JPH11114314A - 凝集剤及びこれを用いた凝集方法 - Google Patents
凝集剤及びこれを用いた凝集方法Info
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- JPH11114314A JPH11114314A JP27769997A JP27769997A JPH11114314A JP H11114314 A JPH11114314 A JP H11114314A JP 27769997 A JP27769997 A JP 27769997A JP 27769997 A JP27769997 A JP 27769997A JP H11114314 A JPH11114314 A JP H11114314A
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- Y02W10/30—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
- Y02W10/37—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 凝集特性に優れ、人体や環境に安全な凝集剤
及びこれを用いた凝集方法を提供する。 【解決手段】 トマトの果実、又はこの乾燥物、又はこ
の抽出物の少なくともいずれかを含有することを特徴と
する凝集剤。
及びこれを用いた凝集方法を提供する。 【解決手段】 トマトの果実、又はこの乾燥物、又はこ
の抽出物の少なくともいずれかを含有することを特徴と
する凝集剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水処理分野、下
水道分野、発酵工業、製紙工業、土建等の各種分野に使
用される凝集剤、及びこれを用いた凝集方法に関するも
のである。
水道分野、発酵工業、製紙工業、土建等の各種分野に使
用される凝集剤、及びこれを用いた凝集方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の大量生産と大量消費に伴って水中
に排出される工場排水等の懸濁粒子群は、増大の一途に
あるが、これら水中に懸濁分散している微粒子を凝集分
離し、水を清澄化する作用をもつ凝集剤には、これまで
ポリアクリルアミドやその共重合体等の合成高分子凝集
剤が一般に用いられている。しかし、これら合成高分子
凝集剤は、以下のような問題点を有していた。
に排出される工場排水等の懸濁粒子群は、増大の一途に
あるが、これら水中に懸濁分散している微粒子を凝集分
離し、水を清澄化する作用をもつ凝集剤には、これまで
ポリアクリルアミドやその共重合体等の合成高分子凝集
剤が一般に用いられている。しかし、これら合成高分子
凝集剤は、以下のような問題点を有していた。
【0003】・土壌に放出されても分解されず、蓄積さ
れる。
れる。
【0004】・単量体(アクリルアミド等)自体が毒性
を有する。
を有する。
【0005】・石油等の化石資源から合成されたもので
あり、人類によって再生できないものを原料としてい
る。
あり、人類によって再生できないものを原料としてい
る。
【0006】このような環境破壊、安全性、化石資源の
枯渇等の点から、生分解を受けやすく、安全な凝集剤の
開発が求められている。
枯渇等の点から、生分解を受けやすく、安全な凝集剤の
開発が求められている。
【0007】最近では、これら生分解性が得られる凝集
剤の開発が進んでいるが、人体に対する安全性について
は十分な検討がされておらず、特に食品や人の口に入る
ような製品、例えば、上水処理や処理凝集物の堆肥化や
飼料化等への利用については未だ利用されていないのが
実情である。
剤の開発が進んでいるが、人体に対する安全性について
は十分な検討がされておらず、特に食品や人の口に入る
ような製品、例えば、上水処理や処理凝集物の堆肥化や
飼料化等への利用については未だ利用されていないのが
実情である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、天然系高分子
凝集剤として、グアーガム(豆科のグワーの種から抽
出)、アルギン酸ソーダ(こんぶ、かじめ、あらめ等の
褐藻類から抽出)、でんぷん、ゼラチン、キトサン(蟹
の甲羅から抽出)等が検討されているが、これらは飼育
・栽培が困難であったり、用途が限定されたり、凝集効
果が低かったりで、広く実用化されるには至っていな
い。
凝集剤として、グアーガム(豆科のグワーの種から抽
出)、アルギン酸ソーダ(こんぶ、かじめ、あらめ等の
褐藻類から抽出)、でんぷん、ゼラチン、キトサン(蟹
の甲羅から抽出)等が検討されているが、これらは飼育
・栽培が困難であったり、用途が限定されたり、凝集効
果が低かったりで、広く実用化されるには至っていな
い。
【0009】本発明は、上述のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、環境や人体に対して安全性が高く、か
つ優れた凝集活性を有し広い用途に利用が可能な凝集剤
及び凝集方法を提供することを目的とする。
れたものであり、環境や人体に対して安全性が高く、か
つ優れた凝集活性を有し広い用途に利用が可能な凝集剤
及び凝集方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る凝集剤は、トマトの果実、又はこの乾
燥物、又はこの抽出物の少なくともいずれかを含有する
ことを特徴とする。特に、トマトの果実の中でも、種子
周辺のゼリー状部分、又はこの乾燥物、又はこの抽出物
の少なくともいずれかを含有することが好ましい。
め、本発明に係る凝集剤は、トマトの果実、又はこの乾
燥物、又はこの抽出物の少なくともいずれかを含有する
ことを特徴とする。特に、トマトの果実の中でも、種子
周辺のゼリー状部分、又はこの乾燥物、又はこの抽出物
の少なくともいずれかを含有することが好ましい。
【0011】また、本発明に係る凝集方法は、トマトの
果実、又はこの乾燥物、又はこの抽出物の少なくともい
ずれかを含有する凝集剤を懸濁液に添加し、微粒子を凝
集分離することを特徴とする。特に、トマトの果実の中
でも、種子周辺のゼリー状部分、又はこの乾燥物、又は
この抽出物の少なくといずれかを含有する凝集剤が好ま
しい。
果実、又はこの乾燥物、又はこの抽出物の少なくともい
ずれかを含有する凝集剤を懸濁液に添加し、微粒子を凝
集分離することを特徴とする。特に、トマトの果実の中
でも、種子周辺のゼリー状部分、又はこの乾燥物、又は
この抽出物の少なくといずれかを含有する凝集剤が好ま
しい。
【0012】トマトの果実、特にトマトの種子周辺のゼ
リー状部分、又はこの乾燥物、またはこの抽出物からな
る凝集剤は、これまでの凝集剤に比べて、凝集特性に優
れている。さらに、この凝集剤は、天然物であるため人
体や環境に対しても安全で、従来より埋立処理されてい
たケーキが、堆肥や飼料として利用できることになり、
省資源、有害物質の低減、廃棄物の有効利用の点から、
地球環境保全に大きく貢献することができる。
リー状部分、又はこの乾燥物、またはこの抽出物からな
る凝集剤は、これまでの凝集剤に比べて、凝集特性に優
れている。さらに、この凝集剤は、天然物であるため人
体や環境に対しても安全で、従来より埋立処理されてい
たケーキが、堆肥や飼料として利用できることになり、
省資源、有害物質の低減、廃棄物の有効利用の点から、
地球環境保全に大きく貢献することができる。
【0013】さらに、この凝集剤は、酸及び/又はアル
カリ処理することにより、さらには、凝集助剤、無機凝
集剤、高分子凝集剤と混合或いは併用することにより、
より高い凝集効果を得ることができる。
カリ処理することにより、さらには、凝集助剤、無機凝
集剤、高分子凝集剤と混合或いは併用することにより、
より高い凝集効果を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0015】本発明に係る凝集剤は、トマトの果実、又
はこの乾燥物、又はこの抽出物の少なくともいずれかを
含有することを特徴とするものである。
はこの乾燥物、又はこの抽出物の少なくともいずれかを
含有することを特徴とするものである。
【0016】トマトは、ナス科の植物で温帯では一年生
であり、緑黄色野菜として古くから食用に利用されてい
る。本発明は、このトマトの種子周辺のゼリー状部分を
凝集剤として利用するものである。
であり、緑黄色野菜として古くから食用に利用されてい
る。本発明は、このトマトの種子周辺のゼリー状部分を
凝集剤として利用するものである。
【0017】具体的には、トマトの果実、若しくはその
種子周辺のゼリー状部分をそのまま、又はこれらを乾燥
状態でミキサー等により粉砕した粉体を凝集剤とすると
よい。凝集剤の乾燥には、天日、日陰での風乾、真空乾
燥、熱風乾燥、凍結乾燥等の何れの方法を使用してもよ
い。
種子周辺のゼリー状部分をそのまま、又はこれらを乾燥
状態でミキサー等により粉砕した粉体を凝集剤とすると
よい。凝集剤の乾燥には、天日、日陰での風乾、真空乾
燥、熱風乾燥、凍結乾燥等の何れの方法を使用してもよ
い。
【0018】さらには、このゼリー状部分やその乾燥物
を、水、温水、親水性有機溶剤(アルコール類、エーテ
ル類、N,N−ジメチルフォルムアミド、ジメチルスル
フォキシド等)、又はこれらの混液により抽出した抽出
液を凝集剤とするとよい。さらに、抽出液を分画したも
の、或いは抽出液を乾燥したものであってもよい。な
お、抽出液としては、水もしくは温水が好ましい。
を、水、温水、親水性有機溶剤(アルコール類、エーテ
ル類、N,N−ジメチルフォルムアミド、ジメチルスル
フォキシド等)、又はこれらの混液により抽出した抽出
液を凝集剤とするとよい。さらに、抽出液を分画したも
の、或いは抽出液を乾燥したものであってもよい。な
お、抽出液としては、水もしくは温水が好ましい。
【0019】また、上記抽出液を貧溶媒となる有機溶剤
で再沈させたものや、これを乾燥させたものを凝集剤と
してもよい。
で再沈させたものや、これを乾燥させたものを凝集剤と
してもよい。
【0020】これら抽出液は、必要に応じて、液中の固
形物をフィルター等で濾過するとよい。
形物をフィルター等で濾過するとよい。
【0021】また、これら凝集剤は、アルカリ水溶液や
酸水溶液で処理又は抽出して、これを凝集剤としてもよ
い。アルカリとしては、例えば、アンモニア水、各種ア
ミン化合物、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
ナトリウム等が挙げられる。酸としては、乳酸、酪酸、
酢酸、ギ酸等の有機酸や、硫酸、塩酸、硝酸等の無機酸
が挙げられる。なお、トマトのゼリー状部分には、酸性
基が多く含有されているため、反応の容易さから、アル
カリで処理することがより好ましい。
酸水溶液で処理又は抽出して、これを凝集剤としてもよ
い。アルカリとしては、例えば、アンモニア水、各種ア
ミン化合物、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
ナトリウム等が挙げられる。酸としては、乳酸、酪酸、
酢酸、ギ酸等の有機酸や、硫酸、塩酸、硝酸等の無機酸
が挙げられる。なお、トマトのゼリー状部分には、酸性
基が多く含有されているため、反応の容易さから、アル
カリで処理することがより好ましい。
【0022】本発明においては、トマトの果実、特に種
子周辺のゼリー状部分をそのまま凝集剤として用いるこ
とができるが、上述したように、粉体や抽出液として利
用する方が、処理液(懸濁液)中での拡散をより容易に
する上で効果的である。また、トマトの種子周辺のゼリ
ー状部分をそのまま乾燥したものよりは、水、温水、水
溶性有機溶剤等で抽出した後に乾燥させたものの方が、
同一固形物重量当たりの凝集活性は有利となる。
子周辺のゼリー状部分をそのまま凝集剤として用いるこ
とができるが、上述したように、粉体や抽出液として利
用する方が、処理液(懸濁液)中での拡散をより容易に
する上で効果的である。また、トマトの種子周辺のゼリ
ー状部分をそのまま乾燥したものよりは、水、温水、水
溶性有機溶剤等で抽出した後に乾燥させたものの方が、
同一固形物重量当たりの凝集活性は有利となる。
【0023】但し、トマトの種子周辺のゼリー状部分の
粘性成分は、粉砕や加熱しすぎると、その主・側鎖の切
断による分子量低下や分子内架橋反応による水不溶化が
生じ、凝集活性が低下してしまう。
粘性成分は、粉砕や加熱しすぎると、その主・側鎖の切
断による分子量低下や分子内架橋反応による水不溶化が
生じ、凝集活性が低下してしまう。
【0024】一方、本発明に係る凝集方法は、トマトの
果実、又はこの乾燥物、又はこの抽出液の少なくともい
ずれかを含有してなる凝集剤を、上水・下水、各種の工
業排水等の懸濁液に添加し、懸濁液中の微粒子を凝集分
離することを特徴とするものである。特に、トマトの果
実に含まれる種子周辺のゼリー状部分、又はこの乾燥
物、又はこの抽出液の少なくともいずれかを含有してな
る凝集剤を用いることが好ましい。
果実、又はこの乾燥物、又はこの抽出液の少なくともい
ずれかを含有してなる凝集剤を、上水・下水、各種の工
業排水等の懸濁液に添加し、懸濁液中の微粒子を凝集分
離することを特徴とするものである。特に、トマトの果
実に含まれる種子周辺のゼリー状部分、又はこの乾燥
物、又はこの抽出液の少なくともいずれかを含有してな
る凝集剤を用いることが好ましい。
【0025】上述したように、凝集剤として、トマトの
果実、若しくはその種子周辺のゼリー状部分をそのまま
用いることができるが、これら凝集剤は、乾燥させたり
各種溶液により抽出することで粉体や抽出液として利用
する方が好ましい。また、これら凝集剤は、アルカリ及
び/又は酸により処理してもよい。
果実、若しくはその種子周辺のゼリー状部分をそのまま
用いることができるが、これら凝集剤は、乾燥させたり
各種溶液により抽出することで粉体や抽出液として利用
する方が好ましい。また、これら凝集剤は、アルカリ及
び/又は酸により処理してもよい。
【0026】また、これら凝集剤は、1種単独で用いる
必要はなく、複数種組み合わせて使用するとよい。例え
ば、以下に示す凝集助剤、無機凝集剤、有機凝結剤、ノ
ニオン型高分子凝集剤、アニオン型高分子凝集剤、カチ
オン型高分子凝集剤、両性型高分子凝集剤と混合又は併
用(別々に添加)するとよい。これら他の薬剤と混合又
は併用することにより、各種凝集特性が改善される。
必要はなく、複数種組み合わせて使用するとよい。例え
ば、以下に示す凝集助剤、無機凝集剤、有機凝結剤、ノ
ニオン型高分子凝集剤、アニオン型高分子凝集剤、カチ
オン型高分子凝集剤、両性型高分子凝集剤と混合又は併
用(別々に添加)するとよい。これら他の薬剤と混合又
は併用することにより、各種凝集特性が改善される。
【0027】(1)凝集助剤 消石灰、ケイ酸ソーダ、ベントナイト、フライアッシュ (2)無機凝集剤 硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、アルミン酸
ナトリウム、硫酸第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、塩
化コッパラス、変性塩基性硫酸アルミニウム(LAC
S)、活性シリカ (3)有機凝結剤 ジメチルジアリルアンモニウムクロライド、アルキル・
エピクロルヒドリン縮合物、ポリエチレンイミン、アル
キレンジクロライドとポリアルキレンポリアミンの縮合
物、ジシアンジアミド・ホルマリン縮合物、アニリン−
ホルムアルデヒド重複合物塩酸塩、ポリヘキサメチレン
チオ尿素酢酸塩、ポリビニルベンジルトリメチルアンモ
ニウムクロライド (4)ノニオン型高分子凝集剤 ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、でんぷ
ん、グアーガム、ゼラチン、ポリオキシエチレン、ポリ
オキシプロピレン (5)アニオン型高分子凝集剤 ・(メタ)アクリル酸系ポリマーとして、ポリアクリル
アミドやポリメタクリルアミドの部分加水分解物、アク
リル酸又はメタクリル酸とアクリルアミド又はメタクリ
アミドとの共重合体及びその塩類、アクリル酸又はメタ
クリル酸とアクリルアミド又はメタクリルアミドと2−
アクリルアミド−メチルプロパンスルホン酸、ビニルス
ルホン酸又はビニルメチルスルホン酸との3元共重合体
及びその塩類、ポリアクリルアミドやポリメタクリルア
ミドのスルホメチル化物及びその塩類、アルギン酸ソー
ダ、グアーガムソーダ塩、カルボキシメチルセルロース
ソーダ塩、でんぷんソーダ塩 ・その他のポリマーとして、下記のポリマーのスルホン
化物及びその塩類が挙げられる。ポリスチレン、ポリフ
ェニレンエーテル、ポリカーボネート、ポリフェニレン
スルフィド、ポリエチレンテレフタレート、好ましくは
ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネートである。
ナトリウム、硫酸第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、塩
化コッパラス、変性塩基性硫酸アルミニウム(LAC
S)、活性シリカ (3)有機凝結剤 ジメチルジアリルアンモニウムクロライド、アルキル・
エピクロルヒドリン縮合物、ポリエチレンイミン、アル
キレンジクロライドとポリアルキレンポリアミンの縮合
物、ジシアンジアミド・ホルマリン縮合物、アニリン−
ホルムアルデヒド重複合物塩酸塩、ポリヘキサメチレン
チオ尿素酢酸塩、ポリビニルベンジルトリメチルアンモ
ニウムクロライド (4)ノニオン型高分子凝集剤 ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、でんぷ
ん、グアーガム、ゼラチン、ポリオキシエチレン、ポリ
オキシプロピレン (5)アニオン型高分子凝集剤 ・(メタ)アクリル酸系ポリマーとして、ポリアクリル
アミドやポリメタクリルアミドの部分加水分解物、アク
リル酸又はメタクリル酸とアクリルアミド又はメタクリ
アミドとの共重合体及びその塩類、アクリル酸又はメタ
クリル酸とアクリルアミド又はメタクリルアミドと2−
アクリルアミド−メチルプロパンスルホン酸、ビニルス
ルホン酸又はビニルメチルスルホン酸との3元共重合体
及びその塩類、ポリアクリルアミドやポリメタクリルア
ミドのスルホメチル化物及びその塩類、アルギン酸ソー
ダ、グアーガムソーダ塩、カルボキシメチルセルロース
ソーダ塩、でんぷんソーダ塩 ・その他のポリマーとして、下記のポリマーのスルホン
化物及びその塩類が挙げられる。ポリスチレン、ポリフ
ェニレンエーテル、ポリカーボネート、ポリフェニレン
スルフィド、ポリエチレンテレフタレート、好ましくは
ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネートである。
【0028】(6)カチオン型高分子凝集剤 ・ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの四
級化物(四級化剤としては、塩化メチル、塩化ベンジル
等)及びその酸塩(酸塩としては、塩酸塩、硫酸塩等の
無機酸塩及び酢酸塩等の有機酸塩等)、又はこれらと
(メタ)アクリルアミドとの重合体若しくは共重合体;
例えば、ジメチルアミノエチルアクリレートのメチルク
ロライド四級化物又はこれとアクリルアミドとの重合体
若しくは共重合体 ・ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドの
四級化物若しくは酸塩、又はこれらと(メタ)アクリル
アミドとの重合体若しくは共重合体;例えば、ジメチル
アミノプロピルアクリルアミドのメチルクロライド四級
化物とアクリルアミドとの共重合体 ・ポリアクリルアミドのカチオン化変性物;例えばポリ
アクリルアミドのマンニッヒ変性物及びホフマン分解物 ・エピハロヒドリン−アミン縮合物;例えばエピハロヒ
ドリンと炭素数2〜8のアルキレンジアミンとの重縮合
物 ・ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライド ・ポリビニルイミダゾリン及びその塩類 ・ポリビニルアミジン及びその塩類 ・キトサン及びその塩類 ・ポリビニルピリジン及びその塩類 ・ポリチオ尿素 ・水溶性アニリン樹脂 ・クロロメチル化ポリスチレンアンモニウム塩又はアミ
ン4級塩 ・ポリビニルイミダゾール及びその塩類 (7)両性型高分子凝集剤 ・アクリルアミド−アクリル酸(又はその塩)−ジアル
キルアミノアルキル(メタ)アクリレート(又はその塩
及び四級化物) ・ポリグルタミン酸及びその塩類 また、これ以外に、キレート樹脂、キレート剤、活性
炭、オゾン水、イオン交換樹脂及びイオン交換膜、吸水
性樹脂、過酸化水素水、塩素及び液体塩素、次亜塩素酸
ソーダ、二酸化塩素、さらし粉、塩素化イソシアヌル、
けいそう土、酸化チタン等の光触媒、生物処理剤等の副
処理剤等と混合又は併用してもよい。
級化物(四級化剤としては、塩化メチル、塩化ベンジル
等)及びその酸塩(酸塩としては、塩酸塩、硫酸塩等の
無機酸塩及び酢酸塩等の有機酸塩等)、又はこれらと
(メタ)アクリルアミドとの重合体若しくは共重合体;
例えば、ジメチルアミノエチルアクリレートのメチルク
ロライド四級化物又はこれとアクリルアミドとの重合体
若しくは共重合体 ・ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドの
四級化物若しくは酸塩、又はこれらと(メタ)アクリル
アミドとの重合体若しくは共重合体;例えば、ジメチル
アミノプロピルアクリルアミドのメチルクロライド四級
化物とアクリルアミドとの共重合体 ・ポリアクリルアミドのカチオン化変性物;例えばポリ
アクリルアミドのマンニッヒ変性物及びホフマン分解物 ・エピハロヒドリン−アミン縮合物;例えばエピハロヒ
ドリンと炭素数2〜8のアルキレンジアミンとの重縮合
物 ・ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライド ・ポリビニルイミダゾリン及びその塩類 ・ポリビニルアミジン及びその塩類 ・キトサン及びその塩類 ・ポリビニルピリジン及びその塩類 ・ポリチオ尿素 ・水溶性アニリン樹脂 ・クロロメチル化ポリスチレンアンモニウム塩又はアミ
ン4級塩 ・ポリビニルイミダゾール及びその塩類 (7)両性型高分子凝集剤 ・アクリルアミド−アクリル酸(又はその塩)−ジアル
キルアミノアルキル(メタ)アクリレート(又はその塩
及び四級化物) ・ポリグルタミン酸及びその塩類 また、これ以外に、キレート樹脂、キレート剤、活性
炭、オゾン水、イオン交換樹脂及びイオン交換膜、吸水
性樹脂、過酸化水素水、塩素及び液体塩素、次亜塩素酸
ソーダ、二酸化塩素、さらし粉、塩素化イソシアヌル、
けいそう土、酸化チタン等の光触媒、生物処理剤等の副
処理剤等と混合又は併用してもよい。
【0029】なお、凝集処理液や凝集物をそれぞれ上水
処理や堆肥、飼料として利用する場合には、合成高分子
凝集剤と混合又は併用すると、環境や人体に影響を及ぼ
す可能性があるため、本発明の凝集剤単独、或いは他の
無機系及び天然産生薬剤と併用することが好ましい。
処理や堆肥、飼料として利用する場合には、合成高分子
凝集剤と混合又は併用すると、環境や人体に影響を及ぼ
す可能性があるため、本発明の凝集剤単独、或いは他の
無機系及び天然産生薬剤と併用することが好ましい。
【0030】処理水等の懸濁液に対する凝集剤の添加量
は、対象となる懸濁液の種類や他の薬剤との組み合わせ
によって大きくことなるが、概ね0.01〜2000m
g/リットル、より好ましくは0.1〜500mg/リ
ットルである。凝集剤の添加量が少なすぎると、凝集効
果が得られず、添加量が多すぎるとかえって凝集効果が
低下する虞があるため好ましくない。
は、対象となる懸濁液の種類や他の薬剤との組み合わせ
によって大きくことなるが、概ね0.01〜2000m
g/リットル、より好ましくは0.1〜500mg/リ
ットルである。凝集剤の添加量が少なすぎると、凝集効
果が得られず、添加量が多すぎるとかえって凝集効果が
低下する虞があるため好ましくない。
【0031】このように、トマトの種子周辺のゼリー状
部分、又はこの乾燥物、又はこの抽出液の少なくともい
ずれかを含有してなる凝集剤は、従来の凝集剤に比べ
て、各凝集特性(例えば、沈降速度、濾液濁度、濾布剥
離性、ケーキ含水率)に優れている。さらに、これら凝
集剤は、天然物であるため、人体や環境に対して安全で
あり、合成高分子凝集剤のように化石資源を消費するこ
とがなく再生可能な資源より得ることができる。これに
より、従来より焼却或いは埋立処分とされていた脱水後
のケーキが、堆肥や飼料として利用できることになり、
省資源、有害物質の低減、廃棄物の有効利用の点から地
球環境保全に貢献することができる。
部分、又はこの乾燥物、又はこの抽出液の少なくともい
ずれかを含有してなる凝集剤は、従来の凝集剤に比べ
て、各凝集特性(例えば、沈降速度、濾液濁度、濾布剥
離性、ケーキ含水率)に優れている。さらに、これら凝
集剤は、天然物であるため、人体や環境に対して安全で
あり、合成高分子凝集剤のように化石資源を消費するこ
とがなく再生可能な資源より得ることができる。これに
より、従来より焼却或いは埋立処分とされていた脱水後
のケーキが、堆肥や飼料として利用できることになり、
省資源、有害物質の低減、廃棄物の有効利用の点から地
球環境保全に貢献することができる。
【0032】さらに、これら凝集剤は、植物中の繊維成
分を多く含んでいるため、そのケーキは濾布との剥離性
に優れている。
分を多く含んでいるため、そのケーキは濾布との剥離性
に優れている。
【0033】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
する。
【0034】実施例1 トマトの果実をまるごとミキサーにかけ、ペースト状に
することにより得られた粘性液体を凝集剤1とする。
することにより得られた粘性液体を凝集剤1とする。
【0035】実施例2 トマトの種子周辺のゼリー状部分をスプーンにて取り出
し、これを金網にて濾過することにより種子部分を取り
除くことより得られた粘性液体を凝集剤2とする。
し、これを金網にて濾過することにより種子部分を取り
除くことより得られた粘性液体を凝集剤2とする。
【0036】実施例3 トマトの種子周辺のゼリー状部分をスプーンにて取り出
し、これに水酸化ナトリウム水溶液を加えて攪拌溶解す
ることにより得られた粘性水溶液を凝集剤3とする。
し、これに水酸化ナトリウム水溶液を加えて攪拌溶解す
ることにより得られた粘性水溶液を凝集剤3とする。
【0037】実施例4 トマトの種子周辺のゼリー状部分をスプーンにて取り出
し、これを減圧乾燥器にかけて乾燥させることより得ら
れた粉末を凝集剤4とする。
し、これを減圧乾燥器にかけて乾燥させることより得ら
れた粉末を凝集剤4とする。
【0038】実施例5 凝集剤3に、多量のエタノールを加えて生じた沈澱物を
ろ別・乾燥させることにより得られた粉末を凝集剤5と
する。
ろ別・乾燥させることにより得られた粉末を凝集剤5と
する。
【0039】比較例1 ポリアクリルアミド部分加水分解物(中アニオン型高分
子凝集剤)を凝集剤aとする。
子凝集剤)を凝集剤aとする。
【0040】比較例2 市販のポリアクリル酸ソーダを凝集剤bとする。
【0041】比較例3 ジメチルアミノエチルアクリレートのメチルクロライド
四級化物とアクリルアミドとの共重合体(強カチオン型
高分子凝集剤)を凝集剤cとする。
四級化物とアクリルアミドとの共重合体(強カチオン型
高分子凝集剤)を凝集剤cとする。
【0042】比較例4 キトサンを凝集剤dとする。
【0043】特性評価1 まず始めに、凝集評価用懸濁液として、2重量%のカオ
リン水溶液を用意した。そして、共栓付きの200ml
メスシリンダーに100mlの懸濁液を入れ、メスピペ
ットにより、実施例及び比較例の凝集剤を懸濁液にポリ
マー分又は固形分として1ppmなる濃度で添加した。
直ちに同メスシリンダーを上下10回転攪拌を行い、そ
の後、静置して懸濁粒子の沈降速度及び濁度(静置2分
後)を測定した。
リン水溶液を用意した。そして、共栓付きの200ml
メスシリンダーに100mlの懸濁液を入れ、メスピペ
ットにより、実施例及び比較例の凝集剤を懸濁液にポリ
マー分又は固形分として1ppmなる濃度で添加した。
直ちに同メスシリンダーを上下10回転攪拌を行い、そ
の後、静置して懸濁粒子の沈降速度及び濁度(静置2分
後)を測定した。
【0044】この測定結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1の結果から、トマトの果実、又はその
種子周辺のゼリー状部分からの抽出物を含有する凝集剤
1,2,3,4,5を用いた場合には、従来より用いら
れている比較例の凝集剤aに比べて、沈降速度、濁度の
面において優れた凝集特性を示すことがわかる。また、
特にトマトの種子周辺のゼリー状部分を用いることによ
り、大きな凝集効果が得られることがわかる。
種子周辺のゼリー状部分からの抽出物を含有する凝集剤
1,2,3,4,5を用いた場合には、従来より用いら
れている比較例の凝集剤aに比べて、沈降速度、濁度の
面において優れた凝集特性を示すことがわかる。また、
特にトマトの種子周辺のゼリー状部分を用いることによ
り、大きな凝集効果が得られることがわかる。
【0047】特性評価2 まず始めに、凝集評価用懸濁液として、2重量%のカオ
リン水溶液に硫酸アルミニウムを0.2重量%添加した
ものを用意した。そして、共栓付きの200mlメスシ
リンダーに100mlの懸濁液を入れ、メスピペットに
より、実施例及び比較例の凝集剤を懸濁液にポリマー分
又は固形分として1ppmなる濃度で添加した。直ちに
同メスシリンダーを上下10回転攪拌を行い、その後、
静置して懸濁粒子の沈降速度及び濁度(静置3分後)を
測定した。
リン水溶液に硫酸アルミニウムを0.2重量%添加した
ものを用意した。そして、共栓付きの200mlメスシ
リンダーに100mlの懸濁液を入れ、メスピペットに
より、実施例及び比較例の凝集剤を懸濁液にポリマー分
又は固形分として1ppmなる濃度で添加した。直ちに
同メスシリンダーを上下10回転攪拌を行い、その後、
静置して懸濁粒子の沈降速度及び濁度(静置3分後)を
測定した。
【0048】この測定結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】表2の結果から、トマトの種子周辺のゼリ
ー状部分からの抽出物を含有する凝集剤2,3,4,5
と硫酸アルミニウムとを併用した場合には、比較例の凝
集剤aと硫酸アルミニウムとを併用した場合に比べて、
沈降速度、濁度の面において優れた凝集特性を示すこと
がわかる。
ー状部分からの抽出物を含有する凝集剤2,3,4,5
と硫酸アルミニウムとを併用した場合には、比較例の凝
集剤aと硫酸アルミニウムとを併用した場合に比べて、
沈降速度、濁度の面において優れた凝集特性を示すこと
がわかる。
【0051】特性評価3 まず始めに、凝集評価用懸濁液として、電子部品工場の
廃水(原水は酸性を示し、消石灰で中和処理したもの)
(水素イオン濃度指数(pH):8.8,懸濁物質濃度
(SS):1.1重量%)にポリ塩化アルミニウムを4
00ppm添加したものを用意した。そして、共栓付き
の200mlメスシリンダーに100mlの懸濁液を入
れ、メスピペットにより、実施例及び比較例の凝集剤を
懸濁液にポリマー分又は固形分として表3に示す濃度で
添加した。直ちに同メスシリンダーを上下10回転攪拌
を行い、その後、静置して懸濁粒子の沈降速度及び濁度
(静置3分後)、ケーキ含水率、ケーキと濾布との剥離
性を測定した。
廃水(原水は酸性を示し、消石灰で中和処理したもの)
(水素イオン濃度指数(pH):8.8,懸濁物質濃度
(SS):1.1重量%)にポリ塩化アルミニウムを4
00ppm添加したものを用意した。そして、共栓付き
の200mlメスシリンダーに100mlの懸濁液を入
れ、メスピペットにより、実施例及び比較例の凝集剤を
懸濁液にポリマー分又は固形分として表3に示す濃度で
添加した。直ちに同メスシリンダーを上下10回転攪拌
を行い、その後、静置して懸濁粒子の沈降速度及び濁度
(静置3分後)、ケーキ含水率、ケーキと濾布との剥離
性を測定した。
【0052】この測定結果を表3に示す。なお、表中の
剥離性の評価は、極めて良好な状態を◎とし、良好な状
態を○とし、若干剥離が悪いものを△とする。
剥離性の評価は、極めて良好な状態を◎とし、良好な状
態を○とし、若干剥離が悪いものを△とする。
【0053】
【表3】
【0054】表3の結果から、トマトの種子周辺のゼリ
ー状部分からの抽出物を含有する凝集剤2は、いずれの
添加量においても、比較例の凝集剤aと比べて沈降速
度、濁度ケーキ含水率、ケーキ剥離性の面において優れ
た凝集特性を示すことがわかる。
ー状部分からの抽出物を含有する凝集剤2は、いずれの
添加量においても、比較例の凝集剤aと比べて沈降速
度、濁度ケーキ含水率、ケーキ剥離性の面において優れ
た凝集特性を示すことがわかる。
【0055】特性評価4 まず始めに、凝集評価用懸濁液として、下水処理場の混
合汚泥(pH:6.2,SS:1.7重量%)を用意し
た。そして、この混合汚泥をジャーテスターにて攪拌
し、これに凝集剤c又はdを懸濁物質(SS)当たり
0.5重量%添加し、さらに攪拌後、実施例又は比較例
の凝集剤を懸濁物質(SS)当たり0.12重量%添加
し攪拌を行った。そして、凝集後静置して汚泥の沈降速
度、脱水濾液の濁度、ケーキと濾布との剥離性、ケーキ
含水率を測定した。
合汚泥(pH:6.2,SS:1.7重量%)を用意し
た。そして、この混合汚泥をジャーテスターにて攪拌
し、これに凝集剤c又はdを懸濁物質(SS)当たり
0.5重量%添加し、さらに攪拌後、実施例又は比較例
の凝集剤を懸濁物質(SS)当たり0.12重量%添加
し攪拌を行った。そして、凝集後静置して汚泥の沈降速
度、脱水濾液の濁度、ケーキと濾布との剥離性、ケーキ
含水率を測定した。
【0056】この測定結果を表4に示す。なお、表中の
剥離性の評価は、極めて良好な状態を◎とし、良好な状
態を○とし、若干剥離が悪いものを△とする。
剥離性の評価は、極めて良好な状態を◎とし、良好な状
態を○とし、若干剥離が悪いものを△とする。
【0057】
【表4】
【0058】表4の結果から、トマトの種子周辺のゼリ
ー状部分からの抽出物を含有する凝集剤3と比較例の凝
集剤cとを併用した場合には、比較例の凝集剤同士b,
cを併用した場合に比べて、沈降速度、濁度、剥離性、
ケーキ含水率の面において優れた凝集特性を示すことが
わかる。また、トマトの種子周辺のゼリー状部分からの
抽出物を含有する凝集剤3を用いることにより、ケーキ
と濾布との剥離性を向上させる効果があることも確認さ
れた。さらに、凝集剤3と天然産生凝集剤であるキトサ
ン(凝集剤d)と併用して用いることにより、脱水ケー
キは、堆肥や飼料として用いることが可能となる。
ー状部分からの抽出物を含有する凝集剤3と比較例の凝
集剤cとを併用した場合には、比較例の凝集剤同士b,
cを併用した場合に比べて、沈降速度、濁度、剥離性、
ケーキ含水率の面において優れた凝集特性を示すことが
わかる。また、トマトの種子周辺のゼリー状部分からの
抽出物を含有する凝集剤3を用いることにより、ケーキ
と濾布との剥離性を向上させる効果があることも確認さ
れた。さらに、凝集剤3と天然産生凝集剤であるキトサ
ン(凝集剤d)と併用して用いることにより、脱水ケー
キは、堆肥や飼料として用いることが可能となる。
【0059】特性評価1〜特性評価4からわかるよう
に、本発明に係る凝集方法によれば、トマトの果実、ま
たはその種子周辺のゼリー状部分の抽出物からなる凝集
剤を用いることにより、比較例の凝集剤を用いる場合に
比べ、優れた凝集特性を得ることができ、工業排水処
理、上下水道処理等のいずれの凝集処理においても利用
できることがわかる。また、このトマトの種子周辺のゼ
リー状部分の抽出物からなる凝集剤は、従来から用いら
れている凝集剤と混合或いは併用することにより、さら
に凝集効果を向上させることができる。特に、他の天然
産生凝集剤と混合或いは併用することにより、脱水後の
ケーキも堆肥や飼料として利用できることになる。
に、本発明に係る凝集方法によれば、トマトの果実、ま
たはその種子周辺のゼリー状部分の抽出物からなる凝集
剤を用いることにより、比較例の凝集剤を用いる場合に
比べ、優れた凝集特性を得ることができ、工業排水処
理、上下水道処理等のいずれの凝集処理においても利用
できることがわかる。また、このトマトの種子周辺のゼ
リー状部分の抽出物からなる凝集剤は、従来から用いら
れている凝集剤と混合或いは併用することにより、さら
に凝集効果を向上させることができる。特に、他の天然
産生凝集剤と混合或いは併用することにより、脱水後の
ケーキも堆肥や飼料として利用できることになる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る凝集剤及び凝集方法によれば、優れた凝集特性
を得ることができる。さらに、天然産生凝集剤を用いて
なることから、人体や環境に対して安全で、合成高分子
凝集剤のように化石資源を消費することがなく、再生可
能な資源により再生することができる。これにより、従
来では焼却や埋立処分されていた脱水後のケーキが堆肥
や飼料として利用できることになり、省資源、有害物の
低減、廃棄物の有効利用の点から地球環境保全に大きく
貢献することができる。
明に係る凝集剤及び凝集方法によれば、優れた凝集特性
を得ることができる。さらに、天然産生凝集剤を用いて
なることから、人体や環境に対して安全で、合成高分子
凝集剤のように化石資源を消費することがなく、再生可
能な資源により再生することができる。これにより、従
来では焼却や埋立処分されていた脱水後のケーキが堆肥
や飼料として利用できることになり、省資源、有害物の
低減、廃棄物の有効利用の点から地球環境保全に大きく
貢献することができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 トマトの果実、又はこの乾燥物、又はこ
の抽出物の少なくともいずれかを含有することを特徴と
する凝集剤。 - 【請求項2】 トマトの種子周辺のゼリー状部分、又は
この乾燥物、又はこの抽出物の少なくともいずれかを含
有することを特徴とする請求項1記載の凝集剤。 - 【請求項3】 トマトの種子周辺のゼリー状部分、又は
この乾燥物、又はこの抽出物は、酸及び/又はアルカリ
処理されてなることを特徴とする請求項1記載の凝集
剤。 - 【請求項4】 トマトの果実、又はこの乾燥物、又はこ
の抽出物の少なくともいずれかを含有する凝集剤を懸濁
液に添加し、微粒子を凝集分離することを特徴とする凝
集方法。 - 【請求項5】 トマトの種子周辺のゼリー状部分、又は
この乾燥物、又はこの抽出物の少なくともいずれかを含
有する凝集剤を懸濁液に添加し、微粒子を凝集分離する
ことを特徴とする請求項4記載の凝集方法。 - 【請求項6】 上記凝集剤を酸及び/又はアルカリ処理
することを特徴とする請求項4記載の凝集方法。 - 【請求項7】 上記凝集剤を、凝集助剤、無機凝集剤、
高分子凝集剤の少なくとも1種以上と混合或いは併用す
ることを特徴とする請求項4記載の凝集方法。 - 【請求項8】 上記高分子凝集剤が、ノニオン型、アニ
オン型、カチオン型、両性型高分子凝集剤より選ばれる
ことを特徴とする請求項7記載の凝集方法。 - 【請求項9】 上記凝集剤を、天然産生凝集剤と混合或
いは併用することを特徴とする請求項4記載の凝集方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27769997A JPH11114314A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 凝集剤及びこれを用いた凝集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27769997A JPH11114314A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 凝集剤及びこれを用いた凝集方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11114314A true JPH11114314A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17587086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27769997A Withdrawn JPH11114314A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 凝集剤及びこれを用いた凝集方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11114314A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102583681A (zh) * | 2011-01-14 | 2012-07-18 | 索尼公司 | 植物来源的凝聚剂、凝聚剂混合物、凝聚方法以及制备植物来源的凝聚剂的方法 |
| WO2016158433A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | デクセリアルズ株式会社 | 水浄化剤、及び水浄化方法 |
| JP2016187783A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | デクセリアルズ株式会社 | 水浄化剤、及び水浄化方法 |
| US10850995B2 (en) | 2015-03-20 | 2020-12-01 | Dexerials Corporation | Filtration aid and filtration treatment method |
| CN115947433A (zh) * | 2023-02-23 | 2023-04-11 | 陕西延长石油(集团)有限责任公司 | 一种粉煤灰纳米磁珠絮凝剂及制备方法 |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP27769997A patent/JPH11114314A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102583681A (zh) * | 2011-01-14 | 2012-07-18 | 索尼公司 | 植物来源的凝聚剂、凝聚剂混合物、凝聚方法以及制备植物来源的凝聚剂的方法 |
| WO2012094967A1 (zh) * | 2011-01-14 | 2012-07-19 | 索尼公司 | 植物来源的凝聚剂、凝聚剂混合物、凝聚方法以及制备植物来源的凝聚剂的方法 |
| JP2014505588A (ja) * | 2011-01-14 | 2014-03-06 | ソニー株式会社 | 植物由来の凝集剤、凝集剤混合物、凝集方法、及び、植物由来の凝集剤の製造方法 |
| JP2016026871A (ja) * | 2011-01-14 | 2016-02-18 | ソニー株式会社 | 凝集方法 |
| US9611157B2 (en) | 2011-01-14 | 2017-04-04 | Sony Corporation | Plant-derived flocculant, flocculant mixture, method of flocculation, and method for preparing plant-derived flocculant |
| US10850995B2 (en) | 2015-03-20 | 2020-12-01 | Dexerials Corporation | Filtration aid and filtration treatment method |
| WO2016158433A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | デクセリアルズ株式会社 | 水浄化剤、及び水浄化方法 |
| JP2016187782A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | デクセリアルズ株式会社 | 水浄化剤、及び水浄化方法 |
| JP2016187783A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | デクセリアルズ株式会社 | 水浄化剤、及び水浄化方法 |
| US10954142B2 (en) | 2015-03-30 | 2021-03-23 | Dexerials Corporation | Water cleaning agent and water cleaning method |
| US11440821B2 (en) | 2015-03-30 | 2022-09-13 | Dexerials Corporation | Water-purifying agent and water purification method |
| CN115947433A (zh) * | 2023-02-23 | 2023-04-11 | 陕西延长石油(集团)有限责任公司 | 一种粉煤灰纳米磁珠絮凝剂及制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |