JPH11116592A - 4”−置換エリスロマイシンa誘導体 - Google Patents
4”−置換エリスロマイシンa誘導体Info
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- JPH11116592A JPH11116592A JP9280990A JP28099097A JPH11116592A JP H11116592 A JPH11116592 A JP H11116592A JP 9280990 A JP9280990 A JP 9280990A JP 28099097 A JP28099097 A JP 28099097A JP H11116592 A JPH11116592 A JP H11116592A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強い抗菌力を有する新たなマクロライド系抗
生物質を提供すること。 【解決手段】 式 【化1】 [式中、Xは同一又は異なってもよく、ヒドロキシル
基、低級アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、低級アルカノイルオキシ基、アリール基、アリ
ールチオ基、アミノメチル基、アジドメチル基、N−ア
セチルアミノメチル基又はN,N−ジベンジルアミノメ
チル基を示し、nは0〜4の整数を示し、R1は酸素原
子又は式R5-O-N(式中、R5は水素原子又はアセチル
基を示す。)を示し、R2は水素原子又はアセチル基を
示し、R3及びR4はそれぞれ水酸基を示すか、又は一体
となってカーボネート基を示す。]で表される4"−置
換エリスロマイシンA誘導体又はその医薬上許容される
塩。
生物質を提供すること。 【解決手段】 式 【化1】 [式中、Xは同一又は異なってもよく、ヒドロキシル
基、低級アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、低級アルカノイルオキシ基、アリール基、アリ
ールチオ基、アミノメチル基、アジドメチル基、N−ア
セチルアミノメチル基又はN,N−ジベンジルアミノメ
チル基を示し、nは0〜4の整数を示し、R1は酸素原
子又は式R5-O-N(式中、R5は水素原子又はアセチル
基を示す。)を示し、R2は水素原子又はアセチル基を
示し、R3及びR4はそれぞれ水酸基を示すか、又は一体
となってカーボネート基を示す。]で表される4"−置
換エリスロマイシンA誘導体又はその医薬上許容される
塩。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗生物質エリスロ
マイシンA誘導体に関する。
マイシンA誘導体に関する。
【0002】
【従来技術】エリスロマイシンAはグラム陽性菌、マイ
コプラズマなどに起因する感染症の治療薬として広く使
用されている抗生物質である。しかし、エリスロマイシ
ンAには、酸に対する安定性が低く経口投与時に胃酸で
分解されるため、一定した体内動態が得られないこと、
呼吸器感染の重要起因菌であるインフルエンザ菌に対す
る抗菌力が不十分であることなどの改善すべき問題点が
残されていた。これらの問題点の解決を目的とし、これ
まで多くのエリスロマイシン誘導体が製造されてきた。
それらの中でエリスロマイシンの構造中に新たな糖を導
入した例としては、例えばWO94/17088号及びJ.Antibiot
ics 46: 813,1993には3位のクラジノースを新たな糖で
置換した化合物の合成が報告されている。また、微生物
変換の手法を用いて2'位にグルコ−スを導入した報告
(J.Antibiotics,49,1110,1996)、エリスロマイシンの
9位オキシム基に対して新たな糖を導入した化合物の合
成と抗菌活性についての報告(J.Antibiotics,49,1036,
1996)などがある。
コプラズマなどに起因する感染症の治療薬として広く使
用されている抗生物質である。しかし、エリスロマイシ
ンAには、酸に対する安定性が低く経口投与時に胃酸で
分解されるため、一定した体内動態が得られないこと、
呼吸器感染の重要起因菌であるインフルエンザ菌に対す
る抗菌力が不十分であることなどの改善すべき問題点が
残されていた。これらの問題点の解決を目的とし、これ
まで多くのエリスロマイシン誘導体が製造されてきた。
それらの中でエリスロマイシンの構造中に新たな糖を導
入した例としては、例えばWO94/17088号及びJ.Antibiot
ics 46: 813,1993には3位のクラジノースを新たな糖で
置換した化合物の合成が報告されている。また、微生物
変換の手法を用いて2'位にグルコ−スを導入した報告
(J.Antibiotics,49,1110,1996)、エリスロマイシンの
9位オキシム基に対して新たな糖を導入した化合物の合
成と抗菌活性についての報告(J.Antibiotics,49,1036,
1996)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のエリスロマイシン感受性菌のみならず、エリスロマイ
シン耐性菌に対しても強い抗菌力を有する新たな抗生物
質を提供することにある。
のエリスロマイシン感受性菌のみならず、エリスロマイ
シン耐性菌に対しても強い抗菌力を有する新たな抗生物
質を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、エリスロ
マイシン誘導体の合成とその抗菌力について検討した結
果、これまでに報告のないエリスロマイシンA誘導体の
4"位に糖残基もしくはテトラヒドロピラニル基等を導
入することに成功し、本発明を完成した。
マイシン誘導体の合成とその抗菌力について検討した結
果、これまでに報告のないエリスロマイシンA誘導体の
4"位に糖残基もしくはテトラヒドロピラニル基等を導
入することに成功し、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、式
【0006】
【化2】
【0007】[式中、Xは同一又は異なってもよく、ヒ
ドロキシル基、低級アルキル基、アルコキシ基、アルコ
キシカルボニル基、低級アルカノイルオキシ基、アリー
ル基、アリールチオ基、アミノメチル基、アジドメチル
基、N−アセチルアミノメチル基又はN,N−ジベンジ
ルアミノメチル基を示し、nは0〜4の整数を示し、R
1は酸素原子又は式R5-O-N(式中、R5は水素原子又
はアセチル基を示す。)を示し、R2は水素原子又はア
セチル基を示し、R3及びR4はそれぞれ水酸基を示す
か、又は一体となってカーボネート基を示す。]で表さ
れる4"−置換エリスロマイシンA誘導体又はその医薬
上許容される塩である。
ドロキシル基、低級アルキル基、アルコキシ基、アルコ
キシカルボニル基、低級アルカノイルオキシ基、アリー
ル基、アリールチオ基、アミノメチル基、アジドメチル
基、N−アセチルアミノメチル基又はN,N−ジベンジ
ルアミノメチル基を示し、nは0〜4の整数を示し、R
1は酸素原子又は式R5-O-N(式中、R5は水素原子又
はアセチル基を示す。)を示し、R2は水素原子又はア
セチル基を示し、R3及びR4はそれぞれ水酸基を示す
か、又は一体となってカーボネート基を示す。]で表さ
れる4"−置換エリスロマイシンA誘導体又はその医薬
上許容される塩である。
【0008】
【発明の実施の形態】本明細書において低級アルキル基
とは、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t
ert−ブチル基などの炭素原子数1〜5のアルキル基で
ある。アルコキシ基とは、例えばメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イ
ソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基な
どの炭素原子数1〜5のアルコキシ基、ベンジルオキシ
基などの芳香族炭化水素が置換していてもよいアルコキ
シ基である。アルコキシカルボニル基とは、例えばメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシ
カルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシ
カルボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec−ブト
キシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基などの
炭素原子数1〜5のアルコキシを基内に含むアルコキシ
カルボニル基である。低級アルカノイルオキシ基とは、
例えばアセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ピバロイ
ルオキシ基などの炭素原子数2〜6のアルカノイル基で
ある。アリール基とは、例えばフェニル基、4−ビフェ
ニル基、4−フルオロフェニル基、3−メチルフェニル
基、ナフチル基、アントラニル基などのフェニル基、ハ
ロゲン原子、炭素原子数1〜5のアルキル基又は炭素原
子数1〜5のアルコキシ基で置換されていてもよい芳香
族炭化水素基である。アリールチオ基とは、例えばフェ
ニルチオ基、4−ビフェニルチオ基、1−ナフチルチオ
基、4−フルオロフェニルチオ基、2−クロロフェニル
チオ基、3−メチルフェニルチオ基などのフェニル基、
ハロゲン原子、炭素原子数1〜5のアルキル基又は炭素
原子数1〜5のアルコキシ基で置換されていてもよいア
リールチオ基である。
とは、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t
ert−ブチル基などの炭素原子数1〜5のアルキル基で
ある。アルコキシ基とは、例えばメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イ
ソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基な
どの炭素原子数1〜5のアルコキシ基、ベンジルオキシ
基などの芳香族炭化水素が置換していてもよいアルコキ
シ基である。アルコキシカルボニル基とは、例えばメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシ
カルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシ
カルボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec−ブト
キシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基などの
炭素原子数1〜5のアルコキシを基内に含むアルコキシ
カルボニル基である。低級アルカノイルオキシ基とは、
例えばアセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ピバロイ
ルオキシ基などの炭素原子数2〜6のアルカノイル基で
ある。アリール基とは、例えばフェニル基、4−ビフェ
ニル基、4−フルオロフェニル基、3−メチルフェニル
基、ナフチル基、アントラニル基などのフェニル基、ハ
ロゲン原子、炭素原子数1〜5のアルキル基又は炭素原
子数1〜5のアルコキシ基で置換されていてもよい芳香
族炭化水素基である。アリールチオ基とは、例えばフェ
ニルチオ基、4−ビフェニルチオ基、1−ナフチルチオ
基、4−フルオロフェニルチオ基、2−クロロフェニル
チオ基、3−メチルフェニルチオ基などのフェニル基、
ハロゲン原子、炭素原子数1〜5のアルキル基又は炭素
原子数1〜5のアルコキシ基で置換されていてもよいア
リールチオ基である。
【0009】本発明において、医薬上許容される塩と
は、細菌感染症の化学療法及び予防において使用される
塩を意味する。それらは、例えば酢酸、プロピオン酸、
酪酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、マレイン酸、酒石酸、
クエン酸、ステアリン酸、コハク酸、エチルコハク酸、
ラクトビオン酸、グルコン酸、グルコヘプトン酸、安息
香酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、2−ヒド
ロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラト
ルエンスルホン酸、ラウリル硫酸、リンゴ酸、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、アジピン酸、システイン、N−
アセチルシステイン、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫
酸、ヨウ化水素酸、ニコチン酸、シュウ酸、ピクリン
酸、チオシアン酸、ウンデカン酸、アクリル酸ポリマ
ー、カルボキシビニルポリマーなどの酸との塩を挙げる
ことができる。
は、細菌感染症の化学療法及び予防において使用される
塩を意味する。それらは、例えば酢酸、プロピオン酸、
酪酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、マレイン酸、酒石酸、
クエン酸、ステアリン酸、コハク酸、エチルコハク酸、
ラクトビオン酸、グルコン酸、グルコヘプトン酸、安息
香酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、2−ヒド
ロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラト
ルエンスルホン酸、ラウリル硫酸、リンゴ酸、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、アジピン酸、システイン、N−
アセチルシステイン、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫
酸、ヨウ化水素酸、ニコチン酸、シュウ酸、ピクリン
酸、チオシアン酸、ウンデカン酸、アクリル酸ポリマ
ー、カルボキシビニルポリマーなどの酸との塩を挙げる
ことができる。
【0010】本発明の化合物は、例えば下記に示す方法
で製造することができる。
で製造することができる。
【0011】
【化3】
【0012】(式中、Xn、R1、R2、R3及びR4は前
記と同じ意味を示す。) 本発明の出発物質である5-O-(2'-O-アセチル)デソサミ
ニル-6-O-メチル-エリスロノライドA 9-アセトキシム又
は5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-6-O-メチル-エリ
スロノライドAは米国特許第5631354号に記載された方法
により製造できる。また、5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-6-O-メチル-エリスロノライドA 11,12-サイクリ
ックカーボネートはWO94/17088に記載の方法により製造
できる。また、フェニルスルフィニル−テトラヒドロピ
ラニル誘導体又はジヒドロピラン誘導体はMethods in C
arbohydrate Chemistry, VI,218,(Academic Press) 、
工業化学雑誌,67,78 (1964)、J.Am.Chem.Soc., 73, 52
73(1951)などに記載された方法に準じて製造できる。
記と同じ意味を示す。) 本発明の出発物質である5-O-(2'-O-アセチル)デソサミ
ニル-6-O-メチル-エリスロノライドA 9-アセトキシム又
は5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-6-O-メチル-エリ
スロノライドAは米国特許第5631354号に記載された方法
により製造できる。また、5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-6-O-メチル-エリスロノライドA 11,12-サイクリ
ックカーボネートはWO94/17088に記載の方法により製造
できる。また、フェニルスルフィニル−テトラヒドロピ
ラニル誘導体又はジヒドロピラン誘導体はMethods in C
arbohydrate Chemistry, VI,218,(Academic Press) 、
工業化学雑誌,67,78 (1964)、J.Am.Chem.Soc., 73, 52
73(1951)などに記載された方法に準じて製造できる。
【0013】2'-O-アセチル-6-O-メチルエリスロマイシ
ンA 9-アセトキシム(1)にフェニルスルフィニル−テト
ラヒドロピラニル誘導体(2)を有機塩基及び無水トリフ
ルオロメタンスルホン酸の存在下において反応させるこ
とにより所望の化合物(3)が製造できる。有機塩基とし
ては2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルピリジン、ピリジン、ト
リエチルアミン等を用いることができる。また、ジヒド
ロピラン誘導体(2')を用い、酸触媒の存在下において
(1)を反応させることによっても所望の化合物(3)が製
造できる。酸触媒としては、無水トリフルオロメタンス
ルホン酸、カンファースルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸、三フッ化ホウ素エーテル錯体、トリフルオロメタ
ンスルホン酸銅、過塩素酸銀、塩化スズ等を用いること
ができる。これらの反応は、ジクロロメタン、ジクロロ
エタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、アセトニトリル、トルエン等の反応に関与しな
い溶媒中において、−100℃〜100℃の反応温度に
て行うことができる。
ンA 9-アセトキシム(1)にフェニルスルフィニル−テト
ラヒドロピラニル誘導体(2)を有機塩基及び無水トリフ
ルオロメタンスルホン酸の存在下において反応させるこ
とにより所望の化合物(3)が製造できる。有機塩基とし
ては2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルピリジン、ピリジン、ト
リエチルアミン等を用いることができる。また、ジヒド
ロピラン誘導体(2')を用い、酸触媒の存在下において
(1)を反応させることによっても所望の化合物(3)が製
造できる。酸触媒としては、無水トリフルオロメタンス
ルホン酸、カンファースルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸、三フッ化ホウ素エーテル錯体、トリフルオロメタ
ンスルホン酸銅、過塩素酸銀、塩化スズ等を用いること
ができる。これらの反応は、ジクロロメタン、ジクロロ
エタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、アセトニトリル、トルエン等の反応に関与しな
い溶媒中において、−100℃〜100℃の反応温度に
て行うことができる。
【0014】これらの反応は、原料として、例えば2'
位水酸基、あるいは9位カルボニル基等を保護した化合
物を用いることが、反応を効率よく進行させるために好
ましい。この場合、生成物の水酸基の保護基は加水分解
反応に付すことにより容易に除去できる。具体的には、
水酸基の保護基としてアセトキシ基を用いた際は塩基で
処理することにより所望の化合物が製造できる。塩基と
しては、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデセン(DB
U)、1,5-ジアザビシクロ[4,3,0]-5-ノネン(DBN)、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等を用いることができる。本
反応はメタノール、エタノール等の有機溶媒中におい
て、−78℃〜50℃にて行うことができる。また、9
位カルボニル基の保護基がオキシム基である場合には脱
離反応に付すことにより所望の化合物が製造できる。こ
の反応は酸化剤(例えば、二酸化マンガン)、重亜硫酸
ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、三塩化チタン等が用い
られ、反応溶媒はジクロロメタン、ジクロロエタン、含
水メタノール等の反応に関与しない溶媒中にて行うこと
ができる。反応温度は−78℃〜100℃にて行うこと
ができる。
位水酸基、あるいは9位カルボニル基等を保護した化合
物を用いることが、反応を効率よく進行させるために好
ましい。この場合、生成物の水酸基の保護基は加水分解
反応に付すことにより容易に除去できる。具体的には、
水酸基の保護基としてアセトキシ基を用いた際は塩基で
処理することにより所望の化合物が製造できる。塩基と
しては、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデセン(DB
U)、1,5-ジアザビシクロ[4,3,0]-5-ノネン(DBN)、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等を用いることができる。本
反応はメタノール、エタノール等の有機溶媒中におい
て、−78℃〜50℃にて行うことができる。また、9
位カルボニル基の保護基がオキシム基である場合には脱
離反応に付すことにより所望の化合物が製造できる。こ
の反応は酸化剤(例えば、二酸化マンガン)、重亜硫酸
ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、三塩化チタン等が用い
られ、反応溶媒はジクロロメタン、ジクロロエタン、含
水メタノール等の反応に関与しない溶媒中にて行うこと
ができる。反応温度は−78℃〜100℃にて行うこと
ができる。
【0015】本発明の化合物は経口又は非経口的に投与
することができる。その投与剤型は錠剤、カプセル剤、
粉剤、トローチ剤、軟膏、懸濁液、坐剤、注射剤などで
あり、それらは慣用の製剤技術によって製造することが
できる。その投与量は、成人を治療する場合で1日量10
〜1,000mgであり、これを1日2〜3回に分けて投与す
ることができる。この投与量は、患者の年齢、体重及び
症状によって適宜増減することができる。
することができる。その投与剤型は錠剤、カプセル剤、
粉剤、トローチ剤、軟膏、懸濁液、坐剤、注射剤などで
あり、それらは慣用の製剤技術によって製造することが
できる。その投与量は、成人を治療する場合で1日量10
〜1,000mgであり、これを1日2〜3回に分けて投与す
ることができる。この投与量は、患者の年齢、体重及び
症状によって適宜増減することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の化合物は、エリスロマイシン感
受性菌及び耐性菌に対し強い抗菌力を有する。従って、
本発明の化合物は、ヒト及び動物(農園動物を含む)に
おける細菌感染症の治療及び予防のための抗菌剤として
有用である。
受性菌及び耐性菌に対し強い抗菌力を有する。従って、
本発明の化合物は、ヒト及び動物(農園動物を含む)に
おける細菌感染症の治療及び予防のための抗菌剤として
有用である。
【0017】
【実施例】次に、実施例にて本発明を更に詳細に説明す
る。
る。
【0018】実施例1 3-O-[α-4"-O-(4-O-アセチルク
ラジノシル)クラジノシル]-5-O-(2'-O-アセチル)デソ
サミニル-6-O-メチルエリスロノライドA 9-アセトキシ
ムの製造 アルゴン雰囲気下、4-アセチル-1-フェニルスルフィニ
ルクラジノース463mg(1.42mmol)及び2,6-ジ-t-ブチル-4
-メチルピリジン323mg(1.55mmol)の無水ジクロロメタ
ン14ml溶液に、無水トリフルオロメタンスルホン酸242
μl(1.43mmol)を−78℃、15分間で滴下し、同温度で1
0分間撹拌した。次いで、5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-3-O-クラジノシル-6-O-メチルエリスロノライド
A 9-アセトキシム601mg(0.71mmol)の無水ジクロロメ
タン7ml溶液を、-78℃、5分間で滴下し、45分間撹拌
した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて30分
間撹拌し、生成物をクロロホルムで抽出した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮し、残留物をカラム
クロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH=100/1〜
50/1)により精製し、標題化合物620mgを得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.03(3H,s,COC
H3), 2.12(3H,s,COCH3),2.17(3H,s,COCH3), 2.27(6H,s,
3'-N(CH3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.26(3H,s,OCH3),
3.32(3H,s,OCH3), 4.81(1H,d,J=5.5Hz,1'''-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.7(3'-N(C
H3)2), 49.2(OCH3), 49.6(OCH3),50.8(6-OCH3), 100.2
(1'''), 177.6(9)。
ラジノシル)クラジノシル]-5-O-(2'-O-アセチル)デソ
サミニル-6-O-メチルエリスロノライドA 9-アセトキシ
ムの製造 アルゴン雰囲気下、4-アセチル-1-フェニルスルフィニ
ルクラジノース463mg(1.42mmol)及び2,6-ジ-t-ブチル-4
-メチルピリジン323mg(1.55mmol)の無水ジクロロメタ
ン14ml溶液に、無水トリフルオロメタンスルホン酸242
μl(1.43mmol)を−78℃、15分間で滴下し、同温度で1
0分間撹拌した。次いで、5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-3-O-クラジノシル-6-O-メチルエリスロノライド
A 9-アセトキシム601mg(0.71mmol)の無水ジクロロメ
タン7ml溶液を、-78℃、5分間で滴下し、45分間撹拌
した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて30分
間撹拌し、生成物をクロロホルムで抽出した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮し、残留物をカラム
クロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH=100/1〜
50/1)により精製し、標題化合物620mgを得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.03(3H,s,COC
H3), 2.12(3H,s,COCH3),2.17(3H,s,COCH3), 2.27(6H,s,
3'-N(CH3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.26(3H,s,OCH3),
3.32(3H,s,OCH3), 4.81(1H,d,J=5.5Hz,1'''-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.7(3'-N(C
H3)2), 49.2(OCH3), 49.6(OCH3),50.8(6-OCH3), 100.2
(1'''), 177.6(9)。
【0019】実施例2 3-O-[α-4"-O-(クラジノシル)
クラジノシル]-5-O-デソサミニル-6-O-メチルエリスロ
ノライドA 9-オキシムの製造 実施例1で得た化合物620mg(0.59mmol)の無水メタノ
ール34ml溶液に、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデ
セン348mgを加え、室温で58時間撹拌した。反応液を濃
縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(Silica Ge
l, CHCl3/MeOH=100/1〜10/1)により精製し、標題化合
物244mgを得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.30(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.11(3H,s,6-OCH3), 3.29(6H,s,OCH3X2), 4.77
(1H,d,J=4.3Hz,1'''-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.2(3'-N(C
H3)2), 49.3(OCH3), 49.7(OCH3),51.2(6-OCH3), 175.5
(9)。
クラジノシル]-5-O-デソサミニル-6-O-メチルエリスロ
ノライドA 9-オキシムの製造 実施例1で得た化合物620mg(0.59mmol)の無水メタノ
ール34ml溶液に、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデ
セン348mgを加え、室温で58時間撹拌した。反応液を濃
縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(Silica Ge
l, CHCl3/MeOH=100/1〜10/1)により精製し、標題化合
物244mgを得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.30(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.11(3H,s,6-OCH3), 3.29(6H,s,OCH3X2), 4.77
(1H,d,J=4.3Hz,1'''-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.2(3'-N(C
H3)2), 49.3(OCH3), 49.7(OCH3),51.2(6-OCH3), 175.5
(9)。
【0020】実施例3 3-O-[α-4"-O-(クラジノシル)
クラジノシル]-5-O-デソサミニル-6-O-メチルエリスロ
ノライドAの製造 実施例2で得た化合物170mg(0.185mmol)の50%エタノ
ール1.4ml溶液に、亜硫酸水素ナトリウム78mg及びギ酸1
8μlを加え、80℃で2時間撹拌した。反応液に水2.2ml
を加えて希釈し、氷水冷却下、2N水酸化ナトリウム0.
35mlを加え、2時間撹拌した。生成物を酢酸エチルで抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。その後、カラ
ムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH=30/
1)により精製し、標題化合物73mgを得た。 MS(FAB):C46H83NO16, m/z 906(M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.29(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.05(3H,s,6-OCH3), 3.28(3H,s,OCH3), 3.29(3
H,s,OCH3),4.76(1H,d,J=4.3Hz,1'''-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.4(3'-N(C
H3)2), 49.6(OCH3), 49.7(OCH3),50.9(6-OCH3), 89.2
(4"), 100.5(1'''), 221.3(9)。
クラジノシル]-5-O-デソサミニル-6-O-メチルエリスロ
ノライドAの製造 実施例2で得た化合物170mg(0.185mmol)の50%エタノ
ール1.4ml溶液に、亜硫酸水素ナトリウム78mg及びギ酸1
8μlを加え、80℃で2時間撹拌した。反応液に水2.2ml
を加えて希釈し、氷水冷却下、2N水酸化ナトリウム0.
35mlを加え、2時間撹拌した。生成物を酢酸エチルで抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。その後、カラ
ムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH=30/
1)により精製し、標題化合物73mgを得た。 MS(FAB):C46H83NO16, m/z 906(M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.29(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.05(3H,s,6-OCH3), 3.28(3H,s,OCH3), 3.29(3
H,s,OCH3),4.76(1H,d,J=4.3Hz,1'''-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.4(3'-N(C
H3)2), 49.6(OCH3), 49.7(OCH3),50.9(6-OCH3), 89.2
(4"), 100.5(1'''), 221.3(9)。
【0021】実施例4 5-O-デソサミニル-3-O-[4"-O-
(6-メトキシカルボニルテトラヒドロピラン-2-イル)ク
ラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドA 9-オキシム
の製造 (1)2-メトキシカルボニル-6-フェニルスルフィニル
テトラヒドロピラン375mg(1.40mmol)及び5-O-(2'-O-
アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノシル-6-O-メチル
エリスロノライドA 9-アセトキシム593mg(0.71mmol)
を用いて、実施例1と同様に反応を行い、5-O-(2'-O-ア
セチル)デソサミニル-3-O-[4"-O-(6-メトキシカルボニ
ルテトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-6-O-メチ
ルエリスロノライドA 9-アセトキシム547mgを得た。
(6-メトキシカルボニルテトラヒドロピラン-2-イル)ク
ラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドA 9-オキシム
の製造 (1)2-メトキシカルボニル-6-フェニルスルフィニル
テトラヒドロピラン375mg(1.40mmol)及び5-O-(2'-O-
アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノシル-6-O-メチル
エリスロノライドA 9-アセトキシム593mg(0.71mmol)
を用いて、実施例1と同様に反応を行い、5-O-(2'-O-ア
セチル)デソサミニル-3-O-[4"-O-(6-メトキシカルボニ
ルテトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-6-O-メチ
ルエリスロノライドA 9-アセトキシム547mgを得た。
【0022】(2)上記(1)で得た化合物を実施例2
と同様の方法により脱アセチル化し、標題化合物73mgを
得た。
と同様の方法により脱アセチル化し、標題化合物73mgを
得た。
【0023】MS(FAB):C45H80N2O16, m/z 905(M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.30(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.10(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.75
(3H,s,CO2CH3)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.3(3'-N(C
H3)2), 49.6(3"-OCH3), 51.2(6-OCH3), 52.2(CO 2CH3)。
H3)2), 3.10(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.75
(3H,s,CO2CH3)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.3(3'-N(C
H3)2), 49.6(3"-OCH3), 51.2(6-OCH3), 52.2(CO 2CH3)。
【0024】実施例5 5-O-デソサミニル-3-O-[4"-O-
(テトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-6-O-メチ
ルエリスロノライドAの製造 (1)アルゴン雰囲気下、5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-3-O-クラジノシル-6-O-メチルエリスロノライド
A896mg(1.13mmol)及び3,4-ジヒドロ-2-H-ピラン504m
g(6mmol)及び粉末状のモレキュラーシーブ4A、1.8gの
無水ジクロロメタン40ml溶液にカンファースルホン酸30
0mg(1.3mmol)を氷水冷下に加え、室温で45時間撹拌し
た。反応液にトリエチルアミン0.22mlを加え、固体を濾
過し、クロロホルムで洗浄した。濾液を濃縮し、残留物
をカラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH
=200/1〜10/1)により精製し、5-O-(2'-O-アセチル)デ
ソサミニル-3-O-[4"-O-(テトラヒドロピラン-2-イル)ク
ラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドA425mgを得
た。
(テトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-6-O-メチ
ルエリスロノライドAの製造 (1)アルゴン雰囲気下、5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-3-O-クラジノシル-6-O-メチルエリスロノライド
A896mg(1.13mmol)及び3,4-ジヒドロ-2-H-ピラン504m
g(6mmol)及び粉末状のモレキュラーシーブ4A、1.8gの
無水ジクロロメタン40ml溶液にカンファースルホン酸30
0mg(1.3mmol)を氷水冷下に加え、室温で45時間撹拌し
た。反応液にトリエチルアミン0.22mlを加え、固体を濾
過し、クロロホルムで洗浄した。濾液を濃縮し、残留物
をカラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH
=200/1〜10/1)により精製し、5-O-(2'-O-アセチル)デ
ソサミニル-3-O-[4"-O-(テトラヒドロピラン-2-イル)ク
ラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドA425mgを得
た。
【0025】(2)上記(1)で得た化合物370mg(0.4
23mmol)を実施例2と同様の方法で脱アセチル化し、標
題化合物240mgを得た。 MS(FAB): C43H77NO14, m/z 832(M+H)+ 1 H−NMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm):2.28(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.04(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3)。
23mmol)を実施例2と同様の方法で脱アセチル化し、標
題化合物240mgを得た。 MS(FAB): C43H77NO14, m/z 832(M+H)+ 1 H−NMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm):2.28(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.04(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3)。
【0026】実施例6 3-O-[4"-O-(6-アジドメチルテ
トラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-デソサミ
ニル-6-O-メチルエリスロノライドAの製造 (1)5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノ
シル-6-O-メチルエリスロノライドA 1.715g(2.17mmo
l)及び2-アジドメチル-3,4-ジヒドロ-2-H-ピラン0.834
g(6.51mmol)を用い、実施例5と同様に反応を行うこ
とにより、3-O-[4"-O-(6-アジドメチルテトラヒドロピ
ラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-(2'-O-アセチル)デソ
サミニル-6-O-メチルエリスロノライドA 1.1gを得た。
トラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-デソサミ
ニル-6-O-メチルエリスロノライドAの製造 (1)5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノ
シル-6-O-メチルエリスロノライドA 1.715g(2.17mmo
l)及び2-アジドメチル-3,4-ジヒドロ-2-H-ピラン0.834
g(6.51mmol)を用い、実施例5と同様に反応を行うこ
とにより、3-O-[4"-O-(6-アジドメチルテトラヒドロピ
ラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-(2'-O-アセチル)デソ
サミニル-6-O-メチルエリスロノライドA 1.1gを得た。
【0027】(2)上記(1)で得た化合物0.631g(0.
677mmol)を無水メタノール20mlに溶解し、7日間加熱
還流した。反応液を濃縮し、残留物をカラムクロマトグ
ラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH=100/1〜20/1)によ
り精製し、標題化合物0.406g得た。 MS(FAB): m/z 887(M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.29(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.06(3H,s,6-OCH3), 3.33(3H,s,3"-OCH3)。
677mmol)を無水メタノール20mlに溶解し、7日間加熱
還流した。反応液を濃縮し、残留物をカラムクロマトグ
ラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH=100/1〜20/1)によ
り精製し、標題化合物0.406g得た。 MS(FAB): m/z 887(M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.29(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.06(3H,s,6-OCH3), 3.33(3H,s,3"-OCH3)。
【0028】実施例7 3-O-[4"-O-(6-アミノメチルテ
トラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-デソサミ
ニル-6-O-メチルエリスロノライドAの製造 実施例6で得た化合物421mg(0.47mmol)の無水テトラ
ヒドロフラン10ml溶液にトリメチルホスフィンの1M溶
液0.94(0.94mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。次
いで、水1.9mlを加え、室温で30分、更に50℃で3時間撹
拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水洗した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮し、残留物をカ
ラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH/NH4
OH=475/25/2)により精製し、標題化合物360mgを得た。 MS(FAB): m/z 861(M+H)+ 1 H−NMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm):2.29(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.04(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3)。
トラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-デソサミ
ニル-6-O-メチルエリスロノライドAの製造 実施例6で得た化合物421mg(0.47mmol)の無水テトラ
ヒドロフラン10ml溶液にトリメチルホスフィンの1M溶
液0.94(0.94mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。次
いで、水1.9mlを加え、室温で30分、更に50℃で3時間撹
拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水洗した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮し、残留物をカ
ラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/MeOH/NH4
OH=475/25/2)により精製し、標題化合物360mgを得た。 MS(FAB): m/z 861(M+H)+ 1 H−NMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm):2.29(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.04(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3)。
【0029】実施例8 3-O-[4"-O-(6-N,N-ジベンジル
アミノメチルテトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシ
ル]-5-O-デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA
の製造 実施例7で得た化合物 218mg(0.25mmol)及びベンズア
ルデヒド54mg(0.49mmol)の無水ジクロロメタン6ml溶
液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム122mg(0.5
7mmol)を加え、室温で23時間撹拌した。反応液に炭酸
水素ナトリウム水溶液を加え、生成物をクロロホルムで
抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮
し、残留物をカラムクロマトグラフィー(Silica Gel,
CHCl3/MeOH/NH4OH=475/25/2)により精製し、標題化合
物190mgを得た。
アミノメチルテトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシ
ル]-5-O-デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA
の製造 実施例7で得た化合物 218mg(0.25mmol)及びベンズア
ルデヒド54mg(0.49mmol)の無水ジクロロメタン6ml溶
液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム122mg(0.5
7mmol)を加え、室温で23時間撹拌した。反応液に炭酸
水素ナトリウム水溶液を加え、生成物をクロロホルムで
抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮
し、残留物をカラムクロマトグラフィー(Silica Gel,
CHCl3/MeOH/NH4OH=475/25/2)により精製し、標題化合
物190mgを得た。
【0030】MS(FAB): m/z 1041(M+H)+ 1 H−NMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm):2.27(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.05(3H,s,6-OCH3), 3.28(3H,s,3"-OCH3), 7.18
〜7.38(10H,m,Ar-H)。
H3)2), 3.05(3H,s,6-OCH3), 3.28(3H,s,3"-OCH3), 7.18
〜7.38(10H,m,Ar-H)。
【0031】実施例9 3-O-[4"-O-(6-アセチルアミノ
メチルテトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-
デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドAの製造 実施例7で得た化合物121mg(0.139mmol)の無水ジクロ
ロメタン3ml溶液に炭酸水素ナトリウム23mg(0.278mmo
l)及び無水酢酸28mg(0.278mmol)を加え、室温で3時
間撹拌した。反応液をカラムクロマトグラフィー(Sili
ca Gel, CHCl3/MeOH/NH4OH=485/15/2)により精製し、
アミド体125mgを得た。アミド体125mgをメタノール10ml
に溶解し、11日間加熱還流した。溶媒を留去し、残留物
をカラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/EtOH
/NH4OH =450/3/1〜500/10/2)により精製し(SK-265)
を58mg、及び(SK-266)73mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C46H82N2O15, 925(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.01(3H,s,COC
H3), 2.29(6H,s,3'-N(CH3)2), 3.04(3H,s,6-OCH3), 3.3
0(3H,s,3"-OCH3)。
メチルテトラヒドロピラン-2-イル)クラジノシル]-5-O-
デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドAの製造 実施例7で得た化合物121mg(0.139mmol)の無水ジクロ
ロメタン3ml溶液に炭酸水素ナトリウム23mg(0.278mmo
l)及び無水酢酸28mg(0.278mmol)を加え、室温で3時
間撹拌した。反応液をカラムクロマトグラフィー(Sili
ca Gel, CHCl3/MeOH/NH4OH=485/15/2)により精製し、
アミド体125mgを得た。アミド体125mgをメタノール10ml
に溶解し、11日間加熱還流した。溶媒を留去し、残留物
をカラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/EtOH
/NH4OH =450/3/1〜500/10/2)により精製し(SK-265)
を58mg、及び(SK-266)73mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C46H82N2O15, 925(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.01(3H,s,COC
H3), 2.29(6H,s,3'-N(CH3)2), 3.04(3H,s,6-OCH3), 3.3
0(3H,s,3"-OCH3)。
【0032】実施例10 5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-3-O-[4"-O-(6-フェニルテトラヒドロピラン-2-
イル)クラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドAの
製造 5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノシル-6
-O-メチルエリスロノライドA0.81g(1.03mmol)及び2-
フェニル-3,4-ジヒドロ-2H-ピラン 0.41g(2.56mmol)
を実施例5と同様に反応させることにより、標題化合物
0.151gを得た。 MS(FAB): m/z 950 (M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.05(3H,s,COC
H3), 2.29(6H,s,3'-N(CH3)2), 3.01(3H,s,6-OCH3), 3.3
8(3H,s,3"-OCH3), 4.99(1H,dd,J=11.5,2.4Hz,5'''-H),
5.03(1H,d,J=4.3Hz,1'''-H), 7.24〜7.36(5H,m,Ar-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.8(3'-N(C
H3)2), 49.5(3"-OCH3), 50.5(6-OCH3), 87.3(4"), 100.
5(1''')。
ミニル-3-O-[4"-O-(6-フェニルテトラヒドロピラン-2-
イル)クラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドAの
製造 5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノシル-6
-O-メチルエリスロノライドA0.81g(1.03mmol)及び2-
フェニル-3,4-ジヒドロ-2H-ピラン 0.41g(2.56mmol)
を実施例5と同様に反応させることにより、標題化合物
0.151gを得た。 MS(FAB): m/z 950 (M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.05(3H,s,COC
H3), 2.29(6H,s,3'-N(CH3)2), 3.01(3H,s,6-OCH3), 3.3
8(3H,s,3"-OCH3), 4.99(1H,dd,J=11.5,2.4Hz,5'''-H),
5.03(1H,d,J=4.3Hz,1'''-H), 7.24〜7.36(5H,m,Ar-H)13 C−NMR(125MHz,CDCl3)δ(ppm):40.8(3'-N(C
H3)2), 49.5(3"-OCH3), 50.5(6-OCH3), 87.3(4"), 100.
5(1''')。
【0033】実施例11 5-O-(2'-O-アセチル)デソサ
ミニル-3-O-[4"-O-(6-フェニルチオテトラヒドロピラン
-2-イル)クラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドA
の製造 5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノシル-6
-O-メチルエリスロノライドA0.474g(0.6mmol)及び2-
フェニルチオ-3,4-ジヒドロ-2H-ピラン0.23g(1.2mmo
l)を実施例5と同様に反応させることにより、標題化
合物63mgを得た。 MS(FAB): m/z 982(M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.02(3H,s,COC
H3), 2.30(6H,s,3'-N(CH3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.2
7(3H,s,3"-OCH3), 7.23〜7.54(5H,m,Ar-H)。
ミニル-3-O-[4"-O-(6-フェニルチオテトラヒドロピラン
-2-イル)クラジノシル]-6-O-メチルエリスロノライドA
の製造 5-O-(2'-O-アセチル)デソサミニル-3-O-クラジノシル-6
-O-メチルエリスロノライドA0.474g(0.6mmol)及び2-
フェニルチオ-3,4-ジヒドロ-2H-ピラン0.23g(1.2mmo
l)を実施例5と同様に反応させることにより、標題化
合物63mgを得た。 MS(FAB): m/z 982(M+H)+ 1 H−NMR(500MHz,CDCl3)δ(ppm):2.02(3H,s,COC
H3), 2.30(6H,s,3'-N(CH3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.2
7(3H,s,3"-OCH3), 7.23〜7.54(5H,m,Ar-H)。
【0034】実施例12 5-O-デソサミニル-3-O-{4"-O
-[α-L-(2,3,4-トリ-O-メチル)ラムノピラノシル]クラ
ジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイ
クリックカーボネートの製造 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-メチル-L-ラム
ノピラノース251mg(0.8mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA11,12-
サイクリックカーボネート326mg(0.4mmol)を用い、実
施例1と同様に反応を行い、白色粉末化合物315mgを得
た。この白色粉末化合物260mgを実施例7の(2)と同
様に脱アセチル化し、標題化合物210mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl):C48H83NO18, 984(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.26(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.48
(3H,s,OCH3), 3.49(3H,s,OCH3), 3.50(3H,s,OCH3)。
-[α-L-(2,3,4-トリ-O-メチル)ラムノピラノシル]クラ
ジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイ
クリックカーボネートの製造 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-メチル-L-ラム
ノピラノース251mg(0.8mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA11,12-
サイクリックカーボネート326mg(0.4mmol)を用い、実
施例1と同様に反応を行い、白色粉末化合物315mgを得
た。この白色粉末化合物260mgを実施例7の(2)と同
様に脱アセチル化し、標題化合物210mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl):C48H83NO18, 984(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.26(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.48
(3H,s,OCH3), 3.49(3H,s,OCH3), 3.50(3H,s,OCH3)。
【0035】実施例13 5-O-デソサミニル-3-O-{4"-O
-[β-L-(2,3,4-トリ-O-メチル)キシロピラノシル]クラ
ジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイ
クリックカーボネートの製造 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-メチル-L-キシ
ロピラノース240mg(0.8mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA11,12-
サイクリックカーボネート336mg(0.4mmol)を用い、実
施例1と同様に反応を行った後、実施例6の(2)と同
様に脱アセチル化し、標題化合物272mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C47H81NO18, 970(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.25(6H,s,3'-N(C
H3)2), 2.99(3H,s,6-OCH3), 3.32(3H,s,3"-OCH3), 3.46
(3H,s,OCH3), 3.53(3H,s,OCH3), 3.60(3H,s,OCH3)。
-[β-L-(2,3,4-トリ-O-メチル)キシロピラノシル]クラ
ジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイ
クリックカーボネートの製造 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-メチル-L-キシ
ロピラノース240mg(0.8mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA11,12-
サイクリックカーボネート336mg(0.4mmol)を用い、実
施例1と同様に反応を行った後、実施例6の(2)と同
様に脱アセチル化し、標題化合物272mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C47H81NO18, 970(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.25(6H,s,3'-N(C
H3)2), 2.99(3H,s,6-OCH3), 3.32(3H,s,3"-OCH3), 3.46
(3H,s,OCH3), 3.53(3H,s,OCH3), 3.60(3H,s,OCH3)。
【0036】実施例14 5-O-デソサミニル-3-O-{4"-O
-[β-L-(2,3,4-トリ-O-エチル)キシロピラノシル]クラ
ジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイ
クリックカーボネート 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-エチル-L-キシ
ロピラノース272mg(0.8mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA11,12-
サイクリックカーボネート326mg(0.4mmol)を用い、実
施例1と同様に反応を行い、白色粉末化合物 377mgを得
た。次いで、この白色粉末化合物150mgを実施例6の
(2)と同様に脱アセチル化し、標題化合物126mgを得
た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C50H87NO18, 1012(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.26(6H,s,3'-N(C
H3)2), 2.99(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3)。
-[β-L-(2,3,4-トリ-O-エチル)キシロピラノシル]クラ
ジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイ
クリックカーボネート 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-エチル-L-キシ
ロピラノース272mg(0.8mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA11,12-
サイクリックカーボネート326mg(0.4mmol)を用い、実
施例1と同様に反応を行い、白色粉末化合物 377mgを得
た。次いで、この白色粉末化合物150mgを実施例6の
(2)と同様に脱アセチル化し、標題化合物126mgを得
た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C50H87NO18, 1012(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.26(6H,s,3'-N(C
H3)2), 2.99(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3)。
【0037】実施例15 5-O-デソサミニル-3-O-{4"-O
-[α-L-(2,3,4-トリ-O-メチル)アラビノピラノシル]ク
ラジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サ
イクリックカーボネートの製造 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-エチル-L-アラ
ビノピラノース300mg(1.0mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12
-サイクリックカーボネート408mg(0.5mmol)を用い、
実施例1と同様に反応を行った後、得られた粗生成物を
カラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/EtOH /
NH4OH=500/5/1)により精製し、白色粉末化合物(A)1
50mg及び白色粉末化合物(B)100mgを得た。次いで、
白色粉末化合物(A)を実施例6の(2)と同様に脱ア
セチル化し、標題化合物112mgを得た。 MS(3-NBA+NaCl): C47H81NO18, 970(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.18(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.01(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.41
(3H,s,OCH3), 3.50(3H,s,OCH3), 3.60(3H,s,OCH3)。 実施例16 5-O-デソサミニル-3-O-{4"-O-[β-L-(2,3,
4-トリ-O-メチル)アラビノピラノシル]クラジノシル}-6
-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイクリックカー
ボネートの製造実施例15で得た白色粉末化合物(B)
を実施例6の(2)と同様に脱アセチル化し、標題化合
物79mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C47H81NO18 , 970(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.26(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.44
(3H,s,OCH3), 3.47(3H,s,OCH3), 3.49(3H,s,OCH3)。
-[α-L-(2,3,4-トリ-O-メチル)アラビノピラノシル]ク
ラジノシル}-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サ
イクリックカーボネートの製造 1-フェニルスルフィニル-2,3,4-トリ-O-エチル-L-アラ
ビノピラノース300mg(1.0mmol)及び5-O-(2'-O-アセチ
ル)デソサミニル-6-O-メチルエリスロノライドA 11,12
-サイクリックカーボネート408mg(0.5mmol)を用い、
実施例1と同様に反応を行った後、得られた粗生成物を
カラムクロマトグラフィー(Silica Gel, CHCl3/EtOH /
NH4OH=500/5/1)により精製し、白色粉末化合物(A)1
50mg及び白色粉末化合物(B)100mgを得た。次いで、
白色粉末化合物(A)を実施例6の(2)と同様に脱ア
セチル化し、標題化合物112mgを得た。 MS(3-NBA+NaCl): C47H81NO18, 970(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.18(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.01(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.41
(3H,s,OCH3), 3.50(3H,s,OCH3), 3.60(3H,s,OCH3)。 実施例16 5-O-デソサミニル-3-O-{4"-O-[β-L-(2,3,
4-トリ-O-メチル)アラビノピラノシル]クラジノシル}-6
-O-メチルエリスロノライドA 11,12-サイクリックカー
ボネートの製造実施例15で得た白色粉末化合物(B)
を実施例6の(2)と同様に脱アセチル化し、標題化合
物79mgを得た。 SIMS(3-NBA+NaCl): C47H81NO18 , 970(M+Na)+ 1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm):2.26(6H,s,3'-N(C
H3)2), 3.00(3H,s,6-OCH3), 3.31(3H,s,3"-OCH3), 3.44
(3H,s,OCH3), 3.47(3H,s,OCH3), 3.49(3H,s,OCH3)。
【0038】試験例(試験管内抗菌活性) 感受性ディスク用培地(栄研化学製)を用い、本発明の
化合物の各種試験菌に対する試験管内抗菌力を日本化学
療法学会MIC測定法に準じて測定した。本発明の化合
物は強い抗菌活性を示した。
化合物の各種試験菌に対する試験管内抗菌力を日本化学
療法学会MIC測定法に準じて測定した。本発明の化合
物は強い抗菌活性を示した。
【0039】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝賀 俊文 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 樫村 政人 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 森本 繁夫 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 式 【化1】 [式中、Xは同一又は異なってもよく、ヒドロキシル
基、低級アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、低級アルカノイルオキシ基、アリール基、アリ
ールチオ基、アミノメチル基、アジドメチル基、N−ア
セチルアミノメチル基又はN,N−ジベンジルアミノメ
チル基を示し、nは0〜4の整数を示し、R1は酸素原
子又は式R5-O-N(式中、R5は水素原子又はアセチル
基を示す。)を示し、R2は水素原子又はアセチル基を
示し、R3及びR4はそれぞれ水酸基を示すか、又は一体
となってカーボネート基を示す。]で表される4"−置
換エリスロマイシンA誘導体又はその医薬上許容される
塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280990A JPH11116592A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 4”−置換エリスロマイシンa誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280990A JPH11116592A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 4”−置換エリスロマイシンa誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11116592A true JPH11116592A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17632730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9280990A Pending JPH11116592A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 4”−置換エリスロマイシンa誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11116592A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015180613A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-10-15 | Jnc株式会社 | ジヒドロピラン化合物、液晶組成物および液晶表示素子 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9280990A patent/JPH11116592A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015180613A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-10-15 | Jnc株式会社 | ジヒドロピラン化合物、液晶組成物および液晶表示素子 |
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