JPH11121146A - ワークの熱圧着装置におけるヒータ温度制御装置およびヒータ温度制御方法 - Google Patents

ワークの熱圧着装置におけるヒータ温度制御装置およびヒータ温度制御方法

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JPH11121146A
JPH11121146A JP9276825A JP27682597A JPH11121146A JP H11121146 A JPH11121146 A JP H11121146A JP 9276825 A JP9276825 A JP 9276825A JP 27682597 A JP27682597 A JP 27682597A JP H11121146 A JPH11121146 A JP H11121146A
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heater
temperature
temperature control
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謙一郎 宮崎
Hidenari Shinozaki
英成 篠崎
Kunio Yamamoto
邦雄 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度センサの取付不良や動作異常などの場合
でもヒータが過熱しないヒータ温度制御装置およびヒー
タ温度制御方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ヒータ温度を検出して温度制御部にフィ
ードバックし、この検出温度と指令温度に基づいて温度
制御部から出力される操作量に従ってヒータに電力が供
給されるヒータ温度制御装置において、操作量の計測値
が設定された所定の操作リミットYLを超える時間が所
定の限界時間TLになったならば、温調機能を停止さ
せ、操作量をゼロにする。これにより、温度センサの取
り付け不良や動作異常の場合にもヒータが熱暴走によっ
て過熱・焼損することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱圧着装置などに
用いられるワークの熱圧着装置におけるヒータ温度制御
およびヒータ温度制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱圧着装置などに用いられるヒータは加
熱温度が制御されており、温度制御は一般に温度調節機
能を有する温調器によって行われる。この温度制御方法
は、ヒータの温度を熱電対などの温度センサによって検
出し、この検出温度と指令温度に基いて温調器より操作
指令が出力され、この操作指令に従ってヒータに電力が
供給されることにより、ヒータの温度を制御するもので
ある。
【0003】ところで、ヒータに何らかの原因により過
大な電力が連続して供給されると、ヒータは過熱し、場
合によっては焼損に至ることがある。この過熱を防止す
るためワークの熱圧着装置におけるヒータ温度制御には
一般に過熱防止のインターロックが設けられている。従
来のワークの熱圧着装置におけるヒータ温度制御では、
前述の温度センサの検出温度や、ヒータへ流れる電流値
が予め定められた上限値を超えたときに温調器が停止し
てヒータの加熱が中断されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のイ
ンターロック方法では、検出温度が正しくフィードバッ
クされない場合、すなわち温度センサが動作異常を生
じ、実際の温度から大きくはずれた誤った温度をフィー
ドバックしている場合や、温度センサは正常に動作して
いるものの、温度センサが取付不具合のため正しい取付
位置から外れ、検出すべき温度ではなく周囲の雰囲気温
度(室温など)を検出しているような場合には、インタ
ーロック機能は正常に働かない。温度センサから誤った
検出温度がフィードバックされ、指令温度と検出温度の
差、すなわち誤った偏差に基いて操作指令が出される結
果、過大な電流が連続してヒータに給電されるからであ
る。このように従来のヒータ温度制御方法では、温度セ
ンサの取付不良などの場合に、ヒータのインターロック
が機能せず、過熱によりヒータが焼損することがあると
いう問題点があった。
【0005】そこで本発明は、温度センサの動作異常や
取付不具合などの場合でも、ヒータが過熱して焼損する
ことのないワークの熱圧着装置におけるヒータ温度制御
装置およびヒータ温度制御方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のワークの
熱圧着装置におけるヒータ温度制御装置は、通電するこ
とにより熱を発生するヒータと、このヒータによって加
熱されたツールの温度を検出する温度検出手段と、この
温度検出手段により検出された温度と温度指令との偏差
に基いて操作指令を出力する温度制御部と、前記操作指
令に応じた電力をヒータへ供給する給電部と、前記操作
指令の値が所定時間以上連続して所定値を越えたなら
ば、ヒータへの給電を停止させる給電停止手段を備え
た。
【0007】請求項2記載のワークの熱圧着装置におけ
るヒータ温度制御方法は、ヒータによって加熱されたツ
ールの温度を温度検出手段により検出する工程と、この
検出された温度と温度指令との偏差に基いて操作指令を
温度制御部より出力する工程と、操作指令に応じて電力
をヒータに供給する工程と、前記操作指令の操作量が所
定時間以上連続して所定値を越えたならば、ヒータへの
給電を停止させることによりヒータの過熱を防止するよ
うにした。
【0008】本発明によれば、ヒータに電力を供給する
操作量を計測し、この計測値が所定時間以上連続して所
定値を越えたならば、ヒータへの給電を停止させること
により、ヒータの温度を検出する温度センサが動作異常
や取付不具合を生じている場合でもヒータの過熱による
焼損を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のワー
クの熱圧着装置におけるヒータ温度制御の構成を示すブ
ロック図、図2は同ワークの熱圧着装置におけるヒータ
温度制御方法を示すフロー図、図3(a)は同ワークの
熱圧着装置におけるヒータ温度制御装置のヒータ給電部
に与える操作量を示すグラフ、図3(b)は同ワークの
熱圧着装置におけるヒータ温度および温度偏差を示すグ
ラフである。
【0010】まず図1を参照してワークの熱圧着装置に
おけるヒータ温度制御の構成を説明する。図1におい
て、1はツール(図示せず)を加熱するヒータであり、
給電部2から給電されることにより発熱する。ヒータ1
によって加熱されたツールの温度は温度検出手段である
温度センサ3によって検出され、温度制御部4にフィー
ドバックされる。温度制御部4はPID制御により、制
御部5からの温度指令と温度センサ3からフィードバッ
クされる検出温度との偏差に基いて給電部2に対して操
作指令を出力する。給電部2は、操作指令の大きさ(操
作量)に応じた電力をヒータ1に供給する。
【0011】制御部5はCPUであり、温度制御部4が
出力する操作量を監視し、操作量が所定時間以上連続し
て所定値を越えたならば、温度制御部4に指令を出して
給電部2からヒータ1への給電を停止させる。すなわち
制御部5は給電停止手段となっている。記憶部7は指令
温度やPIDデータなどを記憶する。報知部8はブザー
などのアラームであり、給電停止などの所定の場合に制
御部5の指令によりアラームを発し、オペレータに報知
する。
【0012】次に図2および図3(a),(b)を参照
してヒータ温度制御方法について説明する。図2のフロ
ーにおいて、まずタイマーをリセットする(ST1)。
次いで指令温度が記憶部7より読み込まれ(ST2)、
温度センサ3によりヒータにより加熱されたツールの温
度(以下、「ヒータ温度」と略称する)を検出する(S
T3)。そして、指令温度とヒータ温度より偏差を計算
する(ST4)。次にPIDデータが記憶部7から読み
込まれ(ST5)、ヒータ温度、偏差、PIDデータを
基に給電部2へ出力する操作量を求める(ST6)。
【0013】ここで、操作量とヒータ温度の変化につい
て図3(a),(b)を参照して説明する。図3(a)
において、折れ線で示すグラフaは温度制御部4から給
電部2に出力される操作量であり、最大値に対する割合
(0〜100%)で表される。また図3(b)に示すグ
ラフbはヒータ温度を、グラフcは指令温度K(一定
値)とヒータ温度の差を示す偏差を表している。なお、
図3(b)に示すグラフdは、図3(a)のタイミング
t3にて何らかの原因で温度センサ3が正しい取付位置
から外れた場合の温度センサ3の検出温度を示してい
る。
【0014】図3(a)において、加熱が開始されるタ
イミングt0においては、偏差が最大であるため、操作
量も最大に設定されるが、ヒータ温度の上昇に伴いタイ
ミングt1にて操作量は減少し始め、ヒータ温度が指令
温度Kに到達したタイミングt2において操作量は一定
値(ヒータ1やツールなどの放熱分に等しい発熱量に相
当する操作量)になる。
【0015】ここで、前述のようにタイミングt3にて
温度センサ3が正しい取付位置から外れた場合を例にと
って、温度センサ3が実際のヒータ温度を正しく検出し
ないような状況になった場合について説明する。この例
では、温度センサ3はツールの取付位置から外れた結
果、ヒータ温度の代わりに周囲の雰囲気温度(室温)を
検出するようになり、図3(b)のグラフdに示すよう
に検出温度が急速に低下する。これに伴って指令温度と
検出温度の差を表す偏差はグラフcで示すように上昇す
るため、温度制御部4はこの偏差を減少させるべく操作
量を増加させる。
【0016】この結果、ヒータ温度は上昇するが、この
温度上昇は温度センサ3が取付位置からはずれているた
め正しくフィードバックされない状態となり、グラフb
に示すようにヒータ温度が指令温度Kを大きく上まわっ
てなお上昇を続けるいわゆる熱暴走の状態となる。この
状態がある時間継続するとヒータの過熱による焼損や断
線に至る。
【0017】この熱暴走を防止するため、以下に説明す
る処置が行われる。図2のフローに戻り、操作量y
(t)が予め設定された操作リミットYLを越えている
か否かが判断される(ST7)。ここで図3(a)に示
すようにYLを越えている場合には、操作リミットYL
を継続して越えている時間(操作リミット持続時間)t
Lを累積計測し(ST8)、この操作リミット持続時間
tLが予め設定された限界時間TLを越えたか否かを判
断する(ST9)。その後においても操作量y(t)が
操作リミットYLを連続して越えている場合には、ST
8の処理がサンプリング時間周期で繰り返され、操作リ
ミット持続時間tLが計測される。
【0018】そして図3(a)に示すように操作量がY
Lを越えたタイミングt4から限界時間TLが経過した
タイミングt5にて、ST9の処理で ”YES”(操
作量が所定時間以上連続して所定値を越えた)と判断
し、制御部5の指令により温度制御部4に指令が出さ
れ、温調機能が停止する(ST10)。これにより給電
部2への操作量がゼロになる(ST11)とともに、報
知部8よりアラームが発せられ(ST12)、ヒータ加
熱装置が停止する(ST13)。この結果、図3(b)
に示すようにヒータ温度はタイミングt5から下降を開
始し、熱暴走には至らずヒータ1の過熱による焼損や断
線を防止することができる。
【0019】ST7にて操作量が操作リミットYLを越
えない場合、タイマーをリセットし(ST14)、所定
のサンプリング時間の経過を待った後に(ST15)、
給電部には操作量が与えられ(ST16)、再びST2
に戻って同様に操作量の計測・監視のフローが繰り返さ
れる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ヒータに電力を供給す
る操作量を計測し、この計測値が所定時間以上連続して
所定値を越えたならばヒータへの給電を停止させるよう
にしたので、ヒータ温度を検出する温度センサが動作異
常や取付不具合を生じている場合でもヒータの熱暴走を
防止して、ヒータの過熱による焼損や断線を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置に
おけるヒータ温度制御の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置に
おけるヒータ温度制御方法を示すフロー図
【図3】本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置に
おけるヒータ温度制御装置のヒータ給電部に与える操作
量、ヒータ温度および温度偏差を示すグラフ
【符号の説明】
1 ヒータ 2 給電部 3 温度センサ 4 温度制御部 5 制御部 7 記憶部 8 報知部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通電することにより熱を発生するヒータ
    と、このヒータによって加熱されたツールの温度を検出
    する温度検出手段と、この温度検出手段により検出され
    た温度と温度指令との偏差に基いて操作指令を出力する
    温度制御部と、前記操作指令に応じた電力をヒータへ供
    給する給電部と、前記操作指令の値が所定時間以上連続
    して所定値を越えたならば、ヒータへの給電を停止させ
    る給電停止手段を備えたことを特徴とするワークの熱圧
    着装置におけるヒータ温度制御装置。
  2. 【請求項2】ヒータによって加熱されたツールの温度を
    温度検出手段により検出する工程と、この検出された温
    度と温度指令との偏差に基いて操作指令を温度制御部よ
    り出力する工程と、操作指令に応じて電力をヒータに供
    給する工程と、前記操作指令の操作量が所定時間以上連
    続して所定値を越えたならば、ヒータへの給電を停止さ
    せることによりヒータの過熱を防止することを特徴とす
    るワークの熱圧着装置におけるヒータ温度制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013036206A1 (en) * 2011-09-09 2013-03-14 Trimech Technology Pte Ltd An apparatus and a method for controlling temperature of a heating element in a thermocompression bonding process
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