JPH11112450A - 多重放送受信機 - Google Patents
多重放送受信機Info
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
き、しかも動作の制約が少ない多重放送受信機を提供す
ること。 【解決手段】 DAB受信機1は、DABフロントエン
ド部4、DABデコード部6、オーディオデコード部
8、FM・AMフロントエンド部18、FM・AM復調
部20、RDSデコード部22、制御部24を含んで構
成されている。制御部24は、DABのサービスとFM
放送等のサービスが同一内容であり、かつ、FM放送等
の受信品質が所定値以上である場合は、FM放送等のサ
ービスを優先的に受信し、DABではバックグランドで
各種の処理を行う。
Description
オ放送とFM放送等の双方が受信可能な多重放送受信機
に関する。
た特性と使いやすさから一般に認められ、急速に普及し
てきている。このような背景から、オーディオ放送のデ
ジタル化の動きが活発になってきており、デジタルオー
ディオ放送DAB(Digital Audio Broadcasting)が欧
州で実用化されている。
機)は、通常のVHF/FM受信機に比べて構成がかな
り複雑になるが、それを補って余りある多くの利点があ
る。例えば、移動する自動車の中でもCD並みの音質が
確保できる。多くの放送番組を受信できる、複数の言語
で番組を放送できる、天候や交通情報を絶え間なく受信
できる、音声や映像による広告を受信できるなどの利点
がある。
ビジョン放送の各チャンネルに割り当てられた受信周波
数間の空き周波数が利用されており、全体で64チャン
ネル分が用意されている。各放送チャンネルに対応した
搬送波周波数群をアンサンブルといい、各アンサンブル
には複数の放送番組(サービス)が多重化されている。
M放送の番組と重複しているものがある。このため、A
M放送やFM放送も併せて受信可能な従来のDAB受信
機では、DABの番組の内容とFM放送あるいはAM放
送の番組の内容が同じである場合には、音質を重視して
DABの番組を優先的に受信していた。
来のDAB受信機は、DABの受信信号に含まれる制御
情報に基づいて様々な番組検索処理を行うことが可能で
ある。例えば、DABの番組と同一の内容を有する番組
がFM放送あるいはAM放送に含まれるか否かを調べた
り、プログラムタイプやアナウンスメントタイプを指定
することによりサーチモードあるいはウォッチモードと
称される各種の検索処理を行うことが可能となる。とこ
ろが、従来のDAB受信機では、DABの番組とFM放
送等の番組の内容が同じである場合に、DABの番組を
優先的に受信していたため、DABの搬送波周波数を自
由に切り替えて各種の検索動作を行うことができず、動
作に制約があった。例えば、利用者が選択可能な搬送波
周波数を検出しようとすると、実際に受信周波数を掃引
する等の処理が必要になるが、いずれかの番組を受信し
ている間は、搬送波周波数を切り替えることができない
ため、このような搬送波周波数の検出動作はできないこ
とになる。また、DABの番組を受信している間はFM
放送やAM放送の受信機能は有効に使用されないため、
受信機全体では無駄が多かった。
たものであり、その目的は、装置全体の機能を有効に使
用することができ、しかも動作の制約が少ない多重放送
受信機を提供することにある。
ために、本発明の多重放送受信機は、デジタルオーディ
オ放送を受信する第1の受信手段と、このデジタルオー
ディオ放送と同一内容の番組が含まれる他の放送を受信
する第2の受信手段とを有しており、同じ内容の番組が
放送されている場合には、この番組を第2の受信手段に
よって優先的に受信している。したがって、デジタルオ
ーディオ放送を受信する第1の受信手段は、自由に搬送
波周波数を切り替えることができ、実際に各種の番組を
受信可能な周波数を調べたり、複数の搬送波に含まれる
各種の制御情報を用いた様々な検索処理等が可能であ
り、受信機全体の機能を有効に利用することができると
ともに、デジタルオーディオ放送を用いる場合の各種受
信動作の制約を少なくすることができる。
送、FM放送、ラジオデータシステム放送の少なくとも
一つが受信可能であることが好ましい。現に、これらの
各種放送とデジタルオーディオ放送では同一内容の番組
を重複して受信することができるため、聞きたい内容の
番組を第2の受信手段を利用して受信し、この受信動作
と並行して、第1の受信手段による受信周波数を自由に
切り替えて各種の受信動作や制御動作を行うことができ
る。
組の受信は、第2の受信手段によって受信する番組の受
信品質が所定値以上であるときに行うことが好ましい。
このようにすることで、受信番組の品質を特に低下させ
ることなく、第1の受信手段を用いた各種の動作が可能
となる。
た一実施形態のDAB受信機は、DABとFM放送等で
同一内容の番組が放送されているときに、FM放送等の
番組を優先的に受信してその音声を出力するとともに、
その背後でDABの様々な処理を行うことに特徴があ
る。なお、受信可能なDAB用の番組にはDABのサー
ビスとアナウンスメントの両方が含まれる。以下、本発
明を適用した一実施形態のDAB受信機について図面を
参照しながら説明する。
AB受信機の構成を示す図である。同図に示すDAB受
信機1は、DABアンテナ2、DABフロントエンド部
4、DABデコード部6、オーディオデコード部8、デ
ジタル−アナログ変換器(D/A変換器)10、アンプ
12、スピーカ14、FM・AMアンテナ16、FM・
AMフロントエンド部18、FM・AM復調部20、R
DS(Radio Data System )デコード部22、制御部2
4、スイッチ部26、操作部28、表示部30を含んで
構成されている。
テナ2を介して受信した信号の中から所望の受信周波数
(同調周波数)成分を抽出するとともに、この抽出した
信号に対して周波数変換を行った中間周波信号を出力す
る。DABデコード部6は、DABフロントエンド部4
から出力される中間周波信号に対して、直交復調処理、
FFT(高速フーリエ変換)復調処理、復号処理を行っ
て、インタリーブされた送信データを復調し、さらにこ
のインタリーブを解いて元のデータ列に戻した後に誤り
検出訂正処理を行って、多重化された放送番組のシンボ
ル位置を示す各アンサンブルのサービスリスト等を含む
高速情報チャネルFICや復号データ(MPEGオーデ
ィオデータ)からなるデータフレームを出力する。
ド部6から出力される復号データ(MPEGオーディオ
データ)を元に戻す伸長処理を行い、伸長したPCMオ
ーディオデータを出力する。D/A変換器10は、オー
ディオデコード部8から出力されるPCMオーディオデ
ータをアナログ信号に変換して出力する。アンプ12
は、D/A変換器10から出力されるアナログ音声信号
や後述するFM検波あるいはAM検波後のアナログ音声
信号を増幅し、これらの増幅された音声信号がスピーカ
14から出力される。
・AMアンテナ16を介して受信した信号の中から所望
の受信周波数(同調周波数)成分を抽出するとともに、
この抽出された信号に対して周波数変換を行って得られ
た中間周波数信号を増幅する。また、FM・AMフロン
トエンド部18は、増幅された中間周波信号をAM検波
した受信電界強度信号を制御部24に向けて出力する。
FM・AM復調部20は、FM・AMフロントエンド部
18から出力される中間周波信号に対して、AM検波あ
るいはFM検波を行って、アナログの音声信号を出力す
る。また、FM・AM復調部20は、FM放送に多重化
されているFM多重信号を分離して、RDSデコード部
22に向けて出力する。RDSデコード部22は、FM
・AM復調部20から出力されるFM多重信号に対して
遅延検波を施し、ビットクロックの再生とビットデータ
列の復調を行う。
やFM・AMフロントエンド部18による周波数同調制
御、DABデコード部6やRDSデコード部22に対す
る制御指示等を行うことによりDAB受信機1の全体を
制御する。また、制御部24は、DABフロントエンド
部4やFM・AMフロントエンド部18から入力される
受信電界強度信号や後述するDABのデータフレームに
含まれる制御情報に基づいて、スイッチ部26に対して
入力音声の切り替え指示を出す。
れる切り替え指示に応じて、D/A変換器10あるいは
FM・AM復調部20から出力される音声信号を選択的
にアンプ12に向けて出力する。操作部28は、利用者
によって番組切替指示等を行うために各種操作キーを備
えており、利用者による操作キーの操作状況を制御部2
4に送る。表示部30は、現在受信しているDABの番
組に付された名称を表示したり、利用者による操作部2
8の操作状況を表示する。
Bデコード部6、オーディオデコード部8、制御部24
が第1の受信手段に、FM・AMフロントエンド部1
8、FM・AM復調部20、RDSデコード部22、制
御部24が第2の受信手段に、制御部24が受信制御手
段および番組検索手段にそれぞれ対応している。
るDABのモードIIのフレーム構造を示す図である。
1フレーム長は、24msであり、2シンボルの同期信
号SYNCと、3シンボルの高速情報チャネルFIC
と、72シンボルのデータフィールドDFLで構成され
ている。同期信号SYNCは、フレームの開始点を認識
するために使用するヌルシンボルと位相基準シンボルP
RSを含んでいる。
報ブロックFIBから構成されている。また、データフ
ィールドDFLは72個のデータフィールドに区分さ
れ、それぞれのデータフィールドに所定のサービス、ア
ナウンスメントの放送信号が挿入されており、1つの放
送波から同時に6〜8サービスを受信できるようになっ
ている。どのデータフィールドにどのサービスが対応す
るかは、高速情報チャネルFICに含まれるサービスリ
ストで指定される。
報グループFIGから構成されている。各高速情報グル
ープFIGは、FIGヘッダとFIGデータフィールド
から構成されている。FIGヘッダは、FIGデータフ
ィールドに含まれるデータのタイプを示す「FIGタイ
プ」と、FIGデータフィールドのバイト長を示す「長
さ」とからなっている。また、FIGデータフィールド
の先頭の1バイトは、FIGタイプ毎に異なる内容を有
しており、その一部にエクステンションが含まれてい
る。
FIGデータフィールドの先頭1バイトには、上位から
順に、C/N(Current/Next)フラグ、OE(Other En
semble)フラグ、P/Dフラグ、エクステンションが含
まれている。FIGタイプとエクステンションとによっ
て、FIGデータフィールドに含まれる詳細なデータの
内容が規定される。以下では、例えばFIGタイプ0フ
ィールドのエクステンション17に対応したデータフィ
ールドをFIG(0/17)と表すこととする。
を除く領域には、FIGタイプとエクステンションによ
って特定される各種のデータが含まれており、このデー
タを読み出すことにより、各種の受信制御を行うことが
できる。例えば、FIG(0/5)には使用している言
語コードが、FIG(1/0)とFIG(1/1)には
番組受信中に表示部22に表示する各アンサンブル名や
サービス名に対応したテキストデータが含まれている。
要な高速情報データグループFIGについて説明する。
アンサンブル内のサービスリストに関するFIG(0/
2)は、アンサンブル識別EIdと、着目しているアン
サンブルに含まれるサービスを識別するサービス識別S
Idとを含んで構成されている。これらのアンサンブル
内のサービスリストに関するFIG(0/2)を解析す
ることによって、例えば、現在受信中のアンサンブルに
含まれる各サービスのサービス識別SIdを知ることが
できる。また、サブチャンネルに関するFIG(0/
1)を解析することによって、そのサービスを受信する
ためのデータを検出することができる。
G(0/17)は、サービス識別SId、Int(Inte
rnational )コード、コース(Coarse)コード、ファイ
ン(Fine)コードを含んで構成されている。サービス識
別SIdは、個々のサービスに対して付与される識別子
である。また、Intコードは、「ニュース」や「スポ
ーツ」等の基本的なプログラムタイプのカテゴリを示す
ものである。通常は、このIntコードのみが放送局か
ら送られてくるが、さらに詳細な分類を示すコースコー
ドやファインコードが送られてくる場合もある。
ウンスメントサポートに関するFIG(0/18)は、
アナウンスメントサポート(Asu)フラグ、クラスタ
数(Number of clusters)、クラスタ(Cluster )Id
を含んで構成されている。Asuフラグは、先頭のサー
ビス識別SIdで特定されるサービスがサポートしてい
るアナウンスメントタイプを示すフラグである。アナウ
ンスメントタイプとしては、緊急放送、道路交通情報放
送、ニュース放送、天気予報放送等がある。また、クラ
スタ数は、続くクラスタIdの数を示しており、最大2
3となっている。クラスタIdは、サービス識別SId
で示されるサービスがサポートしているアナウンスメン
トのグループ(アナウンスメントクラスタ)を識別する
ための識別子である。
ウンスメントスイッチングに関するFIG(0/19)
は、クラスタId、アナウンスメントスイッチング(A
sw)フラグ、ニューフラグ(New flag)、リージョン
フラグ(Region flag )、サブチャンネル識別(SubChI
d )を含んで構成されている。Aswフラグは、各クラ
スタIdで示されるアナウンスメントクラスタの放送状
態を示すものである。そのクラスタIdに属しているア
ナウンスメントが放送されている場合には、Aswフラ
グのうち、放送中のアナウンスメントタイプに対応する
ビットが“1”にセットされ、アナウンスメントが放送
されていない場合には、そのクラスタIdに対応するA
swフラグが全て“0”にクリアされる。ニューフラグ
は、着目しているアナウンスメントが初めて送信された
もの(フラグは“1”)であるか、以前に放送されたも
のが再送されたもの(フラグは“0”)であるかを示す
フラグである。
(0/18)およびアナウンスメントスイッチングに関
するFIG(0/19)を解析することによって、各サ
ービスがサポートしているアナウンスメントを知ること
ができ、さらに、そのアナウンスメントが放送中である
か否か、放送中であれば、再送されたものであるか否か
を知ることができる。
ォメーションに関するFIG(0/6)およびFIG
(0/21)は、各サービスのサービス識別SIdと、
着目しているサービスを受信することができるDABや
FM等の受信周波数とを含んで構成されている。FIG
(0/6)およびFIG(0/21)を解析することに
よって、あるサービスを受信可能なDABやFM等の受
信周波数を知ることができる。
アナウンスメントサポートに関するFIG(0/25)
は、アナウンスメントサポート(Asu)フラグ、アン
サンブル識別EIdを含んで構成されている。Asuフ
ラグは、先頭のサービス識別SIdで特定されるサービ
ス(現在受信中でないアンサンブルのサービス)がサポ
ートしているアナウンスメントタイプを示すフラグであ
る。また、アンサンブル識別EIdには、着目している
アナウンスメントを受信することができるアンサンブル
に対応した識別符号が設定されている。
アナウンスメントスイッチングに関するFIG(0/2
6)は、アナウンスメントスイッチング(Asw)フラ
グ、ニューフラグ、リージョンフラグ、アンサンブル識
別EId等を含んで構成されている。アンサンブル識別
EIdには、着目しているアナウンスメントを現在受信
することが可能なアンサンブルに対応した識別符号が設
定されている。
な構成を有しており、次にその動作を説明する。図3
は、本実施形態のDAB受信機によるサービス切り替え
動作において、DABとFM放送またはAM放送が同一
内容のサービスを放送している場合の動作手順を示す図
である。
が操作されて、「DAB受信」キー、「FM受信」キ
ー、「AM受信」キーのいずれかが操作されて、各放送
サービスの受信が指示されたか否かを監視している(ス
テップ101、102)。このような受信指示の監視状
態において、利用者によって「DAB受信」キーが押下
された場合には、制御部24は、DAB受信動作を開始
する(ステップ103)。具体的には、制御部24は、
DABデコード部6に対して所定のサービス識別SId
を有するサービスを多重化データの中から分離する指示
を送る。DABデコード部6は、制御部24から送られ
てくる指示に応じて、データフィールドDFLに含まれ
る多重化データの中から、指定されたサービス識別情報
に対応するサービスの音声データ(MPEGオーディオ
データ)を抽出する。この抽出された音声データは、オ
ーディオデコード部8によってPCMオーディオデータ
に変換され、さらにD/A変換器10によってアナログ
の音声信号に変換される。また、制御部24は、スイッ
チ部26に向けて切り替え指示を出力し、D/A変換器
10から出力されたアナログの音声信号がアンプ12を
通すことにより増幅されて、スピーカ14から出力され
る。
始された後、制御部24は、DABのサービスあるいは
アナウンスメントを受信中であるか否かを判断する(ス
テップ104)。DABのサービス受信が開始された直
後においては肯定判断され、次に制御部24は、受信中
のDABのサービスと同じ内容のサービスがFM放送や
AM放送あるいはRDS放送(以下、FM放送等)でも
放送されているか否かを判定する(ステップ105)。
スリストに関するFIG(0/2)を解析して、現在受
信中のアンサンブルに含まれるサービスのサービス識別
SIdを取得することができる。さらに、サービスとD
ABやFM等の周波数インフォメーションに関するFI
G(0/6)およびFIG(0/21)を解析すること
によって、FIG(0/2)の解析によって取得された
サービス識別SIdに対応するFM放送等の受信周波数
を取得することができる。すなわち、この取得された受
信周波数は、現在受信中のサービスと同一内容のサービ
スを放送しているFM放送等の受信周波数である。
されている場合(ステップ105の肯定判断)には、制
御部24は、その同一内容のサービスを放送しているF
M放送等の受信品質が所定値以上であるか否かの判定を
行う(ステップ106)。具体的には、制御部24は、
FM・AMフロント部18に対してステップ105の判
定を行うために取得した周波数への切り替え指示を出
す。この指示に従って、FM・AMフロントエンド部1
8は、指示された受信周波数成分の抽出、周波数変換、
増幅によって得られた中間周波信号に対してAM検波を
行って、受信電界強度信号を制御部24に出力する。制
御部24は、この受信電界強度信号に基づいて受信品質
を判定する。その結果、受信品質が所定値以上であった
場合は、スイッチ部26に向けて切り替え指示を出し
て、スピーカ14から音声出力する放送をDABからF
M放送等に切り替える(ステップ107)。
放送されていない場合(ステップ105の否定判断)や
FM放送等の受信品質が所定値以上でなかった場合(ス
テップ106の否定判断)には、ステップ101、10
2に戻り、DAB受信指示がされたか否か、または、F
M放送等の受信指示がされたか否かを監視する。
(ステップ102の肯定判断)は、制御部24は、その
受信動作を開始し(ステップ108)、受信したFM放
送等の受信品質が所定値以上であるか否かを判定する
(ステップ104、109)。具体的な判定手順は、上
述したステップ106と同様である。FM放送等の受信
品質が所定値以上でなかった場合には、制御部24は、
受信中のFM放送等のサービスと同一内容のサービスが
DABで放送されているか否かを判定する(ステップ1
10)。
をバックグラウンドで受信するためにDABフロントエ
ンド部4に対して、DAB受信の指示を出す。DABフ
ロントエンド部4は、この指示に従って、DABアンテ
ナ2を介して受信した信号の中から所定の受信周波数
(同調周波数)成分を抽出するとともに、この抽出した
信号に対して周波数変換を行った中間周波信号を出力す
る。DABデコード部6は、DABフロントエンド部4
から出力される中間周波信号に対して、直交復調処理等
の所定の処理を行って送信データを復調して、高速情報
チャネルFICを制御部24に出力する。制御部24
は、高速情報チャネルFICに含まれるアンサンブル内
のサービスリストに関するFIG(0/2)を解析し
て、バックグラウンドで現在受信中のDABのアンサン
ブルのサービスのサービス識別SIdを取得する。さら
に、サービスとDABやFM等の周波数インフォメーシ
ョンに関するFIG(0/6)およびFIG(0/2
1)を解析することによって、現在受信中でないDAB
のアンサンブルのサービスのサービス識別コードSId
や現在受信中のFM放送等のサービスのサービス識別コ
ードSIdを取得する。現在受信中のFM放送等のサー
ビス識別コードSIdが現在受信中のDABのアンサン
ブルのサービスのサービス識別SIdまたは現在受信中
でないDABのアンサンブルのサービスのサービス識別
コードSIdと一致すれば、そのサービス識別SIdに
対応するサービスは、FM放送等とDAB放送の双方で
放送されている、すなわち、現在FM放送等で受信され
ているサービスと同一内容のサービスがDABで放送さ
れていると判定することができる。
いる場合は、制御部24はそのDABサービスの受信動
作を開始する(ステップ111)。この受信動作は、以
下のようにして行われる。まず、ステップ110の判定
動作において、現在受信中のFM放送等のサービス識別
コードSIdが現在受信中のDABのアンサンブルに含
まれるサービスのサービス識別SIdと一致した場合に
は、現在受信中のDABのアンサンブルに含まれるサー
ビスが現在受信中のFM放送等のサービスと同一内容で
あるということであるから、制御部24は、DABデコ
ード部6に対してこのサービスのサービス識別情報を出
力し、DABデコード部6ではこのサービス識別情報に
対応するサービスのMPEGオーディオデータをオーデ
ィオデコード部8に入力する。このMPEGオーディオ
データは、オーディオデコード部8によってPCMオー
ディオデータに変換され、さらにD/A変換器10によ
ってアナログの音声信号に変換される。また、制御部2
4は、スイッチ部26に向けて切り替え指示を出力し、
D/A変換器10から出力されたアナログの音声信号が
アンプ12を通すことにより増幅されて、スピーカ14
から出力される。
識別コードSIdが現在受信中でないDABのアンサン
ブルに含まれるサービスのサービス識別SIdと一致し
た場合には、現在受信中でないDABのアンサンブルに
含まれるサービスが現在受信中のFM放送等のサービス
と同一内容であるということであるから、制御部24
は、サービスとDABやFM等の周波数インフォメーシ
ョンに関するFIG(0/6)およびFIG(0/2
1)を解析することによって、現在FM放送等で受信中
のサービスと同一内容のサービスを放送しているDAB
のアンサンブルに対応する搬送波周波数を抽出し、DA
Bフロントエンド部4に受信周波数切り替えの指示を出
す。DABフロントエンド部4は、この指示に従って受
信周波数を切り替えて、DABデコード部6に向けて中
間周波信号を出力する。DABデコード部6は、この中
間周波信号に対して所定の処理を行い、FICや復号デ
ータ(MPEGオーディオデータ)からなるデータフレ
ームを出力する。以後、現在受信中のアンサンブルに検
索によって検出されたサービスが含まれている場合と同
様にして、該当するサービスのMPEGオーディオデー
タが抽出され、PCMオーディオデータに変換された
後、D/A変換器10によってアナログ信号に変換され
てスピーカ14から出力される。DABサービスの受信
動作を開始すると、制御部24は、ステップ101、1
02に戻って、DAB受信指示がされたか否か、また
は、FM放送等の受信指示がされたか否かを監視する。
であった場合(ステップ109の肯定判断)や、受信品
質は所定値以下であるが受信中のFM放送等のサービス
と同一内容のサービスがDABで放送されていない場合
(ステップ110の肯定判断)は、制御部24は、利用
者によって検索のためのプログラムタイプPTyが設定
されているか否か、すなわち、優先的に受信するサービ
スが設定されているか否かを判定する(ステップ11
2)。プログラムタイプPTyが設定されている場合に
は、制御部24は、いずれかのDABのアンサンブルに
おいて、この設定されたプログラムタイプPTyに対応
するサービスが放送されているか否かを判定し(ステッ
プ113)、放送されている場合は、そのサービスを受
信するための受信動作を行う(ステップ114)。
体的な動作を以下に示す。なお、FM放送等の受信品質
が所定値以上であった場合(ステップ109の肯定判
断)は、バックグラウンドでDABを受信していないた
め、まず、ステップ110と同様にバックグラウンドで
DABの受信を行うものとする。
るFIG(0/17)には、各サービスの種別を表すI
ntコードが含まれており、このIntコードを用いる
ことにより、各サービスが検索対象のサービスに一致す
るか否かを調べることができる。検索対象となっている
サービスが検出されると、制御部24は、プログラムタ
イプに関するFIG(0/17)を参照することによ
り、検出されたサービスのサービス識別SIdを取得
し、さらに、アンサンブル内のサービスリストに関する
FIG(0/2)を解析して、検索によって検出された
サービスが現在受信中のアンサンブルに含まれるか否か
を判定する。現在受信中のアンサンブルに含まれている
場合は、制御部24は、DABデコード部6に対してこ
のサービスのサービス識別情報を出力し、DABデコー
ド部6ではこのサービス識別情報に対応するサービスの
MPEGオーディオデータをオーディオデコード部8に
入力する。このMPEGオーディオデータは、オーディ
オデコード部8によってPCMオーディオデータに変換
され、さらにD/A変換器10によってアナログの音声
信号に変換される。また、制御部24は、スイッチ部2
6に向けて切り替え指示を出力し、D/A変換器10か
ら出力されたアナログの音声信号がアンプ12を通すこ
とにより増幅されて、スピーカ14から出力される。
現在受信中のアンサンブルに含まれていない場合は、制
御部24は、サービスとDABやFM等の周波数インフ
ォメーションに関するFIG(0/6)およびFIG
(0/21)を解析して、このサービスに対応する搬送
波周波数を抽出し、DABフロントエンド部4に受信周
波数切り替えの指示を出す。DABフロントエンド部4
は、この指示に従って受信周波数を切り替えて、DAB
デコード部6に中間周波信号を入力する。DABデコー
ド部6は、この中間周波信号に対して所定の処理を行
い、FICや復号データ(MPEGオーディオデータ)
からなるデータフレームを出力する。以後、現在受信中
のアンサンブルに検索によって検出されたサービスが含
まれている場合と同様にして、該当するサービスのMP
EGオーディオデータが抽出され、PCMオーディオデ
ータに変換された後、D/A変換器10によってアナロ
グの音声信号に変換されて、スピーカ14から出力され
る。また、制御部24は、スイッチ部26に向けて切り
替え指示を出力し、D/A変換器10から出力されたア
ナログの音声信号がアンプ12を通すことにより増幅さ
れて、スピーカ14から出力される。設定されたプログ
ラムタイプPTyのサービスの受信動作を開始すると、
制御部24は、ステップ101、102に戻り、DAB
受信指示がされたか否か、または、FM放送等の受信指
示がされたか否かを監視する。
設定していない場合(ステップ112の否定判断)や利
用者が設定したプログラムタイプPTyに対応するサー
ビスがどのアンサンブルにおいても放送されていなかっ
た場合(ステップ113の否定判断)には、制御部24
は、ステップ101、102に戻り、DAB受信指示が
されたか否か、または、FM放送等の受信指示がされた
か否かを監視する。
一サービスを放送しており、かつ、FM放送等の受信品
質が所定値以上であれば、FM放送等を優先的に出力す
ることにより、バックグラウンドでDABを受信するこ
とが多くなるため、利用者が設定したサービスの検索等
の処理を迅速に行うことが可能になる。また、DABは
バックグラウンドで動作するため、その受信周波数を変
更して実際に各種のサービス等が受信可能な周波数を調
べたり、複数のアンサンブルに含まれる各種の制御情報
を用いた様々な検索処理等が可能となる。
るものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実
施が可能である。例えば、上述した実施形態では、利用
者によって優先的に受信するサービスが設定されている
場合に、バックグラウンドでDABを受信して、設定さ
れたサービスの検索を行ったが、アナウンスメントを優
先的に受信するように設定してもよい。
トタイプに属するアナウンスメントが放送されているか
否かの判定とアナウンスメントの受信動作は、以下の手
順となる。設定されたアナウンスメントタイプに属する
アナウンスメントが放送されているか否かの判定につい
ては、まず、制御部24は、アナウンスメントサポート
に関するFIG(0/18)およびFIG(0/25)
に含まれているアナウンスメントタイプを示すAsuフ
ラグを用いることにより、各アナウンスメントが検索対
象のアナウンスメントに一致するか否かを調べる。検索
対象となっているアナウンスメントが検出されると、次
に制御部24は、アナウンスメントスイッチングに関す
るFIG(0/19)およびFIG(0/26)を解析
して、検出されたアナウンスメントがバックグラウンド
で現在放送中であるか否かを判定し、現在放送中である
場合には、そのアナウンスメントに切り替えて、対応す
る音声を出力する。
を有するアナウンスメントがバックグラウンドで現在受
信中のアンサンブルについてのアナウンスメントスイッ
チングに関するFIG(0/19)から検出された場合
は、制御部24は、そのFIG(0/19)を解析し
て、DABデコード部6に対して、そのアナウンスメン
トの識別情報を出力する。DABデコード部6は、この
出力された識別情報に対応するアナウンスメントのMP
EGオーディオデータを抽出してオーディオデコード部
8に入力する。このMPEGオーディオデータは、オー
ディオデコード部8によってPCMオーディオデータに
変換され、さらにD/A変換器10によってアナログの
音声信号に変換される。また、制御部24は、スイッチ
部26に向けて切り替え指示を出力し、D/A変換器1
0から出力されたアナログの音声信号がアンプ12を通
すことにより増幅されて、スピーカ14から出力され
る。
るアナウンスメントがバックグラウンドで現在受信中で
ないアンサンブルについてのアナウンスメントスイッチ
ングに関するFIG(0/26)から検出された場合
は、制御部24は、そのアナウンスメントを放送してい
るアンサンブルとアナウンスメントの識別情報を検出
し、サービスとDABやFM等の周波数インフォメーシ
ョンに関するFIG(0/6)およびFIG(0/2
1)を解析して、切り替え先のアナウンスメントに対応
する搬送波周波数を求め、DABフロントエンド部4に
受信周波数切り替えの指示を出す。DABフロントエン
ド部4は、この指示に従い、対応する周波数に切り替え
て、DABデコード部6に中間周波信号を入力する。D
ABデコード部6は、この中間周波信号に対して所定の
処理を行い、FICや復号データ(MPEGオーディオ
データ)からなるデータフレームを出力する。次に、制
御部24は、検出されたクラスタIdに対応する現在受
信中のアンサンブルについてのアナウンスメントスイッ
チングに関するFIG(0/19)を解析して、DAB
デコード部6に対して検出されたクラスタIdに対応す
るアナウンスメントの識別情報を出力する。DABデコ
ード部6は、この出力された識別情報に対応するアナウ
ンスメントのMPEGオーディオデータを抽出してオー
ディオデコード部8に入力する。このMPEGオーディ
オデータは、オーディオデコード部8によってPCMオ
ーディオデータに変換され、さらにD/A変換器10に
よってアナログの音声信号に変換される。また、制御部
24は、スイッチ部26に向けて切り替え指示を出力
し、D/A変換器10から出力されたアナログの音声信
号がアンプ12を通すことにより増幅されて、スピーカ
14から出力される。
タルオーディオ放送を受信する第1の受信手段と、この
デジタルオーディオ放送と同一内容の番組が含まれる他
の放送を受信する第2の受信手段とを有しており、同じ
内容の番組が放送されている場合には、この番組を第2
の受信手段によって優先的に受信しており、第1の受信
手段は自由に搬送波周波数を切り替えて各種の番組を受
信することができるため、実際に受信可能な各種番組の
周波数を調べたり、複数の搬送波に含まれる各種の制御
情報を用いた様々な検索処理等が可能であり、受信機全
体の機能を有効に利用することができるとともに、デジ
タルオーディオ放送を用いる場合の各種受信動作の制約
を少なくすることができる。
組の受信は、第2の受信手段によって受信する番組の受
信品質が所定値以上であるときに行うことが好ましく、
このようにすることで、受信番組の品質を維持しながら
第1の受信手段を用いた各種の動作が可能となる。
構成を示す図である。
図である。
サービスを放送している場合の動作手順を示す流れ図で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 デジタルオーディオ放送を受信する第1
の受信手段と、 前記デジタルオーディオ放送と同一内容の番組が含まれ
る他の放送を受信する第2の受信手段と、 前記デジタルオーディオ放送と前記他の放送とで同じ内
容の番組が放送されているときに、この同じ内容の番組
を前記第2の受信手段に受信させるとともに、前記第1
の受信手段にこの同じ内容の番組以外の番組を受信させ
る受信制御手段と、 を備えることを特徴とする多重放送受信機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記第2の受信手段によって受信する前記他の放送は、
AM放送、FM放送、ラジオデータシステム放送の少な
くとも一つであることを特徴とする多重放送受信機。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記受信制御手段は、前記第2の受信手段によって受信
する放送の受信品質が所定値以上であるときに、前記第
2の受信手段に前記同じ内容の番組を受信させることを
特徴とする多重放送受信機。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記同じ内容の番組を前記第2の受信手段によって受信
しているときに、前記第1の受信手段によって受信可能
な所定の番組の検索処理を並行して行う番組検索手段を
さらに備えることを特徴とする多重放送受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28131297A JP3647619B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 多重放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28131297A JP3647619B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 多重放送受信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112450A true JPH11112450A (ja) | 1999-04-23 |
| JP3647619B2 JP3647619B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=17637346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28131297A Expired - Lifetime JP3647619B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 多重放送受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3647619B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19956933A1 (de) * | 1999-11-26 | 2001-06-21 | Bosch Gmbh Robert | Empfänger für analog und digital übertragene Rundfunkprogramme |
| KR20040009423A (ko) * | 2002-07-23 | 2004-01-31 | 삼성전기주식회사 | 통신 및 방송 안테나 통합형 저궤도 위성 단말기 |
| EP3054607A1 (en) * | 2015-02-05 | 2016-08-10 | Alpine Electronics, Inc. | Broadcast receiving apparatus and output control method |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP28131297A patent/JP3647619B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19956933A1 (de) * | 1999-11-26 | 2001-06-21 | Bosch Gmbh Robert | Empfänger für analog und digital übertragene Rundfunkprogramme |
| KR20040009423A (ko) * | 2002-07-23 | 2004-01-31 | 삼성전기주식회사 | 통신 및 방송 안테나 통합형 저궤도 위성 단말기 |
| EP3054607A1 (en) * | 2015-02-05 | 2016-08-10 | Alpine Electronics, Inc. | Broadcast receiving apparatus and output control method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3647619B2 (ja) | 2005-05-18 |
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