JPH11119010A - プリズム分光器及びプリズム集光器 - Google Patents
プリズム分光器及びプリズム集光器Info
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- JPH11119010A JPH11119010A JP28324297A JP28324297A JPH11119010A JP H11119010 A JPH11119010 A JP H11119010A JP 28324297 A JP28324297 A JP 28324297A JP 28324297 A JP28324297 A JP 28324297A JP H11119010 A JPH11119010 A JP H11119010A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】プリズムを使用して分光出力あるいは集光入力
する複数平行光線の光軸間距離を所定に可変可能とする
プリズム分光器及びプリズム集光器を提供する。 【解決手段】光学軸上からの入射光を二面の境界へ入射
し、二面の入射角は同一にし、両面により2方向に屈折
分岐させ、所定の角度で第2プリズムへ出射する第1プ
リズムを具備し、第1プリズムの両光束を受けて、第1
プリズムと第2プリズムの両光学配置間隔に関わらず光
学軸と平行な2本の出射光として出射する第2プリズム
を具備。
する複数平行光線の光軸間距離を所定に可変可能とする
プリズム分光器及びプリズム集光器を提供する。 【解決手段】光学軸上からの入射光を二面の境界へ入射
し、二面の入射角は同一にし、両面により2方向に屈折
分岐させ、所定の角度で第2プリズムへ出射する第1プ
リズムを具備し、第1プリズムの両光束を受けて、第1
プリズムと第2プリズムの両光学配置間隔に関わらず光
学軸と平行な2本の出射光として出射する第2プリズム
を具備。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリズムを使用
するプリズム分光器及びプリズム集光器に関する。特
に、分光出力あるいは集光入力される複数平行光線の光
軸間距離を可変可能な光学装置に関する。
するプリズム分光器及びプリズム集光器に関する。特
に、分光出力あるいは集光入力される複数平行光線の光
軸間距離を可変可能な光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、プリズムを使用する従来の分光
器の光学系である。この図で、プリズム10は菱形状の
プリズムであり、これを通過後において平行光線となる
ように角度を形成しておく。ここでプリズム10の二面
の左右の境界を通過する軸を光学軸とする。プリズム1
0の入射光側の二面の入射角は同一に形成し、更に光学
軸上の入射光が当たる二面のエッジ部分については、使
用される光学アプリケーションにもよるが、可能な限り
鋭く形成して、エッジ端部による無用な散乱光を低減す
るように形成しておく。またプリズムの出射端側の両面
も光学軸に対して角度対称に形成しておくことが望まし
い。ここで入射光は、ある程度の開口面を有する平行光
線とし、光学軸上から二面のエッジ部分に入射する。こ
のとき、入射光はプリズム10の境界で2分割されてプ
リズム内に入射する。分割入射した光線は、入射面が異
なる結果2方向に別れ、光学軸対称の同一角度でプリズ
ム内を通過し、出射端に達する。そしてプリズム出射端
から出射される出射光A,Bは、平行光線として共に出
射する。
器の光学系である。この図で、プリズム10は菱形状の
プリズムであり、これを通過後において平行光線となる
ように角度を形成しておく。ここでプリズム10の二面
の左右の境界を通過する軸を光学軸とする。プリズム1
0の入射光側の二面の入射角は同一に形成し、更に光学
軸上の入射光が当たる二面のエッジ部分については、使
用される光学アプリケーションにもよるが、可能な限り
鋭く形成して、エッジ端部による無用な散乱光を低減す
るように形成しておく。またプリズムの出射端側の両面
も光学軸に対して角度対称に形成しておくことが望まし
い。ここで入射光は、ある程度の開口面を有する平行光
線とし、光学軸上から二面のエッジ部分に入射する。こ
のとき、入射光はプリズム10の境界で2分割されてプ
リズム内に入射する。分割入射した光線は、入射面が異
なる結果2方向に別れ、光学軸対称の同一角度でプリズ
ム内を通過し、出射端に達する。そしてプリズム出射端
から出射される出射光A,Bは、平行光線として共に出
射する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のようにし
て、入射光を2つに分岐した平行光線として出射するプ
リズム分光器が実現されるが、分岐された両出射光A,
Bの図4に示す光軸間隔D3は固定間隔である。この
為、異なる光軸間隔を必要とする場合には大きさの異な
る別のプリズム10に交換する必要がある。特に光軸間
隔D3を微調整したり所定の光軸間隔にしたい場合、多
数個の異なるプリズム10を用意する必要があり、この
点において好ましくなく実用上の難点がある。また、図
4の入射光と出射光を逆の光学系としたプリズム集光器
の場合でも同様の難点がある。そこで、本発明が解決し
ようとする課題は、プリズムを使用して分光出力あるい
は集光入力する複数平行光線の光軸間距離を所定に可変
可能とするプリズム分光器及びプリズム集光器を提供す
ることである。
て、入射光を2つに分岐した平行光線として出射するプ
リズム分光器が実現されるが、分岐された両出射光A,
Bの図4に示す光軸間隔D3は固定間隔である。この
為、異なる光軸間隔を必要とする場合には大きさの異な
る別のプリズム10に交換する必要がある。特に光軸間
隔D3を微調整したり所定の光軸間隔にしたい場合、多
数個の異なるプリズム10を用意する必要があり、この
点において好ましくなく実用上の難点がある。また、図
4の入射光と出射光を逆の光学系としたプリズム集光器
の場合でも同様の難点がある。そこで、本発明が解決し
ようとする課題は、プリズムを使用して分光出力あるい
は集光入力する複数平行光線の光軸間距離を所定に可変
可能とするプリズム分光器及びプリズム集光器を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1図は、本発明に係る
解決手段を示している。第1に、上記課題を解決するた
めに、本発明の構成では、第1プリズム11と第2プリ
ズム12の両プリズムの三面を通過し、三面の一面を光
学軸と直角に配置し、第1プリズム11及び第2プリズ
ム12の他の二面が接する辺を各々直角に通過する軸を
光学軸とする光学配置としたとき、入射光が入射される
プリズムの二面は光学軸に対して角度対称に形成し、光
学軸上からの入射光を二面の境界へ入射し、両面により
等角度で2方向に屈折分岐させ、所定の角度で第2プリ
ズム12へ出射する第1プリズム11を具備し、出射光
となる二面は光学軸に対して角度対称に形成し、第1プ
リズム11の出射端から所定の角度で出射した両光束を
各々の入射端で光学軸に対して等角度で受けて、所定に
屈折し、第1プリズム11と第2プリズム12の両光学
配置の間隔に関わらず、光学軸と平行な2本の平行光線
(出射光A,B)として出射する第2プリズム12を具
備する光学構成手段である。尚、上記において、少なく
とも入射光が入射する部位及び分光が出射する部位が上
記形成条件で成るプリズム分光器としても良い。上記発
明によれば、プリズムを使用して分光出力する複数2本
の平行光線の光軸間距離を可変可能なプリズム分光器が
実現できる。
解決手段を示している。第1に、上記課題を解決するた
めに、本発明の構成では、第1プリズム11と第2プリ
ズム12の両プリズムの三面を通過し、三面の一面を光
学軸と直角に配置し、第1プリズム11及び第2プリズ
ム12の他の二面が接する辺を各々直角に通過する軸を
光学軸とする光学配置としたとき、入射光が入射される
プリズムの二面は光学軸に対して角度対称に形成し、光
学軸上からの入射光を二面の境界へ入射し、両面により
等角度で2方向に屈折分岐させ、所定の角度で第2プリ
ズム12へ出射する第1プリズム11を具備し、出射光
となる二面は光学軸に対して角度対称に形成し、第1プ
リズム11の出射端から所定の角度で出射した両光束を
各々の入射端で光学軸に対して等角度で受けて、所定に
屈折し、第1プリズム11と第2プリズム12の両光学
配置の間隔に関わらず、光学軸と平行な2本の平行光線
(出射光A,B)として出射する第2プリズム12を具
備する光学構成手段である。尚、上記において、少なく
とも入射光が入射する部位及び分光が出射する部位が上
記形成条件で成るプリズム分光器としても良い。上記発
明によれば、プリズムを使用して分光出力する複数2本
の平行光線の光軸間距離を可変可能なプリズム分光器が
実現できる。
【0005】第3図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第2に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、N角錐の第1プリズム11とN角錐の第2プリ
ズム12の両プリズムの底面を光学軸と直角に配置し、
第1プリズム11及び第2プリズム12の頂点を通過す
る軸を光学軸とする光学配置としたとき、入射光が入射
されるN角錐のプリズムの各N面は光学軸に対して角度
対称に形成し、光学軸上からの入射光をN角錐の頂点へ
入射し、N面により等角度でN方向に屈折分岐させ、所
定の角度で第2プリズム12へ出射するN角錐の第1プ
リズム11を具備し、出射光となるN角錐の各面は光学
軸に対して角度対称に形成し、第1プリズム11の出射
端から所定の角度で出射したN本の光束を各々の入射端
で等角度で受けて、所定に屈折し、第1プリズム11と
第2プリズム12の両プリズムの配置間隔に関わらず、
光学軸と平行なN本の平行光線として出射するN角錐の
第2プリズム12を具備する光学構成手段がある。尚、
上記において、少なくとも入射光が入射する部位及び分
光が出射する部位が上記形成条件で成るプリズム分光器
としても良い。上記発明によれば、プリズムを使用して
分光出力する複数N本の平行光線の光軸間距離を可変可
能なプリズム分光器が実現できる。
いる。第2に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、N角錐の第1プリズム11とN角錐の第2プリ
ズム12の両プリズムの底面を光学軸と直角に配置し、
第1プリズム11及び第2プリズム12の頂点を通過す
る軸を光学軸とする光学配置としたとき、入射光が入射
されるN角錐のプリズムの各N面は光学軸に対して角度
対称に形成し、光学軸上からの入射光をN角錐の頂点へ
入射し、N面により等角度でN方向に屈折分岐させ、所
定の角度で第2プリズム12へ出射するN角錐の第1プ
リズム11を具備し、出射光となるN角錐の各面は光学
軸に対して角度対称に形成し、第1プリズム11の出射
端から所定の角度で出射したN本の光束を各々の入射端
で等角度で受けて、所定に屈折し、第1プリズム11と
第2プリズム12の両プリズムの配置間隔に関わらず、
光学軸と平行なN本の平行光線として出射するN角錐の
第2プリズム12を具備する光学構成手段がある。尚、
上記において、少なくとも入射光が入射する部位及び分
光が出射する部位が上記形成条件で成るプリズム分光器
としても良い。上記発明によれば、プリズムを使用して
分光出力する複数N本の平行光線の光軸間距離を可変可
能なプリズム分光器が実現できる。
【0006】第3に、上記課題を解決するために、本発
明の構成では、第1プリズム11と第2プリズム12の
両プリズムともN多角形を底辺とし、このN多角形の底
面を光学軸と直角に配置し、このN多角形の辺と接する
三角平面のN面全てが1つの頂点で集合するプリズム形
状とし、前記プリズム形状の第1プリズム11と第2プ
リズム12の両頂点間を通過する軸を光学軸としたと
き、光学軸上から入射光を第1プリズム11側の頂点へ
入射し、三角平面のN面によりN方向に屈折分光すると
き、1つの分光が通過する入射側の第1プリズム11の
三角平面と、この分光が通過する対応する出射側の第2
プリズム12の三角平面を一対面としたとき、両プリズ
ムの配置間隔に関わらず、光学軸と平行な平行光線を出
射する一対面の両三角平面の角度を形成する第1プリズ
ム11と第2プリズム12を具備する光学構成手段があ
る。尚、上記において、少なくとも入射光が入射する部
位及び分光が出射する部位が上記形成条件で成るプリズ
ム分光器としても良い。この場合は、光学軸と平行に出
射される出射光との間隔は、対応する一対面の角度条件
を変えることで異なる間隔とすることが可能である。
明の構成では、第1プリズム11と第2プリズム12の
両プリズムともN多角形を底辺とし、このN多角形の底
面を光学軸と直角に配置し、このN多角形の辺と接する
三角平面のN面全てが1つの頂点で集合するプリズム形
状とし、前記プリズム形状の第1プリズム11と第2プ
リズム12の両頂点間を通過する軸を光学軸としたと
き、光学軸上から入射光を第1プリズム11側の頂点へ
入射し、三角平面のN面によりN方向に屈折分光すると
き、1つの分光が通過する入射側の第1プリズム11の
三角平面と、この分光が通過する対応する出射側の第2
プリズム12の三角平面を一対面としたとき、両プリズ
ムの配置間隔に関わらず、光学軸と平行な平行光線を出
射する一対面の両三角平面の角度を形成する第1プリズ
ム11と第2プリズム12を具備する光学構成手段があ
る。尚、上記において、少なくとも入射光が入射する部
位及び分光が出射する部位が上記形成条件で成るプリズ
ム分光器としても良い。この場合は、光学軸と平行に出
射される出射光との間隔は、対応する一対面の角度条件
を変えることで異なる間隔とすることが可能である。
【0007】また、第1プリズム11と第2プリズム1
2の光学軸において光学軸方向に平行移動可能なプリズ
ム平行移動手段20を備える上述分光器がある。これに
より、分光出射される複数平行光線の光軸間距離を連続
的に任意の間隔に可変可能とするプリズム分光器が実現
できる。
2の光学軸において光学軸方向に平行移動可能なプリズ
ム平行移動手段20を備える上述分光器がある。これに
より、分光出射される複数平行光線の光軸間距離を連続
的に任意の間隔に可変可能とするプリズム分光器が実現
できる。
【0008】また、第1プリズム11を光学軸に対して
直角な方向へ微動可能な光軸微動手段30を備える上述
プリズム分光器がある。これにより、プリズムを使用し
て分光出力する複数平行光線において、分光量の配分を
所望に制御可能とすることができる。
直角な方向へ微動可能な光軸微動手段30を備える上述
プリズム分光器がある。これにより、プリズムを使用し
て分光出力する複数平行光線において、分光量の配分を
所望に制御可能とすることができる。
【0009】第2(b)は、本発明に係る解決手段を示
している。第4に、上記課題を解決するための発明構成
は、上記上述光学系の複数の出射端側から光学軸に平行
な入射光を入射し、上述光学系の入射端側から光学軸と
平行な1本に集光した光束を出射することで、プリズム
集光器が実現できる。上記発明によれば、プリズムを使
用して集光出力する複数平行光線の光軸間距離を可変可
能なプリズム集光器が実現できる。
している。第4に、上記課題を解決するための発明構成
は、上記上述光学系の複数の出射端側から光学軸に平行
な入射光を入射し、上述光学系の入射端側から光学軸と
平行な1本に集光した光束を出射することで、プリズム
集光器が実現できる。上記発明によれば、プリズムを使
用して集光出力する複数平行光線の光軸間距離を可変可
能なプリズム集光器が実現できる。
【0010】また、第1プリズム11と第2プリズム1
2の光学軸において光学軸方向に平行移動可能なプリズ
ム平行移動手段20を備える上述プリズム集光器があ
る。これにより、プリズムを使用して集光入力する複数
平行光線の光軸間距離を連続的に任意間隔に可変可能と
するプリズム集光器が実現できる。
2の光学軸において光学軸方向に平行移動可能なプリズ
ム平行移動手段20を備える上述プリズム集光器があ
る。これにより、プリズムを使用して集光入力する複数
平行光線の光軸間距離を連続的に任意間隔に可変可能と
するプリズム集光器が実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例と共に図面を参照して詳細に説明する。
例と共に図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明のプリズム分光器の一実施
例である。図1(a)は両プリズム間の距離が接近した
状態図であり、図1(b)は両プリズム間の距離が離れ
た状態図である。構成は、第1プリズム11と、第2プ
リズム12と、プリズム平行移動手段20で成る。ここ
でプリズム平行移動手段20は第2プリズム12を支持
し、手動あるいはリニア駆動手段により光学軸方向と平
行に任意にスライド移動可能な移動機構である。尚、こ
の移動機構は第1プリズム11側に備えるように構成し
ても良い。
例である。図1(a)は両プリズム間の距離が接近した
状態図であり、図1(b)は両プリズム間の距離が離れ
た状態図である。構成は、第1プリズム11と、第2プ
リズム12と、プリズム平行移動手段20で成る。ここ
でプリズム平行移動手段20は第2プリズム12を支持
し、手動あるいはリニア駆動手段により光学軸方向と平
行に任意にスライド移動可能な移動機構である。尚、こ
の移動機構は第1プリズム11側に備えるように構成し
ても良い。
【0013】図において、光学軸は、第1プリズム11
の入射光の二面の境界を通過し、第2プリズム12の二
面の境界を通過する軸とする。また、第1プリズム11
と第2プリズム12の二面の角度は光学軸に対して上下
対称の角度とし、両プリズムの他の面は光学軸と直角に
光学配置する。また、両プリズムの形成条件は、これを
通過した出射光がともに光学軸に対して平行光線となる
ようにプリズムの形成角度とする。
の入射光の二面の境界を通過し、第2プリズム12の二
面の境界を通過する軸とする。また、第1プリズム11
と第2プリズム12の二面の角度は光学軸に対して上下
対称の角度とし、両プリズムの他の面は光学軸と直角に
光学配置する。また、両プリズムの形成条件は、これを
通過した出射光がともに光学軸に対して平行光線となる
ようにプリズムの形成角度とする。
【0014】第1プリズム11へ入射する入射光は、従
来と同様に入射光束を二分割するように二面へ入射させ
る。両面に入射した光線は各々の面で屈折して、光学軸
に対して角度対称で2方向に分割されてプリズム内を進
む。第1プリズム11の出射端からは、図1(b)に示
すように、光学軸に対してある角度θを有して第2プリ
ズム12へ出射する。この角度θは両光線とも同一角度
θである。第2プリズム12では、上記角度θの両光線
を受けて、所定に屈折して光学軸と平行な2本の出射光
A,Bとして出射する。ここで注目すべきは、図1
(b)に示すように、両プリズム間の距離が離れた状態
でも、第2プリズム12へ入射する入射角は同一角度θ
であるからプリズム平行移動手段20により任意位置へ
第2プリズム12を移動しても、入射角は同一角度θで
入射する。この結果、第2プリズム12からの出射光は
常に光学軸に対して平行光線で出射できることとなる。
更に注目すべきことは、両プリズム間の距離が離れるに
従って、角度θに伴って第2プリズム12への入射端間
隔D2が広がる結果、第2プリズム12からの出射光
A、B間の光軸間隔D3は連続的に広がる作用が得られ
る。
来と同様に入射光束を二分割するように二面へ入射させ
る。両面に入射した光線は各々の面で屈折して、光学軸
に対して角度対称で2方向に分割されてプリズム内を進
む。第1プリズム11の出射端からは、図1(b)に示
すように、光学軸に対してある角度θを有して第2プリ
ズム12へ出射する。この角度θは両光線とも同一角度
θである。第2プリズム12では、上記角度θの両光線
を受けて、所定に屈折して光学軸と平行な2本の出射光
A,Bとして出射する。ここで注目すべきは、図1
(b)に示すように、両プリズム間の距離が離れた状態
でも、第2プリズム12へ入射する入射角は同一角度θ
であるからプリズム平行移動手段20により任意位置へ
第2プリズム12を移動しても、入射角は同一角度θで
入射する。この結果、第2プリズム12からの出射光は
常に光学軸に対して平行光線で出射できることとなる。
更に注目すべきことは、両プリズム間の距離が離れるに
従って、角度θに伴って第2プリズム12への入射端間
隔D2が広がる結果、第2プリズム12からの出射光
A、B間の光軸間隔D3は連続的に広がる作用が得られ
る。
【0015】従って、上述発明によれば、第1プリズム
11と第2プリズム12とを備え、両プリズム間の距離
を変えることで出射光A、B間の光軸間隔D3を連続的
に変えることが可能となる利点が得られる。
11と第2プリズム12とを備え、両プリズム間の距離
を変えることで出射光A、B間の光軸間隔D3を連続的
に変えることが可能となる利点が得られる。
【0016】尚、上述図1に示す光学関係に限るもので
はなく、例えば図2(a)に示すように、第1プリズム
11の配置方向を逆に配置しても良い。この場合は、狭
い光軸間隔D3の実現が容易である。尚、プリズムの形
成において、少なくとも入射光が入射する部位及び分光
が出射する部位を上記形成条件とすれば足るから、無用
な他の部位はカットしたり任意形状にしたり、あるいは
本プリズムを機械的に支持容易な形状に形成しても良い
ことは言うまでもない。
はなく、例えば図2(a)に示すように、第1プリズム
11の配置方向を逆に配置しても良い。この場合は、狭
い光軸間隔D3の実現が容易である。尚、プリズムの形
成において、少なくとも入射光が入射する部位及び分光
が出射する部位を上記形成条件とすれば足るから、無用
な他の部位はカットしたり任意形状にしたり、あるいは
本プリズムを機械的に支持容易な形状に形成しても良い
ことは言うまでもない。
【0017】更に、本発明の構成は、上述実施の形態に
示す2分光するプリズム分光器に限るものではなく、N
分光するプリズム分光器に対しても適用できる。例えば
図3に示すように、4角錐の第1プリズム11、第2プ
リズム12とし、この両頂点を通過する軸を光学軸と
し、光学軸上から入射光を与えることで、第2プリズム
12側から光学軸と平行な4本の出射光A,B,C,D
を出射する光学構成が実現できる。この結果、上述2分
光の場合と同様に、両プリズム間隔を平行移動すること
により複数の出射光A,B,C,D間の光軸間隔D3を
同時に等長で可変とする利点が得られる。また前述か
ら、4角錐をN角錐とし、N=3,4,5,…のN分光
に対しても同様にして適用実施できる。
示す2分光するプリズム分光器に限るものではなく、N
分光するプリズム分光器に対しても適用できる。例えば
図3に示すように、4角錐の第1プリズム11、第2プ
リズム12とし、この両頂点を通過する軸を光学軸と
し、光学軸上から入射光を与えることで、第2プリズム
12側から光学軸と平行な4本の出射光A,B,C,D
を出射する光学構成が実現できる。この結果、上述2分
光の場合と同様に、両プリズム間隔を平行移動すること
により複数の出射光A,B,C,D間の光軸間隔D3を
同時に等長で可変とする利点が得られる。また前述か
ら、4角錐をN角錐とし、N=3,4,5,…のN分光
に対しても同様にして適用実施できる。
【0018】尚、上記図3の例では4角錐としていた
が、4角錐の各三角平面と光学軸との成す角度が同一条
件のいわゆる正多角錐である必要はない。即ち、1つの
分光が通過する入射側の第1プリズム11の三角平面
と、この分光が通過する対応する出射側の第2プリズム
12の三角平面を一対面としたとき、両三角平面の配置
関係及び光学軸に対する角度形成条件が、両プリズムの
移動間隔に関わらず、光学軸と平行な平行光線を出射す
る角度形成及び光学面配置関係に形成すれば良い。この
ことは、一対面関係が維持されていれば、他の一対面は
個々に異なる角度で形成させても良いことになる。この
場合には、平行に出射される出射光と光学軸との間隔は
任意個別に設定することも可能となる。
が、4角錐の各三角平面と光学軸との成す角度が同一条
件のいわゆる正多角錐である必要はない。即ち、1つの
分光が通過する入射側の第1プリズム11の三角平面
と、この分光が通過する対応する出射側の第2プリズム
12の三角平面を一対面としたとき、両三角平面の配置
関係及び光学軸に対する角度形成条件が、両プリズムの
移動間隔に関わらず、光学軸と平行な平行光線を出射す
る角度形成及び光学面配置関係に形成すれば良い。この
ことは、一対面関係が維持されていれば、他の一対面は
個々に異なる角度で形成させても良いことになる。この
場合には、平行に出射される出射光と光学軸との間隔は
任意個別に設定することも可能となる。
【0019】尚、上述図1に示す構成に対して、図5
(a)の構成に示すように、第1プリズム11を支持
し、この光学軸を垂直方向へ微動する光軸微動手段30
を備える構成を追加しても良い。この場合は、図5
(b)の入射部の拡大図に示すように、入射光は第1プ
リズム11の境界で入射面積Sa,Sbに分割されると
き光学軸が垂直方向に微動させることで入射面積を任意
に制御可能になる。この結果、第2プリズム12からの
出射光A、Bの分光の配分量を任意に調整できる利点が
得られる。
(a)の構成に示すように、第1プリズム11を支持
し、この光学軸を垂直方向へ微動する光軸微動手段30
を備える構成を追加しても良い。この場合は、図5
(b)の入射部の拡大図に示すように、入射光は第1プ
リズム11の境界で入射面積Sa,Sbに分割されると
き光学軸が垂直方向に微動させることで入射面積を任意
に制御可能になる。この結果、第2プリズム12からの
出射光A、Bの分光の配分量を任意に調整できる利点が
得られる。
【0020】尚、上述図1に示す入射方向とは逆方向か
ら入射して1本の光線に集光させる集光器とする適用手
段がある。即ち、図2(b)に示すように、2つの出射
光端側から光学軸に平行な入射光A,Bを入射し、第1
プリズム11側から集光した平行光線を出射する適用で
ある。この場合は、2つの平行光線の光軸間隔D3をプ
リズム平行移動手段20により容易に一致させることが
可能な集光器が実現できる利点が得られる。更に、この
集光器を、上記図3のN角錐及び非正多角錐に対しても
同様にして適用できることは言うまでもない。
ら入射して1本の光線に集光させる集光器とする適用手
段がある。即ち、図2(b)に示すように、2つの出射
光端側から光学軸に平行な入射光A,Bを入射し、第1
プリズム11側から集光した平行光線を出射する適用で
ある。この場合は、2つの平行光線の光軸間隔D3をプ
リズム平行移動手段20により容易に一致させることが
可能な集光器が実現できる利点が得られる。更に、この
集光器を、上記図3のN角錐及び非正多角錐に対しても
同様にして適用できることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の説明内容から、下記に
記載される効果を奏する。上述発明によれば、第1プリ
ズム11と第2プリズム12とを備え、両プリズム間の
距離を変えることで出射光A、B間の光軸間隔D3を連
続的に変えることが可能となる大きな利点が得られる結
果、分光器と他の光学装置間の光軸合わせの自由度が向
上する利点が得られ、この経済的効果は大である。また
分光する分光数は2以上の複数Nに対して光軸間隔D3
を等長可変とする利点も得られる。また分光側の第1プ
リズム11を支持して光学軸と垂直方向へ微動する光軸
微動手段30を備える場合は、分光の配分量を任意に調
整できる利点が得られる。また逆方向から入射光を入射
することで集光器が実現でき、かつ、各入射光間の光軸
間隔D3が連続的に可変にできる利点が得られる結果、
上記同様に集光器と他の光学装置間の光軸合わせの自由
度が向上する大きな利点が得られる。
記載される効果を奏する。上述発明によれば、第1プリ
ズム11と第2プリズム12とを備え、両プリズム間の
距離を変えることで出射光A、B間の光軸間隔D3を連
続的に変えることが可能となる大きな利点が得られる結
果、分光器と他の光学装置間の光軸合わせの自由度が向
上する利点が得られ、この経済的効果は大である。また
分光する分光数は2以上の複数Nに対して光軸間隔D3
を等長可変とする利点も得られる。また分光側の第1プ
リズム11を支持して光学軸と垂直方向へ微動する光軸
微動手段30を備える場合は、分光の配分量を任意に調
整できる利点が得られる。また逆方向から入射光を入射
することで集光器が実現でき、かつ、各入射光間の光軸
間隔D3が連続的に可変にできる利点が得られる結果、
上記同様に集光器と他の光学装置間の光軸合わせの自由
度が向上する大きな利点が得られる。
【図1】本発明の、2分岐するプリズム分光器の例であ
る。
る。
【図2】本発明の、他のプリズム分光器と、プリズム集
光器の例である。
光器の例である。
【図3】本発明の、4分岐するプリズム分光器の例であ
る。
る。
【図4】従来の、プリズム分光器である。
【図5】本発明の、他のプリズム分光器の例である。
10 プリズム 11 第1プリズム 12 第2プリズム 20 プリズム平行移動手段 30 光軸微動手段
Claims (10)
- 【請求項1】 第1プリズムと第2プリズムの両プリズ
ムの三面を通過し、該三面の一面を光学軸と直角に配置
し、該第1プリズム及び該第2プリズムの他の二面が接
する辺を各々直角に通過する軸を光学軸とする光学配置
とし、 入射光が入射されるプリズムの二面は光学軸に対して角
度対称に形成し、光学軸上からの入射光を該二面の境界
へ入射し、該両面により2方向に分岐させ、所定の角度
で該第2プリズムへ出射する第1プリズムと、 出射光となる二面は光学軸に対して角度対称に形成し、
該第1プリズムからの両光束を受けて、該第1プリズム
と該第2プリズムの両光学配置の間隔に関わらず、光学
軸と平行な2本の平行光線として出射する第2プリズム
と、 を具備していることを特徴としたプリズム分光器。 - 【請求項2】 N角錐の第1プリズムとN角錐の第2プ
リズムの両プリズムの底面を光学軸と直角に配置し、該
第1プリズム及び該第2プリズムの頂点を通過する軸を
光学軸とする光学配置とし、 入射光が入射されるN角錐のプリズムの各N面は光学軸
に対して角度対称に形成し、光学軸上からの入射光を該
N角錐の頂点へ入射し、該N面によりN方向に分岐さ
せ、所定の角度で第2プリズムへ出射するN角錐の第1
プリズムと、 出射光となるN角錐の各面は光学軸に対して角度対称に
形成し、該第1プリズムからN本の光束を受けて、該第
1プリズムと該第2プリズムの両プリズムの間隔に関わ
らず、光学軸と平行なN本の平行光線として出射するN
角錐の第2プリズムと、 を具備していることを特徴とするプリズム分光器。 - 【請求項3】 第1プリズムと第2プリズムの両プリズ
ムともN多角形を底辺とし、このN多角形の底面を光学
軸と直角に配置し、このN多角形の辺と接する三角平面
のN面全てが1つの頂点で集合するプリズム形状とし、
前記プリズム形状の第1プリズムと第2プリズムの両頂
点間を通過する軸を光学軸とし、 光学軸上から入射光を該第1プリズム側の該頂点へ入射
し、三角平面のN面によりN方向に分光するとき、1つ
の分光が通過する入射側の第1プリズムの三角平面と、
この分光が通過する対応する出射側の第2プリズムの三
角平面を一対面としたとき、両プリズムの間隔に関わら
ず、光学軸と平行な平行光線を出射する一対面の両三角
平面の角度を形成する第1プリズムと第2プリズムと、 を具備していることを特徴とするプリズム分光器。 - 【請求項4】 少なくとも入射光が入射する部位及び分
光が出射する部位が上記請求項1記載の形成条件で成る
請求項1記載のプリズム分光器。 - 【請求項5】 少なくとも入射光が入射する部位及び分
光が出射する部位が上記請求項2記載の形成条件で成る
請求項2記載のプリズム分光器。 - 【請求項6】 少なくとも入射光が入射する部位及び分
光が出射する部位が上記請求項3記載の形成条件で成る
請求項3記載のプリズム分光器。 - 【請求項7】 第1プリズムと第2プリズムの光学軸に
おいて該光学軸方向に平行移動可能な手段を備える請求
項1,2又は3記載のプリズム分光器。 - 【請求項8】 第1プリズムを光学軸に対して直角な方
向へ微動可能な手段を備える請求項1,2又は3記載の
プリズム分光器。 - 【請求項9】 上記請求項1,2又は3記載の光学系の
複数の出射端側から光学軸に平行な入射光を入射し、上
記請求項1,2又は3記載の光学系の入射端側から光学
軸と平行な1本に集光した光束を出射することを特徴と
したプリズム集光器。 - 【請求項10】 第1プリズムと第2プリズムの光学軸
において該光学軸方向に平行移動可能な手段を備える請
求項9記載のプリズム集光器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28324297A JPH11119010A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | プリズム分光器及びプリズム集光器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28324297A JPH11119010A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | プリズム分光器及びプリズム集光器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11119010A true JPH11119010A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17662937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28324297A Withdrawn JPH11119010A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | プリズム分光器及びプリズム集光器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11119010A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010210700A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Saitama Univ | 光分岐装置 |
| CN121688547A (zh) * | 2026-02-09 | 2026-03-17 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 多芯片垂直外腔面发射激光器 |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28324297A patent/JPH11119010A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010210700A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Saitama Univ | 光分岐装置 |
| CN121688547A (zh) * | 2026-02-09 | 2026-03-17 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 多芯片垂直外腔面发射激光器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |