JPH11119784A - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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JPH11119784A
JPH11119784A JP9297786A JP29778697A JPH11119784A JP H11119784 A JPH11119784 A JP H11119784A JP 9297786 A JP9297786 A JP 9297786A JP 29778697 A JP29778697 A JP 29778697A JP H11119784 A JPH11119784 A JP H11119784A
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JP
Japan
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air
noise
casing
acoustic tube
air chamber
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Pending
Application number
JP9297786A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kondo
弘之 近藤
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音波発生器を熱から保護し、その耐久性を向
上させることができる消音装置を提供すること。 【解決手段】 ケーシング26の音響管7が配設される
面とは反対側の面に、空気室10に外気を導入可能な空
気孔26aを設けると共に、ケーシング26の内部に音
響管7側から空気孔26a側へ向かう空気の流れを制限
する弁装置28を設ける。これにより、空気室10に外
気を導入すると共に、音響管7側の空気を空気室10内
に導入されるのを抑制することができるので、スピーカ
4A〜4Dを冷却することができると共に、その耐久性
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブ・ノイ
ズ・コントロール(ANC)技術を用いた消音装置に関
し、更に詳しくは、音波発生器の前面と排気管の外壁面
との間に空気室を画成するケーシングと、上記空気室に
一端が連通し上記排気管の開口端部を同心的に囲む音響
管とを備えた消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば図10
に示すような消音装置がある。騒音源9の近傍に一端が
配置される排気管1には、音波発生器であるスピーカ4
A、4Cの前面と排気管1の外壁面との間に空気室10
を画成するケーシング6が設けられ、さらに、この空気
室10に一端が連通する音響管7が排気管1の開口端部
1aを同心的に囲むように設けられている。スピーカ4
A、4Cの背面空間は背面ケーシング8A、8Cにより
画成されている。スピーカ4Aおよび4Cは空気室10
内の空気のスチフネスと音響管7内の空気質量とにより
定まる共鳴系(ヘルムホルツ共鳴器)を駆動し騒音の主
たる周波数で共鳴させ、音響管7の開口端部7aから放
射される消音用音波と排気管1の開口端部1aから放射
される騒音Pとの干渉作用によって、騒音Pを打ち消す
作用を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の消音装置は以上
のように構成されるのであるが、騒音源9が高温(45
0℃以上)の排気ガスを発生するエンジンの場合、排気
管1もかなりの高温となる。したがって、音波発生器と
してのスピーカ4A、4Cの前面(振動板)が排気管1
からの放射熱によって高温となり、破損あるいは劣化し
てしまう恐れがあるという問題がある。これにより、ス
ピーカ4A、4Cの耐久性を向上させることができな
い。
【0004】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、音波
発生器を熱から保護し、その耐久性を向上させることが
できる消音装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、騒音源に
一端が近接または当接される排気管と、前記騒音源の騒
音を検出する騒音検出器と、消音偏差を検出する消音偏
差検出器と、前記騒音検出器の出力および前記消音偏差
検出器の出力を受け、前記騒音と大きさが等しく、かつ
逆位相の音波を少なくとも1つの音波発生器から発生さ
せるための消音信号を形成する消音信号発生装置とを備
え、前記音波発生器の前面と前記排気管の外壁面との間
に空気室を画成するケーシングと、前記空気室に一端が
連通し前記排気管の開口端部を同心的に囲む音響管とを
備えた消音装置において、前記ケーシングの前記音響管
が配設される面とは反対側の面に前記空気室に外気を導
入可能な空気孔を設けると共に、前記ケーシングの内部
に前記音響管側から前記空気孔側へ向かう空気の流れを
制限する弁装置を設けたことを特徴とする消音装置、に
よって解決される。
【0006】本発明は、ケーシングの音響管が配設され
る面とは反対側の面に空気室に外気を導入可能な空気孔
を設けると共に、ケーシングの内部の音響管側から空気
孔側へ向かう空気の流れを制限する弁装置を設けること
によって、音響管からの騒音と同振幅逆位相の音波の放
射時に発生する空気振動により空気孔から空気室内に外
気を導入して空気室および音波発生器を冷却すると共
に、音響管側の空気が空気室内に導入されるのを抑制す
るようにしている。これにより、音波発生器を熱から保
護し、その耐久性を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0008】図1および図2は本発明の第1の実施の形
態による消音装置を示し、その全体は21で示される。
排気管1の一端部は騒音源(本実施の形態ではエンジン
発電機システムにおけるエンジン)9に近接して配置さ
れている。排気管1の内部には騒音源9からの騒音Pを
検出する騒音検出器2が設けられ、また、排気管1の開
口端部1aの外方には消音偏差検出器3が設けられてい
る。これら騒音検出器2の出力xおよび消音偏差検出器
3の出力eを受ける消音信号発生装置5は、騒音Pの大
きさと大きさが等しく、かつ逆位相の消音用音波を音波
発生器であるスピーカ4A、4B、4Cおよび4Dから
発生させるための消音信号yを形成する。
【0009】図5は消音信号発生装置5の詳細を示して
いる。騒音検出器2の出力xは増幅器11、A/Dコン
バータ12を介してアダプティブ・フィルタ(以下、A
DFと略称する。)14および遅延フィルタ13に供給
される。ADF14はN個のタップを有し、これらは係
数演算器15の出力によりその係数が更新される。遅延
フィルタ13は、スピーカ4A〜4D→空気室10→音
響管7→消音偏差検出器3までの経路に相当する音響的
な伝達特性を備えている。すなわち、この時間遅れを考
慮して遅延フィルタ13の係数が定められており、これ
は予め計測または同定されたものである。また、消音偏
差検出器3の出力eは増幅器16、A/Dコンバータ1
7を介して係数演算器15に供給される。係数演算器1
5はADF14に与える最適係数を逐次算出するための
適応アルゴリズムである。ADF14にて形成された消
音信号yは、D/Aコンバータ18、増幅器19を介し
てスピーカ4A〜4Dに供給され、ここから騒音Pと大
きさが等しく、かつ逆位相の消音用音波を発生させる。
消音信号発生装置5は以上のような公知のANC制御技
術が用いられた構成となっている。
【0010】本実施の形態では、空気室10を画成する
ケーシング26の側壁面に4つのスピーカ4A〜4Dを
配置している。この空気室10に一端が連通する音響管
7は排気管1の開口端部1aを同心的に囲んでいる。そ
して、空気室10内の空気のスチフネスと音響管7の環
状の内部空間27の空気質量とにより定まる共鳴系を4
つのスピーカ4A〜4Dにより駆動して騒音の主たる周
波数で共鳴させ、消音用音波を音響管7の開口端部7a
から放射するようにしている。このように、本実施の形
態ではケーシング26と音響管7とにより、いわゆるヘ
ルムホルツ共鳴器を構成している。スピーカ4A〜4D
の各背面空間は、それぞれ背面ケーシング8A、8B、
8Cおよび8Dにより画成され、各スピーカ4A〜4D
の振動板の振動に影響を与えない十分な容積を有してい
る。
【0011】ケーシング26の音響管7が配設される面
とは反対側の面には、複数の空気孔26aが排気管1と
同心的な円を描くように複数形成されている。空気孔2
6aは図9に示すようにその内壁面が内方へ突出する曲
面形状を呈するように形成されている。また、ケーシン
グ26の音響管7側の内壁面には、音響管7側から上記
空気孔26aへ向かう空気の流れを制限する弁装置28
が設けられている。弁装置28は、金属製のストッパ部
材31とゴム製の弁部材32とから構成される。このう
ち一方のストッパ部材31は、排気管1の外径より大き
く音響管7の内径よりも小さい内径を有する板状の部材
で、その板面に空気の通過を可能ならしめる複数の小孔
31a、31a、・・・を備えている(図4参照)。他
方の弁部材32は、ストッパ部材31と同様に環状に形
成され、その外周縁部がストッパ部材31とケーシング
26の内壁面との間で支持される。したがって図3にお
いて一点鎖線で示すように、弁部材32の内周側が音響
管7側へ弾性変形可能となっている。そこで本実施の形
態では、この弁部材32をストッパ部材31の周方向に
沿って複数の弁部32a、32a、・・・で構成するこ
とにより、弁部材32の上記弾性変形を容易にしてい
る。
【0012】本実施の形態による消音装置21は以上の
ように構成され、次にこの作用について説明する。
【0013】排気管1の開口端部1aから排出される騒
音Pは、音響管7の開口端部7aから放射される消音用
音波(騒音Pと同振幅逆位相の音波)との相互作用によ
り消音される。このとき、消音偏差検出器3の位置で騒
音Pがゼロとなるように、消音信号発生装置5において
消音信号yが調整される。
【0014】消音用音波は、空気室10内の空気のスチ
フネスと音響管7の内部空間の空気質量とにより定まる
共鳴系の共鳴振動により発生される。この共鳴振動に伴
い、音響管7の軸方向に沿って空気の振動が生じるが、
このうち空気室10側から音響管7側へ向かう空気の振
動により、空気室10内の空気を弁装置28、あるいは
弁装置28と排気管1の外壁面との間の空間を介して音
響管7側へ流し、これと同時に空気孔26aから空気室
10内に外気(ケーシング26の外部の空気)を導入す
る。逆に、音響管7側から空気室10側へ向かう空気の
振動時には、弁装置28によって空気室10側への空気
の流れが制限される。このように、弁装置28は消音用
音波発生時の共鳴振動でもって開閉され、全体として空
気室10側から音響管7側へ向かう方向に空気が流れ
る。
【0015】したがって、本実施の形態によれば、空気
室10よりも低温の外気を空気孔26aを介して空気室
10に導入することによってスピーカ4A〜4Dの前面
(振動板)を冷却することができる。また、音響管7の
内部空間27から空気室10へ向かう空気の流れを弁装
置28により制限することができるので、排気管1の開
口端部1aから排出された高温の排気ガスを含む空気が
空気室10内に導入されるのを低減することができる。
以上により、スピーカ4A〜4Dを熱から保護してその
耐久性を向上させることができる。
【0016】また、本実施の形態によれば、空気孔26
aの内壁面を内方へ突出する曲面形状としているので、
外気がこの空気孔26aを通過する際の音のひずみを少
なくすることができ、所期の消音用音波を発生させるこ
とができる。
【0017】図6は、本発明の第2の実施の形態による
消音装置を示しており、全体として41で示される。な
お、図において上述の第1の実施の形態と対応する部分
については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0018】本実施の形態による消音装置41は、空気
孔26aのそれぞれに、音響管7側から空気孔26a側
へ向かう空気の流れを制限する弁装置44を設けてい
る。弁装置44は、空気孔26aを空気室10側から開
閉可能なゴム製の弁体45を蝶番いに支持されることに
より構成され、空気孔26aを介して空気室10へ外気
が導入されるときには開弁し、その逆は閉じるようにな
っている。
【0019】したがって本実施の形態によっても、上述
の第1の実施の形態と同様な効果を得ることができると
共に、第1の実施の形態よりも大きな空気の振動で消音
用音波を放射することができ、効率的に大音圧を発生さ
せることができる。これは、音響管7の内部の空気質量
に空気孔26aから導入される外気の空気質量が加わる
ので、結果的に共鳴系の音響質量が増大し、空気振動の
振幅が大きくなるからである。また本実施の形態によれ
ば、弁体45をゴム製としているので、弁装置44が閉
じる際の弁体45とケーシング26との間の衝撃音(叩
き音)を低減することができ、これにより所期の消音用
音波を発生させることができる。
【0020】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、
本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
【0021】例えば以上の各実施の形態では、自家用、
非常用またはコージェネレーションシステム用のエンジ
ン発電機システムに本発明を適用した例について説明し
たが、例えば自動車用エンジンについても本発明は適用
可能である。この場合、排気管1の一端部はエンジンの
シリンダブロックに当接して配置される。
【0022】また、以上の第2の実施の形態では、弁装
置44における弁体45をゴム製としたが、これに代え
て図7に示すように、弁体45とケーシング26との当
接部分にゴムで成る緩衝材46を弁体45に設けるよう
にしてもよい。
【0023】また、以上の第2の実施の形態において説
明した弁装置44の代わりに、図8に示すように、大径
部54aおよび小径部54bを有する断面エの字形のゴ
ムで成る弁体54の軸部54cを、当該軸部54cの軸
方向に沿って摺動可能にケーシング26に貫通させ、こ
の弁体54の大径部54aにより空気孔26aを開閉可
能に構成するようにしてもよい。
【0024】なお、以上の各実施の形態では、音波発生
器として4つのスピーカ4A〜4Dをケーシング26に
配設したが、その数を増減して配設可能であることは言
うまでもなく、また、上述の第1の実施の形態において
説明した弁装置28の内径の大きさも適宜、変更可能で
ある。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の消音装置に
よれば、音響管が配設される面とは反対側のケーシング
の面に、空気室に外気を導入可能な空気孔を設けると共
に、ケーシングの内部の音響管側から空気孔側へ向かう
空気の流れを制限する弁装置を設けたので、音響管から
の騒音と同振幅逆位相の音波の放射時に発生する空気振
動により空気孔から空気室内に外気を導入して音波発生
器を冷却することができると共に、音響管側の高温の空
気が空気室内に導入されるのを抑制することができる。
これにより、音波発生器を熱から保護し、その耐久性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による消音装置を示
す側断面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】図1の要部の拡大図である。
【図4】図1における弁装置の構成要素の一つであるス
トッパ部材の部分拡大正面図である。
【図5】本発明に係る消音信号発生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による消音装置を示
す側断面図である。
【図7】同変形例を示す要部の拡大図である。
【図8】図6の更なる変形例を示す要部の拡大図であ
る。
【図9】本発明に係る空気孔を示す拡大断面図である。
【図10】従来の消音装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 排気管 2 騒音検出器 3 消音偏差検出器 4A スピーカ 4B スピーカ 4C スピーカ 4D スピーカ 5 消音信号発生装置 7 音響管 21 消音装置 26 ケーシング 26a 空気導入孔 28 弁装置 31 ストッパ 32 弁部材 32a 弁部 41 消音装置 44 弁装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音源に一端が近接または当接される排
    気管と、前記騒音源の騒音を検出する騒音検出器と、消
    音偏差を検出する消音偏差検出器と、前記騒音検出器の
    出力および前記消音偏差検出器の出力を受け、前記騒音
    と大きさが等しく、かつ逆位相の音波を少なくとも1つ
    の音波発生器から発生させるための消音信号を形成する
    消音信号発生装置とを備え、前記音波発生器の前面と前
    記排気管の外壁面との間に空気室を画成するケーシング
    と、前記空気室に一端が連通し前記排気管の開口端部を
    同心的に囲む音響管とを備えた消音装置において、 前記ケーシングの前記音響管が配設される面とは反対側
    の面に前記空気室に外気を導入可能な空気孔を設けると
    共に、前記ケーシングの内部に前記音響管側から前記空
    気孔側へ向かう空気の流れを制限する弁装置を設けたこ
    とを特徴とする消音装置。
  2. 【請求項2】 前記空気室内の空気のスチフネスと前記
    音響管内の空気質量とにより前記騒音の主たる周波数で
    共鳴させると共に、この共鳴振動を利用して前記弁装置
    を開閉させるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の消音装置。
  3. 【請求項3】 前記弁装置は、前記排気管の外径よりも
    大きく前記音響管の内径よりも小さい内径を有し、前記
    ケーシングの内部の空気が通過可能な複数の小孔を備え
    た板状のストッパ部材と、このストッパ部材を覆うよう
    に前記ストッパ部材の前記音響管側の面に重ねて配置さ
    れ、前記ストッパ部材の周方向に沿って複数の弁部に区
    分されたゴム製で環状の弁部材とから成り、前記ケーシ
    ングの前記音響管側内壁面に配設されることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の消音装置。
  4. 【請求項4】 前記弁装置は、前記空気孔を開閉可能に
    前記ケーシングの前記空気孔側内壁面に配設される請求
    項1または請求項2に記載の消音装置。
  5. 【請求項5】 前記空気孔の内壁面は、内方へ突出する
    曲面形状に加工されている請求項1から請求項4のいず
    れかに記載の消音装置。
JP9297786A 1997-10-15 1997-10-15 消音装置 Pending JPH11119784A (ja)

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