JPH11116470A - イデベノン含有経皮投与製剤 - Google Patents

イデベノン含有経皮投与製剤

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JPH11116470A
JPH11116470A JP22703598A JP22703598A JPH11116470A JP H11116470 A JPH11116470 A JP H11116470A JP 22703598 A JP22703598 A JP 22703598A JP 22703598 A JP22703598 A JP 22703598A JP H11116470 A JPH11116470 A JP H11116470A
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idebenone
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JP22703598A
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English (en)
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Yasutaka Igari
康孝 猪狩
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
Shigeru Toyoda
繁 豊田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イデベノンの効率的かつ簡便な痴呆症予防治療
用経皮投与製剤を提供する。 【解決手段】イデベノンを含有する痴呆症予防治療用経
皮投与製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イデベノンを含有
する痴呆症予防治療用経皮投与製剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】老人
人口の増加はガン、各種の成人病および中枢性疾患の増
加を伴い、大きな社会問題となっている。とりわけ、中
枢性疾患である痴呆症の患者をいかに治療するかは真に
急務の課題である。痴呆症患者、特にアルツハイマー型
痴呆症(以下、アルツハイマー病と称することもある)
患者の治療方法、あるいは痴呆症進展抑制方法等に関し
ては、これまで十分満足できる有効な手段は見い出され
ていない。イデベノンは、免疫促進作用、脳を始めとす
る生体内の組織代謝賦活作用を有し、脳梗塞や脳出血の
後遺症に併う慢性脳循環障害による意欲低下、情緒障
害、言語障害あるいは、脳血管障害による神経症状、記
憶や学習の障害の改善薬として報告されている。また、
ミトコンドリア電子伝達系に作用することにより、過酸
化脂質の生成を抑制し、ミトコンドリア機能低下、エネ
ルギー代謝低下、ひいては神経機能低下を防止すると考
えられている。また、その抗酸化作用により生体内で常
時産生されている活性酸素種(ROS)を消去し、RO
Sが関与すると考えられている脳内老人斑形成、神経原
繊維変化ひいては神経細胞死を抑制することによりアル
ツハイマー型痴呆症を予防治療すると考えられている
(Biochem.Biophys. Res. Commun. 125巻, 1046-1052
頁, 1984年、J. Pharmacol. Exp. Ther., 260巻, 1132-
1140頁, 1989年)。特開平3−81218号公報(US
P 5,059,627)および特開平7−61923号
公報(EP−A−629400)には、アルツハイマー
型老年期痴呆症の治療剤として、イデベノンが有効であ
ることが記載されている。前者ではイデベノンの投与量
が成人1人当たり1日につき0.1mg〜500mgと
記載されている。また、後者ではイデベノンを成人1人
当たり1日につき150mg以上の高用量を投与するこ
とが記載されている。更に、Arch. Gerontol. Geriat
r., 15巻,1992年 第249-259頁には、アルツハイマー
型老年期痴呆患者にイデベノンを成人1人当たり1日に
つき90mgを投与することにより、その有効性が確認
されたことが記載されている。一般に、痴呆症の予防お
よび治療においては長期間にわたる継続的な経口投薬が
必要である。例えば、ごく初期のアルツハイマー型痴呆
症の患者においては、症状がほとんど出ていないにもか
かわらず一日2ないし3回の服用を継続しなければなら
ず、また、症状が顕在化している患者においては患者本
人が経口剤の服用を規則的に継続することは難しくな
り、このため介護者が患者に服用を継続させるには多大
な労力を要し、コンプライアンスの低下の要因となって
いる。一方、特開平4−99719号公報には、脂肪
酸、その誘導体および動植物性油脂からなる群から選ば
れた少なくとも1種と多価アルコールと水とからなる外
用貼付剤用基剤を用いて種々の薬剤の外用貼付剤を調製
することが記載されている。しかし、痴呆症予防治療
薬、とりわけイデベノンへの応用が好ましい結果をもた
らすことについての記載はない。また、特開平1−27
9818号公報には、イデベノンを含有してなる白髪黒
化剤の製剤例として、イデベノンを含有するカーボワッ
クス軟膏、白色ワセリン軟膏およびクリーム剤が記載さ
れている。しかしながら、イデベノンの対象疾患および
剤形について種々報告されているものの、各疾患につい
て最適の剤形は知られておらず、特に痴呆症に対して、
吸収率、安定性、毒性、患者への負担、投与の容易性、
工業的製造等を考慮した場合に、医薬として臨床上適用
可能で優れた効果を有する製剤は未だ得られていない。
本発明は、脳神経疾患薬として優れた作用を示すイデベ
ノンの臨床上有用な投与法およびそれに適した製剤をは
じめて提供するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、イデベノ
ンの効率的で簡便な投与形態を探索すべく鋭意努力した
結果、痴呆症の予防治療用に経皮投与製剤を初めて製造
したところ、意外にも優れた安定性を有し、接触感もよ
く適用が容易であり、イデベノンが効率的に吸収され、
安全かつ患者のコンプライアンスも達成され得る等の臨
床上の医薬として優れた性質を有することを見いだし、
これに基づいて本発明を完成した。すなわち、本発明
は、(1)イデベノンを含有する痴呆症予防および治療
用経皮投与製剤、(2)痴呆症がアルツハイマー型痴呆
症である前記(1)記載の製剤、(3)貼付剤である前
記(1)記載の製剤、(4)パッチ剤である前記(1)
記載の製剤、(5)テープ剤である前記(1)記載の製
剤、(6)1ないし7日毎に1回投与する前記(1)記
載の製剤、(7)1日に1回投与する前記(1)記載の
製剤、(8)イデベノンの配合量が製剤全重量の約0.
1ないし約20重量%である前記(1)記載の製剤、
(9)イデベノンの配合量が製剤全重量の約1ないし約
10重量%である前記(1)記載の製剤、(10)イデ
ベノンの配合量が約0.3ないし約50mg/cm2であ
る前記(3)記載の貼付剤、(11)イデベノンの配合
量が約0.4ないし約20mg/cm2である前記(3)
記載の貼付剤、(12)イデベノンの投与量が約0.3
ないし約1000mg/回である前記(1)記載の製
剤、(13)イデベノンの投与量が約1ないし約500
mg/回である前記(1)記載の製剤、(14)イデベ
ノンの投与量が約2ないし約200mg/回である前記
(1)記載の製剤、(15)イデベノンを痴呆症予防お
よび治療剤として経皮投与する方法、(16)痴呆症予
防および治療用経皮投与製剤を製造するためのイデベノ
ンの使用等に関する。
【0004】イデベノンは、6−(10−ヒドロキシデ
シル)−2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベン
ゾキノンの一般名であり、特開昭56−97223号、
特公昭62−3134号公報等に記載の公知化合物であ
る。イデベノンは、例えば特開昭51−128932
号、同63−264436号、同56−7734号、同
56−147746号公報などに記載の方法またはそれ
に準じる方法により製造することができる。本発明の製
剤は、経皮的に活性成分を投与し得る製剤で目的の効果
を達成できれば、いずれの形態でもよく、塗布剤、貼付
剤などが挙げられる。該「塗布剤」は、液状または半固
形状で一定の形態を有さず、1回の投与量が自由に調節
でき、皮膚上に塗布することを特徴とする投与剤形を総
称し、例えば、軟膏剤(クリーム剤も含む)、ローショ
ン剤(懸濁剤、乳剤も含む)、液剤、噴霧剤などが挙げ
られる。該「貼付剤」は、一定の形状を有し、1回の投
与量が規定可能な経皮投与剤形を総称し、例えば、パッ
チ剤、硬膏剤、テープ剤等が挙げられる。該パッチ剤は
貼付面上薬物保持層と粘着層が別々に配置されたものを
示し、該テープ剤は薬物保持層と粘着層が均一に混合さ
れたものを示す。本発明の製剤として、好ましくは、投
与量のコントロール等の点から貼付剤等である。さらに
好ましくはパッチ剤、テープ剤等である。本発明の製剤
が例えばパッチ剤である場合、好ましい態様は、イデベ
ノン、溶剤(好ましくはエタノール)、基剤(好ましく
は高級(C12-22)脂肪酸アルコール、さらに好ましく
はステアリルアルコール)および保湿剤(好ましくはプ
ロピレングリコール)を含むパッチ剤である。イデベノ
ンの配合量は5ないし10重量部が好ましい。溶剤の配
合量は10ないし20重量部が好ましい。基剤の配合量
は20ないし35重量部が好ましい。保湿剤の配合量は
20ないし35重量部が好ましい。本発明の製剤が例え
ばテープ剤である場合、好ましい態様は、イデベノン、
基剤(好ましくは高級(C12-22)脂肪酸アルコール、
さらに好ましくはステアリルアルコール)、保湿剤(好
ましくはプロピレングリコール)および接着剤を含むテ
ープ剤である。イデベノンの配合量は5ないし10重量
部が好ましい。基剤の配合量は20ないし30重量部が
好ましい。保湿剤の配合量は20ないし30重量部が好
ましい。接着剤の配合量は20ないし30重量部が好ま
しい。
【0005】本発明の製剤は、自体公知の方法、例えば
日本薬局方に記載の方法またはそれに準じた方法に従っ
て製造することができる。以下に具体例を挙げる。「塗
布剤」(例、軟膏剤、ローション剤、液剤、噴霧剤等)
は、製剤分野において自体公知の溶剤、懸濁化剤、乳化
剤、噴射剤、基剤などとともにイデベノンを配合し、常
法に従って製造することができる。必要により経皮吸収
調節成分、保湿剤、防腐剤、炎症防止剤などを配合して
もよい。上記「溶剤」とは、「軟膏剤」、「ローション
剤」、「液剤」、「噴霧剤」を構成する液状成分であ
り、特に水溶性溶媒と定義される。具体的には水、低級
アルコール(例、エタノール等)、炭素数2〜5のアル
カンジオール(例、グリセリン等)、炭素数2〜5のア
ルカントリオール(例、プロピレングリコール等)など
が挙げられる。これらは単独または2種以上併用しても
よい。該「溶剤」の製剤中の配合量は、0〜90%程度
である。上記「懸濁化剤」とは、「噴霧剤」および「ロ
ーション剤」に含まれる「懸濁剤」に主に配合され、分
離した2相の液体(例、水およびミリスチン酸イソプロ
ピル等)を振とうにより混合した場合、一時的に均一な
状態を保たせる働きのある成分およびその油相を形成す
る脂溶性溶媒を示す。該「成分」(前者)としては、例
えば、ゲル化成分(例、アルギン酸ナトリウム、乾燥水
酸化アルミニウムゲル、カンテン等)、増粘剤(例、キ
サンタンガム、ローカストビーガム等)、ケイ酸アルミ
ニウムマグネシウム、軽質無水ケイ酸、結晶セルロー
ス、界面活性剤(例、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンヒ
マシ油誘導体、ブロックポリマー型非イオン性界面活性
剤(プルロニック L−62,L−64,F−68)な
どの非イオン性界面活性剤;ソディウムラウリルスルフ
ェイト(SLS)等のイオン性界面活性剤)などが挙げ
られ、製剤中の配合量は、0〜50%程度である。該
「脂溶性溶媒」(後者)としては、例えば高級脂肪酸ア
ルコール(例、セタノール、ステアリルアルコール、ベ
ヘニルアルコール、オレイルアルコール等)、高級脂肪
酸エステル(例、ミリスチン酸イソプロピル、トリ(カ
プリル酸、カプリン酸)グリセリド等)、油脂類(例、
大豆レシチン、カルナウバロウ、サラシミツロウ、オリ
ーブ油、ナタネ油等)などが挙げられ、これらは単独ま
たは2種以上を併用してもよい。該「脂溶性溶媒」の製
剤中の配合量は、0〜80%程度である。
【0006】上記「乳化剤」は、一部懸濁化剤と共通す
るが、「噴霧剤」、「軟膏剤」に含まれる「クリーム
剤」、「ローション剤」に含まれる「乳剤」等に主に配
合され、相溶性の低い2相の液体(例、水およびミリス
チン酸イソプロピル等)を製造時から使用期限までエマ
ルジョンを構成して均一な状態を保たせる働きのある成
分およびその油相を形成する脂溶性成分を示す。具体例
としては、ゲル化成分(例、アルギン酸ナトリウム、ポ
リビニルアルコール、乾燥水酸化アルミニウムゲル
等)、増粘剤(例、カードラン、カンテン、ムチン、ゼ
ラチン、ペクチン、カラギーナン、キチン、キトサン、
ローカストビンガム、トラガントガム、キサンタンガ
ム、プルラン、スクラルフェート等)、ケイ酸アルミニ
ウムマグネシウム、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、
高級アルコール(例、セタノール、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール等)、高
級脂肪酸エステル(例、ミリスチン酸イソプロピル、ト
リ(カプリル酸、カプリン酸)グリセリド等)、油脂類
(例、大豆レシチン、セタノール、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、カルナウバロウ、サラシミツロウ等)、
界面活性剤(例、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ
油誘導体、ブロックポリマー型非イオン性界面活性剤
(プルロニックL−62, L−64, F−68)な
どの非イオン性界面活性剤;ソディウムラウリルスルフ
ェイト(SLS)などのイオン性界面活性剤)などが挙
げられ、これらの成分は単独または2種以上併用しても
よい。該「乳化剤」の製剤中の配合量は、0〜70%程
度である。
【0007】上記「噴射剤」は、「噴霧剤」に主に配合
され、沸点が常温以下でスプレーなどの装置に高圧充填
され、その圧力により中身を噴射させることができる成
分の総称で、別名“プロペラント”と呼ばれるものであ
る。具体例としては、フロン(例、フレオン11、フレ
オン12、フレオン113など)、代替フロン、液化石
油ガス、二酸化炭素などが挙げられ、これらは単独また
は2種以上併用しても構わない。該「噴射剤」の製剤中
の配合量は、0〜99%程度である。また、噴射剤(プ
ロペラント)を用いずに、機械的に空気を吸入排出する
ことにより噴霧剤を製造することもできる。上記「基
剤」は、イデベノンを製剤内に溶解または均一に分散す
ることを目的に上記塗布剤に配合され、固形剤における
賦形剤的役割を持つものの総称である。以下、具体例と
して、軟膏用基剤、ローション剤および噴霧剤用基剤を
挙げる。「軟膏剤の基剤」としては、例えばワセリン、
固形パラフィン、オリーブ油、ゴマ油、綿実油、固形パ
ラフィン、流動パラフィン、ラノリン、高級脂肪酸アル
コール(例、セタノール、ステアリルアルコール、オレ
イルアルコール等)、高級脂肪酸(例、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等)、脂肪酸
エステル(例、サラシミツロウ、ミツロウ、鯨ロウ、ミ
リスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド等)、脂質
類(例、大豆レシチン、ジパルミトイルフォスファチジ
ルコリン、ジステアリルフォスファチジルコリン等)、
シリコン油などの油性基剤;水、マクロゴール類(例、
マクロゴール400、マクロゴール600、マクロゴー
ル1000、マクロゴール1500、マクロゴール40
00、マクロゴール6000等)、炭素数2〜5のアル
カンジオール(例、グリセリン等)、炭素数2〜5のア
ルカントリオール(例、プロピレングリコール、1,3
−ブチレングリコール等)、ポリビニルアルコール(P
VA)、ポリアクリル酸(PAA)、カルボキシビニル
ポリマー、高吸水性樹脂(例、PVAとPAAのブロックポリ
マー(例、住友化学社製 スミカゲル SP−510等)
等)などの水性基剤が挙げられる。これらは単独または
2種以上併用されてもよく、最終製剤では半固形状を呈
すればよい。該「軟膏剤の基剤」の製剤中の配合量は、
0〜99%程度である。
【0008】「ローション剤の基剤」および「噴霧剤の
基剤」の「基剤」としては、例えば、水、低級アルコー
ル(例、エタノール等)、炭素数2〜5のアルカンジオ
ール(例、グリセリン等)、液状エステル(例、ミリス
チン酸イソプロピル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)
グリセリド等)、液状油脂類(例、オリーブ油、液体ラ
ノリン、流動パラフィン等)などが挙げられ、これらは
単独または2種以上併用してもよく、最終製剤では液状
を呈するものであればよい。該「ローション剤の基剤」
および「噴霧剤の基剤」の製剤中の配合量は、それぞれ
0〜99%程度である。「液剤の基剤」としては、例え
ば、水、低級アルコール(例、エタノール等)、炭素数
2〜5のアルカンジオール(例、グリセリン等)などが
挙げられ、これらは単独または2種以上併用してもよ
く、最終製剤では水溶性液状を呈するものであればよ
い。該「液剤の基剤」の製剤中の配合量は、0〜99%
程度である。
【0009】上記「経皮吸収調節成分」は、皮膚表面、
主に角質層に作用して薬物の吸収性を促進させる目的で
配合される。具体例としては、リン脂質(例、レシチン
等)、固形パラフィン、ミツロウ、カルナウバロウ、硬
化ヒマシ油、ラノリン、ワセリン、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、
グリセリン脂肪酸エステル、コレステロール、カーボポ
ール、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチル
セルロース、シリコン樹脂、低級アルコール(例、エタ
ノール、イソプロピルアルコール等)、炭素数6〜20
の脂肪族カルボン酸(例、カプロン酸、カプリル酸、カ
プリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸、アラキドン酸等)およびそ
の塩、炭素数6〜20の脂肪族アルコール(例、n−オ
クチルアルコール、n−セチルアルコール等)、炭素数
2〜20の脂肪族アルコールと炭素数6〜20の脂肪族
カルボン酸とのエステル体(例、ミリスチン酸イソプロ
ピル等)、炭素数2〜20の脂肪族アルコールと炭素数
2〜5のアルカンジオール(グリセリン等)とのエステ
ル(例、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド
等)、炭素数2〜5のアルカンジオール(例、グリセリ
ン等)、炭素数2〜5のアルカントリオール(例、プロ
ピレングリコール等)、ピロリドン誘導体(例、N−メ
チルピロリドン等)、d−リモネン、l−メントール、
界面活性剤(例、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ
油誘導体、ブロックポリマー型非イオン性界面活性剤
(プルロニック L−62,L−64,F−68)など
の非イオン性界面活性剤;ソディウムラウリルスルフェ
イト(SLS)などのイオン性界面活性剤)などが挙げ
られ、これらは単独または2種以上併用してもよい。該
「経皮吸収調節成分」の製剤中の配合量は、0〜80%
程度である。
【0010】上記「防腐剤」としては、例えば、安息香
酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸ベンジル、エタノー
ル、エデト酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、サリ
チル酸、サリチル酸塩、パラオキシ安息香酸イソブチ
ル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息
香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安
息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、フェノー
ル、ベンジルアルコール、ホウ酸、ホウ砂、1−メント
ールなどが挙げられ、これらは単独または2種以上併用
してもよい。該「防腐剤」の製剤中の配合量は、0〜2
0%程度である。上記「保湿剤」としては、例えば、グ
リセリン、プロピレングリコール、尿素、アミノ酸
(例、1−プロリン等)などが挙げられ、これらは単独
または2種以上併用してもよい。該「保湿剤」の製剤中
の配合量は0〜50%程度である。上記「炎症防止剤」
としては、例えば、グリチルレチン酸、ジフェンヒドラ
ミンなどが挙げられ、これらは単独または2種併用して
もよい。該「炎症防止剤」の製剤中の配合量は0〜10
%程度である。
【0011】前記「貼付剤」(例、パッチ剤、硬膏剤、
テープ剤等)は、イデベノンに基剤、乳化剤、経皮吸収
調節成分、防腐剤、保湿剤、炎症防止剤、粘着剤などを
用いて適当な担持体(バッキング)に吸収または付着さ
せて、さらに必要に応じて製剤からの薬物放出を制御す
る目的で放出制御膜を配し常法に従い製造することがで
きる。また、必要に応じ、イデベノンをあらかじめ溶剤
で溶解、分散しておいてもよい。上記「基剤」は、イデ
ベノンを製剤内に溶解または均一に分散することを目的
に上記貼付剤に配合され、固形剤における賦形剤的役割
を持つものの総称である。以下、具体例を挙げる。「貼
付剤の基剤」としては、例えば、ワセリン、固形パラフ
ィン、オリーブ油、ゴマ油、綿実油、流動パラフィン、
ラノリン、高級脂肪酸アルコール(例、セタノール、ス
テアリルアルコール、オレイルアルコール等)、高級脂
肪酸(例、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸等)、脂肪酸エステル(例、サラシミツ
ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、ミリスチン酸イソプロピル、
パルミチン酸イソプロピル、トリ(カプリル酸/カプリ
ン酸)グリセリド等)、脂質類(例、大豆レシチン、ジ
パルミトイルフォスファチジルコリン、ジステアリルフ
ォスファチジルコリン等)、シリコン油などの油性基
剤;例えば、水、マクロゴール類(例、マクロゴール4
00、マクロゴール600、マクロゴール1000、マ
クロゴール1500、マクロゴール4000、マクロゴ
ール6000等)、炭素数2〜5のアルカンジオール
(例、グリセリン等)、炭素数2〜5のアルカントリオ
ール(例、プロピレングリコール、1,3−ブチレング
リコール等)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ
アクリル酸(PAA)、カルボキシビニルポリマー、高
吸水性樹脂(例、PVAとPAAのブロックポリマー(例、住
友化学社製 スミカゲル SP−510等)等)などの水
性基剤などが挙げられ、これらは単独または2種以上併
用してもよく、最終製剤では半固形状を呈するものであ
ればよい。このうち好ましくは油性基剤である。さらに
好ましくは脂肪族アルコール、脂肪酸エステルなどであ
る。該「基剤」の製剤中の配合量は、0〜99%程度で
ある。
【0012】上記「乳化剤」としては、相溶性の低い2
相の液体(例、水およびミリスチン酸イソプロピル等)
を製造時から使用期限までエマルジョンを構成して均一
な状態を保たせる働きのある成分およびその油相を形成
する脂溶性成分が挙げられ、例えば、ゲル化成分(例、
アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、乾燥水
酸化アルミニウムゲル、カンテン等)、増粘剤(例、カ
ードラン、カンテン、ムチン、ゼラチン、ペクチン、カ
ラギーナン、キチン、キトサン、ローカストビンガム、
トラガントガム、キサンタンガム、プルラン、スクラル
フェート等)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、軽質
無水ケイ酸、結晶セルロース、高級アルコール(例、セ
タノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、オレイルアルコール等)、高級脂肪酸エステル
(例、ミリスチン酸イソプロピル、トリ(カプリル酸、
カプリン酸)グリセリド等)、油脂類(例、大豆レシチ
ン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、カルナウバロ
ウ、サラシミツロウ等)、界面活性剤(例、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級アルコールエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、
ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ブロックポリマー
型非イオン性界面活性剤(プルロニック L−62,L
−64,F−68)などの非イオン性界面活性剤;ソデ
ィウムラウリルスルフェイト(SLS)などのイオン性
界面活性剤)などが挙げられる。これらは単独または2
種以上併用してもよい。該「乳化剤」の製剤中の配合量
は、0〜90%程度である。
【0013】上記「経皮吸収調節成分」は、皮膚表面、
主に角質層に作用して薬物の吸収性を促進させる目的で
配合される成分であり、例えば、リン脂質(例、レシチ
ンなど)、固形パラフィン、ミツロウ、カルナウバロ
ウ、硬化ヒマシ油、ラノリン、ワセリン、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコ
ール、グリセリン脂肪酸エステル、コレステロール、カ
ーボポール、カルボキシメチルセルロース、カルボキシ
エチルセルロース、シリコン樹脂、低級アルコール
(例、エタノール、イソプロピルアルコール等)、炭素
数6〜20の脂肪族カルボン酸(例、カプロン酸、カプ
リル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アラキドン酸
等)およびその塩、炭素数6〜20の脂肪族アルコール
(例、n−オクチルアルコール、n−セチルアルコール
等)、炭素数2〜20の脂肪族アルコールと炭素数6〜
20の脂肪族カルボン酸とのエステル体(例、ミリスチ
ン酸イソプロピル等)、炭素数2〜20の脂肪族アルコ
ールと炭素数2〜5のアルカンジオール(グリセリン
等)とのエステル(例、トリ(カプリル酸/カプリン
酸)グリセリド等)、炭素数2〜5のアルカンジオール
(例、グリセリン等)、炭素数2〜5のアルカントリオ
ール(例、プロピレングリコール等)、ピロリドン誘導
体(例、N−メチルピロリドン等)、d−リモネン、l
−メントール、界面活性剤(例、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビト
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシ
エチレンヒマシ油誘導体、ブロックポリマー型非イオン
性界面活性剤(プルロニック L−62,L−64,F
−68)などの非イオン性界面活性剤;ソディウムラウ
リルスルフェイト(SLS)などのイオン性界面活性
剤)などが挙げられ、これらは単独または2種以上併用
してもよい。該「経皮吸収調節成分」の製剤中の配合量
は、0〜80%程度である。
【0014】上記「防腐剤」としては、例えば、安息香
酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸ベンジル、エタノー
ル、エデト酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、サリ
チル酸、サリチル酸塩、パラオキシ安息香酸イソブチ
ル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息
香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安
息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、フェノー
ル、ベンジルアルコール、ホウ酸、ホウ砂、1−メント
ールなどが挙げられ、これらは単独または2種以上併用
してもよい。該「防腐剤」の製剤中の配合量は、0〜2
0%程度である。上記「保湿剤」としては、例えば、グ
リセリン、プロピレングリコール、尿素、アミノ酸
(例、1−プロリン等)などが挙げられ、これらは単独
または2種以上併用してもよい。このうち、好ましくは
プロピレングリコールである。該「保湿剤」の製剤中の
配合量は、0〜50%程度である。上記「炎症防止剤」
としては、例えば、グリチルレチン酸、ジフェンヒドラ
ミンなどが挙げられ、これらは単独または2種併用して
もよい。該「炎症防止剤」の製剤中の配合量は、0〜1
0%程度である。
【0015】上記「粘着剤」としては、例えば、アクリ
ル系接着剤(例、2−エチルヘキシルアクリレート、酢
酸ビニル、エチルアクリレート、メタクリレート、メト
キシエチルアクリレート、アクリル酸の少なくとも2種
の共重合体(例、日本カーバイド社製 PE−300
等)等)、天然および合成ゴム(例、ポリイソブチレン
(PIB)、ネオプレン、ポリブタジエン、ポリイソプ
レン等)、ポリシロキサン、ポリウレタン、スチレンー
イソプレンースチレンブロック共重合体(SIS)、ス
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SB
S)などが挙げられ、これらは単独または二種以上を併
用してもよい。例えば、PIBとSISとを組み合わせ
て用いてもよく、これらの配合比は1:1〜1:4が好
ましい。該「粘着剤」のテープ剤中の配合量は、0〜7
0%程度である。上記「担持体」としては、例えば、高
分子膜(例、ポリエチレン、酢酸ビニル共重合体、ポリ
エチレンフタレート等)、織布、不織布、紙、アルミニ
ウム箔などが挙げられる。該「高分子膜」が透明な場
合、イデベノンの色(黄褐色)の変化が直接確認でき、
かつ、皮膚障害などの理由でイデベノンが吸収されてな
い場合は直接確認し、製剤の貼り換えを行うなど、予防
治療をより確実に実施することができる。該「高分子
膜」が着色されている場合、例えば肌色(人種によって
適宜選択すればよい)に近い色で着色されている場合、
イデベノンの色をマスクすることができ、かつ、薬物治
療中であることを周囲の人に覚られないという利点が挙
げられる。上記の「放出制御膜」としては、例えば多孔
質ポリエチレン膜(例、旭化成社製 Hipore等)、多孔
質ポリプロピレン膜(例、ポリプラスチック社製 Durag
ard等)などが挙げられる。
【0016】上記「貼付剤の溶剤」としては、例えば
水、低級アルコール(例、エタノール等)、炭素数2〜
5のアルカンジオール(例、グリセリン等)、炭素数2
〜5のアルカントリオール(例、プロピレングリコール
等)などが挙げられる。これらは単独または2種以上併
用してもよい。このうち好ましくはエタノール、プロピ
レングリコール、グリセリンなどが挙げられる。該「溶
剤」の製剤中の配合量は、0〜90%程度である。上記
の配合成分を用いて製造される「テープ剤」および「パ
ッチ剤」は非水系であってもよく、含水系であってもよ
い。好ましくは非水系テープ剤または非水系パッチ剤で
ある。
【0017】本発明の製剤の好ましい製造法としては、
例えば、イデベノンをプロピレングリコールなどの溶剤
に溶解または均一に分散し、次いでステアリルアルコー
ルなどの基剤と混合し、膏体を得る。防腐剤、保湿剤な
どの添加物は必要に応じ、基剤混合前に溶剤に加える。
本発明の製剤がパッチ剤の場合は、(1)得られた膏体
を一定の厚さに延ばしながら、必要に応じ不織布に塗り
込み、その後、ポリエステルフィルムなどのバッキング
に転着する。次に、得られた転着物を、接着成分があら
かじめコーティングされた一回り大きめのポリエステル
フィルムに貼り付ける、または(2)得られた膏体を、
あらかじめ接着成分がコーティングされたポリエステル
フィルムなどのバッキングの一部に転着して製造する。
本発明の製剤がテープ剤の場合、得られた膏体にポリア
ルキルビニルエーテルなどの接着成分を加え均一に混合
し、一定の厚さにのばしながら、ポリエステフィルムな
どのバッキングに転着する。該膏体がゾル状で形態維持
が困難な場合、不織布などの支持体に塗布または染み込
ませてからバッキングに転着してもよい。本発明の製剤
が、パッチ剤またはテープ剤の場合、これらは使用前に
目的が達成される適当な大きさに裁断して使用してもよ
い。
【0018】本発明に用いられるイデベノンの製剤中の
配合量は、所望の薬理効果を発揮できる量であれば特に
制限はないが、例えば製剤全重量の約0.1〜約60重
量%、好ましくは約0.1〜約20重量%、より好まし
くは約1〜約10重量%でる。本発明の製剤が貼付剤の
場合、イデベノンの単位面積当たりの配合量は、例えば
約0.1〜約200mg/cm2、好ましくは約0.3〜
約50mg/cm2、さらに好ましくは約0.4〜約20
mg/cm2である。本発明の製剤の身体の皮膚(粘膜
も含む)への適用は、患者の症状などによって異なる
が、成人に対するアルツハイマー型痴呆症予防治療剤と
して投与する場合、イデベノンとして約0.3〜約10
00mg/回、好ましくは約1〜約500mg/回、さ
らに好ましくは約2〜約200mg/回である。投与回
数は、例えば1〜7日毎に1回、好ましくは1日1回投
与(貼布、塗布、噴霧など)である。本発明の製剤の投
与期間は、通常1ヶ月ないし5年であり、症状の進展を
抑制するために、さらに長期間投与されることもある。
好ましくは3ヶ月ないし4年、さらに好ましくは6ヶ月
ないし2年である。かかる長期投与において、本発明の
製剤は患者への負担を与えずに容易に投与できる。本発
明の製剤が、パッチ剤、テープ剤の場合、貼付に便利な
大きさに裁断して、2枚以上を身体の同一箇所または別
の場所に貼付してもよい。貼付する場所は特に限定され
ないが、体毛の少ない部位が好ましく、例えば、上腕部
内側、背中、大腿部内側などに貼付する。このうち、背
中部位がさらに好ましい。
【0019】また、本発明の製剤は、互いの薬効を減弱
しない限り、イデベノンに加えて他の活性成分、例えば
中枢神経性薬剤〔例、抗不安薬、睡眠導入剤、精神分裂
病治療薬、パーキンソン氏病治療薬、抗痴呆薬(例、抗
アセチルコリンエステラーゼ剤、脳循環改善薬、脳代謝
賦活剤など)等〕、降圧剤、糖尿病治療薬、抗高脂血症
薬などを適宜、適量組み合わせて併用してもよい。該そ
の他の活性成分とイデベノンとを自体公知の手段に従っ
て混合し、製剤として、あるいは別途、製剤化したもの
を、本発明の製剤と同様に同時にまたは時間差をおいて
同一対象に投与してもよい。本発明の製剤により、イデ
ベノンはその薬効量が経皮吸収される。本発明において
は、極めて毒性が低く、長期投与においても副作用ある
いは毒性がほとんど見られない。従って、本発明の製剤
は、アルツハイマー型痴呆症などの痴呆症の予防治療剤
として用いられるほか、その他の脳神経系疾患、糖尿病
(例、膵炎または膵臓障害による糖尿病等)、糖尿病性
合併症(例、腎症、神経障害、網膜症、動脈硬化症、血
栓症、白内障、虹彩炎等)、アレルギー症(例、気管支
喘息、アレルギー性鼻炎等)の予防治療剤として用いて
もよく、哺乳動物(例、ヒト、サル、イヌ、ネコ、ラッ
トなど)に安全に経皮投与することができる。イデベノ
ンはミトコンドリア電子伝達系に作用することによって
過酸化脂質生成抑制作用を有するため、過酸化脂質によ
る皮膚障害の予防治療剤、皮膚の老化の予防治療剤、皮
膚の皺形成の予防治療剤、日焼け治療剤、熱傷治療剤、
ミトコンドリア脳筋症予防治療剤などとしても安全に経
皮投与することができる。本発明の製剤は、投与が簡便
であるため、例えば初期の患者においては周囲の人に知
られることなく、治療を継続することが可能であり、ま
た、症状が顕在化している患者においては介護者が患者
への投薬を容易に行なえ、しかも貼付状態を観察するこ
とにより、薬物治療が確実に実施されているか否かを容
易に確認することができる。従って、医療機関、老人介
護施設あるいは在宅治療における患者及びその介護者の
負担を大幅に軽減することができる。
【0020】イデベノンは消化管、肝臓で代謝を受けや
すく、標的臓器である脳に有効量のイデベノンを送達す
るには、一般的に用いられている経口投与では必要投薬
量が増大してしまう。また、ラットにおいて、経口投与
後ピーク時の脳内および血漿中の未変化体の比率は約4
%であるが、静脈内投与した場合、未変化体の脳への移
行は速やかであり、投与後10分で同比率は約75%、
30分で約18%であり、経口投与に比較して標的臓器
である脳への薬物移行が効率的である。従って、本発明
の製剤では、消化管、肝臓における初回通過効果を回避
できるため、投薬量の低減化が図れるのみならず、経皮
投与をすることによりイデベノンを全身血流中に直接移
行させることが可能になるため、静脈内投与と同様に脳
への未変化体を効率良く送達することが可能になる。イ
デベノンが錠剤として経口投与された場合、上記理由に
より全身血中に移行するイデベノン量は制限を受けるこ
とになり、イデベノンの投与量が増えるため、錠剤のサ
イズが大きくなる、または投与する錠剤数が増えるなど
の不便が生じてくる。これに対し、本発明の製剤では投
与量が少なくて済み、かつ、イデベノンの投与量の調節
が貼付面積で可能になり、また、大型の錠剤または複数
の錠剤では燕下しにくい高齢の患者でも投薬が容易にな
る。
【0021】さらに、本発明の経皮投与製剤が投与され
た部分の皮膚に、一部の薬物(イデベノン)が貯留し、
経皮投与製剤が除去された後も暫くは薬物が血流中に供
給されるため、患者への投薬を忘れた場合でも薬物治療
が継続される。また、イデベノンが経口投与された場
合、一般的に吸収ピークが存在し、投与毎に血中濃度が
変動する。中枢神経系に作用するイデベノンの場合、ほ
ぼ一定の血中イデベノン濃度を維持することにより、少
ない投与量で強い薬効を得ることができるが、本発明の
製剤は、イデベノンをほぼ一定の速度で放出できること
から、経口投与に比べて少ない投与量で強い薬効を有す
る製剤である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、実施例および実験例を示
して本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら
に限定されるべきものではない。
【実施例】
実施例1(テープ剤) イデベノン 10重量部 ステアリルアルコール 30重量部 プロピレングリコール 30重量部 ポリアルキルビニルエーテル 30重量部 上記量のイデベノンおよびプロピレングリコールを混合
後、ステアリルアルコールを加え、混合撹拌により均一
な膏体を調製後、粘着成分のポリアルキルビニルエーテ
ルと混合して均一な膏体とした。得られた膏体をポリエ
ステル製離型ライナーに厚さが100μmとなるように
塗布し、膏体層を形成後、ポリエステルフィルムに転着
してイデベノン10%(w/w)配合貼付剤を得た。
【0023】実施例2(テープ剤) イデベノン 5重量部 エタノール 40重量部 水 10重量部 ミリスチン酸イソプロピル 20重量部 プロピレングリコール 5重量部 ツイーン80 10重量部 ポリアルキルビニルエーテル 10重量部 上記量のイデベノンおよびエタノールを混合後、ミリス
チン酸イソプロピル、プロピレングリコールを加え、さ
らに水およびツイーン80を加え、均一に混合攪拌後、
粘着成分のポリアルキルビニルエーテルと混合してほぼ
均一な膏体とした。得られた膏体をポリエステル製離型
ライナーに厚さが100μmとなるように塗布し、膏体
層を形成後、ポリエステルフィルムに転着してイデベノ
ン5%(W/W)配合テープ剤を得た。
【0024】実施例3(テープ剤) イデベノン 5重量部 エタノール 40重量部 水 10重量部 ミリスチン酸イソプロピル 5重量部 グリセリン 30重量部 ポリアルキルビニルエーテル 10重量部 上記量のイデベノンおよびエタノールを混合後、ミリス
チン酸イソプロピルおよびグリセリンを加え、さらに水
を加え、混合攪拌により均一な膏体を調製後粘着成分の
ポリアルキルビニルエーテルと混合して均一な膏体とし
た。得られた膏体をポリエステル製離型ライナーに厚さ
が100μmとなるように塗布し、膏体層を形成後、ポ
リエステルフィルムに転着してイデベノン5%(W/
W)配合テープ剤を得た。
【0025】実施例4(テープ剤) アガロース 1重量部 キサンタンガム 0.5重量部 イデベノン 5重量部 エタノール 40重量部 水 10重量部 ミリスチン酸イソプロピル 5重量部 グリセリン 30重量部 ポリアルキルビニルエーテル 8.5重量部 上記量のイデベノンおよびエタノールを混合後、ミリス
チン酸イソプロピル、グリセリン、アガロースおよびキ
サンタンガムに水を加えたものを混合攪拌後、粘着成分
のポリアルキルビニルエーテルと混合してほぼ均一な膏
体とした。得られた膏体をポリエステル製離型ライナー
に厚さが100μmとなるように塗布し、膏体層を形成
後、ポリエステルフィルムに転着してイデベノン5%
(W/W)配合テープ剤を得た。
【0026】 実施例5(テープ剤) (水相) プロピレングリコール 15% スミカゲル NP−510 0.5% 精製水 26.5% (油相) イデベノン 8% Tween20 5% ミリスチン酸イソプロピル 10% スチレン−イソプレン− スチレンブロック共重合体(SIS) 35% プロピレングリコールを精製水に溶解し、スミカゲル
NP−510を加えて水相とし、イデベノン、Twee
n20、ミリスチン酸イソプロピルおよび粘着剤(SI
S)を混合して油相とした。先に得られた水相と油相と
を充分に混合し、ポリエチレンシートに乾燥後の膏体の
厚みが約100μmとなるように塗膏した後、80℃で
5分間乾燥した。乾燥後セパレーターで覆い、イデベノ
ン配合テープ剤を製造した。
【0027】 実施例6(軟膏クリーム剤) イデベノン 5% トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド 40% ソルビタン酸モノオレエート 1.2% ポリオキシエチレンソルビタン酸モノオレエート 1.8% 1,3−ブチレングリコール 10% カルボキシビニルポリマー 0.3% パラオキシ安息香酸プロピル 0.1% パラオキシ安息香酸メチル 0.1% 1N 水酸化ナトリウム 1.25ml 精製水 加えて全量100% トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリドを80℃に
加温し、イデベノンおよびソルビタン酸モノオレエート
を溶解させたものを油相とした。精製水を80℃に加温
し、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸
メチル、ポリオキシエチレンソルビタン酸モノオレエー
ト、1,3−ブチレングリコールおよびカルボキシビニ
ルポリマーを溶解したものを水相とした。水相を撹拌し
ながら油相を加え、撹拌したまま室温まで下げる。1N
水酸化ナトリウムを加えて、イデベノン配合軟膏クリ
ーム剤を製造した。
【0028】 実施例7(テープ剤) イデベノン 5% ステアリルアルコール 15% オレイン酸 10% プロピレングリコール 35% スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS) 35% イデベノンおよびプロピレングリコールを80℃加温下
混合し、ステアリルアルコールを溶解させ、撹拌しなが
ら温度を下げた。50℃付近でオレイン酸およびSIS
を加えた。ポリエチレンシートに乾燥後の膏体の厚みが
約100μmとなるように塗膏した後、室温で乾燥し
た。乾燥後セパレーターで覆い、イデベノン配合テープ
剤を製造した。
【0029】実施例8(パッチ剤) アガロース 1.5重量部 キサンタンガム 0.5重量部 イデベノン 5重量部 エタノール 40重量部 水 10重量部 ミリスチン酸イソプロピル 5重量部 グリセリン 38重量部 上記量のイデベノンおよびエタノールを混合後、ミリス
チン酸イソプロピル、グリセリン、アガロースおよびキ
サンタンガムに水を加えたものを混合攪拌してほぼ均一
な膏体とした。得られた膏体をポリエステル製離型ライ
ナーに厚さが100μmとなるように塗布し、膏体層を
形成後、予め接着剤をコーティングしたポリエステルフ
ィルム(5cm×5cm)の糊代が5mmになるように
転着してイデベノン5%(W/W)配合パッチ剤を得
た。
【0030】実施例9(パッチ剤) イデベノン 5重量部 エタノール 30重量部 ステアリルアルコール 40重量部 グリセリン 20重量部 マクロゴール6000 5重量部 上記量のイデベノンおよびエタノールを混合後、ステア
リルアルコール、グリセリンおよびマクロゴール600
0を加え混合攪拌してほぼ均一な膏体とした。得られた
膏体をポリエステル製離型ライナーに厚さが100μm
となるように塗布し、膏体層を形成後、予め接着剤をコ
ーティングしたポリエステルフィルム(5cm×5c
m)の糊代が5mmになるように転着し、イデベノン5
%(W/W)配合パッチ剤を得た。
【0031】実施例10(パッチ剤) イデベノン 5重量部 エタノール 30重量部 ステアリルアルコール 40重量部 グリセリン 20重量部 マクロゴール6000 5重量部 上記量のイデベノンおよびエタノールを混合後、ステア
リルアルコール、グリセリンおよびマクロゴール600
0を加え混合攪拌してほぼ均一な膏体とした。得られた
膏体をポリエステル製離型ライナーに厚さが100μm
となるように塗布し、膏体層を形成後、予め接着剤をコ
ーティングしたポリエステルフィルム(5cm×5c
m)の糊代が8mmになるように転着してイデベノン5
%(W/W)配合パッチ剤を得た。さらに膏体面を覆
い、糊代部の3mmにかかるように多孔質ポリエチレン
膜(Hipore)を圧着し、イデベノン5%(W/W)配合
パッチ剤を得た。
【0032】実験例1 7週令雄性ラット(SD系)を、薬物投与実験前日夕方
より絶食させて使用した。実験前にペントバルビタール
ナトリウム(ソムノペンチル(Pitman-Moore社(米国)
製。65 mg/kg)を腹腔内投与し、ラットの腹部の毛をバ
リカンを用いて慎重に刈り、続いてシェーバー(BRAUN
System 1-2-3, 型番BS-5-424C, BRAUN, ドイツ)を用い
て完全に除毛した。腹部を上向きにラットを固定台に
(夏目製作所、東京)に固定し、除毛した腹部を70−
80%エタノール溶液(和光純薬工業)を浸した脱脂綿
で丹念に3回拭き、皮膚表面のアルコールが乾いた頃合
に、上記実施例4で得られた製剤(9平方センチメート
ル、4.5 mgイデベノンを含有)を貼付した。製剤の密着
を確保するために布製包帯で固定した。一定時間毎にラ
ット尾部より採血を行い、除蛋白後血清中のイデベノン
濃度を測定した。濃度測定はHPLC(逆相カラム(C
18),溶離液(25:75=水:アセトニトリル)、
UV検出波長 280nm)を用いた。血清中にイデベ
ノンが検出され、上記製剤から皮膚を経由して血液中に
薬物が移行することが示された。
【0033】
【発明の効果】本発明の製剤は、アルツハイマー型痴呆
症などの痴呆症予防治療剤などとして、ヒトなどの哺乳
動物に安全に経皮投与することができる。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イデベノンを含有する痴呆症予防および治
    療用経皮投与製剤。
  2. 【請求項2】痴呆症がアルツハイマー型痴呆症である請
    求項1記載の製剤。
  3. 【請求項3】貼付剤である請求項1記載の製剤。
  4. 【請求項4】パッチ剤である請求項1記載の製剤。
  5. 【請求項5】テープ剤である請求項1記載の製剤。
  6. 【請求項6】1ないし7日毎に1回投与する請求項1記
    載の製剤。
  7. 【請求項7】1日に1回投与する請求項1記載の製剤。
  8. 【請求項8】イデベノンの配合量が製剤全重量の約0.
    1ないし約20重量%である請求項1記載の製剤。
  9. 【請求項9】イデベノンの配合量が製剤全重量の約1な
    いし約10重量%である請求項1記載の製剤。
  10. 【請求項10】イデベノンの配合量が約0.3ないし約
    50mg/cm2である請求項3記載の貼付剤。
  11. 【請求項11】イデベノンの配合量が約0.4ないし約
    20mg/cm2である請求項3記載の貼付剤。
  12. 【請求項12】イデベノンの投与量が約0.3ないし約
    1000mg/回である請求項1記載の製剤。
  13. 【請求項13】イデベノンの投与量が約1ないし約50
    0mg/回である請求項1記載の製剤。
  14. 【請求項14】イデベノンの投与量が約2ないし約20
    0mg/回である請求項1記載の製剤。
  15. 【請求項15】イデベノンを痴呆症予防および治療剤と
    して経皮投与する方法。
  16. 【請求項16】痴呆症予防および治療用経皮投与製剤を
    製造するためのイデベノンの使用。
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