JPH11117946A - 摩擦クラッチのトルク調整装置 - Google Patents
摩擦クラッチのトルク調整装置Info
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- JPH11117946A JPH11117946A JP9279997A JP27999797A JPH11117946A JP H11117946 A JPH11117946 A JP H11117946A JP 9279997 A JP9279997 A JP 9279997A JP 27999797 A JP27999797 A JP 27999797A JP H11117946 A JPH11117946 A JP H11117946A
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Abstract
トルク調整装置を提供すること。 【解決手段】 摩擦クラッチ1のトルク調整装置は、皿
ばね5の荷重を測定する荷重測定ユニット7と、皿ばね
5が組付けられたワークWに対しブラケット2のボス部
をかしめるかしめユニット10と、荷重測定ユニット7
で測定された測定値に基づいてかしめユニット10の作
動を制御する制御ユニットとを備え、この制御ユニット
は、荷重測定ユニット7で測定された測定値から加圧シ
リンダの移動量を求める演算装置と、この演算装置にて
算出された加圧シリンダの移動量データと荷重測定済み
の皿ばね5が組付けられているワークWとを対応させる
マッチング手段と、移動量データに基づいて加圧シリン
ダの移動量を制御するシリンダ制御装置等より構成され
ている。
Description
タータの衝撃吸収装置として使用される摩擦クラッチの
トルク調整装置に関する。
おいて「摩擦クラッチ及びそのトルク調整方法」を出願
した。この摩擦クラッチは、図4に示す様に、円盤状の
プレート部とボス部を有するブラケットと、所定のトル
クが付加された時に回転する回転ディスクと、この回転
ディスクをプレート部との間に挟持して回転ディスクと
摩擦係合する固定ディスクと、この固定ディスクを加圧
する皿ばねとから構成されている。この摩擦クラッチ
は、固定ディスクを加圧する皿ばねの加圧力(撓み量)
によりトルク調整が行われる。その皿ばねは、予め所定
の撓み量を生ずる時の荷重を皿ばね単体で測定してお
き、その後、ワークに組付けて、前記測定データに基づ
いてボス部をかしめることにより、固定ディスクに対し
て所定の撓み量を発生する位置で固定される。これによ
り、常に安定した設定トルクが得られる。
ク調整方法では、予め皿ばね単体で測定された測定デー
タと、皿ばねを組付けたワークとを対応させる必要があ
るが、その具体的な方法が記載されていない。このた
め、ワークに組付けられた皿ばねに対して、他の測定デ
ータに基づいてボス部をかしめてしまう可能性がある。
この場合、皿ばねの撓み量が変化する(所定の撓み量が
得られない)ため、正確なトルク調整を行うことができ
ない。また、皿ばねの荷重を測定する際に、その測定ユ
ニットと皿ばねとの位置ずれによる測定誤差が生じる
と、必然的にボス部のかしめ量が変化するため、やはり
正確なトルク調整ができない。更には、ボス部のかしめ
工程の際に、ブラケットの軸心とかしめパンチの軸心と
の位置ずれにより偏荷重が発生すると、均等な荷重(か
しめ力)で皿ばねを固定することができないため、摩擦
クラッチの寿命低下を招く。本発明は、上記事情に基づ
いて成されたもので、その目的は、正確なトルク調整が
できる摩擦クラッチのトルク調整装置を提供することに
ある。
に所定の撓み量を発生させる時の荷重を予め測定する荷
重測定ユニットと、荷重測定済みの皿ばねが組付けられ
たワークに対し、ブラケットの円筒部をかしめて皿ばね
に所定の撓み量を発生させるかしめユニットと、荷重測
定ユニットで測定された測定値に基づいてかしめユニッ
トの作動を制御する制御ユニットとを備え、その制御ユ
ニットは、荷重測定ユニットで測定された測定値からか
しめユニットの制御量を算出する演算装置と、荷重測定
ユニットで測定済みの皿ばねが組付けられたワークと演
算装置にて算出された制御量データとを対応させるマッ
チング手段と、このマッチング手段よりワークと制御量
データとが対応した状態で、制御量データに基づいてか
しめユニットの作動を制御するシリンダ制御装置とを備
えている。この発明によれば、マッチング手段により、
測定済みの皿ばねが組付けられたワークと、皿ばねの荷
重測定値に基づいて算出された制御量データと対応させ
ているため、その制御量データに基づいてかしめユニッ
トの作動を制御することにより、皿ばねの撓み量を設定
値(所定の撓み量)に調節することができ、正確なトル
ク調整を行うことができる。
荷重測定ユニット自身の軸心と皿ばねの軸心との位置ず
れを防止する第1の位置ずれ防止手段を具備し、かしめ
ユニットは、円筒部をかしめるためのかしめパンチを有
し、そのかしめパンチの軸心とブラケットの軸心との位
置ずれを防止する第2の位置ずれ防止手段を具備してい
る。この発明によれば、皿ばね単体で荷重を測定する際
に、第1の位置ずれ防止手段によって荷重測定ユニット
自身の軸心と皿ばねの軸心との位置ずれを防止できるた
め、位置ずれによる測定誤差を無くすことができる。そ
の結果、正確なトルク調整を行うことが可能となる。ま
た、かしめユニットによるかしめ工程の際に、第2の位
置ずれ防止手段によってかしめパンチの軸心とブラケッ
トの軸心との位置ずれを防止できるため、位置ずれによ
る偏荷重の発生を無くすことができる。その結果、皿ば
ねを均等な荷重(かしめ力)で固定することができるた
め、摩擦クラッチの寿命低下を防ぐことができる。
づいて説明する。図1は摩擦クラッチの組立て工程を示
す工程図である。本実施例の摩擦クラッチ1は、例えば
自動車用スタータの衝撃緩衝装置として用いられるもの
で、図4に示す様に、ブラケット2、回転ディスク3、
固定ディスク4、皿ばね5等から構成されている。ブラ
ケット2は、炭素鋼やアルミニウム等の材料で形成さ
れ、環状体(ドーナツ形状)のプレート部2aと、この
プレート部2aの外周縁からプレート部2aに対し直交
して筒状に伸びる外筒部2bと、プレート部2aの内周
縁から外筒部2bと同方向に伸びる円筒状のボス部2c
(本発明の円筒部)とを有する。プレート部2aには、
ボス部2cの外周にボス部2cを中心とする円形段2d
が設けられている。この円形段2dは、円形段2dより
外周のプレート部2aに対して板厚が回転ディスク3の
板厚分だけ厚く設けられている。また、円形段2dの上
面には、複数の凸部2eが設けられている。ボス部2c
の中心穴には、含油メタルから成る軸受6が嵌着されて
いる。この軸受6は、図示しないドライブシャフトを回
転自在に支持している。
を有する環状体に設けられ、プレート部2aの円形段2
dの外周に摺動自在に嵌合している。なお、回転ディス
ク3の外周に設けられた突起3aは、スタータモータ
(アーマチャ)の回転を減速する遊星歯車減速装置のイ
ンターナルギヤ(図示しない)に連結されている。固定
ディスク4は、ボス部2cの外周に嵌合する環状体に設
けられ、回転ディスク3の上部に重ねて配置されてい
る。この固定ディスク4は、表面に空けられた複数の嵌
合穴(図示しない)がプレート部2aに設けられた凸部
2eに嵌合して回転規制され、皿ばね5に加圧されるこ
とで回転ディスク3と摩擦係合している。皿ばね5は、
固定ディスク4の上部に積み重ねられ、ボス部2cの一
部または全周に形成された変形部2fにより押圧され、
固定ディスク4に対し所定の撓み量を発生して固定ディ
スク4を加圧している。
法について説明する。摩擦クラッチ1のトルク調整は、
以下に詳述するトルク調整装置によって行われる。トル
ク調整装置は、図1または図2の工程図に示す様に、皿
ばね5の荷重を測定する荷重測定ユニット7(下述す
る)、ブラケット2に回転ディスク3と固定ディスク4
とを組付ける部品組付けユニット8、この部品組付けユ
ニット8でブラケット2に回転ディスク3と固定ディス
ク4とが組付けられた状態のワークW(製造過程の未完
成品)に荷重測定済みの皿ばね5を組付ける皿ばね組付
けユニット9、皿ばね5が組付けられたワークWに対し
ブラケット2のボス部2cをかしめるかしめユニット1
0(下述する)、荷重測定ユニット7で測定された測定
値に基づいてかしめユニット10の作動を制御する制御
ユニット11(下述する)、皿ばね5及びワークWを工
程順に従って所定の位置へ自動的に移載する移載手段1
2等より構成されている。
Wに組付ける前(つまり皿ばね5単体の状態)に、皿ば
ね5に所定の撓み量を発生させる時の荷重を測定し、記
録するもので、図5に示す様に、測定用の皿ばね5を受
ける受け治具7Aと、皿ばね5に荷重を加えて測定する
測定部7Bとを具備している。受け治具7Aには、皿ば
ね5をセットする時のガイド部7aが設けられている。
このガイド部7aは、測定部7Bの荷重を受けて皿ばね
5が圧縮された時に、皿ばね5の径方向の変位分を吸収
できるだけの余裕を持たせてある。また、ガイド部7a
は、図5(a)に示す様に、皿ばね5の外径をガイドす
る凹形状でも良いし、図5(b)に示す様に、皿ばね5
の内径をガイドする凸形状でも良い。一方、測定部7B
には、皿ばね5に荷重を加える時に皿ばね5との位置ず
れを防止するためのガイド部7bが設けられている。こ
のガイド部7bは、図5(a)に示す様に、皿ばね5の
内径をガイドする凸形状でも良いし、図5(b)に示す
様に、皿ばね5の外径をガイドする凹形状でも良い。
ばね5が組付けられたワークWに対し、ブラケット2の
ボス部2cをかしめて皿ばね5に所定の撓み量を発生さ
せるもので、図示しない加圧シリンダによって作動する
かしめパンチ10A(図6参照)を具備している。この
かしめユニット10は、かしめ工程の際に、かしめパン
チ10Aの軸心とボス部2cの軸心との位置ずれを防止
するための位置ずれ防止手段を備えている。その位置ず
れ防止手段は、図6に示す様に、ワークWをセットする
パレット13に対してワークWの位置を規制するガイド
部10aと、かしめパンチ10Aに設けられたガイド部
10bとから成る。ガイド部10aは、パレット13の
下側からパレット13の中央部に開口する開口部13a
を通ってボス部2cの中心穴に挿入されることでパレッ
ト13に対してワークWの位置ずれを防止している。一
方、ガイド部10bは、かしめパンチ10Aのかしめ部
より内周側で下方に突出して設けられ、かしめ工程の際
にボス部2cに嵌着されている軸受6の内周に挿入され
ることで、かしめパンチ10Aの軸心とボス部2cの軸
心との位置ずれを防止することができる。なお、パレッ
ト13に対してワークWの位置を規制する手段として、
両者(パレット13とワークW)のインロー部の精度を
高めて位置決めする方法を採用することもできる。
重測定ユニット7で測定された測定値から加圧シリンダ
の移動量を求める演算装置14と、この演算装置14に
て算出された加圧シリンダの移動量データと荷重測定済
みの皿ばね5が組付けられているワークWとを対応させ
るマッチング手段15と、移動量データに基づいて加圧
シリンダの移動量を制御するシリンダ制御装置16等よ
り構成される。移載手段12は、荷重測定ユニット7で
測定された皿ばね5を皿ばね組付けユニット9へ移載す
るとともに、パレット13にセットされたワークWを各
工程順に搬送させるもので、図1に示すコンベア方式、
あるいは図2に示す円テーブル方式等を採用することが
できる。
調整工程)について説明する。まず、皿ばね5を単体で
荷重測定ユニット7に装着し、図5に示す様に互いの軸
心を一致させた状態で皿ばね5に荷重を加え、皿ばね5
が所定の撓み量を発生する時の荷重を測定し、その測定
値を演算装置14へ転送する。演算装置14では、転送
されたデータより、かしめ寸法を演算し、そのかしめ寸
法を加圧シリンダの移動量に換算した後、マッチング手
段15に転送される。一方、皿ばね5以外の部品は、図
1に示す様に、部品組付けユニット8によりブラケット
2に回転ディスク3と固定ディスク4とが組付けられた
後、移載手段12により皿ばね組付けユニット9まで移
載され、その皿ばね組付けユニット9により荷重測定済
みの前記皿ばね5が組付けられる。
手段12によりかしめユニット10まで移載され、マッ
チング手段15により皿ばね5の測定データ(荷重)と
の対応が確認された後、図6に示す様に、かしめパンチ
10Aの軸心とブラケット2(ボス部2c)の軸心との
位置ずれを防止した状態で、かしめパンチ10Aが所定
量下降してボス部2cの外周を塑性変形させることによ
り、その変形部2fに押圧された皿ばね5が所定の撓み
量を発生する位置で固定される。
定済みの皿ばね5が組付けられたワークWと、皿ばね5
の荷重測定値に基づいて算出された加圧シリンダの移動
量データと対応させるマッチング手段15を具備してい
るため、そのマッチング手段15によりワークWと移動
量データとの対応が確認された状態で実際のかしめ工程
を行うことができる。その結果、ワークWに組付けられ
た皿ばね5に対し、他の測定データに基づいてボス部2
cをかしめる様な事態を防止でき、確実に皿ばね5の撓
み量を制御できるため、正確なトルク調整を行うことが
できる。
ユニット7自身の軸心と皿ばね5の軸心との位置ずれを
防止した状態で荷重測定を行うことができるため、両者
の位置ずれによる測定誤差を無くして正確なトルク調整
を行うことができる。更に、かしめユニット10では、
かしめパンチ10Aの軸心とブラケット2の軸心との位
置ずれを防止した状態でかしめることができるため、両
者の位置ずれによる偏荷重の発生を無くすことができ、
それにより、皿ばね5を均等な荷重(かしめ力)で固定
することができるため、摩擦クラッチ1の寿命低下を防
ぐことができる。
をボス部2cの塑性変形によってかしめているが、図7
及び8に示す様に、皿ばね5の外径側をかしめる構成と
しても良い。即ち、かしめパンチ10A(図示しない)
によってブラケット2の外周に設けられた円筒部2gの
内周面を塑性変形させ、その変形部2f(図8では周方
向に複数箇所設けられている)に押圧された皿ばね5が
所定の撓み量を発生する位置で固定される。この場合、
皿ばね5をかしめるための円筒部2gをプレート部2a
の外周側に設けているため、摩擦力の発生箇所を径大と
することが可能となり、固定ディスク4の面圧を小さく
できる。これにより、摩擦クラッチ1の構成部品(ブラ
ケット2、回転ディスク3、固定ディスク4、皿ばね5
等)に加わる力が小さくなるため、構成部品の強度を低
くして安価な摩擦クラッチ1を提供することができる。
式)を示す工程図である。
式)を示す工程図である。
図である。
例)。
Claims (2)
- 【請求項1】円盤状のプレート部と該プレート部に対し
略直交して設けられた円筒部とを有するブラケットと、
前記プレート部上に配されて、所定のトルクが付加され
た時に回転する回転ディスクと、この回転ディスクを前
記プレート部との間に挟持して前記回転ディスクと摩擦
係合する固定ディスクと、前記円筒部にかしめ固定さ
れ、前記固定ディスクに対して所定の撓み量を発生する
ことにより、前記回転ディスクに対し前記固定ディスク
を加圧する皿ばねとを備えた摩擦クラッチのトルク調整
装置であって、 前記皿ばねに前記所定の撓み量を発生させる時の荷重を
予め測定する荷重測定ユニットと、 前記ブラケットに前記回転ディスクと前記固定ディスク
とを組付ける部品組付けユニットと、 この部品組付けユニットで前記ブラケットに前記回転デ
ィスクと前記固定ディスクとが組付けられた状態のワー
クに前記荷重測定ユニットで測定済みの前記皿ばねを組
付ける皿ばね組付けユニットと、 前記皿ばねが組付けられたワークに対し、前記円筒部を
かしめて前記皿ばねに所定の撓み量を発生させるかしめ
ユニットと、 前記荷重測定ユニットで測定された測定値に基づいて前
記かしめユニットの作動を制御する制御ユニットと、 前記皿ばね及び前記ワークを工程順に従って所定の位置
へ自動的に移載する移載手段とを備え、 前記制御ユニットは、 前記荷重測定ユニットで測定された測定値から前記かし
めユニットの制御量を算出する演算装置と、 前記荷重測定ユニットで測定済みの前記皿ばねが組付け
られたワークと前記演算装置にて算出された制御量デー
タとを対応させるマッチング手段と、 このマッチング手段より前記ワークと前記制御量データ
とが対応した状態で、前記制御量データに基づいて前記
かしめユニットの作動を制御するシリンダ制御装置とを
備えたことを特徴とする摩擦クラッチのトルク調整装
置。 - 【請求項2】前記荷重測定ユニットは、荷重測定ユニッ
ト自身の軸心と前記皿ばねの軸心との位置ずれを防止す
る第1の位置ずれ防止手段を具備し、 前記かしめユニットは、前記円筒部をかしめるためのか
しめパンチを有し、そのかしめパンチの軸心と前記ブラ
ケットの軸心との位置ずれを防止する第2の位置ずれ防
止手段を具備していることを特徴とする請求項1に記載
した摩擦クラッチのトルク調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27999797A JP3915195B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 摩擦クラッチのトルク調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27999797A JP3915195B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 摩擦クラッチのトルク調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117946A true JPH11117946A (ja) | 1999-04-27 |
| JP3915195B2 JP3915195B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=17618877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27999797A Expired - Fee Related JP3915195B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 摩擦クラッチのトルク調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3915195B2 (ja) |
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