JPH11123797A - 積層シート - Google Patents
積層シートInfo
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- JPH11123797A JPH11123797A JP29229197A JP29229197A JPH11123797A JP H11123797 A JPH11123797 A JP H11123797A JP 29229197 A JP29229197 A JP 29229197A JP 29229197 A JP29229197 A JP 29229197A JP H11123797 A JPH11123797 A JP H11123797A
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
ない真空成形において、成形時に金型へ十分に密着でき
る金型密着性と、成形後の成形品厚みが均一になる均一
成形性を有し、さらに熱成形をおこなっても表面光沢が
優れた、シートを得る。 【解決手段】プロピレンに基づく単量体単位を80〜9
8モル%含むプロピレン−α−オレフィンランダム共重
合体100重量部と石油樹脂2〜70重量部との組成物
よりなる層(A)と、プロピレン単独重合体及び/又は
プロピレンに基づく単量体単位を99モル%以上含むプ
ロピレン系ランダム共重合体よりなる層(B)との積層
体よりなり、引張伸度100%の条件下での熱機械的分
析により測定されるフィルムの流れ方向および該フィル
ムの流れ方向に対して直角となる方向の120℃におけ
る引張応力が、0.1〜3.5kgf/mm2である積
層ポリプロピレンフィルムが、ポリプロピレンシート
(C)の少なくとも片面に積層され、層(B)が表層と
なるように構成されたことを特徴とする積層シート。
Description
ィルムとポリプロピレンシートとを積層した、熱成形用
途に好適な積層シートに関する。
包装容器や一般包装容器等は、ポリオレフィンシート、
特にポリプロピレンシートを用いて、真空成形、圧空成
形等の熱成形法により製造されている。そして近年、環
境問題が重要視されるにつれて、これら材料による包装
容器の使用は、増加傾向にある。
した後、機械力、真空、圧空等の外力により、該シート
やフィルムを金型に密着させて成形する方法が一般的で
ある。その際、金型で成形する前の加熱時に、シート等
の中央部分が垂れ下がる現象(以下、ドローダウンと記
す)が発生する。さらに加熱を続けると、シート等の中
央部分が熱収縮により加熱前の位置に戻る力が働き、そ
して成形は、垂れが加熱前の位置に最も戻った時点で行
われる。一般にドローダウンが大きいものほど、加熱前
の位置に戻りにくく、したがって、このドローダウンの
程度が、成形精度に大きく関わってくる。
のみならず、加熱したシートの成形時の引張応力にも左
右される。即ち、成形時の引張応力が不足すると、成形
時に金型へ密着させる際、成形品の厚みが均一にならな
い、偏肉とよばれる現象が発生する。また、引張応力が
過剰だと、成形時に金型へ十分密着が行えず、望む成形
品形状が得られないという問題が発生する。
印刷を施すことによって包装容器に高級感を付与する目
的で、ポリオレフィンシート、例えばポリプロピレンシ
ートに、無延伸ポリプロピレンフィルム(以下、CPP
フィルムと記す)を積層されている。
た積層シートを熱成形法により成形した場合、ドローダ
ウンが大きく、さらに成形時に光沢が低下する現象をも
生じるため、高い光沢を有する成形品を得ることができ
なかった。
層シートにおいて、該CPPフィルムに代えて、二軸延
伸ポリプロピレンフィルムを使用することが提案されて
いる。例えば、特開平3−288641号公報には、結
晶状態がスメクチック構造のポリプロピレンシートに、
二軸延伸ポリプロピレンフィルムをラミネートすること
により、ドローダウン性が改良された積層シートが開示
されている。
層シートでは、ドローダウン性は改良できるものの、熱
成形時の引張応力が過剰となるため、金型に十分密着す
ることができず、成形精度に関して、未だ改良の余地が
あった。
形精度と光沢に優れた積層延伸ポリプロピレンフィルム
を積層した積層シートを提案した(特願平9−1034
45号)。
機械力等の外力を組み合わせることにより、種々の成形
法があり、例えば、真空成形、圧空成形、真空圧空成形
等を挙げることができる。その中でも、シート等の両面
をバランスよく金型に密着させることができる真空圧空
成形が成形精度の点から望ましい。しかし真空圧空成形
は、真空と圧空の両方を制御するため、複雑かつ高価な
成形機が必要であった。したがって、より簡便で汎用の
熱成形法である、圧空を併用しない真空成形でも、成形
精度のよい成形品が得られるシートが望まれていた。
積層シートでは、上記真空圧空成形において十分な成形
精度を得ることはできるが、圧空を併用しない真空成形
では、成形精度に関して未だ改良の余地があった。
ウン性の改善のみならず、特に圧空を併用しない真空成
形において、成形時に金型へ十分に密着できる金型密着
性と成形後の成形品厚みが均一になる均一成形性とを兼
ね備え、さらに熱成形をおこなっても表面光沢が優れ
た、シートが望まれていた。
を併用しない真空成形において、金型密着性や均一成形
性が良好であり、しかも、熱成形後の表面光沢も良好な
上記積層シートを開発すべく、鋭意研究を重ねてきた。
構成を有するポリプロピレンフィルムを、ポリプロピレ
ンシートに積層した積層シートにより、上記課題を解決
できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
体単位を80〜98モル%含むプロピレン−α−オレフ
ィンランダム共重合体100重量部と石油樹脂2〜70
重量部との組成物よりなる層(A)と、プロピレン単独
重合体及び/又はプロピレンに基づく単量体単位を99
モル%以上含むプロピレン系ランダム共重合体よりなる
層(B)との積層体よりなり、引張伸度100%の条件
下での熱機械的分析により測定されるフィルムの流れ方
向および該フィルムの流れ方向に対して直角となる方向
の120℃における引張応力が、0.1〜3.5kgf
/mm2である積層ポリプロピレンフィルムが、ポリプ
ロピレンシート(C)の少なくとも片面に積層され、且
つ層(B)が表層となるように構成されたことを特徴と
する積層シートである。
レンフィルムの層(A)の原料に使用されるプロピレン
−α−オレフィンランダム共重合体は、プロピレンに基
づく単量体単位の含有量が、80モル%以上であること
が必要であり、かつ98モル%以下であることが必要で
ある。プロピレンに基づく単量体単位の含有量が80モ
ル%より少ない場合は、積層シートにおいて熱成形後の
表面光沢が低下するために好ましくない。一方、プロピ
レンに基づく単量体単位の含有量が、98モル%より多
い場合は、積層ポリプロピレンフィルムの熱時引張応力
が高くなることにより、積層シートにおいて熱成形する
際の、金型密着性が低下するため好ましくない。該プロ
ピレン−α−オレフィンランダム共重合体におけるプロ
ピレン以外のα−オレフィン単量体としては、炭素数が
2〜12のα−オレフィンが好ましく、エチレン、1−
ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1
−オクテン等の炭素数2〜8のα−オレフィンがより好
ましい。層(A)に使用されるプロピレン−α−オレフ
ィンランダム共重合体を具体的に例示すると、プロピレ
ン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−ブテンラ
ンダム共重合体、プロピレン−エチレン−ブテンランダ
ム三元共重合体、プロピレン−ヘキセンランダム共重合
体等の1種または2種以上の混合物を挙げることができ
る。
ン−α−オレフィンランダム共重合体は、示差走査熱測
定(以下、DSCと記す)におけるピークトップの測定
値が125〜150℃であることが好ましく、130〜
147℃であることがより好ましい。DSCにおけるピ
ークトップの測定値が125℃より低い場合は、積層シ
ートにおける熱成形後の表面光沢が低下するため好まし
くない。DSCにおけるピークトップの測定値が150
℃より高い場合は、積層フィルム全体の熱時引張応力が
高くなり、積層シートにおける金型密着性が低下するた
め好ましくない。また、該プロピレン−α−オレフィン
ランダム共重合体のメルトフローレート(以下、MFR
と記す)は、熱時引張応力およびフィルム成形性を勘案
すると、1〜15g/10分であることが好ましい。
ルムの層(A)の原料に使用される石油樹脂は、特に制
限されず、具体的に例示すると、脂肪族系炭化水素樹
脂、脂環族系炭化水素樹脂、ロジン誘導体、テルペン樹
脂、テルペンフェノール樹脂等およびこれらの水素添加
系樹脂等を挙げることができる。これらの中で、水素添
加炭化水素系樹脂が、透明性が良好であるため特に好ま
しい。
の軟化点は、60〜160℃であることが好ましく、さ
らには70〜150℃であることがより好ましい。軟化
点が60℃より低い場合は、石油樹脂同士の粘着等によ
り操作性が低下し、また軟化点が160℃より高い場合
は、溶融押出機等でのプロピレン−α−オレフィンラン
ダム共重合体とのブレンドすることが困難となるため好
ましくない。
粘度は、160℃において500〜200000cps
であることが好ましく、さらには700〜150000
cpsであることがより好ましい。160℃における溶
融粘度が500cpsより小さい場合は、溶融押出機等
で均一に押出成形することが困難となるため好ましくな
い。また、160℃における溶融粘度が200000c
psより大きい場合は、溶融押出機等でプロピレン−α
−オレフィンランダム共重合体と均一にブレンドする事
が困難となるため好ましくない。
ロピレン−α−オレフィンランダム共重合体100重量
部に対して、2〜70重量部であることが必要であり、
3〜60重量部であることがより好ましい。石油樹脂の
配合量が2重量部より少ない場合は、圧空を併用しない
真空成形における金型密着性が低下するため好ましくな
い。石油樹脂の配合量が70重量部より多い場合は、圧
空を併用しない真空成形における金型密着性がこれ以上
向上せず、逆にブレンドすることが困難となり、さらに
組成物の押出成形も困難となるため好ましくない。
ィンランダム共重合体と石油樹脂との組成物の製造方法
は、公知の方法が何ら制限なく採用でき、たとえば、プ
ロピレン−α−オレフィンランダム共重合体と石油樹脂
とを溶融混練し組成物とする方法、プロピレン−α−オ
レフィンランダム共重合体と石油樹脂を単にブレンドし
て組成物とする方法が挙げられる。この中でも、ブレン
ド性、組成物の押出特性等を勘案すると、プロピレン−
α−オレフィンランダム共重合体と石油樹脂とを溶融混
練し組成物とする方法が好適である。
ルムの層(B)の原料に使用されるプロピレン系ランダ
ム共重合体は、プロピレンに基づく単量体単位の含有量
が、99モル%以上であることが必要であり、99.2
モル%以上であることがより好ましい。プロピレンに基
づく単量体単位の含有量が99モル%より少ない場合
は、積層シートにおいて熱成形後の表面光沢が低下する
ため好ましくない。該プロピレン系ランダム共重合体に
おいて、プロピレン以外の単量体としては、プロピレン
と共重合可能な単量体が何ら制限なく使用できるが、そ
の中でも炭素数が2〜12のα−オレフィンが好まし
く、エチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル
−1−ペンテン、1−オクテン等の炭素数が2〜8のα
−オレフィンがより好ましい。層(B)原料を具体的に
例示すると、プロピレン単独共重合体、プロピレン−エ
チレンランダム共重合体、プロピレン−ブテンランダム
共重合体、プロピレン−エチレン−ブテンランダム三元
共重合体、プロピレン−ヘキセンランダム共重合体等の
1種または2種以上の混合物を挙げることができる。
ン単独重合体及び/又はプロピレン系ランダム共重合体
は、DSCにおけるピークトップの測定値が、耐熱性を
勘案すると、150〜165℃であることが好ましく、
155〜165℃であることがより好ましい。また、該
プロピレン単独重合体及び/又はプロピレン系ランダム
共重合体の13C−NMRによるmmmmペンタッド分率
は、0.85〜0.95であることが好ましく、0.8
6〜0.94であることがより好ましい。mmmmペン
タッド分率が0.95より大きい場合はフィルムの熱時
引張応力が高くなり、金型密着性が低下するため好まし
くない。mmmmペンタッド分率が0.85より小さい
場合は、熱成形後の表面光沢が低下するため好ましくな
い。該プロピレン単独重合体及び/又はプロピレン系ラ
ンダム共重合体のMFRは、熱時引張応力およびフィル
ム成形性を勘案すると、1〜15g/10分であること
が好ましく、2〜15g/10分であることがより好ま
しい。
レンフィルム原料中には、本発明のフィルム物性を阻害
しない程度、他の樹脂を混合することができる。混合す
る樹脂としては、特に制限されないが、一般的にはプロ
ピレン、エチレン、ブテン等の単独重合体および共重合
体、またはこれらの重合体の2種以上の混合物を用いる
ことができる。
樹脂中には、必要に応じて帯電防止剤、防曇剤、アンチ
ブロッキング剤、酸化防止剤、光安定剤、結晶核剤、滑
剤、滑り性付与およびアンチブロッキング性付与を目的
とした界面活性剤、フィラー、発泡剤等の公知の添加剤
を配合させて用いても良い。
ィルムは、少なくとも層(A)と層(B)との積層体に
よりなることが必要である。すなわち、該積層ポリプロ
ピレンフィルムにおいて、層(A)はドローダウン性を
改善し、かつ、特に圧空を使用しない真空成形における
金型密着性を付与するため必要であり、一方、層(B)
はドローダウン性を改善しつつ熱成形後の表面光沢と均
一成形性を付与するために必要である、さらに、両層を
積層することにより、初めて本発明の目的を達成するこ
とができる。また、上記した性質を備えるため、層
(A)は、充分に配向緩和されていることが好ましく、
層(B)は、延伸配向されていることが好ましい。
単層フィルムの場合、該単層フィルムが本発明で規定す
る熱時引張応力を満たしていたとしても、本発明が目的
とする熱成形後も表面光沢を有し、かつ、特に圧空を使
用しない真空成形における十分な均一成形性や金型密着
性を兼ね備えた積層シートが得られないので好ましくな
い。また、本発明とは逆に、積層ポリプロピレンフィル
ムの層(A)が表層となるように積層した積層シート
は、熱成形後の表面光沢が低下するので好ましくない。
層(A)と層(B)の2層構成に限定されず、層
(B)、層(A)、層(B)の3層構成でもよく、さら
に層(A)と層(B)が複数回繰り返し積層されていて
もよい。
ィルムの層(A)の厚みは、ドローダウン性の維持や、
金型密着性等の熱成形性等を勘案すると、5〜100μ
mであることが好ましく、10〜60μmであることが
より好ましい。
(B)の厚みは、表面光沢や、均一成形性等の熱成形性
等を勘案すると、0.5〜50μmであることが好まし
く、1〜15μmであることがより好ましい。
の厚みに対する層(B)の厚みの比率は、0.2〜40
%であることが好ましく、0.5〜30%であることが
より好ましい。層(B)の厚みの比率が0.2%より小
さい場合は表面光沢が低下し、40%より大きい場合は
金型密着性等の熱成形性が低下するため好ましくない。
ィルムは、特定条件の熱機械的分析によって特定され
る。即ち、熱機械的分析における、フィルムの流れ方向
(以下、MD方向と記す)および流れ方向に対して直角
となる方向(以下、TD方向と記す)における120℃
の引張応力(以下、熱時引張応力と記す)が、引張伸度
100%の条件下で、0.1〜3.5kgf/mm2で
あることが必要であり、さらに好ましくは0.2〜3.
0kgf/mm2である。熱時引張応力が0.1kgf
/mm2より小さい場合は、ドローダウンが大きくな
り、さらに均一成形性も低下するので好ましくない。熱
時引張応力が3.5kgf/mm2より大きい場合は、
圧空を使用しない真空成形における金型密着性が低下す
るために好ましくない。
ィルムの製造方法は、特に制限されるものではなく、代
表的な製造方法として、層(A)と層(B)とを積層し
てから延伸する方法が挙げられる。
一般に層(A)原料と層(B)原料とを共押出して積層
する方法が好適に採用され、さらに層(A)と層(B)
を別々に製造し、適当な接着剤、例えば酸変性ポリオレ
フィン等を介して積層する方法も可能である。
後の表面光沢を勘案すると、逐次二軸延伸あるいは同時
二軸延伸方法が好適に採用される。
は特に制限されないが以下に示す延伸条件により、本発
明の目的とする積層シートを好適に得ることができる。
倍であることが好ましく、2〜30倍であることがより
好ましく、4〜26倍であることがさらに好ましい。面
積延伸倍率が1.5倍より小さい場合は、積層フィルム
の熱時引張応力が低くなり、均一成形性等の熱成形性が
低下するため好ましくなく、面積延伸倍率が35倍より
大きい場合は、積層フィルムの熱時引張応力が高くな
り、圧空を使用しない真空成形における金型密着性等の
熱成形性が低下するため好ましくない。
は、1.5〜8倍であることが好ましく、さらに好まし
くは3〜7倍であり、さらに、MD方向の延伸倍率
(a)とTD方向の延伸倍率(b)の比(a/b)は、
均一成形性等の熱成形性を勘案すると、0.5〜2が好
ましい。
ピレンフィルムが少なくとも片面に積層されるポリプロ
ピレンシート(C)は、公知のものが何等制限なく使用
できる。上記ポリプロピレンシートの原料としては、プ
ロピレン単独重合体、プロピレン以外のα−オレフィ
ン、例えば、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン等が
20重量%以下とプロピレンが80重量%以上とのラン
ダム、ブロック、グラフト共重合体、さらにはこれらの
混合物が挙げられる。
伸シートや一軸延伸シート、二軸延伸シート、圧延シー
ト等の延伸シートが挙げられるが、その中でも、熱成形
性を勘案すると無延伸シートが好ましい。
シート、フィラー配合シート等でもかまわない。上記し
たフィラー配合シートに配合されるフィラーとしては、
タルク、マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
シリカ、ガラス等の公知の充填剤を採用することができ
る。これらフィラーの充填量は特に制限されないが、積
層シートの熱成形性等を勘案すると5〜50重量%の範
囲であることが好ましい。
限されないが、熱成形性を勘案すると、0.1〜1mm
が好ましく、0.2〜0.6mmの範囲であることがよ
り好ましい。
ィルムとポリプロピレンシートとの積層方法は、該積層
ポリプロピレンフィルムの層(B)が表層となるように
積層されていれば、特に制限されなく、押し出しラミネ
ート法、ドライラミネート法等の公知の方法が使用でき
る。
れないが、弁当容器、フードパック等の食品包装容器や
一般包装容器等に好適に使用できる。また、これらの用
途のための成形方法も特に制限されないが、熱成形法が
好適に使用できる。一般的には、真空成形、圧空成形、
真空圧空成形等の、加熱後金型等の型枠内にて賦形した
後冷却される方法が採用される。これらの中でも、特に
圧空を使用しない真空成形が好適である。
小さく、特に圧空を使用しない真空成形時に金型へ十分
に密着できる金型密着性と、成形後の成形品厚みが均一
になる均一成形性とを兼ね備え、さらに熱成形をおこな
っても表面光沢が優れているシートである。したがっ
て、本発明の積層シートは、食品包装分野および一般包
装分野において好適に使用することができる。
施例および比較例を掲げるが、本発明はこれら実施例に
限定されるものではない。なお、以下の実施例および比
較例において、フィルム原料として使用したポリプロピ
レン系樹脂は、表1に示すものである。
いた測定方法は次の方法により実施した。
び共重合組成 日本電子社製のJNM−GSX−270(13C−核共鳴
周波数67.8MHz)を用い、次の条件で測定した。
混合溶媒(90/10容量%) 試料濃度 : 120mg/2.5ml溶媒 測定温度 : 120℃ この場合、mmmmペンタッド分率は、13C−NMRス
ペクトルのメチル基領域における分裂ピークの測定によ
り求めた。また、メチル基領域のピークの帰属は、A.
Zambelli et al[Macromolec
ules 13,267(1980)]に従って行っ
た。
を用い、幅2mmの試料を120℃に設定した熱媒に浸
せきし、試料温度が120±1℃となった時点で測定を
開始した。引張スピード5mm/分、チャック間距離5
mmの条件で、MD方向およびTD方向の引張伸度10
0%における引張応力を測定した。
挟んで、遠赤外線ヒーターを300℃に設定し、積層シ
ートを上下から加熱した。シート中央部の加熱前の位置
から、垂れ下がり最下点までの長さを測定し、表2に従
って評価した。
を圧空を併用せずに真空成形した際の容器の間仕切り部
分(幅3mm、高さ15mm)の高さ15mmを100
%とし、各条件の成形品の間仕切り部分の高さから、成
形性を評価した。評価は表3に示すように4段階とし
た。
差熱量計にて20ml/minの窒素気流中で室温から
235℃まで昇温し、この温度で10分間保持し、次い
で10℃/minで室温まで冷却する。この後、昇温速
度10℃/minで得られる融解曲線により、主ピーク
の温度を測定した。
0℃で加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷
却固化した後、加熱ロール延伸機により縦延伸し、続い
てテンター横延伸機で延伸した。面積延伸倍率およびM
D、TD方向の延伸倍率を表4に示した。得られたフィ
ルムをホモポリプロピレン(MFR=0.5g/10
分、DSCピーク温度:161℃)からなる厚さ0.4
5mmのシートに押出ラミネート法を用いて積層し、圧
空を併用しない真空成形を行った。得られたフィルムの
厚み、ヘイズ、得られた積層シートのドローダウン性、
真空成形における成形性、成形品中央部の表面光沢を測
定し、結果を表4に示した。
したように変えること以外は実施例1と全く同様に製膜
および成形評価を行った。結果を表4に示した。
Claims (1)
- 【請求項1】プロピレンに基づく単量体単位を80〜9
8モル%含むプロピレン−α−オレフィンランダム共重
合体100重量部と石油樹脂2〜70重量部との組成物
よりなる層(A)と、プロピレン単独重合体及び/又は
プロピレンに基づく単量体単位を99モル%以上含むプ
ロピレン系ランダム共重合体よりなる層(B)との積層
体よりなり、引張伸度100%の条件下での熱機械的分
析により測定されるフィルムの流れ方向および該フィル
ムの流れ方向に対して直角となる方向の120℃におけ
る引張応力が、0.1〜3.5kgf/mm2である積
層ポリプロピレンフィルムが、ポリプロピレンシート
(C)の少なくとも片面に積層され、且つ層(B)が表
層となるように構成されたことを特徴とする積層シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29229197A JP3335114B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 積層シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29229197A JP3335114B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 積層シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123797A true JPH11123797A (ja) | 1999-05-11 |
| JP3335114B2 JP3335114B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=17779863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29229197A Expired - Fee Related JP3335114B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 積層シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3335114B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP2005319592A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 二軸延伸多層ポリプロピレンフィルムの製造方法 |
| JP2005319591A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 二軸延伸多層ポリプロピレンフィルム |
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1997
- 1997-10-24 JP JP29229197A patent/JP3335114B2/ja not_active Expired - Fee Related
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