JPH11116986A - 浴用剤組成物 - Google Patents

浴用剤組成物

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JPH11116986A
JPH11116986A JP28507597A JP28507597A JPH11116986A JP H11116986 A JPH11116986 A JP H11116986A JP 28507597 A JP28507597 A JP 28507597A JP 28507597 A JP28507597 A JP 28507597A JP H11116986 A JPH11116986 A JP H11116986A
Authority
JP
Japan
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group
formula
bath
compound
polymer
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Application number
JP28507597A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kawamuki
裕志 川向
Taku Oda
卓 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 式(1)(R1 及びR2 はヒドロキシル
基を有していてもよいC1〜20のアルキル基、Yはヒ
ドロキシル基を有していてもよいC1〜10の2価飽和
炭化水素基)で表される構造単位を有する親水性ポリエ
ーテル系重合体を含有する浴用剤組成物。 【化1】 【効果】 この浴用剤組成物は、入浴剤の肌のかさつき
感を防止して入浴後の肌をしっとりさせ、しかもそれが
長時間にわたり持続するとともに使用感も良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴後の肌のかさ
つき感を防止して肌をしっとりさせ、しかも使用感の良
い浴用剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴用剤には皮膚の保護、あるいは
湯上がり後の皮膚の感触を良くする目的で各種の動植物
油等の油性成分が使用されている。例えば、ホホバ油
(特開昭52−64415号公報)、テルペン系炭化水
素(特開昭52−252409号公報)及びそのエステ
ル類、ラノリン、ラノリン誘導体(特開昭51−119
30号公報)、流動パラフィン(特開昭62−4363
号公報)、スクワラン(特開昭63−190819号公
報)並びにプロピレングリコール等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
油性成分配合浴用剤においては、通常入浴後の肌のかさ
つき感防止効果が十分でなく、またこの効果を十分なら
しめるべく油性成分を多量配合すると使用感が低下する
という問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、入浴後のかさつ
き感を防止して肌をしっとりさせる効果に優れるととも
に使用感も良好な浴用剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実状において、本
発明者らは鋭意検討した結果、下記特定の構造単位を有
する親水性ポリエーテル系重合体を配合した浴用剤組成
物が、保湿性に優れ、その効果が長時間にわたって持続
し、更に感触も良好であり、入浴後の肌のかさつき感を
防止して肌をしっとりさせる効果に優れていることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、次の一般式(1)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 及びR2 はヒドロキシル基を
有していてもよい炭素数1〜20のアルキル基を示し、
Yはヒドロキシル基を有していてもよい炭素数1〜10
の2価飽和炭化水素基を示す)で表される構造単位を有
する親水性ポリエーテル系重合体を含有することを特徴
とする浴用剤組成物を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる親水性ポリエ
ーテル系重合体は、は重合体中に前記一般式(1)で表
される構造単位を有していればよく、かかる構造単位の
みからなる重合体、又はその構造単位と1若しくは2以
上の他の構造単位との共重合体のいずれであってもよ
い。共重合体の場合には、一般式(1)で表される構造
単位は、ブロック状、ランダム状のいずれの形式で結合
していてもよく、また、これらの結合の順序も問わな
い。一般式(1)中、R1 及びR2 はヒドロキシル基を
有していてもよい炭素数1〜20のアルキル基を示し、
具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基、エイコシル基、2−ヒドロキシエチル基、3−
ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル基、5−
ヒドロキシペンチル基、6−ヒドロキシヘキシル基、7
−ヒドロキシヘプチル基、8−ヒドロキシオクチル基、
9−ヒドロキシノニル基、10−ヒドロキシデシル基、
11−ヒドロキシウンデシル基、12−ヒドロキシドデ
シル基、13−ヒドロキシトリデシル基、14−ヒドロ
キシテトラデシル基、15−ヒドロキシペンタデシル
基、16−ヒドロキシヘキサデシル基、17−ヒドロキ
シヘプタデシル基、18−ヒドロキシオクタデシル基、
19−ヒドロキシノナデシル基、20−ヒドロキシエイ
コシル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2,3,
4,5−テトラヒドロキシペンチル基等が挙げられる。
これらのうち、ヒドロキシル基を有していてもよい炭素
数1〜5のアルキル基が好ましく、特に2−ヒドロキシ
エチル基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシ
ブチル基、5−ヒドロキシペンチル基、2,3−ジヒド
ロキシプロピル基、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ペンチル基等が好ましい。また、Yで示され
るヒドロキシル基を有していてもよい炭素数1〜10の
2価飽和炭化水素基としては、例えばメチレン基、エチ
レン基、プロピレン(トリメチレン)基、テトラメチレ
ン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメ
チレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメ
チレン基、ヒドロキシエチレン基等のヒドロキシル基を
有していてもよいアルキレン基、2−ヒドロキシエチリ
デン基等のヒドロキシル基を有していてもよいアルキリ
デン基が挙げられ、特にメチレン基、エチレン基が好ま
しい。
【0010】一般式(1)で表される構造単位の具体例
としては、例えば以下の(a)〜(g)で表されるもの
が挙げられる。
【0011】
【化4】
【0012】(式中、pは1〜5の数を示し、qは1〜
20の数を示し、rは1〜5の数を示す)
【0013】これらのうち、式(a)、(b)、(g)
で表される構造単位が好ましく、特に式(a)中のpが
1、qが1、rが1のもの、式(b)中のpが2、qが
1、rが1のもの、式(g)中のqが1、rが1のもの
が好ましい。
【0014】本発明で用いられる親水性ポリエーテル系
重合体は、他の単量体との共重合体でもよいが、かかる
他の単量体としては、エーテルが好ましく、例えば以下
の(h)〜(t)で示される構造単位を有するものが挙
げられる。
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】(式中、pは1〜5の数を示し、qは1〜
20の数を示し、sは0〜2の数を示し、tは0〜3の
数を示し、Xはハロゲンイオン、エチルサルフェート、
メチルサルフェート又はトシレートイオンを示す)
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】(式中、pは1〜5の数を示し、qは1〜
20の数を示し、rは1〜5の数を示す)
【0021】
【化9】
【0022】(式中、R3 は炭素数1〜20のアルキル
基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル基又
はアリール基を示す)
【0023】これらのうち、特に式(h)、(j)で表
される構造単位、式(l)中のpが2、qが1、sが1
のもの、式(m)中のtが0、qが1、XがClのも
の、式(o)中のMがNaのもの、式(r)中のR3
炭素数6〜18のアルキル基又はアリール基のものが好
ましい。
【0024】本発明で用いられる親水性ポリエーテル系
重合体としては、前記式(a)、(b)、(g)で表さ
れる構造単位を有するものが好ましく、特に式(a)中
のpが1、qが1、rが1のもの、式(b)中のpが
2、qが1、rが1のもの、式(g)中のqが1、rが
1のものを有するものが好ましい。
【0025】また、共重合体としては、式(a)、
(b)又は(g)で表される構造単位のいずれかと、式
(h)、(j)、(l)又は(m)で表される構造単位
のいずれかとの共重合体が好ましく、特に式(a)中の
pが1、qが1、rが1のもの、あるいは式(b)中の
pが2、qが1、rが1のもののいずれかと、式
(h)、式(j)、式(l)中のpが2、qが1、sが
1のもの、式(m)中のqが1、tが0、XがClのも
の又はpが2、qが1、tが1、XがClのもののいず
れかとの共重合体が好ましい。
【0026】また、重合体の重量平均分子量は、500
〜5000000、特に1000〜40000であるの
が好ましい。重量平均分子量がこの範囲内にあるもの
は、入浴後の肌のかさつきが防止され、かつ肌がしっと
りし良好である。
【0027】このような重合体のうち、例えば前記式
(b)で表される構造単位を有するものは、次の反応式
に従って製造することができる。
【0028】
【化10】
【0029】(式中、Xはハロゲン原子を示し、Mはア
ルカリ金属又は水素原子を示し、nは1〜10の整数を
示し、p、q及びrは前記と同じ意味を示す)
【0030】すなわち、式(i)で表される構造を有す
る化合物(i)と、化合物(ii)を不活性溶媒中で反応
させて化合物(iii)を得、次いでこの化合物(iii)と
化合物(iv)を不活性溶媒中で反応させることにより、
式(b)で表される構造単位を有する重合体(b)を得
ることができる。
【0031】ここで化合物(i)としては、例えばゼク
ロン1000(日本ゼオン社製)等の市販品を使用する
ことができる。化合物(i)と化合物(ii)の反応に用
いられる不活性溶媒としては、水、メタノール、エタノ
ール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
N−メチルピロリドンなどの極性溶媒が好ましい。
【0032】また、化合物(ii)は、化合物(i)に対
して1〜10倍モル用いるのが好ましく、反応は80〜
150℃、特に100〜120℃で行うのが好ましい。
なお、かかる反応は、例えばドイツ特許公開25403
10号に記載されている方法に準じて行うことができ
る。
【0033】次の反応に用いられる化合物(iv)におい
て、式中、Xとしては塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
などが挙げられ、またMとしてはナトリウムイオン、カ
リウムイオンなどが挙げられる。化合物(iii)と化合
物(iv)の反応に用いられる不活性溶媒としては、水、
メタノール、エタノール、2−プロパノール、水/アル
コール混合溶媒などの極性溶媒が好ましい。また、化合
物(iv)は、化合物(iii)に対して1〜5倍モル、特
に1〜2倍モル用いるのが好ましく、反応は65〜10
0℃で行うのが好ましい。
【0034】また、前記式(b)及び(h)で表される
構造単位を有する共重合体は、例えば次の反応式に従っ
て製造することができる。
【0035】
【化11】
【0036】(式中、X、M、n、p、q及びrは前記
と同じ意味を示す)
【0037】すなわち、化合物(v)と化合物(ii)を
不活性溶媒中で反応させて化合物(vi)を得、次いでこ
の化合物(vi)と化合物(iv)を不活性溶媒中で反応さ
せ、式(b)及び(h)で表される構造単位を有する共
重合体(b−h)を得ることができる。
【0038】ここで化合物(v)としては、例えばゼク
ロン2000、ゼクロン3102(以上、日本ゼオン社
製)等の市販品を使用することができる。また、反応
は、前記の重合体(b)の場合と同様にして行うことが
できる。
【0039】更に、前記式(b)及び(r)で表される
構造単位を有する共重合体は、例えば次の反応式に従っ
て製造することができる。
【0040】
【化12】
【0041】(式中、mは1〜10の整数を示し、
3 、X、M、n、p、q及びrは前記と同じ意味を示
す)
【0042】すなわち、化合物(i)とアルコール(vi
i)の不活性溶媒中で反応させて化合物(viii)を得、
次いでこの化合物(viii)と化合物(ii)を不活性溶媒
中で反応させて化合物(ix)を得、更にこの化合物(i
x)と化合物(iv)を反応させることにより、式(b)
及び(r)で表される構造単位を有する共重合体(b−
r)を得ることができる。
【0043】ここで化合物(i)としては、例えばゼク
ロン1000(日本ゼオン社製)等の市販品を使用する
ことができる。化合物(i)とアルコール(vii)の反
応に用いられる不活性溶媒としては、メタノール、エタ
ノール、2−プロパノール、テトラヒドロフラン、エチ
ルメチルケトンなどの極性溶媒が好ましい。また、化合
物(vii)は、化合物(i)に対して1〜10倍モル用
いるのが好ましく、反応は80〜150℃、特に100
〜120℃で行うのが好ましい。
【0044】また、化合物(viii)と化合物(ii)の反
応、化合物(ix)と化合物(iv)の反応は、前記の重合
体(b)の場合と同様にして行うことができる。
【0045】上記親水性ポリエーテル系重合体(1)
は、1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、
浴用剤組成物100重量部に対して0.1〜80重量部
配合するのが入浴後の肌のかさつき防止効果の点から好
ましく、特に浴用剤組成物の剤型(形態)が粉剤の場合
には0.1〜20重量部、液剤の場合には5〜20重量
部配合するのが好適である。
【0046】本発明の浴用剤組成物には、前記親水性ポ
リエーテル系重合体のほか、通常の浴用剤に用いられて
いる浴剤原料を配合することができる。かかる浴剤原料
としては、無機塩類、有機酸、油性成分、油性成分の分
散・乳化剤、無機酸類、生薬類、色素類、ビタミン類、
香料等が挙げられる。
【0047】このうち、無機塩類としては、塩化ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、ホウ砂、
硫酸ナトリウム、硫化ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウ
ム、硝酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、ポリリン酸
ナトリウム、リン酸ナトリウム、酸化カルシウム、酸化
マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、塩
化カリウム、硫化カリウム等が例示される。本発明にお
いては、このうち塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナト
リウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム等が挙げられ、これらは単独又は二種以上を組
合わせて使用することができる。また、これら無機塩類
の浴用剤組成物中における配合量は、浴用剤組成物10
0重量部に対して5重量部以上、特に10重量部以上と
することが好ましい。
【0048】また、本発明に用いられる有機酸として
は、例えばハコク酸、フマル酸、リンコ酸、酒石酸、ク
エン酸、安息香酸等の有機酸が挙げられる。これらは単
独で又は二種以上を組合わせて使用することができ、こ
れら有機酸の浴用剤組成物中における配合量は、組成物
100重量部あたり0.1〜95重量部が好ましい。
【0049】本発明で用いられる油性成分としては油脂
類、ロウるい、スクワラン等の炭化水素類、高級脂肪酸
類、高級アルコール類、エステル類、オリーブ油、ミン
ク油などの精油類、シリコーン油類などを挙げることが
できる。油性成分の分散・乳化剤としては、水溶性高分
子、各種界面活性剤が挙げられる。
【0050】また、無機酸類としては、ホウ酸、メタケ
イ酸、無水ケイ酸等が挙げられる。生薬類としては、ウ
イキョウ、カミツレ、イチョウ、オウバク、桂皮、紅
花、芍薬、ショウキョウ、菖蒲、センキュウ、トウキ、
チンピ、ソウジュツ、カノコソウ、ビャクシ、トウヒ、
ハッカ、ブクリョウ、人参、カラス麦等及びこれらのエ
キス類が挙げられる。また、ビタミン類としては、ビタ
ミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE等が挙げ
られる。更に、硫黄、湯の花、鉱砂、雲母末、中性白
土、いり糠、殺菌剤、防腐剤、水、エタノール、グリセ
リン、その他製剤上必要な成分を配合することもでき
る。
【0051】なお、前記無機塩のうちの炭酸塩と酸とを
組合わせて用いれば炭酸ガス発生型浴用剤とすることが
できる。また、前記油性成分は、本発明の浴用剤には配
合しなくてもよいが、本発明の効果を損なわない範囲で
配合することもできる。
【0052】本発明の浴用剤組成物は、公知の浴用剤組
成物と同様に、液剤、粉剤、錠剤等の種々の形態にする
ことができる。
【0053】なお、本発明の浴用剤組成物は、入浴時浴
湯に投入して使用され、その場合、通常親水性ポリエー
テル系重合体濃度が浴湯中で0.5〜100000ppm
、好ましくは5〜50000ppm 、更に好ましくは1
0〜10000ppm になるように1回の使用量を決める
のが好ましい。
【0054】
【発明の効果】本発明の浴用剤組成物は、入浴剤の肌の
かさつき感を防止して入浴後の肌をしっとりさせ、しか
もそれが長時間にわたり持続するとともに使用感も良好
である。
【0055】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0056】製造例1 ヒドロキシエチルメチルベタイン・ポリエーテル重合体
の製造:窒素気流下、ポリエピクロロヒドリンゴム
(「ゼクロン1000」日本ゼオン社製)15gをN−
メチルピロリドン135gに、80℃で攪拌しながら溶
解させた。N−メチルエタノールアミン60.84gを
添加した後、120℃で6時間反応させた。減圧、加熱
下(5mmHg、110℃)で留出物を留去し、粘稠物を得
た。粘稠物をイオン交換水に溶解し、強塩基型イオン交
換樹脂(「IRA−402」オルガノ社製)で脱塩を行
った後、水溶液を凍結乾燥することにより、アミノ化さ
れたポリマー21gを得た。エタノール200gにモノ
クロロ酢酸ナトリウム28.3gを懸濁させ、アミノ化
されたポリマー21gを攪拌しながら添加した後、懸濁
しているモノクロロ酢酸ナトリウムが溶解するまでイオ
ン交換水を添加し、還流下に36時間反応させた。反応
溶液を冷却して析出している不溶解物を濾別し、20倍
量のアセトン/エタノール(2/1 v/v)で再沈殿
させた。得られた沈殿物をイオン交換水に溶解し、陽イ
オン/陰イオン混合型イオン交換樹脂(「IRA120
B」/IRA−402」オルガノ社製)により脱塩処理
を行った。この水溶液を凍結乾燥し、次式で表されるヒ
ドロキシエチルメチルベタイン・ポリエーテル重合体2
1.9gを得た。重量平均分子量15000。各種機器
分析に供した結果、次式で表されるヒドロキシエチルメ
チルベタイン・ポリエーテル重合体であることが確認さ
れた。
【0057】
【化13】
【0058】製造例2 ジメチルベタイン・ポリオキシエチレン・ジグリセリル
エーテルポリエーテル共重合体の製造:窒素気流下、ポ
リ(エピクロロヒドリン−グリセリルエーテル)共重合
体〔「ゼクロン3102」(ポリ(エピクロロヒドロン
−ポリエチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル)
共重合体(日本ゼオン社製)をm−クロロ過安息香酸/
アルカリ処理することにより得られる〕15gを、N−
メチルピロリドン135gに80℃で攪拌しながら溶解
させた。ジメチルアミンガス40.4gをオートクレー
ブに導入して反応溶液に溶解させた。系を密閉し120
℃で12時間反応させた後、系を開放して留出するガス
を留去した。反応溶液を室温まで冷却し、10倍量のイ
ソプロピルエーテルで再沈殿を行った。得られた沈殿物
をイオン交換水に溶解し、強塩基型イオン交換樹脂
(「IRA−402」オルガノ社製)で脱塩処理した
後、水溶液を凍結乾燥に供し、アミノ化された重合体1
5gを得た続いてメタノール150gにモノクロロ酢酸
ナトリウム8.53gを懸濁させ、先程得られた重合体
15gを攪拌しながら添加した後、還流装置を備えた反
応容器中に、メタノール還流下で24時間反応を行っ
た。反応溶液を冷却して析出した不溶解物を濾別し、1
0倍量のアセトンで再沈殿させた。得られた沈殿物をイ
オン交換水に溶解し、陽イオン/陰イオン混合型イオン
交換樹脂(「IRA−120B」/「IRA−40
2」、オルガノ社製)により脱塩処理を行った。処理し
た水溶液を凍結乾燥し、次式で表されるジメチルベタイ
ン・ポリオキシエチレン・ジグリセリルエーテル・ポリ
エーテル共重合体8gを得た。重量平均分子量6240
00。各種機器分析に供した結果、次式で表されるジメ
チルベタイン・ポリオキシエチレン・ジグリセリルエー
テル・ポリエーテル共重合体であることが確認された。
【0059】
【化14】
【0060】製造例3 ジメチルベタイン・ドデシルジメチルアンモニウム・ポ
リエーテル重合体の製造:窒素置換したオートクレーブ
中で、ポリエピクロロヒドリンゴム(「ゼクロン100
0」日本ゼオン社製)15gを、N−メチルピロリドン
135gに80℃で攪拌しながら溶解させた。ジメチル
アミンガス73gをオートクレーブに導入して反応溶液
に溶解させた。系を密閉し120℃で12時間反応させ
た後、系を開放して留出するガスを留去した。反応溶液
を室温まで冷却し、10倍量のイソプロピルエーテルで
再沈殿を行った。得られた沈殿物をイオン交換水に溶解
し、強塩基型イオン交換樹脂(「IRA−402」オル
ガノ社製)で脱塩処理した後、水溶液を凍結乾燥に供し
てアミノ化された重合体13.5gを得た。続いて得ら
れた重合体13.5gと塩化ラウリル2.1gをメタノ
ール150mlに溶解し、還流装置を備えた反応容器中で
12時間反応させた。攪拌しながらモノクロロ酢酸ナト
リウム16.2gを添加し、引き続き36時間、メタノ
ール還流下で反応を行った。反応溶液を冷却して析出し
た不溶解物を濾別し、10倍量のアセトンで再沈殿させ
た。得られた沈殿物をイオン交換水に溶解し、陽イオン
/陰イオン混合型イオン交換樹脂(「G−10」オルガ
ノ社製)により脱塩処理を行った。水溶液をイオンメー
ターを使用して塩酸でpH7になるまで滴定した後、処理
した水溶液を凍結乾燥し、次式で表されるジメチルベタ
イン・ドデシルジメチルアンモニウム・ポリエーテル重
合体21.5gを得た。重量平均分子量9400。各種
機器分析に供した結果、次式で表されるジメチルベタイ
ン・ドデシルジメチルアンモニウム・ポリエーテル共重
合体であることが確認された。
【0061】
【化15】
【0062】製造例4 ジヒドロキシプロピルメチルベタイン・ポリエーテル重
合体の製造:窒素気流下、ポリエピクロロヒドリン
(「ゼクロン1000」日本ゼオン社製)15gを、N
−メチルピロリドン135gに80℃で攪拌しながら溶
解させた。グリセロモノメチルアミン(メチルアミンに
グリシジルエーテルを反応することで定量的に得られ
る)を56gを添加した後、125℃で1昼夜反応させ
た後、反応溶液を20倍量の熱アセトンに再沈殿して粘
稠物を得た。粘稠物をイオン交換水に溶解し、強塩基型
イオン交換樹脂(「IRA−402」オルガノ社製)に
よって脱塩処理を行った後、水溶液を凍結乾燥に付して
アミノ化されたポリマー19gを得た。続いて還流装置
を備えた反応溶液中で、(エタノール/水)混合溶媒
(2/1 v/v)150mlにモノクロロ酢酸ナトリウ
ム20.6gを添加し、攪拌下にアミノ化されたポリマ
ー19gを添加した後、還流下に36時間反応した。反
応溶液を、10倍量のメタノール/2−プロパノール
(1/3 v/v)混合溶媒に再沈殿させた。得られた
沈殿物をイオン交換水に溶解し、陽イオン/陰イオン混
合型イオン交換樹脂(「IRA120B」/「IRA−
402」オルガノ社製)によって脱塩処理を行った。こ
の水溶液を凍結乾燥に付し、ポリマー13gを得た。重
量平均分子量64000。NMR分析に供した結果、次
式で表されるジヒドロキシプロピルメチルベタイン・ポ
リエーテル重合体であることが確認された。
【0063】
【化16】
【0064】実施例1〜6及び比較例1〜4 表1に示す組成の液状の浴用剤組成物を常法により調製
し、下記試験方法により、肌のしっとり感、及び感触に
ついて評価した。結果を表1に示す。
【0065】<肌のしっとり感>表1に示す1回あたり
の使用量の浴用剤組成物を40℃、150Lの湯で満た
された浴槽に投入する。投入10分後、湯を十分攪拌し
た後、各被験者(n=5)を5分間入浴させ、肌のしっ
とり感を以下の基準により判定し、その平均点で示し
た。 5点:非常にしっとりする。 4点:よくしっとりする。 3点:しっとりする。 2点:ややしっとりする。 1点:さら湯と同等である。
【0066】<感触>上記の各被験者の身体の感触を以
下の基準により判定し、その平均点で示した。 5点:べたつかない。 4点:あまりべたつかない。 3点:さら湯の時と同等である。 2点:ややべたつく。 1点:べたつく。 更に感触の気持ち良さ/悪さを以下の基準により判定
し、その平均点で示した。 ○:感触が良い。 △:なんとも思わない。 ×:感触が悪い。
【0067】
【表1】
【0068】表1から親水性ポリエーテル系重合体を配
合した浴用剤組成物は、親水性ポリエーテル系重合体を
配合しない浴用剤組成物に比べて優れた性能を有してい
ることがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、R1 及びR2 はヒドロキシル基を有していても
    よい炭素数1〜20のアルキル基を示し、Yはヒドロキ
    シル基を有していてもよい炭素数1〜10の2価飽和炭
    化水素基を示す)で表される構造単位を有する親水性ポ
    リエーテル系重合体を含有することを特徴とする浴用剤
    組成物。
  2. 【請求項2】 親水性ポリエーテル系重合体の重量平均
    分子量が500〜500000である請求項1記載の浴
    用剤組成物。
  3. 【請求項3】 親水性ポリエーテル系重合体が次の一般
    式(2) 【化2】 (式中、nは50〜200の数を示す)で表される構造
    を有するものである請求項1又は2記載の浴用剤組成
    物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155520A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Kao Corp アレルゲン不活化剤

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