JPH11113121A - ケーブル架設用治具 - Google Patents

ケーブル架設用治具

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JPH11113121A
JPH11113121A JP26472497A JP26472497A JPH11113121A JP H11113121 A JPH11113121 A JP H11113121A JP 26472497 A JP26472497 A JP 26472497A JP 26472497 A JP26472497 A JP 26472497A JP H11113121 A JPH11113121 A JP H11113121A
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JP
Japan
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cable
coil
jig
synthetic resin
metal core
Prior art date
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Pending
Application number
JP26472497A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kubo
幸一 久保
Hironori Nishimura
紘紀 西村
Takashi Ishikawa
隆 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISAKU DENSETSU KK
Toray Monofilament Co Ltd
Original Assignee
MISAKU DENSETSU KK
Toray Monofilament Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた耐久性を有すると共に取扱性を容易に
してケーブル架設作業性を向上させることができるケー
ブル架設用治具を提供する。 【解決手段】 ケーブル架設用治具は、弧状に湾曲させ
た金属芯線1の外側に合成樹脂モノフィラメントからな
るコイル2を回動自在に外挿して該コイル2表面をケー
ブル支持面にし、かつ金属芯線1の両端部にそれぞれ係
止部3を形成した構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用ケーブル等
のケーブル延線用又は懸架用として使用されるケーブル
架設用治具に関し、さらに詳しくは、優れた耐久性とケ
ーブル架設作業性とを備えたケーブル架設用治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電信或いは光通信などの通信用
ケーブルを架設する場合は、そのケーブル自体に高い張
力を与えることができないため、メッセンジャーワイヤ
と称する抗張用のワイヤを併用し、このメッセンジャー
ワイヤに対してケーブルを平行に一定間隔に吊具を使っ
て懸架するようにしている。
【0003】図5(A),(B),(C)は、このよう
な通信用ケーブルの架設工事方法を例示するものであ
る。まず、図5(A)のように、所定の間隔に立設され
た電柱50の間に抗張材としてのメッセンジャーワイヤ
10を張設すると共に、そのメッセンジャーワイヤ10
に金車と称される滑車60を適宜間隔に吊り下げる。次
いで、図5(B)のように、ケーブル20をクリール3
0から引き出しつつ、上記のように吊り下げた滑車60
にガイドさせながらメッセンジャーワイヤ10に平行に
延線する。
【0004】最後に、図5(C)のように、メッセンジ
ャーワイヤ10に沿って延線されたケーブル20を、上
記滑車60を1個ずつ外しながら適宜間隔に吊具70を
取り付けてメッセンジャーワイヤ10に対してケーブル
20を懸架させるようにする。このときの吊具70とし
ては、図6に示すように、金属芯線71の両端部に鉤形
の係止部72を有し、中間部を湾曲させて合成樹脂等の
絶縁材73で被覆するように構成され、係止部72をメ
ッセンジャーワイヤ10に係止させ、絶縁材73の部分
でケーブル20を支持するようにしている。
【0005】上記ケーブル架設工事において使用される
滑車(金車)60は、図7に示すように、ケーブル20
を案内するガイド溝を周面にもつローラ61と、メッセ
ンジャーワイヤ10に懸垂させるフック62をもつ支持
枠63とからなり、全体が金属で構成されている。しか
し、このような金属製の重量の大きい滑車60を多数個
所持しながら高所で行う取付け作業は手間がかかり、か
つ滑車60が滑り落ちて損傷事故や負傷事故を発生させ
ることもあるので、作業者にとって精神的な重労働にな
っていた。
【0006】このような重労働を軽減するために滑車6
0を合成樹脂製にしたとしても、滑車の構造上からケー
ブル延線時にローラ61の軸部に局所的に負荷がかかる
ことよって、金属に比べて耐摩耗性に劣る合成樹脂製の
場合には軸部が早期に摩滅しやすく、その摩滅によって
回転が悪化してケーブル延線作業効率を低下させてしま
うという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の問題を解消し、優れた耐久性を有すると共に
取扱性を容易にしてケーブル架設作業性を向上させるこ
とができるケーブル架設用治具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明によるケーブル架設用治具は、弧状に湾曲させた金属
芯線の外側に合成樹脂モノフィラメントからなるコイル
を回動自在に外挿して該コイル表面をケーブル支持面に
し、かつ前記金属芯線の両端部にそれぞれ係止部を形成
したことを特徴とするものである。
【0009】このように合成樹脂モノフィラメントから
なるコイルがケーブル支持面であることにより、適宜ピ
ッチで並ぶ多数の螺旋状ループがケーブルを同時に支持
することになり、これら多数の螺旋状ループにケーブル
の押圧力を分散させることができる。したがって、ケー
ブルの押圧力を局所的に集中させることがなく、耐久性
の向上を図ることができる。また、ケーブルを挿通操作
するときは、滑車の狭いガイド溝に通すのではなく、弧
状に拡がった湾曲面に通すので取扱作業性を容易にし、
ケーブル架設作業効率を向上することができる。
【0010】このケーブル架設用治具は、係止部をメッ
センジャーワイヤに係止し、コイル表面のケーブル支持
面をケーブル延線時のガイド面として使用する場合に
は、従来の金車に代わるケーブル延線用治具とすること
ができ、また前記係止部をメッセンジャーワイヤに係止
し、コイル表面のケーブル支持面をケーブル保持部とし
て使用する場合には、従来の吊具に代わるケーブル懸架
用治具とすることができる。
【0011】特に、後者のケーブル懸架用治具として利
用するときは、それ自体を前処理のケーブル延線用の金
車として兼用することもできるため、従来工事における
金車の取り付け、取り外し作業を省略することができ、
ケーブル架設作業効率を一層向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、従来の金車60(図5参
照)の代替として使用される本発明のケーブル架設用治
具の一例を示すものであり、図1(A)は本発明の治具
をメッセンジャーワイヤとケーブルに取り付け、その側
面から見たときの図、図1(B)は同じく治具をケーブ
ルの軸線方向から見たときの図である。
【0013】図1(A),(B)に示す本発明のケーブ
ル架設用治具Jは、金属芯線1を骨格とし、その中間部
を円弧状に湾曲させると共に、その湾曲部分に合成樹脂
モノフィラメントからなるコイル2を回動自在に外挿し
ている。また、金属芯線1の両端部には、それぞれ鉤状
に屈曲加工された係止部3,3を設けている。図2に詳
細を示すように、コイル2の両端部にはそれぞれ合成樹
脂製のカップリング4と、このカップリング4に脱着自
在に螺合する合成樹脂製の回転駒5が取り付けられてい
る。このカップリング4と回転駒5は、コイル2の両端
部を保護すると共に、コイル2が金属芯線1回りを円滑
に回転できるように作用するようにしている。回転駒5
の外側位置の金属芯線1上には、ワッシャー6を介して
ストッパー7が固定され、このストッパー7により回転
駒5が外側へ摺動しないように規制している。
【0014】上記構成からなる本発明のケーブル架設用
治具Jを、ケーブル延線用治具として使用するときは、
図5のように電柱間に張設したメッセンジャーワイヤ1
0に1個ずつ係止部3を係止させて懸架させ、その懸架
状態にした治具Jの円弧状のコイル2の内側にケーブル
20を挿通させて延線するようにすればよい。このケー
ブル架設用治具Jは合成樹脂モノフィラメントを主体に
構成されていることによって軽量であるため、メッセン
ジャーワイヤ10に対する懸架作業を容易にすることが
できる。
【0015】円弧状のコイル2は、螺旋状に適宜ピッチ
で並んだ多数のループによってケーブル20を支持する
ようにするため、これら多数の螺旋状ループがケーブル
20の押圧力を分散させ、局部的な集中が起こらないよ
うにするため、合成樹脂製でありながら耐久性を向上さ
せることができる。また、コイル2のガイド面は、従来
の金車の狭いガイド溝とは違って、非常に幅広いケーブ
ル支持面を形成しているため、ケーブルの挿通操作性を
良好にすることができる。
【0016】また、複数本のケーブルを同時に延線する
場合には、従来の金車の場合には複数のローラを備えた
特別の治具を使用する必要があったが、本発明では同一
の治具を使って複数本のケーブルの延線を簡単に行うこ
とができ、この点からもケーブル架設作業性を向上する
ことができる。本発明のケーブル架設用治具Jは、上述
したように合成樹脂モノフィラメントのコイル2がケー
ブルの押圧力を多数のループに分散させるようにするた
め、それ自体が高い耐久性を有するが、さらにコイル2
の脱着交換が容易であるため、コイルが摩耗した場合に
は新しいコイルと交換することによって簡単に修復させ
ることができる。
【0017】図3に示す実施形態は、コイルの耐久性を
更に改善するようにした例を示すものである。図3で
は、合成樹脂モノフィラメントのコイル2が、金属芯線
1の外径と略同じ内径をもつ合成樹脂モノフィラメント
の小径コイル2bと、この小径コイル2bの外側に隙間
を介して外挿される合成樹脂モノフィラメントの大径コ
イル2aとから構成され、二重構造になっていることが
特徴である。このようにコイル2を二重構造にすると、
ケーブル20を支持する大径コイル2aが硬い金属芯線
1に直接接することがなくなり、同じ合成樹脂からなる
柔らかい小径コイル2bに接するため、耐摩耗性を一層
向上するようになるのである。
【0018】図4は、本発明の他の実施形態からなるケ
ーブル架設用治具J’を示し、従来の吊具70(図5参
照)の代替として使用されるようにしたものである。こ
のケーブル架設用治具J’は、吊具70の代替であるた
め、図1の治具よりも小型であるが、同様に骨格として
金属芯線1’を有し、その中間部を円弧状に湾曲させる
と共に、その湾曲部分に合成樹脂モノフィラメントから
成形したコイル2’を回動自在に外挿している。また、
金属芯線1の両端部をそれぞれ鉤状に屈曲加工し、係止
部3’,3’を形成している。
【0019】このケーブル架設用治具J’は、図5
(A)のように電柱間に張設したメッセンジャーワイヤ
10に適宜間隔に係止部3’を引っかけると共に、カシ
メて固定し、次いでこれら適宜間隔に懸架された治具
J’にケーブル20をガイドさせながら延線すると同時
に、改めて吊具を取り付けることなく図5(C)のよう
にケーブル20を架設状態にすることができる。
【0020】すなわち、図4のケーブル架設用治具J’
を使用すると、従来の金車の取り付け,取り外し工程を
省略しながら、メッセンジャーワイヤ10に対してケー
ブル20を直接架設懸架させることができる。もちろ
ん、ケーブル架設用治具J’は、ケーブルを延線すると
きは、図1の実施形態の治具で述べた作用効果を有して
いる。
【0021】本発明において、モノフィラメントに使用
される合成樹脂としては特に限定されるものではない
が、好ましくは繊維形成性の熱可塑性樹脂を使用すると
よい。例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフ
ィンなどを挙げることができ、中でもポリエステルが最
適である。ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、またはこれら
にアジピン酸、イソフタル酸、イソフタル酸スルホネー
トまたはポリエチレングリコールなどの第三成分を共重
合した共重合体などを挙げることができるが、中でもポ
リエチレンテレフタレートが最も好ましく使用される。
【0022】また、ポリアミドとしては、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン11、ナイロン12およびこれら各ナイロン構成成
分の組合せからなる共重合体などを挙げることができ
る。これらの熱可塑性樹脂には、耐熱剤、耐候剤、耐光
剤、酸化防止剤、平滑剤、帯電防止剤、染料および顔料
などの通常の添加剤を任意に含有させることができる。
【0023】コイルを構成する合成樹脂モノフィラメン
トとしては単線であってもよく、複数本が撚り合わされ
た撚線であってもよい。合成樹脂モノフィラメントの横
断面形状は円形でも、三角形、四角形、楕円形などの非
円形の異形断面のいずれでも差し支えないが、好ましく
は円形とするのがよい。また、コイルは、合成樹脂モノ
フィラメント単線又は複数本の撚線のいずれからなる場
合にも、その外接円の直径を1.0〜3.0mm、好ま
しくは1.2〜2.5mmの範囲に設定するのがよい。
また、コイルの外径としては5〜50mm、好ましくは
10〜35mmの範囲にするのがよい。また、コイル外
径としては、図1の治具の場合には、やや大きい10〜
50mmの範囲にし、図4の治具の場合には、やや小さ
い5〜30mmの範囲で選択するとよい。
【0024】これら合成樹脂モノフィラメントの太さお
よびコイル外径を選択することにより、ケーブル架設用
治具に適した剛性と強さを保障し、かつコイルの金属芯
線回りの円滑な回動を保障することができる。
【0025】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、合成樹
脂モノフィラメントからなるコイルをケーブル支持面と
していることにより、ケーブルを適宜ピッチで並ぶ多数
の螺旋状ループで支持し、ケーブルの押圧力をこれら多
数の螺旋状ループに分散させ、局部的な集中を回避する
ようにするため、耐久性を向上することができる。ま
た、ケーブルを挿通する作業は、滑車の狭いガイド溝に
通すのではなく、弧状に拡がった湾曲面に通せばよいの
で取扱作業性を容易にし、ケーブル架設作業効率を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル架設用治具の一例を示し、
(A)はメッセンジャーワイヤとケーブルに取り付けて
側面から見たときの図、(B)はケーブルの軸線方向か
ら見たときの図である。
【図2】同ケーブル架設用治具のコイル端部付近を示す
縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示すコイル端部付近の
縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態からなるケーブル架設用
治具の一例を示し、(A)はメッセンジャーワイヤとケ
ーブルに取り付けて側面から見たときの図、(B)はケ
ーブルの軸線方向から見たときの図である。
【図5】(A),(B),(C)は、従来のケーブル架
設工事方法を工程順に示す説明図である。
【図6】従来のケーブル架設用治具で懸架されたケーブ
ルを示す側面図である。
【図7】従来の金車を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1’ 金属芯線 2 (合成樹脂モノフィラメントの)コイル 2a 大径コイル 2b 小径コイル 3 係止部 4 カップリング 5 回転駒 7 ストッパー 10 メッセンジャーワイヤ 20 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 隆 神奈川県綾瀬市深谷2341−5 株式会社巳 作電設内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弧状に湾曲させた金属芯線の外側に合成
    樹脂モノフィラメントからなるコイルを回動自在に外挿
    して該コイル表面をケーブル支持面にし、かつ前記金属
    芯線の両端部にそれぞれ係止部を形成したケーブル架設
    用治具。
  2. 【請求項2】 前記係止部をメッセンジャーワイヤに対
    する係止用とし、前記コイル表面のケーブル支持面をケ
    ーブル延線用のガイド面にする請求項1に記載のケーブ
    ル架設用治具。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂モノフィラメントからなる
    コイルを、前記金属芯線の外径と略同じ内径をもつ小径
    コイルと、該小径コイルの外側に隙間を介して外挿され
    る大径コイルとの二重構造にした請求項1又は2に記載
    のケーブル架設用治具。
  4. 【請求項4】 前記コイルの両端部にそれぞれカップリ
    ングと回転駒とを取り付け、該回転駒を前記金属芯線上
    に固定したストッパーにより軸方向の移動を規制した請
    求項1、2又は3に記載のケーブル架設用治具。
  5. 【請求項5】 前記係止部をメッセンジャーワイヤに対
    する係止用とし、前記コイル表面のケーブル支持面をケ
    ーブル懸架用保持部にした請求項1に記載のケーブル架
    設用治具。
  6. 【請求項6】 前記合成樹脂モノフィラメントの外接円
    直径が1.0〜3.0mmであり、前記コイルの外径が
    5〜50mmである請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のケーブル架設用治具。
  7. 【請求項7】 前記合成樹脂モノフィラメントがポリエ
    ステルからなる請求項1〜6のいずれか1項に記載のケ
    ーブル架設用治具。
JP26472497A 1997-09-30 1997-09-30 ケーブル架設用治具 Pending JPH11113121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101125145B1 (ko) * 2009-02-13 2012-03-20 (주)이정티엔씨 케이블 행거 및 케이블 행거 어셈블리

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101125145B1 (ko) * 2009-02-13 2012-03-20 (주)이정티엔씨 케이블 행거 및 케이블 행거 어셈블리

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