JPH11120501A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents
光磁気ディスク装置Info
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- JPH11120501A JPH11120501A JP27478097A JP27478097A JPH11120501A JP H11120501 A JPH11120501 A JP H11120501A JP 27478097 A JP27478097 A JP 27478097A JP 27478097 A JP27478097 A JP 27478097A JP H11120501 A JPH11120501 A JP H11120501A
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- permanent magnet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光磁気ディスクに磁界を印加する印加磁界装置
の磁界漏洩と消費電力とを少なくし、再生磁界の必要な
記録媒体および不要な記録媒体に共用できる光磁気ディ
スク装置。 【解決手段】印加磁界装置の永久磁石と、永久磁石を回
転させるコイルとをシールド板で覆い、漏洩磁界を減ら
すとともに、このシールド板に、ディスク盤面に水平ま
たは垂直な突起部を設け、この突起部と永久磁石との吸
引力を利用し、永久磁石の位置を保持させる。
の磁界漏洩と消費電力とを少なくし、再生磁界の必要な
記録媒体および不要な記録媒体に共用できる光磁気ディ
スク装置。 【解決手段】印加磁界装置の永久磁石と、永久磁石を回
転させるコイルとをシールド板で覆い、漏洩磁界を減ら
すとともに、このシールド板に、ディスク盤面に水平ま
たは垂直な突起部を設け、この突起部と永久磁石との吸
引力を利用し、永久磁石の位置を保持させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク装
置の印加磁界装置に関する。
置の印加磁界装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置の記録媒体である光
磁気ディスク(以下、ディスクと称する)は、書換え可
能で、大容量の記録が可能で、持ち運びが可能である等
の特徴があり、情報記録媒体として重要な位置を占めて
おり、128MB、230MB、640MBの容量を持
つディスクが製造、販売されている。これらのディスク
は、ISO規格によってデータの書き込み、消去、再生
時の磁界が定められており、書き込み/消去時は200
Oe〜400Oeで、再生時は磁界は不要であり規格で
は、100Oe以下と定められている。実勢としては、
200Oe〜700Oeで、書き込み/消去/再生が可
能である。
磁気ディスク(以下、ディスクと称する)は、書換え可
能で、大容量の記録が可能で、持ち運びが可能である等
の特徴があり、情報記録媒体として重要な位置を占めて
おり、128MB、230MB、640MBの容量を持
つディスクが製造、販売されている。これらのディスク
は、ISO規格によってデータの書き込み、消去、再生
時の磁界が定められており、書き込み/消去時は200
Oe〜400Oeで、再生時は磁界は不要であり規格で
は、100Oe以下と定められている。実勢としては、
200Oe〜700Oeで、書き込み/消去/再生が可
能である。
【0003】一方、ディスクの大容量化の研究開発が進
展しており、1GB以上の容量のディスクでは、磁気超
解像と呼ばれる光の回折限界を越えるピッチでディスク
への情報の書き込み、情報の再生が可能な技術が開発さ
れており、この磁気超解像では、書き込み、消去、再生
に300Oe〜数KOeの磁界が必要であり、再生時に
も所定の磁界をディスクに印加する必要がある。
展しており、1GB以上の容量のディスクでは、磁気超
解像と呼ばれる光の回折限界を越えるピッチでディスク
への情報の書き込み、情報の再生が可能な技術が開発さ
れており、この磁気超解像では、書き込み、消去、再生
に300Oe〜数KOeの磁界が必要であり、再生時に
も所定の磁界をディスクに印加する必要がある。
【0004】これらの書き込み、消去、再生に応じた磁
界をディスクに印加する役割を担うのが印加磁界装置で
あり、図14に基本的な配置を示した。図14でディス
ク102の半径方向に印加磁界装置104が配置され、
半径方向に沿って長辺を有する磁石112がその長軸回
りに回転可能に支持されて、印加磁界装置104内に設
けられている。この印加磁界装置104に対向して、デ
ィスク102の反対面側にはレーザ光を収束させ、ディ
スク102の盤面の所定の位置を照射し、反射光を集光
するための対物レンズ106およびヘッド107が配置
されている。
界をディスクに印加する役割を担うのが印加磁界装置で
あり、図14に基本的な配置を示した。図14でディス
ク102の半径方向に印加磁界装置104が配置され、
半径方向に沿って長辺を有する磁石112がその長軸回
りに回転可能に支持されて、印加磁界装置104内に設
けられている。この印加磁界装置104に対向して、デ
ィスク102の反対面側にはレーザ光を収束させ、ディ
スク102の盤面の所定の位置を照射し、反射光を集光
するための対物レンズ106およびヘッド107が配置
されている。
【0005】さらに、印加磁界装置の配置、構造を図1
5によって説明し、再生磁界が必要でない場合の印加磁
界装置の動作を図16によって説明し、再生磁界が必要
な場合の印加磁界装置の動作を図17によって説明す
る。
5によって説明し、再生磁界が必要でない場合の印加磁
界装置の動作を図16によって説明し、再生磁界が必要
な場合の印加磁界装置の動作を図17によって説明す
る。
【0006】図15は従来の印加磁界装置の配置と構造
を示す図であり、図15(1)と図15(2)の各断面
は、図15(3)の断面の位置関係の図に示す様に、デ
ィスク回転軸とディスク半径方向を含む断面1が図15
(1)の断面図1であり、この断面1と直交する断面2
が図15(2)の断面図2である。
を示す図であり、図15(1)と図15(2)の各断面
は、図15(3)の断面の位置関係の図に示す様に、デ
ィスク回転軸とディスク半径方向を含む断面1が図15
(1)の断面図1であり、この断面1と直交する断面2
が図15(2)の断面図2である。
【0007】図15(1)の断面図1で、カートリッジ
101に収められているディスク102は、光磁気ディ
スク装置に挿入されると、図示していない開閉蓋が開
き、図示の様に、一部分が露出する。このディスク10
2に対向して、上側にはカートリッジホルダ103に固
定された印加磁界装置104が、下側には対物レンズ1
06、ヘッド107が位置するように配置されている。
101に収められているディスク102は、光磁気ディ
スク装置に挿入されると、図示していない開閉蓋が開
き、図示の様に、一部分が露出する。このディスク10
2に対向して、上側にはカートリッジホルダ103に固
定された印加磁界装置104が、下側には対物レンズ1
06、ヘッド107が位置するように配置されている。
【0008】カートリッジホルダ103は、メインベー
ス105に固定されており、また対物レンズ106およ
びヘッド107は、図示していないレーザ光源からのレ
ーザ光を収束させディスク102の所定の位置に照射
し、また反射光を集光するものであり、対物レンズ10
6およびヘッド107を一体として移動させる移動機構
等は、図示を省略してある。
ス105に固定されており、また対物レンズ106およ
びヘッド107は、図示していないレーザ光源からのレ
ーザ光を収束させディスク102の所定の位置に照射
し、また反射光を集光するものであり、対物レンズ10
6およびヘッド107を一体として移動させる移動機構
等は、図示を省略してある。
【0009】この印加磁界装置104の上側には、例え
ば前記移動機構等の駆動回路等を搭載したプリント板1
08や、または、この光磁気ディスク装置がパソコン等
の他の装置に搭載されている場合には、磁気ディスク装
置やフロッピディスク装置等が隣接して設置されてい
る。
ば前記移動機構等の駆動回路等を搭載したプリント板1
08や、または、この光磁気ディスク装置がパソコン等
の他の装置に搭載されている場合には、磁気ディスク装
置やフロッピディスク装置等が隣接して設置されてい
る。
【0010】断面図1に直交する面である図15(2)
の断面図2には、印加磁界装置104の近傍を拡大して
示してあり、カートリッジホルダ103に印加磁界装置
のベースとなるバイアスベース110が固定され、バイ
アスベース110の断面中央に、磁石112を保持し回
転可能に支持されたマグネットホルダ111が配置され
ている。このマグネットホルダ111の周囲を囲む様
に、磁石112に回転トルクを与えるためのコイル11
3がバイアスベース110に固定され、バイアスベース
110の所定の位置には磁性体からなるヨーク114が
固定されている。
の断面図2には、印加磁界装置104の近傍を拡大して
示してあり、カートリッジホルダ103に印加磁界装置
のベースとなるバイアスベース110が固定され、バイ
アスベース110の断面中央に、磁石112を保持し回
転可能に支持されたマグネットホルダ111が配置され
ている。このマグネットホルダ111の周囲を囲む様
に、磁石112に回転トルクを与えるためのコイル11
3がバイアスベース110に固定され、バイアスベース
110の所定の位置には磁性体からなるヨーク114が
固定されている。
【0011】一方、ディスク102は、磁石112およ
び対物レンズ106に対向する箇所の図示していない開
閉蓋が開き、カートリッジ窓108を介してカートリッ
ジ101から露出している。
び対物レンズ106に対向する箇所の図示していない開
閉蓋が開き、カートリッジ窓108を介してカートリッ
ジ101から露出している。
【0012】つぎに、図16を用いて、再生磁界が不要
の場合の印加磁界装置の動作を説明する。図16は、図
15の断面2に相当する断面図である。この再生磁界が
不要の場合の印加磁界装置の特徴は、バイアスベース1
10の2箇所にヨーク114が設けられていることであ
り、図16(1)が再生時で、図16(2)が消去時
で、図16(3)が書き込み時を示している。図16
(1)の再生時では、コイル113は通電されておら
ず、磁石112は2つのヨーク114と引き合い、ディ
スク102と磁化方向が平行に保たれており、ディスク
102に印加される磁界は、小さい。コイル113に電
流iを印加することによって、コイル113は磁界を発
生し、この磁界によって磁石112に回転トルクが掛か
り、図16(2)に示す様に磁石112のN極が下方と
なる傾斜をもって保持され、ディスク102に消去磁界
が印加される。つぎに、コイル113に前記と逆の方向
の電流、−iを印加すると、磁石112は、反転し、S
極が下方となる傾斜をもって保持され、ディスク102
に書き込み時の磁界が印加される。ここで、消去時およ
び書き込み時においては、磁石112の回転位置を保持
するために、コイル113に電流(保持電流と称する)
を流し続けておく必要がある。つぎに、図17を用い
て、再生磁界が必要な場合の印加磁界装置の動作を説明
する。
の場合の印加磁界装置の動作を説明する。図16は、図
15の断面2に相当する断面図である。この再生磁界が
不要の場合の印加磁界装置の特徴は、バイアスベース1
10の2箇所にヨーク114が設けられていることであ
り、図16(1)が再生時で、図16(2)が消去時
で、図16(3)が書き込み時を示している。図16
(1)の再生時では、コイル113は通電されておら
ず、磁石112は2つのヨーク114と引き合い、ディ
スク102と磁化方向が平行に保たれており、ディスク
102に印加される磁界は、小さい。コイル113に電
流iを印加することによって、コイル113は磁界を発
生し、この磁界によって磁石112に回転トルクが掛か
り、図16(2)に示す様に磁石112のN極が下方と
なる傾斜をもって保持され、ディスク102に消去磁界
が印加される。つぎに、コイル113に前記と逆の方向
の電流、−iを印加すると、磁石112は、反転し、S
極が下方となる傾斜をもって保持され、ディスク102
に書き込み時の磁界が印加される。ここで、消去時およ
び書き込み時においては、磁石112の回転位置を保持
するために、コイル113に電流(保持電流と称する)
を流し続けておく必要がある。つぎに、図17を用い
て、再生磁界が必要な場合の印加磁界装置の動作を説明
する。
【0013】この再生磁界が必要な場合の印加磁界装置
の特徴は、バイアスベース110の1箇所のみにヨーク
114が設けられていることであり、図17(1)が消
去、再生時で、図17(2)が書き込み時を示してい
る。図17(1)の消去、再生時では、コイル113は
通電されておらず、磁石112はヨーク114と引き合
い、磁石112はN極が下方となる傾斜をもって保持さ
れ、ディスク102に消去磁界が印加される。つぎに、
コイル113に所定の方向の電流を印加すると、磁石1
12は反転し、S極が下方となる傾斜をもって保持さ
れ、ディスク102に書き込み時の磁界が印加される。
この書き込み時の磁石112の回転位置を保持するため
に、コイル113に保持電流を流し続ける必要がある。
の特徴は、バイアスベース110の1箇所のみにヨーク
114が設けられていることであり、図17(1)が消
去、再生時で、図17(2)が書き込み時を示してい
る。図17(1)の消去、再生時では、コイル113は
通電されておらず、磁石112はヨーク114と引き合
い、磁石112はN極が下方となる傾斜をもって保持さ
れ、ディスク102に消去磁界が印加される。つぎに、
コイル113に所定の方向の電流を印加すると、磁石1
12は反転し、S極が下方となる傾斜をもって保持さ
れ、ディスク102に書き込み時の磁界が印加される。
この書き込み時の磁石112の回転位置を保持するため
に、コイル113に保持電流を流し続ける必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、規格化さ
れている128MB、230MB、640MBの容量を
持つディスクと1GB以上の大容量のディスクの各々の
使用する印加磁界装置を説明したが、光磁気ディスク装
置はパソコンや他の装置に組み込み使用される場合に
は、装置の小型化が必須のために印加磁界装置の近くに
磁気ディスク装置やフロッピディスク装置が近接して配
置されることが多い。また、光磁気ディスク装置を組み
込まずに使用する場合にも、CRTやフロッピディスク
や磁気ディスク装置の近傍に配置される場合が多い。
れている128MB、230MB、640MBの容量を
持つディスクと1GB以上の大容量のディスクの各々の
使用する印加磁界装置を説明したが、光磁気ディスク装
置はパソコンや他の装置に組み込み使用される場合に
は、装置の小型化が必須のために印加磁界装置の近くに
磁気ディスク装置やフロッピディスク装置が近接して配
置されることが多い。また、光磁気ディスク装置を組み
込まずに使用する場合にも、CRTやフロッピディスク
や磁気ディスク装置の近傍に配置される場合が多い。
【0015】このような場合に、上記従来の印加磁界装
置では、磁石やコイルがシールドされた構成になってお
らず、ディスクに印加する磁界や、磁石を回転させるコ
イルからの磁界が、他の装置に悪影響を及ぼす可能性が
あった。また、大容量ディスクでは、書き込み、消去、
読み取りに300Oe〜数KOeと大きな磁界強度が必
要になり、したがって、従来の印加磁界装置より、漏洩
磁界が大きくなり、ますます、漏洩磁界を防ぐことが必
要になってきている。
置では、磁石やコイルがシールドされた構成になってお
らず、ディスクに印加する磁界や、磁石を回転させるコ
イルからの磁界が、他の装置に悪影響を及ぼす可能性が
あった。また、大容量ディスクでは、書き込み、消去、
読み取りに300Oe〜数KOeと大きな磁界強度が必
要になり、したがって、従来の印加磁界装置より、漏洩
磁界が大きくなり、ますます、漏洩磁界を防ぐことが必
要になってきている。
【0016】さらに、従来の印加磁界装置では、動作に
応じて磁石の回転位置を保持するために、コイルに保持
電流を流しつづける必要があったために、コイルの発熱
や、装置の省エネルギ化が困難になるなどの問題があっ
た。
応じて磁石の回転位置を保持するために、コイルに保持
電流を流しつづける必要があったために、コイルの発熱
や、装置の省エネルギ化が困難になるなどの問題があっ
た。
【0017】また、従来の印加磁界装置には、再生磁界
の要、不要の両方に使用できるものがなく、ISO規格
媒体と大容量媒体のいずれの媒体にも使用できる光磁気
ディスク装置が望まれている。
の要、不要の両方に使用できるものがなく、ISO規格
媒体と大容量媒体のいずれの媒体にも使用できる光磁気
ディスク装置が望まれている。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
媒体への情報の記録、消去または再生の少なくとも1つ
が行われる光磁気ディスク装置において、前記記録媒体
に対向した位置に回転可能に支持され、前記記録、消去
または再生の動作に応じた方向の磁界を、前記記録媒体
に印加する永久磁石と、それぞれの前記動作に対応して
前記永久磁石を回転させる磁界を発生する回転用コイル
と、前記永久磁石と前記回転用コイルとを覆うシールド
体とを有し、前記シールド体には、前記記録媒体の盤面
に略平行である第1の突出部または前記記録媒体の盤面
に略垂直である第2の突出部の少なくともいずれか一方
の突出部が設けられていることを特徴とする光磁気ディ
スク装置を要旨とした。
媒体への情報の記録、消去または再生の少なくとも1つ
が行われる光磁気ディスク装置において、前記記録媒体
に対向した位置に回転可能に支持され、前記記録、消去
または再生の動作に応じた方向の磁界を、前記記録媒体
に印加する永久磁石と、それぞれの前記動作に対応して
前記永久磁石を回転させる磁界を発生する回転用コイル
と、前記永久磁石と前記回転用コイルとを覆うシールド
体とを有し、前記シールド体には、前記記録媒体の盤面
に略平行である第1の突出部または前記記録媒体の盤面
に略垂直である第2の突出部の少なくともいずれか一方
の突出部が設けられていることを特徴とする光磁気ディ
スク装置を要旨とした。
【0019】この請求項1において、「シールド体」と
は、磁性体等を使用し、板状のものや、網状のものや、
樹脂材に磁性体を塗布したものなどの如く、磁界を減衰
させる機能を有するものを指し、「突出部」とは、シー
ルド体から永久磁石方向に向かう形状であって、前記シ
ールド体を折り曲げたものや、シールド材を凸状に加工
したものや、別部品を組合せたものなどを指している。
は、磁性体等を使用し、板状のものや、網状のものや、
樹脂材に磁性体を塗布したものなどの如く、磁界を減衰
させる機能を有するものを指し、「突出部」とは、シー
ルド体から永久磁石方向に向かう形状であって、前記シ
ールド体を折り曲げたものや、シールド材を凸状に加工
したものや、別部品を組合せたものなどを指している。
【0020】図1を用いて、この請求項1の発明の原理
を再生磁界が不要であるディスクを使用する場合を例に
説明する。図1は、従来技術で説明に使用した図15
(2)で示した断面図2に相当する断面での印加磁界装
置近傍の要部を示したものである。ディスク1の上側に
バイアスベース2が、図示していないカートリッジホル
ダに保持されており、このバイアスベース2の開口部3
を囲む様に、コイル4が配置されて、コイル4の中央付
近に永久磁石5を保持したマグネットホルダ6が配置さ
れ、このコイル4と永久磁石5を覆うシールド板7がバ
イアスベース2に固定されている。このシールド板7と
バイアスベース2とが接する箇所が、L字状に折り曲げ
られ、ディスク1の盤面に略平行で、永久磁石5の方向
に向かう突出部であるL字状部8を形成し、さらにシー
ルド板7には、ディスク1の盤面に略垂直な突出部であ
る突起部9が設けられている。ディスク1の下側には対
物レンズ20が配置されている。
を再生磁界が不要であるディスクを使用する場合を例に
説明する。図1は、従来技術で説明に使用した図15
(2)で示した断面図2に相当する断面での印加磁界装
置近傍の要部を示したものである。ディスク1の上側に
バイアスベース2が、図示していないカートリッジホル
ダに保持されており、このバイアスベース2の開口部3
を囲む様に、コイル4が配置されて、コイル4の中央付
近に永久磁石5を保持したマグネットホルダ6が配置さ
れ、このコイル4と永久磁石5を覆うシールド板7がバ
イアスベース2に固定されている。このシールド板7と
バイアスベース2とが接する箇所が、L字状に折り曲げ
られ、ディスク1の盤面に略平行で、永久磁石5の方向
に向かう突出部であるL字状部8を形成し、さらにシー
ルド板7には、ディスク1の盤面に略垂直な突出部であ
る突起部9が設けられている。ディスク1の下側には対
物レンズ20が配置されている。
【0021】この図1で矢印は、模擬的に磁束の流れを
示したもので、従来の印加磁界装置では開放されていた
印加磁界装置の上方をこのシールド板7で覆うことによ
って、漏洩磁界が減り、またシールド板7のL字状部8
と永久磁石5間で吸引力が強く働くことによって、コイ
ル4に永久磁石5の磁化方向(すなわち、永久磁石の回
転中心回りの永久磁石の方向)は、安定した方向を保持
するとともに、ディスク1への磁界も少なくなってい
る。
示したもので、従来の印加磁界装置では開放されていた
印加磁界装置の上方をこのシールド板7で覆うことによ
って、漏洩磁界が減り、またシールド板7のL字状部8
と永久磁石5間で吸引力が強く働くことによって、コイ
ル4に永久磁石5の磁化方向(すなわち、永久磁石の回
転中心回りの永久磁石の方向)は、安定した方向を保持
するとともに、ディスク1への磁界も少なくなってい
る。
【0022】請求項2の発明は、請求項1の光磁気ディ
スク装置において、第1および第2の突出部を備え、前
記永久磁石の磁化方向が、前記記録媒体の盤面に略平行
または略垂直方向に設定され、前記記録媒体の種類に対
応していずれか一方の前記磁化方向で、前記記録媒体の
再生動作が行われることを特徴とする光磁気ディスク装
置を要旨とした。
スク装置において、第1および第2の突出部を備え、前
記永久磁石の磁化方向が、前記記録媒体の盤面に略平行
または略垂直方向に設定され、前記記録媒体の種類に対
応していずれか一方の前記磁化方向で、前記記録媒体の
再生動作が行われることを特徴とする光磁気ディスク装
置を要旨とした。
【0023】ここで、「記録媒体の種類」とは再生動作
時に、印加磁界が必要であるか、必要で無いかの種類を
指している。この請求項2の発明を、図1を用いて説明
すると、図1ではシールド板7に第1の突出部であるL
字状部8を備えており、コイル4に通電をしなくとも、
永久磁石5からの磁界は、ディスク1に印加されるより
も大部分は、シールド板7のL字状部8と永久磁石5間
を流れ、したがって永久磁石5は、コイル4に保持電流
を流すことなくディスク1の盤面と平行な磁化方向を安
定に維持できるので、再生時に印加磁界が不要な種類の
ディスクに対して、再生動作が可能となり、また第2の
突出部である突起部9を有しているので、この突起部9
と永久磁石5間で吸引力が働き、略ディスク1の盤面に
垂直な方向に永久磁石5の磁化方向を保持でき、再生時
に印加磁界の必要な種類のディスク1の再生動作が可能
となる。また、再生磁界の要、不要のどちらのディスク
ににも対応できる光磁気ディスク装置を可能となる。
時に、印加磁界が必要であるか、必要で無いかの種類を
指している。この請求項2の発明を、図1を用いて説明
すると、図1ではシールド板7に第1の突出部であるL
字状部8を備えており、コイル4に通電をしなくとも、
永久磁石5からの磁界は、ディスク1に印加されるより
も大部分は、シールド板7のL字状部8と永久磁石5間
を流れ、したがって永久磁石5は、コイル4に保持電流
を流すことなくディスク1の盤面と平行な磁化方向を安
定に維持できるので、再生時に印加磁界が不要な種類の
ディスクに対して、再生動作が可能となり、また第2の
突出部である突起部9を有しているので、この突起部9
と永久磁石5間で吸引力が働き、略ディスク1の盤面に
垂直な方向に永久磁石5の磁化方向を保持でき、再生時
に印加磁界の必要な種類のディスク1の再生動作が可能
となる。また、再生磁界の要、不要のどちらのディスク
ににも対応できる光磁気ディスク装置を可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】図2に本発明の印加磁界装置の実
施例に共通する構成の分解斜視図を示し、詳細構成を説
明する。
施例に共通する構成の分解斜視図を示し、詳細構成を説
明する。
【0025】非磁性体の材料からなるバイアスベース2
の中央部に設けられた孔を囲む位置に、コイル4が固定
され、コイル4の長手方向の両端部付近に軸受け11が
イタバネ12、ネジ13を介して、固定されている。
の中央部に設けられた孔を囲む位置に、コイル4が固定
され、コイル4の長手方向の両端部付近に軸受け11が
イタバネ12、ネジ13を介して、固定されている。
【0026】永久磁石5は、両極がマグネットホルダ6
の開口面に位置するように固定され、このマグネットホ
ルダ6は、長手方向の両端に固定設置してある硬球10
と、2つの軸受け11の先端とで回転自在となる様に設
置されている。
の開口面に位置するように固定され、このマグネットホ
ルダ6は、長手方向の両端に固定設置してある硬球10
と、2つの軸受け11の先端とで回転自在となる様に設
置されている。
【0027】磁性体からなるシールド板7には、一端を
折り曲げて構成したL字状部8(本例では2箇所)とシ
ールド板7の天井部に永久磁石5方向に突起した突起部
9が設けられている。このシールド板7は、シールド板
7に示した矢印A、矢印Bがバイアスベース2に示した
矢印A、矢印Bで示した方向に一致する様に取り付けら
れる。
折り曲げて構成したL字状部8(本例では2箇所)とシ
ールド板7の天井部に永久磁石5方向に突起した突起部
9が設けられている。このシールド板7は、シールド板
7に示した矢印A、矢印Bがバイアスベース2に示した
矢印A、矢印Bで示した方向に一致する様に取り付けら
れる。
【0028】この図2では、シールド板7にL字状部8
と突起部9の両方を設けたが、目的によっては、後述す
るように片方のみでも良い。つぎに、図3に再生磁界が
必要のない場合の印加磁界装置の第1実施例の断面示
し、動作説明を行う。同図中の符号は、図1と同じ機能
を有するものは同符号とした。
と突起部9の両方を設けたが、目的によっては、後述す
るように片方のみでも良い。つぎに、図3に再生磁界が
必要のない場合の印加磁界装置の第1実施例の断面示
し、動作説明を行う。同図中の符号は、図1と同じ機能
を有するものは同符号とした。
【0029】図3では、コイル4の長手方向のセンタ軸
と永久磁石の長手方向のセンタ軸を一致させてある。図
3(1)は、再生時であり、コイル4は通電されておら
ず、永久磁石5とシールド板7のL字状部8とが吸引し
あい、永久磁石5の磁化方向はディスク1の盤面と平行
となる様に保持されて、磁界はディスク1に印加されて
おらず、再生動作が行われる。
と永久磁石の長手方向のセンタ軸を一致させてある。図
3(1)は、再生時であり、コイル4は通電されておら
ず、永久磁石5とシールド板7のL字状部8とが吸引し
あい、永久磁石5の磁化方向はディスク1の盤面と平行
となる様に保持されて、磁界はディスク1に印加されて
おらず、再生動作が行われる。
【0030】コイル4に電流I=iを通電すると、コイ
ル4によって磁界が発生し、永久磁石5に回転トルクが
作用し、後述するストッパピンの作用でマグネットホル
ダ6の回転は、一定角度で停止し、コイル4に保持電流
を流し続けて、図3(2)の状態に永久磁石5を保持し
ておく。この状態では、永久磁石のN極がディスク1に
接近しており、この印加磁界で消去操作が行われる。
ル4によって磁界が発生し、永久磁石5に回転トルクが
作用し、後述するストッパピンの作用でマグネットホル
ダ6の回転は、一定角度で停止し、コイル4に保持電流
を流し続けて、図3(2)の状態に永久磁石5を保持し
ておく。この状態では、永久磁石のN極がディスク1に
接近しており、この印加磁界で消去操作が行われる。
【0031】コイル4への通電をやめると、再度図3
(1)の状態に永久磁石は復帰し、図3(2)の場合と
逆の方向の電流I=−iをコイル4に流すと、図3
(2)と逆の方向に永久磁石5は回転し、後述するスト
ッパピンの作用でマグネットホルダ6の回転は、一定角
度で停止し、コイル4に保持電流を流し続けて、図3
(3)の状態に永久磁石5を保持しておく。この状態で
は、永久磁石のS極がディスク1に接近しており、この
印加磁界で書き込み操作が行われる。
(1)の状態に永久磁石は復帰し、図3(2)の場合と
逆の方向の電流I=−iをコイル4に流すと、図3
(2)と逆の方向に永久磁石5は回転し、後述するスト
ッパピンの作用でマグネットホルダ6の回転は、一定角
度で停止し、コイル4に保持電流を流し続けて、図3
(3)の状態に永久磁石5を保持しておく。この状態で
は、永久磁石のS極がディスク1に接近しており、この
印加磁界で書き込み操作が行われる。
【0032】つぎに、先に述べたストッパピンの詳細を
図4を用いて説明する。本第1の実施例で、このストッ
パピンを使用する目的は、コイル4に保持電流を流し続
けて、ストッパピンを後述の様に、バイアスベース等の
固定部材に押し当てて、永久磁石5の回転角の位置決め
させることである。コイル4からの磁界のみで永久磁石
5の回転角の位置決めも可能であるが、光磁気ディスク
装置の揺れ等を考慮すると、本実施例のストッパピンに
よる位置決め方法がより好ましい。
図4を用いて説明する。本第1の実施例で、このストッ
パピンを使用する目的は、コイル4に保持電流を流し続
けて、ストッパピンを後述の様に、バイアスベース等の
固定部材に押し当てて、永久磁石5の回転角の位置決め
させることである。コイル4からの磁界のみで永久磁石
5の回転角の位置決めも可能であるが、光磁気ディスク
装置の揺れ等を考慮すると、本実施例のストッパピンに
よる位置決め方法がより好ましい。
【0033】図4は、マグネットホルダ6の長手方向の
一端付近の拡大図で、図4(1)はこの一端の分解斜視
図で、マグネットホルダ6の一端にストッパピン21が
固着されており、ストッパピン21の下方向に硬球10
が、そしてこの硬球と接する様に軸受け11が配置され
る。図4(2)は、図4(1)のA方向からみた矢視図
で、バイアスベース2に前記の部品を配置した状態を示
し、図4(3)は、図4(2)のB方向からみた矢視図
で、同矢視方向からみて、右回り、左回りにマグネット
ホルダ6が一定回転すると、バイアスベース2の一部形
状に接し、回転が規制される構成となっていることを示
している。
一端付近の拡大図で、図4(1)はこの一端の分解斜視
図で、マグネットホルダ6の一端にストッパピン21が
固着されており、ストッパピン21の下方向に硬球10
が、そしてこの硬球と接する様に軸受け11が配置され
る。図4(2)は、図4(1)のA方向からみた矢視図
で、バイアスベース2に前記の部品を配置した状態を示
し、図4(3)は、図4(2)のB方向からみた矢視図
で、同矢視方向からみて、右回り、左回りにマグネット
ホルダ6が一定回転すると、バイアスベース2の一部形
状に接し、回転が規制される構成となっていることを示
している。
【0034】つぎに、この実施例の印加磁界装置が、デ
ィスク1に印加する磁界の分布を図5に示す。図5
(1)の印加磁界装置の断面図に示した矢印A方向、す
なわち、ディスクの円周方向を横軸にとり、縦軸に磁界
の強さをとって磁界分布を示したものが図5(2)であ
る。
ィスク1に印加する磁界の分布を図5に示す。図5
(1)の印加磁界装置の断面図に示した矢印A方向、す
なわち、ディスクの円周方向を横軸にとり、縦軸に磁界
の強さをとって磁界分布を示したものが図5(2)であ
る。
【0035】図5(2)で、「書き込み」とは、書き込
み時に永久磁石が印加するディスク盤面状の磁界分布を
示し、「消去」とは、消去時に永久磁石が印加するディ
スク盤面状の磁界分布を示している。さらに、図中の斜
線部は、各々の書き込みや消去などに必要な磁界範囲を
示しており、たとえば現行の128MB、230MB、
640MBのディスクのISO規格の例では200Oe
〜400Oeの範囲を指している。この磁界分布と、必
要磁界範囲から、書き込み/消去の動作を行うために、
照射すべきレーザ光スポットの位置の許容範囲が定ま
り、図中の矢印で示したマージン範囲が、許容範囲とな
る。本実施例では、永久磁石5を傾けた状態で使用して
いるため、消去時と書き込み時の磁界分布のピーク位置
がずれて図示の様なマージン幅となる。
み時に永久磁石が印加するディスク盤面状の磁界分布を
示し、「消去」とは、消去時に永久磁石が印加するディ
スク盤面状の磁界分布を示している。さらに、図中の斜
線部は、各々の書き込みや消去などに必要な磁界範囲を
示しており、たとえば現行の128MB、230MB、
640MBのディスクのISO規格の例では200Oe
〜400Oeの範囲を指している。この磁界分布と、必
要磁界範囲から、書き込み/消去の動作を行うために、
照射すべきレーザ光スポットの位置の許容範囲が定ま
り、図中の矢印で示したマージン範囲が、許容範囲とな
る。本実施例では、永久磁石5を傾けた状態で使用して
いるため、消去時と書き込み時の磁界分布のピーク位置
がずれて図示の様なマージン幅となる。
【0036】この実施例においても、シールド板7の作
用によって、永久磁石5およびコイル4からの磁界の漏
洩は、少なくなると同時に、再生時には、コイル4への
通電は不要となり、発熱の防止、省電力化の効果も生じ
ている。
用によって、永久磁石5およびコイル4からの磁界の漏
洩は、少なくなると同時に、再生時には、コイル4への
通電は不要となり、発熱の防止、省電力化の効果も生じ
ている。
【0037】つぎに、第2の実施例として再生時に印加
磁界を必要とする場合の印加磁界装置を図6を用いて説
明する。図3と同機能のものには、同じ符号を使用して
ある。この実施例と先の第1の実施例との構成上の違い
は、 ・第2の実施例のシールド板7には、ディスク1の盤面
に略垂直方向に突出した突起部9が設けられ、第1実施
例のL字状部が無いこと、 ・マグネットホルダ6の端部には、ストッパがないこ
と、 ・永久磁石5とコイル4のセンタ軸が一致していないこ
と、である。
磁界を必要とする場合の印加磁界装置を図6を用いて説
明する。図3と同機能のものには、同じ符号を使用して
ある。この実施例と先の第1の実施例との構成上の違い
は、 ・第2の実施例のシールド板7には、ディスク1の盤面
に略垂直方向に突出した突起部9が設けられ、第1実施
例のL字状部が無いこと、 ・マグネットホルダ6の端部には、ストッパがないこ
と、 ・永久磁石5とコイル4のセンタ軸が一致していないこ
と、である。
【0038】図6(1)は、コイル4に通電していない
場合で、永久磁石5はシールド板7の突起部9と吸引し
あい、磁化方向はディスク1の盤面に垂直となり、ディ
スク1に磁界を印加することが可能となり、再生動作お
よび消去動作が可能となる。つぎに、コイル4に電流を
流すと磁界が発生し、永久磁石5に回転トルクが掛かる
が、この時にコイル4のセンタと永久磁石5のセンタ軸
が一致していると、死点が生じ永久磁石5が回転できな
くなるが、図示のごとく本実施例では両センタ軸を一致
させていないので、図6(2)のように永久磁石5は、
180度回転し、図6(1)の場合と逆の磁界がディス
ク1に印加され、書き込み操作が可能となる。
場合で、永久磁石5はシールド板7の突起部9と吸引し
あい、磁化方向はディスク1の盤面に垂直となり、ディ
スク1に磁界を印加することが可能となり、再生動作お
よび消去動作が可能となる。つぎに、コイル4に電流を
流すと磁界が発生し、永久磁石5に回転トルクが掛かる
が、この時にコイル4のセンタと永久磁石5のセンタ軸
が一致していると、死点が生じ永久磁石5が回転できな
くなるが、図示のごとく本実施例では両センタ軸を一致
させていないので、図6(2)のように永久磁石5は、
180度回転し、図6(1)の場合と逆の磁界がディス
ク1に印加され、書き込み操作が可能となる。
【0039】この図6(1)から図6(2)へ永久磁石
5を回転させる際には、コイル4に通電が必要である
が、一旦図6(2)の状態に永久磁石5が回転すると、
突起部9と永久磁石5が吸引しあい、永久磁石5の回転
位置は、保持されるので、保持電流は不要となる。
5を回転させる際には、コイル4に通電が必要である
が、一旦図6(2)の状態に永久磁石5が回転すると、
突起部9と永久磁石5が吸引しあい、永久磁石5の回転
位置は、保持されるので、保持電流は不要となる。
【0040】つぎに、この実施例の印加磁界装置がディ
スク1に印加する磁界の分布を図7に示す。図7の用語
は、図5と同様の意味を有する。この実施例では、永久
磁石5をディスク1の盤面に垂直な位置で使用し、書き
込み/消去動作を行うので、図5のマージン幅よりも広
く許容範囲を確保できている。
スク1に印加する磁界の分布を図7に示す。図7の用語
は、図5と同様の意味を有する。この実施例では、永久
磁石5をディスク1の盤面に垂直な位置で使用し、書き
込み/消去動作を行うので、図5のマージン幅よりも広
く許容範囲を確保できている。
【0041】この実施例においても、シールド板7の作
用によって、永久磁石5およびコイル4から磁界の漏洩
は、少なくなっており、さらに、再生、消去、書き込み
時に、コイル4への通電は不要となり、コイル自体発熱
が減少し、発熱の減少により冷却ファン等の低電力化、
小型化、さらに電源系の低発熱化、軽量化などが可能と
なり装置全体の省電力化、軽量・小型化の効果を有して
いる。
用によって、永久磁石5およびコイル4から磁界の漏洩
は、少なくなっており、さらに、再生、消去、書き込み
時に、コイル4への通電は不要となり、コイル自体発熱
が減少し、発熱の減少により冷却ファン等の低電力化、
小型化、さらに電源系の低発熱化、軽量化などが可能と
なり装置全体の省電力化、軽量・小型化の効果を有して
いる。
【0042】つぎに、第3の実施例として再生磁界が不
要な場合と必要な場合の両方に使用できる印加磁界装置
を、図8、図9を用いて説明する。図8、図9とも、図
1〜図7の同じ機能のものには同じ符号を使用した。
要な場合と必要な場合の両方に使用できる印加磁界装置
を、図8、図9を用いて説明する。図8、図9とも、図
1〜図7の同じ機能のものには同じ符号を使用した。
【0043】この第3の実施例においても、永久磁石5
とコイル4のセンタ軸は一致しておらず、マグネットホ
ルダ6にはスットッパピンを設けておらず、第2実施例
と異なる点は、シールド板7にL字状部8と突起部9の
両方を設けたことである。
とコイル4のセンタ軸は一致しておらず、マグネットホ
ルダ6にはスットッパピンを設けておらず、第2実施例
と異なる点は、シールド板7にL字状部8と突起部9の
両方を設けたことである。
【0044】図8は、再生磁界が不要の場合の動作を説
明する図であり、図8(1)ではコイル4に通電してお
らず、永久磁石5と突起部9が吸引した状態で、ディス
ク1には常に磁界が掛かっており消去動作が可能とな
る。つぎに、コイル4に通電し、永久磁石を回転させ永
久磁石5の磁化方向を水平にさせると、L字状部8と永
久磁石5が吸引しあうので、この時点でコイル4への通
電をやめても、図8(2)に示す様に、永久磁石5はデ
ィスク1の盤面に平行な方向を保持し、ディスク1に印
加される磁界は小さくなり、したがって、保持電流無し
の状態で再生動作が可能となる。
明する図であり、図8(1)ではコイル4に通電してお
らず、永久磁石5と突起部9が吸引した状態で、ディス
ク1には常に磁界が掛かっており消去動作が可能とな
る。つぎに、コイル4に通電し、永久磁石を回転させ永
久磁石5の磁化方向を水平にさせると、L字状部8と永
久磁石5が吸引しあうので、この時点でコイル4への通
電をやめても、図8(2)に示す様に、永久磁石5はデ
ィスク1の盤面に平行な方向を保持し、ディスク1に印
加される磁界は小さくなり、したがって、保持電流無し
の状態で再生動作が可能となる。
【0045】この図8(2)の状態で、コイル4に通電
すると、コイル4のセンタ軸と永久磁石5のセンタ軸を
一致させていないので、死点を生じることなく90度回
転し、永久磁石5と突起部9が吸引しあい、保持電流を
流すことなく永久磁石5は、ディスク1の盤面に垂直な
方向を保持し、図8(3)の状態となり、消去時と逆の
磁界がディスク1に印加され、書き込み動作が可能とな
る。
すると、コイル4のセンタ軸と永久磁石5のセンタ軸を
一致させていないので、死点を生じることなく90度回
転し、永久磁石5と突起部9が吸引しあい、保持電流を
流すことなく永久磁石5は、ディスク1の盤面に垂直な
方向を保持し、図8(3)の状態となり、消去時と逆の
磁界がディスク1に印加され、書き込み動作が可能とな
る。
【0046】図9は、再生磁界が必要な場合の動作を説
明する図であり、図9(1)では、コイル4に通電して
いない状態でシールド板7の突起部9と永久磁石5が吸
引しあっており、常にディスク1に磁界が印加され消
去、再生操作が可能となり、この状態でコイル4に通電
すると、永久磁石5は死点を生じることなく180度回
転し、永久磁石5と突起部9が吸引しあい、コイル4に
保持電流を流すことなく、永久磁石5はディスク1の盤
面に垂直な方向に保持され、ディスク1には図9(1)
とは逆の磁界が印加されており、書き込み動作が可能と
なる。
明する図であり、図9(1)では、コイル4に通電して
いない状態でシールド板7の突起部9と永久磁石5が吸
引しあっており、常にディスク1に磁界が印加され消
去、再生操作が可能となり、この状態でコイル4に通電
すると、永久磁石5は死点を生じることなく180度回
転し、永久磁石5と突起部9が吸引しあい、コイル4に
保持電流を流すことなく、永久磁石5はディスク1の盤
面に垂直な方向に保持され、ディスク1には図9(1)
とは逆の磁界が印加されており、書き込み動作が可能と
なる。
【0047】つぎに、この実施例の印加磁界装置が、デ
ィスク1に印加する磁界の分布を図10に示す。図10
の用語は、図5と同様の意味を有する。この実施例で
は、永久磁石5をディスク1の盤面に垂直な位置で使用
し、書き込み/消去操作を行うので、図5のマージン幅
よりも広く許容範囲を確保できている。
ィスク1に印加する磁界の分布を図10に示す。図10
の用語は、図5と同様の意味を有する。この実施例で
は、永久磁石5をディスク1の盤面に垂直な位置で使用
し、書き込み/消去操作を行うので、図5のマージン幅
よりも広く許容範囲を確保できている。
【0048】この実施例においても、シールド板7の作
用によって、永久磁石5およびコイル4から磁界の漏洩
は、少なくなっており、さらに、再生、消去、書き込み
時に、コイル4への通電は不要となり、コイル自体発熱
が減少し、発熱の減少により冷却ファン等の低電力化、
小型化、さらに電源系の低発熱化、軽量化などが可能と
なり装置全体の省電力化、軽量・小型化の効果を有する
とともに、同一の印加磁界装置を用いて、再生磁界の必
要なディスクと再生磁界の不要なディスクのいづれにも
使用できる効果を有している。
用によって、永久磁石5およびコイル4から磁界の漏洩
は、少なくなっており、さらに、再生、消去、書き込み
時に、コイル4への通電は不要となり、コイル自体発熱
が減少し、発熱の減少により冷却ファン等の低電力化、
小型化、さらに電源系の低発熱化、軽量化などが可能と
なり装置全体の省電力化、軽量・小型化の効果を有する
とともに、同一の印加磁界装置を用いて、再生磁界の必
要なディスクと再生磁界の不要なディスクのいづれにも
使用できる効果を有している。
【0049】つぎに、図11に他の実施例として、シー
ルド板に設けるL字状部の突起が1つのみの印加磁界装
置を示す。本図において、図1〜図10に使用したのと
同じ機能の部材には、同じ符号を使用し、印加磁界装置
の要部断面のみを示した。
ルド板に設けるL字状部の突起が1つのみの印加磁界装
置を示す。本図において、図1〜図10に使用したのと
同じ機能の部材には、同じ符号を使用し、印加磁界装置
の要部断面のみを示した。
【0050】本実施例の動作は、図17で示したヨーク
を1つだけ有する従来例の印加磁界装置と同様である
が、本実施例では、シールド板7がコイル4および永久
磁石5を覆っているので、このコイル4および永久磁石
5からの磁界は、シールド板7によって遮蔽され、印加
磁界装置の近傍や、本印加磁界装置を有する光磁気ディ
スク装置の近傍に、磁気ディスク装置やフロッピディス
ク装置などを設置しても、印加磁界装置からの磁界によ
る悪影響をこれらの装置に与えることを本実施例では防
止できる効果がある。
を1つだけ有する従来例の印加磁界装置と同様である
が、本実施例では、シールド板7がコイル4および永久
磁石5を覆っているので、このコイル4および永久磁石
5からの磁界は、シールド板7によって遮蔽され、印加
磁界装置の近傍や、本印加磁界装置を有する光磁気ディ
スク装置の近傍に、磁気ディスク装置やフロッピディス
ク装置などを設置しても、印加磁界装置からの磁界によ
る悪影響をこれらの装置に与えることを本実施例では防
止できる効果がある。
【0051】つぎに、シールド板の他の実施例を図1
2、図13に示す。図12(1)は、L字状部8をシー
ルド板7の長手方向の全幅にわたって設けた実施例であ
り、図12(2)は、さらに突起部9をシールド板7の
長手方向の全幅にわたって設けた実施例である。このよ
うに、L字状部8や突起部9などの突出部を長手方向の
全幅にわたって設けることによる効果は、シールド板7
の取り付け位置の許容値が広くなり、また、機械的強度
を増すなどの効果がある。図12(3)はシールド板7
の円周方向もAおよびBの覆いで覆う様にしたもので、
より磁界の漏れを減少させる効果がある。
2、図13に示す。図12(1)は、L字状部8をシー
ルド板7の長手方向の全幅にわたって設けた実施例であ
り、図12(2)は、さらに突起部9をシールド板7の
長手方向の全幅にわたって設けた実施例である。このよ
うに、L字状部8や突起部9などの突出部を長手方向の
全幅にわたって設けることによる効果は、シールド板7
の取り付け位置の許容値が広くなり、また、機械的強度
を増すなどの効果がある。図12(3)はシールド板7
の円周方向もAおよびBの覆いで覆う様にしたもので、
より磁界の漏れを減少させる効果がある。
【0052】図13はシールド板に設ける突起部のその
他の実施例であり、図13(1)はシールド板7をU字
状に塑性変形させ、突起部9を成形した例であり、図1
3(2)はシールド板7に設ける突起部9を図示のごと
く、シールド板7から突出する部分を重なる様に塑性変
形させて成形した例であり、図13(3)は、磁性体な
どからなる突起部9をシールド板7にネジ止めしたもの
であり、本例では突起部9の先端部を凹状に加工し、図
示していないマグネットホルダとより接近した形状とし
てある。図13(1)および図13(2)の様な形状の
突起部は、別途同様の形状の突起部を成形し、シールド
板7にスポット溶接などで接合し形成しても良く、また
図13(1)の突起部9の先端形状を、図13(3)の
突起部9の先端部形状の様に凹状に塑性加工しても良
い。
他の実施例であり、図13(1)はシールド板7をU字
状に塑性変形させ、突起部9を成形した例であり、図1
3(2)はシールド板7に設ける突起部9を図示のごと
く、シールド板7から突出する部分を重なる様に塑性変
形させて成形した例であり、図13(3)は、磁性体な
どからなる突起部9をシールド板7にネジ止めしたもの
であり、本例では突起部9の先端部を凹状に加工し、図
示していないマグネットホルダとより接近した形状とし
てある。図13(1)および図13(2)の様な形状の
突起部は、別途同様の形状の突起部を成形し、シールド
板7にスポット溶接などで接合し形成しても良く、また
図13(1)の突起部9の先端形状を、図13(3)の
突起部9の先端部形状の様に凹状に塑性加工しても良
い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果がある。 (1)印加磁界装置からの漏洩磁界を抑えることが可能
になり、印加磁界装置の近傍に、磁気ディスク装置やフ
ロッピディスク装置を設置しても、これらのディスク装
置のデータ破壊等の障害を与えることが無い。したがっ
て、光磁気ディスク装置を組み込み使用する装置の小型
化が可能となる。 (2)少なくとも、コイルに通電すること無く、再生動
作が可能となり、装置の発熱を押さえ、省電力化が可能
となる。 (3)再生、消去、書き込み時にコイルへの通電が不要
となり、コイルの発熱の防止、装置の省電力化・小型軽
量化が可能となる。 (4)再生時に、印加磁界が必要な記録媒体と、印加磁
界が必要でない記録媒体のいずれにも使用可能な光磁気
ディスク装置が可能となる。
になり、印加磁界装置の近傍に、磁気ディスク装置やフ
ロッピディスク装置を設置しても、これらのディスク装
置のデータ破壊等の障害を与えることが無い。したがっ
て、光磁気ディスク装置を組み込み使用する装置の小型
化が可能となる。 (2)少なくとも、コイルに通電すること無く、再生動
作が可能となり、装置の発熱を押さえ、省電力化が可能
となる。 (3)再生、消去、書き込み時にコイルへの通電が不要
となり、コイルの発熱の防止、装置の省電力化・小型軽
量化が可能となる。 (4)再生時に、印加磁界が必要な記録媒体と、印加磁
界が必要でない記録媒体のいずれにも使用可能な光磁気
ディスク装置が可能となる。
【図1】本発明の原理図
【図2】本発明の印加磁界装置の分解斜視図
【図3】第1の実施例(再生磁界が不要の場合)
【図4】マグネットホルダ周辺部
【図5】磁界分布を示す図
【図6】第2の実施例(再生磁界が必要な場合)
【図7】磁界分布を示す図
【図8】第3の実施例(再生磁界が不要な場合)
【図9】第3の実施例(再生磁界が必要な場合)
【図10】磁界分布を示す図
【図11】他の実施例
【図12】シールド板の他の実施例
【図13】その他の実施例
【図14】印加磁界装置の配置
【図15】従来例の配置図
【図16】従来の印加磁界装置の動作説明図(1)
【図17】従来の印加磁界装置の動作説明図(2)
1 ディスク 2 バイアスベース 4 コイル 5 永久磁石 7 シールド板 8 L字状部 9 突起部
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体への情報の記録、消去または
再生の少なくとも1つが行われる光磁気ディスク装置に
おいて、 前記記録媒体に対向した位置に回転可能に支持され、前
記記録、消去または再生の動作に応じた方向の磁界を、
前記記録媒体に印加する永久磁石と、それぞれの前記動
作に対応して、前記永久磁石を回転させる磁界を発生す
る回転用コイルと、 前記永久磁石と前記回転用コイルとを覆うシールド体と
を有し、 前記シールド体には、前記記録媒体の盤面に略平行であ
る第1の突出部または前記記録媒体の盤面に略垂直であ
る第2の突出部の少なくともいずれか一方の突出部が設
けられていることを特徴とする光磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1の光磁気ディスク装置におい
て、 前記第1および第2の突出部を備え、前記永久磁石の磁
化方向が、前記記録媒体の盤面に略平行または略垂直方
向に設定され、前記記録媒体の種類に対応していずれか
一方の前記磁化方向で、前記記録媒体の再生動作が行わ
れることを特徴とする光磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27478097A JPH11120501A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 光磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27478097A JPH11120501A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 光磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11120501A true JPH11120501A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17546466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27478097A Pending JPH11120501A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 光磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11120501A (ja) |
-
1997
- 1997-10-07 JP JP27478097A patent/JPH11120501A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050912 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051004 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051202 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |