JPH11119590A - 磁気印写装置 - Google Patents

磁気印写装置

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JPH11119590A
JPH11119590A JP9282391A JP28239197A JPH11119590A JP H11119590 A JPH11119590 A JP H11119590A JP 9282391 A JP9282391 A JP 9282391A JP 28239197 A JP28239197 A JP 28239197A JP H11119590 A JPH11119590 A JP H11119590A
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magnetic
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JP9282391A
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Seiichi Hayashi
誠一 林
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な濃度と外縁部の高い位置精度が得られ
ると共に、2ドット幅の縦線と斜線における濃度差が小
さい画像品質の良好な磁気印写装置の実現。 【解決手段】 磁気記録媒体1と、磁気潜像を記録する
磁気記録手段2と、顕像化手段3,6,7,71とを備え、主走
査方向に、トナーを付着させない画素領域では同じ方向
の磁化転移領域を形成し、トナーを付着させる画素領域
では逆方向の磁化転移領域を少なくとも2つ形成する磁
気印写装置であって、トナーを付着させる画素が3個以
上連続する連続部分では、画素2個毎に設定された基準
領域毎に逆方向の2つの磁化転移領域を形成し、連続部
分の前端と後端で基準領域に一致していない場合には、
1画素領域に逆方向の2つの磁化転移領域を形成し、ト
ナーを付着させる画素領域が独立に2個連続した部分で
は、逆方向の4つの磁化転移領域を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に従って
磁気記録媒体上に磁気潜像を記録して磁性トナーで顕像
化する磁気印写装置に関し、特に高密度記録を行う場合
にも高濃度の出力画像が得られる磁気印写装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気印写装置が実用化され、その
高速性が注目されている。磁気印写装置は、一旦磁気記
録媒体上に磁気潜像を記録するとその磁気潜像により多
数枚の複写が可能であるため、多数枚複写時には複写速
度が高速であるという特徴がある。また、磁気印写装置
によれば高分解能の出力画像が得られることが知られて
いる。磁気印写装置の基本的な原理は特公昭55−34
431号公報に開示されている。
【0003】磁気印写装置においては、特公昭55−3
4431号公報に開示されているように、磁気トナーを
付着させない領域では磁気媒体に磁化方向が一定の方向
の磁化転移領域を形成し、磁気トナーを付着させる1画
素(ドット)領域については、磁化方向を反転させて少
なくとも2個の磁化転移領域を形成する。磁化方向が反
転する2個の磁化転移領域の境界では表面付近の磁束の
強度(磁気力)が大きくなり、磁気トナーが付着する。
従って、磁気記録媒体上に画像信号に応じて上記のよう
な磁化パターンが記録される。このような磁気印写装置
においても印字品質の更なる向上が求められており、高
精細な印字を実現するために記録密度が高くなる傾向に
ある。しかしながら、このような記録密度の増加に伴
い、印字濃度が低下するという新たな問題が発生してい
る。
【0004】図1は従来の磁気ヘッド駆動回路の例を示
す図であり、図2は図1の回路の動作を説明するタイム
チャートである。図1に示すように、磁気ヘッド駆動回
路には画像信号と記録クロックが入力され、画像信号と
記録クロックのいずれか一方が「低(L)」レベルの時
にはトランジスタQ1とQ4がオフ状態になり、トラン
ジスタQ2とQ3がオン状態になるため、磁気ヘッドの
コイルLを図の下から上の方向に記録電流が流れ、画像
信号と記録クロックの両方が「高(H)」レベルの時に
はトランジスタQ1とQ4がオン状態になり、トランジ
スタQ2とQ3がオフ状態になるため、磁気ヘッドのコ
イルLを図の上から下の方向に記録電流が流れ、コイル
Lを流れる記録電流の方向が反転し、コイルL中に設け
られる磁気ヘッドの鉄心の磁化方向が反転する。
【0005】図2に示すように、画像信号は白の時に
「L」、黒の時に「H」であり、最小のパルス幅が1画
素に対応する。記録クロックの周期は、画素幅に対応
し、位相は1/4周期ずれている。すなわち、記録クロ
ックのパルス幅は画像信号の最小のパルス幅の1/2
で、「H」の部分が画素の中央部分になる。画像信号と
記録クロックが共に「H」の時にコイルLを流れる記録
電流がプラスになり、それ以外の時にはマイナスにな
る。従って、記録電流がプラスになる幅は、記録クロッ
クのパルス幅に等しい。記録電流がマイナスの時には、
磁気潜像として図では左向きの磁化が行われ、記録電流
がプラスの時には右向きの磁化が行われる。磁化が反転
する付近では大きな磁気力(磁束)が発生し、トナーが
付着する。ここではトナーは黒色であり、トナーが付着
する部分は黒になる場合を例として説明することとし、
トナーが付着する部分は単に黒部分と称することとす
る。黒の画素が連続する部分では画素当たり2個の反転
する磁化転移(反転)領域が交互に形成される。300
DPI(ドット/インチ(インチ当たりのドット数))
程度の記録密度であれば、図2のような記録方法で十分
な濃度のトナーが付着する。
【0006】図2に示したような方法で、より高密度の
記録、例えば600DPIの高密度記録を行うと、図3
のような磁化状態になる。黒の部分では画素当たり2個
の反転する磁化反転領域が交互に形成されるが、300
DPIの時に比べて画素の大きさが半分であるため磁化
反転領域の間隔は半分に狭くなる。現状の磁気記録媒体
の特性からは、このようなレベルで磁化反転領域の間隔
が半分になると、磁化反転付近に十分な磁気力が発生せ
ず、磁性トナーが十分に付着しないために印字濃度が薄
くなるという問題が発生する。すなわち、記録密度の増
加に伴って記録クロックのパルス幅が減少すると、記録
媒体上に記録される磁化パターンの反転間隔が短くな
り、結果として磁化転移領域の間隔が短くなりすぎ、磁
性トナーを吸着する力が弱まるため、印字濃度が減少す
るのである。図4に記録密度と印字濃度の一般的な関係
を示す。図より、記録密度がある密度以上になると、印
字濃度が低下することが分かる。現状の磁気記録媒体と
磁気記録ヘッドを使用した場合には、300DPI付近
から印字濃度が低下し始める。
【0007】このような、高密度化した場合の印字濃度
の低下問題を解決するため、本出願人は、各種の解決方
法を提案している。その1つとして、特願平8−678
75号では、図5に示すように、連続した所定数の黒画
素毎に等間隔の記録幅で2回の磁化反転記録を行い、独
立した1ドットの黒画素については連続した場合と同じ
記録幅で2回の磁化反転記録を行う方式を提案してお
り、更に、隣接する走査線間の相互作用を考慮して、あ
らかじめ所定数の画素毎に基準位置を定めておき、連続
する黒画素領域の両端で、この基準位置と一致しない部
分については、通常の記録幅より狭い幅で2回の磁化反
転記録を行なうことも提案している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6は、上記の特願平
8−67875号に開示された方法で、2ドット幅の縦
線と斜線を印字した場合の様子を示す図であり、(1)
が縦線の画素配置を、(2)が斜線の画素配置を、
(3)と(4)はそれぞれ縦線と斜線の記録パルスを、
(5)と(6)はそれぞれ縦線と斜線の磁化状態を示
す。縦線であれば前後の走査線の磁化方向が一致し、十
分な濃度で記録できるが、斜線の場合には隣接する走査
線で、磁化反転付近の磁化方向が一致せず、隣接する磁
化部分が相互に磁化を弱める方向に働くので、磁気トナ
ーを付着させるための磁束が減少し、トナーの付着が少
なくなり、濃度が低下する。そのため、線幅が2ドット
の縦線又は横線と、斜線との間の濃度差が顕著になり、
画像品質の劣化をもたらすという問題が生じた。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
のものであり、高密度の画像でも高濃度が得られ、且つ
2ドット幅の縦線又は横線と斜線の間で濃度差が少ない
良好な画像品質が得られる磁気印写装置の実現を目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、独立し
た2ドット幅の黒画素領域では、逆方向の4つの磁化転
移領域を形成する。他の幅の黒画素領域については、特
願平8−67875号と同様に、3個以上の黒画素が連
続した部分では、画素2個毎に等間隔の記録幅で2回の
磁化反転記録を行い、独立した1ドットの黒画素につい
ては同じ記録幅で2回の磁化反転記録を行い、あらかじ
め2個の画素毎に基準位置を定めておき、連続する黒画
素領域の両端で、この基準位置と一致しない部分につい
ては、通常の記録幅より狭い幅で2回の磁化反転記録を
行なう。
【0011】すなわち、本発明の磁気印写装置は、磁気
記録媒体と、磁気記録媒体上の主走査方向の走査を、走
査位置を順次副走査方向に移動させながら繰り返し、画
像信号に応じた磁気潜像を磁気記録媒体上に記録する磁
気記録手段と、磁気記録媒体に記録された磁気潜像を磁
性トナーにより顕像化して用紙に転写及び定着して複写
する顕像化手段とを備え、磁気記録手段は、主走査方向
に、磁気記録媒体上の磁性トナーを付着させない画素領
域では同じ方向の磁化転移領域を形成し、磁性トナーを
付着させる画素領域では逆方向の磁化転移領域を少なく
とも2つ形成する磁気印写装置であって、磁性トナーを
付着させる画素が主走査方向に3個以上連続する連続部
分では、画素2個毎に設定された基準領域毎に逆方向の
2つの磁化転移領域を形成し、連続部分の開始位置が、
基準領域に一致していない場合には、連続部分の開始位
置から基準領域までの部分では、1画素領域に逆方向の
2つの磁化転移領域を形成し、連続部分の終了位置が基
準領域に一致していない場合には、基準領域から連続部
分の終了位置までの部分では、1画素領域に逆方向の2
つの磁化転移領域を形成し、磁性トナーを付着させる画
素領域が、主走査方向に独立に2個連続した部分では、
逆方向の4つの磁化転移領域を形成することを特徴とす
る。
【0012】図7は、本発明における2ドット幅の縦線
と斜線を印字した場合の様子を示す図であり、図6と同
様に、(1)が縦線の画素配置を、(2)が斜線の画素
配置を、(3)と(4)はそれぞれ縦線と斜線の記録パ
ルスを、(5)と(6)はそれぞれ縦線と斜線の磁化状
態を示す。図7の(5)に示すように、縦線の場合の磁
化状態は、隣接する小さな磁化領域の方向が揃ってお
り、斜線の場合の磁化状態も、図7の(6)に示すよう
に、隣接する小さな磁化領域の方向が揃っているため、
いずれの場合も濃度の低下は生じない。但し、1個の磁
化の長さが従来例より短いので、縦線の場合の濃度は従
来例より低くなり、濃度は、図6の(5)、図7の
(5)、図7の(6)、図6の(6)の順でうすくな
る。従来例の画質で問題になっていたのが、縦線(横
線)と斜線の濃度差、及び斜線の濃度が低いことであ
り、本発明によれば縦線の濃度は低下するが、斜線の濃
度が向上し、濃度差も小さくなるので、全体として画質
は向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】図8は、本発明の実施例の磁気印
写装置の基本構成を示す図である。このような磁気印写
装置の基本構成については、前述の特公昭55−344
31号公報等に開示されており、公知であるので、ここ
では簡単に説明する。磁気記録ドラム1を矢印11の方
向に高速回転させ、磁気記録ヘッド2を待機位置から磁
気記録ドラム1に沿って副走査方向に移動走査すると、
磁気記録ヘッド2は磁気記録ドラム1の周方向に主走査
し、磁気記録ドラム1の母線方向に副走査することにな
る。走査に応じて磁気記録ヘッド2を記録信号に応じて
駆動すると、磁気記録ドラム1上に磁気潜像が記録され
る。記録終了後磁気記録ヘッド2を待機位置に戻すと共
に、磁気記録ドラム1を低速回転に移行させる。そして
磁気潜像は現像器3により現像され、磁性トナーが磁気
記録ドム1に吸着される。一方、記録紙4が搬送され、
転写ローラ6により磁気記録ドラム1上の磁性トナーが
記録紙4に転写される。次いで、記録紙4のトナー像は
定着ローラ7、71で定着され、排出される。転写残り
の磁性トナーは、クリーナ装置8により磁気記録ドラム
1から除去される。この給紙・現像・転写・定着のコピ
ープロセスを所定枚数反復する。そして、次の磁気潜像
記録に先立ち、消去ヘッド9が働いて記録されている磁
気潜像を消去する。上記のように、本発明では、高密度
記録を行うが、黒画素が連続する部分では記録密度を1
/2に低下させる。
【0014】図9は、実施例の記録制御回路の構成を示
す図である。記録制御回路は、画像信号を受けて磁気記
録ヘッド2を駆動する駆動信号を生成する回路である。
図9に示すように、第1実施例の記録制御回路は、既知
の画像コントローラ21で発生された時系列の画像信号
(画像データ)から、画素列毎の記録信号生成回路23
−1、23−2、…23−nで記録パルスを生成し、図
1に示したような既知の記録ヘッド駆動回路24−1、
24−2、…24−nにより、各記録ヘッドに記録電流
を流し、潜像を記録する。記録信号生成回路で必要なク
ロックは、クロック生成回路22で生成される。記録ヘ
ッドを複数個有するマルチ記録ヘッドの場合には、記録
信号生成回路と記録ヘッド駆動回路の組を記録ヘッドの
チャンネル数分設ける。各記録信号生成回路23−1、
23−2、…23−nは同じ構成を有している。従っ
て、従来例と異なるのはクロック生成回路22と記録信
号生成回路23−1、23−2、…23−nのみであ
り、この部分についてのみ説明する。
【0015】一般に、主走査方向の記録は、磁気記録ド
ラム1の回転に同期して1回転に1回発生するインデッ
クスパルスを基準として生成される記録パルスに同期し
て行われ、本実施例の磁気印写装置もこのインデックス
パルスを基準として生成される記録パルスに同期して潜
像を記録する。図10にインデックスパルスと記録パル
スの関係を示す。
【0016】本実施例では、インデックスパルスを基準
として数えた記録クロックの2ドット毎の倍クロック
(BTと称する。)を単位として、この倍クロックBT
に同期して黒部分が3ドット以上すなわち1個の倍クロ
ック以上連続する部分について、2画素毎に1個の記録
パルスによる2回の磁化反転を行う。その場合、連続部
分の前端又は後端が倍クロックBTに同期しない場合が
発生する。前端部のあまり部分に対する記録を前端補正
記録と称し、後端部のそれを後端補正記録と称する。ま
た、独立した2ドット幅の黒画素領域では、2画素に2
個の記録パルスによる4回の磁化反転を行い、逆方向の
4つの磁化転移領域を形成する。独立した1ドットの黒
画素については1ドットに相当するパルス幅の1個の記
録パルスによる2回の磁化反転を行う。
【0017】図11は、両端部でのデータに対する記録
パルスの配置例を示す。図11は記録クロックをインデ
ックスパルスを基準として2ドット毎に数えた倍クロッ
クBTに対するデータの位置関係を表している。(1)
のようにデータ列の後端ドットが倍クロックBTの低レ
ベルに一致する場合には補正パルスを挿入せず、(2)
のようにデータ列の後端ドットが倍クロックBTの高レ
ベルに一致する場合には補正パルスを挿入する。また、
(3)のようにデータ列の前端ドットが倍クロックBT
の高レベルに一致する場合には補正パルスを挿入せず、
(4)のようにデータ列の前端ドットが倍クロックBT
の低レベルに一致する場合には補正パルスを挿入する。
図11の縦の点線1101は各信号間の位相関係をわか
り易くするために挿入してある。
【0018】図12と図13に、本実施例におけるいく
つかのドット長の黒画素列についてデータと記録パルス
の関係を示す。データ列の前端ドットが倍クロックBT
の高レベルに一致する場合が図12に示され、前端部に
は補正パルスを挿入しないが、データ長が3ドット以上
で奇数ドットの場合には後端に補正ドットを挿入する。
データ列の前端ドットが倍クロックBTの低レベルに一
致する場合が図13に示され、前端部に補正パルスを挿
入し、データ長が4ドット以上で偶数ドットの場合には
後端に補正ドットを挿入する。データ長が1ドットの場
合は、1ドット線が副走査方向に連続する場合には濃度
が低くなりすぎることになるので、記録パルスの幅を拡
大して濃度確保を図っている。また、データ長が2ドッ
トの場合は、常に補正パルスを2個挿入する。
【0019】両端部の補正記録パルスによる印字濃度は
基本記録パルスによる濃度より理論上は薄くなるが、画
像の精度を維持するには十分な印字濃度である。また、
基準クロックに同期して記録パルスを生成するので、副
走査方向に隣接する走査線間では記録電流の流れる方向
が端部を除き一致し隣接走査線間の相互作用は最小限に
できる。このように記録することにより、連続するドッ
トの部分は十分な印字濃度で印字し、かつ端部は高精度
で印字できる。
【0020】次に、上記のような記録パルスの配置を実
現するための本実施例の記録信号生成回路を説明する。
図14は、記録信号生成回路23−1、23−2、…、
23−nの回路構成を示すブロック図である。図14に
示すように、記録信号生成回路はタイミング回路81と
記録パルス生成回路82で構成され、画像データと4種
のクロックCK、φ1、φ2、BTを入力することによ
り、記録信号outを生成する。記録信号outは磁気
記録ヘッド駆動回路24−1、24−2、…、24−n
に入力され、磁気記録ヘッドに記録電流を流す。本実施
例の場合、磁気記録ヘッド駆動回路は、これへの入力で
ある記録クロックは使用せず、記録信号のみを使用す
る。
【0021】図15は記録信号生成回路を構成するタイ
ミング回路81の構成を示す図である。タイミング回路
81は、3個のD型フリップフロップ801から803
で構成される3ビットの遅延回路と5個のANDゲート
を有し、データと基本クロックCKから、信号GT、G
C、GLと1ドット信号と2ドット信号を生成する。図
16は記録信号生成回路を構成する記録パルス生成回路
82の構成を示す図である。この記録パルス生成回路8
2は、タイミング回路81から入力される信号GT、G
C、GL、1ドット信号と2ドット信号、及びクロック
生成回路22から入力されるφ1、φ2、BTから、出
力信号outを発生する。
【0022】図17は、クロック生成回路22の構成を
示す図であり、図18はクロック生成回路22が発生す
る基本クロックCK、倍クロックBT、及びφ1、φ2
のタイムチャートである。クロック生成回路22は、磁
気記録ドラム1と同軸に設置されたロータリエンコーダ
から出力されるエンコーダクロックが入力され、必要な
記録密度に対応する周波数のパルスFCKを生成する位
相制御回路(PLL)821と、J−Kフリップフロッ
プ831から834を有する。クロック生成回路22で
発生された基本クロックCK、倍クロックBT、及びφ
1、φ2は、記録信号生成回路23−1、…、23−n
に供給される。
【0023】図19と図20は、上記の回路の動作を示
すタイムチャートであり、図19は前端補正が行なわれ
る場合を、図20は後端補正が行なわれる場合を示し、
図19の(1)はデータ長が4ドット幅で、前端補正と
後端補正が行なわれる場合を、(2)はデータ長が3ド
ット幅で、前端補正は行なわれるが後端補正は行なわな
い場合を、図20の(1)はデータ長が4ドット幅で、
前端補正と後端補正が共に行なわれない場合を、図20
の(2)はデータ長が3ドット幅で、前端補正は行なわ
れないが後端補正は行なわれる場合を示す。
【0024】信号GLとGTはそれぞれ前端ドットと後
端ドットのタイミングを表し、信号GCは中央部分のタ
イミングを表す。1組の連続する黒画素の連なりを、G
L、GC及びGTの各期間に分離した後、信号G1とG
2を生成する。G1で示される期間は、2倍記録に対応
する黒画素2個について1個の基本記録パルスを生成
し、G2は前端部又は後端部補正のための補正パルスを
挿入する期間を表す。
【0025】基本記録パルスと補正パルスは記録パルス
生成回路82内で生成され、出力パルスoutに合成さ
れる。図19の(1)では、4ドットのデータの前端と
後端がBTの「L」レベルの期間であるから、G2が前
端と後端で「H」になり、前端補正と後端補正が行なわ
れる。図19の(2)では、3ドットのデータの前端は
BTの「L」レベルの期間であるから、G2が前端で
「H」になり前端補正が行なわれるが、後端はBTの
「H」レベルの期間であるから、G2が前端で「L」に
なり後端補正は行なわれない。図20の(1)では、4
ドットのデータはBTと一致するので、G2は「L」で
あり、前端補正と後端補正は行なわれない。図20の
(2)では、3ドットのデータの前端はBTの「H」レ
ベルの期間であるから、G2が前端で「L」になり前端
補正は行なわれないが、後端はBTの「L」レベルの期
間であるから、G2が前端で「H」になり後端補正が行
なわれる。
【0026】図21と図22は、2ドット幅のデータと
1ドット幅のデータの場合の回路の動作を示すタイムチ
ャートであり、図21は2ドット幅のデータの前端と1
ドット幅のデータがBTの「L」である場合を、図22
は2ドット幅のデータの前端と1ドット幅のデータがB
Tの「H」である場合を示す。いずれの場合も、2ドッ
ト幅のデータであれば、補正パルスが2個生成され、基
本記録パルスとして出力される。また、1ドット幅のデ
ータの場合には、補正パルス出力に相当するが、前述の
ように十分な印字濃度を得るために、基本記録パルスは
1ドット幅とされる。なお、データ幅が4ドット以上の
場合についての説明は省略する。
【0027】以上本発明の実施例を説明したが、ここに
示した回路などは一例であり、他の構成でも実現でき
る。また、上記の実施例では、磁化方向いずれの方向で
も、記録電流がいずれかの方向に流れるNRZ(ノン・
リターン・ゼロ)記録方式の例を示したが、RZ記録方
式、データの白部分記録時には記録電流を流さない方式
にも同様に適用可能である。その場合には、潜像記録に
先立ち、消去ヘッドで磁化する一定方向の磁化方向を白
部分の磁化方向とすればよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気印写装置で、高密度記録を行っても黒部分で十分な
濃度と外縁部の高い位置精度が得られると共に、2ドッ
ト幅の縦線(横線)と斜線における濃度差が小さくな
り、画像品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の磁気記録ヘッド駆動回路の回路例を示す
図である。
【図2】従来の普通密度記録による記録方式を説明する
図である。
【図3】従来の記録方式で高密度記録を行う場合を説明
する図である。
【図4】記録密度と印字濃度の関係を示す図である。
【図5】本出願人の提案した高密度記録でも高濃度が得
られる従来方式を説明するタイムチャートである。
【図6】図5の従来方式の問題点を説明する図である。
【図7】本発明の原理を説明する図である。
【図8】本発明の実施例の磁気印写装置の構成を示す図
である。
【図9】本発明の実施例の磁気印写装置の記録制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図10】実施例で、クロック信号の生成に使用する磁
気記録ドラムの回転に伴って発生されるインデックスパ
ルスを示す図である。
【図11】実施例での画像データに対する記録パルスの
基本配置例を示す図である。
【図12】実施例での後端補正を行なう場合のドット幅
による記録パルスの変化を示す図である。
【図13】実施例での前端補正を行なう場合のドット幅
による記録パルスの変化を示す図である。
【図14】実施例における記録信号生成回路の構成を示
すブロック図である。
【図15】実施例のタイミング回路の回路図である。
【図16】実施例の記録パルス生成回路の回路図であ
る。
【図17】実施例のクロック生成回路の回路図である。
【図18】実施例のクロック生成回路で生成されるクロ
ックを示す図である。
【図19】実施例において、4ドット幅と3ドット幅の
場合の前端補正を行なう場合の回路動作を示すタイムチ
ャートである。
【図20】実施例において、4ドット幅と3ドット幅の
場合の後端補正を行なう場合の回路動作を示すタイムチ
ャートである。
【図21】実施例において、2ドット幅と1ドット幅の
場合の回路動作を示すタイムチャートである。
【図22】実施例において、2ドット幅と1ドット幅の
場合の回路動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…磁気記録ドラム 2…磁気記録ヘッド 21…画像コントローラ 22…クロック生成回路 23−1、23−2、23−n…記録信号生成回路 24−1、24−2、24−n…記録ヘッド駆動回路 31…後端検出回路 32…余り長検出回路 33…第1タイミング回路 34…第2タイミング回路 35…記録パルス生成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体(1)と、 該磁気記録媒体(1)上の主走査方向の走査を、該走査
    位置を順次副走査方向に移動させながら繰り返し、画像
    信号に応じた磁気潜像を前記磁気記録媒体(1)上に記
    録する磁気記録手段(2)と、 前記磁気記録媒体(1)に記録された前記磁気潜像を磁
    性トナーにより顕像化して用紙に転写及び定着して複写
    する顕像化手段(3、6、7、71)とを備え、 前記磁気記録手段(2)は、前記主走査方向に、前記磁
    気記録媒体(1)上の前記磁性トナーを付着させない画
    素領域では同じ方向の磁化転移領域を形成し、前記磁性
    トナーを付着させる画素領域では逆方向の磁化転移領域
    を少なくとも2つ形成する磁気印写装置であって、 前記磁性トナーを付着させる画素が前記主走査方向に3
    個以上連続する連続部分では、画素2個毎に設定された
    基準領域毎に逆方向の2つの磁化転移領域を形成し、前
    記連続部分の開始位置が、前記基準領域に一致していな
    い場合には、前記連続部分の開始位置から前記基準領域
    までの部分では、1画素領域に逆方向の2つの磁化転移
    領域を形成し、前記連続部分の終了位置が前記基準領域
    に一致していない場合には、前記基準領域から前記連続
    部分の終了位置までの部分では、1画素領域に逆方向の
    2つの磁化転移領域を形成し、 前記磁性トナーを付着させる画素領域が、前記主走査方
    向に独立に2個連続した部分では、逆方向の4つの磁化
    転移領域を形成することを特徴とする磁気印写装置。
JP9282391A 1997-10-15 1997-10-15 磁気印写装置 Pending JPH11119590A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226723A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、及び画像形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009226723A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、及び画像形成方法

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