素は、同回路20
内の対応する各要素の符号の右側に記号Aを付すること
で表わしている。
【0034】保護回路20(20A)は、入力端子6
(6A)とエラー出力端子9(9A)とを有しており、
マイクロコンピュータ22、主としてその制御部22
(CPU等より成る)より出力される入力信号VIN1
(VIN1A)を、その入力端子6(6A)において受
信する。又、そのエラー出力端子9(9A)より、保護
回路20は、パルス信号であるエラー検出信号VO1
(VO1A)を出力する。ここでは、同検出信号VO1
(VO1A)は一旦タイマ24に入力され、タイマ24
は、信号VO1(VO1A)のパルスのduration time
を適切な値に調節した上で、再びそれをエラー検出信号
VO11(VO1A1)として制御部22へ出力する。
(6A)とエラー出力端子9(9A)とを有しており、
マイクロコンピュータ22、主としてその制御部22
(CPU等より成る)より出力される入力信号VIN1
(VIN1A)を、その入力端子6(6A)において受
信する。又、そのエラー出力端子9(9A)より、保護
回路20は、パルス信号であるエラー検出信号VO1
(VO1A)を出力する。ここでは、同検出信号VO1
(VO1A)は一旦タイマ24に入力され、タイマ24
は、信号VO1(VO1A)のパルスのduration time
を適切な値に調節した上で、再びそれをエラー検出信号
VO11(VO1A1)として制御部22へ出力する。
【0035】このエラー検出信号VO11(VO1A
1)の入力を受けて、制御部22は、IGBT1及びそ
れ以外の他のIGBTのゲートを遮断してそれ以降、こ
れらのIGBTを全てオフ状態に固定すべく、それらの
IGBT(1,1A,…)を駆動している各インバータ
回路部内のIGBT駆動回路7(7A)に対して、オフ
信号レベル(”L”)に固定された入力信号VIN1〜
VIN3Aを直ちに出力する。
1)の入力を受けて、制御部22は、IGBT1及びそ
れ以外の他のIGBTのゲートを遮断してそれ以降、こ
れらのIGBTを全てオフ状態に固定すべく、それらの
IGBT(1,1A,…)を駆動している各インバータ
回路部内のIGBT駆動回路7(7A)に対して、オフ
信号レベル(”L”)に固定された入力信号VIN1〜
VIN3Aを直ちに出力する。
【0036】各保護回路のIGBTの負荷の値は、全て
のIGBTの駆動制御いかんによって定まり、インダク
タンス成分LU,LV,LWに基づき個々に定まる。そ
して、各IGBT1(1A)の負荷とそれに並列接続さ
れるフリーホイールダイオード23(23A)との存在
によって、各IGBT1(1A)がオフ状態となって
も、再びIGBT1(1A)がオン状態に戻るまでの期
間中は、主電流が各IGBT1(1A)とそれに対応す
るフリーホイールダイオード23(23A)とで構成さ
れる閉ループ内を流れ続けることになるので、再び各I
GBT1(1A)がオン状態になると、理想的には、オ
フ状態中に上記閉ループ内を流れていたときの電流値の
レベルを出発点として(実際には多少レベルが下が
る)、主電流が増加することになる(図7(c)参
照)。このため、各IGBT1(1A)に流れる主電流
は、入力信号がオン,オフを繰り返す毎に増大すること
となり、やがては主電流のレベルが過電流検出レベルを
越えるという状態が発生する。
のIGBTの駆動制御いかんによって定まり、インダク
タンス成分LU,LV,LWに基づき個々に定まる。そ
して、各IGBT1(1A)の負荷とそれに並列接続さ
れるフリーホイールダイオード23(23A)との存在
によって、各IGBT1(1A)がオフ状態となって
も、再びIGBT1(1A)がオン状態に戻るまでの期
間中は、主電流が各IGBT1(1A)とそれに対応す
るフリーホイールダイオード23(23A)とで構成さ
れる閉ループ内を流れ続けることになるので、再び各I
GBT1(1A)がオン状態になると、理想的には、オ
フ状態中に上記閉ループ内を流れていたときの電流値の
レベルを出発点として(実際には多少レベルが下が
る)、主電流が増加することになる(図7(c)参
照)。このため、各IGBT1(1A)に流れる主電流
は、入力信号がオン,オフを繰り返す毎に増大すること
となり、やがては主電流のレベルが過電流検出レベルを
越えるという状態が発生する。
【0037】そこで、この状態をその発生タイミングに
できる限り近いタイミングで検出し(理想的には同
時)、かつ、この情報を直ちにマイクロコンピュータ2
1へ伝えて各IGBTを出来る限り早いタイミングで遮
断してしまうことが、過電流状態となった当該IGBT
1の保護のため及び、当該IGBT1(1A)における
ターンオフ時のサージ電圧の低減化という観点から、必
要となる。この要求を、図1の保護回路20は次に述べ
る通り実現している。
できる限り近いタイミングで検出し(理想的には同
時)、かつ、この情報を直ちにマイクロコンピュータ2
1へ伝えて各IGBTを出来る限り早いタイミングで遮
断してしまうことが、過電流状態となった当該IGBT
1の保護のため及び、当該IGBT1(1A)における
ターンオフ時のサージ電圧の低減化という観点から、必
要となる。この要求を、図1の保護回路20は次に述べ
る通り実現している。
【0038】図2において、主たる参照符号はそれぞれ
次のものを示す。即ち、1はパワートランジスタである
IGBT、2は電流検出回路、3は過電流検出回路、4
は過電流判定回路、5はIGBT1の制御電極であるゲ
ートGに印加される電圧を検出するゲート電圧検出回
路、6は入力端子、7はIGBT駆動回路、8はゲート
抵抗、9はエラー出力端子、10は判定回路、12は入
力信号線、19は出力信号線である。
次のものを示す。即ち、1はパワートランジスタである
IGBT、2は電流検出回路、3は過電流検出回路、4
は過電流判定回路、5はIGBT1の制御電極であるゲ
ートGに印加される電圧を検出するゲート電圧検出回
路、6は入力端子、7はIGBT駆動回路、8はゲート
抵抗、9はエラー出力端子、10は判定回路、12は入
力信号線、19は出力信号線である。
【0039】図2に示すパワートランジスタの過電流保
護回路20のより詳細な構成は、次の通りである。
護回路20のより詳細な構成は、次の通りである。
【0040】先ず、パワートランジスタであるIGBT
1のコレクタ端子Cは、図1に示したフリーホイールダ
イオード23と並列に接続された負荷、即ちインダクタ
ンスLの一端に接続されている。インダクタンスLの他
端は電源電圧VCCの直流電源に接続されている。この
インダクタンスLは、図1に示す三相モータMの各コイ
ルの励磁状態に基づき(それは、既述した第1〜第3イ
ンバータ回路部INVU〜INVW内の各パワートラン
ジスタのON,OFF状態に依存する)、従ってインダ
クタンス成分LU,LV,LWに基づき定まる負荷であ
る。他方、IGBT1のエミッタ端子Eは、図1に示す
通りに、接地されている。又、IGBT1のゲートG
は、IGBT駆動回路7の出力端子N1に接続されてい
る。このゲートGに印加される制御電圧のレベルに応じ
て、IGBT1のオン・オフ動作は制御される。即ち、
制御電圧がIGBT1のしきい値電圧以上のときにはI
GBT1の動作はオン状態となり、そのコレクタC−エ
ミッタE間に主電流が流れる。ここでは、IGBT1は
センス端子Sを有しているため、センス端子Sを介して
主電流のレベルを検出することが可能である。
1のコレクタ端子Cは、図1に示したフリーホイールダ
イオード23と並列に接続された負荷、即ちインダクタ
ンスLの一端に接続されている。インダクタンスLの他
端は電源電圧VCCの直流電源に接続されている。この
インダクタンスLは、図1に示す三相モータMの各コイ
ルの励磁状態に基づき(それは、既述した第1〜第3イ
ンバータ回路部INVU〜INVW内の各パワートラン
ジスタのON,OFF状態に依存する)、従ってインダ
クタンス成分LU,LV,LWに基づき定まる負荷であ
る。他方、IGBT1のエミッタ端子Eは、図1に示す
通りに、接地されている。又、IGBT1のゲートG
は、IGBT駆動回路7の出力端子N1に接続されてい
る。このゲートGに印加される制御電圧のレベルに応じ
て、IGBT1のオン・オフ動作は制御される。即ち、
制御電圧がIGBT1のしきい値電圧以上のときにはI
GBT1の動作はオン状態となり、そのコレクタC−エ
ミッタE間に主電流が流れる。ここでは、IGBT1は
センス端子Sを有しているため、センス端子Sを介して
主電流のレベルを検出することが可能である。
【0041】以上の通り、図2の回路20では、IGB
T1のコレクタ端子ないしコレクタ電極Cが「第1主電
極」に、ゲートGが「制御電極」に、エミッタ端子ない
しエミッタ電極Eが「第2電極」に、それぞれ該当す
る。
T1のコレクタ端子ないしコレクタ電極Cが「第1主電
極」に、ゲートGが「制御電極」に、エミッタ端子ない
しエミッタ電極Eが「第2電極」に、それぞれ該当す
る。
【0042】IGBT駆動回路7の構成は次の通りであ
る。即ち、入力端子6にその一端が接続された入力信号
線12の他端が、同回路7の入力端をなすインバータ7
aの入力端に接続されている。ここで、入力信号線12
は、入力端子6で受信した、交互に周期的にオン信号レ
ベル(“H”レベル)とオフ信号レベル(“L”レベ
ル)との間でレベル変動を行う入力信号VIN1(図
1)を本回路20内に入力して、IGBT駆動回路7へ
伝送する。IGBT駆動回路7のインバータ7aの出力
端は、NOR回路7bの第1入力端に接続される。NO
R回路7bの第2入力端は、後述する判定回路10の出
力端であるノードN2にその一端が接続された第2出力
信号線13の他端に接続されている。更にNOR回路7
bの出力端は、NPNトランジスタ7cとPNPトラン
ジスタ7dとから成るバッファ回路の入力端(各トラン
ジスタ7c,7dのベース)に接続され、バッファ回路
の出力端はゲート抵抗8を介してIGBT1のゲートG
ないしノードN1に接続されている。IGBT駆動回路
7は、入力信号VIN1が“L”レベルから”H”レベ
ルに立上がったときには、その立上がりタイミングから
オン遅延時間だけ経過した時点で、“H”レベルの制御
電圧をゲートGに印加する。逆に、入力信号VIN1
が”H”レベルから”L”レベルに立下がったときに
は、その立ち下がりタイミングからオフ遅延時間だけ経
過した時点で、同駆動回路7は制御電圧を“L”レベル
へと変化させる。
る。即ち、入力端子6にその一端が接続された入力信号
線12の他端が、同回路7の入力端をなすインバータ7
aの入力端に接続されている。ここで、入力信号線12
は、入力端子6で受信した、交互に周期的にオン信号レ
ベル(“H”レベル)とオフ信号レベル(“L”レベ
ル)との間でレベル変動を行う入力信号VIN1(図
1)を本回路20内に入力して、IGBT駆動回路7へ
伝送する。IGBT駆動回路7のインバータ7aの出力
端は、NOR回路7bの第1入力端に接続される。NO
R回路7bの第2入力端は、後述する判定回路10の出
力端であるノードN2にその一端が接続された第2出力
信号線13の他端に接続されている。更にNOR回路7
bの出力端は、NPNトランジスタ7cとPNPトラン
ジスタ7dとから成るバッファ回路の入力端(各トラン
ジスタ7c,7dのベース)に接続され、バッファ回路
の出力端はゲート抵抗8を介してIGBT1のゲートG
ないしノードN1に接続されている。IGBT駆動回路
7は、入力信号VIN1が“L”レベルから”H”レベ
ルに立上がったときには、その立上がりタイミングから
オン遅延時間だけ経過した時点で、“H”レベルの制御
電圧をゲートGに印加する。逆に、入力信号VIN1
が”H”レベルから”L”レベルに立下がったときに
は、その立ち下がりタイミングからオフ遅延時間だけ経
過した時点で、同駆動回路7は制御電圧を“L”レベル
へと変化させる。
【0043】尚、モータないし負荷側の定格容量の増大
に応じて駆動回路7のバッファ回路等の段数を増加させ
るときには、それに応じて上記オン遅延時間、オフ遅延
時間も増大する。通常、同回路7のバッファ回路等の段
数は1段から2段である。
に応じて駆動回路7のバッファ回路等の段数を増加させ
るときには、それに応じて上記オン遅延時間、オフ遅延
時間も増大する。通常、同回路7のバッファ回路等の段
数は1段から2段である。
【0044】判定回路10は、本保護回路20の中核を
なす部分であり、その第1入力端はゲート電圧検出回路
5の入力端であり、その第2入力端は電流検出回路2の
入力端にあたる。即ち、IGBT1のセンス端子Sにそ
の一端が接続され、IGBT1の主電流を伝送する主電
流入力信号線(第2入力信号線)14の他端は、電流検
出回路2の入力端に接続されており、ノードN1に一端
が接続され、制御電圧を与える信号を伝送するゲート電
圧入力信号線(第1入力信号線)15の他端は、ゲート
電圧検出回路5の入力端(第1入力端)に接続されてい
る。そして、電流検出回路2の出力信号線16は、過電
流検出回路3の入力端(第1入力端)に接続され、過電
流検出回路3の出力信号線17及びゲート電圧検出回路
5の出力信号線18は、AND回路より成る過電流判定
回路4の第1入力端及び第2入力端にそれぞれ接続され
ている。そして、過電流判定回路4、従って、判定回路
10の出力端であるノードN2に一端が接続され、NP
Nトランジスタ11を介して、その他端がエラー出力端
子9に接続された、第1出力信号線19は、IGBT1
の過電流状態の判定結果を与えるエラー検出信号(図1
では、出力信号VO1,VO1Aに該当)を伝送し、こ
れを外部へ出力する。又、出力端ノードN2において第
1出力信号線19から分岐した第2出力信号線13は、
前述の通り、NOR回路7bの第2入力端へ過電流状態
の判定結果を伝送する。
なす部分であり、その第1入力端はゲート電圧検出回路
5の入力端であり、その第2入力端は電流検出回路2の
入力端にあたる。即ち、IGBT1のセンス端子Sにそ
の一端が接続され、IGBT1の主電流を伝送する主電
流入力信号線(第2入力信号線)14の他端は、電流検
出回路2の入力端に接続されており、ノードN1に一端
が接続され、制御電圧を与える信号を伝送するゲート電
圧入力信号線(第1入力信号線)15の他端は、ゲート
電圧検出回路5の入力端(第1入力端)に接続されてい
る。そして、電流検出回路2の出力信号線16は、過電
流検出回路3の入力端(第1入力端)に接続され、過電
流検出回路3の出力信号線17及びゲート電圧検出回路
5の出力信号線18は、AND回路より成る過電流判定
回路4の第1入力端及び第2入力端にそれぞれ接続され
ている。そして、過電流判定回路4、従って、判定回路
10の出力端であるノードN2に一端が接続され、NP
Nトランジスタ11を介して、その他端がエラー出力端
子9に接続された、第1出力信号線19は、IGBT1
の過電流状態の判定結果を与えるエラー検出信号(図1
では、出力信号VO1,VO1Aに該当)を伝送し、こ
れを外部へ出力する。又、出力端ノードN2において第
1出力信号線19から分岐した第2出力信号線13は、
前述の通り、NOR回路7bの第2入力端へ過電流状態
の判定結果を伝送する。
【0045】電流検出回路2は、図3に示す通り、その
一端が出力端をなし、その他端が接地された電流検出抵
抗Rより成る。この抵抗Rの値は、図11の回路の場合
と同様に、抵抗Rでのパワーロスを低減させるという観
点から、出来るだけ小さい電圧を発生させるように、設
定されている。
一端が出力端をなし、その他端が接地された電流検出抵
抗Rより成る。この抵抗Rの値は、図11の回路の場合
と同様に、抵抗Rでのパワーロスを低減させるという観
点から、出来るだけ小さい電圧を発生させるように、設
定されている。
【0046】過電流検出回路3は、図4に示すように、
第2比較処理をなす第2比較器C2より成る。同比較器
C2の第1入力端は出力信号線16に接続されており、
その第2入力端には、主電流が過電流の状態になったか
否かの判定基準としての、しきい値電流に相当する第2
しきい値電圧VTH2(過電流検出レベル)が与えられ
ている。従って、第2比較器C2は、出力信号線16の
電圧が第2しきい値電圧VTH2以上のときに、過電流
状態の発生を与える、“H”レベルの出力信号を出力す
る(第2比較)。そうでないときは、第2比較器C2
は”L”レベルの出力信号を出力するのみである。
第2比較処理をなす第2比較器C2より成る。同比較器
C2の第1入力端は出力信号線16に接続されており、
その第2入力端には、主電流が過電流の状態になったか
否かの判定基準としての、しきい値電流に相当する第2
しきい値電圧VTH2(過電流検出レベル)が与えられ
ている。従って、第2比較器C2は、出力信号線16の
電圧が第2しきい値電圧VTH2以上のときに、過電流
状態の発生を与える、“H”レベルの出力信号を出力す
る(第2比較)。そうでないときは、第2比較器C2
は”L”レベルの出力信号を出力するのみである。
【0047】ゲート電圧検出回路5は、図5に示すよう
に、第1入力端に上記信号線15を入力し、その第2入
力端にIGBT1のしきい値電圧に相当する第1しきい
値電圧VTH1が印加された、第1比較器C1を有す
る。同比較器C1も、出力信号線15の電圧が第1しき
い値電圧VTH1以上のときにのみ、IGBT1の制御
電圧がIGBT1のしきい値電圧以上にあること、即
ち、IGBT1が現にオン動作状態にあることを与え
る、“H”レベルの出力信号を出力する(第1比較)。
に、第1入力端に上記信号線15を入力し、その第2入
力端にIGBT1のしきい値電圧に相当する第1しきい
値電圧VTH1が印加された、第1比較器C1を有す
る。同比較器C1も、出力信号線15の電圧が第1しき
い値電圧VTH1以上のときにのみ、IGBT1の制御
電圧がIGBT1のしきい値電圧以上にあること、即
ち、IGBT1が現にオン動作状態にあることを与え
る、“H”レベルの出力信号を出力する(第1比較)。
【0048】尚、判定回路10中、上記回路3〜5から
成る部分は、変形例として後述する図9や図10の回路
においては、回路10Pとして表示されている。
成る部分は、変形例として後述する図9や図10の回路
においては、回路10Pとして表示されている。
【0049】一方、図6は、図1の各インバータ回路部
INVU〜INVWに関して、対応する出力端子U、V
又はWにおいてIGBT1に接続された他のIGBT1
A用の、過電流に対する保護回路20Aを示すブロック
図である。同回路20Aの場合には、他のIGBT1A
はIGBT1に対して高電位側のスイッチング素子をな
しているので、そのエミッタ端子ないしエミッタ電極E
が負荷L’に接続された「第1主電極」をなし、そのコ
レクタ端子ないしコレクタ電極Cが「第2主電極」に該
当する。この定義は、図2のIGBT1のそれとは逆の
関係となる。図6中では、図2の対応する回路の符号の
右側に記号Aを付けて、各回路を表わしている。
INVU〜INVWに関して、対応する出力端子U、V
又はWにおいてIGBT1に接続された他のIGBT1
A用の、過電流に対する保護回路20Aを示すブロック
図である。同回路20Aの場合には、他のIGBT1A
はIGBT1に対して高電位側のスイッチング素子をな
しているので、そのエミッタ端子ないしエミッタ電極E
が負荷L’に接続された「第1主電極」をなし、そのコ
レクタ端子ないしコレクタ電極Cが「第2主電極」に該
当する。この定義は、図2のIGBT1のそれとは逆の
関係となる。図6中では、図2の対応する回路の符号の
右側に記号Aを付けて、各回路を表わしている。
【0050】以上のように、同回路20Aは、図2の回
路20と比較して、負荷とIGBTとの接続関係が変わ
っているだけなので、回路20と同一の作用・機能を発
揮する。そこで、以下では、図2の回路について、その
動作を説明することとする。
路20と比較して、負荷とIGBTとの接続関係が変わ
っているだけなので、回路20と同一の作用・機能を発
揮する。そこで、以下では、図2の回路について、その
動作を説明することとする。
【0051】(1) オン動作からオフ動作への移行中に
過電流が流れる場合 このときの動作を図7(a)〜図7(h)のタイミング
チャートに示す。
過電流が流れる場合 このときの動作を図7(a)〜図7(h)のタイミング
チャートに示す。
【0052】入力端子6にオン信号レベルである”H”
レベルの入力信号VIN1が入力されると、オン遅延時
間経過後に制御電圧は“H”レベルに立上がり、IGB
T1がオン状態になり、IGBT1に主電流が流れる。
そして、その主電流のレベルを電流検出回路2は監視し
ている。
レベルの入力信号VIN1が入力されると、オン遅延時
間経過後に制御電圧は“H”レベルに立上がり、IGB
T1がオン状態になり、IGBT1に主電流が流れる。
そして、その主電流のレベルを電流検出回路2は監視し
ている。
【0053】ここで、入力端子6にオフ信号レベルであ
る”L”レベルの入力信号VIN1が入力され、その
後、IGBT1がオフ状態となるまでのオフ遅延時間O
FDが経過する前の時刻T1において、IGBT1に流
れている主電流のレベルが過電流検出レベルに至る場合
を考える。このとき、過電流検出回路3が過電流を検
出し、“H”レベルの出力信号を出力する。しかも、
IGBT1のゲートGに印加されている制御電圧は、時
刻T1においてもIGBT1のしきい値電圧より大きい
状態にあるので、この状態をゲート電圧検出回路9が検
出して”H”レベルの出力信号を出力する。その結果、
過電流判定回路4は”H”レベルの出力信号を出力し、
その出力信号は、トランジスタ11によってレベル的に
反転された上で、過電流状態の発生を与えるエラー検出
信号として、エラー出力端子9より外部のマイクロコン
ピュータ側へと送信され、マイクロコンピュータ21
(図1)に、IGBT1が過電流状態にあるという情報
が、時刻T1近傍のタイミングにおいて知らされる。
る”L”レベルの入力信号VIN1が入力され、その
後、IGBT1がオフ状態となるまでのオフ遅延時間O
FDが経過する前の時刻T1において、IGBT1に流
れている主電流のレベルが過電流検出レベルに至る場合
を考える。このとき、過電流検出回路3が過電流を検
出し、“H”レベルの出力信号を出力する。しかも、
IGBT1のゲートGに印加されている制御電圧は、時
刻T1においてもIGBT1のしきい値電圧より大きい
状態にあるので、この状態をゲート電圧検出回路9が検
出して”H”レベルの出力信号を出力する。その結果、
過電流判定回路4は”H”レベルの出力信号を出力し、
その出力信号は、トランジスタ11によってレベル的に
反転された上で、過電流状態の発生を与えるエラー検出
信号として、エラー出力端子9より外部のマイクロコン
ピュータ側へと送信され、マイクロコンピュータ21
(図1)に、IGBT1が過電流状態にあるという情報
が、時刻T1近傍のタイミングにおいて知らされる。
【0054】これを受けて、図1のマイクロコンピュー
タ21(ないし制御部22)は、IGBT駆動回路7及
び他の全てのパワートランジスタの駆動回路へ、オフ信
号レベルにそのレベルが固定された入力信号VIN1,
VIN1A,VIN2,VIN2A,VIN3,VIN
3Aをそれぞれ出力して、これらのパワートランジスタ
の全てを直ちにターンオフ状態へと遮断し、かつその遮
断状態を維持する。但し、パワートランジスタ1は、時
刻(T1+t1)の時点で既にオフ状態にある。
タ21(ないし制御部22)は、IGBT駆動回路7及
び他の全てのパワートランジスタの駆動回路へ、オフ信
号レベルにそのレベルが固定された入力信号VIN1,
VIN1A,VIN2,VIN2A,VIN3,VIN
3Aをそれぞれ出力して、これらのパワートランジスタ
の全てを直ちにターンオフ状態へと遮断し、かつその遮
断状態を維持する。但し、パワートランジスタ1は、時
刻(T1+t1)の時点で既にオフ状態にある。
【0055】この場合、IGBT駆動回路7のNOR回
路7bの出力レベルは、入力信号VIN1,従ってイン
バータ7aの出力レベルによって“L”レベルに確定さ
れているので、第2出力信号線13上の電圧が過電流状
態の検出によって“L”レベルから“H”レベルへと変
わっても、その変動はIGBT駆動回路7に対しては何
ら影響を及ぼさない。つまり、IGBT1は、オフ信号
レベルの入力信号VIN1の入力後、オフ遅延時間OF
Dが経過した時点で、従って、時刻T1から時刻t1だ
け経過した時点でオフ状態となり、以後、エラー検出信
号VO11を受けた制御部22によって入力信号VIN
1が”L”レベルに固定され続けるので、主電流は流れ
なくなる。その際、エラー検出信号VO1のパルスのdu
ration timeは図7(g)に示すように短くなるため、
マイクロコンピュータ21側で検出可能となるように、
図1に示したようにタイマ24を設けて、エラー検出信
号VO1のパルスのduration timeを長く設定している
点は、既述した通りである。
路7bの出力レベルは、入力信号VIN1,従ってイン
バータ7aの出力レベルによって“L”レベルに確定さ
れているので、第2出力信号線13上の電圧が過電流状
態の検出によって“L”レベルから“H”レベルへと変
わっても、その変動はIGBT駆動回路7に対しては何
ら影響を及ぼさない。つまり、IGBT1は、オフ信号
レベルの入力信号VIN1の入力後、オフ遅延時間OF
Dが経過した時点で、従って、時刻T1から時刻t1だ
け経過した時点でオフ状態となり、以後、エラー検出信
号VO11を受けた制御部22によって入力信号VIN
1が”L”レベルに固定され続けるので、主電流は流れ
なくなる。その際、エラー検出信号VO1のパルスのdu
ration timeは図7(g)に示すように短くなるため、
マイクロコンピュータ21側で検出可能となるように、
図1に示したようにタイマ24を設けて、エラー検出信
号VO1のパルスのduration timeを長く設定している
点は、既述した通りである。
【0056】このように、本回路20によれば、従来の
技術では得られなかった作用・効果が得られる。即ち、
本回路20は、入力信号がオン信号レベルからオフ信号
レベルへと変化した後、オフ遅延時間の経過前にIGB
T1が過電流状態になったときには、その発生と同一の
タイミングで当該過電流状態を即座にかつ確実に検出す
ることができる。そして、本回路20は、その検出結果
を直ちに外部のマイクロコンピュータ21側へ出力し
て、過電流状態の発生後、より早いタイミングにおいて
(そのタイミングは入力信号VIN1が再びオン信号レ
ベルへと変化する前である)、当該IGBT1において
過電流状態が発生したことを外部のマイクロコンピュー
タ21に知らせることができる。これにより、外部のマ
イクロコンピュータ21側ないし制御部22は、入力信
号VIN1が再びオン信号レベルへと変化する前にIG
BT1を遮断させるべく、直ちに入力信号VIN1のレ
ベルをオフ信号レベル(”L”)に固定して、時刻(T
1+t1)におけるIGBT1の主電流(それは過電流
検出レベルよりも少し大きい)以上の主電流がIGBT
1に流れないようにすることができる。即ち、IGBT
1を過電流状態からより早い時期に保護し、かつターン
オフ時のサージ電圧の増大化を防止することができる。
且つ、マイクロコンピュータ21は、三相モータMの駆
動に用いられている他のIGBTの遮断をも同一タイミ
ングで行うことができ、IGBT1の過電流状態の発生
の検出後、より早い時期において他のIGBTを確実に
遮断することができる。
技術では得られなかった作用・効果が得られる。即ち、
本回路20は、入力信号がオン信号レベルからオフ信号
レベルへと変化した後、オフ遅延時間の経過前にIGB
T1が過電流状態になったときには、その発生と同一の
タイミングで当該過電流状態を即座にかつ確実に検出す
ることができる。そして、本回路20は、その検出結果
を直ちに外部のマイクロコンピュータ21側へ出力し
て、過電流状態の発生後、より早いタイミングにおいて
(そのタイミングは入力信号VIN1が再びオン信号レ
ベルへと変化する前である)、当該IGBT1において
過電流状態が発生したことを外部のマイクロコンピュー
タ21に知らせることができる。これにより、外部のマ
イクロコンピュータ21側ないし制御部22は、入力信
号VIN1が再びオン信号レベルへと変化する前にIG
BT1を遮断させるべく、直ちに入力信号VIN1のレ
ベルをオフ信号レベル(”L”)に固定して、時刻(T
1+t1)におけるIGBT1の主電流(それは過電流
検出レベルよりも少し大きい)以上の主電流がIGBT
1に流れないようにすることができる。即ち、IGBT
1を過電流状態からより早い時期に保護し、かつターン
オフ時のサージ電圧の増大化を防止することができる。
且つ、マイクロコンピュータ21は、三相モータMの駆
動に用いられている他のIGBTの遮断をも同一タイミ
ングで行うことができ、IGBT1の過電流状態の発生
の検出後、より早い時期において他のIGBTを確実に
遮断することができる。
【0057】加えて、本回路20では、IGBT1がオ
フ動作状態にあるときに、ノイズ信号の入力により
“H”レベルの出力信号が出力信号線17上に生じて
も、出力信号線18上の電圧レベルは”L”レベルのま
まであるため、エラー検出信号VO1は“H”レベルの
ままである。即ち、オフ時のノイズに起因した過判定発
生の防止という、図11の回路でも実現されていた機能
が、ここでもそのまま実現されている。
フ動作状態にあるときに、ノイズ信号の入力により
“H”レベルの出力信号が出力信号線17上に生じて
も、出力信号線18上の電圧レベルは”L”レベルのま
まであるため、エラー検出信号VO1は“H”レベルの
ままである。即ち、オフ時のノイズに起因した過判定発
生の防止という、図11の回路でも実現されていた機能
が、ここでもそのまま実現されている。
【0058】(2) オン動作時に過電流状態が発生した
場合 この場合の本回路20の動作を図8(a)〜(h)のタ
イミングチャートに示す。
場合 この場合の本回路20の動作を図8(a)〜(h)のタ
イミングチャートに示す。
【0059】同図8(a)〜(h)に示されている通
り、本回路20によっても、図11の回路と同様の機能
が実現されている。即ち、この場合には、図2の判定回
路10は、(イ)IGBT1がオン状態にある間に、上昇
し続けるIGBT1の主電流が過電流検出レベルにまで
到達した時刻T1のタイミングにおいて過電流状態の発
生を検出し、その判定結果を外部へエラー検出信号VO
1として出力するのみならず、(ロ)第2出力信号線13
上の信号を”H”レベルへと立上げてそれをIGBT駆
動回路7のNOR回路7bに入力することで、更に遅延
時間t1の経過後の、主電流が過電流検出レベルからわ
ずかしか上昇していないタイミングにおいて、オン動作
にあるIGBT1自身を強制的にオフ動作に制御して過
電流を遮断し、これにより、より早いタイミングでIG
BT1を保護するという機能をも発揮する。
り、本回路20によっても、図11の回路と同様の機能
が実現されている。即ち、この場合には、図2の判定回
路10は、(イ)IGBT1がオン状態にある間に、上昇
し続けるIGBT1の主電流が過電流検出レベルにまで
到達した時刻T1のタイミングにおいて過電流状態の発
生を検出し、その判定結果を外部へエラー検出信号VO
1として出力するのみならず、(ロ)第2出力信号線13
上の信号を”H”レベルへと立上げてそれをIGBT駆
動回路7のNOR回路7bに入力することで、更に遅延
時間t1の経過後の、主電流が過電流検出レベルからわ
ずかしか上昇していないタイミングにおいて、オン動作
にあるIGBT1自身を強制的にオフ動作に制御して過
電流を遮断し、これにより、より早いタイミングでIG
BT1を保護するという機能をも発揮する。
【0060】そして、マイクロコンピュータ21(ない
し制御部22)は、時刻T1から、入力信号VIN1が
再び立上がる時刻T2までの間に、エラー検出信号VO
11(図1)に応じて、入力信号VIN1のレベルを”
L”レベルに固定する。これにより、時刻T2以降、I
GBT1は遮断され続ける。又、マイクロコンピュータ
21によって他のIGBT用の入力信号のレベルも全て
同一タイミング時に“L”レベルに設定され、時刻T2
以降、他のIGBTも同様に遮断され続ける。
し制御部22)は、時刻T1から、入力信号VIN1が
再び立上がる時刻T2までの間に、エラー検出信号VO
11(図1)に応じて、入力信号VIN1のレベルを”
L”レベルに固定する。これにより、時刻T2以降、I
GBT1は遮断され続ける。又、マイクロコンピュータ
21によって他のIGBT用の入力信号のレベルも全て
同一タイミング時に“L”レベルに設定され、時刻T2
以降、他のIGBTも同様に遮断され続ける。
【0061】この様に、本回路20は、従来技術で実現
されていた機能の全てをも有しているのである。
されていた機能の全てをも有しているのである。
【0062】以上の(1),(2)で述べた動作と図1,図6
の回路構成とから本発明の判定回路10を定義付けるな
らば、次の通りに定義付けできる。即ち、判定回路10
は、パワートランジスタの主電流とその制御電圧とをそ
の入力信号として受け取り、(i)制御電圧が当該パワー
のしきい値電圧以上にあり(第1比較)、かつ、(ii)主
電流が所定のしきい値電流(過電流検出レベル)以上で
ある(第2比較)ことを検出したときに(論理積)、当
該パワートランジスタが過電流状態にあると判定して、
その判定結果をエラー検出信号として出力信号線19を
介して外部の制御系(21,22)へ出力する回路であ
る。そして、判定回路10の出力端は、IGBT駆動回
路9にも接続されており、入力信号VIN1のレベルが
オン信号レベル(”H”)にあるときにIGBT1の過
電流状態の発生を検出したときには、IGBT1のしき
い値電圧以上にある制御電圧をしきい値電圧未満の電圧
に変更する様に、IGBT駆動回路7を制御する機能を
も有している。
の回路構成とから本発明の判定回路10を定義付けるな
らば、次の通りに定義付けできる。即ち、判定回路10
は、パワートランジスタの主電流とその制御電圧とをそ
の入力信号として受け取り、(i)制御電圧が当該パワー
のしきい値電圧以上にあり(第1比較)、かつ、(ii)主
電流が所定のしきい値電流(過電流検出レベル)以上で
ある(第2比較)ことを検出したときに(論理積)、当
該パワートランジスタが過電流状態にあると判定して、
その判定結果をエラー検出信号として出力信号線19を
介して外部の制御系(21,22)へ出力する回路であ
る。そして、判定回路10の出力端は、IGBT駆動回
路9にも接続されており、入力信号VIN1のレベルが
オン信号レベル(”H”)にあるときにIGBT1の過
電流状態の発生を検出したときには、IGBT1のしき
い値電圧以上にある制御電圧をしきい値電圧未満の電圧
に変更する様に、IGBT駆動回路7を制御する機能を
も有している。
【0063】以上のように、本実施の形態に係るパワー
トランジスタの過電流保護回路は、 パワートランジスタの制御電圧がそのパワートランジ
スタのしきい値電圧以上であり、かつ、過電流検出器
が過電流状態を検出したときに(つまり、両条件,
が共に満たされたタイミング時に)、パワートランジス
タが過電流状態であると判定し、かつその判定結果を外
部に知らせるという、動作を行う。これにより、マイク
ロコンピュータは、当該過電流状態発生タイミングにで
きる限り近いタイミングで各入力信号VIN1〜VIN
3A(図1)のレベルをオフ信号レベルに固定すること
ができ、当該パワートランジスタ及び他のモータ駆動用
パワートランジスタの全てをターンオフへと強制的に制
御することが可能となり、従来よりも小さい値の主電流
が流れている状態で各パワートランジスタが遮断される
ので、ターンオフ時のサージ電圧を従来よりも格段に小
さくすることが可能となる。
トランジスタの過電流保護回路は、 パワートランジスタの制御電圧がそのパワートランジ
スタのしきい値電圧以上であり、かつ、過電流検出器
が過電流状態を検出したときに(つまり、両条件,
が共に満たされたタイミング時に)、パワートランジス
タが過電流状態であると判定し、かつその判定結果を外
部に知らせるという、動作を行う。これにより、マイク
ロコンピュータは、当該過電流状態発生タイミングにで
きる限り近いタイミングで各入力信号VIN1〜VIN
3A(図1)のレベルをオフ信号レベルに固定すること
ができ、当該パワートランジスタ及び他のモータ駆動用
パワートランジスタの全てをターンオフへと強制的に制
御することが可能となり、従来よりも小さい値の主電流
が流れている状態で各パワートランジスタが遮断される
ので、ターンオフ時のサージ電圧を従来よりも格段に小
さくすることが可能となる。
【0064】(変形例1)実施の形態1では、図1〜図
2及び図6に示したように、IGBT1はセンス端子S
を有するものであったが、本発明の半導体回路における
パワートランジスタはこのようなセンス付IGBTに限
定されるものではない。例えば、センス端子のないIG
BTをパワートランジスタとして用いて、パワートラン
ジスタの過電流保護回路を図2と同様に構成することも
できる。
2及び図6に示したように、IGBT1はセンス端子S
を有するものであったが、本発明の半導体回路における
パワートランジスタはこのようなセンス付IGBTに限
定されるものではない。例えば、センス端子のないIG
BTをパワートランジスタとして用いて、パワートラン
ジスタの過電流保護回路を図2と同様に構成することも
できる。
【0065】そのような一例を図9に例示する。図9で
は、便宜上、図1に示した第1インバータ回路部INV
Uに関する変形例を示しているが、図9に示した回路I
NVU1の構成は同様に図1の第2,第3インバータ回
路部INVV,INVWにも適用される。
は、便宜上、図1に示した第1インバータ回路部INV
Uに関する変形例を示しているが、図9に示した回路I
NVU1の構成は同様に図1の第2,第3インバータ回
路部INVV,INVWにも適用される。
【0066】この変形例においても、実施の形態1で述
べた作用・効果が同様に得られることは言うまでもな
い。
べた作用・効果が同様に得られることは言うまでもな
い。
【0067】(変形例2)実施の形態1及びその変形例
1では、負荷は図1のモータMの各コイルLU〜LWに
基づき定まるインダクタンスLであったが、負荷は例え
ば図10に示すように抵抗25であっても良い。負荷が
抵抗25である場合には、IGBT1がオン時には抵抗
25に流れる主電流は単調に増加するのみで、IGBT
1がオフ時には主電流は流れなくなるので、再びIGB
T1がオンとなったときには、負荷がインダクタンスの
場合のような主電流の累積的な上昇を生じない。しか
し、この場合においても、ノイズ信号や外部電圧の変動
等による影響を受けて、IGBT1がオン時のみなら
ず、オン状態からオフ状態へ移行する時においても過電
流が流れる場合がありうるので、負荷が抵抗である場合
にも、本発明の半導体回路の適用により実施の形態1と
同様な作用・効果が得られ、有益なパワートランジスタ
の過電流保護回路を構成することができる。
1では、負荷は図1のモータMの各コイルLU〜LWに
基づき定まるインダクタンスLであったが、負荷は例え
ば図10に示すように抵抗25であっても良い。負荷が
抵抗25である場合には、IGBT1がオン時には抵抗
25に流れる主電流は単調に増加するのみで、IGBT
1がオフ時には主電流は流れなくなるので、再びIGB
T1がオンとなったときには、負荷がインダクタンスの
場合のような主電流の累積的な上昇を生じない。しか
し、この場合においても、ノイズ信号や外部電圧の変動
等による影響を受けて、IGBT1がオン時のみなら
ず、オン状態からオフ状態へ移行する時においても過電
流が流れる場合がありうるので、負荷が抵抗である場合
にも、本発明の半導体回路の適用により実施の形態1と
同様な作用・効果が得られ、有益なパワートランジスタ
の過電流保護回路を構成することができる。
【0068】尚、図10に例示した回路は図2に対応す
るものであり、同一符号のものは同一のものを示す。
るものであり、同一符号のものは同一のものを示す。
【0069】(変形例3)パワートランジスタとしては
IGBTに限定されるものではなく、例えばパワーMO
SFET等の絶縁ゲート型スイッチング素子をパワート
ランジスタとして用いることができる。
IGBTに限定されるものではなく、例えばパワーMO
SFET等の絶縁ゲート型スイッチング素子をパワート
ランジスタとして用いることができる。
【0070】(変形例4)図1の例では、各インバータ
部INVU〜INVW毎に個別の入力信号をマイクロコ
ンピュータ21側から出力していたが、各インバータ部
への入力信号を全て同一の入力信号とすることもできる
し(この場合、入力信号VIN1とその他の入力信号V
IN1A〜VIN3Aとは同一信号となる)、複数のイ
ンバータ部への入力信号のみを同一の入力信号とし、そ
の他の入力信号は個別に設定するようにしても良い。こ
の意味で、「他の入力信号」とは「入力信号」と同一信
号となるケースを含む概念として定義される。
部INVU〜INVW毎に個別の入力信号をマイクロコ
ンピュータ21側から出力していたが、各インバータ部
への入力信号を全て同一の入力信号とすることもできる
し(この場合、入力信号VIN1とその他の入力信号V
IN1A〜VIN3Aとは同一信号となる)、複数のイ
ンバータ部への入力信号のみを同一の入力信号とし、そ
の他の入力信号は個別に設定するようにしても良い。こ
の意味で、「他の入力信号」とは「入力信号」と同一信
号となるケースを含む概念として定義される。
【0071】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、次のよう
な作用・効果が得られる。
な作用・効果が得られる。
【0072】オン信号レベルの入力信号が入力される
と、当該入力後からオン遅延時間だけ経過したときにパ
ワートランジスタはオン動作状態となり、主電流が負荷
を介して流れ出し、主電流は増大する。その後、入力信
号のレベルがオン信号レベルからオフ信号レベルに変動
すると、その変動時からオフ遅延時間だけ経過したタイ
ミングでパワートランジスタはオフ動作状態となり、主
電流は流れなくなり、その後、再び入力信号レベルがオ
ン信号レベルへと変動すると、その時からオン遅延時間
だけ経過したタイミングで更に大きな電流値の主電流が
流れ始め、このような状態が交互に繰り返されることと
なる。
と、当該入力後からオン遅延時間だけ経過したときにパ
ワートランジスタはオン動作状態となり、主電流が負荷
を介して流れ出し、主電流は増大する。その後、入力信
号のレベルがオン信号レベルからオフ信号レベルに変動
すると、その変動時からオフ遅延時間だけ経過したタイ
ミングでパワートランジスタはオフ動作状態となり、主
電流は流れなくなり、その後、再び入力信号レベルがオ
ン信号レベルへと変動すると、その時からオン遅延時間
だけ経過したタイミングで更に大きな電流値の主電流が
流れ始め、このような状態が交互に繰り返されることと
なる。
【0073】今、入力信号のレベルがオン信号レベルか
らオフ信号レベルに変動して、そのときからオフ遅延時
間だけ経過する前の第1タイミングで、主電流の電流値
がしきい値電流以上の値に達しているものとする。この
とき、駆動回路が出力する制御電圧は、いまだ、しきい
値電圧以上にあり、主電流は流れているので、判定回路
は、当該タイミングにおいて、パワートランジスタが過
電流状態にあることを検出する。その後、オフ遅延時間
だけ経過した第2タイミングにおいて、制御電圧はしき
い値未満となり、パワートランジスタはオフ状態とな
る。
らオフ信号レベルに変動して、そのときからオフ遅延時
間だけ経過する前の第1タイミングで、主電流の電流値
がしきい値電流以上の値に達しているものとする。この
とき、駆動回路が出力する制御電圧は、いまだ、しきい
値電圧以上にあり、主電流は流れているので、判定回路
は、当該タイミングにおいて、パワートランジスタが過
電流状態にあることを検出する。その後、オフ遅延時間
だけ経過した第2タイミングにおいて、制御電圧はしき
い値未満となり、パワートランジスタはオフ状態とな
る。
【0074】このように、本発明によれば、外部から供
給される入力信号のレベルがオン信号レベルからオフ信
号レベルに変化した後、オフ遅延時間だけ経過する前に
主電流が過電流レベル以上に達したことを、その到達時
点(上記第1タイミング)において、即座にかつ正確に
検出することができるという効果がある。
給される入力信号のレベルがオン信号レベルからオフ信
号レベルに変化した後、オフ遅延時間だけ経過する前に
主電流が過電流レベル以上に達したことを、その到達時
点(上記第1タイミング)において、即座にかつ正確に
検出することができるという効果がある。
【0075】他方、本発明によれば、オン信号レベルに
ある入力信号の入力状態中に、増大する主電流が過電流
レベル以上に到達したときにも、判定回路は、その到達
タイミングにおいて、即座にかつ確実に過電流状態の発
生を検出することができる。
ある入力信号の入力状態中に、増大する主電流が過電流
レベル以上に到達したときにも、判定回路は、その到達
タイミングにおいて、即座にかつ確実に過電流状態の発
生を検出することができる。
【0076】特に請求項2に係る発明によれば、判定回
路は第1及び第2比較処理を通じてかかる判定を実行し
ているので、比較回路を用いて判定回路を形成すること
ができ、簡単で実用的な回路で以て、本回路を構成する
ことができる。
路は第1及び第2比較処理を通じてかかる判定を実行し
ているので、比較回路を用いて判定回路を形成すること
ができ、簡単で実用的な回路で以て、本回路を構成する
ことができる。
【0077】更に請求項3に係る発明によれば、増大す
る主電流のレベルが過電流レベルに到達した場合、それ
がオン状態中に生じた場合のみならず、オフ遅延時間経
過前に生じた場合においても、各到達タイミングにおい
て、確実に当該パワートランジスタの過電流状態の発生
をエラーとして外部へ出力することができ、外部側で
は、このエラー検出信号の出力タイミングに基づいて様
々な処理、例えばパワートランジスタを完全にオフ状態
へと遮断してパワートランジスタを過電流からより早い
時期に保護するという処理を実行することが可能とな
る。
る主電流のレベルが過電流レベルに到達した場合、それ
がオン状態中に生じた場合のみならず、オフ遅延時間経
過前に生じた場合においても、各到達タイミングにおい
て、確実に当該パワートランジスタの過電流状態の発生
をエラーとして外部へ出力することができ、外部側で
は、このエラー検出信号の出力タイミングに基づいて様
々な処理、例えばパワートランジスタを完全にオフ状態
へと遮断してパワートランジスタを過電流からより早い
時期に保護するという処理を実行することが可能とな
る。
【0078】請求項4に係る発明によれば、エラー検出
信号を受けて制御回路は入力信号のレベルをオフ信号レ
ベルに固定するので、以後、パワートランジスタはオフ
状態に固定され続ける。このように、エラー検出信号の
出力タイミング以後、より早い時期にパワートランジス
タを強制的に遮断することができるので、従来のよう
に、より大きな主電流が流れる状態となっている、当該
過電流状態発生後の次のオン状態でパワートランジスタ
を強制的に遮断してしまうという事態を防止することが
でき、パワートランジスタのターンオフサージ電圧をよ
り低減化することができ、且つパワートランジスタを大
きな過電流から確実に保護することができる。
信号を受けて制御回路は入力信号のレベルをオフ信号レ
ベルに固定するので、以後、パワートランジスタはオフ
状態に固定され続ける。このように、エラー検出信号の
出力タイミング以後、より早い時期にパワートランジス
タを強制的に遮断することができるので、従来のよう
に、より大きな主電流が流れる状態となっている、当該
過電流状態発生後の次のオン状態でパワートランジスタ
を強制的に遮断してしまうという事態を防止することが
でき、パワートランジスタのターンオフサージ電圧をよ
り低減化することができ、且つパワートランジスタを大
きな過電流から確実に保護することができる。
【0079】特に請求項5に係る発明によれば、主電流
が過電流レベルに達したタイミングに応じて、制御回路
は入力信号のレベルと共に他の入力信号のレベルをもオ
フ信号レベルに固定するため、その後、他のパワートラ
ンジスタも同一タイミングでオフ状態に遮断されること
となる。即ち、パワートランジスタが過電流状態に達し
たタイミング後、より早いタイミングで、従って、流れ
ている主電流が比較的小さい状態において、他のパワー
トランジスタの動作をも強制的にオフ状態に固定するこ
とができ、これにより、より一層大きな主電流が流れる
こととなる、当該エラー検出信号出力タイミング後のオ
ン状態にある別のタイミングで他のパワートランジスタ
を遮断してしまうという事態の発生をも確実に防止する
ことが可能となり、他のパワートランジスタ側のターン
オフ時においても、大きなサージ電圧の発生を防止する
ことができる。
が過電流レベルに達したタイミングに応じて、制御回路
は入力信号のレベルと共に他の入力信号のレベルをもオ
フ信号レベルに固定するため、その後、他のパワートラ
ンジスタも同一タイミングでオフ状態に遮断されること
となる。即ち、パワートランジスタが過電流状態に達し
たタイミング後、より早いタイミングで、従って、流れ
ている主電流が比較的小さい状態において、他のパワー
トランジスタの動作をも強制的にオフ状態に固定するこ
とができ、これにより、より一層大きな主電流が流れる
こととなる、当該エラー検出信号出力タイミング後のオ
ン状態にある別のタイミングで他のパワートランジスタ
を遮断してしまうという事態の発生をも確実に防止する
ことが可能となり、他のパワートランジスタ側のターン
オフ時においても、大きなサージ電圧の発生を防止する
ことができる。
【0080】更に、請求項6に係る発明によれば、入力
信号がオン信号レベルの状態にあるときに主電流が過電
流レベルに到達したときに、オン状態にある当該パワー
トランジスタを強制的にオフ状態に制御することがで
き、より早い時期にパワートランジスタを過電流から保
護することができる。
信号がオン信号レベルの状態にあるときに主電流が過電
流レベルに到達したときに、オン状態にある当該パワー
トランジスタを強制的にオフ状態に制御することがで
き、より早い時期にパワートランジスタを過電流から保
護することができる。
【0081】請求項7に係る発明によれば、主電流のレ
ベルのみならず、制御電圧のレベルをも用いて過電流状
態の発生を検出しているので、過電流状態の発生を、そ
れがいかなる場合に発生しようとも、誤判定なく正確に
検出することができる。しかも、その検出タイミング時
にその結果を外部へ出力しているので、外部側では、そ
の出力タイミングに応じてより早いタイミングでパワー
トランジスタを遮断する処理をとることが可能となり、
大きなサージ電圧の発生を防止してパワートランジスタ
を過電流から保護することができる。
ベルのみならず、制御電圧のレベルをも用いて過電流状
態の発生を検出しているので、過電流状態の発生を、そ
れがいかなる場合に発生しようとも、誤判定なく正確に
検出することができる。しかも、その検出タイミング時
にその結果を外部へ出力しているので、外部側では、そ
の出力タイミングに応じてより早いタイミングでパワー
トランジスタを遮断する処理をとることが可能となり、
大きなサージ電圧の発生を防止してパワートランジスタ
を過電流から保護することができる。
【図1】 この発明の半導体回路に係る、実施の形態1
のシステム構成を示すブロック図である。
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の回路におけるパワートランジスタの過
電流保護回路に該当する一部分を示す図である。
電流保護回路に該当する一部分を示す図である。
【図3】 図2の電流検出回路の構成例を示す図であ
る。
る。
【図4】 図2の過電流検出回路の構成例を示す図であ
る。
る。
【図5】 図2のゲート電圧検出回路の構成例を示す図
である。
である。
【図6】 図1の回路におけるパワートランジスタの過
電流保護回路にあたる一部分の他の例を示す図である。
電流保護回路にあたる一部分の他の例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるパワートラン
ジスタの過電流保護回路を用いた場合の過電流保護のタ
イミングチャートである。
ジスタの過電流保護回路を用いた場合の過電流保護のタ
イミングチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態1によるパワートラン
ジスタの過電流保護回路を用いた場合の過電流保護のタ
イミングチャートである。
ジスタの過電流保護回路を用いた場合の過電流保護のタ
イミングチャートである。
【図9】 実施の形態1の変形例1を示す図である。
【図10】 実施の形態1の変形例2を示す図である。
【図11】 従来のパワートランジスタの過電流保護回
路を示す図である。
路を示す図である。
【図12】 従来のパワートランジスタの過電流保護回
路を用いた場合の過電流保護のタイミングチャートであ
る。
路を用いた場合の過電流保護のタイミングチャートであ
る。
【図13】 従来のパワートランジスタの過電流保護回
路を用いた場合の問題点を示すタイミングチャートであ
る。
路を用いた場合の問題点を示すタイミングチャートであ
る。
1 IGBT、2 電流検出回路、3 過電流検出回
路、4 過電流判定回路、5 ゲート電圧検出回路、6
入力端子、7 IGBT駆動回路、8 ゲート抵抗、
9 エラー出力端子。
路、4 過電流判定回路、5 ゲート電圧検出回路、6
入力端子、7 IGBT駆動回路、8 ゲート抵抗、
9 エラー出力端子。
Claims (7)
- 【請求項1】 負荷に接続された第1主電極と、第2主
電極と、制御電極とを備え、前記制御電極に印加される
制御電圧がしきい値電圧以上のときに前記第1主電極と
前記第2主電極との間に主電流を流すパワートランジス
タと、 交互に周期的に変動するオン信号レベルとオフ信号レベ
ルとを有する入力信号を受信して伝達する入力信号線
と、 前記入力信号線に接続された入力端と前記パワートラン
ジスタの前記制御電極に接続された出力端とを備え、前
記入力信号のレベルが前記オン信号レベルのときには前
記入力信号の入力時からオン遅延時間だけ遅延した後に
前記しきい値電圧以上の前記制御電圧を前記出力端より
出力し、前記入力信号の前記レベルが前記オフ信号レベ
ルのときには前記入力信号の入力時からオフ遅延時間だ
け遅延した後に前記しきい値電圧未満の前記制御電圧を
前記出力端より出力する、駆動回路と、 前記パワートランジスタの前記主電流と前記制御電圧と
をその入力信号として受信して、前記制御電圧が前記し
きい値電圧以上であり、且つ前記主電流が所定のしきい
値電流以上にあることを検出したときに前記パワートラ
ンジスタが過電流状態にあると判定する判定回路とを備
える、半導体回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体回路において、 前記判定回路は、 前記制御電圧と前記しきい値電圧との第1比較、及び前
記主電流と前記しきい値電流との第2比較を実行し、前
記第1比較の結果と前記第2比較の結果とに基づいて前
記過電流状態の発生を判定することを特徴とする、半導
体回路。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体回路におい
て、 前記判定回路の出力端に接続され、前記判定回路の判定
結果を与える出力信号をエラー検出信号として出力する
出力信号線を更に備える、 半導体回路。 - 【請求項4】 請求項3に記載の半導体回路において、 前記入力信号線と前記出力信号線とに接続され、前記エ
ラー検出信号が前記パワートランジスタが前記過電流状
態にあることを示すときには、前記エラー検出信号の入
力タイミングに応じて、前記入力信号のレベルを前記オ
フ信号レベルに固定する制御回路とを更に備える、半導
体回路。 - 【請求項5】 請求項4に記載の半導体回路において、 前記パワートランジスタと共に外部の負荷装置を駆動す
るための他のパワートランジスタと、 前記制御回路にその入力端が接続され、前記制御回路が
出力する、前記オン信号レベルと前記オフ信号レベルと
を交互に変動する、他の入力信号を受けて、前記他のパ
ワートランジスタを駆動する他の駆動回路とを更に備
え、 前記制御回路は、前記エラー検出信号が前記パワートラ
ンジスタが前記過電流状態にあることを示すときには、
前記エラー検出信号の入力タイミングに応じて、前記他
の入力信号のレベルを前記オフ信号レベルに固定するこ
とを特徴とする、半導体回路。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の半導体
回路において、 前記駆動回路は前記判定回路の前記出力端にも接続され
ており、前記入力信号の前記レベルが前記オン信号レベ
ルにあり且つ前記判定回路の前記判定結果が前記過電流
状態の検出を与えるときには、前記しきい値電圧以上に
ある前記制御電圧を前記しきい値電圧未満の電圧に変更
することを特徴とする、半導体回路。 - 【請求項7】 負荷に接続されたパワートランジスタを
過電流状態から保護する回路であって、 前記パワートランジスタの制御電圧を示す第1入力信号
と前記パワートランジスタに流れる主電流を示す第2入
力信号とに基づいて、前記主電流が前記過電流状態にあ
ることを検出し、その検出結果を外部へ出力することを
特徴とする、パワートランジスタ保護回路。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269846A JPH11112313A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 半導体回路及びパワートランジスタ保護回路 |
| US09/055,912 US6057728A (en) | 1997-10-02 | 1998-04-07 | Semiconductor circuit and power transistor protection circuit |
| TW087105600A TW417354B (en) | 1997-10-02 | 1998-04-14 | Semi-conductor circuit and protecting circuit of power transistor |
| FR9805954A FR2769431B1 (fr) | 1997-10-02 | 1998-05-12 | Circuit a semiconducteur et circuit de protection de transistor de puissance ayant un circuit de decision |
| KR1019980020412A KR100300651B1 (ko) | 1997-10-02 | 1998-06-02 | 반도체 회로 및 파워 트랜지스터 보호회로 |
| DE19825211A DE19825211C2 (de) | 1997-10-02 | 1998-06-05 | Halbleiterschaltung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269846A JPH11112313A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 半導体回路及びパワートランジスタ保護回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112313A true JPH11112313A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17478014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9269846A Pending JPH11112313A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 半導体回路及びパワートランジスタ保護回路 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6057728A (ja) |
| JP (1) | JPH11112313A (ja) |
| KR (1) | KR100300651B1 (ja) |
| DE (1) | DE19825211C2 (ja) |
| FR (1) | FR2769431B1 (ja) |
| TW (1) | TW417354B (ja) |
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| JP2020043633A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社東芝 | ゲート制御回路、電源回路及びインバータ回路 |
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