JPH11116084A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH11116084A
JPH11116084A JP9281772A JP28177297A JPH11116084A JP H11116084 A JPH11116084 A JP H11116084A JP 9281772 A JP9281772 A JP 9281772A JP 28177297 A JP28177297 A JP 28177297A JP H11116084 A JPH11116084 A JP H11116084A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層されたシートを重送や連れ重送を引き起
こすことなく、確実に1枚ずつ搬送することができると
ともに、シート搬送装置の機構を簡略化し、材料コスト
ダウン及び製造コストダウンが可能なシート搬送装置を
提供する。 【解決手段】 異径軸部38は、各コロ36の支持孔3
7の内周面に接触する部位に形成されており、第1径部
43と、この第1径部43よりも小径である第2径部4
4とを有している。第1径部43の外周面の半径45
は、コロ36の外周面39の半径46と、この外周面3
9から支持孔37に至る距離47との差に相当する長さ
を有している。また、コロ36の外周面39の半径46
は、ローラ32の円周面33の半径48よりも大きく形
成されている。また、第1径部43とコロ36の支持孔
37の内周面が当接する状態においては、第2径部44
とコロ36の支持孔37の内周面とは、遊び(間隙)が
ある状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ等
の画像形成装置におけるシート搬送装置に関し、特に、
積層されたシートを重送や連れ重送を引き起こすことな
く、確実に1枚ずつ搬送することができるシート搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザプリンタ等の画像形成
装置におけるシート搬送装置においては、積層されたシ
ートを1枚ずつ分離して搬送する各種シート搬送装置が
提案されている。かかるシート搬送装置の一例について
図9及び図10に基づいて説明する。図9は従来の画像
形成装置における搬送ローラの斜視図である。図10は
従来の画像形成装置における搬送ローラによりシートが
搬送される状態を示す一部拡大断面図である。
【0003】図10に示すように、シート搬送装置は搬
送ローラ101と、この搬送ローラ101に対してシー
ト102を挟んで対向する分離パッド103とを備え、
積層されたシート102を1枚ずつ分離して搬送するも
の等がよく知られている。この分離パッド103は、分
離パッドホルダ104のシート受け部105に形成され
た凹部に埋設されており、分離パッドホルダ104は、
位置固定されたストッパ106と、分離パッドホルダ1
04のシート受け部105の下面との間に介挿されるバ
ネ107により、搬送ローラ101に向かって付勢され
ている。一方、搬送ローラ101は、シート102に接
触して該シート102を搬送する円周面108と、円周
面108が欠除されることによって形成される欠除面1
09とを有する、概略D字形状の弾性体から構成されて
いる。また、この搬送ローラ101の両側には、2つの
コロ110が回転可能に取り付けられている(図9参
照)。この2つのコロ110は、円周面108の外径よ
り小径として形成され、円周面108でのシート102
の搬送時には、シート102には当接しないようにする
一方、円周面108でのシート102の搬送が終了し
て、欠除面109が、シート102に対向したときに
は、2つのコロ110の外周面をシート102に当接さ
せることにより、分離パッド103の付勢力に抗して、
欠除面109とシート102との間に間隙を形成して、
欠除面109が、シート102に接触しないようにする
ためのものである。
【0004】そして、シート102の搬送時には、図1
0に示されるように、搬送ローラ101の駆動によって
円周面108でシート102を搬送し、円周面108に
おけるシート102の搬送が終了した後は、搬送ローラ
101の上流側に位置する案内ローラ112および11
3によりシート102が搬送される。搬送ローラ101
は、1枚のシート102を送るごとに、欠除面109
が、2つのコロ110によりシート102と所定の間隔
を隔てて対向する位置でその駆動が停止されるようにす
る一方、各案内ローラ112、113により搬送される
シート2上には、2つのコロ110が回転しながら当接
されるようにして、シート102が1枚ずつ搬送され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシート搬送装置においては、シート102を搬送す
る場合、2つのコロ110の外径が、搬送ローラ101
の円周面108の外径よりも小径に形成されているた
め、搬送ローラ101の駆動により、円周面108がシ
ート102に接触して搬送するときと、円周面108で
のシート102の搬送が終了して、欠除面109がシー
ト102に対向し、2つのコロ110の外周面がシート
102及び分離パッド103に当接するときとでは、シ
ート102及び分離パッド103に対する円周面108
及び2つのコロ110の接触位置及び当接位置が異な
る。そのため、シート102及び分離パッド103の当
接及び接触において、2つのコロ110の当接から円周
面108の接触へと移行するとき、及び円周面108の
接触から2つのコロ110の当接へと移行するときにお
いては、円周面108の外径と2つのコロ110の外径
との差の分が段差となって、分離パッド103が急激に
上下動することとなる。
【0006】このような分離パッド103の急激な上下
動が起こると、複数枚のシート102を、同時に搬送し
てしまう、いわゆる重送や連れ重送等の不具合が発生し
やすくなるという問題がある。即ち、シート102が侵
入されたときには、シート102と最初に接触する円周
面108の入り口側接触部115において、分離パッド
103が上下動して、この瞬間にシート102に対する
押圧力の変動が大きくなり、複数枚のシート102が、
同時に円周面108と分離パッド103との間に入り込
む、いわゆる重送を引き起こしやすくなるという問題が
ある。一方、円周面108でのシート102の搬送が終
了するときも、シート102と最後に接触する円周面1
08の出口側接触部114においては、シート102が
円周面108から離れる瞬間には、分離パッド103が
上下動して、この瞬間にシート102に対する押圧力の
変動が大きくなり、案内ローラ112及び113に搬送
されるシート102に、次に送られるシート102が複
数枚一緒に伴われて搬送されるという、連れ重送を引き
起こしやすくなるという問題がある。
【0007】さらに、搬送ローラ101を略D字形状に
形成する必要があるため、材料コストがアップするとと
もに機構が複雑となり、製造コストがアップするという
問題もある。
【0008】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、略円形形状の搬送ロー
ラと該搬送ローラの外径よりも大きい外径を有するコロ
とによって、積層されたシートを重送や連れ重送を引き
起こすことなく、確実に1枚ずつ搬送することができる
シート搬送装置を提供することを目的とする。また、シ
ート搬送装置の機構を簡略化し、材料コストダウン及び
製造コストダウンが可能なシート搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るシート搬送装置は、シートと接触して該
シートを搬送する円周面を有する搬送ローラと、前記搬
送ローラを支持し、回転させるためのローラ軸と、シー
トを挟んで前記搬送ローラと対向し、前記搬送ローラに
向かって付勢される摩擦部材と、支持孔を有し、前記搬
送ローラの所定の回転位相において、前記摩擦部材に当
接し、該摩擦部材の付勢力に抗して、前記搬送ローラの
円周面と該摩擦部材との間に間隙を形成する間隙形成部
材と、前記間隙形成部材の支持孔を遊嵌支持し、前記搬
送ローラの所定の回転位相において、前記ローラ軸の軸
心から前記間隙形成部材と前記摩擦部材との当接部まで
の距離が、前記搬送ローラの半径よりも大きくなるよう
な形状を有する、前記ローラ軸と一体的に回転する支持
手段とを備えることを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する請求項1に係るシ
ート搬送装置においては、前記間隙形成部材は、シート
と接触して該シートを搬送する円周面を有する搬送ロー
ラのローラ軸、若しくはローラ軸と同軸上の支持軸に取
り付けられ、一体的に回転する。そして、前記搬送ロー
ラが所定の回転位相のときに、該搬送ローラの円周面が
シート及び前記摩擦部材に接触しないように、前記ロー
ラ軸の軸心から前記間隙形成部材と該摩擦部材との当接
する当接部までの距離が、搬送ローラの半径よりも大き
く形成されており、前記摩擦部材に当接して、該摩擦部
材の付勢力に抗して、前記搬送ローラの円周面と該摩擦
部材との間に間隙を形成する。これにより、搬送ローラ
の円周面の半径と間隙形成部材のローラ軸の軸心からか
ら当接部までの長さの差を小さくすることにより、間隙
形成部材が該摩擦部材との当接部に当接、又は搬送ロー
ラの円周面が該摩擦部材に接触する場合において、該摩
擦部材が円周面に接触している状態から前記当接部へ当
接する状態に移行するとき、及び当接部に当接している
状態から円周面に接触する状態に移行するときに、ほと
んど段差を生じることがなく、該摩擦部材の上下動も小
さくすることができる。また、前記搬送ローラの所定の
回転位相のときに、前記円周面と該摩擦部材との間に所
定の間隙を形成することができる。よって、積層された
シートの重送や連れ重送を引き起こすことなく、確実に
1枚ずつ搬送することができる。さらに、搬送ローラを
ほぼ円形体にすることができ、機構を簡略化し、材料コ
ストダウン及び製造コストダウンが可能になる。
【0011】また、請求項2に係るシート搬送装置は、
請求項1に記載のシート搬送装置において、前記間隙形
成部材は、その中心部に前記支持孔が形成され、前記搬
送ローラの半径よりも大きい半径を有する円形体からな
り、前記支持手段は、前記ローラ軸若しくはローラ軸と
同軸上に設けられた支持軸に形成された第1径部と該第
1径部よりも小径である第2径部とをもつ異径軸部を備
え、前記第1径部の半径は、前記間隙形成部材の半径と
該間隙形成部材の外周面から支持孔に至る距離との差に
ほぼ等しい長さに形成されていることを特徴とする。
【0012】このような特徴を有する請求項2に係るシ
ート搬送装置では、請求項1に記載のシート搬送装置に
おいて、前記間隙形成部材は、中心部に支持孔を有する
円形体に形成される。また、該ローラ軸若しくは支持軸
は、第1径部と該第1径部よりも小径である第2径部と
を有する異径軸部が設けられ、前記第1径部の外周面の
半径は、前記間隙形成部材の外周面の半径と該間隙形成
部材の外周面から支持孔に至る距離との差にほぼ等しい
長さに形成されている。さらに、前記間隙形成部材は、
前記異径軸部に回転可能に取り付けられる。これによ
り、間隙形成部材の当接部、即ち外周面を前記摩擦部材
に当接させるときには、第1径部を間隙形成部材の支持
孔の内周面に当接させるようにし、また、第2径部を摩
擦部材に対向させる位置に移動させることによって、前
記円周面が摩擦部材に当接するため、摩擦部材の上下動
を小さくするとともに、滑らかに上下動させることがで
きる。よって、積層されたシートの重送や連れ重送を引
き起こすことなく、確実に1枚ずつ搬送することができ
る。また、搬送ローラをほぼ円形体にすることができる
とともに間隙形成部材も中心部に支持孔を有する円形体
に形成されるため、機構を簡略化し、材料コストダウン
及び製造コストダウンが可能になる。
【0013】また、請求項3に係るシート搬送装置は、
請求項2に記載のシート搬送装置において、前記第1径
部の外周面の半径と前記第2径部の外周面の半径との差
は、前記間隙形成部材の半径と前記搬送ローラの半径と
の差よりも大きいことを特徴とする。
【0014】このような特徴を有する請求項3に係るシ
ート搬送装置では、請求項2に記載のシート搬送装置に
おいて、前記第1径部の外周面の半径と前記第2径部の
外周面の半径との差は、前記間隙形成部材の外周面の半
径と前記搬送ローラの円周面の外径との差以上である。
これにより、円周面をシートに接触させるときに、第2
径部を間隙形成部材の支持孔の内周面に当接させるよう
にすることにより、間隙形成部材の外周面を円周面よ
り、径方向内方に自由に遊動可能状態とさせることがで
き、搬送ローラの円周面でのシート搬送時に、間隙形成
部材の外周面がシートに当接してもそのシートを押圧す
ることがなく、良好なシート搬送を確保することができ
る。
【0015】また、請求項4に係るシート搬送装置は、
請求項3に記載のシート搬送装置において、前記第1径
部の外周面の半径と前記第2径部の外周面の半径との差
は、前記間隙形成部材の半径と前記搬送ローラの半径と
の差に、前記搬送ローラの円周面が前記摩擦部材に押圧
されたときに該押圧力によって前記円周面が径方向に変
形したときの変形量を加えた値以上であること特徴とす
る。
【0016】このような特徴を有する請求項4に係るシ
ート搬送装置では、請求項3に記載のシート搬送装置に
おいて、前記第1径部の外周面の半径と前記第2径部の
外周面の半径との差は、前記間隙形成部材の外周面の半
径と前記搬送ローラの円周面の半径との差に、前記円周
面が前記摩擦部材に押圧されたときに該押圧力によって
前記円周面が径方向に変形したときの変形量を加えた値
以上である。これにより、円周面をシートに接触させる
ときに、前記円周面が、押圧力により径方向内側に変形
しても、第2径部を間隙形成部材の支持孔の内周面に当
接させるようにすることにより、間隙形成部材の外周面
を搬送ローラの円周面より、径方向内方に自由に遊動可
能状態とさせることができ、搬送ローラの円周面でのシ
ート搬送時に、間隙形成部材の外周面がシートに当接し
てもそのシートを押圧することがなく、良好なシート搬
送を確保することができる。
【0017】また、請求項5に係るシート搬送装置は、
請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のシート搬送装
置において、前記第1径部は、前記搬送ローラの所定の
回転位相において、前記摩擦部材に対向する位置に形成
されるとともに、前記第2径部は、該第1径部の反対側
に形成されることを特徴とする。
【0018】このような特徴を有する請求項5に係るシ
ート搬送装置では、請求項2乃至請求項4のいずれかに
記載のシート搬送装置において、前記搬送ローラが所定
の回転位相のときに、前記摩擦部材からの押圧力によ
り、間隙形成部材の支持孔の内周面に第1径部が当接す
るので、間隙形成部材の外周面がシートに押圧される。
また、円周面がシートに接触して搬送するときには、第
2径部が間隙形成部材の支持孔の内面に対向あるいは当
接するので、このシート搬送時には、間隙形成部材は自
由に遊動可能状態となってその自重によりシートに当接
する。これにより、摩擦部材の上下動を少なくすること
ができるとともに、搬送ローラは、間隙形成部材の抵抗
を受けずにシートを搬送できるため、積層されたシート
の重送や連れ重送を引き起こすことなく、確実に1枚ず
つ搬送することができる。
【0019】さらに、請求項6に係るシート搬送装置
は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシート搬
送装置において、前記間隙形成部材は、前記搬送ローラ
の両側に取り付けられていることを特徴とする。
【0020】このような特徴を有する請求項6に係るシ
ート搬送装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記
載のシート搬送装置において、前記間隙形成部材は、前
記搬送ローラの両側に取り付けられる。これにより、円
周面でのシートの搬送が終了して、搬送ローラが所定の
回転位相において、間隙形成部材の当接部がシートに当
接するときには、搬送ローラの両側に取り付けられる間
隙形成部材が、摩擦部材の付勢力に抗して円周面と該摩
擦部材との間に間隙を形成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート搬送装
置について、本発明をレーザプリンタにつき具体化した
実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先
ず、本実施形態に係るレーザプリンタの概略構成につい
て図1に基づき説明する。図1はレーザプリンタの要部
側断面である。図1において、レーザプリンタ1のプリ
ンタ本体2の下部には、用紙やOHP等のシート3を積
層状に収納するための第1カセット4及び第2カセット
5を各々収納する第1カセット収納部6及び第2カセッ
ト収納部7が形成されている。そして、第1カセット収
納部6及び第2カセット収納部7には、矢印8に示す前
後方向にスライド自由となした第1カセット4及び第2
カセット5が各々上下に収納されている。また、プリン
タ本体2の上部には、トナー画像を形成してシート3に
転写するための画像形成ユニット9とシート3に転写さ
れたトナーを定着させるための定着ユニット10とを備
えている。画像形成ユニット9は、図示しないトナーカ
ートリッジ及び帯電装置などを備え、また、その下部に
は感光ドラム11と、該感光ドラム11に対向した転写
ローラ12とが設けられている。また、定着ユニット1
0は、加熱ローラ13と、該加熱ローラ13に対向した
押圧ローラ14とが設けられている。
【0022】そして、各カセット4、5から搬送される
シート3は、画像形成ユニット9における感光ドラム1
1と転写ローラ12との間に送られて、トナー画像が転
写され、その後、定着ユニット10における加熱ローラ
13と押圧ローラ14との間に送られて、転写されたト
ナー画像が定着され、排出ローラ15から排出トレイ1
6上に排出される。
【0023】一方、下部の各収納部6、7に収納される
各カセット4、5には、シート3を積層状に受ける受け
板17が設けられている。受け板17の後端部は、各カ
セット4、5の底部近傍において回転可能に支持されて
いる。また、該受け板17の前端部は、揺動アーム18
によって支持されている。この揺動アーム18の一端
は、受け板17の前端部の下面に回転可能に枢支される
とともに、他端は、各カセット4、5のフレーム下部位
置に回転可能に支持されている。また、揺動アーム18
におけるフレーム支持側端部には、一端が各カセット
4、5のフレーム上部位置に固定される付勢バネ19が
固定されている。そして、付勢バネ19により揺動アー
ム18が上向きに回転されるように付勢されることによ
って、受け板17上に積層されるシート3が、後述する
搬送ローラ20に向かって付勢されるように構成され、
これら受け板17、揺動アーム18、及び付勢バネ19
によりシート付勢手段21が構成される。
【0024】また、各収納部6、7、及び受け板17の
前端部の前方側には、搬送ローラ20と該搬送ローラ2
0にシート3を挟んで対向する分離パッド22(図5参
照)とを配設して、各カセット4、5内に積層されたシ
ート3を画像形成ユニット9側に搬送するようにしてい
る。
【0025】次に、搬送ローラ20の構成について図2
及び図3に基づいて説明する。図2は本実施形態に係る
シート搬送装置の搬送ローラの斜視図である。図3は本
実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラの図2にお
けるA−A断面図である。搬送ローラ20は、樹脂から
なる芯部31と、摩擦係数の大きいゴム等の弾性体から
なるローラ32とから構成されている。ローラ32は、
シート3に接触して該シート3を搬送する円周面33を
有し、この円周面33には、シート3搬送時にシート3
との間に滑り作用が生じないようにするために、搬送方
向に対して、実質的に直交する方向に、多数の溝が形成
されている(図2参照)。また、このローラ32は、断
面略円形状の筒状をなしており、芯部31の断面略円形
状の外周面31Aに嵌め込まれている(図3参照)。ま
た、芯部31は、その両側部に、軸方向両外方に突出す
るローラ軸34が各々形成されている。また、各ローラ
軸34、34の周りには、ローラ軸34と同軸上の支持
軸35が、各々着脱自在に嵌挿されている。
【0026】そして、各支持軸35、35には、コロ3
6が、支持軸35に対して回転可能に遊嵌されている。
また、各コロ36、36の外周面39の外径は、ローラ
32の円周面33の外径よりも大きく形成されている。
また、この各コロ36、36は、支持孔37が形成され
る中空円形体からなり、搬送ローラ20のローラ32の
円周面33が、シート3の搬送時にシート3及び分離パ
ッド22に接触しないように、シート3及び分離パッド
22(図5乃至図8参照)に当接して、円周面33とシ
ート3との間および円周面33と分離パッド22との間
に間隙を形成するための間隙形成部材として作用する。
【0027】次に、搬送ローラ20と分離パッド22に
よるシート3の搬送について図4乃至図8に基づいて説
明する。図4は本実施形態に係るシート搬送装置の搬送
ローラの側面図である。図5は本実施形態に係るシート
搬送装置の搬送ローラにシートが侵入する状態を示す要
部拡大断面図である。図6は本実施形態に係るシート搬
送装置の搬送ローラによりシートが搬送される状態を示
す要部拡大断面図である。図7は本実施形態に係るシー
ト搬送装置の搬送ローラのローラからシートが離れる状
態を示す要部拡大断面図である。図8は本実施形態に係
るシート搬送装置の搬送ローラのローラによるシート搬
送が終了し、次のシート搬送を待機している状態を示す
要部拡大断面図である。図5乃至図8に示されるよう
に、搬送ローラ20とシート3を挟んで対向する位置に
は、分離パッド22が配設されている。この分離パッド
22は、搬送ローラ20のローラ32よりも若干小さい
摩擦係数を有する弾性体で構成され、分離パッドホルダ
23のシート受け部24の上面に形成された凹部に埋設
されている。分離パッドホルダ23は、第1カセット収
納部6及び第2カセット収納部7において位置固定され
たストッパと分離パッドホルダ23のシート受け部24
の下面との間に介挿されるバネ等により、搬送ローラ2
0に向かって付勢されており、このバネと、ストッパ及
び分離パッドホルダ23とにより、分離パッド22を搬
送ローラ20に向かって付勢する分離パッド付勢手段が
構成されている。
【0028】また、搬送ローラ20の上流側近傍位置に
は、搬送ローラ20により搬送されるシート3を画像形
成ユニット9側へ送るための、2つの案内ローラ41、
42が配設されている。搬送ローラ20により送られる
シート3は、この案内ローラ41及び42の間に入り、
案内ローラ41及び42の回転により、画像形成ユニッ
ト9側へ送られる。
【0029】また、図3及び図4に示されるように、支
持軸35に、各コロ36、36の外周面39がシート3
及び分離パッド22に当接した時に、円周面33とシー
ト3との間および円周面33と分離パッド22との間に
間隙を形成するための異径軸部38が形成されている。
この異径軸部38は、支持軸35における、各コロ36
の支持孔37の内周面に接触する部位に形成されてお
り、第1径部43と、この第1径部43よりも小径であ
る第2径部44とを有している。第1径部43の外周面
の半径45は、コロ36の外周面39の半径46と、こ
の外周面39から支持孔37に至る距離47との差に相
当する長さを有している。また、コロ36の外周面39
の半径46は、ローラ32の円周面33の半径48より
も大きく形成されている。また、各コロ36、36の各
支持孔37、37は、この第1径部43の外径にほぼ等
しい径を有しており、第1径部43とコロ36の支持孔
37の内周面が当接する状態においては、第2径部44
とコロ36の支持孔37の内周面とは、遊び(間隙)が
ある状態となる。また、この遊び(間隙)である第1径
部43の外周面の半径45と、第2径部44の外周面の
半径49との差は、コロ36の外周面39の半径46と
ローラ32の円周面33の半径48との差に、ローラ3
2の円周面33が分離パッド22によって押圧されたと
きに、この押圧力によって円周面33が、径方向内側に
変形したときの径方向における変形量を加えた以上の長
さ寸法を有している。
【0030】よって、異径軸部38の第1径部43が、
分離パッド22に対向する位置にある場合には、分離パ
ッド22からの押圧力により、第1径部43がコロ36
の支持孔37の内面に当接し、ローラ軸34の軸心から
コロ36の外周面39までの長さが、ほぼコロ36の外
周面39の半径46に等しくなる(図4参照)。また、
第2径部44の外周面の半径49は、第1径部43の外
周面の半径45よりも短く形成されているため、第2径
部44が、分離パッド22に対向する位置にある場合に
は、分離パッド22からの押圧力により、第2径部44
がコロ36の支持孔37の内面に当接し、ローラ軸34
の軸心からコロ36の外周面39までの長さが、ローラ
32の円周面33の半径48よりも短い長さになること
ができる(図6参照)。これにより、異径軸部38の第
1径部43が、分離パッド22に対向する位置にある場
合には、分離パッド22からの押圧力により、ローラ3
2の円周面33と分離パッド22及びシート3との間に
間隙が形成される。また、第2径部44が、分離パッド
22に対向する位置にある場合には、分離パッド22か
らの押圧力により、ローラ32の円周面33が分離パッ
ド22及びシート3に押圧される。
【0031】このように構成された搬送ローラ20、コ
ロ36及び分離パッド22等により、シート搬送装置2
5が構成されており、これらの各部材が一体となって、
正確かつ確実なシート3の搬送を達成している。以下、
図5乃至図8に基づいて、このシート搬送装置25のシ
ート3の搬送について説明する。図5に示されるよう
に、各カセット4、5内に積層されたシート3は、シー
ト付勢手段21により、搬送ローラ20の下流側近傍に
位置され、搬送ローラ20の時計方向の回転駆動(矢印
A方向に回転)により第1径部43が分離パッドに対向
する位置から離れるに従って、搬送ローラ20と分離パ
ッド22との間に侵入する。侵入したシート3は、ロー
ラ32の円周面33に接触する。シート3が円周面33
に接触する瞬間には、一対のコロ36、36がそれまで
受け止めていた分離パッド22からの押圧力を、シート
3を挟んで、円周面33が受けることになる。しかし、
同時に、それまで第1径部43に当接していたコロ36
の支持孔37の内周面が、第2径部44に対向あるい
は、分離パッド22からの押圧力によって当接するよう
になるので、ローラ軸34の軸心から各コロ36、36
の外周面39、39までの距離が、円周面33の半径4
8よりも短くなることができ、円周面33がシート3に
接触するようになる。一方、第1径部43に当接してい
た時のローラ軸34の軸心からコロ36の外周面39ま
での距離は、ローラ32の円周面33の半径48よりも
長いため、コロ36の外周面39が分離パッド22に当
接していた位置は、ローラ32の円周面33がシート3
及び分離パッド22に接触する位置よりも下側になる。
そのため、シート3及び分離パッド22との当接又は接
触において、コロ36から円周面33に移行するとき
に、コロ36の外周面39の半径46とローラ32の円
周面33の半径48との長さの差だけ分離パッド22
が、徐々に上に移動する。従って、コロ36の外周面3
9の半径46とローラ32の円周面33の半径48との
長さの差を短くすれば(本実施形態における差は約0.
2mm)、分離パッド22の上下動量を少なくすること
ができるとともに、滑らかに分離パッド22が上側に移
動するため、分離パッド22の上下動に起因する重送が
生じにくく、確実にシート3を1枚ずつ侵入させること
ができる。
【0032】次に、図6に示すように、シート3は、ロ
ーラ軸34が時計方向(矢印A方向)に回転するため、
搬送ローラ20の円周面33に接触しながら、上流側の
案内ローラ41、42に送られる。この時、分離パッド
22から押圧される円周面33の表面は、ゴム等の弾性
体により形成されているため径方向内方に(矢印51の
方向)、いくらかつぶれるように変形するようになる。
一方、第2径部44が分離パッド22に対向することに
より、コロ36は、矢印51の方向に自由に移動可能と
なるが、常にはその自重によって外周面39がシート3
に当接する。しかしながら、そのコロ36はシート3を
押圧することがないのでシート搬送に支障を生じない。
また、第1径部43の外周面の半径45と第2径部44
の外周面の半径49(図4参照)との差が、前記円周面
33の径方向における変形量以上の差を有しているた
め、円周面33が分離パッド22によって押圧されて、
径方向内方側に変形してもコロ36の外周面39に圧接
されることはなく、確実にシートを搬送できる。
【0033】次に、図7に示すように、ローラ32の円
周面33からシート3が離れる瞬間においては、ローラ
32の円周面33が受け止めていた分離パッド22から
の押圧力は、ローラ軸34が時計方向(矢印A方向)に
回転することにより、各コロ36、36の各外周面3
9、39が受けることになる。しかし、同時に、それま
で第2径部44に対向あるいは当接していたコロ36の
支持孔37の内周面が分離パッド22からの押圧力によ
って、第1径部43に当接するようになるので、ローラ
軸34の軸心からコロ36の外周面39の半径46が、
ローラ32の円周面33の半径48よりも長いため、分
離パッド22は、徐々に押し下げられる。そのため、シ
ート3及び分離パッド22との接触または当接におい
て、ローラ32からコロ36に移行するときに、段差等
が生じるということはなく、また、滑らかに分離パッド
22が下側に移動するため、分離パッド22の上下動に
起因する重送が生じにくく、確実にシート3を1枚ずつ
侵入させることができる。
【0034】次に、図8に示すように、搬送ローラ20
は、第1径部43が、分離パッド22に対向する位置ま
で時計方向(矢印A方向)に回転して、停止しており、
搬送ローラ20により搬送されたシート3は、案内ロー
ラ41、42の回転駆動により、画像形成ユニット9側
に搬送される。この時、分離パッド22によってシート
3は押圧されるが、シート3上にはコロ36の外周面3
9が回転しながら接触しているので、シート3とローラ
32の円周面33との間には、所定の間隔が形成されて
隔てられている。よって、シート3は、案内ローラ4
1、42によって、確実に搬送される。
【0035】以上詳細に説明した通り、本実施形態のシ
ート搬送装置25においては、シート3が搬送ローラ2
0へ侵入するとき、及び搬送ローラ20から離れていく
ときのいずれの場合においても、分離パッド22が滑ら
かに上側又は下側に移動するため、いわゆる重送やつれ
重送等を確実に防止できて、シート3を1枚ずつ確実に
搬送することができる。そして、このようなコロ36を
ローラ軸34と同軸上の支持軸35に取り付けることに
より、第1径部43が分離パッド22に対向する位置に
おいては、ローラ32の円周面33とシート3及び分離
パッド22との間に所定の間隔を形成することができ、
また、第2径部44が分離パッド22に対向する位置に
おいては、ローラ32の円周面33とシート3及び分離
パッド22とが当接することができるため、ローラ32
の断面形状と芯部31の外周面31Aの断面形状とを略
円形形状にすることができる。これにより、ローラ32
の断面をほぼ円形体にすることができると共に、搬送ロ
ーラ20の芯部31とローラ軸34との断面形状をほぼ
同心軸の円形体にすることができ、機構を簡略化し、材
料コストダウン及び製造コストダウンが可能になる。
【0036】また、本実施形態においては、図1に示す
ように、手差し用のトレイ52の先端部近傍にも上記し
た搬送ローラ20と分離パッド22とを配設し、シート
3を搬送できるようにしている。
【0037】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論であり、以下のよう
にしてもよい。 (a)前記実施形態では、一対のコロ36、36を、各
支持軸35、35に取り付けているが、各ローラ軸3
4、34に直接異径軸部38を形成してもよい。 (b)前記実施形態では、一対のコロ36、36を用い
たが、分離パッド22に当接させてローラ32の円周面
33とシート3及び分離パッド22との間に間隙を形成
することができる間隙形成部材であれば、特に制限され
ない。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係るシート
搬送装置においては、前記間隙形成部材は、シートと接
触して該シートを搬送する円周面を有する搬送ローラの
ローラ軸、若しくはローラ軸と同軸上の支持軸に取り付
けられ、一体的に回転する。そして、前記搬送ローラが
所定の回転位相のときに、該搬送ローラの円周面がシー
ト及び前記摩擦部材に接触しないように、前記ローラ軸
の軸心から前記間隙形成部材と該摩擦部材との当接する
当接部までの距離が、搬送ローラの半径よりも大きく形
成されており、前記摩擦部材に当接して、該摩擦部材の
付勢力に抗して、前記搬送ローラの円周面と該摩擦部材
との間に間隙を形成する。これにより、搬送ローラの円
周面の半径と間隙形成部材のローラ軸の軸心からから当
接部までの長さの差を小さくすることにより、間隙形成
部材が該摩擦部材との当接部に当接、又は搬送ローラの
円周面が該摩擦部材に接触する場合において、該摩擦部
材が円周面に接触している状態から前記当接部へ当接す
る状態に移行するとき、及び当接部に当接している状態
から円周面に接触する状態に移行するときに、ほとんど
段差を生じることがなく、該摩擦部材の上下動も小さく
することができる。また、前記搬送ローラの所定の回転
位相のときに、前記円周面と該摩擦部材との間に所定の
間隙を形成することができる。よって、積層されたシー
トの重送や連れ重送を引き起こすことなく、確実に1枚
ずつ搬送することができるシート搬送装置を提供するこ
とができる。さらに、搬送ローラをほぼ円形体にするこ
とができ、機構を簡略化し、材料コストダウン及び製造
コストダウンが可能なシート搬送装置を提供することが
できる。
【0039】また、請求項2に係わるシート搬送装置
は、請求項1に記載のシート搬送装置において、前記間
隙形成部材は、中心部に支持孔を有する円形体に形成さ
れる。また、該ローラ軸若しくは支持軸は、第1径部と
該第1径部よりも小径である第2径部とを有する異径軸
部が設けられ、前記第1径部の外周面の半径は、前記間
隙形成部材の外周面の半径と該間隙形成部材の外周面か
ら支持孔に至る距離との差にほぼ等しい長さに形成され
ている。さらに、前記間隙形成部材は、前記異径軸部に
回転可能に取り付けられる。これにより、間隙形成部材
の当接部、即ち外周面を前記摩擦部材に当接させるとき
には、第1径部を間隙形成部材の支持孔の内周面に当接
させるようにし、また、第2径部を摩擦部材に対向させ
る位置に移動させることによって、前記円周面が摩擦部
材に当接するため、摩擦部材の上下動を小さくするとと
もに、滑らかに上下動させることができる。よって、積
層されたシートの重送や連れ重送を引き起こすことな
く、確実に1枚ずつ搬送することができるシート搬送装
置を提供することができる。また、搬送ローラをほぼ円
形体にすることができるとともに間隙形成部材も中心部
に支持孔を有する円形体に形成されるため、機構を簡略
化し、材料コストダウン及び製造コストダウンが可能な
シート搬送装置を提供することができる。
【0040】また、請求項3に係わるシート搬送装置
は、請求項2に記載のシート搬送装置において、前記第
1径部の外周面の半径と前記第2径部の外周面の半径と
の差は、前記間隙形成部材の外周面の半径と前記搬送ロ
ーラの円周面の外径との差以上である。これにより、円
周面をシートに接触させるときに、第2径部を間隙形成
部材の支持孔の内周面に当接させるようにすることによ
り、間隙形成部材の外周面を円周面より、径方向内方に
自由に遊動可能状態とさせることができ、搬送ローラの
円周面でのシート搬送時に、間隙形成部材の外周面がシ
ートに当接してもそのシートを押圧することがなく、良
好なシート搬送を確保することができるシート搬送装置
を提供することができる。
【0041】また、請求項4に係わるシート搬送装置
は、請求項3に記載のシート搬送装置において、前記第
1径部の外周面の半径と前記第2径部の外周面の半径と
の差は、前記間隙形成部材の外周面の半径と前記搬送ロ
ーラの円周面の半径との差に、前記円周面が前記摩擦部
材に押圧されたときに該押圧力によって前記円周面が径
方向に変形したときの変形量を加えた値以上である。こ
れにより、円周面をシートに接触させるときに、前記円
周面が、押圧力により径方向内側に変形しても、第2径
部を間隙形成部材の支持孔の内周面に当接させるように
することにより、間隙形成部材の外周面を搬送ローラの
円周面より、径方向内方に自由に遊動可能状態とさせる
ことができ、搬送ローラの円周面でのシート搬送時に、
間隙形成部材の外周面がシートに当接してもそのシート
を押圧することがなく、良好なシート搬送を確保するこ
とができるシート搬送装置を提供することができる。
【0042】また、請求項5に係わるシート搬送装置
は、請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のシート搬
送装置において、前記搬送ローラが所定の回転位相のと
きに、前記摩擦部材からの押圧力により、間隙形成部材
の支持孔の内周面に第1径部が当接するので、間隙形成
部材の外周面がシートに押圧される。また、円周面がシ
ートに接触して搬送するときには、第2径部が間隙形成
部材の支持孔の内面に対向あるいは当接するので、この
シート搬送時には、間隙形成部材は自由に遊動可能状態
となってその自重によりシートに当接する。これによ
り、摩擦部材の上下動を少なくすることができるととも
に、搬送ローラは、間隙形成部材の抵抗を受けずにシー
トを搬送できるため、積層されたシートの重送や連れ重
送を引き起こすことなく、確実に1枚ずつ搬送すること
ができるシート搬送装置を提供することができる。
【0043】さらに、請求項6に係わるシート搬送装置
は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシート搬
送装置において、前記間隙形成部材は、前記搬送ローラ
の両側に取り付けられる。これにより、円周面でのシー
トの搬送が終了して、搬送ローラが所定の回転位相にお
いて、間隙形成部材の当接部がシートに当接するときに
は、搬送ローラの両側に取り付けられる間隙形成部材
が、摩擦部材の付勢力に抗して円周面と該摩擦部材との
間に間隙を形成することができるシート搬送装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るレーザプリンタの要部側断面
である。
【図2】本実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ
の斜視図である。
【図3】本実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ
の図2におけるA−A断面図である。
【図4】本実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ
の側面図である。
【図5】本実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ
にシート侵入する状態を示す要部拡大断面図である。
【図6】本実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ
によりシートが搬送される状態を示す要部拡大断面図で
ある。
【図7】本実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ
のローラからシートが離れる状態を示す要部拡大断面図
である。
【図8】本実施形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ
のローラによるシート搬送が終了し、次のシート搬送を
待機している状態を示す要部拡大断面図である。
【図9】従来の画像形成装置における搬送ローラの斜視
図である。
【図10】従来の画像形成装置における搬送ローラによ
りシートが搬送される状態を示す一部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 3 シート 25 シート搬送装置 20 搬送ローラ 22 分離パッド 32 ローラ 33 円周面 35 支持軸 36 コロ 38 異径軸部 39 外周面 43 第1径部 44 第2径部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートと接触して該シートを搬送する円
    周面を有する搬送ローラと、 前記搬送ローラを支持し、回転させるためのローラ軸
    と、 シートを挟んで前記搬送ローラと対向し、前記搬送ロー
    ラに向かって付勢される摩擦部材と、 支持孔を有し、前記搬送ローラの所定の回転位相におい
    て、前記摩擦部材に当接し、該摩擦部材の付勢力に抗し
    て、前記搬送ローラの円周面と該摩擦部材との間に間隙
    を形成する間隙形成部材と、 前記間隙形成部材の支持孔を遊嵌支持し、前記搬送ロー
    ラの所定の回転位相において、前記ローラ軸の軸心から
    前記間隙形成部材と前記摩擦部材との当接部までの距離
    が、前記搬送ローラの半径よりも大きくなるような形状
    を有する、前記ローラ軸と一体的に回転する支持手段と
    を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記間隙形成部材は、その中心部に前記
    支持孔が形成され、前記搬送ローラの半径よりも大きい
    半径を有する円形体からなり、前記支持手段は、前記ロ
    ーラ軸若しくはローラ軸と同軸上に設けられた支持軸に
    形成された第1径部と該第1径部よりも小径である第2
    径部とをもつ異径軸部を備え、 前記第1径部の半径は、前記間隙形成部材の半径と該間
    隙形成部材の外周面から支持孔に至る距離との差にほぼ
    等しい長さに形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1径部の外周面の半径と前記第2
    径部の外周面の半径との差は、前記間隙形成部材の半径
    と前記搬送ローラの半径との差よりも大きいことを特徴
    とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1径部の外周面の半径と前記第2
    径部の外周面の半径との差は、前記間隙形成部材の半径
    と前記搬送ローラの半径との差に、前記搬送ローラの円
    周面が前記摩擦部材に押圧されたときに該押圧力によっ
    て前記円周面が径方向に変形したときの変形量を加えた
    値以上であること特徴とする請求項3に記載のシート搬
    送装置。
  5. 【請求項5】 前記第1径部は、前記搬送ローラの所定
    の回転位相において、前記摩擦部材に対向する位置に形
    成されるとともに、前記第2径部は、該第1径部の反対
    側に形成されることを特徴とする請求項2乃至請求項4
    のいずれかに記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記間隙形成部材は、前記搬送ローラの
    両側に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載のシート搬送装置。
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