JPH11114517A - Pcbの分解方法 - Google Patents
Pcbの分解方法Info
- Publication number
- JPH11114517A JPH11114517A JP9278542A JP27854297A JPH11114517A JP H11114517 A JPH11114517 A JP H11114517A JP 9278542 A JP9278542 A JP 9278542A JP 27854297 A JP27854297 A JP 27854297A JP H11114517 A JPH11114517 A JP H11114517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pcb
- decomposing
- aluminum
- iron oxide
- decomposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PCBの分解方法を提供すること。
【解決手段】 アルミニウムと酸化鉄との混合物にPC
Bを混入し、その後着火せしめ、酸化鉄がアルミニウム
で還元される際に生ずる反応熱によって、PCBを分解
することとした。
Bを混入し、その後着火せしめ、酸化鉄がアルミニウム
で還元される際に生ずる反応熱によって、PCBを分解
することとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PCBの分解方
法に関するものである。
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PCB(ポリ塩化ビフェニルの略)は、
ビフェニルへの塩素の入り方によって、数種の化合物が
知られているが、いずれも化学的に安定で、他の優れた
物理的性質とあいまって、絶縁油、熱媒体等として広く
利用されていたが、人体に対して有毒であり、公害の原
因となったため、現在においては、生産されておらず、
むしろ、化学的に安定であるがゆえに、その分解処理が
社会問題となっている。
ビフェニルへの塩素の入り方によって、数種の化合物が
知られているが、いずれも化学的に安定で、他の優れた
物理的性質とあいまって、絶縁油、熱媒体等として広く
利用されていたが、人体に対して有毒であり、公害の原
因となったため、現在においては、生産されておらず、
むしろ、化学的に安定であるがゆえに、その分解処理が
社会問題となっている。
【0003】従来、PCBの分解方法としては、例え
ば、紫外線照射により一次分解した後、微生物により二
次分解する方法や、水を約 200気圧下で約 400℃の臨界
水として、かかる臨界水中でPCBを塩酸と炭酸ガスと
水とに分解する方法が行われている。
ば、紫外線照射により一次分解した後、微生物により二
次分解する方法や、水を約 200気圧下で約 400℃の臨界
水として、かかる臨界水中でPCBを塩酸と炭酸ガスと
水とに分解する方法が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
微生物を利用したPCBの分解方法にあっては、分解処
理に長時間を要し、大量のPCBを短期間で、かつ、効
率良く分解処理することができなかった。
微生物を利用したPCBの分解方法にあっては、分解処
理に長時間を要し、大量のPCBを短期間で、かつ、効
率良く分解処理することができなかった。
【0005】また、上記従来の臨界水を利用したPCB
の分解方法にあっては、水に 200気圧もの高圧を掛ける
必要があり、そのための高価で、かつ、大掛かりな装置
を要するといった欠点があった。
の分解方法にあっては、水に 200気圧もの高圧を掛ける
必要があり、そのための高価で、かつ、大掛かりな装置
を要するといった欠点があった。
【0006】従って、上記従来のPCBの分解方法で
は、PCBを安価で、かつ、効率良く分解処理すること
ができなかった。
は、PCBを安価で、かつ、効率良く分解処理すること
ができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ア
ルミニウムと酸化鉄との混合物にPCBを混入し、その
後着火せしめ、酸化鉄がアルミニウムで還元される際に
生ずる反応熱によって、PCBを分解することとした。
ルミニウムと酸化鉄との混合物にPCBを混入し、その
後着火せしめ、酸化鉄がアルミニウムで還元される際に
生ずる反応熱によって、PCBを分解することとした。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るPCBの分解方法
は、まず、粉末状のアルミニウムと酸化鉄とを、略1:
3の割合で混合した混合物に、破砕したPCBをバイン
ダーとともに混入し、塊状混合物を形成する。尚、ケタ
ライザーとしてマグネシウムを混入してもよい。
は、まず、粉末状のアルミニウムと酸化鉄とを、略1:
3の割合で混合した混合物に、破砕したPCBをバイン
ダーとともに混入し、塊状混合物を形成する。尚、ケタ
ライザーとしてマグネシウムを混入してもよい。
【0009】次に、上記塊状混合物を溶融炉内に順次投
入し、溶融炉内の熱により塊状混合物を着火する。
入し、溶融炉内の熱により塊状混合物を着火する。
【0010】すると、アルミニウムと酸化鉄とがテルミ
ット反応を起こし、酸化鉄がアルミニウムで還元され
る。
ット反応を起こし、酸化鉄がアルミニウムで還元され
る。
【0011】すなわち、 Fe2O3 + 2Al → Al2O3 + 2Fe + 200Kcal その際に生ずる反応熱約2000℃によってPCBを瞬間的
に炭酸ガスと水とに分解する。
に炭酸ガスと水とに分解する。
【0012】このように、本発明によれば、PCBを常
圧下で容易に分解することができ、社会問題となってい
たPCBの分解処理を行うことができる。
圧下で容易に分解することができ、社会問題となってい
たPCBの分解処理を行うことができる。
【0013】しかも、PCBを分解するための特殊な装
置を必要とせず、また、特殊な材料も必要としない。
置を必要とせず、また、特殊な材料も必要としない。
【0014】さらに、PCBは、瞬間的に炭酸ガスと水
とに分解されるため、PCBを気化させずに分解するこ
とができ、PCBの分解に際し、有毒物質を生じさせる
ことがなく、安全性の面においても優れたものである。
とに分解されるため、PCBを気化させずに分解するこ
とができ、PCBの分解に際し、有毒物質を生じさせる
ことがなく、安全性の面においても優れたものである。
【0015】
【実施例】まず、粉末状のアルミニウム1Kg と酸化鉄3K
g とを混合した混合物4Kg に、破砕したPCB10Kgをバ
インダーとともに混入し、さらに、ケタライザーとし
て、マグネシウム10mgを混入して塊状混合物を形成し
た。
g とを混合した混合物4Kg に、破砕したPCB10Kgをバ
インダーとともに混入し、さらに、ケタライザーとし
て、マグネシウム10mgを混入して塊状混合物を形成し
た。
【0016】次に、上記塊状混合物を溶融炉内に順次投
入し、溶融炉内の熱により塊状混合物を着火し、酸化鉄
がアルミニウムで還元される際に生ずる反応熱約2000℃
によってPCBを瞬間的に炭酸ガスと水とに分解した。
入し、溶融炉内の熱により塊状混合物を着火し、酸化鉄
がアルミニウムで還元される際に生ずる反応熱約2000℃
によってPCBを瞬間的に炭酸ガスと水とに分解した。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたような形態
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】すなわち、本発明では、PCBを常圧下で
容易に分解することができ、社会問題となっていたPC
Bの分解処理を行うことができる。
容易に分解することができ、社会問題となっていたPC
Bの分解処理を行うことができる。
【0019】しかも、特殊な装置を必要とせず、また、
特殊な材料も必要とせずに、PCBを分解することがで
きる。
特殊な材料も必要とせずに、PCBを分解することがで
きる。
【0020】さらに、PCBは、瞬間的に炭酸ガスと水
とに分解されるため、PCBを気化させずに分解するこ
とができ、PCBの分解に際し、有毒物質を生じさせる
ことがなく、安全性の面においても優れたものである。
とに分解されるため、PCBを気化させずに分解するこ
とができ、PCBの分解に際し、有毒物質を生じさせる
ことがなく、安全性の面においても優れたものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミニウムと酸化鉄との混合物にPC
Bを混入し、その後着火せしめ、酸化鉄がアルミニウム
で還元される際に生ずる反応熱によって、PCBを分解
することを特徴とするPCBの分解方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9278542A JPH11114517A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | Pcbの分解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9278542A JPH11114517A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | Pcbの分解方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11114517A true JPH11114517A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17598719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9278542A Pending JPH11114517A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | Pcbの分解方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11114517A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001070470A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-21 | Shukuji Asakura | 有害有機化合物の分解・無害化処理方法及びその装置 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP9278542A patent/JPH11114517A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001070470A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-21 | Shukuji Asakura | 有害有機化合物の分解・無害化処理方法及びその装置 |
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