JPH111157A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JPH111157A
JPH111157A JP15561297A JP15561297A JPH111157A JP H111157 A JPH111157 A JP H111157A JP 15561297 A JP15561297 A JP 15561297A JP 15561297 A JP15561297 A JP 15561297A JP H111157 A JPH111157 A JP H111157A
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vehicle surface
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Tomoharu Yoshizawa
伴治 吉澤
Hiroshi Tabata
浩 田端
Hirotane Karahi
浩胤 唐樋
Nobuyuki Suzuki
信行 鈴木
Nobuhiro Ishida
伸浩 石田
Masahiro Shimoda
将博 下田
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手をかけずに短時間で、かつ均一に、車両
表面からワックスを除去する。 【解決手段】 前後方向へ往復移動自在な自走式の洗車
機本体1に、車両表面をブラッシング洗浄する複数の回
転式ブラシ装置5,6,7と、車両表面に対してワック
ス除去剤を霧状に噴霧するワックス除去剤噴霧装置23
と、車両表面に対して高圧の水を噴射する高圧水噴射装
置24とが設けられ、洗車機本体1を往復走行させなが
ら、ワックス除去剤噴霧装置23から車両表面へワック
ス除去剤を霧状に噴霧し、その後、各ブラシ装置5,
6,7を回転させて車両表面をブラッシングすることに
より、ワックスを除去することができる。さらに、高圧
水噴射装置24から車両表面へ高圧水を噴射することに
より、車両表面に残留していたワックス除去剤およびワ
ックスを全て除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式のブラシ装
置で車両表面をブラッシング洗浄する通常の洗車に加え
て、輸送時の車両保護のために車両表面に塗布されたワ
ックスを除去する機能を有する洗車機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両を船舶等で輸送する場合、車両表面
を塩分や埃,擦り傷等から保護するために、車両表面に
ワックスを塗布しており、入荷後に保護用のワックスを
除去している。この際、ワックスの除去は、人がスプレ
ーガンを用いて車両表面にワックス除去剤を噴射し、そ
の後、スポンジなどを用いてワックスを擦り落として行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、ワックスの除去作業を人の手作業で行っ
ていたため、作業者への負担が重く、作業時間も長くな
り、ワックス除去後の仕上がりも均一ではなかった。
【0004】そこで本発明は、人手をかけずに短時間
で、かつ均一に、車両表面からワックスを除去すること
を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、車両と
洗車機本体とのいずれかを前後方向へ移動させながら洗
車を行う洗車機であって、上記洗車機本体に、車両表面
をブラッシング洗浄する回転式のブラシ装置と、車両表
面に対してワックス除去剤を霧状に噴霧するワックス除
去剤噴霧装置と、車両表面に対して高圧の水を噴射する
高圧水噴射装置とが設けられていることを特徴としたも
のである。
【0006】これによると、車両表面に塗布された保護
用のワックスを除去する場合、車両と洗車機本体とのい
ずれかを前後方向へ移動させながら、ワックス除去剤噴
霧装置から車両表面へワックス除去剤を霧状に噴霧し、
その後、ブラシ装置を回転させて車両表面をブラッシン
グすることにより、ワックスを車両表面から除去するこ
とができる。さらに、高圧水噴射装置から車両表面へ高
圧の水を噴射することにより、車両表面に残留していた
ワックス除去剤およびワックスを全て除去することがで
きる。これにより、洗車機本体を作動させて、車両表面
からワックスを自動的に除去することができるため、人
手をかけずに短時間で、かつ均一に、ワックスを除去す
ることができる。
【0007】また、車両と洗車機本体とのいずれかを前
後方向へ移動させながら、ブラシ装置を回転させて車両
表面をブラッシング洗浄することにより、通常の洗車も
行えるため、用途が広い。
【0008】請求項2記載の発明は、洗車機本体は停止
している車両に対して前後方向へ往復走行する自走式で
あり、ブラシ装置を用いて洗車を行う通常の洗車コース
に加えて、車両表面に塗布された保護用のワックスを除
去する第1のワックス除去コースと第2のワックス除去
コースとが設定され、上記通常の洗車コースと第1のワ
ックス除去コースと第2のワックス除去コースとのいず
れかを選択する操作パネルが設けられ、上記第1のワッ
クス除去コースは、洗車機本体の1回目の往復走行時
に、ワックス除去剤噴霧装置から車両表面へワックス除
去剤を霧状に噴霧し、2回目の往復走行時に、ブラシ装
置で車両表面をブラッシングした後、高圧水噴射装置か
ら車両表面へ高圧水を噴射する行程であり、上記第2の
ワックス除去コースは、洗車機本体の1回目の往復走行
時に、高圧水噴射装置から車両表面へ高圧水を噴射した
後、ワックス除去剤噴霧装置から車両表面へワックス除
去剤を霧状に噴霧し、2回目の往復走行時に、ブラシ装
置で車両表面をブラッシングした後、高圧水噴射装置か
ら車両表面へ高圧水を噴射する行程であり、上記第1お
よび第2のワックス除去コースにおいて、ワックス除去
剤噴霧装置から車両表面へワックス除去剤を噴霧してか
らブラシ装置で車両表面をブラッシングするまでの間
に、ワックス除去剤が車両表面のワックスに浸透するの
に要する時間以上の待機時間を設けたことを特徴とした
ものである。
【0009】これによると、操作パネルで第1のワック
ス除去コースを選択した場合、洗車機本体の1回目の往
復走行時に、ワックス除去剤噴霧装置から車両表面へワ
ックス除去剤が霧状に噴霧され、待機時間経過後、2回
目の往復走行時に、ブラシ装置で車両表面がブラッシン
グされる。このように、待機時間を設けたことにより、
ワックス除去剤が車両表面のワックスに充分に浸透する
ため、ブラッシングによるワックス除去効果が向上す
る。さらに、高圧水噴射装置から車両表面へ高圧水が噴
射されるため、車両表面に残留していたワックス除去剤
およびワックスを全て除去することができる。
【0010】また、操作パネルで第2のワックス除去コ
ースを選択した場合、洗車機本体の1回目の往復走行時
に、先ず、高圧水噴射装置から車両表面へ高圧水が噴射
されるため、車両表面に付着した泥や埃などの汚れが取
り除かれるとともに、車両表面が冷却される。したがっ
て、ワックス除去剤が揮発性である場合、ワックス除去
剤噴霧装置から車両表面へ噴霧された際のワックス除去
剤の気化を防止することができ、その後の行程において
充分なワックス除去効果を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、1は、
複数の車輪2を介してレール3に支持案内され、ホーム
ポジションHを起点としてリターンポジションRとの間
で前後方向へ往復走行自在な自走式の洗車機本体であ
る。上記洗車機本体1は正面視で門型に形成され、この
洗車機本体1には、車両4の側面下部および車輪の外側
面をブラッシング洗浄する左右一対の回転式のロッカー
ブラシ装置5と、車両4の上面をブラッシング洗浄する
昇降自在な回転式のトップブラシ装置6と、車両4の側
面および前後面をブラッシング洗浄する左右一対の回転
式のサイドブラシ装置7と、車両4の表面を乾燥させる
乾燥手段8と、車両4の表面に洗浄水を噴射する第1お
よび第2洗浄水アーチ9,10とが備えられている。
尚、上記洗浄水は、通常、例えば約3kg/cm2 の水
圧で洗浄水アーチ9,10から噴射される。
【0012】図4に示すように、上記ロッカーブラシ装
置5とサイドブラシ装置7とはそれぞれ、縦軸心13を
中心に回動自在なブラシ中心軸14と、このブラシ中心
軸14に取付けられた複数枚の布ブラシ体15とで構成
されている。また、上記トップブラシ装置6はそれぞ
れ、横軸心16を中心に回動自在なブラシ中心軸17
と、このブラシ中心軸17に取付けられた複数枚の布ブ
ラシ体18とで構成されている。上記各布ブラシ体1
5,18はそれぞれ織布や不織布を円盤状に形成したも
のである。
【0013】また、図3に示すように、上記乾燥手段8
は、車両4の上面に沿って昇降しながら車両4の上面に
空気を吹き付けて乾燥させるトップノズル19と、車両
4の側面に空気を吹き付けて乾燥させる左右一対のサイ
ドノズル20と、これら各ノズル19,20に空気を送
るブロア装置21とで構成されている。
【0014】さらに、上記洗車機本体1の後部には、車
両4の表面に対して液体のワックス除去剤を霧状に噴霧
するワックス除去剤噴霧装置23と、車両4の表面に対
して高圧(例えば約50kg/cm2 )の水を噴射する
高圧水噴射装置24とが設けられている。図5に示すよ
うに、上記ワックス除去剤噴霧装置23は、管材を正面
視で門形に形成したワックス除去剤噴霧用アーチ25
と、このワックス除去剤噴霧用アーチ25に設けられて
車両4の表面に対しワックス除去剤を霧状に噴霧する複
数のワックス除去剤噴霧用ノズル26とで構成されてい
る。
【0015】また、上記洗車機本体1には、ワックス除
去剤を溜めておくワックス除去剤タンク27と、ワック
ス除去剤をワックス除去剤タンク27から上記ワックス
除去剤噴霧用アーチ25へ供給するワックス除去剤供給
用ポンプ28とが設けられている。
【0016】上記高圧水噴射装置24は、管材を正面視
で門形に形成した高圧水噴射用アーチ30と、この高圧
水噴射用アーチ30に設けられて車両4の表面に対し高
圧の水を噴射する複数の高圧水噴射用ノズル31とで構
成されている。
【0017】図1,図5に示すように、上記ホームポジ
ションHの後方には、水を溜めておく水タンク32と、
この水タンク32から上記高圧水噴射用アーチ30へ高
圧の水を供給する高圧水供給用ポンプ33と、この高圧
水供給用ポンプ33と高圧水噴射用アーチ30との間を
接続する給水用ホース34を支持する支持ポール35と
が設けられている。
【0018】また、図2に示すように、上記ホームポジ
ションHとリターンポジションRとの間には車両停止箇
所Sが形成されている。洗車機本体1の走行経路36の
側方には、洗車機本体1がホームポジションHに位置し
ていることを検出するホームポジション検出装置37
と、洗車機本体1がリターンポジションRに位置してい
ることを検出するリターンポジション検出装置38とが
設置されている。
【0019】図1に示すように、上記洗車機本体1の前
面には操作パネル39が設けられており、この操作パネ
ル39には、通常行われる複数の洗車コースのなかから
所期の洗車コースを選択したり、第1のワックス除去コ
ースまたは第2のワックス除去コースを選択するための
複数のボタン40,41,42が設けられている。
【0020】また、図6に示すように、洗車機本体1に
は、上記操作パネル39からの入力信号や検出装置3
7,38からの検出信号に基づいて、洗車機本体1を前
後走行させる走行駆動装置43と、各ブラシ装置5,
6,7を回動させるブラシ駆動装置44と、乾燥手段8
を作動させる乾燥手段作動装置45と、洗浄水アーチ
9,10へ洗浄水を供給する洗浄水供給用ポンプ46
と、上記ワックス除去剤供給用ポンプ28と、上記高圧
水供給用ポンプ33とを制御する制御装置48が設けら
れている。
【0021】以下、上記構成における作用を説明する。
通常の洗車を行う場合、図2に示すように、車両4を車
両停止箇所Sに停止させ、図1に示すように、操作パネ
ル39のボタン40を押して所期の洗車コースを選択す
る。これにより、走行駆動装置43とブラシ駆動装置4
4と洗浄水供給用ポンプ46とが作動し、図2に示すよ
うに、洗車機本体1がホームポジションHからリターン
ポジションRに向かって往走行し、第1および第2洗浄
水アーチ9,10から車両4の表面に洗浄水が噴射さ
れ、各ブラシ装置5,6,7が回動して車両4の表面を
ブラッシング洗浄する。
【0022】このようにして、車両4を洗浄し、洗車機
本体1がリターンポジションRに達して、リターンポジ
ション検出装置38が洗車機本体1を検出することによ
り、ブラシ駆動装置44と洗浄水供給用ポンプ46とが
停止し、乾燥手段作動装置45が作動し、洗車機本体1
がリターンポジションRからホームポジションHに向か
って復走行するとともに、トップノズル19が車両4の
上面に沿って昇降しながら空気を吹き付けて車両4の上
面を乾燥させ、両サイドノズル20が車両4の両側面に
空気を吹き付けて車両4の両側面を乾燥させる。このよ
うにして、車両4を乾燥させ、洗車機本体1がホームポ
ジションHに達して、ホームポジション検出装置37が
洗車機本体1を検出することにより、走行駆動装置43
と乾燥手段作動装置45とが停止し、洗車が終了する。
【0023】上記した一般的な洗車とは別に、輸送時に
新しい車両4の表面に塗布された保護用のワックスを除
去する場合、この車両4を車両停止箇所Sに停止させ、
操作パネル39のボタン41またはボタン42を押して
第1のワックス除去コースまたは第2のワックス除去コ
ースを選択する。
【0024】例えば、ボタン41を押して第1のワック
ス除去コースを選択した場合、走行駆動装置43とワッ
クス除去剤供給用ポンプ28とが作動し、これにより、
洗車機本体1がホームポジションHからリターンポジシ
ョンRに向かって1回目の往走行するとともに、ワック
ス除去剤がワックス除去剤タンク27からワックス除去
剤噴霧用アーチ25に供給され各ワックス除去剤噴霧用
ノズル26から車両4の表面に対して霧状に噴霧される
(図7のA欄参照)。
【0025】そして、洗車機本体1がリターンポジショ
ンRに達して、リターンポジション検出装置38が洗車
機本体1を検出することにより、ワックス除去剤供給用
ポンプ28が停止して、ワックス除去剤の噴霧が停止さ
れ、洗車機本体1が、車両4に対して何も作用しない空
走行の状態で、リターンポジションRからホームポジシ
ョンHに向かって1回目の復走行する(図7のB欄参
照)。
【0026】そして、洗車機本体1がホームポジション
Hに達して、ホームポジション検出装置37が洗車機本
体1を検出することにより、走行駆動装置43が停止し
て、洗車機本体1がホームポジションH上に所定時間待
機する(図7のC欄参照)。上記1回目の復走行に要す
る時間と上記所定時間とを加えた時間を待機時間とし、
この待機時間はワックス除去剤が車両4の表面のワック
スに浸透するのに要する時間以上に設定されている。こ
れにより、車両4の表面に噴霧されたワックス除去剤が
車両4の表面のワックスに充分に浸透し、ワックスが溶
け始める。
【0027】上記所定時間が経過すると、洗車機本体1
がホームポジションHからリターンポジションRに向か
って2回目の往走行するとともに、ブラシ駆動装置44
が作動して、各ブラシ装置5,6,7が回動し車両4の
表面をブラッシングする(図7のD欄参照)。これによ
り、ワックスは車両4の表面から除去される。尚、上記
所定時間は、ホームポジション検出装置37が洗車機本
体1を検出すると、洗車機本体1に設けられたタイマー
49が作動して計られる。
【0028】そして、洗車機本体1がリターンポジショ
ンRに達して、リターンポジション検出装置38が洗車
機本体1を検出することにより、ブラシ駆動装置44が
停止して、各ブラシ装置5,6,7が停止する。そし
て、洗車機本体1がリターンポジションRからホームポ
ジションHに向かって2回目の復走行するとともに、高
圧水供給用ポンプ33が作動し、水タンク32内の水が
給水用ホース34を経て高圧水噴射用アーチ30へ供給
され、高圧水となって高圧水噴射用ノズル31から車両
4の表面に噴射される(図7のE欄参照)。これによ
り、車両4の表面に付着しているワックス除去剤ならび
にワックスが上記高圧水の水圧で飛ばされて除去され
る。
【0029】そして、洗車機本体1がホームポジション
Hに達して、ホームポジション検出装置37が洗車機本
体1を検出した後、洗車機本体1はホームポジションH
からリターンポジションRに向かって3回目の往走行す
るとともに、引き続き高圧水が高圧水噴射用ノズル31
から車両4の表面に噴射され、さらに、洗浄水供給用ポ
ンプ46が作動して、洗浄水が洗浄水アーチ9,10か
ら車両4の表面に噴射される(図7のF欄参照)。この
ような高圧水および洗浄水の噴射によって、車両4の表
面に残留しているワックス除去剤およびワックスを全て
除去することができる。
【0030】そして、洗車機本体1がリターンポジショ
ンRに達して、リターンポジション検出装置38が洗車
機本体1を検出することにより、高圧水供給用ポンプ3
3と洗浄水供給用ポンプ46とが停止し、高圧水および
洗浄水の噴射が停止される。そして、洗車機本体1がリ
ターンポジションRからホームポジションHに向かって
3回目の復走行するとともに、乾燥手段作動装置45が
作動して、トップノズル19および両サイドノズル20
から車両4の表面へ空気が吹き付けられ、車両4の表面
が乾燥される(図7のG欄参照)。
【0031】そして、洗車機本体1がホームポジション
Hに達して、ホームポジション検出装置37が洗車機本
体1を検出することにより、乾燥手段作動装置45が停
止して、トップノズル19およびサイドノズル20から
の空気の吹き出しが停止されるとともに、走行駆動装置
43が停止して、洗車機本体1がホームポジションH上
に停止され、第1のワックス除去コースが終了する。こ
のように、洗車機本体1を作動させて車両4の表面から
ワックスを自動的に除去することにより、人手をかけず
に短時間で、かつ均一に、ワックスを除去することがで
きる。
【0032】また、保護用のワックスを除去する際にお
いて、車両4の汚れが目立つ場合、あるいは、ワックス
除去剤が揮発性であり、車両4の表面が太陽光線等で熱
せられ、車両4の表面に噴霧されたワックス除去剤が車
両4の表面の熱で気体に変化し、充分なワックス除去効
果を得られない恐れがある場合には、図1に示すよう
に、操作パネル39のボタン42を押して、第2のワッ
クス除去コースを選択する。
【0033】これにより、走行駆動装置43が作動し
て、洗車機本体1がホームポジションHからリターンポ
ジションRに向かって1回目の往走行するとともに、高
圧水供給用ポンプ33が作動して、高圧水が高圧水噴射
用ノズル31から車両4の表面に噴射される(図7のA
欄参照)。この高圧水により、車両4の表面に付着した
泥や埃などの汚れが取り除かれるとともに、車両4の表
面が冷却され、揮発性のワックス除去剤の気化を防止す
ることができる。
【0034】そして、洗車機本体1がリターンポジショ
ンRに達して、リターンポジション検出装置38が洗車
機本体1を検出することにより、高圧水供給用ポンプ3
3が停止して、高圧水の噴射が停止される。そして、洗
車機本体1がリターンポジションRからホームポジショ
ンHに向かって1回目の復走行するとともに、ワックス
除去剤供給用ポンプ28が作動し、ワックス除去剤が各
ワックス除去剤噴霧用ノズル26から車両4の表面に対
して霧状に噴霧される(図7のB欄参照)。
【0035】そして、洗車機本体1がホームポジション
Hに達して、ホームポジション検出装置37が洗車機本
体1を検出することにより、ワックス除去剤供給用ポン
プ28が停止して、ワックス除去剤の噴霧が停止される
とともに、走行駆動装置43が停止して、洗車機本体1
がホームポジションH上に所定時間待機する(図7のC
欄参照)。この所定時間を待機時間とし、この待機時間
はワックス除去剤が車両4の表面のワックスに浸透する
のに要する時間以上に設定されている。これにより、車
両4の表面に噴霧されたワックス除去剤が車両4の表面
のワックスに充分に浸透し、ワックスが溶け始める。
【0036】上記所定時間が経過すると、洗車機本体1
がホームポジションHからリターンポジションRに向か
って2回目の往走行するとともに、ブラシ駆動装置44
が作動して、各ブラシ装置5,6,7が回動し車両4の
表面をブラッシングする(図7のD欄参照)。尚、その
後の行程は、図7のE欄〜G欄に示すように、先述した
第1のワックス除去コースと同一であるため、説明を省
略する。
【0037】このように、第2のワックス除去コースに
おいては、最初の行程で、高圧水が車両4の表面に噴射
されることにより、車両4の表面に付着した泥や埃など
の汚れが取り除かれるとともに、車両4の表面が冷却さ
れ、揮発性のワックス除去剤の気化を防止することがで
きるため、その後の行程において、充分なワックス除去
効果を得ることができる。
【0038】上記実施の形態では、各ブラシ装置5,
6,7にそれぞれ布ブラシ体15,18を用いているた
め、ブラシの毛材としてナイロンなどを用いた場合に比
べて、ソフトなタッチでブラッシングを行うことがで
き、車両4の表面が傷付くのを防止できる。また、布ブ
ラシ体15,18を用いることにより、車両4の表面に
噴霧されたワックス除去剤を均等に延ばすといった効果
も得られる。
【0039】上記実施の形態では、ワックスを除去する
のみの専用の装置ではなく、従来からある洗車機本体1
に、ワックス除去剤噴霧装置23と高圧水噴射装置24
とを設けてワックス除去機能を付加しているため、ワッ
クス除去に加えて通常の洗車も行え、用途が広い。
【0040】また、上記実施の形態において、洗車機本
体1に、車両4の表面へワックスを噴射するワックスア
ーチを設け、ワックス付の洗車コースを選択することに
よって、洗車時にワックスの塗布が行えるものでもよ
い。
【0041】上記実施の形態では、停止した車両4に対
して、前後方向へ往復走行自在な自走式の洗車機本体1
にワックス除去剤噴霧装置23と高圧水噴射装置24と
を設けているが、別の形式の洗車機として、搬送装置で
車両を搬送しながら、地上に据付け固定された洗車機本
体の内部で洗車を行う洗車機に対しても、洗車機本体に
ワックス除去剤噴霧装置と高圧水噴射装置とを設けて、
ワックス除去機能を付加してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、洗車機本体を作動させて、車
両表面からワックスを自動的に除去することができるた
め、人手をかけずに短時間で、かつ均一に、ワックスを
除去することができる。また、通常の洗車も行えるた
め、用途が広い。
【0043】請求項2記載の発明によると、第1のワッ
クス除去コースを選択した場合、待機時間を設けたこと
により、ワックス除去剤が車両表面のワックスに充分に
浸透するため、ブラッシングによるワックス除去効果が
向上する。さらに、高圧水噴射装置から車両表面へ高圧
水が噴射されるため、車両表面に残留していたワックス
除去剤およびワックスを全て除去することができる。
【0044】また、第2のワックス除去コースを選択し
た場合、洗車機本体の1回目の往復走行時に、先ず、高
圧水噴射装置から車両表面へ高圧水が噴射されるため、
車両表面に付着した泥や埃などの汚れが取り除かれると
ともに、車両表面が冷却される。したがって、ワックス
除去剤が揮発性である場合、ワックス除去剤噴霧装置か
ら車両表面へ噴霧された際のワックス除去剤の気化を防
止することができ、その後の行程において充分なワック
ス除去効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機の斜視図で
ある。
【図2】同、洗車機の概略平面図である。
【図3】同、洗車機の側面図である。
【図4】同、洗車機の各ブラシ装置の詳細図である。
【図5】同、洗車機のワックス除去剤噴霧装置と高圧水
噴射装置との構成を示す斜視図である。
【図6】同、洗車機の制御系のブロック図である。
【図7】同、洗車機の第1のワックス除去コースと第2
のワックス除去コースとの動作内容を示す図表である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 4 車両 5 ロッカーブラシ装置 6 トップブラシ装置 7 サイドブラシ装置 23 ワックス除去剤噴霧装置 24 高圧水噴射装置 39 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田端 浩 栃木県真岡市松山町19番 本田技研工業株 式会社栃木製作所内 (72)発明者 唐樋 浩胤 栃木県真岡市松山町19番 本田技研工業株 式会社栃木製作所内 (72)発明者 鈴木 信行 栃木県真岡市松山町19番 本田技研工業株 式会社栃木製作所内 (72)発明者 石田 伸浩 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内 (72)発明者 下田 将博 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目2番11 号 株式会社ダイフクテクノサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両と洗車機本体とのいずれかを前後方
    向へ移動させながら洗車を行う洗車機であって、上記洗
    車機本体に、車両表面をブラッシング洗浄する回転式の
    ブラシ装置と、車両表面に対してワックス除去剤を霧状
    に噴霧するワックス除去剤噴霧装置と、車両表面に対し
    て高圧の水を噴射する高圧水噴射装置とが設けられてい
    ることを特徴とする洗車機。
  2. 【請求項2】 洗車機本体は停止している車両に対して
    前後方向へ往復走行する自走式であり、ブラシ装置を用
    いて洗車を行う通常の洗車コースに加えて、車両表面に
    塗布された保護用のワックスを除去する第1のワックス
    除去コースと第2のワックス除去コースとが設定され、
    上記通常の洗車コースと第1のワックス除去コースと第
    2のワックス除去コースとのいずれかを選択する操作パ
    ネルが設けられ、上記第1のワックス除去コースは、洗
    車機本体の1回目の往復走行時に、ワックス除去剤噴霧
    装置から車両表面へワックス除去剤を霧状に噴霧し、2
    回目の往復走行時に、ブラシ装置で車両表面をブラッシ
    ングした後、高圧水噴射装置から車両表面へ高圧水を噴
    射する行程であり、上記第2のワックス除去コースは、
    洗車機本体の1回目の往復走行時に、高圧水噴射装置か
    ら車両表面へ高圧水を噴射した後、ワックス除去剤噴霧
    装置から車両表面へワックス除去剤を霧状に噴霧し、2
    回目の往復走行時に、ブラシ装置で車両表面をブラッシ
    ングした後、高圧水噴射装置から車両表面へ高圧水を噴
    射する行程であり、上記第1および第2のワックス除去
    コースにおいて、ワックス除去剤噴霧装置から車両表面
    へワックス除去剤を噴霧してからブラシ装置で車両表面
    をブラッシングするまでの間に、ワックス除去剤が車両
    表面のワックスに浸透するのに要する時間以上の待機時
    間を設けたことを特徴とする請求項1記載の洗車機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009113005A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Daihatsu Motor Co Ltd 車体洗浄装置

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