JPH11124023A - Absアクチュエータ - Google Patents

Absアクチュエータ

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JPH11124023A
JPH11124023A JP9291322A JP29132297A JPH11124023A JP H11124023 A JPH11124023 A JP H11124023A JP 9291322 A JP9291322 A JP 9291322A JP 29132297 A JP29132297 A JP 29132297A JP H11124023 A JPH11124023 A JP H11124023A
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control valve
pipe
housing
pressure
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Moriharu Sakai
守治 酒井
Kanekichi Nagatani
金吉 永谷
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Denso Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/36Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
    • B60T8/3615Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems

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  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 減圧制御弁のフィルタをなくすことができる
ような構造で増圧制御弁のフィルタを構成する。 【解決手段】 フィルタ18とハウジング6の内壁面と
の間に形成される間隙のうち、断面円形状の増圧制御弁
1に対して右回りの間隙19aと左回りの間隙19bの
それぞれに、間隙19a、19bを管路A側と管路B側
に仕切るような部材18cを配置する。ブレーキ液は増
圧制御弁1とハウジング6の内壁面との間に形成される
間隙を通じて流れるが、フィルタ18とハウジング6の
内壁面との間が連通状態であると、この間を通じて異物
が管路B側に入り込んでしまう。このため、部材18c
によって間隙19a、19bを管路A側と管路B側に仕
切り、管路Aから管路Bに流れるブレーキ液がフィルタ
18を介して流動するようにすることによって、増圧制
御弁1に備えられるフィルタ18のみで管路B側に異物
が入り込まないようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるブレ
ーキの液圧を増減圧することによって、車輪のロック傾
向を回避するABS制御を行うABSアクチュエータに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来におけるABSアクチュエ
ータの断面図を示す。また、図4のZ−Z矢視断面図を
図5に示す。図4、図5に示すように、ABSアクチュ
エータ200は、増圧制御弁101、減圧制御弁10
2、ABS制御用リザーバ103等をハウジング106
内に収納して一体としたものである。車両用ブレーキ装
置はこのABSアクチュエータ200を用いてABS制
御を実行する。
【0003】ABSアクチュエータ200を構成するハ
ウジング106には、マスタシリンダとホイールシリン
ダとを連通する管路S、この管路Sとリザーバとを連通
する管路T等が形成されている。そして、これら管路
S、T中に増圧制御弁101や減圧制御弁102等が配
置されている。具体的に説明すると、増圧制御弁101
は円筒形状の端面の一面と外周とを連通する導通孔11
0が形成されたプランジャタイプの電磁弁で構成されて
おり、導通孔110の端面側の入口110aをマスタシ
リンダ側に、外周側の入口110bをホイールシリンダ
側にするようにして管路Sと管路Tの接続点に配置され
ている。このとき、図5に示されるように、増圧制御弁
101の外周とハウジング106の間には所定の空隙1
50が形成されるようにしており、この空隙が介してホ
イールシリンダにおけるブレーキ液をリザーバに逃がせ
るようになっている。このように配置された増圧制御弁
101が、通常ブレーキ時やABS制御の増圧時には連
通状態となってマスタシリンダ圧(以下、M/C圧とい
う)をホイールシリンダに伝え、ABS制御の減圧時や
保持時には遮断状態となってM/C圧がホイールシリン
ダに伝わらないようにしている。
【0004】また、減圧制御弁102は円筒形状の端面
の一面と外周とが連通する導通孔120を有したプラン
ジャタイプの電磁弁で構成されており、導通孔120の
端面側の入口120aをリザーバ側に、外周側の入口1
20bをホイールシリンダ側にするように配置されてい
る。この減圧制御弁102は、ABS制御の減圧時には
連通状態となってホイールシリンダ圧(以下、W/C圧
という)を発生しているブレーキ液をリザーバに逃が
し、W/C圧の減圧の必要がない通常ブレーキ時やAB
S制御の増圧時や保持時には遮断状態になるようにして
いる。
【0005】そして、このような増圧制御弁101と減
圧制御弁102の弁動作によって、通常ブレーキ時やA
BS制御時において、良好なブレーキ動作が実行される
ようになっている。しかしながら、ブレーキ液中に異物
が混入していた場合に、この異物がABSアクチュエー
タ200の内部にまで入り込んでしまうと、制御弁によ
る異物の噛み込み等が発生して良好なブレーキ動作が実
行されなくなる可能性がある。
【0006】このため、円筒形状を成す増圧制御弁10
1の端面側の入口110aと外周側の入口110bをそ
れぞれフィルタ131、132で覆うと共に、円筒形状
を成す減圧制御弁120の外周側の入口120aをフィ
ルタ133で覆うことにより、各制御弁101、102
内ひいてはABSアクチュエータ200の内部に異物が
入り込むことを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、増圧制
御弁101と減圧制御弁102のそれぞれの導通孔11
0、120をフィルタ131〜133で覆う必要があっ
たため、ABSアクチュエータ200の製造コストが高
くなるという問題がある。本発明は上記問題に鑑みてな
され、減圧制御弁のフィルタをなくすことができるよう
な構造で増圧制御弁のフィルタを構成し、ABSアクチ
ュエータの製造コストを削減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記
載の発明においては、右回りの間隙(19a)と左回り
の間隙(19b)のそれぞれに配置される仕切り用の壁
面(18c)であって、該フィルタ(18)の径方向に
突出する仕切り用の壁面(18c)をフィルタ(18)
に備え、これらの仕切り用の壁面(18c)をハウジン
グ(6)の内壁面に接触させることによって、右回りの
間隙(19a)と左回りの間隙(19b)を第1の管路
(A)側と第2の管路(B)側に仕切るようにしている
ことを特徴としている。
【0009】このように、仕切り用の壁面(18c)に
よって右回りの間隙(19a)及び左回りの間隙(19
b)を第1の管路(A)側と第2の管路(B)側に仕切
ることにより、第1の管路(A)におけるブレーキ液は
フィルタ(18)を介して第2の管路(B)側に流動す
るため、ブレーキ液中の異物をフィルタ(18)で濾過
することができる。これにより、第1の管路(A)側の
ブレーキ液中に混入した異物が右回りの間隙(19a)
及び左回りの間隙(19b)を通じて直接第2の管路
(19b)側に流動してしまわないため、ABSアクチ
ュエータ内に異物が混入することを防止することができ
る。このため、減圧制御弁(2)の外周側の入口(23
b)のフィルタをなくすことができる。
【0010】請求項2に記載の発明においては、フィル
タ(18)は、略円筒形状の端面のそれぞれに配置され
た環状部材(18a)と、フィルタ(18)の軸方向に
延設され、環状部材(18a)を接続する複数の棒状部
材(18b)とを有して構成されており、棒状部材(1
8b)によって仕切り用の壁面(18c)を構成してい
ることを特徴としている。
【0011】例えば網等の薄い部材によってフィルタ
(18)を構成する場合には、フィルタ(18)を補強
する必要がある。このため、略円筒形状の端面のそれぞ
れに環状部材(18a)を配置し、さらに環状部材(1
8a)を棒状部材(18b)で接続して支持するように
する場合がある。この場合、棒状部材(18b)によっ
て仕切り用の壁面(18c)を構成することで補強部材
との兼用を図ることができる。
【0012】請求項3に記載の発明においては、棒状部
材(18b)は均等間隔に配置された6本で構成されて
おり、この6本のうち一本おきに配置された3本によっ
て仕切り用の壁面(18c)を構成していることを特徴
としている。フィルタ(18)は第1の制御弁(1)と
ハウジング(6)の間に配置されるが、仕切り用の壁面
(18c)は請求項1に示すように右回りの間隙(19
a)と左回りの間隙(19b)にそれぞれ配置する必要
がある。仮に、仕切り用の壁面(18c)が2本しかな
い場合には、位置決めする必要が生じるが、このように
均等間隔に配置された3本の棒状部材(18b)によっ
て仕切り用の壁面(18c)を構成すれば、角度的に必
ず右回りの間隙(19a)と左回りの間隙(19b)に
それぞれ棒状部材(18c)が配置されるようにできる
ため、上記位置決めの必要性をなくすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1にABSアクチュエータ10
0の断面図を示す。また、図2に図1のX−X矢視断面
図を示す。このABSアクチュエータ100は、紙面上
下方向が車両天地方向になるように取り付けられる。以
下、図1に基づいてABSアクチュエータ100につい
て説明する。
【0014】ABSアクチュエータ100は、増圧制御
弁1、減圧制御弁2、ABS制御用リザーバ3、及び逆
止弁4、5等をハウジング6内に収納して一体としたも
のであり、車両用ブレーキ装置はこのABSアクチュエ
ータ100を用いてABS制御を実行している。ハウジ
ング6内には、マスタシリンダとホイールシリンダとを
連通する管路A、この管路AとABS制御用リザーバ3
とを連通する管路B、ABS制御用リザーバ3内のブレ
ーキ液をマスタシリンダに向けて返流する管路C、ブレ
ーキ踏み込みを止めたときにホイールシリンダからマス
タシリンダへのブレーキ液の返流を速やかに行うための
管路Dがそれぞれ形成されている。
【0015】増圧制御弁1は、マスタシリンダとホイー
ルシリンダとを連通する管路Aと管路Bとの接続点に設
けられていて、管路Aの連通・遮断を制御するものであ
る。増圧制御弁1は、プランジャタイプの電磁弁で構成
されており、ハウジング6に予め形成された収納スペー
スに収納されたのち、ハウジング6の一部をかしめるこ
とによってハウジング6内に固定されている。
【0016】増圧制御弁1には、先端にボール弁11a
を備えたプランジャ11、ボール弁11aの弁座12、
プランジャ11及び弁座12を収容すると共にブレーキ
液の導通孔13を形成するシリンダ14、及びシリンダ
14とハウジング6との間からのブレーキ液洩れを防止
するOリング15が備えられている。シリンダ14は円
筒形状をしており、シリンダ14に設けられた連通孔1
3は、円筒形状の端面の一面とシリンダ14の外周に設
けられた穴を入口13a、13bとして構成されてい
る。また、円筒形状のシリンダ14内にはプランジャ1
1が摺動できるように配置されている。そして、プラン
ジャ11がシリンダ14内を摺動することでボール弁1
1aが弁座12に着座したり、弁座12から離れたりし
て導通孔13の連通・遮断が行われるようになってい
る。
【0017】シリンダ14は、導通孔13のうち端面側
の入口13aをマスタシリンダ側に向け、外周側の入口
13bをホイールシリンダ側に向けるようにしてハウジ
ング6内に配置されている。シリンダ14の導通孔13
の端面側の入口13aと外周側の入口13bは、それぞ
れフィルタ16、18で覆われており、ブレーキ液に混
入した異物がABSアクチュエータ100内に入り込ま
ないようにしている。
【0018】フィルタ16は、端面の一面側の入口13
aと同様の円形形状をしており、シリンダ14に先端に
オリフィス形成用のコップ部材17と共にかしめ固定さ
れている。一方、フィルタ18は、円筒形状のもので形
成されており、シリンダ14の外周を全面的に覆えるよ
うに構成されている。このフィルタ18の正面図を図3
(a)に示し、図3(a)のB−B矢視断面図を図3
(b)に示す。
【0019】フィルタ18は、網を円筒形状にしたもの
で形成されている。このフィルタ18を構成する網は薄
いものを用いているため、フィルタ18には円筒形状の
端面を成す環状部材18aと、この環状部材18aを接
続するように円筒形状の軸方向に延びる棒状部材(仕切
り用の壁面)18bとが備えられており、これら環状部
材18aと棒状部材18bとが補強部材の役割を果たし
てフィルタ18の円筒形状が維持されるようになってい
る。
【0020】棒状部材18bは6本あり、それぞれが等
間隔で配置されて環状部材18aを6方向で支持してお
り。この等間隔に配置された6つの棒状部材18bは、
図3(b)の断面図で示されるように、径方向の厚み
(以下、単に厚みという)が厚い部材18cと薄い部材
18dで構成されており、厚みが厚い部材18cと薄い
部材18dとが交互に配置されている。
【0021】具体的には、厚みが厚い部材18cは環状
部材18aの厚みと同等の厚みで形成されており、厚み
の薄い部材18dはそれよりも薄い厚さで形成されてい
る。環状部材18aの厚みは、増圧制御弁1と共にフィ
ルタ18をハウジング6内の収納スペースに配置したと
きに環状部材18aがハウジング6に接触するような厚
みとなっているため、部材18cの厚みを環状部材18
aの厚みと同様の厚みにして部材18cがハウジング6
と接するようにしている。これにより、部材18cとハ
ウジング6の間をブレーキ液中の異物が通り抜けないよ
うになっているが、理由については後述する。
【0022】このように構成された増圧制御弁1は、フ
ィルタ16、18によってブレーキ液中の異物を除去さ
れた状態で、通常ブレーキ時(非ABS制御時)や増圧
制御時には連通状態となってマスタシリンダに発生した
ブレーキ液圧がホイールシリンダに伝るようにして、A
BS制御の減圧制御時や保持制御時には遮断状態となっ
てマスタシリンダに発生したブレーキ液圧がホイールシ
リンダに伝えられないようにしている。
【0023】なお、ブレーキ踏み込みを止めたときに
は、ホイールシリンダからマスタシリンダへブレーキ液
が返流されるが、増圧制御弁1に設けられたコップ部材
17のオリフィスによってブレーキ液の返流が規制され
る。このため、管路Dが形成されており、この管路Dを
通じてブレーキ液の返流が速やかに行えるようになって
いる。この管路Dは、マスタシリンダと連通しているた
め、マスタシリンダに発生したブレーキ液圧によってブ
レーキ液が逆流しないように、管路Dには逆止弁4が配
置されている。
【0024】減圧制御弁2は、管路AとABS制御用リ
ザーバ3とを連通する管路B中に設けられており、この
管路Bの連通・遮断を制御するものである。減圧制御弁
2は、プランジャタイプの電磁弁で構成されており、ハ
ウジング6に予め形成された収納スペースに収納された
のち、ハウジング6の一部をかしめることによってハウ
ジング6内に固定されている。図2に示されるように、
管路Aと管路Bの接続点には、増圧制御弁1が配置され
ているため、ブレーキ液はハウジング6と増圧制御弁1
との間を抜けてから管路Bを介して減圧制御弁2側に流
れ込むようになっている。
【0025】減圧制御弁2には、先端にボール弁21a
を備えたプランジャ21、ボール弁21aの弁座22、
プランジャ21を収容すると共に弁座22を構成し、ブ
レーキ液の導通孔23を形成するシリンダ24、及びシ
リンダ24とハウジング6との間からのブレーキ液洩れ
を防止するOリング25が備えられている。シリンダ2
4は円筒形状をしており、シリンダ24に設けられた導
通孔23は、円筒形状の端面の一面とシリンダ24の外
周に設けられた穴を入口23a、23bとして構成され
ている。また、円筒形状のシリンダ24内にはプランジ
ャ21が摺動できるように配置されている。そして、プ
ランジャ21がシリンダ24内を摺動することでボール
弁21aが弁座22に着座したり、弁座22から離れた
りして導通孔23の連通・遮断が行われるようになって
いる。
【0026】シリンダ24は、導通孔23のうち外周側
の入口23bをホイールシリンダ側に向け、端面側の入
口23bをABS制御用リザーバ3側に向けるようにし
てハウジング6内に配置されている。この減圧制御弁2
は、ABS制御の減圧制御時に連通状態となって管路B
中のブレーキ液をABS制御用リザーバ3に逃がし、ホ
イールシリンダにかかるブレーキ液圧を減圧するように
なっている。
【0027】ところで、上述したように増圧制御弁1に
はフィルタ16、18が備えられているが、減圧制御弁
2にはこのようなフィルタが備えられていない。これ
は、ブレーキ液は増圧制御弁1とハウジング6の間の間
隙を抜けて減圧制御弁2側に流れ込むようになっている
が、増圧制御弁1とハウジング6との間隙には部材18
cを備えたフィルタ18を設けているため、フィルタ1
8によってブレーキ液中の異物が取り除くことができ、
減圧制御弁2にフィルタを設けなくても異物がABSア
クチュエータ100内に入り込まないようにすることが
できるからである。
【0028】具体的に説明すると、ブレーキ液中の異物
がABSアクチュエータ100内に入り込んでしまうの
は、フィルタ18とハウジング6の間の間隙19a、1
9bを異物が通り抜けて減圧制御弁2側に移動するから
である。このため、部材18cでフィルタ18とハウジ
ング6との間の間隙19a、19bを仕切ることによっ
て、ブレーキ液の移動がフィルタ18を介してから行わ
れるようにしている。
【0029】また、本実施形態に示すように厚みが厚い
部材18cを3箇所設けているのは、フィルタ18とハ
ウジング6との間の間隙19a、19bを仕切ることが
容易に行えるようにするためである。つまり、図2に示
されるように、増圧制御弁1の外周におけるブレーキ液
の流通経路は、増圧制御弁1に対して紙面右回りのもの
(19a)と紙面左回り(19b)のものがあるため、
この2つの流通経路を仕切るようにすればブレーキ液中
の異物を取り除く効果は得られる。しかしながら、厚み
が厚い部材18cを2つにした場合には、前記2つの流
通経路に部材18cが必ず配置されるように位置決め
(増圧制御弁の中心に対する角度合わせ)をする必要が
生じる。このため、部材18cを均等間隔に3箇所設け
ることによって、上記2つの流通経路を仕切ることがで
きる位置に必ず部材18cがくるようにして、フィルタ
18の位置決めの必要性をなくしている。
【0030】なお、フィルタ18はブレーキ液の流動に
よって力を受けるが、部材18cとハウジング6の間の
クリアランスを小さくしてあるため、前記力によって回
転することはない。従って、フィルタ18が回転するこ
とによって異物がABSアクチュエータ100内に入り
込むことはない。また、減圧制御弁2に形成された導通
孔23の端面側の入口23aにもフィルタが設けられて
いないが、ブレーキ液の流れる方向を考慮したものであ
り、導通孔の端面側の入口23aからブレーキ液が流れ
込むことがないからである。
【0031】ABS制御用リザーバ3は、カバー31に
より固定されたスプリング32でリザーバピストン33
が紙面上方に押さえつけられるようになっており、上記
減圧制御時にブレーキ液圧によってリザーバピストン3
3が摺動し、この摺動によって形成された空間にブレー
キ液が貯留されるようになっている。そして、マスタシ
リンダが低圧になったときに、ABS制御用リザーバ3
内のブレーキ液がハウジング6内の管路Cを通じてマス
タシリンダに向けて返流されるようになっている。この
管路Cは、マスタシリンダと連通しているため、マスタ
シリンダに発生したブレーキ液圧によってブレーキ液が
逆流しないように、管路Cには逆止弁5が配置されてい
る。
【0032】なお、逆止弁4、5は、紙面左側のボール
を弁体とし、管路に形成されたテーパ部を弁座として所
定の差圧に応じて弁動作を行うようになっている。例え
ば、逆止弁4の場合、ホイールシリンダ側の圧力がマス
タシリンダ側の圧力よりも高圧の時にはボール21が弁
座6aから離れて管路Dを連通状態とし、逆に低圧の時
にはボール21が弁座6aに着座して管路Dを遮断状態
とする。これによって、マスタシリンダ側がホイールシ
リンダ側よりも高圧な時には増圧制御弁1を介してのみ
ブレーキ液がホイールシリンダ側に流動するようにする
と共に、逆に低圧な時にはホイールシリンダ側のブレー
キ液が管路Dを通じて速やかにマスタシリンダ側に返流
できるようにしている。
【0033】このように構成されたABSアクチュエー
タ100においては、増圧制御弁1に設けられた導通孔
13の外周側の入口13bに、上記のような構成を有す
るフィルタ18を備えているため、減圧制御弁2に設け
られた導通孔23の外周側の入口23aをフィルタ18
で覆わなくてもブレーキ液中の異物がABSアクチュエ
ータ100内に入り込まないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態におけるABSア
クチュエータ100の模式図である。
【図2】図1のX−X矢視断面図である。
【図3】(a)はフィルタ18の正面図であり、(b)
は(a)のY−Y矢視断面図である。
【図4】従来におけるABSアクチュエータ100の模
式図である。
【図5】図4におけるZ−Z矢視断面図である。
【符号の説明】
1…増圧制御弁、2…減圧制御弁、3…ABS制御用リ
ザーバ、11…プランジャ、11a…ボール弁、12…
弁座、13…導通孔、13a、13b…入口、14…シ
リンダ、16…フィルタ、18…フィルタ、18a…環
状部材、18b棒状部材、18c、18d…部材、19
a…右回りの間隙、19b…左回りの間隙、A〜D…管
路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ液を貯留するリザーバ(3)を
    内蔵すると共に、マスタシリンダとホイールシリンダと
    を連通する第1の管路(A)と、前記第1の管路(A)
    と前記リザーバ(3)とを連通する第2の管路(B)と
    が形成されてなるハウジング(6)を有して成り、 略円筒形状で構成されると共に、この略円筒形状の端面
    の一面と外周面の一部を入口(13a、13b)とした
    連通孔(13)を有し、前記ハウジング(6)内におい
    て前記端面の一面側の入口(13a)を前記マスタシリ
    ンダ側に向け、前記外周面側の入口(13b)を前記ホ
    イールシリンダ側に向けるように、前記第1の管路
    (A)と前記第2の管路(B)の接続点に配置されて、
    前記第1の管路(A)の連通遮断を制御する第1の制御
    弁(1)と、 前記第2の管路(B)中に配置され、前記第2の管路
    (B)の連通遮断を制御する第2の制御弁(2)とを備
    え、 前記第1の制御弁(1)と前記ハウジング(6)の内壁
    面との間に形成される前記第1の制御弁(1)の軸に対
    して右回りの間隙(19a)と左回りの間隙(19b)
    を通じて、前記第1の管路(A)におけるブレーキ液を
    前記第2の管路(B)に流し、前記リザーバ(3)内に
    ブレーキ液を逃がすことによって前記ホイールシリンダ
    にて発生するブレーキ液圧の減圧を行うABSアクチュ
    エータにおいて、 前記外周面側の入口(13b)を覆うように前記第1の
    制御弁(1)の外周を囲む略円筒状のフィルタ(18)
    を備え、 前記フィルタ(18)には、前記右回りの間隙(19
    a)と前記左回りの間隙(19b)とにそれぞれ配置さ
    れた該フィルタ(18)の径方向に突出する仕切り用の
    壁面(18c)が備えられており、前記仕切り用の壁面
    (18c)は該フィルタ(18)を前記ハウジング
    (6)内に配置したときに前記ハウジング(6)の内壁
    面に接触して、前記右回りの間隙(19a)と前記左回
    りの間隙(19b)を前記第1の管路(A)側と前記第
    2の管路(B)側に仕切るようになっていることを特徴
    とするABSアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ(18)は、 略円筒形状の端面のそれぞれに配置された環状部材(1
    8a)と、 該フィルタ(18)の軸方向に延設され、前記環状部材
    (18a)を接続する複数の棒状部材(18b)とを有
    して構成されており、 前記棒状部材(18b)によって前記仕切り用の壁面
    (18c)を構成していることを特徴とする請求項1に
    記載のABSアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記棒状部材(18b)は均等間隔に配
    置された6本で構成されており、この6本のうち一本お
    きに配置された3本によって前記仕切り用の壁面(18
    c)を構成していることを特徴とする請求項2に記載の
    ABSアクチュエータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004244014A (ja) * 2003-02-10 2004-09-02 Robert Bosch Gmbh 圧力脈動を減衰するための装置及び液圧ブロック
JP2006035888A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Advics:Kk 車両用ブレーキ液圧制御装置およびその製造方法
JP2007145127A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Denso Corp 電磁弁
WO2012084306A1 (de) * 2010-12-23 2012-06-28 Robert Bosch Gmbh Pumpengehäuse, kraftfahrzeug - hydroaggregat mit einem derartigen pumpengehäuse und verwendung des pumpengehäuses an einem kraftfahrzeughydroaggregats

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