JPH11114492A - 金属板の塗装方法及び塗装金属板 - Google Patents
金属板の塗装方法及び塗装金属板Info
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- JPH11114492A JPH11114492A JP10177179A JP17717998A JPH11114492A JP H11114492 A JPH11114492 A JP H11114492A JP 10177179 A JP10177179 A JP 10177179A JP 17717998 A JP17717998 A JP 17717998A JP H11114492 A JPH11114492 A JP H11114492A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設備面での負担が小さく、3層の塗膜を形成
できる塗装方法によって、塗膜性能、塗膜外観に優れた
塗膜を有する塗装金属板を得る。 【解決手段】 連続的に移動する長尺の金属板上に、プ
ライマー塗料塗膜と上塗着色ベース塗料塗膜とを重ねて
形成し焼付けた後、該上塗着色ベース塗膜上に上塗クリ
ヤ塗料を塗装し焼付けて、金属板上にプライマー塗膜、
上塗着色ベー塗膜及び上塗クリヤ塗膜の積層塗膜を形成
する方法であって、上塗着色ベース塗料塗膜は、プライ
マー塗料塗膜上にウエットオンウエットで形成されるこ
とを特徴とする金属板の塗装方法及びこの塗装方法によ
って塗装された塗装金属板。
できる塗装方法によって、塗膜性能、塗膜外観に優れた
塗膜を有する塗装金属板を得る。 【解決手段】 連続的に移動する長尺の金属板上に、プ
ライマー塗料塗膜と上塗着色ベース塗料塗膜とを重ねて
形成し焼付けた後、該上塗着色ベース塗膜上に上塗クリ
ヤ塗料を塗装し焼付けて、金属板上にプライマー塗膜、
上塗着色ベー塗膜及び上塗クリヤ塗膜の積層塗膜を形成
する方法であって、上塗着色ベース塗料塗膜は、プライ
マー塗料塗膜上にウエットオンウエットで形成されるこ
とを特徴とする金属板の塗装方法及びこの塗装方法によ
って塗装された塗装金属板。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に移動する
長尺の金属板の塗装方法において、プライマー塗料膜上
に上塗着色ベース塗料をウエットオンウエットで塗り重
ねて、両塗膜層を同時に焼き付け、ついで上塗クリヤ塗
料を塗装し焼き付ける、3コート2ベーク方式による金
属板の塗装方法、及び塗装金属板に関する。
長尺の金属板の塗装方法において、プライマー塗料膜上
に上塗着色ベース塗料をウエットオンウエットで塗り重
ねて、両塗膜層を同時に焼き付け、ついで上塗クリヤ塗
料を塗装し焼き付ける、3コート2ベーク方式による金
属板の塗装方法、及び塗装金属板に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】これま
でプレコート塗装金属板の分野では、連続的に移動する
長尺の金属板上に上塗塗料を塗装して焼き付ける1コー
ト1ベーク方式、金属板上にプライマー塗料を塗装し焼
き付け、ついでプライマー塗膜の上に上塗塗料を塗装し
て焼き付ける2コート2ベーク方式が一般的に行われて
おり、なかでも2コート2ベーク方式が大部分を占めて
いる。また一部で、金属板上にプライマー塗料を塗装し
焼き付け、ついでプライマー塗膜の上に中塗塗料を塗装
して焼き付け、さらに上塗塗料を塗装して焼き付ける3
コート3ベーク方式が行われている。
でプレコート塗装金属板の分野では、連続的に移動する
長尺の金属板上に上塗塗料を塗装して焼き付ける1コー
ト1ベーク方式、金属板上にプライマー塗料を塗装し焼
き付け、ついでプライマー塗膜の上に上塗塗料を塗装し
て焼き付ける2コート2ベーク方式が一般的に行われて
おり、なかでも2コート2ベーク方式が大部分を占めて
いる。また一部で、金属板上にプライマー塗料を塗装し
焼き付け、ついでプライマー塗膜の上に中塗塗料を塗装
して焼き付け、さらに上塗塗料を塗装して焼き付ける3
コート3ベーク方式が行われている。
【0003】塗膜を3層とすることによって総合塗膜と
して、一層や二層では達成できない塗膜性能や塗膜外観
を達成することが可能となるが、上記3コート3ベーク
方式では、2コート2ベーク方式に比べて塗装回数及び
塗膜の焼付け回数がそれぞれ1回ずつ多く、設備面での
負担が大きくなるという問題があった。
して、一層や二層では達成できない塗膜性能や塗膜外観
を達成することが可能となるが、上記3コート3ベーク
方式では、2コート2ベーク方式に比べて塗装回数及び
塗膜の焼付け回数がそれぞれ1回ずつ多く、設備面での
負担が大きくなるという問題があった。
【0004】そこで本発明者らは、連続的に移動する長
尺の金属板上に3層の塗膜を形成でき、しかも設備面で
の負担が小さい塗装方法であって、塗膜性能、塗膜外観
に優れた総合塗膜を得ることができる金属板の塗装方法
について鋭意研究を行った結果、金属板上にプライマー
塗膜と上塗着色ベース塗膜とをウエットオンウエッット
で塗装し焼付け、ついで上塗着色ベース塗膜上に上塗ク
リヤ塗料を塗装し焼き付けることによって上記目的を達
成できることを見出し本発明を完成するに至った。
尺の金属板上に3層の塗膜を形成でき、しかも設備面で
の負担が小さい塗装方法であって、塗膜性能、塗膜外観
に優れた総合塗膜を得ることができる金属板の塗装方法
について鋭意研究を行った結果、金属板上にプライマー
塗膜と上塗着色ベース塗膜とをウエットオンウエッット
で塗装し焼付け、ついで上塗着色ベース塗膜上に上塗ク
リヤ塗料を塗装し焼き付けることによって上記目的を達
成できることを見出し本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、連続
的に移動する長尺の金属板上に、プライマー塗料塗膜と
上塗着色ベース塗料塗膜とを重ねて形成し焼付けた後、
該上塗着色ベース塗膜上に上塗クリヤ塗料を塗装し焼付
けて、金属板上にプライマー塗膜、上塗着色ベー塗膜及
び上塗クリヤ塗膜の積層塗膜を形成する方法であって、
上塗着色ベース塗料塗膜は、プライマー塗料塗膜上にウ
エットオンウエットで形成されることを特徴とする金属
板の塗装方法を提供するものである。
的に移動する長尺の金属板上に、プライマー塗料塗膜と
上塗着色ベース塗料塗膜とを重ねて形成し焼付けた後、
該上塗着色ベース塗膜上に上塗クリヤ塗料を塗装し焼付
けて、金属板上にプライマー塗膜、上塗着色ベー塗膜及
び上塗クリヤ塗膜の積層塗膜を形成する方法であって、
上塗着色ベース塗料塗膜は、プライマー塗料塗膜上にウ
エットオンウエットで形成されることを特徴とする金属
板の塗装方法を提供するものである。
【0006】また、本発明は、上記塗装方法によって塗
装された塗装金属板を提供するものである。
装された塗装金属板を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法について、さら
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0008】本発明方法における被塗物は、プレコート
塗装鋼板分野で使用される長尺の金属板であり、材質と
しては、冷延鋼板、亜鉛系メッキ鋼板、アルミニウム
板、ステンレス鋼板などを挙げることができる。上記亜
鉛系メッキ鋼板としては、溶融亜鉛メッキ鋼板、電気亜
鉛メッキ鋼板、鉄−亜鉛合金メッキ鋼板、ニッケル−亜
鉛合金メッキ鋼板、アルミニウム−亜鉛合金メッキ鋼板
(例えば「ガルバリウム」、「ガルファン」という商品
名のメッキ鋼板)などを挙げることができる。これらの
金属板は、表面にリン酸塩処理、複合酸化膜処理、クロ
メート処理などの化成処理を施してたものであってもよ
い。
塗装鋼板分野で使用される長尺の金属板であり、材質と
しては、冷延鋼板、亜鉛系メッキ鋼板、アルミニウム
板、ステンレス鋼板などを挙げることができる。上記亜
鉛系メッキ鋼板としては、溶融亜鉛メッキ鋼板、電気亜
鉛メッキ鋼板、鉄−亜鉛合金メッキ鋼板、ニッケル−亜
鉛合金メッキ鋼板、アルミニウム−亜鉛合金メッキ鋼板
(例えば「ガルバリウム」、「ガルファン」という商品
名のメッキ鋼板)などを挙げることができる。これらの
金属板は、表面にリン酸塩処理、複合酸化膜処理、クロ
メート処理などの化成処理を施してたものであってもよ
い。
【0009】プライマー塗料 本発明方法においては、連続的に移動する上記長尺の金
属板上に、プライマー塗料塗膜が形成される。プライマ
ー塗膜は、得られる塗装金属板の耐食性の向上や塗膜の
密着性向上などを目的に形成される。
属板上に、プライマー塗料塗膜が形成される。プライマ
ー塗膜は、得られる塗装金属板の耐食性の向上や塗膜の
密着性向上などを目的に形成される。
【0010】プライマー塗料としては、従来、プレコー
ト塗装分野で従来公知のプライマー塗料を特に制限なく
使用することができる。なかでもプライマー塗料として
は、エポキシ樹脂系、ポリエステル樹脂系、ポリエステ
ル変性エポキシ樹脂系の塗料であって、防錆顔料(例え
ばクロム酸ストロンチウム、クロム酸カルシウム、クロ
ム酸亜鉛、クロム酸バリウムなどのクロム酸塩系防錆顔
料;燐酸亜鉛などの非クロム系防錆顔料)を含有するも
のが好適である。
ト塗装分野で従来公知のプライマー塗料を特に制限なく
使用することができる。なかでもプライマー塗料として
は、エポキシ樹脂系、ポリエステル樹脂系、ポリエステ
ル変性エポキシ樹脂系の塗料であって、防錆顔料(例え
ばクロム酸ストロンチウム、クロム酸カルシウム、クロ
ム酸亜鉛、クロム酸バリウムなどのクロム酸塩系防錆顔
料;燐酸亜鉛などの非クロム系防錆顔料)を含有するも
のが好適である。
【0011】上塗着色ベース塗料 本発明方法においては、プライマー塗料塗膜上に、上塗
着色ベース塗料塗膜がウエットオンウエットで形成され
る。
着色ベース塗料塗膜がウエットオンウエットで形成され
る。
【0012】本発明方法において使用される上塗着色ベ
ース塗料の塗膜形成樹脂の基体樹脂は、特に限定される
ものではなく、ポリエステル樹脂、シリコンポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂などの1種又は2種
以上の混合物を挙げることができる。
ース塗料の塗膜形成樹脂の基体樹脂は、特に限定される
ものではなく、ポリエステル樹脂、シリコンポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂などの1種又は2種
以上の混合物を挙げることができる。
【0013】上記基体樹脂のうち、なかでもポリエステ
ル樹脂を好適に使用することができる。上記ポリエステ
ル樹脂は、水酸基を含有することが好ましく、オイルフ
リーポリエステル樹脂、油変性アルキド樹脂、また、こ
れらの樹脂の変性物、例えばウレタン変性ポリエステル
樹脂、ウレタン変性アルキド樹脂、エポキシ変性ポリエ
ステル樹脂、アクリル変性ポリエステル樹脂などが挙げ
られる。
ル樹脂を好適に使用することができる。上記ポリエステ
ル樹脂は、水酸基を含有することが好ましく、オイルフ
リーポリエステル樹脂、油変性アルキド樹脂、また、こ
れらの樹脂の変性物、例えばウレタン変性ポリエステル
樹脂、ウレタン変性アルキド樹脂、エポキシ変性ポリエ
ステル樹脂、アクリル変性ポリエステル樹脂などが挙げ
られる。
【0014】上記オイルフリーポリエステル樹脂は、多
塩基酸成分と多価アルコール成分とのエステル化物から
なるものである。多塩基酸成分としては、例えば無水フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無
水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、フ
マル酸、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸など
から選ばれる1種以上の二塩基酸及びこれらの酸の低級
アルキルエステル化物が主として用いられ、必要に応じ
て安息香酸、クロトン酸、p−t−ブチル安息香酸など
の一塩基酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセ
ントリカルボン酸、無水ピロメリット酸などの3価以上
の多塩基酸などが併用される。多価アルコール成分とし
ては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、3−メチルペンタンジオー
ル、1,4−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ールなどの二価アルコールが主に用いられ、さらに必要
に応じてグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの3価以上
の多価アルコールを併用することができる。これらの多
価アルコールは単独で、あるいは2種以上を混合して使
用することができる。両成分のエステル化又はエステル
交換反応は、それ自体既知の方法によって行うことがで
きる。酸成分としては、イソフタル酸、テレフタル酸、
及びこれらの酸の低級アルキルエステル化物が特に好ま
しい。
塩基酸成分と多価アルコール成分とのエステル化物から
なるものである。多塩基酸成分としては、例えば無水フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無
水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、フ
マル酸、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸など
から選ばれる1種以上の二塩基酸及びこれらの酸の低級
アルキルエステル化物が主として用いられ、必要に応じ
て安息香酸、クロトン酸、p−t−ブチル安息香酸など
の一塩基酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセ
ントリカルボン酸、無水ピロメリット酸などの3価以上
の多塩基酸などが併用される。多価アルコール成分とし
ては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、3−メチルペンタンジオー
ル、1,4−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ールなどの二価アルコールが主に用いられ、さらに必要
に応じてグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの3価以上
の多価アルコールを併用することができる。これらの多
価アルコールは単独で、あるいは2種以上を混合して使
用することができる。両成分のエステル化又はエステル
交換反応は、それ自体既知の方法によって行うことがで
きる。酸成分としては、イソフタル酸、テレフタル酸、
及びこれらの酸の低級アルキルエステル化物が特に好ま
しい。
【0015】アルキド樹脂は、上記オイルフリーポリエ
ステル樹脂の酸成分及びアルコール成分に加えて、油脂
肪酸をそれ自体既知の方法で反応せしめたものであっ
て、油脂肪酸としては、例えばヤシ油脂肪酸、大豆油脂
肪酸、アマニ油脂肪酸、サフラワー油脂肪酸、トール油
脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、キリ油脂肪酸などを挙げ
ることができる。アルキド樹脂の油長は30%以下、特
に5〜20%程度のものが好ましい。
ステル樹脂の酸成分及びアルコール成分に加えて、油脂
肪酸をそれ自体既知の方法で反応せしめたものであっ
て、油脂肪酸としては、例えばヤシ油脂肪酸、大豆油脂
肪酸、アマニ油脂肪酸、サフラワー油脂肪酸、トール油
脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、キリ油脂肪酸などを挙げ
ることができる。アルキド樹脂の油長は30%以下、特
に5〜20%程度のものが好ましい。
【0016】ウレタン変性ポリエステル樹脂としては、
上記オイルフリーポリエステル樹脂、又は上記オイルフ
リーポリエステル樹脂の製造の際に用いられる酸成分及
びアルコール成分を反応させて得られる低分子量のオイ
ルフリーポリエステル樹脂を、ポリイソシアネート化合
物とそれ自体既知の方法で反応せしめたものが挙げられ
る。また、ウレタン変性アルキド樹脂は、上記アルキド
樹脂、又は上記アルキド樹脂製造の際に用いられる各成
分を反応させて得られる低分子量のアルキド樹脂を、ポ
リイソシアネート化合物とそれ自体既知の方法で反応せ
しめたものが包含される。ウレタン変性ポリエステル樹
脂及びウレタン変性アルキド樹脂を製造する際に使用し
うるポリイソシアネート化合物としては、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4´−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、2,4,6−トリイソシアナトトルエンなどが挙
げられる。上記のウレタン変性樹脂は、一般に、ウレタ
ン変性樹脂を形成するポリイソシアネート化合物の量が
ウレタン変性樹脂に対して30重量%以下の量となる変
性度合のものを好適に使用することができる。
上記オイルフリーポリエステル樹脂、又は上記オイルフ
リーポリエステル樹脂の製造の際に用いられる酸成分及
びアルコール成分を反応させて得られる低分子量のオイ
ルフリーポリエステル樹脂を、ポリイソシアネート化合
物とそれ自体既知の方法で反応せしめたものが挙げられ
る。また、ウレタン変性アルキド樹脂は、上記アルキド
樹脂、又は上記アルキド樹脂製造の際に用いられる各成
分を反応させて得られる低分子量のアルキド樹脂を、ポ
リイソシアネート化合物とそれ自体既知の方法で反応せ
しめたものが包含される。ウレタン変性ポリエステル樹
脂及びウレタン変性アルキド樹脂を製造する際に使用し
うるポリイソシアネート化合物としては、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4´−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、2,4,6−トリイソシアナトトルエンなどが挙
げられる。上記のウレタン変性樹脂は、一般に、ウレタ
ン変性樹脂を形成するポリイソシアネート化合物の量が
ウレタン変性樹脂に対して30重量%以下の量となる変
性度合のものを好適に使用することができる。
【0017】エポキシ変性ポリエステル樹脂としては、
上記ポリエステル樹脂の製造に使用する各成分から製造
したポリエステル樹脂を用い、この樹脂のカルボキシル
基とエポキシ基含有樹脂との反応生成物や、ポリエステ
ル樹脂中の水酸基とエポキシ樹脂中の水酸基とをポリイ
ソシアネート化合物を介して結合した生成物などの、ポ
リエステル樹脂とエポキシ樹脂との付加、縮合、グラフ
トなどの反応による反応生成物を挙げることができる。
かかるエポキシ変性ポリエステル樹脂における変性の度
合は、一般に、エポキシ樹脂の量がエポキシ変性ポリエ
ステル樹脂に対して、0.1〜30重量%となる量であ
ることが好適である。
上記ポリエステル樹脂の製造に使用する各成分から製造
したポリエステル樹脂を用い、この樹脂のカルボキシル
基とエポキシ基含有樹脂との反応生成物や、ポリエステ
ル樹脂中の水酸基とエポキシ樹脂中の水酸基とをポリイ
ソシアネート化合物を介して結合した生成物などの、ポ
リエステル樹脂とエポキシ樹脂との付加、縮合、グラフ
トなどの反応による反応生成物を挙げることができる。
かかるエポキシ変性ポリエステル樹脂における変性の度
合は、一般に、エポキシ樹脂の量がエポキシ変性ポリエ
ステル樹脂に対して、0.1〜30重量%となる量であ
ることが好適である。
【0018】アクリル変性ポリエステル樹脂としては、
上記ポリエステル樹脂の製造に使用する各成分から製造
したポリエステル樹脂を用い、この樹脂のカルボキシル
基又は水酸基にこれらの基と反応性を有する基、例えば
カルボキシル基、水酸基又はエポキシ基を含有するアク
リル樹脂との反応生成物や、ポリエステル樹脂に(メ
タ)アクリル酸や(メタ)アクリル酸エステルなどをパ
ーオキサイド系重合開始剤を使用してグラフト重合して
なる反応生成物を挙げることができる。かかるアクリル
変性ポリエステル樹脂における変性の度合は、一般に、
アクリル樹脂の量がアクリル変性ポリエステル樹脂に対
して、0.1〜50重量%となる量であることが好適で
ある。
上記ポリエステル樹脂の製造に使用する各成分から製造
したポリエステル樹脂を用い、この樹脂のカルボキシル
基又は水酸基にこれらの基と反応性を有する基、例えば
カルボキシル基、水酸基又はエポキシ基を含有するアク
リル樹脂との反応生成物や、ポリエステル樹脂に(メ
タ)アクリル酸や(メタ)アクリル酸エステルなどをパ
ーオキサイド系重合開始剤を使用してグラフト重合して
なる反応生成物を挙げることができる。かかるアクリル
変性ポリエステル樹脂における変性の度合は、一般に、
アクリル樹脂の量がアクリル変性ポリエステル樹脂に対
して、0.1〜50重量%となる量であることが好適で
ある。
【0019】以上に述べたポリエステル樹脂のうち、好
適なものとしては、オイルフリーポリエステル樹脂が挙
げられる。ポリエステル樹脂のうち、加工性、硬化性な
どの点からなかでも下記のポリエステル樹脂(A)が好
適である。
適なものとしては、オイルフリーポリエステル樹脂が挙
げられる。ポリエステル樹脂のうち、加工性、硬化性な
どの点からなかでも下記のポリエステル樹脂(A)が好
適である。
【0020】ポリエステル樹脂(A)は、数平均分子量
1,500〜35,000、好ましくは3,000〜2
5,000、ガラス転移温度(Tg点)−30〜60
℃、好ましくは−20℃〜35℃、水酸基価3〜100
mgKOH/g、好ましくは8〜70mgKOH/gを
有するポリエステル樹脂である。
1,500〜35,000、好ましくは3,000〜2
5,000、ガラス転移温度(Tg点)−30〜60
℃、好ましくは−20℃〜35℃、水酸基価3〜100
mgKOH/g、好ましくは8〜70mgKOH/gを
有するポリエステル樹脂である。
【0021】本発明において、ガラス転移温度(Tg)
は、示差熱分析(DTA)によるものであり、また数平
均分子量はゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)によっ
て、標準ポリスチレンの検量線を用いて測定したもので
ある。
は、示差熱分析(DTA)によるものであり、また数平
均分子量はゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)によっ
て、標準ポリスチレンの検量線を用いて測定したもので
ある。
【0022】上記上塗着色ベース塗料は、基体樹脂と反
応して架橋させる架橋剤を含有していてもよく、この架
橋剤の代表例として、メラミン樹脂、ブロック化ポリイ
ソシアネート化合物を挙げることができる。
応して架橋させる架橋剤を含有していてもよく、この架
橋剤の代表例として、メラミン樹脂、ブロック化ポリイ
ソシアネート化合物を挙げることができる。
【0023】上記メラミン樹脂としては、メラミンとア
ルデヒドとの反応によって得られるメチロール化アミノ
樹脂が挙げられる。上記反応に用いられるアルデヒドと
しては、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド、ベンツアルデヒド等が挙げられる。ま
た、上記メチロール化アミノ樹脂を適当なアルコールに
よってエーテル化したものもメラミン樹脂として使用で
きる。エーテル化に用いられるアルコールの例としては
メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコ
ール、イソブチルアルコール、2−エチルブタノール、
2−エチルヘキサノールなどが挙げられる。
ルデヒドとの反応によって得られるメチロール化アミノ
樹脂が挙げられる。上記反応に用いられるアルデヒドと
しては、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド、ベンツアルデヒド等が挙げられる。ま
た、上記メチロール化アミノ樹脂を適当なアルコールに
よってエーテル化したものもメラミン樹脂として使用で
きる。エーテル化に用いられるアルコールの例としては
メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコ
ール、イソブチルアルコール、2−エチルブタノール、
2−エチルヘキサノールなどが挙げられる。
【0024】上記ブロック化ポリイソシアネート化合物
は、ポリイソシアネート化合物のフリーのイソシアネー
ト基をブロック化剤によってブロック化してなる化合物
である。
は、ポリイソシアネート化合物のフリーのイソシアネー
ト基をブロック化剤によってブロック化してなる化合物
である。
【0025】上記ブロック化する前のポリイソシアネー
ト化合物としては、例えばヘキサメチレンジイソシアネ
ートもしくはトリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
トの如き脂肪族ジイソシアネート類;水素添加キシリレ
ンジイソシアネートもしくはイソホロンジイソシアネー
トの如き環状脂肪族ジイソシアネート類;トリレンジイ
ソシアネートもしくは4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートの如き芳香族ジイソシアネート類の如き有
機ジイソシアネートそれ自体、またはこれらの各有機ジ
イソシアネートと多価アルコール、低分子量ポリエステ
ル樹脂もしくは水等との付加物、あるいは上記した如き
各有機ジイソシアネート同志の環化重合体、更にはイソ
シアネート・ビウレット体等が挙げられる。
ト化合物としては、例えばヘキサメチレンジイソシアネ
ートもしくはトリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
トの如き脂肪族ジイソシアネート類;水素添加キシリレ
ンジイソシアネートもしくはイソホロンジイソシアネー
トの如き環状脂肪族ジイソシアネート類;トリレンジイ
ソシアネートもしくは4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートの如き芳香族ジイソシアネート類の如き有
機ジイソシアネートそれ自体、またはこれらの各有機ジ
イソシアネートと多価アルコール、低分子量ポリエステ
ル樹脂もしくは水等との付加物、あるいは上記した如き
各有機ジイソシアネート同志の環化重合体、更にはイソ
シアネート・ビウレット体等が挙げられる。
【0026】イソシアネート基をブロックするブロック
化剤としては、例えばフェノール、クレゾール、キシレ
ノールなどのフェノール系;ε−カプロラクタム;δ−
バレロラクタム、γ−ブチロラクタム、β−プロピオラ
クタムなどラクタム系;メタノール、エタノール、n−
又はi−プロピルアルコール、n−,i−又はt−ブチ
ルアルコール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、
ベンジルアルコールなどのアルコール系;ホルムアミド
キシム、アセトアルドキシム、アセトキシム、メチルエ
チルケトキシム、ジアセチルモノオキシム、ベンゾフェ
ノンオキシム、シクロヘキサンオキシムなどオキシム
系;マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、アセト酢酸
エチル、アセト酢酸メチル、アセチルアセトンなどの活
性メチレン系などのブロック化剤を好適に使用すること
ができる。
化剤としては、例えばフェノール、クレゾール、キシレ
ノールなどのフェノール系;ε−カプロラクタム;δ−
バレロラクタム、γ−ブチロラクタム、β−プロピオラ
クタムなどラクタム系;メタノール、エタノール、n−
又はi−プロピルアルコール、n−,i−又はt−ブチ
ルアルコール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、
ベンジルアルコールなどのアルコール系;ホルムアミド
キシム、アセトアルドキシム、アセトキシム、メチルエ
チルケトキシム、ジアセチルモノオキシム、ベンゾフェ
ノンオキシム、シクロヘキサンオキシムなどオキシム
系;マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、アセト酢酸
エチル、アセト酢酸メチル、アセチルアセトンなどの活
性メチレン系などのブロック化剤を好適に使用すること
ができる。
【0027】上記ポリイソシアネート化合物と上記ブロ
ック化剤とを混合することによって容易に上記ポリイソ
シアネート化合物のフリーのイソシアネート基をブロッ
クすることができる。
ック化剤とを混合することによって容易に上記ポリイソ
シアネート化合物のフリーのイソシアネート基をブロッ
クすることができる。
【0028】架橋剤は、1種の架橋剤からなっていても
よいし、2種以上の架橋剤の混合物であってもよい。架
橋剤の配合量は、特に限定されるものではないが、通
常、基体樹脂と架橋剤との固形分合計量100重量部に
おいて、通常、5〜40重量部の範囲内にあることが好
適である。
よいし、2種以上の架橋剤の混合物であってもよい。架
橋剤の配合量は、特に限定されるものではないが、通
常、基体樹脂と架橋剤との固形分合計量100重量部に
おいて、通常、5〜40重量部の範囲内にあることが好
適である。
【0029】上塗着色ベース塗料は、基体樹脂、及び必
要に応じて使用される架橋剤に加えて、通常、溶媒を含
有し、さらに必要に応じて、塗膜の着色や凹凸感の付与
などの目的で、有機樹脂微粒子(C)、着色顔料(D)
を含有する。
要に応じて使用される架橋剤に加えて、通常、溶媒を含
有し、さらに必要に応じて、塗膜の着色や凹凸感の付与
などの目的で、有機樹脂微粒子(C)、着色顔料(D)
を含有する。
【0030】上記有機樹脂微粒子(C)は、塗膜形成時
の焼付けによって完全には溶融しない平均粒子径5〜8
0μm、好ましくは15〜60μmの有機樹脂微粒子で
あり、該樹脂微粒子中に着色顔料を含有していてもよ
い。着色顔料を含有する場合には、有機樹脂微粒子によ
って塗膜を着色することができる。有機樹脂微粒子は、
平均粒子径が5μm未満では上塗着色ベース塗膜表面に
意匠性のある凹凸を形成することが困難となり、一方、
80μmを超えると意匠性が低下し、また塗装作業性も
低下する。
の焼付けによって完全には溶融しない平均粒子径5〜8
0μm、好ましくは15〜60μmの有機樹脂微粒子で
あり、該樹脂微粒子中に着色顔料を含有していてもよ
い。着色顔料を含有する場合には、有機樹脂微粒子によ
って塗膜を着色することができる。有機樹脂微粒子は、
平均粒子径が5μm未満では上塗着色ベース塗膜表面に
意匠性のある凹凸を形成することが困難となり、一方、
80μmを超えると意匠性が低下し、また塗装作業性も
低下する。
【0031】有機樹脂微粒子(C)の樹脂種としては、
例えば、ポリフッ化ビニリデンやポリテトラフルオロエ
チレンなどのフッ素樹脂、ポリアミド、アクリル樹脂、
ポリウレタン、フェノール樹脂、シリコン樹脂、ポリプ
ロピレン、及びナイロン11やナイロン12などのポリ
アミドなどを挙げることができる。
例えば、ポリフッ化ビニリデンやポリテトラフルオロエ
チレンなどのフッ素樹脂、ポリアミド、アクリル樹脂、
ポリウレタン、フェノール樹脂、シリコン樹脂、ポリプ
ロピレン、及びナイロン11やナイロン12などのポリ
アミドなどを挙げることができる。
【0032】有機樹脂微粒子中に含有されていてもよい
着色顔料としては、塗料分野で使用される着色顔料であ
れば制限なく使用でき、例えば、チタン白、べんがら、
カーボンブラック、チタンエロー、シアニンブルー、シ
アニングリーン、有機赤色顔料、有機黄色顔料などを挙
げることができる。
着色顔料としては、塗料分野で使用される着色顔料であ
れば制限なく使用でき、例えば、チタン白、べんがら、
カーボンブラック、チタンエロー、シアニンブルー、シ
アニングリーン、有機赤色顔料、有機黄色顔料などを挙
げることができる。
【0033】上塗着色ベース塗料における有機樹脂微粒
子の配合量は、基体樹脂と架橋剤との合計の皮膜形成性
樹脂成分100重量部に対して、通常、1〜40重量
部、好ましくは2〜15重量部であることが、意匠性、
塗膜の加工性、密着性などの点から適当である。
子の配合量は、基体樹脂と架橋剤との合計の皮膜形成性
樹脂成分100重量部に対して、通常、1〜40重量
部、好ましくは2〜15重量部であることが、意匠性、
塗膜の加工性、密着性などの点から適当である。
【0034】上塗着色ベース塗料に配合する上記着色顔
料(D)としては、塗料分野で通常使用されている着色
顔料、例えば、チタン白、亜鉛華などの白色顔料;シア
ニンブルー、インダスレンブルーなどの青色顔料;シア
ニングリーン、緑青などの緑色顔料;アゾ系やキナクリ
ドン系などの有機赤色顔料、ベンガラなどの赤色顔料;
ベンツイミダゾロン系、イソインドリノン系、イソイン
ドリン系及びキノフタロン系などの有機黄色顔料、チタ
ンイエロー、黄鉛などの黄色顔料;カーボンブラック、
黒鉛、松煙などの黒色顔料;アルミニウ粉、銅粉、ニッ
ケル粉、酸化チタン被覆マイカ粉、酸化鉄被覆マイカ粉
及び光輝性グラファイトなどの光輝性顔料などが挙げら
れる。着色顔料の配合量は、特に限定されるものでなく
良好な美粧性を発揮できる範囲であればよく、基体樹脂
と架橋剤との合計の皮膜形成性樹脂成分100重量部に
対して、通常、1〜120重量部の範囲で使用される。
料(D)としては、塗料分野で通常使用されている着色
顔料、例えば、チタン白、亜鉛華などの白色顔料;シア
ニンブルー、インダスレンブルーなどの青色顔料;シア
ニングリーン、緑青などの緑色顔料;アゾ系やキナクリ
ドン系などの有機赤色顔料、ベンガラなどの赤色顔料;
ベンツイミダゾロン系、イソインドリノン系、イソイン
ドリン系及びキノフタロン系などの有機黄色顔料、チタ
ンイエロー、黄鉛などの黄色顔料;カーボンブラック、
黒鉛、松煙などの黒色顔料;アルミニウ粉、銅粉、ニッ
ケル粉、酸化チタン被覆マイカ粉、酸化鉄被覆マイカ粉
及び光輝性グラファイトなどの光輝性顔料などが挙げら
れる。着色顔料の配合量は、特に限定されるものでなく
良好な美粧性を発揮できる範囲であればよく、基体樹脂
と架橋剤との合計の皮膜形成性樹脂成分100重量部に
対して、通常、1〜120重量部の範囲で使用される。
【0035】上塗着色ベース塗料に配合される溶媒は、
塗装性の改善などのため必要に応じて配合されるもので
あり、上記皮膜形成性樹脂成分を溶解ないし分散できる
ものが使用でき、具体的には、例えば、トルエン、キシ
レン、高沸点石油系炭化水素などの炭化水素系溶剤、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン、イソホロンなどのケトン系溶剤、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテートなどのエステル系溶剤、メタノール、エタ
ノール、ブタノールなどのアルコール系溶剤、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテルなどのエーテルアルコール系溶剤、水などを挙げ
ることができ、これらは単独で、あるいは2種以上を混
合して使用することができる。
塗装性の改善などのため必要に応じて配合されるもので
あり、上記皮膜形成性樹脂成分を溶解ないし分散できる
ものが使用でき、具体的には、例えば、トルエン、キシ
レン、高沸点石油系炭化水素などの炭化水素系溶剤、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン、イソホロンなどのケトン系溶剤、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテートなどのエステル系溶剤、メタノール、エタ
ノール、ブタノールなどのアルコール系溶剤、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテルなどのエーテルアルコール系溶剤、水などを挙げ
ることができ、これらは単独で、あるいは2種以上を混
合して使用することができる。
【0036】上塗着色ベース塗料は、基体樹脂、必要に
応じて配合される架橋剤、有機樹脂微粒子、着色顔料、
溶媒から実質的になることができるが、さらに必要に応
じて、硬化触媒;タルク、クレー、シリカ、マイカ、ア
ルミナなどの体質顔料;クロム酸ストロンチウム、クロ
ム酸カルシウム、クロム酸亜鉛、クロム酸バリウム、燐
酸亜鉛などの防錆顔料;塗料用としてそれ自体既知の消
泡剤、塗面調整剤などの添加剤を含有していてもよい。
応じて配合される架橋剤、有機樹脂微粒子、着色顔料、
溶媒から実質的になることができるが、さらに必要に応
じて、硬化触媒;タルク、クレー、シリカ、マイカ、ア
ルミナなどの体質顔料;クロム酸ストロンチウム、クロ
ム酸カルシウム、クロム酸亜鉛、クロム酸バリウム、燐
酸亜鉛などの防錆顔料;塗料用としてそれ自体既知の消
泡剤、塗面調整剤などの添加剤を含有していてもよい。
【0037】上記硬化触媒は、基体樹脂と架橋剤との硬
化反応を促進するため必要に応じて配合されるものであ
り、架橋剤の種類に応じて適宜選択して使用することが
できる。
化反応を促進するため必要に応じて配合されるものであ
り、架橋剤の種類に応じて適宜選択して使用することが
できる。
【0038】架橋剤が、メラミン樹脂、特に低分子量
の、メチルエーテル化またはメチルエーテルとブチルエ
ーテルとの混合エーテル化メラミン樹脂である場合に
は、硬化触媒として、酸触媒、例えばスルホン酸化合物
又はスルホン酸化合物のアミン中和物が好適に用いられ
る。スルホン酸化合物の代表例としては、p−トルエン
スルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジノニルナ
フタレンスルホン酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸
などを挙げることができる。スルホン酸化合物のアミン
中和物におけるアミンとしては、1級アミン、2級アミ
ン、3級アミンのいずれであってもよい。これらのう
ち、塗料の安定性、反応促進効果、得られる塗膜の物性
などの点から、p−トルエンスルホン酸のアミン中和物
及び/又はドデシルベンゼンスルホン酸のアミン中和物
が好ましい。
の、メチルエーテル化またはメチルエーテルとブチルエ
ーテルとの混合エーテル化メラミン樹脂である場合に
は、硬化触媒として、酸触媒、例えばスルホン酸化合物
又はスルホン酸化合物のアミン中和物が好適に用いられ
る。スルホン酸化合物の代表例としては、p−トルエン
スルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジノニルナ
フタレンスルホン酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸
などを挙げることができる。スルホン酸化合物のアミン
中和物におけるアミンとしては、1級アミン、2級アミ
ン、3級アミンのいずれであってもよい。これらのう
ち、塗料の安定性、反応促進効果、得られる塗膜の物性
などの点から、p−トルエンスルホン酸のアミン中和物
及び/又はドデシルベンゼンスルホン酸のアミン中和物
が好ましい。
【0039】架橋剤が、ブロック化ポリイソシアネート
化合物である場合には、架橋剤であるブロック化ポリイ
ソシアネート化合物のブロック剤の解離を促進する硬化
触媒が好適であり、好適な硬化触媒として、例えば、オ
クチル酸錫、、ジブチル錫ジ(2−エチルヘキサノエー
ト)、ジオクチル錫ジ(2−エチルヘキサノエート)、
ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫オキサイド、ジオ
クチル錫オキサイド、2−エチルヘキサン酸鉛などの有
機金属触媒などを挙げることができる。
化合物である場合には、架橋剤であるブロック化ポリイ
ソシアネート化合物のブロック剤の解離を促進する硬化
触媒が好適であり、好適な硬化触媒として、例えば、オ
クチル酸錫、、ジブチル錫ジ(2−エチルヘキサノエー
ト)、ジオクチル錫ジ(2−エチルヘキサノエート)、
ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫オキサイド、ジオ
クチル錫オキサイド、2−エチルヘキサン酸鉛などの有
機金属触媒などを挙げることができる。
【0040】本発明方法において、特に好ましい上塗着
色ベース塗料は、前記ポリエステル樹脂(A)60〜9
5重量部と、前記メラミン樹脂及びブロック化ポリイソ
シアネート化合物から選ばれる少なくとも1種の架橋剤
(B)5〜40重量部との合計固形分100重量部に対
して、前記有機樹脂微粒子(C)1〜30重量部を含有
し、さらに前記着色顔料(D)を含有するものである。
色ベース塗料は、前記ポリエステル樹脂(A)60〜9
5重量部と、前記メラミン樹脂及びブロック化ポリイソ
シアネート化合物から選ばれる少なくとも1種の架橋剤
(B)5〜40重量部との合計固形分100重量部に対
して、前記有機樹脂微粒子(C)1〜30重量部を含有
し、さらに前記着色顔料(D)を含有するものである。
【0041】上塗クリヤ塗料 本発明方法において使用される上塗クリヤ塗料は、その
塗料膜が焼付けられた上記上塗着色ベース塗膜上に塗装
される塗料であり、最上層クリヤ塗膜層を形成するもの
である。
塗料膜が焼付けられた上記上塗着色ベース塗膜上に塗装
される塗料であり、最上層クリヤ塗膜層を形成するもの
である。
【0042】上塗クリヤ塗料は、基体樹脂及び架橋剤を
必須成分として含有する熱硬化性の上塗クリヤ塗料であ
る。上記基体樹脂は特に限定されるものではなく、ポリ
エステル樹脂、シリコンポリエステル樹脂、アクリル樹
脂、フッ素樹脂などの1種又は2種以上の混合物を挙げ
ることができる。上記基体樹脂のうち、なかでもポリエ
ステル樹脂を好適に使用することができる。このポリエ
ステル樹脂としては、前記上塗着色ベース塗料の基体樹
脂の一つとして記載したポリエステル樹脂を挙げること
ができる。ポリエステル樹脂のうち、好適なものとして
はオイルフリーポリエステル樹脂が挙げられる。ポリエ
ステル樹脂のうち、加工性、硬化性などの点からなかで
も下記のポリエステル樹脂(E)が好適である。
必須成分として含有する熱硬化性の上塗クリヤ塗料であ
る。上記基体樹脂は特に限定されるものではなく、ポリ
エステル樹脂、シリコンポリエステル樹脂、アクリル樹
脂、フッ素樹脂などの1種又は2種以上の混合物を挙げ
ることができる。上記基体樹脂のうち、なかでもポリエ
ステル樹脂を好適に使用することができる。このポリエ
ステル樹脂としては、前記上塗着色ベース塗料の基体樹
脂の一つとして記載したポリエステル樹脂を挙げること
ができる。ポリエステル樹脂のうち、好適なものとして
はオイルフリーポリエステル樹脂が挙げられる。ポリエ
ステル樹脂のうち、加工性、硬化性などの点からなかで
も下記のポリエステル樹脂(E)が好適である。
【0043】ポリエステル樹脂(E)は、数平均分子量
1,500〜25,000、好ましくは5,000〜2
0,000、ガラス転移温度(Tg点)0〜70℃、好
ましくは10℃〜60℃、水酸基価8〜100mgKO
H/g、好ましくは15〜60mgKOH/gを有する
ポリエステル樹脂である。
1,500〜25,000、好ましくは5,000〜2
0,000、ガラス転移温度(Tg点)0〜70℃、好
ましくは10℃〜60℃、水酸基価8〜100mgKO
H/g、好ましくは15〜60mgKOH/gを有する
ポリエステル樹脂である。
【0044】上記上塗クリヤ塗料における架橋剤として
は、例えば、前記上塗着色ベース塗料における架橋剤の
代表例として記載したメラミン樹脂であるメラミン樹脂
架橋剤(F)が好適に使用される。平滑性に優れた塗膜
を形成しようとする場合には、熱流動性の面からブチル
エーテル化メラミン樹脂を使用することが有利である。
架橋剤の配合量は、特に限定されるものではないが、通
常、上塗クリヤ塗料における基体樹脂と架橋剤との合計
固形分である塗膜形成性樹脂成分100重量部におい
て、通常、10〜50重量部の範囲内にあることが好適
である。
は、例えば、前記上塗着色ベース塗料における架橋剤の
代表例として記載したメラミン樹脂であるメラミン樹脂
架橋剤(F)が好適に使用される。平滑性に優れた塗膜
を形成しようとする場合には、熱流動性の面からブチル
エーテル化メラミン樹脂を使用することが有利である。
架橋剤の配合量は、特に限定されるものではないが、通
常、上塗クリヤ塗料における基体樹脂と架橋剤との合計
固形分である塗膜形成性樹脂成分100重量部におい
て、通常、10〜50重量部の範囲内にあることが好適
である。
【0045】上塗クリヤ塗料において、上記メラミン樹
脂架橋剤(F)として、メチルエーテル化又はメチルエ
ーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹
脂を80重量%以上含有するメラミン樹脂架橋剤を使用
し、上塗クリヤ塗料の塗膜形成性樹脂成分100重量部
に対して、(G)硬化触媒として、スルホン酸化合物又
はスルホン酸化合物の中和物を該スルホン酸化合物の量
に換算した値で0.1〜2.0重量部及び(H)沸点3
0〜250℃の2級又は3級アミン化合物0.1〜10
重量部を含有させることによって、焼付け硬化時に上塗
クリヤ塗膜表面に均一な縮み模様を形成することができ
る。
脂架橋剤(F)として、メチルエーテル化又はメチルエ
ーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹
脂を80重量%以上含有するメラミン樹脂架橋剤を使用
し、上塗クリヤ塗料の塗膜形成性樹脂成分100重量部
に対して、(G)硬化触媒として、スルホン酸化合物又
はスルホン酸化合物の中和物を該スルホン酸化合物の量
に換算した値で0.1〜2.0重量部及び(H)沸点3
0〜250℃の2級又は3級アミン化合物0.1〜10
重量部を含有させることによって、焼付け硬化時に上塗
クリヤ塗膜表面に均一な縮み模様を形成することができ
る。
【0046】上記メラミン樹脂架橋剤(F)としての、
メチルエーテル化メラミン樹脂及びメチルエーテルとブ
チルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹脂から選ば
れる少なくとも1種のメラミン樹脂を合計で80重量%
以上、好ましくは90重量%以上含有するメラミン樹脂
は、すなわちメチルエーテル化メラミン樹脂及びメチル
エーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン
樹脂を合計でメラミン樹脂架橋剤(F)中で80重量%
以上、好ましくは90重量%以上含有するメラミン樹脂
であり、なかでもメチルエーテル化メラミン樹脂からな
ることが好適である。
メチルエーテル化メラミン樹脂及びメチルエーテルとブ
チルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹脂から選ば
れる少なくとも1種のメラミン樹脂を合計で80重量%
以上、好ましくは90重量%以上含有するメラミン樹脂
は、すなわちメチルエーテル化メラミン樹脂及びメチル
エーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン
樹脂を合計でメラミン樹脂架橋剤(F)中で80重量%
以上、好ましくは90重量%以上含有するメラミン樹脂
であり、なかでもメチルエーテル化メラミン樹脂からな
ることが好適である。
【0047】上記メラミン樹脂架橋剤(F)において、
その中に、20重量%以下、好ましくは10重量%以下
の量含有されていてもよい、メチルエーテル化メラミン
樹脂及びメチルエーテルとブチルエーテルとの混合エー
テル化メラミン樹脂以外のメラミン樹脂としては、メチ
ルエーテル化されていないメラミン樹脂が挙げられ、代
表例として、ブチルエーテル化メラミン樹脂を挙げるこ
とができる。
その中に、20重量%以下、好ましくは10重量%以下
の量含有されていてもよい、メチルエーテル化メラミン
樹脂及びメチルエーテルとブチルエーテルとの混合エー
テル化メラミン樹脂以外のメラミン樹脂としては、メチ
ルエーテル化されていないメラミン樹脂が挙げられ、代
表例として、ブチルエーテル化メラミン樹脂を挙げるこ
とができる。
【0048】上記メラミン樹脂の具体例としては、例え
ばサイメル300、同303、同325、同327、同
350、同730、同736、同738[以上、いずれ
も三井サイテック(株)製]、メラン522、同523
[以上、いずれも日立化成(株)製]、ニカラックMS
001、同MX430、同MX650[以上、いずれも
三和ケミカル(株)製]、スミマールM−55、同M−
100、同M−40S[以上、いずれも住友化学(株)
製]、レジミン740、同747[以上、いずれもモン
サント社製]などのメチルエーテル化メラミン樹脂;サ
イメル232、同266、同XV−514、同1130
[以上、いずれも三井サイテック(株)製]、ニカラッ
クMX500、同MX600、同MS35、同MS95
[以上、いずれも三和ケミカル(株)製]、レジミン7
53、同755[以上、いずれもモンサント社製]、ス
ミマールM−66B[住友化学(株)製]などのメチル
エーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン
樹脂;ユーバン20SE、同225[以上、いずれも三
井東圧(株)製]、スーパーベッカミンJ820−6
0、同L−117−60、同L−109−65、同47
−508−60、同L−118−60、同G821−6
0[以上、いずれも大日本インキ化学工業(株)製]な
どのブチルエーテル化メラミン樹脂などを挙げることが
できる。
ばサイメル300、同303、同325、同327、同
350、同730、同736、同738[以上、いずれ
も三井サイテック(株)製]、メラン522、同523
[以上、いずれも日立化成(株)製]、ニカラックMS
001、同MX430、同MX650[以上、いずれも
三和ケミカル(株)製]、スミマールM−55、同M−
100、同M−40S[以上、いずれも住友化学(株)
製]、レジミン740、同747[以上、いずれもモン
サント社製]などのメチルエーテル化メラミン樹脂;サ
イメル232、同266、同XV−514、同1130
[以上、いずれも三井サイテック(株)製]、ニカラッ
クMX500、同MX600、同MS35、同MS95
[以上、いずれも三和ケミカル(株)製]、レジミン7
53、同755[以上、いずれもモンサント社製]、ス
ミマールM−66B[住友化学(株)製]などのメチル
エーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン
樹脂;ユーバン20SE、同225[以上、いずれも三
井東圧(株)製]、スーパーベッカミンJ820−6
0、同L−117−60、同L−109−65、同47
−508−60、同L−118−60、同G821−6
0[以上、いずれも大日本インキ化学工業(株)製]な
どのブチルエーテル化メラミン樹脂などを挙げることが
できる。
【0049】上記硬化触媒(G)は、基体樹脂とメラミ
ン樹脂架橋剤(F)との架橋反応を促進するために配合
されるものであり、例えば前記上塗着色ベース塗料の項
で説明した硬化触媒である前記スルホン酸化合物又はス
ルホン酸化合物のアミン中和物を挙げることができる。
この硬化触媒の量は、塗膜形成性樹脂成分100重量部
に対して、硬化触媒中の酸の量、例えばスルホン酸化合
物のアミン中和物の場合には、スルホン酸化合物の量に
換算した値で0.1〜2.0重量部、好ましくは0.2
〜1.5重量部である。
ン樹脂架橋剤(F)との架橋反応を促進するために配合
されるものであり、例えば前記上塗着色ベース塗料の項
で説明した硬化触媒である前記スルホン酸化合物又はス
ルホン酸化合物のアミン中和物を挙げることができる。
この硬化触媒の量は、塗膜形成性樹脂成分100重量部
に対して、硬化触媒中の酸の量、例えばスルホン酸化合
物のアミン中和物の場合には、スルホン酸化合物の量に
換算した値で0.1〜2.0重量部、好ましくは0.2
〜1.5重量部である。
【0050】上記アミン化合物(H)は、上塗クリヤ塗
膜表面に縮みを発生させるために配合するものであり、
沸点30〜250℃の2級又は3級アミンが好適に使用
される。アミン化合物(H)の代表例としては、ジエチ
ルアミン、ジイソプロピルアミン、ジn−プロピルアミ
ン、ジアリルアミン、ジアミルアミン、ジn−ブチルア
ミン、ジイソブルアミン、ジsec−ブチルアミン、N
−エチル−1,2−ジメチルプロピルアミン、N−メチ
ルヘキシルアミン、ジn−オクチルアミン、ピペリジ
ン、2−ピペコリン、3−ピペコリン、4−ピペコリ
ン、2,4−,2,6−又は3,5−ルペチジン、3−
ピペリジンメタノールなどの第2級アミン;トリエチル
アミン、トリブチルアミン、トリアリルアミン、N−メ
チルジアリルアミン、N−メチルモルホリン、N,N,
N´,N´−テトラメチル−1,2−ジアミノエタン、
N−メチルピペリジン、ピリジン、4−エチルピリジン
などの第3級アミン;N−メチルピペラジンなどの第2
級及び第3級アミノ基を有するアミンなどの1種又は2
種以上の混合物が挙げられる。これらのうち、ジアルキ
ルアミン、特にジイソプロピルアミン、ジn−プロピル
アミン、ジn−ブチルアミン、ジイソブルアミンなどが
低臭であること及び美しい均一な縮みを形成できること
から好適である。
膜表面に縮みを発生させるために配合するものであり、
沸点30〜250℃の2級又は3級アミンが好適に使用
される。アミン化合物(H)の代表例としては、ジエチ
ルアミン、ジイソプロピルアミン、ジn−プロピルアミ
ン、ジアリルアミン、ジアミルアミン、ジn−ブチルア
ミン、ジイソブルアミン、ジsec−ブチルアミン、N
−エチル−1,2−ジメチルプロピルアミン、N−メチ
ルヘキシルアミン、ジn−オクチルアミン、ピペリジ
ン、2−ピペコリン、3−ピペコリン、4−ピペコリ
ン、2,4−,2,6−又は3,5−ルペチジン、3−
ピペリジンメタノールなどの第2級アミン;トリエチル
アミン、トリブチルアミン、トリアリルアミン、N−メ
チルジアリルアミン、N−メチルモルホリン、N,N,
N´,N´−テトラメチル−1,2−ジアミノエタン、
N−メチルピペリジン、ピリジン、4−エチルピリジン
などの第3級アミン;N−メチルピペラジンなどの第2
級及び第3級アミノ基を有するアミンなどの1種又は2
種以上の混合物が挙げられる。これらのうち、ジアルキ
ルアミン、特にジイソプロピルアミン、ジn−プロピル
アミン、ジn−ブチルアミン、ジイソブルアミンなどが
低臭であること及び美しい均一な縮みを形成できること
から好適である。
【0051】アミン化合物(H)の配合量は、塗膜形成
性樹脂成分100重量部に対して、0.1〜10重量
部、好ましくは0.3〜5重量部である。なかでもアミ
ン化合物(H)が3級アミンである場合には、硬化触媒
中の酸1モルに対して、硬化触媒中の酸の中和に使用さ
れているアミンとアミン化合物(H)とのアミンの合計
量が1.1〜30モルの範囲にあることが好適であり、
アミン化合物(H)が2級アミンである場合には、硬化
触媒中の酸1モルに対して、硬化触媒中の酸の中和に使
用されているアミンとアミン化合物(H)とのアミンの
合計量が1.5〜30モルの範囲にあることが好適であ
る。
性樹脂成分100重量部に対して、0.1〜10重量
部、好ましくは0.3〜5重量部である。なかでもアミ
ン化合物(H)が3級アミンである場合には、硬化触媒
中の酸1モルに対して、硬化触媒中の酸の中和に使用さ
れているアミンとアミン化合物(H)とのアミンの合計
量が1.1〜30モルの範囲にあることが好適であり、
アミン化合物(H)が2級アミンである場合には、硬化
触媒中の酸1モルに対して、硬化触媒中の酸の中和に使
用されているアミンとアミン化合物(H)とのアミンの
合計量が1.5〜30モルの範囲にあることが好適であ
る。
【0052】上塗クリヤ塗料は、基体樹脂、架橋剤を必
須成分として含有し、必要に応じて、硬化触媒、アミン
化合物を含有するものであるが、さらに必要に応じて、
溶媒、光輝性粉末、潤滑性付与剤、紫外線吸収剤、紫外
線安定剤、消泡剤、塗面調整剤、シリカ微粉末などの無
機微粉末などを含有することができる。
須成分として含有し、必要に応じて、硬化触媒、アミン
化合物を含有するものであるが、さらに必要に応じて、
溶媒、光輝性粉末、潤滑性付与剤、紫外線吸収剤、紫外
線安定剤、消泡剤、塗面調整剤、シリカ微粉末などの無
機微粉末などを含有することができる。
【0053】上記溶媒としては、基体樹脂、架橋剤など
の塗料成分を溶解ないしは分散できるものを使用するこ
とができ、例えば、前記上塗着色ベース塗料において説
明した溶媒を同様に使用することができる。
の塗料成分を溶解ないしは分散できるものを使用するこ
とができ、例えば、前記上塗着色ベース塗料において説
明した溶媒を同様に使用することができる。
【0054】上塗クリヤ塗料に必要に応じて配合される
光輝性粉末としては、アルミニウ粉、銅粉、ニッケル
粉、酸化チタン被覆マイカ粉、酸化鉄被覆マイカ粉及び
光輝性グラファイトなどを挙げることができる。光輝性
粉末を配合することによって塗膜に光輝感を付与するこ
とができる。光輝性粉末を配合する場合には、その配合
量は、塗面外観に光輝感を与え、かつ上塗クリヤ塗膜を
通して上塗着色ベース塗膜がみえる範囲内の量であれば
よく、通常、上塗クリヤ塗料における塗膜形成性樹脂成
分100重量部に対して、0.005〜30重量部の範
囲内が好ましく、0.4〜10重量部の範囲内であるこ
とがさらに好ましい。
光輝性粉末としては、アルミニウ粉、銅粉、ニッケル
粉、酸化チタン被覆マイカ粉、酸化鉄被覆マイカ粉及び
光輝性グラファイトなどを挙げることができる。光輝性
粉末を配合することによって塗膜に光輝感を付与するこ
とができる。光輝性粉末を配合する場合には、その配合
量は、塗面外観に光輝感を与え、かつ上塗クリヤ塗膜を
通して上塗着色ベース塗膜がみえる範囲内の量であれば
よく、通常、上塗クリヤ塗料における塗膜形成性樹脂成
分100重量部に対して、0.005〜30重量部の範
囲内が好ましく、0.4〜10重量部の範囲内であるこ
とがさらに好ましい。
【0055】前記潤滑性付与剤としては、塗面外観を劣
化させず上塗クリヤ塗膜表面に潤滑性を付与できるもの
が使用でき、例えば、ポリエチレンワックス、シリコン
オイル、変性シリコーンオイル、パラフィンワックス、
石油系ワックス、及びモンタンワックス、ラノリンワッ
クス、脂肪酸蔗糖エステルワックス、ポリグリセリンと
脂肪酸とのエステルなどの脂肪酸エステルワックスなど
を挙げることができる。潤滑性付与剤の配合量は、上塗
クリヤ塗料における塗膜形成性樹脂成分100重量部に
対して、通常、0.1〜10重量部の範囲内とすること
が好ましい。
化させず上塗クリヤ塗膜表面に潤滑性を付与できるもの
が使用でき、例えば、ポリエチレンワックス、シリコン
オイル、変性シリコーンオイル、パラフィンワックス、
石油系ワックス、及びモンタンワックス、ラノリンワッ
クス、脂肪酸蔗糖エステルワックス、ポリグリセリンと
脂肪酸とのエステルなどの脂肪酸エステルワックスなど
を挙げることができる。潤滑性付与剤の配合量は、上塗
クリヤ塗料における塗膜形成性樹脂成分100重量部に
対して、通常、0.1〜10重量部の範囲内とすること
が好ましい。
【0056】前記紫外線吸収剤としては、2,4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系;2−(2´
−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ルなどのベンゾトリアゾール系などの紫外線吸収剤を挙
げることができる。前記紫外線安定剤としては、ヒンダ
ードアミン系の紫外線安定剤を挙げることができる。紫
外線吸収剤、紫外線安定剤の配合量は、いずれも上塗ク
リヤ塗料における塗膜形成性樹脂成分100重量部に対
して、通常、5重量部以下とすることが好ましい。
ドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系;2−(2´
−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ルなどのベンゾトリアゾール系などの紫外線吸収剤を挙
げることができる。前記紫外線安定剤としては、ヒンダ
ードアミン系の紫外線安定剤を挙げることができる。紫
外線吸収剤、紫外線安定剤の配合量は、いずれも上塗ク
リヤ塗料における塗膜形成性樹脂成分100重量部に対
して、通常、5重量部以下とすることが好ましい。
【0057】本発明塗装方法 本発明塗装方法においては、前記連続的に移動する長尺
の金属板に、前記プライマー塗料塗膜と前記上塗着色ベ
ース塗料塗膜とを形成し焼付けた後、上塗クリヤ塗料を
塗装し焼付けて、上塗着色ベース塗膜上に上塗クリヤ塗
膜を形成する。上塗着色ベース塗料塗膜は、プライマー
塗料塗膜上にウエットオンウエットで形成される。
の金属板に、前記プライマー塗料塗膜と前記上塗着色ベ
ース塗料塗膜とを形成し焼付けた後、上塗クリヤ塗料を
塗装し焼付けて、上塗着色ベース塗膜上に上塗クリヤ塗
膜を形成する。上塗着色ベース塗料塗膜は、プライマー
塗料塗膜上にウエットオンウエットで形成される。
【0058】本発明方法においては、未硬化のプライマ
ー塗料塗膜と未硬化の上塗着色ベース塗料膜とを、ウエ
ットオンウエットで接するようにして金属板に塗装した
後に、両塗膜を同時に焼付けによって硬化させる。
ー塗料塗膜と未硬化の上塗着色ベース塗料膜とを、ウエ
ットオンウエットで接するようにして金属板に塗装した
後に、両塗膜を同時に焼付けによって硬化させる。
【0059】プライマー塗料塗膜と上塗着色ベース塗料
塗膜とが、ウエットオンウエットで接するように塗装で
きる方法としては、連続的に移動する長尺の金属板上に
ロールコータやカーテン塗装機などの塗装機によって形
成された未硬化のプライマー塗料塗膜の上に、ローラー
カーテン塗装機やスリット式カーテン塗装機により上塗
着色ベース塗料をカーテン状にして形成する塗装方法、
プライマー塗料層と上塗着色ベース塗料層とを2層に重
ね合せてダイから吐出して、被塗物上にプライマー塗料
層と上塗着色ベース塗料層との2層を同時に形成するダ
イコート法による塗装方法を挙げることができる。
塗膜とが、ウエットオンウエットで接するように塗装で
きる方法としては、連続的に移動する長尺の金属板上に
ロールコータやカーテン塗装機などの塗装機によって形
成された未硬化のプライマー塗料塗膜の上に、ローラー
カーテン塗装機やスリット式カーテン塗装機により上塗
着色ベース塗料をカーテン状にして形成する塗装方法、
プライマー塗料層と上塗着色ベース塗料層とを2層に重
ね合せてダイから吐出して、被塗物上にプライマー塗料
層と上塗着色ベース塗料層との2層を同時に形成するダ
イコート法による塗装方法を挙げることができる。
【0060】ここでローラーカーテン塗装による塗装方
法は、回転するロール上に形成された塗料膜をドクター
にて掻き取って、移動する被塗物上に塗料膜をカーテン
状に落下させて塗装する方法である。ローラーカーテン
塗装機としては、例えば特開平6−7724号公報、特
開平6−134385号公報に記載された塗装機を使用
することができる。
法は、回転するロール上に形成された塗料膜をドクター
にて掻き取って、移動する被塗物上に塗料膜をカーテン
状に落下させて塗装する方法である。ローラーカーテン
塗装機としては、例えば特開平6−7724号公報、特
開平6−134385号公報に記載された塗装機を使用
することができる。
【0061】また、スリット式カーテン塗装による塗装
方法は、細長いスリットから塗料を移動する被塗物上に
カーテン状に落下させて塗装する方法である。
方法は、細長いスリットから塗料を移動する被塗物上に
カーテン状に落下させて塗装する方法である。
【0062】また、上記ダイコート法に使用しうるダイ
塗装機としては、例えば特開昭4−100570号公報
に記載されたダイ塗装機を挙げることができる。ダイ塗
装機におけるダイの代表例の概念断面図を後記図1に示
す。図1において、ダイ1は、上刃2、中刃3及び下刃
4が重ね合わされた3枚の刃と、両側の側板(図示せ
ず)とから構成されている。上刃2及び下刃4にはそれ
ぞれ塗料保持部5及び6並びに該塗料保持部に塗料を供
給するための塗料供給口7及び8が設けられている。上
刃2と中刃3との間隙、及び下刃4と中刃3との間隙
は、それぞれスロット9及び10を形成する。各スロッ
トの上下の間隔は、該スロットを通過する塗料の膜厚を
規定し、通常、5〜500μm、好ましくは10〜12
0μmの範囲内において、スロットでの塗料の圧損が大
きくなりすぎず、かつスロットの全幅に亘って均一な流
速で塗料が流れるように設定される。
塗装機としては、例えば特開昭4−100570号公報
に記載されたダイ塗装機を挙げることができる。ダイ塗
装機におけるダイの代表例の概念断面図を後記図1に示
す。図1において、ダイ1は、上刃2、中刃3及び下刃
4が重ね合わされた3枚の刃と、両側の側板(図示せ
ず)とから構成されている。上刃2及び下刃4にはそれ
ぞれ塗料保持部5及び6並びに該塗料保持部に塗料を供
給するための塗料供給口7及び8が設けられている。上
刃2と中刃3との間隙、及び下刃4と中刃3との間隙
は、それぞれスロット9及び10を形成する。各スロッ
トの上下の間隔は、該スロットを通過する塗料の膜厚を
規定し、通常、5〜500μm、好ましくは10〜12
0μmの範囲内において、スロットでの塗料の圧損が大
きくなりすぎず、かつスロットの全幅に亘って均一な流
速で塗料が流れるように設定される。
【0063】スロット9と10との交差角aは、スロッ
ト9を流れる上層塗料とスロット10を流れる下層塗料
とが滑らかに合流して重なった塗料層を形成するように
鋭角、通常30度以下、特に5〜25度の範囲内とする
ことが好ましい。なお中刃3の先端はナイフエッジであ
る必要はない。
ト9を流れる上層塗料とスロット10を流れる下層塗料
とが滑らかに合流して重なった塗料層を形成するように
鋭角、通常30度以下、特に5〜25度の範囲内とする
ことが好ましい。なお中刃3の先端はナイフエッジであ
る必要はない。
【0064】スロット9と10とは、図1のようにダイ
の内部で合流して単一のスロット11を形成することが
好ましいが、それぞれが独立して外部に開口するように
してもよい。なお、ダイには、ダイ1を支持し且つダイ
のリップ12、13の位置を調節する機構やダイに塗料
を定量供給する機構などが付設されているが、それらは
図1には図示していない。
の内部で合流して単一のスロット11を形成することが
好ましいが、それぞれが独立して外部に開口するように
してもよい。なお、ダイには、ダイ1を支持し且つダイ
のリップ12、13の位置を調節する機構やダイに塗料
を定量供給する機構などが付設されているが、それらは
図1には図示していない。
【0065】ダイコート法において、ダイから吐出され
た塗料は直接に被塗物上に塗布してもよく、またいった
ん回転ロールに受け、ついで回転ロールから被塗物に塗
布してもよい。後記図2にダイから吐出された塗料を直
接に被塗物上に塗布する場合の装置の一例を示すもので
あり、該装置においては、回転する支持ロール14に被
塗物15が支持され、ダイのスリットが被塗物15にほ
ぼ垂直に、すなわち支持ロール14のほぼ中心に向けて
配置されている。
た塗料は直接に被塗物上に塗布してもよく、またいった
ん回転ロールに受け、ついで回転ロールから被塗物に塗
布してもよい。後記図2にダイから吐出された塗料を直
接に被塗物上に塗布する場合の装置の一例を示すもので
あり、該装置においては、回転する支持ロール14に被
塗物15が支持され、ダイのスリットが被塗物15にほ
ぼ垂直に、すなわち支持ロール14のほぼ中心に向けて
配置されている。
【0066】図2に示す装置を用いて塗装を行う場合、
被塗物15を矢印の方向に走行させながら、下層塗料を
塗料供給口8から、上層塗料を塗料供給口7から、それ
ぞれ塗布量に応じて定量ポンプでダイに供給する。塗料
は塗料保持部5、6に流入し、スロット9、10を流
れ、スロット11で層状に合流して吐出される。2層と
なって吐出された塗料は、その成層状態を維持したまま
被塗物15上に均一に付着し、所定の厚さの塗布膜を形
成する。
被塗物15を矢印の方向に走行させながら、下層塗料を
塗料供給口8から、上層塗料を塗料供給口7から、それ
ぞれ塗布量に応じて定量ポンプでダイに供給する。塗料
は塗料保持部5、6に流入し、スロット9、10を流
れ、スロット11で層状に合流して吐出される。2層と
なって吐出された塗料は、その成層状態を維持したまま
被塗物15上に均一に付着し、所定の厚さの塗布膜を形
成する。
【0067】本発明方法において、形成されるプライマ
ー塗料塗膜の厚さは、特に限定されるものではないが、
通常、乾燥塗膜厚で1〜15μmとなる範囲であること
が好ましい。形成される上塗着色ベース塗料塗膜の厚さ
は、特に限定されるものではないが、通常、乾燥塗膜厚
で5〜25μmとなる範囲であることが好ましい。
ー塗料塗膜の厚さは、特に限定されるものではないが、
通常、乾燥塗膜厚で1〜15μmとなる範囲であること
が好ましい。形成される上塗着色ベース塗料塗膜の厚さ
は、特に限定されるものではないが、通常、乾燥塗膜厚
で5〜25μmとなる範囲であることが好ましい。
【0068】前記プライマー塗料塗膜の上に、上塗着色
ベース塗料をカーテン状にして塗装する塗装方法におい
ては、粘度40〜150秒(フォードカップ#4、25
℃での測定、粘度は以下同様の測定方法による)のプラ
イマー塗料塗膜上に、粘度40〜150秒の上塗着色ベ
ース塗料を塗装することが好ましい。
ベース塗料をカーテン状にして塗装する塗装方法におい
ては、粘度40〜150秒(フォードカップ#4、25
℃での測定、粘度は以下同様の測定方法による)のプラ
イマー塗料塗膜上に、粘度40〜150秒の上塗着色ベ
ース塗料を塗装することが好ましい。
【0069】前記ダイコータによる塗装方法において
は、粘度40〜250秒のプライマー塗料層と粘度50
〜250秒の上塗着色ベース塗料層とを重ねてダイから
吐出することが好ましい。
は、粘度40〜250秒のプライマー塗料層と粘度50
〜250秒の上塗着色ベース塗料層とを重ねてダイから
吐出することが好ましい。
【0070】上記プライマー塗料塗膜と上塗着色ベース
塗料塗膜との2層の塗料層の硬化条件は、2層の塗料が
硬化する焼付条件の中から適宜選択することができる
が、通常、素材到達最高温度(PMT)160〜250
℃で15〜180秒の範囲内、特にPMT180〜23
0℃で20〜120秒の範囲内の条件が好適である。
塗料塗膜との2層の塗料層の硬化条件は、2層の塗料が
硬化する焼付条件の中から適宜選択することができる
が、通常、素材到達最高温度(PMT)160〜250
℃で15〜180秒の範囲内、特にPMT180〜23
0℃で20〜120秒の範囲内の条件が好適である。
【0071】本発明塗装方法においては、上記のように
して得られる焼付けられた上塗着色ベース塗膜の上に前
記上塗クリヤ塗料を塗装する。塗装方法は、特に限定さ
れるものではなく、ロールコータ、カーテン塗装機、ス
プレー塗装機などによって塗装することができる。形成
される上塗クリヤ塗料塗膜の厚さは、特に限定されるも
のではないが、通常、乾燥塗膜厚で5〜25μmとなる
範囲であることが好ましい。上塗クリヤ塗料塗膜の硬化
条件は、上塗クリヤ塗料塗膜が硬化する焼付条件の中か
ら適宜選択することができるが、通常、素材到達最高温
度(PMT)160〜250℃で15〜180秒の範囲
内、特にPMT180〜230℃で20〜120秒の範
囲内の条件が好適である。
して得られる焼付けられた上塗着色ベース塗膜の上に前
記上塗クリヤ塗料を塗装する。塗装方法は、特に限定さ
れるものではなく、ロールコータ、カーテン塗装機、ス
プレー塗装機などによって塗装することができる。形成
される上塗クリヤ塗料塗膜の厚さは、特に限定されるも
のではないが、通常、乾燥塗膜厚で5〜25μmとなる
範囲であることが好ましい。上塗クリヤ塗料塗膜の硬化
条件は、上塗クリヤ塗料塗膜が硬化する焼付条件の中か
ら適宜選択することができるが、通常、素材到達最高温
度(PMT)160〜250℃で15〜180秒の範囲
内、特にPMT180〜230℃で20〜120秒の範
囲内の条件が好適である。
【0072】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお、以下、「部」及び「%」はいずれも重
量基準によるものとする。
説明する。なお、以下、「部」及び「%」はいずれも重
量基準によるものとする。
【0073】上塗着色ベース塗料の製造 製造例1〜11 後記表1に示す組成配合にて塗料化を行い、各上塗着色
ベース塗料を得た。
ベース塗料を得た。
【0074】表1におけるポリエステル樹脂及び架橋剤
の量は固形分重量による表示であり、硬化触媒の量は、
スルホン酸系硬化触媒についてはスルホン酸化合物の量
に換算した量を、有機錫系硬化触媒については有機錫化
合物の量に換算した量重量表示した。なお、製造例の上
塗着色ベース塗料の塗料化に際しては、タイペークCR
−95(石原産業(株)製、チタン白顔料)、カーボン
ブラック及び赤ベンガラの分散を行った後、残りの成分
と混合、均一に撹拌して塗料化を行った。また、シクロ
ヘキサノン/ソルベッソ150(「ソルベッソ150」
は、エッソ石油(株)製、芳香族石油系高沸点溶剤)=
40/60(重量比)の混合溶剤を塗料粘度調整などの
ために使用し、上塗着色ベース塗料の粘度を90秒(フ
ォードカップ#4、25℃)に調整した。
の量は固形分重量による表示であり、硬化触媒の量は、
スルホン酸系硬化触媒についてはスルホン酸化合物の量
に換算した量を、有機錫系硬化触媒については有機錫化
合物の量に換算した量重量表示した。なお、製造例の上
塗着色ベース塗料の塗料化に際しては、タイペークCR
−95(石原産業(株)製、チタン白顔料)、カーボン
ブラック及び赤ベンガラの分散を行った後、残りの成分
と混合、均一に撹拌して塗料化を行った。また、シクロ
ヘキサノン/ソルベッソ150(「ソルベッソ150」
は、エッソ石油(株)製、芳香族石油系高沸点溶剤)=
40/60(重量比)の混合溶剤を塗料粘度調整などの
ために使用し、上塗着色ベース塗料の粘度を90秒(フ
ォードカップ#4、25℃)に調整した。
【0075】
【表1】
【0076】表1中の(註)は、それぞれ下記のとおり
の意味を有する。
の意味を有する。
【0077】表1中の(*1)〜(*5)に示すポリエ
ステル樹脂は、いずれも東洋紡績(株)製のポリエステ
ル樹脂であり、下記表2に示す性状値を有する。
ステル樹脂は、いずれも東洋紡績(株)製のポリエステ
ル樹脂であり、下記表2に示す性状値を有する。
【0078】
【表2】
【0079】(*6)サイメル303:三井サイテック
(株)製、低分子量メチルエーテル化メラミン樹脂、ヘ
キサキス(メトキシメチル)メラミンの含有量が60重
量%以上。 (*7)スーパーベッカミンJ−820−60:大日本
インキ化学工業(株)製、n−ブチルエーテル化メラミ
ン樹脂溶液。 (*8)デスモデュールBL−3175:住友バイエル
ウレタン(株)製、ブロック化ポリイソシアネート化合
物。
(株)製、低分子量メチルエーテル化メラミン樹脂、ヘ
キサキス(メトキシメチル)メラミンの含有量が60重
量%以上。 (*7)スーパーベッカミンJ−820−60:大日本
インキ化学工業(株)製、n−ブチルエーテル化メラミ
ン樹脂溶液。 (*8)デスモデュールBL−3175:住友バイエル
ウレタン(株)製、ブロック化ポリイソシアネート化合
物。
【0080】(*9)ネイキュア5225:米国 キン
グ インダストリイズ社製、ドデシルベンゼンスルホン
酸の2級アミン等モル中和物溶液、硬化触媒。 (*10)フォーメートTK−1:武田薬品工業(株)
製の有機錫溶液である硬化触媒、ブロック化ポリイソシ
アネート化合物の解離触媒。
グ インダストリイズ社製、ドデシルベンゼンスルホン
酸の2級アミン等モル中和物溶液、硬化触媒。 (*10)フォーメートTK−1:武田薬品工業(株)
製の有機錫溶液である硬化触媒、ブロック化ポリイソシ
アネート化合物の解離触媒。
【0081】(*11)オルガソール2002ES−
3:仏国、アト・シミー社製、商品名、ナイロン12の
樹脂微粒子、平均粒子径約30μm。 (*12)TEXTURE−ULTRAFINE:テク
スチュア−ウルトラファイン、シャムロック ケミカル
社製、商品名、ポリプロピレン樹脂微粒子、平均粒子径
約18μm。 (*13)タフチックA−20:東洋紡績(株)製、商
品名、ポリアクリロニトリル樹脂微粒子、平均粒子径約
26μm。
3:仏国、アト・シミー社製、商品名、ナイロン12の
樹脂微粒子、平均粒子径約30μm。 (*12)TEXTURE−ULTRAFINE:テク
スチュア−ウルトラファイン、シャムロック ケミカル
社製、商品名、ポリプロピレン樹脂微粒子、平均粒子径
約18μm。 (*13)タフチックA−20:東洋紡績(株)製、商
品名、ポリアクリロニトリル樹脂微粒子、平均粒子径約
26μm。
【0082】(*14)トスパール2000B:東芝シ
リコーン(株)製、商品名、シリコン樹脂微粒子、平均
粒子径約6μm。 (*15)020(IWA)ブラック:大日精化工業
(株)製、商品名「ラブコロール020(IWA)ブラ
ック」、黒色顔料を含有するアクリル樹脂微粒子、平均
粒子径約38μm。 (*16)040(F)レッド:大日精化工業(株)
製、商品名「ラブコロール040(F)レッド」、赤色
顔料を含有するアクリル樹脂微粒子、平均粒子径約20
μm。 (*17)060(F)ブルー:大日精化工業(株)
製、商品名「ラブコロール060(F)ブルー」、青色
顔料を含有するアクリル樹脂微粒子、平均粒子径約20
μm。 (*18)アートパールC400緑:根上工業(株)
製、商品名、緑色顔料を含有する真球状ウレタン樹脂微
粒子、平均粒子径約15μm。
リコーン(株)製、商品名、シリコン樹脂微粒子、平均
粒子径約6μm。 (*15)020(IWA)ブラック:大日精化工業
(株)製、商品名「ラブコロール020(IWA)ブラ
ック」、黒色顔料を含有するアクリル樹脂微粒子、平均
粒子径約38μm。 (*16)040(F)レッド:大日精化工業(株)
製、商品名「ラブコロール040(F)レッド」、赤色
顔料を含有するアクリル樹脂微粒子、平均粒子径約20
μm。 (*17)060(F)ブルー:大日精化工業(株)
製、商品名「ラブコロール060(F)ブルー」、青色
顔料を含有するアクリル樹脂微粒子、平均粒子径約20
μm。 (*18)アートパールC400緑:根上工業(株)
製、商品名、緑色顔料を含有する真球状ウレタン樹脂微
粒子、平均粒子径約15μm。
【0083】上塗クリヤ塗料の製造 製造例12〜23 後記表3に示す組成配合にて塗料化を行い、各上塗クリ
ヤ塗料を得た。
ヤ塗料を得た。
【0084】表3における基体樹脂及び架橋剤の量は固
形分重量による表示であり、硬化触媒の量は、スルホン
酸系硬化触媒についてはスルホン酸化合物の量に換算し
た量を重量表示した。シクロヘキサノン/ソルベッソ1
50(「ソルベッソ150」は、エッソ石油(株)製、
芳香族石油系高沸点溶剤)=40/60(重量比)の混
合溶剤を塗料粘度調整などのために使用し、上塗クリヤ
塗料の粘度を110秒(フォードカップ#4、25℃)
に調整した。
形分重量による表示であり、硬化触媒の量は、スルホン
酸系硬化触媒についてはスルホン酸化合物の量に換算し
た量を重量表示した。シクロヘキサノン/ソルベッソ1
50(「ソルベッソ150」は、エッソ石油(株)製、
芳香族石油系高沸点溶剤)=40/60(重量比)の混
合溶剤を塗料粘度調整などのために使用し、上塗クリヤ
塗料の粘度を110秒(フォードカップ#4、25℃)
に調整した。
【0085】
【表3】
【0086】表3中の(註)において、(*1)、(*
3)、(*6)、(*7)及び(*9)は、それぞれ前
記と同じ意味を有する。表3におけるその他の(註)
は、それぞれ下記の意味を有する。
3)、(*6)、(*7)及び(*9)は、それぞれ前
記と同じ意味を有する。表3におけるその他の(註)
は、それぞれ下記の意味を有する。
【0087】(*19)バイロンKS−1830V:東
洋紡績(株)製のポリエステル樹脂、商品名、この樹脂
は、数平均分子量14,000、Tg点45℃、水酸基
価12mgKOH/gを有する。 (*20)バイロンKS−1720V:東洋紡績(株)
製のポリエステル樹脂、商品名、この樹脂は、数平均分
子量13,000、Tg点68℃、水酸基価9mgKO
H/gを有する。
洋紡績(株)製のポリエステル樹脂、商品名、この樹脂
は、数平均分子量14,000、Tg点45℃、水酸基
価12mgKOH/gを有する。 (*20)バイロンKS−1720V:東洋紡績(株)
製のポリエステル樹脂、商品名、この樹脂は、数平均分
子量13,000、Tg点68℃、水酸基価9mgKO
H/gを有する。
【0088】(*21)レジミン755:モンサント社
製、メチルエーテルとブチルエーテルとの混合エーテル
化メラミン樹脂、商品名。
製、メチルエーテルとブチルエーテルとの混合エーテル
化メラミン樹脂、商品名。
【0089】(*22)アルミペーストMR−900
0:旭化成メタルズ(株)製、商品名「旭化成アルミペ
ーストMR−9000」、平均粒子径約10μmの光輝
性アルミニウム微粉末。 (*23)アルミペーストMC−666:旭化成メタル
ズ(株)製、商品名「旭化成アルミペーストMC−66
6」、平均粒子径約20μmの光輝性アルミニウム微粉
末。 (*24)イリオジン225R:メルク・ジャパン社
製、ルチル型酸化チタン被覆マイカ微粉末、粒子径約1
0〜40μm、真珠状青色。 (*25)イリオジン103R:メルク・ジャパン社
製、ルチル型酸化チタン被覆マイカ微粉末、粒子径約1
0〜40μm、銀白色。
0:旭化成メタルズ(株)製、商品名「旭化成アルミペ
ーストMR−9000」、平均粒子径約10μmの光輝
性アルミニウム微粉末。 (*23)アルミペーストMC−666:旭化成メタル
ズ(株)製、商品名「旭化成アルミペーストMC−66
6」、平均粒子径約20μmの光輝性アルミニウム微粉
末。 (*24)イリオジン225R:メルク・ジャパン社
製、ルチル型酸化チタン被覆マイカ微粉末、粒子径約1
0〜40μm、真珠状青色。 (*25)イリオジン103R:メルク・ジャパン社
製、ルチル型酸化チタン被覆マイカ微粉末、粒子径約1
0〜40μm、銀白色。
【0090】実施例1〜44塗装金属板の作成 塗装金属板の作成方法(1):実施例1〜22クロメー
ト処理を施した厚さ0.5mmの溶融亜鉛メッキ鋼板上
に、関西ペイント(株)製、KPカラー8630プライ
マー(プレコート鋼板用ポリエステル変性エポキシ樹脂
系プライマー、クロム酸塩系防錆顔料含有、塗膜のTg
点は52℃)を乾燥膜厚が約5μmとなるように塗装
し、この未硬化プライマー塗料塗膜上に、前記製造例1
〜11で得た各上塗着色ベース塗料をローラーカーテン
塗装法により乾燥膜厚が約14μmとなるように塗装し
た。ついで素材到達最高温度が220℃となるように7
0秒間焼付けて各上塗着色ベース塗装鋼板を得た。上塗
着色ベース塗料を塗装する直前のプライマー塗料塗膜の
粘度(フォードカップ#4にて、測定温度25℃で測
定、粘度の測定は以下同様の方法による)は、100秒
であり、各上塗着色ベース塗料の塗装粘度は100秒と
した。
ト処理を施した厚さ0.5mmの溶融亜鉛メッキ鋼板上
に、関西ペイント(株)製、KPカラー8630プライ
マー(プレコート鋼板用ポリエステル変性エポキシ樹脂
系プライマー、クロム酸塩系防錆顔料含有、塗膜のTg
点は52℃)を乾燥膜厚が約5μmとなるように塗装
し、この未硬化プライマー塗料塗膜上に、前記製造例1
〜11で得た各上塗着色ベース塗料をローラーカーテン
塗装法により乾燥膜厚が約14μmとなるように塗装し
た。ついで素材到達最高温度が220℃となるように7
0秒間焼付けて各上塗着色ベース塗装鋼板を得た。上塗
着色ベース塗料を塗装する直前のプライマー塗料塗膜の
粘度(フォードカップ#4にて、測定温度25℃で測
定、粘度の測定は以下同様の方法による)は、100秒
であり、各上塗着色ベース塗料の塗装粘度は100秒と
した。
【0091】ついで、焼付けられた各塗装板の上塗着色
ベース塗膜上に、前記製造例12〜23で得た上塗クリ
ヤ塗料を粘度60秒に粘調して、ロールコータにて乾燥
膜厚が約7μmとなるように塗装し、素材到達最高温度
が235℃となるように50秒間焼付けて各塗装金属板
を得た。表4に、各実施例における上塗着色ベース塗料
種と上塗クリヤ塗料種との組合せを示す。また、得られ
た各塗装金属板に各種試験を行った。その試験結果を後
記表4に示す。
ベース塗膜上に、前記製造例12〜23で得た上塗クリ
ヤ塗料を粘度60秒に粘調して、ロールコータにて乾燥
膜厚が約7μmとなるように塗装し、素材到達最高温度
が235℃となるように50秒間焼付けて各塗装金属板
を得た。表4に、各実施例における上塗着色ベース塗料
種と上塗クリヤ塗料種との組合せを示す。また、得られ
た各塗装金属板に各種試験を行った。その試験結果を後
記表4に示す。
【0092】塗装金属板の作成方法(2):実施例23
〜44 クロメート処理を施した厚さ0.5mmの溶融亜鉛メッ
キ鋼板上に、関西ペイント(株)製、KPカラー863
0プライマーと前記製造例1〜11で得た各上塗着色ベ
ース塗料とをダイコート塗装法により2層に重ねてダイ
から押出し、亜鉛メッキ鋼板にプライマ塗料膜が面する
ように塗装した。
〜44 クロメート処理を施した厚さ0.5mmの溶融亜鉛メッ
キ鋼板上に、関西ペイント(株)製、KPカラー863
0プライマーと前記製造例1〜11で得た各上塗着色ベ
ース塗料とをダイコート塗装法により2層に重ねてダイ
から押出し、亜鉛メッキ鋼板にプライマ塗料膜が面する
ように塗装した。
【0093】各塗料の塗装膜厚は、プライマー塗料塗膜
が乾燥膜厚で約5μm、上塗着色ベース塗料層が乾燥膜
厚で約14μmとした。またダイから押出す塗料の粘度
は、プライマー塗料が90秒、上塗着色ベース塗料が1
00秒とした。塗装後、素材到達最高温度が220℃と
なるように70秒間焼付けて各上塗着色ベース塗装鋼板
を得た。
が乾燥膜厚で約5μm、上塗着色ベース塗料層が乾燥膜
厚で約14μmとした。またダイから押出す塗料の粘度
は、プライマー塗料が90秒、上塗着色ベース塗料が1
00秒とした。塗装後、素材到達最高温度が220℃と
なるように70秒間焼付けて各上塗着色ベース塗装鋼板
を得た。
【0094】ついで、焼付けられた各塗装板の上塗着色
ベース塗膜上に、前記製造例12〜23で得た上塗クリ
ヤ塗料を粘度60秒に粘調して、ロールコータにて乾燥
膜厚が約7μmとなるように塗装し、素材到達最高温度
が235℃となるように50秒間焼付けて各塗装金属板
を得た。表5に、各実施例における上塗着色ベース塗料
種と上塗クリヤ塗料種との組合せを示す。また、得られ
た各塗装金属板に各種試験を行った。その試験結果を後
記表5に示す。
ベース塗膜上に、前記製造例12〜23で得た上塗クリ
ヤ塗料を粘度60秒に粘調して、ロールコータにて乾燥
膜厚が約7μmとなるように塗装し、素材到達最高温度
が235℃となるように50秒間焼付けて各塗装金属板
を得た。表5に、各実施例における上塗着色ベース塗料
種と上塗クリヤ塗料種との組合せを示す。また、得られ
た各塗装金属板に各種試験を行った。その試験結果を後
記表5に示す。
【0095】
【表4】
【0096】
【表5】
【0097】表4及び表5中における試験は下記試験方
法に従って行った。
法に従って行った。
【0098】試験方法 塗面の立体意匠感:塗面の立体感を目視にて評価した。 ◎:凹凸感が顕著であり、意匠性に優れる ○:顕著ではないが凹凸感があり、意匠性が良好である −:凹凸感が認められない。
【0099】塗面の光輝感:直射太陽光の下で、塗面を
正反射の角度で観察し光輝感を下記基準で評価した。
正反射の角度で観察し光輝感を下記基準で評価した。
【0100】 ◎:キラキラと全体に均一に輝く −:キラキラとした輝きが認められない 塗面の縮み感:塗面を30倍の拡大鏡で観察し、縮み模
様の程度を評価した。 ◎:塗面に均一ではっきりとした縮み模様が認められる ○:塗面に均一な縮み模様が認められるが、縮み模様が
顕著ではない −:塗面に縮み模様が認められない。
様の程度を評価した。 ◎:塗面に均一ではっきりとした縮み模様が認められる ○:塗面に均一な縮み模様が認められるが、縮み模様が
顕著ではない −:塗面に縮み模様が認められない。
【0101】鉛筆硬度:塗装板の塗膜について、JIS
K−5400 8.4.2(1990)に規定する鉛
筆引っかき試験を行い、塗膜の破れによる評価を行っ
た。
K−5400 8.4.2(1990)に規定する鉛
筆引っかき試験を行い、塗膜の破れによる評価を行っ
た。
【0102】折曲げ加工性:20℃の室内において、塗
面を外側にして試験板を180°折り曲げて、折曲げ部
分にワレが発生しなくなるT数を目視にて評価し表示し
た。T数とは、折り曲げ部分の内側に何もはさまずに1
80°折り曲げを行った場合を0T、試験板と同じ厚さ
の板を1枚はさんで折り曲げた場合を1T、2枚の場合
を2T、3枚の場合を3Tとした。
面を外側にして試験板を180°折り曲げて、折曲げ部
分にワレが発生しなくなるT数を目視にて評価し表示し
た。T数とは、折り曲げ部分の内側に何もはさまずに1
80°折り曲げを行った場合を0T、試験板と同じ厚さ
の板を1枚はさんで折り曲げた場合を1T、2枚の場合
を2T、3枚の場合を3Tとした。
【0103】耐溶剤性:20℃の室内において、メチル
エチルケトンをしみ込ませたガーゼにて塗面に約1kg
/cm2 の荷重をかけて、約5cmの長さの間を往復さ
せ、プライマ塗膜が見えるまでの往復回数を記録した。
50回の往復でプライマ塗膜が見えないものは50<と
表示した。回数の大きいほど塗膜の硬化性が良好であ
る。
エチルケトンをしみ込ませたガーゼにて塗面に約1kg
/cm2 の荷重をかけて、約5cmの長さの間を往復さ
せ、プライマ塗膜が見えるまでの往復回数を記録した。
50回の往復でプライマ塗膜が見えないものは50<と
表示した。回数の大きいほど塗膜の硬化性が良好であ
る。
【0104】密着性:JIS K−5400 8.5.
2(1990)碁盤目−テ−プ法に準じて、試験板の塗
膜表面にカッターナイフで素地に到達するように、直交
する縦横11本ずつの平行な直線を1mm間隔で引い
て、1mm×1mmのマス目を100個作成した。その
表面にセロハン粘着テ−プを密着させ、テ−プを急激に
剥離した際のマス目の剥れ程度を観察し下記基準で評価
した。 ◎:塗膜の剥離が全く認められない ○:塗膜がわずかに剥離したが、マス目は90個以上残
存 △:塗膜が剥離し、マス目の残存数は50個以上で90
個未満 ×:塗膜が剥離し、マス目の残存数は50個未満。
2(1990)碁盤目−テ−プ法に準じて、試験板の塗
膜表面にカッターナイフで素地に到達するように、直交
する縦横11本ずつの平行な直線を1mm間隔で引い
て、1mm×1mmのマス目を100個作成した。その
表面にセロハン粘着テ−プを密着させ、テ−プを急激に
剥離した際のマス目の剥れ程度を観察し下記基準で評価
した。 ◎:塗膜の剥離が全く認められない ○:塗膜がわずかに剥離したが、マス目は90個以上残
存 △:塗膜が剥離し、マス目の残存数は50個以上で90
個未満 ×:塗膜が剥離し、マス目の残存数は50個未満。
【0105】
【発明の効果】本発明塗装方法は、連続的に移動する長
尺の被塗物上に、プライマー塗料塗膜と上塗着色ベース
塗料塗膜とをウエットオンウエットで形成した後、両塗
料膜を同時に焼付け硬化させ、ついで上塗クリヤ塗料を
塗装、焼付けするため、3層の塗膜を形成する従来の3
コート3ベーク法に比べ、焼付け回数を1回減少させる
ことができる。本発明塗装方法においては、最上層に上
塗クリヤ塗膜を形成しているため美粧性に優れた塗膜を
形成できる。
尺の被塗物上に、プライマー塗料塗膜と上塗着色ベース
塗料塗膜とをウエットオンウエットで形成した後、両塗
料膜を同時に焼付け硬化させ、ついで上塗クリヤ塗料を
塗装、焼付けするため、3層の塗膜を形成する従来の3
コート3ベーク法に比べ、焼付け回数を1回減少させる
ことができる。本発明塗装方法においては、最上層に上
塗クリヤ塗膜を形成しているため美粧性に優れた塗膜を
形成できる。
【0106】また、上塗着色ベース塗料に有機樹脂微粒
子を配合することによって立体意匠感を付与することが
でき、上塗クリヤ塗料に光輝性粉末を配合することによ
って光輝感を付与でき、さらに、上塗クリヤ塗膜を縮ま
せることによって均一な縮みを有する艶消し塗膜を形成
することができる。
子を配合することによって立体意匠感を付与することが
でき、上塗クリヤ塗料に光輝性粉末を配合することによ
って光輝感を付与でき、さらに、上塗クリヤ塗膜を縮ま
せることによって均一な縮みを有する艶消し塗膜を形成
することができる。
【図1】本発明で用いるダイ塗装機のダイの一例を示す
概念断面図である。
概念断面図である。
【図2】本発明方法において塗料を2層に重ねて塗装す
る際のダイ塗装機と被塗物との位置関係の一例を示す図
である。
る際のダイ塗装機と被塗物との位置関係の一例を示す図
である。
1 ダイ 2 ダイの上刃 3 ダイの中刃 4 ダイの下刃 5、6 ダイの塗料保持部 7、8 ダイへの塗料供給口 9、10、11 ダイのスロット 12、13 ダイのリップ 14 支持ロール 15 被塗物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 175/06 C09D 175/06 //(C09D 167/00 161:32)
Claims (9)
- 【請求項1】 連続的に移動する長尺の金属板上に、プ
ライマー塗料塗膜と上塗着色ベース塗料塗膜とを重ねて
形成し焼付けた後、該上塗着色ベース塗膜上に上塗クリ
ヤ塗料を塗装し焼付けて、金属板上にプライマー塗膜、
上塗着色ベー塗膜及び上塗クリヤ塗膜の積層塗膜を形成
する方法であって、上塗着色ベース塗料塗膜は、プライ
マー塗料塗膜上にウエットオンウエットで形成されるこ
とを特徴とする金属板の塗装方法。 - 【請求項2】 上塗着色ベース塗料が、(A)数平均分
子量1,500〜35,000、ガラス転移温度−30
〜60℃、水酸基価3〜100mgKOH/gの水酸基
含有ポリエステル樹脂60〜95重量部と(B)メラミ
ン樹脂及びブロック化ポリイソシアネート化合物から選
ばれる少なくとも1種の架橋剤5〜40重量部とを塗膜
形成性樹脂成分とするものであることを特徴とする請求
項1記載の塗装方法。 - 【請求項3】 上塗着色ベース塗料が、塗膜形成性樹脂
成分100重量部に対して、(C)塗膜形成時の焼付け
によって完全には溶融しない平均粒子径5〜80μmの
有機樹脂微粒子1〜40重量部、及び必要に応じて
(D)着色顔料を含有するものであることを特徴とする
請求項1又は2記載の塗装方法。 - 【請求項4】 上塗クリヤ塗料が、(E)数平均分子量
1,500〜25,000、ガラス転移温度0〜70
℃、水酸基価8〜100mgKOH/gの水酸基含有ポ
リエステル樹脂50〜90重量部と(F)メラミン樹脂
架橋剤10〜50重量部とを塗膜形成性樹脂成分とする
塗料であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一
項に記載の塗装方法。 - 【請求項5】 上塗クリヤ塗料におけるメラミン樹脂架
橋剤(F)が、メチルエーテル化又はメチルエーテルと
ブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹脂を80
重量%以上含有するメラミン樹脂架橋剤であり、上塗ク
リヤ塗料の塗膜形成性樹脂成分100重量部に対して、
(G)硬化触媒として、スルホン酸化合物又はスルホン
酸化合物の中和物を該スルホン酸化合物の量に換算した
値で0.1〜2.0重量部及び(H)沸点30〜250
℃の2級又は3級アミン化合物0.1〜10重量部、を
含有するものであることを特徴とする請求項4記載の塗
装方法。 - 【請求項6】 上塗クリヤ塗料が、塗膜形成性樹脂成分
100重量部に対して、(I)光輝性粉末0.005〜
30重量部、を含有するものであることを特徴とする請
求項1、4又は5に記載の塗装方法。 - 【請求項7】 プライマー塗料層と上塗着色ベース塗料
層とをダイコータのダイから2層に重ねて押し出して塗
装することを特徴とする請求項1記載の塗装方法。 - 【請求項8】 連続的に移動する長尺の金属板上に塗装
された未硬化のプライマー塗料層の上に、上塗着色ベー
ス塗料をカーテン塗装法によりカーテン状にして塗装す
ることを特徴とする請求項1記載の塗装方法。 - 【請求項9】 請求項1記載の塗装方法によって塗装さ
れた塗装金属板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10177179A JPH11114492A (ja) | 1997-08-12 | 1998-06-24 | 金属板の塗装方法及び塗装金属板 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-217267 | 1997-08-12 | ||
| JP21726797 | 1997-08-12 | ||
| JP10177179A JPH11114492A (ja) | 1997-08-12 | 1998-06-24 | 金属板の塗装方法及び塗装金属板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11114492A true JPH11114492A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=26497820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10177179A Pending JPH11114492A (ja) | 1997-08-12 | 1998-06-24 | 金属板の塗装方法及び塗装金属板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11114492A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001149853A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Nippon Paint Co Ltd | メタリック塗膜の形成方法 |
| JP2022084372A (ja) * | 2020-11-26 | 2022-06-07 | 日本ペイント・インダストリアルコ-ティングス株式会社 | 意匠性塗料組成物 |
-
1998
- 1998-06-24 JP JP10177179A patent/JPH11114492A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001149853A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Nippon Paint Co Ltd | メタリック塗膜の形成方法 |
| JP2022084372A (ja) * | 2020-11-26 | 2022-06-07 | 日本ペイント・インダストリアルコ-ティングス株式会社 | 意匠性塗料組成物 |
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