JPH11126111A - 移動装置 - Google Patents

移動装置

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JPH11126111A
JPH11126111A JP9289778A JP28977897A JPH11126111A JP H11126111 A JPH11126111 A JP H11126111A JP 9289778 A JP9289778 A JP 9289778A JP 28977897 A JP28977897 A JP 28977897A JP H11126111 A JPH11126111 A JP H11126111A
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moving object
motion
turning
moving
arm
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Yoshihiro Kami
喜裕 上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】円弧エラーを生じること無く、移動対象物を正
確に移動させて高精度に位置決めすることが可能なコン
パクトな移動装置を提供する。 【解決手段】移動対象物12の中心線Yに対して対称に
配置され且つ移動対象物と同一平面内で回動自在に支持
された回動アーム14と、これら回動アームを回動させ
るためのアクチュエータ16と、回動アームの回動運動
を直線運動に変換して移動対象物に伝達して、この移動
対象物を一定方向に直線移動させる運動伝達機構とを備
えている。運動伝達機構は、回動アームの回動先端部に
設けられており、移動対象物の両側に中心線に対して対
称に且つ移動対象物と同一平面内に配置された剛体の運
動伝達部材22と、これら運動伝達部材を移動対象物と
回動アームとの間に夫々連結させると共に、回動アーム
の回動運動を直線運動に変換可能な第1及び第2のヒン
ジ部24,26とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば走査型プロ
ーブ顕微鏡及びこれを応用した走査機構に用いられ、移
動対象物を所定方向に正確に移動して高精度に位置決め
するための移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動装置として、例えば
「精密工学会誌55/1/1989」の第146頁〜第
151頁に記載された「大ストロークSTM」は、図6
に示すように、ヒンジ部2を介して固定台4に接続され
た移動対象物6(同図では、アルミニウム合金製アー
ム)に対して所定の押圧力を作用させるためのアクチュ
エータ8(例えば、圧電体)と、このアクチュエータ8
の押圧力を移動対象物6に伝達させるためのスチールボ
ール10とを備えており、アクチュエータ8の押圧力を
スチールボール10を介して移動対象物6に伝達するこ
とによって、てこの原理に基づいて、移動対象物6をヒ
ンジ部2を中心に旋回させて所定量だけ変位させるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動装置において、移動対象物6の旋回端6aの旋回量
(拡大率)を大きくしようとすると、移動対象物6の長
さ寸法を大きくしなければならないため、装置が大型化
してしまうと共に、アクチュエータ8の変位量に比例し
た旋回端6aの変位量を得ることが困難になってしま
う。つまり、移動対象物6の長さ寸法を大きくすると、
それに比例して旋回端6aが円弧状に角度変化するた
め、移動対象物6の変位量は、旋回端6aの円弧状角度
変化分だけずれてしまうことになる(以下、これを円弧
エラーと称する)。
【0004】また、従来の移動装置を例えば顕微鏡装置
に組み込んで移動対象物となる顕微鏡用ステージを移動
させるために使用する場合、以下のような問題が生じ
る。即ち、顕微鏡用ステージは、円滑に動作させるため
に、その厚さ寸法が薄いことが好ましい。しかし、従来
の移動装置は、一方向にのみ移動対象物を移動させるこ
とができるように構成されているため、顕微鏡用ステー
ジをその試料載置面に直交する方向に移動させることが
できるように、移動装置を顕微鏡用ステージに組み付け
た場合、移動装置の高さ寸法分だけステージ全体の厚さ
寸法が大型化してしまう。例えば、X,Y及びZ軸方向
にステージを駆動する場合、各方向用の移動装置を高さ
方向に3段重ねる必要がある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、円弧エラーを生じること
無く、移動対象物を正確に移動させて高精度に位置決め
することが可能なコンパクトな移動装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の移動装置は、移動対象物の中心線に
対して対称に配置され且つ移動対象物と同一平面内で回
動自在に支持された回動アームと、この回動アームを回
動させるように、移動対象物と同一平面内に配置された
アクチュエータと、移動対象物と同一平面内に配置され
ており、回動アームの回動運動を直線運動に変換して移
動対象物に伝達し、この移動対象物を一定方向に直線移
動させる運動伝達機構とを備えており、この運動伝達機
構は、前記回動アームの回動先端部に設けられており、
前記移動対象物の中心線に対して対称に配置された運動
伝達部材と、この運動伝達部材を前記移動対象物と前記
回動アームとの間に夫々連結させると共に、前記回動ア
ームの回動運動を直線運動に変換可能なヒンジ手段とを
備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る移動装置について、図1〜図3を参照して説明する。
図1(a)に示すように、本実施の形態の移動装置は、
移動対象物12の中心線Yに対して対称に配置され且つ
移動対象物12と同一平面内で回動自在に支持された回
動アーム14と、これら回動アーム14を回動させるよ
うに、移動対象物12と同一平面内に配置されたアクチ
ュエータ16と、移動対象物12と同一平面内に配置さ
れており、回動アーム14の回動運動を直線運動に変換
して移動対象物12に伝達し、この移動対象物12を一
定方向に直線移動させる運動伝達機構とを備えている。
【0008】なお、移動対象物12は、例えば、顕微鏡
用ステージ(図示しない)に組み込まれ、移動対象物1
2の移動に伴い顕微鏡用ステージが移動する構成とな
る。回動アーム14は、夫々、移動対象物12の中心線
Yに沿って平行に延出していると共に、その基端部が支
点用ヒンジ部18を介して固定台20に一体的に接続さ
れており、支点用ヒンジ部18を中心に回動することが
できるようになっている。なお、固定台20は、移動対
象物12の中心線Yに対して対称形に広がっている。
【0009】運動伝達機構は、回動アーム14の回動先
端部に設けられており、移動対象物12の両側に中心線
Yに対して対称に配置された剛体の運動伝達部材22
と、これら運動伝達部材22を移動対象物12と回動ア
ーム14との間に夫々連結させると共に、回動アーム1
4の回動運動を直線運動に変換可能なヒンジ手段とを備
えている。
【0010】ヒンジ手段は、移動対象物12の中心線Y
に対して対称に配置されており、回動アーム14の回動
先端部と運動伝達部材22とを連結する第1のヒンジ部
24と、運動伝達部材22と移動対象物12とを連結す
る第2のヒンジ部26とを備えており、第1及び第2の
ヒンジ部24,26の配置を選択的に変えることによっ
て、移動対象物12の移動方向や移動量を任意に変化さ
せることができる。
【0011】また、移動対象物12、回動アーム14及
び運動伝達機構は、同一材料で一体成形されている。従
って、本実施の形態の移動装置は、その加工精度によっ
て、移動対象物12の移動精度が決まる。
【0012】この利点は、従来の移動装置が、夫々別体
に加工された後に組み立てられるため、移動対象物の移
動精度の補償が難しいのに対して、本実施の形態は、加
工精度のみに依存するため、移動精度の補償が従来の装
置と比較して容易である点である。
【0013】また、以下に詳述する全ての実施の形態に
関しても同様なことが言える。本実施の形態では、その
一例として、移動対象物12を中心線Yに沿って矢印D
方向に直線移動させる場合を想定している。この場合、
第1のヒンジ部24を矢印D方向下流側に配置し、且
つ、第2のヒンジ部26を第1のヒンジ部24よりも矢
印D方向上流側に配置すれば良い。
【0014】また、アクチュエータ(例えば、圧電体)
16は、移動対象物12の中心線Yに対して対称に且つ
中心線Yを直交する軸線Xに沿って、夫々、固定台20
と回動アーム14との間に配置されており、回動アーム
14の側面を押圧することによって、回動アーム14を
支点用ヒンジ部18を中心に回動させることができるよ
うになっている。
【0015】この場合において、アクチュエータ16の
変位量をX1、回動アーム14の回動先端部の回動変位
量をX2、アクチュエータ16と支点用ヒンジ部18と
の間の距離をh1、支点用ヒンジ部18と回動アーム1
4の回動先端部(第1のヒンジ部24)との間の距離を
h2とすると、 X2=(h2/h1)・X1 なる関係を満足する。なお、“h2/h1”は、てこの
原理に基づく拡大率である。
【0016】従って、アクチュエータ16の配置を選択
的に変化させることによって、回動アーム14の回動変
位量を種々変更することが可能となる。例えば、回動ア
ーム14の回動先端部の回動変位量X2を大きくしたい
場合には、アクチュエータ16を支点用ヒンジ部18に
接近させれば良い。なぜなら、アクチュエータ16を支
点用ヒンジ部18に近接配置することによって、回動ア
ーム14の回動先端部の回動変位量は、てこの原理に基
づいて拡大され、アクチュエータ16の変位量よりも大
きくすることができ、この結果、移動対象物12の直線
移動量を拡大することができるからである。
【0017】また、アクチュエータ16によって回動ア
ーム14の側面に直接押圧力を作用させると、この押圧
力が作用した回動アーム14の側面に局所的な応力集中
が生じて、回動アーム14の側面が局部的に変形してし
まう場合がある。このような変形が生じると、それ以降
の回動アーム14に対する回動制御を正確に行うことが
できなくなってしまう。
【0018】そこで、本実施の形態では、このような事
態を回避するように、回動アーム14の支点用ヒンジ部
18に近接した位置に、この回動アーム14よりも硬い
材料(例えば、焼き入れ材など)で形成されたピン28
を圧入すると共に、アクチュエータ16の変位端に、回
動アーム14よりも硬い材料(例えば、焼き入れ材な
ど)で形成された押圧部材30を取り付け、これら押圧
部材30及びピン28を介してアクチュエータ16の押
圧力を回動アーム14に作用させるように構成してい
る。
【0019】このような構成によれば、アクチュエータ
16の押圧力をピン28に作用すると、このピン28に
作用した押圧力は、ピン28の周囲に分散する形で回動
アーム14に伝達される。このため、回動アーム14の
側面に局所的な応力集中は生じない。なお、図面上、ピ
ン28は、夫々、断面円形のものを採用しているが、局
所的な応力集中を防止することができれば、任意の形状
(例えば、楕円形、半円形など)を適用することが可能
である。
【0020】また、回動アーム14の基端部から延出し
た延出端には、夫々、移動対象物12の中心線Yに対し
て対称に配置されたプランジャ32がねじ込まれてお
り、このプランジャ32を固定台20に押圧させること
によって、回動アーム14の位置決めがされている。
【0021】本実施の形態では、アクチュエータ16を
駆動させていない初期状態(即ち、アクチュエータ16
の押圧力が回動アーム14に作用していない初期状態)
において、移動対象物12及び運動伝達部材22が同一
基準面H(図1(b)参照)上に位置付けられるよう
に、固定台20に対するプランジャ32の押圧力が調整
されている。この結果、回動アーム14は、初期状態に
おいて、弾性的に一定位置(以下、初期位置という)に
保持されることになる。
【0022】このような構成において、例えば各々のア
クチュエータ16を駆動させて変位(例えば、伸張)さ
せると、この伸張運動は、ピン28を介して回動アーム
14に伝達される。
【0023】このとき、ピン28に作用したアクチュエ
ータ16の押圧力は、ピン28の周囲に分散する形で回
動アーム14に伝達され、支点用ヒンジ部18を中心に
回動アーム14を外方向S(回動アーム14の回動先端
部が互いに離間する方向)に回動させる力として働く
(図1(b)参照)。この結果、回動アーム14は、そ
の回動先端部がアクチュエータ16の変位量よりも大き
く回動変位する。
【0024】回動アーム14の回動先端部が外方向Sに
回動変位した際、この外方向Sへの力が第1のヒンジ部
24を介して運動伝達部材22に伝達されることによっ
て、運動伝達部材22は、夫々、その一端部22a(図
1(c)参照)を中心に回動しつつ同一基準面Hから矢
印D方向に均等に持ち上げられる。この結果、運動伝達
部材22の間に第2のヒンジ部26を介して支持された
移動対象物12は、矢印D方向に直線状に移動する。
【0025】ここで、このような運動伝達動作原理につ
いて、第1のヒンジ部24が外方向Sにδxだけ変位し
たとき、移動対象物12がδyだけ矢印D方向に直線移
動した場合を想定して具体的に説明する。
【0026】図2(a),(b)に示すように、第1の
ヒンジ部24と第2のヒンジ部26とが、距離Lだけ離
れた位置に、配置角度θを成して配置されているものと
すると、第1のヒンジ部24がδxだけ変位すると、第
2のヒンジ部26はδyだけ変位する。このとき、第1
のヒンジ部24と第2のヒンジ部26との配置角度θの
変化をαとすると、 δy={1/tan(θ−α)}δx なる関係を満足する。なお、“1/tan(θ−α)”
は、運動伝達動作原理に基づく拡大率である。
【0027】この場合、図3に示された配置角度θと拡
大率との関係から分かるように、移動対象物12を大き
く移動させる場合には、アクチュエータ16の変位量が
小さいため、拡大率を大きくとる必要がある。しかし、
拡大率の大きな場所即ち配置角度θが小さい範囲では、
僅かな配置角度変化αで拡大率が大きく変化し、線形性
が極端に変化してしまう。更に、第1のヒンジ部24を
δxだけ変位させるための力(即ち、回動アーム14の
回動先端部に働く外方向Sへの力)も、その大きさが極
端に変化してしまう。このため、回動アーム14に対す
る回動制御に大きな負担が強いられてしまう。
【0028】線形性に優れ且つ回動制御の負担を軽減す
るためには、配置角度変化αを小さくするか、或いは、
配置角度θを大きく(即ち、拡大率を小さく)する必要
があるが、移動装置全体の小型化を維持しつつ、線形性
に優れた大変位出力を得るためには、拡大率を低く抑え
なければならない。
【0029】そこで、本実施の形態においては、配置角
度θが大きく(即ち、拡大率が小さく)なるように、第
1及び第2のヒンジ部24を配置している。なお、配置
角度θとしては、約10°(拡大率:5)が好ましい。
【0030】従って、本実施の形態の移動装置全体の拡
大率は、てこの原理並びに運動伝達動作原理の双方に基
づく拡大率を乗じた値、即ち、 (h2/h1)・{1/tan(θ−α)} となる。
【0031】この結果、アクチュエータ16の伸張変位
は、てこの原理並びに運動伝達動作原理の双方に基づく
拡大率を乗じた値に従って拡大されて移動対象物12に
伝達されることになる。
【0032】また、アクチュエータ16を縮小変位させ
れば、回動アーム14に働く弾性力によって、回動アー
ム14は、初期位置方向に回動する。このとき、移動対
象物12は、運動伝達部材22と共に、回動アーム14
の回動に従って、同一基準面H(図1(b)参照)方向
に直線移動することになる。
【0033】従って、アクチュエータ16を所望量だけ
伸縮変位するだけで、従来技術のような円弧エラーを生
じること無く、移動対象物12を必要な距離だけ正確に
直線移動させて高精度に位置決めすることができる。
【0034】このように本実施の形態によれば、移動装
置の小型化を維持しつつ、大きな拡大率で移動対象物1
2を直線的に大きく且つ正確に移動させて高精度に位置
決めすることが可能となる。
【0035】なお、本発明は、上述した実施の形態の構
成に限定されることは無く、使用目的や使用環境等に応
じて種々変更することが可能である。例えば、移動装置
の設置範囲が限定されており、装置の幅寸法を小さくす
る必要がある場合には、図4に示すように、回動アーム
14の基端部側をL字状に内側に折り曲げると共に、こ
のL字状に折り曲げられた基端部を押圧するように、ア
クチュエータ16を夫々移動対象物12の中心線Yに対
して対称に且つ中心線Yに沿って平行に配置するれば良
い。
【0036】また、例えば、中心線Yに直交する方向T
(即ち、移動対象物12及び回動アーム14並びに運動
伝達機構を含む同一平面に対して垂直な方向)に移動対
象物12を直線移動させる場合には、図5に示すよう
に、移動対象物12及び運動伝達機構を1つのユニット
として考えると、このユニットを90°回転させた状態
で回動アーム14の間に位置づければ良い。
【0037】ただし、この場合、ユニットの両側には、
移動対象物12の中心線Yに対して対称に、運動伝達機
構の一構成となるヒンジ部34を設け、このヒンジ部3
4を介して上記ユニットを回動アーム14の回動先端部
に接続する必要がある。
【0038】また、この変形例に適用したヒンジ部34
は、アクチュエータ16の変位量をX1、回動アーム1
4の回動先端部の回動変位量をX2、アクチュエータ1
6と支点用ヒンジ部18との間の距離をh1、支点用ヒ
ンジ部18と回動アーム14の回動先端部(ヒンジ部3
4)との間の距離をh2とすると、 h2=(X2/X1)・h1 なる関係を満足する位置に配置することが好ましい。
【0039】このように本実施の形態によれば、使用目
的や使用環境等に応じて、装置の幅寸法や移動対象物1
2の直線移動方向を任意に設定することができる。例え
ば、顕微鏡用ステージをその試料載置面に直交する方向
(仮に、Z方向という)に移動させる場合でも、図5に
示された移動装置の移動対象物12を顕微鏡用ステージ
に組み付ければ、ステージ全体の厚さ寸法が大型化する
こと無く、この移動対象物12のみを中心線Yに直交す
る方向T(Z方向)に大きく且つ正確に直線移動させ
て、顕微鏡用ステージを大きくZ方向に平行移動させて
高精度に位置決めすることができる。
【0040】また、例えば、図4に示された移動装置に
おいて、移動対象物12及び運動伝達機構を1つのユニ
ットとして考えると、このユニットを90°回転させた
状態で回動アーム14の間に位置づけると共に、図5に
示された移動装置と同様に、ユニットの両側に移動対象
物12の中心線Yに対して対称に運動伝達機構の一構成
となるヒンジ部34を設けることによって、装置の幅寸
法を小さくしつつ、Z方向に大きく且つ正確に移動対象
物12を直線移動させることができる。また、ヒンジ部
34は、回動アーム14の回動による傾き動作をキャン
セル(当業者は、「逃げ」と呼ぶ)することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、円弧エラーを生じるこ
と無く、移動対象物を正確に移動させて高精度に位置決
めすることが可能なコンパクトな移動装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態に係る移動装
置の構成を示す図、(b)は、初期状態における移動対
象物及び運動伝達機構の位置関係を示す図、(c)は、
回動アームを回動させた際における移動対象物及び運動
伝達機構の位置関係を示す図。
【図2】(a)及び(b)は、夫々、回動アームを回動
させた際における運動伝達機構の第1及び第2のヒンジ
部の配置角度の変化状態を示す図。
【図3】配置角度と運動伝達動作原理に基づく拡大率と
の関係を示す図。
【図4】本発明の変形例に係る移動装置の構成を示す
図。
【図5】本発明の他の変形例に係る移動装置の構成を示
す図であって、(a)は、移動装置の斜視図、(b)
は、その平面図。
【図6】従来の移動装置の構成を示す図。
【符号の説明】
12 移動対象物 14 回動アーム 16 アクチュエータ 22 運動伝達部材 24 第1のヒンジ部 26 第2のヒンジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動対象物の中心線に対して対称に配置
    され且つ前記移動対象物と同一平面内で回動自在に支持
    された回動アームと、 この回動アームを回動させるように、前記移動対象物と
    同一平面内に配置されたアクチュエータと、 前記移動対象物と同一平面内に配置されており、前記回
    動アームの回動運動を直線運動に変換して前記移動対象
    物に伝達し、この移動対象物を一定方向に直線移動させ
    る運動伝達機構とを備えており、 この運動伝達機構は、前記回動アームの回動先端部に設
    けられており、前記移動対象物の中心線に対して対称に
    配置された運動伝達部材と、この運動伝達部材を前記移
    動対象物と前記回動アームとの間に夫々連結させると共
    に、前記回動アームの回動運動を直線運動に変換可能な
    ヒンジ手段とを備えていることを特徴とする移動装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ手段は、前記移動対象物の中
    心線に対して対称に配置されており、前記回動アームの
    回動先端部と前記運動伝達部材とを連結する第1のヒン
    ジ部と、前記運動伝達部材と前記移動対象物とを連結す
    る第2のヒンジ部とを備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の移動装置。
  3. 【請求項3】 前記移動対象物、前記回動アーム及び前
    記運動伝達機構は、同一材料で一体成形されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の移動装置。
JP9289778A 1997-10-22 1997-10-22 移動装置 Pending JPH11126111A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009196060A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Konica Minolta Opto Inc 駆動機構
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