JPH1111683A - トラックの荷台位置検出装置及び方法並びに荷台上コンテナの位置検出装置及び方法 - Google Patents

トラックの荷台位置検出装置及び方法並びに荷台上コンテナの位置検出装置及び方法

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JPH1111683A
JPH1111683A JP18589497A JP18589497A JPH1111683A JP H1111683 A JPH1111683 A JP H1111683A JP 18589497 A JP18589497 A JP 18589497A JP 18589497 A JP18589497 A JP 18589497A JP H1111683 A JPH1111683 A JP H1111683A
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寿 袋井
Hideo Terada
英雄 寺田
Junji Yamagami
淳二 山上
Tomohisa Ebara
智久 江原
Yasuo Sakai
康雄 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックの荷台や荷台上のコンテナの位置を
高精度に検出でき、入・出庫の完全自動化も実現できる
トラックの荷台位置検出装置及び方法を提供すること。 【解決手段】 トラックを停止させる位置の床面に上か
ら見たときに荷台の端縁と交差するようにゼブラパター
ン11を取付けるとともに、荷台前端位置を検出するエ
リアセンサ14aと荷台高さを検出する高さ計測用エリ
アセンサ15を設け、トラックを停止させる位置の上方
にCCDカメラ13を荷台の4隅と中間部に対応して6
台設置する。これにより、ゼブラパターン11によって
CCDカメラ13で撮影した画像上での荷台の端が明確
になるとともに、この画像データと荷台の前端位置の情
報および荷台高さの情報から荷台の位置が正確に求めら
れるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラックの荷台
位置検出装置及び方法並びに荷台上コンテナの位置検出
装置及び方法に関し、倉庫からコンテナをトラックに出
庫したり、トラックからコンテナを入庫する場合の自動
化に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫においては、コンテナに収納さ
れた荷物を自動倉庫に設けられた移載位置から倉庫内に
入れたり、倉庫内から移載位置まで取り出したりするこ
とをスタッカークレーンなどを自動運転することによっ
て完全に無人化することが行われている。
【0003】一方、自動倉庫の移載位置のコンテナをト
ラックに積み込んで別な所に出庫したり、逆に別な所か
らトラックで運ばれたコンテナを移載位置に入庫するこ
とを自動化しようとする場合には、トラックの荷台の位
置を検出する必要があるとともに、荷台上のコンテナの
位置を検出する必要がある。
【0004】従来のトラックの荷台位置検出方法や荷台
上のコンテナの位置検出方法としては、例えば特開平8
−337390号公報に開示されているように、トラッ
クの進退方向とこれと直交する方向とに移動する2つの
台車を介して旋回台を搭載し、この旋回台にコンテナク
レーンの昇降するコンテナスプレッダを吊り下げるよう
にし、このコンテナスプレッダの4隅にカメラを取付
け、コンテナスプレッダを移動しながらトラックの荷台
やコンテナを撮影し、画像データから荷台位置やコンテ
ナ位置を求めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、トラックに
は、小型から大型まで荷台の長さが異なるものがあると
ともに、荷台高さも異なり、4台のカメラの画像データ
による画像処理では、誤差も大きく、荷台の材質や色に
よっては画像上荷台の端縁の検出が困難になってしまう
という問題がある。
【0006】また、カメラ自体がコンテナクレーンを構
成するコンテナスプレッダに取付けられて移動されるた
め、カメラから荷台やコンテナまでの距離(高さ)によ
って画像処理された位置データの精度が変化するという
問題があり、一方、荷台やコンテナの位置検出のためカ
メラの移動を行なったのち、コンテナを吊り上げて移載
するためのコンテナスプレッダの移動を別に行う必要が
あり、複雑な制御や処理が必要になるという問題があ
る。
【0007】この発明は、かかる従来技術の有する課題
に鑑みてなされたもので、トラックの荷台や荷台上のコ
ンテナの位置を高精度に検出することができ、入・出庫
の完全自動化も実現できるトラックの荷台位置検出装置
及び方法並びに荷台上コンテナの位置検出装置及び方法
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの
発明の請求項1記載のトラックの荷台位置検出装置は、
トラックを停止させる位置に対応して床面に設けられ荷
台端縁と交差するゼブラパターンと、前記トラックが停
止した位置での荷台前端位置及び荷台高さを検出するセ
ンサと、前記トラックを停止させる位置上方に固定設置
され前記ゼブラパターンとともに前記荷台端縁を荷台の
4隅および長さ方向中間部2か所の6か所で撮影するカ
メラと、これら6か所のカメラの画像データと前記セン
サの検出データとを処理して荷台位置を求める演算処理
装置とでなることを特徴とするものである。
【0009】このトラックの荷台位置検出装置によれ
ば、トラックを停止させる位置の床面に上から見たとき
に荷台の端縁と交差するようにゼブラパターンを取付け
るとともに、荷台前端位置を検出するセンサと荷台高さ
を検出するセンサを設けるようにし、トラックを停止さ
せる位置の上方にCCDカメラなどのカメラを荷台の4
隅と中間部に対応して6台設置するようにしており、ゼ
ブラパターンによってCCDカメラで撮影した画像上で
の荷台の端が明確になるとともに、この画像データと荷
台の前端位置の情報および荷台高さの情報から荷台の位
置が正確に求められるようになる。
【0010】また、この発明の請求項2記載のトラック
の荷台位置検出方法は、トラックの荷台位置を検出する
に際し、トラックを停止させる位置に対応して床面に荷
台端縁と交差するゼブラパターンを設けるとともに、前
記トラックが停止した位置での荷台前端位置及び荷台高
さを検出するセンサを設ける一方、前記トラックを停止
させる位置上方に、前記ゼブラパターンとともに前記荷
台端縁を撮影するカメラを荷台の4隅および長さ方向中
間部2か所の6か所に固定設置し、これら6か所のカメ
ラの画像データと前記センサの検出データとを処理して
荷台位置を求めることを特徴とするものである。
【0011】このトラックの荷台位置検出方法によれ
ば、トラックを停止させる位置の床面に上から見たとき
に荷台の端縁と交差するように白と黒が交互になったゼ
ブラパターンを取付けるとともに、荷台前端位置を検出
するセンサと荷台高さを検出するセンサを設けるように
し、トラックを停止させる位置の上方にCCDカメラな
どのカメラを荷台の4隅と中間部に対応して6台設置す
るようにしており、ゼブラパターンとともに荷台をCC
Dカメラで撮影して画像上での荷台の端を明確になるよ
うにし、この画像データと荷台の前端位置の情報および
荷台高さの情報とから荷台の位置を正確に求めるように
している。
【0012】さらに、この発明の請求項3記載の荷台上
コンテナの位置検出装置は、コンテナ上面の対角位置に
取付けられる位置検出用のマーカーと、トラックを停止
させる位置の荷台上方の対角位置に固定設置され前記コ
ンテナのマーカーを撮影する少なくとも2台1組のカメ
ラと、これらカメラの画像データを処理して荷台上のコ
ンテナの位置及び鉛直軸回りの回転位置を求める演算処
理装置とでなることを特徴とするものである。
【0013】この荷台上コンテナの位置検出装置によれ
ば、コンテナ上面の対角位置に位置検出用のマーカーを
取付け、このマーカーを、トラックを停止させる位置の
荷台上のコンテナよりも上方の対角位置に少なくとも2
台1組として固定設置したCCDカメラなどのカメラで
撮影するようにしており、得られるCCDカメラの画像
データを処理することで荷台上のコンテナの位置及び鉛
直軸回りの回転位置を求めるようにしている。
【0014】また、この発明の請求項4記載の荷台上コ
ンテナの位置検出方法は、トラックの荷台上のコンテナ
の位置を検出するに際し、コンテナ上面の対角位置に位
置検出用のマーカーを取付けておき、トラックを停止さ
せる位置の荷台上方の対角位置に前記コンテナのマーカ
ーを撮影するカメラを少なくとも2台1組固定設置する
一方、これらカメラの画像データを処理して荷台上のコ
ンテナの位置及び鉛直軸回りの回転位置を求めることを
特徴とするものである。
【0015】この荷台上コンテナの位置検出方法によれ
ば、コンテナ上面の対角位置に位置検出用のマーカーを
取付け、このマーカーを、トラックを停止させる位置の
荷台上のコンテナよりも上方の対角位置に大きさの異な
る1つのコンテナの検出に必要な少なくとも2台1組と
して固定設置したCCDカメラなどのカメラで撮影する
ようにしており、得られるCCDカメラの画像データを
処理することで荷台上のコンテナの位置及び鉛直軸回り
の回転位置を求めるようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づき詳細に説明する。図1はこの発明のト
ラックの荷台位置検出装置と荷台上コンテナの位置検出
装置のそれぞれの一実施の形態にかかる概略構成図であ
る。
【0017】トラックの荷台位置検出装置10および荷
台上コンテナの位置検出装置20は、コンテナC、例え
ば小コンテナCs と小コンテナCs の2倍の大コンテナ
Cbを収納する自動立体倉庫の移載台Aに隣接して設け
られるものであり、移載台AとトラックTとの間の自動
入・出庫のための位置検出に用いられる。
【0018】なお、自動立体倉庫と移載台Aとの間は図
示しないスタッカクレーンによって自動的な搬送が行わ
れるようになっている。
【0019】自動立体倉庫の移載台Aに搬出されたコン
テナCをトラックTに積み込んで出庫するために用いら
れるトラックの荷台位置検出装置10では、移載台Aに
隣接してトラックTを停止させるための停止位置Sが定
められ、この停止位置Sは、例えばトラックTの荷台B
の後端縁に対して前後方向に±200mm程度、トラック
Tの荷台に対して幅方向に±200mm程度の範囲をもっ
て定められ、この範囲内にトラックTの荷台Bを位置さ
せて停止させるようにし、荷台Bの大小にかかわらず、
荷台Bの後端と両側が停止位置Sに入るようにする。
【0020】このトラックTを停止させる停止位置Sの
床面には、図2に配置を示すように、上から見たときに
荷台Bの端縁と交差するように白と黒の縞模様のゼブラ
パターン11が大型車の荷台Bの4隅に相当する位置と
前後方向中間部(小型車の荷台前端に相当する。)両側
の2か所の合計6か所に設けられ、例えばペイントを用
いて直接描かれたり、シート状に形成したものを張り付
けるなどによって設けられる。このゼブラパターン11
は荷台Bの端縁と直交して配置され、荷台Bの前方両側
及び中間部両側では、荷台Bの幅方向に平行な縞模様と
され、荷台Bの後端隅部では、後部両側を荷台Bの幅方
向に平行な縞模様とし、後端部を荷台Bの長手方向に平
行な縞模様とした2方向の縞模様を組み合わせたゼブラ
パターン11としてある。
【0021】このようなゼブラパターン11が塗装され
たトラックTを停止させる停止位置Sの上方には、図示
しない梁や桁で枠組みされた天井枠12が固定設置して
あり、この天井枠12の下面にそれぞれのゼブラパター
ン11とともに荷台Bの端縁を撮影して画像データを得
るカメラ13が6台設置される。これら6台のカメラ1
3は、例えばCCDカメラで構成され、天井枠12に下
向きに取付けられる。
【0022】さらに、トラックTを停止させる停止位置
Sの荷台Bの後端縁の位置を検出するためのセンサ14
が設けられ、例えば光電センサを停止位置Sの後端の幅
方向両側に設置して前後方向±200mmの範囲に停止さ
れる荷台Bの後端縁の位置を検出できるようにしてあ
る。
【0023】また、トラックTを停止させる停止位置S
での荷台Bの高さを検出するため、停止位置Sの前後方
向2か所の両側に高さ計測用エリアセンサ15が設置さ
れ、図示例では、それぞれの検出位置に支柱16が立て
られ、各支柱16の上下に32個の透過型センサを取付
けて構成してあり、荷台Bの高さと傾きの検出や画像デ
ータの補正などに用いられる。
【0024】さらに、トラックTが停止した停止位置S
での荷台Bの前端位置を検出するため、荷台前端位置検
出用エリアセンサ14aが停止位置Sの前部両側に設置
されている。
【0025】そして、これら6台のカメラ13の画像デ
ータやエリアセンサ14aの荷台Bの前端位置情報およ
び高さ計測用エリアセンサ15の高さ情報が演算処理装
置17に入力されて処理され、荷台Bの位置や荷台Bの
方向(例えば荷台中心の鉛直軸回りの回転角)が求めら
れるようになっている。
【0026】次に、このように構成したトラックの荷台
位置検出装置10の動作とともに、トラックの荷台位置
検出方法について、図3に示すフロー図にしたがって説
明する。
【0027】トラックTの荷台Bの位置検出を行う必要
があるのは、コンテナCを移載台Aからトラックの荷台
Bに積み込む出庫の場合である。
【0028】まず、トラックTの荷台Bの位置検出、す
なわちコンテナ積み込み位置算出がスタートされると、
トラックTの荷台Bの右端部(トラックT前方に対する
右側)の検出が行われる。
【0029】荷台Bの前方右側のカメラ13-1から画像
データが演算処理装置17に取り込まれるとともに、2
か所の高さ計測用エリアセンサ15からの荷台Bの高さ
情報も取り込まれる。
【0030】すると、演算処理装置17では、ゼブラパ
ターン11とともに撮影された画像データから明確にな
っている荷台Bの端部を画像処理によって検出するが、
この画像処理において床面からの荷台高さが異なる画像
データであっても正確に荷台Bの端部の位置を求めるこ
とができるように高さ計測用エリアセンサ15からの高
さ情報が用いられ、高さ変化による補正が行われる。
【0031】同様にして荷台Bの中間部右側のカメラ1
3-2から画像データが取り込まれるとともに、荷台Bの
後方右側のカメラ13-3の画像データが演算処理装置1
7に取り込まれ、高さ計測用エリアセンサ15からの高
さ情報による高さ変化を補正して、ゼブラパターン11
とともに撮影された画像データから明確になっている荷
台Bの端部を画像処理によって検出する。
【0032】こうして得られた荷台Bの右側3か所の端
部のデータを統合して荷台B右端部の直線が求められ
る。
【0033】次に、トラックTの荷台Bの左端部(トラ
ックT前方に対する左側)の検出が行なわれる。
【0034】荷台Bの前方左側のカメラ13-4から画像
データが演算処理装置17に取り込まれるとともに、2
か所の高さ計測用エリアセンサ15からの荷台Bの高さ
情報も取り込まれる。
【0035】すると、演算処理装置17では、高さ計測
用エリアセンサ15の高さ情報による補正を行ってゼブ
ラパターン11とともに撮影された画像データから明確
になっている荷台Bの端部を画像処理によって検出す
る。
【0036】同様にして荷台Bの中間部左側のカメラ1
3-5から画像データが取り込まれるとともに、荷台Bの
後方左側のカメラ13-6の画像データが演算処理装置1
7に取り込まれ、ゼブラパターン11とともに撮影され
た画像データを高さ変化による補正を行って明確になっ
ている荷台Bの端部を画像処理によって検出する。
【0037】こうして得られた荷台Bの左側3か所の端
部のデータを統合して荷台Bの左端部の直線が求められ
る。
【0038】こうして荷台Bの左右の端部を表わす直線
が求められた後、トラックTの荷台Bの前端を検出する
エリアセンサ14aの検出情報が演算処理装置17に取
り込まれる。
【0039】そして、得られた荷台Bの前端位置と、荷
台Bの左右の端部を表わす直線とから荷台Bの位置、例
えば移載台Aを原点とする座標に対する荷台Bの位置と
荷台Bの方向(例えば荷台中心の鉛直軸回りの回転角)
が求められるとともに、荷台Bの高さも求められる。
【0040】こうして、トラックTの荷台Bの位置が求
められると、さらに出庫するコンテナCの長さを入力す
ることで、コンテナCの積み込み位置及びトラックTに
荷台Bと平行にするためのコンテナCの中心での鉛直軸
回りの回転角が求められ、コンテナクレーンに出力さ
れ、自動運転によって移載台A上のコンテナCが吊り上
げられてトラックTの荷台B上に積み込まれる。
【0041】このようなトラックの荷台位置検出装置1
0およびトラックの荷台位置検出方法によれば、荷台B
の位置を検出するカメラ13を天井枠12に固定するよ
うにしたので、カメラを移動する場合に比べて高精度に
検出することができるとともに、画像処理によって荷台
位置を求める処理が容易となる。
【0042】また、荷台位置を検出するカメラ13を6
台設置してこれらの画像データから荷台Bの位置を検出
するようにたので、高精度に検出することができる。
【0043】さらに、得られた荷台Bの位置を直接コン
テナクレーンに出力してコンテナCの出庫に用いること
ができる。
【0044】次に、この発明の荷台上コンテナの位置検
出装置と荷台上コンテナの位置検出方法の一実施の形態
について詳細に説明する。
【0045】この荷台上コンテナの位置検出装置20
は、図1に示すように、トラックTの荷台Bに載せられ
て搬送されたコンテナCを荷台B上から自動立体倉庫の
移載台Aに移す入庫のために用いられ、対象となるコン
テナCは小コンテナCs と大コンテナCb (小コンテナ
Cs の2倍)である。
【0046】この荷台上コンテナの位置検出装置20で
は、荷台Bの検出の場合と同一のトラックTを停止させ
るための停止位置Sが定められており、コンテナCの入
庫の場合にもこの停止位置SにトラックTを停止させ
る。
【0047】この荷台上コンテナの位置検出装置20に
よる位置検出対象となる大小のコンテナCには、図1及
び図2に示すように、それぞれ上面の対角位置にマーカ
ー21が取付けてある。
【0048】このマーカー21はCCDカメラによって
撮影した画像上でコンテナCと明確に識別できるもので
あれば良く、各コンテナCの隅部の同一位置に取付け
る。
【0049】一方、トラックTを停止させるための停止
位置Sの上方の天井枠12には、コンテナCに取付けた
マーカー21を撮影するカメラ22としてCCDカメラ
が2台1組としてここでは、2組4台のCCDカメラが
設置してあり、荷台B上に小コンテナCs を前後に2つ
積載して搬送する場合と大コンテナCb を1つ積載して
入庫する場合のいずれにも対応できるようにしてある。
【0050】このカメラ22は、荷台Bの位置を検出す
るカメラ13と異なり、検出高さの範囲がコンテナCの
高さ分だけ高い位置での撮影を行うようになっている。
【0051】そして、これら4台のカメラ22の画像デ
ータが演算処理装置17に入力されるようになってい
る。
【0052】次に、このように構成した荷台上コンテナ
の位置検出装置20の動作とともに、荷台上コンテナの
位置検出方法について、図4に示すフロー図にしたがっ
て説明する。
【0053】荷台上コンテナの位置検出が必要となるト
ラックTの荷台B上のコンテナCを下ろす入庫のため、
コンテナ把持位置算出がスタートされると、入庫するト
ラックTの運転者などから磁気カードなどによって演算
処理装置17にコンテナCの大小、小コンテナCs の場
合の荷台Bへの搭載位置である前後情報が取得される。
【0054】この磁気カードなどの情報からコンテナC
の大きさが判断され、コンテナCが小さい場合には、ト
ラックTの荷台Bの前部か否かが判断される。
【0055】そして、小コンテナCs が前部に搭載され
ている場合には、トラックTの荷台前方右側のカメラ2
2-7から画像データが演算処理装置17に取り込まれ
る。
【0056】このCCDカメラ22-7の画像データから
画像処理によってコンテナの上面右上隅のマーカー21
の位置検出が行われる。この画像処理においても荷台の
高さを検出する2か所の高さ計測用エリアセンサ15か
らの荷台Bの高さ情報を用いて高さの補正が行われる。
【0057】次に、小コンテナCs が前方に搭載されて
いることからトラックTの荷台中間部左側のカメラ22
-8の画像データが演算処理装置17に取り込まれる。
【0058】このCCDカメラ22-8の画像データから
画像処理によってコンテナの上面左下隅のマーカー21
の位置検出が行われる。この画像処理においても荷台B
の高さを検出する2か所の高さ計測用エリアセンサ15
からの荷台高さ情報を用いて高さの補正が行われる。
【0059】こうして小コンテナCs の対角位置の2つ
のマーカー21の位置が検出された後、演算によりコン
テナの中心位置およびこの中心位置における鉛直軸回り
の回転角が算出され、これらによってこのコンテナの位
置が定まる。
【0060】また、小コンテナCs が荷台Bの後方に搭
載されている場合には、CCDカメラ22-9でコンテナ
の上面右上隅のマーカー21の画像データが取り込まれ
るとともに、CCDカメラ22-10 でコンテナの上面左
下隅のマーカー21の画像データが取り込まれ、上記と
同様にして、これら2つのマーカー21の位置を検出し
た後、コンテナの中心位置と回転角が求められる。
【0061】さらに、大コンテナCb の場合には、CC
Dカメラ22-7でコンテナの上面右上隅のマーカー21
の画像データが取り込まれるとともに、CCDカメラ2
2-10 でコンテナの上面左下隅のマーカー21の画像デ
ータが取り込まれ、上記と同様にして、これら2つのマ
ーカー21の位置を検出した後、コンテナの中心位置と
回転角が求められる。
【0062】したがって、これらいずれのコンテナCの
場合でもその中心位置およびその中心位置における鉛直
軸回りの回転角の位置情報をコンテナクレーンの制御装
置(コンピュータ)に出力することで、自動入庫を行う
ことができる。
【0063】このような荷台上コンテナの位置検出装置
20および荷台上コンテナの位置検出方法によれば、コ
ンテナC上面の対角位置にマーカー21を取り付けて2
台の固定したCCDカメラで撮影して画像処理するよう
にしたので、コンテナCの位置を安定かつ高精度に検出
することが可能となった。
【0064】また、2組4台のCCDカメラ22を設置
したので、小コンテナCs が2つ荷台Bに搭載されてい
る場合や大コンテナCb が荷台Bに搭載されている場合
などいずれの場合にもコンテナCの位置を検出すること
ができる。
【0065】さらに、4台のCCDカメラ22を天井枠
12に固定するようにしたので、カメラを移動する場合
に比べて高精度にコンテナCの位置を検出することがで
きるとともに、画像処理によってコンテナCの位置を求
める処理も容易となる。
【0066】また、得られたコンテナCの位置を直接コ
ンテナクレーンに出力してコンテナの入庫に用いること
ができる。
【0067】
【発明の効果】以上、実施の形態とともに詳細に説明し
たように、この発明の請求項1記載のトラックの荷台位
置検出装置によれば、トラックを停止させる位置の床面
に上から見たときに荷台の端縁と交差するようにゼブラ
パターンを取付けるとともに、荷台前端位置を検出する
エリアセンサと荷台高さを検出する高さセンサを設け、
トラックを停止させる位置の上方にCCDカメラなどの
カメラを荷台の4隅と中間部に対応して6台設置したの
で、ゼブラパターンによってCCDカメラで撮影した画
像上での荷台の端が明確になるとともに、この画像デー
タと荷台の前端位置の情報および荷台高さの情報から荷
台の位置を正確に求めることができる。
【0068】また、この発明の請求項2記載のトラック
の荷台位置検出方法によれば、トラックを停止させる位
置の床面に上から見たときに荷台の端縁と交差するよう
に白と黒が交互になったゼブラパターンを取付けるとと
もに、荷台前端位置を検出するエリアセンサと荷台高さ
を検出するエリアセンサを設け、トラックを停止させる
位置の上方にCCDカメラなどのカメラを荷台の4隅と
中間部に対応して6台設置するようにしたので、ゼブラ
パターンとともに荷台をCCDカメラで撮影して画像上
での荷台の端を明確にでき、この画像データと荷台の前
端位置の情報および荷台高さの情報とから荷台の位置を
正確に求めることができる。
【0069】さらに、この発明の請求項3記載の荷台上
コンテナの位置検出装置によれば、コンテナ上面の対角
位置に位置検出用のマーカーを取付け、このマーカー
を、トラックを停止させる位置の荷台上のコンテナより
も上方の対角位置に少なくとも2台1組として固定設置
したCCDカメラなどのカメラで撮影するようにしたの
で、得られるCCDカメラの画像データを処理すること
で荷台上のコンテナの位置及び鉛直軸回りの回転位置を
高精度に求めることができる。
【0070】また、この発明の請求項4記載の荷台上コ
ンテナの位置検出方法によれば、コンテナ上面の対角位
置に位置検出用のマーカーを取付け、このマーカーを、
トラックを停止させる位置の荷台上のコンテナよりも上
方の対角位置に大きさの異なる1つのコンテナの検出に
必要な少なくとも2台1組として固定設置したCCDカ
メラなどのカメラで撮影するようにしたので、得られる
CCDカメラの画像データを処理することで荷台上のコ
ンテナの位置及び鉛直軸回りの回転位置を高精度に求め
ることができる。
【0071】これら発明によりコンテナの入出庫の自動
化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のトラックの荷台位置検出装置と荷台
上コンテナの位置検出装置のそれぞれの一実施の形態に
かかる概略構成図である。
【図2】この発明のトラックの荷台位置検出装置及び方
法並びに荷台上コンテナの位置検出装置及び方法のそれ
ぞれの一実施の形態にかかる荷台の位置、コンテナマー
カーの位置とカメラの視野との関係を示す平面図であ
る。
【図3】この発明のトラックの荷台位置検出方法の一実
施の形態にかかるフローチャートである。
【図4】この発明の荷台上コンテナの位置検出方法の一
実施の形態にかかるフローチャートである。
【符号の説明】
10 トラックの荷台位置検出装置 11 ゼブラパターン 12 天井枠 13 カメラ(CCDカメラ) 14 荷台後端位置検出用のセンサ 14a 荷台前端位置検出用のエリアセンサ(センサ) 15 高さ計測用エリアセンサ(センサ) 17 演算処理装置 20 荷台上コンテナの位置検出装置 21 マーカー 22 カメラ(CCDカメラ) A 移載台 B 荷台 C コンテナ S 停止位置 T トラック
フロントページの続き (72)発明者 山上 淳二 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 江原 智久 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 酒井 康雄 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックを停止させる位置に対応して床
    面に設けられ荷台端縁と交差するゼブラパターンと、前
    記トラックが停止した位置での荷台前端位置及び荷台高
    さを検出するセンサと、前記トラックを停止させる位置
    上方に固定設置され前記ゼブラパターンとともに前記荷
    台端縁を荷台の4隅および長さ方向中間部2か所の6か
    所で撮影するカメラと、これら6か所のカメラの画像デ
    ータと前記センサの検出データとを処理して荷台位置を
    求める演算処理装置とでなることを特徴とするトラック
    の荷台位置検出装置。
  2. 【請求項2】 トラックの荷台位置を検出するに際し、
    トラックを停止させる位置に対応して床面に荷台端縁と
    交差するゼブラパターンを設けるとともに、前記トラッ
    クを停止させる位置での荷台前端位置及び荷台高さを検
    出するセンサを設ける一方、前記トラックを停止させる
    位置上方に、前記ゼブラパターンとともに前記荷台端縁
    を撮影するカメラを荷台の4隅および長さ方向中間部2
    か所の6か所に固定設置し、これら6か所のカメラの画
    像データと前記センサの検出データとを処理して荷台位
    置を求めることを特徴とするトラックの荷台位置検出方
    法。
  3. 【請求項3】 コンテナ上面の対角位置に取付けられる
    位置検出用のマーカーと、トラックを停止させる位置の
    荷台上方の対角位置に固定設置され前記コンテナのマー
    カーを撮影する少なくとも2台1組のカメラと、これら
    カメラの画像データを処理して荷台上のコンテナの位置
    及び鉛直軸回りの回転位置を求める演算処理装置とでな
    ることを特徴とする荷台上コンテナの位置検出装置。
  4. 【請求項4】 トラックの荷台上のコンテナの位置を検
    出するに際し、コンテナ上面の対角位置に位置検出用の
    マーカーを取付けておき、トラックを停止させる位置の
    荷台上方の対角位置に前記コンテナのマーカーを撮影す
    るカメラを少なくとも2台1組固定設置する一方、これ
    らカメラの画像データを処理して荷台上のコンテナの位
    置及び鉛直軸回りの回転位置を求めることを特徴とする
    荷台上コンテナの位置検出方法。
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