JPH11112931A - 画像情報処理装置 - Google Patents

画像情報処理装置

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JPH11112931A
JPH11112931A JP9266087A JP26608797A JPH11112931A JP H11112931 A JPH11112931 A JP H11112931A JP 9266087 A JP9266087 A JP 9266087A JP 26608797 A JP26608797 A JP 26608797A JP H11112931 A JPH11112931 A JP H11112931A
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JP9266087A
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Satoru Saito
覚 齋藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小限の記憶容量でDVD規格の副映像の符
号化列を効率的にデコードして副映像情報を得る。 【解決手段】 外部メモリ10から供給される副映像の
1ユニットSPUの画素データPXDと表示制御シーケ
ンス情報SP_DCSQTとを共に格納可能な単一のデ
コーダバッファ14とバッファ分割制御手段を有する。
この分割制御手段は、SPUの先頭の副映像ヘッダ情報
SPUHから得られるSP_DCSQTの大きさに基づ
きデコーダバッファ14内のPXD格納領域(a)とS
P_DCSQT格納領域(b)の割合を可変制御する。
更に、SP_DCSQTを先に所定量ずつデコードして
から対応する範囲のPXDをデコードする。SP_DC
SQT内にCHG_COLCONがある場合は、1画素
制御データPXCDをデコードする度にPXDのデコー
ドを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、符号化された符
号化列から主映像とともに再生される字幕などの副映像
の画像情報をデコードする装置、例えばDVD(digita
l video disc)規格の副映像符号化列から副映像データ
をデコードする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像圧縮符号化方式として知られている
JPEG、MPEG1、MPEG2ビデオ規格などによ
って作成された可変長符号データをデコードする場合、
可変長符号データの符号化列(ビットストリーム)を先
頭から順に読み出して可変長符号を切り出し、これを順
次デコードしていく。例えば、「110MHz MPE
G2 対応可変長符号の復号化LSIの開発」(信学技
報 ICD94-86(1994-08))では、可変長符号の復号化処
理速度の向上のために、可変長符号の切り出し部で次の
可変長符号を切り出している間、既に切り出されている
可変長符号に対して復号処理を施すといった構成が提案
されている。この文献に示されるように、可変長符号の
復号化の並列処理などが提案されているが、基本的に、
MPEG規格などに基づく可変長符号データの復号化
は、ビットストリームの先頭から行うことで、ディスプ
レイ上に表示可能な画像信号を得ることができる。
【0003】従って、MPEG2ビデオデコーダなどで
用いられるデコーダバッファの構成や、このデコーダバ
ッファの制御自体は、それほど複雑ではなく、次のタイ
ミングでデコーダバッファからデコーダに供給する符号
データと、現在までデコーダで使用していた符号データ
とが重複してしまわないように制御が行われているだけ
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
規格において主映像に重ねて表示される字幕等の文字等
を表す画素データ及びその色・コントラスト情報などの
表示制御情報を備える副映像のビットストリームの1ユ
ニットは、1ユニットのストリーム中で副映像の画素デ
ータと表示制御情報とがこの順に並んで構成され、上述
のMPEG2などのように比較的簡単な構成でかつ簡単
な制御でストリーム先頭からデコードすることが難し
い。
【0005】図6に示すように、DVD規格のサブピク
チャのビットストリームの1ユニットSPUは、固定長
の副映像ヘッダ情報SPUHと、副映像の画素データP
XD、副映像の表示制御シーケンス情報SP_DCSQ
Tとから構成されている。先頭の副映像ヘッダ情報SP
UHは4バイトの固定長(4バイト)であり、最初の2
バイトがビットストリームの1ユニットSPUのサイズ
(SPU_SZ)、続く2バイトが表示制御シーケンス
情報の開始位置(SP_DCSQT_SA)を示してい
る。SPUHの後ろに続く画素データPXDは、ランレ
ングス圧縮符号化されたデータであり、top fieldとbot
tom fieldとからなる。画素データPXDの後ろに続く
表示制御シーケンス情報SP_DCSQTは、複数のS
P_DCSQよりなり、各SP_DCSQは画面中での
副映像の画素データのスタート位置や、色、コントラス
トなどの表示制御コマンド、パラメータより構成されて
いる。また、SPUは、その長さmが、最大で約52K
バイト(正確には53.220Kバイト)に定義されて
おり、その内、表示制御シーケンス情報SP_DCSQ
Tの長さは、m/2以下であることが定義されている。
【0006】このようなDVD規格のビットストリーム
をデコードする際に、例えば、SPUを単に先頭から読
み出してデコードしていくと、表示制御シーケンス情報
SP_DCSQTのデコードが完了するまでの期間、先
に読み出してデコードした副映像の画素データPXDを
格納しておかなければならず、そのため最大1フレーム
分(720×480又は720×525画素分)という
大容量のメモリ容量が必要となる。
【0007】また、先に全てのSP_DCSQTを読み
出してデコードすれば、画素データのための上記1フレ
ーム分のメモリは必要なくなるが、SP_DCSQTの
デコード結果を蓄積しておくため、SP_DCSQTの
とりうる最大長/2、つまり26Kバイト程度のメモリ
やフリップフロップ等の記憶手段が必要となってしま
う。
【0008】上記課題を解決するために、この発明で
は、最小限の記憶容量で符号化列を効率的にデコードし
て副映像情報を得るための装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、以下のような特徴を有する。
【0010】まず、この発明は、符号化された副映像の
画素データ(PXD)と該副映像の表示制御シーケンス
情報(SP_DCSQT)とがこの順に並んだ1ユニッ
トの符号化列(SPU)を読み込み、前記表示制御シー
ケンス情報と前記画素データを交互にデコードして、主
映像と同時に表示可能な副映像情報を得るための画像情
報処理装置であり、前記画素データの後ろに位置する前
記表示制御シーケンス情報を先に読み込んで所定量デコ
ードしてから、該デコードされた前記表示制御シーケン
ス情報の示す副映像の有効表示領域に相当する前記画素
データをデコードすることを特徴とするものである。
【0011】ビットストリームを構成する画素データと
表示制御シーケンス情報のいずれか一方の全てを先にデ
コードしてから、他方のデコードを実行すると、他方の
デコードが終了するまで多量のデコード済みデータを保
持しなければならないが、通常データ量の少ない表示制
御シーケンス情報の所定量のデコードと、対応する範囲
の画素データのデコードとをこの順に実行することで、
画素データのデコード終了まで保持するデコード済みデ
ータ量を格段に少なくでき、最小限の容量の格納手段を
利用して効率的なデコード処理が可能となる。
【0012】また、この発明は、符号化された副映像の
画素データ(PXD)と該副映像の表示制御シーケンス
情報(SP_DCSQT)とがこの順に並んだ1ユニッ
トの符号化列(SPU)をデコードし、主映像と同時に
表示可能な副映像情報を得るための画像情報処理装置で
あって、前記1ユニットの符号化列の内の前記画素デー
タと前記表示制御シーケンス情報とをそれぞれ異なる格
納領域に一時的に蓄える単一のバッファと、前記1ユニ
ットの符号化列のサイズと前記1ユニット中での前記表
示制御シーケンス情報の開始位置とを示す副映像ヘッダ
情報(SPUH)をデコードする副映像ヘッダ情報デコ
ーダと、前記副映像ヘッダ情報のデコード結果に基づい
て、前記画素データ及び前記表示制御シーケンス情報の
前記バッファへの各格納領域の大きさを決定して該バッ
ファを制御するバッファ分割制御手段と、分割制御され
た前記バッファの表示制御シーケンス情報格納領域から
前記表示制御シーケンス情報を読み出してデコードする
表示制御シーケンス情報デコーダと、分割制御された前
記バッファの前記画素データ格納領域から前記画素デー
タを読み出して前記画素データをデコードする画素デー
タデコーダと、を備え、分割制御された前記バッファの
表示制御シーケンス情報格納領域に、前記画素データの
後ろに位置する前記表示制御シーケンス情報を蓄積し、
前記表示制御シーケンス情報デコーダが所定量の前記表
示制御シーケンス情報をデコードし、その後、前記バッ
ファの画素データ格納領域に前記画素データを蓄積し、
前記デコードされた前記表示制御シーケンス情報が示す
有効表示領域に相当する前記画素データを前記画素デー
タデコーダがデコードすることを特徴とする。
【0013】1ユニット毎に画素データのデータ量と表
示制御シーケンス情報のデータ量は異なることが多い
が、1ユニット毎に副映像ヘッダ情報をデコードするこ
とでそのユニットでの画素データ及び表示制御シーケン
ス情報のデータ量を求め、結果に応じてバッファの画素
データ格納領域と表示制御シーケンス情報格納領域との
割合を決定する。よって、最小限の容量のバッファであ
っても適切な割合で確実にこれらを格納することができ
る。
【0014】バッファの記憶容量が、書き込むべきデー
タ量に対して小さすぎると、バッファへの書き込み回数
を多くせざるを得ず、副映像の符号化列が格納されてい
る例えば外部メモリなどに対するアクセス回数が過大と
なり、他のデータ処理の妨げとなったり、デコードに必
要なときにアクセスが拒否されてビットストリームを得
ることができないというような問題が発生する可能性が
ある。これに対し、上述のように、バッファの格納領域
をビットストリームの1ユニット内の画素データと表示
制御シーケンス情報との割合に応じて適切な割合に設定
することで、例えば、表示制御シーケンス情報のデータ
量が非常に多い場合ユニットのデコードに際しても、外
部メモリから表示制御シーケンス情報格納領域へのデー
タ書き込み回数が過大になってしまうことが緩和され
る。
【0015】更に、バッファに表示制御シーケンス情報
を所定量書き込んでこれをデコードし、その後同一のバ
ッファに画素データを書き込んでこれをデコードすると
いうように交互にデコード処理を行うので、バッファの
容量及びデコード済みのデータを格納するための格納手
段を大きくする必要がない。
【0016】また、この発明では、上述のような装置に
おいて、前記表示制御シーケンス情報SP_DCSQT
内の表示制御コマンドSP_DCCMDの中に、前記副
映像の画素データの色又はコントラストの変化を指示す
る変化コマンドCHG_COLCONが存在するかどう
か検出し、前記変化コマンドが存在する場合には、前記
変化コマンドに含まれる前記画素データの色又はコント
ラストに変化がある行範囲を示す行制御情報LN_CT
LIと、前記行制御情報が示す行についてその色又はコ
ントラストに変化が生じた画素の位置を示す画素制御情
報PX_CTLIとをデコードし、その後、前記行制御
情報が示す前記行範囲に相当する前記画素データPXD
をデコードする。前記変化コマンドがない場合には、前
記表示制御コマンドをデコードした後、前記表示制御コ
マンドの有効範囲に相当する前記画素データをデコード
する。
【0017】DVD規格の副映像ビットストリームの表
示制御シーケンス情報SP_DCSQT内において、上
記色又はコントラストの変化を指示する変化コマンドC
HG_COLCONは、例えば、1画面内で各表示ライ
ン毎に多数の色・コントラストが頻繁に変化するような
場合、そのデータ量が非常に多くなる。しかし、変化コ
マンドCHG_COLCONでは、行制御情報LN_C
TLIが指定するライン毎に対応した画素情報PX_C
TLIによって1つの画素制御データPXCDが構成さ
れており、対応するLN_CTLIとPX_CTLIと
をデコードし、対応する領域についての画素データPX
Dをデコードすれば、これによりLN_CTLIの指定
する範囲について副映像データを得ることができる。よ
って、変化コマンドが存在する場合にも、上述のように
LN_CTLIで指定される範囲毎に表示制御シーケン
ス情報のデコードと画像データのデコードとを交互に実
行することで、最小限の容量のデータ格納手段によって
効率的にデコード処理を実行することが可能となる。ま
た、変化コマンドが存在しなければ、表示制御コマンド
SP_DCCMDの他の部分はそれほどデータ量が多く
ないので、この表示制御コマンドを一度にデコードして
もこれを対応する画素データPXDのデコード終了後ま
で格納することは容易である。よって、デコードしたデ
ータを格納する格納手段として、必要最小限の容量のも
のを利用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の好
適な実施の形態(以下実施形態という)について説明す
る。
【0019】(装置構成)本実施形態の画像情報処理装
置は、主映像データと同時に表示される字幕などの副映
像のビットストリームを処理する装置である。つまり、
この装置は、図6に示すようなDVD規格の副映像のビ
ットストリームが外部メモリなどから供給されるとこれ
をデコードして副映像データを得て、表示装置などに供
給する。
【0020】本実施形態に係る装置では、外部メモリか
ら供給される副映像のビットストリームの1ユニットS
PUの画素データPXDと表示制御シーケンス情報SP
_DCSQTとを共に格納可能な単一のデコーダバッフ
ァを有する。また、バッファ分割制御手段を有し、この
手段は、SPUの先頭のサブピクチャユニットヘッダ情
報SPUHから得られるSP_DCSQTの大きさに基
づいて、デコーダバッファ中の画素データ格納領域とシ
ーケンス情報格納領域の割合を可変制御する。また、こ
の装置では、ビットストリームの画素データPXDの後
ろに位置するSP_DCSQTを先に所定量ずつデコー
ドしてから対応する範囲の画素データPXDをデコード
するように制御している。
【0021】図1は、本実施形態の画像情報処理装置の
概略構成を示している。図示するように、この装置は、
外部メモリ10から外部メモリ制御回路12の制御に基
づいて供給されるビットストリームを一旦蓄積する単一
のデコーダバッファ14、そのリードライトを制御する
バッファリード/ライト制御回路16、デコーダバッフ
ァ14から読み出されるビットストリームを格納する格
納レジスタ(A,B)18、このレジスタを制御するレ
ジスタ制御回路20を備える。
【0022】デコーダバッファ14は、ビットストリー
ムの画素データPXDと表示制御シーケンス情報SP_
DCSQTとを別々の領域に分割して格納可能であると
ともに、PXD格納領域(a)と、SP_DCSQT格
納領域(b)との割合が、バッファ分割制御手段によっ
て変更可能となっている。また、図4に示すように、分
割制御されるデコーダバッファ14は、設定された各格
納領域(a)、(b)がそれぞれ2等分(a1とa2、
b1とb2)される。そして、各領域(a),(b)と
も、2等分された片方の領域に書き込みが行われている
時には、もう一方の半分の領域に書き込まれているデー
タのデコード処理を行うように制御されている。
【0023】ビットストリーム格納レジスタ18は、P
XD格納領域(a)からの画素データを格納するレジス
タAと、SP_DCSQT格納領域(b)からの表示制
御シーケンス情報のビットストリームを格納するレジス
タBとを備える。バッファリード/ライト制御回路16
は、この各レジスタA、Bに対するPXD、SP_DC
SQTのビットストリームの供給が、既に供給されてデ
コードに用いられているストリームと、次にデコーダバ
ッファ14から供給されるストリームとが重複しないよ
うに制御を行っている。また、レジスタ制御回路20
は、レジスタA、Bより、後述する画素デコード部及び
シーケンスデコード部にそれぞれ最新の16ビットのビ
ットストリームが供給できるように、レジスタ18を制
御している。
【0024】ビットストリーム格納レジスタAの出力側
には、PXDをデコードする画素データデコーダとし
て、ラン・レングスデコーダ34が設けられている。こ
のデコーダ34は、ラン・レングス圧縮符号化されてい
る画素データから可変長符号を切り出して、画素データ
と、ランデータ(画素データと同じ値(例えば0)の続
く画素数)を表示制御回路36に出力する。
【0025】ビットストリーム格納レジスタBの出力側
には、ビットストリームの1ユニットの先頭にある4バ
イトの副映像ヘッダ情報SPUHをデコードするSPU
Hデコーダ22と、デコーダバッファ14の格納領域
(a)、(b)を制御するバッファ分割制御手段と、更
に、副映像の表示制御シーケンス情報SP_DCSQT
をデコードするシーケンスデコーダ設けられている。
【0026】バッファ分割制御手段は、SPUHデコー
ダ22からの出力側に設けられており、SPUHのデコ
ード結果に基づいてデコーダバッファ14の格納領域
(a)、(b)の分割割合を計算する分割計算回路24
と、計算結果に応じてデコーダバッファの格納領域
(a)、(b)の割合を制御する分割制御回路26とを
備えている。
【0027】また、シーケンスデコーダは、SP_DC
SQTを成す表示制御コマンドをデコードする表示コマ
ンド・パラメータデコーダ28を有し、また各SP_D
CSQ内の表示制御コマンドSP_DCCMD中にCH
G_COLCONコマンドが存在する場合に、これを別
途デコードするチェンジカラー・コントラストデコーダ
30を有する。そして、デコード結果格納レジスタ32
には、これらのデコーダによって得られたデコード結果
が格納される。
【0028】表示制御回路36は、上記デコード結果格
納レジスタ32に格納された副映像の表示位置や、色、
コントラストなどの表示制御パラメータが示されたSP
_DCSQTデコード結果に従って、上記ラン・レング
スデコーダ34から供給される画像データとランデータ
から、所望の輝度、色差信号を作成し、これを図示しな
い表示装置に供給する。表示装置は、別途デコードされ
た主映像データに、本実施形態の画像処理装置からの副
映像データに応じた輝度、色差信号を合成することによ
り、主映像に字幕などの副映像が重畳されて画像表示が
行われる。
【0029】(デコード処理)以下、上記装置でのデコ
ード処理について、図2及図3に従って説明する。な
お、図2及び図3は、図6のDVD規格のサブピクチャ
の1ユニットSPUをデコードする場合の処理を示して
いる。
【0030】まず、SPUを格納する前に、デコーダバ
ッファ分割制御回路26の制御により、デコーダバッフ
ァ14のPXD格納領域(a)の大きさXと、SP_D
CSQT格納領域(b)の大きさYの割合をX:Y=
1:1となるように設定する(S1)。
【0031】次に、外部メモリ制御回路12の制御によ
って、外部メモリ10から図6に示すような構成のビッ
トストリーム(SPU)を読み出し、SPUの先頭4バ
イトだけをバッファリード/ライト制御回路16の制御
によりデコーダバッファ14のSP_DCSQT格納領
域(b)に書き込む(S2)。
【0032】書き込まれたSPUの先頭4バイトは、レ
ジスタ制御回路20の制御によりビットストリーム格納
レジスタBに格納され、SPUHデコーダ22に出力さ
れる。SPUHデコーダ22は、SPUの先頭4バイト
SPUHから、これを構成する2バイトずつのSPU_
SZと、SP_DCSQT_SAを検出してデコード
し、SPUのサイズと、ビットストリーム中の画素デー
タPXDに続く副映像の表示制御シーケンス情報SP_
DCSQTのスタートアドレス情報を得る(S3)。
【0033】得られたSP_DCSQTの大きさと、ス
タートアドレス情報はデコーダバッファ分割計算回路2
4に供給され、分割計算回路24は、これらの情報に基
づいて次式(1)及び(2)を計算する(S4)。
【0034】
【数1】 PXD格納領域X=SP_DCSQT_SA−4バイト ・・(1)
【数2】 SP_DCSQT格納領域Y =SPU_SZ−SP_DCSQT_SA ・・(2) 得られたX,Yに基づいて、デコーダバッファ分割制御
回路26は、次に、XとYが次式(3)
【数3】 X≧(Y<<2) ・・(3) を満たすかどうか判断し(S5)、(i)X≧(Y<<
2){<<2は、2ビットシフト、つまり22を意味す
る}、即ち、X≧4Yであったら(S5,Yes)、格
納領域の割合X:Yが3:1となるように制御し(S
6)、(ii)X<(Y<<2)、即ち、X<4Yであった
ら(S5,No)、格納領域の割合X:Yが1:1とな
るように制御する(S7)。
【0035】このように、X,Yが上式(3)を満たす
かどうかによって、PXD格納領域XとSP_DCSQ
T格納領域Yとの分割割合を上記(i)又は(ii)から
選択し、デコーダバッファ14内のアドレスを上記割合
を満たすように割り当てることで、簡単にデコーダバッ
ファ14の分割制御が行われる。例えば、デコーダバッ
ファ14の全容量を32ビット×128として、分割割
合X:Yを1:1とする場合には、デコーダバッファ1
4のPXD格納領域(a)についてのアドレスカウンタ
の初期値を0(使用領域0〜63:領域a1は0〜3
1、領域a2は32〜63)、SP_DCSQT格納領
域(b)についてのアドレスカウンタの初期値を64
(使用領域64〜127:領域b1は64〜95、96
〜127)とすればよい。また、図4に示すようにX:
Yを3:1とする場合にはPXD格納領域(a)は、ア
ドレスカウンタの使用範囲を0〜95(領域a1は、0
〜47、領域a2は48〜95)とし、SP_DCSQ
T格納領域(b)は、アドレスカウンタの使用範囲を9
6〜127(領域b1は96〜111、領域b2は11
2〜127)に設定すればよい。なお、分割割合を上記
(i)X:Y=1:1又は(ii)X:Y=3:1の何れ
かとすれば分割制御が容易になるものの、SPUHから
得られた1ユニットSPUの大きさとSP_DCSQT
の大きさから最適な分割割合を計算してもよい。
【0036】デコーダバッファ14を分割制御した後、
SP_DCSQT_SAを先頭としてSP_DCSQT
を分割制御されたSP_DCSQT格納領域(b)に書
き込む(S8)。まず、書き込まれたSP_DCSQT
_SAは、格納レジスタBを介して表示コマンド・パラ
メータデコーダ28に供給される。表示コマンド・パラ
メータデコーダ28は、このSP_DCSQT_SAを
デコードして、表示制御シーケンス情報SP_DCSQ
Tのスタートアドレスを検出し、そのスタートアドレス
からSP_DCSQTのデコードを開始する。
【0037】ここで、図6に示すようにSP_DCSQ
Tは、複数のSP_DCSQ#1〜#nから構成されて
おり、各SP_DCSQは図6(b)のように、その先
頭から、各SP_DCSQTの画素データにおけるスタ
ートタイミングを示すSP_DCSQ_STM、次のS
P_DCSQのスタートアドレスを示すSP_NXT_
DCSQ_SAが配置され、その後ろには、複数の表示
制御コマンド(SP_DCCMD#0〜#n)が並んで
いる。
【0038】表示コマンド・パラメータデコーダ28
は、検出したSP_DCSQTのスタートアドレスに基
づいて、先頭のSP_DCSQ#0からデコードを開始
する。そして、SP_DCSQ#0の先頭にある上記S
P_DCSQ_STMと、続くSP_NXT_DCSQ
_SAをデコードする(S9)。また、表示コマンド・
パラメータデコーダ28は、SP_NXT_DCSQ_
SAの後ろに続くSP_DCCMDのデコードを開始す
る(S10)。なお、デコードして順次得られる表示コ
マンドデータや、パラメータデータは、デコード結果格
納レジスタ32に順次出力されてここに格納される。
【0039】表示制御コマンドSP_DCCMD(#0
〜#n)は、図6に示すように、副映像の各画素の縁取
り、背景などの画素の色を設定する色設定コマンド(S
ET_COLOR)、主映像に対する副映像のコントラ
ストを設定するコントラスト設定コマンド(SET_C
ONTR)、副画像の画素データの表示範囲を示す表示
範囲設定コマンド(SET_DAREA)、副映像中で
表示に使用すべきフィールドのスタートアドレスを指定
するアドレス指定コマンド(SET_DSPXA)や、
副映像の画素データの1フレーム内におけるカラー・コ
ントラストの変更を設定する変化設定コマンド(CHG
_COLCON)、全てのSP_DCCMDの終了を示
す終了コマンドCMD_END等を有している。
【0040】表示コマンド・パラメータデコーダ28
は、適宜、デコーダバッファ14のSP_DCSQT格
納領域(b)からレジスタBを介して、このようなSP
_DCCMDのビットストリームを読み出し、デコード
を実行していく。なお、デコーダバッファ14からデコ
ーダへのデータの供給が途切れることがないように、領
域(b1)、(b2)には、交互に適当なタイミング
で、外部メモリ10からSP_DCSQTが書き込まれ
ている(図2及び図3のフロチャートでは特に示してい
ない)。また、この際、レジスタ制御回路20は、レジ
スタBから表示制御情報デコーダに常に最新のビットス
トリームが出力されるように制御している。
【0041】図5は、SP_DCSQの表示制御コマン
ドSP_DCCMD#0〜#nをデコードした結果によ
って制御される画素データの表示領域を概念的に示して
いる。SP_DCSQをデコードし、SP_DCCMD
内のSET_DAREAの指定する画素データPXDの
表示範囲が、水平方向:0〜719画素、垂直方向:2
〜479ラインであるとする(図5の実線内)。また、
CHG_COLCON(LN_CTLI、PX_CTL
I)の指定するCHG_COLCONの有効範囲が、図
中点線で示すように、垂直方向100〜399ライン、
水平方向200〜499画素であるとする。このような
場合、SP_DCCMDのデコードの結果、SET_D
AREAによって指定される領域内にPXDをデコード
して得られた副映像が表示される。更に、SP_DCC
MD内にCHG_COLCONが存在する場合、SET
_DAREAの有効表示領域のうちCHG_COLCO
Nが指定する有効領域内(点線内)でのみ、新規カラー
コード(New Color code)、新規コントラスト(New Co
ntrast)が表示される。また、実線内のうちの上記CH
G_COLCONの有効領域(点線内)以外の領域で
は、SET_COLORの示すカラーコード及びSET
_CONTRの示すコントラストが有効となるように画
素データが表示されることなる。
【0042】そして、以下の手順に従って、このような
内容のSP_DCCMDから各種コマンドを得るために
順次デコード処理を実行する。
【0043】SP_DCCMDのデコード開始後、その
中にチェンジカラー・コントラストコマンド(CHG_
COLCON)が存在するかどうか判断し(S11)、
存在していなければ(No)、次に、SP_DCCMD
の最後に付されている表示制御終了コマンドCMD_E
NDを検出し(S12)、CMD_ENDが存在してい
る場合にはSP_DCCMDについてのデコードを終了
する(S12,Yes)。なお、デコードされて得られ
た各種表示制御コマンドは、デコード結果格納レジスタ
32に順次出力され、ここに一旦格納される。また、C
MD_ENDが検出されなかった場合には(S12,N
o)、次のSP_DCCMDをデコードし(S10)、
CMD_ENDが検出されるまで(S12,YES)、
SP_DCCMDのデコードを続け、また、CHG_C
OLCONが存在するかどうか順次判断する(S1
1)。
【0044】上記ステップS12において、CMD_E
NDが検出され、CHG_COLCONの存在しないS
P_DCCMDについてのデコードが終了すると、次に
画素データPXDの内のtop fieldを外部メモリ10か
ら読み出してデコーダバッファ14の(a)領域に書き
込む(S13)。続いて、ラン・レングスデコーダ34
は、デコーダバッファ14からレジスタAを介し、この
バッファ14に書き込まれたtop fieldの画素データP
XDを順次読み出してこれをラン・レングスデコードす
る(S14)。なお、画素データPXDについても、S
P_DCSQTと同様、デコーダバッファ14からラン
・レングスデコーダ34へのその供給が途切れることが
ないように、領域(a1)、(a2)には、交互に適当
なタイミングで(一方の領域にデータを書き込んでいる
際、他方の領域をデコードに使用)、外部メモリ10か
らPXDが書き込まれよう制御されている。また、この
際、レジスタ制御回路20によって、レジスタAからラ
ン・レングスデコーダ34に常に最新のビットストリー
ムが出力されるように制御されている。
【0045】各SP_DCCMDのデコード開始後(S
10)、上記S11において、SP_DCCMD中にC
HG_COLCONが存在すると判断された場合には
(S11,Yes)、図3のS20に進み、図1のチェ
ンジカラー・コントラストデコーダ30が、CHG_C
OLCONのデコードを開始する。
【0046】CHG_COLCONは、図6に示すよう
にそのサイズを示す拡張フィールドサイズコマンドEF
Sと、複数の画素制御データPXCDより構成され、各
画素制御データPXCDは、副映像の色又はコントラス
トを変化させる行を指定する行制御情報LN_CTLI
と、このLN_CTLIによって指定された範囲につい
ての画素制御情報PX_CTLIにより構成されてい
る。
【0047】このような構成のCHG_COLCONの
デコードにあたり、チェンジカラー・コントラストデコ
ーダ30は、まず、CHG_COLCONの先頭から行
制御情報LN_CTLIまでを切り出す。そして、LN
_CTLIの番号が#1であるかどうか、つまり、CH
G_COLCONコマンドの先頭の画素コントロールデ
ータの最初かどうかを判断する(S20)。LN_CT
LI#1である場合(Yes)、これをデコードする
(S21)。LN_CTLIは、図6(e)に示すよう
に変更(変化)開始行番号(Change start line numbe
r)、変更(変化)終了行番号(Change termination li
ne number)、指定された行範囲内の変化の回数(Numbe
r of Change)より構成されており、LN_CTLIを
デコードすることによりこれらの設定データが得られ
る。そして、得られた設定データは、順次デコード結果
格納レジスタ32に出力され、ここに格納される。
【0048】チェンジカラー・コントラストデコーダ3
0は、LN_CTLI#1デコード後、このLN_CT
LI#1に続く画素コントロールデータPX_CTLI
#1〜#iのデコードを行う(S22)。各PX_CT
LIは、変更開始画素番号(Change start pixel numbe
r)、新規カラーコード(New Color code)、新規コン
トラスト(New Contrast)から構成されており、PX_
CTLIをデコードすることで得られた変更後の色・コ
ントラストを示す設定データがデコード結果格納レジス
タ32に出力され格納される。
【0049】ここで、PX_CTLIは、上述のLN_
CTLIに示された指定行範囲内の変化の回数分だけ配
置されている。そこで、チェンジカラー・コントラスト
デコーダ30は、上述のLN_CTLI#1のデコード
結果で得られた変化回数(Number of Change)と、実際
のPX_CTLIのデコード回数とを比較する(S2
3)。回数が一致しなければ(S23,No)、LN_
CTLI#1に対応する全てのPX_CTLI#1〜#
iについてのデコードが終了していないと判断して、図
3のS22に戻り、次のPX_CTLIのデコードを行
う。一方、PX_CTLIのデコード回数が、LN_C
TLI#1の変化回数のデコード結果と一致すれば(S
23,Yes)、1つの画素制御データPXCDについ
てのデコードが終了であると判断する。
【0050】LN_CTLI#1に対応するPX_CT
LI#1〜#iのデコードが終了すると(S23,Ye
s)、本実施形態の装置は、次に、外部メモリ10から
デコーダバッファ14の領域(a)へtop fieldの画素
データPXDを順次書き込む(S24)。ラン・レング
スデコーダ34は、例えばレジスタ32からの制御デー
タに基づいて、既にデコードされている画素制御データ
PXCDに従い、LN_CTLIの有効範囲の終端まで
のPXDを、デコーダバッファ14からレジスタAを介
して順次読み出し、ラン・レングスデコードする(S2
5)。
【0051】ラン・レングスデコーダ34において、デ
コードされて得られた画素データとこれに続くランデー
タは、表示制御回路36に出力され、デコード結果格納
レジスタ32に格納されている各種表示制御コマンドに
従って副映像を表す輝度信号及び色差信号が作成され、
図示しない表示装置に出力される。
【0052】LN_CTLI#1の属する画素制御デー
タPXCD及び画素データPXDについてのデコードが
終了すると、チェンジカラー・コントラストデコーダ3
0は、PXCDの終了コード(Termination code)を検
出して、その有無により、CHG_COLCON内の全
てのPXCDのデコードが終了したかどうかを判断する
(S26)。
【0053】判断の結果、S26において、PXCDの
終了コード(0FFF FFFF/h)が存在しない場合には
(S26,No)、S20に戻る。S20において、最
初のPXCD(LN_CTLI#1)は既にデコードさ
れているので、LN_CTLI#1についてのデコード
ではないと判定され(S20,No)、次のLN_CT
LI#m(例えば#2)がレジスタBを介してデコーダ
バッファ14の(b)領域から読み出され、デコードが
行われる(S27)。LN_CTLI#mのデコード
後、これに対応するPX_CTLI#1〜#iのデコー
ドを行い(S28)、LN_STLI#mのデコードに
よって得られた変化回数と、PX_CTLIのデコード
回数が一致するまで(S29,Yes)、各PX_CT
LI#1〜#iをデコードする。なお、デコードにより
得られた行制御情報及び画素制御情報は、順次デコード
結果格納レジスタ32に出力されて格納される。
【0054】m番目のPXCD(LN_CLTI#m、
PX_CTLI)についてのデコードが終了すると、ラ
ン・レングスデコーダ34は、LN_CTLI#mで指
定された有効行範囲のtop fieldの画素データPXDを
デコーダバッファ14の(a)領域から読み出してこれ
をデコードする(S25)。
【0055】このような処理を繰り返し、1つのCHG
_COLCONを構成する全てのPXCDをデコード
し、最後のPXCD(エンド)のLN_CTLI#mで
終了コード(Termination code)が検出されれば(S2
6,Yes)、CHG_COLCONのデコードが終了
する。CHG_COLCONのデコードが終了すると、
表示コマンド・パラメータデコーダ28は、次のSP_
DCCMDをデコードし(S30)、CMD_ENDが
存在するかどうか判断する(S31)。そして、CMD
_ENDが検出されるまで(S31,Yes)、続くS
P_DCCMDのデコードを行い(S30)、CMD_
ENDの検出により(S31,Yes)、全てのSP_
DCCMDについてのデコードが終了する。
【0056】チェンジカラー・コントラストデコーダ3
0では、LN_CTLIにしたがって画素データをデコ
ードしているため(S25)、SP_DCCMDについ
てのデコードが終了すると(S31,Yes)、次に、
図2のS14に進んで、topfieldの続きの画素データの
デコードを行う。これにより、副映像のtop fieldの画
素データPXD及び表示制御シーケンス情報SP_DC
SQTのデコードが終了する。上記top fieldについて
のデコーダが終了すると、同様な手順で、bottom field
について、図2のS10〜S14(CHG_COLCO
Nが存在する場合にはS10、S11→S20〜S3
1)の手順を経てデコード処理を実行する(S15)。
【0057】以上のようにtopとbottomについてそれぞ
れSP_DCSQTとPXDのデコードを行うことによ
り、副映像の1フレーム分(1画面分)のデコードが終
了する(S16)。これにより、SP_DCSQTの最
初のブロックであるSP_DCSQ#0のデコードと画
素データPXDの内の対応する部分のデコードが終了
し、所定の1画面分の副映像データが得られる。
【0058】その後、SP_DCSQ#0のSP_NX
T_DCSQ_SAによって指定されたアドレスの次の
SP_DCSQ(ここでは#1)が存在する場合には、
所定のタイミングで、デコーダバッファ14の(b)領
域から読み出してデコードし(S17)、対応する画素
データPXDをデコーダバッファ14の(a)領域へ書
き込み、また読み出してデコード処理を実行する。この
ような手順を必要に応じて各SP_DCSQ#2、SP
_DCSQT#3、・・・と繰り返し、サブピクチャの
1ユニットSPUについてのデコードが完了する。
【0059】ここで、top fieldとbottom fieldの画素
データPXDについての表示制御シーケンス情報は、同
一のSP_DCSQ(例えば、SP_DCSQ#0)に
記載されている。よって、bottom fieldについてのデコ
ードの際、既にtop fieldの時にデコードされたSP_
DCCMDを利用することも可能ではある。しかし、そ
のためにはデコード結果格納レジスタ32の容量をSP
_DCCMD#0〜#nの全てを格納可能な容量としな
ければならない。これに対し、本実施形態では、top fi
eldの際にデコードされたSP_DCCMDは一旦破棄
し、bottom fieldの際にはSP_DCCMDのデコード
をやり直すこととしており、格納レジスタ32の容量低
減を図っている。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、副映像の表示制御シーケンス情報のデコードと画素
データのデコードを交互に実行することとし、また、通
常、画素データに比較してデータ量の少ない表示制御シ
ーケンス情報を所定量デコードしてから対応する画素デ
ータをデコードすることとしたので、デコード済みのデ
ータを格納するための格納手段の容量を最小限とするこ
とができる。
【0061】また、この発明では、副映像の1ユニット
の符号化列の先頭に付された副映像ヘッダ情報に基づい
て単一のバッファの副映像の画素データ格納領域と表示
制御シーケンス情報格納領域との割合を制御することと
したので、1ユニット毎に異なる割合の符号化列を、最
小限の容量のバッファ等を利用して効率的にデコードす
ることができる。
【0062】更に、表示制御シーケンス情報内に容量の
大きい画素データにおける色又はコントラストの変化を
指示する変化コマンドが存在する場合には、その変化コ
マンドを構成する最小単位(PXCD)毎に、このPX
CDのデコードと、対応する画素データのデコードを交
互に実行するので、デコード処理を更に効率的にかつ小
さい容量の格納手段等を利用して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の画像情報処理装置の概略構成を
示す図である。
【図2】 本実施形態の装置のデコード処理動作を示す
図である。
【図3】 本実施形態の装置のデコード処理動作を示す
図である。
【図4】 図1のデコーダバッファ14の制御の一例を
示す概念図である。
【図5】 副映像の表示制御シーケンス情報(SP_D
CSQT)中の表示制御コマンドによって指示される制
御内容の一例を説明する図である。
【図6】 DVD規格の副映像のビットストリームの1
ユニットSPUの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 外部メモリ、12 外部メモリ制御回路、14
デコーダバッファ、16 バッファリード/ライト制御
回路、18 ビットストリーム格納レジスタ、20 レ
ジスタ制御回路、22 SPUHデコーダ、24 デコ
ーダバッファ分割計算回路、26 デコーダバッファ分
割制御回路、30 チェンジカラー・コントラストデコ
ーダ、32 デコード結果格納レジスタ、34 ラン・
レングスデコーダ、36 表示制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された副映像の画素データと該副
    映像の表示制御シーケンス情報とがこの順に並んだ1ユ
    ニットの符号化列を読み込み、前記表示制御シーケンス
    情報と前記画素データを交互にデコードして、主映像と
    同時に表示可能な副映像情報を得るための画像情報処理
    装置であって、 前記画素データの後ろに位置する前記表示制御シーケン
    ス情報を先に読み込んで所定量デコードしてから、該デ
    コードされた前記表示制御シーケンス情報の示す副映像
    の有効表示領域に相当する前記画素データをデコードす
    ることを特徴とする画像情報処理装置。
  2. 【請求項2】 符号化された副映像の画素データと該副
    映像の表示制御シーケンス情報とがこの順に並んだ1ユ
    ニットの符号化列をデコードし、主映像と同時に表示可
    能な副映像情報を得るための画像情報処理装置であっ
    て、 前記1ユニットの符号化列の内の前記画素データと前記
    表示制御シーケンス情報とをそれぞれ異なる格納領域に
    一時的に蓄える単一のバッファと、 前記1ユニットの符号化列のサイズと、前記1ユニット
    中での前記表示制御シーケンス情報の開始位置と、を示
    す副映像ヘッダ情報をデコードする副映像ヘッダ情報デ
    コーダと、 前記副映像ヘッダ情報のデコード結果に基づいて、前記
    画素データ及び前記表示制御シーケンス情報の前記バッ
    ファへの各格納領域の大きさを決定して該バッファを制
    御するバッファ分割制御手段と、 分割制御された前記バッファの表示制御シーケンス情報
    格納領域から前記表示制御シーケンス情報を読み出して
    デコードする表示制御シーケンス情報デコーダと、 分割制御された前記バッファの前記画素データ格納領域
    から前記画素データを読み出して前記画素データをデコ
    ードする画素データデコーダと、 と、を備え、 分割制御された前記バッファの表示制御シーケンス情報
    格納領域に、前記画素データの後ろに位置する前記表示
    制御シーケンス情報を蓄積し、前記表示制御シーケンス
    情報デコーダが所定量の前記表示制御シーケンス情報を
    デコードし、 その後、前記バッファの画素データ格納領域に前記画素
    データを蓄積し、前記デコードされた前記表示制御シー
    ケンス情報が示す有効表示領域に相当する前記画素デー
    タを前記画素データデコーダがデコードすることを特徴
    とする画像情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の画像情報
    処理装置において、 前記表示制御シーケンス情報内の表示制御コマンドの中
    に、前記副映像の画素データの色又はコントラストの変
    化を指示する変化コマンドが存在するかどうか検出し、 前記変化コマンドが存在する場合には、前記変化コマン
    ドに含まれる前記画素データの色又はコントラストに変
    化がある行範囲を示す行制御情報と、前記行制御情報が
    示すラインにおいて、色又はコントラストに変化が生じ
    た画素の位置を示す画素制御情報とをデコードし、 その後、少なくとも前記行制御情報が示す前記ライン範
    囲に相当する前記画素データをデコードし、 前記変化コマンドがない場合には、前記表示制御コマン
    ドをデコードした後、前記表示制御コマンドの有効範囲
    に相当する前記画素データをデコードすることを特徴と
    する画像情報処理装置。
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