JPH11116789A - 難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物 - Google Patents

難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物

Info

Publication number
JPH11116789A
JPH11116789A JP28528497A JP28528497A JPH11116789A JP H11116789 A JPH11116789 A JP H11116789A JP 28528497 A JP28528497 A JP 28528497A JP 28528497 A JP28528497 A JP 28528497A JP H11116789 A JPH11116789 A JP H11116789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
resin composition
compound
polymer
polyester elastomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28528497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Miyaji
英孝 宮地
Yasuo Ota
康雄 大田
Takahiro Kuramoto
隆宏 倉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP28528497A priority Critical patent/JPH11116789A/ja
Publication of JPH11116789A publication Critical patent/JPH11116789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃性、耐候性、耐熱老化性及び成形滞留安
定性に優れたポリエステル型ブロック共重合体組成物を
提供する。 【解決手段】 (A) 芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分
とし、脂肪族及び/又は脂環族のジヒドロキシ化合物を
主たるグリコール成分とし、分子量400〜6000の
低融点重合体セグメントと燐原子含有量が500〜10
000ppm となるように燐化合物が共重合された熱可塑
性ポリエステル型ブロック共重合体と、(b) トリアジン
系化合物及び/又はその誘導体を含有し、下記式 (1)〜
(3) を満足することを特徴とする難燃性ポリエステルエ
ラストマー樹脂組成物。 式(1) 40≦Hs(表面硬度 Shore D) ≦70 (2) 20≦限界酸素指数≦27 (3) TGA(5%減量)≧350℃

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性、耐熱性、
着色性、耐候性、柔軟性が優れるエラストマー樹脂組成
物に関するものである。その用途としては上記性能を必
要とする押出成形品、ブロー成形品、射出成形品等が挙
げられる。
【0002】
【従来の技術】一般に熱可塑性ポリエステル型ブロック
共重合体は、柔軟性、耐熱性、耐油性に優れた材料であ
るが、難燃性、耐候性や耐熱老化性に乏しいことが知ら
れている。熱可塑性ポリエステル型ブロック共重合体に
難燃性を付与するには、ヘキサブロモベンゼンやデカブ
ロモフェニルエーテル等の有機ハロゲン化合物と、難燃
助剤として三酸化アンチモン等の無機化合物を併用する
ことが知られている。ところが、このような方法では、
難燃剤によるブリードの外観不良や、熱や光劣化で難燃
効果が無くなり、可燃性になる可能性があり、熱可塑性
ポリエステル型ブロック共重合体組成物の特徴である柔
軟性が損なわれる等の問題があった。そこで、こうした
難燃性と成形滞留安定性の問題を解決する方法として、
高分子量ハロゲン化ビスフェノールA型フェノキシ樹脂
と無機系難燃助剤を添加する方法(特公平4−1413
2号)や、臭素化エポキシ樹脂を添加する方法(特公昭
53−18068号)等が提案されている。しかし、こ
れらの場合でも、難燃性を付与する場合には上記の難燃
剤を多量に添加する必要が有り、高温成形時でのゲル化
による成形不良や、光による機械的物性の低下や、特に
柔軟性不足の問題がある。また、上記の問題点の改良の
目的で、ポリマー製造時に難燃性を付与物質を添加して
共重合する方法が有り、従来から種々の燐化合物が用い
る方法(特公昭55−41610号)が提案されてい
る。ただし、これらの場合では、難燃性や柔軟性が不足
する等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、難燃
性、滞留安定性、耐候性及び耐熱老化性のいずれにも優
れ、しかも柔軟な難燃性の熱可塑性ポリエステルエラス
トマー樹脂組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(A) 芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分とし、脂肪族及
び/又は脂環族のジヒドロキシ化合物を主たるグリコー
ル成分と、分子量400〜6000の低融点重合体セグ
メントと燐原子含有量が500〜10000ppm となる
ように燐化合物が共重合された熱可塑性ポリエステル型
ブロック共重合体と、(b) トリアジン系化合物及び/又
はその誘導体を含有し、下記式 (1)〜(3) を満足するこ
とを特徴とする難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組
成物。 式(1) 40≦Hs(表面硬度 Shore D) ≦70 (2) 20≦限界酸素指数≦27 (3) TGA(5%減量)≧350℃
【0005】本発明では、(a) 特定の構造を有する燐化
合物を共重合した熱可塑性ポリエステルエラストマー組
成物の特定の燐化合物を添加した場合時に、燐原子含有
量が500〜10000ppmとなる難燃性熱可塑性エ
ラストマー組成物と (b)トリアジン系化合物及び/又は
その誘導体を含有させ、前記式を満足する熱可塑性エラ
ストマー組成物の場合、特に成形時の滞留安定性や機械
的特性、難燃性、耐久性等が非常に優れた熱可塑性ポリ
エステルエラストマー樹脂組成物を提供することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における熱可塑性ポリエス
テルエラストマーとは、高融点硬ポリエステルセグメン
トと分子量400〜6000の低融点重合体セグメント
とからなる共重合体であり、高融点ポリエステルセグメ
ント構成成分だけで高重合体を形成した場合の融点が1
50℃以上であり、低融点重合体セグメント構成成分の
みで測定した場合の融点ないし軟化点が80℃以下の構
成成分からなる熱可塑性ポリエステル型ブロック共重合
体である。
【0007】ポリエステル型ブロック共重合体をさらに
詳しく述べると、高融点硬ポリエステルセグメント構成
成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、
1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、ビ
ス(4−カルボキシフェニル)メタン、ビス(4−カル
ボキシフェニル)スルホン等の芳香族ジカルボン酸又は
そのエステルとエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリ
コール、2,2−ジメチルトリメチレングリコール、ヘ
キサメチレングリコール、デカメチレングリコール、p
−キシリレングリコール、シクロヘキサンジメタノール
等のジオールから製造されるポリエステルあるいはこれ
らの2種類以上のジカルボン酸あるいは2種類以上のジ
オールを用いたコポリエステルp−(β−ヒドロキシエ
トキシ)安息香酸などのオキシ酸およびそれらのエステ
ルから誘導されるポリエステル、ポリピバロラクトンな
どのポリラクトン、1,2−ビス(4,4’−ジカルボ
キシフェノキシ)エタン等の芳香族エーテルジカルボン
酸と前述のジオールとから製造されるポリエーテルエス
テル、さらに以上のジカルボン酸類、オキシ酸類、ジオ
ール類を組み合わせたコポリエステル類などを示すこと
ができる。
【0008】分子量400〜6000の低融点重合体セ
グメント構成成分としては、例えばポリ(エチレンオキ
サイド)グリコール、ポリ(プロピレンオキサイド)グ
リコール、ポリ(テトラメチレンオキサイド)グリコー
ル等のポリアルキレンエーテルグリコール及びこれらの
混合物さらにこれらのポリエーテルグリコール構成成分
を共重合した共重合ポリエーテルグリコール等を示すこ
とができる。また炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸
と炭素数2〜10の脂肪族グリコールから製造されるポ
リエステル、例えばポリエチレナジペート、ポリテトラ
アメチレンアジペート、ポリエチレンセバケート、ポリ
ネオペンチルセバケート、ポリテトラメチレンドデカネ
ート、ポリテトラメチレンアゼレート、ポリヘキサメチ
レンアゼレート、ポリ−ε−カプロラクトンなどを示す
ことができる。さらに上記ポリエステルとポリエーテル
を組み合わせたポリエステルポリエーテル共重合体など
も示すことができる。上記ポリエステル型ブロック共重
合体での低融点重合体セグメント構成成分の割合は5〜
80重量%が好ましい。
【0009】上記ポリエステル中の燐原子含有量が50
0〜50000ppmとなるように、下記一般式(イ)
で示される燐化合物を添加することを特徴とするもので
ある。
【化5】 (ただし式中、R1 は一価のエステル成形性官能基、R
2 、R3 は同じかまたは、異なる基であって、それぞれ
ハロゲン原子、炭素原子数1〜10の炭化水素基、R1
より選ばれ、Aは二価もしくは三価の有機残基を表す。
またn1 は1または2、n2 ,n3 はそれぞれ0〜4の
整数を表す。)
【0010】本発明において難燃性熱可塑性エラストマ
ーを製造する際に用いられる燐化合物は、前記一般式
(イ)で示されるものであるが、式中R1 として、具体
的にはカルボキシル基、カルボキシル基の炭素原子数が
1〜6のアルキルエステル、シクロアルキルエステル、
アニールエステル、ヒドロキシル基、炭素原子数2〜7
のヒドロキシルアルコキシカルボニル基及び以下の化6
で示される基である。
【化6】
【0011】また、R2 ,R3 としては、塩素原子、臭
素原子等のハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル
基、シクロアルキル基、アニール基及び上記したR1
一価の基等が好ましいものとして挙げられる。一方Aと
して好ましいものはメチレン、エチレン、1,2−プロ
ピレン、1,3プロピレンなどの低級アルキレン基、
1,3−フェニレン、1,4−フェニレン等のアリーレ
ン基、1,3−キシリレン、1,4−キシリレン、1.
4−ベンジレン等の2価の基、化7(R4 は水素原子ま
たはメチル、エチル等の低級アルキル基、n4 は0又は
1を表す。)で示される3価の基、化8で示される基等
が挙げられる。なお上記の炭化水素基は塩素原子、臭素
原子等のハロゲン基で置換されていても良い。
【化7】
【0012】
【化8】
【0013】本発明においては、一般式(イ)で示され
る燐化合物は、ポリマー中に燐原子として500〜50
000ppm含まれるように使用するのが適当であり、
特に1000〜10000ppmに使用するの好まし
い。上記燐化合物の使用量が上記の範囲より小さい場合
では、期待した難燃性の熱可塑性エラストマーが得られ
ず、一方使用量が上記の範囲より多い場合では、機械的
強度が劣り好ましくない。
【0014】これらのポリエステル型ブロック共重合体
は通常の重縮合法によって製造することができる。好適
な方法としては芳香族ジカルボン酸またはそのジメチル
エステル、低融点セグメント形成性ジオール及び分子量
ジオールを触媒の存在下に約150〜260℃の温度に
加熱し、次いで重縮合反応またはエステル交換反応によ
り形成された水またはメタノールを除去し、生成したプ
レポリマーを真空下に加熱して過剰の低分子量ジオール
を除去することにより高重合度のポリエステル型ブロッ
ク共重合体とする方法、あらかじめ調整した高融点ポリ
エステルセグメント形成性プレポリマー及び低融点重合
体セグメント形成性プレポリマーにそれなのプレポリマ
ーの末端官能基と反応する2官能性の化合物を混合反応
させたのち、系を高真空に保ち、揮発成分を除去するこ
とによりポリエステル型ブロック共重合体とする方法、
高重合度の高融点ポリエステルとラクトンモノマーを加
熱混合し、ラクトンを開環重合させつつエステル型ブロ
ック共重合体とする方法などがある。
【0015】上記燐化合物を添加する方法としては、エ
ステル交換反応の際に添加しても、エステル交換後の重
縮合前または重縮合反応の比較的初期段階で添加するこ
ともでき、特に添加方法としては、限定されない。
【0016】上記のトリアジン系化合物及び/又はその
誘導体を含有し、一般式(ロ)〜(ニ)が挙げられる。
【化9】
【0017】
【化10】
【0018】
【化11】 (式中R1 ,R2 ,R3 は水素原子、アミノ基、アルキ
ル基、アニール基、フェニル基であり、R1 ,R2,R3
は同一であっても異なっていても良い。)
【0019】さらにトリアジン系化合物の誘導体として
は、下記の一般式で示されるイソシアネート基含有化合
物も挙げられる。 R1−(NCO)n (ここでn=1〜4、R1の構造は任意である。) これらのうちでもっとも一般的なものは、MDI、TD
I等のウレタンの原料として使用されているものであ
る。これらの中でポリエステル型ブロック共重合体の物
性を低下させず、ブルーミングを生じないという点で、
メラミンとシアヌール酸の付加物であるメラミンシアヌ
レートが特に好ましい。更に好ましくは、粉末状のメラ
ミンシアヌレートであり、走査型電子顕微鏡(SEM)
で撮影した概粉末の像をイメージアナライザーで分析し
たときの、概粉末の平均粒径が、2μm〜100μmで
ある。トリアジン系化合物及び/又はその誘導体として
の添加量としては、熱可塑性エラストマー樹脂組成物
100重量部に対して、0.5〜20重量部が好まし
い。特に1〜5重量部が、柔軟性と難燃性の面から好ま
しい。
【0020】上記燐化合物を添加する方法としては、エ
ステル交換反応の際に添加しても、エステル交換後の重
縮合前または重縮合反応の比較的初期段階で添加するこ
とや、加熱ロール、押出機、バンバリミキサー等の混練
機を用いて混合することができ、特に添加方法として
は、限定されない。
【0021】さらに本発明の組成物は、添加物として公
知のヒンダートフェノール系、硫黄系、燐系等の酸化防
止剤、ヒンダートアミン系、トリアゾール系、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾエート系、ニッケル系、サリチル系等
の光安定剤、帯電防止剤、滑剤、過酸化物等の分子調整
剤、金属不活性化剤、有機及び無機系の核剤、中和剤、
制酸剤、防菌剤、蛍光増白剤、充填剤、難燃剤、難燃助
剤等を一種類以上を添加することができる。
【0022】ヒンダードフェノール系酸化防止剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができるヒンダー
ドフェノール系酸化防止剤としては、3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−トルエン、n−オクタデシル
−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチ
ルフェニル)プロピオネート、テトラキス[メチレン−
3−(3’,5’−ジ−t−ブチルー4’−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]メタン、1,3,5−トリ
メチル−2,4,6’−トリス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒイドロキシベンジル)ベンゼン、カルシウム
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル
−モノエチル−フォスフェート)、トリエチレングリコ
ール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチルー4ー
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、3,9−ビス
[1,1−ジメチル−2−{β−(3−t−ブチル−4
−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキ
シ}エチル]2,4,8,10−テトラオキサスピロ
[5,5]ウンデカン、ビス[3,3−ビス(4’ヒド
ロキシ−3’−t−ブチルフェニル)酪酸]グリコール
エステル、トコフェロール、2,2’−エチリデンビス
(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、N,N’−ビ
ス[3−(3,5−ジーt−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニル]ヒドラジン、2,2’−オキサ
ミドビス[エチル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,1,3
−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチ
ルフェニル)ブタン、1,3,5−トリス(3’,5’
−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)−S−
トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオ
ン、1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロ
キシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナ
ミックアシドトリエステルウイズ−1,3,5−トリス
(2−ヒドロキシエチル)−S−トリアジン−2,4,
6(1H,3H,5H)等を挙げることができる。
【0023】硫黄系酸化防止剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる硫黄系酸
化防止剤としては、ジラウリル−3,3’−チオジプロ
ピオン酸エステル、ジミリスチル−3,3’−チオジプ
ロピオン酸エステル、ジステアリル−3,3’−チオジ
プロピオン酸エステル、ラウリルステアリル−3,3’
−チオジプロピオン酸エステル、ジオクタデシルサルフ
ァイド、ペンタエリストリトール−テトラ(β−ラウリ
ル−チオプロピオネート)エステル等を挙げることがで
きる。
【0024】燐系酸化防止剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる燐系酸化
防止剤としては、トリス(ミックスド、モノ及びジノリ
ルフェニル)フォスファイト、トリス(2,3−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイト、4,4’−ブチリ
デン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ
−トリデシル)フォスファイト、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ジ−トリデシルフォスファイト−5
−t−ブチルフェニル)ブタン、ビス(2、4ージ−t
−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−フォス
ファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)−4,4’−ビフェニレンフォスファナイト、ビス
(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペン
タエリストール−ジ−フォスファイト、2,2’−エチ
リデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)−2
−エチルヘキシル−フォスファイト、ビス(2,4,6
−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ
−フォスファイト、トリフェニルホスファイト、ジフェ
ニルデシルホスファイト、ジデシルフェニルホスファイ
ト、トリデシルホスファイト、トリオクチルホスファイ
ト、トリドデシルホスファイト、トリオクタデシルフォ
スファイト、トリノニルフェニルホスファイト、トリド
デシルトリチオホスファイト等を挙げることが出来る。
【0025】ヒンダードアミン系光安定剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができるヒンダー
ドアミン系光安定剤としては、琥珀酸ジメチルと1−
(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペロジンとの重縮合物、ポリ
[[6−(1,1,3,3−テトラブチル)イミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル]ヘキサメチ
レン[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミル]]、2−n−ブチルマロン酸のビス(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)エス
テル、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボ
キシレート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)セバケート、N,N’−ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレ
ンジアミンと1,2−ジブロモエタンとの重縮合物、ポ
リ[(N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミン)−(4−
モノホリノ−1,3,5−トリアジン2、6−ジイル)
−ビス(3,3,5,5−テトラミチルピペラジノ
ン)、トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)−ドデシル−1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボキシレート、トリス(1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジル)−ドデシル−1,2,3,
4−ブタンテトラカルボキシレート、ビス(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケー
ト、1,6,11−トリス[{4,6−ビス(N−ブチ
ル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ
ン−4−イル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2−
イル}アミノ]ウンデカン、1−[2−[3−5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオ
キシ]−2,2,6,6−テトロメチルピペリジン、8
−ベンジル−7,7,9,9−テトラメチル−3−オク
チル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]ウンデカ
ン−2,4−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、N,N’−ビス(3
−アミノプロピル)エチレンジアミン−2,4−ビス
[N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル)アミノ]−6−クロロ−1,3,
5−トリアジン縮合物等を挙げることができる。
【0026】本発明の樹脂組成物中に配合することがで
きるトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート
系、ニッケル系、サリチル酸系等の光安定剤トリアゾー
ル系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、ニッケル
系、サリチル酸系等の光安定剤としては、2,2’−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、p−t−ブ
チルフェニルサリシレート、2,4−ジ−t−ブチルフ
ェニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾエート、2−(2’−ヒドオキシ−5’−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t−アミルーフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−
5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2,
5−ビス−[5’−t−ブチルベンゾキサゾリル−
(2)]−チオフェン、[ビス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル燐酸モノエチルエステル]
ニッケル塩、2−エトキシ−5−t−ブチル−2’−エ
チルオキサリックアシッド−ビス−アニリド85〜90
%と2−エトキシ−5−t−ブチル−2’−エチル−
4’−t−ブチルオキサリックアシッド−ビス−アニリ
ド10〜15%の混合物、2−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメチル
ベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2
−エトキシ−2’−エチルオキザリックアシッドビスア
ニリド、2−[2’ヒドオキシ−5’−メチル−3’−
(3’’,4’’,5’’,6’’−テトラヒドロフタ
ルイミド−メチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、ビ
ス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフ
ェニル)メタン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−
オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキ
シ−4−i−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2ーヒドロキ
シ−4−オクタデシルオキシベンゾフェノン等を挙げる
ことができる。
【0027】帯電防止剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる帯電防止
剤としては、グリセリン脂肪酸(C8 〜C22)エステ
ル、ソルビタン脂肪酸(C8 〜C22)エステル、プロピ
レングリコール脂肪酸(C8 〜C22)エステル、ショ糖
酸脂肪酸(C8 〜C22)エステル、クエン酸モノ(ジ又
はトリ)ステアリルエステル、ペンタエリスリトール脂
肪酸(C8 〜C18)エステル、トリメチロールプロパン
脂肪酸(C 8 〜C18)エスエル、ポリグリセリン脂肪酸
(C8 〜C22)エステル、ポリオキシエチレン(20モ
ル)グリセリン脂肪酸(C12〜C18)エステル、オイリ
オキシエチレン(20モル)ソルビタン脂肪酸(C12
18)エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸(C8
〜C22)エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコール
(C12〜C20)エーテル、ポリオキシエチレン(4〜5
0モル)アルキル(C 4 以上)フェニルエーテル、N,
N−ビス(2−ヒドロキシエチル)脂肪(C8〜C18
アミン、脂肪酸とジエタノールアミンによる縮合生成
物、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロック
ポリマー、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコールなどの非イオン性界面活性剤;アルキル(C10
〜C20)スルホン酸塩(Na,K,NH4 )、アルキル
ナフタリンスルホン酸塩(Na)、ソジウムジアルキル
(C4 〜C16)スルホンサクシネート、アルキル(C8
〜C 20)サルフェート(Na,K,NH4 )、脂肪酸
(C8 〜C22)塩(Na,K,NH4)等の陰イオン性
界面活性剤;N−アシル(C8 〜C18)ザルコシネート
等の両イオン性界面活性剤;ポリアクリル酸及びそのナ
トリウム塩等のその他の助剤等を挙げることができる。
【0028】滑剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる滑剤とし
ては、ヘキシルアミド、オクチルアミド、ステアリルア
ミド、オレイルアミド、エルシルアミドエチレンビスス
テアリルアミド、ラウリルアミド、ベヘニルアミド、メ
チレンビスステアリルアミド、リシノールアミド等の炭
素数3〜30の飽和或いは不飽和脂肪族アミド及びその
誘導体;ブチルステアリート、イソブチルステアレート
等の等の炭素数3〜30の飽和或いは不飽和脂肪族エス
テル及びその誘導体;市販のシリコーン離型剤シリコー
ンオイル、シリコーンガム等のシリコーン化合物;市販
のフッ素系離型剤、4フっ化エチレン等のフッ素系化合
物等を挙げることができる。
【0029】金属不活性剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる金属不活
性剤としては、3−N’−サリチロイルアミノ−1,
2,4−トリアゾール、サリチルアルデヒド、サリチル
ヒドラジン、N,N’−ビス−[3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]ヒ
ドラジン、オキサリル−ビス[ベンジリデンヒドラジ
ド]、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスフ
ァフェナントレン−10−オキサイド、3,4,5,6
−ジベンゾ−1,2−オキサフォスファン−2−オキサ
イド、トリス[2−t−ブチル−4−チオ(2’−メチ
ル−4’−ヒドロキシ−5−t−ブチル)フェニル−5
−メチル]フェニルフォスファイト、2,2’−オキサ
ミド−ビス−[エチル−3(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等を挙げる
ことができる。
【0030】核剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる核剤とし
ては、1,3,2,4−ジ−ベンジリデン−ソルビトー
ル、1,3,2,4−ジ−ジ−(p−メチル−ベンジリ
デン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ−(p−エチ
ル−ベンジリデン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ
−(2’,4’−ジ−メチル−ベンジリデン)ソルビト
ール、1,3−p−クロロ−ベンジリデン−2,4−p
−メチル−ベンジリデン−ソルビトール、1,3,2,
4−ジ−(p−プロピル−ベンジリデン)ソルビトー
ル、アルミニウム−モノ−ヒドロキシ−ジ−p−t−ブ
チルベンゾエート、ソジウム−ビス(4−t−ブチルフ
ェニル)フォスフェート、ソジウム−2,2’−メチレ
ン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチル−フェニル)フォ
スフェート、タルク、安息香酸ナトリウム、リチウム−
2,2’−メチレン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチル
フェニル)フォスフェート等を挙げることができる。
【0031】中和剤及び制酸剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる中和剤及
び制酸剤としては、リチウムステアレート、1,2−ヒ
ドロキシリチウムステアレート、ステアロイル乳酸ナト
リウム、ステアリン酸ソーダ、ステアリン酸カリウム、
ベヘン酸リチウム、モンタンリチウム、ベヘン酸ナトリ
ウム、モンタン酸ナトリウム、ステアリル乳酸カルシウ
ム、ベヘン酸カルシウム、モンタン酸カルシウム、ステ
アリン酸カドニウム、ラウリル酸カドミウム、リシノー
ル酸カドミウム、ナフテン酸バリウム、2−エチルヘキ
ソイン酸バリウム、ステアリン酸バリウム、2−エチル
ヘキソイン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウ
リル酸カルシウム、リシノール酸カルシウム、ステアリ
ン酸ストロンチウム、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸亜
鉛、リシノール酸亜鉛、2−エチルヘキソイン酸亜鉛、
ステアリン亜鉛、二塩基性ステアリン酸鉛、ナフテン酸
鉛、ステアリン酸錫、ステアリン酸アルミニウム、ステ
アリン酸マグネシウム等の高級脂肪酸、アルキル乳酸の
アルカリ又はアルカリ土類金属塩;塩基性マグネシウム
・アルミニウム・ハイドロオキシ・カーボネート・ハイ
ドレート(ハイドロタルサイト)、塩基性ゼオライト、
エピクロルヒドリンとビスフェノールA重合物類、エポ
キシ化大豆油類、エポキシ化脂肪化モノエスエル類、エ
ポキシ化脂環式脂肪酸エステル類、ポリカルボジイミド
類、イソシアネート系化合物等を挙げることができる。
【0032】充填剤 本発明の樹脂組成物中に配合することができる充填剤と
しては、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化珪
素、酸化カルシウム、酸化チタン、酸化クロム(3
価)、酸化鉄、酸化亜鉛、シリカ、珪藻土、アルミナ繊
維、酸化アンチモン、バリウムフェライト、ストロンチ
ムフェライト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン等
の酸化物、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、
塩基性炭酸マグネシウム等の塩基性物又は水酸化物;炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸
アンモニウム、亜硫酸カルシウム、ドロマイト、ドーソ
ナイト等の炭酸塩;硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫
酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム、塩基性硫酸マグネ
シウム等の(亜)硫酸塩;珪酸ナトリウム、珪酸マグネ
シウム、珪酸アルミニウム、珪酸カリウム、珪酸カルシ
ウム、タルク、クレー、マイカ、アスベスト、ガラス繊
維、モンモリロライト、ガラスバルーン、ガラスビー
ズ、ペントナイト等の珪酸塩;カオリン(陶土)、パー
ライト、鉄粉、銅粉、鉛粉、アルミニウム粉、硫化モリ
ブデン、ボロン繊維、炭化珪素繊維、黄銅繊維、チタン
酸カリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、硼酸亜鉛、硼酸ア
ルミニウム、メタ硼酸バリウム、硼酸カルシウム、硼酸
ナトリウム等を挙げることができる。
【0033】
【実施例】次に本発明を下記の実施例により説明する。
物性は下記方法で評価を行った。 表面硬度 ASTM-D-2240 法 引張試験 JIS K6251 法 50%伸張時の応力 JIS K6251 法 溶融粘度:メルトフローインデックス(MFI) ASTM-D-1238 法 燃焼試験 UL-94V試験法 サンプル厚み1/16インチ、燃 焼時間はサンプル5本で各2回接 炎後の燃焼時間の合計を示した。 限界酸素指数(L.O.I.)法 JIS K7201 (A−1号) 法 TGA 5%重量減の温度 昇温速度 20℃/min
【0034】実施例1 ポリマーA:ジメチルテレフタレート60重量部、1,
4−ブタンジオール38重量部、分子量約1000のポ
リ(テトラメチレンオキサイド)グリコール37重量
部、燐化合物(ホ)を、生成するポリマーに対し500
ppmとなるように添加し、触媒としてテトラブチルチ
タネートを金属チタンとして、生成するポリマーに対し
150ppmとなるように添加し、150〜230℃で
エステル交換反応を行った。次いで生成したオリゴマー
にヒンダートフェノール系安定剤[チバ・ガイギー
(株)製品;Irganox1010]0.2重量部を
それぞれ1,4−ブタンジオールのスラリーとして添加
し、3torr以下の減圧下、230〜250℃で溶融
重合を行い、ポリマーAを得た。
【化12】
【0035】実施例2 ポリマーB:ジメチルテレフタレート50重量部、1,
4−ブタンジオール31重量部、分子量約1500のポ
リ(テトラメチレンオキサイド)グリコール27重量
部、下記燐化合物(ヘ)をポリマーに対し600ppm
となるように添加し、触媒としてテトラブチルチタネー
トを金属チタンとして、生成するポリマーに対し150
ppmとなるように添加し、150〜230℃でエステ
ル交換反応を行った。次いで生成したオリゴマーにヒン
ダートフェノール系安定剤[チバ・ガイギー(株)製
品;Irganox1010]0.2重量部をそれぞれ
1,4−ブタンジオールのスラリーとして添加し、3t
orr以下の減圧下、230〜250℃で溶融重合を行
い、ポリマーBを得た。
【化13】
【0036】実施例3 ポリマーD:ジメチルナレフタレート45重量部、1,
4−ブタンジオール26重量部、分子量約1000のポ
リ(テトラメチレンオキサイド)グリコール30重量
部、下記燐化合物(ト)をポリマーに対し1000pp
mとなるように添加し、触媒としてテトラブチルチタネ
属チタンとして、生成するポリマーに対し150ppm
となるように添加し、150〜230℃でエステル交換
反応を行った。次いで生成したオリゴマーにヒンダート
フェノール系安定剤[チバ・ガイギー(株)製品;Ir
ganox1010]0.2重量部をそれぞれ1,4−
ブタンジオールのスラリーとして添加し、3torr以
下の減圧下、230〜250℃で溶融重合を行い、ポリ
マーDを得た。
【0037】
【化14】
【0038】実施例4 ポリマーE:ジメチルテレフタレート50重量部、1,
4−ブタンジオール52重量部、実施例と同じ燐化合物
(チ)をポリマーに対し5000ppmとなるように添
加し、触媒としてテトラブチルチタネートを金属チタン
として、生成するポリマーに対し150ppmとなるよ
うに添加し、150〜230℃でエステル交換反応を行
った。次いで生成したオリゴマーにヒンダートフェノー
ル系安定剤[チバ・ガイギー(株)製品;Irgano
x1010]0.2重量部をそれぞれ1,4−ブタンジ
オールのスラリーとして添加し、3torr以下の減圧
下、230〜250℃で溶融重合を行い、ポリマーFを
得た。次いで、ポリマーF70重量部、ε−カプロラク
トン50重量部に対し、触媒としてジブチル錫ジラウレ
ート1重量部を窒素雰囲気下に220〜240℃で2時
間反応させて、ポリマーEを得た。
【0039】
【化15】
【0040】比較例1 ポリマーG:ジメチルテレフタレート50重量部、1,
4−ブタンジオール31重量部、分子量約1500のポ
リ(テトラメチレンオキサイド)グリコール27重量
部、触媒としてテトラブチルチタネートを金属チタンと
して、生成するポリマーに対し150ppmとなるよう
に添加し、150〜230℃でエステル交換反応を行っ
た。次いで生成したオリゴマーにヒンダートフェノール
系安定剤[チバ・ガイギー(株)製品;Irganox
1010]0.2重量部をそれぞれ1,4−ブタンジオ
ールのスラリーとして添加し、3torr以下の減圧
下、230〜250℃で溶融重合を行い、ポリマーGを
得た。
【0041】比較例2 ポリマーH:ジメチルテレフタレート50重量部、1,
4−ブタンジオール31重量部、分子量約1500のポ
リ(テトラメチレンオキサイド)グリコール27部、触
媒としてテトラブチルチタネートを金属チタンとして、
生成するポリマーに対し150ppmとなるように添加
し、150〜230℃でエステル交換反応を行った。次
いで生成したオリゴマーに燐化合物として、燐酸トリフ
ェニル10重量部とヒンダートフェノール系安定剤[チ
バ・ガイギー(株)製品;Irganox1010]
0.2重量部をそれぞれ1,4−ブタンジオールのスラ
リーとして添加し、3torr以下の減圧下、230〜
250℃で溶融重合を行ったが、粘度が上昇し、ゲル状
となり、目的のポリマーは得られなかった。
【0042】比較例3 ポリマーI:比較例1で得られたポリマーGに、二軸押
し出し機を用いて、燐酸トリフェニル10重量部を添加
し、ポリマーIを得た。
【0043】比較例4 ポリマーJ:比較例1で得られたポリマーGに、二軸押
し出し機を用いて、ベンゼンホスホン酸ジエチル8重量
部を添加し、ポリマーJを得た。
【0044】実施例4 ポリマーK:実施例1で得られたポリマーAに、二軸押
し出し機を用いて、メラミンシアヌレート2重量部を添
加し、ポリマーKを得た。
【0045】実施例5 ポリマーL:実施例2で得られたポリマーBに、二軸押
し出し機を用いて、メラミンシアヌレート8重量部を添
加し、ポリマーLを得た。
【0046】比較例5 ポリマーM:比較例1で得られたポリマーGに、二軸押
し出し機を用いて、燐酸トリフェニル10重量部、メラ
ミンシアヌレート5重量部を添加し、ポリマーMを得
た。
【0047】以上で得られたポリマーを、射出成形にて
テストピースを作成し、物性測定に供した。その結果を
表1〜3に示す。
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、特定の構造を有する燐
化合物が共重合され、かつトリアジン系化合物及び/又
は誘導体を含有するため、難燃性、柔軟性、成形滞留安
定性、外観等が非常に優れたポリエステルエラストマー
樹脂組成物が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分
    とし、脂肪族及び/又は脂環族のジヒドロキシ化合物を
    主たるグリコール成分とし、分子量400〜6000の
    低融点重合体セグメントと燐原子含有量が500〜10
    000ppm となるように燐化合物が共重合された熱可塑
    性ポリエステル型ブロック共重合体と、(b) トリアジン
    系化合物及び/又はその誘導体を含有し、下記式 (1)〜
    (3) を満足することを特徴とする難燃性ポリエステルエ
    ラストマー樹脂組成物。 (1) 40≦Hs(表面硬度 Shore D) ≦70 (2) 20≦限界酸素指数≦27 (3) TGA(5%減量)≧350℃
  2. 【請求項2】 前記燐原子を有する化合物が、下記一般
    式(イ)で示される請求項1又は2に記載の難燃性ポリ
    エステルエラストマー組成物。 【化1】 (ただし式中、R1 は一価のエステル成形性官能基、R
    2 、R3 は同じかまたは、異なる基であって、それぞれ
    ハロゲン原子、炭素原子数1〜10の炭化水素基、R1
    より選ばれ、Aは二価もしくは三価の有機残基を表す。
    またn1 は1または2、n2 , n3 はそれぞれ0〜4の
    整数を表す。)
  3. 【請求項3】 前記トリアジン系化合物及び/又はその
    誘導体(b) が、一般式(ロ)〜(ニ)で示される請求項
    1又は2に記載の難燃性ポリエステルエラストマー樹脂
    組成物。 【化2】 【化3】 【化4】 (式中R1 ,R2 ,R3 は水素原子、アミノ基、アルキ
    ル基、アニール基、フェニル基であり、R1 ,R2 ,R
    3 は同一であっても異なっていても良い。)
  4. 【請求項4】 前記トリアジン系化合物及び/又はその
    誘導体(b) が、粉末状のメラミンシアヌレートであり、
    走査型電子顕微鏡(SEM)で撮影した該粉末の像をイ
    メージアナライザーで分析したときの該粉末の平均粒径
    が、2μm〜100μmである、請求項3に記載の難燃
    性ポリエステルエラストマー樹脂組成物。
JP28528497A 1997-10-17 1997-10-17 難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物 Pending JPH11116789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28528497A JPH11116789A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28528497A JPH11116789A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11116789A true JPH11116789A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17689530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28528497A Pending JPH11116789A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11116789A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100341940B1 (ko) * 1999-06-29 2002-06-24 조 정 래 난연성 폴리에스터의 제조방법
KR100370274B1 (ko) * 1999-06-26 2003-01-29 주식회사 효성 난연성 폴리에스터 중합물의 제조방법
KR100387432B1 (ko) * 2001-01-19 2003-06-18 주식회사 효성 고분자량의 난연성 폴리에스터 중합물 및 이의 제조방법
EP1882717A1 (en) * 2006-07-28 2008-01-30 DSMIP Assets B.V. Toughened halogen free flame retardant polyester composition
KR101108242B1 (ko) 2005-02-15 2012-01-31 에스케이케미칼주식회사 난연성 폴리에스테르 엘라스토머 조성물
CN104098879A (zh) * 2013-04-09 2014-10-15 汉达精密电子(昆山)有限公司 阻燃聚乳酸组合物及其制备方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370274B1 (ko) * 1999-06-26 2003-01-29 주식회사 효성 난연성 폴리에스터 중합물의 제조방법
KR100341940B1 (ko) * 1999-06-29 2002-06-24 조 정 래 난연성 폴리에스터의 제조방법
KR100387432B1 (ko) * 2001-01-19 2003-06-18 주식회사 효성 고분자량의 난연성 폴리에스터 중합물 및 이의 제조방법
KR101108242B1 (ko) 2005-02-15 2012-01-31 에스케이케미칼주식회사 난연성 폴리에스테르 엘라스토머 조성물
EP1882717A1 (en) * 2006-07-28 2008-01-30 DSMIP Assets B.V. Toughened halogen free flame retardant polyester composition
WO2008011940A1 (en) * 2006-07-28 2008-01-31 Dsm Ip Assets B.V. Toughened halogen free flame retardant polyester composition
CN104098879A (zh) * 2013-04-09 2014-10-15 汉达精密电子(昆山)有限公司 阻燃聚乳酸组合物及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4678898B2 (ja) コポリエステル エラストマー
EP2480601B1 (en) Thermoplastic polyester compositions, methods of manufacture, and articles thereof
US6068935A (en) Thermoplastic polyester resin, and insulated wire, electrically insulated cable and heat-shrinkable tube each made with the resin
US8872034B2 (en) Flame retardant thermoplastic composition
JP2001240663A (ja) 熱可塑性ポリエステルエラストマー
JP2000303256A (ja) 難燃性に優れたフィラメント
JPH1192636A (ja) 熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂組成物及びその製造法
JP5481916B2 (ja) 難燃性ポリエステルエラストマー組成物
US20090239987A1 (en) Halogen Flame Retardant Thermoplastic Polyurethane
EP0921143B1 (en) Thermoplastic polyester elastomer and composition comprising the same
JP2000302848A (ja) 難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物
JP2000264959A (ja) 熱可塑性ポリエステルエラストマー
CN102471565A (zh) 聚合物组合物以及该组合物的电缆套
JPH11171984A (ja) 熱可塑性ポリエステルエラストマー
JP4324819B2 (ja) 熱可塑性ポリエステルエラストマー
US5034440A (en) Polyester composition-covered wire
JP2002069750A (ja) 難燃性に優れたフィラメント
JPH11200157A (ja) 難燃性に優れた弾性複合フィラメント
JPH1180516A (ja) 熱可塑性エラストマー樹脂組成物
JP2000302847A (ja) 難燃性ポリエステルエラストマー樹脂組成物
JP2000302850A (ja) 難燃性ポリエステルエラストマーの製造方法および難燃性ポリエステルエラストマー組成物
JP2000302851A (ja) 難燃性ポリエステルエラストマーの製造方法およびポリエステルエラストマー組成物
JPH11200144A (ja) 難燃性に優れた弾性フィラメント
KR920007573B1 (ko) 할로겐 함유 폴리에스테르 수지 조성물과 전선
JPH11222729A (ja) 難燃性に優れた弾性複合フィラメント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060803

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061023

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070419

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071108