JPH11116933A - 感圧接着剤および感圧接着性シート - Google Patents
感圧接着剤および感圧接着性シートInfo
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- JPH11116933A JPH11116933A JP9278435A JP27843597A JPH11116933A JP H11116933 A JPH11116933 A JP H11116933A JP 9278435 A JP9278435 A JP 9278435A JP 27843597 A JP27843597 A JP 27843597A JP H11116933 A JPH11116933 A JP H11116933A
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Abstract
に、粉落ち等の現象を抑制でき、耐ブロッキング性と共
に耐熱性、耐摩耗性に優れる、低コストの感圧接着剤お
よび感圧接着性シートであって、プリント用シートへ良
好に適用される感圧接着剤および感圧接着性シートの提
供を目的とする。 【解決手段】 本発明の感圧接着剤は、感圧接着性樹脂
100重量部に、融点が使用環境温度以上の熱可塑性樹
脂を、その粒径が0.1μm〜50μmの粒子形状とし
て1重量部〜200重量部の割合で分散配合したもので
あり、また、感圧接着性シートは、基材上に、上記の感
圧接着剤を塗布形成した後、熱可塑性樹脂の融点付近に
加熱して形成された感圧接着剤層を設けたものである。
Description
感圧接着性シートに関し、例えば親展葉書用のメールフ
ォーム、値札タッグ、カード付きプリント用紙等のよう
に、一時的に密着を必要とする帳票類の易開封性接着剤
として好適に使用される感圧接着剤及び感圧接着性シー
トに関する。
して、必要事項をプリンター等で印字した後、封書形態
等に折り畳み、接着して発送されるメールフォームが広
く使用されている。そして、この種のメールフォームと
しては、3つ折りに折り畳んで周縁部を接着し、開封時
にはミシン目から3辺乃至4辺を切り取って展開する形
態のものが広く利用されている。しかしながら、このメ
ールフォームは開封時にミシン目から周縁部を切り取る
必要があるため、ゴミの発生の問題と共に情報記録部分
の有効面積が小さくなるという問題がある。また、この
メールフォームは周縁部のみを接着しているため、現行
の郵便法では封書扱いとなり、寸法を葉書サイズとして
も安価な葉書扱いで郵送することができなかった。
用フィルムを挟み込んで折り畳み、接着し、受取人が接
着部を剥離して必要事項を確認することができる再剥離
性を有する形態のものが知られており、この形態のもの
は葉書扱いで郵送することができるが、このタイプのも
のはフィルムの挟み込み作業が必要となり、製作工程が
煩雑となる欠点があった。
ートも、耐ブロッキング性の観点から使用されている
が、完全にブロッキング性を防止しうるまでにはいたっ
ておらず、また、ノンインパクトプリンタにおけるトナ
ーを使用した熱定着式プリンタでは、トナーの定着に加
熱方式が利用されるために、ヒートシール剤が軟化して
プリンタ内部を汚損するためにその記録方法が制限され
るという問題がある。
圧接着性樹脂を主成分とし、これに耐ブロッキング性等
を付与することを目的としてマイクロシリカ、クレー等
の無機材料や、熱可塑性を有しない高度に架橋されたポ
リメチルメタクリレート(PMMA)粒子やポリスチレ
ン粒子等を水に分散せしめた感圧接着剤を接着面に塗布
したメールフォームが提案されている。このメールフォ
ームは、接着剤塗布面に熱定着式プリンター等によって
必要事項の記録が可能であり、また、開封時に文字等が
転移することなく、感圧接着剤同士の接着界面で剥離で
き、感圧接着剤塗布面に印字した情報の読み取りが可能
であるという利点がある。
の無機材料は、感圧接着性樹脂との親和性が低く、感圧
接着剤層中に保持されにくく、感圧接着剤層の形成後に
はスポット状のベタツキ部分(ドライタック)が生じ、
ブロッキングの原因ともなり、また、印刷時や印字時に
粉落ち(パイリング)が発生するという問題がある。そ
のため、脱落を防止するためにその形状や粒径を調整し
たり、また、シランカップリング剤やバインダー等の本
来不必要な成分の添加が必要であるなど、性能面を勘案
した上でのコストに問題が生じている。特に、シリカは
サブミクロンオーダーの微細粒子が2次凝集した集合体
となっているために、チキソ性が高く、感圧接着性樹脂
との配合比によってはスラリー化して添加したり、また
溶剤分(エマルジョンであれば水)を適宜添加して固形
分量を低下させる必要があるなど、その取り扱い性に問
題があり、余分な工程やエネルギーを必要である。
リレート(PMMA)粒子やポリスチレン粒子等にあっ
ては、取り扱い性には優れ、また、一般的に使用される
配合比においては増粘性も少なく、高充填が可能である
が、高価であり、また、無機材料同様に感圧接着性樹脂
との親和性が低く、無機顔料と同様の問題がある。
みなされたもので、顔料の高充填が可能であると共に、
粉落ち等の現象を抑制でき、耐ブロッキング性と共に耐
熱性、耐摩耗性に優れる、低コストの感圧接着剤および
感圧接着性シートであって、プリント用シートへ良好に
適用される感圧接着剤および感圧接着性シートの提供を
課題とする。
感圧接着性樹脂100重量部に、融点が使用環境温度以
上の熱可塑性樹脂を、その粒径が0.1μm〜50μm
の粒子形状として1重量部〜200重量部の割合で分散
配合したことを特徴とする。
の少なくとも片面に、感圧接着性樹脂100重量部に融
点が使用環境温度以上の熱可塑性樹脂をその粒径が0.
1μm〜50μmの粒子形状として1重量部〜200重
量部の割合で分散配合した塗液を塗布した後、前記の熱
可塑性樹脂の融点付近に加熱して形成された感圧接着剤
層を設けたことを特徴とする。
10g/m2 の塗布量であることを特徴とする。
わせ接着させた後、両者を剥離する際に、JIS K6
854(1977)で規定されるT形剥離力が5g/2
5mm〜200g/25mmであることを特徴とする。
する。まず、感圧接着性樹脂としては、アクリロニトリ
ル・ブタジエンゴム(NBR)、天然ゴム(NR)、ス
チレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム
(CR)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ま
たはこれらの変性物の少なくとも1種が挙げられる。ま
た、混合物でもよく、その混合割合を適宜調整すること
により、感圧接着性樹脂同士の自着性を保持しつつ、基
材との密着性を自着性より大きくすることができる。好
ましくは、加圧によって感圧接着性樹脂同士の自着性を
発現する性質の高い天然ゴムに、基材との密着性、即ち
アンカー効果を高める目的でポリメチルメタクリレート
やスチレンブタジエンゴムを添加したものが挙げられ
る。ポリメチルメタクリレートは単独で用いられるよ
り、他の感圧接着性樹脂と混合して用いるとよい。この
ような感圧接着性樹脂は、通常粒径0.1μm〜3μm
程度の微粒状のものが使用される。
可塑性樹脂は、使用環境温度以上の融点を有する熱可塑
性樹脂を選択するとよい。最近、高速プリンタとして
は、フラッシュランプでトナーを溶融定着するフラッシ
ュ定着式プリンタや熱定着式プリンタ等があるが、より
高速印字化や、定着温度の低温化の方向にあり、プリン
トシートの表面温度は120℃程度にまで下がってきて
いる状況にある。本発明はこのような状況を踏まえるも
のであり、本発明の感圧接着性シートをプリンタ用とし
て使用する場合には、感圧接着剤層に含有される熱可塑
性樹脂としては、プリントシートの表面温度以上の融点
を有するものとする。このように、本発明の熱可塑性樹
脂における融点は、使用環境温度以上とすることを特徴
とするものであり、前記のプリントシートの表面温度が
120℃程度であれば、感圧接着剤層における熱可塑性
樹脂の融点は、例えば120℃〜220℃のものとされ
る。120℃より低いと熱可塑性樹脂が軟化してプリン
タ内部を汚損するため好ましくなく、220℃以上であ
ると、後述するごとく、感圧接着剤層の形成に際して余
分のエネルギーを必要とする。
しては、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチ
レン樹脂、アクリル樹脂等が挙げられ、平均粒径が0.
1μm〜50μmの粒子状のものであり、例えばポリア
ミド樹脂{商品名:ナイロン6、オルガソール1002
D(融点210℃〜215℃、平均粒径18μm〜22
μm)、ナイロン6/12、オルガソール3202D
(融点184℃〜186℃、平均粒径18μm〜22μ
m)、ナイロン12、オルガソール2002D(融点1
75℃〜179℃、平均粒径18μm〜22μm)}、
超高分子量ポリエチレン樹脂{商品名:ミペロンXM−
220(分子量200×104 、融点136℃、平均粒
径30μm)、商品名:ミペロンXM−221(分子量
200×104 、融点136℃、平均粒径25μm)}
等が挙げられる。
わたるものが市販されており、滑り性が良好であると共
に融点が180℃以上と高く、高速プリンタ用として適
するものである。また、ポリエチレン粒子は、真球状に
近い1次粒子であるが、粒子表面の平滑性が高く、感圧
接着剤に配合した際に透明性の高いものとでき、また、
高度に架橋されたPMMA粒子やポリスチレン粒子に比
して光沢感に優れる感圧接着剤を与えるので好ましい。
また、熱可塑性樹脂粒子として凝集した状態のものを使
用するとシリコンオイルに対する吸油性に優れるものと
できる。
状、偏平状、螺旋状、鱗片状の形状のものを使用しても
よい。
100重量部に対して、1重量部〜200重量部、好ま
しくは5重量部〜100重量部、さらに好ましくは10
重量部〜50重量部の割合で分散配合するとよい。
脂粒子の分散状態は、熱可塑性樹脂粒子が相互に接触す
ると共に、感圧接着性樹脂が粒子間に充填された状態と
するとよく、また、感圧接着剤層の表面には、熱可塑性
樹脂粒子により凹凸形状が形成されるように分散される
とよい。なお、熱可塑性樹脂が繊維状等の場合には、熱
可塑性樹脂繊維が相互に絡み合い、感圧接着剤層の表面
に針状または繊維状の一部が突出した分散形態とすると
よい。
剤層の塗布量とも関連するが、熱可塑性樹脂粒子の粒径
を適宜選択すると共に感圧接着剤樹脂に対する分散割合
を適宜調整するとよい。
着剤層の塗布形成工程において熱可塑性樹脂の融点付近
にまで加熱する乾燥工程を設けることにより、分散され
た熱可塑性樹脂粒子や繊維状物同士の接触面を相互に融
着させて熱可塑性樹脂相互により感圧接着剤層表面に被
膜を形成させ、物理的に熱可塑性樹脂粒子と感圧接着性
樹脂との接着性を持たせることができ、熱可塑性樹脂等
の分散物の粉落ちや感圧接着性樹脂の脱落等の防止を可
能とする。
定着させる方式のプリンタにおける感圧接着剤成分とし
て使用されなかった熱可塑性樹脂を使用する点に特徴を
有するものであるが、熱可塑性樹脂粒子は無機微粒子と
相違し増粘性が少なく、感圧接着剤の調製に際しての取
り扱い性に優れるものであり、また、高充填が可能な感
圧接着剤とでき、コスト的にも無機顔料に匹敵するもの
とできる。
の媒体に分散してエマルジョン状態とされるが、水は、
感圧接着性樹脂100重量部に対して、通常、100重
量部〜500重量部の割合とするとよく、好ましくは2
00重量部〜300重量部である。
とよく、乳化剤としてはオレイン酸石鹸、ひまし油カリ
ウム石鹸、カゼイン、にかわ、ゼラチン等が挙げられ、
感圧接着性樹脂100重量部に対して、0.5重量部〜
2重量部の割合で添加される。
(シリコーンオイル吸着性)等の改良を目的として、マ
イクロシリカ、合成ゼオライト、活性アルミナゲル、炭
酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、クレ
ー、カオリン、活性白土、アクリルビーズ、でんぷん、
セルロース、シラスバルーン等の無機粒子を添加しても
よい。本発明の感圧接着剤においては、熱可塑性樹脂と
共に添加することにより、このような無機粒子の粉落ち
も防止することができる。無機粒子の粒径は、10mμ
m〜30μm、好ましくは0.5μm〜10μmの範囲
にあるものが好適である。無機粒子の添加量は、感圧接
着性樹脂100重量部に対して、1重量部〜200重量
部の割合で添加するのが好ましい。また、無機粒子と熱
可塑性樹脂粒子の合計量は、感圧接着性樹脂100重量
部に対して、10重量部〜100重量部の範囲とすると
よい。
葉書等に適用した際のハンドリング性やNIP搬送性等
の滑り性の向上、また耐ブロッキング性の向上を目的と
してポリエチレンワックス、カルナウバワックス等のワ
ックス類を、感圧接着性樹脂100重量部に対して0.
01重量部〜20重量部の割合で添加することができ
る。20重量部より多いと筆記適性が悪化したり、印刷
時の着肉不良、接着不良等の問題が生じる。
化防止を目的とする紫外線吸収剤として、アンモニア、
エタノールアミン等を、また消泡剤として非イオン系界
面活性剤、アニオン系界面活性剤(鉱物油系)等を添加
してもよく、また消泡助剤としてシリカ等を添加しても
よい。
マルジョンとした時の感圧接着性樹脂の2次凝集を防止
することを目的として、感圧接着性樹脂と親和性を有し
ない樹脂、例えば水分散性高分子ポリエステル、熱可塑
性エラストマー、また、低密度ポリエチレン等の低分子
ポリエチレン、アイオノマー、酢酸ビニル−オレフィン
共重合体等を、感圧接着性樹脂100重量部に対して1
重量部〜50重量部の範囲で配合させてもよい。
方法について、図1により説明する。シート基材として
は、上質紙、NIP用上質紙、OCR用紙、コート紙、
NIP用コート紙、用紙の少なくとも片面が樹脂によっ
て被覆されたラミネートシート、また、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、塩化ビニル(PVC)、ポリ
プロピレン(PP)等のシート状物、また、これら基材
の表面をコロナ処理やマット処理したものが挙げられ
る。
圧接着剤を基材上にバーコーター、エアナイフコータ
ー、フレキソ、グラビアコーター、ロールコーター、ダ
イヘッドコーター等の塗布手段により、塗布した後、感
圧接着剤における熱可塑性樹脂の融点付近に加熱し、乾
燥させて形成する。乾燥後塗布量は、0.1g/m2 〜
10g/m2 、好ましくは1.0g/m2 〜5.0g/
m2 であり、シート基材含めて厚みが0.1μm〜50
μmとされる。
密情報等は感圧接着剤層上に印字または印刷により形成
するか、基材シート上に印字または印刷により形成した
後、感圧接着剤層を設けてもよい。
着剤層同士を対向して重ね合わせ、加圧して接着させた
後に両者を剥離するにあたり、JIS K6854(1
977)で規定されるT形剥離力を5g/25mm〜2
00g/25mm、好ましくは10g/25mm〜10
0g/25mm、更に好ましくは20g/25mm〜5
0g/25mmの範囲とでき、また、剥離に際して、秘
密情報等の印字または印刷部の転移がないものとでき
る。
を下記に示す。図1aは本発明の感圧接着性シートを示
す図、図1bは折り曲げ状態を示す図である。感圧接着
性シート11は、通常葉書(定型葉書)の3倍の大きさ
の用紙であり、破線で示した折り曲げ予定線11a、1
1bから図1bのごとく三つ折りして使用され、左欄を
宛名情報等を記入する公開情報記入領域Xとし、中欄と
右欄を秘密情報等を記入する秘密情報記入領域Yとす
る。そして、基材の片面の全面に感圧接着剤層が形成さ
れ、他面には接着性の強い接着剤層が設けられている。
尚、感圧接着剤層は接着予定領域のみに設けられてもよ
い。
ると、まず感圧接着性シート11における公開情報記入
領域Xに住所、氏名等の宛名、その他の公開情報を、ま
た秘密情報記入領域Yに金融商品の満期通知等の秘密情
報を一度にNIP等のプリンタを使用して片面印字した
後、感圧接着性シート11をその折り曲げ予定線11
a、11bから図1bのごとく三つ折りして、中欄と右
欄を本発明の感圧接着剤により密着させ、左欄と中欄を
強力な接着剤(図示せず)により接着させる。この状態
で感圧接着性シート11をメールフォームとして郵送す
れば、郵便料金が葉書扱いとなる。受取人は、感圧接着
剤層間を剥離することにより秘密情報を毀損することな
く開くことができ、その秘密情報を得ることができる。
るもので、基材の片面の全面、または密着予定領域のみ
に感圧接着剤層が設けられ、密着予定領域に秘密情報が
記入されるもので、折り曲げ予定線22から、図2bの
ごとく折り曲げられ、密着される。密着されない部分は
公開情報記入領域とされる。この感圧接着性シートは電
話使用料金、電気使用料金、会員制放送使用料金等の諸
通知への使用に供せられる。
ので、基材の片面の全面に感圧接着剤層が設けられ、そ
の感圧接着剤層上に秘密情報が記入されるもので、折り
曲げ予定線33から図3bのごとく折り曲げられ、密着
される。基材の他面は公開情報記入領域とされる。この
感圧接着性シートは、課税控除証明書、電話料金、電気
使用量、水道使用料金等の諸通知への使用に供せられ
る。
ので、基材の片面の全面、または密着予定領域のみに感
圧接着剤層が設けられ、密着予定領域に秘密情報が記入
されるもので、折り曲げ予定線44aから図4bのごと
く折り曲げられ、密着される。密着されない部分は公開
情報記入領域とされる。この感圧接着性シートは、折り
曲げ予定線44bから折り曲げられ往復葉書等の使用に
供せられる。
で、基材の片面の全面に感圧接着剤層が設けられ、その
感圧接着剤層上に秘密情報が記入されるもので、折り曲
げ予定線55aから図5bのごとく折り曲げられ、密着
される。基材の他面は公開情報記入領域とされる。そし
て、カット線55bから切断される。この感圧接着性シ
ートは、両面プリンタ(NIP)等に使用して一度に両
面に必要な情報を印字でき、極めて効率がよく、課税控
除証明書や電話料金通知等への使用に供せられる。
層を熱可塑性樹脂の融点付近まで加熱乾燥させて形成す
ることにより、樹脂粒子間の相互に接触する部分を融着
させ、その表面を多孔質状とでき、これにより、樹脂粒
子等の脱落を防止できると共にインキの吸収性を可能す
る。また、感圧接着剤層表面に熱可塑性樹脂の粒子形状
等による凹凸を形成させることができ、熱可塑性樹脂粒
子の表面特性により滑り性に優れるものとできる。
のを選択し、また、感圧接着性樹脂に対する配合量を調
整することにより、感圧接着剤層の構造において感圧接
着性樹脂層の膜厚を、熱可塑性樹脂粒子の粒径以下とす
ることができるが、これにより、熱可塑性樹脂粒子相互
の融着により多孔質化された表面被膜を形成でき、他の
感圧接着性シートとの積み重ねに際して感圧接着性樹脂
層を保護することができ、耐ブロッキング性に優れるも
のとできる。
脂層の膜厚を熱可塑性樹脂粒子の粒径以下の近傍のもの
とすることにより、例えば120kg/cm2 〜150
kg/cm2 の加圧条件での感圧接着性を良好なものと
できる。以下、実施例により、本発明を詳細に説明す
る。実施例における試験方法は次の通りである。
剤塗布シートをその接着剤塗布面を上側にして水平にお
き、次いで接着剤塗布面にガーゼを5枚重ね、そのガー
ゼ上に、底面が平滑な錘を置き、15g/cm2 の圧力
がかかるようにして24時間放置した後、ガーゼを引き
剥して、その時のガーゼと接着層との接着性、接着剤塗
布面上に残るガーゼの跡目によりドライタック性の判定
を行った。
離時に接着性を示さず、ガーゼの跡目も残らないもの、
丸印がガーゼの跡目がなく、ドライタックが殆どないも
の、三角印がガーゼの跡目は残らないが、若干のドライ
タックが認められるもの、×印がドライタックが認めら
れるものである。
の接着剤塗布面同士を重ね合わせ、SUSブロッキング
テスターで20g/cm2 の圧力を加えて24時間放置
した後、重ね合わせた2枚のシートのうち1枚を持ち上
げたときのシートの接着状態で判定した。
の、丸印は、ブロッキングは殆どなく、簡単に剥離する
もの、三角印は、ややブロッキングはあるが、実用上問
題なしのもの、×印は、ブロッキング大のものである。
圧接着剤層の剥離の有無の試験を、温度25℃±1℃、
湿度65%±3%に調整した恒温恒湿室内で行った。
72、P8136に準じ、スガ試験機製FR−2型(学
振型)に、感圧接着剤塗布シートを22cm×8cmの
大きさとしてたるみができないように取り付け、摩擦用
白綿布が摩擦布摺動面に固定された摩擦子をウェイトを
加えずに摩擦子の自重だけが加わるようにして、感圧接
着剤塗布シート上を200往復させた時の感圧接着剤塗
布シートの表面における接着層の剥離の程度及び白綿布
に残った残存物から判断する。
表面から接着剤が剥がれ落ちず、白綿布にも接着剤が付
着していないもの、丸印は、接着塗布シート表面から接
着剤が殆ど剥がれ落ちず、白綿布にも接着剤が殆ど付着
していないもの、三角印は、接着塗布シート表面から接
着剤(粉を含む)の剥がれが認められ、白綿布にも若干
付着しているもの、×印は、接着塗布シート表面から接
着剤(粉を含む)の剥がれが顕著で、白綿布にも付着が
認められるものである。
面の状態 感圧接着剤シートの接着剤塗布面に印字し、次いで、図
1bに示すように接着剤塗布面が重なり合うように3つ
折りにしてシーリングし、加圧して接着剤塗布面を接着
させ、得られた葉書様シートの接着面のT形剥離力をJ
IS K6854(1977)により測定した。測定結
果を示す。
移の有無を判定した。評価は、二重丸は、接着性良好
で、印字の転移はないもの、白丸印は、接着性良好で、
印字の転移は殆どないもの、黒丸印は、接着性は良好で
あるが、印字の転移が若干認められるもの、白三角印
は、接着性は良好であるが、印字の転移がややあるも
の、×印は、接着性弱いもの、黒三角印は、接着性は良
好であるが、印字の転移大のものである。
接着性及び剥離面の状態 各感圧接着剤塗布シートの接着剤塗布面に、上記と同様
にして印字を行った後、接着剤を塗布していない紙を重
ね合わせ、シーリング機の設定ギャップを05(50μ
m)に調整して加圧し、両者の接着及び印字の転移の有
無について評価した。
着性が非常に高いもの、白丸印は、接着剤非塗布紙との
接着性のあるもの、白三角印は、接着剤非塗布紙との接
着性が若干あるもの、×印は、接着剤非塗布紙との接着
性が弱いもの、黒三角印は、接着剤非塗布紙との接着性
殆どなしのものである。
SR 0548)を50.5重量部、水を49.5重量
部からなる感圧接着剤(Tg=−40℃、pH=9、3
0℃における粘度160cps、以下、感圧接着剤1a
という)に、超高分子量ポリエチレン樹脂{商品名:ミ
ペロンXM−220(分子量200×104 、融点13
6℃、平均粒径30μm)}を、スチレンブタジエンゴ
ムの重量に対して5重量%添加して感圧接着剤1bを調
製した。また、同じく15重量%添加して感圧接着剤1
cを、同じく25重量%添加して感圧接着剤1dを、更
に同じく35重量%添加して感圧接着剤1eを調製し
た。
間、それぞれ撹拌した後、図3aに示す、葉書の2倍の
サイズの大きさ(6インチ×8インチ)のノンインパク
トプリンター用上質紙〔日本製紙(株)製、NPi〈1
10〉〕の表面に、バーコーターで、乾燥時の塗布量が
5g/m2 、10g/m2 となるようにそれぞれ塗布
し、140℃で5分間乾燥させ、計10種の感圧接着剤
塗布シートを得た。
ロックス(株)製コピー機(Vivace550)でテ
ストパターンを印字したところ、いずれのシートも良好
な印字適性を有していた。
に、接着剤塗布面が重なり合うように2つ折りにし、シ
ーリング機〔大日本印刷(株)製:MS9100〕の設
定ギャップを08(80μm)として加圧し、接着剤塗
布面を接着させ、メールフォームを得、上記の試験に供
した。試験結果を、表1、表2に示す。
際のT形剥離力を表2に示す。
有しない感圧接着剤(1a)に比して、ドライタック
性、ブロッキング性がなく、耐摩擦性に優れる共に粉の
剥離が殆ど認められないものである。また、本発明の感
圧接着剤においては、接着剤塗布面と接着剤非塗布面と
の接着性、印字の転移性に比して、接着剤塗布面同士の
場合に、特に接着性が良好で、印字の転移が殆ど認めら
れないものである。
1aに、ポリアミド樹脂{商品名:ナイロン12、オル
ガソール2002D(融点 175℃〜179℃、平均
粒径18μm〜22μm)}を、スチレンブタジエンゴ
ムの重量に対して5重量%添加して感圧接着剤2bを調
製した。また、同じく15重量%添加して感圧接着剤2
cを、同じく25重量%添加して感圧接着剤2dを、更
に同じく35重量%添加して感圧接着剤2eを調製し
た。得られた各感圧接着剤を実施例1と同様にしてそれ
ぞれ感圧接着剤2b〜2eを調製し、また、乾燥条件を
180℃で5分間乾燥させた以外は同様にして感圧接着
剤シートを調製し、実施例1同様に試験した。
行ったところ、いずれのシートも良好な印字適性を有し
ており、また、実施例1同様に葉書シートを作製し、同
様に試験に供した。試験結果を、表3に示す。
際のT形剥離力を表4に示す。
有しない感圧接着剤に比して、ドライタック性、ブロッ
キング性がなく、耐摩擦性に優れる共に粉の剥離が殆ど
認められないものである。また、本発明の感圧接着剤に
おいては、接着剤塗布面同士、また接着剤塗布面と接着
剤非塗布面接着に際して、接着性が良好で、印字の転移
が殆ど認められないものである。
が少ないため、メールフォームの積み重ね圧力程度では
メールフォーム相互がブロッキングすることがなく、し
かもメールフォームを接着する際の接着力にも優れるも
のである。感圧接着剤が印字時等の摩擦によって剥離す
る恐れがなく、また、メールフォームを接着密封した
後、再び剥離する際に接着塗布面に印字した情報が転写
することなく、接着剤同士の界面で確実に剥離され、印
字された情報を確実に読み取ることができる。
着性、感圧接着剤層間の接着性に優れ、メールフォーム
のシーリング前のパイリング、及びシーリング後のタッ
クを軽減させることができる。
するための図で、(a)は平面図、(b)はその折り畳
み状態を説明するための図である。
説明するための図で、(a)は平面図、(b)はその折
り畳み状態を説明するための図である。
説明するための図で、(a)は平面図、(b)はその折
り畳み状態を説明するための図である。
説明するための図で、(a)は平面図、(b)はその折
り畳み状態を説明するための図である。
説明するための図で、(a)は平面図、(b)はその折
り畳み状態を説明するための図である。
b、22a、33a、44a、44b、55a、55b
は折り曲げ予定線である。
Claims (4)
- 【請求項1】 感圧接着性樹脂100重量部に、融点が
使用環境温度以上の熱可塑性樹脂を、その粒径が0.1
μm〜50μmの粒子形状として1重量部〜200重量
部の割合で分散配合したことを特徴とする感圧接着剤。 - 【請求項2】 シート基材の少なくとも片面に、感圧接
着性樹脂100重量部に融点が使用環境温度以上の熱可
塑性樹脂をその粒径が0.1μm〜50μmの粒子形状
として1重量部〜200重量部の割合で分散配合した塗
液を塗布した後、前記の熱可塑性樹脂の融点付近に加熱
して形成された感圧接着剤層を設けたことを特徴とする
感圧接着性シート。 - 【請求項3】 感圧接着剤層が、0.1g/m2 〜10
g/m2 の乾燥後塗布量であることを特徴とする請求項
2記載の感圧接着性シート。 - 【請求項4】 感圧接着剤層同士を対向して重ね合わせ
接着させた後、両者を剥離する際に、JIS K685
4(1977)で規定されるT形剥離力が5g/25m
m〜200g/25mmであることを特徴とする請求項
2記載の感圧接着性シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27843597A JP4204017B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 感圧接着性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27843597A JP4204017B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 感圧接着性シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11116933A true JPH11116933A (ja) | 1999-04-27 |
| JP4204017B2 JP4204017B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=17597309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27843597A Expired - Fee Related JP4204017B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 感圧接着性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4204017B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005091450A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Atsushi Chono | 下げ札 |
| JP2017138180A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | デュプロ精工株式会社 | 折畳接着装置、接着状態検出方法及び折畳接着方法 |
| JP2018131476A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | 東京インキ株式会社 | 放射線検出用プラスチックシンチレータ |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP27843597A patent/JP4204017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005091450A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Atsushi Chono | 下げ札 |
| JP2017138180A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | デュプロ精工株式会社 | 折畳接着装置、接着状態検出方法及び折畳接着方法 |
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| JP2022019734A (ja) * | 2017-02-13 | 2022-01-27 | 東京インキ株式会社 | 放射線検出用プラスチックシンチレータ |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4204017B2 (ja) | 2009-01-07 |
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