JPH11112796A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH11112796A JPH11112796A JP9264453A JP26445397A JPH11112796A JP H11112796 A JPH11112796 A JP H11112796A JP 9264453 A JP9264453 A JP 9264453A JP 26445397 A JP26445397 A JP 26445397A JP H11112796 A JPH11112796 A JP H11112796A
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- Japan
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- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿から読取られる各画素が属する領域の識
別を精度よく行う。 【解決手段】 原稿からの画像読取は、プレスキャンお
よび本スキャンに分けて行う。プレスキャンの読取結果
は、主走査方向毎のライン部分データとして、その特徴
量または特徴量に基づいて分類される識別結果が、ペー
ジメモリ5aに記憶される。本スキャンでは、注目画素
の周囲に設けられる局所ブロックの画素についての画像
データをブロックメモリ5bに記憶し、局所特徴量を局
所算出手段12によって算出する。領域識別処理手段1
3は、ページメモリ5aに記憶されている部分特徴量ま
たは分類情報の識別結果を参照し、大局的な情報として
加味しながら、局所演算手段12からの局所特徴量に基
づき、注目画素の属する領域の識別を行う。
別を精度よく行う。 【解決手段】 原稿からの画像読取は、プレスキャンお
よび本スキャンに分けて行う。プレスキャンの読取結果
は、主走査方向毎のライン部分データとして、その特徴
量または特徴量に基づいて分類される識別結果が、ペー
ジメモリ5aに記憶される。本スキャンでは、注目画素
の周囲に設けられる局所ブロックの画素についての画像
データをブロックメモリ5bに記憶し、局所特徴量を局
所算出手段12によって算出する。領域識別処理手段1
3は、ページメモリ5aに記憶されている部分特徴量ま
たは分類情報の識別結果を参照し、大局的な情報として
加味しながら、局所演算手段12からの局所特徴量に基
づき、注目画素の属する領域の識別を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機や
ファクシミリ等で、記録画像の画質の向上を図るため、
原稿を走査して得られる画像の特性に応じて処理を行う
画像処理装置に関する。
ファクシミリ等で、記録画像の画質の向上を図るため、
原稿を走査して得られる画像の特性に応じて処理を行う
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタル複写機やファクシミ
リ装置等の画像処理装置では、画質向上を図るため各種
画像識別方法が用いられている。代表的な画像識別処理
方法としては、画像をブロックに分割し、各ブロックに
おいてパターンマッチングを行う方法や、文字や網点の
画像の性質を表す特徴パラメータを用いて各領域を識別
する方法が知られている。パターンマッチングを用いる
方法では、数多くのパターンを用意する必要があり、必
要なメモリの記憶容量が膨大になったり、汎用性に乏し
いというような問題点がある。このため特徴パラメータ
を用いる方法を採用することが多くなっている。
リ装置等の画像処理装置では、画質向上を図るため各種
画像識別方法が用いられている。代表的な画像識別処理
方法としては、画像をブロックに分割し、各ブロックに
おいてパターンマッチングを行う方法や、文字や網点の
画像の性質を表す特徴パラメータを用いて各領域を識別
する方法が知られている。パターンマッチングを用いる
方法では、数多くのパターンを用意する必要があり、必
要なメモリの記憶容量が膨大になったり、汎用性に乏し
いというような問題点がある。このため特徴パラメータ
を用いる方法を採用することが多くなっている。
【0003】特徴パラメータを用いる先行技術は、たと
えば特開昭61−194968や特開昭62−1478
60などに開示されている。特開昭61−194968
の「網点識別方法」では、空間的に連続する2つの画素
の信号のレベルの変化を、2つの画素が主走査方向に連
続する場合と副走査方向に連続する場合とを別々に計測
する。複数の画素のブロック毎にそれぞれの走査方向の
計測量の総和を予め決められた値と比較し、その比較結
果によって網点領域を識別する。特開昭62−1478
60の「中間調ファクシミリ信号処理法式」では、複数
画素のブロック内で最大信号レベルと最小信号レベルと
の差を求め、その差の値を予め定められている設定値と
比較する。レベル差が設定値より小さい場合は、写真部
分を含む信号レベル変化の穏やかな部分であると判断す
る。予め定められるアクセス順序に従って、ブロック内
で空間的に連続する2つの画素の信号レベル間の変化回
数が予め定められる値よりも大きい場合は、その領域は
網点部分であると判定する。判定結果に応じて、それぞ
れの領域に対応する信号処理が行われる。
えば特開昭61−194968や特開昭62−1478
60などに開示されている。特開昭61−194968
の「網点識別方法」では、空間的に連続する2つの画素
の信号のレベルの変化を、2つの画素が主走査方向に連
続する場合と副走査方向に連続する場合とを別々に計測
する。複数の画素のブロック毎にそれぞれの走査方向の
計測量の総和を予め決められた値と比較し、その比較結
果によって網点領域を識別する。特開昭62−1478
60の「中間調ファクシミリ信号処理法式」では、複数
画素のブロック内で最大信号レベルと最小信号レベルと
の差を求め、その差の値を予め定められている設定値と
比較する。レベル差が設定値より小さい場合は、写真部
分を含む信号レベル変化の穏やかな部分であると判断す
る。予め定められるアクセス順序に従って、ブロック内
で空間的に連続する2つの画素の信号レベル間の変化回
数が予め定められる値よりも大きい場合は、その領域は
網点部分であると判定する。判定結果に応じて、それぞ
れの領域に対応する信号処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像処理において、1
つの画素に注目すると、注目画素が属している領域の種
類を識別する際に、局所ブロックの特徴パラメータを用
いる画像識別方法では、その性質上連続した同一領域分
離結果の中に孤立した誤識別領域が発生しやすい問題が
ある。特に、画素毎に完全に分類識別し、予め用意され
ているフィルタ等で領域識別結果に応じてフィルタリン
グ処理等を行うと、孤立した誤識別領域に施すフィルタ
リング処理が画質に及ぼす悪影響が大きくなってしま
う。
つの画素に注目すると、注目画素が属している領域の種
類を識別する際に、局所ブロックの特徴パラメータを用
いる画像識別方法では、その性質上連続した同一領域分
離結果の中に孤立した誤識別領域が発生しやすい問題が
ある。特に、画素毎に完全に分類識別し、予め用意され
ているフィルタ等で領域識別結果に応じてフィルタリン
グ処理等を行うと、孤立した誤識別領域に施すフィルタ
リング処理が画質に及ぼす悪影響が大きくなってしま
う。
【0005】これを解決するために、隣接する画素につ
いての識別結果を保持しておき、注目画素の領域識別に
利用する方式が考えられている。しかしながら、この方
式では参照する隣接画素も誤識別されている場合に、誤
った識別情報が順次伝播してしまう問題がある。また局
所ブロック内では収まらない周期の大きな規則的な変化
が生じている領域の識別には適していない。その原因
は、領域が周期的に変化している画像の場合、ある程度
の大きさの範囲で識別処理を行わないと周期性を判別す
ることできないからである。特に周期が識別に利用する
局所ブロックに比べて大きい場合に、この問題点が顕著
になる。
いての識別結果を保持しておき、注目画素の領域識別に
利用する方式が考えられている。しかしながら、この方
式では参照する隣接画素も誤識別されている場合に、誤
った識別情報が順次伝播してしまう問題がある。また局
所ブロック内では収まらない周期の大きな規則的な変化
が生じている領域の識別には適していない。その原因
は、領域が周期的に変化している画像の場合、ある程度
の大きさの範囲で識別処理を行わないと周期性を判別す
ることできないからである。特に周期が識別に利用する
局所ブロックに比べて大きい場合に、この問題点が顕著
になる。
【0006】本発明の目的は、局所ブロック内で収まら
ない周期の大きな規則的な領域の識別も可能な画像処理
装置を提供することである。
ない周期の大きな規則的な領域の識別も可能な画像処理
装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿を主走査
方向および副走査方向に二次元的に走査して得られる画
像信号に対して、各画素が文字領域、写真領域または網
点領域のいずれの領域に属しているかを識別して処理を
行う画像処理装置において、原稿の走査を、プレスキャ
ンおよび本スキャンに分けて行うように制御する制御手
段と、プレスキャン時に、主走査方向のライン画像デー
タを用いて、各ラインの部分領域の特性を表す部分特徴
量を求める部分演算手段と、部分演算手段によって求め
られる部分特徴量から、各ラインの部分領域が属する領
域の種類を分類して識別する分類手段と、部分演算手段
によって得られる部分特徴量の演算結果、もしくは分類
手段によって得られる識別結果を記録する記録手段と、
本スキャン時に、画像信号中から1つずつ選択される画
素を注目画素として、注目画素とその近傍の複数画素か
ら成る局所ブロックの画像データを格納する格納手段
と、格納手段に格納される画像データから、文字領域、
写真領域、または網点領域の各領域の特性を表す複数の
局所特徴量を求める局所演算手段と、記録手段に記録さ
れている部分特徴量もしくは識別結果と、局所演算手段
によって得られる注目画素毎の局所特徴量とを用いて、
局所ブロック内の注目画素が属している領域を識別し、
識別される領域の種類に応じて予め定められる処理を行
う領域識別処理手段とを備えることを特徴とする画像処
理装置である。
方向および副走査方向に二次元的に走査して得られる画
像信号に対して、各画素が文字領域、写真領域または網
点領域のいずれの領域に属しているかを識別して処理を
行う画像処理装置において、原稿の走査を、プレスキャ
ンおよび本スキャンに分けて行うように制御する制御手
段と、プレスキャン時に、主走査方向のライン画像デー
タを用いて、各ラインの部分領域の特性を表す部分特徴
量を求める部分演算手段と、部分演算手段によって求め
られる部分特徴量から、各ラインの部分領域が属する領
域の種類を分類して識別する分類手段と、部分演算手段
によって得られる部分特徴量の演算結果、もしくは分類
手段によって得られる識別結果を記録する記録手段と、
本スキャン時に、画像信号中から1つずつ選択される画
素を注目画素として、注目画素とその近傍の複数画素か
ら成る局所ブロックの画像データを格納する格納手段
と、格納手段に格納される画像データから、文字領域、
写真領域、または網点領域の各領域の特性を表す複数の
局所特徴量を求める局所演算手段と、記録手段に記録さ
れている部分特徴量もしくは識別結果と、局所演算手段
によって得られる注目画素毎の局所特徴量とを用いて、
局所ブロック内の注目画素が属している領域を識別し、
識別される領域の種類に応じて予め定められる処理を行
う領域識別処理手段とを備えることを特徴とする画像処
理装置である。
【0008】本発明に従えば、文字領域、写真領域、ま
たは網点領域が存在するような原稿を、制御手段によっ
てプレスキャンおよび本スキャンの2回に分けて、主走
査方向および副走査方向に二次元的な走査を行う。プレ
スキャン時には、主走査方向のライン画像データを用い
て、主走査方向に連続する複数の画像から成るライン部
分領域を設定し、ライン部分領域が属している文字領
域、写真領域、または網点領域の種類を表す部分特徴量
を部分演算手段によって求める。また、部分特徴量か
ら、分類手段によって各ライン部分領域の種類を識別し
ておく。このとき、部分特徴量の算出に利用するライン
部分領域の主走査方向の長さは、本スキャン時に各画素
毎の領域分離で扱う局所ブロックの幅に比べて充分の長
さとなるようにしておけば、局所ブロックだけでは識別
することができない周期の長い領域の特徴についても識
別することが可能になる。プレスキャン時に算出する部
分特徴量もしくは識別結果は記録手段に記録される。本
スキャン時の各画素の分離の際には、記録手段に記録さ
れている部分特徴量もしくは識別結果を利用することに
よって、主走査方向に関して周期の長い領域にも対応す
ることができ、また局所ブロックからの局所特徴量も算
出するため、局所的な特徴も容易に識別することができ
る。
たは網点領域が存在するような原稿を、制御手段によっ
てプレスキャンおよび本スキャンの2回に分けて、主走
査方向および副走査方向に二次元的な走査を行う。プレ
スキャン時には、主走査方向のライン画像データを用い
て、主走査方向に連続する複数の画像から成るライン部
分領域を設定し、ライン部分領域が属している文字領
域、写真領域、または網点領域の種類を表す部分特徴量
を部分演算手段によって求める。また、部分特徴量か
ら、分類手段によって各ライン部分領域の種類を識別し
ておく。このとき、部分特徴量の算出に利用するライン
部分領域の主走査方向の長さは、本スキャン時に各画素
毎の領域分離で扱う局所ブロックの幅に比べて充分の長
さとなるようにしておけば、局所ブロックだけでは識別
することができない周期の長い領域の特徴についても識
別することが可能になる。プレスキャン時に算出する部
分特徴量もしくは識別結果は記録手段に記録される。本
スキャン時の各画素の分離の際には、記録手段に記録さ
れている部分特徴量もしくは識別結果を利用することに
よって、主走査方向に関して周期の長い領域にも対応す
ることができ、また局所ブロックからの局所特徴量も算
出するため、局所的な特徴も容易に識別することができ
る。
【0009】画像識別の識別精度を高めるためには、注
目画素とその近傍の複数画素から成る局所ブロックから
算出される局所特徴量が、領域の性質を充分によく示し
ていることが必要である。実際には、局所ブロックだけ
の識別情報では、大局的な画像の性質を知ることが困難
である。そこで、プレスキャン時に、局所ブロックに比
べて主走査方向に広範囲なラインデータを利用し、予め
大局的に画像を分類しておく。各画素毎の識別の際に
は、本スキャン時の局所ブロックの特徴量である局所特
徴量に、プレスキャン時のライン部分領域毎の特徴量で
ある部分特徴量もしくは分類情報を加味することで、識
別精度を高めることができる。
目画素とその近傍の複数画素から成る局所ブロックから
算出される局所特徴量が、領域の性質を充分によく示し
ていることが必要である。実際には、局所ブロックだけ
の識別情報では、大局的な画像の性質を知ることが困難
である。そこで、プレスキャン時に、局所ブロックに比
べて主走査方向に広範囲なラインデータを利用し、予め
大局的に画像を分類しておく。各画素毎の識別の際に
は、本スキャン時の局所ブロックの特徴量である局所特
徴量に、プレスキャン時のライン部分領域毎の特徴量で
ある部分特徴量もしくは分類情報を加味することで、識
別精度を高めることができる。
【0010】また本発明で前記部分演算手段は、主走査
方向に複数画素幅を持つライン部分読取データを用いて
前記文字領域、写真領域、または網点領域の特性を表す
部分特徴量を演算し、前記記録手段に記録される部分特
徴量もしくは前記識別結果を、本スキャン実行前に、副
走査方向に関して複数ライン用いるブロック単位で補正
し、補正結果を記録手段に再記録する補正手段をさらに
備え、前記領域識別処理手段は、記録手段に再記録され
ている部分特徴量もしくは識別結果と、局所特徴量とか
ら、前記注目画素の領域分離情報を出力することを特徴
とする。
方向に複数画素幅を持つライン部分読取データを用いて
前記文字領域、写真領域、または網点領域の特性を表す
部分特徴量を演算し、前記記録手段に記録される部分特
徴量もしくは前記識別結果を、本スキャン実行前に、副
走査方向に関して複数ライン用いるブロック単位で補正
し、補正結果を記録手段に再記録する補正手段をさらに
備え、前記領域識別処理手段は、記録手段に再記録され
ている部分特徴量もしくは識別結果と、局所特徴量とか
ら、前記注目画素の領域分離情報を出力することを特徴
とする。
【0011】本発明に従えば、部分演算手段では、主走
査方向に複数画素幅を持つライン部分読取データを用い
て文字領域、写真領域、または網点領域の特性を表す部
分特徴量を演算する。補正手段は、記録手段に記録され
ている部分特徴量もしくは識別結果を、本スキャン時実
行前に副走査方向に関して複数ライン用いるブロック単
位で補正し、記録手段に再記録しておく。領域識別処理
手段は、補正手段による補正結果を、本スキャン時の領
域識別処理に加味するので、1ラインの部分特徴量また
は分類情報を利用する場合に比較して、より大局的な識
別を行って精度を向上させることができる。
査方向に複数画素幅を持つライン部分読取データを用い
て文字領域、写真領域、または網点領域の特性を表す部
分特徴量を演算する。補正手段は、記録手段に記録され
ている部分特徴量もしくは識別結果を、本スキャン時実
行前に副走査方向に関して複数ライン用いるブロック単
位で補正し、記録手段に再記録しておく。領域識別処理
手段は、補正手段による補正結果を、本スキャン時の領
域識別処理に加味するので、1ラインの部分特徴量また
は分類情報を利用する場合に比較して、より大局的な識
別を行って精度を向上させることができる。
【0012】また本発明で前記領域識別処理手段は、前
記記録手段に記録されている部分特徴量もしくは識別結
果を、前記注目画素が属しているラインの前後複数ライ
ンを利用して、本スキャン時に各注目画素が文字領域、
写真領域、もしくは網点領域のいずれの領域に属してい
るかを識別し、領域識別情報を出力することを特徴とす
る。
記記録手段に記録されている部分特徴量もしくは識別結
果を、前記注目画素が属しているラインの前後複数ライ
ンを利用して、本スキャン時に各注目画素が文字領域、
写真領域、もしくは網点領域のいずれの領域に属してい
るかを識別し、領域識別情報を出力することを特徴とす
る。
【0013】本発明に従えば、領域識別処理手段は、記
録手段に記録されている部分特徴量もしくは識別結果を
注目画素が属しているラインの前後複数ライン分利用
し、本スキャン時に注目画素が文字領域、写真領域、ま
たは網点領域のいずれの領域に属しているかを識別する
ので、領域の識別を大局的に行うことができ、精度の高
い領域識別情報を得ることができる。
録手段に記録されている部分特徴量もしくは識別結果を
注目画素が属しているラインの前後複数ライン分利用
し、本スキャン時に注目画素が文字領域、写真領域、ま
たは網点領域のいずれの領域に属しているかを識別する
ので、領域の識別を大局的に行うことができ、精度の高
い領域識別情報を得ることができる。
【0014】また本発明で前記部分演算手段は、前記主
走査方向のライン部分画像データを2値化する2値化手
段と、2値化手段から得られる2値化画素列中で、値が
異なる画素列を挟んで隣合う同一値の画素列の画素数の
差を加算する加算手段とを含み、加算手段の加算結果を
各ライン部分領域が属している前記文字領域、写真領
域、または網点領域のいずれの領域に属しているかを識
別するための部分特徴量とすることを特徴とする。
走査方向のライン部分画像データを2値化する2値化手
段と、2値化手段から得られる2値化画素列中で、値が
異なる画素列を挟んで隣合う同一値の画素列の画素数の
差を加算する加算手段とを含み、加算手段の加算結果を
各ライン部分領域が属している前記文字領域、写真領
域、または網点領域のいずれの領域に属しているかを識
別するための部分特徴量とすることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、部分演算手段では、主走
査方向のライン部分画像データを2値化手段によって2
値化し、2値化された画素列中で、値が異なる画素列を
挟んで隣合う同一値の画素列の画素数の差を加算手段に
よって加算し、加算結果をライン部分領域が属している
文字領域、写真領域、または網点領域に対応する部分特
徴量としている。本スキャン時に注目画素とその近傍の
複数画素とから成る局所ブロックの大きさよりもライン
部分領域の長さを充分に大きくしておけば、主走査方向
において周期の長い領域を分離識別することが容易にな
る。規則的な網点領域などでは、隣合う同一値の画素例
の画素数の差は小さく、加算手段の加算結果はあまり大
きくならないので、容易に大局的な識別を行うことがで
きる。
査方向のライン部分画像データを2値化手段によって2
値化し、2値化された画素列中で、値が異なる画素列を
挟んで隣合う同一値の画素列の画素数の差を加算手段に
よって加算し、加算結果をライン部分領域が属している
文字領域、写真領域、または網点領域に対応する部分特
徴量としている。本スキャン時に注目画素とその近傍の
複数画素とから成る局所ブロックの大きさよりもライン
部分領域の長さを充分に大きくしておけば、主走査方向
において周期の長い領域を分離識別することが容易にな
る。規則的な網点領域などでは、隣合う同一値の画素例
の画素数の差は小さく、加算手段の加算結果はあまり大
きくならないので、容易に大局的な識別を行うことがで
きる。
【0016】また本発明で、前記部分演算手段は、前記
主走査方向のライン部分画像データ中で、隣合う画素値
の差を計算する差算出手段と、差算出手段によって計算
される隣合う画素値の差が予め設定される閾値に関する
条件を満たす場合のみ加算する差加算手段とを含み、差
加算手段の加算結果を各ライン部分領域が属している文
字領域、写真領域、または網点領域に対応する部分特徴
量とすることを特徴とする。
主走査方向のライン部分画像データ中で、隣合う画素値
の差を計算する差算出手段と、差算出手段によって計算
される隣合う画素値の差が予め設定される閾値に関する
条件を満たす場合のみ加算する差加算手段とを含み、差
加算手段の加算結果を各ライン部分領域が属している文
字領域、写真領域、または網点領域に対応する部分特徴
量とすることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、部分演算手段は、主走査
方向のライン部分画素データ中で隣合う画素値の差を差
算出手段によって計算し、隣合う画素値の差が予め設定
される閾値より大きい場合のみ差加算手段によって加算
するので、写真領域のように隣合う画素値の差が小さい
領域では加算結果の特徴量の大きさが小さくなる。
方向のライン部分画素データ中で隣合う画素値の差を差
算出手段によって計算し、隣合う画素値の差が予め設定
される閾値より大きい場合のみ差加算手段によって加算
するので、写真領域のように隣合う画素値の差が小さい
領域では加算結果の特徴量の大きさが小さくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
しての画像処理装置1の概略的な電気的構成を示す。処
理の対象となる画像データは、ラインセンサ2によって
発生され、画像データ処理手段3によってアナログ/デ
ジタル変換を含む電気的な処理が施される。演算手段4
は、予め設定されるプログラムに従って動作し、画像デ
ータ処理手段3からのデジタル化された画像データを演
算処理し、領域認識処理を行う。演算手段4による画像
処理の途中では、メモリ5、画像データなどの一時的な
記憶用に用いる。ラインセンサ2では、複数の画素が一
次元的に配列され、この配列方向が主走査方向となる。
副走査手段6は、ラインセンサ2または読取るべき原稿
7を、相対的に主走査方向と垂直な副走査方向に移動さ
せる。
しての画像処理装置1の概略的な電気的構成を示す。処
理の対象となる画像データは、ラインセンサ2によって
発生され、画像データ処理手段3によってアナログ/デ
ジタル変換を含む電気的な処理が施される。演算手段4
は、予め設定されるプログラムに従って動作し、画像デ
ータ処理手段3からのデジタル化された画像データを演
算処理し、領域認識処理を行う。演算手段4による画像
処理の途中では、メモリ5、画像データなどの一時的な
記憶用に用いる。ラインセンサ2では、複数の画素が一
次元的に配列され、この配列方向が主走査方向となる。
副走査手段6は、ラインセンサ2または読取るべき原稿
7を、相対的に主走査方向と垂直な副走査方向に移動さ
せる。
【0019】本実施形態では、演算手段6のプログラム
動作によって実現される制御手段8が、プレスキャンと
本スキャンとの2回に分けて原稿7の読取りを行うよう
な制御を行う。画像データ処理手段3からの画像データ
は、制御手段8によって切換えられるスキャン切換手段
9によって、プレスキャンでは部分演算手段10に与え
られ、部分演算手段の演算結果を用いて分類手段11に
よる領域の分類のための識別も行われる。本スキャン時
には、制御手段8によってスキャン切換手段9が画像デ
ータ処理手段からの画像データを局所演算手段12に与
えるように切換える。局所演算手段12は、本スキャン
時にラインセンサ2によって原稿7から読取られるライ
ン1本分の画像データ中から順次選択される注目画素
と、その周囲で予め設定される範囲の局所ブロックにつ
いての局所的な特徴量算出を行い、領域識別処理手段1
3はメモリ5に記録されているプレスキャン時の特徴量
もしくは識別結果と、局所ブロックについての局所演算
手段12の演算結果とに基づいて、領域識別処理手段1
3による注目画素の周囲の局所ブロックについての領域
識別が行われる。
動作によって実現される制御手段8が、プレスキャンと
本スキャンとの2回に分けて原稿7の読取りを行うよう
な制御を行う。画像データ処理手段3からの画像データ
は、制御手段8によって切換えられるスキャン切換手段
9によって、プレスキャンでは部分演算手段10に与え
られ、部分演算手段の演算結果を用いて分類手段11に
よる領域の分類のための識別も行われる。本スキャン時
には、制御手段8によってスキャン切換手段9が画像デ
ータ処理手段からの画像データを局所演算手段12に与
えるように切換える。局所演算手段12は、本スキャン
時にラインセンサ2によって原稿7から読取られるライ
ン1本分の画像データ中から順次選択される注目画素
と、その周囲で予め設定される範囲の局所ブロックにつ
いての局所的な特徴量算出を行い、領域識別処理手段1
3はメモリ5に記録されているプレスキャン時の特徴量
もしくは識別結果と、局所ブロックについての局所演算
手段12の演算結果とに基づいて、領域識別処理手段1
3による注目画素の周囲の局所ブロックについての領域
識別が行われる。
【0020】図2は、本実施形態の全体的な処理に関連
する概略的な電気的構成を示す。プレスキャンの際に、
図1の部分演算手段10または分類手段11によって得
られる部分特徴量および分類情報としての識別結果を、
図1のメモリ5内に設けられる記録手段であるページメ
モリ5aに記録する。本スキャンの際には、画像データ
は図1のメモリ5内に設けられる格納手段であるブロッ
クメモリ5bに一旦記憶され、局所演算手段12によっ
て局所特徴量が算出される。領域識別処理手段13は、
ページメモリ5aに記憶されているプレスキャンによる
部分特徴量および識別結果と、本スキャン時に局所演算
手段12によって算出される局所特徴量とを用いて、画
像領域の種類の判定を行う。すなわち、ページメモリ5
aに記憶されているプレスキャン時の結果を利用して、
本スキャン時に領域分離処理を行っている。本スキャン
時に入力される画像データは、ブロックメモリ5bに複
数ライン分、たとえば各画素8ビットのデジタルデータ
として256レベルのうちのいずれかのレベルで記憶さ
れる。局所演算手段12は、ブロックメモリ5bに蓄え
られている画像データから、複数の局所特徴量を算出す
る。領域識別処理手段13は、ページメモリ5aに記憶
されているプレスキャン時に求めている文字領域、写真
領域、または網点領域の識別のための部分特徴量もしく
は識別結果を、局所演算手段12によって得られる局所
特徴量に加えて、各画素が属す領域を識別する。
する概略的な電気的構成を示す。プレスキャンの際に、
図1の部分演算手段10または分類手段11によって得
られる部分特徴量および分類情報としての識別結果を、
図1のメモリ5内に設けられる記録手段であるページメ
モリ5aに記録する。本スキャンの際には、画像データ
は図1のメモリ5内に設けられる格納手段であるブロッ
クメモリ5bに一旦記憶され、局所演算手段12によっ
て局所特徴量が算出される。領域識別処理手段13は、
ページメモリ5aに記憶されているプレスキャンによる
部分特徴量および識別結果と、本スキャン時に局所演算
手段12によって算出される局所特徴量とを用いて、画
像領域の種類の判定を行う。すなわち、ページメモリ5
aに記憶されているプレスキャン時の結果を利用して、
本スキャン時に領域分離処理を行っている。本スキャン
時に入力される画像データは、ブロックメモリ5bに複
数ライン分、たとえば各画素8ビットのデジタルデータ
として256レベルのうちのいずれかのレベルで記憶さ
れる。局所演算手段12は、ブロックメモリ5bに蓄え
られている画像データから、複数の局所特徴量を算出す
る。領域識別処理手段13は、ページメモリ5aに記憶
されているプレスキャン時に求めている文字領域、写真
領域、または網点領域の識別のための部分特徴量もしく
は識別結果を、局所演算手段12によって得られる局所
特徴量に加えて、各画素が属す領域を識別する。
【0021】図3は、本実施形態でプレスキャン時の部
分特徴量を記録するまでの手順を示す。ステップa0か
らプレスキャンの手順を開始し、ステップa1では図1
の画像データ処理手段3から1ライン分の画像データを
入力する。ステップa2では、ステップa1で入力され
た1ライン分の画像データから、主走査方向に充分な幅
を持つライン部分データを選択する。ステップa3で
は、選択されたライン部分データから、部分特徴量を算
出する。ステップa4では、算出された部分特徴量をペ
ージメモリ5aに書込んで保存する。ステップa5で
は、1ライン分の画像データについて、部分特徴量の保
存が完了しているか否かを判断する。完了していないと
きには、ステップa2に戻る。ステップa5で、1ライ
ン分の部分特徴量がページメモリ5aに保存していると
判断されるときには、ステップa6で原稿からの画像全
体についての部分特徴量の保存が終了しているか否を判
断する。終了していないときにはステップa1に戻り、
次のライン画像データの入力を行う。ステップa6で、
画像全体の特徴量保存が終了していると判断されるとき
には、ステップa7で本スキャンに移る。
分特徴量を記録するまでの手順を示す。ステップa0か
らプレスキャンの手順を開始し、ステップa1では図1
の画像データ処理手段3から1ライン分の画像データを
入力する。ステップa2では、ステップa1で入力され
た1ライン分の画像データから、主走査方向に充分な幅
を持つライン部分データを選択する。ステップa3で
は、選択されたライン部分データから、部分特徴量を算
出する。ステップa4では、算出された部分特徴量をペ
ージメモリ5aに書込んで保存する。ステップa5で
は、1ライン分の画像データについて、部分特徴量の保
存が完了しているか否かを判断する。完了していないと
きには、ステップa2に戻る。ステップa5で、1ライ
ン分の部分特徴量がページメモリ5aに保存していると
判断されるときには、ステップa6で原稿からの画像全
体についての部分特徴量の保存が終了しているか否を判
断する。終了していないときにはステップa1に戻り、
次のライン画像データの入力を行う。ステップa6で、
画像全体の特徴量保存が終了していると判断されるとき
には、ステップa7で本スキャンに移る。
【0022】図4は、本発明の実施の他の形態でのプレ
スキャン時の手順を示す。ステップb0からステップb
3までの手順は、図3のステップa0からステップa3
までの各ステップとそれぞれ対応する。ステップb4で
は、ステップb3で算出される部分特徴量に基づき、ラ
イン部分領域が属している領域の種類を、部分特徴量に
基づいて、文字領域、写真領域、または網点領域として
識別する。ステップb5では識別結果を分類情報として
ページメモリ5aに書込んで保存する。ステップb6で
は、1ライン分のライン部分データについての処理が終
了しているか否かを判断する。終了していないときに
は、ステップb2に戻る。終了していれば、ステップb
7で、画像全体についてライン画像データの読込み処理
が終了しているか否かを判断する。終了していなければ
ステップb1に戻り、次のライン画像データを入力す
る。終了していれば、ステップb8で、本スキャンの処
理に移る。
スキャン時の手順を示す。ステップb0からステップb
3までの手順は、図3のステップa0からステップa3
までの各ステップとそれぞれ対応する。ステップb4で
は、ステップb3で算出される部分特徴量に基づき、ラ
イン部分領域が属している領域の種類を、部分特徴量に
基づいて、文字領域、写真領域、または網点領域として
識別する。ステップb5では識別結果を分類情報として
ページメモリ5aに書込んで保存する。ステップb6で
は、1ライン分のライン部分データについての処理が終
了しているか否かを判断する。終了していないときに
は、ステップb2に戻る。終了していれば、ステップb
7で、画像全体についてライン画像データの読込み処理
が終了しているか否かを判断する。終了していなければ
ステップb1に戻り、次のライン画像データを入力す
る。終了していれば、ステップb8で、本スキャンの処
理に移る。
【0023】図5は、プレスキャン時のライン画像デー
タとライン部分領域との関係を示す。原稿画像データ2
0は、主走査方向に配列される画素からの画像データに
よって、主走査方向に対応するライン画像データ21
が、主走査方向に垂直な副走査方向に複数本配列されて
構成される。各ライン画像データ21内には、主走査方
向に充分な幅を持つライン部分画像データ22が設定さ
れる。
タとライン部分領域との関係を示す。原稿画像データ2
0は、主走査方向に配列される画素からの画像データに
よって、主走査方向に対応するライン画像データ21
が、主走査方向に垂直な副走査方向に複数本配列されて
構成される。各ライン画像データ21内には、主走査方
向に充分な幅を持つライン部分画像データ22が設定さ
れる。
【0024】図6は、2値化されたライン部分データ2
2の例を示す。このライン部分データ22は、24の画
素を含み、画素値が1の画素は、2,3,2,4,3の
ように連続する。画素値が0の画素は、画素値が1の画
素の間に、2,2,3,4のようにそれぞれ連続する。
画素値が1の画素の連続で、画素値が0の画素の連続を
挟んで隣接する連続数の差は、1,1,2,1となる。
同様に、画素値が0の画素の連続数の差は、0,1,1
となる。連続数の差を連続数の個数で割ると、画素値が
1の場合には5/5=1なり、画素値が0の場合には2
/4=0.5となる。特徴量として、両者の和をとれ
ば、1.5となる。
2の例を示す。このライン部分データ22は、24の画
素を含み、画素値が1の画素は、2,3,2,4,3の
ように連続する。画素値が0の画素は、画素値が1の画
素の間に、2,2,3,4のようにそれぞれ連続する。
画素値が1の画素の連続で、画素値が0の画素の連続を
挟んで隣接する連続数の差は、1,1,2,1となる。
同様に、画素値が0の画素の連続数の差は、0,1,1
となる。連続数の差を連続数の個数で割ると、画素値が
1の場合には5/5=1なり、画素値が0の場合には2
/4=0.5となる。特徴量として、両者の和をとれ
ば、1.5となる。
【0025】図7は、図6に示すような特徴量の算出を
行って、プレスキャン時に領域分離を行うための構成を
示す。図1の画像データ処理手段3からスキャン切換手
段9を介して与えられる画像データは、部分演算手段1
0に与えられる。部分演算手段10内には、2値化手段
30、同一画素列カウント手段31、同一隣接画素列の
差算出手段32、加算手段33、除算手段34が含まれ
る。さらに、部分演算手段10内には、2値化手段30
から除算手段34までとは別系統として、隣接画素の算
出手段35、判定手段36、差加算手段37、領域判定
手段38が含まれる。領域判定手段38の判定結果が、
ページメモリ5aに記憶され、領域識別処理手段が本ス
キャン時に参照する。
行って、プレスキャン時に領域分離を行うための構成を
示す。図1の画像データ処理手段3からスキャン切換手
段9を介して与えられる画像データは、部分演算手段1
0に与えられる。部分演算手段10内には、2値化手段
30、同一画素列カウント手段31、同一隣接画素列の
差算出手段32、加算手段33、除算手段34が含まれ
る。さらに、部分演算手段10内には、2値化手段30
から除算手段34までとは別系統として、隣接画素の算
出手段35、判定手段36、差加算手段37、領域判定
手段38が含まれる。領域判定手段38の判定結果が、
ページメモリ5aに記憶され、領域識別処理手段が本ス
キャン時に参照する。
【0026】図5から図6で示す例の特徴量は、図7の
2値化手段30から除算手段34までの演算手段に基づ
いて領域判定手段38で判定される。たとえば網点領域
を想定すると、i番目のライン画像データが8ビットの
画素値として、230,240,230,50,49,
48,50,229,230,200,…として得られ
ている場合、2値化すると(1110000111…)
といった2値列を得ることができる。この2値列から、
隣合う値が同じになる画素列の長さの差を加算していく
ので、網点領域など、規則的に画素値が1の画素列と画
素値が0の画素列とが繰返す場合には、加算値は小さく
なる。すなわち、文字領域や写真領域では網点領域に加
算値が大きくなる。よってこの特徴量を利用すれば、原
稿を網点領域とその他の領域とに分離することが可能に
なる。
2値化手段30から除算手段34までの演算手段に基づ
いて領域判定手段38で判定される。たとえば網点領域
を想定すると、i番目のライン画像データが8ビットの
画素値として、230,240,230,50,49,
48,50,229,230,200,…として得られ
ている場合、2値化すると(1110000111…)
といった2値列を得ることができる。この2値列から、
隣合う値が同じになる画素列の長さの差を加算していく
ので、網点領域など、規則的に画素値が1の画素列と画
素値が0の画素列とが繰返す場合には、加算値は小さく
なる。すなわち、文字領域や写真領域では網点領域に加
算値が大きくなる。よってこの特徴量を利用すれば、原
稿を網点領域とその他の領域とに分離することが可能に
なる。
【0027】図7の隣接画素の差算出手段35から差加
算手段37までは、主に写真領域をその他の領域と分離
することを目的に設けている。たとえば画素毎の信号レ
ベルである画素濃度値が(235,235,236,2
37,239,240,…,のように少しずつ変化する
写真領域を想定すると、隣合う画素値の差を加算する際
に、閾値を設定し、閾値以上の差加算するようにすれ
ば、画素値が連続的に少しずつ変化する写真領域では、
加算値が小さくなる。したがってこの特徴量は、写真領
域では値が小さくなり網点領域では画素値の大きな変化
の繰返し回数が多くなるので値が大きくなる。文字領域
では、輪郭のエッジ部分で値が大きくなる。
算手段37までは、主に写真領域をその他の領域と分離
することを目的に設けている。たとえば画素毎の信号レ
ベルである画素濃度値が(235,235,236,2
37,239,240,…,のように少しずつ変化する
写真領域を想定すると、隣合う画素値の差を加算する際
に、閾値を設定し、閾値以上の差加算するようにすれ
ば、画素値が連続的に少しずつ変化する写真領域では、
加算値が小さくなる。したがってこの特徴量は、写真領
域では値が小さくなり網点領域では画素値の大きな変化
の繰返し回数が多くなるので値が大きくなる。文字領域
では、輪郭のエッジ部分で値が大きくなる。
【0028】図8は、図7の2値化手段30から除算手
段34までが算出する特徴量を横軸に、隣接画素の差算
出手段35から差加算手段37までが算出する特徴量を
縦軸にして文字領域、写真領域および網点領域のおよそ
の分布状態を示す。2種類の特徴量を用いれば、3つの
領域を分離することができる。
段34までが算出する特徴量を横軸に、隣接画素の差算
出手段35から差加算手段37までが算出する特徴量を
縦軸にして文字領域、写真領域および網点領域のおよそ
の分布状態を示す。2種類の特徴量を用いれば、3つの
領域を分離することができる。
【0029】図9は、図8の横軸に対応する部分特徴量
を、図7の2値化手段30から除算手段30までによっ
て行う手順を示す。ステップc0では、ライン画像デー
タが入力され、ステップc1ではライン部分データが抽
出される。ステップc2では、ライン部分データ毎に平
均値が算出される。ステップc3では、ステップc2で
算出された平均値を閾値として、画素データの2値化が
行われる。仮に、閾値より大きい画素値を「1」、小さ
い画素値を「0」とする。ステップc4では、2値化さ
れた画素値が同じ値の画素列の連続数を計数してカウン
トする。ステップc5では、値の違う画素列を間に挟ん
で隣合う同じ画素値の画素列の長さの差を計数し隣合う
同じ値の画素列の長さの差を加算する。ステップc6で
は、ライン部分領域内での処理が終了しているか否かを
判断する。終了していなければステップc3に戻る。終
了していれば、ステップc7で、ライン部分領域内にあ
る同じ値の連続する画素列の数で、ステップc5で求め
られている加算値を割る除算処理を行う。ステップc8
では画素値が1と0との結果を加算し、ステップc9で
加算値を特徴量として出力する。
を、図7の2値化手段30から除算手段30までによっ
て行う手順を示す。ステップc0では、ライン画像デー
タが入力され、ステップc1ではライン部分データが抽
出される。ステップc2では、ライン部分データ毎に平
均値が算出される。ステップc3では、ステップc2で
算出された平均値を閾値として、画素データの2値化が
行われる。仮に、閾値より大きい画素値を「1」、小さ
い画素値を「0」とする。ステップc4では、2値化さ
れた画素値が同じ値の画素列の連続数を計数してカウン
トする。ステップc5では、値の違う画素列を間に挟ん
で隣合う同じ画素値の画素列の長さの差を計数し隣合う
同じ値の画素列の長さの差を加算する。ステップc6で
は、ライン部分領域内での処理が終了しているか否かを
判断する。終了していなければステップc3に戻る。終
了していれば、ステップc7で、ライン部分領域内にあ
る同じ値の連続する画素列の数で、ステップc5で求め
られている加算値を割る除算処理を行う。ステップc8
では画素値が1と0との結果を加算し、ステップc9で
加算値を特徴量として出力する。
【0030】図10は、図8の縦軸となる図7の隣接画
素の差算出手段35から差加算手段37までで処理され
る特徴量の算出手順を示す。ステップd0でライン画像
データが入力され、ステップd1でライン部分データが
抽出される。ステップd2では、隣合う画素のノード差
を算出し、ステップd3でノード差が閾値より大きいか
否かを判断する。ノード差が閾値よりも大きいと判断さ
れるときには、ステップd4でノード差を加算する。ス
テップd4の後、またはステップd3でノード差が閾値
以下であると判断されるときは、ステップd5でライン
部分領域内での処理が終了しているか否かを判断する。
終了していないと判断されるときにはステップd2に戻
る。終了していると判断されるときには、ステップd6
で、加算値を特徴量として出力する。
素の差算出手段35から差加算手段37までで処理され
る特徴量の算出手順を示す。ステップd0でライン画像
データが入力され、ステップd1でライン部分データが
抽出される。ステップd2では、隣合う画素のノード差
を算出し、ステップd3でノード差が閾値より大きいか
否かを判断する。ノード差が閾値よりも大きいと判断さ
れるときには、ステップd4でノード差を加算する。ス
テップd4の後、またはステップd3でノード差が閾値
以下であると判断されるときは、ステップd5でライン
部分領域内での処理が終了しているか否かを判断する。
終了していないと判断されるときにはステップd2に戻
る。終了していると判断されるときには、ステップd6
で、加算値を特徴量として出力する。
【0031】図11は、本スキャン時に、注目画素の属
する領域の種類を識別する手順を示す。ステップe0で
は、プレスキャン時に画像全体の部分特徴量と、分類情
報としての識別結果がページメモリ5aに保存している
ことを前提とする。ステップe1では、本スキャンを開
始し、ステップe2ではブロックメモリ5bに複数ライ
ン分画素データを局所ブロックで記憶し、特徴量の算出
を行う。ステップe3では、ステップe2で算出される
特徴量と、ステップe0でページメモリ5aに保存され
ている部分特徴量または識別結果とから、注目画素につ
いての特徴量を算出する。ステップe4では、ステップ
e3で算出される特徴量に基づいて、注目画素が属する
領域が文字領域、写真領域、または網点領域のいずれで
あるかを識別する。ステップe5では、ステップe4の
識別結果に応じた画像処理を行う。
する領域の種類を識別する手順を示す。ステップe0で
は、プレスキャン時に画像全体の部分特徴量と、分類情
報としての識別結果がページメモリ5aに保存している
ことを前提とする。ステップe1では、本スキャンを開
始し、ステップe2ではブロックメモリ5bに複数ライ
ン分画素データを局所ブロックで記憶し、特徴量の算出
を行う。ステップe3では、ステップe2で算出される
特徴量と、ステップe0でページメモリ5aに保存され
ている部分特徴量または識別結果とから、注目画素につ
いての特徴量を算出する。ステップe4では、ステップ
e3で算出される特徴量に基づいて、注目画素が属する
領域が文字領域、写真領域、または網点領域のいずれで
あるかを識別する。ステップe5では、ステップe4の
識別結果に応じた画像処理を行う。
【0032】図12は、以上説明した本実施形態での領
域判定についての基本的な考え方を示す。図12(1)
は、プレスキャンの状態を示す。プレスキャンは、原稿
画像データ20に対して、主走査方向のライン画像デー
タ21を読込み、複数Wの画素についてライン部分デー
タ22を設定する。次に図12(2)に示すように、各
ライン部分データ22毎に大まかな領域分離を行う。次
に図12(3)に示すように、本スキャンを行い、W>
NであるようなN個の大きさの局所ブロック40を注目
画素41の周囲に設定し、注目画素41についての領域
判定を行い、図12(4)では、図12(2)と図12
(3)との結果を総合して、1画素毎の領域の識別を行
う。
域判定についての基本的な考え方を示す。図12(1)
は、プレスキャンの状態を示す。プレスキャンは、原稿
画像データ20に対して、主走査方向のライン画像デー
タ21を読込み、複数Wの画素についてライン部分デー
タ22を設定する。次に図12(2)に示すように、各
ライン部分データ22毎に大まかな領域分離を行う。次
に図12(3)に示すように、本スキャンを行い、W>
NであるようなN個の大きさの局所ブロック40を注目
画素41の周囲に設定し、注目画素41についての領域
判定を行い、図12(4)では、図12(2)と図12
(3)との結果を総合して、1画素毎の領域の識別を行
う。
【0033】図13は、本発明の実施の他の形態とし
て、図7でのページメモリ5aに一旦プレスキャン時の
部分特徴量と識別結果とを記憶した後、補正手段50を
用いて、本スキャン前に記憶内容を補正する処理を示
す。処理の手順は、図14に示される。図14のステッ
プf0では、プレスキャンとして部分特徴量と分類情報
の識別結果がページメモリ5aに保存される。ステップ
f1では、複数行の識別結果から補正を行う。ステップ
f2で、全ラインについての補正が終了しているか否か
を判断する。終了していないと判断されるときには、ス
テップf1に戻る。全ラインについての補正が終了すれ
ば、ステップf3で本スキャンに移る。このような補正
を行うことによって、プレスキャン時にライン部分領域
毎に得られる部分特徴量または分類情報についての識別
結果を、本スキャンが実行する前に複数ラインを用いて
補正し、主走査方向と副走査方向に関して大局的な扱い
を行うことを可能とする。
て、図7でのページメモリ5aに一旦プレスキャン時の
部分特徴量と識別結果とを記憶した後、補正手段50を
用いて、本スキャン前に記憶内容を補正する処理を示
す。処理の手順は、図14に示される。図14のステッ
プf0では、プレスキャンとして部分特徴量と分類情報
の識別結果がページメモリ5aに保存される。ステップ
f1では、複数行の識別結果から補正を行う。ステップ
f2で、全ラインについての補正が終了しているか否か
を判断する。終了していないと判断されるときには、ス
テップf1に戻る。全ラインについての補正が終了すれ
ば、ステップf3で本スキャンに移る。このような補正
を行うことによって、プレスキャン時にライン部分領域
毎に得られる部分特徴量または分類情報についての識別
結果を、本スキャンが実行する前に複数ラインを用いて
補正し、主走査方向と副走査方向に関して大局的な扱い
を行うことを可能とする。
【0034】図15は、本発明のさらに他の実施形態と
して、領域識別処理手段13が、プレスキャン時にペー
ジメモリ5aに記憶されている部分特徴量または分類情
報を示す領域の識別結果を、注目画素を含む前後複数ラ
イン分参照し、本スキャン時のブロックメモリ5bから
得る局所特徴量と合わせて注目画素が属する領域の識別
を行う。このような方式でも、大局的な領域の識別を行
うことができる。
して、領域識別処理手段13が、プレスキャン時にペー
ジメモリ5aに記憶されている部分特徴量または分類情
報を示す領域の識別結果を、注目画素を含む前後複数ラ
イン分参照し、本スキャン時のブロックメモリ5bから
得る局所特徴量と合わせて注目画素が属する領域の識別
を行う。このような方式でも、大局的な領域の識別を行
うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿をプ
レスキャンと本スキャンとに分けて2回読取り、プレス
キャン時のライン画像データを用いて予め領域を大まか
に分離して部分特徴量を算出しておき、もしくは部分特
徴量から領域の種類を分類しておく。この結果を本スキ
ャン時の領域識別の際の特徴パラメータに利用して、局
所的な情報だけでは識別困難な各画素毎の領域分離を精
度よく行うことができる。すなわち、局所領域のみによ
る識別では、局所ブロックに収まらない長い周期を持つ
領域について識別することが困難であるけれども、プレ
スキャン時に、局所ブロックに利用する画像データの幅
に比べて主走査方向に充分に大きなライン部分データか
らの部分特徴量を加味するので、主走査方向に関して比
較的周期の長い網点領域などでも容易に識別することが
できる。
レスキャンと本スキャンとに分けて2回読取り、プレス
キャン時のライン画像データを用いて予め領域を大まか
に分離して部分特徴量を算出しておき、もしくは部分特
徴量から領域の種類を分類しておく。この結果を本スキ
ャン時の領域識別の際の特徴パラメータに利用して、局
所的な情報だけでは識別困難な各画素毎の領域分離を精
度よく行うことができる。すなわち、局所領域のみによ
る識別では、局所ブロックに収まらない長い周期を持つ
領域について識別することが困難であるけれども、プレ
スキャン時に、局所ブロックに利用する画像データの幅
に比べて主走査方向に充分に大きなライン部分データか
らの部分特徴量を加味するので、主走査方向に関して比
較的周期の長い網点領域などでも容易に識別することが
できる。
【0036】また本発明によれば、プレスキャン時にラ
イン部分データから得られる部分特徴量や識別結果を、
複数ライン分用いて補正しておき、補正結果を再記録し
ておいて本スキャン時の領域識別の際の局所特徴量に加
味し、1ラインの領域識別用の情報を利用するときに比
べて、より大局的な識別結果を得て識別精度を向上させ
ることができる。
イン部分データから得られる部分特徴量や識別結果を、
複数ライン分用いて補正しておき、補正結果を再記録し
ておいて本スキャン時の領域識別の際の局所特徴量に加
味し、1ラインの領域識別用の情報を利用するときに比
べて、より大局的な識別結果を得て識別精度を向上させ
ることができる。
【0037】また本発明によれば、プレスキャン時にラ
イン部分データに基づいて求める部分特徴量もしくは分
類情報を、本スキャン時の領域識別のための局所特徴量
として注目画素の前後複数ライン分で利用するので、本
スキャン時に複数のパラメータとして利用することがで
き、プレスキャン時の大局的な識別の誤りを減少させる
ことができる。
イン部分データに基づいて求める部分特徴量もしくは分
類情報を、本スキャン時の領域識別のための局所特徴量
として注目画素の前後複数ライン分で利用するので、本
スキャン時に複数のパラメータとして利用することがで
き、プレスキャン時の大局的な識別の誤りを減少させる
ことができる。
【0038】また本発明によれば、プレスキャン時のラ
インデータを2値化して値が異なる画素列を挟んだ隣合
う同一値の画素列の画素数の差を加算して得られる部分
特徴量は、周期的な領域では値が小さくなり、周期的で
ない領域では値が大きくなる。これを利用することによ
って、網点領域と、その他の文字領域や写真領域とを分
離することができる。
インデータを2値化して値が異なる画素列を挟んだ隣合
う同一値の画素列の画素数の差を加算して得られる部分
特徴量は、周期的な領域では値が小さくなり、周期的で
ない領域では値が大きくなる。これを利用することによ
って、網点領域と、その他の文字領域や写真領域とを分
離することができる。
【0039】また本発明によれば、プレスキャン時のラ
インデータを用いて隣合う画素値の差が予め設定されて
いる閾値よりも大きい場合のみ加算して部分特徴量を得
るので、隣接画素間のノード差が小さい場合に部分特徴
量が小さくなる。これを利用することによって、写真領
域と、その他の文字領域や網点領域とに容易に分離する
ことができる。
インデータを用いて隣合う画素値の差が予め設定されて
いる閾値よりも大きい場合のみ加算して部分特徴量を得
るので、隣接画素間のノード差が小さい場合に部分特徴
量が小さくなる。これを利用することによって、写真領
域と、その他の文字領域や網点領域とに容易に分離する
ことができる。
【図1】本発明の実施の一形態の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1の画像処理装置による領域識別のための概
略的な論理的構成を示すブロック図である。
略的な論理的構成を示すブロック図である。
【図3】図1の実施形態でプレスキャン時の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】図1の実施形態でプレスキャン時の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】図1の実施形態でプレスキャン時のライン画像
データとライン部分領域とを示す図である。
データとライン部分領域とを示す図である。
【図6】図5に読込まれるライン画像データおよびライ
ン部分データに基づく特徴量の算出例を示す図である。
ン部分データに基づく特徴量の算出例を示す図である。
【図7】プレスキャン時に特徴量を算出するための論理
的構成を示すブロック図である。
的構成を示すブロック図である。
【図8】図7の構成で算出される特徴量と領域の種類と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図9】図8の横軸に関連する特徴量の算出手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図10】図8の縦軸の特徴量の算出手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】図2の処理手順で、本スキャン時の処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図12】図2の実施形態に基づく原稿画像データ20
の処理と、処理対象の領域との関係を示す図である。
の処理と、処理対象の領域との関係を示す図である。
【図13】本発明の実施の他の形態の部分的な論理的構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図14】図13の実施形態の動作を示す部分的フロー
チャートである。
チャートである。
【図15】本発明の実施のさらに他の形態の論理的構成
を示す簡略化したブロック図である。
を示す簡略化したブロック図である。
1 画像処理装置 4 演算手段 5 メモリ 5a ページメモリ 5b ブロックメモリ 7 原稿 8 制御手段 10 部分演算手段 11 分類手段 12 局所演算手段 13 領域識別処理手段 20 原稿画像データ 21 ライン画像データ 22 ライン部分データ 30 2値化手段 31 同一画素列カウント手段 32 同一隣接画素列の差算出手段 33 加算手段 34 除算手段 35 隣接画素の差算出手段 36 判定手段 37 差加算手段 38 領域判定手段 40 局所ブロック 41 注目画素 50 補正手段
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿を主走査方向および副走査方向に二
次元的に走査して得られる画像信号に対して、各画素が
文字領域、写真領域または網点領域のいずれの領域に属
しているかを識別して処理を行う画像処理装置におい
て、 原稿の走査を、プレスキャンおよび本スキャンに分けて
行うように制御する制御手段と、 プレスキャン時に、主走査方向のライン画像データを用
いて、各ラインの部分領域の特性を表す部分特徴量を求
める部分演算手段と、 部分演算手段によって求められる部分特徴量から、各ラ
インの部分領域が属する領域の種類を分類して識別する
分類手段と、 部分演算手段によって得られる部分特徴量の演算結果、
もしくは分類手段によって得られる識別結果を記録する
記録手段と、 本スキャン時に、画像信号中から1つずつ選択される画
素を注目画素として、注目画素とその近傍の複数画素か
ら成る局所ブロックの画像データを格納する格納手段
と、 格納手段に格納される画像データから、文字領域、写真
領域、または網点領域の各領域の特性を表す複数の局所
特徴量を求める局所演算手段と、 記録手段に記録されている部分特徴量もしくは識別結果
と、局所演算手段によって得られる注目画素毎の局所特
徴量とを用いて、局所ブロック内の注目画素が属してい
る領域を識別し、識別される領域の種類に応じて予め定
められる処理を行う領域識別処理手段とを備えることを
特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記部分演算手段は、主走査方向に複数
画素幅を持つライン部分読取データを用いて前記文字領
域、写真領域、または網点領域の特性を表す部分特徴量
を演算し、 前記記録手段に記録される部分特徴量もしくは前記識別
結果を、本スキャン実行前に、副走査方向に関して複数
ライン用いるブロック単位で補正し、補正結果を記録手
段に再記録する補正手段をさらに備え、 前記領域識別処理手段は、記録手段に再記録されている
部分特徴量もしくは識別結果と、局所特徴量とから、前
記注目画素の領域分離情報を出力することを特徴とする
請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記領域識別処理手段は、前記記録手段
に記録されている部分特徴量もしくは識別結果を、前記
注目画素が属しているラインの前後複数ラインを利用し
て、本スキャン時に各注目画素が文字領域、写真領域、
もしくは網点領域のいずれの領域に属しているかを識別
し、領域識別情報を出力することを特徴とする請求項1
または2に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記部分演算手段は、 前記主走査方向のライン部分画像データを2値化する2
値化手段と、 2値化手段から得られる2値化画素列中で、値が異なる
画素列を挟んで隣合う同一値の画素列の画素数の差を加
算する加算手段とを含み、 加算手段の加算結果を各ライン部分領域が属している前
記文字領域、写真領域、または網点領域のいずれの領域
に属しているかを識別するための部分特徴量とすること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理
装置。 - 【請求項5】 前記部分演算手段は、 前記主走査方向のライン部分画像データ中で、隣合う画
素値の差を計算する差算出手段と、 差算出手段によって計算される隣合う画素値の差が予め
設定される閾値に関する条件を満たす場合のみ加算する
差加算手段とを含み、 差加算手段の加算結果を各ライン部分領域が属している
文字領域、写真領域、または網点領域に対応する部分特
徴量とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9264453A JPH11112796A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9264453A JPH11112796A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112796A true JPH11112796A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17403422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9264453A Pending JPH11112796A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11112796A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7010155B2 (en) | 2001-10-10 | 2006-03-07 | Seiko Epson Corporation | Negotiable instrument processing apparatus and method for background removal |
| US7365880B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-04-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and image processing method |
| CN101227542B (zh) | 2007-01-18 | 2011-04-13 | 富士施乐株式会社 | 图像处理系统和图像处理方法 |
| JP2015015702A (ja) * | 2013-06-05 | 2015-01-22 | 株式会社リコー | 読取画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、読取画像処理プログラム及び読取画像処理方法 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP9264453A patent/JPH11112796A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7010155B2 (en) | 2001-10-10 | 2006-03-07 | Seiko Epson Corporation | Negotiable instrument processing apparatus and method for background removal |
| US7190821B2 (en) | 2001-10-10 | 2007-03-13 | Seiko Epson Corporation | Negotiable instrument processing apparatus |
| US7365880B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-04-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and image processing method |
| CN101227542B (zh) | 2007-01-18 | 2011-04-13 | 富士施乐株式会社 | 图像处理系统和图像处理方法 |
| JP2015015702A (ja) * | 2013-06-05 | 2015-01-22 | 株式会社リコー | 読取画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、読取画像処理プログラム及び読取画像処理方法 |
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