JPH11117831A - 内燃機関用燃料噴射弁 - Google Patents
内燃機関用燃料噴射弁Info
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- JPH11117831A JPH11117831A JP9285680A JP28568097A JPH11117831A JP H11117831 A JPH11117831 A JP H11117831A JP 9285680 A JP9285680 A JP 9285680A JP 28568097 A JP28568097 A JP 28568097A JP H11117831 A JPH11117831 A JP H11117831A
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- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
- F02M61/1806—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
- F02M61/184—Discharge orifices having non circular sections
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- F02F3/00—Pistons
- F02F3/26—Pistons having combustion chamber in piston head
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体的に良好な拡散程度を実現可能な三角形
状燃料噴霧を形成することができる内燃機関用燃料噴射
弁を提供することである。 【解決手段】 噴孔74が高さに比較して大きな幅を有
し、噴射以前において燃料には螺旋溝75dによって噴
孔の中心軸線回りの旋回成分が付与される。
状燃料噴霧を形成することができる内燃機関用燃料噴射
弁を提供することである。 【解決手段】 噴孔74が高さに比較して大きな幅を有
し、噴射以前において燃料には螺旋溝75dによって噴
孔の中心軸線回りの旋回成分が付与される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用燃料噴
射弁に関する。
射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−272432号公報には、燃
料噴射弁の噴孔をスリット状とすることが開示されてい
る。このような噴孔から噴射された燃料は、比較的厚さ
の薄い平らな三角形状の噴霧となり、ほぼ全ての燃料が
空気と十分に接触するために良好に微粒化される。この
噴孔は、燃料噴射弁の内部において、単一の燃料溜に連
通しており、この燃料溜内の燃料圧力が高まると噴孔を
介して前述の燃料噴射が実施されるようになっている。
料噴射弁の噴孔をスリット状とすることが開示されてい
る。このような噴孔から噴射された燃料は、比較的厚さ
の薄い平らな三角形状の噴霧となり、ほぼ全ての燃料が
空気と十分に接触するために良好に微粒化される。この
噴孔は、燃料噴射弁の内部において、単一の燃料溜に連
通しており、この燃料溜内の燃料圧力が高まると噴孔を
介して前述の燃料噴射が実施されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術におい
て、このような噴孔各部から噴射される燃料の噴射速度
は、燃料溜から噴孔各部に同じ燃料圧力が作用したとし
ても一様とはならず、一般的に、噴孔壁面の影響によっ
て噴孔中央部より噴孔両端部における噴射速度が遅くな
る。それにより、噴孔中央部から噴射される燃料の拡散
程度を良好とする噴射速度が実現されると、噴孔両端部
から噴射される燃料の噴射速度は非常に遅くなり、三角
形状の燃料噴霧における両側部の燃料は過剰に拡散す
る。こうして、前述の従来技術の燃料噴射弁では、全体
的に良好な拡散程度が実現される燃料噴霧を形成するこ
とができない。
て、このような噴孔各部から噴射される燃料の噴射速度
は、燃料溜から噴孔各部に同じ燃料圧力が作用したとし
ても一様とはならず、一般的に、噴孔壁面の影響によっ
て噴孔中央部より噴孔両端部における噴射速度が遅くな
る。それにより、噴孔中央部から噴射される燃料の拡散
程度を良好とする噴射速度が実現されると、噴孔両端部
から噴射される燃料の噴射速度は非常に遅くなり、三角
形状の燃料噴霧における両側部の燃料は過剰に拡散す
る。こうして、前述の従来技術の燃料噴射弁では、全体
的に良好な拡散程度が実現される燃料噴霧を形成するこ
とができない。
【0004】従って、本発明の目的は、全体的に良好な
拡散程度が実現される三角形状燃料噴霧を形成可能な内
燃機関用燃料噴射弁を提供することである。
拡散程度が実現される三角形状燃料噴霧を形成可能な内
燃機関用燃料噴射弁を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1に
記載の内燃機関用燃料噴射弁は、噴孔が高さに比較して
大きな幅を有し、噴射以前において燃料には前記噴孔の
中心軸線回りの旋回成分が付与されることを特徴とす
る。
記載の内燃機関用燃料噴射弁は、噴孔が高さに比較して
大きな幅を有し、噴射以前において燃料には前記噴孔の
中心軸線回りの旋回成分が付与されることを特徴とす
る。
【0006】また、本発明による請求項2に記載の内燃
機関用燃料噴射弁は、請求項1に記載の内燃機関用燃料
噴射弁において、前記噴孔の横断面形状は、前記中心軸
線に沿って略同一とされていることを特徴とする。
機関用燃料噴射弁は、請求項1に記載の内燃機関用燃料
噴射弁において、前記噴孔の横断面形状は、前記中心軸
線に沿って略同一とされていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態の
内燃機関用燃料噴射弁7が取り付けられた筒内噴射式火
花点火内燃機関を示す概略断面図である。同図におい
て、1は吸気ポート、2は排気ポートである。吸気ポー
ト1は吸気弁3を介して、排気ポート2は排気弁4を介
して、それぞれ気筒内へ通じている。5はピストンであ
り、6は燃焼室上部に配置された点火プラグである。燃
料噴射弁7は、圧縮行程後半のピストン5の頂面に向け
て気筒内に直接的に燃料を噴射するものである。ピスト
ン5の頂面には、燃料噴射弁7から噴射された燃料を点
火プラグ6方向へ偏向させる偏向溝5aが形成されてい
る。
内燃機関用燃料噴射弁7が取り付けられた筒内噴射式火
花点火内燃機関を示す概略断面図である。同図におい
て、1は吸気ポート、2は排気ポートである。吸気ポー
ト1は吸気弁3を介して、排気ポート2は排気弁4を介
して、それぞれ気筒内へ通じている。5はピストンであ
り、6は燃焼室上部に配置された点火プラグである。燃
料噴射弁7は、圧縮行程後半のピストン5の頂面に向け
て気筒内に直接的に燃料を噴射するものである。ピスト
ン5の頂面には、燃料噴射弁7から噴射された燃料を点
火プラグ6方向へ偏向させる偏向溝5aが形成されてい
る。
【0008】図2は燃料噴射弁7の噴孔近傍における拡
大断面図であり、図3は図2の拡大A矢視図である。こ
れらの図において、71は噴射弁本体である。噴射弁本
体71の内部には、燃料通路72が形成されている。噴
射弁71には、別部材の先端部73が溶接等によって取
り付けられている。この先端部73には、噴孔74が形
成されている。
大断面図であり、図3は図2の拡大A矢視図である。こ
れらの図において、71は噴射弁本体である。噴射弁本
体71の内部には、燃料通路72が形成されている。噴
射弁71には、別部材の先端部73が溶接等によって取
り付けられている。この先端部73には、噴孔74が形
成されている。
【0009】燃料通路72は、噴孔74に接する小径円
柱状の第1部分72aと、この第1部分72aに接する
円錐状の第2部分72bと、この第2部分72bに接す
る大径円柱状の第3部分72cとを有している。75は
燃料通路72内に配置された弁体である。この弁体75
は、燃料通路72の第2部分72bに当接して燃料通路
72を閉鎖するシール部分75aと、燃料通路72の第
3部分72cと摺動する摺動部分75bと、この摺動部
分75bに接続された操作軸75cとを有している。弁
体75の摺動部分75bには、噴孔74の中心軸線回り
に螺旋状に形成された螺旋溝75dが形成されている。
柱状の第1部分72aと、この第1部分72aに接する
円錐状の第2部分72bと、この第2部分72bに接す
る大径円柱状の第3部分72cとを有している。75は
燃料通路72内に配置された弁体である。この弁体75
は、燃料通路72の第2部分72bに当接して燃料通路
72を閉鎖するシール部分75aと、燃料通路72の第
3部分72cと摺動する摺動部分75bと、この摺動部
分75bに接続された操作軸75cとを有している。弁
体75の摺動部分75bには、噴孔74の中心軸線回り
に螺旋状に形成された螺旋溝75dが形成されている。
【0010】燃料噴射の際には、弁体75が図2におい
て上方向に引き上げられる。それにより、燃料通路72
の第3部分72c内の高圧燃料は、螺旋溝75dを通過
して噴孔74の中心軸線回りの旋回成分が与えられる。
次に、燃料は、燃料通路72の第2部分72bを介して
燃料通路72の第3部分72aへ供給され、噴孔74か
ら噴射される。
て上方向に引き上げられる。それにより、燃料通路72
の第3部分72c内の高圧燃料は、螺旋溝75dを通過
して噴孔74の中心軸線回りの旋回成分が与えられる。
次に、燃料は、燃料通路72の第2部分72bを介して
燃料通路72の第3部分72aへ供給され、噴孔74か
ら噴射される。
【0011】噴孔74は、図2及び図3に示すように、
中心軸線に沿って略同一の長円形横断面を有している。
前述したように、燃料には、噴射される以前に噴孔74
の中心軸線回りの旋回成分が付与されており、長円形横
断面の噴孔74を旋回しながら通過する。それにより、
噴孔74から噴射される際には、噴孔74が高さhに比
較して大きな幅wを有しているために、噴孔幅方向速度
成分を有する燃料が、噴孔高さ方向速度成分を有する燃
料に比較して多量に存在し、この噴孔幅方向速度成分を
有する燃料が略均一に幅方向に拡がり、図1及び図2に
示すように、全体的に良好な拡散程度を有する比較的厚
さの薄い平らな三角形状燃料噴霧が形成される。このよ
うな三角形状燃料噴霧は、全ての燃料が気筒内の吸気と
十分に接触するために良好に微粒化する。
中心軸線に沿って略同一の長円形横断面を有している。
前述したように、燃料には、噴射される以前に噴孔74
の中心軸線回りの旋回成分が付与されており、長円形横
断面の噴孔74を旋回しながら通過する。それにより、
噴孔74から噴射される際には、噴孔74が高さhに比
較して大きな幅wを有しているために、噴孔幅方向速度
成分を有する燃料が、噴孔高さ方向速度成分を有する燃
料に比較して多量に存在し、この噴孔幅方向速度成分を
有する燃料が略均一に幅方向に拡がり、図1及び図2に
示すように、全体的に良好な拡散程度を有する比較的厚
さの薄い平らな三角形状燃料噴霧が形成される。このよ
うな三角形状燃料噴霧は、全ての燃料が気筒内の吸気と
十分に接触するために良好に微粒化する。
【0012】この燃料噴射弁7を図1のような筒内噴射
式火花点火内燃機関に使用すれば、成層燃焼のための圧
縮行程燃料噴射において、噴射された燃料により形成さ
れる三角形状の噴霧はピストン頂面に形成された偏向溝
5aによって点火プラグ6方向へ偏向され、この噴霧は
両側部においても良好な分散程度を有しているために、
オーバーリーンにより燃焼が悪化することなく良好な成
層燃焼を実現することができる。また、このように形成
される燃料噴霧の厚さは比較的薄いために、ピストン頂
面の偏向溝5aによって燃料を点火プラグ6方向へ偏向
可能なピストン最下位置とピストン最上位置との間を大
きくすることができ、この間の比較的長い時間において
比較的多量の燃料を噴射可能となり、成層燃焼領域を高
負荷側へ拡大することができる。また、圧縮行程で噴射
された燃料が直接的に点火プラグ近傍に成層燃焼混合気
を形成する筒内噴射式火花点火内燃機関に、この燃料噴
射弁7を使用する場合においても、オーバーリーンによ
り燃焼悪化することなく良好な成層燃焼が実現可能であ
ると共に、燃料噴霧の厚さが比較的薄いために、ピスト
ンがかなり上死点に近づいてもピストンに燃料を衝突さ
せることなく燃料噴射を持続させることができ、比較的
多量の燃料が噴射可能となって成層燃焼領域を高負荷側
へ拡大することができる。
式火花点火内燃機関に使用すれば、成層燃焼のための圧
縮行程燃料噴射において、噴射された燃料により形成さ
れる三角形状の噴霧はピストン頂面に形成された偏向溝
5aによって点火プラグ6方向へ偏向され、この噴霧は
両側部においても良好な分散程度を有しているために、
オーバーリーンにより燃焼が悪化することなく良好な成
層燃焼を実現することができる。また、このように形成
される燃料噴霧の厚さは比較的薄いために、ピストン頂
面の偏向溝5aによって燃料を点火プラグ6方向へ偏向
可能なピストン最下位置とピストン最上位置との間を大
きくすることができ、この間の比較的長い時間において
比較的多量の燃料を噴射可能となり、成層燃焼領域を高
負荷側へ拡大することができる。また、圧縮行程で噴射
された燃料が直接的に点火プラグ近傍に成層燃焼混合気
を形成する筒内噴射式火花点火内燃機関に、この燃料噴
射弁7を使用する場合においても、オーバーリーンによ
り燃焼悪化することなく良好な成層燃焼が実現可能であ
ると共に、燃料噴霧の厚さが比較的薄いために、ピスト
ンがかなり上死点に近づいてもピストンに燃料を衝突さ
せることなく燃料噴射を持続させることができ、比較的
多量の燃料が噴射可能となって成層燃焼領域を高負荷側
へ拡大することができる。
【0013】また、ピストン頂面に凹状の燃焼室が形成
されている筒内噴射式火花点火内燃機関においては、や
はり、燃料噴霧の厚さが比較的薄いために、噴射した燃
料の全てを燃焼室内に導入可能なピストン最下位置とピ
ストン最上位置との間を大きくすることができ、比較的
多量の燃料が燃焼室内に導入可能となって成層燃焼領域
を高負荷側へ拡大することができる。さらに、本実施形
態の燃料噴射弁7により形成される三角形状の燃料噴霧
は、前述したように両側部においても良好な分散程度を
有しており、すなわち、三角形状の燃料噴霧における両
側部が分散過剰とならずに、噴射された燃料を幅方向所
定角度θ内に確実に収めることができ、これは、噴射さ
れた燃料の全てを幅方向において確実に燃焼室内へ導入
するのに有利である。また、噴射された燃料を幅方向所
定角度θ内に収めることは、筒内噴射式火花点火内燃機
関の吸気行程燃料噴射においても、また、吸気ポート噴
射式内燃機関においても、意図する位置に燃料を噴射す
るのに有利となる。
されている筒内噴射式火花点火内燃機関においては、や
はり、燃料噴霧の厚さが比較的薄いために、噴射した燃
料の全てを燃焼室内に導入可能なピストン最下位置とピ
ストン最上位置との間を大きくすることができ、比較的
多量の燃料が燃焼室内に導入可能となって成層燃焼領域
を高負荷側へ拡大することができる。さらに、本実施形
態の燃料噴射弁7により形成される三角形状の燃料噴霧
は、前述したように両側部においても良好な分散程度を
有しており、すなわち、三角形状の燃料噴霧における両
側部が分散過剰とならずに、噴射された燃料を幅方向所
定角度θ内に確実に収めることができ、これは、噴射さ
れた燃料の全てを幅方向において確実に燃焼室内へ導入
するのに有利である。また、噴射された燃料を幅方向所
定角度θ内に収めることは、筒内噴射式火花点火内燃機
関の吸気行程燃料噴射においても、また、吸気ポート噴
射式内燃機関においても、意図する位置に燃料を噴射す
るのに有利となる。
【0014】本実施形態では、燃料に旋回成分を付与す
るのに、弁体75の摺動部分75bに形成された螺旋溝
75dを使用したが、噴射以前に燃料へ旋回成分を付与
できれば、このような螺旋溝は、いずれの位置に設けて
も良い。本実施形態の燃料噴射弁7は、三角形状の燃料
噴霧を形成するのに燃料の旋回を利用するものであり、
従来のように噴孔の幅を外方向に向かい所定角度で拡げ
る必要はない。これは、噴孔の加工を容易にし、加工コ
ストを低減することができる。さらに、従来のように噴
孔の幅が外方向へ向かい所定角度で拡げられているもの
は、各噴射方向における燃料圧力の差を減少させるため
に、燃料通路の噴孔に接する部分の形状は、円錐又は半
球状とする必要がある。しかしながら、本実施形態にお
いては、この必要がなく、噴射弁本体の加工を容易にす
ることができる。また、噴孔が形成される先端部73を
別部材としたことは、噴孔の加工を容易にすると共に、
噴孔の加工不良の場合において先端部だけの損失だけで
済む。
るのに、弁体75の摺動部分75bに形成された螺旋溝
75dを使用したが、噴射以前に燃料へ旋回成分を付与
できれば、このような螺旋溝は、いずれの位置に設けて
も良い。本実施形態の燃料噴射弁7は、三角形状の燃料
噴霧を形成するのに燃料の旋回を利用するものであり、
従来のように噴孔の幅を外方向に向かい所定角度で拡げ
る必要はない。これは、噴孔の加工を容易にし、加工コ
ストを低減することができる。さらに、従来のように噴
孔の幅が外方向へ向かい所定角度で拡げられているもの
は、各噴射方向における燃料圧力の差を減少させるため
に、燃料通路の噴孔に接する部分の形状は、円錐又は半
球状とする必要がある。しかしながら、本実施形態にお
いては、この必要がなく、噴射弁本体の加工を容易にす
ることができる。また、噴孔が形成される先端部73を
別部材としたことは、噴孔の加工を容易にすると共に、
噴孔の加工不良の場合において先端部だけの損失だけで
済む。
【0015】図4は噴孔の変形例を示している。この噴
孔74’は長方形横断面を有している。この長方形横断
面の角部は、好ましくは、燃料噴射時に噴孔74’内で
燃料を容易に旋回させるために、湾曲形状とされてい
る。この噴孔74’は、前述の長円形断面の噴孔74と
同様に、高さhに比較して大きな幅wを有しており、噴
孔幅方向速度成分を有する燃料が、噴孔高さ方向速度成
分を有する燃料に比較して多量に存在する。それによ
り、この噴孔幅方向速度成分を有する燃料が略均一に幅
方向に拡がり、図1及び図2に示すように、全体的に良
好な拡散程度を有する比較的厚さの薄い平らな三角形状
燃料噴霧を形成することができる。
孔74’は長方形横断面を有している。この長方形横断
面の角部は、好ましくは、燃料噴射時に噴孔74’内で
燃料を容易に旋回させるために、湾曲形状とされてい
る。この噴孔74’は、前述の長円形断面の噴孔74と
同様に、高さhに比較して大きな幅wを有しており、噴
孔幅方向速度成分を有する燃料が、噴孔高さ方向速度成
分を有する燃料に比較して多量に存在する。それによ
り、この噴孔幅方向速度成分を有する燃料が略均一に幅
方向に拡がり、図1及び図2に示すように、全体的に良
好な拡散程度を有する比較的厚さの薄い平らな三角形状
燃料噴霧を形成することができる。
【0016】図5は噴孔のもう一つの変形例であり、こ
の噴孔74”は楕円形横断面を有している。このような
横断面形状でも、高さhに比較して幅wは大きくなり、
噴孔幅方向速度成分を有する燃料が、噴孔高さ方向速度
成分を有する燃料に比較して多量に存在することにな
り、全体的に良好な拡散程度を有する比較的厚さの薄い
平らな三角形状燃料噴霧を形成することができる。
の噴孔74”は楕円形横断面を有している。このような
横断面形状でも、高さhに比較して幅wは大きくなり、
噴孔幅方向速度成分を有する燃料が、噴孔高さ方向速度
成分を有する燃料に比較して多量に存在することにな
り、全体的に良好な拡散程度を有する比較的厚さの薄い
平らな三角形状燃料噴霧を形成することができる。
【0017】図6は、燃料通路の噴孔に接する第3部分
の変形例である。この第3部分72a’は、噴射弁本体
71に加工された小径円柱状部分と、先端部73’に加
工された円錐状部分とから形成されている。このように
第3部分72a’を形成することにより、燃料噴射に際
して燃料は噴孔74の幅方向の圧力成分を有し、燃料が
さらに噴孔の幅方向に拡がり易くなる。
の変形例である。この第3部分72a’は、噴射弁本体
71に加工された小径円柱状部分と、先端部73’に加
工された円錐状部分とから形成されている。このように
第3部分72a’を形成することにより、燃料噴射に際
して燃料は噴孔74の幅方向の圧力成分を有し、燃料が
さらに噴孔の幅方向に拡がり易くなる。
【0018】図7は、燃料通路の噴孔に接する第3部分
のもう一つの変形例である。この第3部分72”は、噴
射弁本体71’に加工された半球状部分から形成されて
いる。このように第3部分を半球状としても、燃料噴射
に際して燃料は噴孔74の幅方向の圧力成分を有し、燃
料がさらに噴孔の幅方向に拡がり易くなる。
のもう一つの変形例である。この第3部分72”は、噴
射弁本体71’に加工された半球状部分から形成されて
いる。このように第3部分を半球状としても、燃料噴射
に際して燃料は噴孔74の幅方向の圧力成分を有し、燃
料がさらに噴孔の幅方向に拡がり易くなる。
【0019】燃料通路の第3部分は、半球状として噴孔
に接しさせたが、噴孔との境界部分以外は噴射される燃
料の圧力方向に影響を与えないために、噴孔の高さ内に
おける横断平面において、噴孔74との境界線が円弧と
されていれば同様な効果を得ることができる。これと同
様な考え方に基づき、燃料通路の第3部分は、円錐状と
しなくても、噴孔の高さ内における横断平面において、
噴孔74との境界線が折れ線となっていれば良い。
に接しさせたが、噴孔との境界部分以外は噴射される燃
料の圧力方向に影響を与えないために、噴孔の高さ内に
おける横断平面において、噴孔74との境界線が円弧と
されていれば同様な効果を得ることができる。これと同
様な考え方に基づき、燃料通路の第3部分は、円錐状と
しなくても、噴孔の高さ内における横断平面において、
噴孔74との境界線が折れ線となっていれば良い。
【0020】
【発明の効果】このように、本発明による内燃機関用燃
料噴射弁によれば、噴孔が高さに比較して大きな幅を有
し、噴射以前において燃料には噴孔の中心軸線回りの旋
回成分が付与されるために、燃料噴射時において、燃料
は噴孔を旋回しながら通過する。それにより、噴孔から
噴射される際には、噴孔が高さに比較して大きな幅を有
しているために、噴孔幅方向速度成分を有する燃料が、
噴孔高さ方向速度成分を有する燃料に比較して多量に存
在し、この噴孔幅方向速度成分を有する燃料が略均一に
幅方向に拡がって良好な拡散程度となり、全体的には比
較的厚さの薄い平らな三角形状噴霧を形成し、全ての燃
料が空気と十分に接触するために良好に微粒化される。
料噴射弁によれば、噴孔が高さに比較して大きな幅を有
し、噴射以前において燃料には噴孔の中心軸線回りの旋
回成分が付与されるために、燃料噴射時において、燃料
は噴孔を旋回しながら通過する。それにより、噴孔から
噴射される際には、噴孔が高さに比較して大きな幅を有
しているために、噴孔幅方向速度成分を有する燃料が、
噴孔高さ方向速度成分を有する燃料に比較して多量に存
在し、この噴孔幅方向速度成分を有する燃料が略均一に
幅方向に拡がって良好な拡散程度となり、全体的には比
較的厚さの薄い平らな三角形状噴霧を形成し、全ての燃
料が空気と十分に接触するために良好に微粒化される。
【図1】本発明による内燃機関用燃料噴射弁が取り付け
られた筒内噴射式火花点火内燃機関を示す概略断面図で
ある。
られた筒内噴射式火花点火内燃機関を示す概略断面図で
ある。
【図2】図1の燃料噴射弁の噴孔近傍における拡大断面
図である。
図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】噴孔形状の変形例を示す図である。
【図5】噴孔形状のもう一つの変形例を示す図である。
【図6】燃料通路の噴孔と接する部分の変形例を示す図
である。
である。
【図7】燃料通路の噴孔と接する部分のもう一つの変形
例を示す図である。
例を示す図である。
7…燃料噴射弁 74,74’,74”…噴孔
フロントページの続き (72)発明者 小島 進 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 古賀 伸彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 石川 友二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 噴孔が高さに比較して大きな幅を有し、
噴射以前において燃料には前記噴孔の中心軸線回りの旋
回成分が付与されることを特徴とする内燃機関用燃料噴
射弁。 - 【請求項2】 前記噴孔の横断面形状は、前記中心軸線
に沿って略同一とされていることを特徴とする請求項1
に記載の内燃機関用燃料噴射弁。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9285680A JPH11117831A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 内燃機関用燃料噴射弁 |
| US09/172,159 US6105883A (en) | 1997-10-17 | 1998-10-14 | Fuel injector for an internal combustion engine |
| DE19847625A DE19847625A1 (de) | 1997-10-17 | 1998-10-15 | Brennstoff-Einspritzventil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9285680A JPH11117831A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 内燃機関用燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117831A true JPH11117831A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17694665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9285680A Pending JPH11117831A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 内燃機関用燃料噴射弁 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6105883A (ja) |
| JP (1) | JPH11117831A (ja) |
| DE (1) | DE19847625A1 (ja) |
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| US6578778B2 (en) | 2000-01-27 | 2003-06-17 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve |
| JP2011190801A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 燃料噴射弁 |
| WO2014057866A1 (ja) | 2012-10-12 | 2014-04-17 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射弁 |
| JP2014227913A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射弁 |
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| US6513730B1 (en) | 2001-03-21 | 2003-02-04 | The United States Of America As Represented By The National Aeronautics And Space Administration | MEMS-based spinning nozzle |
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| DE102007062191A1 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
| DE102007062183A1 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
| DE102007062187A1 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
| DE102007062190A1 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
| DE102007062184A1 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Umformen einer Lochscheibe, insbesondere für ein Brennstoffeinspritzventil |
| DE102007062189A1 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
| DE102008055083A1 (de) | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
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1997
- 1997-10-17 JP JP9285680A patent/JPH11117831A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-14 US US09/172,159 patent/US6105883A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-15 DE DE19847625A patent/DE19847625A1/de not_active Withdrawn
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19847625A1 (de) | 1999-04-22 |
| US6105883A (en) | 2000-08-22 |
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