JPH11116060A - 荷役装置のコンテナ載置状態検出方法 - Google Patents

荷役装置のコンテナ載置状態検出方法

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JPH11116060A
JPH11116060A JP28518197A JP28518197A JPH11116060A JP H11116060 A JPH11116060 A JP H11116060A JP 28518197 A JP28518197 A JP 28518197A JP 28518197 A JP28518197 A JP 28518197A JP H11116060 A JPH11116060 A JP H11116060A
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corners
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JP28518197A
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Inventor
Kunio Miyawaki
国男 宮脇
Azuma Hisayasu
東 久安
Maki Maekawa
真樹 前川
Kiyoshi Okita
清 沖田
Tsuneto Mori
常人 森
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Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラック荷台上のコンテナ群の状態を検知す
ることにより荷役装置を正確に制御することができる荷
役装置のコンテナ載置状態検出方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 本発明の荷役装置のコンテナ載置状態検
出方法は、トラック2の入庫ポート1aを予めX−Y平
面座標データとして有し、該X−Y平面座標に基づい
て、走行及び横行移動する荷役装置4に設けたカメラ1
0を、コンテナ群全体上面の少なくとも対角の2隅に粗
動し、これら対角の2隅の各々においてカメラ10で撮
像した画像から4個のコンテナ3の角で囲まれる空間部
分を検出した後、この検出結果に基づいて該空間部分の
中心座標を各々求め、これらの中心座標とX−Y平面座
標とを比較してトラック2荷台上のコンテナ群全体の位
置を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば青果場にお
いて、トラック荷台に積載された青果物の入ったコンテ
ナを荷降す際に、コンテナ群の位置と高さ及び傾きを検
知することによって正確に荷役装置を制御することがで
きる荷役装置のコンテナ載置状態検出方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来は、コンテナをトラックから荷降し
する荷役作業を手作業で行っている。また、人手による
荷降し作業効率の向上を図るために、荷役装置を用いて
行うことも検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンテナを複数積層し
たトラックの荷台は、コンテナを荷降しする度にトラッ
ク荷台及びコンテナ最上層が上昇したり傾きが変化す
る。しかもその変化量は車種あるいは個別のトラック毎
に異なっている。このような状況にあって荷役装置を用
いてコンテナの荷役作業を行う場合、荷役装置の走行、
横行、及び昇降移動するクランプ機構をトラック荷台上
のコンテナ群に対して正確に位置決めしないと、コンテ
ナを掴み損ねたり、無関係な箇所でコンテナを落下させ
たりするといった誤動作が生じる可能性がある。
【0004】本発明は、上記した問題を解決するために
なされたものであり、トラック荷台上のコンテナ群の状
態を検知することにより正確に制御することができる荷
役装置のコンテナ載置状態検出方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、予めトラックの入庫場所をX−Y平面座
標データとして有し、トラックが入庫すると、このX−
Y平面座標に基づいてカメラを粗動し、このカメラによ
って、コンテナ群全体上面の少なくとも対角の2隅に各
々位置する4個のコンテナの角で囲まれる空間部分を撮
像し検出して該空間部分の中心座標を求め、この中心座
標とX−Y平面座標とを比較してトラック荷台上のコン
テナ群全体の位置を検知するのである。こうすること
で、コンテナ群の正確な位置を検知できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、トラックが入出庫する
場所を予めX−Y平面座標データとして有し、X−Y平
面座標内にトラックが入庫した際に、該X−Y平面座標
に基づいて、走行及び横行移動する荷役装置に設けたカ
メラを、トラック荷台上のコンテナ群全体上面の少なく
とも対角の2隅に粗動し、これら対角の2隅の各々にお
いてカメラで撮像した画像から4個のコンテナの角で囲
まれる空間部分を検出した後、この検出結果に基づいて
該空間部分の中心座標を各々求め、これらの中心座標と
X−Y平面座標とを比較してトラック荷台上のコンテナ
群全体の位置を検知するものである。
【0007】また、本発明は、上記方法において、トラ
ック荷台上のコンテナ群全体上面の3隅へX−Y平面座
標データに基づいてカメラを粗動し、これら3隅の各々
においてカメラで撮像した画像から4個のコンテナの角
で囲まれる空間部分を各々検出した後、この検出結果に
基づいて各々の該空間部分の座標を求め、3隅以外の他
の撮像ポイントにカメラを移動させる際には、3隅のX
−Y座標に基づいて行うものである。
【0008】また、本発明は、上記のいずれかの方法に
おいて、トラック荷台上のコンテナ群全体上面の少なく
とも対角の2隅へX−Y平面座標データに基づいてカメ
ラを粗動し、これら対角の2隅の各々においてカメラで
撮像した画像から4個のコンテナの角で囲まれる空間部
分を検出し、この検出結果に基づいて各々の該空間部分
の座標を求めた後、走行及び横行移動する荷役装置に設
けた検知手段を4個のコンテナの角で囲まれる空間部分
の中心から放射状に移動させて、該コンテナの角までの
高さを各々検出してコンテナ群の高さと傾きを検出する
ものである。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の荷役装置のコンテナ載
置状態検出方法が適用される自動荷役設備の概略構成を
示す。図2は、自動荷役設備における荷役装置周辺を示
す。図3は、自動荷役設備におけるクランプ機構の要部
を拡大して示す。図4は、自動荷役設備におけるクラン
プ機構の要部を平面視した状態を示す。図5は、本発明
の荷役装置のコンテナ載置状態検出方法におけるコンテ
ナの角部の検出パターン形状を示す。図6は、本発明の
荷役装置のコンテナ載置状態検出方法における4個のコ
ンテナで囲まれた空間部分の中心位置を検出する原理に
ついて示す。図7は、カメラの撮像ポイントを示す。
【0010】本発明の荷役装置のコンテナ載置状態検出
方法は、図示する自動荷役装置1にて実施される。自動
荷役装置1は、例えば空気圧タイヤを装着した軽四輪車
のトラック2の荷台からコンテナ3を荷積み又は荷降し
作業し、トラック2から荷降ししたコンテナ3を載置す
るパレット1Aを載せるローラテーブル1B、このロー
ラテーブル1Bから所定場所へとコンテナ3を搬送する
コンベア1Cなどを備え、その他以下の構成となってい
る。
【0011】4は、荷役作業位置全体の上方に柱4aで
支持された2本の走行ビーム5に移動可能に設けた荷役
装置であり、この荷役装置4は、走行ビーム5,5に案
内されてトラック2の進行方向に移動する走行台車7
と、トラック2の進行方向に移動可能な走行台車7上に
設けた横行台車8と、横行台車8から昇降するクランプ
機構9とを有している。これら走行台車7、横行台車
8、クランプ機構9の駆動に際しては、不図示の制御装
置からの出力に応じて各々の駆動部が制御され、各々移
動、昇降、掴み又は離し動作を行うように構成されてい
る。
【0012】また、クランプ機構9は、例えばトラック
2の荷台上のコンテナ3を縦方向に2個、横方向に2個
の計4個を一括してクランプした後吊り上げて搬送し、
パレット1A上に荷降ろししたり、パレット1Aから一
括して4個のコンテナ3をトラック2の荷台へと荷積み
したりするために、以下のように構成されている。
【0013】11は、横行台車8に配置された昇降機
構、例えばウインチであり、このウインチ11により巻
取りまたは送出しされるワイヤーロープ11aを介して
昇降ベース12が吊り下げ状に保持されている。そし
て、この昇降ベース12の昇降を案内する機構として、
本発明ではパンタグラフ機構13を採用している。な
お、本実施例構成では、パンタグラフ機構13のスライ
ド部にリニアガイド13aを採用したものを示してい
る。
【0014】14は、昇降ベース12の下方に水平回転
機構を介して設置された回転ベースである。回転ベース
14の水平回転機構としては、本実施例構成では、昇降
ベース12に回転が自在なように枢軸15を貫通状に枢
支し、この枢軸15を例えばパワーシリンダ16によっ
て回転させるものを示している。そして、枢軸15の下
端部に回転ベース14を取り付けることによって、回転
ベース14は枢軸15と一体的に水平回転するようにな
っている。
【0015】17は、回転ベース14に垂下状に設置し
た例えば2基で対をなすエアーシリンダであり、本実施
例構成では、この対をなすエアーシリンダ17を4対設
置したものを示している。そして、これら対をなすエア
ーシリンダ17のロッド端には例えばワイヤーロープ1
8を介して、それぞれクランプ部19が吊り下げ状に設
置されている。
【0016】クランプ部19は、ハンドベース19a上
に、2基で対をなす位置決め用エアーシリンダ19bと
クランプ用エアーシリンダ19cとをそれぞれ所定配置
した構成であり、このうち位置決め用エアーシリンダ1
9bは、図4に示すように、平面視コンテナ3の対角線
上に配置され、コンテナ3の対向する角部を、そのロッ
ド端に取り付けた押出金具19dで内側から張出状に押
すために用いられる。また、クランプ用エアーシリンダ
19cは、平面視コンテナ3の長手方向中心線上に配置
され、コンテナ3に設けられた両把手部3aにクランプ
爪19eをそれぞれの内側から係合させるために用いら
れる。
【0017】さらに、クランプ部19には、ハンドベー
ス19aの縁部がコンテナ3に接触するとウインチ11
を停止して昇降ベース12の下降を停止させるリミット
スイッチS1と、クランプ爪19eのアーム基端部が接
触するとウインチ11を駆動して昇降ベース12を上昇
させるリミットスイッチS2とが設けられている。
【0018】なお、20は、昇降ベース12に垂下状に
設置したシリンダーであり、回転ベース14の上面にお
ける該シリンダー20のロッドと対向する位置に立設し
たガイド筒21に該ロッドを嵌入させることで、回転ベ
ース14の回転を防止するものである。
【0019】そして、本発明方法を実施する際に用いら
れるカメラ10は、横行台車8の各部材を保持した横行
ベース8aの横行方向の中央位置から走行方向に突出し
て設けた保持部材10aによってその光軸が下方垂直に
向くように保持されている。
【0020】上記構成において、コンテナ3の荷役作業
は各部の駆動を制御して行われるが、この制御を行うに
際しては、コンテナ3の位置や高さ及び傾きを正確に検
出する必要があり、これらの検出データを不図示の制御
装置に与えることによって、目標とするコンテナ3を適
正、かつ効率よく荷降ろし又は荷積みすることができる
のである。
【0021】そこで、以下に、例えばコンテナ荷降し動
作を実施する際における、本発明方法によるコンテナ3
の位置や高さ及び傾きの検出手順を説明する。まず、自
動荷役設備1には図1に示すようにトラック2が入庫す
る位置に、入庫ポート1aが設けられており、この入庫
ポート1aの平面データは、不図示の記憶装置に固定的
に予めX−Y平面座標データとして記憶されている。
【0022】ここで、例えばトラック2が入庫ポート1
aに若干斜めに入庫した際には、X−Y平面座標に対し
てずれを生じることとなるが、入庫ポート1aにトラッ
ク2が入庫したときには、必ず荷台上に載置されたコン
テナ群の4隅の各々のX−Y平面座標が、各々X−Y平
面座標の所定範囲内に位置するものとして、次にカメラ
10をこれらコンテナ群の4隅のうちの1つに向けて粗
動させる。
【0023】ここで、上記X−Y平面座標の所定範囲と
は、カメラ10における撮像視野の範囲であり、入庫ポ
ート1aを平面視した際においてコンテナ群の隅が各々
位置すると考えられるX−Y平面座標について各々所定
範囲を定め、この所定範囲のX−Y平面座標中心に向け
てカメラ10を移動させれば、例えトラック2が入庫ポ
ート1aに対して斜めに入庫しても、入庫ポート1aに
入庫さえしていれば、カメラ10の撮像視野にコンテナ
群の隅を必ず入れることができるのである。
【0024】カメラ10で撮像視野に入った映像は2値
化処理され、次に、撮像画像を走査して2値化処理デー
タに基づく各画素ごとの明暗でコンテナ3の角部を検出
する。すなわち、上記撮像画像の走査時には、予め記憶
装置に記憶されたコンテナ3の角部の図5(a)〜
(d)の各々に示す4パターンの形状についてパターン
マッチング処理、すなわち、例えば図5(a)に示す形
状を順次90゜,180゜,270゜と回転させて撮像
画像上で4個のパターンを検出することにより、コンテ
ナ3の角部が次々と検出されるのである。
【0025】そして、撮像画像において角部の4パター
ン全てを検出した際に、4個のコンテナの角部で囲まれ
た空間部分が検出されることとなり、この空間部分の中
心を図6に示す原理に基づいてX,Y方向に各々コンテ
ナ3の縁部を延ばした時の交点Q1〜Q4の平均座標を
演算して中心座標として検出し、この中心を上記X−Y
平面座標上でどこに位置するのかを検出する。すなわ
ち、カメラ10の撮像視野の中心座標は、上記したよう
に所定範囲のX−Y平面座標の中心座標であるので、撮
像視野中心から4個のコンテナの角部で囲まれた空間部
分の中心がX,Yに各々どれだけ移動した位置にあるか
を演算すれば、X−Y平面座標での位置が検出できるの
である。
【0026】そして、以上の手順をトラック荷台上のコ
ンテナ群全体上面の少なくとも対角の2隅について行え
ば、入庫ポート1aに対するトラック2の入庫状態が認
識できるのである。
【0027】そして、コンテナ群の位置情報に基づいて
クランプ機構9をX−Y方向に微調整し、リミットスイ
ッチS1が作動するまでウインチ11を駆動して昇降ベ
ース12を下降させて、リミットスイッチS1が作動し
てウインチ11が停止した後、エアーシリンダー17の
ロッドを突出させて、位置決め用エアーシリンダー19
b及びクランプ用エアーシリンダ19cを駆動してコン
テナ3を把持する。そして、クランプ用エアーシリンダ
19cを駆動してクランプ爪19eが開くと、該クラン
プ爪19eのアーム基端部がリミットスイッチS2と接
触して作動し、これによりウインチ11が巻取駆動され
て昇降ベース12が上昇し、この後パレット1Aに荷役
装置4を移動させ、ここでコンテナ3を載置する。
【0028】なお、上記動作中にエアーシリンダ17を
駆動する理由は以下の通りである。すなわち、上記手順
によりコンテナ群のX−Y平面上の位置は検出している
ものの、実際にはコンテナ群全体が傾いている場合があ
り、その際には例えば一度に掴む4個のコンテナ3のう
ち傾いた最上部に位置するコンテナ3の縁部でリミット
スイッチS1が作動することとなり、傾いた最下部に位
置するコンテナ3には押出金具19d及びクランプ爪1
9eが当該コンテナ3に対して正しく位置せず、傾いた
最下部に位置するコンテナ3を掴み損なうといった現象
が生じることがある。
【0029】従って、上記現象を防止するために、一旦
は、傾いた最上部に位置するコンテナ3の縁部とこのコ
ンテナ3に対応した位置のハンドベース19aとの接触
によるリミットスイッチS1の作動により昇降ベース1
2を停止した後、エアーシリンダ17のロッドを突出さ
せることで、既にコンテナ3の上縁部にハンドベース1
9aが接触している場合にはワイヤーロープ18が撓
み、そうでない場合にはエアーシリンダ17のロッドを
突出させることで初めてコンテナ3の上縁部にハンドベ
ース19aが接触する。このようにすることで、一度に
掴む4個のコンテナ3に対して、例えコンテナ群が傾い
ていたとしても押出金具19d及びクランプ爪19eを
正しく位置させることができるのである。
【0030】そして、コンテナ群の隅に位置する4個の
コンテナ3を荷降しした後に、以下、コンテナ群の位置
情報に基づいてコンテナ3の寸法から演算した次の荷降
しポイントまで、荷役装置4によりクランプ機構9を移
動して上記の手順を繰り返すことにより、迅速かつ確実
に荷降ろし作業を行うことができる。
【0031】また、上記コンテナ群の位置を検出する手
順においては、コンテナ群の対角の2隅をコンテナ3の
掴み動作に先立て検出するようにしていたが、コンテナ
群の対角に位置する4隅さらにはこれらの隅の中間位置
についてもX−Y平面座標検出を行えば、より正確な情
報を制御装置に与えることができ、クランプ機構9の誤
動作を低減させることができるのは言うまでもない。
【0032】ところで、上記手順ではコンテナ群の対角
の2隅の座標に基づいてコンテナ寸法により次のコンテ
ナ掴みポイントを演算しているので、コンテナ3の変形
に伴う誤差や、コンテナ3間の積載時の隙間による誤差
などが考慮されず、従ってコンテナ3を掴み損ねたりす
る可能性がある。
【0033】そこで、カメラ10を上記以外の他の撮像
ポイントに移動させるような場合には、予めトラック2
の荷台上のコンテナ群の3隅へX−Y平面座標データに
基づいて上述したようにカメラ10を粗動し、次にこれ
ら3隅に各々位置する4個のコンテナ3の角で囲まれる
空間部分を各々検出してコンテナ群の位置を上記のよう
に検知する。そして、これら3隅のX−Y平面座標に基
づいて以下の原理に基づいて他の撮像ポイントを算出す
る。
【0034】すなわち、上記手順によれば、図7に示す
ように、コンテナ群の3隅A,B,Eについて、カメラ
10を粗動した後にこれらA,B,Eに位置する4個の
コンテナの角部で囲まれる空間部分のX−Y平面座標P
a,Pb,Peを求め、以下、例えば図示するC,D,
FのX−Y平面座標Pc,Pd,Pfは、各々以下のよ
うに求める。
【0035】
【数1】Pc=(Pa+Pe)/2 Pd=Pc+(Pb−Pa) Pf=Pe+(Pb−Pa)
【0036】このように、コンテナ群の3隅のX−Y平
面座標を検出し、これに基づいて他の複数の撮像ポイン
トを演算し、これらの撮像ポイントにて再度カメラ10
にて撮像して正確な位置情報を得るようにすれば、実際
のコンテナ3の積載情報を得ることができるので誤差は
極めて少なく、従ってコンテナ3の荷降し作業はさらに
確実に行うことができる。
【0037】さらに、上記したいずれかの手順におい
て、カメラ10の近傍などに非接触式の、例えば超音波
距離センサを設けて、この超音波距離センサを、上記の
ようにして求めた4個のコンテナ3の角で囲まれる空間
部分を中心に、放射状に移動させることで、4個のコン
テナ3の各々の角までの高さが検出できると共に、隣設
するコンテナ3の高低差からコンテナ群の傾きも検出す
ることができ、コンテナ群の積載情報をより一層正確に
得ることができる。また、このようにすることにより、
上記構成でのリミットスイッチS1を省略することがで
きる。
【0038】つまり、コンテナ群のある1隅に位置する
4個のコンテナ3のうち、3個のコンテナ3は高さ方向
に4段積載された位置にあり、残りの1個は高さ方向に
3段積載された位置にある場合、カメラ10での平面視
では、4個のコンテナ3が同じ高さ位置にあってもそう
でなくても同じ状態に撮像される。従って、こうした情
報に高さ方向の情報を加えることにより、制御装置で認
識するコンテナ群全体を3次元的に認識でき、この高さ
方向の情報によりトラック2の荷降し時の高さ変化特性
をデータベース化でき、このデータベースから今後同じ
特性のトラック2が入庫した際に各種の情報を参照する
ことができるのである。
【0039】以上説明したように、本発明の荷役装置の
コンテナ載置状態検出方法によって、トラック2の荷台
に積載されたコンテナ3の正確な位置、高さ、傾きに関
する情報を検出することにより、コンテナ3を荷降しす
る度にトラック2の荷台及びコンテナ群の最上層が上昇
したり傾きが変化したり、その変化量が車種あるいは個
別のトラック2毎に異なっていても、正確に自動荷役設
備1の各部を制御することができ、従ってコンテナ3の
荷降し作業を迅速かつ効率的に行うことができる。
【0040】なお、上記実施例では、コンテナ3の荷降
しについての手順を説明したが、トラック2へコンテナ
3を荷積みするには、自動荷役設備1としては上記と逆
の動作を行い、本発明方法においては、空荷のトラック
2の荷台上の平面座標から予め記憶してあるX−Y平面
座標に基づいて荷台の平面位置状態を認識させ、コンテ
ナ3の載置位置をオペレーターが決定すれば、以降、こ
の情報に基づいて1段ずつ積層し、この積層時にカメラ
10で前段の4個のコンテナ3で囲まれる中心位置を検
出してここを目標として4個のコンテナ3を一度に荷積
みする。このように荷積み作業においても本発明方法を
採用することで、上記と同等に迅速かつ確実に作業を行
うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の荷役装置のコン
テナ載置状態検出方法は、カメラによりトラック荷台上
にあるコンテナ群を撮像し、この撮像データと予め記憶
されたX−Y平面座標とを参照して実際のコンテナ群の
位置を検出し、また、高さ検知手段により実際のコンテ
ナ群の傾き、及び高さを検出し、これらの情報を基に荷
役装置の各部を制御するようにしたので、正確にかつ迅
速に荷役作業を行うことができると共に、荷役作業に伴
って変化する荷台及びコンテナ群の高さや傾きなどに対
応でき、誤動作を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷役装置のコンテナ載置状態検出方法
が適用される自動荷役設備の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の荷役装置のコンテナ載置状態検出方法
が適用される自動荷役設備における荷役装置及びクラン
プ機構周辺を示す側面図である。
【図3】本発明の荷役装置のコンテナ載置状態検出方法
が適用される自動荷役設備におけるクランプ機構の側面
を示す要部拡大図である。
【図4】本発明の荷役装置のコンテナ載置状態検出方法
が適用される自動荷役設備におけるクランプ機構の要部
拡大図である。
【図5】(a)〜(d)は、本発明の荷役装置のコンテ
ナ載置状態検出方法におけるコンテナの角部の検出パタ
ーン形状を示す図である。
【図6】(a)〜(d)は、本発明の荷役装置のコンテ
ナ載置状態検出方法における4個のコンテナで囲まれた
空間部分の中心位置検出の原理を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の荷役装置のコンテナ載置状態検出方法
における他の撮像ポイントを示す図である。
【符号の説明】
1 自動荷役設備 3 コンテナ 4 荷役装置 10 カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 真樹 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 沖田 清 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 森 常人 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックが入出庫する場所を予めX−Y
    平面座標データとして有し、前記X−Y平面座標内にト
    ラックが入庫した際に、該X−Y平面座標に基づいて、
    走行及び横行移動する荷役装置に設けたカメラを、トラ
    ック荷台上のコンテナ群全体上面の少なくとも対角の2
    隅に粗動し、これら対角の2隅の各々において前記カメ
    ラで撮像した画像から4個のコンテナの角で囲まれる空
    間部分を検出した後、この検出結果に基づいて該空間部
    分の中心座標を各々求め、これらの中心座標と前記X−
    Y平面座標とを比較してトラック荷台上のコンテナ群全
    体の位置を検知することを特徴とする荷役装置のコンテ
    ナ載置状態検出方法。
  2. 【請求項2】 トラック荷台上のコンテナ群全体上面の
    3隅へX−Y平面座標データに基づいてカメラを粗動
    し、これら3隅の各々において前記カメラで撮像した画
    像から4個のコンテナの角で囲まれる空間部分を各々検
    出した後、この検出結果に基づいて各々の該空間部分の
    座標を求め、前記3隅以外の他の撮像ポイントに前記カ
    メラを移動させる際には、前記3隅のX−Y座標に基づ
    いて行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のコ
    ンテナ載置状態検出方法。
  3. 【請求項3】 トラック荷台上のコンテナ群全体上面の
    少なくとも対角の2隅へX−Y平面座標データに基づい
    てカメラを粗動し、これら対角の2隅の各々において前
    記カメラで撮像した画像から4個のコンテナの角で囲ま
    れる空間部分を検出し、この検出結果に基づいて各々の
    該空間部分の座標を求めた後、走行及び横行移動する荷
    役装置に設けた検知手段を4個のコンテナの角で囲まれ
    る空間部分の中心から放射状に移動させて、該コンテナ
    の角までの高さを各々検出してコンテナ群の高さと傾き
    を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の荷役
    装置のコンテナ載置状態検出方法。
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