JPH1112152A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH1112152A
JPH1112152A JP16258797A JP16258797A JPH1112152A JP H1112152 A JPH1112152 A JP H1112152A JP 16258797 A JP16258797 A JP 16258797A JP 16258797 A JP16258797 A JP 16258797A JP H1112152 A JPH1112152 A JP H1112152A
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JP
Japan
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hair
group
formula
cosmetic
hydrocarbon group
Prior art date
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JP16258797A
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Yoshiyuki Sato
吉幸 佐藤
Masahisa Nakajima
正久 中島
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】柔軟効果と油っぽさのない使用感に優れた化粧
料を提供することを目的とする。 【解決手段】 平均組成式(I) Za(R1 )bSiO[4−(a+b)]/2 …… (I) (上式中、R1 は置換もしくは非置換の1価の炭化水素
基を表し、Zは下式(II)で表される) 【化1】 (上式中、R2 は2価の炭化水素基を表し、R3 および
4 はそれぞれ炭素数1から4の2価の炭化水素基を表
し、pおよびqはそれぞれ0≦p≦50、0≦q≦50
および2<(p+q)を満たす整数であり、aおよびb
はそれぞれ0<a≦1、0<b<2および1.9≦(a
+b)≦2.1を満たす数である)で示される分子量5
00から500,000のN−ポリオキシアルキレンア
ミノアルキル基含有ポリオルガノシロキサンを含む化粧
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟効果と使用感
に優れた化粧料に係わり、アミノポリエーテル変性シリ
コーン化合物を配合した化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料には毛髪や皮膚の保護など
の目的で油分が配合されているが、油分の性質によって
は使用時にべたつくまたは油っぽいなどの欠点が生じ
る。さっぱりした感触とその持続性を得るために、高分
子量ジメチルシロキサンが配合されている。近年、これ
らにさらに油っぽさを抑えるような柔らかな感触が求め
られているが、高分子量ジメチルシロキサンではこの特
性を満足できないために、アミノ変性シリコーンの配合
が検討されている。特開平5−85918号公報に開示
されているアンモニウム変性高分子シリコーンでは、柔
軟効果が不十分であった。また、特開平2−27360
9号公報および特開平2−273612号公報に開示さ
れているアモジメチコーン(Amodimethicone、米国Cosm
etic Ingredient Dictionary第3版に記載)では十分な
柔軟効果が得られず、トリメチルシリルアモジメチコン
では柔軟効果は得られるものの、洗い落ちにくいことか
ら蓄積し、ごわつき感がでるといった問題があり、使用
感の改善が望まれていた。
【0003】また、特に毛髪化粧料には、静電気防止、
光沢感、櫛通りの良さ、ドライヤー等の熱による損傷防
止、皮膚や粘膜に対する刺激が低い、枝毛や切れ毛等毛
髪の損傷防止といったことも同時に望まれる。これらを
同時に満足するような毛髪化粧料はこれまでなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような欠
点を解決し、柔軟効果と油っぽさのない使用感に優れた
化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、アミノポリ
エーテル変性シリコーン化合物を配合することにより、
柔軟効果と使用感に優れた化粧料が得られることを見出
だし、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明の化粧料は、平均組成式
(I) Za(R1 )bSiO[4−(a+b)]/2 …… (I) (上式中、R1 は置換もしくは非置換の1価の炭化水素
基を表し、Zは下式(II)で表される)
【化2】 (上式中、R2 は2価の炭化水素基を表し、R3 および
4 はそれぞれ炭素数1から4の2価の炭化水素基を表
し、pおよびqはそれぞれ0≦p≦50、0≦q≦50
および2<(p+q)を満たす整数であり、aおよびb
はそれぞれ0<a≦1、0<b<2および1.9≦(a
+b)≦2.1を満たす数である)で示される分子量5
00から500,000のN−ポリオキシアルキレンア
ミノアルキル基含有ポリオルガノシロキサンを含むこと
を特徴としている。また、本発明の化粧料は、前記N−
ポリオキシアルキレンアミノアルキル基含有ポリオルガ
ノシロキサンおよび一般式 (CH3 3 SiO((CH3 2 SiO)nSi(CH3 3 ……(III ) (nは3,000≦n≦20,000の範囲である)で
示される高分子量シロキサンを含有することを特徴とし
ている。
【0007】本発明に用いられるN−ポリオキシアルキ
レンアミノアルキル基含有ポリオルガノシロキサンのシ
ロキサン単位あたりの平均組成式である上記式(I)に
おいて、R1 は置換もしくは非置換の1価の炭化水素基
であり、具体例としては、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノ
ニル、デシル、ドデシルのようなアルキル基;シクロペ
ンチル、シクロヘキシルのようなシクロアルキル基;2
−フェニルエチル、2−フェニルプロピルのようなアラ
ルキル基;フェニル、トリルのようなアリール基;クロ
ロメチル、クロロフェニル、3,3,3−トリフルオロ
プロピル、シアノエチルのような置換炭化水素基が挙げ
られ、これらの置換基は、1種だけを用いても、2種以
上を同一分子内に併存させて用いても構わない。
【0008】これらの中でも、原料の入手と合成が容易
なこと、および得られる化粧料の特性が良好なことか
ら、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、とりわけメ
チル基が好ましい。
【0009】平均組成式(I)において、Zは
【化3】 で表される、窒素原子に2個より多いオキシアルキレン
基が結合したアミノアルキル基である。ここでR2 は2
価の炭化水素基であり、加水分解に対する安定性から、
ケイ素原子と窒素原子の間に3個以上の炭素原子からな
る炭素鎖を形成することが好ましく、具体的には−(C
2 3 −、−(CH2 4 −、−(CH2 5 −、−
(CH2 2 CH(CH3 )−などが例示される。ま
た、R3 およびR4 はそれぞれが炭素数1〜4の2価の
炭化水素基であり、具体的には、−CH2 −、−(CH
2 2 −、−(CH2 4 −、−CH2 CH(CH3
−、−CH2 CH(C2 5 )−などが例示され、同一
ポリオキシアルキレン鎖に1種または2種以上を併存さ
せても構わない。中でも得られる化粧料の特性が良好な
ことから、−(CH2 2 −または−CH2 CH(CH
3 )−であることが好ましい。pおよびqはそれぞれオ
キシアルキレン単位の数を表し、0≦p≦50および0
≦q<50、好ましくは1≦p≦50、1≦q≦50、
かつ2<(p+q)、好ましくは2<(p+q)≦5
0、より好ましくは2<(p+q)≦20を満たす整数
である。p+qが2以下では親水性が十分でないために
油っぽさの改善が不十分になる。またp+qが増すとア
ミンの含有量が低下する。そこで、本発明の化粧料の柔
軟性を維持するためには、十分なアミン含有量を確保す
るように、p+qが50以下であることが好ましい。Z
としては例えば、下記の式で示される基が例示される。
【0010】
【化4】 平均組成式(I)において、aおよびbはそれぞれ、0
<a≦1および0<b<2を満たす数であり、好ましく
は0<a≦0.5、1.5<b<2である。aが1より
大きいと、柔軟性が不十分となり、bが2以上の場合は
配合が難しくなる。さらに、このような本発明に用いら
れるN−ポリオキシアルキレンアミノアルキル基含有ポ
リオルガノシロキサンは実質的に直鎖状、あるいは部分
的に分岐状のものであり、a+bは1.9から2.1の
範囲である。
【0011】該ポリシロキサンは、分子量が500から
500,000、好ましくは10,000から100,
000である。500未満では良好な特性を得ることが
難しく、500,000より大きいと取り扱いが不便と
なる。
【0012】また該ポリシロキサンの粘度は、10cP
から1,000,000cP、好ましくは100cPか
ら100,000cPである。10cP未満では良好な
特性を得ることが難しく、1,000,000cPより
大きいと取り扱いが不便となる。
【0013】このようなN−ポリオキシアルキレンアミ
ノアルキル基含有ポリオルガノシロキサンは、例えば平
均組成式(IV ) Ha (R1 b SiO[4-(a+b)]/2 ……(IV ) (式中、R1 、aおよびbは前記と同じである)で示さ
れるポリオルガノハイドロジェンシロキサンと、例えば
一般式(V )
【化5】 (式中、R5 は2価の炭化水素基を表し、R3 、R4
pおよびqは前記と同じである)で示されるN−ポリオ
キシアルキレンアルケニルアミンとを、白金または白金
化合物のような付加反応用触媒を使用してヒドロシリル
化することにより、合成することができる。
【0014】上記の式(IV )の平均組成式を有するポ
リオルガノハイドロジェンシロキサンは、分子中にSi
−H結合を含むシリコーンであり、ポリシロキサンの骨
格は直鎖状、分岐状または環状のいずれでもよく、ま
た、Si−H結合の位置は、分子鎖の末端または中間シ
ロキサン単位のいずれにあってもよい。
【0015】このようなポリオルガノハイドロジェンシ
ロキサンの代表例としては、R1 がメチル基である次の
ようなものが例示される。
【0016】
【化6】 (式中、cおよびdはそれぞれ、0≦c≦1,000お
よび0≦d≦1,000であって、さらに20≦(c+
d)≦1,000を満たす整数である)なお、上記の式
はランダム共重合体でもよく、必ずしもブロック共重合
体を意味するものではない。
【0017】
【化7】 (式中、eおよびfはそれぞれ、0≦e≦1,000お
よび0≦f≦1,000であって、さらに20≦(e+
f)≦1,000を満たす整数である)なお、上記の式
はランダム共重合体でもよく、必ずしもブロック共重合
体を意味するものではない。
【0018】
【化8】 (式中、gは6≦g≦1,000を満たす整数である)
【化9】 (式中、hは3≦h≦1,000を満たす整数である)
および
【化10】 (式中、iおよびjはそれぞれ、1≦i≦10および0
≦j≦10であって、さらに3≦(i+j)≦10を満
たす整数である)なお、上記の式はランダム共重合体で
もよく、必ずしもブロック共重合体を意味するものでは
ない。
【0019】これらのポリオルガノハイドロジェンシロ
キサンは、公知の方法に従って合成することができる。
例えば、メチルジクロロシラン、ジメチルクロロシラ
ン、ジエチルクロロシランのようにSi−H結合を有す
るクロロシラン類、または対応するアルコキシシラン類
を、目的物の分子設計に従い、必要に応じて、トリメチ
ルクロロシラン、フェニルトリクロロシランなどのSi
−H結合を含まないクロロシラン類、もしくは対応する
アルコキシシラン類またはアルキルシリケートと共加水
分解することにより得ることができる。あるいは、テト
ラメチルシクロテトラシロキサンまたはオクタメチルシ
クロテトラシロキサンなどの環状シロキサン化合物と、
テトラメチルジシロキサンまたはヘキサメチルジシロキ
サンなどのジシロキサン類とを、所望の平均組成式に応
じて混合し、酸触媒の存在下に重合・平衡化するなどの
方法によっても得ることができる。
【0020】N−ポリオキシアルキレンアルケニルアミ
ン(V )において、R5 は2価炭化水素基を表す。CH
2 =CH−R5 −がポリアルキルハイドロジェンシロキ
サンと付加反応することにより、式(II)における2価
の炭化水素基R2 を形成する。
【0021】上記化合物(V )は公知の方法により合成
することができる。例えば、アルケニルアミンを反応開
始剤として、所定量のアルキレンオキシドの開環付加重
合反応を行うことにより、容易に得ることができる。ア
ルケニルアミンとしては、アリルアミン、ブテニルアミ
ン、オクテニルアミンなどが例示される。またアルキレ
ンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフランなどが
例示される。これらのアルキレンオキシドは、1種また
は2種以上を併用して共重合体とすることもできる。共
重合体としてはランダム共重合体であってもブロック共
重合体であってもよい。このようにして得られる化合物
は、大部分が第三級化されたアミンからなり、一部に第
二級アミンおよび原料の第一級アミンを含む場合もある
が、第一級アミンはその後の反応のヒドロシリル化を阻
害する要因となるので、反応条件の制御や分離操作など
により、できる限り少なくすることが好ましい。
【0022】アルキレンオキシドの付加モル数を示すp
およびqは、前述のように、0≦p≦50および0≦q
≦50、好ましくは1≦p≦50、1≦q≦50であっ
て、かつ2<(p+q)を満たす整数である。
【0023】前記の反応は、アルキレンオキシドの性状
に合わせて、加圧下または常圧下で行われる。反応は無
触媒でも進行するが、反応を促進するために触媒を使用
することもできる。反応触媒としては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどのアルカリ触媒が使用できる。
触媒を使用した場合は中和剤として酸が使用されるが、
この場合、リン酸や酢酸などの弱酸によって中和するこ
とが好ましい。
【0024】式(IV )の構成単位を有するポリオルガ
ノハイドロジェンシロキサンと、N−ポリオキシアルキ
レンアルケニルアミン(V )とのヒドロシリル化反応に
よる、本発明に用いられるN−ポリオキシアルキレンア
ミノアルキル基含有ポリオルガノシロキサンの合成法に
ついて、以下に説明する。
【0025】ヒドロシリル化反応の触媒としては、白
金、パラジウム、ロジウムなどの白金族系金属またはそ
の化合物が使用され、中でも一般的に白金化合物が使用
される。白金触媒としては、白金黒、白金カーボンまた
は白金アルミナなどの白金担持触媒;塩化白金酸のイソ
プロパノール溶液、白金オクタノール錯体や白金とビニ
ルシロキサン類との錯体などの白金錯体化合物;または
白金コロイドなどが例示される。触媒の量は白金原子に
換算して0.1から1,000ppmであり、好ましく
は1から500ppmの範囲で使用される。0.1pp
mより少ないと、反応が遅くて工業的に不利であり、ま
た1,000ppmより多くてもそれだけの効果は得ら
れず、白金化合物が高価なため経済的に不利となる。
【0026】この反応は無溶媒で行うこともできるが、
反応性を向上させるために適当な溶媒を用いてもよい。
このような溶媒としては、トルエン、キシレンなどの炭
化水素類;イソプロパノールなどのアルコール類などが
例示される。反応は適当な加熱条件下で行われ、温度は
60から120℃の範囲に設定されることが好ましい。
60℃よりも低い温度では反応の進行が遅くて不利であ
り、120℃よりも高い温度ではポリエーテル部分の熱
劣化などの副反応が生じる恐れがあり、好ましくない。
通常は反応を容易に制御できることから、N−ポリオキ
シアルキレンアルケニルアミンまたはポリオルガノハイ
ドロジェンシロキサンを滴下する方法が取られるが、活
性の弱い触媒を用いて、全材料をはじめから混合した状
態で反応を開始することもできる。反応は加熱状態で3
から20時間撹拌することによって行われる。得られる
化合物の保存安定性などから、一般にSi−H結合が残
存するSi−H結合をアルコール類や不飽和炭化水素類
などと反応させる処理工程が含まれてもよい。またSi
−H結合を残存させないために、アルケニル基をSi−
H結合の1.3倍モル程度と、過剰な状態で反応を行わ
せることが好ましい。
【0027】単離・精製は、通常知られた方法によって
行うことができる。たとえば反応の完結後に溶媒、低沸
点分、未反応物などを蒸留により除去し、その後、触媒
の除去などの目的で、濾過などの精製工程を行う。
【0028】以上のように、分子構造を容易にコントロ
ールできることも本発明の特徴である。従って、系の分
散安定性を保ったり、粘度をコントロールすることも容
易である。
【0029】本発明のアミノポリエーテル変性シリコー
ン化合物の化粧料への配合量は特に制限されないが、良
好な柔軟性が得られることから0.1重量%以上を配合
することが好ましい。ただし、皮膚に対する感触等を考
慮すると、最終製品としてのアミノ含有量は30重量%
以下が好ましく、特に好ましくは0.5〜10重量%配
合することが好ましい。
【0030】本発明の化粧料においては、特に一般式
(III ) (CH3 3 SiO((CH3 2 SiO)nSi(CH3 3 ……(III ) (nは3,000≦n≦20,000の範囲である)で
示される高分子量シロキサンを併用することが好まし
い。併用することにより、毛髪化粧料を調製して使用し
た場合、枝毛や切れ毛等の毛髪の損傷防止・修復の効果
のみならず、毛髪に対してより優れた滑らかさなどの柔
軟効果を付与することができる。良好な特性の化粧料が
得られることから、平均重合度のnは特に4,000〜
10,000のものが好ましい。
【0031】一般式(III )の高分子量シロキサンを併
用する場合は、化粧料への配合量を0.05〜20重量
%、特に0.1〜10重量%となるようにすることが好
ましい。
【0032】本発明における化粧料とは毛髪化粧料、皮
膚化粧料、メークアップ化粧料のみならず、日焼け止め
化粧料、医薬部外品などの使用に感触が問題とされる全
ての製品を包含するものである。具体的な用途として
は、シャンプー、リンス、ヘアクリーム、ヘアオイル、
ヘアローション、カラーリング剤、液体または固体ポマ
ード、チック、シェービングフォーム、スキンクリー
ム、シェービングクリーム、スキンローション等が挙げ
られる。また剤型も、用途に応じて、液状ばかりでな
く、パウダ−、エマルジョン、ケーキ等任意であり、形
態は制限されない。また前記毛髪化粧料における毛髪と
は、頭髪ばかりでなく、それ以外の人毛、かつら等の人
工毛、獣毛等も含む。
【0033】本発明の化粧料の調製には、上記の必須成
分に加えて、目的に応じて本発明の効果を損なわない範
囲で、通常の化粧品原料や医薬部外品原料として用いら
れる成分を適宜配合することができる。これらの成分と
して、例えば、流動パラフィン、スクワラン、ラノリン
誘導体、高級アルコール、各種エステル油、アボガド
油、パーム油、牛脂、ホホバ油、シリコーン油、ポリア
ルキレングリコールポリエーテルおよびそのカルボン酸
オリゴエステル化合物、テルペン系炭化水素油などの油
分;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトール、
ポリエチレングリコール等の水溶性多価アルコール、ヒ
アルロン酸、コンドロイチン硫酸、ピロリドンカルボン
酸塩等の保湿剤;紫外線吸収剤;紫外線散乱剤;アクリ
ル系樹脂、シリコーン樹脂、ポリビニルピロリドン等の
樹脂類;大豆蛋白、ゼラチン、コラーゲン、絹フィブロ
イン、エラスチン等の蛋白または蛋白分解質;エチルパ
ラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;各種アミノ酸、ビ
オチン、パントテン酸誘導体等の賦活剤;γ−オリザノ
ール、デキストラン硫酸ナトリウム、ビタミンE誘導
体、ニコチン酸誘導体等の血行促進剤;硫黄、チアント
ール等の抗脂漏剤;エタノール、イソプロパノール、テ
トラクロロジフルオロエタン、ノルマルパラフィン、イ
ソパラフィン、環状あるいは直鎖状の揮発性シリコーン
等の希釈剤、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤;薬
剤;香料;色材;シリカ粉末、タルク粉末、ポリエチレ
ン樹脂粉末、シリコーンゴム粉末、シリコーン樹脂粉
末、ベンゾグアナミン樹脂粉末等の各種粉末等が挙げら
れる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に実施例および比較例を挙げ
て、本発明を具体的に説明する。本発明はこれにより限
定されるものではない。部は重量によるものとし、配合
量は重量%である。実施例に先立ち、本発明で用いるア
ミノポリエーテル変性シリコーン化合物の合成例を示
す。なお、粘度およびその他物性は25℃で測定した値
である。使用したポリメチルハイドロジェンシロキサン
は次の3種類である。
【0035】 MDH 4 40M(粘度40センチポイズ)……S−1 MDH 9 450 M(粘度3,300センチポイズ)……S−2 MDH 12600 M(粘度6,300センチポイズ)……S−3 Mは(CH3 3 SiO1/2 、DH はH(CH3 )Si
O、Dは(CH3 2SiOのシロキシ単位をそれぞれ
表す。
【0036】また、N−ポリオキシアルキレンアルケニ
ルアミンとして、アリルアミンを開始剤とした、プロピ
レンオキシドをアリルアミン1モル当たり5モル付加さ
せた、次式で示される化合物P−1(分子量347、全
アミン価162、第三級アミン価163)を用いた。
【0037】
【化11】 N−ポリオキシアルキレンアミノアルキル基含有ポリオ
ルガノシロキサン(A−1、A−2、A−3)の調製 [A−1]還流冷却器、撹拌装置および滴下漏斗を取り
付けた四つ口フラスコに、S−1を165部とトルエン
を190部仕込み、窒素気流下で100℃に昇温した。
次にP−1を88部と塩化白金酸のイソプロパノール溶
液(白金元素含有量1%)0.5部との混合物を、滴下
漏斗から30分かけて滴下した。滴下とともに発熱が観
測され、液温は105℃まで昇温した。そのまま5時間
撹拌を続け、赤外線吸収スペクトル分析によりSi−H
結合の吸収(2140cm-1)の消失したところを確認
した。次に120℃、5mmHgの状態に1時間保ちト
ルエンおよびその他の低沸点成分を完全に除去した。冷
却後濾過し、淡黄色透明の液体である化合物A−1を得
た。
【0038】A−1の粘度、比重、屈折率、アミン当量
および数平均分子量の測定値を表1に示す。これらの結
果および赤外線吸収スペクトル分析より、A−1は以下
のような構造式(VI)で示されるN−ポリオキシプロピ
レンアミノプロピル基含有ポリメチルシロキサンである
ことが確認された。
【0039】MD 4 40M ……(VI) ここで、MとDは上述のとおりであり、DはZ(CH
3 )SiO単位を示し、Zは次式で示される基である。
【0040】
【化12】 ここでアミン当量および数平均分子量は、以下に示す方
法によって測定した。
【0041】アミン当量:試料をイソプロパノールに溶
解し、指示薬としてテトラブロモフェノールフタレイン
エチルエステルカリウム塩を用い、過塩素酸で滴定して
アミン当量を測定した。
【0042】数平均分子量:高速液体クロマトグラフィ
ーによって測定した。
【0043】[A−2]S−1の代わりにS−2を22
0部使用した以外はA−1と同様の調製方法により、化
合物A−2を得た。A−2の性質をA−1と同様に測定
した。その結果を表1に示す。これらの結果より、A−
2は以下のような構造式(VII )で示されるN−ポリオ
キシプロピレンアミノプロピル基含有ポリメチルシロキ
サンであることが確認された。尚、M、D、DはA−
1と同様である。
【0044】MD 9 450 M ……(VII ) [A−3]S−1の代わりにS−3を229部使用した
以外はA−1と同様の調製方法により、化合物A−3を
得た。A−3の性質をA−1と同様に測定した。その結
果を表1に示す。これらの結果より、A−3は以下のよ
うな構造式(VII)で示されるN−ポリオキシプロピレ
ンアミノプロピル基含有ポリメチルシロキサンであるこ
とが確認された。尚、M、D、DはA−1と同様であ
る。
【0045】MD 12600 M ……(VIII)
【表1】 [実施例1〜3、比較例1〜5]本発明のオルガノポリ
シロキサン各4部、エタノール16部およびLPG80
部をエアゾールタイプのスプレー缶に充填した。比較例
として下記組成のポリシロキサン混合物
【化13】 次式で示されるアミノ変性ポリシロキサン、
【化14】 次式で示されるポリエーテル変性ポリシロキサン、
【化15】 直鎖状ジメチルシロキサン(350cSt)および次式
で示されるオルガノポリシロキサン(I)
【化16】 を使用して調製した。これらを20才〜40才の健常な
日本人女性10名のパネラ−の長さ約25cmの毛髪に
均一になるようにスプレーし、しなやかさ、滑らかさ、
しっとり感について官能評価を行った。官能評価はパネ
ラーの評価の平均点で示す。尚、各パネラーは3は良
好、2は普通、1は悪いで評価した。
【0046】本発明の実施例および比較例のシロキサン
のそれぞれ4部をノルマルヘプタン96部に溶解分散し
た。このそれぞれの浴中に、毛髪20gの束を30分間
浸漬した後引上げ、液の滴下が止まってからヘアドライ
ヤーで乾燥した。次に、この髪束を45℃に調節された
ベビー用カリウム石鹸の0.1重量%水溶液2リットル
中で15分間軽くもみ洗いした後、水洗、乾燥した。こ
の洗髪を3回繰り返した。洗髪前および洗髪後のオルガ
ノポリシロキサンの付着量を蛍光X線装置(理学電機工
業社製)を使用して測定し、洗髪前の付着量を100と
したときの洗髪後の付着量をオルガノポリシロキサン残
率として示した。また、洗髪後の毛髪について、指触に
よりごわつき感の官能評価を行った。評価は前述のとお
り、3は良好、2は普通、1は悪いで評価した。
【0047】以上の結果を表2に示す。
【0048】
【表2】 [実施例4〜7、比較例6〜9]それぞれ表3に示すよ
うな組成で、ヘアフォーム、シャンプー、リンスおよび
トリートメントを調製した。実施例4と7で用いた高分
子量ジメチルシロキサンの一般式は、 (CH3 3 SiO((CH3 2 SiO)nSi(CH3 3 ……(III ) で表されるものである。20才〜40才の健常な日本人
女性10名のパネラ−の長さ約25cmの毛髪に均一に
使用し、しなやかさ、滑らかさ、しっとり感について官
能評価を行った。官能評価はパネラ−の評価の平均点で
示す。尚、各パネラーは、3は良好、2は普通、1は悪
いで評価した。これらの組成物で毛髪を処理した後に、
さらに市販のシャンプーで洗髪し、このサイクルを5回
繰り返した後の、乾燥後の毛髪のごわつき感について官
能評価を行った。評価は前述のとおり、3は良好、2は
普通、1は悪いで評価した。
【0049】
【表3】 以上の結果を表4に示す。
【0050】
【表4】 表2および表4の結果より、比較例1、3および4は、
柔軟効果の官能評価指標であるしなやかさ、滑らかさ、
しっとり感に劣り、特に比較例4ではべたつきが感じら
れ、比較例2および5は、柔軟効果は良いものの、シリ
コーン残率が高く、ごわつき感の改善は期待できないこ
とがわかった。さらに比較例6、8および9も柔軟効果
は良いものの、洗髪後にごわつき感があり、比較例7は
ごわつき感はないものの柔軟効果に劣ったうえにべたつ
きが感じられ、どの比較例も柔軟効果と使用感とを同時
に満たすものではなかった。これに対し、実施例1から
3の化粧料は、柔軟効果に優れていると同時にべたつき
感もなく、シリコーン残率が低く、ごわつき感の改善が
期待でき、実施例4から7の化粧料も、柔軟効果に優れ
ていると同時に、洗髪後のごわつき感のない使用感に優
れたものであることがわかった。
【0051】
【発明の効果】このように本発明によれば、柔軟効果と
べたつき感のなさという相反する性質を兼ね備えた優れ
た化粧料が実現された。特に、本発明を毛髪化粧料に適
用すると、熱による毛髪の損傷を防ぎ、毛髪のきしみや
ぱさつきを抑えて毛髪に光沢を与え、櫛通りが良く静電
気を起こすことがなく、さらに優れた柔軟効果とごわつ
き感のない優れた使用感を有し、皮膚や粘膜に対する刺
激の少ない毛髪化粧料にすることができる。
【0052】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 83/08 C08L 83/08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均組成式(I) Za(R1 )bSiO[4−(a+b)]/2 …… (I) (上式中、R1 は置換もしくは非置換の1価の炭化水素
    基を表し、Zは下式(II)で表される) 【化1】 (上式中、R2 は2価の炭化水素基を表し、R3 および
    4 はそれぞれ炭素数1から4の2価の炭化水素基を表
    し、pおよびqはそれぞれ0≦p≦50、0≦q≦50
    および2<(p+q)を満たす整数であり、aおよびb
    はそれぞれ0<a≦1、0<b<2および1.9≦(a
    +b)≦2.1を満たす数である)で示される分子量5
    00から500,000のN−ポリオキシアルキレンア
    ミノアルキル基含有ポリオルガノシロキサンを含むこと
    を特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 前記N−ポリオキシアルキレンアミノア
    ルキル基含有ポリオルガノシロキサンおよび一般式 (CH3 3 SiO((CH3 2 SiO)nSi(CH3 3 ……(III ) (nは3,000≦n≦20,000の範囲である)で
    示される高分子量シロキサンを含有することを特徴とす
    る請求項1記載の化粧料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1576945A1 (de) * 2004-03-20 2005-09-21 Clariant GmbH Kosmetische oder pharmazeutische Mittel, enthaltend modifizierte Polyorganosiloxane
US7511165B2 (en) 2004-10-04 2009-03-31 Clariant Finance (Bvi) Limited Amino-functional silicone waxes
US7652120B2 (en) 2001-05-15 2010-01-26 Clariant Finance (Bvi) Limited Modified polyorganosiloxanes, aqueous emulsions thereof, their production and their use
WO2011125713A1 (ja) * 2010-04-06 2011-10-13 ライオン株式会社 毛髪化粧料

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