JPH11128923A - 純水製造装置 - Google Patents

純水製造装置

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JPH11128923A
JPH11128923A JP30078497A JP30078497A JPH11128923A JP H11128923 A JPH11128923 A JP H11128923A JP 30078497 A JP30078497 A JP 30078497A JP 30078497 A JP30078497 A JP 30078497A JP H11128923 A JPH11128923 A JP H11128923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体製造などの電子産業分野、医薬用水関連
分野などで用いられる、ホウ素濃度を大幅に低減し、比
抵抗を高めた純水又は超純水の製造に適した純水製造装
置を提供する。 【解決手段】ホウ素含有水にアルカリを添加してpHを
9.2以上に調整するアルカリ添加装置とpHの調整され
たホウ素含有水が通水される複数の耐アルカリ性逆浸透
膜とを有し、複数の耐アルカリ性逆浸透膜は、前段の膜
の透過水が後段の膜の供給水となるよう多段に設けられ
てなることを特徴とする純水製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、純水製造装置に関
する。さらに詳しくは、本発明は、半導体製造などの電
子産業分野、医薬用水関連分野などで用いられる、ホウ
素濃度を大幅に低減し、比抵抗を高めた純水又は超純水
の製造に適した純水製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホウ素を含有する原水を処理して純水又
は超純水を製造する装置として、原水にアルカリを添加
してpHを10以上に調整したのち、耐アルカリ性逆浸透
膜に通水する純水製造装置が知られている。しかし、耐
アルカリ性逆浸透膜でホウ素除去率98.5%が達成さ
れたとしても、原水中のホウ素濃度が83ppbで、水回
収率を90%とすると、得られる純水中のホウ素濃度は
6ppb程度となる。多くの場合、超純水のホウ素濃度は
0.3ppb以下、より好ましくは0.1ppb以下であること
が要求されるので、より効率的に低濃度までホウ素を除
去することができる純水製造装置が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、半導体製造
などの電子産業分野、医薬用水関連分野などで用いられ
る、ホウ素濃度を大幅に低減し、比抵抗を高めた純水又
は超純水の製造に適した純水製造装置を提供することを
目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ホウ素含有水にア
ルカリを添加してpHを9.2以上に調整するアルカリ添
加装置と、pH調整されたホウ素含有水を通水する耐アル
カリ性逆浸透膜を2段以上に組み合わせることにより、
処理水中のホウ素濃度を著しく低減し得ることを見いだ
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、(1)ホウ素含有水にアルカリを添
加してpHを9.2以上に調整するアルカリ添加装置と、p
Hの調整されたホウ素含有水が通水される複数の耐アル
カリ性逆浸透膜とを有し、複数の耐アルカリ性逆浸透膜
は、前段の膜の透過水が後段の膜の供給水となるよう多
段に設けられてなることを特徴とする純水製造装置、
(2)任意の2段の耐アルカリ性逆浸透膜の間に、アル
カリ添加装置を有する第(1)項記載の純水製造装置、及
び、(3)耐アルカリ性逆浸透膜の後に、酸添加装置を
有し、さらにその後段に耐アルカリ性逆浸透膜及び/又
はイオン交換装置を有する第(1)項又は第(2)項記載の
純水製造装置、を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(a)は、本発明の純水製造装
置の一態様の構成図である。本態様の純水製造装置は、
アルカリ添加装置、前段の耐アルカリ性逆浸透膜1及び
後段の耐アルカリ性逆浸透膜1を有する。本発明装置に
おけるアルカリ添加装置には特に制限はなく、例えば、
水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液を添加する装置
や、塩基性樹脂イオン交換塔、あるいはその両方を設置
することができる。アルカリ水溶液を添加する装置とし
ては、例えば、撹拌機つきのpH調整槽を設けたり、通水
ラインにアルカリ水溶液注入口を設け、その下流側にス
タチックミキサーなどを設置することができる。アルカ
リ添加装置は、ホウ素含有水にアルカリを添加して、pH
をホウ酸のpKa9.2(25℃)以上に調整し得るもの
であることが好ましく、pHを10以上に調整し得るもの
であることがより好ましい。
【0006】本発明装置における耐アルカリ性逆浸透膜
は、長期的にpH10以上となっても劣化を受けないもの
であることが好ましい。この場合、供給されるアルカリ
性のホウ素含有水のpHよりも、濃縮水の方がpHが高くな
るので、濃縮水のpHを考慮して耐アルカリ性逆浸透膜を
選択する必要がある。このような耐アルカリ性逆浸透膜
としては、例えば、pH11まで長期耐久性のあるものと
して市販されているFILMTEC type FT30
などを挙げることができる。また、pH10まで長期耐久
性のあるものとして市販されている日東電工(株)製ES
20、ES10、NTR759、東レ(株)製SU700
などのポリアミド系の膜などを挙げることができる。図
1(a)に示される態様の純水製造装置において、ホウ素
50ppb程度を含有する水をpH9.2以上に調整して、前
段の耐アルカリ性逆浸透膜に通水することにより、透過
水中のホウ素濃度は通常1ppb以下となる。さらに、前
段の耐アルカリ性逆浸透膜の透過水のホウ素濃度が1pp
b程度であるとき、後段の耐アルカリ性逆浸透膜の透過
水のホウ素濃度は通常0.1ppb以下となる。逆浸透膜の
ホウ素に対する除去性能は、高アルカリ条件の方が高い
ことは知られていたが、ナトリウムイオンなどのカチオ
ン成分に対する除去性能と異なり、濃度依存性が少な
く、特に低濃度においても除去率の低下の度合が少ない
ことが、新たな知見として明らかになった。このため、
多段に組み合わせた耐アルカリ性逆浸透膜の少なくとも
1段目において、供給水のpHをホウ素のpKaである9.
2(25℃)以上に調整とすることにより、ホウ素除去
率を向上することができるものと考えられる。
【0007】図1(b)は、本発明の純水製造装置の他の
態様の構成図である。本態様の純水製造装置は、アルカ
リ添加装置、1段目の耐アルカリ性逆浸透膜1、2段目
の耐アルカリ性逆浸透膜1及び3段目の耐アルカリ性逆
浸透膜1を直列に連結してなるものである。直列に連結
する耐アルカリ性逆浸透膜の段数を増すことにより、ホ
ウ素の除去率を高め、ホウ素濃度の低い純水を得ること
ができる。本発明装置においては、多段に設けられてな
る複数の耐アルカリ性逆浸透膜の任意の2段の間に、ア
ルカリ添加装置を設けることができる。図1(c)は、本
発明の純水製造装置の他の態様の構成図である。本態様
の純水製造装置は、アルカリ添加装置、1段目の耐アル
カリ性逆浸透膜1、2段目の耐アルカリ性逆浸透膜1及
び3段目の耐アルカリ性逆浸透膜1を直列に連結し、さ
らに1段目の耐アルカリ性逆浸透膜と2段目の耐アルカ
リ性逆浸透膜の間及び2段目の耐アルカリ性逆浸透膜と
3段目の耐アルカリ性逆浸透膜の間に、それぞれアルカ
リ添加装置を設けたものである。ホウ素含有水のpHを
9.2以上に調整して1段目の耐アルカリ性逆浸透膜に
供給しても、耐アルカリ性逆浸透膜を透過するにつれ、
透過水のpHは、次第に低下することが判明した。このた
め、2段目の耐アルカリ性逆浸透膜の供給水、3段目の
耐アルカリ性逆浸透膜の供給水などにアルカリを添加
し、pHを再び9.2以上に調整することにより、ホウ素
の除去率をさらに向上することができる。
【0008】本発明装置においては、耐アルカリ性逆浸
透膜の透過水に酸を添加するための酸添加装置を設け、
さらにその後段に耐アルカリ性逆浸透膜及び/又はイオ
ン交換装置を設けることができる。酸添加装置には特に
制限はなく、例えば、塩酸、硫酸などの酸を添加するた
めの撹拌機つきのpH調整槽を設けたり、通水ラインに酸
注入口を設け、その下流側にスタチックミキサーなどを
設置することができる。酸添加装置は、耐アルカリ性逆
浸透膜透過水に酸を添加して、pHを6〜9に調整し得る
ものであることが好ましく、pHを7〜8に調整し得るも
のであることがより好ましい。図1(d)は、本発明の純
水製造装置の他の態様の構成図である。本態様の純水製
造装置は、アルカリ添加装置、前段の耐アルカリ性逆浸
透膜1、後段の耐アルカリ性逆浸透膜1及びイオン交換
装置2を有し、前段の耐アルカリ性逆浸透膜の後に、透
過水に酸を添加するための酸添加装置が設けられてい
る。後段の耐アルカリ性逆浸透膜の透過水は、イオン交
換装置に通水される。前段の耐アルカリ性逆浸透膜透過
水に酸を添加してpHを下げることにより、後段の耐アル
カリ性逆浸透膜におけるナトリウムなどのカチオン成分
の除去率が向上し、水の比抵抗を高めることができる。
また、前段の耐アルカリ性逆浸透膜の透過水は、酸の添
加によりpHが中性付近に調整されるので、前段にはpH1
1まで長期耐久性のある耐アルカリ性逆浸透膜を用い、
後段にはpH10まで長期耐久性のある耐アルカリ性逆浸
透膜を使用することもできる。
【0009】酸を添加することによりpHを下げた透過水
を耐アルカリ性逆浸透膜に通水することにより、水中の
カチオン成分は効果的に除去されて処理水の比抵抗が高
くなるが、この耐アルカリ性逆浸透膜透過水をさらにイ
オン交換装置に通水することにより、比抵抗を一層高め
ることができる。イオン交換装置としては、例えば、再
生型イオン交換装置あるいは非再生型イオン交換装置な
どを設置することができる。再生型イオン交換装置とし
ては、薬品再生式や電気再生式イオン交換装置を挙げる
ことができる。再生型イオン交換装置を用いることによ
り、イオン交換樹脂の交換頻度を減少することができ
る。非再生型イオン交換装置を用いることにより再生不
要となって、システムを簡素化することができる。非再
生型イオン交換装置を設置する場合には、ナトリウムな
どのカチオン成分の負荷に合わせた容量のイオン交換装
置を設置することが好ましいが、イオン交換装置の前段
に酸添加装置及び耐アルカリ性逆浸透膜を設けることに
より、カチオン成分の大部分は耐アルカリ性逆浸透膜で
除去されるので、イオン交換装置への負荷は小さく、イ
オン交換装置は長寿命を保つことができる。耐アルカリ
性逆浸透膜透過水をイオン交換装置に通水することによ
り、すでにホウ素が除去された被処理水中のナトリウム
などのカチオン成分をほぼ完全に除去し、比抵抗が15
MΩ・cm以上の純水を得ることができる。このような非
再生型イオン交換装置を用いる場合、非再生型イオン交
換装置入口水の比抵抗が3MΩ・cm以上であれば、半年
以上の寿命がある。しかしながら、同様の非再生型イオ
ン交換装置でのホウ素の負荷が大きいと、樹脂の寿命は
一週間程度と短く、この意味ではホウ素を非再生型イオ
ン交換装置の入口で十分に低減させておく必要がある。
【0010】図1(e)は、本発明の純水製造装置の他の
態様の構成図である。本態様の純水製造装置は、アルカ
リ添加装置、1段目の耐アルカリ性逆浸透膜1、2段目
の耐アルカリ性逆浸透膜1及び3段目の耐アルカリ性逆
浸透膜1を直列に連結し、さらに、2段目の耐アルカリ
性逆浸透膜と3段目の耐アルカリ性逆浸透膜の間に酸添
加装置を設け、3段目の耐アルカリ性逆浸透膜の後にイ
オン交換装置2を設けたものである。3段目の耐アルカ
リ性逆浸透膜の透過水は、イオン交換装置に通水され
る。2段目の耐アルカリ性逆浸透膜透過水に酸を添加し
てpHを下げることにより、3段目の耐アルカリ性逆浸透
膜におけるナトリウムなどのカチオン成分の除去率が向
上し、水の比抵抗を高めることができる。また、2段目
の耐アルカリ性逆浸透膜の透過水は、酸の添加によりpH
が中性付近に調整されているので、前段にはpH11まで
長期耐久性のある耐アルカリ性逆浸透膜を、酸添加装置
の後段の耐アルカリ性逆浸透膜は、pH10まで長期耐久
性のある耐アルカリ性逆浸透膜を使用することもでき
る。酸を添加することによりpHを下げた水を耐アルカリ
性逆浸透膜に通水することにより、水中のカチオン成分
は効果的に除去されて処理水の比抵抗が高くなるが、こ
の耐アルカリ性逆浸透膜透過水をさらにイオン交換装置
に通水することにより、比抵抗を一層高めることができ
る。本発明の純水製造装置によれば、従来は逆浸透膜で
は除去が困難であったホウ素を、容易に濃度0.1ppb以
下まで除去することができ、さらに、処理水中のカチオ
ン成分を効率的に除去して、比抵坑も高い純水を得るこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 実施例1 図1(d)に示す構成の純水製造装置を用いて、純水の製
造を行った。この装置は、耐アルカリ性逆浸透膜[FI
LMTEC type FT30、4インチ]2段と、非
再生型イオン交換装置をこの順に直列に連結し、前段の
耐アルカリ性逆浸透膜の前にアルカリ添加装置を、1段
目と2段目の耐アルカリ性逆浸透膜の間に酸添加装置を
設けたものである。厚木市水を陽イオン交換樹脂塔と脱
気膜に通水して、カルシウムイオンなどと炭酸ガスを除
いた水を原水とし、300リットル/hrで通水した。原
水には、アルカリ添加装置から水酸化ナトリウムを加え
てpHを9.2に調整して前段の耐アルカリ性逆浸透膜に
通水し、前段の耐アルカリ性逆浸透膜透過水に酸添加装
置より塩酸を加えてpHを7.5に調整して後段の耐アル
カリ性逆浸透膜に通水した。各耐アルカリ性逆浸透膜の
回収率は、90%とした。耐アルカリ性逆浸透膜透過水
は、さらに非再生型イオン交換装置に通水した。通水速
度は、SV=50hr-1である。前段の耐アルカリ性逆浸
透膜入口の水質は、ホウ素濃度20ppb、電気伝導率6
5μS/cmであった。前段の耐アルカリ性逆浸透膜透過
水は、ホウ素濃度1.1ppb、電気伝導率4.0μS/cm
であった。後段の耐アルカリ性逆浸透膜透過水は、ホウ
素濃度0.3ppb、比抵抗3.1MΩ・cmであった。非再生
型イオン交換装置を通過して得られた純水は、ホウ素濃
度0.1ppb以下、比抵抗18.0MΩ・cmであった。 実施例2 図1(e)に示す構成の純水製造装置を用いて、純水の製
造を行った。この装置は、耐アルカリ性逆浸透膜[FI
LMTEC type FT30、4インチ]3段と、非
再生イオン交換装置をこの順に直列に連結し、1段目の
耐アルカリ性逆浸透膜の前にアルカリ添加装置を、2段
目と3段目の耐アルカリ性逆浸透膜の間に酸添加装置を
設けたものである。実施例1と同じ原水を、300リッ
トル/hrで通水した。原水には、アルカリ添加装置から
水酸化ナトリウムを加えてpHを9.2に調整して1段目
の耐アルカリ性逆浸透膜に供給し、2段目の耐アルカリ
性逆浸透膜透過水に酸添加装置より塩酸を加えてpHを
7.5に調整して3段目の耐アルカリ性逆浸透膜に供給
した。各耐アルカリ性逆浸透膜の回収率は、90%とし
た。耐アルカリ性逆浸透膜透過水は、さらに非再生型イ
オン交換装置に通水した。通水速度は、SV=50hr-1
である。1段目の耐アルカリ性逆浸透膜入口の水質は、
ホウ素濃度20ppb、電気伝導率65μS/cmであっ
た。1段目の耐アルカリ性逆浸透膜透過水は、ホウ素濃
度1.1ppb、電気伝導率4.0μS/cmであった。2段
目の耐アルカリ性逆浸透膜透過水は、ホウ素濃度0.1p
pb以下、比抵抗1.1MΩ・cmであった。3段目の耐アル
カリ性逆浸透膜透過水は、ホウ素濃度0.1ppb以下、比
抵抗6.1MΩ・cmであった。非再生型イオン交換装置を
通過して得られた純水は、ホウ素濃度0.1ppb以下、比
抵抗18.0MΩ・cmであった。実施例1及び実施例2の
結果を、第1表に示す。なお、実施例1及び実施例2に
おいて、酸添加後の耐アルカリ性逆浸透膜を、日東電工
(株)製ES20として、同様の条件で通水した。その結
果、ほぼ同等の水質が得られた。
【0012】
【表1】
【0013】実施例1の結果から、2段の耐アルカリ性
逆浸透膜とイオン交換装置を直列に連結し、前段の耐ア
ルカリ性逆浸透膜の前にアルカリ添加、前段と後段の耐
アルカリ性逆浸透膜の間で酸添加を行うことにより、後
段の耐アルカリ性逆浸透膜透過水のホウ素濃度は0.3p
pb、比抵抗は3.1MΩ・cmとなり、非再生型イオン交換
装置の寿命は十分長く保たれる。さらに、非再生型イオ
ン交換装置通過水は、ホウ素濃度0.1ppb以下、比抵抗
18.0MΩ・cmであり、低ホウ素濃度かつ高比抵抗の純
水が得られている。実施例2の結果から、3段の耐アル
カリ性逆浸透膜とイオン交換装置を直列に連結し、1段
目の耐アルカリ性逆浸透膜の前にアルカリ添加装置、2
段目と3段目の耐アルカリ性逆浸透膜の間に酸添加装置
を有する構成の本発明の純水製造装置を用いると、被処
理水のホウ素濃度は2段目の耐アルカリ性逆浸透膜透過
後にすでに0.1ppb以下になり、その透過水に酸を添加
してpHを下げて3段目の耐アルカリ性逆浸透膜と非再生
型イオン交換装置に通水することにより、比抵抗が急速
に上昇して、低ホウ素濃度かつ高比抵抗の純水が得られ
ることが分かる。また、非再生型イオン交換装置入口の
水の比抵抗も6.1MΩ・cmと高く、実施例1よりも非再
生型イオン交換装置の寿命はさらに長くなる。
【0014】
【発明の効果】本発明の純水製造装置によれば、従来は
逆浸透膜では除去が困難であったホウ素を、容易に濃度
0.3ppbないし0.1ppb以下まで除去することができ、
さらに、処理水中のカチオン成分を効率的に除去して、
比抵坑も高い純水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の純水製造装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 耐アルカリ性逆浸透膜 2 イオン交換装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホウ素含有水にアルカリを添加してpHを
    9.2以上に調整するアルカリ添加装置と、pHの調整さ
    れたホウ素含有水が通水される複数の耐アルカリ性逆浸
    透膜とを有し、複数の耐アルカリ性逆浸透膜は、前段の
    膜の透過水が後段の膜の供給水となるよう多段に設けら
    れてなることを特徴とする純水製造装置。
  2. 【請求項2】任意の2段の耐アルカリ性逆浸透膜の間
    に、アルカリ添加装置を有する請求項1記載の純水製造
    装置。
  3. 【請求項3】耐アルカリ性逆浸透膜の後に、酸添加装置
    を有し、さらにその後段に耐アルカリ性逆浸透膜及び/
    又はイオン交換装置を有する請求項1又は請求項2記載
    の純水製造装置。
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