JPH11123908A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JPH11123908A
JPH11123908A JP10216822A JP21682298A JPH11123908A JP H11123908 A JPH11123908 A JP H11123908A JP 10216822 A JP10216822 A JP 10216822A JP 21682298 A JP21682298 A JP 21682298A JP H11123908 A JPH11123908 A JP H11123908A
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reinforcing
layer
belt
pneumatic radial
tire
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Yoshihide Kono
好秀 河野
Hiroyuki Koseki
弘行 小関
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強層15を備えた空気入りラジアルタイヤ
1を簡単かつ高能率で成形する。 【解決手段】 複数本の補強素子18を被覆部材19で被
覆した波状に屈曲する帯状体17を、幅方向側端同士を突
き合わせながら周方向に複数回螺旋状に巻回して補強層
15を構成するようにしているが、この帯状体17は曲げ剛
性の高いものであり、しかも、1回の巻回で補強素子18
を帯状体17に埋設されている本数分だけ同時に巻き付け
ることができ、巻回作業が容易となるとともに作業時間
も短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トロイダル状を
したカーカス層の半径方向外側にベルト層および補強層
が配置された空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加硫成型が容易で、かつ高速走行
時におけるタイヤ耐久性の良好な空気入りラジアルタイ
ヤとしては、例えばラジアル方向に延びるコードが多数
本埋設されたトロイダル状のカーカス層と、カーカス層
の半径方向外側に配置されたベルト層と、カーカス層の
半径方向外側に配置され前記ベルト層と重なり合う補強
層と、を備え、前記補強層を、波状またはジグザグ状に
屈曲した同位相である多数本の補強素子を低弾性率の高
分子材料からなる被覆部材で被覆した幅広の帯状体を周
方向に1回(2層の場合には2回)だけ巻回するととも
に、各帯状体の長手方向先端と長手方向終端とを重ね合
わせ接合して構成するようにしたものが知られている。
【0003】しかしながら、このような空気入りラジア
ルタイヤにあっては、補強層の接合部が周上1個所(2
層の場合には2個所)に偏在し、しかも、この接合部は
重ね合わせ接合により厚肉であるため、タイヤのユニフ
ォミティが悪化して走行時に振動が生じることがある。
このため、例えば特公昭35ー3253号公報に記載さ
れているように、波状に屈曲されるとともに被覆部材に
よって被覆された単線の補強素子をブレーカ層の半径方
向外側に螺旋状に並置しながら多数回巻き付けることで
補強層を構成したものが提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなタイヤにあっては、曲げ剛性の低い単線の補強素子
を既に巻き付けられている補強素子に位相を合致させな
がら密着して巻き付けなければならないため、巻き付け
作業が困難でかつ長い時間が必要となるという問題点が
ある。
【0005】この発明は、簡単かつ高能率で成形するこ
とができる空気入りラジアルタイヤを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、ラジ
アル方向に延びるコードが多数本埋設されたトロイダル
状のカーカス層と、カーカス層の半径方向外側に配置さ
れたベルト層と、カーカス層の半径方向外側に配置され
前記ベルト層と重なり合う補強層と、を備えた空気入り
ラジアルタイヤであって、前記補強層は、波状またはジ
グザグ状に屈曲した同位相である複数本の補強素子を低
弾性率の高分子材料からなる被覆部材で被覆し幅方向両
側端が補強素子に沿って延びる一定幅の帯状体を、幅方
向側端同士を突き合わせながら周方向に複数回螺旋状に
巻回して構成することにより達成することができる。
【0007】この発明の補強層は、前述のように同位相
である複数本の補強素子を被覆部材で被覆し、幅方向両
側端が補強素子に沿って延びる一定幅の帯状体を、幅方
向側端同士を突き合わせながら周方向に複数回螺旋状に
巻回して構成している。ここで、巻回される帯状体は複
数本の補強素子を被覆部材で被覆した曲げ剛性の高いも
のであり、しかも、1回の巻回で補強素子を帯状体に埋
設されている本数分だけ同時に巻き付けることができる
ため、巻回作業が容易となるとともに、巻回作業のため
の時間も短縮され能率が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2、3において、 1は空
気入りラジアルタイヤであり、このタイヤ 1はトロイダ
ル状をしたカーカス層 2を有し、このカーカス層 2は内
部にラジアル方向に延びる多数本のコード 3が埋設され
た少なくとも1枚(この実施例では1枚)のカーカスプ
ライ 4から構成されている。カーカス層 2の半径方向外
側にはベルト層 6が配置され、また、このベルト層 6の
半径方向外側には複数本の主溝7等が形成されたトレッ
ド 8が配置されている。前記ベルト層 6は少なくとも1
枚のベルトプライ、この実施例では2枚のベルトプライ
11から構成され、各ベルトプライ11内にはタイヤ赤道面
12に対して10度ないし40度の角度で逆方向に傾斜した非
伸張性、例えばスチールからなる多数本の補強コードが
埋設されている。
【0009】前記カーカス層 2の半径方向外側にはベル
ト層 6より多少狭幅の補強層15が配置され、この補強層
15はカーカス層 2とベルト層 6との間に介装されること
により、該ベルト層 6にほぼ全幅に亘って重なり合って
いる。前記補強層15は少なくとも1層の補強プライ、こ
の実施例では2層の補強プライ16から構成されている。
各補強プライ16は細長い帯状体17をその幅方向側端同士
を突き合わせながら周方向に複数回螺旋状に巻回して構
成しており、この実施例では帯状体17をベルト層 6の幅
方向一端部から幅方向他端部まで連続して巻回すること
により内層側の補強プライ16を構成し、次いで、ベルト
層 6の幅方向他端部から幅方向一端部まで連続して巻回
することにより外層側の補強プライ16を構成している。
このように補強層15を螺旋状に巻回した帯状体17から構
成すると、隣接する帯状体17はその側端同士で接合する
ことになるため、接合部が周方向に均一に分布すること
になり、この結果、タイヤ 1のユニフォミティが良好と
なり、走行時における振動を防止することもできる。
【0010】前記帯状体17は互いに等距離離れた同位相
である複数本の補強素子18と、これら補強素子18を被覆
する被覆部材19とから構成されている。ここで、各補強
素子18はコード(撚り線)または単線フィラメントから
構成されるとともに、スチール、アラミド繊維等の非伸
張性材料からなる。また、これら補強素子18は被覆部材
19の表裏面に平行な平面内において波状あるいはジグザ
グ状、例えば方形波、三角波、正弦波状に屈曲してお
り、全てが同位相で配置されている。そして、この実施
例では、前記補強素子18の波長aをカーカス層 2の外周
長の整数分の1としている。この結果、ある巻き位置に
おける帯状体17の補強素子18と該帯状体17に隣接する帯
状体17の補強素子18とは、周方向位置が同一である場合
には、第2図に示すように同位相となる。前記被覆部材
19は補強素子18より低弾性率の高分子材料、例えばゴ
ム、エポキシ樹脂から構成されている。また、この被覆
部材19の両側端部(幅方向両端部)は最外側の両補強素
子18a、18b(両側端の補強素子)より外側に補強素子
18間の間隔dのほぼ 1/2だけ突出し、一対の耳部20を形
成する。この結果、被覆部材19は、その幅が最外側の両
補強素子18a、18b間の間隔fに、ほぼ補強素子18間の
間隔dを加えた一定幅sであり、その幅方向両側端が補
強素子18に沿って波状またはジグザグ状に屈曲しながら
延びている。そして、この帯状体17の幅方向側端、即ち
耳部20の外側端同士を突合わせながら周方向に複数回螺
旋状に巻回し、隣接する帯状体17同士を突合わせ接合す
る。このように巻回される帯状体17は複数本の補強素子
18を被覆部材19で被覆したもので、単線の補強素子に比
較して曲げ剛性の高いものであり、しかも、1回の巻回
で補強素子18を帯状体17に埋設されている本数分だけ同
時に巻き付けることができるため、巻回作業が容易とな
るとともに、巻回のための時間も短縮され能率が向上す
る。
【0011】なお、前述の実施形態においては、補強層
15をベルト層 6のほぼ全幅に重ね合わせて配置したが、
この発明においては、ベルト層 6の幅方向両端部のみに
重ね合わせて配置してもよい。また、前述の実施形態に
おいては、補強層15の幅をベルト層 6の幅より僅かに狭
幅としたが、この発明においては、ベルト層 6と同一幅
とし、あるいはベルト層 6より多少広幅として補強層15
の幅方向両端部をベルト層 6から外側に突出させてもよ
い。ここで、前述のように補強層をベルト層6の幅方向
両端部のみに配置した場合にも、該補強層の幅方向外端
部をベルト層6から外側に突出させるようにしてもよ
い。さらに、前述の実施形態においては、補強層15をカ
ーカス層 2とベルト層 6との間に配置したが、この発明
においては、補強層をベルト層 6とトレッド 8との間に
配置してもよく、また、ベルト層6を構成するベルトプ
ライ11間に配置してもよい。
【0012】
【実施例】次に、試験例を説明する。この試験に当って
は、補強層の総幅( 165mm)と等幅の帯状体を周方向に
2回巻回するとともに、各帯状体の長手方向先端と長手
方向終端とを重ね合わせ接合して構成した補強層を有す
る比較タイヤと、幅が20mmの屈曲した帯状体を図2、3
に示すように突合わせ接合しながら螺旋状に 8回巻回し
て補強プライを成形し、このような補強プライを2層積
層して構成した補強層を有する供試タイヤとを準備し
た。ここで、前述した各タイヤの構造は、補強層以外は
図1で説明したタイヤと同様であり、そのサイズはいず
れも11/70R22.5である。また、各タイヤの補強素子は
3+9+15×0.15のスチールコードを振幅hが 5mm、波長
aが53.7mmの正弦波に沿って屈曲させて構成しており、
また、供試タイヤの帯状体内にはこのような補強素子を
8本等間隔で埋設し、一方、比較タイヤの補強プライ内
には64本等間隔で埋設している。次に、このような各タ
イヤに 7.5kg/cmの内圧を充填するとともに2400kgの
荷重を作用させながら時速 3kmで試験ドラム上を走行さ
せ、このときの各タイヤに生じる縦方向力変動(RF
V)を測定した。その結果は、比較タイヤでは 145kgで
あったが供試タイヤでは68kgに減少していた。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、補強層を備えた空気入りラジアルタイヤを簡単かつ
高能率で成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すその子午線断面図
である。
【図2】補強層近傍の展開図である。
【図3】図2のIーI矢視断面図である。
【符号の説明】
1…空気入りラジアルタイヤ 2…カーカス層 3…コード 6…ベルト層 15…補強層 17…帯状体 18…補強素子 19…被覆部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジアル方向に延びるコードが多数本埋設
    されたトロイダル状のカーカス層と、カーカス層の半径
    方向外側に配置されたベルト層と、カーカス層の半径方
    向外側に配置され前記ベルト層と重なり合う補強層と、
    を備えた空気入りラジアルタイヤであって、前記補強層
    は、波状またはジグザグ状に屈曲した同位相である複数
    本の補強素子を低弾性率の高分子材料からなる被覆部材
    で被覆し幅方向両側端が補強素子に沿って延びる一定幅
    の帯状体を、幅方向側端同士を突き合わせながら周方向
    に複数回螺旋状に巻回して構成したことを特徴とする空
    気入りラジアルタイヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007137156A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2008279896A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Bridgestone Corp 航空機用空気入りラジアルタイヤ
CN110770040A (zh) * 2017-06-19 2020-02-07 株式会社普利司通 充气轮胎

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007137156A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
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CN110770040A (zh) * 2017-06-19 2020-02-07 株式会社普利司通 充气轮胎

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