JP3142061B2 - 感圧粘着剤 - Google Patents
感圧粘着剤Info
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- JP3142061B2 JP3142061B2 JP02293978A JP29397890A JP3142061B2 JP 3142061 B2 JP3142061 B2 JP 3142061B2 JP 02293978 A JP02293978 A JP 02293978A JP 29397890 A JP29397890 A JP 29397890A JP 3142061 B2 JP3142061 B2 JP 3142061B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感圧粘着剤に関し、例えば、必要事項を記録
後に2つ折り、3つ折り等に折り畳んで貼着して発送さ
れるメールフォーム用の易開封性粘着剤として好適な感
圧粘着剤に関する。
後に2つ折り、3つ折り等に折り畳んで貼着して発送さ
れるメールフォーム用の易開封性粘着剤として好適な感
圧粘着剤に関する。
近年、金融機関、官庁等からの通知用として、必要事
項をプリンター等で印字後、封書形態等に折り畳んで貼
着して発送されるメールフォームとして、3つ折りに折
り畳んで周縁部を感圧接着剤で貼着し、開封時にはミシ
ン目から3辺乃至4辺を切り取って展開する形態のもの
が広く利用されている。しかしながらこのメールフォー
ムは開封時にミシン目から周縁部を切り取る必要がある
ため、ゴミの発生の問題とともに、情報記録部分の有効
面積が小さくなるという問題があった。またこのメール
フォームは周縁部のみを貼着しているため、現行の郵便
法上、封書扱いとなり、寸法を葉書サイズとしても安価
な葉書扱いで郵送することができなかった。
項をプリンター等で印字後、封書形態等に折り畳んで貼
着して発送されるメールフォームとして、3つ折りに折
り畳んで周縁部を感圧接着剤で貼着し、開封時にはミシ
ン目から3辺乃至4辺を切り取って展開する形態のもの
が広く利用されている。しかしながらこのメールフォー
ムは開封時にミシン目から周縁部を切り取る必要がある
ため、ゴミの発生の問題とともに、情報記録部分の有効
面積が小さくなるという問題があった。またこのメール
フォームは周縁部のみを貼着しているため、現行の郵便
法上、封書扱いとなり、寸法を葉書サイズとしても安価
な葉書扱いで郵送することができなかった。
一方、必要事項を記録後に粘着用フィルムを挟み込ん
で折り畳み、貼着する形態のものも知られており、この
形態のものは葉書扱いで郵送することができる。しかし
ながらこのタイプのものはフィルムの挟み込み作業が必
要となり製作工程が煩雑となる欠点があった。
で折り畳み、貼着する形態のものも知られており、この
形態のものは葉書扱いで郵送することができる。しかし
ながらこのタイプのものはフィルムの挟み込み作業が必
要となり製作工程が煩雑となる欠点があった。
これらの問題を解決するため本出願人は、スチレン・
ブタジエン・ゴムを樹脂成分とし、これとマイクロシリ
カ等を水に分散せしめた感圧粘着剤を貼着面に塗布して
なるメールフォームを先に提案した(特願平2−134470
号)。このメールフォームは、粘着剤塗布面にプリンタ
ー等によって必要事項の記録が可能であるとともに、メ
ールフォームの基材に対する感圧粘着剤の粘着力が、メ
ールフォームを折り畳んで貼着した際の、感圧粘着剤同
士の界面の粘着力に比べて大きく、しかも記録面側に印
字形成された文字等と粘着剤間の結合力が、折り畳んで
貼着した際の非記録面側の粘着剤と文字等との間の粘着
力に比べて大きいため、開封時に文字等が転写すること
なく感圧粘着剤同士の粘着界面で剥離でき、感圧粘着剤
塗布面に印字した情報の読み取りが可能である利点があ
る。
ブタジエン・ゴムを樹脂成分とし、これとマイクロシリ
カ等を水に分散せしめた感圧粘着剤を貼着面に塗布して
なるメールフォームを先に提案した(特願平2−134470
号)。このメールフォームは、粘着剤塗布面にプリンタ
ー等によって必要事項の記録が可能であるとともに、メ
ールフォームの基材に対する感圧粘着剤の粘着力が、メ
ールフォームを折り畳んで貼着した際の、感圧粘着剤同
士の界面の粘着力に比べて大きく、しかも記録面側に印
字形成された文字等と粘着剤間の結合力が、折り畳んで
貼着した際の非記録面側の粘着剤と文字等との間の粘着
力に比べて大きいため、開封時に文字等が転写すること
なく感圧粘着剤同士の粘着界面で剥離でき、感圧粘着剤
塗布面に印字した情報の読み取りが可能である利点があ
る。
しかしながら感圧粘着剤を塗布した上記メールフォー
ムは、感圧粘着剤の塗布乾燥後にスポット状のベタツキ
部分(ドライタックと称されている。)が若干残存し、
粘着剤を塗布したメールフォームを複数枚積み重ねて保
存しておくと、自重によって相互が粘着して所謂ブロッ
キングが生じる虞があった。一方、感圧粘着剤中のマイ
クロシリカの含有量を増やしていくとブロッキングは発
生し難くなるが、粘着剤の粘着力が低下し、プリンター
のロール等で擦られた際に粘着剤が脱落したり、メール
フォームを折り畳んで確実に貼着することができなくな
る等の問題があった。
ムは、感圧粘着剤の塗布乾燥後にスポット状のベタツキ
部分(ドライタックと称されている。)が若干残存し、
粘着剤を塗布したメールフォームを複数枚積み重ねて保
存しておくと、自重によって相互が粘着して所謂ブロッ
キングが生じる虞があった。一方、感圧粘着剤中のマイ
クロシリカの含有量を増やしていくとブロッキングは発
生し難くなるが、粘着剤の粘着力が低下し、プリンター
のロール等で擦られた際に粘着剤が脱落したり、メール
フォームを折り畳んで確実に貼着することができなくな
る等の問題があった。
また本発明者の研究によれば、粘着剤の基材に対する
塗布厚みを薄くすることによっても粘着剤の基材に対す
る結合力を低下することなくドライタックを低減させる
ことが可能であることも判明した。しかしながら、粘着
主剤として1μm程度の粒径のものを用いても、水に分
散せしめた粘着剤の状態では2次凝集によって10μm程
度の粒径のものも存在し、このため塗布厚みを10μm以
下にすることが困難であった。
塗布厚みを薄くすることによっても粘着剤の基材に対す
る結合力を低下することなくドライタックを低減させる
ことが可能であることも判明した。しかしながら、粘着
主剤として1μm程度の粒径のものを用いても、水に分
散せしめた粘着剤の状態では2次凝集によって10μm程
度の粒径のものも存在し、このため塗布厚みを10μm以
下にすることが困難であった。
更に従来の感圧粘着剤は粘着剤塗布面同士は粘着する
ものの、粘着剤塗布面と粘着剤非塗布面との粘着性が殆
どなく、特にドライタックを低減させるとこの傾向は顕
著となる。このため従来の感圧粘着剤を用いる場合に
は、粘着させる面に予め粘着剤が塗布されていなければ
ならなかった。
ものの、粘着剤塗布面と粘着剤非塗布面との粘着性が殆
どなく、特にドライタックを低減させるとこの傾向は顕
著となる。このため従来の感圧粘着剤を用いる場合に
は、粘着させる面に予め粘着剤が塗布されていなければ
ならなかった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、メールフォ
ーム用の粘着剤として使用した際に、粘着力を低下させ
ることなく従来に比してドライタックの発生を低下で
き、多量に積み重ねた際にもブロッキングを生じること
がなく(即ち、積み重ねた際に生じる圧力程度では粘着
せず)、しかも粘着剤塗布面同士は強力に粘着し、郵送
途中で擦られたりした際に不用意に剥離することがない
と共に粘着剤同士の粘着界面で剥離して容易に開封し
得、更にある程度以上の圧力を加えると粘着剤塗布面と
粘着剤非塗布面との粘着も可能な感圧粘着剤を提供する
ことを目的とする。
ーム用の粘着剤として使用した際に、粘着力を低下させ
ることなく従来に比してドライタックの発生を低下で
き、多量に積み重ねた際にもブロッキングを生じること
がなく(即ち、積み重ねた際に生じる圧力程度では粘着
せず)、しかも粘着剤塗布面同士は強力に粘着し、郵送
途中で擦られたりした際に不用意に剥離することがない
と共に粘着剤同士の粘着界面で剥離して容易に開封し
得、更にある程度以上の圧力を加えると粘着剤塗布面と
粘着剤非塗布面との粘着も可能な感圧粘着剤を提供する
ことを目的とする。
即ち本発明の感圧粘着剤は、スチレン・ブタジエンゴ
ム、天然ゴム、クロロプレンゴム、ポリ酢酸ビニルから
なる群から選択された1又は2以上の粘着主剤と、ガラ
ス転移温度Tgが30〜80℃、平均分子量が10000〜25000で
あり、前記粘着主剤に対する相溶性が小さい水分散性高
分子ポリエステル樹脂とを含むことを特徴とする。
ム、天然ゴム、クロロプレンゴム、ポリ酢酸ビニルから
なる群から選択された1又は2以上の粘着主剤と、ガラ
ス転移温度Tgが30〜80℃、平均分子量が10000〜25000で
あり、前記粘着主剤に対する相溶性が小さい水分散性高
分子ポリエステル樹脂とを含むことを特徴とする。
本発明の感圧粘着剤は、粘着主剤として5〜30重量部
の天然ゴム及び5〜50重量部のスチレン−ブタジエンゴ
ムを含む、水分散性高分子ポリエステル樹脂を5〜30重
量部含むことが好ましい。
の天然ゴム及び5〜50重量部のスチレン−ブタジエンゴ
ムを含む、水分散性高分子ポリエステル樹脂を5〜30重
量部含むことが好ましい。
前記粘着主剤には10重量部以下のポリメチルメタクリ
レートが添加されていることが好ましく、又粘着主剤に
は低分子量ポリオレフィンが添加されてることが好まし
く、又ポリエチレンワックスが添加されていることが好
ましい。
レートが添加されていることが好ましく、又粘着主剤に
は低分子量ポリオレフィンが添加されてることが好まし
く、又ポリエチレンワックスが添加されていることが好
ましい。
本発明の感圧粘着剤において、粘着主剤としてはスチ
レン・ブタジエンゴム(以下、SBRと略す。)、天然ゴ
ム(以下、NRと略す。)、クロロプレンゴム、ポリ酢酸
ビニルが挙げられ、これらは混合して用いることもでき
る。これらの中でも、NRは加圧によって粘着性を発現す
る性質に優れ、SBRはアンカー効果を高める性質に優れ
ている。粘着主剤にポリメチルメタクリレート(以下、
PMMAと略す。)を添加すると、更にアンカー効果を高め
ることができる。又、粘着主剤には、低密度ポリエチレ
ン等の低分子量ポリオレフィンが添加されることが好ま
しい。
レン・ブタジエンゴム(以下、SBRと略す。)、天然ゴ
ム(以下、NRと略す。)、クロロプレンゴム、ポリ酢酸
ビニルが挙げられ、これらは混合して用いることもでき
る。これらの中でも、NRは加圧によって粘着性を発現す
る性質に優れ、SBRはアンカー効果を高める性質に優れ
ている。粘着主剤にポリメチルメタクリレート(以下、
PMMAと略す。)を添加すると、更にアンカー効果を高め
ることができる。又、粘着主剤には、低密度ポリエチレ
ン等の低分子量ポリオレフィンが添加されることが好ま
しい。
粘着主剤としては、通常粒径0.1〜3μm程度の微粒
子のものが使用される。感用粘着剤中における粘着主剤
の割合は、通常、15〜40重量%程度である。感圧粘着剤
は、上記の粘着主剤と水溶性ポリエステルと乳化剤等と
共に水等の溶媒に分散してエマルジョン状態で使用され
る。
子のものが使用される。感用粘着剤中における粘着主剤
の割合は、通常、15〜40重量%程度である。感圧粘着剤
は、上記の粘着主剤と水溶性ポリエステルと乳化剤等と
共に水等の溶媒に分散してエマルジョン状態で使用され
る。
本発明粘着剤においては、上記粘着主剤に対する相溶
性の小さい樹脂、即ちガラス転移温度Tgが30〜80℃、平
均分子量が10000〜25000の水分散性高分子ポリエステル
が添加されることによって、エマルジョンとして使用す
る際の粘着主剤の2次凝集が防止される。
性の小さい樹脂、即ちガラス転移温度Tgが30〜80℃、平
均分子量が10000〜25000の水分散性高分子ポリエステル
が添加されることによって、エマルジョンとして使用す
る際の粘着主剤の2次凝集が防止される。
本発明粘着剤は、上記NR5〜50重量部、SBR5〜30重量
部、これら粘着主剤に対する相溶性の小さい水分散性高
分子ポリエステル樹脂5〜30重量部を含むものが好まし
く、これらに更に必要によって粘着主剤に10重量部以下
のPMMAが添加されていることが好ましい。
部、これら粘着主剤に対する相溶性の小さい水分散性高
分子ポリエステル樹脂5〜30重量部を含むものが好まし
く、これらに更に必要によって粘着主剤に10重量部以下
のPMMAが添加されていることが好ましい。
本発明の粘着剤中には、必要に応じて超微粉末ケイ
酸、合成ゼオライト、活性アルミナゲル、シリカゲル等
のマイクロシリカ、ポリエチレンワックス、カルナウバ
ワックス等のワックス類を添加することができる。更に
必要により紫外線吸収剤、アンモニア、エタノールアミ
ン等の添加剤を添加することもできる。
酸、合成ゼオライト、活性アルミナゲル、シリカゲル等
のマイクロシリカ、ポリエチレンワックス、カルナウバ
ワックス等のワックス類を添加することができる。更に
必要により紫外線吸収剤、アンモニア、エタノールアミ
ン等の添加剤を添加することもできる。
本発明粘着剤は主としてメールフォオーム用の粘着剤
として好適であるが、メールフォーム用以外の粘着用、
例えばカード付きプリント用紙におけるカード等の如
く、印字後に剥がして使用するものの粘着用等にも好適
に用いることができる。
として好適であるが、メールフォーム用以外の粘着用、
例えばカード付きプリント用紙におけるカード等の如
く、印字後に剥がして使用するものの粘着用等にも好適
に用いることができる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 粘着主剤としてのSBR22重量%と、9重量%のマイク
ロシリカと、69重量%の水とを含む粘着剤(pH=9、30
℃における粘度3500cps:粘着剤1a)に、Tg=40℃、平均
分子量20000の水分散性ポリエステル樹脂を固形分とし
て30重量%と、15重量%の有機溶剤とを含むポリエステ
ルエマルジョン(pH=5、25℃における粘度300cps:東
洋紡製:MD−1100)を、添加量が10重量%(粘着剤1
b)、20重量%(粘着剤1c)、30重量%(粘着剤1d)、4
0重量%(粘着剤1e)となるように添加した感圧粘着剤
を準備した。各感圧粘着剤は粘着剤1aにポリエステルエ
マルジョンを所要量添加した後、ミキサーで5分間攪拌
して調整した。次いでノンインパクトプリンター用上質
紙(山陽国策パルプ製:FPLB−S(70)を葉書の3倍サ
イズの大きさ(567インチ×12インチ)に切断したシー
ト表面に上記粘着剤1a〜1e及び粘着剤1aの粘着主剤の全
てを上記水分散性ポリエステルにおきかえたもの(粘着
剤1f)の6種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗
布量が2g/m2、4g/m2となるように塗布して25℃で15分間
乾燥させて合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得
られた各シートについて、ドライタックの有無、ブロッ
キングの有無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試
験を温度25±1℃、湿度70±3%に調整した恒温恒湿室
内で行った。結果を第1表に示す。尚、各試験方法及び
評価基準は以下の通りである。
ロシリカと、69重量%の水とを含む粘着剤(pH=9、30
℃における粘度3500cps:粘着剤1a)に、Tg=40℃、平均
分子量20000の水分散性ポリエステル樹脂を固形分とし
て30重量%と、15重量%の有機溶剤とを含むポリエステ
ルエマルジョン(pH=5、25℃における粘度300cps:東
洋紡製:MD−1100)を、添加量が10重量%(粘着剤1
b)、20重量%(粘着剤1c)、30重量%(粘着剤1d)、4
0重量%(粘着剤1e)となるように添加した感圧粘着剤
を準備した。各感圧粘着剤は粘着剤1aにポリエステルエ
マルジョンを所要量添加した後、ミキサーで5分間攪拌
して調整した。次いでノンインパクトプリンター用上質
紙(山陽国策パルプ製:FPLB−S(70)を葉書の3倍サ
イズの大きさ(567インチ×12インチ)に切断したシー
ト表面に上記粘着剤1a〜1e及び粘着剤1aの粘着主剤の全
てを上記水分散性ポリエステルにおきかえたもの(粘着
剤1f)の6種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗
布量が2g/m2、4g/m2となるように塗布して25℃で15分間
乾燥させて合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得
られた各シートについて、ドライタックの有無、ブロッ
キングの有無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試
験を温度25±1℃、湿度70±3%に調整した恒温恒湿室
内で行った。結果を第1表に示す。尚、各試験方法及び
評価基準は以下の通りである。
ドライタック JIS K−5400(6.8)に準じ、ガラス板上に試料シー
トを感圧粘着剤塗布面を上側にして水平に置き、その上
にガーゼを5枚重ね、ガーゼの上に15g/cm2の圧力がか
かるように底面が平滑な錘を置いて24時間放置した後、
ガーゼを引き剥がして、その時の粘着性、感圧粘着剤塗
布面に残るカーゼの跡目によってドライタックの判定を
行った。評価は、 ◎…ガーゼ剥離時に粘着性を示さず、ガーゼの跡目も
残らない。
トを感圧粘着剤塗布面を上側にして水平に置き、その上
にガーゼを5枚重ね、ガーゼの上に15g/cm2の圧力がか
かるように底面が平滑な錘を置いて24時間放置した後、
ガーゼを引き剥がして、その時の粘着性、感圧粘着剤塗
布面に残るカーゼの跡目によってドライタックの判定を
行った。評価は、 ◎…ガーゼ剥離時に粘着性を示さず、ガーゼの跡目も
残らない。
○…ガーゼの跡目がなく、ドライタックが殆どない。
△…ガーゼの跡目は残らないが、若干のドライタック
が認められる。
が認められる。
×…ドライタックが強く残る。
とした。
ブロッキング 同一感圧粘着剤を塗布した2枚のシートの感圧粘着剤
塗布面同士を重ね合わせ、SUSブロッキングテスター
で、20g/cm2の圧力を加えて24時間放置した後、重ね合
わせた2枚のシートのうち1枚を持ち上げた時の2枚の
シートの粘着状態で判定した。評価は、 ◎…ブロッキングなし。
塗布面同士を重ね合わせ、SUSブロッキングテスター
で、20g/cm2の圧力を加えて24時間放置した後、重ね合
わせた2枚のシートのうち1枚を持ち上げた時の2枚の
シートの粘着状態で判定した。評価は、 ◎…ブロッキングなし。
○…ブロッキングは殆どなく、簡単に剥離する。
△…ややブロッキングあるが、実用上問題なし。
×…ブロッキング大。
とした。
摩擦による感圧粘着剤の剥離 S45C製の表面平滑なロール(直径100mm)の回転軸方
向と感圧粘着剤塗布シートの長手方向とが直行するよう
に感圧粘着剤塗布シートを位置せしめて、該ロールの周
面に感圧粘着剤を塗布したシートの感圧粘着剤側を当接
させてシートに100g/cm2の圧力が加わるようにシートの
両端部を固定し、ロールを40rpmの回転数で2時間回転
させた後に感圧粘着剤の剥離の有無を判定した。評価
は、 ◎…感圧粘着剤の剥離の形跡が認められない。
向と感圧粘着剤塗布シートの長手方向とが直行するよう
に感圧粘着剤塗布シートを位置せしめて、該ロールの周
面に感圧粘着剤を塗布したシートの感圧粘着剤側を当接
させてシートに100g/cm2の圧力が加わるようにシートの
両端部を固定し、ロールを40rpmの回転数で2時間回転
させた後に感圧粘着剤の剥離の有無を判定した。評価
は、 ◎…感圧粘着剤の剥離の形跡が認められない。
○…感圧粘着剤の剥離の形跡は殆ど認められない。△
……感圧粘着剤の剥離の形跡がややある。
……感圧粘着剤の剥離の形跡がややある。
とした。
粘着性及び剥離面の状態(感圧粘着剤塗布面同士)ま
た各シートの感圧粘着剤塗布面にキャノン製コピー機
(NP−4835)でテストパターンを印字したところ、いず
れのシートも良好な印字適正を有していた。印字後の各
シートを感圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折り
にしてシーリング機(大日本印刷製:7000U)のロール間
ギャップを約80μmとして加圧して感圧粘着剤塗布面を
粘着せしめた。得られた葉書様シートの粘着面を1cm/秒
の速度で剥離して、粘着力及び剥離面における印字の転
写の有無を判定した。評価は、 ◎…粘着性良好で、印字の転写はない。
た各シートの感圧粘着剤塗布面にキャノン製コピー機
(NP−4835)でテストパターンを印字したところ、いず
れのシートも良好な印字適正を有していた。印字後の各
シートを感圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折り
にしてシーリング機(大日本印刷製:7000U)のロール間
ギャップを約80μmとして加圧して感圧粘着剤塗布面を
粘着せしめた。得られた葉書様シートの粘着面を1cm/秒
の速度で剥離して、粘着力及び剥離面における印字の転
写の有無を判定した。評価は、 ◎…粘着性良好で、印字の転写はない。
○……粘着性良好で、印字の転写は殆どない。
●…粘着性は良好であるが、印字の転写が若干認めら
れる。
れる。
△…粘着性は良好であるが、印字の転写がややある。
×…粘着性弱い。
▲…粘着性は良好であるが、印字の転写大。
とした。結果を第1表に合わせて示す。
粘着性及び剥離面の状態(感圧粘着剤塗布面と非塗布
面) 更に各シートの感圧粘着剤塗布面上記と同様にして印
字を行った後、感圧粘着剤塗布面に感圧粘着剤を塗布し
ていない紙を重ね合わせ、シーリング機のロール間ギャ
ップを50μmに調整して感圧粘着剤塗布シートと紙とを
重ね合わせたシートを加圧し、両者の粘着性及び印字の
転写の有無について評価した。評価は、 ◎…感圧粘着剤非塗布紙との粘着性が非常に高く、剥
離後に印字の転写もない。
面) 更に各シートの感圧粘着剤塗布面上記と同様にして印
字を行った後、感圧粘着剤塗布面に感圧粘着剤を塗布し
ていない紙を重ね合わせ、シーリング機のロール間ギャ
ップを50μmに調整して感圧粘着剤塗布シートと紙とを
重ね合わせたシートを加圧し、両者の粘着性及び印字の
転写の有無について評価した。評価は、 ◎…感圧粘着剤非塗布紙との粘着性が非常に高く、剥
離後に印字の転写もない。
○…感圧粘着剤非塗布紙との粘着性良好で、印字の転
写もない。
写もない。
●…感圧粘着剤非塗布紙との粘着性あり、印字の転写
もない。
もない。
△…感圧粘着剤非塗布紙との粘着性が弱い。
×…感圧粘着剤非塗布紙との粘着性殆どなし。
とした。結果を第1表にあわせて示す。
実施例2 粘着主剤としてのNR33重量%と、7重量%のマイクロ
シリカと、60重量%の水とを含む粘着剤(pH=9、30℃
における粘度3400cps:粘着剤2a)に実施例1と同様のポ
リエステルエマルジョンを、添加量が10重量%(粘着剤
2b)、20重量%(粘着剤2c)、30重量%(粘着剤2d)、
40重量%(粘着剤2e)となるように添加した感圧粘着剤
を準備した。次いで実施例1と同様のシート表面に上記
粘着剤2a〜2e及び粘着剤2aの粘着主剤の全てを水分散性
高分子ポリエステルにおきかえたもの(粘着剤2f)の6
種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗布量が2g/m
2、4g/m2となるように塗布して25℃で15分間乾燥させて
合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得られた各シ
ートについて、ドライタックの有無、ブロッキングの有
無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試験を実施例
1と同様にして行った。結果を第2表に示す。また各シ
ートに実施例1と同様の印字を行ったところ、いずれの
シートも良好な印字適正を有していた。印字後の各シー
トを感圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折りにし
て貼着した後、実施例1と同様にして剥離し、粘着力及
び剥離面における印字の転写の有無を判定した。更に実
施例1と同様にして感圧粘着剤非塗布紙との粘着性、印
字の転写性についての試験を行った。結果を第2表に合
わせて示す。
シリカと、60重量%の水とを含む粘着剤(pH=9、30℃
における粘度3400cps:粘着剤2a)に実施例1と同様のポ
リエステルエマルジョンを、添加量が10重量%(粘着剤
2b)、20重量%(粘着剤2c)、30重量%(粘着剤2d)、
40重量%(粘着剤2e)となるように添加した感圧粘着剤
を準備した。次いで実施例1と同様のシート表面に上記
粘着剤2a〜2e及び粘着剤2aの粘着主剤の全てを水分散性
高分子ポリエステルにおきかえたもの(粘着剤2f)の6
種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗布量が2g/m
2、4g/m2となるように塗布して25℃で15分間乾燥させて
合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得られた各シ
ートについて、ドライタックの有無、ブロッキングの有
無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試験を実施例
1と同様にして行った。結果を第2表に示す。また各シ
ートに実施例1と同様の印字を行ったところ、いずれの
シートも良好な印字適正を有していた。印字後の各シー
トを感圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折りにし
て貼着した後、実施例1と同様にして剥離し、粘着力及
び剥離面における印字の転写の有無を判定した。更に実
施例1と同様にして感圧粘着剤非塗布紙との粘着性、印
字の転写性についての試験を行った。結果を第2表に合
わせて示す。
実施例3 SBR15重量%とNR15重量%とからなる粘着主剤として
の混合物と、1重量%のPMMAと、5重量%のマイクロシ
リカと、64重量%の水を含む粘着剤(pH85、30℃におけ
る粘度3200cps:粘着剤3a)に実施例1と同様のポリエス
テルエマルジョンを、添加量が10重量%(粘着剤3b)、
20重量%(粘着剤3c)、30重量%(粘着剤3d)、40重量
%(粘着剤3e)となるように添加した感圧粘着剤を準備
した。次いで実施例1と同様のシート表面に上記粘着剤
3a〜3e及び粘着剤3aの粘着主剤の全てを水分散性高分子
ポリエステルでおきかえたもの(粘着剤3f)の6種の感
圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗布量が2g/m2、4g/
m2となるように塗布して25℃で15分間乾燥させて合計12
種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得られた各シートに
ついて、ドライタックの有無、ブロッキングの有無、摩
擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試験を実施例1と同
様にして行った。結果を第3表に示す。また各シートに
実施例1と同様の印字を行ったところ、いずれのシート
も良好な印字適正を有していた。印字後の各シートを感
圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折りにして貼着
した後、実施例1と同様にして剥離し、粘着力及び剥離
面における印字の転写の有無を判定した。更に実施例1
と同様にして感圧粘着剤非塗布紙との粘着性、印字の転
写性の試験を行った。結果を第3表に合わせて示す。
の混合物と、1重量%のPMMAと、5重量%のマイクロシ
リカと、64重量%の水を含む粘着剤(pH85、30℃におけ
る粘度3200cps:粘着剤3a)に実施例1と同様のポリエス
テルエマルジョンを、添加量が10重量%(粘着剤3b)、
20重量%(粘着剤3c)、30重量%(粘着剤3d)、40重量
%(粘着剤3e)となるように添加した感圧粘着剤を準備
した。次いで実施例1と同様のシート表面に上記粘着剤
3a〜3e及び粘着剤3aの粘着主剤の全てを水分散性高分子
ポリエステルでおきかえたもの(粘着剤3f)の6種の感
圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗布量が2g/m2、4g/
m2となるように塗布して25℃で15分間乾燥させて合計12
種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得られた各シートに
ついて、ドライタックの有無、ブロッキングの有無、摩
擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試験を実施例1と同
様にして行った。結果を第3表に示す。また各シートに
実施例1と同様の印字を行ったところ、いずれのシート
も良好な印字適正を有していた。印字後の各シートを感
圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折りにして貼着
した後、実施例1と同様にして剥離し、粘着力及び剥離
面における印字の転写の有無を判定した。更に実施例1
と同様にして感圧粘着剤非塗布紙との粘着性、印字の転
写性の試験を行った。結果を第3表に合わせて示す。
実施例4 NR28重量%とSBR3重量%と酢酸ビニル2重量%とから
なる粘着主剤としての混合物と、1重量%のPMMAと、6
重量%のマイクロシリカと、60重量%の水を含む粘着剤
(pH85、30℃における粘度3500cps:粘着剤4a)に実施例
1と同様のポリエステルエマルジョンを、添加量が10重
量%(粘着剤4b)、20重量%(粘着剤4c)、30重量%
(粘着剤4d)、40重量%(粘着剤4e)となるように添加
した感圧粘着剤を準備した。次いで実施例1と同様のシ
ート表面に上記感圧粘着剤4a〜4e及び粘着剤4aの粘着主
剤の全てを水分散性高分子ポリエステルにおきかえたも
の(粘着剤4f)の6種の感圧粘着剤をバーコーターで乾
燥時の塗布量が2g/m2、4g/m2となるように塗布して25℃
で15分間乾燥させて合計12種の感圧粘着剤塗布シートを
得た。得られた各シートについて、ドライタックの有
無、ブロッキングの有無、摩擦による感圧粘着剤の剥離
の有無の試験を実施例1と同様にして行った。結果を第
4表に示す。また各シートに実施例1と同様の印字を行
ったところ、いずれのシートも良好な印字適正を有して
いた。印字後の各シートを感圧粘着剤塗布面が重なり合
うように3つ折りにして貼着した後、実施例1と同様に
して剥離し、粘着力及び剥離面における印字の転写の有
無を判定した。更に実施例1と同様にして感圧粘着剤非
塗布紙との粘着性及び印字の転写性についての試験を行
った。結果を第4表に合わせて示す。
なる粘着主剤としての混合物と、1重量%のPMMAと、6
重量%のマイクロシリカと、60重量%の水を含む粘着剤
(pH85、30℃における粘度3500cps:粘着剤4a)に実施例
1と同様のポリエステルエマルジョンを、添加量が10重
量%(粘着剤4b)、20重量%(粘着剤4c)、30重量%
(粘着剤4d)、40重量%(粘着剤4e)となるように添加
した感圧粘着剤を準備した。次いで実施例1と同様のシ
ート表面に上記感圧粘着剤4a〜4e及び粘着剤4aの粘着主
剤の全てを水分散性高分子ポリエステルにおきかえたも
の(粘着剤4f)の6種の感圧粘着剤をバーコーターで乾
燥時の塗布量が2g/m2、4g/m2となるように塗布して25℃
で15分間乾燥させて合計12種の感圧粘着剤塗布シートを
得た。得られた各シートについて、ドライタックの有
無、ブロッキングの有無、摩擦による感圧粘着剤の剥離
の有無の試験を実施例1と同様にして行った。結果を第
4表に示す。また各シートに実施例1と同様の印字を行
ったところ、いずれのシートも良好な印字適正を有して
いた。印字後の各シートを感圧粘着剤塗布面が重なり合
うように3つ折りにして貼着した後、実施例1と同様に
して剥離し、粘着力及び剥離面における印字の転写の有
無を判定した。更に実施例1と同様にして感圧粘着剤非
塗布紙との粘着性及び印字の転写性についての試験を行
った。結果を第4表に合わせて示す。
実施例5 SBR22重量%に3重量%のポリエチレンワックスを添
加した粘着主剤としての混合物と、7重量%のマイクロ
シリカと、68重量%の水を含む粘着剤(pH=9、30℃に
おける粘度500cps:粘着剤5a)に実施例1と同様のポリ
エステルエマルジョンを、添加量が10重量%(粘着剤5
b)、20重量%(粘着剤5c)、30重量%(粘着剤5d)、4
0重量%(粘着剤5e)となるように添加した感圧粘着剤
を準備した。次いで実施例1と同様のシート表面に上記
粘着剤5a〜5e及び粘着剤5aの粘着主剤の全てを水分散性
高分子ポリエステルでおきかえたもの(粘着剤5f)の6
種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗布量が2g/m
2、4g/m2となるように塗布して25℃で15分間乾燥させて
合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得られた各シ
ートについて、ドライタックの有無、ブロッキングの有
無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試験を実施例
1と同様にして行った。結果を第5表に示す。また各シ
ートに実施例1と同様の印字を行ったところ、いずれの
シートも良好な印字適正を有していた。印字後の各シー
トを感圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折りにし
て貼着した後、実施例1と同様にして剥離し、粘着力及
び剥離面における印字の転写の有無を判定した。更に実
施例1と同様にして感圧粘着剤非塗布紙との粘着性及び
印字の転写性についての試験を行った。結果を第5表に
合わせて示す。
加した粘着主剤としての混合物と、7重量%のマイクロ
シリカと、68重量%の水を含む粘着剤(pH=9、30℃に
おける粘度500cps:粘着剤5a)に実施例1と同様のポリ
エステルエマルジョンを、添加量が10重量%(粘着剤5
b)、20重量%(粘着剤5c)、30重量%(粘着剤5d)、4
0重量%(粘着剤5e)となるように添加した感圧粘着剤
を準備した。次いで実施例1と同様のシート表面に上記
粘着剤5a〜5e及び粘着剤5aの粘着主剤の全てを水分散性
高分子ポリエステルでおきかえたもの(粘着剤5f)の6
種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥時の塗布量が2g/m
2、4g/m2となるように塗布して25℃で15分間乾燥させて
合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得た。得られた各シ
ートについて、ドライタックの有無、ブロッキングの有
無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有無の試験を実施例
1と同様にして行った。結果を第5表に示す。また各シ
ートに実施例1と同様の印字を行ったところ、いずれの
シートも良好な印字適正を有していた。印字後の各シー
トを感圧粘着剤塗布面が重なり合うように3つ折りにし
て貼着した後、実施例1と同様にして剥離し、粘着力及
び剥離面における印字の転写の有無を判定した。更に実
施例1と同様にして感圧粘着剤非塗布紙との粘着性及び
印字の転写性についての試験を行った。結果を第5表に
合わせて示す。
実施例6 粘着主剤としてのSBR31重量%と、69重量%の水を含
む粘着剤(pH=9、30℃における粘度3500cps:粘着剤6
a)に、Tg=40℃、平均分子量20000の水分散性ポリエス
テル樹脂を固形分として30重量%と、有機溶剤15重量%
とを含むポリエステルエマルジョン(pH=5、25℃にお
ける粘度300cps:東洋紡製:MD−1100)を、添加量が10重
量%(粘着剤6b)、20重量%(粘着剤6c)、30重量%
(粘着剤6d)、40重量%(粘着剤6e)となるように添加
した感圧粘着剤を準備した。次いで実施例1と同様のシ
ート表面に上記粘着剤6a〜6e及び粘着剤6aの粘着主剤の
全てを水分散性高分子ポリエステルにおきかえたもの
(粘着剤6f)の6種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥
時の塗布量が2g/m2、4g/m2となるように塗布して25℃で
15分間乾燥させて合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得
た。得られた各シートについて、ドライタックの有無、
ブロッキングの有無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有
無の試験を実施例1と同様にして行った。結果を第6表
に示す。また各シートに実施例1と同様の印字を行った
ところ、いずれのシートも良好な印字適正を有してい
た。印字後の各シートを感圧粘着剤塗布面が重なり合う
ように3つ折りにして貼着した後、実施例1と同様にし
て剥離し、粘着力及び剥離面における印字の転写の有無
を判定した。更に実施例1と同様にして感圧粘着剤非塗
布紙との粘着性及び印字の転写性の試験を行った。結果
を第6表に合わせて示す。
む粘着剤(pH=9、30℃における粘度3500cps:粘着剤6
a)に、Tg=40℃、平均分子量20000の水分散性ポリエス
テル樹脂を固形分として30重量%と、有機溶剤15重量%
とを含むポリエステルエマルジョン(pH=5、25℃にお
ける粘度300cps:東洋紡製:MD−1100)を、添加量が10重
量%(粘着剤6b)、20重量%(粘着剤6c)、30重量%
(粘着剤6d)、40重量%(粘着剤6e)となるように添加
した感圧粘着剤を準備した。次いで実施例1と同様のシ
ート表面に上記粘着剤6a〜6e及び粘着剤6aの粘着主剤の
全てを水分散性高分子ポリエステルにおきかえたもの
(粘着剤6f)の6種の感圧粘着剤をバーコーターで乾燥
時の塗布量が2g/m2、4g/m2となるように塗布して25℃で
15分間乾燥させて合計12種の感圧粘着剤塗布シートを得
た。得られた各シートについて、ドライタックの有無、
ブロッキングの有無、摩擦による感圧粘着剤の剥離の有
無の試験を実施例1と同様にして行った。結果を第6表
に示す。また各シートに実施例1と同様の印字を行った
ところ、いずれのシートも良好な印字適正を有してい
た。印字後の各シートを感圧粘着剤塗布面が重なり合う
ように3つ折りにして貼着した後、実施例1と同様にし
て剥離し、粘着力及び剥離面における印字の転写の有無
を判定した。更に実施例1と同様にして感圧粘着剤非塗
布紙との粘着性及び印字の転写性の試験を行った。結果
を第6表に合わせて示す。
実施例7 実施例1で用いた粘着剤1aに、Tg=67℃、平均分子量
15000の水分散性ポリエステル樹脂を固形分として34重
量%と、有機溶剤10重量%とを含有するエマルジョン
(pH=6、25℃における粘度30000cps:東洋紡製:MD−12
00)を10重量%(粘着剤7b)、20重量%(粘着剤7c)、
30重量%(粘着剤7d)、40重量%(粘着剤7e)となるよ
うに添加した感圧粘着剤及び粘着剤1aの粘着主剤の全て
を上記水分散性高分子ポリエステル樹脂でおきかえたも
の(粘着剤7f)の5種の感圧粘着剤を準備し、実施例1
と同様の試験を行った。結果を第7表に示す。
15000の水分散性ポリエステル樹脂を固形分として34重
量%と、有機溶剤10重量%とを含有するエマルジョン
(pH=6、25℃における粘度30000cps:東洋紡製:MD−12
00)を10重量%(粘着剤7b)、20重量%(粘着剤7c)、
30重量%(粘着剤7d)、40重量%(粘着剤7e)となるよ
うに添加した感圧粘着剤及び粘着剤1aの粘着主剤の全て
を上記水分散性高分子ポリエステル樹脂でおきかえたも
の(粘着剤7f)の5種の感圧粘着剤を準備し、実施例1
と同様の試験を行った。結果を第7表に示す。
実施例8 実施例2で用いた粘着剤2aに、Tg=67℃、平均分子量
15000水分散性ポリエステル樹脂を固形分として25重量
%と、有機溶剤10重量%とを含有するエマルジョン(pH
=5、25℃における粘度60cps:東洋紡製:MD−1220)を1
0重量%(粘着剤8b)、20重量%(粘着剤8c)、30重量
%(粘着剤8d)、40重量%(粘着剤8e)となるように添
加した感圧粘着剤及び粘着剤2aの粘着主剤の全てを上記
水分散性高分子ポリエステル樹脂でおきかえたもの(粘
着剤8f)の5種の感圧粘着剤を準備し、実施例2と同様
の試験を行った。結果を第8表に示す。
15000水分散性ポリエステル樹脂を固形分として25重量
%と、有機溶剤10重量%とを含有するエマルジョン(pH
=5、25℃における粘度60cps:東洋紡製:MD−1220)を1
0重量%(粘着剤8b)、20重量%(粘着剤8c)、30重量
%(粘着剤8d)、40重量%(粘着剤8e)となるように添
加した感圧粘着剤及び粘着剤2aの粘着主剤の全てを上記
水分散性高分子ポリエステル樹脂でおきかえたもの(粘
着剤8f)の5種の感圧粘着剤を準備し、実施例2と同様
の試験を行った。結果を第8表に示す。
実施例9 実施例3で用いた粘着剤3aに、Tg=62℃、平均分子量
10000の水分散性高分子ポリエステル樹脂を固形分とし
て30重量%と、15重量%とを有機溶剤とを含有するエマ
ルジョン(pH=3、25℃における粘度200cps:東洋紡製:
MD−1250)を10重量%(粘着剤9b)、20重量%(粘着剤
9c)、30重量%(粘着剤9d)、40重量%(粘着剤9e)と
なるように添加した感圧粘着剤及び粘着剤3aの粘着主剤
の全てを上記水分散性高分子ポリエステル樹脂でおきか
えたもの(粘着剤9f)の5種の感圧粘着剤を準備し、実
施例3と同様の試験を行った。結果を第9表に示す。
10000の水分散性高分子ポリエステル樹脂を固形分とし
て30重量%と、15重量%とを有機溶剤とを含有するエマ
ルジョン(pH=3、25℃における粘度200cps:東洋紡製:
MD−1250)を10重量%(粘着剤9b)、20重量%(粘着剤
9c)、30重量%(粘着剤9d)、40重量%(粘着剤9e)と
なるように添加した感圧粘着剤及び粘着剤3aの粘着主剤
の全てを上記水分散性高分子ポリエステル樹脂でおきか
えたもの(粘着剤9f)の5種の感圧粘着剤を準備し、実
施例3と同様の試験を行った。結果を第9表に示す。
実施例10 ポリ酢酸ビニル40重量%とNR重量%とからなる粘着主
剤としての混合物と、55重量%の水とを含む粘着剤(pH
=89、30℃における粘度3800cps:粘着剤10a)に実施例
1と同様の水分散性高分子ポリエステル樹脂エマルジョ
ンを添加量が10重量%(粘着剤10b)、20重量%(粘着
剤10c)、30重量%(粘着剤10d)、40重量%(粘着剤10
e)となるように添加した感圧粘着剤及び、粘着剤10aの
粘着主剤の全てを水分散性高分子ポリエステル樹脂(ポ
リエステルエマルジョン)で置き換えたもの(粘着剤10
f)の6種の感圧粘着剤を準備し、実施例1と同様の試
験を行った。尚、これらの感圧粘着剤を塗布したシート
の感圧粘着剤塗布面へのテストパターン印字はドットイ
ンパクト型プリンター(日本電気製:PC−PR201V)を用
いて行った。結果を第10表に示す。
剤としての混合物と、55重量%の水とを含む粘着剤(pH
=89、30℃における粘度3800cps:粘着剤10a)に実施例
1と同様の水分散性高分子ポリエステル樹脂エマルジョ
ンを添加量が10重量%(粘着剤10b)、20重量%(粘着
剤10c)、30重量%(粘着剤10d)、40重量%(粘着剤10
e)となるように添加した感圧粘着剤及び、粘着剤10aの
粘着主剤の全てを水分散性高分子ポリエステル樹脂(ポ
リエステルエマルジョン)で置き換えたもの(粘着剤10
f)の6種の感圧粘着剤を準備し、実施例1と同様の試
験を行った。尚、これらの感圧粘着剤を塗布したシート
の感圧粘着剤塗布面へのテストパターン印字はドットイ
ンパクト型プリンター(日本電気製:PC−PR201V)を用
いて行った。結果を第10表に示す。
実施例11 粘着主剤としてのポリ酢酸ビニル45重量%と、55重量
%の水とを含む粘着剤(pH=88、30℃における粘度3900
cps:粘着剤11a)に実施例1と同様の水分散性高分子ポ
リエステル樹脂エマルジョンを添加量が10重量%(粘着
剤11b)、20重量%(粘着剤11c)、30重量%(粘着剤11
d)、40重量%(粘着剤11e)となるように添加した感圧
粘着剤及び、粘着剤11aの粘着主剤の全てを水分散性高
分子ポリエステル樹脂(ポリエステルエマルジョン)で
置き換えたもの(粘着剤11f)の6種の感圧粘着剤を準
備し、実施例1と同様の試験を行った。尚、これらの感
圧粘着剤を塗布したシートの感圧粘着剤塗布面へのテス
トパターン印字は実施例10で用いた同様のドットインパ
クト型プリンターで行った。結果を第11表に示す。
%の水とを含む粘着剤(pH=88、30℃における粘度3900
cps:粘着剤11a)に実施例1と同様の水分散性高分子ポ
リエステル樹脂エマルジョンを添加量が10重量%(粘着
剤11b)、20重量%(粘着剤11c)、30重量%(粘着剤11
d)、40重量%(粘着剤11e)となるように添加した感圧
粘着剤及び、粘着剤11aの粘着主剤の全てを水分散性高
分子ポリエステル樹脂(ポリエステルエマルジョン)で
置き換えたもの(粘着剤11f)の6種の感圧粘着剤を準
備し、実施例1と同様の試験を行った。尚、これらの感
圧粘着剤を塗布したシートの感圧粘着剤塗布面へのテス
トパターン印字は実施例10で用いた同様のドットインパ
クト型プリンターで行った。結果を第11表に示す。
実施例12 粘着主剤としてのポリ酢酸ビニル43重量%と、5重量
%のマイクロシリカと、52重量%の水を含む粘着剤(pH
=88、30℃における粘度3800cps:粘着剤12a)に実施例
1と同様の水分散性高分子ポリエステル樹脂エマルジョ
ンを添加量が10重量%(粘着剤12b)、20重量%(粘着
剤12c)、30重量%(粘着剤12d)、40重量%(粘着剤12
e)となるように添加した感圧粘着剤及び、粘着剤12aの
粘着主剤の全てを水分散性高分子ポリエステル樹脂(ポ
リエステルエマルジョン)で置き換えたもの(粘着剤12
f)の6種の感圧粘着剤を準備し、実施例1と同様の試
験を行った。尚、これらの感圧粘着剤を塗布したシート
の感圧粘着剤塗布面へのテストパターン印字は実施例10
で用いた同様のドットインパクト型プリンターで行っ
た。結果を第12表に示す。
%のマイクロシリカと、52重量%の水を含む粘着剤(pH
=88、30℃における粘度3800cps:粘着剤12a)に実施例
1と同様の水分散性高分子ポリエステル樹脂エマルジョ
ンを添加量が10重量%(粘着剤12b)、20重量%(粘着
剤12c)、30重量%(粘着剤12d)、40重量%(粘着剤12
e)となるように添加した感圧粘着剤及び、粘着剤12aの
粘着主剤の全てを水分散性高分子ポリエステル樹脂(ポ
リエステルエマルジョン)で置き換えたもの(粘着剤12
f)の6種の感圧粘着剤を準備し、実施例1と同様の試
験を行った。尚、これらの感圧粘着剤を塗布したシート
の感圧粘着剤塗布面へのテストパターン印字は実施例10
で用いた同様のドットインパクト型プリンターで行っ
た。結果を第12表に示す。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本願発明の感圧粘着剤は水に分
散せしめた状態において粘着主剤が2次凝集することが
ないので、粘着主剤として1μm以下の粒径のものを用
いることによって、感圧粘着剤の塗布厚みを10μ以下に
することが容易である。従って、本発明の感圧粘着剤を
メールフォーム用の粘着剤として用いた場合、ドライタ
ックが少ないため、メールフォームの積み重ね圧力程度
ではメールフォーム相互がブロッキングすることがな
く、しかも高い圧力を加えれば粘着剤塗布面同士が粘着
し、粘着剤塗布面同士の粘着力にも優れていると共に、
感圧粘着剤のメールフォーム基材に対する結合力に優れ
るため感圧粘着剤が印字時等の摩擦によって剥離する虞
もない。又本発明の感圧粘着剤を用いたメールフォーム
では、メールフォームを高い圧力を加えることによって
粘着密封すれば、郵送途中で擦られたりした際に、不用
意に剥離するようなことがない。更に貼着密封後に、再
び剥離する際に粘着剤塗布面に印字した情報が転写する
ことなく粘着剤同士の界面で確実に剥離され、印字され
た情報を確実に読み取ることができる。また本発明の感
圧粘着剤は高い圧力を加えると粘着剤塗布面と粘着剤非
塗布面との粘着が可能であるため、粘着面全面に粘着剤
を塗布しておかなくとも良く、経済性を向上できる。
散せしめた状態において粘着主剤が2次凝集することが
ないので、粘着主剤として1μm以下の粒径のものを用
いることによって、感圧粘着剤の塗布厚みを10μ以下に
することが容易である。従って、本発明の感圧粘着剤を
メールフォーム用の粘着剤として用いた場合、ドライタ
ックが少ないため、メールフォームの積み重ね圧力程度
ではメールフォーム相互がブロッキングすることがな
く、しかも高い圧力を加えれば粘着剤塗布面同士が粘着
し、粘着剤塗布面同士の粘着力にも優れていると共に、
感圧粘着剤のメールフォーム基材に対する結合力に優れ
るため感圧粘着剤が印字時等の摩擦によって剥離する虞
もない。又本発明の感圧粘着剤を用いたメールフォーム
では、メールフォームを高い圧力を加えることによって
粘着密封すれば、郵送途中で擦られたりした際に、不用
意に剥離するようなことがない。更に貼着密封後に、再
び剥離する際に粘着剤塗布面に印字した情報が転写する
ことなく粘着剤同士の界面で確実に剥離され、印字され
た情報を確実に読み取ることができる。また本発明の感
圧粘着剤は高い圧力を加えると粘着剤塗布面と粘着剤非
塗布面との粘着が可能であるため、粘着面全面に粘着剤
を塗布しておかなくとも良く、経済性を向上できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09J 131/04 C09J 131/04 133/12 133/12 (56)参考文献 特開 昭63−92617(JP,A) 特開 昭58−180401(JP,A) 特開 平2−34680(JP,A) 特開 昭63−135472(JP,A) 特開 平4−110377(JP,A) 特開 昭60−118775(JP,A) 特開 昭57−168970(JP,A) 特開 昭61−91577(JP,A) 特開 平4−110375(JP,A) 特公 昭48−19697(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 1/00 - 201/10
Claims (5)
- 【請求項1】スチレン・ブタジエンゴム、天然ゴム、ク
ロロプレンゴム、ポリ酢酸ビニルからなる群から選択さ
れた1又は2以上の粘着主剤と、ガラス転移温度Tgが30
〜80℃、平均分子量が10000〜25000であり、前記粘着主
剤に対する相溶性が小さい水分散性高分子ポリエステル
樹脂とを含むことを特徴とする感圧粘着剤。 - 【請求項2】粘着主剤として5〜30重量部の天然ゴム及
び5〜50重量部のスチレン−ブタジエンゴムを含み、5
〜30重量部の水分散性高分子ポリエステル樹脂を含むこ
とを特徴とする請求項1記載の感圧粘着剤。 - 【請求項3】10重量部以下のポリメチルメタクリレート
が添加された粘着主剤からなることを特徴とする請求項
2記載の感圧粘着剤。 - 【請求項4】低分子量ポリオレフィンが添加された粘着
主剤からなることを特徴とする請求項2記載の感圧粘着
剤。 - 【請求項5】ポリエチレンワックスが添加された粘着主
剤からなることを特徴とする請求項2記載の感圧粘着
剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23300990 | 1990-09-03 | ||
| JP2-233009 | 1990-09-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04189888A JPH04189888A (ja) | 1992-07-08 |
| JP3142061B2 true JP3142061B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=16948387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02293978A Expired - Lifetime JP3142061B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-10-31 | 感圧粘着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142061B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107201194A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-09-26 | 罗建华 | 一种橡胶型压敏胶及制备方法 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP02293978A patent/JP3142061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04189888A (ja) | 1992-07-08 |
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