JPH11119519A - 一成分現像方式の現像装置 - Google Patents

一成分現像方式の現像装置

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JPH11119519A
JPH11119519A JP9285382A JP28538297A JPH11119519A JP H11119519 A JPH11119519 A JP H11119519A JP 9285382 A JP9285382 A JP 9285382A JP 28538297 A JP28538297 A JP 28538297A JP H11119519 A JPH11119519 A JP H11119519A
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toner carrier
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    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導通手段によりツェナーダイオードを導通さ
せると、導通手段を構成する保護抵抗の両端にかかる電
位差とダイオードの順方向電圧との和が現像バイアス電
圧となる。したがって、画像濃度を高める等で現像バイ
アス電圧を高く設定する必要があると、保護抵抗として
は耐圧の高い高電力の抵抗が必要とされるという問題を
有している。 【解決手段】 現像ローラ1と現像バイアス電源7との
間に、両者の接続をON,OFFするスイッチング素子
5と、スイッチング素子5と直列に接続された保護抵抗
6とを接続し、現像ローラ1に現像バイアス電圧を印加
する時にはスイッチング素子5をONし、現像バイアス
電圧を印加せずに現像ローラ1を電気的にフローティン
グ状態とする時はOFFする制御手段と、現像ローラ1
とグランドとの間にあって、スイッチング素子5がON
の状態の時にのみ所定の安定した電圧を維持するバイア
ス安定化手段4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真により画
像形成を行う複写機,プリンタ,ファクシミリ等に応用
可能である一成分現像方式の現像装置で、特に、トナー
担持体を静電潛像担持体に接触させるとともに、トナー
担持体に現像バイアス電源から現像バイアス電圧を印加
させて、前記トナー担持体に保持された帯電トナーを静
電潛像担持体に反転現像させて供給する反転現像方式の
現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成装置におい
て、静電潛像を現像する乾式現像装置としては、従来か
らトナーとキャリアからなる現像剤を使用した二成分現
像法が広く用いされている。二成分現像法の代表的なも
のは、磁界発生手段によりキャリアを穂立ちさせ、キャ
リアの表面上に保持されたトナーで現像を行う磁気ブラ
シ現像法が主流である。
【0003】このようなトナーとキャリアを用いた磁気
ブラシ現像法は充分に実用に耐えるものであるが、最近
になって装置の小型化や、トナーのみからなる一成分現
像剤を使用することによるメンテナンスの容易さなどか
ら一成分現像法が広く検討されている。
【0004】一成分現像剤を用いた現像装置としては、
例えば、図5に示すようなものがある。図5に示す現像
装置では、静電潛像担持体としての感光体51と、前記
感光体51と対向して設けられ表面にトナーを付着して
搬送することができるトナー担持体としての現像ローラ
52と、前記現像ローラ52上のトナーを規制し薄層化
する現像剤規制部材54と、前記現像ローラ52にトナ
ーを供給するトナー供給ローラ53と、現像ローラ52
に供給するトナー56を収納するケース55と、さら
に、前記現像ローラ52に現像バイアス電圧を印加する
現像バイアス電源57と、前記トナー供給ローラ53に
供給バイアス電圧を印加する供給バイアス電源58とを
具備している。
【0005】前記トナー供給ローラ53は、前記現像ロ
ーラ52と接触若しくは近接して回転することにより、
ケース55内のトナー56が現像ローラ52に安定して
供給され、現像剤規制部材54によって均等な薄層が形
成される。薄層化されたトナー56は現像ローラ52が
回転することにより、前記現像ローラ52と前記感光体
51とが接触して対向する現像領域に搬送され、この現
像領域でトナー56が感光体51上の静電潛像に転移し
て可視化される。
【0006】このような一成分現像方式の現像装置で
は、トナーの供給性能を上げるために、トナー供給ロー
ラ53に現像ローラ52と同電位のバイイアス電圧を印
加するよりも、前記トナー供給ローラ53から前記現像
ローラ52側にトナー56が供給される方向に電界を発
生させるようなバイイアス電圧を、それぞれ印加する方
が良い。即ち、トナー供給ローラ53に印加する供給バ
イアス電圧(Vs)を現像ローラ52に印加する現像バ
イアス電圧(Vd)よりもトナー極性側に大きくした方
〔(−)トナー;Vd>Vs,(+)トナー;Vd<V
s〕が、トナー供給性能に優れている。
【0007】上記一成分現像方式の現像装置において、
さらに図6に示すように、トナーを保持した現像ローラ
52が感光体51に接触して停止している状態からこの
現像装置を起動させた場合、現像ローラ52と感光体5
1とを回転させるのと同時に帯電器61をONさせて、
感光体51を帯電器61によって一様に帯電させるよう
になっている。その後、LEDE等の図示しない露光装
置によって光照射された部分の電荷が抜け、この部分に
トナーを付ける反転現像を行う。
【0008】この場合、前記感光体51において、帯電
器61から感光体回転方向の下流側で現像ローラ52と
接触する箇所までの部分(X)は、帯電器61によって
感光体51が帯電されないため、その表面電位が0Vの
未帯電の状態である。前記未帯電領域(X)が前記現像
ローラ52と接触し通過するまでの期間、現像バイアス
電源57をOFFして電位を0Vとしても、現像ローラ
52上のトナーは正,負いずれかに帯電されているた
め、トナーの帯電極性側に電位差が発生し、トナーが付
着しやすくなっている上、トナーと感光体との機械的な
摩擦により、さらに、前記未帯電領域(X)に帯電され
たトナーが多量に付着し、無駄なトナーが消費されてし
まうという問題が生じる。
【0009】前述の問題を回避する手段として、特開平
4−57079号公報では、図7に示すように、現像ロ
ーラ52と現像バイアス電源57との間に定電圧素子と
してツェナーダイオード71を、現像ローラ52に誘起
されるトナーと逆極性の電荷の流れを阻止する方向に設
けた構成について開示されている。
【0010】図7は、負極性に帯電したトナーを使用し
た場合を示す。現像開始時に、感光体上の未帯電領域
(X)でトナーが消費されると、トナーと逆極性の正に
帯電された電荷が、その消費した量だけ誘起されるが、
前記誘起された正電荷が、前記現像バイアス電源57の
方に流れないように構成されている。
【0011】前記構成は、ツェナー降伏が生じる電圧ま
で電気的にフローティング状態とし、現像ローラ52側
に正電荷を保持することにより、負極性に帯電したトナ
ーは現像ローラ52側に引き付けられて、現像ローラ5
2から感光体上の未帯電領域(X)にトナーが供給され
ず、無駄なトナーの消費を抑制するものである。
【0012】このように、現像ローラと現像バイアス電
源との間にツェナーダイオードを設けた構成では、前記
ツェナーダイオードが降伏する電圧までは電気的にフロ
ーティング状態となるが、反転現像時には前記ツェナー
ダイオードが降伏する電圧までの範囲で、現像バイアス
電圧が変化するという問題が生じる。
【0013】また、特開平4−57079号公報では、
上記問題を解決するために、図8に示すように、現像バ
イアス電圧を印加する際に、前記ツェナーダイオード7
1を導通させる導通手段83を設けることにより、反転
現像時においても安定した現像バイアス電圧が得られる
構成について開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のいずれ
の構成においても、前記フローティング状態を確実に行
うためには、降伏電圧の高いツェナーダイオードを使用
する必要がある。
【0015】また、図8に示す導通手段83によりツェ
ナーダイオード71を導通させると、前記導通手段83
を構成する保護抵抗82の両端にかかる電位差とダイオ
ード81の順方向電圧との和が現像バイアス電圧とな
る。
【0016】したがって、画像濃度を高める等で現像バ
イアス電圧を高く設定する必要があると、保護抵抗82
としては耐圧の高い高電力の抵抗が必要とされるという
問題を有している。さらに、前記フローティング状態を
確実に行うためには、降伏電圧の高いツェナーダイオー
ドを使用するため、必然的に現像バイアス電源57とし
ては、現像バイアス電圧よりもかなり高い高電圧電源が
必要となるという問題も有している。
【0017】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、フローティング機能はスイッチング素子をOF
Fすることにより、フローティング状態を確実に行い、
現像バイアス電圧の安定化機能はスイッチング素子をO
Nした時のみバイアス安定化手段を作動させることによ
り行っているため、無駄な電力を消費することなく安定
した現像バイアス電圧の供給ができ、感光体上の画像形
成とは関係のない未帯電領域へのトナー供給の防止と、
安定した現像を実現し、高品位な画像を形成することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに請求項1記載の一成分現像方式の現像装置は、トナ
ーを担持して搬送する可動なトナー担持体を、表面に静
電潛像を担持し可動な静電潛像担持体に接触させるとと
もに、前記トナー担持体に現像バイアス電源から現像バ
イアス電圧を印加し、前記トナー担持体に保持された帯
電トナーを前記静電潛像担持体に反転現像させて供給す
る一成分現像方式の現像装置において、前記トナー担持
体と前記現像バイアス電源との間に、両者の接続をO
N,OFFするスイッチング素子と、前記スイッチング
素子と直列に接続された保護抵抗とを接続し、前記トナ
ー担持体に現像バイアス電圧を印加する時には前記スイ
ッチング素子をONし、現像バイアス電圧を印加せずに
前記トナー担持体を電気的にフローティング状態とする
時はOFFする制御手段と、前記トナー担持体とグラン
ドとの間にあって、前記スイッチング素子がONの状態
の時にのみ所定の安定した電圧を維持するバイアス安定
化手段とを具備している。
【0019】請求項2記載の一成分現像方式の現像装置
のバイアス安定化手段は、ダイオードとツェナーダイオ
ードとが直列に接続された構成であって、帯電されたト
ナーが前記トナー担持体から前記静電潛像担持体への移
動に伴って、前記トナー担持体に誘起されるトナー粒子
と逆極性の電荷がグランドに流れるのを阻止する方向に
前記ダイオードが設けられ、前記ツェナーダイオード
は、前記ダイオードとは逆方向に設けられ、前記スイッ
チング素子をONした時に、前記ツェナーダイオードに
より所定の電圧を安定して維持する。従って、簡単な構
成によりバイアス安定化手段を構成し、未帯電領域への
トナー供給の防止と、安定した現像バイアス電圧の供給
を実現可能としている。
【0020】請求項3記載の一成分現像方式の現像装置
の制御手段は、反転現像を行うにあたり前記トナー担持
体の駆動を開始する開始信号から、所定の期間だけ遅延
させて、前記スイッチング素子をONする。従って、開
始信号から所定の期間だけ遅延させてスイッチング素子
をONさせるだけの簡単な制御で実現可能となり、複雑
な制御回路を設けることなく、未帯電領域へのトナー供
給の防止と、安定した現像バイアス電圧の供給を実現可
能としている。
【0021】請求項4記載の一成分現像方式の現像装置
は、トナーを担持して搬送する可動なトナー担持体と、
前記トナー担持体に対向して配置され、前記トナー担持
体にトナーを供給するトナー供給ローラとを有し、前記
トナー担持体を、表面に静電潛像を担持し可動な静電潛
像担持体に接触させるとともに、前記トナー担持体にバ
イアス電源から現像バイアス電圧を印加し、前記トナー
担持体に保持された帯電トナーを前記静電潛像担持体に
反転現像させて供給する一成分現像方式の現像装置にお
いて、保護抵抗の一端が、前記トナー担持体と一方がア
ースされたバイアス安定化手段との接続部に接続され、
前記保護抵抗の他端が、前記トナー供給ローラとスイッ
チング素子の一端との接続部に接続され、前記スイッチ
ング素子の他端は、一方がアースされたバイアス電源に
接続されており、前記トナー担持体にバイアス電圧を印
加し、前記トナー供給ローラに供給バイアス電圧を印加
する時には前記スイッチング素子をONし、供給バイア
ス電圧を印加せずに前記トナー担持体を電気的にフロー
ティング状態とする時はOFFする制御手段とを具備
し、前記バイアス安定化手段は、前記スイッチング素子
がONの状態の時にのみ所定の安定した電圧を維持す
る。従って、無駄な電力を消費することなく安定した現
像バイアス電圧の供給ができ、感光体上の画像形成とは
関係のない未帯電領域へのトナー供給の防止と、安定し
た現像を実現し、高品位な画像を形成することを可能と
している。さらに、保護抵抗の両端に生じる電位差をト
ナー供給ローラと現像ローラとの間に印加して、トナー
供給ローラから現像ローラへのトナーの供給性能を向上
させることが可能である。
【0022】請求項5記載の一成分現像方式の現像装置
の制御手段は、反転現像を行うにあたり前記トナー担持
体の駆動を開始する開始信号から、所定の期間だけ遅延
させて、前記スイッチング素子をONする。従って、開
始信号から所定の期間だけ遅延させてスイッチング素子
をONさせるだけの簡単な制御で実現可能となり、複雑
な制御回路を設けることなく、未帯電領域へのトナー供
給の防止と、安定した現像バイアス電圧の供給、及び、
トナー供給ローラへのトナー供給性能の向上を実現可能
としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一成分現像方式の
現像装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0024】図1は、負極性に帯電する非磁性一成分ト
ナーを使用した場合の一成分現像方式の反転現像装置に
おいて、本発明の実施形態1である現像ローラ1(トナ
ー担持体)と現像バイアス電源7との接続を示す概略回
路図である。
【0025】スイッチング素子5の一端と保護抵抗6の
一端とが接続され、一方がアースされた現像バイアス電
源7と前記保護抵抗6の他端とが接続されている。そし
て、前記スイッチング素子5の他端は前記現像ローラ1
と、さらに一方がアースされたバイアス安定化手段4と
に接続されている。
【0026】前記バイアス安定化手段4は、図1で示す
ように、ダイオード2とツェナーダイオード3のアノー
ド同士が直列に接続された構成であって、前記ダイオー
ド2のカソード側が前記現像ローラ1と接続され、前記
ツェナーダイオード3のカソード側がアースされている
(或いは、逆に、ダイオード2とツェナーダイオード3
のカソード同士を直列に接続し、前記ツェナーダイオー
ド3のアノード側を前記現像ローラ1と接続し、前記ダ
イオード2のアノード側をアースする構成としても良
い。)。
【0027】上記構成の一成分現像方式の反転現像装置
を起動させた場合、図6に示す現像ローラ1に対向させ
て設けられた静電潛像担持体である感光体上の未帯電領
域(X)が、負極性に帯電されたトナーを保持した前記
現像ローラ1と接触することにより、前記未帯電領域
(X)に前記現像ローラ1上の負帯電トナーの一部が供
給されると、前記負帯電トナーと逆極性の電荷すなわち
正電荷が前記現像ローラ1上に誘起される。
【0028】感光体上の前記未帯電領域(X)が現像ロ
ーラ1と接触し通過するまでの期間(即ち、非現像期
間)、図示しない制御手段によって前記スイッチング素
子5をOFFとすると、前記現像ローラ1上に誘起され
た前記正電荷は、現像バイアス電源7側にも、前記バイ
アス安定化手段4側にも流れず、前記現像ローラ1上に
保持できるようになり、負に帯電されたトナーは正極性
を帯びた前記現像ローラ1側に引き付けられて、感光体
にトナーが供給されなくなる。
【0029】尚、前記バイアス安定化手段4を構成する
ダイオード2は、前記正電荷をアース側に流れないよう
に作用するものであるから、ツェナーダイオードでも良
く、この場合、前記正電荷により現像ローラの電位が上
昇していくのを電気的に制限をかける効果も生じる。
【0030】次に、感光体上の前記未帯電領域(X)が
現像ローラ1と接触し通過し終えて画像形成領域に入る
と、同じく図示しない制御手段によって前記スイッチン
グ素子5をONさせる。前記スイッチング素子5がON
することにより、現像バイアス電源7から電流iが図1
に示すようにアースされた部分を通して、前記ツェナー
ダイオード3、前記ダイオード2、前記スイッチング素
子5、保護抵抗6、そして、現像バイアス電源7へと流
れ込む。
【0031】これによって、前記ツェナーダイオード3
が降伏して一定の電圧が発生し、このツェナーダイオー
ド3で決まる一定の降伏電圧が、現像ローラ1に印加さ
れ、安定した反転現像が行える。また、保護抵抗6は、
ツェナーダイオード3に流れ込む電流iの大きさや、現
像ローラ側に溜まったトナーと逆極性の電荷が現像バイ
アス電源7側に流れ込む時の電流の大きさを制限するも
のであるから、前記保護抵抗6は小電力の抵抗で良く、
前記現像バイアス電源7は、ツェナーダイオード3の降
伏電圧とダイオード2の順方向電圧と加算した電圧値よ
り僅かに大きい電源電圧で良い。
【0032】次に、制御手段が前記スイッチング素子5
をON,OFFさせて、現像バイアス電圧の印加をO
N,OFFする制御信号のタイミングについて説明す
る。
【0033】図6に示す構成において、感光体51はO
PC感光体であり、直径60mmのものを使用し、感光
体51の周速度は200mm/secで、帯電器61に
より感光体51の表面電位は−550Vに一様に帯電さ
れる。この場合、感光体51上の未帯電領域(X)が、
感光体51と現像ローラ1とが接触する現像領域を通過
するのに要する時間Txは約200msecとなる。
【0034】即ち、図2に示すように、前記制御手段
は、反転現像を行うにあたり前記現像ローラ1の駆動を
開始する開始信号Iから、この固定の時間約200ms
ecだけ遅延させた制御信号IIを出力するように構成
すれば良く、複雑な制御回路を設けることなく、前記未
帯電領域へのトナー供給の防止と、安定した現像バイア
ス電圧の供給を実現することができる。
【0035】次に、本発明の一成分現像方式の現像装置
の実施形態2について説明する。
【0036】図3に、正極性に帯電する非磁性一成分ト
ナーを使用した場合の一成分現像方式の反転現像装置に
おいて、本発明の実施形態2である現像ローラ1と現像
バイアス電源7との接続の概略回路図である。
【0037】図3に示すように本実施形態2は前記の実
施形態1とは、ツェナーダイオード3の方向及びダイオ
ード2の方向を逆に接続している。
【0038】前記の構成のバイアス安定化手段4におい
て、前記スイッチング素子5をOFFとすることによっ
て、正極性に帯電したトナーが感光体上の未帯電領域
(X)の一部に付着した場合に、現像ローラ1に発生し
たトナーの帯電極性とは逆の負極性の電荷が、前記現像
バイアス電源7にも前記バイアス安定化手段4側にも流
れず、電気的にフローティング状態とすることができ
る。
【0039】前記構成により、現像ローラ1に保持され
た負極性の電荷により、正極性に帯電されたトナーが現
像ローラ1側に引き付けられ、感光体にトナーが付着さ
れなくなり、無駄なトナーの消費が少なくなる。
【0040】また、反転現像時には、前記スイッチング
素子5をONすることによって、現像バイアス電源7か
ら電流iが図3に示すように、保護抵抗6→スイッチン
グ素子5→ダイオード2→ツェナーダイオード3と流れ
込み、ツェナーダイオード3の降伏電圧により現像バイ
アス電圧として必要な所定の電圧を、現像ローラ1に安
定して供給できる。これにより、正極性に帯電する非磁
性一成分トナーを使用した場合にも安定した反転現像を
行うことができる。
【0041】次に、本発明の一成分現像方式の現像装置
の実施形態3について説明する。実施形態3における現
像装置では、保護抵抗6の両端に生じる電位差を供給バ
イアス電圧として利用するところが、実施形態1,2と
相違している。
【0042】図4に、負極性に帯電する非磁性一成分ト
ナーを使用した場合の一成分現像方式の反転現像装置に
おける実施形態3である現像ローラ1と現像バイアス電
源7との接続の概略回路図である。
【0043】一方がアースされたバイアス安定化手段4
の一端が保護抵抗6の一端6a及び現像ローラ1に接続
され、前記保護抵抗6の他端6bはトナー供給ローラ8
及びスイッチング素子5の一端5aと接続され、前記ス
イッチング素子5の他端5bは一方がアースされたバイ
アス電源9と接続されている。
【0044】実施形態1,2の現像装置と同じく、前記
バイアス安定化手段4を構成するダイオード2は、前記
現像ローラ1に誘起されるトナーの帯電極性と逆極性の
電荷が前記バイアス安定化手段4側に流れない方向に設
けられ、ツェナーダイオード3は、前記スイッチング素
子5をONした際にバイアス電源9から電流iが図中で
示す方向に流れて、ツェナーダイオード3の降伏現象に
より所定の電圧が発生するように設けられている。
【0045】この結果、実施形態3の現像装置において
も、現像装置を起動させた場合には、現像ローラ1に生
じた正電荷が、バイアス安定化手段4側にも、バイアス
電源9側(スイッチング素子5がOFFの状態)にも流
れず、現像ローラ1に維持され、負帯電トナーがこの正
電荷によって引き付けられて、感光体上の未帯電領域に
トナーが無駄に消費されなくなる。
【0046】また、この現像装置において反転現像を行
う場合、バイアス安定化手段4により現像ローラ1に負
極性の現像バイアス電圧が印加され、安定した反転現像
が行える。
【0047】この場合、保護抵抗6の両端に現像ローラ
1とトナー供給ローラ8とに接続されているため、前記
保護抵抗6に電流iが流れることにより生じる電圧降下
分がトナー供給ローラ8に供給バイアス電圧として印加
されるため、現像ローラ1へのトナー供給性能を向上さ
せることができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1においては、非現像時に、スイ
ッチング素子をOFFすることによりトナー担持体を電
気的にフローティング状態とし、正規に帯電されたトナ
ーが静電潛像担持体上の未帯電領域(部分)に無駄に消
費されなくなり、現像時には、前記スイッチング素子を
ONしてバイアス安定化手段を作動させ、このバイアス
安定化手段の出力によりトナー担持体に現像バイアス電
圧を安定して印加できるため、安定した現像を行うこと
ができる。
【0049】請求項2においては、バイアス安定化手段
をダイオードとツェナーダイオードとの簡単な構成で形
成することができ、未帯電領域へのトナーの供給の防止
と、安定した現像バイアス電圧の供給を実現することが
できる。
【0050】請求項3においては、制御手段は、反転現
像を行うにあたり前記トナー担持体の駆動を開始する開
始信号から、所定の期間だけ遅延させて前記スイッチン
グ素子をONさせる簡単な制御で実現可能となり、複雑
な制御回路を設けることなく、未帯電領域へのトナーの
供給の防止と、安定した現像バイアス電圧の供給を実現
することができる。
【0051】請求項4においては、フローティング機能
はスイッチング素子をOFFすることによりフローティ
ング状態を確実に行い、前記現像バイアス電圧の安定化
機能はスイッチング素子をONした時のみバイアス安定
化手段を作動させることにより行っているため、無駄な
電力を消費することなく安定した現像バイアス電圧の供
給ができ、静電潛像担持体上の画像形成とは関係のない
未停電領域へのトナー供給の防止と、安定した現像を実
現し、高品位な画像を形成することができる。さらに、
保護抵抗の両端に生じる電位差をトナー供給ローラとト
ナー担持体との間に印加して、前記トナー供給ローラか
ら前記トナー担持体へのトナーの供給性能を向上させる
ことができる。
【0052】請求項5においては、制御手段は、反転現
像を行うにあたり前記トナー担持体の駆動を開始する開
始信号から、所定の期間だけ遅延させて前記スイッチン
グ素子をONさせる簡単な制御で実現可能となり、複雑
な制御回路を設けることなく、未帯電領域へのトナーの
供給の防止と、安定した現像バイアス電圧の供給及び前
記トナー供給ローラから前記トナー担持体へのトナーの
供給性能の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一成分現像方式の現像装置の実施形態
1の概略回路図である。
【図2】本発明の一成分現像方式の現像装置の実施形態
2の概略回路図である。
【図3】本発明の一成分現像方式の現像装置の実施形態
3の概略回路図である。
【図4】本発明の一成分現像方式の現像装置の実施形態
4の概略回路図である。
【図5】従来の非磁性一成分トナーを使用した現像装置
の概略断面図である。
【図6】一成分現像方式の現像装置の反転現像開始時の
感光体上の未帯電領域Xを説明するための説明図であ
る。
【図7】従来の現像装置の一例を示す概略回路図であ
る。
【図8】従来の現像装置の他の例を示す概略回路図であ
る。
【符号の説明】
1 現像ローラ 2 ダイオード 3 ツェナーダイオード 4 バイアス安定化手段 5 現像ローラ 6 保護抵抗 7 現像バイアス電源 8 トナー供給ローラ 9 バイアス電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを担持して搬送する可動なトナー
    担持体を、表面に静電潛像を担持し可動な静電潛像担持
    体に接触させるとともに、前記トナー担持体に現像バイ
    アス電源から現像バイアス電圧を印加し、前記トナー担
    持体に保持された帯電トナーを前記静電潛像担持体に反
    転現像させて供給する一成分現像方式の現像装置におい
    て、 前記トナー担持体と前記現像バイアス電源との間に、両
    者の接続をON,OFFするスイッチング素子と、前記
    スイッチング素子と直列に接続された保護抵抗とを接続
    し、 前記トナー担持体に現像バイアス電圧を印加する時には
    前記スイッチング素子をONし、現像バイアス電圧を印
    加せずに前記トナー担持体を電気的にフローティング状
    態とする時はOFFする制御手段と、 前記トナー担持体とグランドとの間にあって、前記スイ
    ッチング素子がONの状態の時にのみ所定の安定した電
    圧を維持するバイアス安定化手段とを具備したことを特
    徴とする一成分現像方式の現像装置。
  2. 【請求項2】 前記バイアス安定化手段は、ダイオード
    とツェナーダイオードとが直列に接続された構成であっ
    て、 帯電されたトナーが前記トナー担持体から前記静電潛像
    担持体への移動に伴って、前記トナー担持体に誘起され
    るトナー粒子と逆極性の電荷がグランドに流れるのを阻
    止する方向に前記ダイオードが設けられ、 前記ツェナーダイオードは、前記ダイオードとは逆方向
    に設けられ、前記スイッチング素子をONした時に、前
    記ツェナーダイオードにより所定の電圧を安定して維持
    することを特徴とする請求項1記載の一成分現像方式の
    現像装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、反転現像を行うにあた
    り前記トナー担持体の駆動を開始する開始信号から、所
    定の期間だけ遅延させて、前記スイッチング素子をON
    することを特徴とする請求項1記載の一成分現像方式の
    現像装置。
  4. 【請求項4】 トナーを担持して搬送する可動なトナー
    担持体と、前記トナー担持体に対向して配置され、前記
    トナー担持体にトナーを供給するトナー供給ローラとを
    有し、前記トナー担持体を、表面に静電潛像を担持し可
    動な静電潛像担持体に接触させるとともに、前記トナー
    担持体にバイアス電源から現像バイアス電圧を印加し、
    前記トナー担持体に保持された帯電トナーを前記静電潛
    像担持体に反転現像させて供給する一成分現像方式の現
    像装置において、 保護抵抗の一端が、前記トナー担持体と一方がアースさ
    れたバイアス安定化手段との接続部に接続され、前記保
    護抵抗の他端が、前記トナー供給ローラとスイッチング
    素子の一端との接続部に接続され、 前記スイッチング素子の他端は、一方がアースされたバ
    イアス電源に接続されており、 前記トナー担持体にバイアス電圧を印加し、前記トナー
    供給ローラに供給バイアス電圧を印加する時には前記ス
    イッチング素子をONし、供給バイアス電圧を印加せず
    に前記トナー担持体を電気的にフローティング状態とす
    る時はOFFする制御手段とを具備し、 前記バイアス安定化手段は、前記スイッチング素子がO
    Nの状態の時にのみ所定の安定した電圧を維持すること
    を特徴とする一成分現像方式の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、反転現像を行うにあた
    り前記トナー担持体の駆動を開始する開始信号から、所
    定の期間だけ遅延させて、前記スイッチング素子をON
    することを特徴とする一成分現像方式の現像装置。
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