JPH1111883A - 巻上げ機における自重降下速度制御装置 - Google Patents
巻上げ機における自重降下速度制御装置Info
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- JPH1111883A JPH1111883A JP17889197A JP17889197A JPH1111883A JP H1111883 A JPH1111883 A JP H1111883A JP 17889197 A JP17889197 A JP 17889197A JP 17889197 A JP17889197 A JP 17889197A JP H1111883 A JPH1111883 A JP H1111883A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 16
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- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract description 3
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 停電などの通電オフ時に揚荷物の自重を作用
させて降下する際に、降下速度の上昇を防いで一定化す
ることができ、その自重降下を安定に行ない得る巻上げ
機における自重降下速度制御装置を提供する。 【解決手段】 切替えリレー6のコモン端子60とノー
マルオープン端子61とを誘導モータ25のステータコ
イル7に繋がる給電線の一本に介装し、ノーマルクロー
ズ端子62にコンデンサ5の一方端を接続して他方端を
給電線の他の一本に接続する。通電オフ時には切替えリ
レー6のコイル励磁もオフになるので、ステータコイル
7は給電側から切り離されて当該端がコンデンサ5と接
続して閉回路をなす。巻上げ機のブレーキを開放して揚
荷物の自重を作用させれば無動力で降下し、誘導モータ
25も従属回転して発電機となる。この回生電力は上記
閉回路を流れて熱エネルギー消費され、平衡して安定し
たブレーキ力を発揮する。
させて降下する際に、降下速度の上昇を防いで一定化す
ることができ、その自重降下を安定に行ない得る巻上げ
機における自重降下速度制御装置を提供する。 【解決手段】 切替えリレー6のコモン端子60とノー
マルオープン端子61とを誘導モータ25のステータコ
イル7に繋がる給電線の一本に介装し、ノーマルクロー
ズ端子62にコンデンサ5の一方端を接続して他方端を
給電線の他の一本に接続する。通電オフ時には切替えリ
レー6のコイル励磁もオフになるので、ステータコイル
7は給電側から切り離されて当該端がコンデンサ5と接
続して閉回路をなす。巻上げ機のブレーキを開放して揚
荷物の自重を作用させれば無動力で降下し、誘導モータ
25も従属回転して発電機となる。この回生電力は上記
閉回路を流れて熱エネルギー消費され、平衡して安定し
たブレーキ力を発揮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴンドラ等の揚荷
物に取り付けられてそれの昇降を行う巻上げ機における
自重降下速度制御装置に関し、とりわけ、停電などの通
電オフ時に、揚荷物の自重降下の速度を適正化し得る巻
上げ機における自重降下速度制御装置に関する。
物に取り付けられてそれの昇降を行う巻上げ機における
自重降下速度制御装置に関し、とりわけ、停電などの通
電オフ時に、揚荷物の自重降下の速度を適正化し得る巻
上げ機における自重降下速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴンドラ等の揚荷物の昇降を行う巻上げ
機には、ワイヤロープを巻き掛けるためシーブを備えた
ものがあり、そのシーブに、建築物の屋上等から吊り下
げたワイヤロープを巻き掛けてこれらの間の摩擦力を利
用し、シーブの回転駆動に伴ってワイヤロープを繰り出
すことで移動し昇降するようにしたものなどが知られて
いる。
機には、ワイヤロープを巻き掛けるためシーブを備えた
ものがあり、そのシーブに、建築物の屋上等から吊り下
げたワイヤロープを巻き掛けてこれらの間の摩擦力を利
用し、シーブの回転駆動に伴ってワイヤロープを繰り出
すことで移動し昇降するようにしたものなどが知られて
いる。
【0003】例えば、図2に示すように、建築物の外壁
作業のためゴンドラ1を吊して、昇降移動させるように
しており、このゴンドラ1には、二台の巻上げ機2,2
を左側と右側とに各々備え、建築物の屋上から吊り下げ
た二本のワイヤロープ3,3を巻上げ機2,2に各々取
り込んで、これによりゴンドラ1を昇降するようになっ
ている。なお、各ワイヤロープ3には、二重安全のため
の補助ロープ4を沿わせて吊り下げており、補助ロープ
4は、巻上げ機2の上部に配置したロック装置の補助ロ
ック側に通して、ワイヤロープ3を通した主ロック側と
共に二重動作するようになっている。
作業のためゴンドラ1を吊して、昇降移動させるように
しており、このゴンドラ1には、二台の巻上げ機2,2
を左側と右側とに各々備え、建築物の屋上から吊り下げ
た二本のワイヤロープ3,3を巻上げ機2,2に各々取
り込んで、これによりゴンドラ1を昇降するようになっ
ている。なお、各ワイヤロープ3には、二重安全のため
の補助ロープ4を沿わせて吊り下げており、補助ロープ
4は、巻上げ機2の上部に配置したロック装置の補助ロ
ック側に通して、ワイヤロープ3を通した主ロック側と
共に二重動作するようになっている。
【0004】巻上げ機2は、図3及び図4に示すよう
に、機枠21内にシーブ22を備えている。シーブ22
はワイヤロープ3が挟み込まれる溝部分を板ばねで構成
してあり、機枠21には軸受23を介して回転可能に収
容し、かつシーブ22の溝部分と対向させてガイドロー
ラ24を多数配置して、シーブ22の溝部分に巻き回し
たワイヤロープ3をガイドローラ24で押え込むように
なっている。そして、機枠21には、シーブ22を挟ん
で誘導モータ25とサイクロ減速機26を対向させて取
り付けてあり、誘導モータ25は三相モータであってそ
の出力軸27を、メカニカルブレーキ28とクラッチ2
9を介してサイクロ減速機26の中心部の入力側に連結
し、サイクロ減速機26の外周部の出力側はシーブ22
と一体に連結している。このため、誘導モータ25を起
動することによりシーブ22が回転し、シーブ22の溝
部分では巻き回したワイヤロープ3と摩擦力で接触して
いるので、そのワイヤロープ3に牽引力が加わり、ゴン
ドラ1を昇降移動させることができる。
に、機枠21内にシーブ22を備えている。シーブ22
はワイヤロープ3が挟み込まれる溝部分を板ばねで構成
してあり、機枠21には軸受23を介して回転可能に収
容し、かつシーブ22の溝部分と対向させてガイドロー
ラ24を多数配置して、シーブ22の溝部分に巻き回し
たワイヤロープ3をガイドローラ24で押え込むように
なっている。そして、機枠21には、シーブ22を挟ん
で誘導モータ25とサイクロ減速機26を対向させて取
り付けてあり、誘導モータ25は三相モータであってそ
の出力軸27を、メカニカルブレーキ28とクラッチ2
9を介してサイクロ減速機26の中心部の入力側に連結
し、サイクロ減速機26の外周部の出力側はシーブ22
と一体に連結している。このため、誘導モータ25を起
動することによりシーブ22が回転し、シーブ22の溝
部分では巻き回したワイヤロープ3と摩擦力で接触して
いるので、そのワイヤロープ3に牽引力が加わり、ゴン
ドラ1を昇降移動させることができる。
【0005】メカニカルブレーキ28は、シーブ22に
機械的に押し付けてその摩擦によりブレーキ動作するよ
うになっており、電磁コイルに通電することにより機械
的なその押し付けを解除し、ブレーキを開放するように
なっている。このため、停電などの通電オフ時には、メ
カニカルブレーキ28がブレーキ動作の状態になり、シ
ーブ22をブレーキロックする。しかし、サイクロ減速
機26にはハンドルの連結部261を設けてあり、その
連結部261にハンドルを連結して、メカニカルブレー
キ28のブレーキロックを開放すると共にハンドルを手
動操作することにより、シーブ22を所定の減速比で回
転させることができるようになっている。
機械的に押し付けてその摩擦によりブレーキ動作するよ
うになっており、電磁コイルに通電することにより機械
的なその押し付けを解除し、ブレーキを開放するように
なっている。このため、停電などの通電オフ時には、メ
カニカルブレーキ28がブレーキ動作の状態になり、シ
ーブ22をブレーキロックする。しかし、サイクロ減速
機26にはハンドルの連結部261を設けてあり、その
連結部261にハンドルを連結して、メカニカルブレー
キ28のブレーキロックを開放すると共にハンドルを手
動操作することにより、シーブ22を所定の減速比で回
転させることができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の巻上げ機にあっては、停電などのため通電がオフ
となった場合、上述したようにハンドルを手動操作する
ことによりシーブ22を回転させることができ、ゴンド
ラ1等の揚荷物を移動し得るが、サイクロ減速機26の
減速比を大きく設定してあるため、ハンドルには非常に
多くの回転を与えなければならない。このため、手動操
作が煩わしく、手間がかかるという課題があった。
従来の巻上げ機にあっては、停電などのため通電がオフ
となった場合、上述したようにハンドルを手動操作する
ことによりシーブ22を回転させることができ、ゴンド
ラ1等の揚荷物を移動し得るが、サイクロ減速機26の
減速比を大きく設定してあるため、ハンドルには非常に
多くの回転を与えなければならない。このため、手動操
作が煩わしく、手間がかかるという課題があった。
【0007】ところで、停電などの通電オフ時に、仮
に、メカニカルブレーキ28のブレーキロックを開放
し、かつハンドルから手を離せば、シーブ22がフリー
回転可能となり、ゴンドラ1の自重を作用させて無動力
で降下方向に回転させることができ、この場合、人力に
よる手動操作がいらなく無動力で速やかに降下し得るも
のの、速度の上昇を制御できない。そして、降下速度が
所定以上に上昇すると、巻上げ機2の上部に配置したロ
ック装置が動作して、ワイヤロープ3及び補助ロープ4
を機械的にロックしてしまい、昇降動作は不可能になっ
てしまう。
に、メカニカルブレーキ28のブレーキロックを開放
し、かつハンドルから手を離せば、シーブ22がフリー
回転可能となり、ゴンドラ1の自重を作用させて無動力
で降下方向に回転させることができ、この場合、人力に
よる手動操作がいらなく無動力で速やかに降下し得るも
のの、速度の上昇を制御できない。そして、降下速度が
所定以上に上昇すると、巻上げ機2の上部に配置したロ
ック装置が動作して、ワイヤロープ3及び補助ロープ4
を機械的にロックしてしまい、昇降動作は不可能になっ
てしまう。
【0008】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、停電などの通電オフ時に揚荷物の自重を作用させて
降下する際に、降下速度の上昇を防いで一定化すること
ができ、その自重降下を安定に行ない得る巻上げ機にお
ける自重降下速度制御装置を提供することを目的とす
る。
て、停電などの通電オフ時に揚荷物の自重を作用させて
降下する際に、降下速度の上昇を防いで一定化すること
ができ、その自重降下を安定に行ない得る巻上げ機にお
ける自重降下速度制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、ゴンドラ等の揚荷物に取り付けられ、建
築物の上部等から吊り下げたロープを、誘導モータで回
転駆動されるシーブに巻き掛けて回転制御しながら巻き
取りあるいは巻き戻して当該揚荷物を昇降させる巻上げ
機における自重降下速度制御装置であって、誘導モータ
のステータコイルに接続されて閉回路をなすコンデンサ
と、巻上げ機が通電オフのため非能動状態になったとき
ステータコイルを給電側から切り離してコンデンサと接
続させる切替え手段とを備えたことを特徴としている。
めに本発明は、ゴンドラ等の揚荷物に取り付けられ、建
築物の上部等から吊り下げたロープを、誘導モータで回
転駆動されるシーブに巻き掛けて回転制御しながら巻き
取りあるいは巻き戻して当該揚荷物を昇降させる巻上げ
機における自重降下速度制御装置であって、誘導モータ
のステータコイルに接続されて閉回路をなすコンデンサ
と、巻上げ機が通電オフのため非能動状態になったとき
ステータコイルを給電側から切り離してコンデンサと接
続させる切替え手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】従って、本発明の巻上げ機における自重降
下速度制御装置では、停電などの通電オフ時には切替え
手段によりステータコイルが給電側から切り離されてコ
ンデンサと接続して閉回路をなす。このとき、巻上げ機
のブレーキロックを開放してゴンドラ等の揚荷物の自重
を作用させれば無動力で降下方向に移動し、誘導モータ
も従属して回転する。そして、誘導モータのステータコ
イルが給電側から切り離されてコンデンサと閉回路をな
しているので、誘導モータは発電機となり、従属して回
転することに伴って誘導モータが発電する回生電力はそ
の閉回路を流れて、ステータコイルの抵抗分で熱エネル
ギーとして消費される。このため、誘導モータにおい
て、回生電力の発生と熱エネルギーとしての消費とが平
衡し、安定したブレーキ力を発揮させることができる。
下速度制御装置では、停電などの通電オフ時には切替え
手段によりステータコイルが給電側から切り離されてコ
ンデンサと接続して閉回路をなす。このとき、巻上げ機
のブレーキロックを開放してゴンドラ等の揚荷物の自重
を作用させれば無動力で降下方向に移動し、誘導モータ
も従属して回転する。そして、誘導モータのステータコ
イルが給電側から切り離されてコンデンサと閉回路をな
しているので、誘導モータは発電機となり、従属して回
転することに伴って誘導モータが発電する回生電力はそ
の閉回路を流れて、ステータコイルの抵抗分で熱エネル
ギーとして消費される。このため、誘導モータにおい
て、回生電力の発生と熱エネルギーとしての消費とが平
衡し、安定したブレーキ力を発揮させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の巻
上げ機における自重降下速度制御装置の一実施形態を示
す構成図である。
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の巻
上げ機における自重降下速度制御装置の一実施形態を示
す構成図である。
【0012】この自重降下速度制御装置は、図2〜図4
に示して前述した巻上げ機2などに適用され、コンデン
サ5と切替えリレー6とを備えて、これらを誘導モータ
25に接続し、揚荷物(ゴンドラ1)の自重を作用させ
て降下する際に当該誘導モータ25が発電する回生電力
を消費するように構成されている。
に示して前述した巻上げ機2などに適用され、コンデン
サ5と切替えリレー6とを備えて、これらを誘導モータ
25に接続し、揚荷物(ゴンドラ1)の自重を作用させ
て降下する際に当該誘導モータ25が発電する回生電力
を消費するように構成されている。
【0013】つまり、切替えリレー6は、コモン端子6
0とノーマルオープン端子61とが誘導モータ25のス
テータコイル7に繋がる給電線の一本に介装され、コイ
ル励磁がオフ状態でステータコイル7を給電側から切り
離すように接続されている。そして、切替えリレー6の
ノーマルクローズ端子62にコンデンサ5の一方端が接
続されると共に、コンデンサ5の他方端がステータコイ
ル7に繋がる給電線の他の一本に接続されている。
0とノーマルオープン端子61とが誘導モータ25のス
テータコイル7に繋がる給電線の一本に介装され、コイ
ル励磁がオフ状態でステータコイル7を給電側から切り
離すように接続されている。そして、切替えリレー6の
ノーマルクローズ端子62にコンデンサ5の一方端が接
続されると共に、コンデンサ5の他方端がステータコイ
ル7に繋がる給電線の他の一本に接続されている。
【0014】以上の構成により本実施形態の巻上げ機に
おける自重降下速度制御装置では、停電などの通電オフ
時には切替えリレー6のコイル励磁もオフになるので、
コモン端子60の接続がノーマルオープン端子61側か
らノーマルクローズ端子62側に切り替わり、このため
ステータコイル7は給電側から切り離されると共に、当
該端がコンデンサ5と接続して閉回路をなす。このと
き、メカニカルブレーキ28のブレーキロックを開放
し、かつサイクロ減速機26にセットした手動操作用の
ハンドルから手を離せば、シーブ22がフリー回転可能
となり、揚荷物の自重が作用すると無動力で降下方向に
回転し、誘導モータ25も従属して回転する。そして、
誘導モータ25のステータコイル7が給電側から切り離
されてコンデンサ5と閉回路をなしているので、誘導モ
ータ25は発電機となり、従属して回転することに伴っ
て誘導モータ25が発電する回生電力はその閉回路を流
れて、ステータコイル7の抵抗分で熱エネルギーとして
消費される。このため、誘導モータ25において、回生
電力の発生と熱エネルギーとしての消費とが平衡し、安
定したブレーキ力を発揮させることができる。従って、
停電などの通電オフ時に揚荷物の自重を作用させて降下
する際に、その自重降下の速度の上昇を防げて一定に保
つことができ、自重降下を安定に行ない得る。このと
き、コンデンサ5の容量を変えることで熱エネルギー消
費の平衡点をズラすことができ、これにより自重降下の
速度を適宜に調節することができ、適正化することが可
能である。このため例えば、コンデンサ5を容量可変タ
イプとして容量を適宜に変更操作し得るように構成すれ
ば、ゴンドラ1に搭乗した作業者がそれを操作すること
により降下速度を任意に調節することができる。
おける自重降下速度制御装置では、停電などの通電オフ
時には切替えリレー6のコイル励磁もオフになるので、
コモン端子60の接続がノーマルオープン端子61側か
らノーマルクローズ端子62側に切り替わり、このため
ステータコイル7は給電側から切り離されると共に、当
該端がコンデンサ5と接続して閉回路をなす。このと
き、メカニカルブレーキ28のブレーキロックを開放
し、かつサイクロ減速機26にセットした手動操作用の
ハンドルから手を離せば、シーブ22がフリー回転可能
となり、揚荷物の自重が作用すると無動力で降下方向に
回転し、誘導モータ25も従属して回転する。そして、
誘導モータ25のステータコイル7が給電側から切り離
されてコンデンサ5と閉回路をなしているので、誘導モ
ータ25は発電機となり、従属して回転することに伴っ
て誘導モータ25が発電する回生電力はその閉回路を流
れて、ステータコイル7の抵抗分で熱エネルギーとして
消費される。このため、誘導モータ25において、回生
電力の発生と熱エネルギーとしての消費とが平衡し、安
定したブレーキ力を発揮させることができる。従って、
停電などの通電オフ時に揚荷物の自重を作用させて降下
する際に、その自重降下の速度の上昇を防げて一定に保
つことができ、自重降下を安定に行ない得る。このと
き、コンデンサ5の容量を変えることで熱エネルギー消
費の平衡点をズラすことができ、これにより自重降下の
速度を適宜に調節することができ、適正化することが可
能である。このため例えば、コンデンサ5を容量可変タ
イプとして容量を適宜に変更操作し得るように構成すれ
ば、ゴンドラ1に搭乗した作業者がそれを操作すること
により降下速度を任意に調節することができる。
【0015】なお、巻上げ機2の構成はシーブとの摩擦
力を利用するものに限らず、ドラムに巻き取りあるいは
巻き戻すものなどして適宜に変更してよく、本発明の自
重降下速度制御装置により自重降下の速度を適正に保つ
ことができるので、手動操作のためのハンドルは不要で
あり、サイクロ減速機26はハンドルの連結部261の
部分を除外した構成としてよく、これにより軽量化する
ことができ、簡略化できるのでコストを低減することに
も寄与できる。さらに、巻上げ機2には、ワイヤロープ
3及び補助ロープ4とを各々独立してロックするロック
装置が二重安全として装備されているので、本発明の自
重降下速度制御装置を装備した場合にはメカニカルブレ
ーキ28を除外した構成とすることも可能であり、この
場合より一層簡略化でき、軽量化及びコスト低減の面で
有利性がある。
力を利用するものに限らず、ドラムに巻き取りあるいは
巻き戻すものなどして適宜に変更してよく、本発明の自
重降下速度制御装置により自重降下の速度を適正に保つ
ことができるので、手動操作のためのハンドルは不要で
あり、サイクロ減速機26はハンドルの連結部261の
部分を除外した構成としてよく、これにより軽量化する
ことができ、簡略化できるのでコストを低減することに
も寄与できる。さらに、巻上げ機2には、ワイヤロープ
3及び補助ロープ4とを各々独立してロックするロック
装置が二重安全として装備されているので、本発明の自
重降下速度制御装置を装備した場合にはメカニカルブレ
ーキ28を除外した構成とすることも可能であり、この
場合より一層簡略化でき、軽量化及びコスト低減の面で
有利性がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
停電などの通電オフ時には切替え手段によりステータコ
イルが給電側から切り離されてコンデンサと接続して閉
回路をなす。そこで、巻上げ機のブレーキロックを開放
してゴンドラ等の揚荷物の自重を作用させれば無動力で
降下方向に移動して誘導モータも従属して回転し、この
とき誘導モータは発電機となり、従属して回転すること
に伴って誘導モータが発電する回生電力はその閉回路を
流れて、ステータコイルの抵抗分で熱エネルギーとして
消費される。このため、誘導モータにおいて、回生電力
の発生と熱エネルギーとしての消費とが平衡し、安定し
たブレーキ力を発揮させることができる。従って、停電
などの通電オフ時に揚荷物の自重を作用させて降下する
際に、その自重降下の速度の上昇を防げて一定に保つこ
とができ、自重降下を安定に行ない得る。このとき、コ
ンデンサの容量を変えることで熱エネルギー消費の平衡
点をズラすことができ、これにより自重降下の速度を適
宜に調節することができ、適正化することが可能である
という優れた効果を奏する。
停電などの通電オフ時には切替え手段によりステータコ
イルが給電側から切り離されてコンデンサと接続して閉
回路をなす。そこで、巻上げ機のブレーキロックを開放
してゴンドラ等の揚荷物の自重を作用させれば無動力で
降下方向に移動して誘導モータも従属して回転し、この
とき誘導モータは発電機となり、従属して回転すること
に伴って誘導モータが発電する回生電力はその閉回路を
流れて、ステータコイルの抵抗分で熱エネルギーとして
消費される。このため、誘導モータにおいて、回生電力
の発生と熱エネルギーとしての消費とが平衡し、安定し
たブレーキ力を発揮させることができる。従って、停電
などの通電オフ時に揚荷物の自重を作用させて降下する
際に、その自重降下の速度の上昇を防げて一定に保つこ
とができ、自重降下を安定に行ない得る。このとき、コ
ンデンサの容量を変えることで熱エネルギー消費の平衡
点をズラすことができ、これにより自重降下の速度を適
宜に調節することができ、適正化することが可能である
という優れた効果を奏する。
【図1】本発明の巻上げ機における自重降下速度制御装
置の一実施形態を示す構成図である。
置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】従来の巻上げ機の適用を示すゴンドラの斜視図
である。
である。
【図3】図2に示すゴンドラに適用した巻上げ機の断面
図である。
図である。
【図4】図3に示す巻上げ機をA−A矢視した断面図で
ある。
ある。
1 ゴンドラ 2 巻上げ機 3 ロープ(ワイヤロープ) 5 コンデンサ 6 切替え手段(切替えリレー) 7 ステータコイル 25 誘導モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴンドラ等の揚荷物に取り付けられ、建
築物の上部等から吊り下げたロープを、誘導モータで回
転駆動されるシーブに巻き掛けて回転制御しながら巻き
取りあるいは巻き戻して当該揚荷物を昇降させる巻上げ
機における自重降下速度制御装置であって、前記誘導モ
ータのステータコイルに接続されて閉回路をなすコンデ
ンサと、前記巻上げ機が通電オフのため非能動状態にな
ったとき前記ステータコイルを給電側から切り離して前
記コンデンサと接続させる切替え手段とを備えたことを
特徴とする巻上げ機における自重降下速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17889197A JPH1111883A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 巻上げ機における自重降下速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17889197A JPH1111883A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 巻上げ機における自重降下速度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111883A true JPH1111883A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=16056510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17889197A Pending JPH1111883A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 巻上げ機における自重降下速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111883A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007084183A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Kogyo Gijutsu Kenkyusho:Kk | ロープ牽引装置 |
| JP2007262685A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Ohbayashi Corp | 移動式足場及び無動力降下装置 |
| JP2011013088A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Shimadzu Corp | 材料試験機 |
| CN116873803A (zh) * | 2023-07-06 | 2023-10-13 | 抚顺永茂建筑机械有限公司 | 一种起重机构及其风电装置、全自动塔机 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP17889197A patent/JPH1111883A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007084183A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Kogyo Gijutsu Kenkyusho:Kk | ロープ牽引装置 |
| JP2007262685A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Ohbayashi Corp | 移動式足場及び無動力降下装置 |
| JP2011013088A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Shimadzu Corp | 材料試験機 |
| CN116873803A (zh) * | 2023-07-06 | 2023-10-13 | 抚顺永茂建筑机械有限公司 | 一种起重机构及其风电装置、全自动塔机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061212 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |