JPH11116736A - ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents
ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤInfo
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- JPH11116736A JPH11116736A JP9278706A JP27870697A JPH11116736A JP H11116736 A JPH11116736 A JP H11116736A JP 9278706 A JP9278706 A JP 9278706A JP 27870697 A JP27870697 A JP 27870697A JP H11116736 A JPH11116736 A JP H11116736A
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
する。 【解決手段】 ジエン系ゴムからなるゴム成分100重
量部中に、スチレン含量が30重量部より高く45重量
%未満であり、かつ、ブタジエン部のビニル結合量が3
0%より高く60%未満である、溶液重合スチレンーブ
タジエン共重合体を30重量部以上含有し、かつ、 1.2 ≦(C/B(A)/Oil )≦ 2.0、 0.8×104 ≦ C/B(A) ×CTAB ≦ 1.6×10
4 であるゴム組成物をトレッドに用いたことを特徴とする
空気入りタイヤ。ただし、 C/B(A):カーボンブラックの配合重量部 Oil :軟化剤のトータル配合重量部 CTAB :配合したカ−ボンブラックのセチルトリメチル
アンモニウムブロマイド吸着量 (m2 /g)
Description
性能と耐熱性を改良した高性能用空気入りタイヤに関す
る。
るためには、トレッド部の路面把握力が高いことが必要
である。このためには、トレッド部材を高ヒステリシス
ロスとする必要があり、種々の改良検討が行われてい
る。その方法としては、(1)トレッドに刻まれたパタ
ーンのグルーブ(溝)を深くする方法、(2)ゴム成分
としてスチレン含有量の高いスチレンーブタジエン共重
合ゴムを選択する方法、(3)軟化剤、カーボンブラッ
クを高充填配合する方法、等があり、これらを適宜組み
合わせて用いてきた。
いても、路面に直接触れるトレッド部分を路面から受け
る圧力に対して変形しやすくしているか又は単に高ヒス
テリシスロスにすることによって、トレッドの路面把握
力を向上させている。これらの方法によれば、路面から
の圧力をトレッド内部で熱エネルギーに変えてしまう能
力、すなわち路面からの圧力をある程度吸収してしまう
能力は増加できるが、このことによりゴムの温度が上昇
し、内部でブローを起こしてしまう、つまり、耐熱性に
劣るという問題が生じる。
レッドのグリップ性能と耐熱性は、一方が改良されれば
他方が損なわれるという二率背反の関係にあり、両者を
ともに改良することは困難と考えられていた。本発明
は、タイヤのグリップ性能と耐熱性という二率背反の特
性を満たすタイヤトレッドを有する空気入りタイヤを提
供することを目的とする。
エン系ゴムからなるゴム成分中に、スチレン含量が30
重量%より高く45重量%未満であり、かつ、ブタジエ
ン部のビニル結合量が30%より高く60%未満であ
る、溶液重合スチレンーブタジエン共重合体を30重量
%以上含有し、かつ、 1.2 ≦(C/B(A)/Oil )≦ 2.0、 0.8×104 ≦ C/B(A) ×CTAB ≦ 1.6×10
4 であるゴム組成物及び、該ゴム組成物をトレッドに用い
たことを特徴とする空気入りタイヤである。ただし、 C/B(A):カーボンブラックの配合重量部 Oil :軟化剤のトータル配合重量部 CTAB :配合されたカーボンブラックのセチルトリメチ
ルアンモニウムブロマイド吸着量 (m2 /g) 配合されたカーボンブラックのジブチルフタレート吸油
量(DBP)が100(ml/100g)以上180
(ml/100g)以下、さらには、120(ml/1
00g)以上160(ml/100g)以下であること
が好ましい。また、カーボンブラックはゴム成分100
重量部に対し60〜130重量部含まれることが好まし
い。
なるゴム成分100重量部中に、スチレン含量が30重
量部より多く45重量%未満であり、かつ、ブタジエン
部のビニル結合量が30%より多く60%未満である、
溶液重合スチレンーブタジエン共重合体を30重量部以
上含有しなければならない。この溶液重合スチレンーブ
タジエン共重合体中のスチレン含有量が30重量%以下
では、グリップ性能に劣り、ブタジエン部のビニル結合
量が30%以下では、耐熱性が劣る。また、スチレン含
有量が45重量%以上、あるいは、ブタジエン部のビニ
ル結合量が60%以上のときは、ガラス転移温度(T
g)が高くなるためグリップ性能は向上するが、タイヤ
トレッドの昇温速度が早くなりすぎ、その結果、耐熱性
が悪くなる。一般に、ブタジエン部のビニル結合量の増
加に伴い、ブローアウト温度は高くなる。これは、高温
でビニル結合部分の二重結合同士が反応して一種の網目
効果をもたらすためと考えられている。ところが、ビニ
ル結合量の増加は、同時に、昇温速度の増加をも招く。
その結果、ビニル結合量が多すぎると、二重結合間の反
応が起こる前にゴム内部の温度が上昇してしまい、予想
より低い温度でブローアウトが起きてしまう為、耐熱性
が下がるものと考えられる。
いられるカーボンブラックが、1.2>(C/B(A)/Oil
)、または、C/B(A) ×CTAB> 1.6×104 で
あると、 耐熱性が低下傾向にあり、 (C/B(A)/Oil
)>2.0、または、C/B(A)CTAB <0.8×104
であるとグリップ性が低下傾向にある。 1.4 ≦
(C/B(A)/Oil )≦ 1.9、または、1.0×104
≦ C/B(A) × CTAB ≦1.5×104 であることが好
ましい。
用いられるジエン系ゴム成分は、天然ゴムまたはジエン
系合成ゴムである。ジエン系合成ゴムの具体例として
は、合成ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ス
チレンブタジエンゴムなどが挙げられる。このましく
は、ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムであ
る。これらのゴム成分は、単独で用いても、2種以上を
混合して用いてもよい。
用いられるカーボンブラックの種類は、特に限定されな
いが、たとえば、SAF、ISAF、HAFなどを用い
ることができる。本発明で用いるカーボンブラックのジ
ブチルフタレート吸油量が100(ml/100g)未
満であると耐摩耗性が劣り、180(ml/100g)
を超えるとムーニー粘度が高くなりすぎ加工性が低下す
ることがあり好ましくない。カーボンブラックの好まし
いジブチルフタレート吸油量は120(ml/100
g)以上160(ml/100g)以下である。また、
カーボンブラックの配合量がゴム成分100重量部に対
し60重量部未満であると、タイヤのグリップ性能が劣
ることがあり好ましくない。この配合量が70重量部〜
100重量部では耐摩耗性も上がり、さらに好ましい。
また、130重量部を超えると、分散不良を起こして耐
摩耗性の低下を招くことがある。
応じて、ゴム業界で通常使用されている配合剤、たとえ
ば、他の補強性充填材、加硫剤、加硫促進剤、老化防止
剤、軟化剤、無機充填材等を、目的に応じて適宜配合す
ることができる。
改良された、バランスのよいタイヤを提供することがで
きる。
体的に説明するが、本発明の主旨を越えないかぎり、本
実施例に限定されることはない。また、実施例中の部及
び%は、特に断らないかぎり、重量基準である。各種の
測定は、下記の方法によった。
は、赤外法(モレロ法)によって、スチレン含有量は、
699cm-1のフェニル基の吸収に基づいた赤外法によ
る検量線より算出した。
STM D3765−80にしたがって、また、ジブチ
ルフタレート(DBP)吸油量は、JIS K6221
6.1.2項A法に記載の方法で測定した。
チ式フレクソメーターを用い、各練りゴムを160℃に
て12分間加硫した試料について、ブローアウトしたと
きの温度(単位:℃)を測定した。温度が高いほど耐熱
性に優れることを示す。
周回タイムの逆数を比較例1のコントロールタイヤを1
00として指数表示した。数値が大きいほどグリップ性
能が高いことを示す。
ラヒドロフランを用い、窒素雰囲気下、n−ブチルリチ
ウムを開始剤として重合反応を行い、表1に示すミクロ
構造を有する共重合体を得た。ついで、アロマティック
オイル60重量部を加え、溶媒を除去した。
ブラック、及び、共重合体を用いて、ゴム組成物を調製
し、ブローアウト温度を測定した。使用したカーボンブ
ラックの物性は表3に示す。
てサイズ215/50R15の乗用車用ラジアルタイヤ
を常法によって製造し、グリップ性能試験を行った。結
果を表4に示す。
た例であり、グリップ性能を評価する上でのコントロー
ルとしている。
してB、カーボンブラックとしてN234を用い、カー
ボンブラック及び配合油の量、つまり、(C/B(A)/Oil
)を振っており、(C/B(A)/Oil )が1.2以下であ
るとブローアウト温度が低くなり、2.0以上である
と、グリップ性能が落ちていることがわかる。
0 実施例8、9、11、及び比較例8〜10は、共重合体
としてBを用い、カーボンブラックの種類を変えた例で
ある。カーボンブラック及び配合油の量を変えても、
(C/B(A)/Oil )が本発明の範囲内であれば、同様の効
果が得られることがわかる。
CTABの値が本発明の範囲にあると、効果が大きいことが
わかる。
振った例である。比較例1、5、及び、実施例2、3、
より、結合スチレン量が一定であれば、ビニル結合量の
増加に伴い、グリップ性能、ブローアウト温度共に向上
するが、ビニル結合量が多すぎると、逆に、耐熱性が低
下することがわかる。
合体の含有量が多い方が、効果が大きく、また、30重
量%に満たないと、グリップ性能が劣ることがわかる。
カーボンブラック、軟化剤の配合量、カーボンブラック
の物性を限定することにより、タイヤのグリップ性能と
耐熱性という二率背反特性を満たすタイヤトレッドを有
する空気入りタイヤを提供することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 ジエン系ゴムからなるゴム成分中に、ス
チレン含量が30重量%より高く45重量%未満であ
り、かつ、ブタジエン部のビニル結合量が30%より高
く60%未満である、溶液重合スチレンーブタジエン共
重合体を30重量%以上含有し、かつ、 1.2 ≦(C/B(A)/Oil )≦ 2.0、 0.8×104 ≦ C/B(A) × CTAB ≦ 1.6×10
4 であるゴム組成物をトレッドに用いたことを特徴とする
空気入りタイヤ。ただし、 C/B(A):カーボンブラックの配合重量部 Oil :軟化剤のトータル配合重量部 CTAB :配合したカーボンブラックのセチルトリメチル
アンモニウムブロマイド吸着量 (m2 /g) - 【請求項2】 配合したカーボンブラックのジブチルフ
タレート吸油量が100(ml/100g)以上180
(ml/100g)以下であるゴム組成物をトレッドに
用いた、特許請求項第一項記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 配合されたカーボンブラックのジブチル
フタレート吸油量が120(ml/100g)以上16
0(ml/100g)以下であるゴム組成物をトレッド
に用いた、特許請求項第一項記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 カーボンブラックをゴム成分100重量
部に対し60〜130重量部含むゴム組成物をトレッド
に用いた、特許請求項第一項記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 ジエン系ゴムからなるゴム成分中に、ス
チレン含量が30重量%より高く45重量%未満であ
り、かつ、ブタジエン部のビニル結合量が30%より高
く60%未満である、溶液重合スチレンーブタジエン共
重合体を30重量%以上含有し、かつ、 1.2 ≦(C/B(A)/Oil )≦ 2.0、 0.8×104 ≦ C/B(A) × CTAB ≦ 1.6×10
4 であるゴム組成物。 ただし、 C/B(A):カーボンブラックの配合重量部 Oil :軟化剤のトータル配合重量部 CTAB :配合されたカーボンブラックのセチルトリメチ
ルアンモニウムブロマイド吸着量 (m2 /g)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9278706A JPH11116736A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9278706A JPH11116736A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11116736A true JPH11116736A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17601065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9278706A Pending JPH11116736A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11116736A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004256792A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-09-16 | Bridgestone Corp | ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
| JP2005220181A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Bridgestone Corp | タイヤトレッド用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04252242A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-09-08 | Bridgestone Corp | 高性能タイヤ踏み面およびタイヤ |
| JPH0598078A (ja) * | 1991-10-08 | 1993-04-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
| JPH05339424A (ja) * | 1992-06-08 | 1993-12-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム組成物 |
| JPH06279620A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-04 | Bridgestone Corp | 共役ジエン系ゴム組成物 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP9278706A patent/JPH11116736A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH04252242A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-09-08 | Bridgestone Corp | 高性能タイヤ踏み面およびタイヤ |
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| JP2005220181A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Bridgestone Corp | タイヤトレッド用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040517 |
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| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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| A977 | Report on retrieval |
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|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061212 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070126 |