JPH1111402A - スプライス除去装置 - Google Patents

スプライス除去装置

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JPH1111402A
JPH1111402A JP16375097A JP16375097A JPH1111402A JP H1111402 A JPH1111402 A JP H1111402A JP 16375097 A JP16375097 A JP 16375097A JP 16375097 A JP16375097 A JP 16375097A JP H1111402 A JPH1111402 A JP H1111402A
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roll
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミフィルムで形成されたロール状のシー
ルキャップを用いている充填機におけるロスの少ないス
プライス除去装置を提供すること。 【解決手段】 アルミフィルム送り部に高さ調整出来る
第1及び第2のロール(22、23)を設け、それらの
ロール(22、23)の間に昇降自在にダンサロール
(26)を設け、第1のロールの上流側にスプライス検
出手段(31)とフィルムのストッパ(30)とを取り
付け、スプライス部を避けてシールされる容器とキャッ
プがプリントされたアルミフィルムとがマッチング出来
るよう制御している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器をコンベア上
に設けられているホルダープレートに供給し、ホルダー
プレートが1ピッチずつ間欠移動して前記容器に内容物
(例えば飲食品)を充填し、ロール状にアルミフィルム
で形成されているキャップによりシールを行なう間欠運
転方式の充填機において、アルミフィルムの接続部(ス
プライス)から形成されたキャップにより前記容器がシ
ールされてしまう事を防止するスプライス除去装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ヨーグルト等の容器に製品を充填する充
填機には、連続運転方式のものと、間欠運転方式のもの
とがある。間欠運転方式の充填機とは、定位置に容器を
支持するコンベア(ホルダープレート)上に容器を供給
し、ホルダープレートが1列(ピッチ)ずつ間欠移動す
るのに伴い、充填、容器とキャップのシール、トリミン
グ、スカート折り込み等の作業を行う充填機のことであ
る。すなわち、ホルダープレート上に数列にわたり横並
びしている容器が1ピッチずつ移動し、各工程で処置を
施されるのである。
【0003】以下、本発明に対する理解を容易にするた
め、従来技術について詳細に述べる。図7及び図8にお
いて、図示しない容器は、サーボモーターにより駆動し
ているホルダープレート(詳細は図示せず)に支持さ
れ、充填機F上を水平に移動し、異物除去装置3により
容器内の異物が取り除かれる。次に、フィーラータンク
4の下へ移動し、製品を充填され、シール部8へと移動
する。
【0004】シール工程においては、リワインダー6か
ら供給されるキャップのアルミフィルム14(プリント
がなされている)が、容器の上へかぶせられ、その上か
らヒートシールが行われる。このとき、フィルムにプリ
ントする事により構成されているキャップを、容器上の
定位置にシールするためには、ホルダープレート各列間
すなわち容器間のピッチと、アルミフィルムにプリント
されたキャップ間のピッチとを整合させる必要がある。
【0005】しかしながら、アルミフィルムを製造する
際には、その性質上、常にピッチ間の長さに誤差が生じ
てしまう。そこで、容器の位置(すなわちピッチ)とキ
ャップの位置(すなわちピッチ)とを整合させるために
は、アルミフィルム上に付けられているアイマークを検
出することにより、以下のように行われる。
【0006】即ち、アルミフィルムは、あらかじめキャ
ップ間のピッチが容器間のピッチよりも多少長くなるよ
うに設定して作られている。このため、シールを行う度
にキャップよりもシールが先行して進んで行くことにな
る。ここで生じる容器とキャップとのずれをアイマーク
により検知し、そのずれが一定の幅を越えると、シール
部とトリミング部との間に位置している図示しない修正
板が作動し、アルミフィルムをトリミング側へ引き寄せ
位置合わせを行っている。このとき、修正板の引力等に
より、アルミフィルムに過剰な張力、応力がかからない
ように、リワインダー6とシール部の間にダンサロール
26が設置されている。
【0007】シール部8で容器に溶着されたアルミフィ
ルムは、トリミング部でキャップの形状にカットされ
る。その後、容器は印字、スカート折り込み等の工程を
経て、後工程へと搬出される。また、トリミング部でカ
ットされた残りのアルミフィルムは、ワインドリール9
へと回収される。ここで、符号11はインクジェットプ
リンター(IJP)装置、符号12はスカート折り込み
部、符号21、24、25、27、28はロール、符号
30はストッパ、符号34はスプライスプレートをそれ
ぞれ示している。
【0008】また、上記のような充填機で使用されてい
るアルミフィルムは、通常1ロール数十メートルに及ぶ
ものであり、作成時には、数メートル程度のアルミフィ
ルムを繋ぎ合わせて作られている。このときに生じる繋
ぎ目は、スプライス(メーカースプライス)と呼ばれて
いる。
【0009】また、実際の充填時には、使用中のアルミ
フィルムロールがなくなるとき、充填機の運転を停止さ
せないよう、そのロール末端と新しいロールの先端とを
各種方法を用いて繋ぎ合わせる操作が行われ、この様な
フィルムの繋ぎ合わせ作業によってもスプライス(ユー
ザースプライス)が発生する。
【0010】そして、スプライスの存在する部分からカ
ットされたキャップを使用して容器をシールすると、そ
の製品には外観、容器の密封性等様々な問題が生じる。
従って、スプライス部分から形成されたキャップで容器
をシールする事は防止されなくてはならない。
【0011】ここで、スプライス部の除去を行うために
充填機を停止させると、人的、時間的なロスが発生する
ので、不適当である。そのため、充填機を連続運転させ
ながら、スプライス部を有するアルミフィルムの除去を
行う試みも為されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、間欠型
充填機では、スプライス部を検知する検知手段はリワイ
ンダーの下流側に取り付けられているため、検知された
ときには既にカップホルダーへの容器の供給が行われて
おり、充填機を停止させないかぎり、対処は不可能であ
る。このため、現状では、スプライス部のアルミフィル
ムはそのままシールされ、製品ロスとして除去されてい
る。例えば、飲食品等の容器の蓋にあるスプライス部を
カラーセンサにより検知した場合には、これを製品ロス
と判定し、後工程への搬送を行うトップチェーンのコン
ベアーへ容器を押し上げるプッシャーのストロークを長
くして、容器がコンベアーを越えて排出される様に構成
されている。しかし、スプライス部から形成されたキャ
ップでシールされた容器を製品ロスと判定して廃棄する
事は、容器に充填される内容物(例えば各種飲料)には
異常が無い事を考慮すれば、極めて無駄が多い処理であ
ると言える。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたものであり、フィルムにスプライスが存在
しても充填機を連続運転させることが出来て、且つ、製
品ロスを発生させること無くスプライスの除去、すなわ
ちスプライスから形成されたキャップで容器をシールさ
れてしまうのを防止する事、を行えるスプライス除去装
置の提供を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のスプライス除去
装置は、コンベア上のホルダープレートに容器を供給
し、ホルダープレートが間欠移動して前記容器に内容物
を充填し、ロール状のアルミフィルムを切り抜いて形成
したキャップを用いて当該容器のシールを行なう間欠運
転方式の充填機で用いられ、アルミフィルムの接続部が
前記シールとして用いられてしまう事を防止するスプラ
イス除去装置において、アルミフィルム送り部には、ア
ルミフィルムの供給を停止するフィルムストッパと、ス
プライス部を検出するスプライス検出手段(例えばカラ
ーセンサ)とが設けられ、該スプライス検出手段の下流
側には、その位置が調整自在となる様に構成された第1
及び第2のロールと、該第1及び第2のロールの中間で
昇降自在なダンサロールと、該ダンサロールの上限位置
を検出するための上限検出センサ(例えば近接セン
サ)、とが設けられている。
【0015】本発明のスプライス除去装置の実施に際し
て、前記容器が供給される箇所と前記キャップがシール
されるシール部との間のピッチ数と、ダンサロールの上
限位置におけるスプライス検出手段からシール部までの
アルミフィルムのピッチ数とが等しくなる様に、前記第
1及び第2のロールの位置が調節されているのが好まし
い。
【0016】さらに、前記容器が供給される箇所には、
容器を供給し、且つ、前記上限検出センサがダンサロー
ルの上限位置を検出した際にホルダープレートの所定ピ
ッチ分、例えば2ピッチ分、だけ容器の供給を停止する
容器供給機構が設けられているのが好ましい。
【0017】これに加えて、前記第1及び第2のロール
とダンサロールの下流側に、ダンサロールの上限位置に
おけるスプライス検出手段からシール部までのアルミフ
ィルムのピッチ数を調節するためのロールが設けられて
いるのが好ましい。
【0018】上述した様な構成を有する本発明のスプラ
イス除去装置によれば、前記スプライス検出手段により
アルミフィルムのスプライスを検出したならば、前記フ
ィルムストッパによりアルミフィルムの供給を停止す
る。しかしながら、間欠運転方式の充填機のその他の部
分の作動は継続して行われる。すなわち、アルミフィル
ムの供給が停止されても、その下流側では引き続きアル
ミフィルムを切り抜いて前記容器をシールする作業が行
われており、そのため、アルミフィルムが下流側へ移動
し続ける。
【0019】そして、アルミフィルムが下流側へ移動す
るためにはダンサロールの部分に存在するアルミフィル
ムを使用するしか無く、その結果、昇降自在に構成され
た前記ダンサロールは上昇し、やがて、上限位置に到達
する。
【0020】ここで、前記容器が供給される箇所と前記
キャップがシールされるシール部との間のピッチ数と、
ダンサロールの上限位置におけるスプライス検出手段か
らシール部までのアルミフィルムのピッチ数とが等しく
なる様に、前記第1及び第2のロールの位置が調節され
ていれば、前記上限検出センサによってダンサロールが
上限位置にある事を検出した際に、アルミフィルムのス
プライスに対応するホルダープレートの位置或いはピッ
チが、前記容器供給機構に丁度位置していることとな
る。
【0021】従って、前記上限検出センサがダンサロー
ルが上限位置にある事を検出した際に、容器供給機構が
ホルダープレートの所定ピッチ(例えば2ピッチ)に対
して容器を供給しない様に制御すれば、アルミフィルム
の送りを再開すると、スプライスに対応するホルダープ
レート上の位置或いはピッチには、容器が存在しないこ
ととなる。従って、スプライス部分から形成されたキャ
ップにより容器をシールしてしまう事が完全に防止され
るのである。
【0022】換言すれば、スプライス部のアルミフィル
ムで容器をそのままシールして、その容器を全て製品ロ
スとして廃棄する、という現状の処理は、本発明では全
く必要性は無くなる。本発明によれば、アルミフィルム
のスプライス部分は容器のキャップとしての処理を受け
る事無く、キャップ切り落とし済みのアルミフィルムと
同様に処理されるからである。また、キャップを切り落
されなかった部分に対応するピッチには、容器が存在せ
ず、もちろん内容物が充填されてしまうことも無い。
【0023】上述した通り本発明によれば、前記第1及
び第2のロールは、その位置が調整自在となる様に構成
されている。従って、第1及び第2のロールの高さ方向
位置を変更すれば、例えばダンサロールの上限位置にお
けるスプライス検出手段(或いはフィルムストッパ)か
らシール部までのアルミフィルムのピッチ数(或いはア
ルミフィルムの長さ)が変わる。従って、充填方式の変
更、レイアウトの変更等に起因して、スプライス検出手
段やフィルムストッパからシール部までの距離が変動し
ても、第1及び第2のロールの高さ方向位置を調節する
ことによって、当該変動に対処することが可能となる。
【0024】ここで、前記第1及び第2のロールを、そ
の高さ方向位置を調整可能とするためには、装置本体に
固定されている固定板と、第1及び第2のロールの中心
軸が固定され且つ前記固定板に対して接続されている可
動板とを備え、前記固定板には高さ方向に長い長孔状の
貫通孔が穿孔されており、前記可動板には小径の円形貫
通孔が穿孔されており、前記長孔状の貫通孔と円形貫通
孔とを貫通して前記固定板と可動板とを接続する軸部を
有する締結手段、例えばボルトとそれに螺合するナッ
ト、が設けられるのが好ましい。この様な構成すれば、
締結手段を緩め、その軸部と前記固定板の長孔状の貫通
孔との相対位置を調節し、調節された位置において締結
手段を締結する事により、前記固定板と可動板との相対
位置を調節し、以て、前記第1及び第2のロールの高さ
方向位置が調節出来るのである。
【0025】さらに本発明において、ダンサロールの上
限位置におけるスプライス検出手段からシール部までの
アルミフィルムのピッチ数を調節するためのロールが別
途設けられれば、別途設けられた該ロールの個数を調節
することにより、アルミフィルムの折り曲げ回数(或い
は繰り返し往復回数)を調節することが可能となる。そ
して、アルミフィルムの折り曲げ回数が調節出来れば、
レイアウトの変更等に起因するスプライス検出手段やフ
ィルムストッパからシール部までの距離の変動にも対処
出来るのである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図において、従来技術と同じ機
能を有する部材には同じ符号を付して重複説明は省略す
る。図1において、全体を符号Fで示す充填機は容器を
セットするカップホルダがコンベア1(図における右側
から左側に搬送)上に設けられ、そのコンベア1のサイ
ドには異物除去装置3、1次フィラータンク4及び2次
フィラータンク4aが配置されており、ついで、製品が
充填されている図示しない容器をシールするアルミフィ
ルム送り部17、シール部8、アルミフィルム14を巻
き取るワインドリール9、IJP装置11、シールのス
カート折り込み部12が工程順に設置されている。ここ
で、符号2は容器供給部、15は操作盤を示している。
【0027】そして、アルミフィルム送り部17は、図
2を参照して、本体20に設けられた方向転換用ロール
21、第1及び第2のロール22、23及びフリーロー
ル24、25とダンサロール26とが設けられ、第1及
び第2のロール22、23は図示しないエアシリンダに
より昇降するよう構成されており、(ダンサロール26
の上限位置を検出する)ダンサロール位置検出用の近接
スイッチ32を有するダンサロール26はガイド26a
(図1)に沿って昇降自在であり、且つ、下方に付勢さ
れた状態で取り付けられている。
【0028】また、方向転換用ロール21の近傍には、
アルミフィルムのスプライス部を検出するスプライス検
出手段であるスプライス検出光電管31が設けれてい
る。さらにダンサロール26の近傍にはダンサロール位
置検出近接スイッチ32が設けられている。
【0029】方向転換用ロール21の上流側の本体20
の下部には、使用中ロールのアルミフィルムの終端と新
しいロールの端部との接続作業台であるスプライスプレ
ート34が設けられ、その下方にはサーボモータで駆動
されているリワインダー6が設けられている。さらに、
フリーロール25を通過したアルミフィルムはロール2
7、28を介してコンベア上の容器の上方、シール部8
のシール装置の下方に供給され、ワインドリール9で巻
き取られるよう構成されている。
【0030】ここで、光電管31(スプライス検出手
段)、近接スイッチ32(ダンサロール26の上限位置
検出センサ)、フィルムストッパ30はそれぞれ電気回
路で制御装置40に接続され、その制御装置は電気回路
で容器供給部2に接続されている。
【0031】さらに第1のロール22には、アルミフィ
ルム14をロールに押しつけて停止させるフィルムスト
ッパ30が取り付けられている。これに加えて、ダンサ
ロール26の近傍には、ダンサロール26の上限位置検
出センサである近接スイッチ32に加えて、ダンサロー
ル26が近接スイッチ32よりも更に上方に移動して移
動し得る上方限界位置に到達したことを検出する近接セ
ンサである最上限センサ46と、ダンサロール26が移
動し得る下方限界位置に到達したことを検出する近接セ
ンサである下限センサ48、とが設けられている。これ
等のセンサ46、48も電気回路により制御装置40に
接続されている。
【0032】ここで、第1のロール22及び第2のロー
ル23の垂直方向位置は調節可能であるため、充填方式
の変更、レイアウトの変更その他の原因により、スプラ
イス検出光電管31からシール部8までの距離(或いは
アルミフィルム14のピッチ数)が変動した場合には、
第1のロール22及び第2のロール23の位置を変更し
て対処することが出来る。
【0033】以下、図3のフローチャートを参照して、
作用について説明する。作動に際し、先ずスプライスを
検出したか否かを判断する(ステップS1)。NOの場
合は戻り、YESだったら、ストッパ30を作動してア
ルミフィルム14を抑えると共にリワインダ6のステッ
プモータを停止する(ステップS2)。この状態にあっ
ても、アルミフィルム送り部17、シール部8、アルミ
フィルム14を巻き取るワインドリール9、IJP装置
11、シールのスカート折り込み部12等において、ア
ルミフィルム14を切り抜いて容器をシールする作業が
引き続き行われる。そのため、アルミフィルム14は移
動し続ける。そして、アルミフィルム14が移動し続け
るために、ダンサロール26の部分に存在するアルミフ
ィルムを使用する事となるので、ダンサロール26は上
昇し、やがて、上限位置に到達する。
【0034】そして、ダンサロール26が上限に到達し
たか否かは位置検出スイッチ32で判断される(ステッ
プS3)。NOの場合、すなわちダンサロール26が上
限に到達していなければ、ステップS3のループを繰り
返す。
【0035】ここで、容器供給部2とシール部8との間
のピッチ数は、ダンサロール26が上限位置にある場合
におけるスプライス検出光電管31からシール部8まで
のアルミフィルム14のピッチ数とが、丁度等しくなる
様に調節されている。換言すれば、前記位置検出センサ
32によってダンサロール26が上限位置にある事を検
出した場合には、アルミフィルム14のスプライスに対
応する容器側のピッチが、容器供給部2に丁度位置して
いることとなる。従って、ステップS3がYESだった
ら、すなわちダンサロール26が上限に到達したなら
ば、容器供給部2での容器供給を2ピッチ分停止し、ス
トッパを解除し、リワインダの運転を再開する(ステッ
プS4)。容器供給部2において2ピッチ分だけ容器の
供給を停止する結果、スプライスに対応する容器側のピ
ッチには、容器が存在しないこととなる。従って、スプ
ライス部分から形成されたキャップにより容器をシール
してしまう事が完全に無くなる。アルミフィルム14の
スプライスは、容器のキャップとしての処理を受ける事
無く、キャップ切り落とし済みのアルミフィルムと同様
に、ワインドリール9で巻き取られるのみだからであ
る。
【0036】ここで、図示の実施形態において、スプラ
イス部分はアルミフィルム14の1ピッチ半に亘る長さ
であるため、確実にスプライス部分を避けるべく、容器
の供給を2ピッチ分停止しているのである。
【0037】ステップS4の作動完了後、所定ピッチ経
過してからフィラータンク4での充填を2ピッチだけ停
止する(ステップS5)。容器の無い部分に飲料を噴出
してコンベヤ或いは図示しないホルダープレートを汚染
する事を防止するためである。そして、スプライス部の
下流側2ピッチの位置でシール部8におけるシール、ト
リミング、IJP装置11による印刷、スカート折り込
み部12によるスカート折り込みを順次停止(ステップ
S6、7、8)して制御を終わる。
【0038】リワインダ6と6aとは交互にアルミフィ
ルムのロールをセットして手作業により接続すれば、ロ
ールの交換時にも充填機を停止する事なく、また、充填
済みの容器、製品を無駄にしないで効率良く充填機を連
続運転できる。
【0039】上記の例では2ピッチ分の容器を供給停止
しているが、2ピッチに限定されるものでなく、接続に
よるアルミフィルムのロス分を除去できれば良い。
【0040】図示の実施例において、ロール21〜28
に加えて、更に別のロール(図示せず)を設けることが
可能であれば、レイアウトの変更その他の原因により、
スプライス検出用の光電管31からシール部8までの距
離が長くなり、アルミフィルム14のピッチ数が増加し
た場合でも、図示しない別のロールを設置してアルミフ
ィルムの折り返し回数を増加させることにより対処可能
である。
【0041】図4−6は、前記第1及び第2のロール2
2、23を、その高さ方向位置を調整可能とするための
機構を示している。図4及び図5を参照すると、当該機
構は、装置本体20(図4)に固定されている固定板5
0と、第1及び第2のロール22、23の中心軸22−
S、23−Sが固定された可動板52とを有しており、
該可動板52は、前記固定板50に対して接続されてい
る。
【0042】固定板50と可動板52との接続箇所にお
いて、図6をも参照して説明すると、前記固定板50に
は高さ方向(図4−6において矢印Vで示す)に長い長
孔状の貫通孔が穿孔されており、可動板50には小径の
円形貫通孔58、60(図6)が穿孔されている。そし
て、長孔状の貫通孔54、56と、円形貫通孔58、6
0とを通過して締結手段(図4−6ではボルト)62、
64(より詳細にはボルト62、64の軸部)が、固定
板50と可動板52とを貫通している。そして、該ボル
ト62、64に、締結手段を構成するナット66、68
(図5参照)が螺合する事により、可動板52が固定板
50に対して位置調整された状態で固定されのである。
【0043】この様な構成にすれば、ボルト62、64
とナット66、68との螺合状態を緩める事により締結
手段を緩め、ボルト62、64と長孔状の貫通孔54、
56との高さ方向Vにおける相対位置を調節し、調節さ
れた位置においてボルト62、64とナット66、68
とを強固に締結すれば、固定板50と可動板52との相
対位置が調節され、前記第1及び第2のロール22、2
3の高さ方向Vにおける位置が調節されるのである。
【0044】なお、図示の実施形態はあくまでも例示で
あり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨のものではな
い事を付記する。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
以下の優れた効果を奏する。 (1) 連続運転を行いながら、アルミフィルムがスプ
ライス部から成る容器のシールだけを完全に除去するこ
とが出来る。 (2) 製品ロスが大幅に減少する。 (3) スプライス部の自動除去がなされるため、排出
された不良品を除去する工数を無くすることも可能であ
る。 (4) 製品の信頼性が向上し、各種コストが低減され
る。
【0046】(5) スプライス検出と不良品検出によ
る二重の検知がなされるので、不良品が出荷されること
が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す充填機の側面図。
【図2】図1の要部であるアルミフィルム送り部を示す
拡大側面図。
【図3】図1の制御のフローチャート図。
【図4】第1及び第2のロールの高さ方向位置を調節す
る機構を示す正面図。
【図5】図4で示す機構の側面図。
【図6】図4、5で示す機構の部分拡大斜視図。
【図7】従来技術の例を示す充填機の側面図。
【図8】従来技術のアルミフィルム送り部を示す図。
【符号の説明】
1・・・ホルダープレート 2・・・容器供給部 3・・・異物除去装置 4・・・フィラータンク 6・・・リワインダ 7、17・・・アルミフィルム送り部 8・・・シール部 9・・・ワインドリール 10・・・IJP装置 12・・・スカート折り込み部 21・・・方向転換用ロール 22・・・第1のロール 23・・・第2のロール 26・・・ダンサロール 30・・・ストッパ 31・・・スプライス検出光電管 32・・・ダンサロール位置検出スイッチ 40・・・制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア上のホルダープレートに容器を
    供給し、ホルダープレートが間欠移動して前記容器に内
    容物を充填し、ロール状のアルミフィルムを切り抜いて
    形成したキャップを用いて当該容器のシールを行なう間
    欠運転方式の充填機で用いられ、アルミフィルムの接続
    部が前記シールとして用いられてしまう事を防止するス
    プライス除去装置において、アルミフィルム送り部に
    は、アルミフィルムの供給を停止するフィルムストッパ
    と、スプライス部を検出するスプライス検出手段とが設
    けられ、該スプライス検出手段の下流側に、その位置が
    調整自在となる様に構成された第1及び第2のロール
    と、該第1及び第2のロールの中間で昇降自在なダンサ
    ロールと、該ダンサロールの上限位置を検出するための
    上限検出センサ、とを設けたことを特徴とするスプライ
    ス除去装置。
  2. 【請求項2】 前記容器が供給される箇所と前記キャッ
    プがシールされるシール部との間のピッチ数と、ダンサ
    ロールの上限位置におけるスプライス検出手段からシー
    ル部までのアルミフィルムのピッチ数とが等しくなる様
    に、前記第1及び第2のロールの位置が調節された請求
    項1に記載のスプライス除去装置。
  3. 【請求項3】 前記容器が供給される箇所には、容器を
    供給し、且つ、前記上限検出センサがダンサロールの上
    限位置を検出した際にホルダープレートの所定ピッチ分
    だけ容器の供給を停止する容器供給機構が設けられてい
    る請求項1、2のいずれかのスプライス除去装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のロールとダンサロー
    ルの下流側に、ダンサロールの上限位置におけるスプラ
    イス検出手段からシール部までのアルミフィルムのピッ
    チ数を調節するためのロールが設けられている請求項1
    −3のいずれかのスプライス除去装置。
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