JPH11114345A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH11114345A
JPH11114345A JP9280109A JP28010997A JPH11114345A JP H11114345 A JPH11114345 A JP H11114345A JP 9280109 A JP9280109 A JP 9280109A JP 28010997 A JP28010997 A JP 28010997A JP H11114345 A JPH11114345 A JP H11114345A
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microcomputer
signal
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Hitoshi Taya
人志 田谷
Takeshi Fujiwara
健 藤原
Takao Takeyama
隆雄 竹山
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の動きに合わせて最適な風量で応答性良く
風量制御できる空気清浄機を提供する事を目的とする。 【解決手段】 人の動きを検知する焦電型の人検知セン
サ5とマイクロコンピュータ8を備え、マイクロコンピ
ュータ8は、人検知センサ5が出力した全てのパルス信
号のパルス幅をあらかじめ設定された基準値と比較する
ことにより、人の動きにあわせて風量変更できる空気清
浄機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の人の存在を
検知することにより風量制御され、室内の空気を浄化す
る空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、使用者により快適な環境を与える
ために、人検知センサーを備えた空気清浄機が使用され
ている。
【0003】従来この種の空気清浄機は、特開平1−1
63546号公報に記載されたものが知られている。
【0004】以下、その空気清浄機について図9〜図1
0を参照しながら説明する。図に示すように空気清浄機
本体101は、弱、強と2段階の風量を送風できる送風
装置102と、焦電型赤外線センサである人検知センサ
103と、前記人検知センサ103からの信号により送
風装置102の風量を制御するマイクロコンピュータ1
04と、自動運転と手動運転とを切り換えるための運転
切り換えスイッチ105を備えている。
【0005】上記構成において、まず運転切り換えスイ
ッチ105により自動運転が選択されるとマイクロコン
ピュータ104は人検知センサ103から出力される信
号を1分間読み込む。マイクロコンピュータ104は1
分間に入力されたパルス信号数が1〜4個なら弱運転、
5個以上なら強運転と判断して、送風装置102を駆動
することになる。
【0006】このように、人検知センサ103が検知し
たパルス信号の度数を基準値と比較することによって、
空気清浄機の送風量を変化することができるものであっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにパルス信号の度数に基づいて空気清浄機本体の送
風量を変化させる方法では、1分間のサンプリング時間
を設定しているため待ち時間が長くなる。しかし、サン
プリング時間を短くしようとしてもパルス幅は100m
s〜2000msの値をとるため、パルス幅の平均値を
1秒程度としても、5個目のパルス信号を読み込む時間
として5秒以上必要であり、パルス間隔も考慮すると、
サンプリング時間を短くするには限度があるという課題
があり、人の動きに対する応答性の向上が要求されてい
る。
【0008】また、応答性を良くするためにサンプリン
グ時間を短くすると、使用者の瞬時の動作に反応して不
必要に空気清浄機の運転を切り換えてしまうという課題
があり、人検知センサの応答性を損なわず、かつ不要な
運転切り換えを防ぐことが要求されている。
【0009】また、1回目のサンプリングにおいて複数
の風量条件を検出し、かつ2回目以降も同じ複数の風量
条件に対応したパルス信号を検出し続ける限り、空気清
浄機本体の風量を決定することができないという課題が
あり、複数の運転条件を繰り返し検出した場合でも即座
に風量を決定することが要求されている。
【0010】また、パルス信号の度数やパルス幅だけで
は人の動作を詳しく知ることができないという課題があ
り、人の位置や人の行動量を検出できることが要求され
ている。
【0011】また、使用者が空気清浄機本体の直前に接
近した場合は、人検知センサが検出する熱エネルギーが
大きくパルス幅が長くなり、その間は検出不能状態とな
るため空気清浄機が正常に動作しなくなるという課題が
あり、人が本体の直前に接近した場合でも空気清浄機が
正常に動作することが要求されている。
【0012】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、人の動きに対する運転の応答性を向上させるこ
とができ、人検知センサの反応に対して不必要な運転切
り換えを防ぐことができ、複数の風量条件を繰り返し検
出した場合でも即座に風量を決定することができ、空気
清浄機本体と人との距離に応じて風量を切り換えること
ができ、使用者が人検知センサに近づいたときでも本体
の運転を正常に保つことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点を解決するものであり、焦電型赤外線センサ
により人の動きを検出する人検知センサと、この人検知
センサの出力信号により送風装置の回転数を制御するマ
イクロコンピュータを有し、このマイクロコンピュータ
は、サンプリング周期内に前記人検知センサから取り込
んだ全てのパルス信号のパルス幅を、あらかじめ設定さ
れた基準幅と比較することにより、送風装置の回転数を
決定するようにしたものである。
【0014】本発明によれば、人の動きに対する運転の
応答性を向上させることができる空気清浄機が得られ
る。
【0015】また、他の手段は、マイクロコンピュータ
は1回目のサンプリング周期内に取り込んだパルス信号
があらかじめ設定された基準幅に合致する信号であるか
判定し、2回目のサンプリング周期内において1回目と
同一条件のパルス信号が存在するとき、送風装置の回転
数を決定するようにしたものである。
【0016】本発明によれば、人検知センサの反応に対
して不必要な運転切り換えを防ぐことができる空気清浄
機が得られる。
【0017】また、他の手段は、マイクロコンピュータ
は1回目と2回目のサンプリング周期内で取り込んだパ
ルス信号が複数の基準幅にそれぞれ合致する信号を含む
とき、送風装置を所定の回転数で運転するようにしたも
のである。
【0018】本発明によれば、人検知センサによって確
実に風量を決定することができ、かつ風量が急激に変化
することを防ぐことのできる空気清浄機が得られる。
【0019】また、他の手段は、マイクロコンピュータ
は人検知センサからの各パルス信号のパルス間隔を測定
し、基準間隔との比較により送風装置の回転数を決定す
るようにしたものである。
【0020】本発明によれば、空気清浄機本体と人との
距離により風量を切り換えることのできる空気清浄機が
得られる。
【0021】また、他の手段は、マイクロコンピュータ
はサンプリング周期以上のパルス信号が検出信号に含ま
れている場合に、あらかじめ設定された回転数で送風装
置を運転するようにしたものである。
【0022】本発明によれば、使用者が人検知センサに
近づいた時でも本体の運転を正常に保つことができる空
気清浄機が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、焦電型赤外線センサに
より人の動きを検出する人検知センサと、この人検知セ
ンサの出力信号により送風装置の回転数を制御するマイ
クロコンピュータを有し、このマイクロコンピュータ
は、サンプリング周期内に前記人検知センサから取り込
んだ全てのパルス信号のパルス幅を、あらかじめ設定さ
れた基準幅と比較することにより、送風装置の回転数を
決定するものであり、人検知センサは、検知エリア内で
人が動くと、人から出る赤外線を検知して、その移動速
度に反比例したパルス幅のパルス信号を発生するため、
マイクロコンピュータはこのパルス幅を見て人の動きに
対応した空気清浄機の送風量を決定するという作用を有
する。
【0024】また、マイクロコンピュータは1回目のサ
ンプリング周期内に取り込んだパルス信号があらかじめ
設定された基準幅に合致する信号であるか判定し、2回
目のサンプリング周期内において1回目と同一条件のパ
ルス信号が存在するとき、送風装置の回転数を決定する
ものであり、マイクロコンピュータは人検知センサから
出力されるパルス信号のパルス幅を2回のサンプリング
で判定を行い、1回目と2回目のパルス幅が同一基準幅
にある場合は、その基準幅により設定される風量で運転
を行うという作用を有する。
【0025】また、マイクロコンピュータはサンプリン
グ周期内で取り込んだ人検知センサからのパルス信号が
複数の基準幅にそれぞれ合致する信号を含むとき、送風
装置を最小回転数で運転するものであり、人検知センサ
からの出力されるパルス信号が複数存在したときは、あ
らかじめ設定された低速風量で運転を行うという作用を
有する。
【0026】また、マイクロコンピュータは人検知セン
サからの各パルス信号のパルス間隔を測定し、基準間隔
との比較により送風装置の回転数を決定するものであ
り、人検知センサは、検知エリア内での人との距離に比
例するパルス間隔でパルス信号を発生するため、マイク
ロコンピュータはパルス信号のパルス間隔を基準値と比
較して、空気清浄機と人との距離に対応した空気清浄機
の送風量を決定するという作用を有する。
【0027】また、マイクロコンピュータはサンプリン
グ周期以上のパルス信号が検出信号に含まれている場合
は、あらかじめ設定された回転数で送風装置を運転する
ものであり、人検知センサに人が接近して使用された場
合、その出力されるパルス信号のパルス幅はサンプリン
グ周期より大となるが、このときは判定不能とせずに所
定の送風量で運転を行うことにより、空気清浄機を継続
して運転できるという作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0029】
【実施例1】以下、本発明について図1〜図4を参照し
ながら説明する。図に示すように空気清浄機本体1は、
弱強と2段階の風量を送風できる送風装置2と、送風装
置2の吸込側に設けた浄化用フィルター3と、送風装置
2を制御する制御部4を有している。制御部4は焦電型
赤外線センサである人検知センサ5と、送風装置2の風
量(弱、強)を制御する風量スイッチ6a、6bと、自
動運転と手動運転とを切り換えるための運転切り換えス
イッチ7と、これらを制御するマイクロコンピュータ8
を備えている。また人検知センサ5、マイクロコンピュ
ータ8は電源回路9より電力供給される。
【0030】人検知センサ5は図2(イ)に示すように
人体の体温36〜37℃より発生する9〜10μmの赤
外線波長域を透過させるフィネルレンズ11と、フィネ
ルレンズ11を透過した赤外線により焦電効果を利用し
て人体を検出する赤外線検出素子12と、赤外線検出素
子12からの信号を増加させる増幅器13およびコンパ
レータ14から成り立っている。また、赤外線検出素子
1はあらかじめ高電界をかけて分極されているため、人
検知センサ5の検知エリア内に人が存在した場合、赤外
線の入射により温度差が発生し正負の電荷の分極によっ
て起電力が発生する。さらに、熱源の変化つまり人の移
動がある場合は、時間の経過により電荷の分極が増加し
て起電力も増加してゆき、最終的には起電力の発生がな
くなる。
【0031】人の動きにより発生した起電力がコンパレ
ータ14のしきい値以上であれば信号が出力されること
になり、出力される信号のパルス幅は、検知エリアでの
熱源のエネルギー量に比例し、エリア内を移動する速度
に反比例することになる。そこでマイクロコンピュータ
8に人検知センサ5のパルス幅tを判定するための基準
値として、パルス幅tが150ms以上なら「弱」運転
の基準幅、100ms≦t<150msなら「強」運転
の基準幅とあらかじめ記憶しておく。なお、パルス幅t
が100msより小さければノイズ等として排除する。
【0032】上記構成において図4に示すように、まず
運転切り換えスイッチ7により自動運転が選択される
と、マイクロコンピュータ8は人検知センサ5から出力
される信号を2秒間読み込む。
【0033】次にマイクロコンピュータ8は読み込んだ
パルス信号のパルス幅tがあらかじめ記憶している基準
幅「弱」「強」あるいはノイズかを判定する。例えば図
4(a)のようにパルス幅t0がすべて100ms以下
ならノイズと判断し運転しない。図4(b)のようにパ
ルス幅t1が150ms以上で「弱」の運転条件と一致
すればスイッチ6aを通電し、送風装置2を「弱」で1
0分間タイマー運転を行う。タイマー運転中もサンプリ
ングを行い、図4(d)のようにパルス幅t4,t5が
100ms≦t<150msを検出した場合は、送風装
置2を「強」で10分間タイマー運転を行う。なお、図
4(c)のようにパルス幅t2,t3が「弱」「強」両
方の運転条件を検出した場合は送風装置2の運転は続け
た状態で、どちらか単独の運転条件を検出するまで判定
を継続する。
【0034】このように人検知センサ5からの出力信号
のパルス幅を判定することによりサンプリング時間を短
くできるため、人の動きに対応して即座に適切な風量で
空気清浄機の運転を行うことができるものである。
【0035】
【実施例2】以下、本発明について図1〜図3、図5お
よび図6を参照しながら説明する。なお、実施例2以下
の説明では先に記載したものと同一構成のものは同一番
号を付して詳しい説明は省略する。マイクロコンピュー
タ8は1回2秒単位のサンプリング周期で人検知センサ
5からの出力信号を2回続けて読み込むようにしてい
る。
【0036】上記構成において、運転切り換えスイッチ
7の入力によって、自動運転が選択されると、マイクロ
コンピュータ8は2秒単位のサンプリング周期で1回目
の人検知センサ5の出力信号を読み込む。そして、この
サンプリング中に存在するすべてのパルス信号をあらか
じめ設定されたパルス基準幅と比較することによって、
「弱」「強」あるいはノイズかの判定を行い、その結果
を記憶する。続いて次の2秒間のサンプリングにおい
て、同様に「弱」「強」の判定を行い1回目のサンプリ
ングで記憶した「弱」「強」どちらかの送風運転と一致
したとき、それに対応した送風装置2の運転を開始す
る。例えば図6(イ)に示すように、サンプリング1回
目と2回目で共に「弱」の判定であればスイッチ6aを
通電し、送風装置2を「弱」で運転する。また図6
(ロ)で示すように、サンプリング1回目では「弱」
「強」の判定を含んでいても、2回目で「強」の判定で
あればスイッチ6bを通電し、送風装置2を「強」で運
転する。ただし図6(ハ)に示すように1回目と2回目
の判定が異なる場合は1回目の判定情報をリセットし、
2回目に行ったサンプリングの判定結果を新たに記憶
し、2回目と3回目のサンプリングの判定結果と比較し
て一致するまで繰り返し行う。また図6(ニ)に示すよ
うに1回目と2回目の判定で「弱」「強」両方の運転条
件を検出した場合も同様に1回目の判定情報をリセット
し、2回目に行ったサンプリングの判定結果を新たに記
憶し2回目と3回目のサンプリングの判定結果と比較し
て、どちらかが単独で一致するまで繰り返し判定を行
う。
【0037】この人検知運転による風量切り換え動作を
図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0038】マイクロコンピュータ8は人検知センサ5
から出力されるパルス信号を読み込む。(ステップ2
1) 人検知信号を検知したマイクロコンピュータ8は、2s
ec単位の1回のサンプリングに存在するすべてのパル
ス信号のパルス幅tを測定し、「弱」運転開始の基準幅
100ms≦t<150ms、「強」運転開始の基準幅
150ms≦t、のいずれの条件を満たしているか判別
し記憶する。両方の条件を満たしている場合は「弱」
「強」2種類を記憶する。(ステップ22) 次の2回目のサンプリングにおいて、マイクロコンピュ
ータ8は1回目のサンプリングの判定結果と同判定結果
(弱・強)の有無を確認する。(ステップ23a) 1回目、および2回目のサンプリングにおいて、どちら
か1種類の運転に対応したパルス信号が存在しないとき
(ステップ24)、および2回目のサンプリングで複数
の運転条件が存在したとき(ステップ25)は、入力さ
れた判定情報をリセットし、2回目に行ったサンプリン
グの判定結果を新たに記憶し、3回目のサンプリングの
判定結果を待つ、というように更新する。以上のように
連続した2回のサンプリングにおいて、1種類の運転に
対応したパルス信号が入力されるまで、サンプリングを
繰り返す。
【0039】連続した2回のサンプリングの結果、1種
類だけ同一の判定結果が含まれているとき、それに対応
した送風装置2の運転を開始する。(ステップ26) このようにサンプリングを続けて2回行い、1回目と2
回目の判定結果に基づき送風量を決定することにより、
人検知センサ5の応答性は保ちつつ不要な運転切り換え
を防ぐことができる。
【0040】
【実施例3】以下、本発明について図1〜図3および図
5を参照しながら説明する。マイクロコンピュータ8は
1回2秒単位のサンプリング周期で人検知センサ5から
の出力信号を2回続けて読み込むようにしており、1回
目と2回目に読み込んだ信号のパルス幅が「弱」「強」
の複数条件に一致する場合は、3回目の読み込みを行わ
ず、弱運転を行うように設定している。
【0041】上記構成において、マイクロコンピュータ
8は、運転切り替えスイッチ7からの入力信号によっ
て、使用者が人検知運転を選択したことを検知すると、
1回2sec単位のサンプリング周期で、検知信号であ
るパルス信号を読み込む。そして、1回のサンプリング
中に存在するすべてのパルス信号をあらかじめ設定され
た送風装置2の「弱」・「強」の運転に対応したパルス
基準幅と比較することによって「弱」・「強」の判定を
行う。ここで1回目および次の2回目のサンプリングに
おいて、検知したパルス信号が2種類の運転に対応した
パルス信号が存在するときは、「弱」風量で運転する。
【0042】
【表1】
【0043】すなわち、2回のサンプリングで風量の決
定ができない場合でも、あらかじめ定めた風量で運転す
ることにより応答性を損なわないようにしている。ま
た、このときの設定風量を「弱」とすることにより
「強」に比べて急激な風量の変化を避けることができ、
騒音などの影響を少なく抑えることができる。
【0044】この人検知運転による風量切り換え動作を
図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0045】人検知信号を検知したマイクロコンピュー
タ8は、2sec単位の1回のサンプリングに存在する
すべてのパルス信号のパルス幅tを測定し、「弱」運転
開始の基準幅100ms≦t<150ms、「強」運転
開始の基準幅150ms≦t、のいずれの条件を満たし
ているか判別し記憶する。両方の条件を満たしている場
合は「弱」「強」2種類を記憶してステップ23bへ移
る。(ステップ22)ステップ23bで次の2回目のサ
ンプリングにおいて、マイクロコンピュータ8は1回目
のサンプリングの判定結果と同判定結果(弱・強)の有
無を確認する。
【0046】連続した2回のサンプリングの結果、2種
類の運転に対応したパルス信号が存在するときは、ステ
ップ25のリセットを行わずに、2種類の条件において
風量の小さい条件、つまり「弱」で駆動する。(ステッ
プ26)このようにサンプリングを続けて2回行い、2
回とも複数の風量条件を含み判定ができない場合には、
あらかじめ定めた低速の送風量で運転することにより、
人検知センサ5の応答性を保ちつつ急激な運転切り換え
により起こる騒音発生を防ぐことができる。
【0047】
【実施例4】以下、本発明について図1〜図3および図
7を参照しながら説明する。マイクロコンピュータ8は
1回2秒単位のサンプリング周期で人検知センサ5から
の出力信号を読み込むようにしており、サンプリング内
における人検知センサからのパルス信号の終点と、次の
パルス信号の始点までのパルス間隔tpを測定し、最大
値tp(max)を記憶している。ここでパルス間隔t
pは同じ行動量において判断した場合、人検知センサ5
と検出物(人)との距離に比例して大きくなり、tp
(max)により本体と人との最大距離を概略知ること
ができる。
【0048】上記構成において、まずマイクロコンピュ
ータ8は、図1(ロ)に示すように、サンプリング周期
内に存在するすべてのパルス信号のパルス幅を測定する
と共に、複数のパルス信号がある場合は、パルス間隔t
pをそれぞれ測定し、最大値tp(max)を選出す
る。次にパルス幅tを「弱」・「強」の運転に対応した
パルス基準幅と比較すると同時に、パルス間隔tp(m
ax)を基準時間と比較することにより送風装置2の運
転を決定する。例えば弱に対応するパルス幅のパルス信
号を検出した場合は、パルス間隔tp(max)が基準
時間500ms以上ならば近くでゆっくり移動している
と判断して風量「弱」で運転し、パルス間隔tp(ma
x)が500ms未満なら近くで早く移動していると判
断して風量「強」で運転する。また強に対応するパルス
幅のパルス信号を検出した場合は、基準時間を1000
msとして、パルス間隔tpが1000ms未満ならば
遠くで早く移動していると判断して風量「強」で運転
し、1000ms未満なら遠くでゆっくり移動している
と判断して風量「弱」で運転させる。また、パルス信号
が「弱」「強」に相当するパルス幅を共に含む場合はと
りあえず「弱」運転を行い、サンプリングを繰り返す。
なお、パルス信号が1つしか存在しない場合にはこの判
定は行わない。
【0049】
【表2】
【0050】この人検知運転による風量切り換え動作を
図7に示すフローチャートに従って説明する。
【0051】人検知信号を検知したマイクロコンピュー
タ4は、2sec単位のサンプリングに存在するすべて
のパルス信号のパルス幅tを測定し、あらかじめ設定さ
れた「弱」運転開始の基準幅100ms≦t<150m
sの場合はステップ54へ進み、「強」運転開始の基準
幅150ms≦tの場合はステップ55へ進む。(ステ
ップ53)なお、「弱」「強」両方の条件を満たしてい
る場合は、ステップ54へ進む。
【0052】また、同時にパルス信号が入力されてか
ら、次のパルス信号が入力されるまでのパルス間隔tp
を測定し、その最大値tp(max)を選定し、基準時
間(500msまたは1000ms)と比較し、判定す
る。(ステップ54、55)ステップ53により「弱」
判定が行われたとき、通常は弱運転を行うが、ステップ
54でパルス間隔の最大値がtp(max)<500m
sである場合は、人と本体とが離れていると判断して、
「強」運転に変更する。また、ステップ53で「強」判
定が行われたとき、通常は強運転を行うが、ステップ5
5でパルス間隔の最大値がtp(max)≧1000m
sである場合は、人と本体との距離が近いと判断して弱
運転を行う。
【0053】さらにステップ53で2種類の運転に対応
したパルス信号が存在するときは、そのサンプリングの
結果をキャンセルし、送風装置3をあらかじめ設定され
た「弱」運転で駆動する。
【0054】このように人検知センサ5から出力される
パルス信号のパルス幅だけでなくパルス間隔に基づいて
送風量を決定することにより、空気清浄機本体と人との
距離、および移動速度を判断条件に入れた精度の良い送
風運転ができる。
【0055】なお、本実施例ではパルス間隔のサンプリ
ングをサンプリング周期を1回だけとしたが、サンプリ
ング周期を2回以上として信頼性を高めるようにしても
良い。
【0056】
【実施例5】以下、本発明について図1〜図3および図
8を参照しながら説明する。マイクロコンピュータ8は
人検知センサ5の近傍に人体や手が存在し続けたときに
出力されるパルス幅がサンプリング周期以上となる場合
は、空気清浄機を定められた風量で運転するようになっ
ている。また、本実施例では、マイクロコンピュータ8
は1回2秒単位のサンプリング周期で人検知センサ5か
らの出力信号を読み込むようにしている。
【0057】上記構成において、人検知センサ5の近傍
に人体や手が存在し続けた場合、人検知センサ5内で、
赤外線の入射によりコンパレータ14でのしきい値以上
の起電力が発生している時間だけパルスが出力されるこ
とになる。例えば、図8(ロ)に示すように、人検知セ
ンサ5からのパルス幅が、1回2sec単位で区切られ
たサンプリング時間より長い場合は、人検知センサ5の
検知エリア近傍に人が存在すると判断して「弱」運転の
判定を行う。
【0058】このように人検知センサ5から出力される
パルス信号のパルス幅の最大値よりも小さなサンプリン
グ周期で人検知センサの信号を監視し、サンプリング周
期以上のパルス幅を持つ信号を検出したときには、空気
清浄機を所定の風量で運転することにより、空気清浄機
直前の近い位置で人が存在した場合でも異常なく運転を
行うことができる。
【0059】なお、本実施例ではサンプリング周期を2
秒としたが、近くに人が存在するときのパルス幅の大き
さに合わせて、サンプリング周期を大小設定するように
しても良い。
【0060】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、人検知センサから出力されるパルス信号の
パルス幅を測定することにより、人の動きに合わせた風
量で即座に運転を切り換えることができる効果のある空
気清浄機を提供できる。
【0061】また、人検知センサから出力されたパルス
信号のパルス幅を、マイクロコンピュータが2回連続一
致でのサンプリング結果より判断することにより、応答
性を損なわずに不要な風量切り換えを防ぐことができる
効果のある空気清浄機を提供できる。
【0062】また、人検知センサから出力されたパルス
信号のパルス幅が複数の運転条件を満たす場合、定めら
れた風量で運転切り換えを行うことにより、判断の難し
い複数の条件を含む場合でも、応答性の良い風量切り換
えができる効果のある空気清浄機を提供できる。
【0063】また、人検知センサから出力された複数の
パルス信号間のパルス間隔を測定することにより、使用
者と本体の距離に応じて風量切り換えができる効果のあ
る空気清浄機を提供できる。
【0064】また、人検知センサから出力される信号の
パルス幅がサンプリング周期より大となる場合は、定め
られた風量で運転することにより、使用者が本体の近傍
に存在した場合でも安定して運転ができる効果のある空
気清浄機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)本発明の実施例1〜5の人検知センサの
ブロック図 (ロ)同人検知センサのパルス信号説明図
【図2】同ブロック回路図
【図3】同空気清浄機の側断面図
【図4】同第1実施例の動作説明図
【図5】同実施例2のフローチャート
【図6】(イ)同実施例2のパルス信号説明図 (ロ)同パルス信号説明図 (ハ)同パルス信号説明図 (ニ)同パルス信号説明図
【図7】同実施例3のフローチャート
【図8】同実施例5のパルス幅に対する送風運転特性図
【図9】従来の空気清浄機の側断面図
【図10】同動作説明図
【符号の説明】
2 送風装置 5 人検知センサ 8 マイクロコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦電型赤外線センサにより人の動きを検出
    する人検知センサと、この人検知センサの出力信号によ
    り送風装置の回転数を制御するマイクロコンピュータを
    有し、このマイクロコンピュータは、サンプリング周期
    内に前記人検知センサから取り込んだ全てのパルス信号
    のパルス幅を、あらかじめ設定された基準幅と比較する
    ことにより、送風装置の回転数を決定してなる空気清浄
    機。
  2. 【請求項2】マイクロコンピュータは1回目のサンプリ
    ング周期内に取り込んだパルス信号があらかじめ設定さ
    れた基準幅に合致する信号であるか判定し、2回目のサ
    ンプリング周期内において1回目と同一条件のパルス信
    号が存在するとき、送風装置の回転数を決定してなる請
    求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】マイクロコンピュータは1回目と2回目の
    サンプリング周期内で取り込んだパルス信号が複数の基
    準幅にそれぞれ合致する信号を含むとき、送風装置を所
    定の回転数で運転してなる請求項1〜2記載の空気清浄
    機。
  4. 【請求項4】マイクロコンピュータは人検知センサから
    の各パルス信号のパルス間隔を測定し、基準間隔との比
    較により送風装置の回転数を決定してなる請求項1〜3
    記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】マイクロコンピュータはサンプリング周期
    以上のパルス信号が検出信号に含まれている場合は、あ
    らかじめ設定された回転数で送風装置を運転してなる請
    求項1〜3記載の空気清浄機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047354A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Mitsubishi Electric Corp 空気処理機器の制御装置
JP2014071348A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Kyocera Document Solutions Inc 電子機器及び画像形成装置
JP2015181675A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 三菱電機株式会社 掃除システム

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