JPH11122246A - 中継装置および中継装置における負荷分散伝送方法 - Google Patents

中継装置および中継装置における負荷分散伝送方法

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JPH11122246A
JPH11122246A JP27920097A JP27920097A JPH11122246A JP H11122246 A JPH11122246 A JP H11122246A JP 27920097 A JP27920097 A JP 27920097A JP 27920097 A JP27920097 A JP 27920097A JP H11122246 A JPH11122246 A JP H11122246A
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷分散テーブルを参照することのないコン
パクトな回路構成により負荷分散伝送の高速化を実現で
きるようにすることを課題とする。 【解決手段】 各ネットワークからフレームを受信した
際に、出力物理ポート決定部16により経路決定部14
で決定した出力論理ポートに対応する出力物理ポートを
決定し、その出力物理ポートに送信フレームを出力する
とともに、続く受信フレームを順次送信する場合には、
フレーム送信の度に、ポート番号インクリメント部18
により送信フレームを出力する出力物理ポート番号をイ
ンクリメントして、送信フレームの出力先を出力物理ポ
ート間で切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の入出力物
理ポートを介してネットワーク間のフレーム伝送を中継
する中継装置および中継装置における負荷分散伝送方法
に関する。従来、中継装置間の伝送路(物理ポート)が
一つであるためにフレーム転送に必要な帯域を十分に確
保できない場合、中継装置間を複数の伝送路にデータを
振り分けて転送する手法すなわち負荷分散伝送方法が採
用されている。
【0002】
【従来の技術】図49は従来例による負荷分散伝送方法
を採用した中継装置の構成を示すブロック図である。図
49に示した中継装置30は、フレーム受信部31−0
〜31−10,フレーム送信部32−0〜32−10,
スイッチング部33,経路決定部34,出力物理ポート
決定部35,負荷分散テーブル部36,負荷分散テーブ
ル選択部37,エントリポインタテーブル38,エント
リポインタインクリメント部39により構成される。
【0003】フレーム受信部31−0〜31−10は、
接続されるネットワークからフレームを受信して、その
受信フレームを装置内で扱えるフレームフォーマットに
加工する。これらフレーム受信部31−0〜31−10
は、それぞれ受信フレームをスイッチング部33に送出
する。フレーム送信部32−0〜32−10は、送信フ
レームを接続されるネットワークへ出力できるフォーマ
ットに加工して送出する。ここでは、入力物理ポート数
と出力物理ポート数とをいずれも#0〜#10までの1
1個設けた例を示す。
【0004】フレーム送信部32−0〜32−7は、そ
れぞれ出力物理ポート#0〜#7に対応しており、その
束(グルーピング)を論理ポート#0と定義している。
また、フレーム送信部32−8,32−9は、それぞれ
出力物理ポート#8,#9に対応しており、その束(グ
ルーピング)を論理ポート#1と定義している。フレー
ム送信部32−10は、出力物理ポート#10に対応し
ており、これを論理ポート#2と定義している。
【0005】スイッチング部33は、出力物理ポート決
定部35で決定された出力物理ポート番号に対応するフ
レーム送信部に対してフレームを受信したフレーム受信
部からその受信フレームを転送するスイッチング処理を
実施する。経路決定部34は、スイッチング部33から
受信フレームを受け取り、その受信フレームに基づく宛
先から経路を決定し、その経路に対応する出力論理ポー
トを決定する。ここで、この出力論理ポートとは、放路
となる複数の伝送路を一つの束(グルーピング)として
定義するポートをいう。
【0006】出力物理ポート決定部35は、負荷分散テ
ーブル選択部37により負荷分散テーブル部36から選
択された負荷分散テーブルを参照(ルックアップ)して
出力物理ポートを決定する。負荷分散テーブル部36
は、出力論理ポートに対してどの出力物理ポート(0
個,1個または複数個)が対応しているかを管理する負
荷分散テーブルを出力論理ポート毎に1つ割り当てたテ
ーブル群である。ここで、出力論理ポート#0〜#10
にはそれぞれ負荷分散テーブル36−0(#0)〜36
−10(#10)が用意される。
【0007】負荷分散テーブル選択部37は、経路決定
部34で決定された出力論理ポート番号に従って、出力
物理ポートを決定するための負荷分散テーブルを負荷分
散テーブル部36の中から選択する。エントリポインタ
テーブル38は、負荷分散テーブル部36のうちのどの
負荷分散テーブルを参照すべきかを位置指定するエント
リポインタを各負荷分散テーブル36−0〜36−10
に対応付けたテーブルである。
【0008】エントリポインタインクリメント部39
は、負荷分散テーブルが参照された後、つぎの負荷分散
テーブルを参照するためにエントリポインタテーブル3
8の現エントリポインタを一つインクリメントする。
【0009】つぎに、動作について説明する。図50は
従来例による正常時の負荷分散伝送方法を説明する模式
図、図51は図50の状態における出力物理ポートの変
更方法を説明する図、そして、図52は従来例による負
荷分散伝送手順を説明するフローチャートである。
【0010】図50には、中継装置30とネットワーク
を介して接続される相手中継装置Pとの間で、例えば同
一物理ポート番号で接続されたと仮定した場合の論理ポ
ート#0におけるグルーピングが示されている。以下
に、論理ポート#0にフレームが受信された場合を例に
挙げて説明する。
【0011】中継装置30(フレーム受信部31−0:
論理ポート#0)にネットワークからフレームが受信さ
れると(ステップS61)、その受信フレームはフレー
ム受信部31−0からスイッチング部33を介して経路
決定部34に送られる。ここでは、ネットワークから受
信されたフレームを中継装置30により中継して相手中
継装置Pにフレーム転送するものとする。
【0012】受信フレームが経路決定部34に送出され
ると、その経路決定部34では、受信フレームに格納さ
れている宛先情報に基づいて宛先が決定され、その宛先
に従って受信フレームのデータを出力すべき論理ポート
番号が決定される(ステップS62)。この経路決定部
34で決定された出力論理ポート番号は、出力物理ポー
ト決定部35に送出される。
【0013】出力物理ポート決定部35では、経路決定
部34から受け取った出力論理ポート番号を負荷分散テ
ーブル選択部37に供給して、その負荷分散テーブル選
択部37から選択すべき負荷分散テーブル番号を回答と
して得る処理が実行される。このとき、負荷分散テーブ
ル選択部37では、受け取った出力論理ポート番号から
これに対応する負荷分散テーブル番号が選択され、その
負荷分散テーブル番号が出力物理ポート決定部35に回
答される。
【0014】このようにして出力物理ポート決定部35
に負荷分散テーブル番号が取得されると、その出力物理
ポート決定部35により実質的な負荷分散テーブルの選
択が行われる(ステップS63)。すなわち、出力物理
ポート決定部35により負荷分散テーブル部36から負
荷分散テーブル番号をもつ負荷分散テーブルがアクセス
される。この例では、論理ポート#0にフレーム受信が
行われたことから、負荷分散テーブル36−0(#0)
が選択される。
【0015】そして、出力物理ポート決定部35におい
て、エントリポインタテーブル38からエントリポイン
タが参照され(ステップS64)、そのエントリポイン
タから負荷分散テーブル内の参照すべきテーブルエント
リが指定される。出力物理ポート決定部35では、この
指定されたテーブルエントリを参照することで出力物理
ポートが決定される(ステップS65)。
【0016】このようにして出力物理ポートが決定する
と、その出力物理ポートに対して送信フレームが出力さ
れる。この場合には、図51に示した如く、まず最初の
テーブルエントリにより出力物理ポート番号として#0
が決定されるため、その出力物理ポート#0対応のフレ
ーム送信部32−0から最初のフレーム送信が行われる
(ステップS66)。
【0017】この後、エントリポインタテーブル38の
エントリポインタはエントリポインタインクリメント部
39によって一つインクリメントされる(ステップS6
7)。このように、出力物理ポートからフレーム送信が
行われると、負荷分散のためにつぎの出力物理ポートを
決定するための処理が実行される。すなわち、図51に
おいて、エントリポインタが一つインクリメントされた
ことから、同一負荷分散テーブル36−0内において、
つぎのテーブルエントリによってつぎの出力物理ポート
として#1が決定される。
【0018】以下同様に、フレーム送信(出力論理ポー
ト#0)の度にエントリポインタがインクリメントさ
れ、それに伴って物理ポートが#2〜#7まで切り換え
られる。なお、エントリポインタによる切り換えが最後
の出力物理ポート#7まで達した場合にはエントリポイ
ンタが初期値に戻って再び出力物理ポート#0を指定す
る。
【0019】このように、論理ポート#0のフレーム転
送では、物理ポート#0〜#7を使って受信フレームに
対する負荷分散伝送が実現される。また、論理ポート#
1にフレームが受信された場合には、物理ポート#8,
#9を使って前述の論理ポート#0の場合と同様の負荷
分散伝送が実現され、論理ポート#2にフレームが受信
された場合には、物理ポート#10を使って負荷分散の
ない1出力物理ポートによる伝送が実現される(図51
参照)。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例では、図49に示した中継装置30のように、
受信されたフレームを転送する際に、参照すべき負荷分
散テーブルを切り換えながら出力物理ポートを決定する
ようにしたので、負荷分散するフレーム送信の度に参照
(ルックアップ)動作が必要となった。それゆえ、負荷
分散伝送時の処理において負荷が大きくなることから、
データ転送の高速化に支障を来すという問題があった。
【0021】また、図49に示した従来の中継装置のよ
うに、論理ポート毎に一つの負荷分散テーブルを設けた
構成では、負荷分散テーブル部36を構成する資源(ハ
ードウェア)を確保する必要があるため、高速通信を実
現する上での論理ポート数の増加に伴って回路規模が増
大するという問題があった。
【0022】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、負荷分散テーブルを参照することのない
コンパクトな回路構成により負荷分散伝送の高速化を実
現することが可能な中継装置および中継装置における負
荷分散伝送方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る中継装置
は、宛先情報を含んだフレームを用いて通信を行うネッ
トワークに複数の入出力物理ポートで接続され、該複数
の入出力物理ポートを介して前記ネットワーク間のフレ
ーム伝送を中継する中継装置において、前記ネットワー
クからフレームを受信した際に、前記受信されたフレー
ムに含まれる宛先情報に基づいてあらかじめ出力物理ポ
ートが対応付けられた出力論理ポートを決定する出力論
理ポート決定手段と、前記出力論理ポート決定手段によ
り決定された出力論理ポートに対応する出力物理ポート
を決定する出力物理ポート決定手段と、前記出力物理ポ
ート決定手段により決定された出力物理ポートに対して
前記受信されたフレームを送信するフレーム送信手段
と、前記フレーム送信手段により送信されたフレームに
続く受信フレームを順次送信する際に、前記複数の出力
物理ポートのうちで、前記出力物理ポート決定手段によ
り決定された出力物理ポートをあらかじめ決められた規
則に従って変更する出力物理ポート変更手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0024】この請求項1の発明によれば、受信フレー
ムを順次送信する際に、宛先から取得された出力論理ポ
ートに対応する複数の出力物理ポート内で出力物理ポー
トの変更を規則的に実施する。このため、負荷分散先の
出力物理ポートを変更する度にテーブルを参照するよう
な動作が省けるので、負荷分散伝送の高速化を実現する
ことが可能になり、かつ、そのような参照のためのテー
ブルを構成する資源を確保する必要がないので、負荷分
散伝送のための回路規模をコンパクトに実現することが
可能になる。
【0025】また、請求項2の発明に係る中継装置は、
宛先情報を含んだフレームを用いて通信を行うネットワ
ークに複数の入出力物理ポートで接続され、該複数の入
出力物理ポートを介して前記ネットワーク間のフレーム
伝送を中継する中継装置において、あらかじめ決められ
た複数の出力論理ポート番号にそれぞれ対応させて出力
物理ポートを特定するための可変の出力物理ポート番号
と当該可変の出力物理ポート番号を負荷分散のために可
変させるためのマスク情報とを記憶した出力物理ポート
テーブルと、前記ネットワークからフレームを受信した
際に、前記受信されたフレームに含まれる宛先情報に基
づいて出力論理ポート番号を決定する出力論理ポート決
定手段と、前記出力物理ポートテーブルを参照して、前
記出力論理ポート決定手段により決定された出力論理ポ
ート番号に対応する出力物理ポート番号を決定する出力
物理ポート決定手段と、前記出力物理ポート決定手段に
より決定された出力物理ポート番号をもつ出力物理ポー
トに対して前記受信されたフレームを送信するフレーム
送信手段と、前記フレーム送信手段により送信されたフ
レームに続く受信フレームを順次送信する際に、前記出
力物理ポートテーブルを参照して、前記出力論理ポート
決定手段により決定された出力論理ポート番号に対応す
るマスク情報に従って前記出力物理ポート決定手段によ
り決定された出力物理ポート番号を変更する出力物理ポ
ート変更手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】この請求項2の発明によれば、出力物理ポ
ートテーブルを参照して、宛先から取得された出力論理
ポート番号に対応する複数の出力物理ポート番号および
その複数の出力物理ポート番号のうちで出力物理ポート
番号を負荷分散のために可変させるためのマスク情報を
求めておき、受信フレームを順次送信する際に、宛先か
ら取得された出力論理ポート番号に対応する複数の出力
物理ポート番号内で出力物理ポート番号の変更をマスク
情報に従って実施する。このため、負荷分散先の出力物
理ポートを変更する度にテーブルを参照するような動作
が省けるので、負荷分散伝送の高速化を実現することが
可能になり、かつ、そのような参照のためのテーブルを
構成する資源を確保する必要がないので、負荷分散伝送
のための回路規模をコンパクトに実現することが可能に
なる。
【0027】また、請求項3の発明に係る中継装置は、
宛先情報を含んだフレームを用いて通信を行うネットワ
ークに複数の入出力物理ポートで接続され、該複数の入
出力物理ポートを介して前記ネットワーク間のフレーム
伝送を中継する中継装置において、あらかじめ決められ
た複数の出力論理ポートにそれぞれに対応させて1また
は複数のインタフェースボードが設けられ、前記各イン
タフェースボード内には複数のインタフェースボード内
ポートが設けられ、前記各インタフェースボードのボー
ド番号とこれに対応する前記複数のインタフェースボー
ド内ポートの番号とを合わせた番号を出力物理ポート番
号として、前記複数の出力論理ポート番号にそれぞれ対
応させて出力物理ポートを特定するための可変の出力物
理ポート番号と当該可変の出力物理ポート番号を負荷分
散のために可変させるためのマスク情報とを記憶した出
力物理ポートテーブルと、前記ネットワークからフレー
ムを受信した際に、前記受信されたフレームに含まれる
宛先情報に基づいて出力論理ポート番号を決定する出力
論理ポート決定手段と、前記出力物理ポートテーブルを
参照して、前記出力論理ポート決定手段により決定され
た出力論理ポート番号に対応する出力物理ポート番号を
決定する出力物理ポート決定手段と、前記出力物理ポー
ト決定手段により決定された出力物理ポート番号をもつ
出力物理ポートに対して前記受信されたフレームを送信
するフレーム送信手段と、前記フレーム送信手段により
送信されたフレームに続く受信フレームを順次送信する
際に、前記出力物理ポートテーブルを参照して、前記出
力論理ポート決定手段により決定された出力論理ポート
番号に対応するマスク情報に従って前記出力物理ポート
決定手段により決定された出力物理ポート番号を変更す
る出力物理ポート変更手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0028】この請求項3の発明によれば、出力物理ポ
ートテーブルを参照して、宛先から取得された出力論理
ポート番号に対応する複数の出力物理ポート番号(イン
タフェースボードのボード番号とこれに対応する複数の
インタフェースボード内ポートの番号とを合わせた番
号)およびその複数の出力物理ポート番号のうちで出力
物理ポート番号を負荷分散のために可変させるためのマ
スク情報を求めておき、受信フレームを順次送信する際
に、宛先から取得された出力論理ポート番号に対応する
複数の出力物理ポート番号内で出力物理ポート番号の変
更をマスク情報に従って実施する。このため、複数のイ
ンタフェースボード内にそれぞれ複数のポートを設けた
場合でも、負荷分散先の出力物理ポートを変更する度に
テーブルを参照するような動作が省けるので、負荷分散
伝送の高速化を実現することが可能になり、かつ、その
ような参照のためのテーブルを構成する資源を確保する
必要がないので、負荷分散伝送のための回路規模をコン
パクトに実現することが可能になる。
【0029】また、請求項4の発明に係る中継装置は、
請求項2または3の発明において、前記マスク情報は複
数の出力物理ポート番号をグルーピングするための範囲
を定義する情報であり、前記出力物理ポート変更手段は
前記出力物理ポート決定手段により決定された出力物理
ポート番号を前記マスク情報により定義されたグルーピ
ングの範囲内で変更することを特徴とする。
【0030】この請求項4の発明によれば、出力物理ポ
ート番号をマスク情報により定義されたグルーピングの
範囲内で変更するようにしたので、そのグルーピングに
よって確保される適切な帯域での負荷分散伝送を実現す
ることが可能である。
【0031】また、請求項5の発明に係る中継装置は、
請求項4の発明において、前記出力物理ポート変更手段
は、前記グルーピングの範囲内で出力物理ポート番号を
昇順もしくは降順で変更することを特徴とする。
【0032】この請求項5の発明によれば、グルーピン
グの範囲内で出力物理ポート番号を昇順もしくは降順で
変更するようにしたので、グルーピングの範囲内で規則
性をもち、かつ単純な手続きで出力物理ポート番号を取
得することが可能である。
【0033】また、請求項6の発明に係る中継装置は、
請求項4または5の発明において、前記出力物理ポート
テーブルに記憶された出力物理ポート番号およびマスク
情報は同一桁数で表された数であり、前記各マスク情報
はこれに対応する前記出力物理ポート番号に対して可変
とすべき桁位置を特定する情報であることを特徴とす
る。
【0034】この請求項6の発明によれば、出力物理ポ
ート番号とマスク情報とを同一ビット数で構成し、各マ
スク情報でこれに対応する出力物理ポート番号のビット
パターンに対して可変とすべき桁位置を特定するように
したので、その可変とすべき桁位置の変化で求められる
出力物理ポートだけが使用され、これによって確実に所
要とする出力物理ポートを用いて負荷分散伝送を実現す
ることが可能である。
【0035】また、請求項7の発明に係る中継装置は、
請求項4,5または6の発明において、前記中継装置
は、自装置の装置構成定義の変更を検出する装置構成定
義検出手段と、前記装置構成定義検出手段により前記自
装置の装置構成定義が変更された場合、前記各出力論理
ポートに対応するマスク情報をそのマスク情報に基づく
グルーピングの範囲から前記装置構成定義の変更内容に
適した伝送路帯域を確保する範囲を定義するマスク情報
に変更して設定するマスク情報設定手段をさらに有した
ことを特徴とする。
【0036】この請求項7の発明によれば、各出力論理
ポートに対応するマスク情報をそのマスク情報に基づく
グルーピングの範囲から装置構成定義の変更内容に適し
た伝送路帯域を確保する範囲を定義するマスク情報に変
更して設定するようにしたので、装置構成定義の変更内
容に応じてグルーピングに自由度をもたせることがで
き、これによって、負荷分散伝送の効率化を図ることが
可能である。
【0037】また、請求項8の発明に係る中継装置は、
請求項7の発明において、前記マスク情報設定手段は、
前記グルーピングの範囲を前記変更状況に応じた帯域を
得る範囲となるように縮小もしくは拡大することを特徴
とする。
【0038】この請求項8の発明によれば、装置構成定
義の変更状況に応じてグルーピングの範囲を縮小もしく
は拡大するようにしたので、グルーピング範囲の増減に
応じて確保すべき帯域を増減することができ、これによ
って、負荷分散伝送の効率化を図ることが可能である。
【0039】また、請求項9の発明に係る中継装置は、
請求項4,5または6の発明において、前記中継装置
は、出力物理ポート別に通信障害を検出する通信障害検
出手段と、前記通信障害検出手段により通信障害がある
出力物理ポートが1または複数検出された場合、前記各
出力論理ポートに対応するマスク情報をそのマスク情報
に基づくグルーピングの範囲から前記検出された1また
は複数の出力物理ポートを無効にした範囲を定義するマ
スク情報に変更して設定するマスク情報設定手段とをさ
らに有したことを特徴とする。
【0040】この請求項9の発明によれば、各出力論理
ポートに対応するマスク情報をそのマスク情報に基づく
グルーピングの範囲から通信障害が検出された1または
複数の出力物理ポートを無効にした範囲を定義するマス
ク情報に変更して設定するようにしたので、通信障害が
発生した出力物理ポートを切り離すことができ、これに
よって、負荷分散伝送時の通信障害を確実に回避するこ
とが可能である。
【0041】また、請求項10の発明に係る中継装置
は、請求項4,5,6または9の発明において、前記中
継装置は、出力物理ポート別に過負荷状態を検出する過
負荷検出手段と、前記過負荷検出手段により過負荷状態
にある出力物理ポートが1または複数検出された場合、
前記各出力論理ポートに対応するマスク情報をそのマス
ク情報に基づくグルーピングの範囲から前記検出された
1または複数の出力物理ポートを無効にした範囲を定義
するマスク情報に変更して設定するマスク情報設定手段
とをさらに有したことを特徴とする。
【0042】この請求項10の発明によれば、各出力論
理ポートに対応するマスク情報をそのマスク情報に基づ
くグルーピングの範囲から過負荷状態が検出された1ま
たは複数の出力物理ポートを無効にした範囲を定義する
マスク情報に変更して設定するようにしたので、過負荷
状態の出力物理ポートを切り離すことができ、これによ
って、負荷分散伝送時の負荷の均一化を図ることが可能
である。
【0043】また、請求項11の発明に係る中継装置
は、請求項9またh10の発明において、前記マスク情
報設定手段は、前記各出力論理ポートに対応するマスク
情報を、少なくとも前記検出された1または複数の出力
物理ポートが対応する桁位置を除くグルーピングの範囲
を定義するマスク情報に変更することを特徴とする。
【0044】この請求項11の発明によれば、各出力論
理ポートに対応するマスク情報を、少なくとも通信障害
が検出された1または複数の出力物理ポートが対応する
桁位置を除くグルーピングの範囲を定義するマスク情報
に変更するようにしたので、通信障害のある出力物理ポ
ートが属さないグルーピングを取得することが可能であ
る。
【0045】また、請求項12の発明に係る中継装置
は、請求項9または10の発明において、前記マスク情
報設定手段は、前記各出力論理ポートに対応するマスク
情報を、少なくとも前記検出された1または複数の出力
物理ポートが対応する桁位置から移動した桁位置による
範囲をグルーピングの範囲として定義するマスク情報に
変更することを特徴とする。
【0046】この請求項12の発明によれば、各出力論
理ポートに対応するマスク情報を、少なくとも通信障害
が検出された1または複数の出力物理ポートが対応する
桁位置から移動した桁位置による範囲をグルーピングの
範囲として定義するマスク情報に変更するようにしたの
で、通信障害のある出力物理ポートを含まないグルーピ
ングを取得することが可能である。
【0047】また、請求項13の発明に係る中継装置
は、請求項9の発明において、前記通信障害検出手段は
検出内容に通信障害の復旧を含み、前記マスク情報設定
手段は、前記通信障害検出手段により通信障害の復旧が
検出された場合、前記各出力論理ポートに対応する元の
マスク情報に戻すことを特徴とする。
【0048】この請求項13の発明によれば、通信障害
の復旧が検出された場合に各出力論理ポートに対応する
元のマスク情報に戻すようにしたので、出力論理ポート
とマスク情報との関係が通信障害発生前の初期状態に戻
され、これによって、システム全体を自動復旧させるこ
とが可能である。
【0049】また、請求項14の発明に係る中継装置
は、請求項10の発明において、前記過負荷検出手段は
検出内容に過負荷の解消を含み、前記マスク情報設定手
段は、前記過負荷検出手段により過負荷状態の解消が検
出された場合、前記各出力論理ポートに対応する元のマ
スク情報に戻すことを特徴とする。
【0050】この請求項14の発明によれば、過負荷状
態の解消が検出された場合に各出力論理ポートに対応す
る元のマスク情報に戻すようにしたので、出力論理ポー
トとマスク情報との関係が過負荷発生前の初期状態に戻
され、これによって、システム全体を自動復旧させるこ
とが可能である。
【0051】また、請求項15の発明に係る中継装置に
おける負荷分散伝送方法は、宛先情報を含んだフレーム
を用いて通信を行うネットワークに複数の入出力物理ポ
ートで接続され、該複数の入出力物理ポートを介して前
記ネットワーク間のフレーム伝送を中継する中継装置に
おける負荷分散伝送方法において、前記ネットワークか
らフレームを受信した際に、前記受信されたフレームに
含まれる宛先情報に基づいてあらかじめ出力物理ポート
が対応付けられた出力論理ポートを決定する第1工程
と、前記第1工程により決定された出力論理ポートに対
応する出力物理ポートを決定する第2工程と、前記第2
工程により決定された出力物理ポートに対して前記受信
されたフレームを送信する第3工程と、前記第3工程に
より送信されたフレームに続く受信フレームを順次送信
する際に、前記複数の出力物理ポートのうちで、前記第
2工程により決定された出力物理ポートをあらかじめ決
められた規則に従って変更する第4工程と、を含んだこ
とを特徴とする。
【0052】この請求項15の発明によれば、受信フレ
ームを順次送信する際に、宛先から取得された出力論理
ポートに対応する複数の出力物理ポート内で出力物理ポ
ートの変更を規則的に実施する工程とする。このため、
負荷分散先の出力物理ポートを変更する度にテーブルを
参照するような動作が省けるので、負荷分散伝送の高速
化を実現することが可能になり、かつ、そのような参照
のためのテーブルを構成する資源を確保する必要がない
ので、負荷分散伝送のための回路規模をコンパクトに実
現することが可能になる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る中継装置および中継装置における負荷分散伝
送方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0054】(実施の形態1)まず、構成について説明
する。図1はこの発明の実施の形態1による中継装置の
構成を示すブロック図である。図1に示した中継装置1
は、フレーム受信部11−0〜11−10,フレーム送
信部12−0〜12−10,スイッチング部13,経路
決定部14,出力物理ポート決定部15,出力物理ポー
トテーブル16,マスク値設定部17,ポート番号イン
クリメント部18により構成される。
【0055】フレーム受信部11−0〜11−10は、
接続されるネットワークからフレームを受信して、その
受信フレームを装置内で扱えるフレームフォーマットに
加工する。これらフレーム受信部11−0〜11−10
は、それぞれ受信フレームをスイッチング部13に送出
する。フレーム送信部12−0〜12−10は、送信フ
レームを接続されるネットワークへ出力できるフォーマ
ットに加工して送出する。
【0056】ここでは、従来例と対比できるように、入
力物理ポート数と出力物理ポート数とをいずれも#0〜
#10までの11個設けた例を示す。また、フレーム送
信部12−0〜12−7は、それぞれ出力物理ポート#
0〜#7に対応しており、その束(グルーピング)を論
理ポート#0と定義している。また、フレーム送信部1
2−8,12−9は、それぞれ出力物理ポート#8,#
9に対応しており、その束(グルーピング)を論理ポー
ト#1と定義している。フレーム送信部12−10は、
出力物理ポート#10に対応しており、これを論理ポー
ト#2と定義している。
【0057】スイッチング部13は、出力物理ポート決
定部15で決定された出力物理ポート番号に対応するフ
レーム送信部に対してフレームを受信したフレーム受信
部からその受信フレームを転送するスイッチング処理を
実施する。経路決定部14は、スイッチング部13から
受信フレームを受け取り、その受信フレームに基づく宛
先から経路を決定し、その経路に対応する出力論理ポー
トを決定する。
【0058】出力物理ポート決定部15は、出力物理ポ
ートテーブル16を参照して出力論理ポートに対する出
力物理ポートを決定する。出力物理ポートテーブル16
は、出力論理ポートの番号(出力論理ポート番号)と、
送信フレームを出力すべき出力物理ポートの番号(出力
物理ポート番号)と、物理ポート番号を表す値(4ビッ
トのバイナリデータ)のうちで変更すなわちインクリメ
ントすべきビットの桁位置を特定するマスク値との対応
関係を示すテーブルである。
【0059】マスク値設定部17は、装置構成定義や運
用上の取り決めなどに応じて事前に負荷分散を行うため
の出力物理ポート(伝送路)のグルーピングを決定し、
そのグルーピングに応じたマスク値を出力物理ポートテ
ーブル16に設定する。ポート番号インクリメント部1
8は、出力物理ポート番号の値のうちでマスク値によっ
て特定されたインクリメント部分(ビット)だけで値を
インクリメントする。
【0060】つぎに、動作について説明する。図2は実
施の形態1による負荷分散伝送方法を説明する模式図、
図3は図2の状態における出力物理ポートの変更方法を
説明する図、そして、図4は実施の形態1による負荷分
散伝送手順を説明するフローチャートである。
【0061】図2には、実施の形態1による中継装置1
とネットワークを介して接続される相手中継装置Pとの
間で、例えば同一物理ポート番号で接続されたと仮定し
た場合の論理ポート#0におけるグルーピングが示され
ている。以下に、図3および図4を参照して論理ポート
#0に対してフレーム送信する場合を例に挙げて説明す
る。
【0062】中継装置1(フレーム受信部11−0:論
理ポート#0)にネットワークからフレームが受信され
ると(ステップS1)、その受信フレームはフレーム受
信部11−0からスイッチング部13を介して経路決定
部14に送られる。ここでは、ネットワークから受信さ
れたフレームを中継装置1により中継して相手中継装置
Pにフレーム転送するものとする。受信フレームが経路
決定部14に送出されると、その経路決定部14では、
受信フレームに格納されている宛先情報に基づいて宛先
が決定され、その宛先に従って受信フレームのデータを
出力すべき論理ポート番号が決定される(ステップS
2)。この経路決定部14で決定された出力論理ポート
番号は、出力物理ポート決定部15に送出される。
【0063】出力物理ポート決定部15では、経路決定
部14から受け取った出力論理ポート番号を用いて出力
物理ポートテーブル16を参照し、その出力物理ポート
テーブル16から決定すべき出力ポート番号を回答とし
て得る処理が実行される。このとき、出力物理ポートテ
ーブル16では、出力物理ポート決定部15から受け取
った出力論理ポート番号からこれに対応する出力物理ポ
ート番号の初期値(4ビットのバイナリデータ)が選択
され、その出力物理ポート番号が出力物理ポート決定部
15に回答される。このようにして出力物理ポート決定
部15では、出力物理ポート番号が決定される(ステッ
プS3)。
【0064】そして、スイッチング部13では、その出
力物理ポート決定部15により決定された出力物理ポー
ト番号対応のフレーム送信部に送信フレームが出力され
る。すなわち、その出力物理ポートに対して送信フレー
ムが出力され、ネットワーク(相手中継装置P)に送出
される(ステップS4)。
【0065】図3には、出力物理ポートテーブル16の
テーブル内容が示されている。この出力物理ポートテー
ブル16において、出力論理ポート番号#0,#1,#
2には、それぞれ負荷分散マスクのマスク値“011
1”(2進),“0001”(2進),“0000”
(2進)、出力物理ポート番号“0000”(2進),
“1000”(2進),“1010”(2進)が対応付
けられている。
【0066】したがって、出力論理ポート#0における
フレーム伝送には、負荷分散マスクのマスク値“011
1”(2進)が使用されるので、グルーピングの範囲
(対象出力ポート)は出力物理ポート#0〜#7までの
8ポートとなる。マスク値は、マスク値と同一ビット数
で表現される物理ポート番号の値に対して、ビットパタ
ーンのどの桁位置を負荷分散のために可変とするかを示
している。したがって、出力論理ポート#0の場合に
は、負荷分散マスクのマスク値が“0111”(2進)
であることから、その出力論理ポート#0に対応する出
力物理ポートの初期値“0000”(2進)のうちで下
3桁(1桁目〜3桁目)が可変部分となる。
【0067】その可変部分については、送信フレームを
1回送信する度に、つぎの送信フレームのために、ポー
ト番号インクリメント部18によって物理ポート番号が
一つインクリメントされる。なお、このインクリメント
動作は同一経路(同一出力論理ポート)へのフレーム送
信の度に繰り返し実施される(ステップS5)。
【0068】さらに詳述すれば、第1送信フレームが送
信された段階では、出力物理ポート番号は#0であり、
その値は“0000”(2進)である。この値“000
0”(2進)に対してマスク値により定義される1桁目
〜3桁目だけのインクリメント動作を実施するため、出
力物理ポート#0の値“0000”(2進)は一つイン
クリメントされ“0001”(2進)となる。この値
“0001”(2進)は出力物理ポート#1を表してお
り、インクリメントによって出力物理ポート番号が#0
から#1に変更されたことになる。
【0069】図3には、出力論理ポート#0に関して、
初期値“0000”(2進)から順次インクリメントさ
れることにより変更される値(ビットパターン)と物理
ポート番号との関係が示されている。ここでは、インク
リメント動作により出力物理ポート番号がグルーピング
内を規則的変更されている。すなわち、出力物理ポート
番号はフレーム送信の度に#0から#7まで昇順に一つ
ずつ切り換えられる。そして、出力物理ポート番号が#
7まで達すると、インクリメント動作は再び初期の#0
から開始される。これは、負荷分散マスクのマスク値が
下3桁をグルーピングを可変させる範囲として定義して
いるためである。
【0070】このように、論理ポート#0のフレーム転
送では、物理ポート#0〜#7を使って受信フレームに
対する負荷分散伝送が実現される。また、論理ポート#
1の場合には、負荷分散マスクのマスク値が“000
1”(2進)となるため、出力物理ポートの初期値“1
000”(2進)の下1桁だけがインクリメント対象と
なる。したがって、物理ポート#8,#9(値“100
0”(2進),“1001”(2進))を使って前述の
論理ポート#0の場合と同様の負荷分散伝送が実現され
る。また、論理ポート#2の場合には、負荷分散マスク
のマスク値が“0000”(2進)となるため、出力物
理ポートの初期値“1010”(2進)はインクリメン
ト不要により固定値となる。したがって、物理ポート#
10(値“1010”(2進))を使って負荷分散のな
い1出力物理ポートによる伝送が実現される(図3参
照)。
【0071】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、受信フレームを順次送信する際に、宛先から取
得された出力論理ポートに対応する複数の出力物理ポー
ト内で出力物理ポートの変更を規則的に実施することが
できる。これにより、負荷分散先の出力物理ポートを変
更する度にテーブルを参照するような動作が省け、この
場合には負荷分散伝送の高速化を実現することが可能に
なる。これに加えて、そのような参照のためのテーブル
を構成する資源を確保する必要がないことから、負荷分
散伝送のための回路規模をコンパクトに実現することが
可能である。
【0072】また、出力物理ポート番号をマスク情報に
より定義されたグルーピングの範囲内で変更するように
したので、そのグルーピングによって確保される適切な
帯域での負荷分散伝送を実現することが可能である。
【0073】また、伝送路のグルーピングの範囲内で出
力物理ポート番号を昇順で変更するようにしたので、グ
ルーピングの範囲内で規則性をもち、かつ単純な手続き
で出力物理ポート番号を取得することが可能である。な
お、出力物理ポート番号に関しては、インクリメントに
替わってデクリメントしても同様の効果が得られる。こ
の場合にはポート番号インクリメント部18に替わって
ポート番号デクリメント部を設ければよく、その際の出
力物理ポート番号の切り換えは降順となる。
【0074】また、出力物理ポート番号とマスク値とを
同一ビット数でビット単位で対応関係をもたせ、マスク
値でこれに対応する出力物理ポート番号のビットパター
ンに対して可変とすべき桁位置を特定することができ
る。これにより、その可変とすべき桁位置の変化で求め
られる出力物理ポートだけが使用されるので、確実に所
要とする出力物理ポートを用いて負荷分散伝送を実現す
ることが可能である。
【0075】(実施の形態2)さて、前述した実施の形
態1では、出力論理ポートと負荷分散マスク(マスク
値)との関係を固定的に設定していたが、以下に説明す
る実施の形態2のように、一つの出力論理ポートに対し
て複数の負荷分散マスクを設定してグルーピングを可変
にするようにしてもよい。なお、この実施の形態2は、
前述した実施の形態1と同様の構成のため、その説明を
省略して、相違する動作についてのみ以下に説明する。
【0076】ここでは、この実施の形態2の動作につい
て説明する。図5はこの発明の実施の形態2による初期
のマスク値による負荷分散伝送方法を説明する模式図、
図6は図6の状態における出力物理ポートの変更方法を
説明する図、図7は変更マスク値(その1)による負荷
分散伝送方法を説明する模式図、図8は図7の状態にお
ける出力物理ポートの変更方法を説明する図、図9は変
更マスク値(その2)による負荷分散伝送方法を説明す
る模式図、図10は図9の状態における出力物理ポート
の変更方法を説明する図である。
【0077】前述した実施の形態1によるマスク値は、
可変を有効にするビットについて最下位ビット(1桁
目)から上位ビットに向かって連続するビットパターン
で構成したが、この実施の形態2では、マスク値のうち
で有効なビットを不連続にしたり、あるいは、マスク値
に必ずしも最下位ビットを含めないようにするものであ
る。
【0078】まず、マスク値について、有効なビットが
連続し、かつ最下位ビットを含むビットパターンについ
て図5および図6を参照して説明する。図5には、実施
の形態2による中継装置2とネットワークを介して接続
される相手中継装置Pとの間で、例えば同一物理ポート
番号で接続されたと仮定した場合の論理ポート#0にお
けるグルーピングが示されている。この場合には、出力
物理ポート#0〜#3までの4ポートがグルーピングの
範囲(対象)となっている。このグルーピングの範囲
は、図6に示した出力物理ポートテーブル内のマスク値
によって定義される。図5において、入出力物理ポート
数は前述した実施の形態1と同様である。
【0079】図6には、実施の形態2による出力物理ポ
ートテーブルの一部が示されている。図6において、出
力論理ポート#0に対して負荷分散マスクのマスク値
“0011”(2進)と出力物理ポートの初期値“00
00”(2進)とが対応付けて記憶されている。この出
力物理ポートの初期値“0000”(2進)は出力物理
ポート#0をバイナリデータで表現したものである。負
荷分散マスクのマスク値“0011”(2進)は、下2
桁(第1および第2ビット)を可変の範囲としている。
このため、図5に示した伝送路のグルーピングの範囲で
は、出力物理ポート#0〜#3内でのポート番号のイン
クリメント動作に伴ってフレーム送信とともに切り換え
が行われる。
【0080】この実施の形態2では、マスク値に対して
変更を指定することができる。その変更は、図1に示し
たマスク値設定部17により指定される。このマスク値
設定部17を通じてのマスク値変更は、ネットワークに
接続される他の通信機器から受け取るデータ、あるい
は、図示せぬ自装置の操作盤の設定変更により実現され
る。
【0081】続いて、マスク値について、有効なビット
が不連続な部分を含むビットパターンについて図7およ
び図8を参照して説明する。図7には、論理ポート#0
に関して、図5に示した中継装置2と相手中継装置Pと
の接続関係とは異なり、グルーピングの対象となる出力
物理ポートが離間する部分を含むグルーピングが示され
ている。この場合には、出力物理ポート#0,#1,#
4,#5の4ポートがグルーピングの範囲(対象)とな
っている。このグルーピングの範囲は、図8に示した出
力物理ポートテーブル内のマスク値によって定義され
る。
【0082】図8には、図6に示した出力論理ポート番
号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク値だ
けを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部が示
されている。図8において、出力論理ポート#0に対し
て負荷分散マスクのマスク値“0101”(2進)と出
力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応付
けて記憶されている。負荷分散マスクのマスク値“01
01”(2進)は、第1および第3ビットを可変の範囲
としている。このため、図7に示した伝送路のグルーピ
ングの範囲では、出力物理ポート#0,#1,#4,#
5内でのポート番号のインクリメント動作に伴ってフレ
ーム送信とともに切り換えが行われる。
【0083】ここで、図8のインクリメント動作をさら
に詳述すれば、マスク値“0101”(2進)の場合に
は、1桁目と3桁目で構成する2ビットを“00”(2
進)から一つずつインクリメントすればよい。すなわ
ち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目すれ
ば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−2
−3と変化するが、他の固定された2ビットを含める
と、そのインクリメントにより得られる値は0−1−4
−5と変化する。したがって、インクリメントにより得
られる出力物理ポート番号は、#0−#1−#4−#5
となる。
【0084】続いて、マスク値について、有効なビット
が最下位ビットを含まないビットパターンについて図9
および図10を参照して説明する。図9には、論理ポー
ト#0に関して、図5,図7に示した中継装置2と相手
中継装置Pとの接続関係とは異なるグルーピングが示さ
れている。この場合には、出力物理ポート#0,#2,
#4,#6の4ポートがグルーピングの範囲(対象)と
なっている。このグルーピングの範囲は、図10に示し
た出力物理ポートテーブル内のマスク値によって定義さ
れる。
【0085】図10には、図6に示した出力論理ポート
番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク値
だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部が
示されている。図10において、出力論理ポート#0に
対して負荷分散マスクのマスク値“0110”(2進)
と出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対
応付けて記憶されている。負荷分散マスクのマスク値
“0110”(2進)は、第2および第3ビットを可変
の範囲としている。このため、図9に示した伝送路のグ
ルーピングの範囲では、出力物理ポート#0,#2,#
4,#6内でのポート番号のインクリメント動作に伴っ
てフレーム送信とともに切り換えが行われる。
【0086】ここで、図10のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0110”(2進)の場合
には、2桁目と3桁目で構成する2ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目すれ
ば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−2
−3と変化するが、他の固定された2ビットを含める
と、そのインクリメントにより得られる値は0−2−4
−6と変化する。したがって、インクリメントにより得
られる出力物理ポート番号は、#0−#2−#4−#6
となる。
【0087】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、マスク値の変更によりグルーピングに自由度が
得られ、そのようにグルーピングにバリエーションをも
たせても、負荷分散先の出力物理ポートを変更する度に
テーブルを参照するような動作が省け、この場合には負
荷分散伝送の高速化を実現することが可能になる。これ
に加えて、そのような参照のためのテーブルを構成する
資源を確保する必要がないことから、負荷分散伝送のた
めの回路規模をコンパクトに実現することが可能であ
る。
【0088】なお、前述の実施の形態1と共通する効果
については、その説明を省略する。
【0089】(実施の形態3)さて、この発明は、以下
に説明する実施の形態3のように、インタフェースボー
ドタイプの中継装置にも適用可能である。なお、内部構
成については、前述した実施の形態1もしくは2の構成
と同様のため、その説明を省略して、以下に相違する動
作についてのみ説明する。
【0090】ここでは、この実施の形態3の動作につい
て説明する。図11はこの発明の実施の形態3によるイ
ンタフェースボードタイプの負荷分散伝送方法を説明す
る模式図、図12は図11の状態における出力物理ポー
トの変更方法を説明する図、図13は変更マスク値(そ
の1)による負荷分散伝送方法を説明する模式図、図1
4は図13の状態における出力物理ポートの変更方法を
説明する図、図15は変更マスク値(その2)による負
荷分散伝送方法を説明する模式図、そして、図16は図
15の状態における出力物理ポートの変更方法を説明す
る図である。
【0091】中継装置によっては、ネットワークとのイ
ンタフェース部であるボードの幾つかを1つのインタフ
ェースボードにまとめ、そのインタフェースボードを1
つもしくは複数実装したものがある。その一例を図11
に示す。図11において、この実施の形態3による中継
装置3には、インタフェースボード3−0(#0)〜3
−3(#3)が設けられている。各インタフェースボー
ド3−0〜3−3には、共通して4つの出力物理ポート
(#0〜#3)が設けられている。図11には、インタ
フェースボード3−0の4つの出力物理ポート(#0〜
#3)がグルーピングの範囲として設定されている例が
示されている。このグルーピングの範囲は、図12に示
した出力物理ポートテーブル内のマスク値によって定義
される。
【0092】ここで、実施の形態3の場合には、インタ
フェースボード番号(2ビットのバイナリデータで表
現)とインタフェースボード内ポート番号(2ビットの
バイナリデータで表現)とをそれぞれ上位側、下位側と
して構成される出力物理ポート番号が使用される。出力
物理ポートテーブルの構成としては、出力物理ポート番
号としてインタフェースボード番号とインタフェースボ
ード内ポート番号とが組み込まれる他は同様である。
【0093】図12には、実施の形態3による出力物理
ポートテーブルの一部が示されている。図12におい
て、出力論理ポート#0に対して負荷分散マスクのマス
ク値“0011”(2進)と出力物理ポートの初期値
“0000”(2進)とが対応付けて記憶されている。
この出力物理ポートの初期値“0000”(2進)は、
インタフェースボード番号の初期値“00”(2進)と
インタフェースボード内ポート番号の初期値“00”
(2進)とにより形成されものであり、出力物理ポート
#0をバイナリデータで表現している。
【0094】負荷分散マスクのマスク値“0011”
(2進)は、出力物理ポート番号の値の下2桁(第1お
よび第2ビット)を可変の範囲としている。すなわち、
この下2桁に相当する部分は、インタフェースボード内
ポート番号である。このため、図5に示した伝送路のグ
ルーピングの範囲は、インタフェースボード#0のイン
タフェースボード3−0となる。このインタフェースボ
ード3−0において、出力物理ポート#0〜#3内での
ポート番号のインクリメント動作に伴ってフレーム送信
とともに切り換えが行われる。
【0095】ここで、図12のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0011”(2進)の場合
には、1桁目と2桁目で構成する2ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビット(インタフェース
ボード内ポート番号)だけに着目すれば、そのインクリ
メントにより得られる値は0−1−2−3と変化する。
さらに他の固定された2ビット(インタフェースボード
番号)を含めると、そのインクリメントにより得られる
値は、インタフェースボード番号については0−0−0
−0と無変化となり、一方、インタフェースボード内ポ
ート番号については0−1−2−3と変化する。したが
って、インクリメントにより得られる出力物理ポート番
号は、インタフェースボード3−0において、#0−#
1−#2−#3となる。
【0096】この実施の形態3では、マスク値に対して
変更を指定することができる。その変更は、図1に示し
たマスク値設定部17により指定される。この実施の形
態3でも、マスク値設定部17を通じてのマスク値変更
は、ネットワークに接続される他の通信機器から受け取
るデータ、あるいは、図示せぬ自装置の操作盤の設定変
更により実現される。
【0097】続いて、マスク値について、有効なビット
が不連続な部分を含むビットパターンについて図13お
よび図14を参照して説明する。図13には、論理ポー
ト#0に関して、図11に示した中継装置3と相手中継
装置Pとの接続関係とは異なり、グルーピングの対象と
なる出力物理ポートが離間する部分を含むグルーピング
が示されている。具体的には、インタフェースボード3
−0の出力物理ポート#0および#1とインタフェース
ボード3−1の#0および#1との4ポートがグルーピ
ングの範囲(対象)となり、その範囲は2つのインタフ
ェースボード間に跨ったものとなる。このグルーピング
の範囲は、図14に示した出力物理ポートテーブル内の
マスク値によって定義される。
【0098】図14には、図12に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。図14において、出力論理ポート#0
に対して負荷分散マスクのマスク値“0101”(2
進)と出力物理ポートの初期値“0000”(2進)と
が対応付けて記憶されている。負荷分散マスクのマスク
値“0101”(2進)は、第1および第3ビットを可
変の範囲としている。このため、図13に示した伝送路
のグルーピングの範囲では、インタフェースボード3−
0の出力物理ポート#0,#1、インタフェースボード
3−1の#0,#1間のポート番号のインクリメント動
作に伴ってフレーム送信とともに切り換えが行われる。
【0099】ここで、図14のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0101”(2進)の場合
には、出力物理ポート番号の値の1桁目と3桁目で構成
する2ビットを“00”(2進)から一つずつインクリ
メントすればよい。すなわち、そのインクリメントに伴
う変化は、“00”(2進)−“01”(2進)−“1
0”(2進)−“11”(2進)となる。単純にこの2
ビットだけに着目すれば、そのインクリメントにより得
られる値は0−1−2−3と変化するが、他の固定され
た2ビットを含めると、そのインクリメントにより得ら
れる値は、インタフェースボード番号については0−0
−1−1と変化し、一方、インタフェースボード内ポー
ト番号については0−1−0−1と変化する。したがっ
て、インクリメントにより得られる出力物理ポート番号
は、インタフェースボード3−0の#0−#1と変化し
た後、続いてインタフェースボード3−1の#0−#1
と変化する。このフレーム送信に伴うポート切り換え動
作が繰り返し実行されることになる。
【0100】続いて、マスク値について、有効なビット
が最下位ビットを含まないビットパターンについて図1
5および図16を参照して説明する。図15には、論理
ポート#0に関して、図11,図13に示した中継装置
3と相手中継装置Pとの接続関係とは異なるグルーピン
グが示されている。具体的には、インタフェースボード
3−0〜3−3の各出力物理ポート#0による4ポート
がグルーピングの範囲(対象)となり、その範囲は4つ
のインタフェースボード間に跨ったものとなる。このグ
ルーピングの範囲は、図116に示した出力物理ポート
テーブル内のマスク値によって定義される。
【0101】図16には、図12に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。図116において、出力論理ポート#
0に対して負荷分散マスクのマスク値“1100”(2
進)と出力物理ポートの初期値“0000”(2進)と
が対応付けて記憶されている。負荷分散マスクのマスク
値“1100”(2進)は、第3および第4ビット(イ
ンタフェースボード番号)を可変の範囲としている。こ
のため、図15に示した伝送路のグルーピングの範囲で
は、インタフェースボード3−0〜3−3の全出力物理
ポート#内でのポート番号のインクリメント動作に伴っ
てフレーム送信とともに切り換えが行われる。
【0102】ここで、図16のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“1100”(2進)の場合
には、3桁目と4桁目で構成する2ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビット(インタフェース
ボード番号)だけに着目すれば、そのインクリメントに
より得られる値は0−1−2−3と変化する。さらに他
の固定された2ビット(インタフェースボード内ポート
番号)を含めると、そのインクリメントにより得られる
値は、インタフェースボード番号については0−1−2
−3と変化し、一方、インタフェースボード内ポート番
号については0−0−0−0と無変化となる。したがっ
て、インクリメントにより得られる出力物理ポート番号
は、インタフェースボード3−0〜3−3に跨って、#
0−#0−#0−#0となる。
【0103】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、出力物理ポートテーブルを参照して、宛先から
取得された出力論理ポート番号に対応する複数の出力物
理ポート番号(インタフェースボードのボード番号とこ
れに対応する複数のインタフェースボード内ポートの番
号とを合わせた番号)およびその複数の出力物理ポート
番号のうちで出力物理ポート番号を負荷分散のために可
変させるためのマスク情報を求めておき、受信フレーム
を順次送信する際に、宛先から取得された出力論理ポー
ト番号に対応する複数の出力物理ポート番号内で出力物
理ポート番号の変更をマスク情報に従って実施すること
ができる。
【0104】これにより、複数のインタフェースボード
内にそれぞれ複数のポートを設けた場合でも、マスク値
の有効なビットのパターンを変更して負荷分散先の出力
物理ポートを変更する度にテーブルを参照するような動
作が省け、この場合には負荷分散伝送の高速化を実現す
ることが可能になる。これにより、インタフェースボー
ド間に跨る物理ポートのグルーピングに自由度をもたせ
ることが可能である。これに加えて、そのような参照の
ためのテーブルを構成する資源を確保する必要がないこ
とから、負荷分散伝送のための回路規模をコンパクトに
実現することが可能である。なお、前述の実施の形態1
および2と共通する効果については、その説明を省略す
る。
【0105】(実施の形態4)さて、この発明は、以下
に説明する実施の形態4のように、中継装置の構成に関
する定義内容(装置構成定義)の変更に応じてマスク値
の桁数を増減して、常に適正な帯域でのフレーム伝送を
実現するようにしてもよい。なお、負荷分散伝送全体の
動作については、前述した実施の形態1に従うものとす
る(図4参照)。
【0106】まず、構成について説明する。図17はこ
の発明の実施の形態4による中継装置の構成を示すブロ
ック図である。ここでは、実施の形態1で述べた中継装
置1と異なる構成についてのみ説明する。図17に示し
た実施の形態4による中継装置4は、マスク値設定部1
7に装置構成定義部20を追加接続させた構成である。
【0107】この装置構成定義部20は、自装置の構成
定義およびその変更に従ってマスク値の変更をマスク値
設定部17に指示する。このマスク値の変更によってグ
ルーピングの範囲を変化させ、伝送路帯域の増減を制御
することができる。この装置構成定義部20は、自装置
の管理者により中継装置間の伝送路帯域を増加する、も
しくは減少するという指示をネットワークもしくは図示
せぬ操作盤から通知されるものとする。
【0108】つぎに、動作について説明する。図18は
実施の形態4によるあるマスク値による負荷分散伝送方
法を説明する模式図、図19は図18の状態における出
力物理ポートの変更方法を説明する図、図20は変更マ
スク値(桁数の増加)による負荷分散伝送方法を説明す
る模式図、図21は図20の状態における出力物理ポー
トの変更方法を説明する図、そして、図22はマスク値
設定処理手順を説明するフローチャートである。
【0109】まず、マスク値の初期設定について図18
および図19を参照して説明する。図18には、実施の
形態4による中継装置4とネットワークを介して接続さ
れる相手中継装置Pとの間で、例えば同一物理ポート番
号で接続されたと仮定した場合の論理ポート#0におけ
るグルーピングが示されている。この場合には、出力物
理ポート#0〜#3までの4ポートがグルーピングの範
囲(対象)となっている。このグルーピングの範囲は、
図19に示した出力物理ポートテーブル内のマスク値に
よって定義される。図18において、入出力物理ポート
数は前述した実施の形態1と同様である。
【0110】図19には、実施の形態4による出力物理
ポートテーブルの一部が示されている。図19におい
て、出力論理ポート#0に対して負荷分散マスクのマス
ク値“0011”(2進)と出力物理ポートの初期値
“0000”(2進)とが対応付けて記憶されている。
負荷分散マスクのマスク値“0011”(2進)は、下
2桁(第1および第2ビット)を可変の範囲としてい
る。このため、図18に示した伝送路のグルーピングの
範囲では、出力物理ポート#0〜#3内でのポート番号
のインクリメント動作に伴ってフレーム送信とともに切
り換えが行われる。
【0111】この実施の形態4では、装置構成定義部2
0における装置構成定義の変更に従ってマスク値設定部
17においてマスク値に対して変更を指定することがで
きる。これら装置構成定義部20およびマスク値設定部
17を通じてのマスク値の変更は、管理者による構成構
成定義の設定変更により実現される。
【0112】続いて、装置構成定義の変更に伴うマスク
値の変更について図20および図21を参照して説明す
る。図20には、論理ポート#0に関して、図18に示
した中継装置2と相手中継装置Pとの接続関係とは異な
り、グルーピングの対象となる出力物理ポートの数が増
加したグルーピングが示されている。これは伝送路帯域
の拡大を表している。この場合には、出力物理ポート#
0〜#7の8ポートがグルーピングの範囲(対象)とな
っている。このグルーピングの範囲は、図21に示した
出力物理ポートテーブル内のマスク値によって定義され
る。
【0113】図21には、図19に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。図21において、出力論理ポート#0
に対して負荷分散マスクのマスク値“0111”(2
進)と出力物理ポートの初期値“0000”(2進)と
が対応付けて記憶されている。負荷分散マスクのマスク
値“0111”(2進)は、第1〜第3ビットをすべて
可変の範囲としている。このため、図20に示した伝送
路のグルーピングの範囲では、出力物理ポート#0〜#
7内でのポート番号のインクリメント動作に伴ってフレ
ーム送信とともに切り換えが行われる。
【0114】ここで、図21のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0111”(2進)の場合
には、1桁目〜3桁目で構成する3ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“000”
(2進)−“001”(2進)−“010”(2進)−
“011”(2進)…“0110”(2進)−“011
1”(2進)となる。単純にこの3ビットだけに着目す
れば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−
2−3…6−7と変化する。そして、他の固定された1
ビット(4桁目)を含めると、そのインクリメントによ
り得られる値は0−1−2−3…6−7と変化する。し
たがって、インクリメントにより得られる出力物理ポー
ト番号は、#0−#1−#2−#3…#6−#7とな
る。
【0115】このように、図20に示したグルーピング
範囲では、図18に示したグルーピング範囲内での伝送
路帯域に対してポート数が2倍に増えた分の帯域拡大と
なる。さらに詳述すれば、マスク値が1ビット増加する
毎に、使用できるポート数を倍増させることができる。
【0116】一方、マスク値の変更は、ビット数の増加
だけでなく、ビット数の減少も含んでいる。すなわち、
図20のグルーピング範囲を縮退させることも可能であ
る。この場合には、負荷分散マスクのマスク値について
桁の高い方からビットの削減を行えばよい。例えば、図
21のマスク値“0111”(2進)の第3ビットを削
減した場合には、元のマスク値“0011”(2進)に
戻り、その元のマスク値により得られる出力物理ポート
はポート#0〜#3の3ポートとなる。この場合のグル
ーピング範囲の変更は伝送路帯域を縮小(縮退)させる
ことになる。
【0117】以上のマスク値設定動作について図22を
参照して具体的に説明する。以下に説明するマスク値設
定処理は、装置構成定義の変更(設定も含む)を一つの
トリガとして実施されるものである。装置構成定義部2
0に装置構成定義の変更(設定も同じ)が指示された場
合には、装置構成定義の変更ありとして(ステップS1
1)、その変更内容がマスク値の増加か、それとも削減
かを判定する(ステップS12)。その結果がマスク値
の増加であれば、伝送路帯域の拡大として、処理はステ
ップS13に移行し、各出力論理ポートに関して、負荷
分散マスクのマスク値を所要の桁数だけ増加させる。こ
れにより、図20に示したグルーピング範囲のように、
使用される出力物理ポート数が増加して伝送路帯域を拡
大させた負荷分散伝送を実現することができる。
【0118】一方、ステップS12の判定の結果がマス
ク値の減少であれば、伝送路帯域の縮小として、処理は
ステップS14に移行し、各出力論理ポートに関して、
負荷分散マスクのマスク値を所要の桁数だけ減少させ
る。これにより、図18に示したグルーピング範囲のよ
うに、使用される出力物理ポート数が減少して伝送路帯
域を縮小(縮退)させた負荷分散伝送を実現することが
できる。
【0119】なお、マスク値の桁数について、所要の桁
数だけ増加、もしくは減少させる際の桁数は、管理者に
より決定されるものである。また、ステップS11にお
いて装置構成定義について何の変更もなければ、この処
理が終了する。
【0120】以上説明したように、この実施の形態4に
よれば、各出力論理ポートに対応するマスク情報をその
マスク情報に基づくグルーピングの範囲から装置構成定
義の変更内容に適した伝送路帯域を確保する範囲を定義
するマスク情報に変更して設定するようにしたので、装
置構成定義の変更内容に応じてグルーピングに自由度を
もたせることができる。これによって、負荷分散伝送の
効率化を図ることが可能である。
【0121】また、装置構成定義の変更状況に応じてグ
ルーピングの範囲を縮小もしくは拡大するようにしたの
で、グルーピング範囲の増減に応じて確保すべき帯域を
増減することができる。これによって、負荷分散伝送の
効率化を図ることが可能である。
【0122】(実施の形態5)さて、この発明は、以下
に説明する実施の形態5のように、出力物理ポートに関
連する通信障害の発生に応じてマスク値を縮退して、確
実な帯域を確保した上でのフレーム伝送を実現するよう
にしてもよい。なお、負荷分散伝送全体の動作について
は、前述した実施の形態1に従うものとする(図4参
照)。
【0123】まず、構成について説明する。図23はこ
の発明の実施の形態5による中継装置の構成を示すブロ
ック図である。ここでは、実施の形態1で述べた中継装
置1と異なる構成についてのみ説明する。図23に示し
た実施の形態5による中継装置5はマスク値設定部17
に通信障害検出部21を追加接続させた構成である。
【0124】この通信障害検出部21は、自装置の出力
物理ポートを監視して、障害発生およびその復旧を検出
してその状態およびポート番号をマスク値設定部17に
通知してマスク値の変更を指示する。マスク値設定部1
7は、このマスク値の変更指示によってグルーピングの
範囲を変化させ、機能しない出力物理ポートを排除した
り復旧する。
【0125】つぎに、動作について説明する。図24は
実施の形態5による正常時の負荷分散伝送方法を説明す
る模式図、図25は図24の状態における出力物理ポー
トの変更方法を説明する図、図26は通信障害発生時の
負荷分散伝送方法を説明する模式図、図27は図26の
状態における出力物理ポートの変更方法を説明する図、
図28は他の通信障害発生時の負荷分散伝送方法を説明
する模式図、図29は図28の状態における出力物理ポ
ートの変更方法を説明する図、そして、図30はマスク
値設定処理手順を説明するフローチャートである。
【0126】まず、正常時におけるマスク値の設定につ
いて図24および図25を参照して説明する。図24に
は、実施の形態5による中継装置5とネットワークを介
して接続される相手中継装置Pとの間で、例えば同一物
理ポート番号で接続されたと仮定した場合の論理ポート
#0におけるグルーピングが示されている。この場合に
は、出力物理ポート#0〜#7までの8ポートがグルー
ピングの範囲(対象)となっている。このグルーピング
の範囲は、図25に示した出力物理ポートテーブル内の
マスク値によって定義される。図24において、入出力
物理ポート数は前述した実施の形態1と同様である。
【0127】図25には、実施の形態5による出力物理
ポートテーブルの一部が示されている。図25におい
て、出力論理ポート#0に対して負荷分散マスクのマス
ク値“0111”(2進)と出力物理ポートの初期値
“0000”(2進)とが対応付けて記憶されている。
負荷分散マスクのマスク値“0111”(2進)は、下
3桁(第1〜第3ビット)を可変の範囲としている。こ
のため、図24に示した伝送路のグルーピングの範囲で
は、出力物理ポート#0〜#7内でのポート番号のイン
クリメント動作に伴ってフレーム送信とともに切り換え
が行われる。
【0128】この実施の形態5では、通信障害検出部2
1における通信障害の検出もしくはその復旧検出に従っ
てマスク値設定部17においてマスク値に対して変更を
指定することができる。
【0129】続いて、通信障害発生に伴うマスク値の変
更について図26および図27を参照して説明する。図
26には、論理ポート#0に関して、図24に示した中
継装置5と相手中継装置Pとの接続関係とは異なり、通
信障害の発生した出力物理ポート(#5)よりも手前
(番号の低い方の意味)のポート(#3)までを範囲と
して定義されるグルーピングが示されている。これは伝
送路帯域の縮退を表している。この場合には、出力物理
ポート#0〜#7の8ポートから#0〜#3の4ポート
に縮小された範囲がグルーピングの範囲(対象)となっ
ている。このグルーピングの範囲は、図27に示した出
力物理ポートテーブル内のマスク値によって定義され
る。
【0130】図27には、図25に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。この変更は、通信障害の発生した出力
物理ポート#5を避け、その出力物理ポート#5よりも
手前までの範囲内でグルーピングを設定できるようにす
るために実施されるものである。
【0131】図27において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0011”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、通信障害発生に伴っ
て伝送路帯域の縮退を実現するため、図27に示した如
く、マスク値は正常時における有効ビット数よりも高い
方から有効なビットを削減する必要がある。負荷分散マ
スクのマスク値“0011”(2進)は、第1および第
2ビットをすべて可変の範囲としている。このため、図
26に示した伝送路のグルーピングの範囲では、出力物
理ポート#0〜#3内でのポート番号のインクリメント
動作に伴ってフレーム送信とともに切り換えが行われ
る。
【0132】ここで、図27のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0011”(2進)の場合
には、1桁目と2桁目で構成する2ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目すれ
ば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−2
−3と変化する。そして、他の固定された2ビット(上
位2桁)を含めると、そのインクリメントにより得られ
る値は0−1−2−3と変化する。したがって、インク
リメントにより得られる出力物理ポート番号は、#0−
#1−#2−#3となる。
【0133】このように、図26に示したグルーピング
範囲では、図24に示したグルーピング範囲内で生じた
出力物理ポート(#5)へのフレーム送信がなくなり、
伝送路帯域は削減されても確実に負荷分散伝送を実現す
ることが可能である。
【0134】また、マスク値の変更は、一つの出力物理
ポートにおける通信障害だけでなく、複数の出力物理ポ
ートに通信障害が発生した場合にも対処することができ
る。すなわち、図27のグルーピング範囲をさらにマス
ク値の変更から縮退することも可能である。この場合に
も、負荷分散マスクにおいては、通信障害の発生した複
数の出力物理ポートのうちで最も小さいポート番号をも
つ出力物理ポートよりも手前の範囲でグルーピングを定
義するマスク値へ変更すればよい。
【0135】続いて、複数の通信障害発生に伴うマスク
値の変更について図28および図29を参照して説明す
る。図28には、論理ポート#0に関して、図26に示
した中継装置5と相手中継装置Pとの接続関係とは異な
り、さらに通信障害の発生した出力物理ポート(#2)
よりも手前(番号の低い方の意味)のポート(#1)ま
でを範囲として定義されるグルーピングが示されてい
る。これは伝送路帯域のさらなる縮退を表している。こ
の場合には、出力物理ポート#0〜#3の4ポートから
さらに#0〜#1の2ポートに縮小された範囲がグルー
ピングの範囲(対象)となっている。このグルーピング
の範囲は、図29に示した出力物理ポートテーブル内の
マスク値によって定義される。
【0136】図29には、図25に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。この変更は、通信障害の発生した出力
物理ポート#5および#2を避け、最小の出力物理ポー
ト#2よりも手前までの範囲内でグルーピングを設定で
きるようにするために実施されるものである。
【0137】図29において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0001”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、通信障害発生に伴っ
て伝送路帯域の縮退を実現するため、図29に示した如
く、マスク値は正常時における有効ビット数よりも高い
方(2桁目)から有効なビットを削減する必要がある。
その結果得られた負荷分散マスクのマスク値“000
1”(2進)は、第1ビットだけをすべて可変の範囲と
している。このため、図28に示した伝送路のグルーピ
ングの範囲では、出力物理ポート#0〜#1内でのポー
ト番号のインクリメント動作に伴ってフレーム送信とと
もに切り換えが行われる。
【0138】ここで、図29のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0001”(2進)の場合
には、1桁目だけで構成する1ビットを“0”(2進)
から一つずつインクリメントすればよい。すなわち、そ
のインクリメントに伴う変化は、“0”(2進)−
“1”(2進)となる。単純にこの1ビットだけに着目
すれば、そのインクリメントにより得られる値は0−1
と変化する。そして、他の固定された3ビット(上位3
桁)を含めると、そのインクリメントにより得られる値
は0−1と変化する。したがって、インクリメントによ
り得られる出力物理ポート番号は、#0−#1となる。
【0139】このように、図28に示したグルーピング
範囲では、図26に示したグルーピング範囲内でさらに
生じた出力物理ポート(#2)へのフレーム送信もなく
なり、伝送路帯域はさらに削減されても確実に負荷分散
伝送を実現することが可能である。
【0140】以上のマスク値設定動作について図30を
参照して具体的に説明する。以下に説明するマスク値設
定処理は、通信障害もしくはその復旧を一つのトリガと
して実施されるものである。通信障害検出部21により
ある出力物理ポート番号について通信障害状態が検出さ
れた場合には(ステップS21)、通信障害状態が通信
障害か、その復旧か、それとも平衡状態かを判断する。
もし通信障害が検出された場合には(ステップS2
2)、その通信障害の情報とその通信障害が検出された
出力物理ポート番号とがマスク値設定部17に通知され
る。そして、処理はステップS23に移行する。
【0141】ステップS23では、マスク値設定部17
において、図26もしくは図28のように通信障害が発
生した出力物理ポート番号により、今まで通信障害が発
生した出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号よ
りも手前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設
定され、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応
する出力物理ポート番号との組が出力物理ポート番テー
ブル16に供給される。これにより、出力物理ポートテ
ーブル16では、マスク値の変更が実施される。
【0142】また、通信障害ではなく、その復旧が検出
された場合には(ステップS24)、処理はステップS
25に移行し、通信障害でも復旧でもない平衡状態であ
った場合には(ステップS24)、このマスク値設定処
理は終了する。
【0143】ステップS25では、マスク値設定部17
において、図26もしくは図28のように発生した通信
障害が復旧した出力物理ポート番号により、この復旧さ
れた出力物理ポート番号を除く通信障害発生中の出力物
理ポート番号のうちで最小のポート番号よりも手前でグ
ルーピング範囲を定義できるマスク値が設定され、その
マスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物理
ポート番号との組が出力物理ポート番テーブル16に供
給される。これにより、出力物理ポートテーブル16で
は、マスク値の変更が実施される。
【0144】なお、このステップS25では、通信障害
が発生している出力物理ポート番号のうちで最小の出力
物理ポートを基準にすることから、マスク値を戻さずに
処理が終了する場合もある。例えば、図28の通信障害
発生状態では、仮に出力物理ポート#5が復旧したとし
てもその手前の出力物理ポート#2が復旧しない限り、
図27に示したマスク値“0011”(2進)への変更
(戻し)はないものとする。
【0145】以上説明したように、この実施の形態5に
よれば、各出力論理ポートに対応するマスク情報をその
マスク情報に基づくグルーピングの範囲から通信障害が
検出された1または複数の出力物理ポートを無効にした
範囲を定義するマスク情報に変更して設定するようにし
たので、通信障害が発生した出力物理ポートを切り離す
ことができる。これによって、負荷分散伝送時の通信障
害を確実に回避することが可能である。
【0146】また、各出力論理ポートに対応するマスク
情報によって表されるビットパターンのうちで、少なく
とも通信障害が検出された1または複数の出力物理ポー
トが対応するビットの桁位置より手前までのビットパタ
ーンによる範囲をグルーピングの範囲として定義するマ
スク情報に変更するようにしたので、通信障害のある出
力物理ポートを含まないグルーピングを取得することが
可能である。
【0147】また、通信障害の復旧が検出された場合に
各出力論理ポートに対応する元のマスク情報に戻すよう
にしたので、出力論理ポートとマスク情報との関係が通
信障害発生前の初期状態に戻される。これによって、シ
ステム全体を自動復旧させることが可能である。
【0148】(実施の形態6)さて、この発明は、以下
に説明する実施の形態6のように、出力物理ポートに関
連する通信障害の発生に応じてマスク値を縮退および変
更して、確実な帯域を確保した上でのフレーム伝送を実
現するようにしてもよい。なお、構成については、前述
した実施の形態5の構成を採用し、負荷分散伝送全体の
動作については、前述した実施の形態1に従うものとす
る(図4参照)。
【0149】ここでは、前述した実施の形態5と相違す
る動作についてのみ説明する。図31は実施の形態6に
よるある通信障害発生時の負荷分散伝送方法を説明する
模式図、図32は図31の状態における出力物理ポート
の変更方法を説明する図、図33は実施の形態6による
他の通信障害発生時の負荷分散伝送方法を説明する模式
図、図34は図33の状態における出力物理ポートの変
更方法を説明する図、そして、図35は実施の形態6に
よるマスク値設定処理手順を説明するフローチャートで
ある。
【0150】この実施の形態6でも、最初の通信障害発
生時には、実施の形態5で述べた図26の例のように通
信障害が発生した出力物理ポートの手前までの範囲内で
グルーピングを定義するマスク値を得ることができる。
これについて図31および図32を参照して説明する。
図31には、論理ポート#0に関して、通信障害の発生
した出力物理ポート(#5)よりも手前(番号の低い方
の意味)のポート(#3)までを範囲として定義される
グルーピングが示されている。最初の通信障害発生で
は、伝送路帯域の縮退が行われる。この場合には、正常
時の出力物理ポート#0〜#7の8ポートから#0〜#
3の4ポートに縮小された範囲がグルーピングの範囲
(対象)となっている。このグルーピングの範囲は、図
32に示した出力物理ポートテーブル内のマスク値によ
って定義される。
【0151】図32には、正常時の出力論理ポート番号
と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク値だけ
を変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部が示さ
れている。この変更は、通信障害の発生した出力物理ポ
ート#5を避け、その出力物理ポート#5よりも手前ま
での範囲内でグルーピングを設定できるようにするため
に実施されるものである。
【0152】図32において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0011”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、最初の通信障害発生
に伴って伝送路帯域の縮退を実現するため、図32に示
した如く、マスク値は正常時における有効ビット数より
も高い方から有効なビットを削減する必要がある。負荷
分散マスクのマスク値“0011”(2進)は、第1お
よび第2ビットをすべて可変の範囲としている。このた
め、図31に示した伝送路のグルーピングの範囲では、
出力物理ポート#0〜#3内でのポート番号のインクリ
メント動作に伴ってフレーム送信とともに切り換えが行
われる。
【0153】ここで、図32のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0011”(2進)の場合
には、1桁目と2桁目で構成する2ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目すれ
ば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−2
−3と変化する。そして、他の固定された2ビット(上
位2桁)を含めると、そのインクリメントにより得られ
る値は0−1−2−3と変化する。したがって、インク
リメントにより得られる出力物理ポート番号は、#0−
#1−#2−#3となる。
【0154】このように、図31に示したグルーピング
範囲では、正常時のグルーピング範囲内で生じた出力物
理ポート(#5)へのフレーム送信がなくなり、伝送路
帯域は削減されても確実に負荷分散伝送を実現すること
が可能である。
【0155】また、マスク値の変更は、一つの出力物理
ポートにおける通信障害だけでなく、複数の出力物理ポ
ートに通信障害が発生した場合にも対処することができ
る。すなわち、図31のグルーピング範囲をマスク値の
変更に伴って移動させることも可能である。この場合に
は、負荷分散マスクにおいては、通信障害の発生した複
数の出力物理ポートを回避する範囲でグルーピングを定
義するマスク値へ変更すればよい。
【0156】続いて、複数の通信障害発生に伴うマスク
値の変更について図33および図34を参照して説明す
る。図33には、論理ポート#0に関して、図31に示
した中継装置6と相手中継装置Pとの接続関係とは異な
り、通信障害の発生した各出力物理ポート(#1,#
5)を避ける範囲を元の正常時のグルーピングの範囲内
で定義されるグルーピングが示されている。これは伝送
路帯域の縮退とともに変更を表している。この場合に
は、出力物理ポート#0〜#3の4ポートが#2,#
3,#6および#7に変更された範囲がグルーピングの
範囲(対象)となっている。このグルーピングの範囲
は、図34に示した出力物理ポートテーブル内のマスク
値によって定義される。
【0157】図34には、図32に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、さらに
マスク値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブル
の一部が示されている。この変更は、通信障害の発生し
た出力物理ポート#5および#1を避け、元のグルーピ
ングの範囲内で負荷分散可能なグルーピングを設定でき
るようにするために実施されるものである。
【0158】図34において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0101”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、通信障害発生に伴っ
て伝送路帯域の縮退および変更を実現するため、図34
に示した如く、マスク値は正常時における有効ビット数
(下位3桁)のうちで有効なビットを設定(削減含む)
する必要がある。その結果得られた負荷分散マスクのマ
スク値“0101”(2進)は、第1および第3ビット
を可変の範囲としている。このため、図33に示した伝
送路のグルーピングの範囲では、出力物理ポート#2,
#3,#6および#7内でのポート番号のインクリメン
ト動作に伴ってフレーム送信とともに切り換えが行われ
る。
【0159】ここで、図34のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0101”(2進)の場合
には、1桁目および3桁目で構成する2ビットを“0
0”(2進)から一つずつインクリメントすればよい。
すなわち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”
(2進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“1
1”(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目す
れば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−
2−3と変化するが、他の固定された2ビット(2桁目
および4桁目)を含めると、そのインクリメントにより
得られる値は2−3−6−7と変化する。したがって、
インクリメントにより得られる出力物理ポート番号は、
#2−#3−#6−#7となる。
【0160】このように、図33に示したグルーピング
範囲では、元の正常時のグルーピング範囲内でさらに生
じた出力物理ポート(#2)へのフレーム送信もなくな
り、使用される伝送路帯域は元の帯域内で変更されても
確実に負荷分散伝送を実現することが可能である。
【0161】以上のマスク値設定動作について図35を
参照して具体的に説明する。以下に説明するマスク値設
定処理は、通信障害もしくはその復旧を一つのトリガと
して実施されるものである。通信障害検出部21により
ある出力物理ポート番号について通信障害状態が検出さ
れた場合には(ステップS31)、通信障害状態が通信
障害か、その復旧か、それとも平衡状態かを判断する。
もし通信障害が検出された場合には(ステップS3
2)、その通信障害の情報とその通信障害が検出された
出力物理ポート番号とがマスク値設定部17に通知され
る。そして、処理はステップS33に移行する。
【0162】ステップS33では、マスク値設定部17
において、図31のように最初の通信障害が発生した場
合の出力物理ポート番号により、今まで通信障害が発生
した出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号より
も手前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定
され、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応す
る出力物理ポート番号との組が出力物理ポート番テーブ
ル16に供給される。これにより、出力物理ポートテー
ブル16では、マスク値の変更が実施される。
【0163】または、マスク値設定部17において、図
33のように複数の通信障害が発生した場合の出力物理
ポート番号により、元の正常時のグルーピング範囲内
で、今まで通信障害が発生した出力物理ポート番号を回
避してグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定さ
れ、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する
出力物理ポート番号との組が出力物理ポート番テーブル
16に供給される。これにより、出力物理ポートテーブ
ル16では、マスク値の変更が実施される。
【0164】また、通信障害ではなく、その復旧が検出
された場合には(ステップS34)、処理はステップS
35に移行し、通信障害でも復旧でもない平衡状態であ
った場合には(ステップS34)、このマスク値設定処
理は終了する。
【0165】ステップS35では、マスク値設定部17
において、図31もしくは図33のように発生した通信
障害が復旧した出力物理ポート番号により、この復旧さ
れた出力物理ポート番号を使用していたときのグルーピ
ング範囲を定義できるマスク値が設定され、そのマスク
値(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物理ポート
番号との組が出力物理ポート番テーブル16に供給され
る。これにより、出力物理ポートテーブル16では、マ
スク値の変更が実施される。
【0166】なお、このステップS35では、復旧の状
態に応じて必ずしも事前のマスク値に戻すことはなく、
さらにマスク値を変更あるいは元のグルーピング範囲内
で桁数を増加させる場合がある。例えば、図33の通信
障害発生状態では、仮に出力物理ポート#5が復旧した
としてもその手前の出力物理ポート#1が復旧しない限
り、図31のグルーピング範囲に戻ることはない。
【0167】以上説明したように、この実施の形態6に
よれば、前述した実施の形態5と共通する効果に加え
て、各出力論理ポートに対応するマスク情報によって表
されるビットパターンのうちで、少なくとも通信障害が
検出された1または複数の出力物理ポートが対応するビ
ットの桁位置を除くグルーピングの範囲を定義するマス
ク情報に変更するようにしたので、通信障害のある出力
物理ポートが属さないグルーピングを取得することが可
能である。
【0168】(実施の形態7)さて、この発明は、以下
に説明する実施の形態7のように、出力物理ポートに関
する過負荷状態(データ量が一定値以上になった状態)
に応じてマスク値を縮退して、確実な帯域を確保した上
でのフレーム伝送を実現するようにしてもよい。なお、
負荷分散伝送全体の動作については、前述した実施の形
態1に従うものとする(図4参照)。
【0169】まず、構成について説明する。図36はこ
の発明の実施の形態7による中継装置の構成を示すブロ
ック図である。ここでは、実施の形態1で述べた中継装
置1と異なる構成についてのみ説明する。図36に示し
た実施の形態7による中継装置7は、マスク値設定部1
7にポート負荷検出部22を追加接続させた構成であ
る。
【0170】このポート負荷検出部22は、自装置の出
力物理ポートの負荷状態を監視して、その負荷があるし
きい値を超える負荷(過負荷)、もしくはそのしきい値
以下の負荷(正常負荷)に変化する状態を検出してその
状態およびポート番号をマスク値設定部17に通知して
マスク値の変更を指示する。マスク値設定部17は、こ
のマスク値の変更指示によってグルーピングの範囲を変
化させ、機能しない出力物理ポートを排除したり復旧す
る。すなわち、この実施の形態7では、負荷の低い出力
物理ポートを使用して不可分散伝送を実現することにな
る。
【0171】つぎに、動作について説明する。図37は
実施の形態7による正常時の負荷分散伝送方法を説明す
る模式図、図38は図37の状態における出力物理ポー
トの変更方法を説明する図、図39は過負荷発生時の負
荷分散伝送方法を説明する模式図、図40は図39の状
態における出力物理ポートの変更方法を説明する図、図
41は他の過負荷発生時の負荷分散伝送方法を説明する
模式図、図42は図41の状態における出力物理ポート
の変更方法を説明する図、そして、図43はマスク値設
定処理手順を説明するフローチャートである。
【0172】まず、正常時におけるマスク値の設定につ
いて図37および図38を参照して説明する。図37に
は、実施の形態7による中継装置5とネットワークを介
して接続される相手中継装置Pとの間で、例えば同一物
理ポート番号で接続されたと仮定した場合の論理ポート
#0におけるグルーピングが示されている。この場合に
は、出力物理ポート#0〜#7までの8ポートがグルー
ピングの範囲(対象)となっている。このグルーピング
の範囲は、図38に示した出力物理ポートテーブル内の
マスク値によって定義される。図37において、入出力
物理ポート数は前述した実施の形態1と同様である。
【0173】図38には、実施の形態7による出力物理
ポートテーブルの一部が示されている。図38におい
て、出力論理ポート#0に対して負荷分散マスクのマス
ク値“0111”(2進)と出力物理ポートの初期値
“0000”(2進)とが対応付けて記憶されている。
負荷分散マスクのマスク値“0111”(2進)は、下
3桁(第1〜第3ビット)を可変の範囲としている。こ
のため、図37に示した伝送路のグルーピングの範囲で
は、出力物理ポート#0〜#7内でのポート番号のイン
クリメント動作に伴ってフレーム送信とともに切り換え
が行われる。
【0174】この実施の形態7では、ポート負荷検出部
22における過負荷の検出もしくはその解消検出に従っ
てマスク値設定部17においてマスク値に対して変更を
指定することができる。
【0175】続いて、過負荷発生に伴うマスク値の変更
について図39および図40を参照して説明する。図3
9には、論理ポート#0に関して、図37に示した中継
装置7と相手中継装置Pとの接続関係とは異なり、過負
荷の発生した出力物理ポート(#5)よりも手前(番号
の低い方の意味)のポート(#3)までを範囲として定
義されるグルーピングが示されている。これは伝送路帯
域の縮退を表している。この場合には、出力物理ポート
#0〜#7の8ポートから#0〜#3の4ポートに縮小
された範囲がグルーピングの範囲(対象)となってい
る。このグルーピングの範囲は、図40に示した出力物
理ポートテーブル内のマスク値によって定義される。
【0176】図40には、図38に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。この変更は、過負荷の発生した出力物
理ポート#5を避け、その出力物理ポート#5よりも手
前までの範囲内でグルーピングを設定できるようにする
ために実施されるものである。
【0177】図40において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0011”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、過負荷発生に伴って
伝送路帯域の縮退を実現するため、図40に示した如
く、マスク値は正常時における有効ビット数よりも高い
方から有効なビットを削減する必要がある。負荷分散マ
スクのマスク値“0011”(2進)は、第1および第
2ビットをすべて可変の範囲としている。このため、図
39に示した伝送路のグルーピングの範囲では、出力物
理ポート#0〜#3内でのポート番号のインクリメント
動作に伴ってフレーム送信とともに切り換えが行われ
る。
【0178】ここで、図40のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0011”(2進)の場合
には、1桁目と2桁目で構成する2ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目すれ
ば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−2
−3と変化する。そして、他の固定された2ビット(上
位2桁)を含めると、そのインクリメントにより得られ
る値は0−1−2−3と変化する。したがって、インク
リメントにより得られる出力物理ポート番号は、#0−
#1−#2−#3となる。
【0179】このように、図39に示したグルーピング
範囲では、図37に示したグルーピング範囲内で生じた
出力物理ポート(#5)へのフレーム送信がなくなり、
伝送路帯域は削減されても確実に負荷分散伝送を実現す
ることが可能である。
【0180】また、マスク値の変更は、一つの出力物理
ポートにおける過負荷発生だけでなく、複数の出力物理
ポートに過負荷が発生した場合にも対処することができ
る。すなわち、図40のグルーピング範囲をさらにマス
ク値の変更から縮退することも可能である。この場合に
も、負荷分散マスクにおいては、過負荷の発生した複数
の出力物理ポートのうちで最も小さいポート番号をもつ
出力物理ポートよりも手前の範囲でグルーピングを定義
するマスク値へ変更すればよい。
【0181】続いて、複数の過負荷発生に伴うマスク値
の変更について図41および図42を参照して説明す
る。図41には、論理ポート#0に関して、図39に示
した中継装置5と相手中継装置Pとの接続関係とは異な
り、さらに過負荷の発生した出力物理ポート(#2)よ
りも手前(番号の低い方の意味)のポート(#1)まで
を範囲として定義されるグルーピングが示されている。
これは伝送路帯域のさらなる縮退を表している。この場
合には、出力物理ポート#0〜#3の4ポートからさら
に#0〜#1の2ポートに縮小された範囲がグルーピン
グの範囲(対象)となっている。このグルーピングの範
囲は、図42に示した出力物理ポートテーブル内のマス
ク値によって定義される。
【0182】図42には、図38に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。この変更は、過負荷の発生した出力物
理ポート#5および#2を避け、最小の出力物理ポート
#2よりも手前までの範囲内でグルーピングを設定でき
るようにするために実施されるものである。
【0183】図42において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0001”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、過負荷発生に伴って
伝送路帯域の縮退を実現するため、図42に示した如
く、マスク値は正常時における有効ビット数よりも高い
方(2桁目)から有効なビットを削減する必要がある。
その結果得られた負荷分散マスクのマスク値“000
1”(2進)は、第1ビットだけをすべて可変の範囲と
している。このため、図41に示した伝送路のグルーピ
ングの範囲では、出力物理ポート#0〜#1内でのポー
ト番号のインクリメント動作に伴ってフレーム送信とと
もに切り換えが行われる。
【0184】ここで、図42のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0001”(2進)の場合
には、1桁目だけで構成する1ビットを“0”(2進)
から一つずつインクリメントすればよい。すなわち、そ
のインクリメントに伴う変化は、“0”(2進)−
“1”(2進)となる。単純にこの1ビットだけに着目
すれば、そのインクリメントにより得られる値は0−1
と変化する。そして、他の固定された3ビット(上位3
桁)を含めると、そのインクリメントにより得られる値
は0−1と変化する。したがって、インクリメントによ
り得られる出力物理ポート番号は、#0−#1となる。
【0185】このように、図41に示したグルーピング
範囲では、図39に示したグルーピング範囲内でさらに
生じた出力物理ポート(#2)へのフレーム送信もなく
なり、伝送路帯域はさらに削減されても確実に負荷分散
伝送を実現することが可能である。
【0186】以上のマスク値設定動作について図43を
参照して具体的に説明する。以下に説明するマスク値設
定処理は、過負荷発生もしくはその解消を一つのトリガ
として実施されるものである。ポート負荷検出部22に
よりある出力物理ポート番号について負荷状態が検出さ
れた場合には(ステップS41)、負荷状態が過負荷
か、その解消か、それとも平衡状態かを判断する。もし
過負荷が検出された場合には(ステップS42)、その
過負荷の情報とその過負荷が検出された出力物理ポート
番号とがマスク値設定部17に通知される。そして、処
理はステップS43に移行する。
【0187】ステップS43では、マスク値設定部17
において、図39もしくは図41のように過負荷が発生
した出力物理ポート番号により、今まで過負荷が発生し
た出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号よりも
手前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定さ
れ、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する
出力物理ポート番号との組が出力物理ポート番テーブル
16に供給される。これにより、出力物理ポートテーブ
ル16では、マスク値の変更が実施される。
【0188】また、過負荷ではなく、その解消が検出さ
れた場合には(ステップS44)、処理はステップS4
5に移行し、一方、過負荷でも解消でもない平衡状態で
あった場合には(ステップS44)、このマスク値設定
処理は終了する。
【0189】ステップS45では、マスク値設定部17
において、図39もしくは図41のように発生した過負
荷が解消した出力物理ポート番号により、この解消され
た出力物理ポート番号を除く過負荷発生中の出力物理ポ
ート番号のうちで最小のポート番号よりも手前でグルー
ピング範囲を定義できるマスク値が設定され、そのマス
ク値(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物理ポー
ト番号との組が出力物理ポート番テーブル16に供給さ
れる。これにより、出力物理ポートテーブル16では、
マスク値の変更が実施される。
【0190】なお、このステップS25では、過負荷が
発生している出力物理ポート番号のうちで最小の出力物
理ポートを基準にすることから、マスク値を戻さずに処
理が終了する場合もある。例えば、図41の過負荷発生
状態では、仮に出力物理ポート#5が過負荷を解消した
としてもその手前の出力物理ポート#2が過負荷を解消
しない限り、図40に示したマスク値“0011”(2
進)への変更(戻し)はないものとする。
【0191】以上説明したように、この実施の形態7に
よれば、各出力論理ポートに対応するマスク情報をその
マスク情報に基づくグルーピングの範囲から過負荷状態
が検出された1または複数の出力物理ポートを無効にし
た範囲を定義するマスク情報に変更して設定するように
したので、過負荷状態の出力物理ポートを切り離すこと
ができる。これによって、負荷分散伝送時の負荷の均一
化を図ることが可能である。
【0192】また、各出力論理ポートに対応するマスク
情報によって表されるビットパターンのうちで、少なく
とも過負荷状態が検出された1または複数の出力物理ポ
ートが対応するビットの桁位置より手前までのビットパ
ターンによる範囲をグルーピングの範囲として定義する
マスク情報に変更するようにしたので、過負荷状態の出
力物理ポートを含まないグルーピングを取得することが
可能である。
【0193】また、過負荷状態の解消が検出された場合
に各出力論理ポートに対応する元のマスク情報に戻すよ
うにしたので、出力論理ポートとマスク情報との関係が
過負荷発生前の初期状態に戻される。これによって、シ
ステム全体を自動復旧させることが可能である。
【0194】(実施の形態8)さて、この発明は、以下
に説明する実施の形態8のように、出力物理ポートに関
連する過負荷状態に応じてマスク値を縮退および変更し
て、確実な帯域を確保した上でのフレーム伝送を実現す
るようにしてもよい。なお、構成については、前述した
実施の形態7の構成を採用し、負荷分散伝送全体の動作
については、前述した実施の形態1に従うものとする
(図4参照)。
【0195】ここでは、前述した実施の形態7と相違す
る動作についてのみ説明する。図44は実施の形態8に
よるある過負荷発生時の負荷分散伝送方法を説明する模
式図、図45は図44の状態における出力物理ポートの
変更方法を説明する図、図46は他の過負荷発生時の負
荷分散伝送方法を説明する模式図、図47は図46の状
態における出力物理ポートの変更方法を説明する図、そ
して、図48はマスク値設定処理手順を説明するフロー
チャートである。
【0196】この実施の形態8でも、最初の過負荷発生
時には、実施の形態7で述べた図39の例のように過負
荷が発生した出力物理ポートの手前までの範囲内でグル
ーピングを定義するマスク値を得ることができる。これ
について図44および図45を参照して説明する。図4
4には、論理ポート#0に関して、過負荷の発生した出
力物理ポート(#5)よりも手前(番号の低い方の意
味)のポート(#3)までを範囲として定義されるグル
ーピングが示されている。最初の過負荷発生では、伝送
路帯域の縮退が行われる。この場合には、正常時の出力
物理ポート#0〜#7の8ポートから#0〜#3の4ポ
ートに縮小された範囲がグルーピングの範囲(対象)と
なっている。このグルーピングの範囲は、図45に示し
た出力物理ポートテーブル内のマスク値によって定義さ
れる。
【0197】図45には、正常時の出力論理ポート番号
と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク値だけ
を変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部が示さ
れている。この変更は、過負荷の発生した出力物理ポー
ト#5を避け、その出力物理ポート#5よりも手前まで
の範囲内でグルーピングを設定できるようにするために
実施されるものである。
【0198】図45において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0011”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、最初の過負荷発生に
伴って伝送路帯域の縮退を実現するため、図45に示し
た如く、マスク値は正常時における有効ビット数よりも
高い方から有効なビットを削減する必要がある。負荷分
散マスクのマスク値“0011”(2進)は、第1およ
び第2ビットをすべて可変の範囲としている。このた
め、図44に示した伝送路のグルーピングの範囲では、
出力物理ポート#0〜#3内でのポート番号のインクリ
メント動作に伴ってフレーム送信とともに切り換えが行
われる。
【0199】ここで、図45のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0011”(2進)の場合
には、1桁目と2桁目で構成する2ビットを“00”
(2進)から一つずつインクリメントすればよい。すな
わち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”(2
進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“11”
(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目すれ
ば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−2
−3と変化する。そして、他の固定された2ビット(上
位2桁)を含めると、そのインクリメントにより得られ
る値は0−1−2−3と変化する。したがって、インク
リメントにより得られる出力物理ポート番号は、#0−
#1−#2−#3となる。
【0200】このように、図44に示したグルーピング
範囲では、正常時のグルーピング範囲内で生じた出力物
理ポート(#5)へのフレーム送信がなくなり、伝送路
帯域は削減されても確実に負荷分散伝送を実現すること
が可能である。
【0201】また、マスク値の変更は、一つの出力物理
ポートにおける過負荷発生だけでなく、複数の出力物理
ポートに過負荷が発生した場合にも対処することができ
る。すなわち、図44のグルーピング範囲をマスク値の
変更に伴って移動させることも可能である。この場合に
は、負荷分散マスクにおいては、過負荷の発生した複数
の出力物理ポートを回避する範囲でグルーピングを定義
するマスク値へ変更すればよい。
【0202】続いて、複数の過負荷発生に伴うマスク値
の変更について図46および図47を参照して説明す
る。図46には、論理ポート#0に関して、図44に示
した中継装置8と相手中継装置Pとの接続関係とは異な
り、過負荷の発生した各出力物理ポート(#1,#5)
を避ける範囲を元の正常時のグルーピングの範囲内で定
義されるグルーピングが示されている。これは伝送路帯
域の縮退とともに変更を表している。この場合には、出
力物理ポート#0〜#3の4ポートが#2,#3,#6
および#7に変更された範囲がグルーピングの範囲(対
象)となっている。このグルーピングの範囲は、図47
に示した出力物理ポートテーブル内のマスク値によって
定義される。
【0203】図47には、図45に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、さらに
マスク値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブル
の一部が示されている。この変更は、過負荷の発生した
出力物理ポート#5および#1を避け、元のグルーピン
グの範囲内で負荷分散可能なグルーピングを設定できる
ようにするために実施されるものである。
【0204】図47において、出力論理ポート#0に対
して負荷分散マスクのマスク値“0101”(2進)と
出力物理ポートの初期値“0000”(2進)とが対応
付けて記憶されている。すなわち、過負荷発生に伴って
伝送路帯域の縮退および変更を実現するため、図47に
示した如く、マスク値は正常時における有効ビット数
(下位3桁)のうちで有効なビットを設定(削減含む)
する必要がある。その結果得られた負荷分散マスクのマ
スク値“0101”(2進)は、第1および第3ビット
を可変の範囲としている。このため、図46に示した伝
送路のグルーピングの範囲では、出力物理ポート#2,
#3,#6および#7内でのポート番号のインクリメン
ト動作に伴ってフレーム送信とともに切り換えが行われ
る。
【0205】ここで、図47のインクリメント動作をさ
らに詳述すれば、マスク値“0101”(2進)の場合
には、1桁目および3桁目で構成する2ビットを“0
0”(2進)から一つずつインクリメントすればよい。
すなわち、そのインクリメントに伴う変化は、“00”
(2進)−“01”(2進)−“10”(2進)−“1
1”(2進)となる。単純にこの2ビットだけに着目す
れば、そのインクリメントにより得られる値は0−1−
2−3と変化するが、他の固定された2ビット(2桁目
および4桁目)を含めると、そのインクリメントにより
得られる値は2−3−6−7と変化する。したがって、
インクリメントにより得られる出力物理ポート番号は、
#2−#3−#6−#7となる。
【0206】このように、図46に示したグルーピング
範囲では、元の正常時のグルーピング範囲内でさらに生
じた出力物理ポート(#2)へのフレーム送信もなくな
り、使用される伝送路帯域は元の帯域内で変更されても
確実に負荷分散伝送を実現することが可能である。
【0207】以上のマスク値設定動作について図48を
参照して具体的に説明する。以下に説明するマスク値設
定処理は、過負荷もしくはその解消を一つのトリガとし
て実施されるものである。過負荷検出部22によりある
出力物理ポート番号について過負荷状態が検出された場
合には(ステップS51)、負荷状態が過負荷か、その
解消か、それとも平衡状態かを判断する。もし過負荷が
検出された場合には(ステップS52)、その過負荷の
情報とその過負荷が検出された出力物理ポート番号とが
マスク値設定部17に通知される。そして、処理はステ
ップS53に移行する。
【0208】ステップS53では、マスク値設定部17
において、図44のように最初の過負荷が発生した場合
の出力物理ポート番号により、今まで過負荷が発生した
出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号よりも手
前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定さ
れ、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する
出力物理ポート番号との組が出力物理ポート番テーブル
16に供給される。これにより、出力物理ポートテーブ
ル16では、マスク値の変更が実施される。
【0209】または、マスク値設定部17において、図
46のように複数の過負荷が発生した場合の出力物理ポ
ート番号により、元の正常時のグルーピング範囲内で、
今まで過負荷が発生した出力物理ポート番号を回避して
グルーピング範囲を定義できるマスク値が設定され、そ
のマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物
理ポート番号との組が出力物理ポート番テーブル16に
供給される。これにより、出力物理ポートテーブル16
では、マスク値の変更が実施される。
【0210】また、過負荷ではなく、その解消が検出さ
れた場合には(ステップS54)、処理はステップS5
5に移行し、一方、過負荷でも解消でもない平衡状態で
あった場合には(ステップS54)、このマスク値設定
処理は終了する。
【0211】ステップS55では、マスク値設定部17
において、図44もしくは図46のように発生した過負
荷が解消した出力物理ポート番号により、この解消され
た出力物理ポート番号を使用していたときのグルーピン
グ範囲を定義できるマスク値が設定され、そのマスク値
(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物理ポート番
号との組が出力物理ポート番テーブル16に供給され
る。これにより、出力物理ポートテーブル16では、マ
スク値の変更が実施される。
【0212】なお、このステップS55では、解消の状
態に応じて必ずしも事前のマスク値に戻すことはなく、
さらにマスク値を変更あるいは元のグルーピング範囲内
で桁数を増加させる場合がある。例えば、図46の過負
荷発生状態では、仮に出力物理ポート#5が解消したと
してもその手前の出力物理ポート#1が解消しない限
り、図44のグルーピング範囲に戻ることはない。
【0213】以上説明したように、この実施の形態8に
よれば、前述した実施の形態7と共通する効果に加え
て、各出力論理ポートに対応するマスク情報によって表
されるビットパターンのうちで、少なくとも過負荷状態
が検出された1または複数の出力物理ポートが対応する
ビットの桁位置を除くグルーピングの範囲を定義するマ
スク情報に変更するようにしたので、過負荷状態の出力
物理ポートが属さないグルーピングを取得することが可
能である。
【0214】さて、前述した各実施の形態において、マ
スク値の変更については、あらかじめマスク値と出力物
理ポート番号とを対応付けたテーブルを設けておいても
よく、この場合にはマスク値を変更するだけで所要の出
力物理ポート番号をグルーピング対象として設定するこ
とが可能である。
【0215】また、前述の実施の形態4〜8では、マス
ク値変更(設定)のトリガとして、装置構成定義の変更
(設定)、通信障害、あるいは過負荷を挙げている。こ
の発明は、これらのトリガ検出機構を2つ以上組み合わ
せたものも含む。
【0216】以上、この発明を実施の形態1〜8により
説明したが、この発明の主旨の範囲内で種々の変形が可
能であり、これらをこの発明の範囲から排除するもので
はない。
【0217】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、受信フレームを順次送信する際に、宛先から取
得された出力論理ポートに対応する複数の出力物理ポー
ト内で出力物理ポートの変更を規則的に実施するように
したので、負荷分散先の出力物理ポートを変更する度に
テーブルを参照するような動作が省け、この場合には負
荷分散伝送の高速化を実現することが可能になり、か
つ、そのようなルップアップのためのテーブルを構成す
る資源を確保する必要がないことから、負荷分散伝送の
ための回路規模をコンパクトに実現することが可能な中
継装置が得られるという効果を奏する。
【0218】また、請求項2の発明によれば、出力物理
ポートテーブルを参照して、宛先から取得された出力論
理ポート番号に対応する複数の出力物理ポート番号およ
びその複数の出力物理ポート番号のうちで出力物理ポー
ト番号を負荷分散のために可変させるためのマスク情報
を求めておき、受信フレームを順次送信する際に、宛先
から取得された出力論理ポート番号に対応する複数の出
力物理ポート番号内で出力物理ポート番号の変更をマス
ク情報に従って実施するようにしたので、負荷分散先の
出力物理ポートを変更する度にテーブルを参照するよう
な動作が省け、この場合には負荷分散伝送の高速化を実
現することが可能になり、かつ、そのような参照のため
のテーブルを構成する資源を確保する必要がないことか
ら、負荷分散伝送のための回路規模をコンパクトに実現
することが可能な中継装置が得られるという効果を奏す
る。
【0219】また、請求項3の発明によれば、出力物理
ポートテーブルを参照して、宛先から取得された出力論
理ポート番号に対応する複数の出力物理ポート番号(イ
ンタフェースボードのボード番号とこれに対応する複数
のインタフェースボード内ポートの番号とを合わせた番
号)およびその複数の出力物理ポート番号のうちで出力
物理ポート番号を負荷分散のために可変させるためのマ
スク情報を求めておき、受信フレームを順次送信する際
に、宛先から取得された出力論理ポート番号に対応する
複数の出力物理ポート番号内で出力物理ポート番号の変
更をマスク情報に従って実施するようにしたので、複数
のインタフェースボード内にそれぞれ複数のポートを設
けた場合でも、負荷分散先の出力物理ポートを変更する
度にテーブルを参照するような動作が省け、この場合に
は負荷分散伝送の高速化を実現することが可能になり、
かつ、そのような参照のためのテーブルを構成する資源
を確保する必要がないことから、負荷分散伝送のための
回路規模をコンパクトに実現することが可能な中継装置
が得られるという効果を奏する。
【0220】また、請求項4の発明によれば、請求項2
または3の発明において、出力物理ポート番号をマスク
情報により定義されたグルーピングの範囲内で変更する
ようにしたので、そのグルーピングによって確保される
適切な帯域での負荷分散伝送を実現することが可能な中
継装置が得られるという効果を奏する。
【0221】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の発明において、グルーピングの範囲内で出力物理ポー
ト番号を昇順もしくは降順で変更するようにしたので、
グルーピングの範囲内で規則性をもち、かつ単純な手続
きで出力物理ポート番号を取得することが可能な中継装
置が得られるという効果を奏する。
【0222】また、請求項6の発明によれば、請求項4
または5の発明において、出力物理ポート番号とマスク
情報とを同一桁数で構成し、各マスク情報でこれに対応
する出力物理ポート番号に対して可変とすべき桁位置を
特定するようにしたので、その可変とすべき桁位置の変
化で求められる出力物理ポートだけが使用され、これに
よって、確実に所要とする出力物理ポートを用いて負荷
分散伝送を実現することが可能な中継装置が得られると
いう効果を奏する。
【0223】また、請求項7の発明によれば、請求項
4,5または6の発明において、各出力論理ポートに対
応するマスク情報をそのマスク情報に基づくグルーピン
グの範囲から装置構成定義の変更内容に適した伝送路帯
域を確保する範囲を定義するマスク情報に変更して設定
するようにしたので、装置構成定義の変更内容に応じて
グルーピングに自由度をもたせることができ、これによ
って、負荷分散伝送の効率化を図ることが可能な中継装
置が得られるという効果を奏する。
【0224】また、請求項8の発明によれば、請求項7
の発明において、装置構成定義の変更状況に応じてグル
ーピングの範囲を縮小もしくは拡大するようにしたの
で、グルーピング範囲の増減に応じて確保すべき帯域を
増減することができ、これによって、負荷分散伝送の効
率化を図ることが可能な中継装置が得られるという効果
を奏する。
【0225】また、請求項9の発明によれば、請求項
4,5または6の発明において、各出力論理ポートに対
応するマスク情報をそのマスク情報に基づくグルーピン
グの範囲から通信障害が検出された1または複数の出力
物理ポートを無効にした範囲を定義するマスク情報に変
更して設定するようにしたので、通信障害が発生した出
力物理ポートを切り離すことができ、これによって、負
荷分散伝送時の通信障害を確実に回避することが可能な
中継装置が得られるという効果を奏する。
【0226】また、請求項10の発明によれば、請求項
4,5,6または9の発明において、各出力論理ポート
に対応するマスク情報をそのマスク情報に基づくグルー
ピングの範囲から過負荷状態が検出された1または複数
の出力物理ポートを無効にした範囲を定義するマスク情
報に変更して設定するようにしたので、過負荷状態の出
力物理ポートを切り離すことができ、これによって、負
荷分散伝送時の負荷の均一化を図ることが可能な中継装
置が得られるという効果を奏する。
【0227】また、請求項11の発明によれば、請求項
9または10の発明において、各出力論理ポートに対応
するマスク情報を、少なくとも通信障害が検出された1
または複数の出力物理ポートが対応する桁位置を除くグ
ルーピングの範囲を定義するマスク情報に変更するよう
にしたので、通信障害のある出力物理ポートが属さない
グルーピングを取得することが可能な中継装置が得られ
るという効果を奏する。
【0228】また、請求項12の発明によれば、請求項
9または10の発明において、各出力論理ポートに対応
するマスク情報を、少なくとも通信障害が検出された1
または複数の出力物理ポートが対応する桁位置から移動
した桁位置による範囲をグルーピングの範囲として定義
するマスク情報に変更するようにしたので、通信障害の
ある出力物理ポートを含まないグルーピングを取得する
ことが可能な中継装置が得られるという効果を奏する。
【0229】また、請求項13の発明によれば、請求項
9発明において、通信障害の復旧が検出された場合に各
出力論理ポートに対応する元のマスク情報に戻すように
したので、出力論理ポートとマスク情報との関係が通信
障害発生前の初期状態に戻され、これによって、システ
ム全体を自動復旧させることが可能な中継装置が得られ
るという効果を奏する。
【0230】また、請求項14の発明によれば、請求項
10の発明において、過負荷状態の解消が検出された場
合に各出力論理ポートに対応する元のマスク情報に戻す
ようにしたので、出力論理ポートとマスク情報との関係
が過負荷発生前の初期状態に戻され、これによって、シ
ステム全体を自動復旧させることが可能な中継装置が得
られるという効果を奏する。
【0231】また、請求項15の発明によれば、受信フ
レームを順次送信する際に、宛先から取得された出力論
理ポートに対応する複数の出力物理ポート内で出力物理
ポートの変更を規則的に実施する工程としたので、負荷
分散先の出力物理ポートを変更する度にテーブルを参照
するような動作が省け、この場合には負荷分散伝送の高
速化を実現することが可能になり、かつ、そのようなル
ップアップのためのテーブルを構成する資源を確保する
必要がないことから、負荷分散伝送のための回路規模を
コンパクトに実現することが可能な中継装置における負
荷分散伝送方法が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による中継装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1による負荷分散伝送方法を説明す
る模式図である。
【図3】図2の状態における出力物理ポートの変更方法
を説明する図である。
【図4】実施の形態1による負荷分散伝送手順を説明す
るフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態2による初期のマスク値
による負荷分散伝送方法を説明する模式図である。
【図6】図6の状態における出力物理ポートの変更方法
を説明する図である。
【図7】この発明の実施の形態2による変更マスク値
(その1)による負荷分散伝送方法を説明する模式図で
ある。
【図8】図7の状態における出力物理ポートの変更方法
を説明する図である。
【図9】この発明の実施の形態2による変更マスク値
(その2)による負荷分散伝送方法を説明する模式図で
ある。
【図10】図9の状態における出力物理ポートの変更方
法を説明する図である。
【図11】この発明の実施の形態3によるインタフェー
スボードタイプの負荷分散伝送方法を説明する模式図で
ある。
【図12】図11の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図13】この発明の実施の形態3による変更マスク値
(その1)による負荷分散伝送方法を説明する模式図で
ある。
【図14】図13の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図15】この発明の実施の形態3による変更マスク値
(その2)による負荷分散伝送方法を説明する模式図で
ある。
【図16】図15の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図17】この発明の実施の形態4による中継装置の構
成を示すブロック図である。
【図18】実施の形態4によるあるマスク値による負荷
分散伝送方法を説明する模式図である。
【図19】図18の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図20】実施の形態4による変更マスク値(桁数の増
加)による負荷分散伝送方法を説明する模式図である。
【図21】図20の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図22】実施の形態4によるマスク値設定処理手順を
説明するフローチャートである。
【図23】この発明の実施の形態5による中継装置の構
成を示すブロック図である。
【図24】実施の形態5による正常時の負荷分散伝送方
法を説明する模式図である。
【図25】図24の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図26】実施の形態5によるある通信障害発生時の負
荷分散伝送方法を説明する模式図である。
【図27】図26の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図28】実施の形態5による他の通信障害発生時の負
荷分散伝送方法を説明する模式図である。
【図29】図28の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図30】実施の形態5によるマスク値設定処理手順を
説明するフローチャートである。
【図31】実施の形態6によるある通信障害発生時の負
荷分散伝送方法を説明する模式図である。
【図32】図31の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図33】実施の形態6による他の通信障害発生時の負
荷分散伝送方法を説明する模式図である。
【図34】図33の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図35】実施の形態6によるマスク値設定処理手順を
説明するフローチャートである。
【図36】この発明の実施の形態7による中継装置の構
成を示すブロック図である。
【図37】実施の形態7による正常時の負荷分散伝送方
法を説明する模式図である。
【図38】図37の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図39】実施の形態7によるある過負荷発生時の負荷
分散伝送方法を説明する模式図である。
【図40】図39の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図41】実施の形態7による他の過負荷発生時の負荷
分散伝送方法を説明する模式図である。
【図42】図41の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図43】実施の形態7によるマスク値設定処理手順を
説明するフローチャートである。
【図44】実施の形態8によるある過負荷発生時の負荷
分散伝送方法を説明する模式図である。
【図45】図44の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図46】実施の形態8による他の過負荷発生時の負荷
分散伝送方法を説明する模式図である。
【図47】図46の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図48】実施の形態8によるマスク値設定処理手順を
説明するフローチャートである。
【図49】従来例による中継装置の構成を示すブロック
図である。
【図50】従来例による正常時の負荷分散伝送方法を説
明する模式図である。
【図51】図50の状態における出力物理ポートの変更
方法を説明する図である。
【図52】従来例による負荷分散伝送手順を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1〜8 中継装置 3−0〜3−3 インタフェースボード 11−0 フレーム受信部 12−0〜12−9 フレーム送信部(フレーム送信手
段) 13 スイッチング部(フレーム送信手段) 14 経路決定部(出力論理ポート決定手段) 15 出力物理ポート決定部 (出力物理ポート決定手段,出力物理ポート変更手段) 16 出力物理ポートテーブル 17 マスク値設定部(マスク情報設定手段) 18 ポート番号インクリメント部 20 装置構成定義部(装置構成定義検出手段) 21 通信障害検出部(通信障害検出手段) 22 ポート負荷検出部(過負荷検出手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、請求項11の発明に係る中継装置
は、請求項9また10の発明において、前記マスク情
報設定手段は、前記各出力論理ポートに対応するマスク
情報を、少なくとも前記検出された1または複数の出力
物理ポートが対応する桁位置を除くグルーピングの範囲
を定義するマスク情報に変更することを特徴とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】ここでは、この実施の形態2の動作につい
て説明する。図5はこの発明の実施の形態2による初期
のマスク値による負荷分散伝送方法を説明する模式図、
図6は図の状態における出力物理ポートの変更方法を
説明する図、図7は変更マスク値(その1)による負荷
分散伝送方法を説明する模式図、図8は図7の状態にお
ける出力物理ポートの変更方法を説明する図、図9は変
更マスク値(その2)による負荷分散伝送方法を説明す
る模式図、図10は図9の状態における出力物理ポート
の変更方法を説明する図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】負荷分散マスクのマスク値“0011”
(2進)は、出力物理ポート番号の値の下2桁(第1お
よび第2ビット)を可変の範囲としている。すなわち、
この下2桁に相当する部分は、インタフェースボード内
ポート番号である。このため、図11に示した伝送路の
グルーピングの範囲は、インタフェースボード#0のイ
ンタフェースボード3−0となる。このインタフェース
ボード3−0において、出力物理ポート#0〜#3内で
のポート番号のインクリメント動作に伴ってフレーム送
信とともに切り換えが行われる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】続いて、マスク値について、有効なビット
が最下位ビットを含まないビットパターンについて図1
5および図16を参照して説明する。図15には、論理
ポート#0に関して、図11,図13に示した中継装置
3と相手中継装置Pとの接続関係とは異なるグルーピン
グが示されている。具体的には、インタフェースボード
3−0〜3−3の各出力物理ポート#0による4ポート
がグルーピングの範囲(対象)となり、その範囲は4つ
のインタフェースボード間に跨ったものとなる。このグ
ルーピングの範囲は、図16に示した出力物理ポートテ
ーブル内のマスク値によって定義される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正内容】
【0101】図16には、図12に示した出力論理ポー
ト番号と負荷分散マスクとの対応関係について、マスク
値だけを変更した場合の出力物理ポートテーブルの一部
が示されている。図16において、出力論理ポート#0
に対して負荷分散マスクのマスク値“1100”(2
進)と出力物理ポートの初期値“0000”(2進)と
が対応付けて記憶されている。負荷分散マスクのマスク
値“1100”(2進)は、第3および第4ビット(イ
ンタフェースボード番号)を可変の範囲としている。こ
のため、図15に示した伝送路のグルーピングの範囲で
は、インタフェースボード3−0〜3−3の全出力物理
ポート#内でのポート番号のインクリメント動作に伴っ
てフレーム送信とともに切り換えが行われる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0112
【補正方法】変更
【補正内容】
【0112】続いて、装置構成定義の変更に伴うマスク
値の変更について図20および図21を参照して説明す
る。図20には、論理ポート#0に関して、図18に示
した中継装置と相手中継装置Pとの接続関係とは異な
り、グルーピングの対象となる出力物理ポートの数が増
加したグルーピングが示されている。これは伝送路帯域
の拡大を表している。この場合には、出力物理ポート#
0〜#7の8ポートがグルーピングの範囲(対象)とな
っている。このグルーピングの範囲は、図21に示した
出力物理ポートテーブル内のマスク値によって定義され
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0116
【補正方法】変更
【補正内容】
【0116】一方、マスク値の変更は、ビット数の増加
だけでなく、ビット数の減少も含んでいる。すなわち、
図20のグルーピング範囲を縮退させることも可能であ
る。この場合には、負荷分散マスクのマスク値について
桁の高い方からビットの削減を行えばよい。例えば、図
21のマスク値“0111”(2進)の第3ビットを削
減した場合には、元のマスク値“0011”(2進)に
戻り、その元のマスク値により得られる出力物理ポート
はポート#0〜#3のポートとなる。この場合のグル
ーピング範囲の変更は伝送路帯域を縮小(縮退)させる
ことになる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0141
【補正方法】変更
【補正内容】
【0141】ステップS23では、マスク値設定部17
において、図26もしくは図28のように通信障害が発
生した出力物理ポート番号により、今まで通信障害が発
生した出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号よ
りも手前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設
定され、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応
する出力物理ポート番号との組が出力物理ポートテーブ
ル16に供給される。これにより、出力物理ポートテー
ブル16では、マスク値の変更が実施される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0162
【補正方法】変更
【補正内容】
【0162】ステップS33では、マスク値設定部17
において、図31のように最初の通信障害が発生した場
合の出力物理ポート番号により、今まで通信障害が発生
した出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号より
も手前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定
され、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応す
る出力物理ポート番号との組が出力物理ポートテーブル
16に供給される。これにより、出力物理ポートテーブ
ル16では、マスク値の変更が実施される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0163
【補正方法】変更
【補正内容】
【0163】または、マスク値設定部17において、図
33のように複数の通信障害が発生した場合の出力物理
ポート番号により、元の正常時のグルーピング範囲内
で、今まで通信障害が発生した出力物理ポート番号を回
避してグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定さ
れ、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する
出力物理ポート番号との組が出力物理ポートテーブル1
6に供給される。これにより、出力物理ポートテーブル
16では、マスク値の変更が実施される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0165
【補正方法】変更
【補正内容】
【0165】ステップS35では、マスク値設定部17
において、図31もしくは図33のように発生した通信
障害が復旧した出力物理ポート番号により、この復旧さ
れた出力物理ポート番号を使用していたときのグルーピ
ング範囲を定義できるマスク値が設定され、そのマスク
値(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物理ポート
番号との組が出力物理ポートテーブル16に供給され
る。これにより、出力物理ポートテーブル16では、マ
スク値の変更が実施される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0172
【補正方法】変更
【補正内容】
【0172】まず、正常時におけるマスク値の設定につ
いて図37および図38を参照して説明する。図37に
は、実施の形態7による中継装置とネットワークを介
して接続される相手中継装置Pとの間で、例えば同一物
理ポート番号で接続されたと仮定した場合の論理ポート
#0におけるグルーピングが示されている。この場合に
は、出力物理ポート#0〜#7までの8ポートがグルー
ピングの範囲(対象)となっている。このグルーピング
の範囲は、図38に示した出力物理ポートテーブル内の
マスク値によって定義される。図37において、入出力
物理ポート数は前述した実施の形態1と同様である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0181
【補正方法】変更
【補正内容】
【0181】続いて、複数の過負荷発生に伴うマスク値
の変更について図41および図42を参照して説明す
る。図41には、論理ポート#0に関して、図39に示
した中継装置と相手中継装置Pとの接続関係とは異な
り、さらに過負荷の発生した出力物理ポート(#2)よ
りも手前(番号の低い方の意味)のポート(#1)まで
を範囲として定義されるグルーピングが示されている。
これは伝送路帯域のさらなる縮退を表している。この場
合には、出力物理ポート#0〜#3の4ポートからさら
に#0〜#1の2ポートに縮小された範囲がグルーピン
グの範囲(対象)となっている。このグルーピングの範
囲は、図42に示した出力物理ポートテーブル内のマス
ク値によって定義される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0187
【補正方法】変更
【補正内容】
【0187】ステップS43では、マスク値設定部17
において、図39もしくは図41のように過負荷が発生
した出力物理ポート番号により、今まで過負荷が発生し
た出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号よりも
手前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定さ
れ、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する
出力物理ポート番号との組が出力物理ポートテーブル1
6に供給される。これにより、出力物理ポートテーブル
16では、マスク値の変更が実施される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0189
【補正方法】変更
【補正内容】
【0189】ステップS45では、マスク値設定部17
において、図39もしくは図41のように発生した過負
荷が解消した出力物理ポート番号により、この解消され
た出力物理ポート番号を除く過負荷発生中の出力物理ポ
ート番号のうちで最小のポート番号よりも手前でグルー
ピング範囲を定義できるマスク値が設定され、そのマス
ク値(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物理ポー
ト番号との組が出力物理ポートテーブル16に供給され
る。これにより、出力物理ポートテーブル16では、マ
スク値の変更が実施される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0190
【補正方法】変更
【補正内容】
【0190】なお、このステップS5では、過負荷が
発生している出力物理ポート番号のうちで最小の出力物
理ポートを基準にすることから、マスク値を戻さずに処
理が終了する場合もある。例えば、図41の過負荷発生
状態では、仮に出力物理ポート#5が過負荷を解消した
としてもその手前の出力物理ポート#2が過負荷を解消
しない限り、図40に示したマスク値“0011”(2
進)への変更(戻し)はないものとする。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0208
【補正方法】変更
【補正内容】
【0208】ステップS53では、マスク値設定部17
において、図44のように最初の過負荷が発生した場合
の出力物理ポート番号により、今まで過負荷が発生した
出力物理ポート番号のうちで最小のポート番号よりも手
前でグルーピング範囲を定義できるマスク値が設定さ
れ、そのマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する
出力物理ポート番号との組が出力物理ポートテーブル1
6に供給される。これにより、出力物理ポートテーブル
16では、マスク値の変更が実施される。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0209
【補正方法】変更
【補正内容】
【0209】または、マスク値設定部17において、図
46のように複数の過負荷が発生した場合の出力物理ポ
ート番号により、元の正常時のグルーピング範囲内で、
今まで過負荷が発生した出力物理ポート番号を回避して
グルーピング範囲を定義できるマスク値が設定され、そ
のマスク値(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物
理ポート番号との組が出力物理ポートテーブル16に供
給される。これにより、出力物理ポートテーブル16で
は、マスク値の変更が実施される。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0211
【補正方法】変更
【補正内容】
【0211】ステップS55では、マスク値設定部17
において、図44もしくは図46のように発生した過負
荷が解消した出力物理ポート番号により、この解消され
た出力物理ポート番号を使用していたときのグルーピン
グ範囲を定義できるマスク値が設定され、そのマスク値
(負荷分散マスク)とこれに対応する出力物理ポート番
号との組が出力物理ポートテーブル16に供給される。
これにより、出力物理ポートテーブル16では、マスク
値の変更が実施される。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】図の状態における出力物理ポートの変更方法
を説明する図である。
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
フロントページの続き (72)発明者 澤田 孝 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 黒川 康司 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宛先情報を含んだフレームを用いて通信
    を行うネットワークに複数の入出力物理ポートで接続さ
    れ、該複数の入出力物理ポートを介して前記ネットワー
    ク間のフレーム伝送を中継する中継装置において、 前記ネットワークからフレームを受信した際に、前記受
    信されたフレームに含まれる宛先情報に基づいてあらか
    じめ出力物理ポートが対応付けられた出力論理ポートを
    決定する出力論理ポート決定手段と、 前記出力論理ポート決定手段により決定された出力論理
    ポートに対応する出力物理ポートを決定する出力物理ポ
    ート決定手段と、 前記出力物理ポート決定手段により決定された出力物理
    ポートに対して前記受信されたフレームを送信するフレ
    ーム送信手段と、 前記フレーム送信手段により送信されたフレームに続く
    受信フレームを順次送信する際に、前記複数の出力物理
    ポートのうちで、前記出力物理ポート決定手段により決
    定された出力物理ポートをあらかじめ決められた規則に
    従って変更する出力物理ポート変更手段と、 を備えたことを特徴とする中継装置。
  2. 【請求項2】 宛先情報を含んだフレームを用いて通信
    を行うネットワークに複数の入出力物理ポートで接続さ
    れ、該複数の入出力物理ポートを介して前記ネットワー
    ク間のフレーム伝送を中継する中継装置において、 あらかじめ決められた複数の出力論理ポート番号にそれ
    ぞれ対応させて出力物理ポートを特定するための可変の
    出力物理ポート番号と当該可変の出力物理ポート番号を
    負荷分散のために可変させるためのマスク情報とを記憶
    した出力物理ポートテーブルと、 前記ネットワークからフレームを受信した際に、前記受
    信されたフレームに含まれる宛先情報に基づいて出力論
    理ポート番号を決定する出力論理ポート決定手段と、 前記出力物理ポートテーブルを参照して、前記出力論理
    ポート決定手段により決定された出力論理ポート番号に
    対応する出力物理ポート番号を決定する出力物理ポート
    決定手段と、 前記出力物理ポート決定手段により決定された出力物理
    ポート番号をもつ出力物理ポートに対して前記受信され
    たフレームを送信するフレーム送信手段と、前記フレー
    ム送信手段により送信されたフレームに続く受信フレー
    ムを順次送信する際に、前記出力物理ポートテーブルを
    参照して、前記出力論理ポート決定手段により決定され
    た出力論理ポート番号に対応するマスク情報に従って前
    記出力物理ポート決定手段により決定された出力物理ポ
    ート番号を変更する出力物理ポート変更手段と、 を備えたことを特徴とする中継装置。
  3. 【請求項3】 宛先情報を含んだフレームを用いて通信
    を行うネットワークに複数の入出力物理ポートで接続さ
    れ、該複数の入出力物理ポートを介して前記ネットワー
    ク間のフレーム伝送を中継する中継装置において、 あらかじめ決められた複数の出力論理ポートにそれぞれ
    に対応させて1または複数のインタフェースボードが設
    けられ、前記各インタフェースボード内には複数のイン
    タフェースボード内ポートが設けられ、前記各インタフ
    ェースボードのボード番号とこれに対応する前記複数の
    インタフェースボード内ポートの番号とを合わせた番号
    を出力物理ポート番号として、前記複数の出力論理ポー
    ト番号にそれぞれ対応させて出力物理ポートを特定する
    ための可変の出力物理ポート番号と当該可変の出力物理
    ポート番号を負荷分散のために可変させるためのマスク
    情報とを記憶した出力物理ポートテーブルと、 前記ネットワークからフレームを受信した際に、前記受
    信されたフレームに含まれる宛先情報に基づいて出力論
    理ポート番号を決定する出力論理ポート決定手段と、 前記出力物理ポートテーブルを参照して、前記出力論理
    ポート決定手段により決定された出力論理ポート番号に
    対応する出力物理ポート番号を決定する出力物理ポート
    決定手段と、 前記出力物理ポート決定手段により決定された出力物理
    ポート番号をもつ出力物理ポートに対して前記受信され
    たフレームを送信するフレーム送信手段と、 前記フレーム送信手段により送信されたフレームに続く
    受信フレームを順次送信する際に、前記出力物理ポート
    テーブルを参照して、前記出力論理ポート決定手段によ
    り決定された出力論理ポート番号に対応するマスク情報
    に従って前記出力物理ポート決定手段により決定された
    出力物理ポート番号を変更する出力物理ポート変更手段
    と、 を備えたことを特徴とする中継装置。
  4. 【請求項4】 前記マスク情報は複数の出力物理ポート
    番号をグルーピングするための範囲を定義する情報であ
    り、前記出力物理ポート変更手段は前記出力物理ポート
    決定手段により決定された出力物理ポート番号を前記マ
    スク情報により定義されたグルーピングの範囲内で変更
    することを特徴とする請求項2または3に記載の中継装
    置。
  5. 【請求項5】 前記出力物理ポート変更手段は、前記グ
    ルーピングの範囲内で出力物理ポート番号を昇順もしく
    は降順で変更することを特徴とする請求項4に記載の中
    継装置。
  6. 【請求項6】 前記出力物理ポートテーブルに記憶され
    た出力物理ポート番号およびマスク情報は同一桁数で表
    された数であり、前記各マスク情報はこれに対応する前
    記出力物理ポート番号に対して可変とすべき桁位置を特
    定する情報であることを特徴とする請求項4または5に
    記載の中継装置。
  7. 【請求項7】 前記中継装置は、自装置の装置構成定義
    の変更を検出する装置構成定義検出手段と、前記装置構
    成定義検出手段により前記自装置の装置構成定義が変更
    された場合、前記各出力論理ポートに対応するマスク情
    報をそのマスク情報に基づくグルーピングの範囲から前
    記装置構成定義の変更内容に適した伝送路帯域を確保す
    る範囲を定義するマスク情報に変更して設定するマスク
    情報設定手段をさらに有したことを特徴とする請求項
    4,5または6に記載の中継装置。
  8. 【請求項8】 前記マスク情報設定手段は、前記グルー
    ピングの範囲を前記変更状況に応じた帯域を得る範囲と
    なるように縮小もしくは拡大することを特徴とする請求
    項7に記載の中継装置。
  9. 【請求項9】 前記中継装置は、出力物理ポート別に通
    信障害を検出する通信障害検出手段と、前記通信障害検
    出手段により通信障害がある出力物理ポートが1または
    複数検出された場合、前記各出力論理ポートに対応する
    マスク情報をそのマスク情報に基づくグルーピングの範
    囲から前記検出された1または複数の出力物理ポートを
    無効にした範囲を定義するマスク情報に変更して設定す
    るマスク情報設定手段とをさらに有したことを特徴とす
    る請求項4,5または6に記載の中継装置。
  10. 【請求項10】 前記中継装置は、出力物理ポート別に
    過負荷状態を検出する過負荷検出手段と、前記過負荷検
    出手段により過負荷状態にある出力物理ポートが1また
    は複数検出された場合、前記各出力論理ポートに対応す
    るマスク情報をそのマスク情報に基づくグルーピングの
    範囲から前記検出された1または複数の出力物理ポート
    を無効にした範囲を定義するマスク情報に変更して設定
    するマスク情報設定手段とをさらに有したことを特徴と
    する請求項4,5,6または9に記載の中継装置。
  11. 【請求項11】 前記マスク情報設定手段は、前記各出
    力論理ポートに対応するマスク情報を、少なくとも前記
    検出された1または複数の出力物理ポートが対応する桁
    位置を除くグルーピングの範囲を定義するマスク情報に
    変更することを特徴とする請求項9または10に記載の
    中継装置。
  12. 【請求項12】 前記マスク情報設定手段は、前記各出
    力論理ポートに対応するマスク情報を、少なくとも前記
    検出された1または複数の出力物理ポートが対応する桁
    位置から移動した桁位置による範囲をグルーピングの範
    囲として定義するマスク情報に変更することを特徴とす
    る請求項9または10に記載の中継装置。
  13. 【請求項13】 前記通信障害検出手段は検出内容に通
    信障害の復旧を含み、前記マスク情報設定手段は、前記
    通信障害検出手段により通信障害の復旧が検出された場
    合、前記各出力論理ポートに対応する元のマスク情報に
    戻すことを特徴とする請求項9に記載の中継装置。
  14. 【請求項14】 前記過負荷検出手段は検出内容に過負
    荷の解消を含み、前記マスク情報設定手段は、前記過負
    荷検出手段により過負荷状態の解消が検出された場合、
    前記各出力論理ポートに対応する元のマスク情報に戻す
    ことを特徴とする請求項10に記載の中継装置。
  15. 【請求項15】 宛先情報を含んだフレームを用いて通
    信を行うネットワークに複数の入出力物理ポートで接続
    され、該複数の入出力物理ポートを介して前記ネットワ
    ーク間のフレーム伝送を中継する中継装置における負荷
    分散伝送方法において、 前記ネットワークからフレームを受信した際に、前記受
    信されたフレームに含まれる宛先情報に基づいてあらか
    じめ出力物理ポートが対応付けられた出力論理ポートを
    決定する第1工程と、 前記第1工程により決定された出力論理ポートに対応す
    る出力物理ポートを決定する第2工程と、 前記第2工程により決定された出力物理ポートに対して
    前記受信されたフレームを送信する第3工程と、 前記第3工程により送信されたフレームに続く受信フレ
    ームを順次送信する際に、前記複数の出力物理ポートの
    うちで、前記第2工程により決定された出力物理ポート
    をあらかじめ決められた規則に従って変更する第4工程
    と、 を含んだことを特徴とする中継装置における負荷分散伝
    送方法。
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