JPH11112737A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
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- JPH11112737A JPH11112737A JP9267152A JP26715297A JPH11112737A JP H11112737 A JPH11112737 A JP H11112737A JP 9267152 A JP9267152 A JP 9267152A JP 26715297 A JP26715297 A JP 26715297A JP H11112737 A JPH11112737 A JP H11112737A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のラインセンサの各々によって読取ライ
ンの位置のずれが生ずることなく原稿を読み取ること
を、簡易な構成で実現する。 【解決手段】 複数のラインセンサ(図ではセンサA〜
C)で原稿を各々読み取る場合、各センサの原稿上での
間隔を、読取ライン間隔α(矢印L0 〜L10は読取ライ
ンの位置を表す)の整数倍((A)では3α及び5α) とす
る。これにより、各センサの原稿上での位置(読取位
置)に異なる読取ラインが同時に位置するので、各セン
サによる読み取りを同一のタイミングで行うことで各セ
ンサ毎に読取ラインの位置のずれが生ずることを防止で
きると共に、読み取りの1周期の整数倍の遅延時間で各
センサの読み取りの開始及び終了のタイミングのずれを
補正できる。複数種の読取ライン間隔で読み取る場合
は、各センサの原稿上での間隔を複数種の読取ライン間
隔の公倍数に相当する値とする((B),(C)参照) 。
ンの位置のずれが生ずることなく原稿を読み取ること
を、簡易な構成で実現する。 【解決手段】 複数のラインセンサ(図ではセンサA〜
C)で原稿を各々読み取る場合、各センサの原稿上での
間隔を、読取ライン間隔α(矢印L0 〜L10は読取ライ
ンの位置を表す)の整数倍((A)では3α及び5α) とす
る。これにより、各センサの原稿上での位置(読取位
置)に異なる読取ラインが同時に位置するので、各セン
サによる読み取りを同一のタイミングで行うことで各セ
ンサ毎に読取ラインの位置のずれが生ずることを防止で
きると共に、読み取りの1周期の整数倍の遅延時間で各
センサの読み取りの開始及び終了のタイミングのずれを
補正できる。複数種の読取ライン間隔で読み取る場合
は、各センサの原稿上での間隔を複数種の読取ライン間
隔の公倍数に相当する値とする((B),(C)参照) 。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿読取装置に係
り、特に、複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン
毎に読み取る原稿読取装置に関する。
り、特に、複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン
毎に読み取る原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真フィルムに記録されてい
るフィルム画像を、CCD等の読取センサを備えた画像
読取装置によって読み取り、該読み取りによって得られ
た画像データに対して各種の補正等の画像処理を行った
後に、記録材料への画像の記録やディスプレイへの画像
の表示等を行う画像処理システムが知られている。また
上記の画像処理システムにおいて、読取センサとして
R、G、Bの3本のラインセンサを備えた画像読取装置
を用いることも知られている。
るフィルム画像を、CCD等の読取センサを備えた画像
読取装置によって読み取り、該読み取りによって得られ
た画像データに対して各種の補正等の画像処理を行った
後に、記録材料への画像の記録やディスプレイへの画像
の表示等を行う画像処理システムが知られている。また
上記の画像処理システムにおいて、読取センサとして
R、G、Bの3本のラインセンサを備えた画像読取装置
を用いることも知られている。
【0003】この画像読取装置は、3本のラインセンサ
が互いに平行に配列されており、長尺状の写真フィルム
を、長手方向が各ラインセンサの配列方向に一致するよ
うにセットし、写真フィルムを前記長手方向に沿って一
定速度で搬送しながら各ラインセンサでフィルム画像を
1ライン毎に読み取ることにより、フィルム画像の読み
取りをR、G、B同時に行うように構成されている。
が互いに平行に配列されており、長尺状の写真フィルム
を、長手方向が各ラインセンサの配列方向に一致するよ
うにセットし、写真フィルムを前記長手方向に沿って一
定速度で搬送しながら各ラインセンサでフィルム画像を
1ライン毎に読み取ることにより、フィルム画像の読み
取りをR、G、B同時に行うように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように読取センサとして複数のラインセンサを用いる場
合、写真フィルムの搬送方向に沿って物理的にずれた位
置に各ラインセンサを配置せざるを得ない。このため各
ラインセンサの写真フィルム上での位置(読取位置)を
一致させるためには、写真フィルムと各ラインセンサと
の間に、入射光をR、G、B毎に異なる方向に射出する
色分解プリズム等の高価な光学部品を配設する必要があ
り、画像読取装置のコストアップに繋がると共に、色分
解プリズム及び各ラインセンサの取付けに際し、高い位
置精度が要求されるという欠点があった。
ように読取センサとして複数のラインセンサを用いる場
合、写真フィルムの搬送方向に沿って物理的にずれた位
置に各ラインセンサを配置せざるを得ない。このため各
ラインセンサの写真フィルム上での位置(読取位置)を
一致させるためには、写真フィルムと各ラインセンサと
の間に、入射光をR、G、B毎に異なる方向に射出する
色分解プリズム等の高価な光学部品を配設する必要があ
り、画像読取装置のコストアップに繋がると共に、色分
解プリズム及び各ラインセンサの取付けに際し、高い位
置精度が要求されるという欠点があった。
【0005】また、色分解プリズム等を省略した場合に
は、各ラインセンサの写真フィルム上での位置が写真フ
ィルムの搬送方向に沿ってずれることになるので、各ラ
インセンサがフィルム画像を1ライン毎に読み取る際の
フィルム画像上での読取ラインの位置が、各ラインセン
サ間で正確に一致していないと、例えばR、G、Bの各
ラインセンサの読み取りによって得られたカラー画像デ
ータを用いて記録材料にカラー画像を記録した場合、前
記読取ラインの位置のずれが記録画像上で色ずれやモア
レ等として視認されるという問題がある。
は、各ラインセンサの写真フィルム上での位置が写真フ
ィルムの搬送方向に沿ってずれることになるので、各ラ
インセンサがフィルム画像を1ライン毎に読み取る際の
フィルム画像上での読取ラインの位置が、各ラインセン
サ間で正確に一致していないと、例えばR、G、Bの各
ラインセンサの読み取りによって得られたカラー画像デ
ータを用いて記録材料にカラー画像を記録した場合、前
記読取ラインの位置のずれが記録画像上で色ずれやモア
レ等として視認されるという問題がある。
【0006】これを解決するためには、各ラインセンサ
による読み取りのタイミングを各々独立に制御すること
で、各ラインセンサによる読み取りにおける読取ライン
の位置を一致させるか、或いは各ラインセンサによって
同一のタイミングで1ライン毎にフィルム画像を読み取
ると共に、何れかのラインセンサの読み取りにおける読
取ライン位置を基準とし、他のラインセンサによる読み
取りによって得られる前記基準の読取ラインに対して位
置のずれた読取ライン上の画素のデータから、前記基準
の読取ライン上の画素のデータを補間演算によって求め
ることにより、前記他のラインセンサによる読み取りに
おけるフィルム画像上での読取ラインの位置のずれを補
正した画像データを得ていた。
による読み取りのタイミングを各々独立に制御すること
で、各ラインセンサによる読み取りにおける読取ライン
の位置を一致させるか、或いは各ラインセンサによって
同一のタイミングで1ライン毎にフィルム画像を読み取
ると共に、何れかのラインセンサの読み取りにおける読
取ライン位置を基準とし、他のラインセンサによる読み
取りによって得られる前記基準の読取ラインに対して位
置のずれた読取ライン上の画素のデータから、前記基準
の読取ライン上の画素のデータを補間演算によって求め
ることにより、前記他のラインセンサによる読み取りに
おけるフィルム画像上での読取ラインの位置のずれを補
正した画像データを得ていた。
【0007】しかし、各ラインセンサによる読み取りの
タイミングを各々独立に制御するようにした場合には、
制御が複雑になり画像読取装置の構成が複雑になると共
に、複数のラインセンサが一体的に設けられたイメージ
センサに適用することは困難である。また、補間演算を
行うためには画像データを記憶する記憶手段を設ける必
要があり、前記記憶手段としてラインバッファメモリを
適用した場合には、リアルタイムで補間演算を行うこと
が可能になるものの、高価なラインバッファメモリを多
数ライン分設ける必要があるのでコストが嵩むという問
題があり、前記記憶手段としてハードディスク等を用
い、画像データをハードディスク等に一旦記憶した後に
補間演算を行うようにした場合には、補間演算後の画像
データを得るまでに時間がかかる、という問題があっ
た。
タイミングを各々独立に制御するようにした場合には、
制御が複雑になり画像読取装置の構成が複雑になると共
に、複数のラインセンサが一体的に設けられたイメージ
センサに適用することは困難である。また、補間演算を
行うためには画像データを記憶する記憶手段を設ける必
要があり、前記記憶手段としてラインバッファメモリを
適用した場合には、リアルタイムで補間演算を行うこと
が可能になるものの、高価なラインバッファメモリを多
数ライン分設ける必要があるのでコストが嵩むという問
題があり、前記記憶手段としてハードディスク等を用
い、画像データをハードディスク等に一旦記憶した後に
補間演算を行うようにした場合には、補間演算後の画像
データを得るまでに時間がかかる、という問題があっ
た。
【0008】このように、色分解プリズム等を省略した
場合(各ラインセンサによる写真フィルム上の読取位置
が写真フィルムの搬送方向に沿ってずれている場合)に
は画像読取装置の構成が複雑になるという問題があっ
た。
場合(各ラインセンサによる写真フィルム上の読取位置
が写真フィルムの搬送方向に沿ってずれている場合)に
は画像読取装置の構成が複雑になるという問題があっ
た。
【0009】また、特にフィルム画像の読み取りでは、
記録材料への記録に用いる画像データを得るための読み
取り(所謂ファインスキャン)か、ファインスキャンに
おける読取条件やファインスキャンで得られる画像デー
タに対する処理条件を決定するための予備的な読み取り
(所謂プレスキャン)か、によって読み取りの解像度
(読取ラインの間隔)を切替えることが望ましい。ま
た、写真フィルムの種類やフィルム画像の濃度、記録材
料に記録する画像のサイズに応じて読み取りの解像度の
切替えが必要となる場合もある。
記録材料への記録に用いる画像データを得るための読み
取り(所謂ファインスキャン)か、ファインスキャンに
おける読取条件やファインスキャンで得られる画像デー
タに対する処理条件を決定するための予備的な読み取り
(所謂プレスキャン)か、によって読み取りの解像度
(読取ラインの間隔)を切替えることが望ましい。ま
た、写真フィルムの種類やフィルム画像の濃度、記録材
料に記録する画像のサイズに応じて読み取りの解像度の
切替えが必要となる場合もある。
【0010】しかし、読み取りの解像度(読取ラインの
間隔)を切替えるためには写真フィルムの搬送速度を変
化させる必要があるので、複数種の解像度での画像の読
み取りを可能にしようとすると、画像読取装置の構成は
非常に複雑なものとなる。
間隔)を切替えるためには写真フィルムの搬送速度を変
化させる必要があるので、複数種の解像度での画像の読
み取りを可能にしようとすると、画像読取装置の構成は
非常に複雑なものとなる。
【0011】また、上記の問題は、写真フィルムに記録
されたフィルム画像の読み取りを行う画像読取装置固有
の問題ではなく、写真フィルム以外の他の原稿(例えば
文字や画像が普通紙等の記録材料に記録された原稿)の
読み取りを複数のラインセンサで同時に行う際にも共通
する問題であった。
されたフィルム画像の読み取りを行う画像読取装置固有
の問題ではなく、写真フィルム以外の他の原稿(例えば
文字や画像が普通紙等の記録材料に記録された原稿)の
読み取りを複数のラインセンサで同時に行う際にも共通
する問題であった。
【0012】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、複数のラインセンサの各々によって読取ラインの位
置のずれが生ずることなく原稿を読み取ることを、簡易
な構成で実現できる原稿読取装置を得ることが目的であ
る。
で、複数のラインセンサの各々によって読取ラインの位
置のずれが生ずることなく原稿を読み取ることを、簡易
な構成で実現できる原稿読取装置を得ることが目的であ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る原稿読取装置は、間隔を隔
てて配列された複数のラインセンサを備えた読取部と、
原稿と前記読取部とを前記複数のラインセンサの配列方
向に沿って相対的に移動させる移動手段と、を備え、前
記複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン毎に所定
の読取ライン間隔で読み取る原稿読取装置であって、前
記各ラインセンサの間隔に対応する前記各ラインセンサ
の原稿上での間隔が前記読取ライン間隔の整数倍となる
ように、前記各ラインセンサの間隔及び前記読取ライン
間隔の少なくとも一方が定められており、前記移動手段
は、前記読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサ
による1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部と
が前記読取ライン間隔分だけ相対移動するように、原稿
と読取部とを相対的に移動させることを特徴としてい
る。
に請求項1記載の発明に係る原稿読取装置は、間隔を隔
てて配列された複数のラインセンサを備えた読取部と、
原稿と前記読取部とを前記複数のラインセンサの配列方
向に沿って相対的に移動させる移動手段と、を備え、前
記複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン毎に所定
の読取ライン間隔で読み取る原稿読取装置であって、前
記各ラインセンサの間隔に対応する前記各ラインセンサ
の原稿上での間隔が前記読取ライン間隔の整数倍となる
ように、前記各ラインセンサの間隔及び前記読取ライン
間隔の少なくとも一方が定められており、前記移動手段
は、前記読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサ
による1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部と
が前記読取ライン間隔分だけ相対移動するように、原稿
と読取部とを相対的に移動させることを特徴としてい
る。
【0014】請求項1記載の発明に係る原稿読取装置
は、間隔を隔てて配列された複数のラインセンサを備え
た読取部と、原稿と読取部とを複数のラインセンサの配
列方向に沿って相対的に移動させる移動手段と、を備え
ており、複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン毎
に所定の読取ライン間隔で読み取る。なお移動手段は、
原稿と読取部とを複数のラインセンサの配列方向に沿っ
て相対的に移動させるものであればよく、原稿のみを移
動させる構成であっても、読取部を移動させる構成であ
っても、原稿及び読取部の双方を移動させる構成であっ
てもよい。
は、間隔を隔てて配列された複数のラインセンサを備え
た読取部と、原稿と読取部とを複数のラインセンサの配
列方向に沿って相対的に移動させる移動手段と、を備え
ており、複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン毎
に所定の読取ライン間隔で読み取る。なお移動手段は、
原稿と読取部とを複数のラインセンサの配列方向に沿っ
て相対的に移動させるものであればよく、原稿のみを移
動させる構成であっても、読取部を移動させる構成であ
っても、原稿及び読取部の双方を移動させる構成であっ
てもよい。
【0015】また、請求項1の発明では、各ラインセン
サの間隔に対応する各ラインセンサの原稿上での間隔が
前記読取ライン間隔の整数倍となるように、各ラインセ
ンサの間隔及び読取ライン間隔の少なくとも一方が定め
られている。なお、原稿読取装置によっては、各ライン
センサの間隔及び読取ライン間隔の一方に制限がある
(固定的に定められている)場合があるが、ラインセン
サの間隔が予め固定的に定められている場合には、前記
ラインセンサの間隔に対応する各ラインセンサの原稿上
での間隔に応じて読取ライン間隔を定め、読取ライン間
隔が予め固定的に定められている場合には、前記読取ラ
イン間隔に応じてラインセンサの間隔を定めることによ
り、上記の条件を満足することができる。
サの間隔に対応する各ラインセンサの原稿上での間隔が
前記読取ライン間隔の整数倍となるように、各ラインセ
ンサの間隔及び読取ライン間隔の少なくとも一方が定め
られている。なお、原稿読取装置によっては、各ライン
センサの間隔及び読取ライン間隔の一方に制限がある
(固定的に定められている)場合があるが、ラインセン
サの間隔が予め固定的に定められている場合には、前記
ラインセンサの間隔に対応する各ラインセンサの原稿上
での間隔に応じて読取ライン間隔を定め、読取ライン間
隔が予め固定的に定められている場合には、前記読取ラ
イン間隔に応じてラインセンサの間隔を定めることによ
り、上記の条件を満足することができる。
【0016】上記の条件を満足する一例として、図1
(A)には、複数のラインセンサとしてラインセンサA
〜Cの3個のラインセンサが間隔を隔てて配列されてお
り、読取ライン間隔をα、ラインセンサAとラインセン
サBの原稿上での間隔を3α、ラインセンサBとライン
センサCの原稿上での間隔を5αと定めて配置した場合
を示す。なお図1において、矢印FWは原稿の搬送方
向、矢印L0 〜矢印L10は各ラインセンサによって読み
取られる原稿上の読取ラインL0 〜L10の位置を表す。
(A)には、複数のラインセンサとしてラインセンサA
〜Cの3個のラインセンサが間隔を隔てて配列されてお
り、読取ライン間隔をα、ラインセンサAとラインセン
サBの原稿上での間隔を3α、ラインセンサBとライン
センサCの原稿上での間隔を5αと定めて配置した場合
を示す。なお図1において、矢印FWは原稿の搬送方
向、矢印L0 〜矢印L10は各ラインセンサによって読み
取られる原稿上の読取ラインL0 〜L10の位置を表す。
【0017】図1(A)は、原稿上の読取ラインL1 が
ラインセンサAの原稿上での位置に一致している状態を
示しているが、図1(A)からも明らかなように、この
ときラインセンサBの原稿上での位置には読取ラインL
4 が位置し、ラインセンサCの原稿上での位置には読取
ラインL9 が位置している。この各ラインセンサの原稿
上での位置と読取ラインの位置との関係は、図1(A)
に示した配置に限らず先の条件(各ラインセンサの原稿
上での間隔が読取ライン間隔の整数倍)を満足すれば成
立する。そして、前記関係が成立すれば、1ライン毎の
原稿の読み取りを、各ラインセンサが同一の読み取りタ
イミングで行うことで、各ラインセンサによって実際に
読み取られるラインの位置を正確に一致させることがで
きるので、各ラインセンサの読み取りタイミングを各々
独立に制御したり、補間演算を行う必要がなくなる。
ラインセンサAの原稿上での位置に一致している状態を
示しているが、図1(A)からも明らかなように、この
ときラインセンサBの原稿上での位置には読取ラインL
4 が位置し、ラインセンサCの原稿上での位置には読取
ラインL9 が位置している。この各ラインセンサの原稿
上での位置と読取ラインの位置との関係は、図1(A)
に示した配置に限らず先の条件(各ラインセンサの原稿
上での間隔が読取ライン間隔の整数倍)を満足すれば成
立する。そして、前記関係が成立すれば、1ライン毎の
原稿の読み取りを、各ラインセンサが同一の読み取りタ
イミングで行うことで、各ラインセンサによって実際に
読み取られるラインの位置を正確に一致させることがで
きるので、各ラインセンサの読み取りタイミングを各々
独立に制御したり、補間演算を行う必要がなくなる。
【0018】また請求項1の発明において、移動手段
は、読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサによ
る1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部とが前
記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ相対移動する
ように、原稿と読取部とを相対的に移動させる。これに
より、原稿上の或る位置(例えば読取ラインの位置)が
隣り合うラインセンサの原稿上での間隔に相当する距離
を移動するのに要する時間が、各ラインセンサによる1
ライン毎の読み取りの1周期の整数倍となる。従って、
各ラインセンサによる読み取りの開始及び終了のタイミ
ングのずれを補正するための遅延時間も前記読み取りの
1周期の整数倍となるので、ラインセンサから出力され
た信号を遅延させて前記タイミングのずれを補正する場
合の構成も簡単にすることができる。
は、読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサによ
る1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部とが前
記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ相対移動する
ように、原稿と読取部とを相対的に移動させる。これに
より、原稿上の或る位置(例えば読取ラインの位置)が
隣り合うラインセンサの原稿上での間隔に相当する距離
を移動するのに要する時間が、各ラインセンサによる1
ライン毎の読み取りの1周期の整数倍となる。従って、
各ラインセンサによる読み取りの開始及び終了のタイミ
ングのずれを補正するための遅延時間も前記読み取りの
1周期の整数倍となるので、ラインセンサから出力され
た信号を遅延させて前記タイミングのずれを補正する場
合の構成も簡単にすることができる。
【0019】そして、請求項1の発明では色分解プリズ
ム等の高価な光学部品を配設する必要もない。従って、
請求項1の発明によれば、複数のラインセンサの各々に
よって読取ラインの位置のずれが生ずることなく原稿を
読み取ることを、簡易な構成で実現できる。
ム等の高価な光学部品を配設する必要もない。従って、
請求項1の発明によれば、複数のラインセンサの各々に
よって読取ラインの位置のずれが生ずることなく原稿を
読み取ることを、簡易な構成で実現できる。
【0020】請求項2記載の発明に係る原稿読取装置
は、間隔を隔てて配列された複数のラインセンサを備え
た読取部と、原稿と前記読取部とを前記複数のラインセ
ンサの配列方向に沿って相対的に移動させる移動手段
と、を備え、前記複数のラインセンサの各々で原稿を1
ライン毎に複数種の読取ライン間隔で読み取り可能な原
稿読取装置であって、前記各ラインセンサの間隔に対応
する前記各ラインセンサの原稿上での間隔が前記複数種
の読取ライン間隔の公倍数に相当する値となるように、
前記各ラインセンサの間隔及び複数種の読取ライン間隔
の少なくとも一方が定められており、前記移動手段は、
前記読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサによ
る1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部とが前
記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ相対移動する
ように、原稿と読取部とを相対的に移動させることを特
徴としている。
は、間隔を隔てて配列された複数のラインセンサを備え
た読取部と、原稿と前記読取部とを前記複数のラインセ
ンサの配列方向に沿って相対的に移動させる移動手段
と、を備え、前記複数のラインセンサの各々で原稿を1
ライン毎に複数種の読取ライン間隔で読み取り可能な原
稿読取装置であって、前記各ラインセンサの間隔に対応
する前記各ラインセンサの原稿上での間隔が前記複数種
の読取ライン間隔の公倍数に相当する値となるように、
前記各ラインセンサの間隔及び複数種の読取ライン間隔
の少なくとも一方が定められており、前記移動手段は、
前記読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサによ
る1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部とが前
記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ相対移動する
ように、原稿と読取部とを相対的に移動させることを特
徴としている。
【0021】請求項2記載の発明に係る原稿読取装置
は、複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン毎に複
数種の読取ライン間隔で読み取り可能とされており、各
ラインセンサの間隔に対応する各ラインセンサの原稿上
での間隔が複数種の読取ライン間隔の公倍数に相当する
値となるように、各ラインセンサの間隔及び複数種の読
取ライン間隔の少なくとも一方が定められている。
は、複数のラインセンサの各々で原稿を1ライン毎に複
数種の読取ライン間隔で読み取り可能とされており、各
ラインセンサの間隔に対応する各ラインセンサの原稿上
での間隔が複数種の読取ライン間隔の公倍数に相当する
値となるように、各ラインセンサの間隔及び複数種の読
取ライン間隔の少なくとも一方が定められている。
【0022】上記の条件を満足する一例として、図1
(B)及び(C)には、複数のラインセンサとしてライ
ンセンサA〜Cの3個のラインセンサが間隔を隔てて配
列されており、複数種の読取ライン間隔をα及び2α、
ラインセンサAとラインセンサBの原稿上での間隔を4
α、ラインセンサBとラインセンサCの原稿上での間隔
を6αと定めて配置した場合を示す。なお図1(B)は
読取ライン間隔がα、図1(C)は読取ライン間隔が2
αの場合を示している。
(B)及び(C)には、複数のラインセンサとしてライ
ンセンサA〜Cの3個のラインセンサが間隔を隔てて配
列されており、複数種の読取ライン間隔をα及び2α、
ラインセンサAとラインセンサBの原稿上での間隔を4
α、ラインセンサBとラインセンサCの原稿上での間隔
を6αと定めて配置した場合を示す。なお図1(B)は
読取ライン間隔がα、図1(C)は読取ライン間隔が2
αの場合を示している。
【0023】図1(B)及び(C)は、原稿上の読取ラ
インL1 がラインセンサAの原稿上での位置に一致して
いる状態を各々示しているが、このとき図1(B)で
は、ラインセンサBの原稿上での位置に読取ラインL5
が位置し、ラインセンサCの原稿上での位置には読取ラ
インL11が位置している。また図1(C)では、ライン
センサBの原稿上での位置に読取ラインL3 が位置し、
ラインセンサCの原稿上での位置には読取ラインL6 が
位置している。そして、この各ラインセンサの原稿上で
の位置と読取ラインの位置との関係は、図1(B)及び
(C)に示した配置に限らず、先の条件(各ラインセン
サの原稿上での間隔が複数種の読取ライン間隔の公倍数
に相当する値)を満足すれば成立する。
インL1 がラインセンサAの原稿上での位置に一致して
いる状態を各々示しているが、このとき図1(B)で
は、ラインセンサBの原稿上での位置に読取ラインL5
が位置し、ラインセンサCの原稿上での位置には読取ラ
インL11が位置している。また図1(C)では、ライン
センサBの原稿上での位置に読取ラインL3 が位置し、
ラインセンサCの原稿上での位置には読取ラインL6 が
位置している。そして、この各ラインセンサの原稿上で
の位置と読取ラインの位置との関係は、図1(B)及び
(C)に示した配置に限らず、先の条件(各ラインセン
サの原稿上での間隔が複数種の読取ライン間隔の公倍数
に相当する値)を満足すれば成立する。
【0024】そして、前記関係が成立すれば、複数種の
読取ライン間隔の何れを適用して原稿の読み取りを行う
場合であっても、1ライン毎の原稿の読み取りを、各ラ
インセンサが同一の読み取りタイミングで行うことで、
各ラインセンサによって実際に読み取られるラインの位
置を正確に一致させることができるので、各ラインセン
サの読み取りタイミングを各々独立に制御したり、補間
演算を行う必要がなくなる。
読取ライン間隔の何れを適用して原稿の読み取りを行う
場合であっても、1ライン毎の原稿の読み取りを、各ラ
インセンサが同一の読み取りタイミングで行うことで、
各ラインセンサによって実際に読み取られるラインの位
置を正確に一致させることができるので、各ラインセン
サの読み取りタイミングを各々独立に制御したり、補間
演算を行う必要がなくなる。
【0025】また請求項2の発明において、移動手段
は、読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサによ
る1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部とが前
記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ相対移動する
ように、原稿と読取部とを相対的に移動させる。これに
より、原稿上の或る位置(例えば読取ラインの位置)が
隣り合うラインセンサの原稿上での間隔に相当する距離
を移動するのに要する時間は、複数種の読取ライン間隔
の何れを適用して原稿の読み取りを行う場合であって
も、各ラインセンサによる1ライン毎の読み取りの1周
期の整数倍となる。従って、各ラインセンサによる読み
取りの開始及び終了のタイミングのずれを補正するため
の遅延時間も、複数種の読取ライン間隔の何れを適用し
て原稿の読み取りを行う場合であっても前記読み取りの
1周期の整数倍となるので、ラインセンサから出力され
た信号を遅延させて前記タイミングのずれを補正する場
合の構成も簡単にすることができる。
は、読取部が原稿を読み取る際に、各ラインセンサによ
る1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部とが前
記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ相対移動する
ように、原稿と読取部とを相対的に移動させる。これに
より、原稿上の或る位置(例えば読取ラインの位置)が
隣り合うラインセンサの原稿上での間隔に相当する距離
を移動するのに要する時間は、複数種の読取ライン間隔
の何れを適用して原稿の読み取りを行う場合であって
も、各ラインセンサによる1ライン毎の読み取りの1周
期の整数倍となる。従って、各ラインセンサによる読み
取りの開始及び終了のタイミングのずれを補正するため
の遅延時間も、複数種の読取ライン間隔の何れを適用し
て原稿の読み取りを行う場合であっても前記読み取りの
1周期の整数倍となるので、ラインセンサから出力され
た信号を遅延させて前記タイミングのずれを補正する場
合の構成も簡単にすることができる。
【0026】そして、請求項2の発明においても、色分
解プリズム等の高価な光学部品を配設する必要はない。
従って、請求項2の発明によれば、複数のラインセンサ
の各々により、複数種の読取ライン間隔のうち何れの読
取ライン間隔で原稿を読み取る場合にも、簡易な構成に
より、画素のずれが生ずることなく原稿を読み取ること
ができる。
解プリズム等の高価な光学部品を配設する必要はない。
従って、請求項2の発明によれば、複数のラインセンサ
の各々により、複数種の読取ライン間隔のうち何れの読
取ライン間隔で原稿を読み取る場合にも、簡易な構成に
より、画素のずれが生ずることなく原稿を読み取ること
ができる。
【0027】なおカラー原稿の読み取りを行う等の場合
には、請求項3に記載したように、複数のラインセンサ
として、R、G、Bの何れかに相当する波長域の光に感
度を有する3個のラインセンサを用い、原稿をR、G、
Bに色分解して読み取ることができる。この場合、読取
部は、原稿を透過又は反射した光が入射されるように配
置すればよい。前述のように本発明によれば、原稿上で
の読取ラインの位置を正確に一致させることができるの
で、R、G、Bのラインセンサが原稿をR、G、Bに色
分解して読み取ることによって得られたデータに基づい
て、記録材料に原稿の画像を記録したとしても、記録画
像上に色ずれやモアレ等が生ずることはない。
には、請求項3に記載したように、複数のラインセンサ
として、R、G、Bの何れかに相当する波長域の光に感
度を有する3個のラインセンサを用い、原稿をR、G、
Bに色分解して読み取ることができる。この場合、読取
部は、原稿を透過又は反射した光が入射されるように配
置すればよい。前述のように本発明によれば、原稿上で
の読取ラインの位置を正確に一致させることができるの
で、R、G、Bのラインセンサが原稿をR、G、Bに色
分解して読み取ることによって得られたデータに基づい
て、記録材料に原稿の画像を記録したとしても、記録画
像上に色ずれやモアレ等が生ずることはない。
【0028】また、本発明によれば、各ラインセンサの
読み取りタイミングを各々独立に制御する必要がなくな
るので、本発明に係る複数のラインセンサとして、複数
のラインセンサが一体的に設けられた一体型ラインセン
サ(例えば3ラインCCDセンサ等)を用いることがで
きる。これにより、本発明に係る原稿読取装置を小型化
することができる。
読み取りタイミングを各々独立に制御する必要がなくな
るので、本発明に係る複数のラインセンサとして、複数
のラインセンサが一体的に設けられた一体型ラインセン
サ(例えば3ラインCCDセンサ等)を用いることがで
きる。これにより、本発明に係る原稿読取装置を小型化
することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、以下では本発明
に支障のない数値を用いて説明するが、本発明は以下に
記載した数値に限定されるものではない。また以下で
は、本実施形態に係るディジタルラボシステムについて
説明する。
施形態について詳細に説明する。なお、以下では本発明
に支障のない数値を用いて説明するが、本発明は以下に
記載した数値に限定されるものではない。また以下で
は、本実施形態に係るディジタルラボシステムについて
説明する。
【0030】(システム全体の概略構成)図2には本実
施形態に係るディジタルラボシステム10が示されてい
る。このラボシステム10は、エリアCCDスキャナ1
2、ラインCCDスキャナ14、及び画像処理部16を
備えた入力部と、レーザプリンタ部18及びプロセッサ
部20を備えた出力部と、で構成されている。
施形態に係るディジタルラボシステム10が示されてい
る。このラボシステム10は、エリアCCDスキャナ1
2、ラインCCDスキャナ14、及び画像処理部16を
備えた入力部と、レーザプリンタ部18及びプロセッサ
部20を備えた出力部と、で構成されている。
【0031】エリアCCDスキャナ12及びラインCC
Dスキャナ14は、ネガフィルムやリバーサルフィルム
等の写真フィルムに記録されているフィルム画像を読み
取るためのものであり、例えばエリアCCDスキャナ1
2は135サイズの写真フィルム、110サイズの写真
フィルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム
(240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)
のフィルム画像を読取対象とし、ラインCCDスキャナ
14は120サイズ及び220サイズ(ブローニサイ
ズ)の写真フィルムのフィルム画像を読取対象とするこ
とができる。
Dスキャナ14は、ネガフィルムやリバーサルフィルム
等の写真フィルムに記録されているフィルム画像を読み
取るためのものであり、例えばエリアCCDスキャナ1
2は135サイズの写真フィルム、110サイズの写真
フィルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム
(240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)
のフィルム画像を読取対象とし、ラインCCDスキャナ
14は120サイズ及び220サイズ(ブローニサイ
ズ)の写真フィルムのフィルム画像を読取対象とするこ
とができる。
【0032】エリアCCDスキャナ12及びラインCC
Dスキャナ14は、上記の読取対象のフィルム画像をエ
リアCCD又はラインCCDで読み取り、画像データを
出力する。なお、ディジタルラボシステム10は、必ず
しもエリアCCDスキャナ12及びラインCCDスキャ
ナ14の両方を備えている必要はなく、例えばフィルム
画像の読み取りを行う写真フィルムのサイズが限られて
いる場合は、エリアCCDスキャナ12及びラインCC
Dスキャナ14の何れか一方(例えばエリアCCDスキ
ャナ12)のみを設けることも可能である。
Dスキャナ14は、上記の読取対象のフィルム画像をエ
リアCCD又はラインCCDで読み取り、画像データを
出力する。なお、ディジタルラボシステム10は、必ず
しもエリアCCDスキャナ12及びラインCCDスキャ
ナ14の両方を備えている必要はなく、例えばフィルム
画像の読み取りを行う写真フィルムのサイズが限られて
いる場合は、エリアCCDスキャナ12及びラインCC
Dスキャナ14の何れか一方(例えばエリアCCDスキ
ャナ12)のみを設けることも可能である。
【0033】画像処理部16は、エリアCCDスキャナ
12やラインCCDスキャナ14から出力された画像デ
ータ(スキャン画像データ)が入力されると共に、デジ
タルカメラでの撮影によって得られた画像データ、フィ
ルム画像以外の原稿(例えば反射原稿等)をスキャナで
読み取ることで得られた画像データ、コンピュータで生
成された画像データ等(以下、これらをファイル画像デ
ータと総称する)を外部から入力する(例えば、メモリ
カード等の記憶媒体を介して入力したり、通信回線を介
して他の情報処理機器から入力する等)ことも可能なよ
うに構成されている。
12やラインCCDスキャナ14から出力された画像デ
ータ(スキャン画像データ)が入力されると共に、デジ
タルカメラでの撮影によって得られた画像データ、フィ
ルム画像以外の原稿(例えば反射原稿等)をスキャナで
読み取ることで得られた画像データ、コンピュータで生
成された画像データ等(以下、これらをファイル画像デ
ータと総称する)を外部から入力する(例えば、メモリ
カード等の記憶媒体を介して入力したり、通信回線を介
して他の情報処理機器から入力する等)ことも可能なよ
うに構成されている。
【0034】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)も可能とされている。
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)も可能とされている。
【0035】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記
録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照
射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。ま
た、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査
露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現
像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これによ
り、印画紙上に画像が形成される。
ザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記
録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照
射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。ま
た、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査
露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現
像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これによ
り、印画紙上に画像が形成される。
【0036】(エリアCCDスキャナの構成)次にエリ
アCCDスキャナ12の構成について説明する。図3に
はエリアCCDスキャナ12の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、ハロゲンランプやメタルハラ
イドランプ等から成り写真フィルム22に光を照射する
光源30を備えており、光源30の光射出側には、写真
フィルム22に照射する光の光量を調節するための絞り
32、色分解フィルタユニット34、写真フィルム22
に照射する光を拡散光とする光拡散ボックス36が順に
配置されている。色分解フィルタユニット34は、R、
G、Bの色分解フィルタ34R、34G、34Bが、図
3矢印A方向に沿って回転可能とされたターレット34
Aに嵌め込まれて構成されている。
アCCDスキャナ12の構成について説明する。図3に
はエリアCCDスキャナ12の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、ハロゲンランプやメタルハラ
イドランプ等から成り写真フィルム22に光を照射する
光源30を備えており、光源30の光射出側には、写真
フィルム22に照射する光の光量を調節するための絞り
32、色分解フィルタユニット34、写真フィルム22
に照射する光を拡散光とする光拡散ボックス36が順に
配置されている。色分解フィルタユニット34は、R、
G、Bの色分解フィルタ34R、34G、34Bが、図
3矢印A方向に沿って回転可能とされたターレット34
Aに嵌め込まれて構成されている。
【0037】写真フィルム22は、フィルムキャリア3
8(図9参照、図3では図示省略)によってフィルム画
像の画面中心が光軸Lに一致するように位置決めされ
る。なお、図3では長尺状の写真フィルム22を示して
いるが、1コマ毎にスライド用のホルダに保持されたス
ライドフィルム(リバーサルフィルム)やAPSフィル
ムについては、各々専用のフィルムキャリアが用意され
ており(APSフィルム用のフィルムキャリアは磁気層
に磁気記録された情報を読み取る磁気ヘッドを有してい
る)、これらの写真フィルムのフィルム画像を位置決め
することも可能とされている。
8(図9参照、図3では図示省略)によってフィルム画
像の画面中心が光軸Lに一致するように位置決めされ
る。なお、図3では長尺状の写真フィルム22を示して
いるが、1コマ毎にスライド用のホルダに保持されたス
ライドフィルム(リバーサルフィルム)やAPSフィル
ムについては、各々専用のフィルムキャリアが用意され
ており(APSフィルム用のフィルムキャリアは磁気層
に磁気記録された情報を読み取る磁気ヘッドを有してい
る)、これらの写真フィルムのフィルム画像を位置決め
することも可能とされている。
【0038】写真フィルム22を挟んで光源30と反対
側には、光軸Lに沿って、フィルム画像を透過した光を
結像させるレンズユニット40、エリアCCD42が順
に配置されている。図3ではレンズユニット40として
単一のレンズのみを示しているが、レンズユニット40
は、実際には複数枚のレンズから構成されたズームレン
ズである。エリアCCD42は多数のCCDセルがマト
リックス状に配列されたモノクロのCCDであり、受光
面がレンズユニット40の結像点位置に一致するように
配置されている。
側には、光軸Lに沿って、フィルム画像を透過した光を
結像させるレンズユニット40、エリアCCD42が順
に配置されている。図3ではレンズユニット40として
単一のレンズのみを示しているが、レンズユニット40
は、実際には複数枚のレンズから構成されたズームレン
ズである。エリアCCD42は多数のCCDセルがマト
リックス状に配列されたモノクロのCCDであり、受光
面がレンズユニット40の結像点位置に一致するように
配置されている。
【0039】また、エリアCCD42にはピエゾアクチ
ュエータ44X、44Yが取付けられている。ピエゾア
クチュエータは電圧を加えると歪んで変位を発生するも
のであり、ピエゾアクチュエータ44X、44Yは、変
位の発生方向がエリアCCD42の画素の配列方向(図
3の矢印X方向及び矢印Y方向)に沿うように配置され
ている。また、図示は省略するが、エリアCCD42と
レンズユニット40との間にはシャッタが設けられてい
る。
ュエータ44X、44Yが取付けられている。ピエゾア
クチュエータは電圧を加えると歪んで変位を発生するも
のであり、ピエゾアクチュエータ44X、44Yは、変
位の発生方向がエリアCCD42の画素の配列方向(図
3の矢印X方向及び矢印Y方向)に沿うように配置され
ている。また、図示は省略するが、エリアCCD42と
レンズユニット40との間にはシャッタが設けられてい
る。
【0040】図4にはエリアCCDスキャナ12の電気
系の概略構成が示されている。コントロール基板には、
エリアCCDスキャナ12全体の制御を司るマイクロプ
ロセッサ46が搭載されている。マイクロプロセッサ4
6にはモータドライバ48が接続されており、モータド
ライバ48には、絞り32をスライド移動させる絞り駆
動モータ50、色分解フィルタユニット34のターレッ
ト34Aを回転させるフィルタ駆動モータ54が接続さ
れている。
系の概略構成が示されている。コントロール基板には、
エリアCCDスキャナ12全体の制御を司るマイクロプ
ロセッサ46が搭載されている。マイクロプロセッサ4
6にはモータドライバ48が接続されており、モータド
ライバ48には、絞り32をスライド移動させる絞り駆
動モータ50、色分解フィルタユニット34のターレッ
ト34Aを回転させるフィルタ駆動モータ54が接続さ
れている。
【0041】マイクロプロセッサ46は、図示しない電
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、エリアCCD4
2によるフィルム画像の読み取り(測光)を行う際に、
フィルタ駆動モータ54によってターレット34Aを回
転させる。従ってフィルム画像は、エリアCCD42に
より各成分色毎に順に読み取られることになる。またマ
イクロプロセッサ46は、絞り駆動モータ50により絞
り32をスライド移動させ、エリアCCD42に入射さ
れる光量を調節する。
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、エリアCCD4
2によるフィルム画像の読み取り(測光)を行う際に、
フィルタ駆動モータ54によってターレット34Aを回
転させる。従ってフィルム画像は、エリアCCD42に
より各成分色毎に順に読み取られることになる。またマ
イクロプロセッサ46は、絞り駆動モータ50により絞
り32をスライド移動させ、エリアCCD42に入射さ
れる光量を調節する。
【0042】また、マイクロプロセッサ46にはピエゾ
ドライバ60を介してピエゾアクチュエータ44X、4
4Yが接続されている。マイクロプロセッサ46は、単
一のフィルム画像に対し、エリアCCD42によって各
成分色毎に各々4回読み取りを行わせると共に、各回の
読み取りにおいて、ピエゾアクチュエータ44X、44
Yにより、エリアCCD42の位置を図3のX方向又は
Y方向に移動させる。
ドライバ60を介してピエゾアクチュエータ44X、4
4Yが接続されている。マイクロプロセッサ46は、単
一のフィルム画像に対し、エリアCCD42によって各
成分色毎に各々4回読み取りを行わせると共に、各回の
読み取りにおいて、ピエゾアクチュエータ44X、44
Yにより、エリアCCD42の位置を図3のX方向又は
Y方向に移動させる。
【0043】また、マイクロプロセッサ46にはバス6
2を介してRAM64(例えばSRAM)、ROM66
(例えば記憶内容を書換え可能なROM)が接続されて
いると共に、モータドライバ68が接続されている。モ
ータドライバ68には、レンズユニット40の複数枚の
レンズの位置を相対的に移動させることでレンズユニッ
ト40のズーム倍率を変更するズーム駆動モータ70、
レンズユニット40全体を移動させることでレンズユニ
ット40の結像点位置を光軸Lに沿って移動させるレン
ズ駆動モータ106が接続されている。マイクロプロセ
ッサ46は、フィルム画像のサイズやトリミングを行う
か否か等に応じて、ズーム駆動モータ70によってレン
ズユニット40のズーム倍率を所望の倍率に変更する。
2を介してRAM64(例えばSRAM)、ROM66
(例えば記憶内容を書換え可能なROM)が接続されて
いると共に、モータドライバ68が接続されている。モ
ータドライバ68には、レンズユニット40の複数枚の
レンズの位置を相対的に移動させることでレンズユニッ
ト40のズーム倍率を変更するズーム駆動モータ70、
レンズユニット40全体を移動させることでレンズユニ
ット40の結像点位置を光軸Lに沿って移動させるレン
ズ駆動モータ106が接続されている。マイクロプロセ
ッサ46は、フィルム画像のサイズやトリミングを行う
か否か等に応じて、ズーム駆動モータ70によってレン
ズユニット40のズーム倍率を所望の倍率に変更する。
【0044】一方、エリアCCD42は、タイミングジ
ェネレータ74と共にCCD基板に搭載されている。タ
イミングジェネレータ74は、エリアCCD42や後述
するA/D変換器82等を動作させるための各種のタイ
ミング信号(クロック信号)を発生する。
ェネレータ74と共にCCD基板に搭載されている。タ
イミングジェネレータ74は、エリアCCD42や後述
するA/D変換器82等を動作させるための各種のタイ
ミング信号(クロック信号)を発生する。
【0045】エリアCCD42の信号出力端は、CCD
基板に搭載された増幅器76、コントロール基板に搭載
された増幅器78、80を介してA/D変換器82に接
続されている。A/D変換器82の出力端は、相関二重
サンプリング回路(CDS)88を介してインタフェー
ス(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルー
データ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サ
ンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスル
ーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセル
での蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)を、I/
F回路90を介してスキャン画像データとして画像処理
部16へ順次出力する。
基板に搭載された増幅器76、コントロール基板に搭載
された増幅器78、80を介してA/D変換器82に接
続されている。A/D変換器82の出力端は、相関二重
サンプリング回路(CDS)88を介してインタフェー
ス(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルー
データ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サ
ンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスル
ーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセル
での蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)を、I/
F回路90を介してスキャン画像データとして画像処理
部16へ順次出力する。
【0046】また、モータドライバ68には、シャッタ
を開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続されてい
る。エリアCCD42の暗出力については、後段の画像
処理部16で補正されるが、暗出力レベルは、フィルム
画像の読み取りを行っていないときに、マイクロプロセ
ッサ46がシャッタを閉止させることで得ることができ
る。
を開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続されてい
る。エリアCCD42の暗出力については、後段の画像
処理部16で補正されるが、暗出力レベルは、フィルム
画像の読み取りを行っていないときに、マイクロプロセ
ッサ46がシャッタを閉止させることで得ることができ
る。
【0047】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。なお、
ラインCCDスキャナ14は本発明に係る原稿読取装置
に対応している。また、以下ではエリアCCDスキャナ
12と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、エリアCCDスキャナ12と異なる部分についての
み説明する。
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。なお、
ラインCCDスキャナ14は本発明に係る原稿読取装置
に対応している。また、以下ではエリアCCDスキャナ
12と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、エリアCCDスキャナ12と異なる部分についての
み説明する。
【0048】図5にはラインCCDスキャナ14の光学
系の概略構成が示されている。この光学系は、光源30
と光拡散ボックス36との間に、絞り32及び色分解フ
ィルタユニット34に代えて、C(シアン)、M(マゼ
ンダ)、Y(イエロー)の調光フィルタ114C、11
4M、114Yが射出光の光軸Lに沿って順に設けられ
ており、更にエリアCCD42に代えて高解像度の3ラ
インカラーCCD116が設けられている。
系の概略構成が示されている。この光学系は、光源30
と光拡散ボックス36との間に、絞り32及び色分解フ
ィルタユニット34に代えて、C(シアン)、M(マゼ
ンダ)、Y(イエロー)の調光フィルタ114C、11
4M、114Yが射出光の光軸Lに沿って順に設けられ
ており、更にエリアCCD42に代えて高解像度の3ラ
インカラーCCD116が設けられている。
【0049】3ラインカラーCCD116は、一列に配
置された多数(例えば5060個)のCCDセルから成
るCCDセル列が3ライン設けられている。各CCDセ
ル列は、間隔を空けて互いに平行に配列されており、各
ラインの光入射側にはR、G、Bの色分解フィルタの何
れかが各々取付けられている。なお以下では、Rの色分
解フィルタが取付けられたCCDセル列をRラインセン
サ116R、Gの色分解フィルタが取付けられたCCD
セル列をGラインセンサ116G、Bの色分解フィルタ
が取付けられたCCDセル列をBラインセンサ116B
と称する(図7(A)も参照)。3ラインカラーCCD
116は本発明の読取部に対応している。
置された多数(例えば5060個)のCCDセルから成
るCCDセル列が3ライン設けられている。各CCDセ
ル列は、間隔を空けて互いに平行に配列されており、各
ラインの光入射側にはR、G、Bの色分解フィルタの何
れかが各々取付けられている。なお以下では、Rの色分
解フィルタが取付けられたCCDセル列をRラインセン
サ116R、Gの色分解フィルタが取付けられたCCD
セル列をGラインセンサ116G、Bの色分解フィルタ
が取付けられたCCDセル列をBラインセンサ116B
と称する(図7(A)も参照)。3ラインカラーCCD
116は本発明の読取部に対応している。
【0050】ラインCCDスキャナ14にセットされる
フィルムキャリア38は、図6に示すように(但し図6
では、調光フィルタ114C、114M、114Yや光
拡散ボックス36等の図示は省略している)、光源30
からの射出光の光軸Lを中心として両側に各々配置され
た搬送ローラ対280、282を備えている。搬送ロー
ラ対280、282は各々モータ284、286の駆動
力が伝達されて回転され、この搬送ローラ対280、2
82の回転に伴い、搬送ローラ対280、282に挟持
された写真フィルム22は、所定速度で読取位置(光軸
Lが交差している位置)を通過するように搬送される。
フィルムキャリア38は、図6に示すように(但し図6
では、調光フィルタ114C、114M、114Yや光
拡散ボックス36等の図示は省略している)、光源30
からの射出光の光軸Lを中心として両側に各々配置され
た搬送ローラ対280、282を備えている。搬送ロー
ラ対280、282は各々モータ284、286の駆動
力が伝達されて回転され、この搬送ローラ対280、2
82の回転に伴い、搬送ローラ対280、282に挟持
された写真フィルム22は、所定速度で読取位置(光軸
Lが交差している位置)を通過するように搬送される。
【0051】なお、モータ284、286はドライバ2
88、290を介して搬送制御部172(図9も参照、
詳細は後述)に接続されている。搬送ローラ対280、
282、モータ284、286、ドライバ288、29
0、搬送制御部172は本発明の移動手段に対応してい
る。また、写真フィルム22の搬送路と光軸Lとが交差
する位置には、光源30から射出され写真フィルム22
の画像記録範囲外を透過する光を遮光するマスク292
が配置されている。
88、290を介して搬送制御部172(図9も参照、
詳細は後述)に接続されている。搬送ローラ対280、
282、モータ284、286、ドライバ288、29
0、搬送制御部172は本発明の移動手段に対応してい
る。また、写真フィルム22の搬送路と光軸Lとが交差
する位置には、光源30から射出され写真フィルム22
の画像記録範囲外を透過する光を遮光するマスク292
が配置されている。
【0052】一方、3ラインカラーCCD116は、ラ
インセンサ116R、116G、116B(本発明の複
数のラインセンサに相当)の配列方向が写真フィルム2
2の搬送方向と一致するように配置されている。従っ
て、写真フィルム22の搬送によってフィルム画像読み
取りの副走査が成され、フィルム画像は、ラインセンサ
116R、116G、116BによってR、G、Bが並
列に読み取られ、ラインCCD116からはR、G、B
の測光信号が並列に出力される。
インセンサ116R、116G、116B(本発明の複
数のラインセンサに相当)の配列方向が写真フィルム2
2の搬送方向と一致するように配置されている。従っ
て、写真フィルム22の搬送によってフィルム画像読み
取りの副走査が成され、フィルム画像は、ラインセンサ
116R、116G、116BによってR、G、Bが並
列に読み取られ、ラインCCD116からはR、G、B
の測光信号が並列に出力される。
【0053】また、3ラインカラーCCD116のライ
ンセンサ116R、116G、116Bは間隔を空けて
配列されているので、これに伴い、図7(B)にも示す
ように、各ラインセンサ116R、116G、116B
の写真フィルム22上での位置(各ラインセンサが写真
フィルム22を読み取る読取位置)はラインセンサ11
6R、116G、116Bの配列方向(写真フィルム2
2の搬送方向、すなわち副走査方向)に沿って間隔dだ
け各々ずれている。また、本実施形態に係るラインCC
Dスキャナ14は、複数種の解像度で写真フィルム22
を読み取り可能とされている。
ンセンサ116R、116G、116Bは間隔を空けて
配列されているので、これに伴い、図7(B)にも示す
ように、各ラインセンサ116R、116G、116B
の写真フィルム22上での位置(各ラインセンサが写真
フィルム22を読み取る読取位置)はラインセンサ11
6R、116G、116Bの配列方向(写真フィルム2
2の搬送方向、すなわち副走査方向)に沿って間隔dだ
け各々ずれている。また、本実施形態に係るラインCC
Dスキャナ14は、複数種の解像度で写真フィルム22
を読み取り可能とされている。
【0054】異なる解像度で写真フィルム22を読み取
る場合、各ラインセンサ116R、116G、116B
による写真フィルム22上での読取ラインの間隔も変化
するが、本実施形態では、複数種の解像度で写真フィル
ム22を読み取る際の各ラインセンサ116R、116
G、116Bによる写真フィルム22上の読取ラインの
間隔が、各ラインセンサ116R、116G、116B
の写真フィルム22上での間隔dの1倍、1/4倍、1
/8倍になるように、3ラインカラーCCD116のラ
インセンサ116R、116G、116Bの間隔、及び
複数種の読取ライン間隔(副走査方向に沿った解像度)
が定められている。具体的には、例えば各ラインセンサ
の写真フィルム22上での間隔dを64μm、複数種の
読取ライン間隔を64μm、16μm、8μmとするこ
とができる。
る場合、各ラインセンサ116R、116G、116B
による写真フィルム22上での読取ラインの間隔も変化
するが、本実施形態では、複数種の解像度で写真フィル
ム22を読み取る際の各ラインセンサ116R、116
G、116Bによる写真フィルム22上の読取ラインの
間隔が、各ラインセンサ116R、116G、116B
の写真フィルム22上での間隔dの1倍、1/4倍、1
/8倍になるように、3ラインカラーCCD116のラ
インセンサ116R、116G、116Bの間隔、及び
複数種の読取ライン間隔(副走査方向に沿った解像度)
が定められている。具体的には、例えば各ラインセンサ
の写真フィルム22上での間隔dを64μm、複数種の
読取ライン間隔を64μm、16μm、8μmとするこ
とができる。
【0055】上記により、各ラインセンサの写真フィル
ム22上での間隔dは複数種の読取ライン間隔の公倍数
(より詳しくは最小公倍数)に相当する値になると共
に、各ラインセンサの写真フィルム22上での間隔d
は、個々の読取ライン間隔の整数倍となる。
ム22上での間隔dは複数種の読取ライン間隔の公倍数
(より詳しくは最小公倍数)に相当する値になると共
に、各ラインセンサの写真フィルム22上での間隔d
は、個々の読取ライン間隔の整数倍となる。
【0056】ラインCCDスキャナ14の電気系の構成
については、3ラインカラーCCD116の信号処理系
のみ図8に示すが、3ラインカラーCCD116の各ラ
インセンサ116R、116G、116BからはR、
G、Bの測光信号が並列に出力されるので、図4に示し
た増幅器76、78、80(増幅器76以外は図示省
略)、A/D変換器82、CDS88から成る信号処理
系も3系統設けられており、I/F回路90からは、ス
キャン画像データとしてR、G、Bの画像データが並列
に出力される。
については、3ラインカラーCCD116の信号処理系
のみ図8に示すが、3ラインカラーCCD116の各ラ
インセンサ116R、116G、116BからはR、
G、Bの測光信号が並列に出力されるので、図4に示し
た増幅器76、78、80(増幅器76以外は図示省
略)、A/D変換器82、CDS88から成る信号処理
系も3系統設けられており、I/F回路90からは、ス
キャン画像データとしてR、G、Bの画像データが並列
に出力される。
【0057】また、フィルタ駆動モータ54は、調光フ
ィルタ114C、114M、114Yを各々独立に移動
可能とされている。そして、マイクロプロセッサ46
は、光源30から射出される各成分色光の光量のバラン
スや、ラインCCD116の各成分色光に対する感度に
加え、写真フィルム22のフィルムベースの濃度や色バ
ランスも勘案して、フィルム画像を読み取る際の各調光
フィルタ114C、114M、114Yの位置を決定す
る。そして、フィルム画像の読み取りに際しては、フィ
ルタ駆動モータ54によって各調光フィルタを前記決定
した位置へ各々移動させる。
ィルタ114C、114M、114Yを各々独立に移動
可能とされている。そして、マイクロプロセッサ46
は、光源30から射出される各成分色光の光量のバラン
スや、ラインCCD116の各成分色光に対する感度に
加え、写真フィルム22のフィルムベースの濃度や色バ
ランスも勘案して、フィルム画像を読み取る際の各調光
フィルタ114C、114M、114Yの位置を決定す
る。そして、フィルム画像の読み取りに際しては、フィ
ルタ駆動モータ54によって各調光フィルタを前記決定
した位置へ各々移動させる。
【0058】(画像処理部の構成)次に画像処理部16
の構成について図9を参照して説明する。画像処理部1
6は、エリアCCDスキャナ12に対応してエリアスキ
ャナ補正部120が設けられていると共に、ラインCC
Dスキャナ14に対応してラインスキャナ補正部122
が設けられている。
の構成について図9を参照して説明する。画像処理部1
6は、エリアCCDスキャナ12に対応してエリアスキ
ャナ補正部120が設けられていると共に、ラインCC
Dスキャナ14に対応してラインスキャナ補正部122
が設けられている。
【0059】エリアスキャナ補正部120は、暗補正回
路124、欠陥画素補正部128、明補正回路130を
備えている。暗補正回路124は、エリアCCD42の
光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、エリ
アCCDスキャナ12から入力された画像データ(エリ
アCCD42の暗出力レベルを表すデータ)を各画素毎
に記憶しておき、エリアCCDスキャナ12から入力さ
れたスキャン画像データから各画素毎に前記暗出力レベ
ルを減ずることによって補正する。
路124、欠陥画素補正部128、明補正回路130を
備えている。暗補正回路124は、エリアCCD42の
光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、エリ
アCCDスキャナ12から入力された画像データ(エリ
アCCD42の暗出力レベルを表すデータ)を各画素毎
に記憶しておき、エリアCCDスキャナ12から入力さ
れたスキャン画像データから各画素毎に前記暗出力レベ
ルを減ずることによって補正する。
【0060】また、エリアCCD42の光電変換特性は
各CCDセル単位でのばらつきもある。欠陥画素補正部
128の後段の明補正回路130では、エリアCCDス
キャナ12に画面全体が一定濃度の調整用のフィルム画
像がセットされている状態で、エリアCCD42で前記
調整用のフィルム画像を読み取ることによりエリアCC
Dスキャナ12から入力された調整用のフィルム画像の
画像データ(この画像データが表す各画素毎の濃度のば
らつきは各CCDセルの光電変換特性のばらつきに起因
する)に基づいて各画素毎にゲインを定めておき、エリ
アCCDスキャナ12から入力された読取対象のフィル
ム画像の画像データを各画素毎に補正する。
各CCDセル単位でのばらつきもある。欠陥画素補正部
128の後段の明補正回路130では、エリアCCDス
キャナ12に画面全体が一定濃度の調整用のフィルム画
像がセットされている状態で、エリアCCD42で前記
調整用のフィルム画像を読み取ることによりエリアCC
Dスキャナ12から入力された調整用のフィルム画像の
画像データ(この画像データが表す各画素毎の濃度のば
らつきは各CCDセルの光電変換特性のばらつきに起因
する)に基づいて各画素毎にゲインを定めておき、エリ
アCCDスキャナ12から入力された読取対象のフィル
ム画像の画像データを各画素毎に補正する。
【0061】一方、調整用のフィルム画像の画像データ
において、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく
異なっていた場合には、前記特定の画素に対応するCC
Dセルには何らかの異常があり、前記特定の画素は欠陥
画素と判断できる。欠陥画素補正部128は調整用のフ
ィルム画像の画像データに基づき欠陥画素のアドレスを
記憶しておき、エリアCCDスキャナ12から入力され
た読取対象のフィルム画像の画像データのうち、欠陥画
素のデータについては周囲の画素のデータから補間して
データを新たに生成する。
において、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく
異なっていた場合には、前記特定の画素に対応するCC
Dセルには何らかの異常があり、前記特定の画素は欠陥
画素と判断できる。欠陥画素補正部128は調整用のフ
ィルム画像の画像データに基づき欠陥画素のアドレスを
記憶しておき、エリアCCDスキャナ12から入力され
た読取対象のフィルム画像の画像データのうち、欠陥画
素のデータについては周囲の画素のデータから補間して
データを新たに生成する。
【0062】ラインスキャナ補正部122は、上記の暗
補正回路124、欠陥画素補正部128、明補正回路1
30から成る信号処理系が3系統設けられており、ライ
ンCCDスキャナ14から並列に出力されるR、G、B
の画像データを並列に処理する。また、前述のようにラ
インCCD116は、各ラインセンサ116R、116
G、116Bの写真フィルム22上での位置が副走査方
向に沿ってずれているので、ラインCCDスキャナ14
から写真フィルム22上の同一の読取ラインのR、G、
Bの画像データが出力されるタイミングにもずれがあ
る。ラインスキャナ補正部122は、写真フィルム上の
同一の読取ラインのR、G、Bの画像データが同時に出
力されるように、各成分色毎に異なる遅延時間で画像デ
ータの出力タイミングの遅延を行う。
補正回路124、欠陥画素補正部128、明補正回路1
30から成る信号処理系が3系統設けられており、ライ
ンCCDスキャナ14から並列に出力されるR、G、B
の画像データを並列に処理する。また、前述のようにラ
インCCD116は、各ラインセンサ116R、116
G、116Bの写真フィルム22上での位置が副走査方
向に沿ってずれているので、ラインCCDスキャナ14
から写真フィルム22上の同一の読取ラインのR、G、
Bの画像データが出力されるタイミングにもずれがあ
る。ラインスキャナ補正部122は、写真フィルム上の
同一の読取ラインのR、G、Bの画像データが同時に出
力されるように、各成分色毎に異なる遅延時間で画像デ
ータの出力タイミングの遅延を行う。
【0063】エリアスキャナ補正部120及びラインス
キャナ補正部122の出力端はセレクタ132の入力端
に接続されており、補正部120、122から出力され
た画像データはセレクタ132に入力される。また、セ
レクタ132の入力端は入出力コントローラ134のデ
ータ出力端にも接続されており、入出力コントローラ1
34からは、外部から入力されたファイル画像データが
セレクタ132に入力される。セレクタ132の出力端
は入出力コントローラ134、イメージプロセッサ部1
36A、136Bのデータ入力端に各々接続されてい
る。セレクタ132は、入力された画像データを、入出
力コントローラ134、イメージプロセッサ部136
A、136Bの各々に選択的に出力可能とされている。
キャナ補正部122の出力端はセレクタ132の入力端
に接続されており、補正部120、122から出力され
た画像データはセレクタ132に入力される。また、セ
レクタ132の入力端は入出力コントローラ134のデ
ータ出力端にも接続されており、入出力コントローラ1
34からは、外部から入力されたファイル画像データが
セレクタ132に入力される。セレクタ132の出力端
は入出力コントローラ134、イメージプロセッサ部1
36A、136Bのデータ入力端に各々接続されてい
る。セレクタ132は、入力された画像データを、入出
力コントローラ134、イメージプロセッサ部136
A、136Bの各々に選択的に出力可能とされている。
【0064】イメージプロセッサ部136Aは、メモリ
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々単一のフィルム画像の画像データを記憶可能な容
量を有しており、セレクタ132から入力された画像デ
ータは3個のフレームメモリ142の何れかに記憶され
るが、メモリコントローラ138は、入力された画像デ
ータの各画素のデータが、フレームメモリ142の記憶
領域に一定の順序で並んで記憶されるように、画像デー
タをフレームメモリ142に記憶させる際のアドレスを
制御する。
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々単一のフィルム画像の画像データを記憶可能な容
量を有しており、セレクタ132から入力された画像デ
ータは3個のフレームメモリ142の何れかに記憶され
るが、メモリコントローラ138は、入力された画像デ
ータの各画素のデータが、フレームメモリ142の記憶
領域に一定の順序で並んで記憶されるように、画像デー
タをフレームメモリ142に記憶させる際のアドレスを
制御する。
【0065】イメージプロセッサ140は、フレームメ
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波明るさ成分の階調を圧縮す
るハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネ
スを強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像
処理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オー
トセットアップエンジン144(後述)によって自動的
に演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行
われる。イメージプロセッサ140は入出力コントロー
ラ134に接続されており、画像処理を行った画像デー
タは、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所
定のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波明るさ成分の階調を圧縮す
るハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネ
スを強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像
処理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オー
トセットアップエンジン144(後述)によって自動的
に演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行
われる。イメージプロセッサ140は入出力コントロー
ラ134に接続されており、画像処理を行った画像デー
タは、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所
定のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
【0066】ところで、本実施形態では個々のフィルム
画像に対し、エリアCCDスキャナ12又はラインCC
Dスキャナ14において読み取りを2回行う。1回目の
読み取り(以下、プレスキャンという)では、フィルム
画像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルムにお
ける露光オーバのネガ画像)にも、エリアCCD42又
はラインCCD116で蓄積電荷の飽和が生じないよう
に決定した読取条件(写真フィルムに照射する光のR、
G、Bの各波長域毎の光量、CCDの電荷蓄積時間)で
フィルム画像の読み取りが行われる。このプレスキャン
によって得られた画像データ(プレスキャン画像デー
タ)は、セレクタ132から入出力コントローラ134
に入力され、更に入出力コントローラ134に接続され
たオートセットアップエンジン144に出力される。
画像に対し、エリアCCDスキャナ12又はラインCC
Dスキャナ14において読み取りを2回行う。1回目の
読み取り(以下、プレスキャンという)では、フィルム
画像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルムにお
ける露光オーバのネガ画像)にも、エリアCCD42又
はラインCCD116で蓄積電荷の飽和が生じないよう
に決定した読取条件(写真フィルムに照射する光のR、
G、Bの各波長域毎の光量、CCDの電荷蓄積時間)で
フィルム画像の読み取りが行われる。このプレスキャン
によって得られた画像データ(プレスキャン画像デー
タ)は、セレクタ132から入出力コントローラ134
に入力され、更に入出力コントローラ134に接続され
たオートセットアップエンジン144に出力される。
【0067】オートセットアップエンジン144は、C
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
【0068】オートセットアップエンジン144は、入
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のフ
ィルム画像のプレスキャン画像データに基づいて、ファ
インスキャンによって得られた画像データ(ファインス
キャン画像データ)に対する画像処理の処理条件を演算
し、演算した処理条件をイメージプロセッサ部136の
イメージプロセッサ140へ出力する。この画像処理の
処理条件の演算では、撮影時の露光量、撮影光源種やそ
の他の特徴量から類似のシーンを撮影した複数のフィル
ム画像が有るか否か判定し、類似のシーンを撮影した複
数のフィルム画像が有った場合には、これらのフィルム
画像のファインスキャン画像データに対する画像処理の
処理条件が同一又は近似するように決定する。
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のフ
ィルム画像のプレスキャン画像データに基づいて、ファ
インスキャンによって得られた画像データ(ファインス
キャン画像データ)に対する画像処理の処理条件を演算
し、演算した処理条件をイメージプロセッサ部136の
イメージプロセッサ140へ出力する。この画像処理の
処理条件の演算では、撮影時の露光量、撮影光源種やそ
の他の特徴量から類似のシーンを撮影した複数のフィル
ム画像が有るか否か判定し、類似のシーンを撮影した複
数のフィルム画像が有った場合には、これらのフィルム
画像のファインスキャン画像データに対する画像処理の
処理条件が同一又は近似するように決定する。
【0069】なお、画像処理の最適な処理条件は、画像
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
【0070】更に、オートセットアップエンジン144
は、入出力コントローラ134から入力されたフィルム
画像のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリ
ンタ部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバラン
ス等を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザ
プリンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する
際に同時に出力する。
は、入出力コントローラ134から入力されたフィルム
画像のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリ
ンタ部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバラン
ス等を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザ
プリンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する
際に同時に出力する。
【0071】入出力コントローラ134はI/F回路1
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0072】パーソナルコンピュータ158は、CPU
160、メモリ162、ディスプレイ164、キーボー
ド166、ハードディスク168、CD−ROMドライ
バ170、搬送制御部172、拡張スロット174、画
像圧縮/伸長部176を備えており、これらがバス17
8を介して互いに接続されて構成されている。搬送制御
部172はフィルムキャリア38に接続されており、フ
ィルムキャリア38による写真フィルム22の搬送を制
御する。また、フィルムキャリア38にAPSフィルム
がセットされた場合には、フィルムキャリア38がAP
Sフィルムの磁気層から読み取った情報(例えば画像記
録サイズ等)が入力される。
160、メモリ162、ディスプレイ164、キーボー
ド166、ハードディスク168、CD−ROMドライ
バ170、搬送制御部172、拡張スロット174、画
像圧縮/伸長部176を備えており、これらがバス17
8を介して互いに接続されて構成されている。搬送制御
部172はフィルムキャリア38に接続されており、フ
ィルムキャリア38による写真フィルム22の搬送を制
御する。また、フィルムキャリア38にAPSフィルム
がセットされた場合には、フィルムキャリア38がAP
Sフィルムの磁気層から読み取った情報(例えば画像記
録サイズ等)が入力される。
【0073】また、メモリカード等の記憶媒体に対して
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。また、拡張スロット174を介して外部からフ
ァイル画像データが入力された場合には、入力されたフ
ァイル画像データは、オートセットアップエンジン14
4を介して入出力コントローラ134へ出力される。こ
の場合、入出力コントローラ134では入力されたファ
イル画像データをセレクタ132へ出力する。
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。また、拡張スロット174を介して外部からフ
ァイル画像データが入力された場合には、入力されたフ
ァイル画像データは、オートセットアップエンジン14
4を介して入出力コントローラ134へ出力される。こ
の場合、入出力コントローラ134では入力されたファ
イル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0074】なお、画像処理部16は、プレスキャン画
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
エリアCCDスキャナ12やラインCCDスキャナ14
で読み取られたフィルム画像をディスプレイ164に表
示したり、印画紙に記録することで得られる画像を推定
してディスプレイ164に表示し、キーボード166を
介してオペレータにより画像の修正等が指示されると、
これを画像処理の処理条件に反映することも可能とされ
ている。
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
エリアCCDスキャナ12やラインCCDスキャナ14
で読み取られたフィルム画像をディスプレイ164に表
示したり、印画紙に記録することで得られる画像を推定
してディスプレイ164に表示し、キーボード166を
介してオペレータにより画像の修正等が指示されると、
これを画像処理の処理条件に反映することも可能とされ
ている。
【0075】(レーザプリンタ部及びプロセッサ部の構
成)次にレーザプリンタ部18及びプロセッサ部20の
構成について説明する。図10には、レーザプリンタ部
18の露光部の光学系の構成が示されている。レーザプ
リンタ部18は、レーザ光源210R、210G、21
0Bの3個のレーザ光源を備えている。レーザ光源21
0RはRの波長のレーザ光を射出する半導体レーザ(L
D)で構成されている。また、レーザ光源210Gは、
LDと、該LDから射出されたレーザ光を1/2の波長
のレーザ光に変換する波長変換素子(SHG)から構成
されており、SHGからGの波長のレーザ光が射出され
るようにLDの発振波長が定められている。同様に、レ
ーザ光源210BもLDとSHGから構成されており、
SHGからBの波長のレーザ光が射出されるようにLD
の発振波長が定められている。
成)次にレーザプリンタ部18及びプロセッサ部20の
構成について説明する。図10には、レーザプリンタ部
18の露光部の光学系の構成が示されている。レーザプ
リンタ部18は、レーザ光源210R、210G、21
0Bの3個のレーザ光源を備えている。レーザ光源21
0RはRの波長のレーザ光を射出する半導体レーザ(L
D)で構成されている。また、レーザ光源210Gは、
LDと、該LDから射出されたレーザ光を1/2の波長
のレーザ光に変換する波長変換素子(SHG)から構成
されており、SHGからGの波長のレーザ光が射出され
るようにLDの発振波長が定められている。同様に、レ
ーザ光源210BもLDとSHGから構成されており、
SHGからBの波長のレーザ光が射出されるようにLD
の発振波長が定められている。
【0076】レーザ光源210R、210G、210B
のレーザ光射出側には、各々コリメータレンズ212、
音響光学光変調素子(AOM)214が順に配置されて
いる。AOM214は、入射されたレーザ光が音響光学
媒質を透過するように配置されていると共に、AOMド
ライバ216(図11参照)に接続されており、AOM
ドライバ216から高周波信号が入力されると、音響光
学媒質内を前記高周波信号に応じた超音波が伝搬し、音
響光学媒質を透過するレーザ光に音響光学効果が作用し
て回折が生じ、前記高周波信号の振幅に応じた強度のレ
ーザ光がAOM214から回折光として射出される。
のレーザ光射出側には、各々コリメータレンズ212、
音響光学光変調素子(AOM)214が順に配置されて
いる。AOM214は、入射されたレーザ光が音響光学
媒質を透過するように配置されていると共に、AOMド
ライバ216(図11参照)に接続されており、AOM
ドライバ216から高周波信号が入力されると、音響光
学媒質内を前記高周波信号に応じた超音波が伝搬し、音
響光学媒質を透過するレーザ光に音響光学効果が作用し
て回折が生じ、前記高周波信号の振幅に応じた強度のレ
ーザ光がAOM214から回折光として射出される。
【0077】AOM214の回折光射出側にはポリゴン
ミラー218が配置されており、各AOM214から回
折光として各々射出されたR、G、Bの波長の3本のレ
ーザ光は、ポリゴンミラー218の反射面上の略同一の
位置に照射され、ポリゴンミラー218で反射される。
ポリゴンミラー218のレーザ光射出側にはfθレンズ
220、平面ミラー222が配置されており、ポリゴン
ミラー218で反射された3本のレーザ光はfθレンズ
220を透過し、平面ミラー222で反射されて印画紙
224に照射される。
ミラー218が配置されており、各AOM214から回
折光として各々射出されたR、G、Bの波長の3本のレ
ーザ光は、ポリゴンミラー218の反射面上の略同一の
位置に照射され、ポリゴンミラー218で反射される。
ポリゴンミラー218のレーザ光射出側にはfθレンズ
220、平面ミラー222が配置されており、ポリゴン
ミラー218で反射された3本のレーザ光はfθレンズ
220を透過し、平面ミラー222で反射されて印画紙
224に照射される。
【0078】図11にはレーザプリンタ部18及びプロ
セッサ部20の電気系の概略構成が示されている。レー
ザプリンタ部18は画像データを記憶するフレームメモ
リ230を備えている。フレームメモリ230はI/F
回路232を介して画像処理部16に接続されており、
画像処理部16から入力された記録用画像データ(印画
紙224に記録すべき画像の各画素毎のR、G、B濃度
を表す画像データ)はI/F回路232を介してフレー
ムメモリ230に一旦記憶される。フレームメモリ23
0はD/A変換器234を介して露光部236に接続さ
れていると共に、プリンタ部制御回路238に接続され
ている。
セッサ部20の電気系の概略構成が示されている。レー
ザプリンタ部18は画像データを記憶するフレームメモ
リ230を備えている。フレームメモリ230はI/F
回路232を介して画像処理部16に接続されており、
画像処理部16から入力された記録用画像データ(印画
紙224に記録すべき画像の各画素毎のR、G、B濃度
を表す画像データ)はI/F回路232を介してフレー
ムメモリ230に一旦記憶される。フレームメモリ23
0はD/A変換器234を介して露光部236に接続さ
れていると共に、プリンタ部制御回路238に接続され
ている。
【0079】露光部236は、前述のようにLD(及び
SHG)から成るレーザ光源210を3個備えていると
共に、AOM214及びAOMドライバ216も3系統
備えており、ポリゴンミラー218、ポリゴンミラー2
18を回転させるモータを備えた主走査ユニット240
が設けられている。露光部236はプリンタ部制御回路
238に接続されており、プリンタ部制御回路238に
よって各部の動作が制御される。
SHG)から成るレーザ光源210を3個備えていると
共に、AOM214及びAOMドライバ216も3系統
備えており、ポリゴンミラー218、ポリゴンミラー2
18を回転させるモータを備えた主走査ユニット240
が設けられている。露光部236はプリンタ部制御回路
238に接続されており、プリンタ部制御回路238に
よって各部の動作が制御される。
【0080】印画紙224への画像の記録を行う場合、
プリンタ部制御回路238は、記録用画像データが表す
画像を走査露光によって印画紙224に記録するため
に、画像処理部16から入力された画像記録用パラメー
タに基づき、記録用画像データに対して各種の補正を行
って走査露光用画像データを生成し、フレームメモリ2
30に記憶させる。そして、露光部236のポリゴンミ
ラー218を回転させ、レーザ光源210R、210
G、210Bからレーザ光を射出させると共に、生成し
た走査露光用画像データをフレームメモリ230からD
/A変換器234を介して露光部236へ出力させる。
これにより、走査露光用画像データがアナログ信号に変
換されて露光部236に入力される。
プリンタ部制御回路238は、記録用画像データが表す
画像を走査露光によって印画紙224に記録するため
に、画像処理部16から入力された画像記録用パラメー
タに基づき、記録用画像データに対して各種の補正を行
って走査露光用画像データを生成し、フレームメモリ2
30に記憶させる。そして、露光部236のポリゴンミ
ラー218を回転させ、レーザ光源210R、210
G、210Bからレーザ光を射出させると共に、生成し
た走査露光用画像データをフレームメモリ230からD
/A変換器234を介して露光部236へ出力させる。
これにより、走査露光用画像データがアナログ信号に変
換されて露光部236に入力される。
【0081】AOMドライバ216は、入力されたアナ
ログ信号のレベルに応じてAOM214に供給する超音
波信号の振幅を変化させ、AOM214から回折光とし
て射出されるレーザ光の強度をアナログ信号のレベル
(すなわち、印画紙224に記録すべき画像の各画素の
R濃度及びG濃度及びB濃度の何れか)に応じて変調す
る。従って、3個のAOM214からは印画紙224に
記録すべき画像のR、G、B濃度に応じて強度変調され
たR、G、Bのレーザ光が射出され、これらのレーザ光
はポリゴンミラー218、fθレンズ220、ミラー2
22を介して印画紙224に照射される。
ログ信号のレベルに応じてAOM214に供給する超音
波信号の振幅を変化させ、AOM214から回折光とし
て射出されるレーザ光の強度をアナログ信号のレベル
(すなわち、印画紙224に記録すべき画像の各画素の
R濃度及びG濃度及びB濃度の何れか)に応じて変調す
る。従って、3個のAOM214からは印画紙224に
記録すべき画像のR、G、B濃度に応じて強度変調され
たR、G、Bのレーザ光が射出され、これらのレーザ光
はポリゴンミラー218、fθレンズ220、ミラー2
22を介して印画紙224に照射される。
【0082】そして、ポリゴンミラー218の回転に伴
って各レーザ光の照射位置が図10矢印B方向に沿って
走査されることにより主走査が成され、印画紙224が
図10矢印C方向に沿って一定速度で搬送されることに
よりレーザ光の副走査が成され、走査露光によって印画
紙224に画像が記録される。走査露光によって画像が
記録された印画紙224はプロセッサ部20へ送り込ま
れる。
って各レーザ光の照射位置が図10矢印B方向に沿って
走査されることにより主走査が成され、印画紙224が
図10矢印C方向に沿って一定速度で搬送されることに
よりレーザ光の副走査が成され、走査露光によって印画
紙224に画像が記録される。走査露光によって画像が
記録された印画紙224はプロセッサ部20へ送り込ま
れる。
【0083】プリンタ部制御回路238にはプリンタ部
ドライバ242が接続されており、プリンタ部ドライバ
242には、露光部236に対して送風するファン24
4、レーザプリンタ部に装填されたマガジンに収納され
ている印画紙をマガジンから引き出すためのマガジンモ
ータ246が接続されている。また、プリンタ部制御回
路238には、印画紙224の裏面に文字等をプリント
するバックプリント部248が接続されている。これら
のファン244、マガジンモータ246、バックプリン
ト部248はプリンタ部制御回路238によって作動が
制御される。
ドライバ242が接続されており、プリンタ部ドライバ
242には、露光部236に対して送風するファン24
4、レーザプリンタ部に装填されたマガジンに収納され
ている印画紙をマガジンから引き出すためのマガジンモ
ータ246が接続されている。また、プリンタ部制御回
路238には、印画紙224の裏面に文字等をプリント
するバックプリント部248が接続されている。これら
のファン244、マガジンモータ246、バックプリン
ト部248はプリンタ部制御回路238によって作動が
制御される。
【0084】また、プリンタ部制御回路238には、未
露光の印画紙224が収納されるマガジンの着脱及びマ
ガジンに収納されている印画紙のサイズを検出するマガ
ジンセンサ250、オペレータが各種の指示を入力する
ための操作盤252、プロセッサ部20で現像等の処理
が行われて可視化された画像の濃度を測定する濃度計2
54、プロセッサ部20のプロセッサ部制御回路256
が接続されている。
露光の印画紙224が収納されるマガジンの着脱及びマ
ガジンに収納されている印画紙のサイズを検出するマガ
ジンセンサ250、オペレータが各種の指示を入力する
ための操作盤252、プロセッサ部20で現像等の処理
が行われて可視化された画像の濃度を測定する濃度計2
54、プロセッサ部20のプロセッサ部制御回路256
が接続されている。
【0085】プロセッサ部制御回路256には、プロセ
ッサ部20の機体内の印画紙搬送経路を搬送される印画
紙224の通過の検出や、処理槽内に貯留されている各
種の処理液の液面位置の検出等を行う各種センサ258
が接続されている。
ッサ部20の機体内の印画紙搬送経路を搬送される印画
紙224の通過の検出や、処理槽内に貯留されている各
種の処理液の液面位置の検出等を行う各種センサ258
が接続されている。
【0086】また、プロセッサ部制御回路256には、
現像等の処理が完了して機体外に排出された印画紙を所
定のグループ毎に仕分けするソータ260、処理槽内に
補充液を補充する補充システム262、ローラ等の洗浄
を行う自動洗浄システム264が接続されていると共
に、プロセッサ部ドライバ266を介して、各種ポンプ
/ソレノイド268が接続されている。これらのソータ
260、補充システム262、自動洗浄システム26
4、及び各種ポンプ/ソレノイド268はプロセッサ部
制御回路256によって作動が制御される。
現像等の処理が完了して機体外に排出された印画紙を所
定のグループ毎に仕分けするソータ260、処理槽内に
補充液を補充する補充システム262、ローラ等の洗浄
を行う自動洗浄システム264が接続されていると共
に、プロセッサ部ドライバ266を介して、各種ポンプ
/ソレノイド268が接続されている。これらのソータ
260、補充システム262、自動洗浄システム26
4、及び各種ポンプ/ソレノイド268はプロセッサ部
制御回路256によって作動が制御される。
【0087】(作用)次に本実施形態の作用として、本
発明に係る原稿読取装置としてのラインCCDスキャナ
14によるフィルム画像の読み取りについて説明する。
発明に係る原稿読取装置としてのラインCCDスキャナ
14によるフィルム画像の読み取りについて説明する。
【0088】本実施形態では、3ラインカラーCCD1
16による写真フィルム22(フィルム画像)の読み取
りにおける副走査方向に沿った解像度(読取ライン間
隔)を3種類定めている。フィルム画像の読み取りに際
しては、基本的に、プレスキャン時には比較的低い解像
度が用いられ、ファインスキャン時にはプレスキャン時
よりも高い解像度が用いられるが、更に、写真フィルム
22のフィルム種、プレスキャンによって検知されたフ
ィルム画像の濃度、ファインスキャンによって得られた
画像データを印画紙への画像の記録に用いる際の記録画
像のサイズに応じて何れかの解像度が選択される。この
解像度の選択は画像処理部16で行われ、選択された解
像度(読取ライン間隔)がラインCCDスキャナ14の
マイクロプロセッサ46及び搬送制御部172に通知さ
れる。
16による写真フィルム22(フィルム画像)の読み取
りにおける副走査方向に沿った解像度(読取ライン間
隔)を3種類定めている。フィルム画像の読み取りに際
しては、基本的に、プレスキャン時には比較的低い解像
度が用いられ、ファインスキャン時にはプレスキャン時
よりも高い解像度が用いられるが、更に、写真フィルム
22のフィルム種、プレスキャンによって検知されたフ
ィルム画像の濃度、ファインスキャンによって得られた
画像データを印画紙への画像の記録に用いる際の記録画
像のサイズに応じて何れかの解像度が選択される。この
解像度の選択は画像処理部16で行われ、選択された解
像度(読取ライン間隔)がラインCCDスキャナ14の
マイクロプロセッサ46及び搬送制御部172に通知さ
れる。
【0089】一方、ラインCCDスキャナ14のタイミ
ングジェネレータ74では、何れの解像度(読取ライン
間隔)で読み取りを行う場合であっても、3ラインカラ
ーCCD116の各ラインセンサ116R、116G、
116Bによる写真フィルム22の1ライン毎の読み取
りが、図12(A)乃至(C)に示すように、一定の読
取周期Tかつ同一のタイミングで行われるように、読み
取りのタイミングを制御する制御信号を3ラインカラー
CCD116に入力する。
ングジェネレータ74では、何れの解像度(読取ライン
間隔)で読み取りを行う場合であっても、3ラインカラ
ーCCD116の各ラインセンサ116R、116G、
116Bによる写真フィルム22の1ライン毎の読み取
りが、図12(A)乃至(C)に示すように、一定の読
取周期Tかつ同一のタイミングで行われるように、読み
取りのタイミングを制御する制御信号を3ラインカラー
CCD116に入力する。
【0090】搬送制御部172では、ラインCCDスキ
ャナ14において、各ラインセンサ116R、116
G、116Bの写真フィルム22上での間隔dに等しい
読取ライン間隔で写真フィルム22の読み取りが行われ
る場合には、各ラインセンサ116R、116G、11
6Bによる1ライン毎の読み取りの1周期(=T)で、
写真フィルム22が読取ライン間隔(=d)だけ搬送さ
れるように、すなわち、写真フィルム22の搬送速度が
d/Tとなるように、搬送ローラ対280、282によ
る写真フィルム22の搬送を制御する。
ャナ14において、各ラインセンサ116R、116
G、116Bの写真フィルム22上での間隔dに等しい
読取ライン間隔で写真フィルム22の読み取りが行われ
る場合には、各ラインセンサ116R、116G、11
6Bによる1ライン毎の読み取りの1周期(=T)で、
写真フィルム22が読取ライン間隔(=d)だけ搬送さ
れるように、すなわち、写真フィルム22の搬送速度が
d/Tとなるように、搬送ローラ対280、282によ
る写真フィルム22の搬送を制御する。
【0091】これにより、読取ライン間隔がdの場合に
は、写真フィルム22上の同一の読取ラインに対応する
R、G、Bの測光信号が、図12(A)に示すようにT
(=1ライン毎の読み取りの周期)ずつずれたタイミン
グで各ラインセンサ116R、116G、116Bから
出力される。なお、図12(A)乃至(C)のタイミン
グチャートに付した「1」、「2」、…の符号はフィル
ム画像上の各読取ラインに対応しており、各ラインセン
サ116R、116G、116Bからは、例えば符号
「1」が付されている周期で読取ライン「1」に対応す
る測光信号が出力されることを表している。
は、写真フィルム22上の同一の読取ラインに対応する
R、G、Bの測光信号が、図12(A)に示すようにT
(=1ライン毎の読み取りの周期)ずつずれたタイミン
グで各ラインセンサ116R、116G、116Bから
出力される。なお、図12(A)乃至(C)のタイミン
グチャートに付した「1」、「2」、…の符号はフィル
ム画像上の各読取ラインに対応しており、各ラインセン
サ116R、116G、116Bからは、例えば符号
「1」が付されている周期で読取ライン「1」に対応す
る測光信号が出力されることを表している。
【0092】前述のように、読取ライン間隔=dで写真
フィルム22の読み取りを行う場合には、各ラインセン
サ116R、116G、116Bからの測光信号の出力
タイミングがTずつずれているので、画像処理部16の
ラインスキャナ補正部122は、Rの画像データに対す
る遅延時間を「2T」とし、Gの画像データに対する遅
延時間を「T」とし、Bの画像データに対する遅延時間
を「0」とする。これによりラインスキャナ補正部12
2からは、同一の読取ラインに対応するR、G、Bの画
像データが同一のタイミングで各々出力される。
フィルム22の読み取りを行う場合には、各ラインセン
サ116R、116G、116Bからの測光信号の出力
タイミングがTずつずれているので、画像処理部16の
ラインスキャナ補正部122は、Rの画像データに対す
る遅延時間を「2T」とし、Gの画像データに対する遅
延時間を「T」とし、Bの画像データに対する遅延時間
を「0」とする。これによりラインスキャナ補正部12
2からは、同一の読取ラインに対応するR、G、Bの画
像データが同一のタイミングで各々出力される。
【0093】なお、図12(A)では、写真フィルム2
2が、Rラインセンサ116Rが搬送方向上流側となる
方向(図7(A)に示す搬送方向)に搬送された場合を
示しているが、写真フィルム22を逆方向に搬送する場
合には、Rの画像データに対する遅延時間を「0」、G
の画像データに対する遅延時間を「T」、Bの画像デー
タに対する遅延時間を「2T」とすればよい。
2が、Rラインセンサ116Rが搬送方向上流側となる
方向(図7(A)に示す搬送方向)に搬送された場合を
示しているが、写真フィルム22を逆方向に搬送する場
合には、Rの画像データに対する遅延時間を「0」、G
の画像データに対する遅延時間を「T」、Bの画像デー
タに対する遅延時間を「2T」とすればよい。
【0094】また搬送制御部172では、ラインCCD
スキャナ14において、各ラインセンサ116R、11
6G、116Bの写真フィルム22上での間隔dの1/
4倍の読取ライン間隔で写真フィルム22の読み取りが
行われる場合には、各ラインセンサ116R、116
G、116Bによる1ライン毎の読み取りの1周期(=
T)で写真フィルム22が読取ライン間隔(=d/4)
だけ搬送されるように、すなわち、写真フィルム22の
搬送速度がd/(4T)となるように、搬送ローラ対2
80、282による写真フィルム22の搬送を制御す
る。
スキャナ14において、各ラインセンサ116R、11
6G、116Bの写真フィルム22上での間隔dの1/
4倍の読取ライン間隔で写真フィルム22の読み取りが
行われる場合には、各ラインセンサ116R、116
G、116Bによる1ライン毎の読み取りの1周期(=
T)で写真フィルム22が読取ライン間隔(=d/4)
だけ搬送されるように、すなわち、写真フィルム22の
搬送速度がd/(4T)となるように、搬送ローラ対2
80、282による写真フィルム22の搬送を制御す
る。
【0095】これにより、読取ライン間隔がd/4の場
合には、写真フィルム22上の同一の読取ラインに対応
するR、G、Bの測光信号が、図12(B)に示すよう
に、4Tずつずれたタイミングで各ラインセンサ116
R、116G、116Bから出力される。また、この場
合、ラインスキャナ補正部122は、Rの画像データに
対する遅延時間を「8T」(搬送方向が逆方向の場合に
は「0」)とし、Gの画像データに対する遅延時間を
「4T」とし、Bの画像データに対する遅延時間を
「0」(搬送方向が逆方向の場合には「8T」)とす
る。これによりラインスキャナ補正部122からは、同
一の読取ラインに対応するR、G、Bの画像データが同
一のタイミングで各々出力される。
合には、写真フィルム22上の同一の読取ラインに対応
するR、G、Bの測光信号が、図12(B)に示すよう
に、4Tずつずれたタイミングで各ラインセンサ116
R、116G、116Bから出力される。また、この場
合、ラインスキャナ補正部122は、Rの画像データに
対する遅延時間を「8T」(搬送方向が逆方向の場合に
は「0」)とし、Gの画像データに対する遅延時間を
「4T」とし、Bの画像データに対する遅延時間を
「0」(搬送方向が逆方向の場合には「8T」)とす
る。これによりラインスキャナ補正部122からは、同
一の読取ラインに対応するR、G、Bの画像データが同
一のタイミングで各々出力される。
【0096】また搬送制御部172では、ラインCCD
スキャナ14において、各ラインセンサ116R、11
6G、116Bの写真フィルム22上での間隔dの1/
8倍の読取ライン間隔で写真フィルム22の読み取りが
行われる場合には、各ラインセンサ116R、116
G、116Bによる1ライン毎の読み取りの1周期(=
T)で写真フィルム22が読取ライン間隔(=d/8)
だけ搬送されるように、すなわち、写真フィルム22の
搬送速度がd/(8T)となるように、搬送ローラ対2
80、282による写真フィルム22の搬送を制御す
る。
スキャナ14において、各ラインセンサ116R、11
6G、116Bの写真フィルム22上での間隔dの1/
8倍の読取ライン間隔で写真フィルム22の読み取りが
行われる場合には、各ラインセンサ116R、116
G、116Bによる1ライン毎の読み取りの1周期(=
T)で写真フィルム22が読取ライン間隔(=d/8)
だけ搬送されるように、すなわち、写真フィルム22の
搬送速度がd/(8T)となるように、搬送ローラ対2
80、282による写真フィルム22の搬送を制御す
る。
【0097】これにより、読取ライン間隔がd/8の場
合には、写真フィルム22上の同一の読取ラインに対応
するR、G、Bの測光信号が、図12(C)に示すよう
に、8Tずつずれたタイミングで各ラインセンサ116
R、116G、116Bから出力される。また、この場
合、ラインスキャナ補正部122は、Rの画像データに
対する遅延時間を「16T」(搬送方向が逆方向の場合
には「0」)とし、Gの画像データに対する遅延時間を
「8T」とし、Bの画像データに対する遅延時間を
「0」(搬送方向が逆方向の場合には「16T」)とす
る。これによりラインスキャナ補正部122からは、同
一の読取ラインに対応するR、G、Bの画像データが同
一のタイミングで各々出力される。
合には、写真フィルム22上の同一の読取ラインに対応
するR、G、Bの測光信号が、図12(C)に示すよう
に、8Tずつずれたタイミングで各ラインセンサ116
R、116G、116Bから出力される。また、この場
合、ラインスキャナ補正部122は、Rの画像データに
対する遅延時間を「16T」(搬送方向が逆方向の場合
には「0」)とし、Gの画像データに対する遅延時間を
「8T」とし、Bの画像データに対する遅延時間を
「0」(搬送方向が逆方向の場合には「16T」)とす
る。これによりラインスキャナ補正部122からは、同
一の読取ラインに対応するR、G、Bの画像データが同
一のタイミングで各々出力される。
【0098】本実施形態では、複数種の読取ラインの間
隔を、各ラインセンサの写真フィルム22上での間隔d
の1倍、1/4倍、1/8倍としており、各ラインセン
サの写真フィルム22上での間隔dは複数種の読取ライ
ン間隔の公倍数に相当する値であるので、図12に示し
たように、各ラインセンサ116R、116G、116
Bが1ライン毎の読み取りを同一のタイミングで行うこ
とで、各ラインセンサ116R、116G、116Bに
よる写真フィルム22上での読取ラインの位置を正確に
一致させることができる。従って、各ラインセンサ11
6R、116G、116Bの読み取りのタイミングを各
々独立に制御したり、写真フィルム22上の同一位置の
データを得るための補間演算等を行う必要はない。
隔を、各ラインセンサの写真フィルム22上での間隔d
の1倍、1/4倍、1/8倍としており、各ラインセン
サの写真フィルム22上での間隔dは複数種の読取ライ
ン間隔の公倍数に相当する値であるので、図12に示し
たように、各ラインセンサ116R、116G、116
Bが1ライン毎の読み取りを同一のタイミングで行うこ
とで、各ラインセンサ116R、116G、116Bに
よる写真フィルム22上での読取ラインの位置を正確に
一致させることができる。従って、各ラインセンサ11
6R、116G、116Bの読み取りのタイミングを各
々独立に制御したり、写真フィルム22上の同一位置の
データを得るための補間演算等を行う必要はない。
【0099】また、本実施形態によれば、上記のように
3種類の読取ライン間隔(解像度)の何れを適用して読
み取りを行う場合であっても、R、G、Bの画像データ
に対する遅延時間は、1ライン毎の読み取りの周期Tの
整数倍で良く、周期Tの整数倍のディジタル遅延のみで
済むので、ラインスキャナ補正部122の構成を簡単に
することができる。
3種類の読取ライン間隔(解像度)の何れを適用して読
み取りを行う場合であっても、R、G、Bの画像データ
に対する遅延時間は、1ライン毎の読み取りの周期Tの
整数倍で良く、周期Tの整数倍のディジタル遅延のみで
済むので、ラインスキャナ補正部122の構成を簡単に
することができる。
【0100】従って、各ラインセンサ116R、116
G、116Bによる読み取りによって得られたフィルム
画像データを用いて、例えばレーザプリンタ部18で印
画紙への画像の記録を行ったとしても、記録画像に色ず
れやモアレ等が生ずることがなくなると共に、各ライン
センサ116R、116G、116Bによる読み取りの
タイミングを各々独立に制御する場合と比較して、タイ
ミングジェネレータ74の構成を簡単にすることができ
る。
G、116Bによる読み取りによって得られたフィルム
画像データを用いて、例えばレーザプリンタ部18で印
画紙への画像の記録を行ったとしても、記録画像に色ず
れやモアレ等が生ずることがなくなると共に、各ライン
センサ116R、116G、116Bによる読み取りの
タイミングを各々独立に制御する場合と比較して、タイ
ミングジェネレータ74の構成を簡単にすることができ
る。
【0101】なお、上記では3ラインカラーCCD11
6で写真フィルム22を読み取る際の読取ライン間隔
(副走査方向に沿った解像度)として、各ラインセンサ
116R、116G、116Bの写真フィルム22上で
の間隔dの1倍、1/4倍、1/8倍の3種類を定めて
いたが、本発明は上記の数値に限定されるものではな
く、読取ライン間隔(解像度)の種類数は「1」であっ
ても、「2」であっても、「4以上」であってもよい。
また、読取ライン間隔の値についても、「各ラインセン
サの写真フィルム22上での間隔dが読取ライン間隔の
整数倍(読取ライン間隔が間隔dの整数分の1倍)」の
条件を満足していればよく、間隔dの1/2倍、1/3
倍や、1/5倍、1/6倍、1/7倍…等の任意の値を
用いることができる。
6で写真フィルム22を読み取る際の読取ライン間隔
(副走査方向に沿った解像度)として、各ラインセンサ
116R、116G、116Bの写真フィルム22上で
の間隔dの1倍、1/4倍、1/8倍の3種類を定めて
いたが、本発明は上記の数値に限定されるものではな
く、読取ライン間隔(解像度)の種類数は「1」であっ
ても、「2」であっても、「4以上」であってもよい。
また、読取ライン間隔の値についても、「各ラインセン
サの写真フィルム22上での間隔dが読取ライン間隔の
整数倍(読取ライン間隔が間隔dの整数分の1倍)」の
条件を満足していればよく、間隔dの1/2倍、1/3
倍や、1/5倍、1/6倍、1/7倍…等の任意の値を
用いることができる。
【0102】また、上記ではラインCCDスキャナ14
から出力されたR、G、Bの画像データに対し、ライン
スキャナ補正部122により遅延を行うようにしていた
が、これに限定されるものではなく、例えばA/D変換
前の測光信号に対し、1ライン毎の読み取りの周期Tの
整数倍に相当する時間だけアナログ的に遅延させるよう
にしてもよいし、フレームメモリ142等の記憶手段に
画像データを順次記憶させる際のアドレスをR、G、B
毎に制御することで、上記の遅延を行ったに等しい画像
データが前記記憶手段に記憶されるように制御してもよ
い。
から出力されたR、G、Bの画像データに対し、ライン
スキャナ補正部122により遅延を行うようにしていた
が、これに限定されるものではなく、例えばA/D変換
前の測光信号に対し、1ライン毎の読み取りの周期Tの
整数倍に相当する時間だけアナログ的に遅延させるよう
にしてもよいし、フレームメモリ142等の記憶手段に
画像データを順次記憶させる際のアドレスをR、G、B
毎に制御することで、上記の遅延を行ったに等しい画像
データが前記記憶手段に記憶されるように制御してもよ
い。
【0103】また、上記では各ラインセンサの写真フィ
ルム22上での間隔dを、3種類の読取ライン間隔の最
小公倍数に相当する値としていたが、これに限定される
ものではなく、間隔dは複数類の読取ライン間隔の公倍
数に相当する値であればよい。但し、読取部の小型化の
ためには間隔dを複数類の読取ライン間隔の最小公倍数
に相当する値とすることが望ましい。
ルム22上での間隔dを、3種類の読取ライン間隔の最
小公倍数に相当する値としていたが、これに限定される
ものではなく、間隔dは複数類の読取ライン間隔の公倍
数に相当する値であればよい。但し、読取部の小型化の
ためには間隔dを複数類の読取ライン間隔の最小公倍数
に相当する値とすることが望ましい。
【0104】また、上記ではRラインセンサ116Rと
Gラインセンサ116Gの写真フィルム22上での間隔
が、Gラインセンサ116GとBラインセンサ116B
の写真フィルム22上での間隔と等しい場合を説明した
が、これに限定されるものではなく、図1に示したよう
に両者の間隔は相違していてもよい。インターライン方
式で電荷を転送する3ラインカラーCCDでは、入射光
の光量に応じた電荷を蓄積するセンシング部と、センシ
ング部に蓄積された電荷を転送する転送部と、がRGB
に対応して3本ずつ設けられているが、製造上の理由等
により、例として図13に示すようにセンシング部が等
間隔に設けられていない場合がある。本発明は、上記の
ような3ラインカラーCCDを用いた原稿読取装置にも
適用可能である。
Gラインセンサ116Gの写真フィルム22上での間隔
が、Gラインセンサ116GとBラインセンサ116B
の写真フィルム22上での間隔と等しい場合を説明した
が、これに限定されるものではなく、図1に示したよう
に両者の間隔は相違していてもよい。インターライン方
式で電荷を転送する3ラインカラーCCDでは、入射光
の光量に応じた電荷を蓄積するセンシング部と、センシ
ング部に蓄積された電荷を転送する転送部と、がRGB
に対応して3本ずつ設けられているが、製造上の理由等
により、例として図13に示すようにセンシング部が等
間隔に設けられていない場合がある。本発明は、上記の
ような3ラインカラーCCDを用いた原稿読取装置にも
適用可能である。
【0105】更に、上記では本発明に係る読取部とし
て、3個のラインセンサ(CCDセル列)が一体的に設
けられた3ラインカラーCCD116を例に説明した
が、これに限定されるものではなく、別体の複数個のラ
インセンサにより読取部を構成してもよい。
て、3個のラインセンサ(CCDセル列)が一体的に設
けられた3ラインカラーCCD116を例に説明した
が、これに限定されるものではなく、別体の複数個のラ
インセンサにより読取部を構成してもよい。
【0106】また、上記ではラインセンサとしてCCD
を用いた場合を例に説明したが、これに限定されるもの
ではなく、MOS型撮像センサ等の他の固体撮像デバイ
スを用いることも可能である。
を用いた場合を例に説明したが、これに限定されるもの
ではなく、MOS型撮像センサ等の他の固体撮像デバイ
スを用いることも可能である。
【0107】また、上記では原稿読取装置としてのライ
ンCCDスキャナ116による読取結果を、印画紙への
画像の記録等に用いる場合を例に説明したが、これに限
定されるものではなく、本発明に係る原稿読取装置は、
例えばフィルム画像から人物の顔に相当する領域を抽出
する等の画像処理を行うためにラインCCDスキャナ1
16よりも低解像度かつ多階調でフィルム画像を読み取
る場合や、フィルム画像の面露光用の露光条件を決定す
るために、単にフィルム画像の各成分色毎の画面平均濃
度等の画像特徴量を得るためのフィルム画像の読み取り
に適用することも可能である。
ンCCDスキャナ116による読取結果を、印画紙への
画像の記録等に用いる場合を例に説明したが、これに限
定されるものではなく、本発明に係る原稿読取装置は、
例えばフィルム画像から人物の顔に相当する領域を抽出
する等の画像処理を行うためにラインCCDスキャナ1
16よりも低解像度かつ多階調でフィルム画像を読み取
る場合や、フィルム画像の面露光用の露光条件を決定す
るために、単にフィルム画像の各成分色毎の画面平均濃
度等の画像特徴量を得るためのフィルム画像の読み取り
に適用することも可能である。
【0108】更に、上記では写真フィルムに記録された
フィルム画像を読取対象原稿とし、フィルム画像を透過
した光によってフィルム画像を読み取るようにしていた
が、これに限定されるものではなく、本発明に係る原稿
は、写真フィルムに記録されたフィルム画像以外の他の
透過原稿であってもよいし、光透過性が低い又は光透過
性がない媒体(例えば普通紙等)に記録された画像等の
反射原稿であってもよい。この場合には、本発明に係る
原稿読取装置を、光源から射出され原稿で反射された光
を読み取るように構成すればよく、本発明は例えばカラ
ー複写機の原稿読取装置等にも適用可能である。
フィルム画像を読取対象原稿とし、フィルム画像を透過
した光によってフィルム画像を読み取るようにしていた
が、これに限定されるものではなく、本発明に係る原稿
は、写真フィルムに記録されたフィルム画像以外の他の
透過原稿であってもよいし、光透過性が低い又は光透過
性がない媒体(例えば普通紙等)に記録された画像等の
反射原稿であってもよい。この場合には、本発明に係る
原稿読取装置を、光源から射出され原稿で反射された光
を読み取るように構成すればよく、本発明は例えばカラ
ー複写機の原稿読取装置等にも適用可能である。
【0109】また、上記ではフィルム画像の読み取りを
行うスキャナとして、読取対象の写真フィルムのサイズ
が異なるエリアCCDスキャナ12及びラインCCDス
キャナ14を設けていたが、これに代えて、各種サイズ
の写真フィルムのフィルム画像を全て読み取り可能なス
キャナ(ラインスキャナが好適である)を設けてもよ
い。
行うスキャナとして、読取対象の写真フィルムのサイズ
が異なるエリアCCDスキャナ12及びラインCCDス
キャナ14を設けていたが、これに代えて、各種サイズ
の写真フィルムのフィルム画像を全て読み取り可能なス
キャナ(ラインスキャナが好適である)を設けてもよ
い。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、各ラインセンサの間隔に対応する各ラインセンサの
原稿上での間隔が読取ライン間隔の整数倍となるよう
に、各ラインセンサの間隔及び読取ライン間隔の少なく
とも一方を定め、原稿を読み取る際に、各ラインセンサ
による1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部と
が読取ライン間隔分だけ相対移動するように、原稿と読
取部とを相対的に移動させるので、複数のラインセンサ
の各々によって読取ラインの位置のずれが生ずることな
く原稿を読み取ることを、簡易な構成で実現できる、と
いう優れた効果を有する。
は、各ラインセンサの間隔に対応する各ラインセンサの
原稿上での間隔が読取ライン間隔の整数倍となるよう
に、各ラインセンサの間隔及び読取ライン間隔の少なく
とも一方を定め、原稿を読み取る際に、各ラインセンサ
による1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と読取部と
が読取ライン間隔分だけ相対移動するように、原稿と読
取部とを相対的に移動させるので、複数のラインセンサ
の各々によって読取ラインの位置のずれが生ずることな
く原稿を読み取ることを、簡易な構成で実現できる、と
いう優れた効果を有する。
【0111】請求項2記載の発明は、各ラインセンサの
間隔に対応する各ラインセンサの原稿上での間隔が複数
種の読取ライン間隔の公倍数に相当する値となるよう
に、各ラインセンサの間隔及び複数種の読取ライン間隔
の少なくとも一方を定め、原稿を読み取る際に、各ライ
ンセンサによる1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と
読取部とが前記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ
相対移動するように、原稿と読取部とを相対的に移動さ
せるので、複数のラインセンサの各々により、複数種の
読取ライン間隔のうち何れの読取ライン間隔で原稿を読
み取る場合にも、簡易な構成により、画素のずれが生ず
ることなく原稿を読み取ることができる、という優れた
効果を有する。
間隔に対応する各ラインセンサの原稿上での間隔が複数
種の読取ライン間隔の公倍数に相当する値となるよう
に、各ラインセンサの間隔及び複数種の読取ライン間隔
の少なくとも一方を定め、原稿を読み取る際に、各ライ
ンセンサによる1ライン毎の読み取りの1周期で原稿と
読取部とが前記読み取りにおける読取ライン間隔分だけ
相対移動するように、原稿と読取部とを相対的に移動さ
せるので、複数のラインセンサの各々により、複数種の
読取ライン間隔のうち何れの読取ライン間隔で原稿を読
み取る場合にも、簡易な構成により、画素のずれが生ず
ることなく原稿を読み取ることができる、という優れた
効果を有する。
【図1】(A)は請求項1の発明の作用、(B)及び
(C)は請求項2の発明の作用を説明するための概略図
である。
(C)は請求項2の発明の作用を説明するための概略図
である。
【図2】本実施形態に係るディジタルラボシステムの概
略ブロック図である。
略ブロック図である。
【図3】エリアCCDスキャナの光学系の概略構成図で
ある。
ある。
【図4】エリアCCDスキャナの電気系の概略構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成図で
ある。
ある。
【図6】ラインCCDスキャナにセットされるフィルム
キャリアの概略構成を示すブロック図である。
キャリアの概略構成を示すブロック図である。
【図7】(A)は3ラインカラーCCDと写真フィルム
との位置関係を示す平面図、(B)は各ラインセンサに
よる写真フィルム上の読取位置を示す概念図である。
との位置関係を示す平面図、(B)は各ラインセンサに
よる写真フィルム上の読取位置を示す概念図である。
【図8】ラインCCDスキャナの電気系の一部の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図9】画像処理部の概略構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】レーザプリンタ部の露光部の光学系の概略構
成図である。
成図である。
【図11】レーザプリンタ部及びプロセッサ部の電気系
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図12】(A)は読取ライン間隔がd、(B)は読取
ライン間隔がd/4、(C)は読取ライン間隔がd/8
の各場合におけるR、G、Bの各ラインセンサによる読
取タイミングを表すタイミングチャートである。
ライン間隔がd/4、(C)は読取ライン間隔がd/8
の各場合におけるR、G、Bの各ラインセンサによる読
取タイミングを表すタイミングチャートである。
【図13】R、G、Bの各センシング部の間隔が一定で
ない3ラインカラーCCDの一例を示す概略図である。
ない3ラインカラーCCDの一例を示す概略図である。
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 16 画像処理部 22 写真フィルム 116 3ラインカラーCCD 116R、116G、116B Rラインセンサ、Gラインセンサ、Bラインセンサ 172 搬送制御部 280、282 搬送ローラ対 284、286 モータ 288、290 ドライバ
Claims (3)
- 【請求項1】 間隔を隔てて配列された複数のラインセ
ンサを備えた読取部と、原稿と前記読取部とを前記複数
のラインセンサの配列方向に沿って相対的に移動させる
移動手段と、を備え、前記複数のラインセンサの各々で
原稿を1ライン毎に所定の読取ライン間隔で読み取る原
稿読取装置であって、 前記各ラインセンサの間隔に対応する前記各ラインセン
サの原稿上での間隔が前記読取ライン間隔の整数倍とな
るように、前記各ラインセンサの間隔及び前記読取ライ
ン間隔の少なくとも一方が定められており、 前記移動手段は、前記読取部が原稿を読み取る際に、各
ラインセンサによる1ライン毎の読み取りの1周期で原
稿と読取部とが前記読取ライン間隔分だけ相対移動する
ように、原稿と読取部とを相対的に移動させることを特
徴とする原稿読取装置。 - 【請求項2】 間隔を隔てて配列された複数のラインセ
ンサを備えた読取部と、原稿と前記読取部とを前記複数
のラインセンサの配列方向に沿って相対的に移動させる
移動手段と、を備え、前記複数のラインセンサの各々で
原稿を1ライン毎に複数種の読取ライン間隔で読み取り
可能な原稿読取装置であって、 前記各ラインセンサの間隔に対応する前記各ラインセン
サの原稿上での間隔が前記複数種の読取ライン間隔の公
倍数に相当する値となるように、前記各ラインセンサの
間隔及び複数種の読取ライン間隔の少なくとも一方が定
められており、 前記移動手段は、前記読取部が原稿を読み取る際に、各
ラインセンサによる1ライン毎の読み取りの1周期で原
稿と読取部とが前記読み取りにおける読取ライン間隔分
だけ相対移動するように、原稿と読取部とを相対的に移
動させることを特徴とする原稿読取装置。 - 【請求項3】 前記複数のラインセンサは、R、G、B
の何れかに相当する波長域の光に感度を有する3個のラ
インセンサであり、前記読取部は、原稿を透過又は反射
した光が入射されるように配置されていることを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の原稿読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267152A JPH11112737A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267152A JPH11112737A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112737A true JPH11112737A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17440822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9267152A Pending JPH11112737A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 原稿読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11112737A (ja) |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9267152A patent/JPH11112737A/ja active Pending
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