JPH11116821A - 水性エマルジョン - Google Patents
水性エマルジョンInfo
- Publication number
- JPH11116821A JPH11116821A JP28682497A JP28682497A JPH11116821A JP H11116821 A JPH11116821 A JP H11116821A JP 28682497 A JP28682497 A JP 28682497A JP 28682497 A JP28682497 A JP 28682497A JP H11116821 A JPH11116821 A JP H11116821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino group
- aqueous emulsion
- emulsion
- group
- pva
- Prior art date
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- Pending
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 エチレン性不飽和単量体及びジエン系単
量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体
単位からなる重合体を分散質とし、複素環に結合したア
ミノ基を含有する単位を0.01〜30モル%含有する
ビニルアルコール系重合体を分散剤とする水性エマルジ
ョン。 【効果】 本発明の水性エマルジョンは、放置粘度安定
性に優れる上、耐水接着力に優れており、木工用接着
剤、合板用接着剤、紙加工剤、塗料、繊維加工剤などに
幅広く好適に用いられる。
量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体
単位からなる重合体を分散質とし、複素環に結合したア
ミノ基を含有する単位を0.01〜30モル%含有する
ビニルアルコール系重合体を分散剤とする水性エマルジ
ョン。 【効果】 本発明の水性エマルジョンは、放置粘度安定
性に優れる上、耐水接着力に優れており、木工用接着
剤、合板用接着剤、紙加工剤、塗料、繊維加工剤などに
幅広く好適に用いられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性エマルジョンに
関する。さらに詳しくは、耐水接着力に優れ、木工用接
着剤、合板用接着剤、塗料、繊維加工剤、紙加工剤に好
適な水性エマルジョンに関する。
関する。さらに詳しくは、耐水接着力に優れ、木工用接
着剤、合板用接着剤、塗料、繊維加工剤、紙加工剤に好
適な水性エマルジョンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水性ポリマーエマルジョン
は、木、紙、プラスチック等の接着剤、塗料、繊維加工
剤、紙加工剤など多くの用途で広範に使用されている。
しかし、近年、接着製品等の耐久性に対する要求が高ま
る中で、水性エマルジョンの耐水性の改良が強く望まれ
ている。このような状況において、水性ポリマーエマル
ジョンに架橋性基を導入する試みが多くなされており、
接着剤の耐久性も飛躍的に向上しつつある。例えば、最
近、アセトアセチル基を水性ポリマーエマルジョンに導
入する方法が検討されており、耐水性の顕著な向上が報
告されているが、アセトアセチル基自身が極めて反応性
に富むが故にポットライフが悪く、特に、第三成分を添
加して組成物とする場合に厳しい制限がある。また、以
前より、カルボキシル基を水性エマルジョンに導入し、
その水性エマルジョンにカルボキシル基と反応する多官
能性架橋剤を添加する方法が数多く検討されている。し
かし、この場合も、耐水性とポットライフのバランスを
とることが難しい状況にある。
は、木、紙、プラスチック等の接着剤、塗料、繊維加工
剤、紙加工剤など多くの用途で広範に使用されている。
しかし、近年、接着製品等の耐久性に対する要求が高ま
る中で、水性エマルジョンの耐水性の改良が強く望まれ
ている。このような状況において、水性ポリマーエマル
ジョンに架橋性基を導入する試みが多くなされており、
接着剤の耐久性も飛躍的に向上しつつある。例えば、最
近、アセトアセチル基を水性ポリマーエマルジョンに導
入する方法が検討されており、耐水性の顕著な向上が報
告されているが、アセトアセチル基自身が極めて反応性
に富むが故にポットライフが悪く、特に、第三成分を添
加して組成物とする場合に厳しい制限がある。また、以
前より、カルボキシル基を水性エマルジョンに導入し、
その水性エマルジョンにカルボキシル基と反応する多官
能性架橋剤を添加する方法が数多く検討されている。し
かし、この場合も、耐水性とポットライフのバランスを
とることが難しい状況にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、皮膜の耐水性に優れ、しかもポットライ
フの良好な水性エマルジョンを提供することを目的とす
るものである。
事情のもとで、皮膜の耐水性に優れ、しかもポットライ
フの良好な水性エマルジョンを提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の性
質を有する水性エマルジョンを開発すべく鋭意研究を重
ねた結果、エチレン性不飽和単量体及びジエン系単量体
から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体単位
からなる重合体を分散質とし、複素環に結合したアミノ
基を含有する単位を0.01〜30モル%含有するビニ
ルアルコール系重合体を分散剤とする水性エマルジョン
を見出したものである。
質を有する水性エマルジョンを開発すべく鋭意研究を重
ねた結果、エチレン性不飽和単量体及びジエン系単量体
から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体単位
からなる重合体を分散質とし、複素環に結合したアミノ
基を含有する単位を0.01〜30モル%含有するビニ
ルアルコール系重合体を分散剤とする水性エマルジョン
を見出したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。このような水性エマルジョンの代表例としては、
(a)複素環に結合したアミノ基を含有するビニルアル
コール系重合体の存在下に、水性媒体中で、エチレン性
不飽和単量体及びジエン系単量体から選ばれる一種ある
いは二種以上の不飽和単量体を乳化重合して得られる水
性エマルジョン(以下、水性エマルジョンaと略記す
る。)、ならびに、(b)エチレン性不飽和単量体及び
ジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不
飽和単量体単位からなる重合体を分散質とする水性エマ
ルジョンに、複素環に結合したアミノ基を含有するビニ
ルアルコール系重合体を添加して得られる水性エマルジ
ョン(以下、水性エマルジョンbと略記する。)が挙げ
られる。
する。このような水性エマルジョンの代表例としては、
(a)複素環に結合したアミノ基を含有するビニルアル
コール系重合体の存在下に、水性媒体中で、エチレン性
不飽和単量体及びジエン系単量体から選ばれる一種ある
いは二種以上の不飽和単量体を乳化重合して得られる水
性エマルジョン(以下、水性エマルジョンaと略記す
る。)、ならびに、(b)エチレン性不飽和単量体及び
ジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不
飽和単量体単位からなる重合体を分散質とする水性エマ
ルジョンに、複素環に結合したアミノ基を含有するビニ
ルアルコール系重合体を添加して得られる水性エマルジ
ョン(以下、水性エマルジョンbと略記する。)が挙げ
られる。
【0006】本発明に使用する複素環に結合したアミノ
基を含有するビニルアルコール系重合体(以下、アミノ
基含有PVAと略記する。)について具体的に説明す
る。アミノ基含有PVAとしては、複素環に結合したア
ミノ基を含有するビニルアルコール系重合体であれば特
に制限はない。このアミノ基含有PVAは、様々な方法
により得ることができる。その具体例を下記に示す。 (1) 複素環に結合した一級アミノ基または二級アミノ基
を有するエチレン性不飽和単量体、または加水分解等に
より複素環に結合した一級アミノ基または二級アミノ基
を生成しうる官能基を有するエチレン性不飽和単量体
と、酢酸ビニルとを共重合させた後、鹸化する方法。 (2) アリルグルシジルエーテルなどのエポキシ基を有す
る単量体と酢酸ビニルからなる重合体の側鎖のエポキシ
基に、複素環に結合した一級アミノ基または二級アミノ
基を有するメルカプタンをNaOH等を触媒として付加
反応させた後、鹸化する方法。 (3) ポリビニルアルコールの水酸基と反応しうる官能基
を分子内に有し、かつ、複素環に結合した一級あるいは
二級アミノ基を有する化合物をビニルアルコール系重合
体に反応させる方法。 (4) メルカプト基を有するビニルアルコール系重合体の
存在下で、複素環に結合した一級アミノ基または二級ア
ミノ基を有するエチレン性不飽和単量体を重合する方
法。この方法では、ポリビニルアルコール系ブロックポ
リマーが得られる。
基を含有するビニルアルコール系重合体(以下、アミノ
基含有PVAと略記する。)について具体的に説明す
る。アミノ基含有PVAとしては、複素環に結合したア
ミノ基を含有するビニルアルコール系重合体であれば特
に制限はない。このアミノ基含有PVAは、様々な方法
により得ることができる。その具体例を下記に示す。 (1) 複素環に結合した一級アミノ基または二級アミノ基
を有するエチレン性不飽和単量体、または加水分解等に
より複素環に結合した一級アミノ基または二級アミノ基
を生成しうる官能基を有するエチレン性不飽和単量体
と、酢酸ビニルとを共重合させた後、鹸化する方法。 (2) アリルグルシジルエーテルなどのエポキシ基を有す
る単量体と酢酸ビニルからなる重合体の側鎖のエポキシ
基に、複素環に結合した一級アミノ基または二級アミノ
基を有するメルカプタンをNaOH等を触媒として付加
反応させた後、鹸化する方法。 (3) ポリビニルアルコールの水酸基と反応しうる官能基
を分子内に有し、かつ、複素環に結合した一級あるいは
二級アミノ基を有する化合物をビニルアルコール系重合
体に反応させる方法。 (4) メルカプト基を有するビニルアルコール系重合体の
存在下で、複素環に結合した一級アミノ基または二級ア
ミノ基を有するエチレン性不飽和単量体を重合する方
法。この方法では、ポリビニルアルコール系ブロックポ
リマーが得られる。
【0007】本発明に使用するアミノ基含有PVAは、
複素環に結合したアミノ基を含有する単位を0.01〜
30モル%含有するビニルアルコール系重合体である。
該単位の含有量のさらに好ましい範囲は、0.5〜25
モル%である。該単位の含有量が0.01モル%未満に
なると、導入効果が十分に発現されず、30モル%を越
えると、アミノ基含有PVA溶液の保存安定性が低下す
る(たとえばゲル化)。アミノ基含有PVA中における
該単位の分布は特に制限はない。複素環に結合したアミ
ノ基を含有する単位としては、下記の化3で表される単
位が好ましい。
複素環に結合したアミノ基を含有する単位を0.01〜
30モル%含有するビニルアルコール系重合体である。
該単位の含有量のさらに好ましい範囲は、0.5〜25
モル%である。該単位の含有量が0.01モル%未満に
なると、導入効果が十分に発現されず、30モル%を越
えると、アミノ基含有PVA溶液の保存安定性が低下す
る(たとえばゲル化)。アミノ基含有PVA中における
該単位の分布は特に制限はない。複素環に結合したアミ
ノ基を含有する単位としては、下記の化3で表される単
位が好ましい。
【0008】
【化3】
【0009】ここで、R1、R2、R3、R4およびR
5は、水素原子または炭素数8以下の炭化水素基を表
し、Aは2価の炭化水素基を表し、Sは硫黄原子を表
し、Xは複素環に結合したアミノ基を含有する一価の基
をそれぞれ表す。
5は、水素原子または炭素数8以下の炭化水素基を表
し、Aは2価の炭化水素基を表し、Sは硫黄原子を表
し、Xは複素環に結合したアミノ基を含有する一価の基
をそれぞれ表す。
【0010】化3で表される単位中のR1、R2、R3、
R4およびR5は、水素原子または炭素数8以下の置換基
を有していてもよい炭化水素基である。R1が水素原子
で、R2が水素原子またはメチル基で、R3、R4および
R5が水素原子または炭素数8以下、好ましくは炭素数
6以下の炭化水素であるものが好ましい。なお、R3と
R4(またはR5)が一緒になって環を形成することも差
し支えない。
R4およびR5は、水素原子または炭素数8以下の置換基
を有していてもよい炭化水素基である。R1が水素原子
で、R2が水素原子またはメチル基で、R3、R4および
R5が水素原子または炭素数8以下、好ましくは炭素数
6以下の炭化水素であるものが好ましい。なお、R3と
R4(またはR5)が一緒になって環を形成することも差
し支えない。
【0011】化3で表される単位中のAは、窒素原子、
酸素原子または硫黄原子を含んでいてもよい2価の炭化
水素基である。たとえば、−(CH2CH2)n−(n=
1〜10、好適にはn=1〜8)、−CH2OCH2−、
−OCH2−、−CONH−φ−OCH2−、−CONH
CH2−、−CONHCH2OCH2−、−CONHCH2
OCH2CH2−、−CONHCH2OCH2CH2CH
2−、−CONHCH2OCH2CH2CH2CH2−、−C
ONHCH2−φ(CH3)2−CH2−等が例示される。
ここで、φはフェニレン基を意味する。
酸素原子または硫黄原子を含んでいてもよい2価の炭化
水素基である。たとえば、−(CH2CH2)n−(n=
1〜10、好適にはn=1〜8)、−CH2OCH2−、
−OCH2−、−CONH−φ−OCH2−、−CONH
CH2−、−CONHCH2OCH2−、−CONHCH2
OCH2CH2−、−CONHCH2OCH2CH2CH
2−、−CONHCH2OCH2CH2CH2CH2−、−C
ONHCH2−φ(CH3)2−CH2−等が例示される。
ここで、φはフェニレン基を意味する。
【0012】化3で表される単位中のXは、複素環に結
合したアミノ基(一級アミノ基、二級アミノ基および三
級アミノ基とこれらの塩ならびに四級アンモニウム塩を
含む)を含有する一価の基である。複素環に結合したア
ミノ基を含有する一価の基としては、下記の化4で表さ
れる基が好ましい。
合したアミノ基(一級アミノ基、二級アミノ基および三
級アミノ基とこれらの塩ならびに四級アンモニウム塩を
含む)を含有する一価の基である。複素環に結合したア
ミノ基を含有する一価の基としては、下記の化4で表さ
れる基が好ましい。
【0013】
【化4】
【0014】ここで、ZはS、O、NHまたはCH2を
表す。複素環の具体例としては、たとえばフラン、ピロ
ール、チオフェン等のモノヘテロ五員環化合物、オキサ
ゾール、イミダゾール、チアゾール、イソオキサゾー
ル、ピラゾール、イソチアゾール等のジヘテロ五員環化
合物、トリアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾー
ル、テトラゾール等のトリあるいはテトラヘテロ五員環
化合物、ピラン、ピリジン、オキサジン、ピリダジン等
のヘテロ六員環化合物およびこれらのベンゼン環等との
縮合体が挙げられる。本発明における複素環に結合した
アミノ基は、複素環を形成しているものではなく、複素
環の外から複素環に結合したものである。
表す。複素環の具体例としては、たとえばフラン、ピロ
ール、チオフェン等のモノヘテロ五員環化合物、オキサ
ゾール、イミダゾール、チアゾール、イソオキサゾー
ル、ピラゾール、イソチアゾール等のジヘテロ五員環化
合物、トリアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾー
ル、テトラゾール等のトリあるいはテトラヘテロ五員環
化合物、ピラン、ピリジン、オキサジン、ピリダジン等
のヘテロ六員環化合物およびこれらのベンゼン環等との
縮合体が挙げられる。本発明における複素環に結合した
アミノ基は、複素環を形成しているものではなく、複素
環の外から複素環に結合したものである。
【0015】本発明のアミノ基含有PVAは、複素環に
結合したアミノ基を含有する単位を除くと、ビニルアル
コール単位またはビニルアルコール単位とビニルエステ
ル単位を含有する。ビニルエステル単位としては、蟻酸
ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸
ビニル、トリフルオロ酢酸ビニル、2−エチルヘキサン
酸ビニル等が挙げられる。
結合したアミノ基を含有する単位を除くと、ビニルアル
コール単位またはビニルアルコール単位とビニルエステ
ル単位を含有する。ビニルエステル単位としては、蟻酸
ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸
ビニル、トリフルオロ酢酸ビニル、2−エチルヘキサン
酸ビニル等が挙げられる。
【0016】また、本発明の主旨を損なわない範囲で、
これら以外のモノマー単位を含有することは差し支えな
い。例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソ
ブテンなどのオレフィン類;アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、(無水)フタル酸、(無水)マレイン
酸、(無水)イタコン酸などの不飽和酸類あるいはその
塩あるいは炭素数1〜18のモノまたはジアルキルエス
テル類;アクリルアミド、炭素数1〜18のN−アルキ
ルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、
2−アクリルアミドプロパンスルホン酸あるいはその
塩、アクリルアミドプロピルジメチルアミンあるいはそ
の酸塩あるいはその4級塩などのアクリルアミド類;メ
タクリルアミド、炭素数1〜18のN−アルキルメタク
リルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、2−
メタクリルアミドプロパンスルホン酸あるいはその塩、
メタクリルアミドプロピルジメチルアミンあるいはその
酸塩あるいはその4級塩などのメタクリルアミド類;N
−ビニルピロリドン、N−ビニルホルムアミド、N−ビ
ニルアセトアミドなどのN−ビニルアミド類;アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどのシアン化ビニル
類;炭素数1〜18のアルキルビニルエーテル、ヒドロ
キシアルキルビニルエーテル、アルコキクシアルキルビ
ニルエーテルなどのビニルエーテル類;塩化ビニル、塩
化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、臭化
ビニルなどのハロゲン化ビニル類;トリメトキシビニル
シランなどのビニルシラン類、酢酸アリル、塩化アリ
ル、アリルアルコール、ジメチルアリルアルコール等が
挙げられる。
これら以外のモノマー単位を含有することは差し支えな
い。例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソ
ブテンなどのオレフィン類;アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、(無水)フタル酸、(無水)マレイン
酸、(無水)イタコン酸などの不飽和酸類あるいはその
塩あるいは炭素数1〜18のモノまたはジアルキルエス
テル類;アクリルアミド、炭素数1〜18のN−アルキ
ルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、
2−アクリルアミドプロパンスルホン酸あるいはその
塩、アクリルアミドプロピルジメチルアミンあるいはそ
の酸塩あるいはその4級塩などのアクリルアミド類;メ
タクリルアミド、炭素数1〜18のN−アルキルメタク
リルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、2−
メタクリルアミドプロパンスルホン酸あるいはその塩、
メタクリルアミドプロピルジメチルアミンあるいはその
酸塩あるいはその4級塩などのメタクリルアミド類;N
−ビニルピロリドン、N−ビニルホルムアミド、N−ビ
ニルアセトアミドなどのN−ビニルアミド類;アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどのシアン化ビニル
類;炭素数1〜18のアルキルビニルエーテル、ヒドロ
キシアルキルビニルエーテル、アルコキクシアルキルビ
ニルエーテルなどのビニルエーテル類;塩化ビニル、塩
化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、臭化
ビニルなどのハロゲン化ビニル類;トリメトキシビニル
シランなどのビニルシラン類、酢酸アリル、塩化アリ
ル、アリルアルコール、ジメチルアリルアルコール等が
挙げられる。
【0017】アミノ基含有PVAの重合度は特に制限は
ないが、100以上が好ましく、200〜8000がよ
り好ましい。また、アミノ基含有PVAのけん化度は特
に制限はないが、50モル%以上が好ましく、80〜9
9.9モル%がより好ましい。
ないが、100以上が好ましく、200〜8000がよ
り好ましい。また、アミノ基含有PVAのけん化度は特
に制限はないが、50モル%以上が好ましく、80〜9
9.9モル%がより好ましい。
【0018】本発明のアミノ基含有PVAは、ビニルエ
ステルモノマーとエポキシ基を有するビニルモノマーと
の共重合体に、複素環に結合したアミノ基を有するチオ
ールを反応させた後に加水分解する方法などにより得る
ことができる。
ステルモノマーとエポキシ基を有するビニルモノマーと
の共重合体に、複素環に結合したアミノ基を有するチオ
ールを反応させた後に加水分解する方法などにより得る
ことができる。
【0019】エポキシ基を有するビニルモノマーとして
は、アリルグリシジルエーテル、メタリルグリシジルエ
ーテル、1,2−エポキシ−5−ヘキセン、1,2−エ
ポキシ−7−オクテン、1,2−エポキシ−9−デセ
ン、8−ヒドロキシ−6、7−エポキシ−1−オクテ
ン、8−アセトキシ−6、7−エポキシ−1−オクテ
ン、N−(2,3−エポキシ)プロピルアクリルアミ
ド、N−(2,3−エポキシ)プロピルメタクリルアミ
ド、4−アクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、
3−アクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、4−
メタクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、3−メ
タクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、N−グリ
シドキシメチルアクリルアミド、N−グリシドキシメチ
ルメタクリルアミド、N−グリシドキシエチルアクリル
アミド、N−グリシドキシエチルメタクリルアミド、N
−グリシドキシプロピルアクリルアミド、N−グリシド
キシプロピルメタクリルアミド、N−グリシドキシブチ
ルアクリルアミド、N−グリシドキシブチルメタクリル
アミド、4−アクリルアミドメチル−2,5−ジメチル
−フェニルグリシジルエーテル、4−メタクリルアミド
メチル−2,5−ジメチル−フェニルグリシジルエーテ
ル、アクリルアミドプロピルジメチル(2,3−エポキ
シ)プロピルアンモニウムクロリド、メタクリルアミド
プロピルジメチル(2,3−エポキシ)プロピルアンモ
ニウムクロリド、メタクリル酸グリシジル等が挙げられ
る。
は、アリルグリシジルエーテル、メタリルグリシジルエ
ーテル、1,2−エポキシ−5−ヘキセン、1,2−エ
ポキシ−7−オクテン、1,2−エポキシ−9−デセ
ン、8−ヒドロキシ−6、7−エポキシ−1−オクテ
ン、8−アセトキシ−6、7−エポキシ−1−オクテ
ン、N−(2,3−エポキシ)プロピルアクリルアミ
ド、N−(2,3−エポキシ)プロピルメタクリルアミ
ド、4−アクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、
3−アクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、4−
メタクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、3−メ
タクリルアミドフェニルグリシジルエーテル、N−グリ
シドキシメチルアクリルアミド、N−グリシドキシメチ
ルメタクリルアミド、N−グリシドキシエチルアクリル
アミド、N−グリシドキシエチルメタクリルアミド、N
−グリシドキシプロピルアクリルアミド、N−グリシド
キシプロピルメタクリルアミド、N−グリシドキシブチ
ルアクリルアミド、N−グリシドキシブチルメタクリル
アミド、4−アクリルアミドメチル−2,5−ジメチル
−フェニルグリシジルエーテル、4−メタクリルアミド
メチル−2,5−ジメチル−フェニルグリシジルエーテ
ル、アクリルアミドプロピルジメチル(2,3−エポキ
シ)プロピルアンモニウムクロリド、メタクリルアミド
プロピルジメチル(2,3−エポキシ)プロピルアンモ
ニウムクロリド、メタクリル酸グリシジル等が挙げられ
る。
【0020】複素環に結合したアミノ基を有するチオー
ルとしては、2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4
−チアジアゾール、2−アミノ−5−メルカプト−1,
3,4−オキシジアゾール、2−アミノ−5−メルカプ
ト−1,3,4−トリアゾール、2−アミノ−5−メル
カプト−1,3,4−メチレンジアゾール、2−メルカ
プト−5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール、5−
アミノ−3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、
3−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾー
ル、3−メルカプト−4−アミノ−1,2,4−トリア
ゾール、5−メルカプト−4−アミノ−1,2,4−ト
リアゾールが挙げられる。また、これらの酢酸エステル
や安息香酸エステル等のエステルも使用できる。
ルとしては、2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4
−チアジアゾール、2−アミノ−5−メルカプト−1,
3,4−オキシジアゾール、2−アミノ−5−メルカプ
ト−1,3,4−トリアゾール、2−アミノ−5−メル
カプト−1,3,4−メチレンジアゾール、2−メルカ
プト−5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール、5−
アミノ−3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、
3−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾー
ル、3−メルカプト−4−アミノ−1,2,4−トリア
ゾール、5−メルカプト−4−アミノ−1,2,4−ト
リアゾールが挙げられる。また、これらの酢酸エステル
や安息香酸エステル等のエステルも使用できる。
【0021】チオール基もしくはチオエステル基とエポ
キシ基との反応は、無溶媒、またはチオール基もしくは
チオエステル基を有する化合物ならびにエポキシ基を有
する化合物を溶解もしくは膨潤させる溶剤中で実施され
る。このような溶剤としては、メタノール、エタノー
ル、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール等
のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエ
ーテル等のエーテル類やn−ヘキサン等の炭化水素類が
挙げられる。これらは、単独もしくは混合して使用され
る。反応条件は、エポキシ基の構造やチオールもしくは
チオエステルの構造により異なるが、溶剤を使用する場
合には、ポリマー濃度5〜90%、チオール基もしくは
チオエステル基の濃度/エポキシ基濃度=1.0〜5.
0(モル比)で、反応温度0〜250℃、反応時間0.
01〜20時間である。ここで、チオールとの反応で
は、3級アミン(例えばトリエチルアミン、ピリジン
等)、ホスフィン(例えばトリブチルホスフィン、トリ
フェニルホスフィン等)、水酸化ナトリウム、テトラエ
チルアンモニウムヒドロオキサイド、ナトリウムメチラ
ート等の塩基性化合物が反応触媒として有効である。ま
た、チオエステルとの反応では、トリブチルアンモニウ
ムクロリド、トリブチルアンモニウムブロミド等の4級
アンモニウム塩が反応触媒として有効である。また、チ
オールの酸化を防止するために、反応系を脱気あるいは
窒素置換したり、酸化防止剤等を添加することもでき
る。
キシ基との反応は、無溶媒、またはチオール基もしくは
チオエステル基を有する化合物ならびにエポキシ基を有
する化合物を溶解もしくは膨潤させる溶剤中で実施され
る。このような溶剤としては、メタノール、エタノー
ル、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール等
のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエ
ーテル等のエーテル類やn−ヘキサン等の炭化水素類が
挙げられる。これらは、単独もしくは混合して使用され
る。反応条件は、エポキシ基の構造やチオールもしくは
チオエステルの構造により異なるが、溶剤を使用する場
合には、ポリマー濃度5〜90%、チオール基もしくは
チオエステル基の濃度/エポキシ基濃度=1.0〜5.
0(モル比)で、反応温度0〜250℃、反応時間0.
01〜20時間である。ここで、チオールとの反応で
は、3級アミン(例えばトリエチルアミン、ピリジン
等)、ホスフィン(例えばトリブチルホスフィン、トリ
フェニルホスフィン等)、水酸化ナトリウム、テトラエ
チルアンモニウムヒドロオキサイド、ナトリウムメチラ
ート等の塩基性化合物が反応触媒として有効である。ま
た、チオエステルとの反応では、トリブチルアンモニウ
ムクロリド、トリブチルアンモニウムブロミド等の4級
アンモニウム塩が反応触媒として有効である。また、チ
オールの酸化を防止するために、反応系を脱気あるいは
窒素置換したり、酸化防止剤等を添加することもでき
る。
【0022】チオール基もしくはチオエステル基とエポ
キシ基との反応に引き続く加水分解は、通常のポリビニ
ルエステルのけん化で用いられる塩基性触媒または酸触
媒を用いたけん化反応が適用できる。すなわち、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート等
の塩基性触媒やp−トルエンスルホン酸等の酸性触媒を
用い、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、エチレングリコール等のアルコールやグリコール
を溶媒として反応が行われる。この場合、ビニルエステ
ル系重合体や触媒の溶解性を向上するために、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメチルスルホキシド、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、トルエン、アセト
ン、水等の溶剤が適宜混合して使用される。けん化反応
の条件は、使用するビニルエステル系重合体の構造や目
的とするアミノ基含有PVAのけん化度によって適宜調
整されるが、通常、触媒濃度/ビニルエステル単位濃度
(モル比)0.001〜1.2、反応温度20〜180
℃、反応時間0.1〜20時間の範囲で実施される。
キシ基との反応に引き続く加水分解は、通常のポリビニ
ルエステルのけん化で用いられる塩基性触媒または酸触
媒を用いたけん化反応が適用できる。すなわち、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート等
の塩基性触媒やp−トルエンスルホン酸等の酸性触媒を
用い、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、エチレングリコール等のアルコールやグリコール
を溶媒として反応が行われる。この場合、ビニルエステ
ル系重合体や触媒の溶解性を向上するために、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメチルスルホキシド、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、トルエン、アセト
ン、水等の溶剤が適宜混合して使用される。けん化反応
の条件は、使用するビニルエステル系重合体の構造や目
的とするアミノ基含有PVAのけん化度によって適宜調
整されるが、通常、触媒濃度/ビニルエステル単位濃度
(モル比)0.001〜1.2、反応温度20〜180
℃、反応時間0.1〜20時間の範囲で実施される。
【0023】次に、水性エマルジョンaについて具体的
に説明する。水性エマルジョンaは、アミノ基含有PV
Aの存在下に、エチレン性不飽和単量体及びジエン系単
量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体
を乳化重合して得られる水性エマルジョンからなってい
る。アミノ基含有PVAの存在下に、乳化重合できる不
飽和単量体としては、例えば、酢酸ビニル等のビニルエ
ステル系不飽和単量体、(メタ)アクリル酸、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘ
キシル、(メタ)アクリルニトリル、(メタ)アクリル
アミド、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル等のア
クリル系不飽和単量体、塩化ビニル、塩化ビニリデン、
臭化ビニル等のハロゲン含有不飽和単量体、スチレン系
単量体、エチレン、プロピレンなどのオレフィン系単量
体、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等のジエン
系単量体などが挙げられる。本発明の水性エマルジョン
aは、これらの不飽和単量体の1種または2種以上をア
ミノ基含有PVAの存在下に乳化重合することによって
得ることができる。
に説明する。水性エマルジョンaは、アミノ基含有PV
Aの存在下に、エチレン性不飽和単量体及びジエン系単
量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体
を乳化重合して得られる水性エマルジョンからなってい
る。アミノ基含有PVAの存在下に、乳化重合できる不
飽和単量体としては、例えば、酢酸ビニル等のビニルエ
ステル系不飽和単量体、(メタ)アクリル酸、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘ
キシル、(メタ)アクリルニトリル、(メタ)アクリル
アミド、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル等のア
クリル系不飽和単量体、塩化ビニル、塩化ビニリデン、
臭化ビニル等のハロゲン含有不飽和単量体、スチレン系
単量体、エチレン、プロピレンなどのオレフィン系単量
体、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等のジエン
系単量体などが挙げられる。本発明の水性エマルジョン
aは、これらの不飽和単量体の1種または2種以上をア
ミノ基含有PVAの存在下に乳化重合することによって
得ることができる。
【0024】水性エマルジョンaにおいて、分散質であ
る上記の不飽和単量体単位からなる(共)重合体と分散
剤であるアミノ基含有PVAとの比率は各々の状況に応
じて調節することができる。水性エマルジョンの保存安
定性および機械的安定性の点からは、分散質100重量
部に対するアミノ基含有PVAの量は、0.5〜300
重量部が好ましく、1〜200重量部がより好ましい。
アミノ基含有PVAの量が0.5重量部未満である場合
には、ポリビニルアルコール保護コロイド系の特徴であ
る機械的安定性に優れる実用的な高固形分濃度のエマル
ジョンが得られなくなる場合がある。一方、アミノ基含
有PVAの量があまり多すぎると、エマルジョンの放置
安定性が低下するなどの問題を生ずる場合がある。
る上記の不飽和単量体単位からなる(共)重合体と分散
剤であるアミノ基含有PVAとの比率は各々の状況に応
じて調節することができる。水性エマルジョンの保存安
定性および機械的安定性の点からは、分散質100重量
部に対するアミノ基含有PVAの量は、0.5〜300
重量部が好ましく、1〜200重量部がより好ましい。
アミノ基含有PVAの量が0.5重量部未満である場合
には、ポリビニルアルコール保護コロイド系の特徴であ
る機械的安定性に優れる実用的な高固形分濃度のエマル
ジョンが得られなくなる場合がある。一方、アミノ基含
有PVAの量があまり多すぎると、エマルジョンの放置
安定性が低下するなどの問題を生ずる場合がある。
【0025】本発明の水性エマルジョンaは、目的を阻
害しない範囲内の量で、各種PVA、水溶性セルロース
誘導体等の水溶性高分子、アニオン性、カチオン性、ノ
ニオン性あるいは両性の低分子界面活性剤を含有してい
てもよい。分散安定性、取り扱い性などの点からは、水
性エマルジョンa中の全重合体の合計濃度が約20〜7
0重量%であることが好ましく、30〜60重量%であ
ることがより好ましい。
害しない範囲内の量で、各種PVA、水溶性セルロース
誘導体等の水溶性高分子、アニオン性、カチオン性、ノ
ニオン性あるいは両性の低分子界面活性剤を含有してい
てもよい。分散安定性、取り扱い性などの点からは、水
性エマルジョンa中の全重合体の合計濃度が約20〜7
0重量%であることが好ましく、30〜60重量%であ
ることがより好ましい。
【0026】水性エマルジョンaの製造方法は特に制限
されないが、好ましくは、アミノ基含有PVAの存在下
に、上記した不飽和単量体の1種または2種以上を用い
て乳化重合を行うことにより製造される。乳化重合時の
不飽和単量体とアミノ基含有PVAの使用割合は、分散
質(不飽和単量体の重合により得られる重合体)とアミ
ノ基含有PVAとの割合が上記の好ましい範囲になるよ
うにして設定することが望ましい。乳化重合は、通常の
乳化重合反応におけるのと同様に、水性媒体中でアミノ
基含有PVAの存在下に、不飽和単量体の1種または2
種以上を、ラジカル重合開始剤を使用して重合させるこ
とによって実施される。その際の重合開始剤としては、
過酸化水素水、ベンゾイルパーオキシド、ジクミルパー
オキシド、キュメンハイドロパーオキシド、t-ブチルハ
イドロパーオキシド、アゾビスイソブチロニトリル、過
硫酸塩(カリウム、ナトリウムあるいはアンモニウム
塩)、過酢酸t-ブチル、安息香酸t-ブチル、水溶性アゾ
系開始剤(V−50等)などが挙げれる。また、これら
の重合開始剤には、亜硫酸ナトリウム、トリエタノール
アミン、ロンガリット、L-アスコルビン酸、酒石酸な
どの還元剤を併用することができる。
されないが、好ましくは、アミノ基含有PVAの存在下
に、上記した不飽和単量体の1種または2種以上を用い
て乳化重合を行うことにより製造される。乳化重合時の
不飽和単量体とアミノ基含有PVAの使用割合は、分散
質(不飽和単量体の重合により得られる重合体)とアミ
ノ基含有PVAとの割合が上記の好ましい範囲になるよ
うにして設定することが望ましい。乳化重合は、通常の
乳化重合反応におけるのと同様に、水性媒体中でアミノ
基含有PVAの存在下に、不飽和単量体の1種または2
種以上を、ラジカル重合開始剤を使用して重合させるこ
とによって実施される。その際の重合開始剤としては、
過酸化水素水、ベンゾイルパーオキシド、ジクミルパー
オキシド、キュメンハイドロパーオキシド、t-ブチルハ
イドロパーオキシド、アゾビスイソブチロニトリル、過
硫酸塩(カリウム、ナトリウムあるいはアンモニウム
塩)、過酢酸t-ブチル、安息香酸t-ブチル、水溶性アゾ
系開始剤(V−50等)などが挙げれる。また、これら
の重合開始剤には、亜硫酸ナトリウム、トリエタノール
アミン、ロンガリット、L-アスコルビン酸、酒石酸な
どの還元剤を併用することができる。
【0027】また、水性エマルジョンaを製造するため
の重合方法も特に制限されないが、例えば、アミノ基
含有PVA、前述の不飽和単量体および水を一括して仕
込んで重合する方法;アミノ基含有PVAを含有する
水中に、不飽和単量体の一部を仕込んで重合を開始し、
次いで残りの不飽和単量体を重合系に逐次添加して重合
する方法;アミノ基含有PVA、不飽和単量体および
水を予め混合しておき、この一部を仕込んで重合を開始
し、残りを重合系に逐次添加して重合する方法;アミ
ノ基含有PVAを含有する水中に2種以上の単量体組成
の異なる不飽和単量体を2段階以上に分けて重合系に逐
次添加して多段階で共重合させる方法などを挙げること
ができる。
の重合方法も特に制限されないが、例えば、アミノ基
含有PVA、前述の不飽和単量体および水を一括して仕
込んで重合する方法;アミノ基含有PVAを含有する
水中に、不飽和単量体の一部を仕込んで重合を開始し、
次いで残りの不飽和単量体を重合系に逐次添加して重合
する方法;アミノ基含有PVA、不飽和単量体および
水を予め混合しておき、この一部を仕込んで重合を開始
し、残りを重合系に逐次添加して重合する方法;アミ
ノ基含有PVAを含有する水中に2種以上の単量体組成
の異なる不飽和単量体を2段階以上に分けて重合系に逐
次添加して多段階で共重合させる方法などを挙げること
ができる。
【0028】本発明の水性エマルジョンaは、長期間放
置しても安定であり、エマルジョン中に含まれる成分の
沈降や凝集、凝固などが生じず、また、外部から多少の
機械的作用(例えば撹拌や揺動など)が加えられてもそ
の安定な分散状態が破壊されず、長期に渡って良好な接
着性能を保つことができる。
置しても安定であり、エマルジョン中に含まれる成分の
沈降や凝集、凝固などが生じず、また、外部から多少の
機械的作用(例えば撹拌や揺動など)が加えられてもそ
の安定な分散状態が破壊されず、長期に渡って良好な接
着性能を保つことができる。
【0029】次に、水性エマルジョンbについて具体的
に説明する。水性エマルジョンbは、エチレン性不飽和
単量体及びジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二
種以上の不飽和単量体単位からなる重合体を分散質とす
る水性エマルジョンに、アミノ基含有PVAを添加して
得られる水性エマルジョンである。この水性エマルジョ
ンbには、予め製造されているエチレン性不飽和単量体
及びジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二種以上
の不飽和単量体単位からなる重合体を分散質とする水性
エマルジョンに、アミノ基含有PVAを直接そのまま混
合するか、またはアミノ基含有PVAの水溶液を混合す
ることによって得ることができる。エチレン性不飽和単
量体及びジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二種
以上の不飽和単量体単位からなる重合体を分散質とする
水性エマルジョンとしては、水性エマルジョンaの調製
に用いるのと同様の不飽和単量体、例えば、酢酸ビニル
等のビニルエステル系不飽和単量体、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシルなどの(メタ)アクリル酸アルキル
エステル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリ
ルアミド、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル等
のアクリル系不飽和単量体、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、臭化ビニル等のハロゲン含有不飽和単量体、スチレ
ン系単量体、エチレン、プロピレンなどのオレフィン系
単量体、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等のジ
エン系単量体の1種または2種以上を、各種PVA、水
溶性セルロース誘導体等の水溶性高分子、アニオン性、
カチオン性、ノニオン性あるいは両性の低分子界面活性
剤を用いて、上記と同様のラジカル重合開始剤の存在下
に乳化重合したものを用いればよい。
に説明する。水性エマルジョンbは、エチレン性不飽和
単量体及びジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二
種以上の不飽和単量体単位からなる重合体を分散質とす
る水性エマルジョンに、アミノ基含有PVAを添加して
得られる水性エマルジョンである。この水性エマルジョ
ンbには、予め製造されているエチレン性不飽和単量体
及びジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二種以上
の不飽和単量体単位からなる重合体を分散質とする水性
エマルジョンに、アミノ基含有PVAを直接そのまま混
合するか、またはアミノ基含有PVAの水溶液を混合す
ることによって得ることができる。エチレン性不飽和単
量体及びジエン系単量体から選ばれる一種あるいは二種
以上の不飽和単量体単位からなる重合体を分散質とする
水性エマルジョンとしては、水性エマルジョンaの調製
に用いるのと同様の不飽和単量体、例えば、酢酸ビニル
等のビニルエステル系不飽和単量体、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシルなどの(メタ)アクリル酸アルキル
エステル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリ
ルアミド、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル等
のアクリル系不飽和単量体、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、臭化ビニル等のハロゲン含有不飽和単量体、スチレ
ン系単量体、エチレン、プロピレンなどのオレフィン系
単量体、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等のジ
エン系単量体の1種または2種以上を、各種PVA、水
溶性セルロース誘導体等の水溶性高分子、アニオン性、
カチオン性、ノニオン性あるいは両性の低分子界面活性
剤を用いて、上記と同様のラジカル重合開始剤の存在下
に乳化重合したものを用いればよい。
【0030】また、本発明の水性エマルジョンには、種
々の重合方法により得られた重合体を水性媒体に各種乳
化分散安定剤を用いて機械的に後乳化したものや、種々
の重合方法に得られる分子中に水溶性官能基(カルボキ
シル基、アミノ基、スルホン酸基等)を有する重合体を
水性媒体中に自己乳化させたもの、例えば、ポリウレタ
ンエマルジョン、ポリオレフィンエマルジョン、エポキ
シエマルジョン、ポリエステル系エマルジョンなどを性
能を損なわない範囲で混合してもよい。本発明に用いら
れるエチレン性不飽和単量体及びジエン系単量体から選
ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体単位からな
る重合体を分散質とする水性エマルジョンは、上記の方
法等で得られるものを単独で用いても良いが、必要があ
れば、二種以上を併用しても良い。
々の重合方法により得られた重合体を水性媒体に各種乳
化分散安定剤を用いて機械的に後乳化したものや、種々
の重合方法に得られる分子中に水溶性官能基(カルボキ
シル基、アミノ基、スルホン酸基等)を有する重合体を
水性媒体中に自己乳化させたもの、例えば、ポリウレタ
ンエマルジョン、ポリオレフィンエマルジョン、エポキ
シエマルジョン、ポリエステル系エマルジョンなどを性
能を損なわない範囲で混合してもよい。本発明に用いら
れるエチレン性不飽和単量体及びジエン系単量体から選
ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体単位からな
る重合体を分散質とする水性エマルジョンは、上記の方
法等で得られるものを単独で用いても良いが、必要があ
れば、二種以上を併用しても良い。
【0031】水性エマルジョンbにおいて、分散質であ
る上記の不飽和単量体単位からなる(共)重合体と分散
剤であるアミノ基含有PVAとの比率は各々の状況に応
じて調節することができる。水性エマルジョンの保存安
定性および機械的安定性の点からは、分散質100重量
部に対するアミノ基含有PVAの量は、0.5〜300
重量部が好ましく、1〜200重量部がより好ましい。
アミノ基含有PVAの量が0.5重量部未満である場合
には、ポリビニルアルコール保護コロイド系の特徴であ
る機械的安定性に優れる実用的な高固形分濃度のエマル
ジョンが得られなくなる場合がある。一方、アミノ基含
有PVAの量があまり多すぎると、エマルジョンの放置
安定性が低下するなどの問題を生ずる場合がある。
る上記の不飽和単量体単位からなる(共)重合体と分散
剤であるアミノ基含有PVAとの比率は各々の状況に応
じて調節することができる。水性エマルジョンの保存安
定性および機械的安定性の点からは、分散質100重量
部に対するアミノ基含有PVAの量は、0.5〜300
重量部が好ましく、1〜200重量部がより好ましい。
アミノ基含有PVAの量が0.5重量部未満である場合
には、ポリビニルアルコール保護コロイド系の特徴であ
る機械的安定性に優れる実用的な高固形分濃度のエマル
ジョンが得られなくなる場合がある。一方、アミノ基含
有PVAの量があまり多すぎると、エマルジョンの放置
安定性が低下するなどの問題を生ずる場合がある。
【0032】本発明の水性エマルジョンbは、目的を阻
害しない範囲内の量で、各種PVA、水溶性セルロース
誘導体等の水溶性高分子、アニオン性、カチオン性、ノ
ニオン性あるいは両性の低分子界面活性剤を含有してい
てもよい。分散安定性、取り扱い性などの点からは、水
性エマルジョンb中の全重合体の合計濃度が約20〜7
0重量%であることが好ましく、30〜60重量%であ
ることがより好ましい。
害しない範囲内の量で、各種PVA、水溶性セルロース
誘導体等の水溶性高分子、アニオン性、カチオン性、ノ
ニオン性あるいは両性の低分子界面活性剤を含有してい
てもよい。分散安定性、取り扱い性などの点からは、水
性エマルジョンb中の全重合体の合計濃度が約20〜7
0重量%であることが好ましく、30〜60重量%であ
ることがより好ましい。
【0033】水性エマルジョンbにおいて、分散質であ
る上記の不飽和単量体単位からなる(共)重合体と分散
剤であるアミノ基含有PVAとの比率は各々の状況に応
じて調節することができる。水性エマルジョンの保存安
定性および機械的安定性の点からは、分散質100重量
部に対するアミノ基含有PVAの量は、0.5〜300
重量部が好ましく、1〜200重量部がより好ましい。
アミノ基含有PVAの量が0.5重量部未満である場合
には、ポリビニルアルコール保護コロイド系の特徴であ
る機械的安定性に優れる実用的な高固形分濃度のエマル
ジョンが得られなくなる場合がある。一方、アミノ基含
有PVAの量があまり多すぎると、エマルジョンの放置
安定性が低下するなどの問題を生ずる場合がある。
る上記の不飽和単量体単位からなる(共)重合体と分散
剤であるアミノ基含有PVAとの比率は各々の状況に応
じて調節することができる。水性エマルジョンの保存安
定性および機械的安定性の点からは、分散質100重量
部に対するアミノ基含有PVAの量は、0.5〜300
重量部が好ましく、1〜200重量部がより好ましい。
アミノ基含有PVAの量が0.5重量部未満である場合
には、ポリビニルアルコール保護コロイド系の特徴であ
る機械的安定性に優れる実用的な高固形分濃度のエマル
ジョンが得られなくなる場合がある。一方、アミノ基含
有PVAの量があまり多すぎると、エマルジョンの放置
安定性が低下するなどの問題を生ずる場合がある。
【0034】水性エマルジョンbは、製造方法は特に制
限はないが、一般的にはエチレン性不飽和単量体及びジ
エン系単量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽
和単量体単位からなる重合体を分散質とする水性エマル
ジョンに、アミノ基含有PVA水溶液を攪拌下混合する
ことにより製造される。このアミノ基含有PVA水溶液
の調製法は特に制限はないが、通常、上記したアミノ基
含有PVAを適当な温度、好ましくは50〜100℃の
温度で水に溶解させることによって調製することができ
る。アミノ基含有PVA水溶液におけるアミノ基含有P
VAの濃度は、水性エマルジョンb中に含まれる他の成
分の種類や濃度などに応じて調節し得るが、保存安定
性、取り扱い性などの点から、濃度5〜20重量%の水
溶液が好ましい。
限はないが、一般的にはエチレン性不飽和単量体及びジ
エン系単量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽
和単量体単位からなる重合体を分散質とする水性エマル
ジョンに、アミノ基含有PVA水溶液を攪拌下混合する
ことにより製造される。このアミノ基含有PVA水溶液
の調製法は特に制限はないが、通常、上記したアミノ基
含有PVAを適当な温度、好ましくは50〜100℃の
温度で水に溶解させることによって調製することができ
る。アミノ基含有PVA水溶液におけるアミノ基含有P
VAの濃度は、水性エマルジョンb中に含まれる他の成
分の種類や濃度などに応じて調節し得るが、保存安定
性、取り扱い性などの点から、濃度5〜20重量%の水
溶液が好ましい。
【0035】さらに、本発明の水性エマルジョンbに
は、水性エマルジョンaにさらにアミノ基含有PVAま
たはその水溶液を更に追加添加したものも含まれる。
は、水性エマルジョンaにさらにアミノ基含有PVAま
たはその水溶液を更に追加添加したものも含まれる。
【0036】次に、本発明の組成物を構成する耐水化剤
(B)について説明する。多価エポキシ化合物として
は、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールAジβメチルグリシジルエーテル、ビスフェノー
ルFジグリシジルエーテル、テトラヒドロキシフェニル
メタンテトラグリシジルエーテル、レゾルシノールジグ
リシジルエーテル、ブロム化ビスフェノールAジグリシ
ジルエーテル、クロル化ビスフェノールAジグリシジル
エーテル、水素添加ビスフェノールAジグリシジルエー
テル、ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物の
ジグリシジルエーテル、ノボラックグリシジルエーテ
ル、ポリアルキレングリコールジグリシジルエーテル、
グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリト
ールジグリシジルエーテル、エポキシウレタン樹脂等の
グリシジルエーテル型;P−オキシ安息香酸グリシジル
エーテル・エステル等のグリシジルエーテル・エステル
型;フタル酸ジグリシジルエステル、テトラハイドロフ
タル酸ジグリシジルエステル、ヘキサハイドロフタル酸
ジグリシジルエステル、アクリル酸ジグリシジルエステ
ル、ダイマー酸ジグリシジルエステル等のグリシジルエ
ステル型;グリシジルアニリン、テトラグリシジルジア
ミノジフェニルメタン、トリグリシジルイソシアヌレー
ト、トリグリシジルアミノフェノール等のグリシジルア
ミン型;エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化大豆油
等の線状脂肪族エポキシ樹脂;3,4エポキシ−6メチ
ルシクロヘキシルメチル−3,4エポキシ−6メチルシ
クロヘキサンカルボキシレート、3,4エポキシシクロ
ヘキシルメチル(3,4−エポキシシクロヘキサン)カ
ルボキシレート、ビス(3,4−エポキシ−6メチルシ
クロヘキシルメチル)アジペート、ビニルシクロヘキセ
ンジエポキサイド、ジシクロペンタジエンオキサイド、
ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、リ
モネンジオキサイド等の脂環族エポキシ樹脂、ポリアミ
ドエピクロルヒドリン等が挙げられる。
(B)について説明する。多価エポキシ化合物として
は、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールAジβメチルグリシジルエーテル、ビスフェノー
ルFジグリシジルエーテル、テトラヒドロキシフェニル
メタンテトラグリシジルエーテル、レゾルシノールジグ
リシジルエーテル、ブロム化ビスフェノールAジグリシ
ジルエーテル、クロル化ビスフェノールAジグリシジル
エーテル、水素添加ビスフェノールAジグリシジルエー
テル、ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物の
ジグリシジルエーテル、ノボラックグリシジルエーテ
ル、ポリアルキレングリコールジグリシジルエーテル、
グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリト
ールジグリシジルエーテル、エポキシウレタン樹脂等の
グリシジルエーテル型;P−オキシ安息香酸グリシジル
エーテル・エステル等のグリシジルエーテル・エステル
型;フタル酸ジグリシジルエステル、テトラハイドロフ
タル酸ジグリシジルエステル、ヘキサハイドロフタル酸
ジグリシジルエステル、アクリル酸ジグリシジルエステ
ル、ダイマー酸ジグリシジルエステル等のグリシジルエ
ステル型;グリシジルアニリン、テトラグリシジルジア
ミノジフェニルメタン、トリグリシジルイソシアヌレー
ト、トリグリシジルアミノフェノール等のグリシジルア
ミン型;エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化大豆油
等の線状脂肪族エポキシ樹脂;3,4エポキシ−6メチ
ルシクロヘキシルメチル−3,4エポキシ−6メチルシ
クロヘキサンカルボキシレート、3,4エポキシシクロ
ヘキシルメチル(3,4−エポキシシクロヘキサン)カ
ルボキシレート、ビス(3,4−エポキシ−6メチルシ
クロヘキシルメチル)アジペート、ビニルシクロヘキセ
ンジエポキサイド、ジシクロペンタジエンオキサイド、
ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、リ
モネンジオキサイド等の脂環族エポキシ樹脂、ポリアミ
ドエピクロルヒドリン等が挙げられる。
【0037】アルデヒド化合物としては、ホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、クロ
トンアルデヒド、ベンズアルデヒドなどのモノアルデヒ
ド類、グリオキザール、マロンアルデヒド、グルタルア
ルデヒド、ピメリンジアルデヒド、スベリンジアルデヒ
ド、ジアルデヒドデンプン等のジアルデヒド類が挙げら
れる。
ヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、クロ
トンアルデヒド、ベンズアルデヒドなどのモノアルデヒ
ド類、グリオキザール、マロンアルデヒド、グルタルア
ルデヒド、ピメリンジアルデヒド、スベリンジアルデヒ
ド、ジアルデヒドデンプン等のジアルデヒド類が挙げら
れる。
【0038】多価イソシアネート化合物としては、トリ
レンジイソシアネート(TDI);水素化TDI;トリ
メチロールプロパン−TDIアダクト(例えばバイエル
社製、商品名:Desmour L);トリフェニルメ
タントリイソシアネート;メチレンビスジフェニルイソ
シアネート(MDI);水素化MDI;重合MDI;ヘ
キサメチレンジイソシアネート;キシリレンジイソシア
ネート;4,4-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト;イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。ま
た、乳化剤を用いて水に分散させたイソシアネートも使
用できる。
レンジイソシアネート(TDI);水素化TDI;トリ
メチロールプロパン−TDIアダクト(例えばバイエル
社製、商品名:Desmour L);トリフェニルメ
タントリイソシアネート;メチレンビスジフェニルイソ
シアネート(MDI);水素化MDI;重合MDI;ヘ
キサメチレンジイソシアネート;キシリレンジイソシア
ネート;4,4-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト;イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。ま
た、乳化剤を用いて水に分散させたイソシアネートも使
用できる。
【0039】アミノ樹脂は、アミノ化合物とアルデヒド
類の縮合反応により得られる。縮合反応に供されるアミ
ノ化合物としては、メラミン、尿素、チオ尿素、ジシア
ンジアミド、ベンゾグアナミン、アセトグアナミンなど
が挙げられる。これらは単独で或いは2種以上を混合し
て使用することができる。また、アルデヒド類として
は、ホルムアルデヒドが水溶液またはアルコール溶液の
形態で用いられるほか、縮合反応条件下においてホルム
アルデヒドを発生しうる化合物、例えばパラホルムアル
デヒドなどが同様に用いられる。
類の縮合反応により得られる。縮合反応に供されるアミ
ノ化合物としては、メラミン、尿素、チオ尿素、ジシア
ンジアミド、ベンゾグアナミン、アセトグアナミンなど
が挙げられる。これらは単独で或いは2種以上を混合し
て使用することができる。また、アルデヒド類として
は、ホルムアルデヒドが水溶液またはアルコール溶液の
形態で用いられるほか、縮合反応条件下においてホルム
アルデヒドを発生しうる化合物、例えばパラホルムアル
デヒドなどが同様に用いられる。
【0040】フェノール樹脂は、フェノール化合物とア
ルデヒド類の縮合反応により得られる。縮合反応に供さ
れるフェノール化合物としては、フェノール、m−クレ
ゾール、O−クレゾール、p−クレゾール、3,5−キ
シレノール、2,5−キシレノール、2,4−キシレノ
ール、3,4−キシレノール、サリゲニン、2,3,5
−トリメチルフェノール等が挙げられる。これらは単独
で或いは2種以上を混合して使用することができる。ま
た、アルデヒド類としては、ホルムアルデヒドが水溶液
またはアルコール溶液の形態で用いられるほか、縮合反
応条件下においてホルムアルデヒドを発生しうる化合
物、例えばパラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテト
ラミンなどが同様に用いられる。
ルデヒド類の縮合反応により得られる。縮合反応に供さ
れるフェノール化合物としては、フェノール、m−クレ
ゾール、O−クレゾール、p−クレゾール、3,5−キ
シレノール、2,5−キシレノール、2,4−キシレノ
ール、3,4−キシレノール、サリゲニン、2,3,5
−トリメチルフェノール等が挙げられる。これらは単独
で或いは2種以上を混合して使用することができる。ま
た、アルデヒド類としては、ホルムアルデヒドが水溶液
またはアルコール溶液の形態で用いられるほか、縮合反
応条件下においてホルムアルデヒドを発生しうる化合
物、例えばパラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテト
ラミンなどが同様に用いられる。
【0041】ジ(メタ)アクリルアミドとしては、N,
N’−メチレンビスアクリルアミド、N,N’−エチレ
ンビスアクリルアミド、N,N’−プロピレンビスアク
リルアミドが挙げられる。
N’−メチレンビスアクリルアミド、N,N’−エチレ
ンビスアクリルアミド、N,N’−プロピレンビスアク
リルアミドが挙げられる。
【0042】本発明の樹脂組成物において、アミノ基含
有PVA(A)と耐水化剤(B)との重量配合比率
(A)/(B)は99.99/0.01〜10/90であり、好ましく
は99.9/0.1〜70/30である。(A)/(B)が99.99/0.0
1を超える場合には耐水化効果が低く、10/90未満の場合
には組成物水溶液の粘度安定性が低下する。
有PVA(A)と耐水化剤(B)との重量配合比率
(A)/(B)は99.99/0.01〜10/90であり、好ましく
は99.9/0.1〜70/30である。(A)/(B)が99.99/0.0
1を超える場合には耐水化効果が低く、10/90未満の場合
には組成物水溶液の粘度安定性が低下する。
【0043】また、本発明の組成物は、必要に応じて、
その乾燥性、セット性、粘度、造膜性などを調製するた
めに、トルエン、パークレン、ジクロロベンゼン、トリ
クロロベンゼンなどの各種有機溶剤、でんぷん、変性で
んぷん、酸化でんぷん、アルギン酸ソーダ、カルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、無水マレイン酸/イソブテン共重合体、
無水マレイン酸/スチレン共重合体、無水マレイン酸/
メチルビニルエーテル共重合体などの水溶性高分子や尿
素/ホルマリン樹脂、尿素/メラミン/ホリマリン樹
脂、フェノール/ホリマリン樹脂などの熱硬化性樹脂、
さらに、クレー、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、
木粉などの充填剤、小麦粉などの増量剤、酸化チタンな
どの顔料あるいはその他、消泡剤、分散剤、凍結防止
剤、防腐剤、防錆剤などの各種添加剤を含有するもので
も良い。
その乾燥性、セット性、粘度、造膜性などを調製するた
めに、トルエン、パークレン、ジクロロベンゼン、トリ
クロロベンゼンなどの各種有機溶剤、でんぷん、変性で
んぷん、酸化でんぷん、アルギン酸ソーダ、カルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、無水マレイン酸/イソブテン共重合体、
無水マレイン酸/スチレン共重合体、無水マレイン酸/
メチルビニルエーテル共重合体などの水溶性高分子や尿
素/ホルマリン樹脂、尿素/メラミン/ホリマリン樹
脂、フェノール/ホリマリン樹脂などの熱硬化性樹脂、
さらに、クレー、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、
木粉などの充填剤、小麦粉などの増量剤、酸化チタンな
どの顔料あるいはその他、消泡剤、分散剤、凍結防止
剤、防腐剤、防錆剤などの各種添加剤を含有するもので
も良い。
【0044】本発明の組成物は、耐水性が高いという特
徴を生かして、木工用接着剤、紙加工用接着剤、塗料、
繊維処理剤等の各種用途において用いられる。
徴を生かして、木工用接着剤、紙加工用接着剤、塗料、
繊維処理剤等の各種用途において用いられる。
【0045】
【実施例】以下、実施例と比較例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定される
ものではない。なお、以下の実施例および比較例におい
て「部」および「%」は、特に断らない限り重量基準を
意味する。また、得られたエマルジョンの皮膜耐水性、
耐水接着力および粘度安定性を下記の要領で評価した。
的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定される
ものではない。なお、以下の実施例および比較例におい
て「部」および「%」は、特に断らない限り重量基準を
意味する。また、得られたエマルジョンの皮膜耐水性、
耐水接着力および粘度安定性を下記の要領で評価した。
【0046】(エマルジョンの評価) (1)皮膜の耐水性 得られた水性エマルジョンを20℃,65%RH下で、
PET上に流延し、7日間乾燥させて500μmの乾燥
皮膜を得た。この皮膜を直径2.5cmに打ち抜き、そ
れを試料として20℃の水に24時間浸漬した場合の、
皮膜の吸水率、溶出率を求めた。 (2)耐水接着力 得られた水性エマルジョンをツガ材(柾目)に150g
/m2塗布し、はりあわせて7kg/m2の荷重で16時
間圧締した。その後、解圧し、20℃,65%RH下で
5日間養生した後、、60℃の温水に3時間浸漬し、ぬ
れたままの状態で圧縮せん断強度を測定した。 (3)粘度安定性 エマルジョンを5℃または50℃に放置した場合の30
日後の粘度変化を観察した。
PET上に流延し、7日間乾燥させて500μmの乾燥
皮膜を得た。この皮膜を直径2.5cmに打ち抜き、そ
れを試料として20℃の水に24時間浸漬した場合の、
皮膜の吸水率、溶出率を求めた。 (2)耐水接着力 得られた水性エマルジョンをツガ材(柾目)に150g
/m2塗布し、はりあわせて7kg/m2の荷重で16時
間圧締した。その後、解圧し、20℃,65%RH下で
5日間養生した後、、60℃の温水に3時間浸漬し、ぬ
れたままの状態で圧縮せん断強度を測定した。 (3)粘度安定性 エマルジョンを5℃または50℃に放置した場合の30
日後の粘度変化を観察した。
【0047】合成例1[アミノ基含有PVAの合成] 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管及び温度計を備えた反
応器に、酢酸ビニルモノマー405部、アリルグリシジ
ルエーテル11部およびメタノール30部を仕込み、窒
素ガスを15分バブリングして脱気した。別途、メタノ
ール15部に2,2-アゾビスイソブチロニトリル4.5部
を溶解した開始剤溶液を調製し、窒素ガスのバブリング
により窒素置換した。反応器の昇温を開始し、内温が6
0℃となったところで、別途調製した開始剤溶液を添加
し重合を開始した。60℃で4時間重合し冷却して重合
を停止した。この時の固形分濃度は54.8%であっ
た。続いて30℃、減圧下にメタノールを時々添加しな
がら未反応の酢酸ビニルモノマーの除去を行い、ポリ酢
酸ビニル共重合体のメタノール溶液(濃度44.5%)
を得た。この共重合体は、アリルグリシジルエーテル単
位(エポキシ基)を2.1モル%含有する粘度平均分子
量が80×103のポリ酢酸ビニル共重合体であった。
次に、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管及び温度計を備
えた反応器に、上記で得られたエポキシ基を有するポリ
酢酸ビニル共重合体のメタノール溶液(濃度44.5
%)100部を計り取り15分窒素ガスをバブリングし
た後、2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4−チア
ジアゾール8.5部と水酸化ナトリウム0.03部をメ
タノール48部に溶解したものを仕込んだ。撹拌しなが
ら50℃で2時間反応させた後、40℃に冷却し、濃度
10%の水酸化ナトリウムのメタノール溶液を40部添
加し、鹸化を行った。40℃で5時間放置後、粉砕し、
酢酸8部を加えて中和した。メタノールで48時間ソッ
クスレー抽出を行った後、60℃で20時間乾燥するこ
とにより、アミノ基含有PVAを得た。該PVA(PV
A−1)は、2.1モル%のアミノ基が導入されてお
り、ビニルアルコール含量は97.0モル%、重合度は
1000であった。
応器に、酢酸ビニルモノマー405部、アリルグリシジ
ルエーテル11部およびメタノール30部を仕込み、窒
素ガスを15分バブリングして脱気した。別途、メタノ
ール15部に2,2-アゾビスイソブチロニトリル4.5部
を溶解した開始剤溶液を調製し、窒素ガスのバブリング
により窒素置換した。反応器の昇温を開始し、内温が6
0℃となったところで、別途調製した開始剤溶液を添加
し重合を開始した。60℃で4時間重合し冷却して重合
を停止した。この時の固形分濃度は54.8%であっ
た。続いて30℃、減圧下にメタノールを時々添加しな
がら未反応の酢酸ビニルモノマーの除去を行い、ポリ酢
酸ビニル共重合体のメタノール溶液(濃度44.5%)
を得た。この共重合体は、アリルグリシジルエーテル単
位(エポキシ基)を2.1モル%含有する粘度平均分子
量が80×103のポリ酢酸ビニル共重合体であった。
次に、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管及び温度計を備
えた反応器に、上記で得られたエポキシ基を有するポリ
酢酸ビニル共重合体のメタノール溶液(濃度44.5
%)100部を計り取り15分窒素ガスをバブリングし
た後、2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4−チア
ジアゾール8.5部と水酸化ナトリウム0.03部をメ
タノール48部に溶解したものを仕込んだ。撹拌しなが
ら50℃で2時間反応させた後、40℃に冷却し、濃度
10%の水酸化ナトリウムのメタノール溶液を40部添
加し、鹸化を行った。40℃で5時間放置後、粉砕し、
酢酸8部を加えて中和した。メタノールで48時間ソッ
クスレー抽出を行った後、60℃で20時間乾燥するこ
とにより、アミノ基含有PVAを得た。該PVA(PV
A−1)は、2.1モル%のアミノ基が導入されてお
り、ビニルアルコール含量は97.0モル%、重合度は
1000であった。
【0048】合成例2[アミノ基含有PVAの合成] 合成例1で用いた2−アミノ−5−メルカプト−1,
3,4−チアジアゾールに変えて、5−アミノ−3−メ
ルカプト−1,2,4−トリアゾールを用いた他は、合
成例1と同様にしてアミノ基含有PVAを得た。該PV
A(PVA−2)は、2.1モル%のアミノ基が導入さ
れており、ビニルアルコール含量は97.0モル%、重
合度は1000であった。
3,4−チアジアゾールに変えて、5−アミノ−3−メ
ルカプト−1,2,4−トリアゾールを用いた他は、合
成例1と同様にしてアミノ基含有PVAを得た。該PV
A(PVA−2)は、2.1モル%のアミノ基が導入さ
れており、ビニルアルコール含量は97.0モル%、重
合度は1000であった。
【0049】実施例1 合成例1のアミノ基含有PVA(重合度1000、けん
化度97.0%、アミノ基含有量2.1モル%、PVA
−1)5部に、水100部を加え、95℃でPVAを加
熱溶解した。該PVA水溶液を耐圧オートクレーブに仕
込み、酢酸ビニル100部を添加して、窒素置換後、エ
チレンを40kg/cm2まで圧入した。次いで、内温
を60℃に上げ、過酸化水素/酒石酸のレドックス開始
剤系の存在下で共重合を行った。共重合は3時間で完了
し、固形分濃度52.9%、粘度1110mPa・sの
安定な酢酸ビニル-エチレン共重合体エマルジョン(E
m−1)を得た。これを用いて、上記の方法で、皮膜の
耐水性、耐水接着力、粘度安定性の試験を行った。結果
を表1および表2に示す。
化度97.0%、アミノ基含有量2.1モル%、PVA
−1)5部に、水100部を加え、95℃でPVAを加
熱溶解した。該PVA水溶液を耐圧オートクレーブに仕
込み、酢酸ビニル100部を添加して、窒素置換後、エ
チレンを40kg/cm2まで圧入した。次いで、内温
を60℃に上げ、過酸化水素/酒石酸のレドックス開始
剤系の存在下で共重合を行った。共重合は3時間で完了
し、固形分濃度52.9%、粘度1110mPa・sの
安定な酢酸ビニル-エチレン共重合体エマルジョン(E
m−1)を得た。これを用いて、上記の方法で、皮膜の
耐水性、耐水接着力、粘度安定性の試験を行った。結果
を表1および表2に示す。
【0050】実施例2 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素吹込口を備えた
1リットルのガラス製重合容器に、イオン交換水100
部、合成例1のアミノ基含有PVA(重合度1000、
けん化度97.0%、一級アミノ基含有量2.1モル
%、PVA−1)5部を仕込み95℃で完全に溶解し
た。次に、このPVA水溶液を冷却、窒素置換後、14
0rpmで撹拌しながら、酢酸ビニル10部を仕込み、
60℃に昇温した後、過酸化水素/酒石酸のレドックス
開始剤系の存在下で重合を開始した。重合開始15分後
から酢酸ビニル90部を3時間にわたって連続的に添加
し、重合を完結させた。固形分濃度48.5%のポリ酢
酸ビニルエマルジョン(Em−2)が得られた。このエ
マルジョンの100重量部に対してジブチルフタレート
5部を添加混合した。これを用いて、実施例1と同様の
試験を行った。結果を合わせて表1および表2に示す。
1リットルのガラス製重合容器に、イオン交換水100
部、合成例1のアミノ基含有PVA(重合度1000、
けん化度97.0%、一級アミノ基含有量2.1モル
%、PVA−1)5部を仕込み95℃で完全に溶解し
た。次に、このPVA水溶液を冷却、窒素置換後、14
0rpmで撹拌しながら、酢酸ビニル10部を仕込み、
60℃に昇温した後、過酸化水素/酒石酸のレドックス
開始剤系の存在下で重合を開始した。重合開始15分後
から酢酸ビニル90部を3時間にわたって連続的に添加
し、重合を完結させた。固形分濃度48.5%のポリ酢
酸ビニルエマルジョン(Em−2)が得られた。このエ
マルジョンの100重量部に対してジブチルフタレート
5部を添加混合した。これを用いて、実施例1と同様の
試験を行った。結果を合わせて表1および表2に示す。
【0051】比較例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(クラレ製
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)を用い
て、実施例1と同様の試験を行った。結果を合わせて表
1および表2に示す。
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)を用い
て、実施例1と同様の試験を行った。結果を合わせて表
1および表2に示す。
【0052】比較例2 合成例1のアミノ基含有PVA(PVA−1)にかえ
て、無変性ポリビニルアルコール(重合度1000、け
ん化度98.5%、PVA−3)を用いる以外は、実施
例2と同様にポリ酢酸ビニルエマルジョン(Em−4)
を調製し、実施例1と同様の試験を行った。結果を合わ
せて表1および表2に示す。
て、無変性ポリビニルアルコール(重合度1000、け
ん化度98.5%、PVA−3)を用いる以外は、実施
例2と同様にポリ酢酸ビニルエマルジョン(Em−4)
を調製し、実施例1と同様の試験を行った。結果を合わ
せて表1および表2に示す。
【0053】実施例3 エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(クラレ製
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液10
部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性エ
マルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。
結果を合わせて表1および表2に示す。
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液10
部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性エ
マルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。
結果を合わせて表1および表2に示す。
【0054】実施例4 エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(クラレ製
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液1部
を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性エマ
ルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。結
果を合わせて表1および表2に示す。
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液1部
を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性エマ
ルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。結
果を合わせて表1および表2に示す。
【0055】実施例5 エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(クラレ製
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液20
0部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性
エマルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行っ
た。結果を合わせて表1および表2に示す。
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液20
0部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性
エマルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行っ
た。結果を合わせて表1および表2に示す。
【0056】実施例6 比較例2のポリ酢酸ビニルエマルジョン(Em−4)1
00部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液
10部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水
性エマルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行っ
た。結果を合わせて表1および表2に示す。
00部に対して、合成例1のPVA−1の15%水溶液
10部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水
性エマルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行っ
た。結果を合わせて表1および表2に示す。
【0057】実施例7 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素吹込口を備えた
1リットルのガラス製重合容器に、イオン交換水100
部、非イオン性界面活性剤(ノニポール200、三洋化
成製)3部、アニオン界面活性剤(サンデットBL、三
洋化成製)0.5部を仕込み溶解した。次に、窒素置換
後、140rpmで撹拌しながらアクリル酸n−ブチル
1.3部とメタクリル酸メチル1.3部を仕込み、70
℃に昇温した後、過硫酸アンモニウム5%水溶液2.5
部を添加し重合を開始した。重合開始15分後からアク
リル酸n−ブチル50部とメタクリル酸メチル50部を
混合したものを2時間にわたって連続的に添加し、重合
を完結させた。固形分濃度46.5%のポリ(アクリル
酸n−ブチル/メタクリル酸メチル)エマルジョン(E
m−5)が得られた。このエマルジョン100重量部に
対して合成例1のPVA−1の15%水溶液10部を添
加して水性エマルジョンを調製した。この水性エマルジ
ョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。結果を
合わせて表1および表2に示す。
1リットルのガラス製重合容器に、イオン交換水100
部、非イオン性界面活性剤(ノニポール200、三洋化
成製)3部、アニオン界面活性剤(サンデットBL、三
洋化成製)0.5部を仕込み溶解した。次に、窒素置換
後、140rpmで撹拌しながらアクリル酸n−ブチル
1.3部とメタクリル酸メチル1.3部を仕込み、70
℃に昇温した後、過硫酸アンモニウム5%水溶液2.5
部を添加し重合を開始した。重合開始15分後からアク
リル酸n−ブチル50部とメタクリル酸メチル50部を
混合したものを2時間にわたって連続的に添加し、重合
を完結させた。固形分濃度46.5%のポリ(アクリル
酸n−ブチル/メタクリル酸メチル)エマルジョン(E
m−5)が得られた。このエマルジョン100重量部に
対して合成例1のPVA−1の15%水溶液10部を添
加して水性エマルジョンを調製した。この水性エマルジ
ョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。結果を
合わせて表1および表2に示す。
【0058】比較例3 実施例3のエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(クラレ製OM−4200、固形分濃度55%、Em−
3)100部に対して、無変性ポリビニルアルコール
(PVA−3)の15%水溶液10部を添加して水性エ
マルジョンを調製した。この水性エマルジョンを用い
て、実施例1と同様の試験を行った。結果を合わせて表
1および表2に示す。
(クラレ製OM−4200、固形分濃度55%、Em−
3)100部に対して、無変性ポリビニルアルコール
(PVA−3)の15%水溶液10部を添加して水性エ
マルジョンを調製した。この水性エマルジョンを用い
て、実施例1と同様の試験を行った。結果を合わせて表
1および表2に示す。
【0059】実施例8 合成例1のPVA−1にかえて、合成例2のアミノ基含
有PVA(重合度1050、鹸化度97.0%、アミノ
基含有量2.1モル%、PVA−2)を用いた以外は、
実施例1と同様にして、固形分濃度52.8%、粘度1
090mPa・sの安定な酢酸ビニル-エチレン共重合体
エマルジョン(Em−6)を得た。これを用いて実施例
1と同様の試験を行った。結果を合わせて表1および表
2に示す。
有PVA(重合度1050、鹸化度97.0%、アミノ
基含有量2.1モル%、PVA−2)を用いた以外は、
実施例1と同様にして、固形分濃度52.8%、粘度1
090mPa・sの安定な酢酸ビニル-エチレン共重合体
エマルジョン(Em−6)を得た。これを用いて実施例
1と同様の試験を行った。結果を合わせて表1および表
2に示す。
【0060】実施例9 エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(クラレ製
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例2のPVA−2の15%水溶液10
部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性エ
マルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。
結果を合わせて表1および表2に示す。
OM−4200、固形分濃度55%、Em−3)100
部に対して、合成例2のPVA−2の15%水溶液10
部を添加して水性エマルジョンを調製した。この水性エ
マルジョンを用いて、実施例1と同様の試験を行った。
結果を合わせて表1および表2に示す。
【0061】実施例10 実施例1のエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(Em−1)100部に対して、エチレングリコールジ
グリシジルエーテル3部を添加して水性エマルジョンを
調製した。この水性エマルジョンを用いて、実施例1と
同様の試験を行った。結果を合わせて表1および表2に
示す。
(Em−1)100部に対して、エチレングリコールジ
グリシジルエーテル3部を添加して水性エマルジョンを
調製した。この水性エマルジョンを用いて、実施例1と
同様の試験を行った。結果を合わせて表1および表2に
示す。
【0062】実施例11 実施例10で用いたエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルをグリオキザールに変える以外は、実施例10と
同様にして試験を行った。結果を合わせて表1および表
2に示す。
ーテルをグリオキザールに変える以外は、実施例10と
同様にして試験を行った。結果を合わせて表1および表
2に示す。
【0063】実施例12 実施例10で用いたエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルを水分散性イソシアネートに変える以外は、実施
例10と同様にして試験を行った。結果を合わせて表1
および表2に示す。
ーテルを水分散性イソシアネートに変える以外は、実施
例10と同様にして試験を行った。結果を合わせて表1
および表2に示す。
【0064】実施例13 実施例10で用いたエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルをアミノ樹脂に変える以外は、実施例10と同様
にして試験を行った。結果を合わせて表1および表2に
示す。
ーテルをアミノ樹脂に変える以外は、実施例10と同様
にして試験を行った。結果を合わせて表1および表2に
示す。
【0065】実施例14 実施例10で用いたエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルをフェノール樹脂に変える以外は、実施例10と
同様にして試験を行った。結果を合わせて表1および表
2に示す。
ーテルをフェノール樹脂に変える以外は、実施例10と
同様にして試験を行った。結果を合わせて表1および表
2に示す。
【0066】実施例15 実施例10で用いたエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルをジアクリルアミドに変える以外は、実施例10
と同様にして試験を行った。結果を合わせて表1および
表2に示す。
ーテルをジアクリルアミドに変える以外は、実施例10
と同様にして試験を行った。結果を合わせて表1および
表2に示す。
【0067】
【表1】
【0068】(表1の脚注) Em−1:エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(アミノ基含有PVA(PVA−1)保護コロイド、固
形分濃度53.0%) Em−2:ポリ酢酸ビニルエマルジョン(アミノ基含有
PVA(PVA−1)保護コロイド、固形分濃度48.
5%) Em−3:エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(クラレ製OM−4200、固形分濃度55%) Em−4:ポリ酢酸ビニルエマルジョン Em−5:ポリ(アクリル酸n−ブチル/メタクリル酸
メチル)エマルジョン Em−6:エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(アミノ基含有PVA(PVA−2)保護コロイド、固
形分濃度52.8%) PVA−1:2.1モル%アミノ基含有、鹸化度97.
0モル%、重合度1000 PVA−2:2.1モル%アミノ基含有、鹸化度97.
0モル%、重合度1000 PVA−3:無変性、鹸化度98.5mol%、重合度
1000 水分散性イソシアネート:コロネートC−3053(日
本ポリウレタン工業製) アミノ樹脂:ユーロイドS−22(三井東圧化学製) フェノール樹脂:フェノライトTD−617(大日本イ
ンキ化学工業製) ジアクリルアミド:N,N’−メチレンビスアクリルア
ミド
(アミノ基含有PVA(PVA−1)保護コロイド、固
形分濃度53.0%) Em−2:ポリ酢酸ビニルエマルジョン(アミノ基含有
PVA(PVA−1)保護コロイド、固形分濃度48.
5%) Em−3:エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(クラレ製OM−4200、固形分濃度55%) Em−4:ポリ酢酸ビニルエマルジョン Em−5:ポリ(アクリル酸n−ブチル/メタクリル酸
メチル)エマルジョン Em−6:エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(アミノ基含有PVA(PVA−2)保護コロイド、固
形分濃度52.8%) PVA−1:2.1モル%アミノ基含有、鹸化度97.
0モル%、重合度1000 PVA−2:2.1モル%アミノ基含有、鹸化度97.
0モル%、重合度1000 PVA−3:無変性、鹸化度98.5mol%、重合度
1000 水分散性イソシアネート:コロネートC−3053(日
本ポリウレタン工業製) アミノ樹脂:ユーロイドS−22(三井東圧化学製) フェノール樹脂:フェノライトTD−617(大日本イ
ンキ化学工業製) ジアクリルアミド:N,N’−メチレンビスアクリルア
ミド
【0069】
【表2】
【0070】
【発明の効果】本発明の水性エマルジョンは、放置粘度
安定性に優れる上、耐水接着力に優れており、木工用接
着剤、合板用接着剤、紙加工剤、塗料、繊維加工剤など
に幅広く好適に用いられる。
安定性に優れる上、耐水接着力に優れており、木工用接
着剤、合板用接着剤、紙加工剤、塗料、繊維加工剤など
に幅広く好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 29/04 C08L 29/04 G C // C08F 8/34 C08F 8/34 (C08F 216/06 226:06)
Claims (4)
- 【請求項1】 エチレン性不飽和単量体及びジエン系単
量体から選ばれる一種あるいは二種以上の不飽和単量体
単位からなる重合体を分散質とし、分子内に複素環に結
合したアミノ基を含有する単位を0.01〜30モル%
含有するビニルアルコール系重合体を分散剤とする水性
エマルジョン。 - 【請求項2】 複素環に結合したアミノ基を含有する単
位が下記の化1で表される単位である請求項1記載の水
性エマルジョン。 【化1】 (ここで、R1、R2、R3、R4およびR5は、水素原子
または炭素数8以下の炭化水素基を表し、Aは2価の炭
化水素基を表し、Sは硫黄原子を表し、Xは複素環に結
合したアミノ基を含有する一価の基をそれぞれ表す。) - 【請求項3】 複素環に結合したアミノ基を含有する一
価の基が下記の化2で表される基である請求項1記載の
水性エマルジョン。 【化2】 (ここで、ZはS、O、NHまたはCH2を表す。) - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の水
性エマルジョン(A)ならびに多価エポキシ化合物、ア
ルデヒド化合物、多価イソシアネート化合物、アミノ樹
脂、フェノール樹脂およびジアクリルアミドから選ばれ
る少なくとも一種以上の耐水化剤(B)からなる耐水性
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28682497A JPH11116821A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 水性エマルジョン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28682497A JPH11116821A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 水性エマルジョン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11116821A true JPH11116821A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17709519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28682497A Pending JPH11116821A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 水性エマルジョン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11116821A (ja) |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP28682497A patent/JPH11116821A/ja active Pending
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