JPH11127032A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
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- JPH11127032A JPH11127032A JP9288493A JP28849397A JPH11127032A JP H11127032 A JPH11127032 A JP H11127032A JP 9288493 A JP9288493 A JP 9288493A JP 28849397 A JP28849397 A JP 28849397A JP H11127032 A JPH11127032 A JP H11127032A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/02—Details
- H03B5/06—Modifications of generator to ensure starting of oscillations
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
るようにする。 【解決手段】 定電流源回路1は、定電流Ids2 を出力
する。時間変化電流源回路2は、発振起動期間において
連続的に減少する電流Ids3 を出力する。電流Ids2 と
Ids3 の加算電流はCMOSインバータINV1の電源
に供給される。発振開始信号がVCCレベルに変化し、
トランジスタMN1がONすると、トランジスタMP3
がONし、電流Ids3 は0からMP3の飽和電流値とな
る。次に発振開始信号がGNDレベルに戻ると、コンデ
ンサCtが抵抗Rtを通して充電され、これにより電流
Ids3 が連続的に減少し、0になる。発振起動開始時に
INV1の電源電流を増大させて相互コンダクタンスを
増大させることにより、確実に発振起動することが可能
となり、また電流源回路からINV1に電源を供給し、
電源電流を連続的に減少させることにより、安定した発
振動作が可能となる。
Description
においてCMOSインバータ等のインバータを用いた水
晶発振回路等の発振回路に関するもので、特に発振起動
時に前記発振インバータの電圧増幅率(または相互コン
ダクタンス)を増大させることにより不発振を防止する
(確実に発振起動する)ことができる発振回路に関す
る。
ータを用いた水晶発振回路に関するもので、特に発振起
動時にCMOSインバータの電圧増幅率または相互コン
ダクタンスを可変する技術に関するものに、(1)特開
昭55−104106号公報、(2)特開昭55−10
4107号公報、(3)特開昭56−32810号公報
がある。
公報および(2)特開昭55−104107号公報に
は、CMOSインバータと制御回路とを設け、発振起動
時に制御回路によるスイッチ動作によってCMOSイン
バータの電圧増幅率または相互コンダクタンスを増大さ
せて不発振を防止するとともに定常発振動作に移行して
からの消費電流を減少させる技術が開示されている。
号公報には、CMOSインバータと電源の間に、発振起
動時にCMOSインバータの電源電圧を上昇させる制御
回路を設け、発振起動時にCMOSインバータの電源電
圧を低くし、相互コンダクタンスを低くしてスプリアス
振動(所望発振周波数よりも高い周波数による発振)を
防止する技術が開示されている。
特開昭55−104106号公報および(2)特開昭5
5−104107号公報に開示されている発振回路で
は、スイッチ動作によってCMOSインバータの相互コ
ンダクタンス値を瞬時に切り換えるため、水晶発振の振
幅や位相の瞬間的な変化を引き起こし、この発振回路か
らクロックの供給を受ける各種装置の動作が不安定にな
る場合があるという問題があった。また、電源電圧をC
MOSインバータに印加するため、定常発振動作時に電
源電圧が変化すると、CMOSインバータの相互コンダ
クタンスが変化してしまい、水晶発振の振幅や位相が変
化してしまうという問題があった。
号公報に開示されている発振回路では、発振起動時にC
MOSインバータの電源電圧を降下させ、CMOSイン
バータの相互コンダクタンス値を減少させる回路である
ため、不発振を防止する機能は無く、また定常発振時に
はCMOSインバータに直接、電源電圧が印加されるた
め、定常発振時の電源電圧変化に対して水晶発振の振幅
や位相が変化してしまうという問題があった。
るためになされたものであり、定常発振時の消費電流を
増大させることなく不発振を防止する(確実に発振起動
する)ことができ、発振振幅および位相が瞬間的に変化
することなく安定した発振動作ができる発振回路を提供
することを目的とするものである。
めに本発明の発振回路は、帰還回路を介して入出力端子
間が接続されている発振インバータと、定電流である第
1の電流を出力する定電流源回路と、前記発振インバー
タの発振起動期間において連続的に変化する第2の電流
を出力する時間変化電流源回路とを備え、前記第1の電
流と前記第2の電流の加算電流を、前記発振インバータ
の電源電流としたことを特徴とするものである。
期間において連続的に減少変化し、前記発振起動期間が
経過したあとに一定値またはゼロになるものであり、前
記発振起動期間が経過したあとの前記加算電流は、前記
発振インバータが定常発振動作を保つために必要な定電
流値になる。
ンサと抵抗とを有し、前記発振起動期間は、前記コンデ
ンサと前記抵抗の時定数により決まり、前記第2の電流
は、前記コンデンサと前記抵抗の接続点の電位変化に従
って連続的に減少変化する。
トランジスタを有し、前記相互コンダクタンスの変化量
を決める前記第2の電流の変化量は、前記MOSトラン
ジスタのディメンジョン値により決まる。あるいは、前
記時間変化電流源回路は、抵抗を有し、前記相互コンダ
クタンスの変化量を決める前記第2の電流の変化量は、
前記抵抗の値により決まる。
路図である。この水晶発振回路は、定電流源回路1と、
時間変化電流源回路2と、水晶発振回路部3とから構成
されている。
OSトランジスタMP1およびMP2とから構成されて
いる。定電流源J1は、発振開始信号を受信すると(例
えば、発振開始信号が低電位レベル(GNDレベル)か
ら高電位レベル(VCCレベル)に変化したことを検出
すると)、定電流を流すことを開始し、このあと、発振
開始信号がGNDレベルになっても定電流を流した状態
を保つ。トランジスタMP1およびMP2のソース電極
は、ともに正電源VCCに接続されている。またトラン
ジスタMP1のゲート電極およびドレイン電極とトラン
ジスタMP2のゲート電極とは、ともに定電流源J1の
電流引き込み端子に接続されている。すなわち、トラン
ジスタMP1とMP2とは、カレントミラー接続されて
いる。トランジスタMP2のドレイン電極は水晶発振回
路部3に電流を出力する電流出力端子となる。トランジ
スタMP1のソース・ドレイン間には定電流源J1によ
り既定される電流Ids1 が流れ、トランジスタMP2の
ソース・ドレイン間には電流Ids1 に比例する電流Ids
2 が流れる。この電流Ids2 は、発振起動開始時以降、
定電流値Isとなる。すなわち、この定電流源回路1
は、定電流である電流Ids2 を出力するものである。な
お、上記の発振起動開始時の詳細については後述する。
ジスタMN1と、コンデンサCtと、抵抗Rtと、pM
OSトランジスタMP3とから構成される。トランジス
タMN1のゲート電極には外部から発振開始信号が入力
され、またトランジスタMN1のソース電極は基準電源
GNDに接続されている。コンデンサCtは、トランジ
スタMN1のドレイン電極と基準電源GNDの間に接続
されている。抵抗Rtは、トランジスタMN1のドレイ
ン電極と正電源VCCの間に接続されている。トランジ
スタMP3のゲート電極はコンデンサCtと抵抗Rtの
接続点(ノードN1)に接続されており、ソース電極は
正電源VCCに接続されている。またトランジスタMP
3のドレイン電極は水晶発振回路部3に電流を出力する
電流出力端子となる。トランジスタMP3のソース・ド
レイン間にはノードN1の電位変化に従って変化する電
流Ids3 が流れる。この電流Ids3 は、発振起動開始時
に電流値Itとなり、発振起動開始時から定常発振開始
時までの発振起動期間中に時間とともに連続的に減少変
化し、定常発振開始時に0になる。すなわち、この時間
変化電流源回路2は、発振起動期間中に連続的に減少変
化する電流Ids3 を出力するものである。なお、上記の
発振起動期間およびこの発振起動期間の終了時である上
記の定常発振開始時は、コンデンサCtと抵抗Rtとの
時定数により決まるものであり、その詳細については後
述する。
の電流Ids2 と時間変化電流源回路2からの電流Ids3
の加算電流Ids2 +Ids3 が供給され、発振動作をする
ものであり、CMOSインバータINV1(発振インバ
ータ)と、抵抗Rfと、水晶振動子X1と、負荷容量C
gおよびCdとから構成されている。抵抗Rfおよび水
晶振動子X1は、ともにインバータINV1の入出力端
子間に接続されている。負荷容量Cgは、インバータI
NV1の入力端子と基準電源GNDの間に接続されてい
る。負荷容量Cdは、インバータINV1の出力端子と
基準電源GNDの間に接続されている。インバータIN
V1は、CMOSインバータを構成する図示しないnM
OSトランジスタのソース電極である第1の電源端子
と、CMOSインバータを構成する図示しないpMOS
トランジスタのソース電極である第2の電源端子とを有
する。インバータINV1の第1の電源端子は基準電源
GNDに接続されている。インバータINV1の第2の
電源端子は、定電流源回路1の電流出力端子であるトラ
ンジスタMP2のドレイン電極、および時間変化電流源
回路2の電流出力端子であるトランジスタMP3のドレ
イン電極に接続されている。抵抗Rfと水晶振動子X1
と負荷容量CgおよびCdとは、インバータINV1の
入出力端子間を接続する帰還回路を構成する。発振起動
期間を経過したあとの電源電流Ids2 +Ids3 は、イン
バータINV1が定常発振動作を保つために必要な電流
となる。ここでは、発振起動期間を経過したあとの時間
変化電流源回路2の出力電流Ids3 は0となるので、定
電流源回路1の出力電流のIds2の電流値Isは、イン
バータINV1が定常発振動作を保つために必要な電流
値である。
振回路の動作を説明する。図2は図1に示す第1の実施
形態の水晶発振回路の動作タイムチャートであり、
(a)は発振開始信号の電圧波形、(b)はノードN1
の電圧波形(コンデンサCtの充電電圧波形)、(c)
はトランジスタMP3のソースドレイン電流Ids3 の波
形、(d)はトランジスタMP2のソースドレイン電流
Ids2 の波形、(e)はインバータINV1の電源電流
Ids2 +Ids3 の波形を示す。
t0以前では、図2(a)に示すように発振開始信号の
電位は0[V](GNDレベル)であるので、トランジ
スタMN1はOFFしている。従って、コンデンサCt
の充電電圧はVCCであり、ノードN1の電位はVCC
レベルである(図2(b))。さらにノードN1がVC
Cレベルなので、トランジスタMP3はOFFしてお
り、従ってトランジスタMP3のソースドレイン電流I
ds3 の初期値(発振開始信号が入力される時刻t0以前
の電流値)は0(ゼロ)である(図2(d))。また、
定電流源J1により決まるトランジスタMP1のソース
ドレイン電流Ids1の初期値は0であるものとし、従
ってトランジスタMP2のソースドレイン電流Ids2 の
初期値も0であるものとする(図2(c))。また、イ
ンバータINV1に供給される電源電流は電流Ids2 と
電流Ids3 の合計Ids2 +Ids3 であり、電流Ids2 お
よびIds3 がともに0なので、インバータINV1の電
源電流Ids2 +Ids3 の初期値は0である(図2
(e))。インバータINV1に電源電流が供給されな
いので、水晶発振回路部3は発振停止している。
れると、すなわち発振開始信号が0[V](GNDレベ
ル)からVCCレベルに変化すると(図2(b))、ト
ランジスタMN1がターンONし、これによりコンデン
サCtがトランジスタMN1を通して瞬時に放電し、コ
ンデンサCtの充電電圧は0[V]となり、ノードN1
の電位すなわちトランジスタMP3のゲート電位は0
[V](GNDレベル)に降下する(図2(b))。ト
ランジスタMP3のゲート電位が0[V]になったこと
により、トランジスタMP3がターンONし、これによ
りトランジスタMP3のソース・ドレイン電流Ids3 は
0から飽和電流値Itに変化する(図2(c))。この
トランジスタMP3の飽和電流値Itの大きさは、トラ
ンジスタMP3のディメンジョン値によって設定するこ
とができる。なお、発振開始信号が入力される(この第
1の実施形態ではGNDレベルからVCCレベルに変化
する)時刻t0が、発振起動開始時である。
れると、定電流源J1はトランジスタMP1のソース・
ドレイン電流Ids1 を0から所定電流値k1×Isに変
化させる。上記のk1は電流Ids1 とIds2 の間の比例
定数であり、Ids2 =Ids1/k1である。電流Ids1
の電流値がk1×Isになったことにより、トランジス
タMP2のソース・ドレイン電流Ids2 の電流値は、0
からIsに変化する(図2(d))。この電流値Is
は、水晶発振回路部3が定常発振動作を保つために必要
なインバータINV1の電源電流値である。
により、インバータINV1の電源電流Ids2 +Ids3
の電流値は、時刻t0で、0からIs+Itに変化する
(図2(e))。インバータINV1の相互コンダクタ
ンスは、電源電流Ids2 +Ids3 に依存し、電源電流I
ds2 +Ids3 が大きいほど、大きくなる。そして発振起
動開始時の相互コンダクタンスを大きくすることによ
り、水晶発振回路部3を確実に発振起動させることがで
きる。電源電流値がIs+ItのときのインバータIN
V1の相互コンダクタンス値をgm1とすると、この相
互コンダクタンス値gm1を変えるには、電流値Itの
大きさを変えれば良く、電流値Itの大きさを変えるに
は、上述したようにトランジスタMP3のディメンジョ
ン値を変えれば良い。
レベルから0[V](GNDレベル)に戻ると(図2
(a))、トランジスタMN1がターンOFFし、これ
によりコンデンサCtと抵抗Rtとの時定数に従ってコ
ンデンサCtの充電が開始され、このコンデンサCtの
充電動作により、時刻t1以降、ノードN1の電位すな
わちトランジスタMP3のゲート電位が時間とともに連
続的に上昇していく(図2(b))。そして、時刻t2
で、トランジスタMP3は飽和領域動作から非飽和領域
動作に移行する。これにより、トランジスタMP3のソ
ース・ドレイン電流Ids3 は、時刻t2以降、時間とと
もに連続的に減少していき、時刻t3で0になる(図2
(c))。
力である電流Ids3 の電流値は、時刻t0〜t2におい
て一定値Itであり、時刻t2〜t3において、抵抗R
tを通してコンデンサCtを充電することによるノード
N1すなわちトランジスタMP3のゲート電位の上昇に
伴い、連続的に減少していき、時刻t3で0になる。ま
た、定電流源回路1の出力である電流Ids2 の電流値
は、時刻t0以降において一定値Isである(図2
(d))。従って、インバータINV1の電源電流Ids
2 +Ids3 の電流値は、t0〜t2において一定値Is
+Itであり、時刻t2〜t3において連続的に減少変
化し、時刻t3でIsになり、これ以降一定値Isとな
る(図2(e))。なお、発振起動開始時である時刻t
0から時間変化電流源回路2の出力電流Ids3 が0とな
る(あるいは一定値となる場合もある)時刻t3までの
期間が発振起動期間である。また、電流Ids3 が0ある
いは一定値となる時刻t3が定常発振開始時である。定
常発振開始時以降、水晶発振回路部3は定常発振動作を
する。時刻t0〜t3の発振起動期間の長さは、コンデ
ンサCtと抵抗Rtとの時定数により設定することがで
きる。
タINV1の相互コンダクタンス値をgm0とすると、
このgm0は電源電流値がIs+Itのときの相互コン
ダクタンス値gm1よりも小さくなる。この相互コンダ
クタンス値gm0は、水晶発振回路部3が定常発振動作
を保つために必要なインバータINV1の相互コンダク
タンス値である。インバータINV1の相互コンダクタ
ンスは、時刻t2〜t3において、電源電流の減少に伴
い、gm1から時間とともに連続的に減少していき、時
刻t3でgm0となる。
ンバータINV1の電源電流Ids2+Ids3 は、定常発
振動作を保つために必要なIsよりも大きなIs+It
となり、従ってインバータINV1の相互コンダクタン
スは、定常発振動作を保つために必要なgm0よりも大
きなgm1となるので、水晶発振回路部3を確実に発振
起動することができる。また、電源電流Ids2 +Ids3
は、発振起動期間において連続的に減少していき、定常
発振開始時にIsとなり、従ってインバータINV1の
相互コンダクタンスは、発振起動期間において連続的に
減少していき、定常発振開始時にgm0となるので、発
振起動期間において水晶発振の振幅および位相が瞬間的
に(不連続に)変化することはない。また、発振起動期
間においてインバータINV1の電源電流値を、定常発
振動作を保つために必要な電流値Isに減少させ、定常
発振動作におけるインバータINV1の電源電流値をI
sに保つので、定常発振動作における消費電流を増大さ
せることがない。また、定電流源回路1と時間変化電流
源回路2、あるいは定電流源回路1からインバータIN
V1に電源を供給し、インバータINV1に電源電圧を
印加することがないので、定常発振動作において水晶発
振の振幅および位相が瞬間的に(不連続に)変化するこ
とはない。また、発振起動期間においてインバータIN
V1の電源電流値を、定常発振動作を保つために必要な
電流値Isに減少させ、定常発振動作におけるインバー
タINV1の電源電流値をIsに保つので、定常発振動
作における消費電流を増大させることがない。また、定
電流源回路1と時間変化電流源回路2、あるいは定電流
源回路1からインバータINV1に電源電流を供給して
おり、電源電圧が変化してもインバータINVの電源電
流を一定値Isに保つことができ従ってインバータIN
V1の相互コンダクタンス値を一定値gm0に保つこと
ができるので、電源電圧の変化により水晶発振の振幅お
よび位相が瞬間的に(不連続に)変化することはない。
さらに、発振起動開始時におけるインバータINV1の
電源電流の増加量となり、従ってインバータINV1の
相互コンダクタンスの増加量に対応するトランジスタM
P3の飽和電流値Itを、トランジスタMP3のディメ
ンジョン値によって設定することができ、また発振起動
期間の長さをコンデンサCtと抵抗Rtとの時定数によ
り設定することができる。
路によれば、定電流である電流Ids2 を出力する定電流
源回路1と、発振起動期間において連続的に減少する電
流Ids3 を出力する時間変化電流源回路2とを設け、こ
の2つの電流の加算電流Ids2 +Ids3 をインバータI
NV1の電源に供給するようにしたことにより、定常発
振動作における消費電流を増大させることなく確実に発
振起動することができ、発振振幅および位相が瞬間的に
変化することなく安定した発振動作ができる。さらに、
発振起動開始時のインバータINV1の相互コンダクタ
ンス増加量を、時間変化電流源回路2のトランジスタM
P3のディメンジョン値で決定することができる。ま
た、発振起動期間の長さをコンデンサCtと抵抗Rtと
の時定数により決定することができる。従って、コンデ
ンサCtに可変コンデンサ、抵抗Rtにに可変抵抗を用
いれば、発振起動期間の長さを調整することが可能にな
り、は発振回路の製造バラツキおよび水晶振動子X1の
バラツキを補正することができる。
路図である。この水晶発振回路は、定電流源回路1と、
時間変化電流源回路4と、水晶発振回路部3とから構成
されている。なお、上記第1の実施形態と同じものに
は、同じ符号を付してある。すなわち、第2の実施形態
の水晶発振回路は、上記第1の実施形態の水晶発振回路
において、時間変化電流源回路2を時間変化電流源回路
4としたものである。
ジスタMN1と、コンデンサCtと、抵抗RtおよびR
1と、pMOSトランジスタMP3,MP4,MP5
と、オペアンプOP1とから構成される。トランジスタ
MP5のゲート電極には発振開始信号が入力され、また
トランジスタMP5のソース電極は正電源VCCに接続
されている。コンデンサCtはトランジスタMP5のド
レイン電極と正電源VCCの間に接続されている。抵抗
RtはトランジスタMP5のドレイン電極と基準電源G
NDの間に接続されている。
力端子)は、トランジスタMP5のドレイン電極とコン
デンサCtと抵抗Rtの接続点(ノードN2)に接続さ
れている。抵抗R1は、オペアンプOP1の反転入力端
子(−入力端子)と基準電源GNDの間に接続されてい
る。トランジスタMN1のゲート電極はオペアンプOP
1の出力端子に接続され、またソース電極はオペアンプ
OP1の−入力端子に接続されている。
電流源回路1のトランジスタMP2のドレイン電極とと
もに、水晶発振回路部3のインバータINV1の第2の
電源端子に接続されている。トランジスタMP3および
MP4のソース電極は、ともに正電源VCCに接続され
ている。トランジスタMP3のゲート電極とトランジス
タMP4のゲート電極およびドレイン電極とは、ともに
トランジスタMN1のドレイン電極に接続されている。
すなわち、トランジスタMP3とMP4とは、カレント
ミラー接続されている。またトランジスタMP3のドレ
イン電極は水晶発振回路部3に電流を出力する電流出力
端子となる。トランジスタMP4のソース・ドレイン間
には、トランジスタMN1および抵抗R1により既定さ
れる電流Ids4 が流れ、トランジスタMP3のソース・
ドレイン間には電流Ids4 に比例する電流Ids3 が流れ
る。この電流Ids3 は、発振起動開始時に、水晶発振回
路部3のインバータINV1の相互コンダクタンスを増
加させ、水晶発振回路部3を確実に発振起動させるため
の電流である。
振回路の動作を説明する。図4は図3に示す第2の実施
形態の水晶発振回路の動作タイムチャートであり、
(a)は発振開始信号の電圧波形、(b)はノードN2
の電圧波形、(c)はトランジスタMP3のソース・ド
レイン電流Ids3 の波形、(d)はトランジスタMP2
のソース・ドレイン電流Ids2 の波形、(e)はインバ
ータINV1の電源電流Ids2 +Ids3 の波形を示す。
t0以前では、図4(a)に示すように発振開始信号の
電位はVCCレベルであるので、トランジスタMN5は
OFFしている。従って、コンデンサCtの充電電圧は
VCCであり、ノードN2の電位は0[V]である(図
4(b))。さらにノードN2すなわちオペアンプOP
1の+入力端子が0[V]であり、オペアンプOP1の
−入力端子は負電位ではないので、オペアンプOP1の
出力端子すなわちトランジスタMN1のゲート電位は0
[V]または負電位であり、トランジスタMN1はOF
Fしている。従ってトランジスタMP4のソース・ドレ
イン電流Ids4 の初期値(発振開始信号が入力される時
刻t0以前の電流値)は0である。これにより、電流I
ds4 に比例するトランジスタMP3のソース・ドレイン
電流Ids3 の初期値も0である(図4(d))。また、
上記第1の実施形態と同様に、トランジスタMP2のソ
ース・ドレイン電流Ids2 の初期値は0であるものとす
る(図4(c))。また、電流Ids2 およびIds3 がと
もに0なので、インバータINV1に供給される電源電
流Ids2 +Ids3 の初期値は0である(図4(e))。
インバータINV1に電源電流が供給されないので、水
晶発振回路部3は発振停止している。
れると、すなわち発振開始信号がVCCレベルから0
[V](GNDレベル)に変化すると(図4(a))、
トランジスタMN5がターンONし、これによりコンデ
ンサCtがトランジスタMN5を通して瞬時に放電し、
コンデンサCtの充電電圧は0[V]となり、ノードN
2の電位すなわちオペアンプOP1の+入力端子の電位
はVCCレベルに上昇する(図4(b))。オペアンプ
OP1の+入力端子がVCCレベルになったことによ
り、オペアンプOP1の出力端子の電位はVCCレベル
に上昇する。これにより、トランジスタMP4のソース
・ドレイン電流Ids4 は0から飽和電流値k2×Itに
変化し、トランジスタMP3のソース・ドレイン電流I
ds3 は0から飽和電流値Itに変化する(図4
(c))。上記のk2は電流Ids3 とIds4 の間の比例
定数であり、Ids3 =Ids4 /k2である。また、トラ
ンジスタMP4の電流値k2×Itは、およそVCC/
R1である。従って、トランジスタMP3の電流値It
は、およそVCC/(R1×k2)である。この電流値
It=VCC/(R1×k2)は、発振起動開始時にお
けるインバータINV1の電源電流の増加量となる。電
流値Itの大きさは、抵抗R1の値によって設定するこ
とができる。なお、発振開始信号が入力される(この第
2の実施形態ではVCCレベルからGNDレベルに変化
する)時刻t0が、発振起動開始時である。
れると、上記第1の実施形態と同様に、トランジスタM
P2のソース・ドレイン電流Ids2 の電流値は、0から
Isに変化する(図4(d))。この電流値Isは、水
晶発振回路部3が定常発振動作を保つために必要なイン
バータINV1の電源電流値である。
により、インバータINV1の電源電流Ids2 +Ids3
の電流値は、時刻t0で、0からIs+Itに変化する
(図4(e))。電源電流値がIs+Itのときのイン
バータINV1の相互コンダクタンス値gm1は、定常
発振動作における相互コンダクタンス値gm0よりも大
きくなる。これにより水晶発振回路部3を確実に発振起
動させることができる。この相互コンダクタンス値gm
1を変えるには、電流値Itの大きさを変えれば良く、
電流値Itの大きさを変えるには、上述したように抵抗
R1の値を変えれば良い。
[V](GNDレベル)からVCCレベルに戻ると(図
4(a))、トランジスタMP5がターンOFFし、こ
れによりコンデンサCtと抵抗Rtとの時定数に従って
コンデンサCtの充電が開始され、このコンデンサCt
の充電動作により、時刻t1以降、ノードN2の電位す
なわちオペアンプOP1の+入力端子の電位が時間とと
もに徐々に降下していく(図4(b))。さらに、時刻
t1で、トランジスタMP3は、オペアンプOP1の+
入力端子の電位降下開始に従い、飽和領域動作から非飽
和領域動作に移行し、時刻t1以降、オペアンプOP1
の+入力端子の電位が時間とともに連続的に降下してい
く。これにより、トランジスタMP4のソース・ドレイ
ン電流Ids4すなわちトランジスタMP3のソース・ド
レイン電流Ids3 は、時刻t1以降、時間とともに連続
的に減少していき、時刻t3で0になる(図4
(c))。
力である電流Ids3 の電流値は、時刻t0〜t1におい
て、一定値Itであり、時刻t1〜t3において、抵抗
Rtを通してコンデンサCtを充電することによるノー
ドN2すなわちオペアンプOP1の+入力端子の電位降
下に伴い、連続的に減少していき、時刻t3で0にな
る。また、定電流源回路1の出力である電流Ids2 の電
流値は、時刻t0以降において一定値Isである(図4
(d))。従って、インバータINV1の電源電流Ids
2 +Ids3 の電流値は、時刻t0〜t1において一定値
Is+Itであり、時刻t1〜t3において連続的に減
少変化し、時刻t3でIsになり、これ以降一定値Is
となる(図4(e))。また、インバータINV1の相
互コンダクタンスは、時刻t1〜t3において、電源電
流の減少に伴い、gm1から時間とともに連続的に減少
していき、時刻t3でgm0となる。この相互コンダク
タンス値gm0は、水晶発振回路部3が定常発振動作を
保つために必要なインバータINV1の相互コンダクタ
ンス値である。なお、上記第1の実施形態と同様に、発
振起動開始時である時刻t0から時間変化電流源回路2
の出力電流Ids3 が0となる(あるいは一定値となる場
合もある)時刻t3までの期間が発振起動期間である。
また、電流Ids3 が0あるいは一定値となる時刻t3が
定常発振開始時である。定常発振開始時以降、水晶発振
回路部3は定常発振動作をする。時刻t0〜t3の発振
起動期間の長さは、コンデンサCtと抵抗Rtとの時定
数により設定することができる。
ンバータINV1の相互コンダクタンスは、定常発振動
作を保つために必要なgm0よりも大きなgm1となる
ので、水晶発振回路部3を確実に発振起動することがで
きる。また、インバータINV1の相互コンダクタンス
は、発振起動期間において連続的に減少していき、定常
発振開始時にgm0となるので、発振起動期間において
水晶発振の振幅および位相が瞬間的に(不連続に)変化
することはない。また、定常発振動作におけるインバー
タINV1の電源電流値をIsに保つので、定常発振動
作における消費電流を増大させることがない。また、電
源電圧が変化しても電流源回路によりインバータINV
1の電源電流値を一定値Isに保つことができるので、
電源電圧の変化により水晶発振の振幅および位相が瞬間
的に(不連続に)変化することはない。さらに、発振起
動開始時におけるインバータINV1の電源電流の増加
量となる電流値Itを、抵抗r1の値によって設定する
ことができ、また発振起動期間の長さをコンデンサCt
と抵抗Rtとの時定数により設定することができる。
電流を出力する定電流源回路1と、発振起動期間におい
て連続的に減少する電流を出力する時間変化電流源回路
4とを設け、この2つの電流の加算電流をバータINV
1の電源に供給するようにしたことにより、上記第1の
実施形態と同様に、定常発振動作における消費電流を増
大させることなく確実に発振起動することができ、発振
振幅および位相が瞬間的に変化することなく安定した発
振動作ができる。また、上記第1の実施形態と同様に、
発振起動期間の長さをコンデンサCtと抵抗Rtとの時
定数により決定することができる。さらに、発振起動開
始時のインバータINV1の相互コンダクタンス増加量
を、時間変化電流源回路4の抵抗R1の値で決定するこ
とができる。従って、抵抗R1に可変抵抗を用いれば、
発振起動開始時のインバータINV1の相互コンダクタ
ンス値を調整することが可能となり、発振回路の製造バ
ラツキおよび水晶振動子X1のバラツキを補正すること
が可能になる。
よれば、定電流である第1の電流を出力する定電流源回
路と、発振起動期間において連続的に減少する第2の電
流を出力する時間変化電流源回路とを設け、この第1の
電流と第2の電流の加算電流を発振インバータの電源電
流としたことにより、定常発振動作における消費電流を
増大させることなく確実に発振起動することができ、発
振振幅および位相が瞬間的に変化することなく安定した
発振動作ができるという効果がある。
振起動期間の長さを決定できるようにし、別の抵抗の値
により発振起動開始時の第2の電流の大きさを決定でき
るようにしたことにより、発振回路の製造バラツキおよ
び水晶振動子のバラツキを補正することができるという
効果がある。
回路図である。
タイムチャートである。
回路図である。
タイムチャートである。
3 水晶発振回路部、INV1 CMOSインバータ、
MP1〜MP5 pMOSトランジスタ、MN1 n
MOSトランジスタ、 OP1 オペアンプ、 Rt,
R1 抵抗、 Ct コンデンサ、 X1 水晶振動
子。
Claims (9)
- 【請求項1】 帰還回路を介して入出力端子間が接続さ
れている発振インバータと、 定電流である第1の電流を出力する定電流源回路と、 前記発振インバータの発振起動期間において連続的に変
化する第2の電流を出力する時間変化電流源回路とを備
え、 前記第1の電流と前記第2の電流の加算電流を、前記発
振インバータの電源電流としたことを特徴とする発振回
路。 - 【請求項2】 前記第2の電流は、前記発振起動期間に
おいて連続的に減少変化し、前記発振起動期間が経過し
たあとに一定値またはゼロになるものであり、 前記発振起動期間が経過したあとの前記加算電流は、前
記発振インバータが定常発振動作を保つために必要な定
電流値になることを特徴とする請求項1記載の発振回
路。 - 【請求項3】 前記時間変化電流源回路は、コンデンサ
と抵抗とを有し、 前記発振起動期間は、前記コンデンサと前記抵抗の時定
数により決まり、 前記第2の電流は、前記コンデンサと前記抵抗の接続点
の電位変化に従って連続的に減少変化することを特徴と
する請求項2記載の発振回路。 - 【請求項4】 前記発振インバータは、CMOSインバ
ータであり、 前記CMOSインバータの相互コンダクタンス値は、前
記加算電流値に依存して変化することを特徴とする請求
項1記載の発振回路。 - 【請求項5】 前記時間変化電流源回路は、MOSトラ
ンジスタを有し、 前記相互コンダクタンスの変化量を決める前記第2の電
流の変化量は、前記MOSトランジスタのディメンジョ
ン値により決まることを特徴とする請求項4記載の発振
回路。 - 【請求項6】 前記時間変化電流源回路は、 ゲート電極に外部から発振開始信号が入力され、ソース
電極が第1の電源に接続された第1のMOSトランジス
タと、 前記第1のMOSトランジスタのドレイン電極と前記第
1の電源の間に設けられたコンデンサと、 前記第1のMOSトランジスタの前記ドレイン電極と第
2の電源の間に設けられた抵抗と、 ゲート電極が前記第1のMOSトランジスタの前記ドレ
イン電極に接続され、ソース電極が前記第2の電源に接
続され、ドレイン電極が前記時間変化電流源回路の電流
出力端子として前記発振インバータの電源供給端子に接
続されており、そのディメンジョン値により前記第2の
電流の変化量を決める第2のMOSトランジスタとを有
し、 前記発振起動時間は、前記コンデンサと前記抵抗の時定
数により決まり、 前記第2の電流は、前記コンデンサと前記抵抗の接続点
の電位変化に従って連続的に減少変化することを特徴と
する請求項5記載の発振回路。 - 【請求項7】 前記時間変化電流源回路は、抵抗を有
し、 前記相互コンダクタンスの変化量を決める前記第2の電
流の変化量は、前記抵抗の値により決まることを特徴と
する請求項4記載の発振回路。 - 【請求項8】 前記時間変化電流源回路は、 ゲート電極に外部から発振開始信号が入力され、ソース
電極が第1の電源に接続された第1のMOSトランジス
タと、 前記第1のMOSトランジスタのドレイン電極と前記ソ
ース電極の間に設けられたコンデンサと、 前記第1のMOSトランジスタの前記ドレイン電極と第
2の電源の間に設けられた第1の抵抗と、 ソース電極が前記第1の電源に接続され、ドレイン電極
が前記時間変化電流源回路の電流出力端子として前記発
振インバータの電源供給端子に接続されている第2のM
OSトランジスタと、 ゲート電極およびドレイン電極が前記第2のMOSトラ
ンジスタのゲート電極に接続され、ソース電極が前記第
1の電源に接続された第3のMOSトランジスタと、 ドレイン電極が前記第3のMOSトランジスタの前記ド
レイン電極に接続された第4のMOSトランジスタと、 第1入力端子が前記第1のMOSトランジスタの前記ド
レイン電極に接続され、第2入力端子が前記第4のMO
Sトランジスタのソース電極に接続され、出力端子が前
記第4のMOSトランジスタのゲート電極に接続された
オペアンプと、 前記オペアンプの第2入力端子と前記第2の電源の間に
設けられ、その抵抗値により前記第2の電流の変化量を
決める第2の抵抗とを有し、 前記発振起動時間は、前記コンデンサと前記第1の抵抗
の時定数により決まり、 前記第2の電流は、前記コンデンサと前記第1の抵抗の
接続点の電位変化に従って連続的に減少変化することを
特徴とする請求項7記載の発振回路。 - 【請求項9】 前記帰還回路は、水晶振動子を有する
ことを特徴とする請求項1記載の発振回路。
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|---|---|---|---|
| JP28849397A JP3736954B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 発振回路 |
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|---|---|---|---|
| JP28849397A Expired - Fee Related JP3736954B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 発振回路 |
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004194336A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Dialog Semiconductor Gmbh | 高品質並列共振発振器 |
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| CN114337547A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-12 | 兆讯恒达科技股份有限公司 | 一种低功耗晶振电路及相应的电子设备 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP28849397A patent/JP3736954B2/ja not_active Expired - Fee Related
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