JPH1111446A - バーコードラベルの供給,装着方法および装置 - Google Patents

バーコードラベルの供給,装着方法および装置

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JPH1111446A
JPH1111446A JP9161113A JP16111397A JPH1111446A JP H1111446 A JPH1111446 A JP H1111446A JP 9161113 A JP9161113 A JP 9161113A JP 16111397 A JP16111397 A JP 16111397A JP H1111446 A JPH1111446 A JP H1111446A
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時行 久野
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護 津田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バーコードラベルを自動的に対象物に装着可能
なバーコードラベル装着方法および装置、バーコードラ
ベル供給方法および装置を得る。 【解決手段】バーコードラベルフィーダ34には、ラベ
ル保持テープ140が収容されている。ラベル保持テー
プ140の引出端は、受部材184のスリット194を
通過することにより表面側が凸に湾曲させられた上、ス
プロケット102に巻き掛けられている。ラベル保持テ
ープ140がスプロケット102により送られると、バ
ーコードラベル146の前部202がテープ141から
剥がれ、受部材184に受けられる。この前部202を
吸着した吸着ヘッド16の受部材184からの離間によ
り、バーコードラベル146の後部204もテープ14
1から剥がされる。吸着ヘッド16が装着位置まで移動
させられ、バーコードラベル146がプリント基板に装
着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバーコードが表示さ
れたバーコードラベルを供給する方法および装置、なら
びにバーコードラベルを装着対象物に装着する方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーコードラベルは種々の対象物に装着
されている。このバーコードがバーコードリーダにより
読み取られることによって、装着対象物の種類,コス
ト,製造年月日等の対象物関連情報が取得される。その
ために、バーコードラベルを対象物に装着することが必
要であり、従来から、裏面に粘着剤が塗布されたバーコ
ードラベルがテープの表面に貼り付けられて成るラベル
保持テープが使用されていた。人がバーコードラベルを
テープから剥がし、対象物に貼り付けることが行われて
いたのであるが、能率が悪い問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段,作用お
よび効果】本発明は、バーコードラベルを自動的に対象
物に装着することができるバーコードラベル装着方法お
よび装置、バーコードラベルの自動装着に好適に利用し
得るバーコードラベル供給装置およびバーコードラベル
フィーダを得ることを課題としてなされたものである。
上記課題は、バーコードラベル装着方法等を、下記各構
成を有する態様とすることにより解決される。各態様
は、項に分け、項番号を付し、必要に応じて他の項の番
号を引用して、請求項と同じ形式で記載する。各項の特
徴の主な組合わせの可能性を明示するためでる。 (1)バーコードラベルがテープに等間隔に保持されて
成るラベル保持テープを、バーコードラベルの保持間隔
に等しい長さずつ送り、バーコードラベルを1枚ずつラ
ベル供給部に位置決めし、その位置決めしたバーコード
ラベルを負圧により吸着ヘッドに吸着させて取り出し、
その吸着ヘッドを移動させて装着対象物に装着するバー
コードラベル装着方法(請求項1)。ラベル保持テープ
をバーコードラベルの保持間隔に等しい長さずつ送って
1枚ずつラベル供給部に位置決めすれば、バーコードラ
ベルを容易に吸着ヘッドに吸着させることができる。ま
た、吸着ヘッドは、負圧の制御により容易にバーコード
ラベルを保持,解放させることができるため、その吸着
ヘッドを移動させることにより装着対象物に装着させれ
ば、バーコードラベルの装着を容易に自動化し得る。バ
ーコードラベルは、キャリヤテープに等間隔で形成され
た凹部に1枚ずつ収容され、凹部の開口がカバーテープ
で覆われることによりテープに保持されても、テープの
表面に貼り付けられて保持されてもよい。前者の場合
に、バーコードラベルの裏面に粘着剤が塗布されていれ
ば、凹部の底面に多数の凹凸を形成することと、少なく
とも底面の表面をポリテトラフルオロエチレン等粘着剤
との粘着性が低い難粘着材料で形成することとの少なく
とも一方により、バーコードラベルが底面に強く粘着す
ることを防止することが望ましい。また、バーコードラ
ベルの裏面に粘着剤が塗布されていない場合には、装着
対象物のバーコードラベル装着予定部位に粘着剤を塗布
するか、吸着ヘッドに保持されたバーコードラベルの裏
面に粘着剤を塗布すればよい。 (2)前記ラベル保持テープが、裏面に粘着剤が塗布さ
れたバーコードラベルがテープの表面に貼り付けられた
ものであり、そのラベル保持テープを前記ラベル供給部
直前において前記表面側に凸に湾曲させることにより前
記バーコードラベルの少なくとも先端部をテープから剥
がし、その先端部を前記吸着ヘッドに吸着させる(1) 項
記載のバーコードラベル装着方法(請求項2)。裏面に
粘着剤が塗布されたバーコードラベルをテープの表面に
貼り付ければ、簡易なラベル保持テープが得られる。そ
のラベル保持テープを表面側に凸に湾曲させれば、バー
コードラベルの少なくとも先端部を容易にテープから剥
がすことができ、吸着ヘッドに吸着させることができ
る。 (3)前記テープから剥がされた前記バーコードラベル
の少なくとも先端部を、前記ラベル供給部に設けた受部
材に裏面側から受けさせた状態で、前記吸着ヘッドに吸
着させる(2) 項記載のバーコードラベル装着方法(請求
項3)。テープから剥がされたバーコードラベルの先端
部を受部材に受けさせた状態で吸着ヘッドに吸着させれ
ば、吸着を確実にすることができる。また、受部材の配
設位置,形状等によっては、バーコードラベルのテープ
からの剥離を助けることができる。受部材の表面に多数
の凹凸を形成することと、受部材の少なくとも表面をポ
リテトラフルオロエチレン等粘着剤との粘着性が低い難
粘着材料で形成することとの少なくとも一方により、バ
ーコードラベルの受部材への粘着を抑制することが望ま
しい。 (4)前記バーコードラベルを後端部が未だ前記テープ
に貼り付けられたままの状態で前記ラベル供給部に位置
決めし、前記吸着ヘッドに吸着させた後テープから完全
に剥がす(2) 項または(3) 項に記載のバーコードラベル
装着方法(請求項4)。バーコードラベルが完全にテー
プから剥がされた後に吸着ヘッドに吸着させることも可
能であり、テープから吸着ヘッドへのバーコードラベル
の受渡しが容易である利点があるが、本項におけるよう
に、バーコードラベルの後端部が未だテープに貼り付け
られた状態で吸着ヘッドに吸着させれば、バーコードラ
ベルを正確に位置決めした状態で吸着ヘッドに吸着させ
ることが容易となる。 (5)前記バーコードラベルを吸着した吸着ヘッドを前
記テープから離間させることにより、バーコードラベル
の前記後端部をテープから剥がす(4) 項記載のバーコー
ドラベル装着方法(請求項5)。バーコードラベルが吸
着ヘッドに吸着された後に、テープを吸着ヘッドから遠
ざかる方向に移動させて、バーコードラベルの後端部を
テープから剥がすことも可能であるが、本項におけるよ
うに、吸着ヘッドをテープから離間させることにより、
バーコードラベルの後端部をテープから剥がせば、吸着
ヘッドの移動をバーコードラベル後端部の剥がしに利用
することができる。 (6)前記吸着ヘッドの先端に押圧パッドを取り付け、
前記吸着されたバーコードラベルを押圧パッドにより前
記装着対象物に押圧して貼り付ける(1) 〜(5) 項のいず
れか1つに記載のバーコードラベル装着方法(請求項
6)。吸着ヘッドがバーコードラベルを装着対象物に仮
に貼り付けたのち、専用の押圧部材により押圧して本付
けすることも可能であるが、本項におけるように、吸着
ヘッドを押圧パッドを備えたものとすれば、吸着ヘッド
に押圧部材を兼ねさせ、バーコードラベルの装着対象物
への貼付けを簡単に行うことができる。 (7)回路部品がテープに等間隔に保持されて成る部品
保持テープを、回路部品の保持間隔に等しい長さずつ送
り、回路部品を1個ずつ部品供給部に位置決めし、その
位置決めした回路部品を負圧により部品吸着ヘッドに吸
着させて取り出し、回路基材に装着するとともに、バー
コードラベルがテープに等間隔に保持されて成るラベル
保持テープを、バーコードラベルの保持間隔に等しい長
さずつ送り、バーコードラベルを1枚ずつラベル供給部
に位置決めし、その位置決めしたバーコードラベルをラ
ベル吸着ヘッドに吸着させて取り出し、前記回路基材に
装着する回路部品およびバーコードラベルの装着方法
(請求項7)。回路部品を回路基材に装着して電気回路
を構成する際に、その同じ回路基材に、回路部品と同様
にしてバーコードラベルを装着すれば、回路部品装着シ
ステムをバーコードラベルの装着に利用することがで
き、バーコードラベルの装着に要する装置や時間を節減
し得る。部品吸着ヘッドとラベル吸着ヘッドとを兼用に
することも可能である。また、(2) 〜(6) 項の各発明は
本発明にも適用できる。 (8)裏面に粘着剤が塗布されたバーコードラベルがテ
ープの表面に等間隔に貼り付けられたラベル保持テープ
を引出端から引き出し可能に収容するテープ収容装置
と、前記ラベル保持テープの引出端を前記バーコードラ
ベルの保持間隔に等しい長さずつ送るテープ送り装置
と、ラベル供給部の直前に設けられ、前記テープ送り装
置により送られるラベル保持テープを、前記表面側に凸
に湾曲させることにより、テープからバーコードラベル
の少なくとも先端部を剥がすテープ湾曲装置とを含むバ
ーコードラベルフィーダ(請求項8)。本バーコードラ
ベルフィーダを使用すれば、バーコードラベルの自動装
着が容易になる。 (9)前記ラベル供給部に設けられ、前記湾曲装置によ
り前記テープから剥がされた前記バーコードラベルの先
端部を裏面側から受ける受部材を含む(8) 項記載のバー
コードラベルフィーダ。 (10)バーコードラベルを等間隔に保持したラベル保
持テープを、引出端から引き出し可能に収容するテープ
収容装置と、前記ラベル保持テープの引出端を前記バー
コードラベルの保持間隔に等しい長さずつ送り、前記バ
ーコードラベルを1枚ずつラベル供給部に位置決めする
テープ送り装置と、前記ラベル供給部に位置決めされた
バーコードラベルを負圧により吸着して取り出す吸着ヘ
ッドと、その吸着ヘッドをバーコードの取出位置と装着
位置とに移動させ、装着位置において吸着したバーコー
ドラベルを貼付対象物に貼り付けさせるヘッド移動装置
とを含むバーコードラベル装着装置(請求項9)。本バ
ーコードラベル装着装置によれば、(1) 項記載のバーコ
ードラベル装着方法を実施し得る。 (11)前記ラベル保持テープが、裏面に粘着剤が塗布
されたバーコードラベルがテープの表面に貼り付けられ
たものであり、当該バーコードラベル貼付装置が、ラベ
ル保持テープを前記ラベル供給部直前において前記表面
側に凸に湾曲させることにより前記バーコードラベルの
少なくとも先端部をテープから剥がすテープ湾曲装置を
含む(10)項に記載のバーコードラベル装着装置。 (12)前記ラベル供給部に設けられ、前記湾曲装置に
より前記テープから剥がされた前記バーコードラベルの
先端部を裏面側から受ける受部材を含む(11)項記載のバ
ーコードラベル装着装置。 (13)前記テープ送り装置が、前記ラベル保持テープ
を、前記受部材が前記バーコードラベルを後端部が未だ
前記テープに貼り付けられたままの状態で受ける状態で
停止させるものである(11)項または(12)項に記載のバー
コードラベル装着装置。 (14)前記ヘッド移動装置が、前記バーコードラベル
を吸着した吸着ヘッドを前記テープから離間させること
により、バーコードラベルの前記後端部をテープから剥
がすヘッド離間装置を含む(13)項に記載のバーコードラ
ベル装着装置。 (15)前記吸着ヘッドが、吸着したバーコードラベル
を前記装着対象物に押圧して貼り付ける押圧パッドを備
えた(10)〜(14)項のいずれか1つに記載のバーコードラ
ベル装着装置。 (16)それぞれ一種類ずつの回路部品を多数収容し、
部品供給部から1個ずつ供給する複数個の回路部品フィ
ーダと、 バーコードラベルがテープに等間隔に保持されたラベ
ル保持テープを引出端から引き出し可能に収容するテー
プ収容装置と、前記ラベル保持テープの引出端を前記
バーコードラベルの保持間隔に等しい長さずつ送り、バ
ーコードラベルを1個ずつラベル供給部に位置決めする
テープ送り装置とを含む少なくとも1個のバーコードラ
ベルフィーダとを、フィーダ支持台に、回路部品フィー
ダの前記部品供給部とバーコードラベルフィーダの前記
ラベル供給部とが1本の線に沿って並ぶ状態で支持させ
た回路部品およびバーコードラベルの供給装置(請求項
10)。本項の回路部品およびバーコードラベルの供給
装置を使用すれば、(7) 項に記載の方法を実施し得る。 (17)前記ラベル保持テープが、裏面に粘着剤が塗布
されたバーコードラベルがテープの表面に貼り付けられ
たものであり、前記バーコードラベルフィーダが、前記
テープ送り装置により送られるラベル保持テープを、前
記表面側に凸に湾曲させることにより、テープからバー
コードラベルの少なくとも先端部を剥がすテープ湾曲装
置を含む(16)項に記載の回路部品およびバーコードラベ
ルの供給装置。 (18)前記バーコードラベルフィーダが、前記ラベル
供給部の直前に設けられ前記テープ湾曲装置により剥が
されたバーコードラベルの少なくとも先端部を裏面側か
ら受ける受部材を含む(17)項に記載の回路部品およびバ
ーコードラベルの供給装置。 (19)前記フィーダ支持台を、前記1本の線に平行な
方向に移動させて、前記複数の回路部品フィーダの前記
部品供給部およびバーコードラベルフィーダのラベル供
給部を、予め定められた供給位置に選択的に位置決めす
る支持台移動装置を含む(16)〜(18)項のいずれか1つに
記載の回路部品およびバーコードラベルの供給装置。本
項に記載の回路部品およびバーコードラベルの供給装置
によれば、バーコードラベルを回路部品と同じ供給位置
に位置決めすることができ、回路部品とバーコードラベ
ルとの取出しを迅速に行うことができる。 (20)バーコードラベルがテープに等間隔に保持さ
れたラベル保持テープを引出端から引き出し可能に収容
するテープ収容装置と、前記ラベル保持テープの引出
端を前記バーコードラベルの保持間隔に等しい長さずつ
送り、バーコードラベルを1個ずつラベル供給部に位置
決めするテープ送り装置とを含む複数のバーコードラベ
ルフィーダと、それらバーコードラベルフィーダを、前
記ラベル供給部が1本の線に沿って並ぶ状態で支持する
フィーダ支持台とを含むバーコードラベル供給装置(請
求項11)。本バーコードラベル供給装置によれば、複
数のバーコードラベルフィーダの各々にそれぞれ種類の
異なるバーコードラベルを収容させておくことにより、
複数種類のバーコードラベルを選択的に供給することが
できる。(17)〜(19)項に記載の発明を本発明に適用する
ことが可能である。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子部品装着シス
テムに適用した場合の一実施形態を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において10は電子部品およびバーコ
ードラベル装着装置、12は電子部品およびバーコード
ラベル供給装置(以下、それぞれ装着装置10,供給装
置12と略称する)である。装着装置10は、垂直軸線
まわりに間欠回転するインデックステーブル14を備え
ている。インデックステーブル14は、複数の吸着ヘッ
ド16を等角度間隔に有し、図示しないカム,カムフォ
ロワ,回転軸およびカムを回転させるインデックス用サ
ーボモータ18(図13参照)等により構成される間欠
回転装置により間欠回転させられ、吸着ヘッド16が順
次供給位置(取出位置),姿勢検出位置,姿勢修正位
置,装着位置等へ移動させられる。吸着ヘッド16は選
択的に作動位置に位置決めされて電子部品およびバーコ
ードラベルの吸着,プリント基板等装着対象物への装着
等を行う。プリント基板22は、XYテーブル24を備
えたプリント基板支持装置26により支持され、XY平
面内の任意の位置へ移動させられる。
【0005】供給装置12は、フィーダ支持台30上に
搭載された複数個の電子部品フィーダ32と1個のバー
コードラベルフィーダ34(複数個でもよい)とを有す
る。電子部品フィーダ32とバーコードラベルフィーダ
34とは水平面内の1本の直線(この直線の方向をX方
向とする)に沿って並ぶ状態でフィーダ支持台30に支
持されている。フィーダ支持台30は、ボールねじ36
がX軸サーボモータ38によって回転させられることに
より、一対のガイドレール40に沿ってX方向に移動さ
せられ、電子部品フィーダ32あるいはバーコードラベ
ルフィーダ34のうちのいずれか1つを供給位置へ移動
させる。これらボールねじ36およびX軸サーボモータ
38が支持台移動装置41を構成している。
【0006】電子部品フィーダ32は、図2に概略的に
示すように、テープ収容装置42,テープ送り装置44
およびカバーフィルム巻取り装置46を有している。電
子部品フィーダ32により供給される電子部品は、図3
および図4にに示すように部品保持テープ50の形態と
されている。部品保持テープ50は、テープ52に等間
隔で形成された収容凹部54に1個ずつの電子部品56
が収容され、カバーフィルム58で覆われたものであ
る。テープ52の長手方向に平行な両側の被支持部の一
方には、テープ52を貫通する送り穴59が一列に等ピ
ッチで形成されている。部品保持テープ50は、図2に
示すようにリール60に巻き付けられており、フィーダ
本体62の後部に設けられて支持軸64を有する取付体
66にリール60ごと着脱される。これら支持軸64お
よび取付体66がテープ収容装置42を構成しているの
である。取付体66にはリール押さえ部材70が軸によ
り回動可能に取り付けられるとともにばね72により付
勢され、リール60の外周面に接触させられてリール6
0の回転に抵抗を与えるようにされている。このように
リール60に巻き付けられ、テープ収容装置42に収容
された部品保持テープ50は、カバーフィルム巻取り装
置46を経てテープ送り装置44により送られる。
【0007】図5に示すように、フィーダ本体62は概
して細長い板状を成し、フィーダ支持台30上に長手方
向と厚さ方向(幅方向)とが水平となる姿勢で立てて設
置される。フィーダ本体62の下端部は位置決め突部等
を備えた嵌合部73とされ、嵌合部73の位置決め突部
がフィーダ支持台30側に設けられた位置決め溝(図示
省略)に嵌合されることにより位置決めされて、電子部
品フィーダ32がフィーダ支持台30に取り付けられ
る。
【0008】フィーダ本体62の前部には、図6に示す
ように、フィーダ本体62の上面74から上方へ延び出
させられるとともに、テープ送り方向に平行に延びる一
対の支持レール76が設けられている。これら一対の支
持レール76は、電子部品フィーダ32により供給が予
定されている部品保持テープ50のテープ52の一対の
被支持部を下から支持することができるとともに、収容
凹部54の通過を許容する間隔を隔てて設けられてい
る。部品保持テープ50の両被支持部は、一対の支持レ
ール76により下から支持されるとともにカバー78が
被せられ、支持レール76とカバー78との間に挟まれ
てテープ送り装置44により送られる。
【0009】テープ送り装置44は、部品保持テープ5
0に、X方向に直交し、フィーダ本体62の長手方向で
あるY方向に一定ピッチ、すなわち収容凹部54の中心
間のピッチに等しい距離の送りを与える。テープ送り装
置44は、図5に示すようにエアシリンダ80を有して
いる。エアシリンダ80は複動のエアシリンダであり、
2個のエア室がエア源と大気とに択一的に連通させられ
ることにより、ピストンロッド82が伸縮させられる。
ピストンロッド82の先端部にはストッパブロック84
が固定されるとともに、ストッパブロック84には回動
板86が相対回動可能に連結されている。回動板86
は、図6に示すように、その中間部において、フィーダ
本体62に固定の支持軸87の一端部にテープ送り方向
と直交する水平軸線まわりに回動可能に取り付けられる
とともに、下端部において、ストッパブロック84に固
定された連結軸88に回動可能に嵌合されており、ピス
トンロッド82の伸縮により回動板86が正方向あるい
は逆方向に回動させられる。連結軸88の両端部はスト
ッパブロック84から突出させられ、一方の突出端部が
回動板86に嵌合され、他方の突出端部は、支持軸87
の他端部に回動可能に取り付けられたリンク89に相対
回動可能に嵌合されている。連結軸88の頭部90とス
リーブ91のフランジとが回動板86を両側から精度良
く挟んでおり、連結軸88およびストッパブロック84
の回動板86に対する相対回転を許容しつつ、連結軸8
8の傾きは防止する。リンク89も連結軸88の傾きを
防止する役割を果たす。
【0010】回動板86には、ラチェット爪92が軸9
4によって回動可能に取り付けられている。ラチェット
爪92は、付勢手段としてのばね96によってラチェッ
トホイール98の歯100に噛み合う向きに付勢されて
いる。ラチェットホイール98は、支持軸87に回転可
能に支持されたスプロケット102に相対回転不能に取
り付けられている。スプロケット102の歯104はテ
ープ52の送り穴59に嵌合され、ピストンロッド82
の収縮により回動板86が正方向に回動させられると
き、ラチェット爪92はラチェットホイール98の歯1
00に係合した状態を保って移動させられ、ラチェット
ホイール98を正方向に回転させるとともにスプロケッ
ト102を正方向に回転させ、テープ52を送る。回動
板86の正方向の回動限度は、ラチェット爪92がフィ
ーダ本体62に設けられたストッパ突部106に当接す
ることにより規定され、カバーフィルム58を剥がされ
た電子部品56のうち、先頭の電子部品56が部品供給
部107に送られる。
【0011】ピストンロッド82の伸長により回動板8
6は逆方向へ回動させられ、ラチェット爪92がラチェ
ットホイール98の歯100を乗り越える。この際、ラ
チェットホイール98の回転はストッパレバー108に
より阻止される。それによりテープ52の送り方向とは
逆向きの移動が阻止され、上記先頭の電子部品56が部
品供給部107からずれることがない。ストッパレバー
108は、先頭の電子部品56の部品供給部107にお
ける位置決めも行うのである。回動板86は正方向の回
動時には、ラチェット爪92が乗り越えた歯100の中
心角に等しい角度回動させられる。テープ52の送りピ
ッチは、ラチェット爪92が乗り越える歯100の数に
よって決まり、回動板86の逆方向の回動限度を変える
ことによって変えることができる。なお、回動板86の
逆方向の回動限度は、フィーダ本体62に設けられた逆
方向ストッパ装置110により規定される。
【0012】カバー78には、部品保持テープ50の送
り方向と直交する方向に延びるスリットが設けられてお
り、テープ52から剥がされたカバーフィルム58はこ
のスリットを通って引き出された後、フィーダ本体62
に固定的に保持されたガイドローラ112を経てカバー
フィルム巻取り装置46の巻取りリール114に巻き取
られる。カバーフィルム巻取り装置46によるカバーフ
ィルム58の巻取りについては、本発明とは直接関係が
ないため、詳細な説明は省略する。
【0013】バーコードラベルフィーダ34は、電子部
品フィーダ32と同様のテープ収容装置42およびテー
プ送り装置44を備えている。以下、電子部品フィーダ
32と同様の部分には同一符号を付し、その詳細な説明
を省略する。バーコードラベルフィーダ34により供給
されるバーコードラベルは、図9に示すラベル保持テー
プ140の形態とされている。ラベル保持テープ140
は、テープ141の表面142に、裏面144(図10
参照)に粘着剤が塗布されたバーコードラベル146が
等間隔に貼り付けられたものである。テープ141の長
手方向に平行な両側部の一方には、テープ141を貫通
する送り穴148が長手方向に一列に等ピッチで形成さ
れている。ラベル保持テープ140はテープ収容装置4
2に引き出し可能に収容されており、その引出端がテー
プ送り装置44により送られる。テープ送り装置44
は、ラベル保持テープ140のバーコードラベル146
の中心間のピッチに等しい距離の送りを与える。
【0014】図7および図8に示すように、フィーダ本
体150は概して細長い板状を成し、電子部品フィーダ
32の嵌合部73と同様の形状を有する嵌合部152を
備え、フィーダ支持台30上に長手方向と厚さ方向とが
水平となる姿勢で立てて設置される。ラベル保持テープ
140はフィーダ本体150の本体部の上面153に載
置されるとともにカバー154が被せられている。フィ
ーダ本体150の上面153とカバー154の内面との
間にはラベル保持テープ140が通過可能な幅および高
さを有する空間が形成されており、ラベル保持テープ1
40はフィーダ本体150とカバー154とに両側から
挟まれてテープ送り装置44により送られる。テープ送
り装置44は、電子部品フィーダ32と同様、エアシリ
ンダ80を備えている。
【0015】ラベル保持テープ140の引出端は、後述
するラベル供給部156を経てスプロケット102に巻
き掛けられる。ラベル保持テープ140の送り穴148
がスプロケット102の歯104に係合させられ、浮き
上がり防止装置158により浮上がりが防止されるので
ある。以下、浮き上がり防止装置158について説明す
る。フィーダ本体150の前部にはスプロケット102
の回転軸線を中心とし、スプロケット102の外周面よ
り僅かに大きい半径の部分円筒面159が形成されてお
り、その部分円筒面159が押さえカバー160により
覆われている。押さえカバー160は、中間部が部分円
筒面159に沿うように湾曲させられた板状の部材であ
り、その前端部の幅方向に隔たった両側から一対のアー
ム162が下方に延び出させられている。これらアーム
162の各下端部が、フィーダ本体150の先端部に固
定の支持軸164の両端部により、回動可能に支持され
ている。なお、押さえカバー160の中間部において部
分円筒面159に対向する側の面が押さえ面166とさ
れている。
【0016】また、押さえカバー160の後端部はJの
字形に曲げられてフック部168(図10参照)を形成
しており、フック部168がリンク170に係合させら
れるようになっている。リンク170は、長手形状の部
材の両端部が連結軸172,174により互いに連結さ
れたものであり、連結軸172が押さえカバー160の
フック部に係合させられる一方、連結軸174がフィー
ダ本体150の長穴176に係合させられることによ
り、テープ送り方向において上流側から下流側に向かう
に従って上方へ向かう向きに傾斜した姿勢となる。長穴
176はこの姿勢のリンク170の長手方向に延びる状
態で形成されており、また、連結軸174とフィーダ本
体150との間に付勢手段としての引張コイルスプリン
グ178が配設されている。したがって、引張コイルス
プリング178の付勢力がリンク170を介して押さえ
カバー160に伝達され、押さえカバー160は後端部
が斜め下方に引っ張られ、押さえ面166がフィーダ本
体150の部分円筒面159に押しつけられる。
【0017】図8に示すように、部分円筒面159には
ラベル保持テープ140を収容可能な深さおよび幅を有
する浅い溝179がテープ送り方向に形成されている。
また、押さえカバー160の、スプロケット102に対
向する位置には、押さえカバー160の長手方向に長い
長穴180が形成され、この長穴180内にスプロケッ
ト102の歯104が位置するようにされているため、
スプロケット102の回転が押さえカバー160により
妨げられることはない。
【0018】リンク170を引張コイルスプリング17
8の付勢力に抗して先端側に移動させれば、押さえカバ
ー160のフック部168と連結軸172との係合を解
くことができる。それにより押さえカバー160がフィ
ーダ本体150の部分円筒面159およびスプロケット
102から離間可能となる。押さえカバー160を非作
用位置へ回動させた後、ラベル保持テープ140をスプ
ロケット102に巻き掛け、押さえカバー160を作用
位置に戻し、リンク170を先端側に移動させてフック
部168に係合させれば、押さえカバー160がラベル
保持テープ140のスプロケット102からの浮上がり
を防止する作用状態となる。
【0019】テープ送り方向において、カバー154と
スプロケット102との間に位置するラベル供給部15
6には、図10に示すように、受部材184が設けられ
ている。受部材184は、テープ送り方向に長い平板状
を成し、その基端部186がフィーダ本体150の上面
153に形成された切欠に嵌合され、皿小ねじにより固
定されている。受部材184の上面188とカバー15
4の内面との間には、ラベル保持テープ140が通過可
能な隙間が形成されている。受部材184の先端部19
0はカバー154より前方に延び出しており、この延出
し部分の基端部には、上面188から下面192へ貫通
し、幅方向の延びるスリット194が形成されている。
受部材184のスリット194よりも先端側の部分が受
部196とされ、その受部196の受面には複数の突起
198が形成されるとともに、少なくとも各突起の先端
部はポリテトラフルオロエチレン等粘着剤との粘着性が
低い難粘着材料で形成されている。ラベル保持テープ1
40の引出端はスリット194を通って受部材184の
上面188側から下面192側へ通され、スプロケット
102に巻き掛けられている。その結果、ラベル保持テ
ープ140は、ラベル供給部156の直前において表面
142側が凸に湾曲させられつつテープ送り装置44に
より送られることとなる。
【0020】ピストンロッド82の収縮により回動板8
6が正方向に回動させられ、ラチェットホイール98と
スプロケット102とを正方向に回転させ、ラベル保持
テープ140を送る。上記のように、ラベル保持テープ
140がラベル供給部156の直前において上に凸に湾
曲させられることにより、バーコードラベル146の前
部202がテープ141から剥がれ、裏面144側が受
部196に受けられる。そして、バーコードラベル14
6の後部204がまだテープ141に貼り付けられたま
まの状態で、ラベル保持テープ140が停止させられる
ため、バーコードラベル146は、ラベル供給部156
に位置決めされた状態で停止させられる。この状態でピ
ストンロッド82の伸長により回動板86が逆方向へ回
動させられ、ラチェット爪92がラチェットホイール9
8の歯100を乗り越える。この際、ラチェットホイー
ル98の回転は逆転防止手段たるストッパレバー108
により阻止される。したがって、ラベル保持テープ14
0の送り方向とは逆向きの移動が阻止され、上記前部2
02が剥がされたバーコードラベル146がラベル供給
部156からずれることがない。前述のように受部19
6は少なくとも先端部が難粘着材料で形成された複数の
突起198を備えているため、バーコードラベル146
の前部202の裏面144が受部196に粘着すること
が良好に防止される。
【0021】なお、回動板86の逆方向の回動限度は、
フィーダ本体150に固定のストッパ部材210により
規定される。ストッパ部材210は、エアシリンダ80
側に延び出す突出部を備え、その端面212は、ピスト
ンロッド82の伸長端、すなわち回動板86の逆方向の
回動限度を規定する位置とされている。ストッパブロッ
ク84が端面212に当接することにより回動板86の
逆方向の回動限度が規定されるのである。
【0022】連結軸88のリンク89側の端部には、レ
バー214の先端部が相対回動可能に嵌合されている。
レバー214は後方に延び、フィーダ本体150により
長手方向に移動可能に支持されており、その後端部には
操作部216が突設されている。したがって、この操作
部216を把持してレバー214を往復移動させること
により、回動板86を手動で回動させることができる。
押さえカバー160の前端部とフィーダ本体150の前
端部との間には、開口218が形成され、バーコードラ
ベル146が剥がされた後のテープ141がこの開口2
18から外部に排出されるようになっている。
【0023】吸着ヘッド16は、図11に示す吸着ノズ
ル220を有している。吸着ノズル220は、吸着ヘッ
ド16のヘッド本体(図示省略)により外周側から保持
されるとともに、吸着ノズル220の内周側には、ヘッ
ド本体の嵌合部が嵌合させられている。吸着ノズル22
0はヘッド本体が昇降装置221(図13参照)により
昇降させられることによって、昇降させられる。吸着ノ
ズル220は、ノズル本体222と、スリーブ223を
介してノズル本体222に保持された吸着管224とを
備えている。これらノズル本体222,スリーブ223
および吸着管224は、加工の都合上別体として構成さ
れているが、組付後は一体的な吸着ノズル220として
機能する。ノズル本体222は中空の筒状を成し、その
基端部には半径方向外向きに突出する係合突部226が
形成されている。この係合突部226がヘッド本体側に
形成された係合溝に係合させられ、係合突部226と係
合溝の底面とが当接することにより、吸着ノズル220
の相対位置決めがなされる。また、ノズル本体222の
内部には付勢手段としての圧縮コイルスプリング228
が嵌装されており、スプリング228の一端が上記嵌合
部の底面に、他端がノズル本体222の肩面にそれぞれ
受けられることにより、吸着ノズル220は係合突部2
26が上記係合溝の底面に当接する向きに付勢されてい
る。
【0024】スリーブ223は、中空円筒状を成し、そ
の基端部がノズル本体222に嵌合されている。スリー
ブ223の軸方向の中間部には、半径方向外向きに突出
するフランジが形成され、このフランジとノズル本体2
22との当接により、スリーブ223の挿入限度が規定
されている。スリーブ223の先端部には、吸着管22
4の基端部が嵌合されている。スリーブ223と吸着管
224との嵌合部周辺には、電子部品およびバーコード
ラベルの保持姿勢を撮像装置によりシルエットで撮像す
るための明るい背景を形成する背景板230が設けられ
ている。
【0025】吸着管224は、ノズル本体222よりも
やや小径の中空円筒状を成し、その先端部にはゴム製の
押圧パッド232が設けられている。押圧パッド232
は、吸着管224の外周面に嵌合される嵌合部234
と、嵌合部234の下端部から半径方向外向きに延び出
させられ、吸着面235を有するフランジ部236とを
備えている。フランジ部236は、平面形状が矩形を成
し、先端側の平面が吸着面235とされている。図12
に示すように、吸着面235には、矩形の長手方向に平
行に2列に等間隔で複数個(本実施形態においては8
個)の吸引穴238が形成されており、これら吸引穴2
38は吸着管224の内部に形成された空気通路に連通
させられている。吸着管224は、ノズル本体222内
の空気通路を経て図示しない回転バルブ,ホースおよび
電磁方向切換弁等を経てバキューム源に接続されてお
り、電磁方向切換弁の切換えにより吸着管224にバキ
ュームが供給され、あるいは大気に連通させられるよう
になっている。
【0026】本実施形態において、装着装置10および
供給装置12は図13に示す制御装置240により制御
される。制御装置240はコンピュータを主体とするも
のであり、前記インデックス用サーボモータ18,プリ
ント基板支持装置26,X軸サーボモータ38,ヘッド
本体の昇降装置221,電磁方向切換弁,エアシリンダ
80の制御弁,撮像装置等を制御する。
【0027】次に作動を説明する。X軸サーボモータ3
8の作動によりフィーダ支持台30がX方向に移動させ
られ、複数の電子部品フィーダ32あるいはバーコード
ラベルフィーダ34のうちのいずれか1つが適宜選択さ
れて供給位置に位置決めされるとともに、間欠回転装置
の作動により複数の吸着ヘッド16のうちの1つが取出
位置に位置決めされる。電子部品56が供給,装着され
る場合には、複数の電子部品フィーダ32のうちの1つ
が供給位置に位置決めされる。電子部品56の供給に先
立って、必要であれば回動板86の逆方向の回動限度が
テープ52の送りピッチに合わせて変更される。
【0028】エアシリンダ80のピストンロッド82が
伸長させられ、ストッパブロック84の逆方向ストッパ
装置110により回動板86の逆方向の回動限度が規定
された状態では、ラチェット爪92がラチェットホイー
ル98の歯100を所定数乗り越えた状態にある。この
状態でピストンロッド82が収縮させられれば、回動板
86が回動させられるのに伴ってラチェットホイール9
8およびスプロケット102が回転させられ、テープ5
2が1ピッチ分送られる。カバーフィルム58が剥がさ
れた電子部品56のうち、先頭の電子部品56が部品供
給部107へ送られるのである。
【0029】次いでピストンロッド82が伸長させられ
る。このとき回動板86は逆方向へ回動させられるがラ
チェットホイール98は回転させられないため、テープ
52は送られない。ピストンロッド82の伸長と同期し
て、取出位置において部品供給部107の真上に位置決
めされた吸着ヘッド16が下降させられて吸着管224
の吸着面235が電子部品56の表面に接触した後、ス
プリング228の付勢力に抗してさらに下降させられ、
吸着ヘッド16は適正な接触荷重で電子部品56に接触
させられる。この状態において吸着管224がバキュー
ム源に連通させられ、電子部品56を吸着し、電子部品
フィーダ32から電子部品56を取り出す。
【0030】電子部品56を取り出した吸着ヘッド16
は、姿勢検出位置,姿勢修正位置を経て装着位置へ移動
させられ、その後下降させられてプリント基板支持装置
26により支持されたプリント基板22の所定の位置に
電子部品56を装着する。この際にも、電子部品56が
プリント基板22に接触した後さらに吸着ヘッド16が
下降させられ、電子部品56は適正な接触荷重でプリン
ト基板22に装着される。
【0031】バーコードラベル146が供給,装着され
る場合には、バーコードラベルフィーダ34が供給位置
に位置決めされる。電子部品56の場合と同様、ピスト
ンロッド82が伸長させられた状態からピストンロッド
82が収縮させられることにより、スプロケット102
が回転させられてラベル保持テープ140が1ピッチ分
送られる。ラベル供給部156の直前でラベル保持テー
プ140が湾曲させられることにより、バーコードラベ
ル146の前部202がテープ141から剥がされる。
しかし、バーコードラベル146の後部204がラベル
保持テープ140に貼り付いたままの状態に保たれ、バ
ーコードラベル146はラベル供給部156に正確に位
置決めされる。そして、ピストンロッド82の伸長と同
期して、ラベル供給部156の真上に位置決めされた吸
着ヘッド16が下降させられ、バーコードラベル146
の前部202を吸着して上昇させられる。この上昇によ
りバーコードラベル146が受部190から離間させら
れるにつれて、バーコードラベル146の後部204が
テープ141から完全に剥がされ、バーコードラベル1
46が吸着ヘッド16に保持された状態となる。その
後、吸着ヘッド16は装着位置へ移動させられ、吸着ヘ
ッド16が下降させられてバーコードラベル146がプ
リント基板22に接触した後、さらに吸着ヘッド16が
下降させられ、押圧パッド232によりバーコードラベ
ル146が押圧されることによって、プリント基板22
の所定の位置に貼り付けられる。なお、バーコードラベ
ル146は、図12に二点鎖線でその外形が示されるよ
うに吸着面235より僅かに大きい矩形とされているた
め、押圧パッド232によりバーコードラベル146全
体がプリント基板22に押しつけられる。
【0032】以上の説明から明らかなように、インデッ
クス用サーボモータ18を含む前記間欠回転装置と昇降
装置221とがヘッド移動装置を構成し、さらに、昇降
装置221がヘッド離間装置を構成している。また、受
部材184のスリット194を形成している部分がテー
プ湾曲装置を構成している。
【0033】本実施形態によれば、バーコードラベルを
自動的にかつ容易に装着対象物に装着することができ、
作業能率が向上する。本実施形態における複数の電子部
品フィーダ32およびバーコードラベルフィーダ34
は、1個のフィーダ支持台30に支持されており、それ
らのうちいずれか1つを取出位置に移動させることによ
り、電子部品56とバーコードラベル146との取出し
作業を迅速に行うことができる。また、吸着ヘッド16
を電子部品フィーダ32とバーコードラベルフィーダ3
4とに共用できる上、吸着ヘッド16を移動させるヘッ
ド移動装置をバーコードラベルを剥がすためのヘッド離
間装置としても使用できるため、装置コストを低減させ
ることができる。さらに、本実施形態によれば、簡単な
構成でテープ湾曲装置を実現することができる。
【0034】本実施形態においては、電子部品56をプ
リント基板22に装着して電子回路を構成する際に、そ
の同じプリント基板22に電子部品56と同様にしてバ
ーコードラベル146を装着し、電子部品装着システム
をバーコードラベル146の装着に利用するのである
が、これ以外にも、本実施形態におけるバーコードラベ
ルフィーダ34と同様にテープ収容装置およびテープ送
り装置を備えたバーコードラベルフィーダと、バーコー
ドラベルフィーダを支持するフィーダ支持台とを備えた
バーコードラベル供給装置、および吸着ヘッドとヘッド
移動装置とを備えたバーコードラベル装着装置を、回路
部品装着システムとは別個に設け、回路部品を装着する
前に装着対象物にバーコードラベルを装着することも可
能である。このようにすれば、回路部品装着システムに
おいて、バーコードラベルを利用して装着対象物の関連
情報を取得することができる。
【0035】前記実施形態においては、フィーダ支持台
30がX方向に移動し、吸着ヘッド16が一軸線のまわ
りを旋回して定位置に停止し、上下方向に移動する形態
であったが、吸着ヘッドをY方向および上下方向に移動
するものとしてもよく、あるいは、フィーダ支持台を位
置固定に設け、吸着ヘッドがX,Y両方向および上下方
向(Z方向)に移動する形態の装着装置に本発明を適用
することも可能である。また、テープ送り装置を、本実
施形態におけるエアシリンダ80に代えて、ステップモ
ータを駆動源とするものとすること、あるいは駆動源を
装着装置側に有し、テープ送り装置は装着装置側の駆動
部材により駆動される被駆動部材を備えたものとするこ
とも可能である。その他、特許請求の範囲を逸脱するこ
となく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施
した形態で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子部品装着システ
ムを概略的に示す平面図である。
【図2】上記電子部品装着システムの供給装置における
電子部品フィーダを概略的に示す正面図である。
【図3】上記電子部品フィーダにより供給される部品保
持テープを示す正面図である。
【図4】上記部品保持テープをカバーフィルムを剥がし
て示す平面図である。
【図5】上記電子部品フィーダの要部を示す正面図であ
る。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】上記供給装置におけるバーコードラベルフィー
ダの要部を示す正面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】上記バーコードラベルフィーダにより供給され
るラベル保持テープを示す平面図である。
【図10】上記バーコードラベルフィーダにおいてラベ
ル保持テープが送られる状態を示す正面図である。
【図11】上記電子部品装着システムの装着装置におけ
る吸着ヘッドを示す正面断面図である。
【図12】上記吸着ヘッドの押圧パッドを示す底面図で
ある。
【図13】上記電子部品装着システムにおける制御装置
の本発明に関連の深い部分を示すブロック図である。
【符号の説明】
10:装着装置 12:供給装置 16:吸着ヘッ
ド 18:インデックス用サーボモータ 22:プ
リント基板 30:フィーダ支持台 32:電子部
品フィーダ 34:バーコードラベルフィーダ 3
6:ボールねじ 38:X軸サーボモータ 41:支持台移動装置
42:テープ収容装置 44:テープ送り装置 50:部品保持テープ 5
2:テープ 56:電子部品 107:部品供給部
140:ラベル保持テープ 141:テープ
146:バーコードラベル 156:ラベル供給部
184:受部材 194:スリット 202:前
部 204:後部 221:昇降装置 232:
押圧パッド

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードラベルがテープに等間隔に保
    持されて成るラベル保持テープを、バーコードラベルの
    保持間隔に等しい長さずつ送り、バーコードラベルを1
    枚ずつラベル供給部に位置決めし、その位置決めしたバ
    ーコードラベルを負圧により吸着ヘッドに吸着させて取
    り出し、その吸着ヘッドを移動させて装着対象物に装着
    することを特徴とするバーコードラベル装着方法。
  2. 【請求項2】 前記ラベル保持テープが、裏面に粘着剤
    が塗布されたバーコードラベルがテープの表面に貼り付
    けられたものであり、そのラベル保持テープを前記ラベ
    ル供給部直前において前記表面側に凸に湾曲させること
    により前記バーコードラベルの少なくとも先端部をテー
    プから剥がし、その先端部を前記吸着ヘッドに吸着させ
    る請求項1に記載のバーコードラベル装着方法。
  3. 【請求項3】 前記テープから剥がされた前記バーコー
    ドラベルの少なくとも先端部を、前記ラベル供給部に設
    けた受部材に裏面側から受けさせた状態で、前記吸着ヘ
    ッドに吸着させることを特徴とする請求項2に記載のバ
    ーコードラベル装着方法。
  4. 【請求項4】 前記バーコードラベルを後端部が未だ前
    記テープに貼り付けられたままの状態で前記ラベル供給
    部に位置決めし、前記吸着ヘッドに吸着させた後テープ
    から完全に剥がす請求項2または3に記載のバーコード
    ラベル装着方法。
  5. 【請求項5】 前記バーコードラベルを吸着した吸着ヘ
    ッドを前記テープから離間させることにより、バーコー
    ドラベルの前記後端部をテープから剥がす請求項4に記
    載のバーコードラベル装着方法。
  6. 【請求項6】 前記吸着ヘッドの先端に押圧パッドを取
    り付け、前記吸着されたバーコードラベルを押圧パッド
    により前記装着対象物に押圧して貼り付ける請求項1な
    いし5のいずれか1つに記載のバーコードラベル装着方
    法。
  7. 【請求項7】 回路部品がテープに等間隔に保持されて
    成る部品保持テープを、回路部品の保持間隔に等しい長
    さずつ送り、回路部品を1個ずつ部品供給部に位置決め
    し、その位置決めした回路部品を負圧により部品吸着ヘ
    ッドに吸着させて取り出し、回路基材に装着するととも
    に、バーコードラベルがテープに等間隔に保持されて成
    るラベル保持テープを、バーコードラベルの保持間隔に
    等しい長さずつ送り、バーコードラベルを1枚ずつラベ
    ル供給部に位置決めし、その位置決めしたバーコードラ
    ベルをラベル吸着ヘッドに吸着させて取り出し、前記回
    路基材に装着する回路部品およびバーコードラベルの装
    着方法。
  8. 【請求項8】 裏面に粘着剤が塗布されたバーコードラ
    ベルがテープの表面に等間隔に貼り付けられたラベル保
    持テープを引出端から引き出し可能に収容するテープ収
    容装置と、 前記ラベル保持テープの引出端を前記バーコードラベル
    の保持間隔に等しい長さずつ送るテープ送り装置と、 ラベル供給部の直前に設けられ、前記テープ送り装置に
    より送られるラベル保持テープを、前記表面側に凸に湾
    曲させることにより、テープからバーコードラベルの少
    なくとも先端部を剥がすテープ湾曲装置とを含むバーコ
    ードラベルフィーダ。
  9. 【請求項9】 バーコードラベルを等間隔に保持したラ
    ベル保持テープを、引出端から引き出し可能に収容する
    テープ収容装置と、 前記ラベル保持テープの引出端を前記バーコードラベル
    の保持間隔に等しい長さずつ送り、前記バーコードラベ
    ルを1枚ずつラベル供給部に位置決めするテープ送り装
    置と、 前記ラベル供給部に位置決めされたバーコードラベルを
    負圧により吸着して取り出す吸着ヘッドと、 その吸着ヘッドをバーコードの取出位置と装着位置とに
    移動させ、装着位置において吸着したバーコードラベル
    を貼付対象物に貼り付けさせるヘッド移動装置とを含む
    バーコードラベル装着装置。
  10. 【請求項10】 それぞれ一種類ずつの回路部品を多数
    収容し、部品供給部から1個ずつ供給する複数個の回路
    部品フィーダと、 バーコードラベルがテープに等間隔に保持されたラベ
    ル保持テープを引出端から引き出し可能に収容するテー
    プ収容装置と、前記ラベル保持テープの引出端を前記
    バーコードラベルの保持間隔に等しい長さずつ送り、バ
    ーコードラベルを1個ずつラベル供給部に位置決めする
    テープ送り装置とを含む少なくとも1個のバーコードラ
    ベルフィーダとを、フィーダ支持台に、回路部品フィー
    ダの前記部品供給部とバーコードラベルフィーダの前記
    ラベル供給部とが1本の線に沿って並ぶ状態で支持させ
    た回路部品およびバーコードラベルの供給装置。
  11. 【請求項11】 バーコードラベルがテープに等間隔
    に保持されたラベル保持テープを引出端から引き出し可
    能に収容するテープ収容装置と、前記ラベル保持テー
    プの引出端を前記バーコードラベルの保持間隔に等しい
    長さずつ送り、バーコードラベルを1個ずつラベル供給
    部に位置決めするテープ送り装置とを含む複数のバーコ
    ードラベルフィーダと、それらバーコードラベルフィー
    ダを、前記ラベル供給部が1本の線に沿って並ぶ状態で
    支持するフィーダ支持台とを含むバーコードラベル供給
    装置。
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